JP2005065723A - 哺乳動物用の人工乳首付き縫い包み - Google Patents
哺乳動物用の人工乳首付き縫い包み Download PDFInfo
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Abstract
【課題】哺乳動物の赤ちゃんが、あたかも雌親の乳房を吸っているのと同じような感触を与えることのできる、哺乳動物用の人工乳首付き縫い包みを提供するものである。
【解決手段】縫い包み本体1を哺乳動物に模して形成すると共に、縫い包み本体1外側の、哺乳動物の乳や腹部分に相当する箇所2に人工乳首3を設けたものである。
【選択図】 図1
【解決手段】縫い包み本体1を哺乳動物に模して形成すると共に、縫い包み本体1外側の、哺乳動物の乳や腹部分に相当する箇所2に人工乳首3を設けたものである。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、哺乳動物用の人工乳首付き縫い包みに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、人間が哺乳動物(ペット)の赤ちゃんを育てる際、母乳を飲ませることができない場合は、人間の幼児に対する授乳に用いる哺乳瓶の中にペット用のミルクを入れ、哺乳瓶上部に設けられた人工乳首をペットに吸わせることによって哺乳瓶内のミルクを飲ませることが行なわれる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の哺乳瓶は、人工乳首こそ、ゴムやシリコン等の柔軟な素材で形成されているものの、哺乳瓶本体は硬質のプラスチックで形成されているため、雌親の乳房と著しく触感が異なり、ペットの赤ちゃんが雌親の乳房からミルクを飲んでいる感触からは程遠いものであった。
【0004】
本発明は、上記した従来技術の有する問題点を解消した哺乳動物用の人工乳首付き縫い包みを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を解決するために、本発明に係る哺乳動物用人工乳首付き縫い包みは、請求項1では、縫い包み本体を哺乳動物に模して形成すると共に、縫い包み本体外側の、哺乳動物の乳や腹部分に相当する箇所に人工乳首を設けたことを特徴とする。
【0006】
請求項2では、縫い包み本体を哺乳動物に模して形成すると共に、縫い包み本体外側の、哺乳動物の乳や腹部分に相当する箇所に人工乳首の付いた哺乳器を設けたことを特徴とする。
【0007】
請求項3では、開閉機構付きの縫い包み本体を哺乳動物に模して形成すると共に、縫い包み本体内部に柔軟性を有する素材からなる哺乳袋を収容し、且つ縫い包み本体外側の、哺乳動物の乳や腹部分に相当する箇所に人工乳首を哺乳袋の内部と連通するようにして設けたことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明に係る哺乳動物用の人工乳首付き縫い包みの実施形態1における正面図を示し、図2は、同上の底面図を示し、図3は、図1のA−A矢視拡大断面図を示し、図4は、実施形態2における同上正面図を示し、図5は、同上の底面図を示し、図6は、図4のB−B矢視拡大断面図を示し、図7は、実施形態3における同上正面図を示し、図8は、同上の底面図を示し、図9は、図7のC−C矢視拡大断面図を示す。
【0009】
(実施形態1)
図1〜図3に示したように、縫い包み本体1を犬、猫、うさぎその他の哺乳動物に模して形成すると共に、縫い包み本体1外側の、哺乳動物の乳や腹部分にだいたい相当する箇所2に人口乳首3を設けたものである。
【0010】
縫い包み本体1の哺乳動物の乳や腹部分にだいたい相当する箇所2は、柔らかいゴムシート2aにて形成され、その他の部分は柔らかい毛4で覆われている。
【0011】
そして、縫い包み本体1のゴムシート2aの外側には、ゴムやシリコン等の柔軟材で形成された人工乳首3が取り付けられている。
【0012】
