JP2005071005A - 建造物工事請負装置、建造物工事請負方法、建造物工事請負プログラム及びこれが書き込まれた記録媒体、並びに建造物工事請負サーバ - Google Patents

建造物工事請負装置、建造物工事請負方法、建造物工事請負プログラム及びこれが書き込まれた記録媒体、並びに建造物工事請負サーバ Download PDF

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Abstract

【課題】手間と多大なコストをかけることなく導入することができ、建造物工事の注文の受付から工程管理や請求書の発行等の一連の工程を管理する。
【解決手段】 工事対象物に関する情報、工事仕様、並びに、工期及び工事を構成する各工程における必要日数を含む工程日数条件が入力された場合、見積書作成管理部22において、入力された工事仕様に基づいて見積書を作成し、契約書作成管理部24において、入力された工事対象物に関する情報及び工程日数条件と、見積書作成管理部22にて作成された見積書とに基づいて契約書を作成し、工程表作成管理部25において、入力された工事仕様及び工程日数条件に基づいて工程表を作成し、請求書作成管理部27において、見積書作成管理部22にて作成された見積書に基づいて請求書を作成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、建造物工事の注文の受付から工程管理、請求書の発行等の一連の工程を管理する建造物工事請負装置、建造物工事請負方法、建造物工事請負プログラム及びこれが書き込まれた記録媒体、並びに建造物工事請負サーバに関する。
従来より、建造物を建築、あるいは補修する建造物工事においては、施工主が工務店に対して建造物の建築、あるいは補修の建造物工事を発注すると、工務店において、受注した建造物工事に必要な材料を洗い出し、材料を発注するとともに、工程表を作成し、作成した工程表に従って工事を行う。そのため、工務店においては、材料の発注や工程表の作成等の作業が発生することになるが、特に、建造物工事の件数が膨大になった場合等において、この作業の効率化が求められる。
近年、インターネットやパソコンの急速な普及に伴い、上述したような建造物工事の打ち合わせを、インターネットを利用して行うシステムが考えられている(例えば、特許文献1参照。)。このシステムにおいては、建造物工事の打ち合わせをインターネット上の仮想の空間にて行い、それにより、建造物工事の打ち合わせにおける場所的、時間的な節約を図ることができる。
特開2002−15031号公報
しかしながら、上述したように、インターネットを利用して建造物工事の打ち合わせを行うシステムにおいては、建造物工事の打ち合わせにおける場所的、時間的な節約を図ることはできるものの、その後の工務店における、材料の発注や工程表の作成等の効率化を図ることはできないという問題点がある。
本発明は、上述したような従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたものであって、建造物工事の注文の受付から工程管理や請求書の発行等の一連の工程を手間をかけずに管理することができる建造物工事請負装置、建造物工事請負方法、建造物工事請負プログラム及びこれが書き込まれた記録媒体、並びに建造物工事請負サーバを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、
建造物工事の請負を管理する建造物工事請負装置であって、
工事対象物に関する情報、工事仕様、並びに、工期及び工事を構成する各工程における必要日数を含む工程日数条件を入力するための画面を管理する条件入力画面管理手段と、
前記条件入力画面管理手段にて管理される画面に入力された前記工事仕様に基づいて見積書を作成する見積書作成管理手段と、
前記条件入力画面管理手段にて管理される画面に入力された前記工事対象物に関する情報及び前記工程日数条件と、前記見積書作成管理手段にて作成された見積書とに基づいて契約書を作成する契約書作成管理手段と、
前記条件入力画面管理手段にて管理される画面に入力された前記工事仕様及び前記工程日数条件に基づいて工程表を作成する工程表作成管理手段と、
前記見積書作成管理手段にて作成された見積書に基づいて請求書を作成する請求書作成管理手段とを有することを特徴とする。
また、前記条件入力画面管理手段にて管理される画面に入力された前記工事仕様に対して工事変更が生じた場合にその変更内容を指定するための画面を管理する工事変更管理手段を有し、
前記請求書作成管理手段は、前記見積書作成管理手段にて作成された見積書と、前記工事変更管理手段にて管理される画面にて指定された工事変更内容とに基づいて請求書を作成することを特徴とする。
また、前記条件入力画面管理手段にて管理される画面は、工事対象物を識別可能な識別情報が入力可能に構成され、
前記見積書作成管理手段にて作成された見積書、前記契約書作成管理手段にて作成された契約書、前記工程表作成管理手段にて作成された工程表及び前記請求書作成管理手段にて作成された請求書は、前記識別情報と対応づけて管理され、
前記識別情報が指定された場合に、指定された識別情報に対応づけられた見積書、契約書、工程表あるいは請求書が表示される表示手段を有することを特徴とする。
また、工事対象物に関する情報、工事仕様、並びに、工期及び工事を構成する各工程における必要日数を含む工程日数条件が入力された場合に、入力された情報に基づいて建造物工事の請負を管理する建造物工事請負方法であって、
入力された前記工事仕様に基づいて見積書を作成する処理と、
