JP2005074949A - Mounting structure for planer blade and planer - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は、主として木材の平面を切削加工するためのカンナ盤に取り付けられるカンナ刃の取り付け構造およびこの取り付け構造によりカンナ刃が取り付けられたカンナ盤に関する。
BACKGROUND OF THE
作業者が手に持って移動させながら加工材を切削加工する携帯用のカンナ盤あるいは加工材を移動させながら切削加工を行う据え付け型のカンナ盤(以下、単にカンナ盤という)は、電動モータを駆動源として軸心回りに回転する円柱体形状のドラムを備え、このドラムの外周面に通常複数枚のカンナ刃を、当該ドラムの回転軸線に沿って取り付けた構成を備えている。ドラムをその軸心回りに回転させてカンナ刃を木材等の加工材の平坦な面に接触させながら加工材を相対的に移動させることによりこの加工材が切削加工される。
一般に、カンナ刃30は、図8に示すように平板形状(帯板形状)を有し、その幅方向端部30a,30aが刃先とされ、この刃先30aが加工材に接触することにより切削加工(いわゆるカンナ掛け)がなされる。ところが、刃先30aがその全長にわたって同時に加工材に接触することにより大きな衝撃音(騒音)が発生するため、従来この騒音を低減するために様々な工夫がなされている。
例えば、特公昭54−17993号公報には、平板形状のカンナ刃をドラムの周面に対して螺旋状に捻った状態に取り付けて刃先がその全長にわたって加工材に同時に接触しないようにすることで、切削加工時の騒音を低減する技術が開示されている。また、特公昭62−1804号公報には、図9に示すようにドラムに取り付ける前の状態で刃先40a,40aが緩やかな円弧形状をなす平板形状のカンナ刃40を上記のように螺旋状に捻って取り付けることにより発生する、刃先40aのドラム周面からの突き出し寸法(以下、刃先高さという)の不揃いを解消して一定に揃える技術が開示されている。
このように、予め刃先40aが円弧形状をなす平板形状のカンナ刃40を用意し、これをドラムの周面に対して螺旋状に捻って取り付けることにより、刃先高さを一定に揃えて仕上がりのきれいな切削加工を効率よく行えるようにするとともに、切削加工時の騒音を低減することができた。
In general, as shown in FIG. 8, the Kanna
For example, Japanese Examined Patent Publication No. 54-17993 discloses that a flat plate-shaped cannula blade is attached in a spiral manner with respect to the peripheral surface of the drum so that the cutting edge does not simultaneously contact the workpiece over its entire length. A technique for reducing noise during cutting is disclosed. Further, in Japanese Patent Publication No. 62-1804, as shown in FIG. 9, a flat plate shaped
In this way, by preparing a flat plate-like
しかしながら、図9に示した刃先40aが円弧形状のカンナ刃40は、図8に示した刃先30aが直線形状のカンナ刃30に対して特殊な形態のものであることから、コスト高であり、その結果カンナ刃を交換する際のコストアップを招き、ひいてはカンナ盤のランニングコストの上昇を招く問題があった。
そこで、本発明では、刃先が直線形状をなし、最も汎用的かつ安価なカンナ刃を用いることにより従来のようにコストアップを招くことがなく、かつ従来の刃先が円弧形状のカンナ刃と同等の高品質な切削加工を行うことができるカンナ刃の取り付け構造およびカンナ盤を提供することを目的とする。
However, since the
Therefore, in the present invention, the cutting edge has a linear shape, the cost is not increased as in the prior art by using the most versatile and inexpensive canine blade, and the conventional cutting edge is equivalent to an arc shaped canine blade. It is an object of the present invention to provide a canna blade mounting structure and a cannula capable of performing high-quality cutting.
このため、本発明は、特許請求の範囲の各請求項に記載した構成とした。
請求項1記載の取り付け構造によれば、平板形状をなすカンナ刃をドラムの周面に沿って螺旋状に捻って取り付ける構成であるので、カンナ刃の刃先がその全長にわたって加工材に同時に接触することなく、これにより切削加工時の騒音を低減することができる。
また、上記のように螺旋状に捻るだけでなく、刃先が平面的に見て一定の曲率で円弧形状になるように板面方向に湾曲して取り付けられるので、カンナ刃の刃先高さを、螺旋状に捻って取り付けたことによる不揃いを解消して一定に揃えることができ、これによりきれいな切削加工を効率よく行うことができる。刃先の曲率は、捻り方向の曲率等その他の条件に合わせて適切に設定することができる。
しかも、平板形状をなし、刃先が直線形状をなす最も汎用性の高い安価なカンナ刃を用いる構成であるので、従来のように刃先が予め円弧形状をなす高価なカンナ刃を用いる必要はなく、従ってランニングコストの上昇を招くことがない。
For this reason, this invention was taken as the structure described in each claim of a claim.