この人工乳首3の数は一個でも複数個(図示例では2個)で良い。また、この人工乳首3は、ゴムシート2aに対して、無害な接着剤にて固定しても良いが、図示のように下面に人工乳首3の付いたねじ蓋5を設け、このねじ蓋5をゴムシート2aに固定された外周にねじ部を有する筒状の支持部材6に螺合することによって脱着自在に取り付けることもできる。
【0013】
本実施形態1における、人工乳首3は幼児用のいわゆる、おしゃぶりに相当するものである。哺乳動物の赤ちゃんに対応する種類の動物の縫い包み本体1に触れさせながら人工乳首3をくわえさせることで、あたかも雌親の乳房を吸っているような感触を哺乳動物の赤ちゃんに与えることができる。
【0014】
(実施形態2)
図4〜図6に示したように、縫い包み本体1を犬、猫、うさぎその他の哺乳動物に模して形成すると共に、縫い包み本体1外側の、哺乳動物の乳や腹部分にだいたい相当する箇所2に人工乳首3の付いた哺乳器7を設けたものである。
【0015】
実施形態1と同様、縫い包み本体1の哺乳動物の乳や腹部分にだいたい相当する箇所2は、柔らかいゴムシート2aにて形成され、その他の部分は柔らかい毛4で覆われている。
【0016】
そして、縫い包み本体1のゴムシート2aの外側には、先端に人工乳首3の付いた哺乳器7が取り付けられている。この哺乳器5の数は一個でも複数個(図示例 では2個)でも良い。
【0017】
また、この哺乳器7は、小型の円筒状の容器、例えば幼児用哺乳瓶の3分の1位の高さの下部開口の容器にて形成され、該容器の開口部にねじ蓋8が螺合されている。人工乳首3は、容器6と連通するようにねじ蓋7外面に一体に設けられている。
【0018】
図示例では、人工乳首3はねじ蓋8に一体に設けられるが、哺乳器7は縫い包み本体1のゴムシート2aへ図示のように接着剤等にて固定しても、また、不図示のねじや嵌め込み手段によって着脱自在に取り付けることもできる。
【0019】
哺乳器7の内部に哺乳動物用のミルクを入れ、ねじ蓋8を螺合した後、ねじ蓋8に取り付けた人工乳首3を赤ちゃんにくわえさせる。この時も実施形態1と同様、哺乳動物の赤ちゃんに対応する種類の動物の縫い包み本体1に触れさせることで、あたかも雌親の乳房からミルクを飲んでいるような感触を哺乳動物の赤ちゃんに与えることができる。
【0020】
(実施形態3)
図7〜図9に示したように、開閉機構9付きの縫い包み本体1を哺乳動物に模して形成すると共に、縫い包み本体1の内部に、ゴムシート等からなる柔軟性を有する素材から成る哺乳袋10を収容し、且つ縫い包み本体1外側の、哺乳動物の乳や腹部分にだいた相当する箇所2のゴムシート2aに、人工乳首3を哺乳袋10内部と連通するようにして設けたものである。
【0021】
開閉機構9としては、ファスナー、ボタン、マジックテープ(登録商標)などが好適である。これらを縫い包み本体1の背中部分に設け、開閉自在とする。
【0022】
縫い包み本体1外側の哺乳動物の乳や腹部分の箇所2以外は毛4で覆われていることは実施形態1、2と同様である。
【0023】
そして、縫い包み本体1外側の哺乳動物の乳や腹部分にだいたい相当する箇所2のゴムシート2aには、一個ないし複数個の開口11が設けられている。また、縫い包み本体1内部に収容された哺乳袋10の下側に一体に連通、突設した外面にねじ部を有する筒状の支持部材12が前記開口11より外部に露出しており、この支持部材12の開口部にねじ蓋13が螺合されている。人工乳首3は、哺乳袋10と連通するようにねじ蓋13外面に取り付けられている。
【0024】
本実施形態においても、人工乳首3の哺乳袋10に対する取り付け手段は、図示のようなねじによる着脱方式の外に接着剤による固定方式でも良い。
【0025】
ミルクの取り入れは哺乳袋10の上部に設けたキャップ付きのミルク注入口14から行われるが、脱着式の人工乳首3が使用されている場合は人工乳首3を取り外して行うことができる。
【0026】
縫い包み本体1の開閉機構9を開け、ミルクを入れた哺乳袋10を縫い包み本体1内部に収容すると共に、人工乳首3部分を縫い包み本体1の開口11から外部に露出させる。
【0027】
そして、哺乳動物の赤ちゃんにその人工乳首3をくわえさせ、縫い包み本体1の外側から哺乳袋10を押せば、哺乳袋10内のミルクが人工乳首3から押し出されるため、赤ちゃんはミルクを飲むことができる。