入力された前記工事対象物に関する情報及び前記工程日数条件と、前記見積書とに基づいて契約書を作成する処理と、
入力された前記工事仕様及び前記工程日数条件に基づいて工程表を作成する処理と、
前記見積書に基づいて請求書を作成する処理とを有することを特徴とする。
また、入力された前記工事仕様に対して工事変更が生じ、その変更内容が指定された場合に、指定された変更内容と、前記見積書とに基づいて請求書を作成することを特徴とする。
また、前記見積書、前記契約書、前記工程表及び前記請求書を、工事対象物を識別可能な識別情報と対応づけて管理しておき、
前記識別情報が指定された場合に、指定された識別情報に対応づけられた見積書、契約書、工程表あるいは請求書を表示する処理を有することを特徴とする。
また、工事対象物に関する情報、工事仕様、並びに、工期及び工事を構成する各工程における必要日数を含む工程日数条件が入力された場合に、入力された情報に基づいて建造物工事の請負を管理する建造物工事請負プログラムであって、
入力された前記工事仕様に基づいて見積書を作成する手順と、
入力された前記工事対象物に関する情報及び前記工程日数条件と、前記見積書とに基づいて契約書を作成する手順と、
入力された前記工事仕様及び前記工程日数条件に基づいて工程表を作成する手順と、
前記見積書に基づいて請求書を作成する手順とを有することを特徴とする。
また、入力された前記工事仕様に対して工事変更が生じ、その変更内容が指定された場合に、指定された変更内容と、前記見積書とに基づいて請求書を作成する手順を有することを特徴とする。
また、前記見積書、前記契約書、前記工程表及び前記請求書を、工事対象物を識別可能な識別情報と対応づけて管理する手順と、
前記識別情報が指定された場合に、指定された識別情報に対応づけられた見積書、契約書、工程表あるいは請求書を表示する手順とを有することを特徴とする。
また、インターネットに接続可能に構成され、インターネットに接続可能な端末にて指定された条件に基づいて建造物工事の請負を管理する建造物工事請負サーバであって、
工事対象物に関する情報、工事仕様、並びに、工期及び工事を構成する各工程における必要日数を含む工程日数条件を入力するための画面を管理する条件入力画面管理手段と、
前記条件入力画面管理手段にて管理される画面に入力された前記工事仕様に基づいて見積書を作成する見積書作成管理手段と、
前記条件入力画面管理手段にて管理される画面に入力された前記工事対象物に関する情報及び前記工程日数条件と、前記見積書作成管理手段にて作成された見積書とに基づいて契約書を作成する契約書作成管理手段と、
前記条件入力画面管理手段にて管理される画面に入力された前記工事仕様及び前記工程日数条件に基づいて工程表を作成する工程表作成管理手段と、
前記見積書作成管理手段にて作成された見積書に基づいて請求書を作成する請求書作成管理手段と、
前記条件入力画面管理部にて管理される画面をインターネットを介して前記端末に送信するとともに、前記端末にて当該画面を用いて入力された条件をインターネットを介して受信し、受信した条件を、前記見積書作成管理手段、前記契約書作成管理手段または前記工程表作成管理手段に通知する通信手段とを有することを特徴とする。
また、前記条件入力画面管理手段にて管理される画面に入力された前記工事仕様に対して工事変更が生じた場合にその変更内容を指定するための画面を管理する工事変更管理手段を有し、
前記通信手段は、前記工事変更管理手段にて管理される画面をインターネットを介して前記端末に送信するとともに、前記端末にて当該画面を用いて指定された工事変更内容を前記請求書作成管理手段に通知し、
前記請求書作成管理手段は、前記見積書作成管理手段にて作成された見積書と、前記通信手段から通知された工事変更内容とに基づいて請求書を作成することを特徴とする。
また、前記条件入力画面管理手段にて管理される画面は、工事対象物を識別可能な識別情報が入力可能に構成され、
前記見積書作成管理手段にて作成された見積書、前記契約書作成管理手段にて作成された契約書、前記工程表作成管理手段にて作成された工程表及び前記請求書作成管理手段にて作成された請求書は、前記識別情報と対応づけて管理され、
前記端末にて前記識別情報が指定された場合に、指定された識別情報に対応づけられた見積書、契約書、工程表あるいは請求書が前記通信手段を介して当該端末に送信されることを特徴とする。
また、前記建造物工事は、建造物の塗装工事であることを特徴とする。
上記のように構成された本発明においては、条件入力画面管理手段にて管理される画面に、工事対象物に関する情報、工事仕様、並びに、工期及び工事を構成する各工程における必要日数を含む工程日数条件が入力されると、見積書作成管理手段において、条件入力画面管理手段にて管理される画面に入力された工事仕様に基づいて見積書が作成され、また、契約書作成管理手段において、条件入力画面管理手段にて管理される画面に入力された工事対象物に関する情報及び工程日数条件と、見積書作成管理手段にて作成された見積書とに基づいて契約書が作成され、また、工程表作成管理手段において、条件入力画面管理手段にて管理される画面に入力された工事仕様及び工程日数条件に基づいて工程表が作成され、また、請求書作成管理手段において、見積書作成管理手段にて作成された見積書に基づいて請求書が作成される。
このように、条件入力画面管理手段にて管理される画面に、工事対象物に関する情報、工事仕様、並びに、工期及び工事を構成する各工程における必要日数を含む工程日数条件が入力されるだけで、見積書、契約書、工程表及び請求書が作成されるので、建造物工事の注文の受付から工程管理や請求書の発行等の一連の工程を手間をかけずに管理することができる。
