JP2005081253A - 塗料供給システム及び塗料供給方法 - Google Patents

塗料供給システム及び塗料供給方法 Download PDF

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正見 杉島
Yasuyuki Suzuki
康之 鈴木
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徹 平山
Keiichiro Saikawa
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Abstract

【課題】 任意の塗装現場で塗料の色を選択可能とし、さらに、その選択した塗料を迅速に塗装現場に供給可能とするような塗装供給システムを提供すること。
【解決手段】 塗料を供給するための塗料供給システムを、塗料の所望の色及び量を含む塗料要求信号を通信回線を介して発信可能な操作端末20と、前記塗料要求信号を受信するための受信部14と、該塗料要求信号に基づいて塗料作成信号を演算により作成する演算処理部32と、前記塗料作成信号を送信するための送信部31とを有するサーバ30と、前記塗料作成信号を受信する受信部14を有し、この塗料作成信号に基づいて作成した塗料を容器に充填する塗料充填装置12を備えた移動体10とで構成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、塗装現場に塗料を供給するための塗料供給システムおよび塗料供給方法に関するものである。
一般的に行われている塗装工事では、塗装工事前に、顧客に塗装する塗料の色を判断してもらい、予め塗装する塗料の色を決める必要がある。この決定された色の塗料は、ローラ式塗装機や噴霧式塗装機等の塗装手段で塗装対象に塗装される。
このように、顧客によって選択された色の塗料を作成し、塗装する塗装システムの一例として、特許文献1に記載されているような塗料の供給方法が知られている。特許文献1に記されているシステムは、自動車等の塗装対象物に対して顧客の希望する色の塗料を塗装することが可能な塗装システムである。図9に特許文献1における塗装システムの概略図を示す。
図9において、塗装システムは、色を選択するための第一端末100、塗料メーカー側の事業所等に設置された第二端末200、工場の塗装ライン上に設置された第三端末300、塗装ラインに設置された塗装装置400を備えている。第一端末100と第二端末200は通信回線500a、第二端末と第三端末は通信回線500bを介してそれぞれ接続されている。なお、第一端末100は、演算処理部、記憶部等を備えた本体101と、キーボード、マウス等の入力手段102および表示手段103を備えている。
上記のように構成された塗装システムは、次のように用いられる。まず、自動車を購入する顧客は、表示手段103に表示された色の中から塗装したい塗料の色を選択する。この選択された色についての色情報は、色選択端末100から通信回線500aを介して第二端末200に送信される。第二端末200で受け取られた前記色情報は、通信回線500bを介して第三端末300に送信され、この色情報に基づいて、選択された色の塗料が塗装装置400において作成される。このように作成された塗料は、塗装装置400によって塗料対象物に塗装され、顧客が選択した色の塗装対象物(自動車)を得ることが可能となる。
しかしながら、このような塗装システムが利用できるのは、塗装対象物が自動車や家電製品等といった、メーカー側の塗装工場内で塗装が行われる製品に限られている。そのため、塗装現場が塗装工場の外部や顧客側の望む場所であった場合には上記のような塗装システムを使用することはできない。すなわち、住宅の内装や外壁等の塗り替えを行うような顧客の要望に対しては、塗装メーカーが工場内で作成した塗料を、塗装現場まで持ち込んで塗装を行うというのが現状である。
しかも、前述の場合においては、顧客が塗料を選択してから実際に塗装を行うまでに、一定の準備期間が必要となるため、迅速に塗装工事を行う際の障害となっている。
一方、特許文献2においては、塗装現場や小売店が要求した塗料を、共通のデータを用いて供給するための塗料製造装置を用いた塗料供給方法が開示されている。詳細には、前記塗料製造装置は、図10に示すような、処理コンピュータ111および塗料収容部112を備えた処理装置110と、管理用コンピュータ211を備えた管理装置210とから構成されている。この塗料製造装置において、処理コンピュータ111から塗料を要求するためのデータを入力すると、該データをインターネット310を経由して管理装置210に送信される。管理装置210は、前記データに基づいた塗料の成分の配合比率を演算により求め、その配合比率を前記処理装置に返信する。該処理装置は、返信された配合比率に基づいて塗料収容部から塗料を調合し、必要な色および量の塗料を作成する。
