JP2005071460A - Optical disk drive and its recording control method - Google Patents
Optical disk drive and its recording control method Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005071460A JP2005071460A JP2003299102A JP2003299102A JP2005071460A JP 2005071460 A JP2005071460 A JP 2005071460A JP 2003299102 A JP2003299102 A JP 2003299102A JP 2003299102 A JP2003299102 A JP 2003299102A JP 2005071460 A JP2005071460 A JP 2005071460A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- value
- setting
- optical disc
- power value
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
- Optical Head (AREA)
Abstract
Description
本発明は、光ディスク装置およびその記録制御方法に関する。 The present invention relates to an optical disc apparatus and a recording control method thereof.
近年、記録可能な光ディスクとして、ライトワンス(Write Once)タイプの追記型光ディスク(CD−Rメディアや、DVD±Rメディアなど)が普及している。この追記型光ディスクでは、記録マークについて歪みを抑えて正確に形成させるように、レーザーダイオード(Laser Diode)の駆動方式が幾つか提案されている。 In recent years, write once type write-once optical discs (CD-R media, DVD ± R media, etc.) have become popular as recordable optical discs. In this write-once optical disc, several laser diode drive systems have been proposed so that recording marks can be accurately formed with distortion suppressed.
例えば、レーザーダイオードの駆動方式としてマルチパルス方式がある。マルチパルス方式は、記録マークを形成しないスペース区間では、リードパワー値Prでレーザー光を出射し、記録マークを形成するマーク区間では、リードパワー値Prとライトパワー値Pmとを有する記録パルス列に応じたパワーでレーザー光を出射して記録マークを形成させる方式のことである。このマルチパルス方式によれば、マーク区間中においてリードパワー値Prとなる区間を冷却区間とすることができ、熱分布の均一化を図ることができる。 For example, there is a multi-pulse system as a laser diode driving system. In the multi-pulse method, laser light is emitted at a read power value Pr in a space section in which no recording mark is formed, and in accordance with a recording pulse train having a read power value Pr and a write power value Pm in a mark section in which a recording mark is formed. This is a method of forming a recording mark by emitting laser light with high power. According to this multi-pulse method, a section having the read power value Pr in the mark section can be set as a cooling section, and the heat distribution can be made uniform.
また、レーザーダイオードの駆動方式として、1つの記録マークを1つの記録パルスで形成するノンマルチパルス方式がある。なお、ノンマルチパルス方式だけでは、記録マークにおける熱分布の均一化が図れず、記録マークが涙状に歪むことが知られている。そこで、ノンマルチパルス方式では、マーク区間の先頭側の所定区間(以下、LDH(LD High)区間と称する。)、メーカーや記録速度などの光ディスクの種別に応じて定められたバイアス値Δをライトパワー値Pmに重畳させて、レーザーダイオードを駆動する技術が提案されている(例えば、以下に示す特許文献1参照)。なお、図9には、この技術を採用した光ディスク装置(以下、従来の光ディスク装置と称する。)について、LDドライバー91を含めたその周辺回路の構成を示している。
Further, as a laser diode driving method, there is a non-multi-pulse method in which one recording mark is formed by one recording pulse. It is known that the heat distribution in the recording mark cannot be made uniform only by the non-multi-pulse method, and the recording mark is distorted like a tear. Therefore, in the non-multi-pulse system, a bias value Δ determined according to the type of the optical disk such as a predetermined section (hereinafter referred to as an LDH (LD High) section) on the head side of the mark section, a manufacturer, a recording speed, and the like is written. A technique for driving a laser diode by superimposing it on the power value Pm has been proposed (see, for example,
図9において、スイッチ93は、スペース区間及びマーク区間ともに導通するよう制御されており、リードパワー値Prを得るためのリードパワー信号VRDCが、リードパワー信号発生回路92よりスイッチ93を介してLDドライバー91に供給される。また、スイッチ95は、マーク区間のみ導通するように制御されており、ライトパワー値Pmを得るためのライトパワー信号VWDCが、ライトパワー信号発生回路94よりスイッチ95を介してLDドライバー91に供給される。
In FIG. 9, the
なお、リードパワー値Pr及びライトパワー値Pmについては、それぞれに対応したAPC(Automatic Power Control)回路101及び102によって、FMD(Front Monitor Diode)100で実際に検出されたLD90出力のサンプリングデータに基づき、リードパワー値Pr及びライトパワー値Pmを一定とするAPCを通常実施している。
The read power value Pr and the write power value Pm are based on sampling data of the LD90 output actually detected by the FMD (Front Monitor Diode) 100 by the corresponding APC (Automatic Power Control)
つぎに、システムコントローラ96は、光ディスクの種別に応じたバイアス値Δに関するデータとして、LDH区間のピーク値であるPhとライトパワー値Pmとの比であるPh/Pm比(L1/L2)や、それぞれのPh/Pm比に応じたアッテネータ97の減衰率ATTを設定するための減衰率設定データ(以下、ATT設定値と称する。)をROM等に記憶している。すなわち、システムコントローラ96は、光ディスクの種別に応じたATT設定値に基づいて、アッテネータ97の減衰率ATTを設定することになり、この結果、増幅器98のゲインが設定される。