According to the mounting structure of the first aspect, since the flat plate-shaped canine blade is helically twisted along the peripheral surface of the drum, the blade edge of the canna blade simultaneously contacts the workpiece over its entire length. Without this, the noise during cutting can be reduced.
In addition to twisting spirally as described above, the cutting edge is curved and attached in a plate direction so that the cutting edge has an arc shape with a constant curvature when viewed in plan, so the cutting edge height of the canna blade is It is possible to eliminate irregularities caused by mounting by twisting in a spiral shape, and to make a uniform arrangement, thereby making it possible to efficiently perform clean cutting. The curvature of the cutting edge can be appropriately set according to other conditions such as the curvature in the twist direction.
Moreover, since it is configured to use the most versatile and inexpensive cannula blade that has a flat plate shape and the cutting edge forms a straight line shape, it is not necessary to use an expensive canting blade that has a circular arc shape in advance as in the past, Therefore, the running cost is not increased.
請求項2記載のカンナ刃によれば、直線形状の刃先を有するカンナ刃を簡単な構成で確実にその板面方向に湾曲した状態で取り付けることができる。
請求項3記載のカンナ刃によれば、平板形状のカンナ刃を簡単な構成で確実に螺旋状に捻って取り付けることができる。
請求項4記載のカンナ盤によれば、カンナ刃がその全長にわたって加工材に対して同時に接触しないので、切削加工時の騒音を低減することができる。また、カンナ刃が板面方向に湾曲した状態で捻って取り付けられることによりその刃先高さが一定に揃えられているので、仕上がりがきれいな切削加工を効率よく行うことができる。
しかも、取り付けるカンナ刃には、直線形状の刃先を有する平板形状の汎用品を用いることができるので、従来のように予め刃先が円弧形状(板面方向に湾曲した刃先)の特殊なカンナ刃を用意する必要がないので当該カンナ盤のランニングコストを低減することができる。
According to the Canna blade of the second aspect, the Canna blade having a linear cutting edge can be attached with a simple configuration in a state of being surely curved in the plate surface direction.
According to the canner blade of the third aspect, the flat plate-shaped canine blade can be reliably twisted and attached with a simple configuration.
According to the plane of the fourth aspect, since the plane blade does not simultaneously contact the workpiece over its entire length, noise during cutting can be reduced. Moreover, since the blade edge height is made uniform by twisting the Kanna blade while being bent in the direction of the plate surface, cutting with a fine finish can be performed efficiently.