しかしながら、このような塗料供給方法においては、処理装置110内に塗料収容部112が備えられているため、塗装現場が点在する場合、塗料収容部を備えた処理装置を塗装現場毎に移動させる必要がある。したがって、複数の塗装現場に塗料を効率よく供給できない。
特開2002−159894号公報 特開2003−147269号公報
本発明は上述のような課題に鑑みてなされたものであって、任意の場所(塗装現場)で塗料の色を選択可能とし、さらに、その選択した塗料を迅速かつ効率的に塗装現場に供給可能とするような塗装供給システムを提供することを目的としている。
本発明は、上述のような目的を達成するためになされたもので、所望する塗料の色及び量についての情報を含む塗料要求信号を通信回線を介して発信可能な操作端末と、前記塗料作成信号を受信するための受信手段と、受信した前記塗料要求信号に含まれる色および量についての情報に基づいて原料塗料を配送用容器に充填可能な充填機とを有する塗料充填装置とを備えた移動体とを備えた塗料供給システムを提供するものである。
このように構成された塗料供給システムによって、前記操作端末を塗装現場に持参し、この操作端末に接続された色表示手段から所望の塗料の色及び量を選択するだけで、塗装現場で所望の色の塗料を必要な量だけ要求することができる。さらに、塗装現場で塗装する塗料の色を選択した後、その場で選択した塗料を入手できるため、塗装会社の事務所等に足を運ぶことなく、顧客の塗装イメージに合った塗料を何度でも選択することが可能となる。
さらに、塗料充填装置を搭載した移動体を用いて塗料を供給することで、塗装現場が複数存在する場合であっても塗料の供給が効率よく行われる。また、塗料の作成を塗装現場で行う必要がなく、塗装現場の床等に塗料作成のための機材を置くスペースや、床へマスキング等の処置を施すことも不要となる。
また、前記塗料充填装置がさらに、前記塗料要求信号に含まれる色についての情報に基づいて、原料塗料の配合を演算により決定するコンピュータ調色装置を備えていてもよい。これによって、塗装現場で要求された塗料の色を、前記コンピュータ調色装置による原料塗料の配合計算によって得ることができる。このようなコンピュータ調色装置は、必要に応じて塗料充填装置に組込可能であって、塗装現場において要求する塗料の色が未知な場合において、特に有効である。
また、前記塗料供給システムにおける前記操作端末が、光学的読み取り手段を備えており、読み取った色のデータに基づいた塗料要求信号を送信するものであってもよい。このような実施形態においては、塗装したい塗料の色が前記色表示手段の中には存在せず、現場近くにある色を選択したい場合に、前記光学的読み取り装置でその色を読みとることにより、簡単に所望の色の塗料を選択することができる。これは、部屋の内装の一部が汚れ・キズなどによって変色しており、その変色した部分を周囲と同じ色に塗装したい場合等に有効である。
また、前記塗料供給システムにおける前記操作端末は、前記塗料要求信号に加えて、塗装を行う現場の位置、塗料を受け取る時間帯についての情報を併せて送信してもよい。これによって、移動体側で顧客が要求する塗料についての詳細な内容をも知ることが可能となる。
また、本発明はさらに、塗料の所望の色及び量についての情報を含む塗料要求信号を通信回線を介して発信可能な操作端末と、前記塗料要求信号を受信し、該信号から一部の情報を抽出して記憶部に記憶させた後に、前記塗料要求信号を転送可能なサーバと、前記転送された塗料作成信号を受信するための受信手段と、受信した前記塗料要求信号に含まれる色および量についての情報に基づいて原料塗料を配送用容器に充填する充填機とを備えた塗料充填装置とを有する移動体と、を備えた塗料供給システムであって、前記サーバが、前記塗料要求信号を受信した後に転送する際に、送信先としての移動体のうち、最適な移動体を選別し、該塗料要求信号を送信可能であることを特徴とする塗料供給システムをも提案している。
このように、塗料要求信号を送信する移動体として、最適な移動体をサーバが選別することで、効率的な塗料の供給が可能になるとともに、操作端末からの塗料要求信号に含まれる情報を抽出してサーバで管理することができる。
また、前記サーバは、各移動体の走行位置を認識可能な認識手段を備えていることが好ましい。これによって、塗料要求信号を送信する送信先の移動体を適切に選択することが可能となるとともに、塗料を配送する塗装現場が複数ある場合に、最も効率のよい配送手順を求めることができる。
さらに、塗料要求信号を受けた移動体が、塗装現場に塗料を配送する時間を、該塗料要求信号受信時の移動体の位置から予測し、前記操作端末に送信可能であることが好ましい。これによって、塗装現場に塗料を供給する時間を操作端末に知らしめることができ、効率よい塗装工事を支援することが可能となる。
