JP2005084841A - データベース検索システム、データベース検索プログラム、データベース検索方法 - Google Patents

データベース検索システム、データベース検索プログラム、データベース検索方法 Download PDF

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利彦 細渕
Isao Wakamiya
勲 若宮
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Abstract

【課題】データベースの更新に際してサービス利用中のユーザが、データベースの切替えを知らないまま検索サービスをシームレスに利用できるようにする。
【解決手段】このデータベース検索システムのDBAサーバ5a〜5dは、監視プロセス54を有している。監視プロセス54は、WWW/APSサーバ3からコネクト要求が受信された場合、複数の検索実行プロセス55a〜55cのセッション状況を監視している中でセッション数の少ない検索実行プロセス55aを割り当てて、その検索実行プロセス55aの情報を要求元へ返信し、要求元よりログオン要求が受信された場合、ログオン要求に含まれるUIDに基づいてユーザ認証処理を行い、ユーザ認証したときのログオン時刻、UID等を暗号化したグローバルチケットを作成して要求元へ送信する。以降、グローバルチケットを含む検索要求を検索実行プロセス55aが受けて該当データベースへのアクセスするようになる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ユーザに対して例えば特許情報等の検索サービスを提供するデータベース検索システム、データベース検索プログラム、データベース検索方法に関する。
従来から、複数のサーバを稼動させてユーザにデータベースの検索サービスを提供するデータベース検索システムは知られている。
この種のデータベース検索システムの場合、サーバの切替(データベースの更新)を行う際には、通常、検索サービスの提供を一時的に停止してサーバを新たなものへ切り替えた上で、再度、検索サービスを提供することが行われている。
しかしながら、このような検索サービスでは、ユーザがそのサービスを利用中の場合、一時、検索を中止して、検索サービスが再開されてから再度利用するという手順を踏むことになり、ユーザにとっては利用し難いサービスであった。
一方、ネットワークアクセスの中断を防止する従来の技術としては、同一構成の運用系サーバと待機系サーバとを備え、全てのサーバとの間で各クライアントが回線接続を確立しておくことで、サーバの切り替え時にクライアント・サーバ間で回線の解除・接続処理の発生をなくし、ネットワークにかかる負荷の分散を図る分散型ネットワーク管理システムが知られている(例えば特許文献1参照)。
また、オンライン取引の分野においては、通常は正ホストと端末間で回線接続を行ってオンライン取引を行い、正ホストがメンテナンス等の際にバックアップ用の副ホストに切替えるオンライン取引システムがある(例えば特許文献2参照)。
このオンライン取引システムでは、正ホストから副ホストへの回線接続を切替る切替通知が端末に受信された場合、端末は、切替通知が受信される前から継続しているオンライン取引がある場合には、正ホストとの回線で取引を行うことで、取引処理を中断せずに済む。
特開平10−336221号公報 特開2000−89993号公報
しかしながら、上記特許文献1の技術の場合、通常は利用しない待機系サーバに対しても回線接続を行っておくため、ネットワーク資源が無駄に使用されるという問題があった。
また、上記特許文献2の技術の場合、切替通知がユーザ側の端末にまで送信されるため、ユーザ側でも正ホストと副ホストの回線接続状況を管理しなければならず、ユーザ側に負荷がかかるという問題がある。
本発明はこのような課題を解決するためになされたもので、セッションの管理を容易にすると共に、サービス利用中のユーザがデータベースの更新を意識することなくサービスをシームレスに利用することのできるデータベース検索システム、データベース検索プログラム、データベース検索方法を提供することを目的としている。
上記した課題を解決するために、本発明のデータベース検索システムは、データベースアクセスサーバがネットワークに接続されたデータベースに対してアクセスして検索処理を実行するデータベース検索システムにおいて、前記データベースアクセスサーバが、前記ネットワークを通じて受信されたログオン要求に含まれるユーザ情報に基づいてセッションを確立する手段と、前記セッションを確立したときのログオン時刻、ユーザ情報を含めて暗号化したセッション一元管理情報を作成して要求元へ送信する手段と、前記セッション確立中、前記ネットワークを通じて受信された要求にセットされた前記セッション一元管理情報を基に該当ユーザへサービスを提供する手段とを具備したことを特徴としている。
