JP2005102049A - ストリーミングコンテンツ配信管理システム - Google Patents

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Yasuhiko Yoshimura
康彦 吉村
Masao Masugi
正男 馬杉
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Abstract

【課題】 利用者端末におけるストリーミングコンテンツの再生品質を実時間で管理し、ストリーミングコンテンツの再生品質の劣化を正確に把握することにより全利用者端末の再生品質を管理可能なストリーミングコンテンツ配信管理システムを提供する。
【解決手段】 利用者端末110の測定管理部113が品質管理サーバ150から測定パラメータ等の測定条件を受信し、一次パラメータ取得部114がコンテンツの再生情報及び時刻情報を取得し、パラメータ解析部115が再生開始遅延及び再生シーンずれを品質関連パラメータとして算出し、パラメータ送信部116が視聴者IPアドレス等の識別子と共に品質関連パラメータを品質管理サーバ150に送信する。品質管理サーバ150のパラメータ管理部153が受信した識別子及び品質関連パラメータに基づいて再生品質を実時間で管理する。
【選択図】図2

Description

本発明は、インターネットプロトコル(IP)を用いたネットワークを介してストリーミングコンテンツの配信管理サービスを提供するサーバ・クライアント型またはP2P(Peer To Peer)型のシステムにおいて、任意のストリーミングコンテンツの配信品質を実時間で解析するストリーミングコンテンツ配信管理システムに関するものである。
図1に、従来のストリーミングコンテンツ配信管理システムを説明する概略構成図を示す。本システムは、従来の一般的なインターネット上のストリーミングコンテンツ配信管理サービスを提供するシステムである。図1において、10−1及び10−2は視聴者が操作する利用者端末、20はインターネット、30はスイッチ装置、40はストリーミング配信サーバ、50は品質管理サーバ、60及び61は品質測定プローブ装置である。利用者端末10−1,10−2は、直接的にインターネット20に接続され、またはISP(Internet Service Provider)等を介して間接的にインターネット20に接続される。インターネット20は、ルータ等のネットワーク機器を用いて複数のネットワークを相互に接続することにより通信を行う。スイッチ装置30は、複数の端末を接続するネットワーク機器であり、直接的にインターネット20に接続され、またはルータ等を介して間接的にインターネット20に接続される。また、ストリーミング配信サーバ40も、直接的にインターネット20に接続され、またはルータやスイッチ装置30等を介して間接的にインターネット20に接続される。さらに、品質管理サーバ50及び品質測定プローブ装置60,61も、直接的にインターネット20に接続され、またはスイッチ装置30等を介して間接的にインターネット20に接続される。
次に、本システムが提供するストリーミングコンテンツ配信管理サービスの動作について説明する。まず、利用者端末10−1,10−2を操作する利用者(視聴者)は、視聴したいストリーミングコンテンツのリソースを識別するための文字列であるURL(Uniform Resource Locator)を含むメタファイルを、番組表や当該コンテンツへのリンクを含むwebページを提供し世界中に分散して存在するWWW(World Wide Web)サーバ等から取得する。これにより、ストリームコンテンツのリソースを特定することが可能になる。利用者は、利用者端末10(図1において、利用者端末10−1と利用者端末10−2のそれぞれの端末を意味する。)上で動作するストリーミングコンテンツ再生アプリケーションを用いて前記URLを指定すると、利用者端末10は、マルチメディアプレゼンテーション制御プロトコルであるRTSP(Real Time Streaming Protocol)を利用して、インターネット20を介してストリーミング配信サーバ40にリクエストメッセージを送信する。ストリーミング配信サーバ40は、リクエストメッセージを受信すると、利用者端末10との間で通信を行い、ストリーム配信に利用するプロトコルの選択及び配信レート等の決定を行い、ストリーム配信を実際に開始する。利用者端末10上で動作するストリーミングコンテンツ再生アプリケーションは、一定量のストリーミングをバッファリングした後、利用者端末10上で当該ストリーミングの再生を開始する。利用者端末10及びストリーミング配信サーバ40は、ストリーミング再生開始後も、パケット損失や使用帯域等のストリーミング配信品質に関する通信を行い再送制御や配信ビットレート制御を利用することにより、視聴品質を維持する(特許文献1,2参照。)。
ここで、従来のストリーミングコンテンツ配信管理サービスの方法は、品質測定対象及び目的に応じて4つに分類される。第一の方法は、ストリーミング配信サーバ40の配信ログを利用するものである。具体的には、ストリーミング配信サーバ40が、当該サーバ40における負荷状況や障害等の情報を管理するとともに、当該サーバ40上のストリーミング配信に関するログファイルを解析してストリーミング配信の品質を管理するものである。この方法は、主に視聴分析や当該サーバ40の能力を把握するために用いられる。
第二の方法は、ストリーミング配信サーバ40または利用者端末10若しくはこれら両者の近くに品質測定プローブ装置60,61を設置し、当該品質測定プローブ装置60,61によりインターネット20を介して通信を監視するものである。具体的には、品質測定プローブ装置60,61が、ストリーミング配信サーバ40と利用者端末10との間で送受信される転送パケットの再送要求やパケットロス率の報告等について転送制御用プロトコルを監視し解析するもの、またはストリーミング配信サーバ40と利用者端末10との間で実際のストリーミングコンテンツを転送するパケットのうち少なくとも一つのパケットを監視し解析するものである。この方法は、ネットワーク状態や利用者端末10上のストリーミングコンテンツ再生アプリケーションにおける再生品質を推測するために用いられる。
第三の方法は、第二の方法と同様に品質測定プローブ装置60,61を設置し、当該品質測定プローブ装置60,61によりインターネット20を介して通信を監視するものである。具体的には、品質測定プローブ装置60,61が、当該品質測定プローブ装置60と品質測定プローブ装置61との間を流れる転送パケットを解析し転送品質を測定することによりストリーミング配信品質管理を行う点で第二の方法と同様であるが、ストリーミング配信サーバ40と利用者端末10との間の通信を監視するものではなく、品質測定プローブ装置60,61間で試験パケットを用いて通信を行い、当該試験パケットからストリーミング配信の品質を予測する点で相違する。試験パケットとしては、ICMP(Internet Control Message Protocol)によるping(Packet InterNet Groper)を利用したり、実際のストリーミングコンテンツ配送を模擬したUDP(User Datagram Protocol)パケットまたはTCP(Transmission Control Protocol)パケットを利用したりする。この方法は、試験パケットの転送に必要なRTT(Round Trip Times)や使用帯域からネットワーク状態を推測し、実際の配信品質を推測するために用いられる。