また、条件入力画面管理手段にて管理される画面に入力された工事仕様に対して工事変更が生じた場合にその変更内容を指定するための画面を管理する工事変更管理手段を設け、請求書作成管理手段において、見積書作成管理手段にて作成された見積書と、工事変更管理手段にて管理される画面にて指定された工事変更内容とに基づいて請求書を作成すれば、工事変更が生じた場合であっても、工程等の変更を容易に行うことができる。
また、条件入力画面管理手段にて管理される画面を、工事対象物を識別可能な識別情報が入力可能に構成し、見積書作成管理手段にて作成された見積書、契約書作成管理手段にて作成された契約書、工程表作成管理手段にて作成された工程表及び請求書作成管理手段にて作成された請求書を、識別情報と対応づけて管理しておき、識別情報が指定された場合に、指定された識別情報に対応づけられた見積書、契約書、工程表あるいは請求書が表示される表示手段を設ければ、所望の工事対象物の見積書、契約書、工程表あるいは請求書を容易に検索、閲覧することができる。
以上説明したように本発明においては、条件入力画面管理手段にて管理される画面に、工事対象物に関する情報、工事仕様、並びに、工期及び工事を構成する各工程における必要日数を含む工程日数条件が入力されると、見積書作成管理手段において、条件入力画面管理手段にて管理される画面に入力された工事仕様に基づいて見積書が作成され、また、契約書作成管理手段において、条件入力画面管理手段にて管理される画面に入力された工事対象物に関する情報及び工程日数条件と、見積書作成管理手段にて作成された見積書とに基づいて契約書が作成され、また、工程表作成管理手段において、条件入力画面管理手段にて管理される画面に入力された工事仕様及び工程日数条件に基づいて工程表が作成され、また、請求書作成管理手段において、見積書作成管理手段にて作成された見積書に基づいて請求書が作成される構成としたため、建造物工事の注文の受付から工程管理や請求書の発行等の一連の工程を手間をかけずに管理することができる。
また、条件入力画面管理手段にて管理される画面に入力された工事仕様に対して工事変更が生じた場合にその変更内容を指定するための画面を管理する工事変更管理手段を設け、請求書作成管理手段において、見積書作成管理手段にて作成された見積書と、工事変更管理手段にて管理される画面にて指定された工事変更内容とに基づいて請求書を作成することを構成としたものにおいては、工事変更が生じた場合であっても、工程等の変更を容易に行うことができる。
また、条件入力画面管理手段にて管理される画面を、工事対象物を識別可能な識別情報が入力可能に構成され、見積書作成管理手段にて作成された見積書、契約書作成管理手段にて作成された契約書、工程表作成管理手段にて作成された工程表及び請求書作成管理手段にて作成された請求書を、識別情報と対応づけて管理しておき、識別情報が指定された場合に、指定された識別情報に対応づけられた見積書、契約書、工程表あるいは請求書が表示される表示手段を有する構成としたものにおいては、所望の工事対象物の見積書、契約書、工程表あるいは請求書を容易に検索、閲覧することができる。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、以下に示す実施の形態においては、建造物の塗装工事を例に挙げて説明するが、本発明は塗装工事に限定されるものではない。また、建造物は、例えば、戸建家屋、集合住宅、マンション、事務所、学校、福祉施設、ホテル、旅館、医療施設、工場建物、倉庫、遊技場、ガソリンスタンド、橋梁、歩道橋、車両、塀、トンネル、発電所、道路施設、船舶、塔等が例として挙げられるが、これらのみに限定されることはない。
図1は、本発明の建造物工事請負装置の実施の一形態を示す図である。
本形態は図1に示すように、施工主の氏名や工事対象となる建造物の所在地、建築日等の顧客情報や、工期や仕様等の工事条件を入力するための画面を管理する顧客情報入力画面管理部11と、工事対象となる建造物の診断結果や工事の各段階における必要日数等の条件を入力するための画面を管理する診断結果入力画面管理部12と、工事仕様を入力するための画面を管理する仕様入力画面管理部13と、診断結果入力画面管理部12にて管理される画面に入力された診断結果を用いて、建造物の劣化予測データを作成し、診断結果データベース41に登録、管理する診断結果管理部21と、顧客情報入力画面管理部11にて管理される画面に入力された情報と仕様入力画面管理部13にて管理される画面に入力された仕様とに基づいて見積書を作成し、見積書データベース42に登録、管理する見積書作成管理部22と、予め設定された全ての仕様に関する情報を仕様情報データベース43にて管理する仕様情報管理部23と、顧客情報入力画面管理部11にて管理される画面に入力された情報と見積書作成管理部22にて作成、管理された見積書とに基づいて契約書を作成し、契約書データベース44に登録、管理する契約書作成管理部24と、顧客情報入力画面管理部11にて管理される画面に入力された情報と診断結果入力画面管理部12にて管理される画面に入力された情報と仕様入力画面管理部13にて管理される画面に入力された仕様とに基づいて工程表を作成し、工程表データベース45に登録、管理する工程表作成管理部25と、仕様入力画面管理部13にて管理される画面に入力された仕様に対して変更が生じた場合に工事変更を指定するための画面を管理する工事変更管理部26と、見積書作成管理部22にて管理された見積書と工事変更管理部26にて管理される工事変更とに基づいて請求書を作成し、請求書データベース46に登録、管理する請求書作成管理部27と、顧客情報入力画面管理部11、診断結果入力画面管理部12及び仕様入力画面管理部13にて管理される画面を表示するとともに、診断結果管理部21にて管理される診断結果、見積書作成管理部22にて作成、管理される見積書、仕様情報管理部23にて作成、管理される仕様情報、契約書作成管理部24にて作成、管理される契約書、工程表作成管理部25にて作成、管理される工程表、工事変更管理部26にて管理される画面及び請求書作成管理部27にて作成、管理される請求書を表示するための表示部31と、表示部31に表示された画面に情報を入力するための操作部32とから構成されている。