本発明のデータベース検索システムは、データベースアクセスサーバがネットワークに接続されたデータベースに対してアクセスして検索処理を実行するデータベース検索システムにおいて、前記データベースアクセスサーバが、前記ネットワークを通じてコネクト要求、ユーザ情報を含むログオン要求を受信する受信手段と、前記受信手段によりコネクト要求が受信された場合、前記データベースに対して検索処理を実行する検索実行プロセスの情報を要求元へ返信する手段と、前記検索実行プロセスの情報の返信に対し要求元よりログオン要求が受信された場合、前記ログオン要求に含まれるユーザ情報に基づいてユーザ認証処理を行うユーザ認証手段と、前記ユーザ認証手段によりユーザ認証されたときのログオン時刻、ユーザ情報を含めて暗号化したセッション一元管理情報を作成して要求元へ送信する手段と、前記セッション一元管理情報がセットされた検索要求を要求元より受信して前記ネットワーク上のデータベースに対して検索処理を実行し検索結果を要求元へ返信する検索実行手段とを具備したことを特徴としている。
本発明のデータベース検索システムは、データベースアクセスサーバがネットワークに接続されたデータベースに対してアクセスして検索処理を実行するデータベース検索システムにおいて、前記データベースアクセスサーバが、前記ネットワークを通じてコネクト要求、ユーザ情報を含むログオン要求を受信する受信手段と、前記データベースに対するセッション状況を監視する監視手段と、前記受信手段によりコネクト要求が受信された場合、前記監視手段により監視されているセッション状況からセッション数の少ない検索実行プロセスを要求元に割当ててその検索実行プロセスの情報を要求元へ返信する手段と、前記検索実行プロセスの情報の返信に対して要求元よりログオン要求が受信された場合、前記ログオン要求に含まれるユーザ情報に基づいてユーザ認証処理を行うユーザ認証手段と、前記ユーザ認証手段によりユーザ認証されたときのログオン時刻、ユーザ情報を含めて暗号化したセッション一元管理情報を作成して要求元へ送信する手段と、前記セッション一元管理情報をセットした検索要求を要求元より受信して前記ネットワーク上のデータベースに対して検索処理を実行する少なくとも一つの検索実行プロセスと、前記検索実行プロセスがアクセスするデータベースを、前記セッション一元管理情報に含まれるログイン時刻と予め設定された切替え更新時刻に基づいて切替えるアクセス先切替手段とを具備したことを特徴としている。
なお、上記データベース検索システムのアクセス先切替手段は、新データベースへの切替え更新時刻以前にユーザがログオンしていた場合は旧データベースをアクセス先とし、新データベースへの切替え更新時刻を過ぎてからユーザがログオンしていた場合は新データベースをアクセス先とする。
本発明のデータベース検索プログラムは、ネットワークに接続されたデータベースに対してアクセスして検索処理を実行するデータベースアクセスサーバにおいて処理を実行するデータベース検索プログラムにおいて、前記データベースアクセスサーバを、ネットワークに接続されたデータベースに対してデータベースアクセスサーバがアクセスして検索処理を実行するデータベース検索システムにおいて、前記データベースアクセスサーバが、前記ネットワークを通じてコネクト要求、ユーザ情報を含むログオン要求を受信する受信手段と、前記受信手段によりコネクト要求が受信された場合、前記データベースに対して検索処理を実行する検索実行プロセスの情報を要求元へ返信する手段と、前記検索実行プロセスの情報の返信に対し要求元よりログオン要求が受信された場合、前記ログオン要求に含まれるユーザ情報に基づいてユーザ認証処理を行うユーザ認証手段と、前記ユーザ認証手段によりユーザ認証されたときのログオン時刻、ユーザ情報を含めて暗号化したセッション一元管理情報を作成して要求元へ送信する手段と、前記セッション一元管理情報がセットされた検索要求を要求元より受信して前記ネットワーク上のデータベースに対して検索処理を実行し検索結果を要求元へ返信する検索実行手段として機能させることを特徴としている。
本発明のデータベース検索方法は、データベースアクセスサーバがネットワークに接続されたデータベースに対してアクセスして検索処理を実行するデータベース検索システムにおけるデータベース検索方法において、前記ネットワークを通じて前記データベースアクセスサーバがコネクト要求を受信するステップと、前記コネクト要求を受信した前記データベースアクセスサーバが、前記データベースに対して検索処理を実行する検索実行プロセスの情報を要求元へ返信するステップと、前記検索実行プロセスの情報の返信に対して要求元よりログオン要求が前記データベースアクセスサーバに受信された場合、前記ログオン要求に含まれるユーザ情報に基づいて前記データベースアクセスサーバがユーザ認証処理を行うステップと、ユーザ認証したときのログオン時刻、ユーザ情報を含むセッション一元管理情報を前記データベースアクセスサーバが作成して要求元へ送信するステップと、前記セッション一元管理情報をセットした検索要求を要求元より受信した前記データベースアクセスサーバが、前記検索要求に含まれるセッション一元管理情報に基づいて前記ネットワーク上のデータベースに対して検索処理を実行し検索結果を要求元へ返信するステップとを有することを特徴としている。
