JP2005065734A

JP2005065734A - Pocket coil mattress

Info

Publication number: JP2005065734A
Application number: JP2003208714A
Authority: JP
Inventors: Hideki Kawahara; 英輝川原
Original assignee: Aisin Seiki Co Ltd
Current assignee: Aisin Corp
Priority date: 2003-08-25
Filing date: 2003-08-25
Publication date: 2005-03-17

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To improve the disassemblability and the disposability of a pocket coil mattress. <P>SOLUTION: In the pocket coil mattress which has a separate coil 2 placed in each bag body 1, the bag body 1 is made up of a water-soluble nonwoven fabric 10. In the disassembly of the pocket coil mattress, the nonwoven fabric 10 making up the bag body 1 is dissolved in the water to enable the removal of the coil 2. <P>COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、袋体の中にコイルが挿置されているポケットコイルマットレスに関するものであって、前記袋体を構成する不織布の材質の調整によりコイルスプリングの取り出しを容易にして分解性および廃棄性を向上するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来の第１のマットレスは、筒状布内にコイルスプリングを並列状態に納めるとともに、納められた各コイルスプリング間において筒状布の両側面部を止着し合わせて各コイルスプリングを保持させてなる複数のクッション構成体を、その側面をもって隣り合うクッション構成体と接着して構成されるクッション主体部を備えるとともに、クッション主体部の横向きの面部を覆う横向き外被材を備えるもので、クッション主体部の横向きの面部を覆う前記横向き外被材と前記クッション主体部との分離を容易にするものであった（例えば特許文献１参照）。
【０００３】
また従来の第２のマットレスは、袋体の隣接箇所を相互に接着させたポケットコイル全体を若干の伸縮性を備えた整形布で覆い、上下の詰め物を伸縮性の布で覆うとともに、周縁を縁取りして固定ベルトを配設し、ポケットコイルの全体を上下の固定ベルトで結んで挟着し、下鏡地と側地とを縫合してポケットコイルおよび詰め物を装填し、側地と上鏡地とをファスナーで接合するもので、廃棄時には、ファスナーを介してポケットコイルおよび詰め物を取り出し、釘抜き作業が一切ないので、解体作業を軽減するものであった（例えば特許文献２参照）。
【０００４】
【特許文献１】
特開２００１−６１６０４号公報（第２−６頁、第１図〜第７図）
【特許文献２】
特開２００１−１６１５０３号公報（第２−３頁、第１図〜第５図）
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来のマットレスは、ポケットコイルマットレスの廃却、リサイクルに関して、マットレスを構成している外被材とクッション部となるスプリングユニット（以下単にＳＰユニットと言う）との分離のし易さに言及したに過ぎないものであって、そのＳＰユニットを構成しているコイルと不織布（布）の分離に関しては、技術的に言及されていなかった。
【０００６】
すなわち従来の技術においては、
（１）大型粉砕機によって、前記ＳＰユニットを粉砕して、その後に金属と不織布を層別するか、
（２）前記ＳＰユニットのまま焼却することにより、不織布を焼却して、コイルを取り出すか、
（３）不織布を切り裂き、コイルをひとつ、ひとつ手作業で取り出し、金属と不織布に分離する
ものであった。
【０００７】
そこで、リサイクルを考えた場合、上述の（１）および（２）の手法においては、金属のリサイクルは可能であるが、不織布部分は焼却もしくは埋め立てしかできず、技術的、設備的にも問題があり、実用的ではないという問題があった。
【０００８】
現実的な手段として上述の（３）の手法が実施されているが、（３）の手法において発生する問題としては、コイルをひとつ、ひとつ手作業で取り出す行為は、コイルの個数が多い為にかなりの時間を要するとともに、かかる作業においては、人間の手作業によるものであり、肉体的にかかる負荷も大きいという問題があった。
【０００９】
しかも、現在市場において、ポケットコイルマットレスの普及は進んでおり、近い将来それらが廃却されることが予想され、現在のＳＰマットレスが抱える、廃却が困難であるという問題以上に、クローズアップされてくる問題と思われる。
【００１０】
そこで本発明者は、袋体の中にコイルが挿置されているポケットコイルマットレスにおいて、前記袋体を、水その他の液体溶解性を備える不織布によって構成することにより、ポケットコイルマットレスの分解時に、前記袋体を構成する不織布を液体中において溶解させ、コイルの取り出しを可能にするという本発明の技術的思想に着眼し、更に研究開発を重ねた結果、ポケットコイルマットレスにおけるポケットコイルマットレスの分解性および廃棄性を向上するという目的を達成する本発明に到達した。
【００１１】
【課題を解決するための手段】
本発明（請求項１に記載の第１発明）のポケットコイルマットレスは、
袋体の中にコイルが挿置されているポケットコイルマットレスにおいて、
前記袋体を、液体溶解性を備える不織布によって構成した
ものである。
【００１２】
本発明（請求項２に記載の第２発明）のポケットコイルマットレスは、
前記第１発明において、
前記袋体が、水溶解性を備える不織布によって構成され、ポケットコイルマットレスの分解時に、前記袋体を構成する不織布を水中において溶解させ、コイルの取り出しを可能にする
ものである。
【００１３】
本発明（請求項３に記載の第３発明）のポケットコイルマットレスは、
前記第２発明において、