また、本発明はさらに、塗料の所望の色及び量についての情報を含む塗料要求信号を通信回線を介して発信可能な操作端末と、前記塗料要求信号を受信し、該信号から一部の情報を抽出して記憶部に記憶させた後に、前記塗料要求信号を転送可能なサーバと、前記転送された塗料作成信号を受信するための受信手段と、受信した前記塗料要求信号に含まれる色および量についての情報に基づいて原料塗料を配送用容器に充填する充填機とを備えた塗料充填装置とを有する移動体とを備えた塗料供給システムを用いた塗料供給方法であって、塗装現場付近において、塗装に必要な塗料についての情報を操作端末より入力するステップと、前記入力された情報を塗料要求信号としてサーバへ送信するステップと、前記塗料要求信号を受信し、該信号を送信する相手先である移動体を選別するステップと、前記塗料要求信号を送信するステップと、前記塗料要求信号に基づいて所定の塗料を調合可能か否かを判断するステップと、前記原料塗料の調合が可能でなかった場合に、前記塗料要求信号を他の移動体へ転送するステップとを含むような塗料供給方法をも提案している。
すなわち、本発明にかかる塗料供給方法は、塗料要求信号を受信した移動体に搭載された塗料充填装置に、塗料作成のための原料塗料(ベース塗料および原色塗料)が残存していなかった場合に、前記塗料要求信号を他の移動体に自動的に転送するものである。これによって、1つの移動体に設置された塗料充填装置に残存する原料塗料の量で、要求された塗料を作成できない場合であっても、塗装現場に塗料を供給することが可能になる。
以上のように、本発明によれば、任意の塗装現場で塗料を選択しても、その塗装現場に選択した塗料を迅速かつ効率的に供給することが可能となる。
本発明の好ましい実施形態について以下に図面を参照して説明する。図1は、本発明に係る発明の実施形態の一つである塗装供給システム1の全体を表している。
図1において、塗料供給システム1は、塗料を塗装現場(塗装現場A,B,C)に供給する移動体10と、各塗装現場において顧客が塗料の色を選択可能な持ち運び可能な操作端末20(20a,20b,20c)とを備えている。顧客は、操作端末20から所望の色の塗料を選択して、データ入力等の処理を行うことで移動体10に対して塗料を要求し、移動体10は、前述の要求に基づいて塗料を移動体内で作成しつつ、塗装現場に塗料を供給する。以下、移動体10および操作端末20について、詳細に説明する。
図2に示すように、移動体10の内部には、カートリッジ充填機12とコンピュータ13とを備えた塗料充填装置11が設置されている。移動体10としては、具体的には車、バイク等の乗物が用いられる。塗料充填装置11には、操作端末20からの塗料を要求する信号(以下、塗料要求信号という)を受信したり、他の信号を送信するための送受信部14が電気的に接続されている。
また、操作端末20は、同じく図2に示すように、携帯型コンピュータ等の持ち運び可能な端末であって、表示画面21、データ入力部22,演算部23および種々の電気信号を受信するための送受信部24を備えている。なお、操作端末20には、光学的読み取り手段としてのスキャナ25が接続されている。顧客は、表示画面21に表示された塗料の色見本群中から選ぶか、各色にコード番号や記号等を付与された別体の色見本の中から選ぶか、あるいは現場近くにある壁等の既存の色を選んでスキャニングすることによって、所望の塗料の色を選択する。前記塗料要求信号は、前述のように選択された色に加えて、必要な塗料の量、塗装現場の場所、顧客情報等をデータ入力部22から入力して作成された後、送受信部24から送信される。送信された塗料要求信号Sは、インターネット等の通信網E1を介して移動体10の内部に備えられた送受信部14において受信される。また、操作端末20の送受信部24は、基地局を利用するようなPHSや、無線LAN等であって、無線によって信号を送受信するようなシステム、例えばインターネットシステムを使用するものが好ましい。しかし、これらの他、送受信部14と送受信部24との間で直接信号をやりとりするような無線等の通信手段を用いてもよい。
図3は、塗料充填装置11の構成をより詳細に示す概略図である。塗料充填装置11は、カートリッジ充填機12とコンピュータ13,送受信部14とを備えている。
カートリッジ充填機12は、複数の色の塗料(原料塗料)を所定量貯蓄した複数の原料塗料タンク122(122A〜122D)を備えている。各原料塗料タンクは各々塗料供給口を備えたピストン123(123A〜123D)を有しており、ピストン123を充填装置124で操作することにより、原料塗料をカートリッジ15内に充填する。