本発明では、ネットワークを通じてデータベースアクセスサーバがコネクト要求を受信すると、データベースに対して検索処理を実行する検索実行プロセスの情報を要求元へ返信する。この返信に対して要求元よりログオン要求が受信されると、データベースアクセスサーバは、ログオン要求に含まれるユーザ情報に基づいてユーザ認証処理を行い、ユーザ認証したときのログオン時刻、ユーザ情報を含めて暗号化したセッション一元管理情報を作成して要求元へ送信する。以降、検索要求に含まれるセッション一元管理情報に基づいてデータベースの検索処理を実行し検索結果を要求元へ返信するので、セッション中、検索要求に伴うユーザ情報や利用サービスの情報の送受信が不要になり、セッションの管理が容易になる。
また、ユーザがサービスを利用中に、データベースの更新時期になり、データベースを切替える際に、セッション一元管理情報を含む検索要求をデータベースアクセスサーバで受信すると、検索実行プロセスがアクセスするデータベースを、セッション一元管理情報に含まれるログイン時刻と切替え更新時刻に基づいて切替える。具体的には、新データベースへの切替え更新時刻以前にユーザがログオンしていた場合は旧データベースを検索先とし、新データベースへの切替え更新時刻を過ぎてからユーザがログオンしていた場合は新データベースを検索先とするので、セッション中においては検索の一貫性を維持することができる。
以上説明したように本発明によれば、セッションの管理を容易にすると共に、サービス利用中のユーザがデータベースの更新を意識することなくサービスをシームレスに利用することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明に係る一つの実施の形態のデータベース検索システムの構成を示す図、図2は図1のデータベース検索システムにおいてDBAサーバと全文検索サーバの構成を示す図である。
図1に示すように、このデータベース検索システムは、検索サービスの利用者であるユーザが検索手続きを行うクライアントコンピュータ1a〜1n(以下クライアント1a〜1nと称す)と、これらクライアント1a〜1nにインターネット2を介して接続されたWWW/APSサーバコンピュータ3(以下WWW/APSサーバ3と称す)と、このWWW/APSサーバ3にインターネットあるいはイントラネット等のネットワーク4を介して接続され、WWW/APSサーバ3からの要求に応じたデータベースの検索処理を行い、返信(応答)を返すデータベースアクセスサーバコンピュータ5a〜5d(以下DBAサーバ5a〜5dと称す)と、これらDBAサーバ5a〜5dとネットワーク4を介して接続された特許情報全文検索用のサーバコンピュータ6a〜6d(以下全文検索サーバ6a〜6dと称す)と、DBAサーバ5a〜5dとネットワーク4を介して接続された特許情報書誌検索用のサーバコンピュータ7a〜7c(以下書誌検索サーバ7a〜7cと称す)とから構成されている。
クライアント1a〜1n、WWW/APSサーバ3、DBAサーバ5a〜5d、全文検索サーバ6a〜6d、書誌検索サーバ7a〜7c等は、CPU、メモリ、ハードディスク装置、LANとの接続あるいはインターネットとの接続のための通信インターフェース装置、キーボード、マウス等の入力装置、ディスプレイ等の出力装置を有するコンピュータである。
クライアント1a〜1nのハードディスク装置には、ユーザがWWW/APSサーバ3にアクセスするためのブラウザソフトウェアがインストールされている。
WWW/APSサーバ3は、ユーザがクライアント1a〜1nからDBAサーバ5a〜5dを通じて全文検索サーバ6a〜6d、書誌検索サーバ7a〜7cにて所望の情報の検索を行うためのユーザ識別情報(以下UIDと称す)の変換処理、コネクト要求、ログオン要求などのセッション確立要求、グローバルチケットの復号化および保存、送信を行うコンピュータである。
DBAサーバ5a〜5dのハードディスク装置には、例えばUNIX(登録商標)等のマルチユーザ、マルチプロセス(マルチタスク)のオペレーティングシステム(以下OSと称す)と、データベース検索プログラムがインストールされている。UNIX環境下では、複数のユーザが一つのOSにログインでき、複数のプロセス(タスク)、複数のスレッドが並行して動作可能である。
図2に示すように、各DBAサーバ5a〜5dのデータベース検索プログラムは、契約者情報記憶部50と、UID毎保存情報記憶部51と、セッション情報記憶部52と、アクセスDB面情報記憶部53と、監視プロセス54と、検索実行プロセス55a〜55cとを有している。
契約者情報記憶部50には、このサービスに契約している契約者の情報、例えばユーザ名、契約コード、ユーザID、利用サービスの情報等が記憶されており、各検索実行プロセス55a〜55cのユーザ認証処理に利用される。ユーザに提供する利用サービスとしては、Webブラウザから利用可能な特許検索サービス、コマンドライン入力による特許検索サービス、国外向け(英語)特許検索サービス等がある。