Next, the
スイッチ99は、LDH区間のみ導通するように制御されており、バイアス値Δを得るためのバイアスパワー信号ΔLDHが、増幅器98よりスイッチ99を介してLDドライバー91に供給される。なお、バイアスパワー信号ΔLDHは、システムコントローラ96によって設定されたアッテネータ97の減衰率ATT、すなわち増幅器98のゲインに基づいて生成される信号である。
The
以上の構成によって、LDドライバー90は、リードパワー信号発生回路92から供給されたリードパワー信号VRDC、ライトパワー信号発生回路94から供給されたライトパワー信号VWDC及び増幅器98から供給されたバイアスパワー信号ΔLDHに基づいて、図10に示すような記録パルスを形成してLD90を駆動することになる。
ところで、図9に示したような従来の光ディスク装置において、リードパワー値Pr及びライトパワー値Pmについては、APC回路101及び102によって一定となるように制御されるが、バイアス値Δについては、マーク区間に対してLDH区間が比較的短いので、サンプリングによってAPCを実施することが困難となる。このため、バイアス値Δについては、単純に、システムコントローラ96によって設定されたアッテネータ97の減衰率ATTに基づき、オープンループ制御によって設定していた。
In the conventional optical disc apparatus as shown in FIG. 9, the read power value Pr and the write power value Pm are controlled to be constant by the
しかしながら、アッテネータ97、増幅器98、LDドライバー91及びLD90の入出力特性は元々非線形性を有しており、それらの入出力特性を一意に決定しづらい点がある。さらには、各素子97、98、91、90自体のバラツキもあり、温度など周囲の環境条件によって各種特性も変動してしまう。このため、システムコントローラ96によって光ディスクの種別に応じたアッテネータ97の減衰率ATTを一意に設定したとしても、図10に示すように、期待どおりのバイアス値Δが得られず、Ph/Pm比が一定にならないという課題が発生していた。また、この結果として、安定した記録マークの形状が得られずに、記録データの誤りが発生してしまい、記録品位が低下する恐れがあった。
However, the input / output characteristics of the
そこで、本発明は、安定した記録マークの形状が得られる光ディスク装置及びその記録制御方法を提供することを目的とする。 SUMMARY OF THE INVENTION An object of the present invention is to provide an optical disc apparatus capable of obtaining a stable recording mark shape and a recording control method therefor.
前述した課題を解決するための主たる本発明は、リードパワー値と、当該リードパワー値より大きいライトパワー値と、当該ライトパワー値の区間における先頭側の所定区間に重畳されるバイアス値と、を有する記録パルスに基づいて、レーザー光を発光する発光素子を駆動する光ディスク装置において、前記バイアス値を設定するための設定データの基準となる予め定められた第1のデータ群と、前記第1のデータ群に対応した前記設定データの実測データである第2のデータ群と、に基づいて個々の光ディスクに応じた前記設定データを補正し、当該補正後の前記設定データに基づいて設定された前記バイアス値を前記ライトパワー値に重畳させて前記発光素子を駆動する制御手段、を備えることとする。 The main present invention for solving the above-described problem is that a read power value, a write power value larger than the read power value, and a bias value superimposed on a predetermined section on the head side in the section of the write power value. In an optical disc apparatus that drives a light emitting element that emits laser light based on a recording pulse, a predetermined first data group serving as a reference for setting data for setting the bias value, and the first The setting data corresponding to each optical disc is corrected based on the second data group that is actually measured data of the setting data corresponding to the data group, and the setting data is set based on the corrected setting data. Control means for driving the light emitting element by superimposing a bias value on the write power value is provided.
本発明によれば、前述したように、個々の光ディスクに応じた設定データの補正を施すことによって、補正後の設定データによって得られたバイアス値が、第1のデータ群に対応した基準となるバイアス値と同様な値が得られることになる。このため、バイアス値の変動が抑えられるので、安定した記録マークが形成され、記録品位が向上した光ディスク装置を提供することができる。 According to the present invention, as described above, the bias value obtained from the corrected setting data becomes a reference corresponding to the first data group by correcting the setting data according to each optical disc. A value similar to the bias value is obtained. For this reason, since fluctuations in the bias value can be suppressed, a stable recording mark can be formed, and an optical disc apparatus with improved recording quality can be provided.
本発明の他の特徴については、添付図面及び本明細書の記載により明らかにする。 Other features of the present invention will become apparent from the accompanying drawings and the description of this specification.
本発明によれば、安定した記録マークの形状が得られる光ディスク装置及びその記録制御方法を提供することができる。 According to the present invention, it is possible to provide an optical disc apparatus and a recording control method thereof that can obtain a stable recording mark shape.
=== 実施例 ===
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて具体的に説明する。
=== Example ===
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
<システム構成>
本発明の一実施形態である光ディスク装置を含めたシステムの概略構成について、図1を用いて説明する。
<System configuration>
A schematic configuration of a system including an optical disc apparatus according to an embodiment of the present invention will be described with reference to FIG.