以下に、上記のように構成された建造物工事請負装置における建造物工事請負方法についてフローチャートを参照して説明する。
図2は、図1に示した建造物工事請負装置における建造物工事請負方法を説明するためのフローチャートである。
まず、建造物工事における条件を入力するために、条件入力画面管理手段となる顧客情報入力画面管理部11、診断結果入力画面管理部12及び仕様入力画面管理部13にて管理される画面を表示部31にそれぞれ表示させ、建造物工事における条件をそれぞれ操作部32を介して入力する(ステップS1〜S3)。
図3は、図1に示した顧客情報入力画面管理部11にて管理される画面の一例を示す図である。
図3に示すように、本形態における顧客情報入力画面管理部11にて管理される画面においては、顧客の氏名や工事対象となる建造物の所在地、建築日等の顧客情報や、工期や仕様等の工事条件を入力するための領域が設けられており、これらの領域にそれぞれ、顧客の氏名や工事対象となる建造物の所在地、建築日等の顧客情報や、工期や仕様等の工事条件を入力することになる。ここで、仕様を入力するための領域においては、工事対象となる部位や部材名称や推定旧塗膜名等が入力可能となっており、それぞれの領域をクリック等によって指定すると、該当する条件がプルダウンメニューによって表示され、その中から該当する条件を指定することになる。また、顧客を識別可能な顧客IDを指定しておく。この顧客IDは、顧客を識別可能であるため、工事対象物も識別可能なものとなる。
図4は、図1に示した診断結果入力画面管理部12にて管理される画面の一例を示す図である。
図4に示すように、本形態における診断結果入力画面管理部12にて管理される画面においては、工事対象となる建造物の診断結果や工事の各段階における必要日数等の条件を入力するための領域が設けられており、これらの領域にそれぞれ、工事対象となる建造物の診断結果や工事の各段階における必要日数等の条件を入力することになる。ここで、建造物の診断結果を入力する領域においては、診断対象項目が列挙されており、それぞれについて、工事対象の建造物の劣化度を点数によって入力するような構成となっている。また、工事の各段階における必要日数等の条件を入力する領域においては、工事における各段階毎に、必要な日数が入力可能となっており、この領域に工事の各段階にて必要となると思われる日数をそれぞれ入力することになる。
図5は、図1に示した仕様入力画面管理部13にて管理される画面の一例を示す図である。
図5に示すように、本形態における仕様入力画面管理部13にて管理される画面においては、工事の項目毎に、仕様及び数量を入力するための領域が設けられており、この領域に仕様及び数量を入力することになる。なお、仕様を入力するための領域においては、領域をクリック等によって指定すると、該当する仕様がプルダウンメニューによって表示され、その中から該当する仕様を指定することになる。また、それぞれの仕様に対する単価が予め設定されており、仕様と数量を指定することによりその金額が自動的に算出される。
このように、顧客情報入力画面管理部11、診断結果入力画面管理部12及び仕様入力画面管理部13にて管理される画面に対して、建造物工事における条件をそれぞれ入力することになる。
すると、診断結果管理部21において、ステップS2にて入力された診断結果が集計され(ステップS4)、その後、この集計結果を用いて建造物の劣化予測データが作成され、診断結果データベース41に登録、管理される。
図6は、図1に示した診断結果管理部21にて集計された診断結果が表示された画面の一例を示す図である。
図6に示すように、ステップS2において診断結果入力画面管理部12にて管理される画面に入力された診断結果が一覧となって表示される。
ここで、集計された診断結果を用いての建造物の劣化予測データの作成方法について例を挙げて詳細に説明する。
方法1:建造物の外装素材毎に経時劣化の程度に基いて分類を行ない(工程1)、この分類された個々の段階での素材毎の将来における経時劣化の進行を予測しておき(工程2)、ついで、対象とする建造物の外装素材の特定及び現時点での経時劣化の程度を把握し(工程3)、この工程3で把握された素材及び劣化程度と近似又は一致するものを工程1の分類から選択し(工程4)、選択された分類の段階ついて工程2で予測されている経時劣化を対象建築素材の劣化進行予測とする(工程5)。
工程1においては、建造物の外装素材毎に経時劣化の程度に基いて分類を行う。具体的には、建造物の外装部に施された素材の各々について、これまでの経験や実績などに基づいて、劣化の程度の軽いものから重いものまで複数の段階(例えば、3〜10段階程度が好ましい)に区切って分類しておく。例えば、劣化現象として、主に紫外線や風雨などに曝されることによって発生する現象であり、変色、フクレ、ハガレ、チョーキング、サビ、腐食、ワレ、ウキ、欠損、破壊、色ムラ、破断、反り、植物(コケ、カビ、藻など)の繁殖などがあげられる。これらの劣化現象が全く発生していないものをから、著しく発生しているものまでをほぼ均等になるように複数に区分けし、段階的に分類し、それぞれの区分について他の区分と区別されやすいように、それぞれ定義しておくことが好ましい。