セッション情報記憶部52には、現在ログオンしてサービスを利用中のユーザのセッション情報(UID、UID枝番、ログオン時刻等)が記憶される。
アクセスDB面情報記憶部53には、新データベースあるいは旧データベースのどちらにアクセスしているかを示すアクセスDB面情報が記憶される。具体例として、アクセスDB面情報記憶部53には、「現在サービス面」つまり新データベース65aの名称、「旧サービス面」つまり旧データベース65の名称、面切替え更新時刻が記憶されている。
UID毎保存情報記憶部51には、ユーザによるデータベース65の検索結果について、ユーザからの検索結果保存要求が検索実行プロセス(55a〜55cのいずれか)によって受信された場合に記憶される。このUID毎保存情報記憶部51の内容は、前記検索結果保存が行われたセッション終了後の別のセッションにおいても、グローバルチケットがセットされた保存検索結果参照要求が検索実行プロセス(55a〜55cのいずれか)によって受信された場合に、その検索実行プロセス(55a〜55cのいずれか)が、グローバルチケットを復号化して得たUIDに基づいて照会することで、検索結果を参照できる。
監視プロセス54は、WWW/APSサーバ3からポート指定によるコネクト要求を受信する受信手段として機能する。監視プロセス54は、自身のポート#0にコネクト要求が受信された場合、全文検索サーバ6a〜6d、書誌検索サーバ7a〜7c等のいずれか一つのデータベースに対して検索処理を実行する一つの検索実行プロセス(55a〜55cのうちの一つ)の情報を要求元へ返信する手段として機能する。
各検索実行プロセス55a〜55cは、要求元より自身のポート#1〜#3にログオン要求が受信された場合、ログオン要求に含まれるユーザ情報(UID、パスワード、利用サービス等)に基づいてユーザ認証処理を行う手段として機能する。各検索実行プロセス55a〜55cは、ユーザ認証処理を正常に終了した場合、そのときのログオン時刻、UID、UID枝番、乱数等を含めて暗号化したグローバルチケットを作成して要求元へ送信する手段として機能する。ログオン時刻は、OS標準の時計機能から取得する。
各検索実行プロセス55a〜55cおよび監視プロセス54は、インターネット2、ネットワーク4を通じて受信されたユーザからのログオン要求に含まれるユーザ情報に基づいてセッションを確立する手段として機能する。
各検索実行プロセス55a〜55cは、セッション確立中、ネットワーク4を通じて受信された要求にセットされたグローバルチケットを基に該当ユーザへサービスを提供する手段として機能する。つまり各検索実行プロセス55a〜55cは、セッション確立中にWWW/APSサーバ3から受信された検索要求にセットされてきたグローバルチケットに基づいてネットワーク4上の全文検索サーバ6a〜6d、書誌検索サーバ7a〜7c等のうちのいずれかのデータベースにアクセスして検索処理を実行し検索結果を返信する。
グローバルチケットは、ログオン時刻、UID、UID枝番、乱数等を暗号化して作成されるセッション一元管理情報である。UID枝番は同一UIDで複数のユーザがログオンできるようにするためにUIDに対してDBAサーバ内部で割り当てる枝番号である。
次に、グローバルチケットの具体例を示す。ログオン時刻が2003年8月12日21時8分9秒、UIDがUAA0233、UID枝番が0000とすると、これらのデータに乱数を加えたデータが、予め設定されている変換文字列テーブルに基づいて暗号化されて、Hex文字列としてグローバルチケットに変換される。変換文字列テーブルは、A〜Z、a〜z、0〜9をランダムにちりばめた文字列で構成されている。この結果、グローバルチケットは、EU0A9AD008m1m35400C18hDh等の一つのデータ列として作成される。
全文検索サーバ6a〜6dは、例えば特許公報等の文書ファイルを蓄積したデータベース65を有している。書誌検索サーバ7a〜7cは、例えば特許公報等の書誌や目録のようなインデックスファイルを蓄積したデータベースを有している。
例えば全文検索サーバ6aは、条件式分割用テーブルを記憶する条件式分割用テーブル記憶部61と、同時に実行可能な検索スレッド63および検索実行スレッド64等を生成する検索プロセス62と、アクセス対象のデータベース65とを備えている。条件式分割用テーブルには、検索プロセス62の特性(演算子による検索特性)、つまり検索条件式(検索スレッド63)の分割条件が設定されている。検索プロセス62は、条件式分割用テーブル記憶部61に記憶されている条件式分割用テーブルに基づいて、検索条件式(検索スレッド63)を分割して検索実行スレッド64等を生成する。データベース65には、例えば特許公報等のファイルが蓄積されている。なお、他の全文検索サーバ6b、6dも全文検索サーバ6aと同様の構成を有している。
検索プロセス62は、検索要求受付機能と、検索条件式の分解機能と、検索スレッドによる検索機能と、検索結果のプール機能を有している。
検索要求受付機能は、DBAサーバ5aからの検索要求を受け付け、要求数分、検索スレッド63を生成する。