前記袋体を構成する水溶解性を備える不織布が、使用温度域以外の温度において溶解性を示すように調整されている
ものである。
【００１４】
本発明（請求項４に記載の第４発明）のポケットコイルマットレスは、
前記第２発明において、
前記袋体を構成する水溶解性を備える不織布が、最大使用温度より高い温度の熱水中において溶解性を示すように調整されている
ものである。
【００１５】
本発明（請求項５に記載の第５発明）のポケットコイルマットレスは、
前記第２発明において、
前記不織布が、水中溶解温度が異なる複数の繊維の割合を調整することにより、全体としての水中溶解温度が調整されている
ものである。
【００１６】
本発明（請求項６に記載の第６発明）のポケットコイルマットレスは、
前記第５発明において、
前記不織布が、ポリビニルアルコール系水溶性繊維とセルロース系繊維とを含む
ものである。
【００１７】
本発明（請求項７に記載の第７発明）のポケットコイルマットレスは、
前記第６発明において、
前記不織布が、摂氏４０度以上の温度の熱水中において溶解性を示すように調整されている
ものである。
【００１８】
【発明の作用および効果】
上記構成より成る第１発明のポケットコイルマットレスは、袋体の中にコイルが挿置されているポケットコイルマットレスにおいて、前記袋体を、液体溶解性を備える不織布によって構成したので、袋体を液体に浸すだけで、袋体を構成する不織布が溶解して、コイル取り出しが、容易に行うことが出来る。従って、コイルの回収ひいてはリサイクルを容易に行え、ポケットコイルスプリングにおける分解性および廃棄性を向上させることが出来る。
【００１９】
上記構成より成る第２発明のポケットコイルマットレスは、前記第１発明において、前記袋体が、水溶解性を備える不織布によって構成され、ポケットコイルマットレスの分解時に、前記袋体を構成する不織布を水中において溶解させ、コイルの取り出しを可能にするので、コイルの取り出しを容易にするとともに水中での分解のためコイルの取り出し後の処理をシンプルにして、ポケットコイルマットレスにおける分解性および廃棄性を向上するという効果を奏する。
【００２０】
上記構成より成る第３発明のポケットコイルマットレスは、前記第２発明において、前記袋体を構成する水溶解性を備える不織布が、使用温度域以外の温度において溶解性を示すように調整されているので、使用温度域内においてポケットコイルマットレスに水が零れても前記袋体を構成する前記不織布が、溶解することはないので、実使用時に信頼性の高い使用を可能にするという効果を奏する。
【００２１】
上記構成より成る第４発明のポケットコイルマットレスは、前記第２発明において、前記袋体を構成する水溶解性を備える不織布が、最大使用温度より高い温度の熱水中において溶解性を示すように調整されているので、使用温度域内においてポケットコイルマットレスに水が零れても前記袋体を構成する前記不織布が、溶解することはないので、実使用時に信頼性の高い使用を可能にするという効果を奏する。
【００２２】
上記構成より成る第５発明のポケットコイルマットレスは、前記第２発明において、前記不織布が、水中溶解温度が異なる複数の繊維の割合を調整することにより、全体としての水中溶解温度が調整されているので、全体としての水中溶解温度を最適に調整することが出来るという効果を奏する。
【００２３】
上記構成より成る第６発明のポケットコイルマットレスは、前記第５発明において、前記不織布が、ポリビニルアルコール系水溶性繊維とセルロース系繊維とを含むので、前記不織布の水中溶解温度を最適に調整することが出来るという効果を奏する。
【００２４】
上記構成より成る第７発明のポケットコイルマットレスは、前記第６発明において、前記不織布が、摂氏４０度以上の温度の熱水中において溶解性を示すように調整されているので、使用温度域内においてポケットコイルマットレスに水が零れても前記袋体を構成する前記不織布が、溶解することはないので、実使用時に信頼性の高い使用を可能にするという効果を奏する。
【００２５】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態につき、図面を用いて説明する。
【００２６】
（第１実施形態）
本第１実施形態のポケットコイルマットレスは、図１ないし図６に示されるように袋体１の中にコイル２が挿置されているポケットコイルマットレスにおいて、前記袋体１が、水溶解性を備える不織布１０によって構成され、ポケットコイルマットレスの分解時に、前記袋体１を構成する不織布１０を水中において溶解させ、コイル２の取り出しを可能にするものである。
【００２７】
本第１実施形態における前記袋体１を構成する水溶解性を備える不織布１０について、説明する。
前記不織布１０は、名目溶解温度７０℃、繊度１．７または２．２ｄｔｅｘ、カット長３８ｍｍ、５１ｍｍ、強度７ｃＮ／ｄｔｅｘ、伸度１２％のポリビニルアルコール系水溶性繊維（株式会社クラレ製「クラロンＫ−・（ＷＮ７）を用いる。
ここで名目溶解温度とは、５００ｍｌのビーカーに原綿、紡績糸、または不織布各１０ｇと浴比が１：３０になるように蒸留水を添加し、数分間攪拌して完全溶解する温度を示す。原綿、紡績糸、不織布の完全溶解条件は様々な要因で変化する。必ず予備試験を行い、最適な溶解条件を設定する必要がある。溶解性に悪影響を及ぼす例として、以下が挙げられる。高密度、高重量、強撚、低浴比、アルカリ浴、攪拌が弱い場合など。
【００２８】
本第１実施形態における上述の不織布１０によって構成された袋体１の成形（製法）について、図１ないし図６を用いて説明する。
【００２９】
図１に示されるロールに巻かれた上述の不織布１０のロールから、図２に示されるように引き出した前記不織布７を幅方向に半分に折り、図３に示されるように半折りされた前記不織布１０の間に圧縮したコイルスプリング２が介挿される。
【００３０】
図４に示されるように半折りされた前記不織布１０の介挿されたコイルスプリング２を包囲する繋がっていない残りの３辺の溶着箇所（３，４，５）を熱溶着によって部分的に溶着する。
【００３１】
半折りされた前記不織布７のコイルスプリング２を包囲する３辺の溶着箇所（３，４，５）が熱溶着によって部分的に溶着され、袋体１が形成された後、介挿されたコイルスプリング２の向き（図４における紙面の厚さ方向）を直角（図４における略左右方向）に変えた後、図５に示されるように各前記コイルスプリング２の圧縮を解除して、３辺の溶着箇所（３，４，５）が熱溶着された各袋体１内一杯に伸ばして収容される。
【００３２】