原料塗料タンク122A〜122Dは、コンピュータ13の指示により作動する駆動手段(図示せず)から回転力を受けて回転する回転テーブル125上に載置されている。充填装置124は、ピストン123の上下運動を制御するパルスモータ124Aと、ネジ部124B、および電磁石124Cを備えており、コンピュータ13からの信号によってパルスモータ124Aを所定量駆動させ、ネジ部124Bを回転させて電磁石124Cを上下させる。
パルスモータ124Aの駆動量と、ネジ部124Bの回転量および電磁石124Cの移動、すなわち塗料の吸引量/排出量との関係については、予めデータベース化されていることが好ましい。これによって、パルスモータ124Aの回転量の制御によって、電磁石の移動量(塗料の吸引量/排出量)を制御可能にすることで、簡単に塗料の精密な供給を行うことが可能になる。また、塗料の吸引/排出量の制御は、このような手法に限られるものではなく、ポンプの吸引量を制御して行う方法、または塗料の重量を測定して行う方法などが考えられる。
原料塗料タンク122は、塗装用の塗料のベースとなるベース塗料を収容した1つのベース塗料タンク(122A)と、その他の色の塗料を貯蓄した原色塗料タンク(122B、122C、122D)とにより形成されている。家屋の内装の塗装に用いる塗料の場合、前記べース塗料はアクリル系水性白塗料等の白塗料ベースまたは透明塗料が好適であり、前記原色塗料に比して多量(10〜20リットル程度)に収容されていることが好ましい。ベース塗料は、そのままで又は水或いは溶剤で粘度調整することによって、塗料として使用することができ、成分として塗料用バインダ、顔料成分を含む。また、ベース塗料は必要に応じて硬化触媒、消泡剤、流動調整剤、塗面調整剤、造膜助剤、可塑剤、連結安定剤、紫外線吸収剤、紫外線安定剤、酸化防止剤などの塗料用添加剤を含有していてもよい。
前記原色塗料としては、通常分散樹脂、顔料、希釈剤等を主な成分とする赤錆色ペースト、黄土色ペースト、青色ペースト等が好適に用いられ、必要に応じて各種添加剤を含有する。該原色塗料の種類は必要に応じて3〜10色程度準備すればよく、各々の原色塗料が300〜500ミリリットル程度、原料塗料タンク中に収容されていることが好ましい。なお、カートリッジ15の容量は100〜2000ミリリットル程度であって、必要に応じて前記ベース塗料を所定量封入しておいてもよい。
なお、原料塗料タンク122を回転テーブル125に対して容易に着脱できるようにすると、原料塗料タンクに収容された原料塗料を補充したり、原料塗料タンクを交換したりする場合に操作性が高まる。また、原料塗料タンク122にバーコード等の識別手段(図示せず)を備えるとともに、回転テーブル125に前記識別手段を読みとる読み取り手段を備えさせ、どの色の塗料タンクが回転テーブルのどの位置に設置されたかをコンピュータ13によって管理可能にすることが好ましい。さらに、回転テーブル125は、その底部に精密天秤等の重量測定手段(図示せず)を備えさせると、設置された原料塗料タンク122の重量及び種類についての情報がコンピュータ13に伝達可能となり、原料塗料タンク中に含有されている塗料の量を測定することが可能となる。
コンピュータ13は、送受信部14から受信した塗料要求信号に基づいて、塗料の色を作成するために必要な原料塗料の配合を決定し、カートリッジ充填機12を作動させる。コンピュータ13のメモリ等の記憶部(図示しない)には、操作端末の表示画面に表示される各々の色を作成するために必要な塗料の配合情報が予めデータベース化された形式で記憶されている。コンピュータ13は、前述のように回転テーブル123、パルスモータ124Aを作動させ、カートリッジ15内に所望の色の塗料を所望量充填させる。
詳細には、以下のような手順で塗料が充填される。コンピュータ13が塗料作成信号を受信すると、塗料充填作業者は、カートリッジ15をカートリッジ充填機12に装着する。次に、コンピュータ13は、塗料作成信号から、作成を要求された色の塗料を作成するために必要な原料塗料の配合をコンピュータ表示画面(図示せず)に表示する。該表示された配合において、ベース塗料タンク122Aに含まれるベース塗料と、原色塗料タンク(122B、122C、122D)に含まれる各原色塗料とでは配合できない場合、コンピュータ13は警告を発して塗料タンクを変更する旨を要求する。該要求を受けると、充填を行う作業者は、前記コンピュータ表示画面の表示に従って適切な原料塗料を含んだ塗料タンクを回転テーブル125に設置する。
適切な原料塗料タンクが回転テーブル125上に設置されると、コンピュータ13は、回転テーブル125を回転させ、原料塗料タンクをカートリッジ15の上に位置させた状態で、充填装置125のパルスモータ124Aを所定量駆動させるパルスモータ124Aの駆動によって、電磁石125Cが上下方向へ移動し、その結果、ピストン123が操作され、原料塗料タンク122内に収容されている原料塗料が、カートリッジ15内に充填される。