検索条件式の分解機能は、検索条件式の文字列を括弧による優先度を除き、演算子を検索項目の後ろに配した逆ポーランドの書式に変換する。検索条件式の分解機能は、逆ポーランドの書式に変換した検索条件式の論理演算子と、条件式分割用テーブル記憶部61に記憶されている条件式分割用テーブルに設定されている演算子による検索の特性とを比較し、検索条件式を分解する。検索条件式の分解機能は、分解した条件式の単位と検索条件式の演算子をメモリの記憶領域に保存する。検索条件式の分解機能は、分解した検索条件式をDBAサーバ5aから要求された検索条件式の書式に変換する。
検索スレッドによる検索機能は、分解した検索条件式の数分、検索実行スレッド64を生成する。各検索実行スレッド64には、分解した検索条件式の一つ分が引数として渡される。各検索実行スレッド64は、分解した個々の検索条件式によりデータベース65を検索し、要求元へ検索結果を引き渡す。
検索結果のプール機能は、複数の検索実行スレッド64による検索が全て完了するまで待機する。検索結果のプール機能は、各検索実行スレッド64から引き渡された検索結果を、分解した検索条件式と検索条件式との間の演算子(×、+等)により論理演算を行う。
以下、このデータベース検索システムの具体的な動作を説明する。
このデータベース検索システムでは、例えばクライアント1aからUID、パスワード、ユーザコード、利用サービス等を含むログオン要求がWWW/APSサーバ3に受信されると、WWW/APSサーバ3では、CPUがUIDの変換処理を行い、アクセス先DBAサーバを特定し、そのDBAサーバに対して、UIDを含むコネクト要求を送信する。この場合、DBAサーバ5aが特定されたものとする。UIDの変換処理とは、複数のDBAサーバ5a〜5dのうち、セッションを確立するDBAサーバを選定する処理であり、具体例としては、4台のDBAサーバ5a〜5dのうち、ログオン要求の受信順にいずれか一つのDBAサーバの監視プロセス54のポート#0の番号を選定する処理である。以下、例えばDBAサーバ5a等のポート#0の番号を選定したものとして説明する。
DBAサーバ5aでは、監視プロセス54が複数の検索実行プロセス55a〜55cのセッション状況を常に監視し、その情報をメモリに記憶および更新している。
監視プロセス54は、WWW/APSサーバ3からのコネクト要求をポート#0を通じて受信すると、メモリに記憶されている各検索実行プロセス55a〜55cのセッション状況に基づいてセッション数の少ない検索実行プロセスのポートの番号を割り当てて、コネクト要求の要求元であるWWW/APSサーバ3へ返信する。
監視プロセス54は、自DBAサーバ5aのトータルセッション数をインクリメントしてメモリ上の情報を更新する。これらの処理をコネクト処理という。この場合、複数の検索実行プロセス55a〜55cのうち、例えば検索実行プロセス55a等のポート#1の番号が割り当てられたものとする。
WWW/APSサーバ3では、CPUが、コネクト要求に対するDBAサーバ5aからの返信としてポート#1の番号を受信すると、CPUは、DBAサーバ5aの該当ポート#1に対してUID、パスワード、利用サービス等のユーザ情報を含むログオン要求を送信する。
DBAサーバ5aでは、WWW/APSサーバ3からのログオン要求がポート#1を通じて検索実行プロセス55aに受信されると、検索実行プロセス55aは、ログオン要求に含まれるUID、パスワード、利用サービスに基づいてユーザ認証処理を実行する。
ユーザ認証処理は、予め契約者情報記憶部50に登録されている契約者の情報と今回受信されたUID、パスワード、利用サービスとを比較して登録内容と一致した場合に該当サービスを受けるユーザとして認証する処理である。
ユーザ認証処理の結果、ログオン要求元のユーザを正規のユーザとして認証すると、監視プロセス54は、UID、UID枝番、ログオン時刻、乱数等の入力パラメータと変換文字列テーブルのデータを基にグローバルチケットを作成する。グローバルチケットはそのセッションだけ有効な識別文字列である。
検索実行プロセス(55a〜55cのいずれか)は、グローバルチケットを作成すると、その作成したグローバルチケットをメモリに記憶する。また、検索実行プロセス(55a〜55cのいずれか)は、メモリに記憶したグローバルチケットとセッション情報記憶部52のセッション情報とをログオン要求に対する応答として要求元のWWW/APSサーバ3へ返信する。
WWW/APSサーバ3では、CPUが、グローバルチケットおよびセッション情報を受信(取得)すると、CPUは、それらの情報をメモリに記憶する。これによってセッションが確立されたことになる。セッション確立後、CPUは、検索要求、ニュース配信要求、検索結果の保存要求等、さまざまな要求にメモリのグローバルチケットをセットして送信する。
WWW/APSサーバ3では、クライアント1aよりのFIND等の検索要求を受信すると、WWW/APSサーバ3のCPUは、その検索要求にメモリのグローバルチケットをセットしてDBAサーバ5aへ送信する。
DBAサーバ5aでは、検索要求を検索実行プロセス55aが受信する。すると、検索実行プロセス55aは、検索要求にセットされていたグローバルチケットを復号化して解析してUID、ログオン時刻を取得してセッション情報を確認する。
