JP2005090847A - 空気浄化装置 - Google Patents

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完治 茂木
Kenkichi Kagawa
謙吉 香川
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Abstract

【課題】 放電により被処理流体の処理を行う放電装置の騒音を低減し、ひいては民生用の空気浄化装置にもこの放電装置を適用可能とする。
【解決手段】 放電電極(41)と対向電極(42)との間で発生する放電により生じる放電音を低減するための遮へい面(60)を、上記対向電極(42)の遮へい面(60)に設け、この遮へい面(60)により、放電音を抑制するようにする。
【選択図】図2

Description

本発明は、被処理流体中の有害成分や臭気成分を放電により生じた低温プラズマよって清浄化する空気浄化装置に関するものである。
従来より、放電装置を備えた空気浄化装置は、放電によって生じたプラズマにより、臭気成分や有害成分などを分解除去する手段として利用されている。この空気浄化装置において、ストリーマ放電によって低温プラズマを発生するストリーマ放電方式は、比較的低い電力で高い空気浄化効率が得られるため、有害成分の分解や脱臭を行うのに適している。
このストリーマ放電方式の放電装置においては、例えば低温プラズマを発生させるための放電電極として、針状の放電電極と、この放電電極の先端部に対峙する平板状の対向電極とを用いている。そして、両電極間で放電を行い、低温プラズマを発生させ、この低温プラズマにより発生した活性種(高速電子、イオン、ラジカル、その他の励起分子等)に、被処理流体中の有害成分や臭気成分を通気接触させることで、これらの成分を分解除去している(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−336689号公報
しかし、ストリーマ放電方式では、空気の絶縁破壊に伴い比較的大きな放電音が生じる。この放電音の周波数は、人間の聴覚に対して極めて敏感に感じられやすい範囲であるため、ストリーマ放電方式による放電装置の運転時には、この放電音が騒音となる可能性がある。したがって、このストリーマ放電による放電装置は、居住空間や小規模店舗のように、ある程度の静寂さが望まれる場所には不向きと考えられる。逆に、ストリーマ放電による放電装置の放電音を低減することが可能になれば、民生用などの小型の空気浄化装置にもストリーマ放電を適用でき、幅広い分野において、その高い空気浄化効率を活かすことができる。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、放電により被処理流体の処理を行う放電装置の騒音を低減し、ひいては民生用の空気浄化装置にも放電装置を適用可能とし、その性能の向上を図ることである。
本発明は、放電電極(41)と対向電極(42)との間で発生する放電により生じる放電音を低減するための遮へい面(60)を、上記対向電極(42)の遮へい面(60)に設け、この遮へい面(60)により、放電音を抑制するようにしたものである。
具体的に、第1の発明は、ケーシング(20)に、吸込口(23)と、該吸込口(23)より導入された被処理流体が所定の空気通路(25)を通過して排出される吹出口(24)とを備え、上記空気通路(25)内に、放電電極(41)と、該放電電極(41)に対峙する対向電極(42)とが配置され、上記放電電極(41)の放電部(41a)から対向電極(42)の対向部(42d)に向かって放電を発生させることで被処理流体を処理する空気浄化装置を前提としている。そして、この空気浄化装置は、上記対向電極(42)が、上記放電部(41a)を上記吸込口(23)または上記吹出口(24)に対して遮へいする遮へい面(60)を備えていることを特徴とするものである。なお、ここで言う「吸込口または吹出口に対して遮へいする」とは、上記吸込口または吹出口側に対して一部を覆い隠すような意味であり、その全部を完全に遮断するという意味ではない。
上記第1の発明では、対向電極(42)に遮へい面(60)を設け、この遮へい面(60)によって、放電電極(41)の放電部(41a)を、ケーシング(20)の吸込口(23)または吹出口(24)に対して遮へいするようにしている。この構成により、両電極(41,42)の間における放電により生じる放電音は、上記対向電極(42)の遮へい面(60)によって反射し、吸込口(23)または吹出口(24)に伝達されにくくなる。このため、吸込口(23)または吹出口(24)よりケーシング(20)の外部へ放出する放電音を抑制することができる。したがって、空気浄化装置における放電時の騒音を低減することができる。
