JP2005122558A - 画像表示装置、画像表示方法、画像表示プログラム及び画像表示プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

画像表示装置、画像表示方法、画像表示プログラム及び画像表示プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP2005122558A
JP2005122558A JP2003358243A JP2003358243A JP2005122558A JP 2005122558 A JP2005122558 A JP 2005122558A JP 2003358243 A JP2003358243 A JP 2003358243A JP 2003358243 A JP2003358243 A JP 2003358243A JP 2005122558 A JP2005122558 A JP 2005122558A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mass
point
mass point
points
gravity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003358243A
Other languages
English (en)
Inventor
Takuyoshi Ishii
卓良 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Digital Fashion Ltd
Original Assignee
Digital Fashion Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Digital Fashion Ltd filed Critical Digital Fashion Ltd
Priority to JP2003358243A priority Critical patent/JP2005122558A/ja
Priority to PCT/JP2004/012917 priority patent/WO2005038723A1/ja
Publication of JP2005122558A publication Critical patent/JP2005122558A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T13/00Animation
    • G06T13/203D [Three Dimensional] animation
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T2210/00Indexing scheme for image generation or computer graphics
    • G06T2210/16Cloth

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Processing Or Creating Images (AREA)

Abstract

【課題】 処理時間を短縮することができる画像表示装置、画像表示方法、画像表示プログラム及び画像表示プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供する。
【解決手段】 固定点決定部104は、衣服モデルを構成する複数のポリゴンの各質点の中から固定する質点を固定点として決定し、質点抽出部106は、質点の中から1の質点を抽出し、重力計算部107は、質点抽出部106によって抽出された質点に作用する重力の影響を、固定点決定部104によって決定された固定点に基づいて計算し、修正部108は、重力計算部107によって計算された重力の影響による質点の移動を制約処理により逐次修正し、表示制御部110は、修正部108によって修正された各質点を結ぶことで形成される衣服モデルと人体モデルとを合成した仮想的な試着状態を表示するよう表示部300を制御する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、3次元モデルを表示する画像表示装置、画像表示方法、画像表示プログラム及び画像表示プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関するものである。
従来、3次元空間内において、人間が衣服を着用した状態を仮想的にシミュレーションする画像表示装置が知られている。このような従来の画像表示装置では、より現実に近い衣服を表現するために動力学に基づくシミュレーションが行われる。この動力学に基づくシミュレーションとは、例えば、重力の作用や人体と衣服との衝突等を考慮した衣服の表示である(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。
ここで、従来の衣服のシミュレーションにおける処理について説明すると、衣服を構成する3次元モデルのすべての質点に対して一旦自由落下させてから、重力の影響で移動した(伸びた)各質点を一点一点制約処理により修正する処理を行うことによって、人体の形状に沿った自然な衣服を表現することができるようになる。
また、このような衣服のシミュレーションでは、硬い微分方程式の数値積分をどのように行うかが計算時間に影響を与える。衣服のシミュレーションでは、陰解法、陽解法及び制約充足法などの様々な計算手法が用いられる。
特開平9−34952号公報 特開2002−117414号公報
しかしながら、従来の衣服のシミュレーションでは、衣服を構成する3次元モデルのすべての質点に対して一旦自由落下させてから、重力の影響で移動した各質点を一点一点修正する処理を行っているので、処理時間が長くなり、リアルタイムで表示することが困難であった。
また、陰解法は、計算が安定しており、正確な計算ができる反面、計算に時間がかかるという問題を有している。一方、陽解法は、リアルタイムに表示する衣服のシミュレーションに用いられているが、計算が速い反面、計算の安定性及び計算の精度に劣るという問題を有している。また、制約充足法は、上述の陽解法に陰解法の安定性を併せ持つものであるが、収束計算を必要とするため、高い計算精度を保証するには計算時間がかかるという問題を有している。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたもので、処理時間を短縮することができる画像表示装置、画像表示方法、画像表示プログラム及び画像表示プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することを目的とするものである。
本発明に係る画像表示装置は、3次元モデルを表示する画像表示装置であって、前記3次元モデルを構成する複数のポリゴンの各頂点を質点とし、当該質点の中から固定する質点を固定点として決定する固定点決定手段と、前記質点の中から一の質点を抽出する質点抽出手段と、前記質点抽出手段によって抽出された質点に作用する重力の影響を、前記固定点決定手段によって決定された固定点に基づいて計算する重力計算手段と、前記重力計算手段によって計算された重力の影響による質点の移動を制約処理により逐次修正する修正手段と、前記修正手段によって修正された各質点を結ぶことで形成される3次元モデルを表示する表示手段とを備える。
この構成によれば、3次元モデルを構成する複数のポリゴンの各頂点を質点とし、当該質点の中から固定する質点が固定点として決定され、質点の中から一の質点が抽出され、抽出された質点に作用する重力の影響が固定点に基づいて計算され、計算された重力の影響による質点の移動が制約処理により逐次修正され、修正された各質点が結ばれることで形成される3次元モデルが表示される。したがって、3次元モデルの質点毎に重力の影響を計算して制約処理により修正する処理が逐次行われるので、3次元モデルの全ての質点に対して一旦自由落下させてから、重力の影響で移動した各質点を一点一点修正する従来の処理に比して、重力の影響で移動する量を少なくすることができ、各質点を修正するための処理時間を短縮することができる。
また、上記の画像表示装置において、前記固定点決定手段は、前記修正手段によって逐次修正された質点を固定点として決定することが好ましい。
この構成によれば、逐次修正された質点が固定点として決定されるので、3次元モデルが有する全ての質点について、固定点に基づく制約処理による逐次修正を行うことができる。
また、上記の画像表示装置において、前記3次元モデルを構成する複数のポリゴンの全ての質点に対し、一の質点と他の質点との距離を算出する距離算出手段と、前記距離算出手段によって算出された一の質点と他の質点との距離をそれぞれ対応付けて対応表として記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されている対応表を参照して、前記重力計算手段によって重力の影響を計算する処理順序を決定する処理順決定手段とをさらに備え、前記質点抽出手段は、処理順決定手段によって決定された処理順序に従って、前記3次元モデルを構成する複数のポリゴンの質点の中から一の質点を抽出することが好ましい。
この構成によれば、3次元モデルを構成する複数のポリゴンの全ての質点に対し、一の質点と他の質点との距離が算出され、算出された一の質点と他の質点との距離がそれぞれ対応付けられて対応表として記憶され、記憶されている対応表を参照して、重力の影響を計算する処理順序が決定され、決定された処理順序に従って、3次元モデルを構成する複数のポリゴンの質点の中から一の質点が抽出される。したがって、一の質点と他の質点との距離がそれぞれ対応付けられた対応表を作成することで、3次元モデルを構成する複数のポリゴンの各質点毎に作用する重力の影響を計算する処理順序を容易に決定することができる。
また、上記の画像表示装置において、前記3次元モデルは、人体を表す人体モデルと、人体が着用する衣服を表す衣服モデルとを含み、前記固定点決定手段は、前記衣服モデルを構成する複数のポリゴンの各頂点を質点とし、当該質点の中から固定する質点を固定点として決定し、前記質点抽出手段は、前記質点の中から一の質点を抽出し、前記重力計算手段は、前記質点抽出手段によって抽出された質点に作用する重力の影響を、前記固定点決定手段によって決定された固定点に基づいて計算し、前記修正手段は、前記重力計算手段によって計算された重力の影響による質点の移動を制約処理により逐次修正し、前記表示手段は、前記修正手段によって修正された各質点を結ぶことで形成される衣服モデルと前記人体モデルとを合成して表示することが好ましい。
この構成によれば、人体が着用する衣服を表す衣服モデルを構成する複数のポリゴンの各頂点を質点とし、当該質点の中から固定する質点が固定点として決定され、質点の中から一の質点が抽出され、抽出された質点に作用する重力の影響が固定点に基づいて計算され、計算された重力の影響による質点の移動が制約処理により逐次修正され、修正された各質点が結ばれることで形成される衣服モデルと人体を表す人体モデルとが合成して表示される。したがって、衣服モデルの質点毎に重力の影響を計算して制約処理により修正する処理が逐次行われるので、衣服モデルの全ての質点に対して一旦自由落下させてから、重力の影響で移動した各質点を一点一点修正する従来の処理に比して、重力の影響で移動する量を少なくすることができ、各質点を修正するための処理時間を短縮することができ、現実感のある試着状態をリアルタイムに表示することができる。
また、上記の画像表示装置において、前記衣服モデルを構成する複数のポリゴンの各質点毎に前記人体モデルとの衝突処理を行う衝突処理手段をさらに備えることが好ましい。
この構成によれば、衣服モデルを構成する複数のポリゴンの各質点毎に人体モデルとの衝突処理が行われるので、衣服モデルが人体モデルに入り込む不具合が解消され、より現実感のある試着状態をリアルタイムに表示することができる。
また、上記の画像表示装置において、前記衝突処理手段は、少なくとも前記人体モデルを覆う大きさの衝突判定モデルを設定し、前記質点が当該衝突判定モデルに近づくにつれて当該質点に作用する斥力を大きくして衝突処理を行うことが好ましい。
この構成によれば、少なくとも人体モデルを覆う大きさの衝突判定モデルが設定され、質点が当該衝突判定モデルに近づくにつれて当該質点に作用する斥力を大きくして衝突処理が行われるので、衝突処理を容易に行うことができる。
また、上記の画像表示装置において、前記衝突処理手段は、前記質点と前記人体モデルを構成する複数のポリゴン面との衝突検出を行い、前記質点が前記人体モデルを構成するポリゴン面に衝突すると検出された場合、前記質点と前記人体モデルを構成するポリゴン面との衝突処理を行うことが好ましい。
この構成によれば、質点と人体モデルを構成する複数のポリゴン面との衝突検出が行われ、質点が人体モデルを構成するポリゴン面に衝突すると検出された場合、質点と人体モデルを構成するポリゴン面との衝突処理が行われる。したがって、質点と人体モデルを構成する複数のポリゴン面との衝突検出が行われ、質点が人体モデルを構成するポリゴン面に衝突すると検出された場合に質点と人体モデルを構成するポリゴン面との衝突処理が行われるので、より確実に衝突処理を行うことができ、衣服モデルが人体モデルに入り込む不具合をより確実に解消することができる。
本発明に係る画像表示方法は、3次元モデルを表示する画像表示方法であって、コンピュータが、前記3次元モデルを構成する複数のポリゴンの各頂点を質点とし、当該質点の中から固定する質点を決定する固定点決定ステップと、コンピュータが、前記質点の中から一の質点を抽出する質点抽出ステップと、コンピュータが、前記質点抽出ステップにおいて抽出された質点に作用する重力の影響を、前記固定点決定ステップにおいて決定された固定点に基づいて計算する重力計算ステップと、コンピュータが、前記重力計算ステップにおいて計算された重力の影響による質点の移動を制約処理により逐次修正する修正ステップと、コンピュータが、前記修正ステップにおいて修正された各質点を結ぶことで形成される3次元モデルを表示する表示ステップとを含む。
この構成によれば、3次元モデルを構成する複数のポリゴンの各頂点を質点とし、当該質点の中から固定する質点が固定点として決定され、質点の中から一の質点が抽出され、抽出された質点に作用する重力の影響が固定点に基づいて計算され、計算された重力の影響による質点の移動が制約処理により逐次修正され、修正された各質点が結ばれることで形成される3次元モデルが表示される。したがって、3次元モデルの質点毎に重力の影響を計算して制約処理により修正する処理が逐次行われるので、3次元モデルの全ての質点に対して一旦自由落下させてから、重力の影響で移動した各質点を一点一点修正する従来の処理に比して、重力の影響で移動する量を少なくすることができ、各質点を修正するための処理時間を短縮することができる。
本発明に係る画像表示プログラムは、3次元モデルを表示する画像表示プログラムであって、前記3次元モデルを構成する複数のポリゴンの各頂点を質点とし、当該質点の中から固定する質点を決定する固定点決定手段と、前記質点の中から一の質点を抽出する質点抽出手段と、前記質点抽出手段によって抽出された質点に作用する重力の影響を、前記固定点決定手段によって決定された固定点に基づいて計算する重力計算手段と、前記重力計算手段によって計算された重力の影響による質点の移動を制約処理により逐次修正する修正手段と、前記修正手段によって修正された各質点を結ぶことで形成される3次元モデルを表示する表示手段としてコンピュータを機能させる。
この構成によれば、3次元モデルを構成する複数のポリゴンの各頂点を質点とし、当該質点の中から固定する質点が固定点として決定され、質点の中から一の質点が抽出され、抽出された質点に作用する重力の影響が固定点に基づいて計算され、計算された重力の影響による質点の移動が制約処理により逐次修正され、修正された各質点が結ばれることで形成される3次元モデルが表示される。したがって、3次元モデルの質点毎に重力の影響を計算して制約処理により修正する処理が逐次行われるので、3次元モデルの全ての質点に対して一旦自由落下させてから、重力の影響で移動した各質点を一点一点修正する従来の処理に比して、重力の影響で移動する量を少なくすることができ、各質点を修正するための処理時間を短縮することができる。