検索実行プロセス55aは、取得したUID、ログオン時刻とセッション情報記憶部52のUID、ログオン時刻との整合性をチェックし、これらの情報が整合している場合、FIND処理を実行する。つまり検索実行プロセス55aは、検索対象のサーバ(全文検索サーバ6a〜6dあるいは書誌検索サーバ7a〜7cのうちの該当サーバ)に対して検索処理を実行する。
検索実行プロセス55aは、検索処理に対する検索結果を応答としてWWW/APSサーバ3へ返信する。
WWW/APSサーバ3では、DBAサーバ5aからの応答をCPUが受信すると、CPUは、それを解析して例えば「検索結果が100件です。」等のメッセージをクライアント1aへ送信する。
次に、図3,図4を参照してこのデータベース検索システムにおけるデータベース更新時のデータベース切替動作である面切替動作について説明する。面とはデータベースをいう。
上記のようにしてユーザが検索サービスを利用しているときに、旧データベース65を新データベース65aへ切り替える必要がある場合、監視プロセス54は、アクセスDB面情報記憶部53に切替対象の新データベース名(現在サービス面名称)と、今まで利用されていた旧データベース名(旧サービス面名称)と、データベース切替え更新時刻である面切替更新時刻(YYYYMMDD,hhmmss)とを設定する。
検索実行プロセス55aは、WWW/APSサーバ3からグローバルチケットがセットされた検索要求を受信すると(S101)、検索要求にセットされていたグローバルチケットを解読してUID、UID枝番を抽出し(S102)、セッション情報記憶部52のセッション情報にあるUID、UID枝番と整合性のチェックを行い(S103)、互いのUID、UID枝番が整合していた場合、該当ユーザのログオン時刻をセッション情報あるいはグローバルチケットのログオン時刻から取得する(S104)。
検索実行プロセス55aは、取得したユーザのログオン時刻とアクセスDB面情報記憶部53に記憶されている面切替更新時刻とを比較し(S105)、どちらが先かによってアクセスすべき面(アクセス先)を「現在サービス面」(新データベース65a)とするか、あるいは「旧サービス面」(旧データベース65)とするかを判定する(S106)。
新データベース65aへの切替更新時刻である面切替更新時刻以前にユーザがログオンしていた場合(S106のYes)、検索実行プロセス55aは、旧データベース65を検索先(アクセス先)とし(S107)、また、面切替更新時刻を過ぎてユーザがログオンしていた場合は(S106のNo)、新データベース65aを検索先(アクセス先)とする(S108)。
以上により、検索実行プロセス55aは、アクセス先を決定し、この決定に応じたデータベース名をアクセスDB面情報記憶部53より取得してそのデータベース(面)へアクセスする(S109)。
すなわち、ユーザのログオン時刻がアクセスDB面情報記憶部53上の面切替更新時刻よりも前であった場合は旧データベース65を継続して使用させるようにする。また、ユーザのログオン時刻がアクセスDB面情報記憶部53上の面切替更新時刻よりも後であった場合は新データベース65aへアクセスする。
また、検索実行プロセス55aは、検索要求に含まれる検索条件式の文字列を逆ポーランド書式に変換する。
例えば条件式が(a+b×c)×(d+e×f+g)の場合にこの条件式を逆ポーランド書式に変換すると、
abc×+def×+g+× …式(1)
となる。
続いて全文検索サーバ6aにおけるデータベース検索処理について説明する。
DBAサーバ5aからの検索要求が全文検索サーバ6aに受信されると、全文検索サーバ6aでは、受信した検索要求を検索プロセス62が受け付け、要求数分の検索スレッド63を生成する。
また、検索プロセス62は、逆ポーランドの書式に変換した条件式の論理演算子(×,+等)と、条件式分割用テーブルに設定されている演算子(×,+等)による検索の特性とを比較し、検索条件式をいくつかの条件式に分解しメモリに保存する。
具体的には、上記逆ポーランド書式の式
(1)は、
(g+((f×e)+d))×((c×b)+a) …式(2)
へ変換される。
検索プロセス62は、変換した上記式(2)の括弧の部分で、g用、f×e用、d用、c×b用、a用の5つの条件式に分解する。
検索プロセス62は、分割した条件式の数分の検索実行スレッド64を生成して、それぞれの検索実行スレッド64に一つの条件式を引数として渡し、データベース65の検索を同時に並行して実行させる。
検索プロセス62は、各検索実行スレッド64による検索結果をメモリに記憶し、全ての検索実行スレッド64による検索結果がメモリに記憶されると、それらを論理和演算することによりプールする。プールするとは、論理和演算の結果をUID毎保存情報記憶部51に記憶することを言う。検索プロセス62は、プールした論理和演算の結果をDBAサーバ5aを通じてWWW/APSサーバ3へ返信する。