上述の説明においては、説明の簡便のために図５においては３個の袋体を代表的に示して説明したが、本第１実施形態のポケットコイルマットレスは、図６に示されるようにかかる袋体が複数列並設され、ベッドを構成するＳＰユニットとしてのマットレス全体にぎっしり並設されているのである。
【００３３】
すなわち前記コイル２を包んで成形される代表的に３個のみを示す図５に示されるスプリングユニット（ＳＰユニット）１１を接着して、金属の枠線１３、及び該枠線１３とＳＰユニット１１との固定に使われる金属のＣリング１４にて成形される図６に示されるＳＰユニット１１のアッセンブリにおいて、これに使用する袋体１を構成する不織布として、ＰＶＡを原料とした水溶解性の不織布を使用する。
【００３４】
本第１実施形態のポケットコイルマットレスにおいては、物理的性状の異なる上面と下面を設定する場合と、同一の物理的性状の上面と下面を設定する場合とが有る。
【００３５】
上記構成より成る本第１実施形態のポケットコイルマットレスは、前記袋体１の中にコイル２が挿置されているポケットコイルマットレスにおいて、前記袋体１が、水溶解性を備える不織布１０によって構成され、ポケットコイルマットレスの分解時に、該ポケットコイルマットレスごと前記袋体１を構成するコイル２が挿置されている不織布を水中において溶解させ、前記袋体１内のコイルの取り出しを可能にするので、コイルの取り出しを容易にすることができる。従ってコイルの回収ひいてはリサイクルを容易に行え、ポケットコイルスプリングにおける分解性および廃棄性を向上するという効果を奏する。水中での分解のためコイルの取り出し後の処理を単に乾燥工程だけにしてシンプルにするという利点を有する。
【００３６】
さらに本第１実施形態のポケットコイルマットレスは、前記袋体１を構成する水溶解性を備える不織布１０が、使用温度域以外の温度において溶解性を示すように調整されているので、すなわち使用温度域内の温度において溶解性を示さないため、使用温度域内においてポケットコイルマットレスに水が零れても前記袋体１を構成する前記不織布１０が、溶解することはないので、実使用時に信頼性の高い使用を可能にするという効果を奏する。
【００３７】
また本第１実施形態のポケットコイルマットレスは、前記不織布１０が、名目溶解温度７０℃のポリビニルアルコール系水溶性繊維（株式会社クラレ製「クラロンＫ−・（ＷＮ７）を用いるものであるため、前記袋体１を構成する水溶解性を備える不織布１０が、最大使用温度より高い温度の熱水中において溶解性を示すように調整されているので、使用温度域内においてポケットコイルマットレスに水が零れても前記袋体を構成する前記不織布が、溶解することはないので、実使用時に信頼性の高い使用を可能にするという効果を奏する。
【００３８】
すなわち本第１実施形態においては、ポケットコイルを成形する時に使用する不織布１０が原料ＰＰもしくはポリエステルであるがＰＶＡを原料とした、水溶解性の不織布を使用することにより、解体時においてはマットレスごと水に漬けて不織布を溶かすので、残るのはコイル、枠線、固定部材の金属部材のみにすることが出来る。
【００３９】
また本第１実施形態においては、使用する不織布１０の具体例としては、（株）クラレのクラロンＫ−ＩＩを採用したので、製品であるポケットコイルマットレスの使用中に溶解すると、製品の機能に影響を及ぼすため、４０℃以下では溶解しないようにするために、望ましい４０℃以上の熱水にて溶解するタイプの不織布を実現するものである。
【００４０】
（第２実施形態）
本第１実施形態のポケットコイルマットレスは、袋体１を構成する不織布の物性のみ．上述の第１実施形態のそれと異なるものであるので、以下相違点を中心に説明する。
【００４１】
本第２実施形態における不織布は、名目溶解温度４０℃、繊度１．２、１．７または２．２ｄｔｅｘ、カット長３８ｍｍ、５１ｍｍ、７５Ｂｍｍ、強度７ｃＮ／ｄｔｅｘ、伸度１５％のポリビニルアルコール系水溶性繊維（株式会社クラレ製「クラロンＫ−・（ＷＮ４）を用いるものである。
【００４２】
本第２実施形態においては、水中溶解温度６０℃以上のセルロース系繊維を用いるのが望ましい。該繊維は風合、保液性に優れるとともにＰＶＡ系水溶性繊維との親和性が高いことから高性能不織布を得ることが可能になる。セルロース系繊維の水中溶解温度は６０℃以上、好ましくは８０℃以上、さらに好ましくは実質的に非水溶性の繊維が好ましい。セルロース系繊維の水中溶解温度が低すぎると製造工程や保管時等に吸液して不織布の風合、嵩高性が損われやすくなる。
【００４３】
セルロース系繊維の具体的種類は特に限定されない。たとえば従来広く使用されている天然繊維（綿、麻、ウール、絹等）、レーヨン繊維（ビスコースレーヨン繊維、ポリノジックレーヨン繊維など）等が使用できる。なかでも機械的性能、保液性等に優れていることからレーヨン繊維、特にビスコースレーヨン繊維を用いるのが好ましい。不織布の柔軟性の点からは、セルロース系繊維の伸度は１０％以上であるのが好ましく、機械的強度を高める点からは強度１ｃＮ／ｄｔｅｘ以上であるのが好ましい。
【００４４】
尚水中溶解温度（℃）は、試長４ｃｍの繊維に２ｍｇ／ｄｔｅｘの荷重を吊り下げ、０℃の水に浸漬し、水を２℃／ｍｉｎの速度で昇温したときに、繊維が溶断する温度を水中溶解温度として測定する。
【００４５】
本第２実施形態のポケットコイルマットレスにおいては、前記不織布が、水中溶解温度が異なる複数の繊維すなわちポリビニルアルコール系水溶性繊維とセルロース系繊維との割合を調整することにより、全体としての水中溶解温度が調整されているので、全体としての水中溶解温度を最適に例えば７０℃に調整することが出来るという効果を奏する。
【００４６】
また本第２実施形態のポケットコイルマットレスは、前記不織布が、摂氏４０度以上の温度の熱水中において溶解性を示すように調整されているので、使用温度域内においてポケットコイルマットレスに水が零れても前記袋体を構成する前記不織布が、溶解することはないので、実使用時に信頼性の高い使用を可能にするという効果を奏する。
【００４７】
上述の実施形態は、説明のために例示したもので、本発明としてはそれらに限定されるものでは無く、特許請求の範囲、発明の詳細な説明および図面の記載から当業者が認識することができる本発明の技術的思想に反しない限り、変更および付加が可能である。
【００４８】
上述の実施形態においては、一例として水中溶解温度が７０℃と４０℃のポリビニルアルコール系水溶性繊維を用いる例について説明したが、本発明としてはそれらに限定されるものでは無く、例えば表１ないし表３に示される水中溶解温度が５０℃、８０℃、９５℃のポリビニルアルコール系水溶性繊維およびその他のものを用いる実施形態を採用することが出来るものである。
【表１】