塗料要求信号から要求された塗料の作成に必要な原料塗料を全てカートリッジ15に充填すると、コンピュータ13は充填作業を終了した旨を表示画面(図示せず)に表示するか、作業終了の信号を出力する。なお、塗料作成信号によって要求された塗料の量がカートリッジ15の容量を上回る場合、コンピュータ13は、塗料の充填回数を適宜複数回に分割し、複数のカートリッジ15にそれぞれ塗料を同様に配合して充填する。
塗料の充填が完了したカートリッジ15は、塗料に含まれている顔料の沈降防止又は粘度調整のため、充填作業者が手動によって撹拌するか、カートリッジ充填機12に備えられた攪拌機(図示せず)によって撹拌される。なお、カートリッジ15内部に球状物等のメジアを封入しておくと、カートリッジ15内部の塗料を撹拌するのに好都合である。
上述のように構成された塗料充填装置を用いた塗料供給方法によって、塗料タンクの数や容量を最小限に抑えることができ、車等の移動体10の内部に容易に設置することができる。
次に、図1〜3に示すような塗料供給システムにおいて、操作端末からの塗料要求信号に対応して、所望の色の塗料を塗装現場に配送するための手順の一例を、図4に示すフローチャートを用いて説明する。なお、図4に示すフローは、操作端末20,塗料充填装置11においてそれぞれ行われるステップを分類して示している。
まず、STEP1においては、顧客は、操作端末20の表示画面21に表示された塗料の色見本群中から選ぶか、各色にコード番号や記号等を付与された別体の色見本の中から選ぶことによって、塗装したい塗料の色を選択する。次に、前記選択した色の情報に加えて、必要な塗料の量、塗装現場の位置、顧客情報、塗料の配送希望時間などの情報を付加して塗料要求信号を作成する(STEP2)。これらの付加情報は、操作端末20の操作者が、表示画面21に表示された入力画面上に所定の情報を入力部22を用いて入力することによって行われる。STEP3では、塗料要求信号の作成が完了したか否かを判断し、完了したのであれば送信部24より該塗料要求信号を送信する。
塗料充填装置11は、送受信部14において受信した前記塗料要求信号より、操作端末20から要求された塗料の色、塗料の量、塗装現場の場所、顧客情報等の情報を認識する(STEP4)。さらに、これらの情報に基づいて、所定の色の塗料を所定量作成し、カートリッジに塗料の充填を開始すると同時に、塗料の配送場所および配送希望時間、さらに移動体10の現在地や道路状況等の情報を総合的に判断し(STEP5)、配送可能な時間等の配送情報を操作端末20に返信する(STEP6)。塗装現場に位置する操作端末20の操作者は、前記配送情報を受信することで、塗料を受け取り可能な時間を知ることができる(STEP7)。
上述のような手順で塗料の配送が行われた場合、移動体10によって配送された塗料を用いて塗装を開始した結果、選択した塗料の色を変更したい場合も考えられる。このような場合、塗装現場に配送する塗料の量を少量(例えばカートリッジ1本分)にしておき、この塗料を試験的に塗装し、顧客に塗装を続けるか否かの判断をしてもらってもよい。もし塗装した色が気に入らなければ、再度塗料の色を選択し、再度塗料を要求する。また、塗装した色で問題が無ければ、試験的に塗装した色の塗料を全体の塗装に必要な量だけカートリッジに充填し、塗装を再開する。このような試験的塗装が終わるまでの間、移動体10は現場付近に停止し、次に要求される塗料を待ち受けることで、効率よく塗装を行うことができる。
このように、本実施形態によれば、塗装現場において塗装に用いる塗料の色を選択し、該塗料を必要量要求することが可能となる。また、この塗料を試験的に塗装した結果、塗り直しを希望する場合であっても、顧客が再度塗装会社の事務所等を訪問して再度色を選択するという手間が不要となる。また、前述のように塗り直しを希望する場合に、新たな色の塗料を迅速に塗装現場に供給することができるため、塗装工事を迅速に行うことが可能となる。さらに、前述のような試験的塗装を行うことで、顧客に塗装イメージの再確認をさせ、自身の希望する塗料の色を確実に認識させることができるため、塗り直し等を行う可能性を低減することができる。これらの結果、塗装に要する時間と費用を大幅に低く抑えることができ、ユーザーに安価で高付加価値なサービスを提供することが可能となる。
また、STEP1において行われる色の選択は、表示画面21の画面に表示された色からのみではなく、スキャナ25で塗装したい色を色見本のカタログや塗装現場付記の既存色等から読みとることで行ってもよい。例えば色見本をスキャナ25によって読みとった場合、測定した分光反射率から、クベルカ−ムンクの光学濃度式およびダンカンの混色理論等を用いて吸収係数、散乱係数等の光学データを取得する。このようにして選択された色が、コンピュータ13に記憶されているデータベース化された色の配合情報に含まれていない場合は色の調合ができないが、コンピュータ13の代わりにコンピュータ調色装置を設けることでどのような色であっても色の調合を行うことが可能になる。