これらの劣化現象の発生程度とその速度は、同じ素材であっても建造物が設置されている環境によっても影響されるので、環境についても考慮しておくことが適している。環境として、例えば、閑静な住宅街、住宅密集街、工場地帯、海浜地帯、森林地帯、排気ガスが多い地域、湿地地帯、乾燥地域、振動が多い地域、繁華街、寒冷地域、温暖地域、熱帯地域、建造物の築年数などがあげられる。これらの環境から選ばれた1種又は2種以上と上記の各素材とを組み合わせてなる、それぞれのケースでの劣化の程度を段階的に分類しておくことがより好ましい。
工程2においては、この分類された個々の段階での素材毎の将来における経時劣化の進行を予測する。例えば、工程1において、素材がモルタルで、環境が温暖でかつ排気ガスが多い地域で、上記した劣化現象が全く発生していないから、著しく顕著に発生しているまでを想定して「段階1」から「段階10」まで10分類したと仮定すると、工程2では、その10段階の個々の段階における将来に起こりうる劣化の程度を経過期間と連動して予測するのである。具体的には、工程1で分類された「段階1」(劣化現象が全く発生していない)では、1年後、2年後、5年後、10年後どの程度劣化しているかについて予測し、同様にして「段階10」(劣化現象が著しく発生している)に至るまで個々に予測しておくことである。工程2においても、素材のみではなく、建造物が設置されている上記の環境なども加味して劣化予測を行うことが好ましい。
これらの工程1及び工程2では、素材及び環境などをできるだけ多くを選択し、それらを1種又は2種以上を組み合わせて種々の状況を想定し、それらの個々における経時劣化の程度に基づく分類を行ない、そしてその各分類について、将来における経時劣化の進行をきめ細かく予測して、できるだけ多くの情報を蓄積しておくことが好ましい。
工程3においては、対象とする建造物の外装素材の特定及び現時点での経時劣化の程度を把握する。具体的には、現実に対象となる建造物を特定し、その外装部に施されている素材の内容を把握し、さらに該建造物が置かれていた環境についても調査することが好ましい。建造物、素材及び環境の特定は、上記の工程1による基準に基づいて行うことが適している。そして、この対象となる建造物の現時点での劣化の程度を評価(把握)することである。劣化程度の評価は、上記の工程1と同様にして行うことが好ましい。その結果、工程3において、対象となる建造物の種類、その建造物が置かれている環境、使用されている外装部の素材の内容及び外装部部素材の劣化の程度などについて詳細に把握され、情報を得ることができる。
工程4においては、工程3で把握された素材及び劣化程度と近似又は一致するものを工程1の分類から選択する。すなわち、工程3で把握された建造物の種類、その建造物が置かれている環境、使用されている外装部の素材の内容及び外装部部素材の劣化の程度などを基準に、これらの条件のうち、少なくとも建造物の種類、外装部の素材の内容及び該素材の劣化の程度、好ましくは建造物が置かれていた環境などを加味して、これらの条件と近似又は一致するものを、工程1で行った分類の中から選択する。
工程5においては、このように選択された分類の段階について工程2ですでに予測されている経時劣化を、対象建築素材の劣化進行予測とする。すなわち、工程2では工程1によって分類された各素材について将来の劣化予測が行われているので、工程4で選択された条件と近似又は一致する工程1の分類ついて工程2ですでに予測されている経時劣化の程度を、対象とする建造物の将来における劣化予測とすることができる。
その結果、対象とする建造物の1年後、2年後又は5年後の外装素材の劣化程度を速やかに予測することができる。
なお、工程1において、建造物の種類、外装部の箇所、外装部用素材、環境などから選ばれた1種又は2種以上を組み合わせて想定されるそれぞれの個々のケースでの劣化程度を分類されるが、これらの情報をカードなどで整理することは可能であるが、コンピューターなどにインプットしておき、それによって処理することが効率的で好ましい。
さらに、工程2による経時劣化の予測も、上記のコンピューターなどにインプットしておき、工程1と連動させておくことによって処理が効率的に行われ、好ましい。
また、工程3で、対象とする建造物の種類、その外装部に施されている素材の内容、さらに該建造物が置かれていた環境、現時点での劣化の程度などの情報を把握し、その情報を工程4において、コンピューターにインプットすることによって、工程1の分類から選択することができ、それと同時に、工程5における劣化予測をコンピューターの画面に表示、印刷することも可能である。
方法2:上記の工程2における経時劣化の進行の程度と補修塗装の仕様との関連性をあらかじめ設定しておき、工程5で得られた建築素材の劣化進行予測に基づいて、補修塗装の仕様を見積もることを特徴とする建造物外装材の補修塗装予測方法である。
上記の工程1では、戸建家屋、集合住宅、マンションなどの建造物の外装部(例えば、壁面、屋根、軒下、手すり、建具、階段、パラペット、鼻先など)に施されたモルタル、サイジング、コンクリート、タイル、カーテンウォール、漆喰、塗料塗膜などの素材が紫外線や風雨などに曝されて、経時的に劣化し、変色、フクレ、ハガレ、チョーキングなどの欠陥が発生することは避けられず、建造物の置かれている環境も含めて、その劣化の程度に基いて段階的に分類を行っておき、工程2では、この分類された個々の段階での素材毎の将来における経時劣化の進行を予測しておく。