【表２】

【表３】

【００４９】
さらに名目溶解温度５０℃、繊度１．７または２．２ｄｔｅｘ、カット長３２ｍｍ、３８ｍｍ、５１ｍｍ、７５Ｂｍｍ、８５Ｂｍｍ、強度７ｃＮ／ｄｔｅｘ、伸度１５％のポリビニルアルコール系水溶性繊維（株式会社クラレ製「クラロンＫ−ＩＩ（ＷＮ５）を用いることが出来る。
【００５０】
また名目溶解温度８０℃、繊度１．４、１．７または２．２ｄｔｅｘ、カット長３２ｍｍ、３８ｍｍ、５１ｍｍ、７５Ｂｍｍ、８５Ｂｍｍ、強度８ｃＮ／ｄｔｅｘ、伸度１１％のポリビニルアルコール系水溶性繊維（株式会社クラレ製「クラロンＫ−ＩＩ（ＷＮ８）を用いることが出来る。
【００５１】
さらに名目溶解温度９５℃、繊度１．７または２．２ｄｔｅｘ、カット長３８ｍｍ、５１ｍｍ、７５Ｂｍｍ、強度９ｃＮ／ｄｔｅｘ、伸度１０％のポリビニルアルコール系水溶性繊維（株式会社クラレ製「クラロンＫ−ＩＩ（ＷＱ９）を用いることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第１実施形態における不織布のロールを示す斜視図である。
【図２】本第１実施形態における引き出された不織布を半折りにする工程を示す斜視図である。
【図３】本第１実施形態における半折りにされた不織布内にコイルを介挿する工程を示す斜視図である。
【図４】本第１実施形態におけるコイルが介挿された不織布を溶着する工程を示す斜視図である。
【図５】本第１実施形態における袋体内に介挿されたコイルの向きを変え、伸ばした状態を示す側面図である。
【図６】本第１実施形態における袋体内にコイルが介挿されたＳＰユニットのアッセンブリであるポケットコイルマットレスの一部を示す斜視図である。
【符号の説明】
１袋体
２コイル
１０不織布[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a pocket coil mattress in which a coil is inserted into a bag body, and the coil spring can be easily taken out by adjusting the material of the non-woven fabric constituting the bag body so that it can be disassembled and disposed of. Is to improve.
[0002]
[Prior art]
In the conventional first mattress, the coil springs are accommodated in the cylindrical cloth in parallel, and the coil springs are held together by fixing both side portions of the cylindrical cloth between the accommodated coil springs. The cushion main body includes a cushion main body configured by adhering a plurality of cushion structural bodies to the adjacent cushion structural body with the side surfaces, and a lateral covering material covering the lateral surface of the cushion main body. This facilitates the separation of the laterally covering material covering the laterally facing surface part and the cushion main part (see, for example, Patent Document 1).
[0003]
In addition, the conventional second mattress covers the entire pocket coil in which the adjacent portions of the bag are bonded to each other with an orthopedic cloth having a slight elasticity, covers the upper and lower paddings with an elastic cloth, and surrounds the periphery. A fixed belt is placed on the edge, and the entire pocket coil is clamped with the upper and lower fixed belts. The lower mirror ground and the side ground are stitched together, and the pocket coil and padding are loaded. This is to join the ground with a fastener, and at the time of disposal, the pocket coil and the stuffing are taken out through the fastener and there is no nail extraction work, so the dismantling work is reduced (see, for example, Patent Document 2).
[0004]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Laid-Open No. 2001-61604 (page 2-6, FIGS. 1 to 7)
[Patent Document 2]
Japanese Patent Laid-Open No. 2001-161503 (page 2-3, FIGS. 1 to 5)
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
The conventional mattress mentioned above refers to the ease of separation between the jacket material constituting the mattress and the spring unit (hereinafter simply referred to as the SP unit) constituting the mattress with respect to the disposal and recycling of the pocket coil mattress. However, the separation of the coil and the nonwoven fabric (cloth) constituting the SP unit was not technically mentioned.
[0006]
In other words, in the conventional technology,
(1) The SP unit is pulverized by a large pulverizer, and then the metal and the nonwoven fabric are layered,
(2) By incineration with the SP unit, the nonwoven fabric is incinerated and the coil is taken out,
(3) The nonwoven fabric was torn, and one coil was taken out one by one, and separated into metal and nonwoven fabric.
[0007]
Therefore, when considering recycling, in the above methods (1) and (2), metal can be recycled, but the non-woven fabric part can only be incinerated or landfilled, and there is a problem in terms of technology and equipment. There was a problem that it was not practical.
[0008]
As a practical means, the above method (3) is implemented. However, the problem that occurs in the method (3) is that the act of manually removing one coil one by one is because the number of coils is large. In addition to requiring a considerable amount of time, there is a problem in that such work is due to human manual work, and the physical load is large.
[0009]
Moreover, the spread of pocket coil mattresses in the current market is expected to be abandoned in the near future, and it is highlighted more than the problem that current SP mattresses are difficult to dispose of. It seems to be a problem to come.
[0010]
Therefore, the present inventor, in the pocket coil mattress in which the coil is inserted in the bag body, by configuring the bag body with a nonwoven fabric having water or other liquid solubility, when the pocket coil mattress is disassembled, Focusing on the technical idea of the present invention that enables the nonwoven fabric constituting the bag body to be dissolved in a liquid and enabling the coil to be taken out, and as a result of further research and development, the degradability of the pocket coil mattress in the pocket coil mattress And the present invention has been achieved to achieve the object of improving the discardability.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
The pocket coil mattress of the present invention (first invention according to claim 1) is:
In the pocket coil mattress where the coil is inserted in the bag,
The said bag is comprised with the nonwoven fabric provided with liquid solubility.
[0012]
The pocket coil mattress of the present invention (the second invention according to claim 2) is
In the first invention,
The bag is made of a non-woven fabric having water solubility, and when the pocket coil mattress is disassembled, the non-woven fabric constituting the bag is dissolved in water so that the coil can be taken out.
[0013]
The pocket coil mattress of the present invention (the third invention according to claim 3) is
In the second invention,
The nonwoven fabric having water solubility constituting the bag body is adjusted so as to exhibit solubility at a temperature other than the operating temperature range.
[0014]
The pocket coil mattress of the present invention (the fourth invention according to claim 4) is:
In the second invention,
The nonwoven fabric having water solubility constituting the bag body is adjusted so as to exhibit solubility in hot water at a temperature higher than the maximum use temperature.
[0015]
The pocket coil mattress of the present invention (the fifth invention according to claim 5) is:
In the second invention,
The above-mentioned nonwoven fabric has the water dissolution temperature adjusted as a whole by adjusting the ratio of a plurality of fibers having different water dissolution temperatures.
[0016]
The pocket coil mattress of the present invention (the sixth invention according to claim 6) is:
In the fifth invention,
The said nonwoven fabric contains a polyvinyl alcohol-type water-soluble fiber and a cellulose-type fiber.
[0017]
The pocket coil mattress of the present invention (seventh invention according to claim 7) is:
In the sixth invention,
The nonwoven fabric is adjusted so as to exhibit solubility in hot water having a temperature of 40 degrees Celsius or higher.
[0018]
Operation and effect of the invention
The pocket coil mattress of the first invention having the above-described configuration is the pocket coil mattress in which the coil is inserted in the bag body, and the bag body is made of a non-woven fabric having liquid solubility. The non-woven fabric constituting the bag body is dissolved only by soaking in the coil, and the coil can be taken out easily. Accordingly, the coil can be easily collected and recycled, and the disassembly and disposal of the pocket coil spring can be improved.
[0019]
The pocket coil mattress of the second invention configured as described above is the pocket coil mattress according to the first invention, wherein the bag body is constituted by a nonwoven fabric having water solubility, and the nonwoven fabric constituting the bag body is submerged when the pocket coil mattress is disassembled. The coil can be taken out and dissolved, so that the coil can be easily taken out and the treatment after taking out the coil is simplified for decomposition in water, thereby improving the decomposability and disposal of the pocket coil mattress. There is an effect.
[0020]
The pocket coil mattress of the third invention configured as described above is adjusted so that the nonwoven fabric having water solubility constituting the bag body exhibits solubility at a temperature other than the operating temperature range in the second invention. Therefore, even if water spills into the pocket coil mattress within the operating temperature range, the non-woven fabric constituting the bag body does not dissolve, so that there is an effect of enabling highly reliable use during actual use.
[0021]
In the pocket coil mattress of the fourth invention having the above-described configuration, in the second invention, the nonwoven fabric having water solubility constituting the bag body is soluble in hot water having a temperature higher than the maximum use temperature. Since the non-woven fabric constituting the bag body does not dissolve even if water spills into the pocket coil mattress within the operating temperature range because it is adjusted, the effect of enabling highly reliable use in actual use Play.
[0022]
In the pocket coil mattress of the fifth invention configured as described above, in the second invention, the nonwoven fabric has the water dissolution temperature adjusted as a whole by adjusting the ratio of the plurality of fibers having different water dissolution temperatures. Therefore, there exists an effect that the dissolution temperature in water as a whole can be adjusted optimally.
[0023]
In the pocket coil mattress of the sixth invention configured as described above, in the fifth invention, since the nonwoven fabric includes polyvinyl alcohol-based water-soluble fibers and cellulose-based fibers, the temperature of the nonwoven fabric dissolved in water is optimally adjusted. There is an effect that can be done.
[0024]
In the pocket coil mattress of the seventh invention configured as described above, in the sixth invention, the nonwoven fabric is adjusted so as to exhibit solubility in hot water having a temperature of 40 degrees Celsius or higher. Even if water spills into the pocket coil mattress, the non-woven fabric constituting the bag body does not dissolve, so that it is possible to use it with high reliability in actual use.