なお、STEP2における塗料要求信号の作成に必要な塗料の量についての情報は、塗装面積を測定する測定器(図示しない)を用いて簡単に求めることができる。前記測定器は、操作端末20とは別体に設けられていてもよいし、有線または無線で接続されていてもよいし、一体的に設けられていてもよい。このような測定器の一例として、例えば携帯型レーザー距離測定器や、超音波を利用した距離測定器等を用いた光学的面積測定装置が挙げられる。これによって、塗装に必要な塗料の量を正確かつ容易に知ることができ、塗装コストを最小限に抑えることができる。
また、STEP2において送信される塗料要求信号を送信するための表示画面21上の入力画面は、図5に示すような一例が考えられる。図5において、入力画面40は、顧客の名前、住所の他、選択した塗料の色、必要な塗料の量などを入力項目として設けた操作端末20の表示画面21上に表示される画面の一例である。入力する項目は、前述の情報に限られる訳ではなく、適宜必要な情報を入力するように設定すればよいことは言うまでもない。塗装現場において、操作端末20の操作者は、必要な情報を適宜データ入力部23より入力画面40に入力し、送信ボタン41を押すことで、塗料要求信号Sを送信することができる。
なお、前述の実施例は、移動体(車等)を操作して塗料の営業活動を行いつつ、サンプルとしての塗料を顧客に供給したり、その場で受注した塗料をすぐに販売するような実施形態も含まれる。すなわち、本発明の塗料供給システムによって、既存の塗料の販売形態とは異なる方法で、塗料を供給(販売)することが可能となる。
次に、本発明に係る他の実施形態を図6において示す。図6に示す実施形態においては、操作端末20からの塗料要求信号が、サーバ30を経由し、複数の移動体に対して送信されている。本実施形態では、移動体は10および10’の2台のみである例を示す。
図7は、図6に示す実施形態の詳細を示すブロック図である。サーバ30は、図7に示すように、電気信号を送受信するためのアンテナ31と、受信した信号や、送信する信号を演算処理するための演算処理部32および記憶部33を備えている。操作端末20の送受信部24から送信される塗料要求信号は、通信網E2を介してアンテナ31より受信される。演算処理部32は、該塗料要求信号から必要な情報について抽出し、管理データとして記憶部33に記録した後に、前記移動体10に向けて前記塗料要求信号を転送する。この転送された塗料要求信号は、通信網E3を介して移動体10または10’に送信される。
前記抽出される情報は、例えば顧客データ等や要求した塗料の量およびそれに要する費用といった、塗装会社が管理しておく必要のある情報である。サーバ30は、市販のPCやワークステーションを用いることができ、塗装会社の事務所や、営業所等に設置される。
このような塗料供給システムにおいて、塗装現場から塗料が要求された後、塗料が該塗装現場に配送されるまでの手順の一例を、図8を参照しつつ説明する。STEP101においては、図4で説明した手順と同様に、操作端末20の表示画面21に表示された塗料の色見本群中あるいは別体の色見本の中から選ぶか、現場近くの既存色から選ぶことによって、塗装したい色を選択する。次にSTEP102においては、入力部22から所定の情報を入力することで塗料要求信号Sを作成し、塗料要求信号の作成が完了したのであれば塗料要求信号Sを送信する(STEP103)。
サーバ30は、操作端末20の送受信部24より送信された前記塗料要求信号を受信し(STEP104)、該前記塗料要求信号から必要な情報を抽出して管理データに記録する(STEP105)。さらに、前記塗料要求信号受信時の移動体10,10’の位置情報に基づいて、前記塗料要求信号を送信する送信先の移動体を選択し、該信号を送信する(STEP106)。本実施形態では移動体10に前記塗料作成信号が送信されたものとする。
移動体10に搭載された塗料充填装置11は、該塗料作成信号を受信した後(STEP107)、要求されている塗料が移動体10内に備えられている原料塗料で調達可能か否かを判断する(STEP108)。塗料が調合可能であれば、現在の移動体10の位置と塗装現場の位置を確認し、配送に要する時間の予測を行い(STEP109)、配送時間等の情報を含んだ配送情報をサーバ30に送信する(STEP110)。前記配送情報を受け取ったサーバ30は、操作端末20に向けて該配送情報を転送し(STEP111)、操作端末20の操作者はこの配送情報を受信することで要求した塗料がいつごろ配送されるかを知ることができる。