全文検索サーバ6aにおけるデータベース検索処理では、検索プロセス62ではなく、スレッドを生成することで、検索処理の実行を開始するまでの時間を短縮できる。DBAサーバ5aの側では、全文検索サーバ6a側の検索エンジンである検索プロセス62の特性を意識することなく検索条件式の作成や検索要求を行うことができる。また、全文検索サーバ6aに対して要求を行う場合に、その全文検索サーバ6aの検索エンジンの特性を考慮した要求を並行して発行できるので、最終検索結果を受け取るまでの時間を短縮することができる。さらに、検索だけでなく更新、追加、削除等に関しても、スレッドによる並行処理が行われるので、これらの処理時間も短縮することができる。
このようにこの実施形態のデータベース検索システムによれば、監視プロセス54は、WWW/APSサーバ3からコネクト要求が受信された場合、セッション数の少ない検索実行プロセス、例えば検索実行プロセス55a等を割当ててその検索実行プロセス55aの情報(ポート番号)を要求元へ返信し、要求元よりログオン要求が受信された場合、そのログオン要求に含まれるUIDに基づいてユーザ認証処理を行い、セッションを確立し、そのときのログオン時刻、UIDを含むグローバルチケットを作成して要求元のWWW/APSサーバ3へ送信し、以降、グローバルチケットをセットした要求を受信した検索実行プロセス55aが例えば全文検索サーバ6a等のデータベース65へアクセスするので、セッションを確立後は、要求のたびに、UID、パスワード、利用サービスの情報等を送受信せずに済み、セッションの管理が容易になる。
また、全文検索サーバ6a等において、データベース65の面切替(旧データベース→新データベース)を行う場合に、要求元からDBAサーバ5aに検索要求があったときに例えば検索実行プロセス55aは、グローバルチケットに含まれるログイン時刻とデータベースの切替え更新時刻に基づいてアクセス面を決定する。具体的には、例えば新データベース65aへの切替え更新時刻以前にユーザがログオンしていた場合は旧データベース65を検索先とし、新データベース65aへの切替え更新時刻を過ぎてからユーザがログオンした場合は新データベース65aを検索先とするので、検索の一貫性を保つことができる。この結果、データベース65の更新に際してサービス利用中のユーザは、面切替え、つまりデータベース65の更新を意識することなく検索サービスをシームレスに利用することができる。
なお、本発明は上記実施形態のみに限定されるものではない。
上記実施形態では、クライアント1a、WWW/APSサーバ3、DBAサーバ5a、全文検索サーバ6aという経路についての動作を説明したが、ユーザの検索条件によっては、他のさまざまな経路も考えられる。例えばクライアント1bから書誌の内容を検索する場合は、クライアント1b、WWW/APSサーバ3、DBAサーバ5b、書誌検索サーバ7aという経路になることもある。
本実施形態のデータベース検索システムの構成を示す図。 図1のデータベース検索システムにおいて、DBAサーバと全文検索サーバの構成を示す図。 全文検索サーバにおける面切替動作を説明するための図。 全文検索サーバにおける面切替動作を示すフローチャート。
符号の説明
1a-1n…クライアント、5a-5d…DBAサーバ、6a-6d…全文検索サーバ、7a-7c…書誌検索サーバ、55a-55c…検索実行プロセス、2…インターネット、51…UID毎保存情報記憶部、52…セッション情報記憶部、53…面情報記憶部、54…監視プロセス、61…条件式分割用テーブル記憶部、62…検索プロセス、63…検索スレッド、64…検索実行スレッド、65…データベース、65a…新データベース。

Claims (6)

  1. データベースアクセスサーバがネットワークに接続されたデータベースに対してアクセスして検索処理を実行するデータベース検索システムにおいて、
    前記データベースアクセスサーバが、
    前記ネットワークを通じて受信されたログオン要求に含まれるユーザ情報に基づいてセッションを確立する手段と、
    前記セッションを確立したときのログオン時刻、ユーザ情報を含めて暗号化したセッション一元管理情報を作成して要求元へ送信する手段と、
    前記セッション確立中、前記ネットワークを通じて受信された要求にセットされた前記セッション一元管理情報を基に該当ユーザへサービスを提供する手段と
    を具備したことを特徴とするデータベース検索システム。
  2. データベースアクセスサーバがネットワークに接続されたデータベースに対してアクセスして検索処理を実行するデータベース検索システムにおいて、
    前記データベースアクセスサーバが、
    前記ネットワークを通じてコネクト要求、ユーザ情報を含むログオン要求を受信する受信手段と、
    前記受信手段によりコネクト要求が受信された場合、前記データベースに対して検索処理を実行する検索実行プロセスの情報を要求元へ返信する手段と、
    前記検索実行プロセスの情報の返信に対し要求元よりログオン要求が受信された場合、前記ログオン要求に含まれるユーザ情報に基づいてユーザ認証処理を行うユーザ認証手段と、