[0025]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
[0026]
(First embodiment)
The pocket coil mattress of the first embodiment is a pocket coil mattress in which a coil 2 is inserted in a bag body 1 as shown in FIGS. 1 to 6, and the bag body 1 has water solubility. The non-woven fabric 10 is provided, and when the pocket coil mattress is disassembled, the non-woven fabric 10 constituting the bag body 1 is dissolved in water so that the coil 2 can be taken out.
[0027]
The nonwoven fabric 10 provided with the water solubility which comprises the said bag body 1 in this 1st Embodiment is demonstrated.
The nonwoven fabric 10 is a polyvinyl alcohol-based water-soluble fiber having a nominal melting temperature of 70 ° C., a fineness of 1.7 or 2.2 dtex, a cut length of 38 mm, 51 mm, a strength of 7 cN / dtex, and an elongation of 12% (“Kuraron K” manufactured by Kuraray Co., Ltd.). -Use (WN7).
Here, the nominal melting temperature is a temperature at which distilled water is added to a 500 ml beaker so that the bath ratio is 1:30 with 10 g each of raw cotton, spun yarn, or nonwoven fabric and stirred for several minutes to completely dissolve. The complete dissolution conditions of raw cotton, spun yarn and nonwoven fabric vary depending on various factors. It is necessary to conduct preliminary tests and set the optimal dissolution conditions. Examples that adversely affect solubility include the following. High density, high weight, strong twist, low bath ratio, alkali bath, weak stirring, etc.
[0028]
Molding (manufacturing method) of the bag body 1 constituted by the above-described nonwoven fabric 10 in the first embodiment will be described with reference to FIGS. 1 to 6.
[0029]
The nonwoven fabric 7 drawn out as shown in FIG. 2 from the roll of the nonwoven fabric 10 wound on the roll shown in FIG. 1 is folded in half in the width direction, and the half-folded as shown in FIG. A compressed coil spring 2 is inserted between the nonwoven fabrics 10.
[0030]
As shown in FIG. 4, the remaining three unwelded welding portions (3, 4, 5) surrounding the coil spring 2 in which the non-woven fabric 10 is half-folded are partially welded by thermal welding. To do.
[0031]
The three-side welded portions (3, 4, 5) surrounding the coil spring 2 of the non-woven fabric 7 which is half-folded are partially welded by thermal welding to form the bag body 1, and then the inserted coil After changing the direction of the spring 2 (the thickness direction of the paper surface in FIG. 4) to a right angle (substantially left-right direction in FIG. 4), the compression of each coil spring 2 is released as shown in FIG. The welded portions (3, 4, 5) are stretched and accommodated in each bag 1 that has been thermally welded.
[0032]
In the above description, for convenience of explanation, FIG. 5 representatively shows three bags, but the pocket coil mattress of the first embodiment is applied as shown in FIG. A plurality of rows of bag bodies are arranged side by side, and are arranged side by side over the entire mattress as an SP unit constituting the bed.
[0033]
In other words, the spring unit (SP unit) 11 shown in FIG. In the assembly of the SP unit 11 shown in FIG. 6 formed by a metal C-ring 14 used for fixing to the water, the non-woven fabric constituting the bag 1 used for this is a water-soluble material using PVA as a raw material. Use non-woven fabric.
[0034]
In the pocket coil mattress of the first embodiment, there are a case where an upper surface and a lower surface having different physical properties are set, and a case where an upper surface and a lower surface having the same physical properties are set.
[0035]
The pocket coil mattress of the first embodiment configured as described above is a pocket coil mattress in which a coil 2 is inserted in the bag body 1, and the bag body 1 is constituted by a nonwoven fabric 10 having water solubility. When the pocket coil mattress is disassembled, the nonwoven fabric in which the coil 2 constituting the bag body 1 is inserted together with the pocket coil mattress is dissolved in water, so that the coil in the bag body 1 can be taken out. The coil can be easily taken out. Accordingly, the coil can be easily collected and recycled, and the effect of improving the disassembly and disposal of the pocket coil spring is achieved. Since it is decomposed in water, it has the advantage of simplifying the processing after taking out the coil by simply performing a drying process.
[0036]
Furthermore, the pocket coil mattress of the first embodiment is adjusted so that the non-woven fabric 10 having water solubility constituting the bag body 1 exhibits solubility at a temperature other than the use temperature range, that is, the use temperature. Since the non-woven fabric 10 constituting the bag body 1 does not dissolve even when water spills into the pocket coil mattress within the operating temperature range, it is highly reliable in actual use because it does not show solubility at the temperature in the range. There is an effect of enabling use.
[0037]