また、STEP109において、現在有しているベース塗料および原色塗料で要求された塗料が作成不可能であれば、受け取った塗料要求信号を、送受信部14を介して他の移動体(移動体10’)に転送する(STEP119)。移動体10’は、転送された塗料要求信号を受信した後(STEP120)、同様に要求された塗料を作成することが可能かどうかの判断を行う(STEP121)。塗料が作成可能であれば現在の移動体10’の位置と塗装現場の位置を確認し、配送に要する時間の予測を行った後(STEP122)、該予測した配送時間についての情報を含んだ配送情報をサーバ30に送信する(STEP123)。
また、前述のSTEP121において、移動体10’に搭載された塗料充填装置11’においても、要求された塗料を作成できないと判断した場合は、塗料を作成できない旨のエラー信号を作成し、サーバ30へ送信する(STEP201)。該エラー信号を受け取ったサーバ30は、操作端末20に向けて、要求した塗料が作成不可能である旨を告げ、他の色の塗料を選択するように要求するような警告信号を発信する(STEP202)。これに対して、操作端末20の操作者は、他の塗料の色を選択するように顧客に勧めるか、塗料会社本社に連絡して、要求した色の塗料を他の手段で取り寄せることができないか否か等の行動を適宜起こすことになる。
なお、この実施形態では、塗料充填装置を搭載した移動体が2台である場合について説明しているが、本発明はこれに限られるものではなく、必要に応じて多数の移動体をサーバ30で管理してもよい。これによって、広域に広がる複数の塗装現場に塗料を効率よく供給することが可能となる。
また、STEP109,122において移動体10、10’が送信する配送情報は、移動体に備えさせたGPS手段(図示しない)等に含まれている道路交通情報通信システム(VICS)等から取得した情報に基づいていてもよい。このように、従来から用いられているGPS等の機器を本システムに採用することによって、塗料を配送する正確な時間を塗装現場に通達することが可能となる。
さらに、前記STEP108において、塗料作成が可能か否かの判断に加えて、移動体10の現在地から塗装現場までの渋滞情報等をGPS手段より取得し、現場に到着する時間が著しく遅れるようであれば、塗料作成信号を他の移動体に転送するようにしてもよい。また、移動体の現在地等の情報を、サーバ30に定期的に送信し、このような判断をサーバ30側の演算処理部32に行わせるようにしてもよい。
さらに、本実施形態ではサーバ30を塗装会社の事務所等に設置したが、サーバ30が小型でかつ移動可能な機能を備えている場合は、移動体10(または10’)に搭載し、塗料充填装置11と共に移動してもよい。この場合、塗料充填装置11とサーバ30とは一体的に設けられていてもよく、サーバ30が備える演算処理部32と、塗料充填装置の備えるコンピュータ13とを同一のコンピュータで兼用してもよい。これによって、システム全体の構成をより簡素化することができる。
上記で述べた塗料供給システムが適用されるような塗装現場の実施形態としては、例えば建築物の壁、床、天井等の内外装材;家具、調度品、家電品、自動車等の補修塗装が挙げられる。具体的には、建築物の壁、天井等に設けられているクロス壁面及び該クロス壁面に塗装されてなる旧塗膜面;コンクリート、モルタル、スレート、スレート瓦、石膏ボード等の基材;窯業系建材、木材、金属、プラスチックなどの素材やそれらに塗装されてなる旧塗膜面、自動車などの軽車両等の補修面などが挙げられる。
また、本発明における塗料供給システムにおいては、塗料はカートリッジに充填された形で供給されるのが好ましい。このような形で供給された場合、塗装する塗装機として、カートリッジが装着可能な圧送型スプレー塗装機、エアレススプレー塗装機、エアースプレー塗装機、圧送型ローラー塗装機等の公知のものが使用できる。その中でも、至近距離塗装において均一な仕上り性が得られるような、静電塗装を行うことのできるスプレー塗装機が好ましい。このような塗装機を用いることによって、塗装工事を行う際に塗料の飛散が極力抑えられるため、特に住宅の内装工事を行う場合に好適である。しかしながら、本発明はこのような実施形態に限られたものではなく、塗料を充填する容器としては、缶等のカートリッジタイプ以外の形状、大きさのものが用いられても構わないことは言うまでもない。
また、カートリッジ充填機に蓄えられている塗料としては、アルキド系、アクリル系、ポリエステル系、ウレタン系、エポキシ系、メラミン、シリコン系、フッ素系等、種々のものを使用することができる。また、作業環境への配慮から水溶解型やエマルジョン型塗料が好適であるが、溶剤型塗料も用いることもできる。