また、放電音を遮へいする遮へい面(60)は、対向電極(42)に備えられているため、空気浄化装置に上記遮へい面(60)をコンパクトに納めることができる。したがって、小型の空気浄化装置においても、放電音の低減効果を得ることができる。
第2の発明は、第1の発明の空気浄化装置において、両電極(41,42)が、複数の放電電極(41)と、該放電電極(41)の放電部(41a)に対応する複数の対向部(42d)を備えた板状の対向電極(42)とで構成され、上記対向電極(42)には、該対向電極(42)の対向部(42d)から偏倚した位置に、被処理流体が流通可能な複数の通気孔(65)が形成されていることを特徴とするものである。
上記第2の発明では、板状の対向電極(42)に遮へい面(60)を形成することで、放電電極(41)の放電部(41a)の遮へい面積を大きくとることができる。したがって、低温プラズマ発生時に吸込口(23)または吹出口(24)より放出する放電音を、この板状の遮へい面(60)によって抑制することができる。
また、上記対向電極(42)には、被処理流体が流通する複数の通気孔(65)が形成されているため、放電により生じる活性種と被処理流体との接触効率が上昇する。この際、上記通気孔(65)は、放電時に放電電極(41)の放電部(41a)より低温プラズマが進展する対向部(42d)から偏倚した位置に形成しているため、放電が損なわれることがなく、所定の放電を行うことができる。
第3の発明は、第2の発明の空気浄化装置において、対向電極(42)には、上記通気孔(65)の縁部より放電電極(41)側に向かって突出した略筒状の遮音部(66)が形成されていることを特徴とするものである。ここで、「略筒状」とは、円形の筒状、四角形の筒状、あるいはバーリング形状などの意味も含有している。また、このバーリング形状は、板材などに穴をあけ、この下穴に大きなパンチを押し込みこの下穴の縁部を広げながら立てることで、その下部にフランジ形状を形成したものを意味している。
上記第3の発明では、通気孔(65)の縁部に略筒状の遮音部(66)を形成することで、放電電極(41)の放電部(41a)より生じる放電音は、この遮音部(66)の外周面によって反射する。よって、放電部(41a)より生じた放電音が、通気孔(65)を通過して、吸込口(23)または吹出口(24)よりケーシング(20)の外部へ放出されることを抑制することができる。したがって、放電時の騒音をさらに抑制することができる。
第4の発明は、第1の発明の空気浄化装置において、対向電極(42)が、板状の第1面(42a)と、該第1面(42a)の両端より略垂直に延びた板状の第2,第3面(42b,42c)とから、一方向が開放されたコの字型断面形状に形成され、放電電極(41)は、対向電極(42)の内側に配置されていることを特徴とするものである。
上記第4の発明では、第1,第2,第3面(42a,42b,42c)で構成されたコの字型形状の対向電極(42)に遮へい面(60)を形成し、この対向電極(42)の内側に、放電電極(41)の放電部(41a)を配置している。この構成により、放電部(41a)を、吸込口(23)または吹出口(24)に対して遮へいできる面積がさらに大きくなる。また、遮へい面(60)は、第1,第2,第3面(42a,42b,42c)にそれぞれ異なった方向に延びて形成されているため、放電部(41a)より生じた放電音は、これら第1,第2,第3面(42a,42b,42c)によって反射しやすくなる。したがって、ケーシング(20)の外部へ放出する放電音をさらに抑制することができる。
第5の発明は、第4の発明の空気浄化装置において、対向電極(42)の開放部側には、該対向電極(42)とによって放電部(41a)を囲むように遮音板(62)が配置され、上記対向電極(42)と上記遮音板(62)との間には、該対向電極(42)の内部と外部とを連通する連通通路(63)が形成されていることを特徴とするものである。
上記第5の発明では、コの字型断面形状の対向電極(42)の開放部側に遮音板(62)を設けている。この構成により、放電電極(41)の放電部(41a)を対向電極(42)の遮へい面(60)によって吸込口(23)または吹出口(24)に対して遮へいすることができるのに加え、上記遮音板(62)によってさらに遮へいすることができる。また、放電部(41a)より生じる放電音は、第4の発明で上述した第1,第2,第3面(42a,42b,42c)に加えて、上記遮へい板(42c)を設けることで、さらに反射する可能性が高くなる。したがって、ケーシング(20)の外部へ放出する放電音をより効果的に低減することができる。