方法2の特徴は、工程2で得た個々の段階での素材毎の将来における経時劣化の進行の程度と補修塗装の仕様との関連性をあらかじめ設定しておくことである。すなわち、工程2で得た個々の段階での素材毎の経過年数(例えば、1年後、2年後、5年後など)に応じて、補修塗装の仕様、例えば、前処理の程度、下塗り塗装、補修塗装などに使用する塗料の種類、塗装方法、足場組みの程度、塗装面積、作業者数、工事日数、費用などについてそれぞれあらかじめ設定しておくことが好ましい。
そして、上記した工程3に準じて、対象とする建造物の外装素材の特定及び現時点での経時劣化の程度を把握し、ここで把握された素材及び劣化程度と近似又は一致するものを工程1の分類から選択し(工程4)、選択された分類について工程2で予測されている経時劣化を対象建築素材の劣化進行予測とする(工程5)と共に、工程2であらかじめ設定されている素材毎の経過年数(例えば、1年後、2年後、5年後など)に応じた補修塗装の仕様により、建造物外装材の補修塗装を予測することができる。
また、見積書作成管理部22において、顧客情報入力画面管理部11にて管理される画面に入力された情報と仕様入力画面管理部13にて管理される画面に入力された仕様とに基づいて見積書が作成される(ステップS5)。
図7及び図8は、図1に示した見積書作成管理部22にて作成された見積書の一例を示す図である。
図7に示すように、顧客情報入力画面管理部11にて管理される画面に入力された情報に基づいて工事名等が記載され、また、仕様入力画面管理部13にて管理される画面に入力された仕様が記載されるとともに、その仕様に基づいて算出された金額が記載された見積書が作成される。また、図8に示すように、その見積の内訳が記載された見積内訳明細書も作成される。これら作成された見積書は、見積書作成管理部22において、顧客IDと対応づけられて見積書データベース42に登録、管理される。
また、契約書作成管理部24において、顧客情報入力画面管理部11にて管理される画面に入力された情報と見積書作成管理部22にて作成、管理された見積書とに基づいて契約書が作成され、顧客IDと対応づけられて契約書データベース44に登録、管理される(ステップS6)。
また、工程表作成管理部25において、顧客情報入力画面管理部11にて管理される画面に入力された情報と診断結果入力画面管理部12にて管理される画面に入力された情報と仕様入力画面管理部13にて管理される画面に入力された仕様とに基づいて工程表が作成される(ステップS7)。
図9は、図1に示した工程表作成管理部25にて作成された工程表の一例を示す図である。
図9に示すように、本形態における工程表作成管理部25にて作成された工程表においては、顧客情報入力画面管理部11にて管理される画面に入力された工期と、診断結果入力画面管理部12にて管理される画面に入力された工事の各段階毎の必要日数と、仕様入力画面管理部13にて管理される画面に入力された仕様とから工程表が作成される。作成された工程表は、工程表作成管理部25において、顧客IDと対応づけられて工程表データベース45に登録、管理される。
その後、仕様入力画面管理部13にて管理される画面に入力された仕様に対して工事変更が生じた場合は、工事変更管理部26にて管理される画面に工事変更の内容を入力すると(ステップS8)、工程表作成管理部25において、変更内容が追加された工程表が作成され、工程表データベース45に登録、管理される。
その後、請求書作成管理部27において、見積書作成管理部22にて作成、管理された見積書と工事変更管理部26にて管理された変更内容に基づいて請求書が作成され、顧客IDと対応づけられて請求書データベース46に登録、管理される(ステップS9)。
なお、見積書データベース42に登録された見積書、契約書データベース44に登録された契約書、工程表データベース45に登録された工程表、並びに、請求書データベース46に登録された請求書はそれぞれ、顧客IDと対応づけられて登録されているため、顧客IDを指定することにより、検索することができ、表示部31に表示されることになる。
また、上述したステップS3〜S9の処理は、CPU等の制御装置に内蔵されたプログラムにて処理することも考えられ、このプログラムを記録媒体に書き込んでおけば、一般的なパソコン等においても、記録媒体を装着し、記録媒体に書き込まれたプログラムをインストールすることにより、上述した処理を行うことが可能となる。
また、上述したような一連の処理をインターネットを介して行うことも考えられる。
図10は、本発明の建造物工事請負サーバを用いたシステムの実施の一形態を示す図である。
本形態は図10に示すように、図1に示した建造物工事請負装置に含まれる顧客情報入力画面管理部11、診断結果入力画面管理部12、仕様入力画面管理部13、診断結果管理部21、見積書作成管理部22、仕様情報管理部23、契約書作成管理部24、工程表作成管理部25、工事変更管理部26、請求書作成管理部27、診断結果データベース41、見積書データベース42、仕様情報データベース43、契約書データベース44、工程表データベース45及び請求書データベース46と、これらに対してインターネット50を介して情報のやりとりを行うための通信部33とを有してなる建造物工事請負サーバ60と、工務店等に設けられ、インターネット50に接続可能な複数の端末10−1〜10−nとから構成されている。
