JP2005087678A - 加温椅子 - Google Patents

Abstract

【課題】外部熱源から熱気を吸引し、加温する加温椅子を提供する。
【解決手段】椅子の内部に吸引機を設け、椅子外部に吸気口と排気口を設け、吸気口と吸引機及び吸引機と排気口とを空気配管により接続したことを特徴とする加温椅子である。
【選択図】図２

Description

本発明は外部熱源から発生した熱気を吸引し、加温する加温椅子に関するものである。

従来、電熱線等の発熱体を内蔵し加温する椅子が存在していた。

これは次のような問題があった。
（イ）発熱体に電熱線を使用していたため、過大な電力を消費していた。
（ロ）発熱に必要な電力を家庭用コンセントから供給する必要があるため、椅子と家庭用コンセントの接続が煩わしかった。
本発明は、これらの問題点を解決するためになされたものである。

椅子の内部に吸引機を設け、椅子外部に吸気口と排気口を設ける。さらに吸気口と吸引機及び吸引機と排気口とを空気配管により接続する。以上を特徴とする加温椅子である。

本加温椅子の吸気口を外部熱源に近接させると、吸引機が外部熱源から発生した熱気を椅子内部に吸引して椅子が暖まる。このため内部熱源を必要とせず、吸引機動作に掛かる僅かな電力で椅子を暖める事ができ、電力消費量が削減されると共に、外部電源を必要とする煩わしさも無くなった。

以下、本発明の実施の形態を説明する。
（イ）椅子（１）の骨組み（５）の背部に吸引機（８）及び吸引機動作電源（１０）を取り付け、双方を電線（９）で結線する。
（ロ）椅子（１）の先端部に吸気口（３）及び排気口（４）を取り付ける。
（ハ）吸気口（３）と吸引機（８）の間に吸気側空気配管（７）を、吸引機（８）と排気口（４）の間に排気側空気配管（６）をそれぞれ設ける。
以上のような構成で、これを使用するときは吸気口（３）をこたつ（１１）やストーブ等の熱源に近づける。すると吸引機（８）により熱源から発生した熱気が椅子内部に吸引され、本加温椅子が加温する。

本発明の斜視図 本発明の部分断面斜視図 本発明の椅子外装（２）を欠いた状態の斜視図 本発明の椅子外装（２）を省略した分解斜視図 本発明の使用状態を示す部分断面斜視図

符号の説明

１ 椅子
２ 椅子外装
３ 吸気口
４ 排気口
５ 骨組み
６ 排気側空気配管
７ 吸気側空気配管
８ 吸引機
９ 電線
１０ 吸引機動作電源
１１ こたつ

Claims (1)

1. 椅子に吸引機と吸気口及び排気口を設け、吸気口と吸引機及び吸引機と排気口がそれぞれ空気配管により接続された構成の加温椅子。

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