また、対向電極(42)と遮音板(62)との間に間隔を設け、連通通路(63)を形成することにより、放電部(41a)における低温プラズマの発生に伴い生じる活性種は、この連通通路(63)より対向電極(42)の外側へ流出する。したがって、被処理流体と活性種とは、所定の接触効率を維持することができ、安定した空気浄化効率を得ることができる。
第6の発明は、第4の発明の空気浄化装置において、対向電極(42)の開放部側には、該対向電極(42)とによって放電部(41a)を囲むように遮音板(62)が配置され、遮音板(62)には、対向電極(42)の内部と外部とを連通する複数の連通孔(64)が形成されていることを特徴とするものである。
上記第6の発明では、遮音板(62)によって上述した第5の発明と同様の防音効果を図っている。この際、遮音板(62)に複数の連通孔(64)を設け、この連通孔(64)より活性種を対向電極(42)の外部へ放出するようにしている。この構成により、被処理流体と活性種とは、所定の接触効率を維持することができ、安定した空気浄化効率を得ることができる。
第7の発明は、第2から第7の発明のいずれか1の発明の空気浄化装置において、遮へい面(60)は、放電電極(41)と吸込口(23)とを遮へいするように配置されていることを特徴とするものである。
上記第7の発明では、放電部(41a)を吸込口(23)に対して遮へいするように遮へい面(60)を配置しているため、この遮へい面(60)は、吸込口(23)より導入された被処理流体の流れに対して、放電電極(41)の放電部(41a)を覆うようになる。ところで、例えば被処理流体中に塵埃などの粒子が混在する場合に、この粒子が放電部(41a)に付着すると、放電部(41a)が塵埃などによって絶縁され、放電がうまく行われなくなる可能性がある。一方、本発明による遮へい面(60)の配置により、放電部(41a)における塵埃などの付着を、上記遮へい面(60)によって保護することができる。したがって、放電時の騒音の低減効果を得るとともに、安定した空気浄化効率を得ることができる。
上記第1の発明によれば、放電部(41a)より生じる放電音を遮へい面(60)によって反射することで、吸込口(23)または吹出口(24)より放出される放電音を低減することができる。したがって、空気浄化装置における放電時の騒音を低減することができ、この空気浄化装置を例えば一般家庭や店舗向けなど、静寂な空間で使用することが望まれる民生用途として利用することができる。
また、上記遮へい面(60)は、従来構造の空気浄化装置において、放電装置を構成する対向電極(42)に設けているため、遮へい面(60)によって装置が大きくなることはほとんどない。したがって、装置を大型化することなしに、所定の静音効果を得ることができる。
第2の発明によれば、対向電極(42)を板状とすることで、放電時に生じる放電音を遮へい面(60)によって確実に反射することができる。したがって、放電時の騒音を効果的に低減することができる。
また、上記対向電極(42)には、放電電極(41)より発生した放電が到達する対向部(42d)と偏倚した位置に、通気孔(65)を設けている。したがって、放電電極(41)と対向電極(42)の対向部(42d)との間で、確実に放電を行うことができる。さらに、通気孔(65)を流通した被処理流体と放電部(41a)近傍で生じた活性種との接触効率が向上する。
また、対向電極(42)に通気孔(65)を設けることで、遮へい面(60)による被処理流体の通気抵抗を低減することができる。したがって、被処理流体をケーシング(20)へ導入するための例えば遠心送風機などの消費電力を削減することができる。
第3の発明によれば、通気孔(65)に略筒状の遮音部(66)を設けることで、放電部(41a)より生じる放電音を、遮音部(66)の外周面によってさらに反射させることができる。また、放電音が、この通気孔(65)を通過して、遮音されずにケーシング(20)の外部へ放出することを防ぐことができ、放電時の騒音をさらに低減することができる。
第4の発明によれば、第1,第2,第3面(42a,42b,42c)で構成されたコの字断面形状の対向電極(42)によって、放電部(41a)で生じた放電音をより多く反射させるようにしている。この反射によって、放電音はさらに低減され、ケーシング(20)の外部へ放出する騒音も効果的に抑制することができる。
第5の発明は、コの字型断面形状の対向電極(42)の開放部側に遮音板(62)を配置することで、遮へい面(60)に加えて、上記遮音板(62)によって、放電音を遮音するようにしている。ここで、放電電極(41)の内側に配置された放電部(41a)は、上記遮へい面(60)と遮音板(62)とによって、四方から囲まれることになる。したがって、放電音は、さらに反射を繰り返して低減され、騒音をより効果的に抑制することができる。