Further, in the pocket coil mattress of the first embodiment, the nonwoven fabric 10 uses a polyvinyl alcohol-based water-soluble fiber having a nominal melting temperature of 70 ° C. (“Kuraron K- (WN7), manufactured by Kuraray Co., Ltd.). Since the nonwoven fabric 10 having water solubility constituting the bag body 1 is adjusted so as to exhibit solubility in hot water having a temperature higher than the maximum use temperature, water spills into the pocket coil mattress within the use temperature range. Since the non-woven fabric constituting the bag body does not dissolve, there is an effect of enabling a highly reliable use during actual use.
[0038]
That is, in the first embodiment, the nonwoven fabric 10 used when forming the pocket coil is a raw material PP or polyester, but by using a water-soluble nonwoven fabric made of PVA as a raw material, the mattress is separated at the time of disassembly. Since the non-woven fabric is melted by soaking in water, only the metal members of the coil, the frame line, and the fixing member can be left.
[0039]
In the first embodiment, as a specific example of the nonwoven fabric 10 to be used, Kuraray K-II from Kuraray Co., Ltd. was adopted. In order to have an influence, in order not to melt | dissolve at 40 degrees C or less, the nonwoven fabric of the type melt | dissolved with the desired hot water of 40 degrees C or more is implement | achieved.
[0040]
(Second Embodiment)
The pocket coil mattress of the first embodiment has only the physical properties of the nonwoven fabric constituting the bag body 1. Since this is different from that of the first embodiment described above, the differences will be mainly described below.
[0041]
The nonwoven fabric in the second embodiment is a polyvinyl alcohol-based water solution having a nominal melting temperature of 40 ° C., a fineness of 1.2, 1.7 or 2.2 dtex, a cut length of 38 mm, 51 mm, 75 Bmm, a strength of 7 cN / dtex, and an elongation of 15%. Fiber ("Kuraron K- (WN4) manufactured by Kuraray Co., Ltd." is used.
[0042]
In the second embodiment, it is desirable to use a cellulosic fiber having a dissolution temperature in water of 60 ° C. or higher. Since the fibers are excellent in texture and liquid retention, and have high affinity with PVA-based water-soluble fibers, a high-performance nonwoven fabric can be obtained. Cellulosic fibers have a dissolution temperature in water of 60 ° C. or higher, preferably 80 ° C. or higher, and more preferably substantially water-insoluble fibers. If the dissolution temperature of the cellulosic fiber in water is too low, it absorbs liquid during the production process or storage, and the texture and bulkiness of the nonwoven fabric tend to be impaired.
[0043]
The specific kind of cellulosic fiber is not particularly limited. For example, natural fibers (cotton, hemp, wool, silk, etc.) and rayon fibers (viscose rayon fiber, polynosic rayon fiber, etc.) that have been widely used can be used. Among these, rayon fibers, particularly viscose rayon fibers are preferably used because of their excellent mechanical performance and liquid retention. From the viewpoint of the flexibility of the nonwoven fabric, the elongation of the cellulosic fibers is preferably 10% or more, and from the viewpoint of increasing the mechanical strength, the strength is preferably 1 cN / dtex or more.
[0044]
The dissolution temperature in water (° C) is that the fiber is blown when a load of 2 mg / dtex is suspended on a 4 cm long fiber, immersed in water at 0 ° C, and the water is heated at a rate of 2 ° C / min. The temperature to be measured is measured as the water dissolution temperature.
[0045]
In the pocket coil mattress of the second embodiment, the nonwoven fabric has a water dissolution temperature as a whole by adjusting the ratio of a plurality of fibers having different dissolution temperatures in water, that is, polyvinyl alcohol-based water-soluble fibers and cellulose fibers. As a result, the dissolution temperature in water as a whole can be optimally adjusted to, for example, 70 ° C ..
[0046]
Further, the pocket coil mattress of the second embodiment is adjusted so that the non-woven fabric exhibits solubility in hot water at a temperature of 40 degrees Celsius or higher, so that the pocket coil mattress spills within the operating temperature range. However, since the non-woven fabric constituting the bag body does not dissolve, there is an effect of enabling a highly reliable use during actual use.
[0047]
The above-described embodiments have been illustrated for the purpose of explanation, and the present invention is not limited thereto. Those skilled in the art will recognize from the claims, the detailed description of the invention, and the description of the drawings. Modifications and additions can be made without departing from the technical idea of the present invention.
[0048]
In the above-mentioned embodiment, although the example using the polyvinyl alcohol-type water-soluble fiber whose water dissolution temperature is 70 degreeC and 40 degreeC was demonstrated as an example, as this invention, it is not limited to them, For example, Table 1 thru | or Embodiments using polyvinyl alcohol-based water-soluble fibers having a dissolution temperature in water shown in Table 3 of 50 ° C., 80 ° C., and 95 ° C. and others can be adopted.
[Table 1]