第四の方法は、利用者端末10上でストリーミングの品質を測定するものである。具体的には、利用者端末10が、当該利用者端末10上で動作するストリーミングコンテンツ再生アプリケーションが提供するAPI(Application Interface)を用いて、各利用者が要求する再生コンテンツのアプリケーションレイアにおける処理を含む使用帯域、フレームレート、パケットロス率、パケットロス数、バッファリング情報、選択ビットレート、再送パケット数等の情報のうち少なくとも一つの情報を利用してストリーミングコンテンツの再生品質を測定し解析するものである。そして、利用者端末10は当該再生品質情報を品質管理サーバ50へ送信し、品質管理サーバ50が、個々の利用者のストリーミング再生の品質を管理し、受信した再生品質情報からネットワーク状態を推測するものである。
特開2003−169091号公報(段落〔0008〕) 特開2003−179898号公報(段落〔0024〕)
このような従来のストリーミングコンテンツ配信管理システムにおいて、ストリーミング配信の品質管理を行う場合、配信を行うネットワークの状態を把握することを目的とする方式、ネットワークの障害を検知することを目的とする方式、及び配信履歴からコンテンツの利用状況を把握することを目的とする方式が中心である。しかしながら、従来のシステムでは、ストリーミング配信の各利用者端末においてコンテンツが正確に再生されたか否かを把握することまたは推測することは困難であった。このため、ストリーミングコンテンツ配信管理サービスに対する課金を行う際に問題となっていた。かかる課金の問題を解消するためには、各利用者端末においてストリーミングコンテンツの再生品質を実時間で把握する必要があり、ストリーミングコンテンツ配信管理システムに負荷をかけない範囲の情報量で個々の再生品質を管理することが重要となる。また、利用者端末において、ストリーミングコンテンツの再生品質が劣化する現象には、ストリームコンテンツ再生アプリケーションによりストリーミングコンテンツ情報をバッファリングする際のバッファリングアンダーフローに起因する映像の乱れ、再生の一時停止等がある。この場合、再生品質の劣化を正確に把握し、これを再生品質情報として管理することが望まれていた。
そこで、本発明は上記の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、各利用者端末におけるストリーミングコンテンツの再生品質を実時間で効率的に管理可能なストリーミングコンテンツ配信管理システムを提供することにある。また、本発明の目的は、ストリーミングコンテンツの再生品質の劣化を正確に把握することにより全利用者端末の再生品質を管理可能なストリーミングコンテンツ配信管理システムを提供することにある。
上記の課題を解決するために、請求項1の発明は、映像や音声等のコンテンツが格納された配信サーバと、利用者のコンテンツ視聴要求に従ってアクセスした前記配信サーバからコンテンツの配信を受け、当該コンテンツを再生する利用者端末と、当該利用者端末におけるコンテンツの再生品質を管理する品質管理サーバとがそれぞれIP網に接続され、前記配信サーバ、利用者端末及び品質管理サーバによりストリーミングコンテンツ配信管理サービスを提供するシステムであって、前記利用者端末は、配信されたコンテンツをバッファリングし再生を行う再生アプリケーション部と、当該利用者端末の動作を統括管理するオペレーティングシステム部と、所定の条件に従って、前記再生アプリケーション部からコンテンツの再生状況に関する再生情報を、前記オペレーティングシステム部から時刻情報をそれぞれ取得するパラメータ取得部と、当該パラメータ取得部により取得された再生情報及び時刻情報に基づいて、前記コンテンツの再生品質を示す品質関連パラメータを算出するパラメータ算出部と、当該パラメータ算出部により算出された品質関連パラメータを前記品質管理サーバに送信するパラメータ送信部とを備え、前記品質管理サーバは、利用者端末のパラメータ送信部により送信された品質関連パラメータに基づいて、前記コンテンツの再生品質を管理するパラメータ管理部を備えたことを特徴とする。これにより、利用者端末が、再生アプリケーションの状態、再生シーン、APIが提供する品質情報等の再生情報と、OSが提示する実際の時刻である時刻情報とを取得し解析することにより再生品質を判断し品質管理サーバに送信するから、品質管理サーバにおいて再生品質を実時間で管理することができる。また、ストリーミングコンテンツ配信に関するプロトコルに依存することなくアプリケーションレイヤの情報に基づいてコンテンツの再生状況を取得することができると共に、配信サーバに影響を与えることなくネットワーク上の品質管理サーバを用いてコンテンツの再生状況を管理することができるから、再生品質を実時間で管理することができる。また、利用者端末が品質関連パラメータを算出するから、品質管理サーバは品質関連パラメータを算出する必要がなくその負荷を減少させることが可能となり、多くの利用者端末から品質関連パラメータを取得して実時間で再生品質の管理が可能となる。
請求項2の発明は、請求項1に記載のストリーミングコンテンツ配信管理システムにおいて、前記利用者端末のパラメータ算出部が算出する品質関連パラメータを、前記コンテンツの視聴要求から再生開始までに要した再生開始遅延時間及び前記コンテンツの再生における時間的ずれを示す再生シーンずれ時間のうち、いずれか一方または両方とすることを特徴とする。これにより、利用者端末のパラメータ算出部が再生シーンずれを算出する場合に、パラメータ取得部が取得する再生情報に基づいて当該再生シーンのずれの原因を判断することができる。例えば、バッファリング容量や使用帯域等の再生情報に基づいて再生シーンずれを算出した場合には品質劣化に起因するものであると判断でき、一時停止やバッファリング中等の再生情報に基づいて再生シーンのずれを算出した場合にはユーザが意図したものであると判断できる。