また、上記対向電極(42)と遮へい面(60)との間には、連通通路(63)が形成されているため、放電に伴って生じる活性種は、この連通通路(63)より、対向電極(42)の外側へ流出する。したがって、対向電極(42)の外側を流通する被処理流体と上記活性種とは、所定の接触効率を維持することができる。よって、所定の空気浄化効率を得ながら、効果的な騒音低減効果を得ることができる。
第6の発明によれば、遮音板(62)に複数の連通孔(64)を形成し、この連通孔(64)より活性種を対向電極(42)の外側へ放出するようにしている。この構成により、被処理流体と活性種とは、所定の接触効率を維持することができ、安定した空気浄化効率を得ることができる。
第7の発明によれば、遮へい面(60)を放電部(41a)より吸込口(23)側に配置している。この配置により、被処理流体中に含有された塵埃などが、放電部(41a)に付着することを防ぐことができる。したがって、放電部(41a)における塵埃付着を効果的に抑制でき、放電効率が低下することを防ぐことができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
《発明の実施形態1》
まず、実施形態1について、図1,図2を参照して説明する。
図1は、この実施形態に係る空気浄化装置(10)の分解斜視図である。この空気浄化装置(10)は、一般家庭や小規模店舗などで用いられる民生用の空気浄化装置である。また、この空気浄化装置(10)は、ストリーマ放電により低温プラズマを生成して被処理流体を清浄化する空気浄化装置である。
この空気浄化装置(10)は、一端が開放された箱形のケーシング本体(21)と、その開放端面に装着される前面プレート(22)とからなるケーシング(20)を備えている。ケーシング(20)の前面プレート(22)側の両側面には吸込口(空気吸込口)(23)が形成されている。また、ケーシング本体(21)には、天板の背板寄りに吹出口(空気吹出口)(24)が形成されている。
ケーシング(20)内には、空気吸込口(23)から空気吹出口(24)まで被処理流体である室内空気が流れる空気通路(25)が形成されている。この空気通路(25)には、被処理流体の流れの上流側から順に、空気浄化を行う各種の機能部品(30)と、該空気通路(25)に室内空気を流通させるための遠心送風機(26)とが配置されている。
上記機能部品(30)には、前面プレート(22)側から順に、プレフィルタ(31)、イオン化部(32)、静電フィルタ(33)、そして触媒フィルタ(34)が含まれている。イオン化部(32)には、低温プラズマを発生させるための放電装置(40)が一体的に組み込まれている。
プレフィルタ(31)は、空気中に含まれる比較的大きな塵埃を捕集するフィルタである。
イオン化部(32)は、プレフィルタ(31)を通過した比較的小さな塵埃を帯電させ、この塵埃を、イオン化部(32)の下流側に配置されている静電フィルタ(33)により捕集するためのものである。このイオン化部(32)は、複数のイオン化線(35)と、複数の対向電極(42)とから構成されている。複数のイオン化線(35)は、イオン化部(32)の上端から下端まで等間隔で張架されていて、それぞれが静電フィルタ(33)に平行な一枚の仮想面上に位置している。対向電極(42)は、上下方向に延びた板状の第1面(42a)と、その両端より下流側に向かって略垂直に延びた板状の第2,第3面(42b,42c)とが一体となっており、その水平断面が「コ」の字形となっている。この対向電極(42)は、各イオン化線(35)の間に該イオン化線(35)と平行に配列されている。そして、各対向電極(42)は、1枚のメッシュ板(37)にそれぞれの開放部が接合されている。
放電装置(40)は、放電電極(41)と、イオン化部(32)の対向電極(42)と共用されている対向電極(42)とを有し、放電電極(41)が対向電極(42)の内側に配置されている。具体的に、対向電極(42)の内側には、図1の要部拡大斜視図である図2(A)に示すように、上下方向に延在する電極保持部材(43)が設けられ、放電電極(41)は固定部材(44)を介して電極保持部材(43)に保持されている。放電電極(41)は線状ないし棒状の電極であり、固定部材(44)から突出した放電電極(41)が、対向電極(42)の第1面(42a)と略平行になるように配置されている。
上記放電装置(40)には、放電電極(41)と対向電極(42)とに放電電圧を印加する高圧の直流電源(電源手段)(45)が設けられている。この直流電源(45)はイオン化部(32)の電源も兼ねている。そして、この直流電源(45)から放電装置(40)に放電電圧が印加されることにより、放電電極(41)の先端に位置する放電部(41a)から対向電極(42)に向かってストリーマ放電が発生し、それに伴って低温プラズマが発生する。