【0028】
実施形態1、2同様、この時も哺乳動物の赤ちゃんに対応する種類の動物の縫い包み本体1に触れさせることで、あたかも雌親の乳房からミルクを飲んでいるような感触を哺乳動物の赤ちゃんに与えることができる。
【0029】
なお、上記の実施の形態それぞれにおいて付記した符号は、図面中に記載した構成各部を示す部分との参照を容易にするために付したもので、図面中の符号によって示された構造・形状に本発明が限定されるものではない。
【0030】
【発明の効果】
本発明は、以上詳述したように構成されるものであるから、各請求項ごとに下記のような効果を奏する。
【0031】
(1)請求項1によれば、哺乳動物の赤ちゃんに動物の縫い包みに触れさせながら人工乳首をくわえさせることができるため、あたかも雌親の乳房を吸っているような心地よい感触を哺乳動物の赤ちゃんに与えることができる。
【0032】
(2)請求項2によれば、哺乳動物の赤ちゃんに動物の縫い包みに触れさせながら哺乳器の人工乳首からミルクを飲ませることができるため、あたかも雌親の乳房を吸ってミルクを飲んでいるような心地良い感触を哺乳動物の赤ちゃんに与えることができる。また、人工乳首の付いた哺乳器は縫い包み本体の外側に取り付けられるため、組み立てが容易で、且つ製作コストも安くすることができる。
(3)請求項3によれば、柔軟性素材からなる哺乳袋を縫い包み本体に収容し、人工乳首のみが縫い包み本体外側に取り付けられるものであるから、縫い包み本体がより雌親の外形に近いものとなり、これに触れさせながら哺乳動物の赤ちゃんに人工乳首からミルクを飲ませれば、より一層雌親の乳房を吸っているような心地良い感触を哺乳動物の赤ちゃんに与えることができる。また、哺乳袋は縫い包み本体の容積の範囲内で大きく形成することができるため、大量のミルクを収納することができる。したがって、哺乳袋に対するミルク注入数を少なくすることができる分面倒な手間が省け、作業性の向上が図れる。さらに、哺乳袋は縫い包みに設けた開閉機構から容易且つ迅速に出し入れができ、しかも縫い包みの密閉により衛生的に保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る哺乳動物用の人工乳首付き縫い包みの実施形態1における正面図を示す。
【図2】同上の底面図を示す。
【図3】図1のA−A矢視拡大断面図を示す。
【図4】実施形態2における同上正面図を示す。
【図5】同上の底面図を示す。
【図6】図4のB−B矢視拡大断面図を示す。
【図7】実施形態3における同上正面図を示す。
【図8】同上の底面図を示す。
【図9】図7のC−C矢視拡大断面図を示す。
【符号の説明】
1 縫い包み本体
2 哺乳動物の乳や腹部分に相当する箇所
3 人工乳首
7 哺乳器
9 開閉機構
10 哺乳袋
【発明の属する技術分野】
本発明は、哺乳動物用の人工乳首付き縫い包みに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、人間が哺乳動物(ペット)の赤ちゃんを育てる際、母乳を飲ませることができない場合は、人間の幼児に対する授乳に用いる哺乳瓶の中にペット用のミルクを入れ、哺乳瓶上部に設けられた人工乳首をペットに吸わせることによって哺乳瓶内のミルクを飲ませることが行なわれる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の哺乳瓶は、人工乳首こそ、ゴムやシリコン等の柔軟な素材で形成されているものの、哺乳瓶本体は硬質のプラスチックで形成されているため、雌親の乳房と著しく触感が異なり、ペットの赤ちゃんが雌親の乳房からミルクを飲んでいる感触からは程遠いものであった。
【0004】
本発明は、上記した従来技術の有する問題点を解消した哺乳動物用の人工乳首付き縫い包みを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を解決するために、本発明に係る哺乳動物用人工乳首付き縫い包みは、請求項1では、縫い包み本体を哺乳動物に模して形成すると共に、縫い包み本体外側の、哺乳動物の乳や腹部分に相当する箇所に人工乳首を設けたことを特徴とする。