請求項3の発明は、請求項1または2に記載のストリーミングコンテンツ配信管理システムにおいて、さらに、前記品質管理サーバは、利用者端末のパラメータ取得部が再生情報及び時刻情報を取得する際の所定の条件を前記利用者端末に指示する条件指示部を備え、前記利用者端末は、品質管理サーバの条件指示部により指示された条件を受信して当該条件を管理する条件管理部を備え、前記利用者端末のパラメータ取得部が、条件管理部により管理された条件に従って、前記再生情報及び時刻情報を取得することを特徴とする。利用者端末において再生情報等を取得し品質関連パラメータを算出するために必要な条件が多い場合には、より以上に詳細な品質情報を得ることができるが、再生情報等を取得し品質関連パラメータを算出し管理する負荷が大きくなる。そこで、品質管理サーバの条件指示部と利用者端末の条件管理部とが通信を行うことにより条件を決定するから、負荷が大きくなることなく最適に再生情報の取得等を行うことができる。
請求項4の発明は、請求項3に記載のストリーミングコンテンツ配信管理システムにおいて、前記品質管理サーバの条件指示部が指示し前記利用者端末の条件管理部が管理する条件を、前記利用者端末のパラメータ算出部により算出される品質関連パラメータを特定するためのパラメータ、前記利用者端末のパラメータ取得部が再生情報及び時刻情報を取得する際のタイミング、及び前記利用者端末のパラメータ取得部が再生情報及び時刻情報を取得する際の回数のうち少なくとも一つとすることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項3に記載のストリーミングコンテンツ配信管理システムにおいて、前記品質管理サーバの条件指示部が指示し前記利用者端末の条件管理部が管理する条件を、前記利用者端末のパラメータ取得部が再生情報及び時刻情報を取得する際のタイミング及び回数とすることを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項3から5のいずれか一項に記載のストリーミングコンテンツ配信管理システムにおいて、前記利用者端末のパラメータ送信部は、品質関連パラメータに識別子を付与し、前記品質関連パラメータ及び識別子を品質管理サーバに送信し、前記品質管理サーバのパラメータ管理部は、前記利用者端末のパラメータ送信部により送信された品質関連パラメータ及び識別子に基づいて、前記コンテンツの再生品質を管理することを特徴とする。識別子に基づいて管理するから、コンテンツの再生品質の管理が容易になる。
請求項7の発明は、請求項6に記載のストリーミングコンテンツ配信管理システムにおいて、前記利用者端末のパラメータ送信部が送信し前記品質管理サーバのパラメータ管理部が受信する識別子を、前記利用者端末のIPアドレス、視聴対象のコンテンツの識別子、前記利用者端末の再生アプリケーション部において再生を行うアプリケーションの識別子、前記利用者端末が利用者のコンテンツ視聴要求に従って配信サーバにアクセスした時刻、及び前記配信サーバが利用者端末にコンテンツを配信する際のストリーミングコンテンツ配信転送プロトコルの種類のうち少なくとも一つとすることを特徴とする。これにより、様々な品質情報の管理方針に基づいてコンテンツの再生品質を管理することができる。
請求項8の発明は、請求項6または7に記載のストリーミングコンテンツ配信管理システムにおいて、前記利用者端末のパラメータ送信部が品質関連パラメータ及び識別子を送信するのは、前記条件管理部の指示に従ってまたは予め設定された一定期間毎に、パラメータ取得部が再生情報及び時刻情報を取得しパラメータ算出部が品質関連パラメータを算出したときであることを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項7に記載のストリーミングコンテンツ配信管理システムにおいて、前記品質管理サーバのパラメータ管理部は、前記利用者端末のパラメータ送信部により送信された品質関連パラメータと、前記利用者端末のIPアドレス、視聴対象のコンテンツの識別子、前記利用者端末の再生アプリケーション部において再生を行うアプリケーションの識別子、前記利用者端末が利用者のコンテンツ視聴要求に従って配信サーバにアクセスした時刻、及び前記配信サーバが利用者端末にコンテンツを配信する際のストリーミングコンテンツ配信転送プロトコルの種類のうち少なくとも一つの識別子とに基づいて、当該識別子毎に品質関連パラメータを管理すると共に、当該品質関連パラメータを解析して時系列に管理することを特徴とする。これにより、コンテンツ視聴中の品質情報の推移を把握することができ、利用者端末において実際にどのようなストリーミングコンテンツの再生が行われたかを具体的に把握することができる。
請求項10の発明は、請求項3から9のいずれか一項に記載のストリーミングコンテンツ配信管理システムにおいて、前記品質管理サーバの条件指示部は、当該品質管理サーバが管理する利用者端末の数に基づいて前記条件を変更し、当該条件を利用者端末に指示することを特徴とする。これにより、利用者端末は、変更された条件に従って再生情報等を取得し品質関連パラメータを算出するから、利用者端末の数を考慮した管理が可能となり、コンテンツの再生品質をさらに正確な実時間により厳密に管理することができる。
請求項11の発明は、請求項3から10のいずれか一項に記載のストリーミングコンテンツ配信管理システムにおいて、前記品質管理サーバの条件指示部は、当該品質管理サーバの処理負荷の程度に基づいて前記条件を変更し、当該条件を利用者端末に指示することを特徴とする。これにより、利用者端末は、変更された条件に従って再生情報等を取得し品質関連パラメータを算出するから、品質管理サーバの処理負荷を考慮した管理が可能となり、コンテンツの再生品質をさらに正確な実時間で厳密に管理することができる。
請求項12の発明は、映像や音声等のコンテンツが格納された配信サーバと、利用者のコンテンツ視聴要求に従ってアクセスした前記配信サーバからコンテンツの配信を受け、当該コンテンツを再生する利用者端末と、当該利用者端末におけるコンテンツの再生品質を管理する品質管理サーバとがそれぞれIP網に接続されてストリーミングコンテンツ配信管理サービスを提供するシステムにおける前記利用者端末であって、配信されたコンテンツをバッファリングし再生を行う再生アプリケーション部と、当該利用者端末の動作を統括管理するオペレーティングシステム部と、所定の条件に従って、前記再生アプリケーション部からコンテンツの再生状況に関する再生情報を、前記オペレーティングシステム部から時刻情報をそれぞれ取得するパラメータ取得部と、当該パラメータ取得部により取得された再生情報及び時刻情報に基づいて、前記コンテンツの再生品質を示す品質関連パラメータを算出するパラメータ算出部と、当該パラメータ算出部により算出された品質関連パラメータを前記品質管理サーバに送信するパラメータ送信部とを備え、前記品質管理サーバにコンテンツの再生品質を管理させることを特徴とする。
請求項13の発明は、映像や音声等のコンテンツが格納された配信サーバと、利用者のコンテンツ視聴要求に従ってアクセスした前記配信サーバからコンテンツの配信を受け、当該コンテンツを再生する利用者端末と、当該利用者端末におけるコンテンツの再生品質を管理する品質管理サーバとがそれぞれIP網に接続されてストリーミングコンテンツ配信管理サービスを提供するシステムにおける前記品質管理サーバであって、配信されたコンテンツの再生を行う再生アプリケーションから取得した再生状況に関する再生情報と、前記利用者端末の動作を統括管理するオペレーティングシステムから取得した時刻情報とに基づいて所定の条件に従って算出された前記コンテンツの再生品質を示す品質関連パラメータを前記利用者端末から受信し、当該品質関連パラメータに基づいて前記コンテンツの再生品質を管理するパラメータ管理部を備えたことを特徴とする。