また本発明の特徴として、対向電極(42)は、上記低温プラズマの発生に伴い生じる放電音を低減するための遮へい面(60)を備えている。すなわち、対向電極(42)は、放電電極(41)の放電部(41a)を第1,第2,第3面(42a,42b,42c)の遮へい面(60)によって囲むことで、図1及び図2(A)に示すように、吸込口(23)に対して放電部(41a)を遮へいするようにしている。
触媒フィルタ(34)は、静電フィルタ(33)の下流側に配置されている。この触媒フィルタ(34)は、例えばハニカム構造の基材の表面に触媒を担持したものである。この触媒には、マンガン系触媒や貴金属系触媒など、放電によって生成される低温プラズマ中の反応性の高い物質をさらに活性化し、空気中の有害成分や臭気成分の分解を促進するものが用いられる。
−運転動作−
次に、空気浄化装置(10)の運転動作について説明する。
空気浄化装置(10)の運転中は、遠心送風機(26)が起動し、被処理空気である室内空気がケーシング(20)内の空気通路(25)を流通する。また、この状態において、イオン化部(32)及び放電装置(40)に直流電源(45)から電圧が印加される。
室内空気がケーシング(20)内に導入されると、まずプレフィルタ(31)において比較的大きな塵埃が除去される。室内空気は、さらにイオン化部(32)を通過するときに該室内空気中の比較的小さな塵埃が帯電した状態となって下流側へ流れ、この塵埃は静電フィルタ(33)に捕集される。以上により、空気中の塵埃は、大きなものから小さなものまでプレフィルタ(31)と静電フィルタ(33)で概ね除去される。
イオン化部(32)に一体的に組み込まれた放電装置(40)では、図2(A)に示すように、放電電極(41)の放電部(41a)より、対向電極(42)における第1面(42a)の対向部(42d)に向かって低温プラズマが発生することで、反応性の高い活性種(電子、イオン、オゾン、ラジカルなど)が生じる。この際、この放電部(41a)の近傍では、放電で生じるイオンの流れに伴って生じる気流(イオン風)が、放電部(41a)より対向電極(42)の第1面(42a)に向かって生じる。そして、このイオン風は、第1面(42a)、及び第2,第3面(42b,42c)に反射して空気通路(25)の下流側に向かうため、上記活性種は、このイオン風に乗ってメッシュ板(37)を通過し、被処理空気とともに下流側へ流れていく。そして、これらの活性種が、触媒フィルタ(41)まで達すると、さらに活性化して空気中の有害成分や臭気成分を分解除去する。以上のようにして塵埃が除去されるとともに、有害成分や臭気成分も除去された清浄な室内空気は、空気吹出口(24)から室内へ吹き出される。
次に、本実施形態におけるストリーマ放電時の放電音の低減作用について説明する。
上述したように、ストリーマ放電時には、放電部(41a)における低温プラズマの生成に伴い比較的大きな放電音が生じる。この放電音は、低温プラズマが進展する方向、すなわち、放電部(41a)から対向電極(42)の第1面(42a)へ向かって伝播する。本実施形態では、図2(B)に示す放電装置(40)の水平断面図に示すように、この第1面(42a)及びその両端に位置する第2,第3面(42b,42c)の遮へい面(60)によって放電部(41a)を取り囲んでいる。この際、遮へい面(60)は、遠心送風機(26)が配置されておらず外部へ漏れやすい空気吸込口(23)側を遮へいするようにしている。
放電装置(40)の放電によって、放電部(41a)より対向電極(42)へ向かって放電音(図2(B)において、波状の矢印)が生じると、この放電音は、対向電極(42)の第1面(42a)を主として反射する。さらに第1面(42a)によって反射した放電音は、第2,第3面(42b,42c)によって反射し、この放電音が減衰する。これら第1,第2,第3面(42a,42b,42c)の遮へい面(60)によって減衰された放電音は、主に、放電装置(40)より下流側に向かって伝播する。この際、放電音は静電フィルタ(33)及び触媒フィルタ(34)によって緩衝され、さらに静音化される。そして、触媒フィルタ(34)を通過した後の放電音は、遠心送風機(26)を介して、ケーシング(20)の上側に形成された空気吹出口(24)より機外へ流出する。
一方、対向電極(42)の遮へい面(60)によって減衰された放電音で、放電装置(40)より上流側に伝播する放電音は、プレフィルタ(31)によって緩衝され、さらに静音化される。そして、プレフィルタ(31)より前方へ伝播した放電音は、前面プレート(22)の後側の壁面でさらに反射し、ケーシング(20)の左右側に形成された空気吸込口(23)より外部へ放出される。