まず、光ディスク10としては、CD−RメディアやDVD±Rメディアなどの追記型光ディスクを対象とする。そして、光ディスク装置40は、追記型の光ディスク10に対して、リードパワー値Pr(1mW程度)とライトパワー値Pm(10mW程度)とを有するノンマルチパルス方式の記録パルスに基づいて記録を行うように構成される。なお、ノンマルチパルス方式の記録パルスは、記録マークを形成しないスペース区間ではリードパワー値Pr、記録マークを形成するマーク区間ではライトパワー値Pmとなり、1つの記録マークを1つの記録パルスで形成する。
First, the
さらに、光ディスク装置40は、マーク区間における先頭側の所定区間(以下、LDH(LD High)区間と称する。)では、メーカーや記録速度などの光ディスク10の種別に応じて定められたバイアス値Δ(ライトパワー値Pmとリードパワー値Prの差分値の数%〜20%程度)をライトパワー値に重畳させるように構成される。なお、LDH区間のピーク値であるPhとライトパワー値Pmとの比は、通常、Ph/Pm比と呼ばれている。このような構成とすることで、記録マークにおける熱分布の均一化が図られることになる。
Further, the
ここで、光ディスク装置40は、LDH区間においてバイアス値Δをライトパワー値に重畳させるノンマルチパルス方式を採用している。そこで、光ディスク装置40の構成について、特に、レーザーダイオード(LD:Laser Diode)12を駆動する仕組みについて、図2のタイムチャートを適宜参照しながら詳細に説明する。
Here, the
光ピックアップ11は、光ディスク10に対して記録及び再生を行うためのレーザー光を出射するLD12(『発光素子』)を備えている。このLD12は、LDドライバー14によって駆動される。また、光ピックアップ11には、LD12から光ディスク10に対して出射されたレーザー光について、その光路途中で分離されるレーザー光を受光するためのフロントモニタダイオード(FMD:Front Monitor Diode)13を備えている。FMD13は、受光したレーザー光の光量に応じて受光電流が流れ、この受光電流に応じた信号(以下、パワーモニタ信号と称する。)を生成する。なお、光ピックアップ11は、前述した構成の他、光学レンズ、光ディスク10からの反射光(再生信号)を受光する光検出器や、光ピックアップ11の送り制御、トラッキング制御及びフォーカス制御などを実施するための各種アクチュエータなどを備えているが、それらの図示及び詳細な説明は省略する。
The
システムコントローラ15(『ゲイン設定部』、『補正手段』)は、光ディスク10の記録又は再生に係る光ディスク装置40全般のシステム制御を司る。例えば、システムコントローラ15は、光ディスク10に対して記録又は再生を行う場合に、光ディスク10に応じた復調又は変調処理を施すために、エンコーダ/デコーダ17の起動を制御する。
The system controller 15 (“gain setting unit”, “correction means”) controls the overall system control of the
また、システムコントローラ15は、リードパワー値Prに関するAPCを実施するために、第1のAPC基準電圧信号(ディジタル値)をD/Aコンバータ19に供給する。同様に、ライトパワー値Pmに関するAPC(Automatic Power Control)を実施するために、第2のAPC基準電圧信号(ディジタル値)をD/Aコンバータ26に対して供給する。
Further, the
また、システムコントローラ15は、記録開始から所定期間ライトパワー値Pmに関するACC(Automatic Current Control)を実施するために、ACC基準電圧信号(ディジタル値)をD/Aコンバータ23に対して供給する。なお、システムコントローラ15は、スイッチ28の導通/非導通を制御するので、その結果、ライトパワー信号発生回路29から出力されるライトパワー信号VWDCについて、ACC回路24出力又はAPC回路27出力のいずれか一方が選択される。
Further, the
さらに、システムコントローラ15は、RAM16に記憶されたストラテジーテーブル300から光ディスク10の種別(メーカーや記録速度など)に応じたATT設定値を読み出し、このATT設定値に基づいてアッテネータ33の減衰率ATTを設定する。なお、ストラテジーテーブル300は、記録パルスを調整する場合に参照されるストラテジー情報を格納している。ストラテジー情報とは、例えば、図3に示すように、製造メーカーや記録速度ごとに推奨されるPh/Pm比やそのPh/Pm比に対応するATT設定値などを有している。ところで、このストラテジー情報は、光ディスク装置40に予め記憶されていてもよいし、光ディスク10の所定領域に予め記録されているものとして、この情報を光ディスク10から逐次読み出してストラテジーテーブル300の内容を更新してもよい。
Further, the
RAM16(『記憶手段』)は、システムコントローラ15がアクセス可能なメモリであり、例えば、EEPROMやフラッシュメモリなどの不揮発性メモリや、SRAMやDRAMなどの揮発性メモリを採用することができる。なお、RAM16は、エンコーダ/デコーダ17において変調又は復調処理中にあるデータを一時記憶する場合に使用される。さらに、RAM16は、前述したストラテジーテーブル300(図3参照)の他に、後述のATT設定値を補正するときに利用される基準セット情報テーブル400(図4参照)やATT設定値格納テーブル500(図5参照)の各データを記憶する。
The RAM 16 ("storage means") is a memory that can be accessed by the
基準セット情報テーブル400は、図4に示すように、ATT設定値を補正する際の基準モデルとなる光ディスク装置(以下、基準セットと称する。)において、FMD11で生成されたパワーモニタ信号がライトパワー値(10mW)を示す場合を基準として、所定のPh/Pm比としたときのATT設定値(以下、基準ATT設定値と称する。『第1のデータ群』)を格納する。ここで、基準セットは、各ATT設定値を設定した場合に、Ph/Pm比の変動が最も少なく済む光ディスク装置を予め選定したものとする。また、所定のPh/Pm比としては、後述のATT設定値の補正効果が得られやすくするために、使用頻度の高い範囲内(数%〜20%UP)であり且つ精度の高い近似式が得られるような値として、例えば、バイアス値Δ無しの状態(100%)から10%UPを示す1.1(B_ATT(10)、『データA』)と、バイアス値Δ無しの状態(100%)から20%UPを示す1.2(B_ATT(20)、『データB』)の場合を採用した。なお、2つの基準ATT設定値とした理由は、後述のATT設定値の補正において演算処理負荷をあまりかけずに済む一次の補正式を採用したことに基づいている。
As shown in FIG. 4, in the reference set information table 400, the power monitor signal generated by the