本発明に係る画像表示プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、3次元モデルを表示する画像表示プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、前記3次元モデルを構成する複数のポリゴンの各頂点を質点とし、当該質点の中から固定する質点を決定する固定点決定手段と、前記質点の中から一の質点を抽出する質点抽出手段と、前記質点抽出手段によって抽出された質点に作用する重力の影響を、前記固定点決定手段によって決定された固定点に基づいて計算する重力計算手段と、前記重力計算手段によって計算された重力の影響による質点の移動を制約処理により逐次修正する修正手段と、前記修正手段によって修正された各質点を結ぶことで形成される3次元モデルを表示する表示手段としてコンピュータを機能させる。
この構成によれば、3次元モデルを構成する複数のポリゴンの各頂点を質点とし、当該質点の中から固定する質点が固定点として決定され、質点の中から一の質点が抽出され、抽出された質点に作用する重力の影響が固定点に基づいて計算され、計算された重力の影響による質点の移動が制約処理により逐次修正され、修正された各質点が結ばれることで形成される3次元モデルが表示される。したがって、3次元モデルの質点毎に重力の影響を計算して制約処理により修正する処理が逐次行われるので、3次元モデルの全ての質点に対して一旦自由落下させてから、重力の影響で移動した各質点を一点一点修正する従来の処理に比して、重力の影響で移動する量を少なくすることができ、各質点を修正するための処理時間を短縮することができる。
本発明の画像表示装置によれば、3次元モデルの質点毎に重力の影響を計算して制約処理により修正する処理が逐次行われるので、3次元モデルの全ての質点に対して一旦自由落下させてから、重力の影響で移動した各質点を一点一点修正する従来の処理に比して、重力の影響で移動した各質点を修正するための処理時間を短縮することができる。
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態による画像表示装置のハードウエア構成を示す図である。
図1に示す画像表示装置は、通常のコンピュータから構成され、入力装置1、ROM(リードオンリメモリ)2、CPU(中央演算処理装置)3、RAM(ランダムアクセスメモリ)4、外部記憶装置5、表示装置6及び記録媒体駆動装置7を備えて構成される。各ブロックは内部のバスに接続され、このバスを介して種々のデータ等が入出力され、CPU3の制御の下、種々の処理が実行される。
入力装置1は、キーボード、マウス等から構成され、操作者が種々のデータ及び操作指令等を入力するために使用される。
ROM2には、BIOS(Basic Input/Output System)等のシステムプログラム等が記憶されている。外部記憶装置5は、ハードディスクドライブ等から構成され、所定のOS(Operating System)及び後述する画像表示プログラム等が記憶されている。RAM4は、CPU3の作業領域等として用いられる。
表示装置6は、液晶表示装置、CRT(陰極線管)等から構成され、CPU3の制御の基、画像表示プログラムが実行されることによって作成される仮想的な試着状態を表示する。
記録媒体駆動装置7は、DVD−ROMドライブ、CD−ROMドライブ、フレキシブルディスクドライブ等から構成される。なお、画像表示プログラムを、DVD−ROM、CD−ROM、フレキシブルディスク等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体8に記録し、記録媒体駆動装置7により記録媒体8から画像処理プログラムを読み出して外部記憶装置5にインストールして実行するようにしてもよい。また、画像表示装置が通信装置等を備え、画像表示プログラムが通信ネットワークを介して接続された他のコンピュータに記憶されている場合、当該コンピュータからネットワークを介して画像表示プログラムをダウンロードして実行するようにしてもよい。
図2は、本発明に係る画像表示装置の機能を説明するためのブロック図である。図2に示すように、画像表示装置は、プログラム実行部100、記憶部200及び表示部300を備えて構成される。プログラム実行部100は、CPU3が画像表示プログラムを実行することにより実現され、3次元データ取得部101、距離算出部102、対応表作成部103、固定点決定部104、処理順決定部105、質点抽出部106、重力計算部107、修正部108、衝突処理部109及び表示制御部110を備えて構成される。記憶部200は、RAM4等から構成され、CPU3が画像表示プログラムを実行することにより実現され、3次元データ記憶部201及び対応表記憶部202を備えて構成される。
3次元データ記憶部201は、仮想3次元空間内において、複数のポリゴンで構成される人体モデルの3次元データと、複数のポリゴンで構成される衣服モデルの3次元データとを記憶している。3次元データ記憶部201は、人体モデルを構成するポリゴンの3次元空間内における各頂点の座標を3次元データとして記憶しているとともに、人体によって着用される衣服を表す衣服モデルを構成するポリゴンの3次元空間内における各頂点の座標を3次元データとして記憶している。
3次元データ取得部101は、3次元データ記憶部201に記憶されている人体モデルの3次元データ及び衣服モデルの3次元データを取得する。なお、衣服モデルを構成する複数のポリゴンの頂点を質点とする。
距離算出部102は、3次元データ取得部101によって取得された衣服モデルを構成する複数のポリゴンの全ての質点に対し、一の質点と他の質点との幾何学的な距離を算出する。幾何学的な距離とは、衣服モデルを構成する複数のポリゴンにおける一の質点と他の質点とを結ぶ稜線の数を表している。つまり、距離算出部102は、3次元データ取得部101によって取得された衣服モデルを構成する複数のポリゴンの全ての質点に対し、一の質点と他の質点とを最短で結ぶ稜線の数を算出する。
対応表作成部103は、距離算出部102によって算出された一の質点と他の質点との幾何学的な距離をそれぞれ対応付けた対応表を作成する。対応表作成部103は、距離算出部102によって算出された一の質点と他の質点とを最短で結ぶ稜線の数を行と列とから構成される2次元の表形式の対応表として作成する。
対応表記憶部202は、対応表作成部103によって作成された一の質点と他の質点との幾何学的な距離をそれぞれ対応付けた対応表を記憶する。
固定点決定部104は、衣服モデルを構成する複数のポリゴンの質点の中から固定する点を決定する。固定点は、重力の影響を受けることがない点であり、固定点決定部104は、衣服モデルを構成する複数のポリゴンの質点の中から、人体モデルと衣服モデルとが接触する質点を検出し、検出された質点を固定点として決定する。
処理順決定部105は、対応表記憶部202に記憶されている対応表を参照して、重力計算部107によって重力の影響を計算する質点の処理順序を決定する。具体的に、処理順決定部105は、対応表記憶部202に記憶されている対応表を参照して、固定点決定部104によって決定された固定点と、固定点以外の各質点とに対応付けられている幾何学的な距離が最小となる値を求め、求めた値の小さい順に処理順序を決定する。
質点抽出部106は、処理順決定部105によって決定された処理順序に従って、衣服モデルを構成する複数のポリゴンの質点を抽出する。
重力計算部107は、質点抽出部106によって抽出された衣服モデルを構成する複数のポリゴンの各質点に作用する重力の影響を、固定点決定部104によって決定された固定点に基づいて逐次計算する。なお、重力計算部107は、固定点決定部104によって決定された固定点とリンクする質点に作用する重力の影響を計算する。
修正部108は、重力計算部107によって計算された重力の影響による質点の移動を制約処理により人体モデルの形状に応じて逐次修正する。すなわち、修正部108は、重力が作用することによって移動した質点を制約処理により人体モデルの形状に応じた位置に修正する。
衝突処理部109は、衣服モデルを構成する複数のポリゴンの質点と人体モデルとが衝突することによって衣服モデルが受ける影響力を計算し、計算された影響力に基づいて衣服モデルの質点を移動させる。また、衝突処理部109は、少なくとも人体モデルを覆う大きさの衝突判定モデルを設定し、衣服モデルの質点が当該衝突判定モデルに近づくにつれて当該質点に作用する斥力を大きくして衝突処理を行う。さらに、衝突処理部109は、衣服モデルの質点と衝突判定モデルとの距離が、所定の距離以下になった場合、当該質点と衝突判定モデルとの衝突検出を行い、質点が衝突判定モデルに衝突すると検出された場合、衝突処理を行う。
表示制御部110は、修正部108によって逐次修正された各質点を結ぶことで形成される衣服モデルと、3次元データ取得部101によって取得された人体モデルとを合成して表示部300に表示するよう制御する。
表示部300は、表示装置6等から構成され、CPU3が画像表示プログラムを実行することにより実現され、修正部108によって逐次修正された各質点を結ぶことで形成される衣服モデルと、3次元データ取得部101によって取得された人体モデルとを合成した仮想的な試着状態を表示する。
図3は、図2に示す画像表示装置による画像表示処理を説明するためのフローチャートである。
ステップS1において、3次元データ取得部101は、3次元データ記憶部201に記憶されている人体の3次元画像(人体モデル)を取得するとともに、3次元データ記憶部201に記憶されている衣服の3次元画像(衣服モデル)を取得する。
ステップS2において、距離算出部102は、3次元データ取得部101によって取得された衣服モデルを構成する複数のポリゴンの全ての質点に対し、一の質点と他の質点とを最短で結ぶ稜線の数を算出する。
ステップS3において、対応表作成部103は、距離算出部102によって算出された一の質点と他の質点との幾何学的な距離をそれぞれ対応付けた対応表を作成し、作成した対応表を対応表記憶部202に記憶する。
図4は、衣服モデルを構成する複数のポリゴンの各質点間における幾何学的な距離を説明するための図であり、図4(a)は、衣服モデルを構成する複数のポリゴンの一例を示す図であり、図4(b)は、図4(a)に示す衣服モデルにおける各質点の幾何学的な距離の対応表を示す図である。
図4(a)に示すように、衣服モデルを構成する複数のポリゴンは、質点a〜jを有している。ここで、質点aについて見てみると、質点aから質点b,c,d,e,f,gまでの幾何学的な距離は、質点aと質点b,c,d,e,f,gとを最短で結ぶ稜線の数が1つなので、それぞれ1となる。また、質点aから質点h,i,jまでの幾何学的な距離は、質点aと質点h,i,jとを最短で結ぶ稜線の数が2つなので、それぞれ2となる。また、質点bについて見てみると、質点bから質点a,c,dまでの幾何学的な距離は、それぞれ1となり、質点bから質点e,f,g,hまでの幾何学的な距離は、それぞれ2となり、質点bから質点i,jまでの幾何学的な距離は、それぞれ3となる。
このように、距離算出部102は、3次元データ取得部101によって取得された衣服モデルを構成する複数のポリゴンの全ての質点に対し、一の質点と他の質点とを最短で結ぶ稜線の数を算出し、対応表作成部103は、距離算出部102によって算出された一の質点と他の質点とを最短で結ぶ稜線の数を行と列とから構成される2次元の表形式の対応表として作成する。すなわち、図4(b)に示すように、対応表作成部103は、距離算出部102によって算出された質点aと他の質点b〜jとを最短で結ぶ稜線の数を行と列とから構成される2次元の表形式の対応表として作成し、作成した対応表を対応表記憶部202に記憶する。
図3に戻って、ステップS4において、固定点決定部104は、衣服モデルを構成する複数のポリゴンの質点の中から、人体モデルと衣服モデルとが接触する質点を検出し、検出された質点を重力の作用を反映させない固定点として決定する。例えば、衣服がワンピースやシャツなどである場合、首部分から肩部分にかけての質点が固定点として決定される。
なお、本実施形態では、固定点決定部104は、衣服モデルを構成する複数のポリゴンの質点の中から、人体モデルと衣服モデルとが接触する質点を固定点として決定しているが、本発明は特にこれに限定されず、例えば、表示装置6に衣服モデルを表示し、表示されている衣服モデルに対して、ユーザが入力装置1を用いて固定点を設定してもよい。
ステップS5において、処理順決定部105は、対応表記憶部202に記憶されている対応表を参照して、固定点決定部104によって決定された固定点と、固定点以外の各質点とに対応付けられている幾何学的な距離が最小となる値を求め、求めた値の小さい順に処理順序を決定する。
図5は、処理順序の決定について説明するための図であり、図5(a)は、衣服モデルを構成する複数のポリゴンの一例を示す図であり、図5(b)は、図5(a)に示す質点b、cを固定点とした場合の固定点b,cと、固定点b,c以外の各質点a,d〜jとの対応表を示す図であり、図5(c)は、図5(b)のb行及びc行のうちの最小値を、質点a〜jに対応付けて示す図である。
図5(a)に示す質点bと質点cとを固定点とすると、固定点bから固定点b以外の質点a,c〜jまでの幾何学的な距離、及び固定点cから固定点c以外の質点a,b,d〜jまでの幾何学的な距離は、図5(b)に示すように対応付けられる。そして、固定点b,cと、固定点b,c以外の各質点a,d〜jとに対応付けられている幾何学的な距離が最小となる値は、図5(c)に示すように対応付けられる。すなわち、図5(c)に示すように、固定点bと質点aとの幾何学的な距離は1であり、固定点cと質点aとの幾何学的な距離は1であるため、固定点b,cに対応する質点aの最小値は1となり、固定点bと質点dとの幾何学的な距離は1であり、固定点cと質点dとの幾何学的な距離は2であるため、固定点b,cに対応する質点dの最小値は1となる。同様に、固定点b,cに対応する質点eの最小値は1となり、固定点b,cに対応する質点fの最小値は2となり、固定点b,cに対応する質点gの最小値は2となり、固定点b,cに対応する質点hの最小値は2となり、固定点b,cに対応する質点iの最小値は3となり、固定点b,cに対応する質点jの最小値は3となる。
このように、処理順決定部105は、対応表記憶部202に記憶されている対応表を参照して、固定点決定部104によって決定された固定点b,cと、固定点b,c以外の各質点a,d〜jとに対応付けられている幾何学的な距離が最小となる値を求め、求めた値の小さい順、つまり図5の例では質点a、質点d、質点e、質点f、質点g、質点h、質点i及び質点jの順番で処理順序を決定する。
図3に戻って、ステップS6において、質点抽出部106は、処理順決定部105によって決定された処理順序に従って、衣服モデルを構成する複数のポリゴンの複数の質点の中から、1の質点を抽出する。すなわち、図5の例では、質点抽出部106は、質点aをまず抽出し、その後、質点d、質点e、質点f、質点g、質点h、質点i及び質点jの順番で質点を抽出することとなる。
ステップS7において、重力計算部107は、質点抽出部106によって抽出された質点について重力の影響を計算する。ここで、重力計算部107による重力計算処理について説明する。
図6は、各質点毎に作用する重力の影響を計算する重力計算処理について説明するための図である。図6では、衣服モデルを構成する複数のポリゴンの質点をa1、a2、a3、b1、b2、b3、c1、c2及びc3としている。ここで、質点a1,a2,a3を固定点とし、質点b2に重力計算処理を施す場合について説明する。
重力計算部107は、固定点決定部104によって決定された固定点a1,a2,a3とリンクする質点b2に作用する重力の影響を、固定点a1,a2,a3に基づいて計算する。すなわち、重力計算部107は、質点b2に重力計算処理を施す場合、質点b2にリンクしている固定点a1,a2,a3と質点b2の位置との関係のみを計算する。
図3に戻って、ステップS8において、修正部108は、重力計算部107によって計算された質点に対して収束処理を行うことによって質点の移動(いわゆる、伸び)を逐次修正するとともに、衝突処理部109は、衣服モデルを構成する複数のポリゴンの各質点に人体モデルとの衝突処理を行う。