【0006】
請求項2では、縫い包み本体を哺乳動物に模して形成すると共に、縫い包み本体外側の、哺乳動物の乳や腹部分に相当する箇所に人工乳首の付いた哺乳器を設けたことを特徴とする。
【0007】
請求項3では、開閉機構付きの縫い包み本体を哺乳動物に模して形成すると共に、縫い包み本体内部に柔軟性を有する素材からなる哺乳袋を収容し、且つ縫い包み本体外側の、哺乳動物の乳や腹部分に相当する箇所に人工乳首を哺乳袋の内部と連通するようにして設けたことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明に係る哺乳動物用の人工乳首付き縫い包みの実施形態1における正面図を示し、図2は、同上の底面図を示し、図3は、図1のA−A矢視拡大断面図を示し、図4は、実施形態2における同上正面図を示し、図5は、同上の底面図を示し、図6は、図4のB−B矢視拡大断面図を示し、図7は、実施形態3における同上正面図を示し、図8は、同上の底面図を示し、図9は、図7のC−C矢視拡大断面図を示す。
【0009】
(実施形態1)
図1〜図3に示したように、縫い包み本体1を犬、猫、うさぎその他の哺乳動物に模して形成すると共に、縫い包み本体1外側の、哺乳動物の乳や腹部分にだいたい相当する箇所2に人口乳首3を設けたものである。
【0010】
縫い包み本体1の哺乳動物の乳や腹部分にだいたい相当する箇所2は、柔らかいゴムシート2aにて形成され、その他の部分は柔らかい毛4で覆われている。
【0011】
そして、縫い包み本体1のゴムシート2aの外側には、ゴムやシリコン等の柔軟材で形成された人工乳首3が取り付けられている。
【0012】
この人工乳首3の数は一個でも複数個(図示例では2個)で良い。また、この人工乳首3は、ゴムシート2aに対して、無害な接着剤にて固定しても良いが、図示のように下面に人工乳首3の付いたねじ蓋5を設け、このねじ蓋5をゴムシート2aに固定された外周にねじ部を有する筒状の支持部材6に螺合することによって脱着自在に取り付けることもできる。
【0013】
本実施形態1における、人工乳首3は幼児用のいわゆる、おしゃぶりに相当するものである。哺乳動物の赤ちゃんに対応する種類の動物の縫い包み本体1に触れさせながら人工乳首3をくわえさせることで、あたかも雌親の乳房を吸っているような感触を哺乳動物の赤ちゃんに与えることができる。
【0014】
(実施形態2)
図4〜図6に示したように、縫い包み本体1を犬、猫、うさぎその他の哺乳動物に模して形成すると共に、縫い包み本体1外側の、哺乳動物の乳や腹部分にだいたい相当する箇所2に人工乳首3の付いた哺乳器7を設けたものである。
【0015】
実施形態1と同様、縫い包み本体1の哺乳動物の乳や腹部分にだいたい相当する箇所2は、柔らかいゴムシート2aにて形成され、その他の部分は柔らかい毛4で覆われている。
【0016】
そして、縫い包み本体1のゴムシート2aの外側には、先端に人工乳首3の付いた哺乳器7が取り付けられている。この哺乳器5の数は一個でも複数個(図示例 では2個)でも良い。
【0017】
また、この哺乳器7は、小型の円筒状の容器、例えば幼児用哺乳瓶の3分の1位の高さの下部開口の容器にて形成され、該容器の開口部にねじ蓋8が螺合されている。人工乳首3は、容器6と連通するようにねじ蓋7外面に一体に設けられている。
【0018】
図示例では、人工乳首3はねじ蓋8に一体に設けられるが、哺乳器7は縫い包み本体1のゴムシート2aへ図示のように接着剤等にて固定しても、また、不図示のねじや嵌め込み手段によって着脱自在に取り付けることもできる。
【0019】
哺乳器7の内部に哺乳動物用のミルクを入れ、ねじ蓋8を螺合した後、ねじ蓋8に取り付けた人工乳首3を赤ちゃんにくわえさせる。この時も実施形態1と同様、哺乳動物の赤ちゃんに対応する種類の動物の縫い包み本体1に触れさせることで、あたかも雌親の乳房からミルクを飲んでいるような感触を哺乳動物の赤ちゃんに与えることができる。
【0020】
(実施形態3)