ATT設定値格納テーブル500は、図5に示すように、ATT設定値の補正対象となる光ディスク装置40(個々のセット)において、基準セット情報テーブル400と同様の内容を示すATT設定値の実測値(『第2のデータ群』)を格納する。なお、ATT設定値格納テーブル500に格納するATT設定値としては、基準セット情報テーブル400の内容と合わせて、FMD11で生成されたパワーモニタ信号がライトパワー値(10mW)を示す場合を基準として、バイアス値Δ無しの状態(100%)から10%UPを示す1.1(ATT(10)、『データC』)と、バイアス値Δ無しの状態(100%)から20%UPを示す1.2(ATT(20)、『データD』)の場合を採用する。この2つのATT設定値とした理由は、後述のATT設定値の補正において演算処理負荷をあまりかけずに済む一次の補正式を採用したことに基づいている。
As shown in FIG. 5, the ATT set value storage table 500 is a measured value of the ATT set value indicating the same contents as the reference set information table 400 in the optical disc apparatus 40 (individual set) to be corrected for the ATT set value. ("Second data group") is stored. The ATT setting value stored in the ATT setting value storage table 500 is based on the case where the power monitor signal generated by the
エンコーダ/デコーダ17は、光ディスク10の種別に応じた変調又は復調処理を行う。例えば、光ディスク10がCD−Rメディアの場合、変調方式としてEFM(Eight to Fourteen Modulation)、誤り訂正方式としてCIRC(Cross Interleave Reed-Solomon Code)を採用しているため、これらの変調方式及び誤り訂正方式に基づいた変調又は復調処理を行う。
The encoder /
また、エンコーダ/デコーダ17は、スペース区間に対応したリードパワー値Prを示すパワーモニタ信号に関して、所定のサンプリング期間分サンプリングを行った後に前値保持を行うためのサンプルホールド信号RAPC(図2(d)参照)を、サンプルホールド(S/H:Sample Hold)回路18に供給する。同様に、マーク区間に対応したライトパワー値Pmを示すパワーモニタ信号に関して、所定のサンプリング期間分サンプリングを行った後に前値保持を行うためのサンプルホールド信号WAPC(図2(g)参照)を、サンプルホールド(S/H:Sample Hold)回路25に供給する。
Also, the encoder /
さらに、エンコーダ/デコーダ17は、前述したノンマルチパルス方式においてバイアス値Δを重畳させた記録パルス(図2(a)参照)を形成すべく、スイッチ22の導通/非導通を設定するためのLDON信号(図2(c)参照)、スイッチ30の導通/非導通を設定するためのPEO信号(図2(f)参照)、スイッチ35の導通/非導通を設定するためのLDH信号(図2(h)参照)を、それぞれのスイッチ(22、30、35)に対して供給する。なお、LDON信号は、スペース区間及びマーク区間ともにスイッチ22を導通させるレベル(Hレベル)とする。また、PEO信号は、スペース区間ではスイッチ30を非導通とさせるレベル(Lレベル)とし、マーク区間ではスイッチ30を導通させるレベル(Hレベル)とする。さらに、LDH信号は、マーク区間の先頭となる所定区間(3T〜11T)ではスイッチ35を導通させるレベル(Hレベル)とし、それ以外の区間ではスイッチ35を非導通とさせるレベル(Lレベル)とする。
Further, the encoder /
サンプルホールド(S/H:Sample Hold)回路(18、25)は、FMD13で検出されたパワーモニタ信号について、エンコーダ/デコーダ17から供給されるサンプルホールド信号RAPC/WAPCに基づいたタイミングでサンプルホールド処理を実行する。具体的には、サンプルホールド回路18は、サンプルホールド信号RAPCがHレベルとなる期間(サンプリング期間)、FMD13より供給されたパワーモニタ信号からリードパワー値Prを取り出す。一方、サンプルホールド回路25は、サンプルホールド信号WAPCがHレベルとなる期間(サンプリング期間)、FMD13より供給されたパワーモニタ信号からライトパワー値Pmを取り出す。
A sample hold (S / H) circuit (18, 25) performs a sample hold process on the power monitor signal detected by the
APC回路20は、サンプルホールド回路18によって取り出されたリードパワー値Prと、D/Aコンバータ19によってディジタル値からアナログ値に変換された第1のAPC基準電圧信号のレベルとを比較する。そして、この比較結果に基づいて、リードパワー値Prが一定(第1のAPC基準電圧信号のレベル)となるようにAPCを行う。
The
APC回路27もまた同様に、サンプルホールド回路25によって取り出されたライトパワー値Pmと、D/Aコンバータ26によってディジタル値からアナログ値に変換された第2のAPC基準電圧信号のレベルとを比較する。そして、この比較結果に基づいて、ライトパワー値Pmが一定(第2のAPC基準電圧信号のレベル)となるようにAPCを行う。
Similarly, the
リードパワー信号発生回路21は、APC回路20からのAPC出力に基づいて、FMD13で検出されたリードパワー値Prが一定となるようなリードパワー信号VRDC(図2(b)参照)を生成する。なお、このリードパワー信号VRDCは、LDON信号によってスイッチ22が導通した場合に、LDドライバー14に供給される。
Based on the APC output from the
ライトパワー信号発生回路29は、スイッチ28の切り替えによって、ACC回路24からのACC出力又はAPC回路27からのAPC出力のいずれか一方が供給される。そして、ライトパワー信号発生回路29は、ACC出力又はAPC出力に基づいて、FMD13で検出されたライトパワー値Pmが一定となるようなライトパワー信号VRDC(図2(b)参照)を生成する。なお、ライトパワー信号VRDCは、PEO信号によってスイッチ30が導通した場合に、LDドライバー14に供給される。
The write power
積分回路31は、例えば、LPF(Low Pass Filter)によって構成され、後述のATT設定値の補正を実行する場合に、FMD13で検出されたパワーモニタ信号を積分する。この積分によって直流化されたパワーモニタ信号が、A/Dコンバータ32においてアナログ値からディジタル値に変換され、システムコントローラ15に供給される。
The
アッテネータ33(『ゲイン設定部』)は、例えば、多接点スイッチと抵抗器の組み合わせなどで構成され、システムコントローラ15から供給されるATT設定値に基づいて、減衰率ATTが設定される。この結果、増幅器34では、アッテネータ33で設定された減衰率ATTに基づいてゲインが設定される。そして、増幅器34は、設定されたゲインに基づいて、LD12より出力される記録パルスが指定されたPh/Pm比を満足するように、バイアス値Δに対応した制御信号ΔLDH(図2(g)参照)を生成する。なお、制御信号ΔLDHは、LDH信号によってスイッチ35が導通した場合にLDドライバー14に供給される。
The attenuator 33 (“gain setting unit”) is composed of, for example, a combination of a multi-contact switch and a resistor, and the attenuation rate ATT is set based on the ATT set value supplied from the
LDドライバー14(『駆動部』)は、リードパワー信号発生回路21から供給されるリードパワー信号VRDC、ライトパワー信号発生回路29から供給されるライトパワー信号VWDC及び増幅器34から供給される制御信号ΔLDHに基づいて、LD12を駆動する。この結果、LDH区間では、所定のバイアス値Δが重畳されたノンマルチパルス方式の記録パルスがLD12から出力されることになる。
The LD driver 14 (“driving unit”) includes a read power signal VRDC supplied from the read power
<光ディスク装置の動作>
以下、本発明に係るATT設定値の補正に係る動作について、まずは、補正対象とする光ディスク装置40において所定のPh/Pm比に応じたATT設定値を実際に計測する際の動作フローについて説明する。つぎに、計測されたATT設定値と基準ATT設定値とに基づいて、光ディスク10に応じたATT設定値を補正する際の動作フローについて説明する。
<Operation of optical disc apparatus>
Hereinafter, with regard to the operation related to the correction of the ATT set value according to the present invention, first, an operation flow when actually measuring the ATT set value according to a predetermined Ph / Pm ratio in the
===ATT設定値の計測 ===
図6のフローチャートに基づいて、所定のPh/Pm比(1.1と1.2の場合)に応じたATT設定値(ATT(10)、ATT(20))を計測する際の動作フローについて説明する。なお、以下の説明では、特に断らない限り、システムコントローラ15が動作の主体とする。
=== Measurement of ATT set value ===
Based on the flowchart of FIG. 6, the operation flow when measuring ATT set values (ATT (10), ATT (20)) corresponding to a predetermined Ph / Pm ratio (in the case of 1.1 and 1.2). explain. In the following description, the
まず、光ディスク装置40は、フォーカスサーボ制御の停止状態を維持して、光ピックアップ11が備える光学レンズ(不図示)の位置を調整して、レーザー光の焦点が光ディスク10上で合わないようにする。すなわち、以下の処理でLD12を駆動した場合に、実際に記録が行われないようにするための前処理について言及したものである。
First, the
以上のような状態で、システムコントローラ15は、スイッチ35を制御信号LDHによって非導通とすることでバイアス値Δを発生させないようにするとともに、リードパワー値Pr(1mW)を第1のAPC基準電圧信号としてD/Aコンバータ19に供給する。この結果、リードパワー信号発生回路21は、リードパワー値(1mW)に応じたリードパワー信号VRDCを生成する。そして、LDドライバー14がこのリードパワー信号VRDCに基づいてLD12を駆動する。このとき、システムコントローラ15は、FMD13で検出されたパワーモニタ信号のレベルを、積分回路31及びA/Dコンバータ32を介して測定する。なお、この測定したレベルは、"fmd_1mW"としてRAM16などの所定の記憶手段に格納しておく(S600)。
In the state as described above, the
また、システムコントローラ15は、バイアス値Δを発生させない状態を維持しつつ、ライトパワー値Pm(10mW)を第2のAPC基準電圧信号としてD/Aコンバータ26に供給する。この結果、ライトパワー信号発生回路29においてライトパワー値(10mW)に応じたライトパワー信号VWDCが生成されて、このライトパワー信号VWDCに基づいてLD12が駆動される。このとき、システムコントローラ15は、FMD13で検出されたパワーモニタ信号のレベルを、積分回路31及びA/Dコンバータ32を介して測定する。なお、この測定したレベルは、"fmd_10mW"としてRAM16などの所定の記憶手段に格納しておく(S601)。
Further, the
つぎに、システムコントローラ15は、Ph/Pm比1.1(10%UP)に対応するバイアス値Δをライトパワー値(10mW)に重畳させた場合に、FMD12で検出されるパワーモニタ信号のレベルを算定する。この算定方法としては、予め測定しておいた"fmd_1mW"と"fmd_10mW"に基づいて、"((fmd_10mW−fmd_1mW)/10)+fmd_10mW"の計算式で算定を行う。なお、この算定した結果は、"fmd_10UP_10mW"としてRAM16などの所定の記憶手段に格納しておく(S602)。
Next, when the
そして、システムコントローラ15は、FMD12で実際に検出されるパワーモニタ信号のレベルが算定した"fmd_10UP_10mW"となるように、ATT設定値を調整していく。この調整結果として決定したATT設定値が、"ATT(10)"としてRAM16のATT設定値格納テーブル500に格納される(S603)。
Then, the
つぎに、システムコントローラ15は、Ph/Pm比1.2(20%UP)に対応するバイアス値Δをライトパワー値(10mW)に重畳させた場合に、FMD12で検出されるパワーモニタ信号のレベルを算定する。この算定に利用する計算式は、"((fmd_10mW−fmd_1mW)/5)+fmd_10mW"であり、この算定結果は、"fmd_20UP_10mW"としてRAM16などの所定の記憶手段に格納される(S604)。
Next, when the
そして、システムコントローラ15は、FMD12で実際に検出されるパワーモニタ信号のレベルが算定した"fmd_20UP_10mW"となるように、ATT設定値を調整していく。この調整結果として決定したATT設定値が、"ATT(20)"としてRAM16のATT設定値格納テーブル500に格納される。
Then, the
以上のようにして、システムコントローラ15は、RAM16のATT設定値格納テーブル500のデータとして、"ATT(10)"と"ATT(20)"を計測して得ることができる。なお、前述した実施形態において、(S600)及び(S601)の順序を変えて実施してもいいし、(S602)及び(S603)と、(S604)及び(S605)の順序を変えて実施してもよい。
As described above, the
===ATT設定値の補正 ===
図7のフローチャートに基づいて、光ディスク10の種別に応じて指定されるATT設定値を補正する際の動作フローについて説明する。なお、以下の説明では、特に断らない限り、システムコントローラ15が動作の主体とする。
=== Correction of ATT setting value ===
Based on the flowchart of FIG. 7, an operation flow when correcting the ATT setting value designated according to the type of the
まず、システムコントローラ15は、光ディスク10から読み出した種別情報(製造メーカーや記録速度など)に基づいて、当該種別情報に対応づけられたPh/Pm比xを、RAM16に格納されたストラテジーテーブル300より決定する(S700)。
First, based on the type information (manufacturer, recording speed, etc.) read from the
そして、システムコントローラ15は、RAM16に格納されている基準セット情報テーブル400からB_ATT(10)及びB_ATT(20)を読み出し、同じくRAM17に格納されているATT設定値格納テーブル500からATT(10)及びATT(20)を読み出す(S701)。
Then, the
そこで、システムコントローラ15は、光ディスク10に応じて決定されたPh/Pm比xについて、B_ATT(10)及びB_ATT(20)とATT(10)及びATT(20)との関係として定められる補正式に代入して、ATT設定値yを算定する(S702)。なお、この補正式としては、例えば、"y=(ATT(20)−ATT(10))×(100x−B_ATT(10))÷(B_ATT(20)−B_ATT(10))+ATT(10)"とする。
Therefore, the
以上の算定によって得られたATT設定値yに基づいて、アッテネータ33の減衰率ATTが設定される。この結果、増幅器のゲインが設定されて、光ディスク装置40は、基準セットと同等なバイアス値Δを記録パルスにLDH区間重畳させてLD12を駆動することができる。
Based on the ATT set value y obtained by the above calculation, the attenuation factor ATT of the
なお、前述した補正式の内容について、図8に示すATT設定値とバイアス値Δとの関係を示すグラフを用いて詳細に説明する。同図において、800は、Ph/Pm比1.1に対応するB_ATT(10)とPh/Pm比1.2に対応するB_ATT(20)によって定められる一次の線形補完式である。また、810は、Ph/Pm比1.1に対応するATT(10)とPh/Pm比1.2に対応するATT(20)によって定められる一次の線形補完式である。
The contents of the above-described correction formula will be described in detail with reference to a graph showing the relationship between the ATT setting value and the bias value Δ shown in FIG. In the figure, 800 is a linear interpolation formula defined by B_ATT (10) corresponding to the Ph / Pm ratio 1.1 and B_ATT (20) corresponding to the Ph / Pm ratio 1.2.
まず、光ディスク10に応じて決定されたPh/Pm比xに対応するATT設定値100x(xの100倍)は、線形補完式810上の点Aにある。すなわち、点Aに位置するATT設定値100xは、実際に計測されたATT設定値のデータ群の1つのデータを示すことになる。また、このとき、ATT設定値100xによって、バイアス値ΔはΔ(A)が得られることになる。
First, the
しかしながら、アッテネータ33、増幅器34、LDドライバー14及びLD12の入出力特性は元々非線形性を有しており、それらの入出力特性を一意に決定しづらい点がある。さらには、各素子33、34、14、12自体のバラツキもあり、温度など周囲の環境条件によって各種特性も変動してしまう。このため、システムコントローラ96によって光ディスクの種別に応じたアッテネータ33の減衰率ATTを一意に設定したとしても、Δ(A)は変動することになる。
However, the input / output characteristics of the
ところで、ATT設定値100xは、線形補完式800上の点Bにおいて、バイアス値ΔとしてはΔ(B)が得られることになる。このΔ(B)は、基準セット情報としてモデルとなるバイアス値である。そこで、Δ(B)が得られる線形補完式810上の点Cについて、その点CにおけるATT設定値をyとして求める。すなわち、前述した補正式では、線形補完式800と線形補完式810との関係によって、線形補完式810上の点Aから点Cを求めて、その点CにおけるATT設定値を補正後のATT設定値yとすることができる。
By the way, with respect to the ATT set
このように、本発明に係る光ディスク装置40は、従来一意に設定することが困難であったバイアス値Δについて、基準セットと同様なバイアス値Δを得ることができる。この結果、如何なる光ディスク装置40であったとしても、基準セットと同等なATT設定値対バイアス値Δの特性を有することになり、Ph/Pm比を一定とすることができる。そして、Ph/Pm比を一定とすることによって、安定した記録マークを形成することが可能となり、記録品位が向上した光ディスク装置およびその記録制御方法を提供することができる。
As described above, the
以上、本発明の実施形態について具体的に説明したが、これに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。 As mentioned above, although embodiment of this invention was described concretely, it is not limited to this, A various change is possible in the range which does not deviate from the summary.
例えば、前述した実施形態において、一次の線形補完式を利用するために、基準ATT設定値(B_ATT(10)及びB_ATT(20))と実際に計測するATT設定値(ATT(10)及びATT(20))をそれぞれ2つずつ有しているが、これに限定されるものではなく、複数としてもよい。この場合、数多くのデータに対して最小自乗法などの近似アルゴリズムを利用することで、前述した線形補完式800及び810の近似精度が向上する。この結果、ATT設定値を補正する際に利用する補正式の精度も向上して、補正後のATT設定値について基準セットと同等なものがより得られやすくなる。すなわち、安定した記録マークを形成することが可能となり、記録品位が向上した光ディスク装置およびその記録制御方法を提供することができる。
For example, in the above-described embodiment, in order to use the linear interpolation formula, the reference ATT set values (B_ATT (10) and B_ATT (20)) and the actually measured ATT set values (ATT (10) and ATT ( 20)) are provided two by two, but the present invention is not limited to this, and a plurality of them may be provided. In this case, the approximation accuracy of the
また、前述した実施形態において、マルチパルス方式も同様に本発明を実施することができる。例えば、マルチパルス方式では、マーク区間において複数の記録パルス列を有しているが、その記録マーク先頭付近の記録パルスに対してバイアス値Δを重畳させる場合が考えられる。この場合、本発明に係るPh/Pm比を一定とする(すなわち、バイアス値Δを一定とする)技術を採用することで、より安定した記録マークの形状が得られて、記録品位が向上することになる。 Further, in the above-described embodiment, the present invention can be similarly implemented by a multi-pulse system. For example, in the multi-pulse method, a plurality of recording pulse trains are included in the mark section, but a case where a bias value Δ is superimposed on a recording pulse near the head of the recording mark can be considered. In this case, by adopting the technique of making the Ph / Pm ratio constant (that is, making the bias value Δ constant) according to the present invention, a more stable recording mark shape can be obtained and the recording quality can be improved. It will be.
10 光ディスク 11 光ピックアップ
12 レーザーダイオード 13 フロントモニタダイオード
14 LDドライバー 15 システムコントローラ
16 RAM 17 エンコーダ/デコーダ
18 サンプルホールド回路 19 D/Aコンバータ
20 APC回路 21 リードパワー信号発生回路
22 スイッチ 23 D/Aコンバータ
24 ACC回路 25 サンプルホールド回路
26 D/Aコンバータ 27 APC回路
28 スイッチ 29 ライトパワー信号発生回路
30 スイッチ 31 積分回路
32 A/Dコンバータ 33 アッテネータ
34 増幅器 35 スイッチ
40 光ディスク装置
300 ストラテジーテーブル
400 基準セット情報テーブル
500 ATT設定値格納テーブル
90 レーザーダイオード 91 LDドライバー
92 リードパワー信号発生回路 93 スイッチ
94 ライトパワー信号発生回路 95 スイッチ
96 システムコントローラ 97 アッテネータ
98 増幅器 99 スイッチ
100 フロントモニタダイオード
101 APC回路
102 APC回路
800 線形補完式
810 線形補完式
DESCRIPTION OF
Claims (4)
前記バイアス値を設定するための設定データの基準となる予め定められた第1のデータ群と、前記第1のデータ群に対応した前記設定データの実測データである第2のデータ群と、に基づいて個々の光ディスクに応じた前記設定データを補正し、
当該補正後の前記設定データに基づいて設定された前記バイアス値を前記ライトパワー値に重畳させて前記発光素子を駆動する制御手段、
を備えることを特徴とする光ディスク装置。 Light emission that emits laser light based on a recording pulse having a read power value, a write power value larger than the read power value, and a bias value superimposed on a predetermined section on the head side in the section of the write power value In an optical disk device for driving an element,
A predetermined first data group serving as a reference of setting data for setting the bias value, and a second data group which is actual measurement data of the setting data corresponding to the first data group. Correct the setting data according to each optical disc based on
Control means for driving the light emitting element by superimposing the bias value set based on the corrected setting data on the write power value;
An optical disc apparatus comprising:
前記バイアス値を得るための制御信号を設定されたゲインに基づいて生成する増幅器と、
前記増幅器のゲインを前記設定データに基づいて設定するゲイン設定部と、
前記制御信号に応じた前記バイアス値を前記ライトパワー値に重畳させて前記発光素子を駆動する駆動部と、
複数の前記バイアス値に対応した各前記設定データの基準となる前記第1のデータ群と、前記複数のバイアス値を指定して前記発光素子を駆動したとき実測された前記設定データである前記第2のデータ群と、を記憶する記憶手段と、
前記第1のデータ群と前記第2のデータ群との対応づけを算定し、当該対応づけに基づいて、前記第2のデータ群側の個々の光ディスクに応じた前記バイアス値が、前記第1のデータ群側の前記バイアス値となるように、前記光ディスクに応じた前記設定データを補正する補正手段と、
を備えることを特徴とする請求項1に記載の光ディスク装置。 The control means includes
An amplifier that generates a control signal for obtaining the bias value based on a set gain;
A gain setting unit for setting the gain of the amplifier based on the setting data;
A drive unit that drives the light emitting element by superimposing the bias value according to the control signal on the write power value;
The first data group serving as a reference for the setting data corresponding to the plurality of bias values, and the setting data measured when the light emitting element is driven by designating the plurality of bias values. Storage means for storing two data groups;
Correspondence between the first data group and the second data group is calculated, and based on the correspondence, the bias value corresponding to each optical disc on the second data group side is the first data group. Correction means for correcting the setting data according to the optical disc so as to be the bias value on the data group side of
The optical disc apparatus according to claim 1, further comprising:
前記第2のデータ群は、前記第1のバイアス値に対応した前記設定データの実測データとなるデータCと、前記第2のバイアス値に対応した前記設定データの実測データとなるデータDを有し、
前記対応づけは、
前記補正前の前記設定データをX、前記補正後の前記設定データをYとした場合に、"Y=((C−D)×(X−A))÷(B−A)+A"によって定められることを特徴とする請求項2に記載の光ディスク装置。 The first data group includes data A serving as a reference for the setting data corresponding to the first bias value and a reference for the setting data corresponding to the second bias value that is greater than the first bias value. Data B