請求項14の発明は、映像や音声等のコンテンツが格納された配信サーバと、利用者のコンテンツ視聴要求に従ってアクセスした前記配信サーバからコンテンツの配信を受け、当該コンテンツを再生する利用者端末と、当該利用者端末におけるコンテンツの再生品質を管理する品質管理サーバとがそれぞれIP網に接続され、前記配信サーバ、利用者端末及び品質管理サーバによりストリーミングコンテンツ配信管理を行う方法であって、前記利用者端末が、所定の条件に従って、配信されたコンテンツの再生を行う再生アプリケーションからコンテンツの再生状況に関する再生情報を取得すると共に、当該利用者端末の動作を統括管理するオペレーティングシステムから時刻情報を取得し、当該取得した再生情報及び時刻情報に基づいて前記コンテンツの再生品質を示す品質関連パラメータを算出し、当該算出した品質関連パラメータを前記品質管理サーバに送信し、前記品質管理サーバが、利用者端末により送信された品質関連パラメータを受信し、当該品質関連パラメータに基づいて前記コンテンツの再生品質を管理することを特徴とする。
請求項15の発明は、映像や音声等のコンテンツが格納された配信サーバと、利用者のコンテンツ視聴要求に従ってアクセスした前記配信サーバからコンテンツの配信を受け、当該コンテンツを再生する利用者端末と、当該利用者端末におけるコンテンツの再生品質を管理する品質管理サーバとがそれぞれIP網に接続され、前記利用者端末及び品質管理サーバをそれぞれ構成するコンピュータに実行させるストリーミングコンテンツ配信管理プログラムであって、前記利用者端末を構成するコンピュータに、再生アプリケーションにより配信されたコンテンツをバッファリングし再生を行う処理と、オペレーティングシステムにより当該利用者端末の動作を統括管理する処理と、所定の条件に従って、前記再生アプリケーションから再生状況に関する再生情報を取得すると共に、前記オペレーティングシステムから時刻情報をそれぞれ取得する処理と、当該取得された再生情報及び時刻情報に基づいて前記コンテンツの再生品質を示す品質関連パラメータを算出する処理と、当該算出された品質関連パラメータを前記品質管理サーバに送信する処理とを実行させ、前記品質管理サーバを構成するコンピュータに、前記利用者端末により送信された品質関連パラメータを受信し、当該品質関連パラメータに基づいて前記コンテンツの再生品質を管理する処理を実行させることを特徴とする。
請求項16の発明は、請求項15に記載のストリーミングコンテンツ配信管理プログラムを記録した記録媒体である。
本発明によれば、配信サーバの構成に依存することなく、利用者端末におけるストリーミングコンテンツの再生品質を実時間で効率的に管理することが可能になる。また、再生アプリケーションのバッファリングアンダーフローによる一時停止等が発生する場合には、その発生頻度や発生状況を評価することにより、ストリーミングコンテンツの再生品質の劣化を正確に把握することができ全利用者端末の再生品質を管理することが可能になる。さらに、ストリーミングコンテンツの再生品質を管理し、サービス課金へ適用することにより、再生品質に応じた適正な課金を実現することが可能になる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図2は、本発明の実施の形態に係るストリーミングコンテンツ配信管理システムの全体を説明するシステム構成図である。110−1及び110−2は視聴者が操作する利用者端末、120は通信回路網のインターネット、140はストリーミング配信サーバ、150は品質管理サーバである。利用者端末110−1,110−2、ストリーミング配信サーバ140及び品質管理サーバ150はインターネット120に接続され、インターネット120は、IPプロトコルを用いて一つ以上のネットワークを相互接続するように構成されている。
本実施の形態において、品質管理サーバ150は、視聴者IPアドレス(利用者端末のIPアドレス)と、視聴コンテンツ(利用者が視聴するコンテンツ)と、視聴開始時刻(利用者が利用者端末を用いてコンテンツの視聴を開始する時刻/利用者が利用者端末を用いてコンテンツの視聴要求のためにストリーミング配信サーバにアクセスした時刻)との組合せを用いることにより利用者端末110−1,110−2を識別し、利用者端末110−1,110−2から再生開始遅延及び再生シーンずれを品質関連パラメータとして取得するものとする。また、前提条件として、利用者端末110−1,110−2は、利用者がストリーミングコンテンツを視聴するときに品質管理サーバ150と通信し、実際のストリーミングコンテンツの存在場所を定義するメタファイルを取得するものとする。
図3に、利用者端末の各処理部を説明する概略構成図を示す。図中、110は、図2に示した利用者端末110−1と利用者端末110−2のそれぞれの端末、111から116は利用者端末110に内在する各処理部である。具体的には、111は利用者端末110上で動作し当該利用者端末110の動作を統括管理するオペレーティングシステム部、112はストリーミングコンテンツ再生アプリケーション部、113は測定管理部(条件管理部)、114は一次パラメータ取得部、115はパラメータ解析部(パラメータ算出部)、116はパラメータ送信部である。図4に、品質管理サーバの各処理部を説明する第1の概略構成図を示す。図中、150は品質管理サーバ、151から153は品質管理サーバ150に内在する各処理部である。具体的には、151は品質管理サーバ150上で動作し当該品質管理サーバ150を統括管理するオペレーティングシステム部、152は測定指示部(条件指示部)、153はパラメータ管理部である。
次に、図5に示すフロー図を参照して、図2に示したストリーミングコンテンツ配信管理システムが提供するストリーミングコンテンツ配信管理サービスについて、利用者端末110の各処理部の動作を説明する。最初に、一般的なストリーミングコンテンツ配信管理サービスの流れについて以下に説明する。まず、利用者は、利用者端末110を用いて、番組表やリンク集等の情報が掲載され、ストリーミング配信サーバ140へのリンクを含むwebページを提供するサーバ装置にアクセスすることにより、実際のストリーミングコンテンツの存在場所を示すメタファイルを取得する。次に、利用者は、メタファイルを取得した後、ストリーミングコンテンツを再生するストリームコンテンツ再生アプリケーションを選択すると、利用者端末110は、メタファイルをストリーミングコンテンツ再生アプリケーション部112に引数として引き渡して、ストリーミングコンテンツ再生アプリケーション部112を起動する。起動したストリーミングコンテンツ再生アプリケーション部112は、メタファイルの記述に従ってストリーミング配信サーバ140にストリーミングコンテンツの要求を送信する。このとき、利用者端末110とストリーミング配信サーバ140との間で、コンテンツ配信に利用する転送プロトコルの選択やコンテンツの配信ビットレートの選択等のコンテンツネゴシエーション処理が行われる。これにより、ストリーミング配信サーバ40は、適切なコンテンツの配信を開始する。そして、利用者端末110のストリーミングコンテンツ再生アプリケーション部112は、ストリーミング配信サーバ140から配信されたコンテンツを予め設定されたバッファ量に基づいてバッファリングし、利用者端末110上でコンテンツの再生を開始する。