図7〜図9に示したように、開閉機構9付きの縫い包み本体1を哺乳動物に模して形成すると共に、縫い包み本体1の内部に、ゴムシート等からなる柔軟性を有する素材から成る哺乳袋10を収容し、且つ縫い包み本体1外側の、哺乳動物の乳や腹部分にだいた相当する箇所2のゴムシート2aに、人工乳首3を哺乳袋10内部と連通するようにして設けたものである。
【0021】
開閉機構9としては、ファスナー、ボタン、マジックテープ(登録商標)などが好適である。これらを縫い包み本体1の背中部分に設け、開閉自在とする。
【0022】
縫い包み本体1外側の哺乳動物の乳や腹部分の箇所2以外は毛4で覆われていることは実施形態1、2と同様である。
【0023】
そして、縫い包み本体1外側の哺乳動物の乳や腹部分にだいたい相当する箇所2のゴムシート2aには、一個ないし複数個の開口11が設けられている。また、縫い包み本体1内部に収容された哺乳袋10の下側に一体に連通、突設した外面にねじ部を有する筒状の支持部材12が前記開口11より外部に露出しており、この支持部材12の開口部にねじ蓋13が螺合されている。人工乳首3は、哺乳袋10と連通するようにねじ蓋13外面に取り付けられている。
【0024】
本実施形態においても、人工乳首3の哺乳袋10に対する取り付け手段は、図示のようなねじによる着脱方式の外に接着剤による固定方式でも良い。
【0025】
ミルクの取り入れは哺乳袋10の上部に設けたキャップ付きのミルク注入口14から行われるが、脱着式の人工乳首3が使用されている場合は人工乳首3を取り外して行うことができる。
【0026】
縫い包み本体1の開閉機構9を開け、ミルクを入れた哺乳袋10を縫い包み本体1内部に収容すると共に、人工乳首3部分を縫い包み本体1の開口11から外部に露出させる。
【0027】
そして、哺乳動物の赤ちゃんにその人工乳首3をくわえさせ、縫い包み本体1の外側から哺乳袋10を押せば、哺乳袋10内のミルクが人工乳首3から押し出されるため、赤ちゃんはミルクを飲むことができる。
【0028】
実施形態1、2同様、この時も哺乳動物の赤ちゃんに対応する種類の動物の縫い包み本体1に触れさせることで、あたかも雌親の乳房からミルクを飲んでいるような感触を哺乳動物の赤ちゃんに与えることができる。
【0029】
なお、上記の実施の形態それぞれにおいて付記した符号は、図面中に記載した構成各部を示す部分との参照を容易にするために付したもので、図面中の符号によって示された構造・形状に本発明が限定されるものではない。
【0030】
【発明の効果】
本発明は、以上詳述したように構成されるものであるから、各請求項ごとに下記のような効果を奏する。
【0031】
(1)請求項1によれば、哺乳動物の赤ちゃんに動物の縫い包みに触れさせながら人工乳首をくわえさせることができるため、あたかも雌親の乳房を吸っているような心地よい感触を哺乳動物の赤ちゃんに与えることができる。
【0032】
(2)請求項2によれば、哺乳動物の赤ちゃんに動物の縫い包みに触れさせながら哺乳器の人工乳首からミルクを飲ませることができるため、あたかも雌親の乳房を吸ってミルクを飲んでいるような心地良い感触を哺乳動物の赤ちゃんに与えることができる。また、人工乳首の付いた哺乳器は縫い包み本体の外側に取り付けられるため、組み立てが容易で、且つ製作コストも安くすることができる。
(3)請求項3によれば、柔軟性素材からなる哺乳袋を縫い包み本体に収容し、人工乳首のみが縫い包み本体外側に取り付けられるものであるから、縫い包み本体がより雌親の外形に近いものとなり、これに触れさせながら哺乳動物の赤ちゃんに人工乳首からミルクを飲ませれば、より一層雌親の乳房を吸っているような心地良い感触を哺乳動物の赤ちゃんに与えることができる。また、哺乳袋は縫い包み本体の容積の範囲内で大きく形成することができるため、大量のミルクを収納することができる。したがって、哺乳袋に対するミルク注入数を少なくすることができる分面倒な手間が省け、作業性の向上が図れる。さらに、哺乳袋は縫い包みに設けた開閉機構から容易且つ迅速に出し入れができ、しかも縫い包みの密閉により衛生的に保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る哺乳動物用の人工乳首付き縫い包みの実施形態1における正面図を示す。
【図2】同上の底面図を示す。