The second data group includes data C that is actual measurement data of the setting data corresponding to the first bias value, and data D that is actual measurement data of the setting data corresponding to the second bias value. And
The correspondence is
When the setting data before correction is X and the setting data after correction is Y, it is determined by “Y = ((C−D) × (X−A)) ÷ (B−A) + A”. The optical disc device according to claim 2, wherein the optical disc device is provided.
光ディスクに応じた前記バイアス値を設定するための設定データについて、当該設定データの基準とする第1のデータ群と、前記第1のデータ群に対応した前記設定データの実測データである第2のデータ群と、に基づいて補正し、
当該補正後の前記設定データに基づいて設定された前記バイアス値を前記ライトパワー値に重畳させて前記発光素子を駆動する、
ことを特徴とする光ディスク装置の記録制御方法。
Light emission that emits laser light based on a recording pulse having a read power value, a write power value larger than the read power value, and a bias value superimposed on a predetermined section on the head side in the section of the write power value In a recording control method of an optical disk device for driving an element,
The setting data for setting the bias value according to the optical disc is a first data group used as a reference for the setting data, and a second data that is actually measured data of the setting data corresponding to the first data group. Correction based on the data group,
Driving the light emitting element by superimposing the bias value set based on the setting data after the correction on the write power value;
A recording control method for an optical disc apparatus, comprising:
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003299102A JP2005071460A (en) | 2003-08-22 | 2003-08-22 | Optical disk drive and its recording control method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003299102A JP2005071460A (en) | 2003-08-22 | 2003-08-22 | Optical disk drive and its recording control method |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005071460A true JP2005071460A (en) | 2005-03-17 |
Family
ID=34404414
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003299102A Pending JP2005071460A (en) | 2003-08-22 | 2003-08-22 | Optical disk drive and its recording control method |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005071460A (en) |
-
2003
- 2003-08-22 JP JP2003299102A patent/JP2005071460A/en active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6678228B1 (en) | Method and apparatus for recording information in which the average power of a pulse is adjusted according to control data | |
US7154825B2 (en) | Optical recording/reproducing apparatus with APC and ACC processes | |
KR100880189B1 (en) | Optical recorder and laser power control method | |
KR20010114241A (en) | Laser control device | |
US6798728B2 (en) | Optical disk device and luminescent power control method for semiconductor laser | |
US20050213451A1 (en) | Optical disc device | |
KR100953548B1 (en) | Method for write strategy and optical recording/reproducing apparatus thereof | |
US8218415B2 (en) | Laser power control system and method used in optical disc writer | |
US8085634B2 (en) | Optical disk drive, and method for determining recording strategy | |
JP2005071460A (en) | Optical disk drive and its recording control method | |
KR100697173B1 (en) | Optical disk recording/reproducing device employing waveform correction of laser output signal | |
US20080084805A1 (en) | Writing power calibrating method and data recording apparatus using the same | |
JP4422650B2 (en) | Optical information recording apparatus and power setting method | |
US20090180366A1 (en) | Optical disc recording apparatus | |
KR100585147B1 (en) | Method and apparatus for recording optical disc | |
JP2005251258A (en) | Optical recording method and optical recording apparatus | |
JP3755401B2 (en) | Optical information recording / reproducing apparatus and optical information recording method | |
JP2004146043A (en) | Light modulation recording and reproducing device | |
EP1629471A1 (en) | Method and radiation source driving device for controlling radiation power | |
KR100604886B1 (en) | Optical recorder | |
JP4044918B2 (en) | Optical disc recording apparatus and recording method | |
KR100942938B1 (en) | Method for write strategy and optical recording/reproducing apparatus thereof | |
JPH0896364A (en) | Information recording and reproducing device and recording compensation method | |
JP2007273021A (en) | Optical information recording/reproducing device | |
JPS63229637A (en) | Semiconductor laser driving system |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060224 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070827 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071023 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20071206 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080108 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080318 |