本発明の実施の形態に係るストリーミングコンテンツ配信管理システムでは、上述した一般的なストリーミングコンテンツ配信管理サービスの流れにおいて、利用者端末110がメタファイルを取得する要求を基点にして処理が開始する。具体的には、まず、利用者端末110がメタファイルの取得を要求するときに、利用者端末110の測定管理部113は、品質管理サーバ150の測定指示部152に測定開始要求を送信する。測定指示部152は、サービス管理者により予め設定された測定すべきパラメータ、測定間隔及び測定回数等の測定条件を測定管理部113に送信する(ステップS1001)。測定管理部113は、取得したメタファイル及び受信した測定条件に基づいて、ストリーミングコンテンツ再生アプリケーション部112においてストリームコンテンツ再生アプリケーションを起動し、測定を開始する(ステップS1002)。
利用者端末110のストリーミングコンテンツ再生アプリケーション部112が測定を開始すると、一次パラメータ取得部114は、オペレーティングシステム部111からOSの時刻情報を取得し、これを測定開始時刻t0とする(ステップS1003)。その後、一次パラメータ取得部114は、測定管理部113により設定された時間(測定条件としての測定間隔)を待って(ステップS1004)、ストリーミングコンテンツ再生アプリケーション部112におけるストリームコンテンツ再生アプリケーションの状態を確認する(ステップS1005)。このとき、ストリームコンテンツ再生アプリケーションの状態が再生中でなければステップ1004に処理を戻し、ストリームコンテンツ再生アプリケーションの状態が再生中になるまでステップ1004及び1005の処理を繰り返す。ここで、測定管理部113により設定された回数(測定条件としての測定回数)を超えて処理を繰り返した場合には、当該フローを終了する。一次パラメータ取得部114は、ストリームコンテンツ再生アプリケーションの状態が再生中であると確認した場合には、オペレーティングシステム部111からOSの時刻情報t1を取得し、さらにストリーミングコンテンツ再生アプリケーション部112からコンテンツ再生位置(コンテンツ再生が開始してからのコンテンツ再生上の時刻/コンテンツ再生中のフレーム番号)を取得する(ステップS1006)。パラメータ解析部115は、ステップ1003で取得した測定開始時刻t0と、ステップ1006で取得した再生開始の時刻情報t1及びt1におけるコンテンツ再生位置とに基づいて、t1とt0の時間差(t1−t0)にコンテンツ再生位置を補正した再生開始遅延を算出する(ステップS1007)。つまり、再生開始遅延は、OSが提供する時刻情報の推移を基準にして、ストリームコンテンツ再生アプリケーションの状態の推移を比較することにより算出される。ここで、再生開始遅延とは、ストリーミングコンテンツの再生開始までに要した時間をいう。そして、パラメータ送信部116は、パラメータ解析部115により算出された再生開始遅延に品質管理に必要な識別子を付与し、品質管理サーバ50の測定指示部152に報告する(ステップS1008)。ここで、識別子とは、例えば利用者端末110のIPアドレス、視聴対象のコンテンツの識別子、利用者端末110のストリーミングコンテンツ再生アプリケーション部112において再生を行うアプリケーションの識別子、利用者端末110が利用者のコンテンツ視聴要求に従ってストリーミング配信サーバ140にアクセスした時刻、及びストリーミング配信サーバ140が利用者端末110にコンテンツを配信する際のストリーミングコンテンツ配信転送プロトコルの種類である。
その後、一次パラメータ取得部114は、測定管理部113により設定された時間(測定条件としての測定間隔)を待って(ステップS1009)、一次パラメータを取得する(ステップS1010)。具体的には、ストリーミングコンテンツ再生アプリケーション部112からストリームコンテンツ再生アプリケーションの状態及びコンテンツ再生位置を取得し、オペレーティングシステム部111からOSの時刻情報等を取得する。パラメータ解析部115は、ストリームコンテンツ再生アプリケーションの状態が停止(再生終了)であると確認した場合には、再生開始時のOSの時刻情報t1から再生終了時のOSの時刻情報への推移と、再生開始時のコンテンツ再生位置から再生終了時のコンテンツ再生位置への推移との差から、再生シーンずれを算出する(ステップS1012)。つまり、再生シーンずれは、OSが提供する時刻情報の推移と、ストリームコンテンツ再生アプリケーションが提供する時刻情報の推移とを比較することにより、一次パラメータの推移の差から算出される。ここで、再生シーンずれとは、コンテンツの各フレームの再生間隔のずれをいう。そして、パラメータ送信部116は、パラメータ解析部115により算出された再生シーンずれに品質管理に必要な識別子を付与し、品質管理サーバ50の測定指示部152に報告する(ステップS1013)。これにより、利用者端末110における測定処理が終了する。
一方、ステップ1010において、パラメータ解析部115がストリームコンテンツ再生アプリケーションの状態が停止(再生終了)でないと確認した場合には、パラメータ解析部115は、上述した一次パラメータの推移の差から再生シーンずれを算出する(ステップS1011)。そして、ステップ1008に処理が戻り、パラメータ送信部116が、当該再生シーンずれに品質管理に必要な識別子を付与して品質管理サーバ50の測定指示部152に報告する(ステップS1008)。このように、ストリームコンテンツ再生アプリケーションの状態が停止(再生終了)になるまでステップ1008、1009、1010及び1011の処理を繰り返す。ここで、測定管理部113により設定された回数(測定条件としての測定回数)を超えて処理を繰り返した場合には、当該フローを終了する。
このように、利用者端末110のパラメータ送信部116は、図5に示したステップ1008において再生開始遅延の品質関連パラメータを、ステップ1008及び1013において再生シーンずれの品質関連パラメータを、それぞれ品質管理サーバ150に報告する。つまり、利用者端末110は、利用者がストリーミングコンテンツを視聴中に、定期的に再生シーンずれ等の品質情報を品質管理サーバ50に報告することができ、品質管理サーバ150はこの品質情報により実時間管理を行うことが可能になる。
次に、品質管理サーバ150の各処理部の動作について説明する。品質管理サーバ150は、各利用者端末110における再生開始遅延及び再生シーンずれの品質情報(品質関連パラメータ)を収集管理することを目的としている。品質管理サーバ150のパラメータ管理部153は、測定指示部152の設定(測定すべきパラメータ、測定間隔及び回数等の測定条件の設定)に従って、各利用者端末110で測定された品質関連パラメータを定期的に受信し、利用者端末110から受信した識別子毎にまたは予め設定された識別子毎に管理を行う。すなわち、パラメータ管理部153は、図5に示したステップ1008において再生開始遅延の品質関連パラメータを、ステップ1008及び1013において再生シーンずれの品質関連パラメータをそれぞれ受信し、例えば、利用者端末のIPアドレス毎、視聴対象のコンテンツの識別子毎、ストリームコンテンツ再生アプリケーションの識別子毎、コンテンツ視聴要求に従ってストリーミング配信サーバ140にアクセスした時刻毎またはストリーミングコンテンツ配信転送プロトコルの種類毎に管理する。このとき、パラメータ管理部153は、受信した品質関連パラメータを解析して時系列に管理する。また、パラメータ管理部153は、利用者端末のIPアドレス毎等の識別子毎に管理したコンテンツの再生状況または再生シーンをそれぞれ比較する。
このように、利用者端末110では定期的に再生状況を確認し報告する処理を行っているにすぎないため、品質管理サーバ150は、ストリーミングコンテンツ再生中の断片的な情報しか把握することができない。しかしながら、品質管理サーバ150は、品質管理サーバ150上で管理を行うことにより品質情報の推移を把握することが可能になる。また、品質管理サーバ150は、上述した識別子の組合せを変えることにより、例えば視聴者端末、コンテンツ、ストリーミング配信サーバ140、転送プロトコルまたは視聴開始時刻に割り当てられた一つ以上の管理番号毎に、品質関連パラメータの管理を実現することが可能になる。
さらに、品質管理サーバ150は利用者端末110の品質情報の推移を把握することができるから、利用者端末110におけるストリーミングコンテンツ情報をバッファリングする際のバッファリングアンダーフローに起因する映像の乱れや再生の一時停止等が発生する発生頻度や発生状況を評価することができる。従って、再生品質の劣化を正確に把握し、これを再生品質情報として管理することが可能になる。
図6に、品質管理サーバの各処理部を説明する第2の概略構成図を示す。図6に示す品質管理サーバ250は、図2に示したストリーミングコンテンツ配信管理システムの品質管理サーバ150に置き換わって構成される。図中、250は品質管理サーバ、251から253は品質管理サーバ250に内在する各処理部である。具体的には、251は品質管理サーバ250上で動作し当該品質管理サーバ250を統括管理するオペレーティングシステム部、252は測定指示部(条件指示部)、253はパラメータ管理部である。この品質管理サーバ250においては、測定指示部252が、各利用者端末の測定パラメータ、測定間隔及び測定回数等の測定条件を、パラメータ管理部253及びオペレーティングシステム部251が管理する情報や状態から動的に決定することを特徴とする。
図4に示した第1の品質管理サーバ150の例では、管理者が設定方針に基づいて測定パラメータ等の測定条件を予め設定し、品質管理サーバ150の測定指示部152が動作するようになっている。しかし、視聴者の数やオペレーティングシステム部151の処理負荷によっては、品質管理を実時間で処理できない場合がある。そこで、図6に示す第2の品質管理サーバ250の例では、利用者端末110の測定管理部113と、品質管理サーバ250の測定指示部252とが通信するときに、測定指示部252が、パラメータ管理部153から現在の視聴者の数を取得し、オペレーティングシステム部251から現在のCPU使用率やメモリ使用率等の処理負荷情報を取得し、測定パラメータ、測定間隔及び測定回数等の測定条件を動的に変更して決定し、利用者端末110の測定管理部113へ送信する。利用者端末110は、動的に変更された測定条件を受信し、当該測定条件に基づいて再生開始遅延及び再生シーンずれの品質関連パラメータを算出する。
例えば、視聴者数が減少した場合、CPU使用率が下がった場合またはメモリ使用率が下がった場合は、測定指示部252は測定間隔を短くしまたは/及び測定回数を多くするように変更する。これにより、品質管理サーバ250の実時間処理による品質管理をさらに正確に実現することが可能になる。一方、視聴者数が増加した場合、CPU使用率が上がった場合またはメモリ使用率が上がった場合は、品質管理サーバ250は品質情報を実時間で処理できない可能性があるから、測定指示部252は測定間隔を長くしまたは/及び測定回数を少なくするように変更する。これにより、品質情報の実時間処理の頻度を下げることができ、品質管理の実時間処理の遅延を回避することができる。このように、測定指示部252が測定条件を動的に変更することにより、各使用者端末における品質情報の実時間性を優先することが可能になる。
以上、本発明の実施の形態を挙げて本発明を説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の思想から逸脱しない限りにおいて種々の変形が可能である。例えば、上記の実施の形態では、品質情報(品質関連パラメータ)として再生開始遅延及び再生シーンずれの2つを測定対象としたが、これらの品質情報のうち1つのみを対象としてもよく、再生開始遅延及び再生シーンずれ以外の品質情報を対象としてもよい。要するに、品質情報は、ストリーミングコンテンツの再生品質を実時間で解析可能な情報であって、利用者端末110において算出可能な情報であればよい。
また、上記の実施の形態では、図5に示したステップ1001において、品質管理サーバ150の測定指示部152が、測定パラメータ、測定間隔及び測定回数等の測定条件を利用者端末110の測定管理部113に送信するようにしたが、この測定条件は測定パラメータ等の少なくとも一つであってもよい。要するに、この測定条件は、品質情報を測定するために必要な測定方法を特定する条件であればよい。
また、上記の実施の形態では、利用者端末110の一次パラメータ取得部114が、ストリーミングコンテンツ再生アプリケーション部112から再生中、再生終了及びコンテンツ再生位置の再生情報を取得するようにしたが、再生情報として、一時停止、コンテンツの再生状態の状態遷移、バッファリング容量やバッファリング中等のバッファリング状態、使用帯域を取得するようにしてもよい。この再生情報は、パラメータ解析部115が品質関連パラメータを算出するために必要なストリーミングコンテンツ再生アプリケーション部112における再生アプリケーションの状態やAPIが提供する品質情報等を含む広い概念である。
また、上記の実施の形態では、利用者端末110の測定管理部113、一次パラメータ取得部114、パラメータ解析部115及びパラメータ送信部116を別構成としたが、論理的に1つまたは2つ若しくは3つを処理部として構成するようにしてもよい。また、上記の実施の形態では、品質管理サーバ150,250の測定指示部152,252及びパラメータ管理部153,253を別構成としたが、論理的に1つの処理部として構成するようにしてもよい。
尚、利用者端末110は、オペレーティングシステム部111、ストリーミングコンテンツ再生アプリケーション部112、測定管理部113、一次パラメータ取得部114、パラメータ解析部115及びパラメータ送信部116により各処理を実行するソフトウェアを組み込んだコンピュータによって構成される。また、品質管理サーバ150,250は、オペレーティングシステム部151,251、測定指示部152,252及びパラメータ管理部153,253により各処理を実行するソフトウェアを組み込んだコンピュータによってそれぞれ構成される。これらのソフトウェアは、コンピュータに実行させることのできるプログラムとして、磁気ディスク(フロッピィーディスク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD等)、半導体メモリなどの記憶媒体に格納して頒布することもできる。
従来のストリーミングコンテンツ配信管理システムを説明するシステム構成図である。 本発明の実施の形態に係るストリーミングコンテンツ配信管理システムを説明するシステム構成図である。 利用者端末の各処理部を説明する概略構成図である。 品質管理サーバの各処理部を説明する第1の概略構成図である。 利用者端末の各処理部の動作を説明するフロー図である。 品質管理サーバの各処理部を説明する第2の概略構成図である。
符号の説明
10,10−1,10−2,110,110−1,110−2 利用者端末
20,120 インターネット
30 スイッチ装置
40,140 ストリーミング配信サーバ
50,150,250 品質管理サーバ
60,61 品質測定プローブ装置
111,151,251 オペレーティングシステム部
112 ストリーミングコンテンツ再生アプリケーション部
113 測定管理部
114 一次パラメータ取得部
115 パラメータ解析部
116 パラメータ送信部
152,252 測定指示部
153,253 パラメータ管理部

Claims (16)

  1. 映像や音声等のコンテンツが格納された配信サーバと、利用者のコンテンツ視聴要求に従ってアクセスした前記配信サーバからコンテンツの配信を受け、当該コンテンツを再生する利用者端末と、当該利用者端末におけるコンテンツの再生品質を管理する品質管理サーバとがそれぞれIP網に接続され、前記配信サーバ、利用者端末及び品質管理サーバによりストリーミングコンテンツ配信管理サービスを提供するシステムであって、
    前記利用者端末は、
    配信されたコンテンツをバッファリングし再生を行う再生アプリケーション部と、
    当該利用者端末の動作を統括管理するオペレーティングシステム部と、
    所定の条件に従って、前記再生アプリケーション部からコンテンツの再生状況に関する再生情報を、前記オペレーティングシステム部から時刻情報をそれぞれ取得するパラメータ取得部と、
    当該パラメータ取得部により取得された再生情報及び時刻情報に基づいて、前記コンテンツの再生品質を示す品質関連パラメータを算出するパラメータ算出部と、
    当該パラメータ算出部により算出された品質関連パラメータを前記品質管理サーバに送信するパラメータ送信部とを備え、
    前記品質管理サーバは、
    利用者端末のパラメータ送信部により送信された品質関連パラメータに基づいて、前記コンテンツの再生品質を管理するパラメータ管理部を備えたことを特徴とするストリーミングコンテンツ配信管理システム。
  2. 請求項1に記載のストリーミングコンテンツ配信管理システムにおいて、
    前記利用者端末のパラメータ算出部が算出する品質関連パラメータを、前記コンテンツの視聴要求から再生開始までに要した再生開始遅延時間及び前記コンテンツの再生における時間的ずれを示す再生シーンずれ時間のうち、いずれか一方または両方とすることを特徴とするストリーミングコンテンツ配信管理システム。
  3. 請求項1または2に記載のストリーミングコンテンツ配信管理システムにおいて、
    さらに、前記品質管理サーバは、利用者端末のパラメータ取得部が再生情報及び時刻情報を取得する際の所定の条件を前記利用者端末に指示する条件指示部を備え、
    前記利用者端末は、品質管理サーバの条件指示部により指示された条件を受信して当該条件を管理する条件管理部を備え、
    前記利用者端末のパラメータ取得部が、条件管理部により管理された条件に従って、前記再生情報及び時刻情報を取得することを特徴とするストリーミングコンテンツ配信管理システム。
  4. 請求項3に記載のストリーミングコンテンツ配信管理システムにおいて、
    前記品質管理サーバの条件指示部が指示し前記利用者端末の条件管理部が管理する条件を、
    前記利用者端末のパラメータ算出部により算出される品質関連パラメータを特定するためのパラメータ、前記利用者端末のパラメータ取得部が再生情報及び時刻情報を取得する際のタイミング、及び前記利用者端末のパラメータ取得部が再生情報及び時刻情報を取得する際の回数のうち少なくとも一つとすることを特徴とするストリーミングコンテンツ配信管理システム。
  5. 請求項3に記載のストリーミングコンテンツ配信管理システムにおいて、
    前記品質管理サーバの条件指示部が指示し前記利用者端末の条件管理部が管理する条件を、
    前記利用者端末のパラメータ取得部が再生情報及び時刻情報を取得する際のタイミング及び回数とすることを特徴とするストリーミングコンテンツ配信管理システム。
  6. 請求項3から5のいずれか一項に記載のストリーミングコンテンツ配信管理システムにおいて、
    前記利用者端末のパラメータ送信部は、品質関連パラメータに識別子を付与し、前記品質関連パラメータ及び識別子を品質管理サーバに送信し、
    前記品質管理サーバのパラメータ管理部は、前記利用者端末のパラメータ送信部により送信された品質関連パラメータ及び識別子に基づいて、前記コンテンツの再生品質を管理することを特徴とするストリーミングコンテンツ配信管理システム。
  7. 請求項6に記載のストリーミングコンテンツ配信管理システムにおいて、
    前記利用者端末のパラメータ送信部が送信し前記品質管理サーバのパラメータ管理部が受信する識別子を、
    前記利用者端末のIPアドレス、視聴対象のコンテンツの識別子、前記利用者端末の再生アプリケーション部において再生を行うアプリケーションの識別子、前記利用者端末が利用者のコンテンツ視聴要求に従って配信サーバにアクセスした時刻、及び前記配信サーバが利用者端末にコンテンツを配信する際のストリーミングコンテンツ配信転送プロトコルの種類のうち少なくとも一つとすることを特徴とするストリーミングコンテンツ配信管理システム。