【図3】図1のA−A矢視拡大断面図を示す。
【図4】実施形態2における同上正面図を示す。
【図5】同上の底面図を示す。
【図6】図4のB−B矢視拡大断面図を示す。
【図7】実施形態3における同上正面図を示す。
【図8】同上の底面図を示す。
【図9】図7のC−C矢視拡大断面図を示す。
【符号の説明】
1 縫い包み本体
2 哺乳動物の乳や腹部分に相当する箇所
3 人工乳首
7 哺乳器
9 開閉機構
10 哺乳袋
Claims (3)
- 縫い包み本体を哺乳動物に模して形成すると共に、縫い包み本体外側の、哺乳動物の乳や腹部分に相当する箇所に人工乳首を設けたことを特徴とする哺乳動物用の人工乳首付き縫い包み。
- 縫い包み本体を哺乳動物に模して形成すると共に、縫い包み本体外側の、哺乳動物の乳や腹部分に相当する箇所に人工乳首の付いた哺乳器を設けたことを特徴とする哺乳動物用の人工乳首付き縫い包み。
- 開閉機構付きの縫い包み本体を哺乳動物に模して形成すると共に、縫い包み本体内部に柔軟性を有する素材からなる哺乳袋を収容し、且つ縫い包み本体外側の、哺乳動物の乳や腹部分に相当する箇所に人工乳首を哺乳袋の内部と連通するようにして設けたことを特徴とする哺乳動物用の人工乳首付き縫い包み。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003208447A JP2005065723A (ja) | 2003-08-22 | 2003-08-22 | 哺乳動物用の人工乳首付き縫い包み |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003208447A JP2005065723A (ja) | 2003-08-22 | 2003-08-22 | 哺乳動物用の人工乳首付き縫い包み |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005065723A true JP2005065723A (ja) | 2005-03-17 |
Family
ID=34401727
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003208447A Pending JP2005065723A (ja) | 2003-08-22 | 2003-08-22 | 哺乳動物用の人工乳首付き縫い包み |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005065723A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008101096A1 (en) * | 2007-02-14 | 2008-08-21 | Monica Smith | Pacifier coupling system |
-
2003
- 2003-08-22 JP JP2003208447A patent/JP2005065723A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008101096A1 (en) * | 2007-02-14 | 2008-08-21 | Monica Smith | Pacifier coupling system |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
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A977 | Report on retrieval |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090120 |
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A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20090602 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |