JP2005110389A - 充電器 - Google Patents

充電器 Download PDF

Info

Publication number
JP2005110389A
JP2005110389A JP2003339263A JP2003339263A JP2005110389A JP 2005110389 A JP2005110389 A JP 2005110389A JP 2003339263 A JP2003339263 A JP 2003339263A JP 2003339263 A JP2003339263 A JP 2003339263A JP 2005110389 A JP2005110389 A JP 2005110389A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
battery
terminal
circuit
battery terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003339263A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005110389A5 (ja
Inventor
Atsuaki Kumagai
篤朗 熊谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2003339263A priority Critical patent/JP2005110389A/ja
Publication of JP2005110389A publication Critical patent/JP2005110389A/ja
Publication of JP2005110389A5 publication Critical patent/JP2005110389A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】バッテリー端子の極性を考慮することなく、ケーブルを接続することができる充電器を提供する。
【解決手段】充電器1は、充電回路9のプラス充電端子7と第一ケーブル4とが導通し、かつマイナス充電端子8と第二ケーブル5とが導通する第一導通状態と、プラス充電端子7と第二ケーブル5とが導通し、かつマイナス充電端子8と第一ケーブル4とが導通する第二導通状態と、充電端子7,8とケーブル4,5とを非導通とする非導通状態とのいずれかとなるリレー回路10を設けた。両ケーブル4,5をバッテリー端子3a,3bに取り付け際に、両ケーブル4,5間に発生するバッテリー電圧に基づいて、各ケーブル4,5に取り付けられたバッテリー端子3a,3bの極性を判定し、リレー回路10を第一導通状態、又は第二導通状態とする判定制御回路11を設けた。
【選択図】図1

Description

本発明は、バッテリーに電気を供給する充電器に関するものである。
従来から、図3に示されるように、コンセントb等の外部交流電源からバッテリーgに電気を供給する充電器aはよく知られている。この充電器aは、内部に備えられた充電回路dのプラス充電端子hと導通するクリップ状のプラス用ケーブルeと、マイナス充電端子iと導通するマイナス用ケーブルfとを備えている。そして、充電する際は、プラス用ケーブルeをバッテリーgのプラスバッテリー端子jへ挟んで接続し、マイナス用ケーブルfをマイナスバッテリー端子kへ接続する。
しかし、上述の従来構成は、ケーブルをバッテリー端子に接続するときに、バッテリー端子の極性を確認した上で、その極性に対応するケーブルを接続しなければならなかった。したがって、作業者にとっては、極性の確認作業が面倒であると共に、夜間等の視界不良の環境では接続作業が困難であった。また、接続を間違えるとショートして充電器及びバッテリーを破損させてしまうことから、充電器の扱いに不慣れな者は接続作業を敬遠しがちであった。
そこで、本発明は、充電器とバッテリーを接続する作業を飛躍的に簡便なものとすることができる充電器を提供することを目的とする。
本発明は、外部交流電源を供給源とし、該外部交流電源より得た電気を出力するプラス充電端子及びマイナス充電端子を備えた充電回路と、バッテリーに備えられたプラスバッテリー端子及びマイナスバッテリー端子にそれぞれ取り付けられる第一ケーブル及び第二ケーブルとを備え、該バッテリー端子対を介して、バッテリーに電気を供給する充電器であって、プラス充電端子と第一ケーブルとが導通し、かつマイナス充電端子と第二ケーブルとが導通する第一導通状態と、プラス充電端子と第二ケーブルとが導通し、かつマイナス充電端子と第一ケーブルとが導通する第二導通状態と、充電端子とケーブルとが非導通となる非導通状態とのうち、いずれかの導通状態となる導通切換回路と、両ケーブルと導通切換回路とにそれぞれ電気的に接続され、両ケーブルをバッテリー端子から取り外した際に、導通切換回路を非導通状態とすると共に、両ケーブルをバッテリー端子に取り付けた際に、両ケーブル間に発生するバッテリー電圧に基づいて、各ケーブルが取り付けられたバッテリー端子の極性をそれぞれ判定し、第一ケーブルが取り付けられたバッテリー端子がプラスバッテリー端子であった場合は導通切換回路を第一導通状態とし、第一ケーブルが取り付けられたバッテリー端子がマイナスバッテリー端子であった場合は導通切換回路を第二導通状態とする判定制御回路とを備えたことを特徴とする充電器である。
かかる構成にあっては、両ケーブルがバッテリー端子に取り付けられた際に、両ケーブル間に電圧が発生し、第一ケーブルと第二ケーブルとの間に電位差が生じる。そして、本発明にかかる判定制御回路は、この電位差に基づいて、各ケーブルに接続されたバッテリー端子の極性をそれぞれ検出し、検出したバッテリー端子の極性に応じて適正に導通切換回路を制御して、充電端子とケーブルとを導通させることとなる。これにより、ケーブルをいずれのバッテリー端子に取り付けても、適正に極性が一致することとなり、ケーブル取り付け時にバッテリー端子の極性を考慮する必要が無くなる。
ここで、判定制御回路が、両ケーブルをバッテリー端子に取り付けた際に結線されて電流が流れる判定用結線回路を備え、この判定用結線回路を流れた電流の方向により、前記バッテリー端子の極性を判定する構成が提案される。
かかる構成にあって、ケーブルをバッテリー端子に取り付けると、判定用結線回路にバッテリー電圧が発生し、電流が流れる。そして、この判定用結線回路には、接続されたバッテリーのプラスバッテリー端子からマイナスバッテリー端子に向かって電流が流れるため、第一ケーブルがプラスバッテリー端子に取り付けられた場合と、第二ケーブルがプラスバッテリー端子に取り付けられた場合とでは、電流の方向性が異なってくる。そこで、この電流の方向性の違いからケーブルに接続された各バッテリー端子の極性を判定することが可能となる。
ここで、判定用結線回路の電流方向性を検出する構成としては、従来技術を用いて種々の構成が提案され得る。例えば、判定用結線回路が、直列接続された複数の抵抗を備え、第一ケーブルがプラスバッテリー端子に取り付けられた場合に、電流が該抵抗を所定の第一方向に流れ、第一ケーブルがマイナスバッテリー端子に取り付けられた場合に、電流が所定の第二方向に流れる構成が好適である。
かかる構成とすることにより、簡易な構成で判定用結線回路の電流方向性を検出することが可能となり、メンテナンスもしやすい。
また、判定制御回路が、バッテリー端子から両ケーブルを取り外した際に、判定用結線回路の直流電圧がゼロになることを検出すると共に、ゼロとなった直流電圧を検出すると、導通切換回路を非導通状態とする構成が提案される。
かかる構成とすることにより、例えば、導通切換回路が第一導通状態又は第二導通状態に自己保持された場合であっても、ケーブルをバッテリー端子に取り付ける際には、ケーブルと充電端子とを非導通とすることができることとなり、取り付け時にショートすることを回避できる。
また、判定制御回路が、第一ケーブルがプラスバッテリー端子に取り付けられた場合は、導通切換回路に第一信号を出力し、第一ケーブルがマイナスバッテリー端子に取り付けられた場合は、第二信号を出力すると共に、導通切換回路が、第一信号を検出する第一検出部及び第二信号を検出する第二検出部と、第一検出部が第一信号を検出すると導通状態となる第一スイッチ部及び第二検出部が第二信号を検出すると導通状態となる第二スイッチ部とを備え、第一スイッチ部が導通状態となると第一導通状態となり、第二スイッチ部が導通状態となると第二導通状態となる構成が提案される。
かかる構成とすることにより、各ケーブルに取り付けられたバッテリー端子の極性に応じて、充電回路の充電端子極性とバッテリーのバッテリー端子極性とを一致させることが可能となる。
本発明の充電器は、両ケーブルをバッテリー端子に取り付けた際に、両ケーブル間に発生するバッテリー電圧に基づいて、各ケーブルに取り付けられたバッテリー端子の極性をそれぞれ判定し、この判定結果から充電端子とケーブルとを適正に導通させる構成としたため、作業者がバッテリー端子の極性を全く考慮することなくケーブルをバッテリー端子に接続してもショートすることなく確実に充電することが可能となる。これにより、充電器とバッテリーの接続作業が飛躍的に簡便となり、不慣れな者も接続作業を行うことが可能となる優れた効果が生まれる。
また、判定制御回路が、両ケーブルをバッテリー端子に取り付けた際に結線されて電流が流れる判定用結線回路を備え、この判定用結線回路を流れた電流の方向により、バッテリー端子の極性を判定する構成とした場合は、ケーブルの取り付け方により、判定用結線回路に流れる電流の方向性が異なってくる。したがって、この電流の方向性の違いからケーブルに接続された各バッテリー端子の極性を判定することが可能となる。
また、判定用結線回路が、直列接続された複数の抵抗を備えた構成とした場合は、簡易な構成で判定用結線回路の電流方向性を検出することが可能となり、メンテナンスもしやすい利点がある。
さらに、判定制御回路が、判定用結線回路の直流電圧がゼロになると、導通切換回路を非導通状態とする構成とした場合は、ケーブルをバッテリー端子に取り付ける際には、ケーブルと充電端子とを非導通とすることができることとなり、取り付け時にショートしてしまうことがない。
また、判定制御回路が、導通切換回路に第一、第二信号を出力し、導通切換回路が、第一信号に基づいて第一導通状態となり、第二信号に基づいて第二導通状態状態となる構成とした場合は、各ケーブルに取り付けられたバッテリー端子の極性に応じて、充電回路の充電端子極性とバッテリーのバッテリー端子極性とを一致させることが可能となる。
本発明にかかる充電器1は、図1に示されるように、バッテリー3に突設された二つのバッテリー端子3a,3bに、先端が導電材料からなるクリップ状の二つのケーブル4,5をそれぞれ挟んで取り付けることにより、相互を電気的に接続させて、コンセント2(外部交流電源)を供給源として電気をバッテリー3に供給するものである。
上述のバッテリー3は、DC12Vの鉛蓄電池であって、充電器1からの電気が入力されるプラスバッテリー端子3aとマイナスバッテリー端子3bとを備えている。このバッテリー3は、公知のバッテリーが好適に用いられる。なお、バッテリー3の構造の詳細については、公知技術であるため省略する。
一方、充電器1には、AC100VのACアダプター6、及び充電端子7,8を具備した充電回路9が内蔵されている。そして、ACアダプター6をコンセント2に接続することにより、プラス充電端子7、及びマイナス充電端子8から電気が出力される。この充電回路9は、公知の充電回路が好適に用いられる。図2に示されるように、本実施形態例にあっては、ワンチップ型の充電回路9を採用すると共に、充電中は発光ダイオードが点灯するようにして、作業者に現在の充電状況を適正に報知する構成としている。なお、充電回路9の構成の詳細については、公知技術であるため省略する。
次に、本発明の要部について説明する。
本発明にかかる充電器1は、第一ケーブル4と第二ケーブル5とを備えている。この第一、第二ケーブル4,5は、リレー回路10(導通切換回路)を介して、充電回路9の充電端子7,8と電気的に接続されることとなる(図1,2参照)。
このリレー回路10は、次の三つの導通状態のうち、いずれかとなる。一つは、プラス充電端子7と第一ケーブル4とが導通し、かつマイナス充電端子8と第二ケーブル5とが導通する第一導通状態である。二つ目は、プラス充電端子7と第二ケーブル5とが導通し、かつマイナス充電端子8と第一ケーブル4とが導通する第二導通状態である。三つ目は、充電端子7,8とケーブル4,5とが非導通となる非導通状態である。
そして、このリレー回路10は、図2に示されるように、RAコイル(第一検出部)20とRBコイル(第二検出部)21とを備えている。さらに、RAコイル20に電流が流れると導通状態(ON)となり、これに対し電流が流れない場合に非導通状態(OFF)となる一組のRAスイッチ22a,22b(第一スイッチ部)と、RBコイル21に電流が流れると導通状態となり、これに対し電流が流れない場合に非導通状態となる一組のRBスイッチ23a,23b(第二スイッチ部)とを備えている。
さらに詳述すると、プラス充電端子7と第一ケーブル4とを結ぶ第一導電線路25上にRAスイッチ22aが接続され、このRAスイッチ22aがONとなることによって、プラス充電端子7と第一ケーブル4とが導通する。
また、マイナス充電端子8と第二ケーブル5とを結ぶ第二導電線路26上にRAスイッチ22bが接続され、このRAスイッチ22bがONとなることによって、マイナス充電端子8と第二ケーブル5とが導通する。
一方、RAスイッチ22aの第一ケーブル4側の接続点30とRAスイッチ22bの充電回路9側の接続点31とを結ぶ第三導電線路28上にRBスイッチ23bが接続され、このRBスイッチ23bがONとなることによって、マイナス充電端子8と第一ケーブル4とが導通する。
また、RAスイッチ22bの第二ケーブル4側の接続点32とRAスイッチ22aの充電回路9側の接続点33とを結ぶ第四導電線路27上にRBスイッチ23aが接続され、このRBスイッチ23aがONとなることによって、プラス充電端子7と第二ケーブル5とが導通する。
かかる構成にあって、RAコイル20に電流が流れると、RAスイッチ22a,22bが同時にONとなって、リレー回路10が第一導通状態となる。一方、RBコイル21に電流が流れると、RBスイッチ23a,23bがONとなって、リレー回路10が第二導通状態となる。一方、コイル20,21に電流が流れない場合は、両スイッチ22,23がOFFとなって、リレー回路10は非導通状態となる。
さらに、充電器1は、両ケーブル4,5とリレー回路10とに電気的に接続された判定制御回路11を備えている。この判定制御回路11は、IC回路により構成され、三つの機能に大別される。一つは、両ケーブル4,5をバッテリー端子3a,3bから取り外した際に、第一導通状態又は第二導通状態のいずれかに自己保持されたリレー回路10を開放し、非導通状態とする自己保持開放機能である。
もう一つは、両ケーブル4,5がバッテリー端子3a,3bに取り付けられた際に、両ケーブル4,5間に発生するバッテリー電圧に基づいて、各ケーブル4,5に取り付けられたバッテリー端子3a,3bの極性を判定するバッテリー極性判定機能である。
最後の一つは、第一ケーブル4が取り付けられたバッテリー端子がプラスバッテリー端子3aであると判定した場合に、リレー回路10を第一導通状態とし、第一ケーブル4が取り付けられたバッテリー端子がマイナスバッテリー端子3bであると判定した場合に、リレー回路10を第二導通状態とする回路切換機能である。
ここで、前記バッテリー判定機能を担う判定制御回路11は、直列接続された二つの抵抗R1,R2により構成された判定用結線回路12を備えている(図2参照)。さらに詳述すると、抵抗R1は、一端が第一ケーブル4と接続し、他端が抵抗R2と接続している。また、抵抗R2は、一端が第二ケーブル5と接続し、他端が抵抗R1と接続されている。そして、両ケーブル4,5がバッテリー端子3a,3bに取り付けられると、判定用結線回路12が結線されて、抵抗R1,R2を含むループ回路が形成される。そして、かかる回路に、バッテリー3に残留するバッテリー電圧に基づいて両抵抗R1,R2に電流が流れる。そして、判定制御回路11が、抵抗R1に流れた電流の方向性を検知する。そして、リレー回路10に後述の第一又は第二信号を出力する。
また、前記自己保持開放機能を担う判定制御回路11は、ゼロ・クロス回路を応用した回路により構成される。すなわち、バッテリー端子3a,3bから両ケーブル4,5を取り外した際に、判定用結線回路12の抵抗R1の直流電圧がゼロになることを検出すると共に、ゼロとなった直流電圧を検出すると、両コイル20,21の電流をOFFとすることにより、両スイッチ22,23を開放し、リレー回路10を非導通状態とする。
なお、放電されて充電が必要なバッテリー3であっても、常に残存電圧があることが一般的であり、両ケーブル4,5を当該バッテリー3のバッテリー端子3a,3bに取り付けることにより、両ケーブル4,5に数V程度の電圧が負荷される。
次に、充電器1の動作を使用方法と合わせて説明する。
バッテリー3と充電器1とが互いに接続されていない状態で、まず、コンセント2に充電器1のACアダプター6を差し込む。そして、第一ケーブル4と第二ケーブル5とを、バッテリー端子3a,3bの極性を考慮することなく、各バッテリー端子3a,3bに挟んで取り付ける。なお、本発明は、両ケーブル4,5がバッテリー端子3a,3bから取り外されて非導通状態のときは、ケーブル4,5と充電回路9とが非導通となっているため、取り付け時にショートしない。
仮に、第一ケーブル4がプラスバッテリー端子3aに取り付けられ、第二ケーブル5がマイナスバッテリー端子3bに取り付けられたとすると、充電器1の判定用結線回路12には、図2の回路図中、反時計回りに電流が流れる。すなわち、抵抗R1には、右から左方向に電流が流れる。
そして、この抵抗R1の電流方向により判定制御回路11は、フォトカプラを経由して、RAコイル20に第一信号を出力し、RAコイル20に電流を流す。このRAコイル20に電流が流れると、両RAスイッチ22a,22bがONとなって、第一導電線路25と第二導電線路26とが形成され、非導通状態であったリレー回路10が第一導通状態となる。これにより、プラス充電端子7と第一ケーブル4とが導通し、かつマイナス充電端子8と第二ケーブル5とが導通することとなり、充電回路9の端子極性とバッテリー3の端子極性とが一致する。
一方、仮に、第一ケーブル4がマイナスバッテリー端子3bに接続され、第二ケーブル5がプラスバッテリー端子3aに取り付けられたとすると、判定用結線回路12の抵抗R1には、上述の場合と反対方向に電流が流れることとなる。このような場合には、判定制御回路11が抵抗R1の電流方向に基づいて、RBコイル21に第二信号を出力し、RBコイル21に電流を流す。すると、両RBスイッチ23a,23bがONとなり、第三導電線路28と第四導電線路27とが形成されて、リレー回路10が非導通状態から第二導通状態となる。これにより、プラス充電端子7と第二ケーブル5とが導通し、かつマイナス充電端子8と第一ケーブル4とが導通することとなり、充電回路9の端子極性とバッテリー3の端子極性とが一致する。
すなわち、本発明にかかる充電器1は、接続時にバッテリー3の端子極性を全く考慮しなくても、充電器1が適正に接続制御するため、接続作業に不慣れな作業者であってもショートすることなく確実にバッテリー3に電気を供給できる。
なお、充電を終了、或いは中断するために、両ケーブル4,5をバッテリー端子3a,3bから取り外すと、判定制御回路11は、抵抗R1の直流電圧がゼロになるのを検出し、両コイル20,21をOFFとする。これにより、両スイッチ22,23が開放され、第一導通状態又は第二導通状態のいずれかに自己保持されたリレー回路10が非導通状態となる。これにより、充電回路9からの電気供給が寸断されると共に、次に充電器1とバッテリー3とを接続したときに、極性の不一致を理由にショートしてしまう事態を回避することができる。
なお、別の実施形態例として、判定用結線回路12に、ホール素子等の半導体素子(図示省略)を採用し、判定用結線回路12の電線のうち、所定電線に半導体素子を近接させて判定用結線回路12の電流方向性を検出する構成としても良い。また、CPコイルを採用する構成としてもよく、適宜回路構成を変更することができる。
また、上述のリレー回路10に代えて、他の構成の導通切換回路としても勿論良い。例えば、RA,RBコイル20,21に代えて、半導体素子を採用した回路構成が提案される。
また、本発明は、鉛蓄電池以外のバッテリーに用いることもできる。
なお、本発明の実施の形態は、本発明の主旨を逸脱しない限り、種々の形態に変更することができる。
充電器1とバッテリー3の接続状況を示す説明図である。 充電器1の電気回路図である。 従来構成の充電器aを示す説明図である。
符号の説明
1 充電器
2 コンセント
3 バッテリー
3a プラスバッテリー端子
3b マイナスバッテリー端子
4 第一ケーブル
5 第二ケーブル
6 ACアダプター
7 プラス充電端子
8 マイナス充電端子
9 充電回路
10 リレー回路
11 判定制御回路
12 判定用結線回路
20 RAコイル
21 RBコイル
22 RAスイッチ
23 RBスイッチ

Claims (5)

  1. 外部交流電源を供給源とし、該外部交流電源より得た電気を出力するプラス充電端子及びマイナス充電端子を備えた充電回路と、
    バッテリーに備えられたプラスバッテリー端子及びマイナスバッテリー端子にそれぞれ取り付けられる第一ケーブル及び第二ケーブルとを備え、該バッテリー端子対を介して、バッテリーに電気を供給する充電器であって、
    プラス充電端子と第一ケーブルとが導通し、かつマイナス充電端子と第二ケーブルとが導通する第一導通状態と、プラス充電端子と第二ケーブルとが導通し、かつマイナス充電端子と第一ケーブルとが導通する第二導通状態と、充電端子とケーブルとが非導通となる非導通状態とのうち、いずれかの導通状態となる導通切換回路と、
    両ケーブルと導通切換回路とにそれぞれ電気的に接続され、両ケーブルをバッテリー端子から取り外した際に、導通切換回路を非導通状態とすると共に、両ケーブルをバッテリー端子に取り付けた際に、両ケーブル間に発生するバッテリー電圧に基づいて、各ケーブルが取り付けられたバッテリー端子の極性をそれぞれ判定し、第一ケーブルが取り付けられたバッテリー端子がプラスバッテリー端子であった場合は導通切換回路を第一導通状態とし、第一ケーブルが取り付けられたバッテリー端子がマイナスバッテリー端子であった場合は導通切換回路を第二導通状態とする判定制御回路とを備えたことを特徴とする充電器。
  2. 判定制御回路が、
    両ケーブルをバッテリー端子に取り付けた際に結線されて電流が流れる判定用結線回路を備え、この判定用結線回路を流れた電流の方向により、前記バッテリー端子の極性を判定することを特徴とする請求項1記載の充電器。
  3. 判定用結線回路が、直列接続された複数の抵抗を備え、第一ケーブルがプラスバッテリー端子に取り付けられた場合に、電流が該抵抗を所定の第一方向に流れ、第一ケーブルがマイナスバッテリー端子に取り付けられた場合に、電流が所定の第二方向に流れることを特徴とする請求項2記載の充電器。
  4. 判定制御回路が、
    バッテリー端子から両ケーブルを取り外した際に、判定用結線回路の直流電圧がゼロになることを検出すると共に、ゼロとなった直流電圧を検出すると、導通切換回路を非導通状態とすることを特徴とする請求項2又は請求項3記載の充電器。
  5. 判定制御回路が、
    第一ケーブルがプラスバッテリー端子に取り付けられた場合は、導通切換回路に第一信号を出力し、第一ケーブルがマイナスバッテリー端子に取り付けられた場合は、第二信号を出力すると共に、
    導通切換回路が、
    第一信号を検出する第一検出部、及び第二信号を検出する第二検出部と、
    第一検出部が第一信号を検出すると導通状態となる第一スイッチ部、及び第二検出部が第二信号を検出すると導通状態となる第二スイッチ部とを備え、
    第一スイッチ部が導通状態となると第一導通状態となり、第二スイッチ部が導通状態となると第二導通状態となることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の充電器。
JP2003339263A 2003-09-30 2003-09-30 充電器 Pending JP2005110389A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003339263A JP2005110389A (ja) 2003-09-30 2003-09-30 充電器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003339263A JP2005110389A (ja) 2003-09-30 2003-09-30 充電器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005110389A true JP2005110389A (ja) 2005-04-21
JP2005110389A5 JP2005110389A5 (ja) 2007-12-27

Family

ID=34534499

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003339263A Pending JP2005110389A (ja) 2003-09-30 2003-09-30 充電器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005110389A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113169568A (zh) * 2018-12-07 2021-07-23 Fdk株式会社 充电器和充电方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113169568A (zh) * 2018-12-07 2021-07-23 Fdk株式会社 充电器和充电方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11447023B2 (en) Portable vehicle battery jump start apparatus with safety protection and jumper cable device thereof
AU2022200746B2 (en) Portable vehicle battery jump start apparatus with safety protection
US11754031B2 (en) Rechargeable battery jump starting device with depleted or discharged battery pre-conditioning system
JP5992502B2 (ja) 車両適用のための高電圧バッテリシステム
US4217534A (en) Vehicle battery polarity indicator
CN112928905A (zh) 预充电开关和功率供应布置及负载连接直流电压源的方法
JP2005110389A (ja) 充電器
KR101587646B1 (ko) 조명 시스템 및 그 구동 방법
JP2024508311A (ja) 安全性を提供するためのバッテリ検出を備えたジャンプスタータ
JP2006320154A (ja) 充電池の充電装置
AU2003231619B2 (en) Adaptive booster cable for a vehicle battery
US20040056635A1 (en) Non-polar charger
US20240075828A1 (en) Charging and power supply device
JP2005143221A (ja) 充電器
JP2022083785A (ja) 充電ケーブル
JP2002354694A (ja) 充電機能付き電子機器
JPH0724080B2 (ja) 遠隔電送装置
GB2124440A (en) Portable electrical power supplies

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060929

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071012

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071108

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071129

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080319