−実施形態1の効果−
以上説明したように、この実施形態1では、対向電極(42)を第1,第2,第3面(42a,42b,42c)で構成された「コ」の字断面形状とし、この対向電極(42)の遮へい面(60)によって、特に空気吸込口(23)より放出する放電音を遮へいしている。したがって、放電部(41a)より生じる放電音は、この遮へい面(60)により反射し、この放電音の低減を図ることができる。
また、本実施形態の空気浄化装置では、放電部(41a)の前側にプレフィルタ(31)を配置し、その後側に静電フィルタ(33)及び触媒フィルタ(34)を配置している。これらの配置により、放電音が緩衝され、放電時の騒音を抑制することができる。
さらに、放電音が放出される空気吸込口(23)をケーシング(20)の左右側に形成することで、プレフィルタ(31)より前方へ伝播する放電音は、前面パネル(22)の後面でさらに反射されるから、空気吸込口(23)より放出する放電音をさらに低減することができる。
また、本実施形態では、図2(B)に示すように、被処理流体の流れ(白矢印)が、放電電極(41)に直接流れ込まないように、放電電極(41)を対向電極(42)で取り囲んでいる。この配置により、例えば被処理流体中に塵埃などが含まれている場合にも、この塵埃などが、放電電極(41)に付着しにくくなっている。したがって、放電電極(41)の放電部(41a)が、塵埃などに覆われて、ストリーマ放電が安定して行われなくなることを防ぐことができる。
−実施形態1の変形例−
図3(A)は、実施形態1において、放電電極(41)の形状が異なる変形例を示すものである。この変形例では、放電電極(41)を略三角形状の小さな板で形成し、電極保持部材(43)によりこの放電電極(41)を支持するようにしている。この構成において放電時には、放電時には、放電電極(41)の先端に位置する放電部(41a)より対向電極(42)における第1面(42a)の対向部(42d)に向かって放電が生じる。この際、放電の生成に伴い対向電極(42)へ向かう放電音は、第1面(42a)の遮へい面(60)で主に反射し、さらに第2,第3面(42b,42c)によって反射する。したがって、この変形例においても、ストリーマ放電時の放電音を低減することができる。
また、図3(B)は、実施形態の変形例において、対向電極(42)の形状が異なる変形例を示すものである。この変形例では、放電電極(41)の先端に対して、一方向が開放されたキャップ状ないし円形凸状の対向電極(42)を対峙させている。上記対向電極(42)の内面側が遮へい面(60)として機能しており、放電電極(41)より発生する放電音を反射するようにしている。したがって、この例においても、ストリーマ放電時の放電音を低減することができる。また、この対向電極(42)の変形例は、実施形態1で上述した棒状の放電電極(41)においても適用することができる。
《発明の実施形態2》
次に、実施形態2について、図4(A),(B)を参照して説明する。なお、図4(A)は放電装置(40)の要部拡大斜視図であり、図4(B)は、この放電装置(40)の水平断面図である。また、実施形態2は、図4(A),(B)に示すように、実施形態1の放電装置(40)において、対向電極(42)の開放部側(電極保持材(43)の後側)に板状の遮音板(62)を配置したものである。なお、本実施形態において、放電装置(40)以外の構造、運転動作は、実施形態1と全く同様となっている。
この形態では、上記遮音板(62)を配置することで、放電電極(41)を、対向電極(42)の第1,第2,第3面(42a,42b,42c)、及び遮音板(62)によって囲むようにしている。また、対向電極(42)の第2,第3面(42b,42c)と上記遮音板(62)との間には、対向電極(42)の内部と外部とを連通する連通通路(63)が形成されている。
この放電装置(40)の構成において、ストリーマ放電を行うと、放電電極(41)の放電部(41a)より対向電極(42)の第1面(42a)に向かって放電が生成する。そして、この放電に伴って生じる活性種は、上述したイオン風により連通通路(63)を通過して、被処理流体とともに下流側に流れていく。そして、被処理流体と活性種とが反応することで、被処理流体中の有害成分や臭気成分が分解除去される。