すなわち、図6に示すように、修正部108は、重力計算部107によって計算された質点b2に対して収束処理を行うことによって質点の移動を逐次修正し、人体モデルの形状に沿う位置に質点を移動させる。また、修正された質点b2は、固定点として、質点b2にリンクしている質点c1、質点c2及び質点c3における重力計算処理に用いられる。
図7は、衣服モデルを構成する複数のポリゴンの質点を逐次修正する処理について説明するための図であり、図7(a)は、衣服モデルを構成する複数のポリゴンの質点の状態を示す図であり、図7(b)は、重力計算処理後の衣服モデルを構成する複数のポリゴンの質点の状態を示す図であり、図7(c)は、修正後の衣服モデルを構成する複数のポリゴンの質点の状態を示す図である。
図7(a)に示す衣服モデルは、質点v1〜v5,w1〜w5,x1〜x5,y1〜y5を有している。図7(a)において、複数のポリゴンで構成される衣服モデルの質点w2に対して重力による影響を計算すると、図7(b)に示すように、質点w2は、重力の作用により下方に移動する。そして、修正部108は、重力の作用により下方に移動した質点w2に対して、制約処理により逐次修正する処理を行う。
ここで、制約処理について説明する。本実施形態における制約処理の制約条件には、質点間の距離制約と質点間の曲げ制約との2つがある。このうち、後者の質点間の曲げ制約は、前者の質点間の距離制約に落とし込むことができるので、本実施形態では、質点間の距離制約のみを制約条件とする。質点間の距離制約は、単純に2つの質点の位置関係を列挙することで実現することができる。つまり、質点の位置の修正量dEは、下記の(1)式で表すことができ、質点のベクトルの修正量dVは、下記の(2)式で表すことができる。
dE=(il−cl)/cl*lambda・・・・(1)
dV=v*dE・・・・(2)
ただし、dVは質点の修正量(ベクトル)を表し、vは2つの質点間の差分ベクトルを表し、dEは質点の修正量を表し、ilは2つの質点間の初期の長さを表し、clは2つの質点の現在の長さを表し、lambdaは修正量に対する固定値を表している。
そして、1つの質点に対してn個の質点が接続されているので、1回の制約処理で修正される量は、ΣdVとなる。
図7(c)に示すように、修正部108は、重力の作用により下方に移動した質点w2に対して、制約処理により修正量を求め、求められた修正量に基づいてその位置を修正することによって、質点w2は上方に移動し、人体モデルの形状に沿った位置に移動することとなる。このように、固定点から質点に作用する重力による移動量を計算し、計算された移動量に基づいて質点の位置を移動させ、質点の位置を修正する制約処理が各質点毎に行われる。したがって、全ての質点について一括して重力による移動量を計算し、計算された移動量に基づいて全ての質点の位置を移動させ、一点一点修正する処理を行う従来の処理に比べて、重力の作用によって移動する質点の移動量が小さくなるため、重力の作用によって移動した質点を修正する処理に要する処理時間を短縮することができ、全体の処理時間を短縮することができる。
また、ステップS8において、衝突処理部109は、少なくとも人体モデルの周囲を覆う衝突球(衝突判定モデルに相当する)を設定し、設定された衝突球に衣服モデルの質点が近づくにつれて、人体から衣服を押し返す力を表す斥力を大きくして質点と衝突球との衝突処理を行う。
図8は、衝突処理について説明するための図であり、図8(a)は、衝突前の衣服モデルの状態を示す図であり、図8(b)は、衝突後の衣服モデルの状態を示す図である。
図8(a)に示す衣服モデルに対して、図8(b)に示す衝突球Sを衝突させると、衝突処理部109は、衝突処理を行い、質点v5,w5,x5をそれぞれ図8(b)に示すように移動させる。その結果、衣服モデルが人体モデルに入り込むといった不自然な状態を防ぐことができる。
図9は、衣服モデルの質点に働く斥力について説明するための図である。図9に示すように、斥力の上限値をKとすると、衝突球Sの中心から(R+b)だけ離れた位置から衝突球Sに接触する位置までの質点に働く斥力は、K−T3で表される。なお、T=(R+b−l)/bであり、lは衝突球Sの中心と質点との距離を表し、Rは衝突球Sの半径を表し、bは衝突球Sの周りの減衰領域を表している。
すなわち、衝突処理部109は、あらかじめ設定された衝突球Sに衣服モデルの質点が近づくにつれて、人体から衣服を押し返す力を表す斥力を大きくし、衝突球Sと質点とを結ぶ直線上において斥力による修正量を求め、求めた修正量に基づいて質点を移動させる。
図10は、本実施形態における衝突球について説明するための図であり、図10(a)は、人体モデルを示す図であり、図10(b)は、衝突球を示す図であり、図10(c)は、図10(a)に示す人体モデルと、図10(b)に示す衝突球とを重ね合わせた図である。
衝突処理部109は、人体モデルJMに対応する衝突球SMを記憶部200から読み出し、読み出された衝突球SMと人体モデルJMとを重ね合わせた合成モデルGMを用いて衝突処理を行う。図10(b)に示すように、衝突球SMは、衣服と人体との間隙の分だけ幅を持たせるとともに、人体モデルJMの首部分から左右の指先部分及び左右の足首部分までを覆うように予め設定されている。したがって、図10(c)に示すように、人体モデルJMと衝突球SMとを重ね合わせた場合、人体モデルJMは、衣服と人体との間隙の分だけ幅を持たせるとともに、首部分から左右の指先部分及び左右の足首部分までが衝突球SMで覆われ、この衝突球SMと衣服モデルの質点との衝突処理を行う。
このように、衣服モデルを構成する複数のポリゴンの各質点毎に人体モデルとの衝突処理が行われるので、衣服モデルが人体モデルに入り込む不具合が解消され、より現実感のある試着状態をリアルタイムに表示することができる。
また、衝突処理が行われた質点が固定点として決定されるので、衝突によって移動した質点が固定点として決定され、この固定点とリンクする質点に作用する重力の影響による移動は小さくなるので、質点の重力の影響を元に戻す計算に要する時間を短縮することができる。
また、少なくとも人体モデルJMを覆う大きさの衝突球SM(衝突判定モデル)が設定され、質点が当該衝突球SMに近づくにつれて当該質点に作用する斥力を大きくして衝突処理が行われるので、衝突処理を容易に行うことができる。
なお、本実施形態では、衝突処理部109は、少なくとも人体モデルの周囲を覆う衝突球Sを設定し、設定された衝突球Sに衣服モデルの質点が近づくにつれて、人体から衣服を押し返す力を表す斥力を大きくして質点と衝突球Sとの衝突処理を行っているが、本発明は特にこれに限定されず、衝突処理部109は、質点と人体モデルを構成する複数のポリゴン面との衝突検出を行い、質点が人体モデルを構成するポリゴン面に衝突すると検出された場合、質点と人体モデルを構成するポリゴン面との衝突処理を行ってもよい。つまり、衝突処理部109は、質点と人体モデルを構成するポリゴン面との衝突検出を行い、質点が人体モデルを構成するポリゴン面に衝突すると検出された場合、質点がポリゴン面に入射する入射角及び質点がポリゴン面から反射する反射角の関係により衝突処理を行う。
この場合、質点と人体モデルを構成する複数のポリゴン面との衝突検出が行われ、質点が人体モデルを構成するポリゴン面に衝突すると検出された場合に質点と人体モデルを構成するポリゴン面との衝突処理が行われるので、より確実に衝突処理を行うことができ、衣服モデルが人体モデルに入り込む不具合をより確実に解消することができる。
また、上述した2つの衝突処理方法を組み合わせてもよい。すなわち、衝突処理部109は、少なくとも前記人体モデルを覆う大きさの衝突判定モデルを設定し、前記質点が当該衝突判定モデルに近づくにつれて当該質点に作用する斥力を大きくして衝突処理を行った後、質点と人体モデルを構成する複数のポリゴン面との衝突検出を行い、質点が人体モデルを構成するポリゴン面に衝突すると検出された場合、質点と人体モデルを構成するポリゴン面との衝突処理を行う。