In addition, since a flat plate-shaped general-purpose product having a linear cutting edge can be used as the canna blade to be attached, a special cana blade having a circular arc shape (blade edge curved in the plate surface direction) as in the past is used. Since it is not necessary to prepare, the running cost of the canna board can be reduced.
次に、本願発明の実施形態を図1〜図6に基づいて説明する。図1は、本実施形態の取り付け構造によりカンナ刃1を取り付けた回転ドラム10を示している。本実施形態は、回転ドラム10に対するカンナ刃1の取り付け構造に特徴を有するものであり、回転ドラム10を備えたカンナ盤の基本的な構造(ドラムを回転させるための構造等)については、従来構成に比して特に変更を要しないので、その説明および図示を省略する。
回転ドラム10に取り付けていない状態のカンナ刃1が図5に単品で示されている。このカンナ刃1は、図8に示したカンナ刃30と同じもので、回転ドラム10に取り付けていない状態では、図示するように帯板形状(平板形状)を有するもので、これはこの種のカンナ刃において最も一般的に用いられる汎用性の高いものであり、かつ通常最も安価に入手することができるものとなっている。このカンナ刃1の幅方向(図5において上下方向)の両端縁が刃先1a,1aとされている。両刃先1a,1aは、それぞれ直線形状に形成され(直線に沿って形成され)ており、図9に示したカンナ刃40とは異なって円弧形状(扇形)に湾曲していない。本実施形態は、この汎用性の高いカンナ刃1を特に追加工等することなくそのまま用いることに特徴を有している。
このカンナ刃1の表面の幅方向中央には、断面台形形状を有する案内溝1bが長手方向にその全長にわたって形成されている。この案内溝1bは、両刃先1a,1aに沿って相互に平行に設けられている。この案内溝1bは、回転ドラムに対して刃先高さが一定に保持されるように位置決めするための位置決め溝としての機能を有している。本実施形態では、この案内溝1bおよびその機能もそのまま利用される。本実施形態では、このカンナ刃1が回転ドラム10に取り付けられた結果、その板面に沿った方向に湾曲され、かつ回転ドラム10の回転軸線J回りに螺旋状に捻られた状態となる。
この明細書において、カンナ刃1の板面方向とは、図5に示すようにその板厚方向に直交する面に沿った方向を言い、板面方向に湾曲するとは、図6に示すように幅方向一端側(一方の刃先1a)が延び、幅方向他端側(他方の刃先1a)が縮む方向に変形するこという。
Next, an embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. FIG. 1 shows a rotating
The
A
In this specification, the plate surface direction of the Kanna
回転ドラム10は、相互に対向する周方向二等分位置に二つの取り付け面11a,11aを有するドラム本体11と、両取り付け面11a,11aに被せるように取り付けられて、カンナ刃1,1をドラム本体11に固定するためのドラムカバー12,12を備えている。図1および図4に示すように、両ドラムカバー12,12は、それぞれ複数本(本実施形態では5本)の固定ボルト13〜13によって取り付け面11aに沿って固定される。
両取り付け面11a,11aは、それぞれ当該回転ドラム10の回転軸線Jに対して螺旋状に捻られた曲面に形成されている。このことは、カンナ刃1を取り付けた状態の回転ドラム10の一方の側面(左側面)を示す図2と他方の側面(右側面)を示す図3とを比較することにより理解することができる。すなわち、軸線Jに対する取り付け面11aの左端部と右端部との相対位置およびカンナ刃1の左端部と右端部との相対位置が、図2と図3では異なっている。このことから、回転ドラム10の左側面と右側面との間で取り付け面11aは連続的に変化する捻れた曲面に形成され、かつカンナ刃1はこの取り付け面11aに沿って螺旋状に捻れた状態に取り付けられている。また、図3では、左側面における取り付け面11aの端部が二点鎖線で示されている。実線で示された右側面における取り付け面11aの端部と二点鎖線で示された左側面における取り付け面11aの端部が回転軸線J回りに捻れながらその相対位置が変化していることが理解できる。
さらに、取り付け面11aが回転軸線J回りに螺旋状に捻れて形成され、この取り付け面11aに沿ってドラムカバー12,12が被せられた状態に固定される。このことは、図1〜図3において固定ボルト13〜13の軸線方向が相互に徐々に変化していることから理解することができる。ドラムカバー12は、取り付け面11aと同様に捻られた形状に形成されているため、取り付け面11aに沿って無理なく(大きな外力を加えることなく)取り付けられる。
The rotating
Both the
Furthermore, the
両取り付け面11a,11aには、ドラムカバー12を取り付け面11aの面方向に位置決めするための位置決め溝部11bが形成されている。両位置決め溝部11b,11bは、それぞれ取り付け面11aの幅方向一端側に沿って設けられている。また、両位置決め溝部11b,11bは、それぞれ取り付け面11aの全長(ドラム本体11の全長)にわたって形成されている。この位置決め溝部11bに対応してドラムカバー12の幅方向一端側には、位置決め凸部12aがその全長にわたって設けられている。この位置決め凸部12aを位置決め溝11bに挿入した状態で両ドラムカバー12,12がドラム本体11に固定され、これによりドラムカバー12の取り付け面11aに対する面方向の位置決めがなされる。