また、放電装置(40)の放電によって、放電部(41a)より対向電極(42)へ向かって放電音(図4(B)において、波状の矢印)が生じると、この放電音は、主として対向電極(42)の第1面(42a)で反射する。さらに第1面(42a)によって反射した放電音は、第2,第3面(42b,42c)によって反射し、その後、遮へい板(62)によってさらに反射する。これら第1,第2,第3面(42a,42b,42c)の遮へい面(60)及び遮へい板(62)によって減衰された放電音は、連通通路(63)を通過して、ケーシング(20)の空気吸込口(23)及び空気吹出口(24)より外部へ放出される。
このように、実施形態2においては、第1,第2,第3面(42a,42b,42c)の遮へい面(60)で反射した放電音を、遮へい板(62)によってさらに反射させているため、実施形態1よりもさらに放電音の低減を行うことができる。
−実施形態2の変形例−
図5(A),(B)は、実施形態2において、遮へい板(62)に複数の連通孔(64)を形成したものである。この変形例においては、上述したイオン風によって、被処理流体(図5(B)において白矢印)が、対向電極(42)の外部より上記連通孔(64)を通過して対向電極(42)の内部へ流れ込む。そして、この被処理流体は、第1,第2,第3面(42a,42b,42c)によって反射された後、連通通路(63)より対向電極(42)の外部へ放出する。このイオン風に伴う気流によって、放電部(41a)の近傍で生じた活性種は、効率良く被処理流体と接触する。したがって、この活性種と、被処理流体中の臭気成分や有害成分との反応が促進され、空気浄化効率を向上することができる。
また、この変形例においても、上述した第1,第2,第3面(42a,42b,42c)及び遮へい板(62)による放電音の反射により、放電時の騒音を低減できる。
《発明の実施形態3》
次に、実施形態3について、図6(A),(B)を参照して説明する。なお、図6(A)は放電装置(40)の要部拡大斜視図であり、図6(B)は、この放電装置(40)の垂直断面図である。また、実施形態3は、図6(A),(B)に示すように、対向電極(42)を板状とし、この対向電極(42)の遮へい面(60)によって、放電部(41a)を空気吸込口(23)に対して遮へいするようにしたものである。なお、本実施形態において、放電装置(40)以外の構造、運転動作は、実施形態1と全く同様となっている。
この形態では、対向電極(42)において、放電時に放電部(41a)より進展した低温プラズマが到達する対向部(42d)から偏倚した位置に、複数の通気孔(65)を形成している。そして、空気吸込口(23)よりケーシング(20)内へ導入された被処理流体は、この通気孔(65)を流通可能となっている。
この放電装置(40)の構成において、ストリーマ放電を行うと、放電電極(41)の放電部(41a)より対向電極(42)に向う領域で放電に伴って低温プラズマが生成される。そして、この低温プラズマの生成に伴って生じる活性種は、通気孔(65)を通過した被処理流体とともに下流側に流れていく。そして、被処理流体と活性種とが反応することで、被処理流体中の有害成分や臭気成分が分解除去される。
また、放電装置(40)の放電によって、放電部(41a)より対向電極(42)へ向かって放電音(図6(B)において、波状の矢印)が生じると、この放電音は、対向電極(42)の遮へい面(60)によって反射する。そして、この遮へい面(60)によって反射した放電音は、主として放電装置(40)の下流側に伝播し、減衰されてから空気吹出口(24)より外部へ放出される。
このように、実施形態3においては、板状の対向電極(42)の遮へい面(60)によって、放電音を反射させることで、放電時の騒音を低減することができる。
−実施形態3の変形例−
図7(A),(B)は、実施形態3において、対向電極(42)の通気孔(65)の縁部に、放電部(41a)側に突出した略筒状ないしバーリング形状の凸部(遮音部)(66)を形成したものである。この変形例においては、板状の対向電極(42)の遮へい面(60)によって反射した放電音が、この凸部(66)によって、さらに反射する。したがって、放電時の放電音をさらに低減することができる。また、この凸部を形成することで、この放電音が、通気孔(65)を通過して空気吸込口(23)よりケーシング(20)の外部へ放出することを防ぐことができる。
《その他の実施形態》
本発明は、上記実施形態について、以下のような構成としてもよい。
本実施形態1から3において、対向電極(42)の遮へい面(60)は、いずれも空気吸込口(23)に対して、放電部(41a)を遮へいするようにしている。しかしながら、例えば空気浄化装置(1)の内部構造や空気吸込口/吹出口(23,24)の形成位置によって、空気吹出口(24)における放電音が騒音となりやすい場合、上記遮へい面(60)は、空気吹出口(24)に対して、放電部(41a)を遮へいするように配置してもよい。この場合には、この遮へい面(60)によって、主に空気吹出口(24)より流出する放電音を低減することができる。