[Table 2]

[Table 3]

[0049]
Furthermore, a polyvinyl alcohol water-soluble fiber having a nominal melting temperature of 50 ° C., a fineness of 1.7 or 2.2 dtex, a cut length of 32 mm, 38 mm, 51 mm, 75 Bmm, 85 Bmm, a strength of 7 cN / dtex, and an elongation of 15% (manufactured by Kuraray Co., Ltd.) Claron K-II (WN5) can be used.
[0050]
Polyvinyl alcohol-based water-soluble fiber having a nominal melting temperature of 80 ° C., fineness of 1.4, 1.7 or 2.2 dtex, cut length of 32 mm, 38 mm, 51 mm, 75 Bmm, 85 Bmm, strength of 8 cN / dtex, elongation of 11% (stock) “Kuraron K-II (WN8)” manufactured by Kuraray Co., Ltd.
[0051]
Furthermore, a polyvinyl alcohol water-soluble fiber having a nominal melting temperature of 95 ° C., a fineness of 1.7 or 2.2 dtex, a cut length of 38 mm, 51 mm, 75 Bmm, a strength of 9 cN / dtex, and an elongation of 10% (“Kuraron K-II” manufactured by Kuraray Co., Ltd.) (WQ9) can be used.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing a roll of a nonwoven fabric according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a perspective view showing a step of half-folding the drawn nonwoven fabric in the first embodiment.
FIG. 3 is a perspective view showing a process of inserting a coil in the half-folded nonwoven fabric according to the first embodiment.
FIG. 4 is a perspective view showing a process of welding a nonwoven fabric having a coil inserted in the first embodiment.
FIG. 5 is a side view showing a state in which the direction of the coil inserted in the bag body is changed and extended in the first embodiment.
FIG. 6 is a perspective view showing a part of a pocket coil mattress which is an assembly of an SP unit in which a coil is inserted in a bag body in the first embodiment.
[Explanation of symbols]
1 bag 2 coil 10 non-woven fabric

Claims

In the pocket coil mattress where the coil is inserted in the bag,
A pocket coil mattress, wherein the bag is made of a nonwoven fabric having liquid solubility.

In claim 1,
The pocket body is made of a non-woven fabric having water solubility, and when the pocket coil mattress is disassembled, the non-woven fabric constituting the bag body is dissolved in water so that the coil can be taken out. .

In claim 2,
A pocket coil mattress, wherein a non-woven fabric having water solubility constituting the bag body is adjusted so as to exhibit solubility at a temperature other than the operating temperature range.

In claim 2,
A pocket coil mattress, wherein the non-woven fabric having water solubility constituting the bag body is adjusted so as to exhibit solubility in hot water at a temperature higher than the maximum use temperature.

In claim 2,
The pocket coil mattress, wherein the nonwoven fabric is adjusted to have a dissolution temperature in water as a whole by adjusting a ratio of a plurality of fibers having different dissolution temperatures in water.

In claim 5,
The pocket coil mattress characterized in that the nonwoven fabric contains polyvinyl alcohol-based water-soluble fibers and cellulose-based fibers.

In claim 6,
A pocket coil mattress, wherein the nonwoven fabric is adjusted so as to exhibit solubility in hot water having a temperature of 40 degrees Celsius or higher.