両ドラムカバー12,12の幅方向他端側には、それぞれカンナ刃1を収容するための収容凹部12bがその全長にわたって形成されている。両収容凹部12b,12bの底部には、上記位置決め凸部12aとは別の位置決め凸部12cが収容凹部12bの全長にわたって(従って当該ドラムカバー12の全長にわたって)設けられている。この位置決め凸部12cは、直線状に形成されているのではなく、湾曲する状態に設けられている。カンナ刃1の取り付け状態において、この位置決め凸部12cがカンナ刃1の案内溝1bに押し込まれることにより、カンナ刃1は直線形状ではなく強制的に湾曲した状態に取り付けられる。位置決め凸部12cの湾曲する方向は、図6において上側の刃先1aを使用する場合において当該上側の刃先1aの長手方向中央部が膨らむ方向にカンナ刃1が変形する方向に設定されている。また、位置決め凸部12cは、当該カンナ刃1の捻れの大きさ(曲率)、あるいはそのサイズ(長さ)等の条件により適正に設定された曲率で湾曲形状に形成されている。
A
On the other end side in the width direction of the drum covers 12, 12, an
このように設けられた位置決め凸部12cが案内溝1bに挿入されてカンナ刃1が強制的に湾曲状態に変形され、この変形状態のまま当該カンナ刃1がドラム本体11の取り付け面11aとドラムカバー12の収容凹部12bとの間に挟み込まれることにより、当該カンナ刃1が取り付け面11aの面方向に位置決めされた状態で固定される。こうしてカンナ刃1が取り付けられることにより、当該カンナ刃1は、ドラム本体11の軸線Jに対して螺旋状に捻った状態で取り付けられる。カンナ刃1,1が、軸線J回りに螺旋状に捻れた状態に取り付けられることにより、切削加工時において、当該カンナ刃1はその全長にわたって加工材に同時に接触することがなくなり、これにより切削加工時の騒音を低減することができる。しかも、カンナ刃1は、湾曲して取り付けられることにより、その刃先高さが一定に保持される。ドラムカバー12の位置決め凸部12cは、この条件を満たすような曲率で形成されている。
このように取り付けられた2本のカンナ刃1,1の刃先1aに沿って、ドラム本体11の周面には、切削加工により発生する切り屑を逃がすための逃がし凹部11cがその全長にわたって形成されている。両カンナ刃1,1の刃先1a,1aは、ドラム本体11の周面から僅かに突き出される。回転ドラム10の回転により両カンナ刃1,1の刃先1a,1aの移動軌跡Tが、図4において二点鎖線の円で示されている。
ドラム本体11の両側面には、回転軸部11d,11dが相互に同心に設けられている。この両回転軸部11d,11dを介して当該回転ドラム10がカンナ盤本体側の回転機構部に対して回転可能に連結されている。従って、両回転軸部11d,11dの軸心が当該回転ドラム10の回転軸線Jに相当する。
The positioning
An
On both side surfaces of the drum
以上のように構成した本実施形態のカンナ刃1の取り付け構造によれば、帯板形状のカンナ刃1であって、刃先1a,1aが直線形状を有する最も汎用性の高いカンナ刃1を、その板面方向に強制的に湾曲させて刃先1aを円弧形状に変形させるとともに、回転ドラム10の回転軸線J回りに螺旋状に捻った状態に取り付ける構成であるので、従来に比してメンテナンスコスト(ランニングコスト)の上昇を招くことなく切削加工時の騒音を低減することができるとともに、刃先高さが一定に揃えられることから仕上がりのきれいな切削加工を効率よく行うことができるようになる。
また、カンナ刃1に設けた案内溝1bが断面台形形状を有している。これによれば、案内溝1bの傾斜する側壁に位置決め凸部12cが案内されるので、ドラムカバー12をドラム本体11に取り付けることによってカンナ刃1をドラムカバー12とドラム本体11の取り付け面11aとの間に挟み込む際(カンナ刃1を装着する際)に、カンナ刃1の直線形状の案内溝1b内に湾曲する位置決め凸部12cがスムーズに嵌め込まれ、これによりカンナ刃1が確実に湾曲される。
According to the mounting structure of the
Moreover, the
以上説明した実施形態には種々変更を加えることができる。例えば、一つのドラムカバー12をドラム本体11に固定するために5本の固定ボルト13〜13を用いる構成を例示したが、固定ボルト13の本数については必要に応じて6本以上に増加することができ、逆に1本〜4本に変更してもよい。
また、ドラム本体11の取り付け面11aとドラムカバー12との間にカンナ刃1を挟み込んで取り付ける形態の回転ドラム10を例示したが、本願発明に係る取り付け構造は、例えば図7に示すようにドラムカバーを備えない形態の回転ドラム20に適用することもできる。この回転ドラム20にも、前記と同様のカンナ刃1を取り付けることができる。
この回転ドラム20は、概ね円柱体形状のドラム本体21を備えている。前記回転ドラム10と同様このドラム本体の両側部中心には回転軸線Jに沿ってそれぞれ支軸が設けられている。従って、この回転ドラム20も両支軸を介してカンナ盤に回転可能に支持される。
このドラム本体21の周面二等分位置には、2本の取り付け溝22,22がその長手方向全長にわたって設けられている。両取り付け溝22,22内には、それぞれ長尺の保持ブロック23が挿入されている。保持ブロック23は、それぞれ取り付け溝22の一方の側壁部22aに設けたねじ孔24〜24に固定ボルト(図示省略)をねじ込んで、他方の側壁部22b側に向けて押圧されることによって、取り付け溝22内に固定される。