この場合、まず、質点が衝突球SMに近づくにつれて当該質点に作用する斥力を大きくして衝突処理が行われ、この衝突処理が行われた後さらに、質点と人体モデルJMを構成する複数のポリゴン面との衝突検出を行い、質点が人体モデルJMを構成するポリゴン面に衝突(交差)すると検出された場合、質点と人体モデルを構成するポリゴン面との衝突処理が行われる。このように、2つの衝突処理を組み合わせることで、前者の衝突処理で質点が人体モデル内に入り込んでしまったとしても、後者の衝突処理でそれを解消することができ、衣服モデルが人体モデルに入り込んでしまう不具合をより確実に解消することができる。
図3に戻って、ステップS9において、修正部108は、衣服モデルを構成する複数のポリゴンの全ての質点について修正処理が終了したか否かを判断する。ここで、全ての質点について修正処理が終了したと判断されると(ステップS9でYES)、ステップS10に移行し、全ての質点について修正処理が終了していないと判断されると(ステップS9でNO)、ステップS4に戻ることとなる。そして、ステップS4において、固定点決定部104は、修正処理が終了した質点を新たに固定点として決定し、ステップS5以下の処理を実行する。
ステップS10において、修正部108は、衣服モデルが有する全ての質点について一括して修正処理を行うとともに、衝突処理部109は、衣服モデルが有する全ての質点について一括して衝突処理を行う。なお、ここでの処理は、ステップS8における質点毎の修正処理及び衝突処理で修正し切れなかった場合のために、全ての質点について一括して修正処理及び衝突処理を行うことで、より確実に質点を修正するものである。
ステップS11において、表示制御部110は、衝突処理部109によって衝突処理が施された衣服モデルと、3次元データ取得部101によって取得された人体モデルとを合成し、合成した3次元データを表示部300に出力する。表示部300は、表示制御部110から出力される3次元データに応じて、人体モデルが衣服モデルを仮想的に試着している状態を表示する。そして、ステップS4に戻り、ステップS4からステップS11までの処理が、所定のフレームレート、例えば30fps(frame per second)で繰り返し行われることによって、リアルタイムに試着状態を表示することができる。
図11は、表示部300に表示される表示画面の一例を示す図である。図11に示すように、表示画面HGには、人体モデルJMが衣服モデルIMを仮想的に試着している状態が表示される。衣服モデルIMが有する質点に作用する重力の影響が固定点に基づいて計算され、計算された重力の影響による質点の移動が制約処理により逐次修正されるので、衣服モデルIMは、人体モデルJMの形状に沿って表示されることとなる。
図12は、従来の画像表示装置による処理と、本発明に係る画像表示装置による処理とを比較する図であり、図12(a)は、従来の画像表示装置による処理を説明するための断面図であり、図12(b)は、本発明に係る画像表示装置による処理を説明するための断面図である。
図12(a)に示すように、従来の画像表示装置による処理において、衣服モデルIMが有する質点A1〜G1は、重力による影響が計算されることにより、点A2〜G2に移動する。そして、点A2〜G2は、制約処理によって修正されることにより、点A3〜G3に移動する。このように、従来の画像表示装置による処理では、衣服モデルIMの全ての質点A1〜G1に対して一旦自由落下させてから、重力の影響で移動した各質点A2〜G2を一点一点人体モデルJMの形状に沿った位置に修正している。
これに対して、図12(b)に示すように、本発明に係る画像表示装置による処理では、まず、質点A1が固定点として決定され、固定点として決定された質点A1から質点B1に作用する重力の影響が計算されることにより、点B2に移動する。点B2は、制約処理によって修正されることにより、点B3に移動する。そして、点B3は、新たに固定点として決定され、新たに固定点として決定された点B3から質点C1に作用する重力の影響が計算される。このように、本発明に係る画像表示装置による処理では、衣服モデルIMの質点A1を固定点とし、質点B1に対して質点A1から自由落下させてから、重力の影響で移動した質点B2を人体モデルJMの形状に沿った位置B3に修正している。そして、修正された点B3を固定点とし、質点C1に対して質点B3から自由落下させてから、重力の影響で移動した質点C2を人体モデルJMの形状に沿った位置C3に修正している。
ここで、図12(a)における質点G1と図12(b)における質点G1とを比較すると、質点G1が、重力の影響が計算されることにより移動する移動量は、図12(b)より図12(a)の方が大きくなっており、その結果、点G2から点G3に修正するための処理時間も図12(b)より図12(a)の方が長くなっている。
このように、人体が着用する衣服を表す衣服モデルIMを構成する複数のポリゴンの各頂点を質点とし、当該質点の中から固定する質点が固定点として決定され、質点の中から1の質点が抽出され、抽出された質点に作用する重力の影響が固定点に基づいて計算され、計算された重力の影響による質点の移動が制約処理により逐次修正され、修正された各質点が結ばれることで形成される衣服モデルIMと人体を表す人体モデルJMとが合成して表示される。したがって、衣服モデルIMの質点毎に重力の影響を固定点に基づいて計算して制約処理により修正する処理が逐次行われるので、衣服モデルIMの全ての質点に対して一旦自由落下させてから、重力の影響で移動した各質点を一点一点修正する従来の処理に比して、重力の影響で移動する量を少なくすることができ、各質点を修正するための処理時間を短縮することができ、現実感のある試着状態をリアルタイムに表示することができる。
また、固定点決定部104によって、逐次修正された質点が固定点として決定されるので、衣服モデルが有する全ての質点について、固定点に基づく制約処理による逐次修正を行うことができる。
さらに、衣服モデルを構成する複数のポリゴンの全ての質点に対し、一の質点と他の質点との幾何学的な距離が算出され、算出された一の質点と他の質点との幾何学的な距離がそれぞれ対応付けられて対応表として記憶され、記憶されている対応表を参照して、重力の影響を計算する処理順序が決定され、決定された処理順序に従って、衣服モデルを構成する複数のポリゴンの質点の中から1の質点が抽出される。したがって、一の質点と他の質点との幾何学的な距離がそれぞれ対応付けられた対応表を作成することで、衣服モデルを構成する複数のポリゴンの各質点に作用する重力の影響を計算する処理順序を容易に決定することができる。
なお、本実施形態では、人体が着用する衣服を表す衣服モデルを用いて説明しているが、本発明は特にこれに限定されず、例えば、カーテンや旗などの一端を固定した布などのやわらかい素材を表す3次元モデルにも適用可能である。
本発明の一実施形態による画像表示装置のハードウエア構成を示す図である。 本発明に係る画像表示装置の機能を説明するためのブロック図である。 図2に示す画像表示装置による画像表示処理を説明するためのフローチャートである。 衣服モデルを構成する複数のポリゴンの各質点間における幾何学的な距離を説明するための図である。 処理順序の決定について説明するための図である。 各質点毎に作用する重力の影響を計算する重力計算処理について説明するための図である。 衣服モデルを構成する複数のポリゴンの質点を逐次修正する処理について説明するための図である。 衝突処理について説明するための図である。 衣服モデルの質点に働く斥力について説明するための図である。 本実施形態における衝突球について説明するための図である。 表示部に表示される表示画面の一例を示す図である。 従来の画像表示装置による処理と、本発明に係る画像表示装置による処理とを比較する図である。
符号の説明
1 入力装置
2 ROM
3 CPU
4 RAM
5 外部記憶装置
6 表示装置
7 記録媒体駆動装置
8 記録媒体
100 プログラム実行部
101 3次元データ取得部
102 距離算出部
103 対応表作成部
104 固定点決定部
105 処理順決定部
106 質点抽出部
107 重力計算部
108 修正部
109 衝突処理部
110 表示制御部
200 記憶部
201 3次元データ記憶部
202 対応表記憶部
300 表示部