また、実施形態2,3において、放電電極(41)は、対向電極(42)と平行配置された棒状の電極を用いているが、実施形態1の変形例で示したように、略三角形状の板電極を用いてもよい。この場合にも、実施形態2,3において、遮へい面(60)による放電音低減効果を得ることができ、ストリーマ放電時の騒音を抑制することができる。
実施形態1に係る空気浄化装置の全体構成を示す概略斜視図である。 図2(A)は、実施形態1に係る放電装置の要部拡大斜視図、図2(B)は、この放電装置の水平断面図である。 図3(A)は、実施形態1に係る放電装置の第1の変形例を示す要部拡大斜視図、図3(B)は、実施形態1に係る放電装置の第2の変形例を示す要部拡大斜視である。 図4(A)は、実施形態2に係る放電装置の要部拡大斜視図、図4(B)は、この放電装置の水平断面図である。 図5(A)は、実施形態2の変形例を示す放電装置の要部拡大斜視図、図5(B)は、この放電装置の水平断面図である。 図6(A)は、実施形態3に係る放電装置の要部拡大斜視図、図6(B)は、この放電装置の垂直断面図である。 図7(A)は、実施形態3の変形例を示す放電装置の要部拡大斜視図、図7(B)は、この放電装置の垂直断面図である。
符号の説明
(20) ケーシング
(23) 吸込口
(24) 吹出口
(41) 放電電極
(41a) 放電部
(42) 対向電極
(42a) 第1面
(42b) 第2面
(42c) 第3面
(42d) 対向部
(60) 遮へい面

Claims (7)

  1. ケーシング(20)に、吸込口(23)と、該吸込口(23)より導入された被処理流体が所定の空気通路(25)を通過して排出される吹出口(24)とを備え、上記空気通路(25)内に、放電電極(41)と、該放電電極(41)に対峙する対向電極(42)とが配置され、上記放電電極(41)の放電部(41a)から対向電極(42)の対向部(42d)に向かって放電を発生させることで被処理流体を処理する空気浄化装置であって、
    上記対向電極(42)は、上記放電部(41a)を上記吸込口(23)または上記吹出口(24)に対して遮へいする遮へい面(60)を備えていることを特徴とする空気浄化装置。
  2. 請求項1に記載の空気浄化装置において、
    両電極(41,42)は、複数の放電電極(41)と、該放電電極(41)の放電部(41a)に対応する複数の対向部(42d)を備えた板状の対向電極(42)とで構成され、
    上記対向電極(42)には、該対向電極(42)の対向部(42d)から偏倚した位置に、被処理流体が流通可能な複数の通気孔(65)が形成されていることを特徴とする空気浄化装置。
  3. 請求項2に記載の空気浄化装置において、
    対向電極(42)には、上記通気孔(65)の縁部より放電電極(41)側に向かって突出した略筒状の遮音部(66)が形成されていることを特徴とする空気浄化装置。
  4. 請求項1に記載の空気浄化装置において、
    対向電極(42)は、板状の第1面(42a)と、該第1面(42a)の両端より略垂直に延びた板状の第2,第3面(42b,42c)とから、一方向が開放されたコの字断面形状に形成され、
    放電部(41a)は、対向電極(42)の内側に配置されていることを特徴とする空気浄化装置。
  5. 請求項4に記載の空気浄化装置において、
    対向電極(42)の開放部側には、該対向電極(42)とによって放電部(41a)を囲むように遮音板(62)が配置され、
    上記対向電極(42)と上記遮音板(62)との間には、該対向電極(42)の内部と外部とを連通する連通通路(63)が形成されていることを特徴とする空気浄化装置。
  6. 請求項4に記載の空気浄化装置において、
    対向電極(42)の開放面側には、該対向電極(42)とによって放電部(41a)を囲むように遮音板(62)が配置され、
    遮音板(62)には、対向電極(42)の内部と外部とを連通する複数の連通孔(64)が形成されていることを特徴とする空気浄化装置。
  7. 請求項2から7のいずれか1に記載の空気浄化装置において、
    遮へい面(60)は、放電電極(41)と吸込口(23)とを遮へいするように配置されていることを特徴とする空気浄化装置。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009204230A (ja) * 2008-02-28 2009-09-10 Panasonic Corp 空気調和機

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