    前記ユーザ認証手段によりユーザ認証されたときのログオン時刻、ユーザ情報を含めて暗号化したセッション一元管理情報を作成して要求元へ送信する手段と、
    前記セッション一元管理情報がセットされた検索要求を要求元より受信して前記ネットワーク上のデータベースに対して検索処理を実行し検索結果を要求元へ返信する検索実行手段と
    を具備したことを特徴とするデータベース検索システム。
  3. データベースアクセスサーバがネットワークに接続されたデータベースに対してアクセスして検索処理を実行するデータベース検索システムにおいて、
    前記データベースアクセスサーバが、
    前記ネットワークを通じてコネクト要求、ユーザ情報を含むログオン要求を受信する受信手段と、
    前記データベースに対するセッション状況を監視する監視手段と、
    前記受信手段によりコネクト要求が受信された場合、前記監視手段により監視されているセッション状況からセッション数の少ない検索実行プロセスを要求元に割当ててその検索実行プロセスの情報を要求元へ返信する手段と、
    前記検索実行プロセスの情報の返信に対して要求元よりログオン要求が受信された場合、前記ログオン要求に含まれるユーザ情報に基づいてユーザ認証処理を行うユーザ認証手段と、
    前記ユーザ認証手段によりユーザ認証されたときのログオン時刻、ユーザ情報を含めて暗号化したセッション一元管理情報を作成して要求元へ送信する手段と、
    前記セッション一元管理情報をセットした検索要求を要求元より受信して前記ネットワーク上のデータベースに対して検索処理を実行する少なくとも一つの検索実行プロセスと、
    前記検索実行プロセスがアクセスするデータベースを、前記セッション一元管理情報に含まれるログイン時刻と予め設定された切替え更新時刻に基づいて切替えるアクセス先切替手段と
    を具備したことを特徴とするデータベース検索システム。
  4. 請求項3記載のデータベース検索システムにおいて、
    前記アクセス先切替手段は、
    新データベースへの切替え更新時刻以前にユーザがログオンしていた場合は旧データベースをアクセス先とし、新データベースへの切替え更新時刻を過ぎてからユーザがログオンしていた場合は新データベースをアクセス先とすることを特徴とするデータベース検索システム。
  5. ネットワークに接続されたデータベースに対してアクセスして検索処理を実行するデータベースアクセスサーバにおいて処理を実行するデータベース検索プログラムにおいて、
    前記データベースアクセスサーバを、
    ネットワークに接続されたデータベースに対してデータベースアクセスサーバがアクセスして検索処理を実行するデータベース検索システムにおいて、
    前記データベースアクセスサーバが、
    前記ネットワークを通じてコネクト要求、ユーザ情報を含むログオン要求を受信する受信手段と、
    前記受信手段によりコネクト要求が受信された場合、前記データベースに対して検索処理を実行する検索実行プロセスの情報を要求元へ返信する手段と、
    前記検索実行プロセスの情報の返信に対し要求元よりログオン要求が受信された場合、前記ログオン要求に含まれるユーザ情報に基づいてユーザ認証処理を行うユーザ認証手段と、
    前記ユーザ認証手段によりユーザ認証されたときのログオン時刻、ユーザ情報を含めて暗号化したセッション一元管理情報を作成して要求元へ送信する手段と、
    前記セッション一元管理情報がセットされた検索要求を要求元より受信して前記ネットワーク上のデータベースに対して検索処理を実行し検索結果を要求元へ返信する検索実行手段
    として機能させるデータベース検索プログラム。
  6. データベースアクセスサーバがネットワークに接続されたデータベースに対してアクセスして検索処理を実行するデータベース検索システムにおけるデータベース検索方法において、
    前記ネットワークを通じて前記データベースアクセスサーバがコネクト要求を受信するステップと、
    前記コネクト要求を受信した前記データベースアクセスサーバが、前記データベースに対して検索処理を実行する検索実行プロセスの情報を要求元へ返信するステップと、
    前記検索実行プロセスの情報の返信に対して要求元よりログオン要求が前記データベースアクセスサーバに受信された場合、前記ログオン要求に含まれるユーザ情報に基づいて前記データベースアクセスサーバがユーザ認証処理を行うステップと、
    ユーザ認証したときのログオン時刻、ユーザ情報を含むセッション一元管理情報を前記データベースアクセスサーバが作成して要求元へ送信するステップと、
    前記セッション一元管理情報をセットした検索要求を要求元より受信した前記データベースアクセスサーバが、前記検索要求に含まれるセッション一元管理情報に基づいて前記ネットワーク上のデータベースに対して検索処理を実行し検索結果を要求元へ返信するステップと
    を有することを特徴とするデータベース検索方法。
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