本発明に係る塗料供給システムの一実施形態を示す全体図である。 本発明に使用される塗料供給システムの一実施形態を、ブロック図で表したものである。 本発明に使用される塗料充填装置の一例を示すブロック図である。 本発明に係る塗料供給システムを用いて、塗料を塗装現場に供給する手順の一例を示す図である。 本発明に係る塗料供給システムにおいて、塗料を要求する情報を入力する入力画面の一例を示すフローチャートである。 本発明に係る塗料供給システムの他の実施形態を示す全体図である。 図6に示す塗料供給システムの実施形態を表すブロック図である。 図6に記載の実施形態において、塗料を塗装現場に供給する手順の一例を示すフローチャートである。 従来の塗料供給システムの全体を示す概略図である。 従来の他の塗料供給システムの全体を示す概略図である。
符号の説明
1 塗料供給システム
10、移動体
11 塗料充填装置
12 カートリッジ充填機
13 コンピュータ
14 送受信部
20 操作端末
21 表示部
22 入力部
23 演算部
24 送受信部
30 サーバ
31 アンテナ
32 演算手段
33 記憶部

Claims (9)

  1. 塗料の色及び量についての情報を含む塗料要求信号を通信回線を介して発信可能な操作端末と、
    前記塗料作成信号を受信するための受信手段と、受信した前記塗料要求信号に含まれる色および量についての情報に基づいて原料塗料を配送用容器に充填可能な充填機とを有する塗料充填装置とを備えた移動体と
    を備えた塗料供給システム。
  2. 前記塗料充填装置がさらに、前記塗料要求信号に含まれる色についての情報に基づいて、原料塗料の配合を演算により決定するコンピュータ調色装置を備えていることを特徴とする請求項1に記載の塗料供給システム。
  3. 前記操作端末が、光学的読み取り手段を備えており、読み取った色のデータに基づいた塗料要求信号を送信可能であることを特徴とする請求項1または2に記載の塗料供給システム。
  4. 前記塗料要求信号がさらに、塗装を行う現場の位置、塗料を受け取る時間帯についての情報を含んでいることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の塗料供給システム。
  5. 塗料の色及び量についての情報を含む塗料要求信号を通信回線を介して発信可能な操作端末と、
    前記塗料要求信号を受信し、該信号から一部の情報を抽出して記憶部に記憶させた後に、前記塗料要求信号を転送可能なサーバと、
    前記転送された塗料作成信号を受信するための受信手段と、受信した前記塗料要求信号に含まれる色および量についての情報に基づいて原料塗料を配送用容器に充填する充填機とを備えた塗料充填装置とを有する移動体と、
    を備えた塗料供給システムであって、
    前記サーバが、前記塗料要求信号を受信した後に転送する際に、送信先としての移動体のうち、最適な移動体を選別し、該塗料要求信号を送信可能であることを特徴とする塗料供給システム。
  6. 前記塗料充填装置がさらに、前記塗料要求信号に含まれる色についての情報に基づいて、原料塗料の配合を演算により決定するコンピュータ調色装置を備えていることを特徴とする請求項5に記載の塗料供給システム。
  7. 前記サーバが、移動体の走行位置を認識可能な認識手段を備えていることを特徴とする請求項5または6に記載の塗料供給システム。
  8. 前記塗料要求信号を受けた移動体が、該塗料要求信号受信時の移動体の位置を認識するための位置情報取得手段をさらに備えており、前記移動体の位置に基づいて、塗装現場に塗料を配送する配送予定時間を予測し、前記操作端末に該配送予定時間を送信可能であることを特徴とする請求項7に記載の塗料供給システム。
  9. 塗料の色及び量についての情報を含む塗料要求信号を通信回線を介して発信可能な操作端末と、前記塗料要求信号を受信し、該信号から一部の情報を抽出して記憶部に記憶させた後に、前記塗料要求信号を転送可能なサーバと、前記転送された塗料作成信号を受信するための受信手段と、受信した前記塗料要求信号に含まれる色および量についての情報に基づいて原料塗料を配送用容器に充填する充填機とを備えた塗料充填装置とを有する複数の移動体とを備えた塗料供給システムを用いた塗料供給方法であって、
    塗装現場付近において、塗装に必要な塗料についての情報を操作端末より入力するステップと、
    前記入力された情報を塗料要求信号としてサーバへ送信するステップと、
    該サーバにおいて前記塗料要求信号を受信し、該信号を送信する相手先である移動体を選別するステップと、
    前記塗料要求信号を送信するステップと、
    前記塗料充填装置において、前記塗料要求信号によって要求された塗料を調合可能か否かを判断するステップと、
    前記塗料の調合が可能でなかった場合に、前記塗料要求信号を他の移動体へ転送するステップとを含む塗料供給方法。
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