Claims (10)

  1. 3次元モデルを表示する画像表示装置であって、
    前記3次元モデルを構成する複数のポリゴンの各頂点を質点とし、当該質点の中から固定する質点を固定点として決定する固定点決定手段と、
    前記質点の中から一の質点を抽出する質点抽出手段と、
    前記質点抽出手段によって抽出された質点に作用する重力の影響を、前記固定点決定手段によって決定された固定点に基づいて計算する重力計算手段と、
    前記重力計算手段によって計算された重力の影響による質点の移動を制約処理により逐次修正する修正手段と、
    前記修正手段によって修正された各質点を結ぶことで形成される3次元モデルを表示する表示手段とを備えることを特徴とする画像表示装置。
  2. 前記固定点決定手段は、前記修正手段によって逐次修正された質点を固定点として決定することを特徴とする請求項1記載の画像表示装置。
  3. 前記3次元モデルを構成する複数のポリゴンの全ての質点に対し、一の質点と他の質点との距離を算出する距離算出手段と、
    前記距離算出手段によって算出された一の質点と他の質点との距離をそれぞれ対応付けて対応表として記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶されている対応表を参照して、前記重力計算手段によって重力の影響を計算する処理順序を決定する処理順決定手段とをさらに備え、
    前記質点抽出手段は、処理順決定手段によって決定された処理順序に従って、前記3次元モデルを構成する複数のポリゴンの質点の中から1の質点を抽出することを特徴とする請求項1又は2記載の画像表示装置。
  4. 前記3次元モデルは、人体を表す人体モデルと、人体が着用する衣服を表す衣服モデルとを含み、
    前記固定点決定手段は、前記衣服モデルを構成する複数のポリゴンの各頂点を質点とし、当該質点の中から固定する質点を固定点として決定し、
    前記質点抽出手段は、前記質点の中から一の質点を抽出し、
    前記重力計算手段は、前記質点抽出手段によって抽出された質点に作用する重力の影響を、前記固定点決定手段によって決定された固定点に基づいて計算し、
    前記修正手段は、前記重力計算手段によって計算された重力の影響による質点の移動を制約処理により逐次修正し、
    前記表示手段は、前記修正手段によって修正された各質点を結ぶことで形成される衣服モデルと前記人体モデルとを合成して表示することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の画像表示装置。
  5. 前記衣服モデルを構成する複数のポリゴンの各質点に前記人体モデルとの衝突処理を行う衝突処理手段をさらに備えることを特徴とする請求項4記載の画像表示装置。
  6. 前記衝突処理手段は、少なくとも前記人体モデルを覆う大きさの衝突判定モデルを設定し、前記質点が当該衝突判定モデルに近づくにつれて当該質点に作用する斥力を大きくして衝突処理を行うことを特徴とする請求項5記載の画像表示装置。
  7. 前記衝突処理手段は、前記質点と前記人体モデルを構成する複数のポリゴン面との衝突検出を行い、前記質点が前記人体モデルを構成するポリゴン面に衝突すると検出された場合、前記質点と前記人体モデルを構成するポリゴン面との衝突処理を行うことを特徴とする請求項5記載の画像表示装置。
  8. 3次元モデルを表示する画像表示方法であって、
    コンピュータが、前記3次元モデルを構成する複数のポリゴンの各頂点を質点とし、当該質点の中から固定する質点を決定する固定点決定ステップと、
    コンピュータが、前記質点の中から一の質点を抽出する質点抽出ステップと、
    コンピュータが、前記質点抽出ステップにおいて抽出された質点に作用する重力の影響を、前記固定点決定ステップにおいて決定された固定点に基づいて計算する重力計算ステップと、
    コンピュータが、前記重力計算ステップにおいて計算された重力の影響による質点の移動を制約処理により逐次修正する修正ステップと、
    コンピュータが、前記修正ステップにおいて修正された各質点を結ぶことで形成される3次元モデルを表示する表示ステップとを含むことを特徴とする画像表示方法。
  9. 3次元モデルを表示する画像表示プログラムであって、
    前記3次元モデルを構成する複数のポリゴンの各頂点を質点とし、当該質点の中から固定する質点を決定する固定点決定手段と、
    前記質点の中から一の質点を抽出する質点抽出手段と、
    前記質点抽出手段によって抽出された質点に作用する重力の影響を、前記固定点決定手段によって決定された固定点に基づいて計算する重力計算手段と、
    前記重力計算手段によって計算された重力の影響による質点の移動を制約処理により逐次修正する修正手段と、
    前記修正手段によって修正された各質点を結ぶことで形成される3次元モデルを表示する表示手段としてコンピュータを機能させることを特徴とする画像表示プログラム。
  10. 3次元モデルを表示する画像表示プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
    前記3次元モデルを構成する複数のポリゴンの各頂点を質点とし、当該質点の中から固定する質点を決定する固定点決定手段と、
    前記質点の中から一の質点を抽出する質点抽出手段と、
    前記質点抽出手段によって抽出された質点に作用する重力の影響を、前記固定点決定手段によって決定された固定点に基づいて計算する重力計算手段と、
    前記重力計算手段によって計算された重力の影響による質点の移動を制約処理により逐次修正する修正手段と、
    前記修正手段によって修正された各質点を結ぶことで形成される3次元モデルを表示する表示手段としてコンピュータを機能させるための画像表示プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
JP2003358243A 2003-10-17 2003-10-17 画像表示装置、画像表示方法、画像表示プログラム及び画像表示プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Pending JP2005122558A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003358243A JP2005122558A (ja) 2003-10-17 2003-10-17 画像表示装置、画像表示方法、画像表示プログラム及び画像表示プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
PCT/JP2004/012917 WO2005038723A1 (ja) 2003-10-17 2004-08-31 画像表示装置、画像表示方法、画像表示プログラム及び画像表示プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003358243A JP2005122558A (ja) 2003-10-17 2003-10-17 画像表示装置、画像表示方法、画像表示プログラム及び画像表示プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005122558A true JP2005122558A (ja) 2005-05-12