両取り付け溝22,22のそれぞれの他方の側壁部22bは、ドラム本体21の回転軸線Jに対して螺旋状に捻れた状態に設けられている。これに合わせて保持ブロック23の上記他方の側壁部22bに対向する側部23aも、当該側壁部22bと同様回転軸線Jに対して螺旋状に捻れた状態に設けられている。
また、両取り付け溝22,22のそれぞれ他方の側壁部22bには、位置決め凸部22cが長手方向に沿って設けられている。両位置決め凸部22c,22cは、側壁部22bの面方向に湾曲する状態に設けられている。この位置決め凸部22cが前記回転ドラム10における位置決め凸部12cに相当するもので、この位置決め凸部22cがカンナ刃1の案内溝1b内に嵌め込まれる。
さらに、図示するように取り付け溝22,22の底面22d,22dには、適宜間隔をおいて複数個のマグネット25〜25が埋め込まれている。このマグネット25〜25によって、固定ボルトを緩めた際に保持ブロック23が取り付け溝22内から不用意に脱落しないようになっている。なお、このマグネットは、1本の長尺なものを取り付け溝22の全長にわたって取り付ける構成としてもよい。
Various modifications can be made to the embodiment described above. For example, a configuration in which five fixing
Moreover, although the
The
Two mounting
The
Further, a positioning
Further, as shown in the drawing, a plurality of magnets 25 to 25 are embedded in the bottom surfaces 22d and 22d of the mounting
以上の構成によれば、取り付け溝22の他方の側壁部22bと保持ブロック23の側部23aとの間にカンナ刃1を挟み込み、この状態で各ねじ孔24に固定ボルトをねじ込んで、保持ブロック23介してカンナ刃1を側壁部22bに押し付けることにより、当該カンナ刃1が側壁部22bの面方向に湾曲した状態で取り付けられる。
また、カンナ刃1は、それぞれ回転軸線Jに対して螺旋状に捻れた状態に設けられた側壁部22bと側部23aとの間に挟み込まれることにより、前記回転ドラム10の場合と同様螺旋状に捻れた状態に取り付けられる。
従って、図7に示す取り付け構造によっても、回転ドラム20の回転に伴ってカンナ刃1がその全長にわたって同時に加工材に接触することがないので、切削加工時の騒音を低減することができる。また、カンナ刃1は、側壁部22bの面方向に湾曲する位置決め凸部22cが案内溝1b内に嵌め込まれることによって、側壁部22bの面方向に沿って強制的に湾曲された状態で取り付けられることから、上記のように螺旋状に捻って取り付けられることによる刃先高さの不揃いを解消することができ、これにより仕上がりのきれいな切削加工を効率よく行うことができるようになる。
しかも、この取り付け構造においてもカンナ刃1には、平板形状をなし、刃先が直線形状の汎用性の高いものを利用することができるので、予め刃先が湾曲形状をなすカンナ刃40を捻って取り付ける場合に比してコストを低減することができる。
According to the above configuration, the
In addition, the
Therefore, even with the attachment structure shown in FIG. 7, the
In addition, in this mounting structure, the
以上説明した各実施形態には、さらに変更を加えることができる。例えば、幅方向両側に刃先1a,1aを備えたカンナ刃1を例示したが、片側のみに刃先を有する形態のカンナ刃にも同様に適用することができる。
さらに、カンナ刃1に断面台形形状の案内溝1bを設け、ドラムカバー12に位置決め凸部12aを設ける構成を例示したが、逆にドラムカバー側に断面台形形状でカンナ刃の板面方向に湾曲する案内溝を設け、カンナ刃側に位置決め凸部を一体に設ける構成としてもよい。
また、2本のカンナ刃1,1を取り付ける構成の回転ドラム10を例示したが、1本のカンナ刃1を取り付ける回転ドラム、あるいは3本以上のカンナ刃1〜1を取り付ける回転ドラムにも同様に適用することができる。
Each embodiment described above can be further modified. For example, although the
Furthermore, although the
Moreover, although the
1…カンナ刃
1a…刃先、1b…案内溝
10…回転ドラム
11…ドラム本体、J…回転軸線
11a…取り付け面、11b…位置決め溝、11d…回転軸部
12…ドラムカバー
12a…位置決め凸部、12b…収容凹部、12c…位置決め凸部
13…固定ボルト
20…別形態の回転ドラム
21…ドラム本体
22…取り付け溝
23…保持ブロック
25…マグネット
30…カンナ刃、30a…刃先(幅方向端部)
40…カンナ刃、40a…刃先
DESCRIPTION OF
40 ... Canna blade, 40a ... Cutting edge
Claims (4)
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