  8. 請求項6または7に記載のストリーミングコンテンツ配信管理システムにおいて、
    前記利用者端末のパラメータ送信部が品質関連パラメータ及び識別子を送信するのは、前記条件管理部の指示に従ってまたは予め設定された一定期間毎に、パラメータ取得部が再生情報及び時刻情報を取得しパラメータ算出部が品質関連パラメータを算出したときであることを特徴とするストリーミングコンテンツ配信管理システム。
  9. 請求項7に記載のストリーミングコンテンツ配信管理システムにおいて、
    前記品質管理サーバのパラメータ管理部は、
    前記利用者端末のパラメータ送信部により送信された品質関連パラメータと、前記利用者端末のIPアドレス、視聴対象のコンテンツの識別子、前記利用者端末の再生アプリケーション部において再生を行うアプリケーションの識別子、前記利用者端末が利用者のコンテンツ視聴要求に従って配信サーバにアクセスした時刻、及び前記配信サーバが利用者端末にコンテンツを配信する際のストリーミングコンテンツ配信転送プロトコルの種類のうち少なくとも一つの識別子とに基づいて、当該識別子毎に品質関連パラメータを管理すると共に、当該品質関連パラメータを解析して時系列に管理することを特徴とするストリーミングコンテンツ配信管理システム。
  10. 請求項3から9のいずれか一項に記載のストリーミングコンテンツ配信管理システムにおいて、
    前記品質管理サーバの条件指示部は、当該品質管理サーバが管理する利用者端末の数に基づいて前記条件を変更し、当該条件を利用者端末に指示することを特徴とするストリーミングコンテンツ配信管理システム。
  11. 請求項3から10のいずれか一項に記載のストリーミングコンテンツ配信管理システムにおいて、
    前記品質管理サーバの条件指示部は、当該品質管理サーバの処理負荷の程度に基づいて前記条件を変更し、当該条件を利用者端末に指示することを特徴とするストリーミングコンテンツ配信管理システム。
  12. 映像や音声等のコンテンツが格納された配信サーバと、利用者のコンテンツ視聴要求に従ってアクセスした前記配信サーバからコンテンツの配信を受け、当該コンテンツを再生する利用者端末と、当該利用者端末におけるコンテンツの再生品質を管理する品質管理サーバとがそれぞれIP網に接続されてストリーミングコンテンツ配信管理サービスを提供するシステムにおける前記利用者端末であって、
    配信されたコンテンツをバッファリングし再生を行う再生アプリケーション部と、
    当該利用者端末の動作を統括管理するオペレーティングシステム部と、
    所定の条件に従って、前記再生アプリケーション部からコンテンツの再生状況に関する再生情報を、前記オペレーティングシステム部から時刻情報をそれぞれ取得するパラメータ取得部と、
    当該パラメータ取得部により取得された再生情報及び時刻情報に基づいて、前記コンテンツの再生品質を示す品質関連パラメータを算出するパラメータ算出部と、
    当該パラメータ算出部により算出された品質関連パラメータを前記品質管理サーバに送信するパラメータ送信部とを備え、
    前記品質管理サーバにコンテンツの再生品質を管理させることを特徴とする利用者端末。
  13. 映像や音声等のコンテンツが格納された配信サーバと、利用者のコンテンツ視聴要求に従ってアクセスした前記配信サーバからコンテンツの配信を受け、当該コンテンツを再生する利用者端末と、当該利用者端末におけるコンテンツの再生品質を管理する品質管理サーバとがそれぞれIP網に接続されてストリーミングコンテンツ配信管理サービスを提供するシステムにおける前記品質管理サーバであって、
    配信されたコンテンツの再生を行う再生アプリケーションから取得した再生状況に関する再生情報と、前記利用者端末の動作を統括管理するオペレーティングシステムから取得した時刻情報とに基づいて所定の条件に従って算出された前記コンテンツの再生品質を示す品質関連パラメータを前記利用者端末から受信し、当該品質関連パラメータに基づいて前記コンテンツの再生品質を管理するパラメータ管理部を備えたことを特徴とする品質管理サーバ。
  14. 映像や音声等のコンテンツが格納された配信サーバと、利用者のコンテンツ視聴要求に従ってアクセスした前記配信サーバからコンテンツの配信を受け、当該コンテンツを再生する利用者端末と、当該利用者端末におけるコンテンツの再生品質を管理する品質管理サーバとがそれぞれIP網に接続され、前記配信サーバ、利用者端末及び品質管理サーバによりストリーミングコンテンツ配信管理を行う方法であって、
    前記利用者端末が、
    所定の条件に従って、配信されたコンテンツの再生を行う再生アプリケーションからコンテンツの再生状況に関する再生情報を取得すると共に、当該利用者端末の動作を統括管理するオペレーティングシステムから時刻情報を取得し、
    当該取得した再生情報及び時刻情報に基づいて前記コンテンツの再生品質を示す品質関連パラメータを算出し、
    当該算出した品質関連パラメータを前記品質管理サーバに送信し、
    前記品質管理サーバが、
    利用者端末により送信された品質関連パラメータを受信し、当該品質関連パラメータに基づいて前記コンテンツの再生品質を管理することを特徴とするストリーミングコンテンツ配信管理方法。
  15. 映像や音声等のコンテンツが格納された配信サーバと、利用者のコンテンツ視聴要求に従ってアクセスした前記配信サーバからコンテンツの配信を受け、当該コンテンツを再生する利用者端末と、当該利用者端末におけるコンテンツの再生品質を管理する品質管理サーバとがそれぞれIP網に接続され、前記利用者端末及び品質管理サーバをそれぞれ構成するコンピュータに実行させるストリーミングコンテンツ配信管理プログラムであって、
    前記利用者端末を構成するコンピュータに、
    再生アプリケーションにより配信されたコンテンツをバッファリングし再生を行う処理と、
    オペレーティングシステムにより当該利用者端末の動作を統括管理する処理と、
    所定の条件に従って、前記再生アプリケーションから再生状況に関する再生情報を取得すると共に、前記オペレーティングシステムから時刻情報をそれぞれ取得する処理と、
    当該取得された再生情報及び時刻情報に基づいて前記コンテンツの再生品質を示す品質関連パラメータを算出する処理と、
    当該算出された品質関連パラメータを前記品質管理サーバに送信する処理とを実行させ、
    前記品質管理サーバを構成するコンピュータに、
    前記利用者端末により送信された品質関連パラメータを受信し、当該品質関連パラメータに基づいて前記コンテンツの再生品質を管理する処理を実行させることを特徴とするストリーミングコンテンツ配信管理プログラム。
  16. 請求項15に記載のストリーミングコンテンツ配信管理プログラムを記録した記録媒体。
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