Family

ID=34463286

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003358243A Pending JP2005122558A (ja) 2003-10-17 2003-10-17 画像表示装置、画像表示方法、画像表示プログラム及び画像表示プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2005122558A (ja)
WO (1) WO2005038723A1 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102314709A (zh) * 2011-08-31 2012-01-11 深圳市美丽同盟科技有限公司 三维虚拟试穿中服饰与人体模型的匹配方法及装置
JP2013101529A (ja) * 2011-11-09 2013-05-23 Sony Corp 情報処理装置、表示制御方法、およびプログラム
US10366533B2 (en) 2015-03-20 2019-07-30 Kabushiki Kaisha Toshiba Image processing device and image processing method
US11836833B2 (en) 2019-05-11 2023-12-05 Kabushiki Kaisha Kitemiru Image creation apparatus, method and program, and virtual fitting system

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106887035A (zh) * 2017-01-12 2017-06-23 深圳市衣梦科技有限公司 一种智能试衣装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2739444B2 (ja) * 1995-03-01 1998-04-15 株式会社エイ・ティ・アール通信システム研究所 3次元モデルによる動き生成装置
JP3765863B2 (ja) * 1996-02-19 2006-04-12 デジタルファッション株式会社 衣服の動きのシミュレーション方法
DE69725249D1 (de) * 1996-02-20 2003-11-06 Sega Enterprises Kk Gerät, verfahren und aufzeichnungsmedium zur bilderzeugung

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102314709A (zh) * 2011-08-31 2012-01-11 深圳市美丽同盟科技有限公司 三维虚拟试穿中服饰与人体模型的匹配方法及装置
JP2013101529A (ja) * 2011-11-09 2013-05-23 Sony Corp 情報処理装置、表示制御方法、およびプログラム
US10366533B2 (en) 2015-03-20 2019-07-30 Kabushiki Kaisha Toshiba Image processing device and image processing method
US11836833B2 (en) 2019-05-11 2023-12-05 Kabushiki Kaisha Kitemiru Image creation apparatus, method and program, and virtual fitting system

Also Published As

Publication number Publication date
WO2005038723A1 (ja) 2005-04-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5303068B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、および画像処理プログラム
CN107452049B (zh) 一种三维头部建模方法及装置
JPH0962864A (ja) 高速描画方法および装置
JP2007293429A (ja) 画像閲覧装置、コンピュータの制御方法及びプログラム
US20150339850A1 (en) Multi-view drawing apparatus of three-dimensional objects, and method
EP3677994B1 (en) Text display method and device in virtual reality, and virtual reality apparatus
EP1505546B1 (en) Method for drawing a three-dimensional image by modeling a second object connected to a first object
CN112015269A (zh) 头显设备的显示校正方法、设备及存储介质
JP2005122558A (ja) 画像表示装置、画像表示方法、画像表示プログラム及び画像表示プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
US20170161918A1 (en) Recording medium, information processing apparatus, and depth definition method
JP6547244B2 (ja) 動作処理装置、動作処理方法及びプログラム
JPH10302085A (ja) Cgモデルの動作記録システム
CN111739134A (zh) 虚拟角色的模型处理方法、装置及可读存储介质
JP2005228110A (ja) 情報処理方法および装置
JP6697573B2 (ja) ヘアスタイルシミュレーション装置、ヘアスタイルシミュレーション方法、及びコンピュータプログラム
JPH11250282A (ja) Cgアニメーション画像作成方法及びこの画像作成方法を用いたcgアニメーション画像作成装置
JP3973995B2 (ja) アニメーション作成システム
CN113041616A (zh) 游戏中控制跳字显示的方法、装置、电子设备及存储介质
US11138783B2 (en) Image processing apparatus, image processing method, and image prodessing program for aligning a polygon model with a texture model
JP2008132014A (ja) カメラ制御方法および該カメラ制御を取り入れたcgゲーム装置
JP7281782B2 (ja) 映像投影システム
JP5784985B2 (ja) プログラム、情報記憶媒体、情報処理システム及び情報処理方法
JP2012247953A (ja) プログラム、情報記憶媒体、情報処理システム及び情報処理方法
JP4812063B2 (ja) 人物動画作成システム
JP2020095671A (ja) 認識装置及び認識方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060920

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081125

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090324