上記のように構成されたシステムにおいては、端末10−1〜10−nを用いてインターネット50を介して建造物工事請負サーバ60にアクセスが行われ、図1〜図9を用いて説明したような処理が行われる。その際、本形態においては、図1に示した操作部32に対する操作は、端末10−1〜10−nにて行われ、この操作内容はインターネット50を介して建造物工事請負サーバ60に送信され、建造物工事請負サーバ60の通信部33から、診断結果管理部21、見積書作成管理部22、契約書作成管理部24、工程表作成管理部25または請求書作成管理部27に通知される。また、図1に示した表示部31に表示される情報は、建造物工事請負サーバ60から通信部33を介して送信され、送信された情報は、インターネット50を介して端末10−1〜10−nにて受信され、表示されることになる。
本発明の建造物工事請負装置の実施の一形態を示す図である。 図1に示した建造物工事請負装置における建造物工事請負方法を説明するためのフローチャートである。 図1に示した顧客情報入力画面管理部にて管理される画面の一例を示す図である。 図1に示した診断結果入力画面管理部にて管理される画面の一例を示す図である。 図1に示した仕様入力画面管理部にて管理される画面の一例を示す図である。 図1に示した診断結果管理部にて集計された診断結果が表示された画面の一例を示す図である。 図1に示した見積書作成管理部にて作成された見積書の一例を示す図である。 図1に示した見積書作成管理部にて作成された見積書の一例を示す図である。 図1に示した工程表作成管理部にて作成された工程表の一例を示す図である。 本発明の建造物工事請負サーバを用いたシステムの実施の一形態を示す図である。
符号の説明
10−1〜10−n 端末
11 顧客情報入力画面管理部
12 診断結果入力画面管理部
13 仕様入力画面管理部
21 診断結果管理部
22 見積書作成管理部
23 仕様情報管理部
24 契約書作成管理部
25 工程表作成管理部
26 工事変更管理部
27 請求書作成管理部
31 表示部
32 操作部
33 通信部
41 診断結果データベース
42 見積書データベース
43 仕様情報データベース
44 契約書データベース
45 工程表データベース
46 請求書データベース
50 インターネット
60 建造物工事請負サーバ

Claims (17)

  1. 建造物工事の請負を管理する建造物工事請負装置であって、
    工事対象物に関する情報、工事仕様、並びに、工期及び工事を構成する各工程における必要日数を含む工程日数条件を入力するための画面を管理する条件入力画面管理手段と、
    前記条件入力画面管理手段にて管理される画面に入力された前記工事仕様に基づいて見積書を作成する見積書作成管理手段と、
    前記条件入力画面管理手段にて管理される画面に入力された前記工事対象物に関する情報及び前記工程日数条件と、前記見積書作成管理手段にて作成された見積書とに基づいて契約書を作成する契約書作成管理手段と、
    前記条件入力画面管理手段にて管理される画面に入力された前記工事仕様及び前記工程日数条件に基づいて工程表を作成する工程表作成管理手段と、
    前記見積書作成管理手段にて作成された見積書に基づいて請求書を作成する請求書作成管理手段とを有することを特徴とする建造物工事請負装置。
  2. 請求項1に記載の建造物工事請負装置において、
    前記条件入力画面管理手段にて管理される画面に入力された前記工事仕様に対して工事変更が生じた場合にその変更内容を指定するための画面を管理する工事変更管理手段を有し、
    前記請求書作成管理手段は、前記見積書作成管理手段にて作成された見積書と、前記工事変更管理手段にて管理される画面にて指定された工事変更内容とに基づいて請求書を作成することを特徴とする建造物工事請負装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の建造物工事請負装置において、
    前記条件入力画面管理手段にて管理される画面は、工事対象物を識別可能な識別情報が入力可能に構成され、
    前記見積書作成管理手段にて作成された見積書、前記契約書作成管理手段にて作成された契約書、前記工程表作成管理手段にて作成された工程表及び前記請求書作成管理手段にて作成された請求書は、前記識別情報と対応づけて管理され、
    前記識別情報が指定された場合に、指定された識別情報に対応づけられた見積書、契約書、工程表あるいは請求書が表示される表示手段を有することを特徴とする建造物工事請負装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の建造物工事請負装置において、
    前記建造物工事は、建造物の塗装工事であることを特徴とする建造物工事請負装置。
  5. 工事対象物に関する情報、工事仕様、並びに、工期及び工事を構成する各工程における必要日数を含む工程日数条件が入力された場合に、入力された情報に基づいて建造物工事の請負を管理する建造物工事請負方法であって、
    入力された前記工事仕様に基づいて見積書を作成する処理と、
    入力された前記工事対象物に関する情報及び前記工程日数条件と、前記見積書とに基づいて契約書を作成する処理と、
    入力された前記工事仕様及び前記工程日数条件に基づいて工程表を作成する処理と、
    前記見積書に基づいて請求書を作成する処理とを有することを特徴とする建造物工事請負方法。
  6. 請求項5に記載の建造物工事請負方法において、
    入力された前記工事仕様に対して工事変更が生じ、その変更内容が指定された場合に、指定された変更内容と、前記見積書とに基づいて請求書を作成することを特徴とする建造物工事請負方法。
  7. 請求項5または請求項6に記載の建造物工事請負方法において、
    前記見積書、前記契約書、前記工程表及び前記請求書を、工事対象物を識別可能な識別情報と対応づけて管理しておき、
    前記識別情報が指定された場合に、指定された識別情報に対応づけられた見積書、契約書、工程表あるいは請求書を表示する処理を有することを特徴とする建造物工事請負方法。
  8. 請求項5乃至7のいずれか1項に記載の建造物工事請負方法において、
    前記建造物工事は、建造物の塗装工事であることを特徴とする建造物工事請負方法。
  9. 工事対象物に関する情報、工事仕様、並びに、工期及び工事を構成する各工程における必要日数を含む工程日数条件が入力された場合に、入力された情報に基づいて建造物工事の請負を管理する建造物工事請負プログラムであって、
    入力された前記工事仕様に基づいて見積書を作成する手順と、
    入力された前記工事対象物に関する情報及び前記工程日数条件と、前記見積書とに基づいて契約書を作成する手順と、
    入力された前記工事仕様及び前記工程日数条件に基づいて工程表を作成する手順と、
    前記見積書に基づいて請求書を作成する手順とを有することを特徴とする建造物工事請負プログラム。
  10. 請求項9に記載の建造物工事請負プログラムにおいて、
    入力された前記工事仕様に対して工事変更が生じ、その変更内容が指定された場合に、指定された変更内容と、前記見積書とに基づいて請求書を作成する手順を有することを特徴とする建造物工事請負プログラム。
  11. 請求項9または請求項10に記載の建造物工事請負プログラムにおいて、
    前記見積書、前記契約書、前記工程表及び前記請求書を、工事対象物を識別可能な識別情報と対応づけて管理する手順と、
    前記識別情報が指定された場合に、指定された識別情報に対応づけられた見積書、契約書、工程表あるいは請求書を表示する手順とを有することを特徴とする建造物工事請負プログラム。
  12. 請求項9乃至11のいずれか1項に記載の建造物工事請負プログラムにおいて、
    前記建造物工事は、建造物の塗装工事であることを特徴とする建造物工事請負プログラム。
  13. 請求項9乃至12のいずれか1項に記載の建造物工事請負プログラムが書き込まれた記録媒体。
  14. インターネットに接続可能に構成され、インターネットに接続可能な端末にて指定された条件に基づいて建造物工事の請負を管理する建造物工事請負サーバであって、
    工事対象物に関する情報、工事仕様、並びに、工期及び工事を構成する各工程における必要日数を含む工程日数条件を入力するための画面を管理する条件入力画面管理手段と、
    前記条件入力画面管理手段にて管理される画面に入力された前記工事仕様に基づいて見積書を作成する見積書作成管理手段と、
    前記条件入力画面管理手段にて管理される画面に入力された前記工事対象物に関する情報及び前記工程日数条件と、前記見積書作成管理手段にて作成された見積書とに基づいて契約書を作成する契約書作成管理手段と、
    前記条件入力画面管理手段にて管理される画面に入力された前記工事仕様及び前記工程日数条件に基づいて工程表を作成する工程表作成管理手段と、
    前記見積書作成管理手段にて作成された見積書に基づいて請求書を作成する請求書作成管理手段と、
    前記条件入力画面管理部にて管理される画面をインターネットを介して前記端末に送信するとともに、前記端末にて当該画面を用いて入力された条件をインターネットを介して受信し、受信した条件を、前記見積書作成管理手段、前記契約書作成管理手段または前記工程表作成管理手段に通知する通信手段とを有することを特徴とする建造物工事請負サーバ。
  15. 請求項14に記載の建造物工事請負サーバにおいて、
    前記条件入力画面管理手段にて管理される画面に入力された前記工事仕様に対して工事変更が生じた場合にその変更内容を指定するための画面を管理する工事変更管理手段を有し、
    前記通信手段は、前記工事変更管理手段にて管理される画面をインターネットを介して前記端末に送信するとともに、前記端末にて当該画面を用いて指定された工事変更内容を前記請求書作成管理手段に通知し、
    前記請求書作成管理手段は、前記見積書作成管理手段にて作成された見積書と、前記通信手段から通知された工事変更内容とに基づいて請求書を作成することを特徴とする建造物工事請負サーバ。
  16. 請求項14または請求項15に記載の建造物工事請負サーバにおいて、
    前記条件入力画面管理手段にて管理される画面は、工事対象物を識別可能な識別情報が入力可能に構成され、
    前記見積書作成管理手段にて作成された見積書、前記契約書作成管理手段にて作成された契約書、前記工程表作成管理手段にて作成された工程表及び前記請求書作成管理手段にて作成された請求書は、前記識別情報と対応づけて管理され、
    前記端末にて前記識別情報が指定された場合に、指定された識別情報に対応づけられた見積書、契約書、工程表あるいは請求書が前記通信手段を介して当該端末に送信されることを特徴とする建造物工事請負サーバ。
  17. 請求項14乃至16のいずれか1項に記載の建造物工事請負サーバにおいて、
    前記建造物工事は、建造物の塗装工事であることを特徴とする建造物工事請負サーバ。

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JP2009075696A (ja) * 2007-09-19 2009-04-09 Nikken Lease Kogyo Kk 物流倉庫設備選定支援システム

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