JP2005065230A - 符号化装置、符号化制御方法、プログラム及び記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】符号化制御手段101が、フィールド間の動き量、及び、圧縮率又は量子化誤差に基づき、符号化処理手段100におけるフレームベース符号化処理における量子化又はトランケーションを適切に制御することにより、上記の課題を解決する。
【選択図】図14
Description
(A)画像データの周波数領域の係数への変換 → 周波数毎の係数の量子化
→ 量子化後の係数のエントロピー符号化
又は、
(B)画像データの周波数領域の係数への変換 → 周波数毎の係数の量子化
→ 量子化後の係数の、最終的に必要な部分(例;必要なビットプレーン又はサブビットプレーン)だけをエントロピー符号化
又は、
(C)画像データの周波数領域の係数への変換 → 周波数毎の係数の量子化
→ 量子化後の係数のエントロピー符号化 → 最終的に不要なエントロピー符号の破棄(トランケーション)
という処理フローをとることが多い。処理フロー(C)におけるエントロピー符号のトランケーションはポスト量子化とも呼ばれる。処理フロー(B)において、エントロピー符号化の対象とならなかった係数のビットプレーン又はサブビットプレーンは破棄されたことと等価である。すなわち係数状態でのトランケーションが行われるということである。
請求項1の発明は、インターレース画像のフレームベース符号化処理を行う符号化処理手段と、フレームを構成するフィールド間の動き量を検出し、該動き量、及び、圧縮率又は量子化誤差に基づいて、前記符号化処理手段における周波数係数の量子化を制御する符号化制御手段を有することを特徴とする符号化装置である。
かかる構成によれば、フィールド間の動き量、及び、圧縮率又は量子化誤差に応じた適切な量子化を行い、フィールド間に動きがある場合においても不自然な画質劣化を抑制し、同時に良好な画質を得ることができる。
かかる構成によれば、フィールド間の動き量、及び、圧縮率又は量子化誤差に応じた適切な周波数係数又は符号のトランケーションを行い、フィールド間に動きがある場合においても不自然な画質劣化を抑制し、同時に良好な画質を得ることができる。
画質制御毎の量子化の制御によって、より精密かつ最適な画質制御が可能である。
画質制御単位毎のトランケーションの制御によって、より精密かつ最適な画質制御が可能である。
このように量子化の制御の単位を周波数帯域とすれば、量子化の制御が簡易になり、画質制御の高速化が可能である。
この場合、フィールド間の動き量検出は、画像全体について行えばよい。このような検出は、前記特願2002-289807号又は特願2002-300468号に係る発明により行うことができる。
このようにトランケーションの制御の単位を周波数帯域とすれば、トランケーションの制御が簡易になり、画質制御の高速化が可能である。
この場合、フィールド間の動き量検出は、画像全体について行えばよい。
(順変換)
C(2i+1)=P(2i+1)−floor((P(2i)+P(2i+2))/2) [step1]
C(2i)=P(2i)+floor(((C(2i-1)+C(2i+1)+2)/4)| [step2] (1)
(逆変換)
P(2i)=C(2i)−floor((C(2i-1)+C(2i+1)+2)/4) [step1]
P(2i+1)=C(2i+1)+floor((P(2i)+P(2i+2))/2) [step2] (2)
ただし、floor(x)はxのフロア関数(実数xを、xを越えず、かつ、xに最も近い整数に置換する関数)を示している。
(順変換)
C(2n+1)=P(2n+1)+α*(P(2n)+P(2n+2)) [step1]
C(2n)=P(2n)+β*(C(2n-1)+C(2n+1)) [step2]
C(2n+1)=C(2n+1)+γ*(C(2n)+C(2n+2)) [step3]
C(2n)=C(2n)+δ*(C(2n-1)+C(2n+1)) [step4]
C(2n+1)=K*C(2n+1) [step5]
C(2n)=(1/K)*C(2n) [step6] (3)
(逆変換)
P(2n)=K*C(2n) [step1]
P(2n+1)=(1/K)*C(2n+1) [step2]
P(2n)=X(2n)-δ*(P(2n-1)+P(2n+1)) [step3]
P(2n+1)=P(2n+1)-γ*(P(2n)+P(2n+2)) [step4]
P(2n)=P(2n)-β*(P(2n-1)+P(2n+2)) [step5]
P(2n)=P(2n+1)-α*(P(2n)+P(2n+2)) [step6] (4)
ただし、α=-1.586134342059924
β=-0.052980118572961
γ=0.882911075530934
δ=0.443506852043971
K=1.230174104914001
ここで、図6,図7において、係数の接頭の1や2は、何回のウェーブレット変換で該係数が得られたかを示しており、デコンポジションレベルと呼ばれる。ウェーブレット変換においては、このデコンポジションレベルが周波数帯域に相当する。また、デコンポジションレベルとほぼ逆の関係にある解像度レベルの定義を図8に示す。
このように量子化の制御をデコンポジションレベル毎に行えば、ウェーブレット変換を用いる場合の量子化制御が簡易になり、画質制御の高速化が可能である。
このようなサブバンド毎にトランケーションを制御するということは、周波数帯域及び方向の両方を加味してトランケーションを制御するということであるため、トランケーションの簡易な制御によって高精度かつ高速の画質制御が可能である。
また、請求項14の発明は、請求項8,10又は12の発明の符号化装置において、符号化制御手段は、デコンポジションレベル1及びデコンポジションレベル2のみに関し、トランケーションを制御することを特徴とするものである。
このように、量子化又はトランケーションの制御の対象をデコンポジションレベル2以下に制限することにより、その制御が簡易、高速になり、かつ、その十分な効果を得ることができる。
量子化ステップ数
=PSNRを最大にするための正規化で決まる数/視覚重み(通称Visual Weight)
(ア)
とするのが通常である。各係数が逆周波数変換(JPEG2000なら逆ウェーブレット変換)されてRGB値にもどされる場合、各係数に生じた量子化誤差が最終的なRGB値へ与える影響は周波数帯域毎(ウェーブレット変換ならサブバンド毎)に異なり、その比は逆周波数変換(JPEG2000なら逆ウェーブレット変換)時の定数(いわゆるサブバンドゲイン)で決まる。
1LHの重み>1HLの重み、
とすることによって、1LHの量子化を1HLの量子化よりも控えることが可能となる。
このように量子化の制御においてサブバンド毎の視覚重みを変えることにって、より高精度の画質制御が可能である。
「その符号を破棄した場合の量子化誤差の増分×視覚重み/その符号量」
で評価するのが通常である。
このようにトランケーションの制御においてサブバンド毎の視覚重みを変えることによって、より高精度の画質制御が可能である。
「その符号を破棄した場合の量子化誤差の増分×視覚重み/(マスキング指標×その符号量)」
により評価することが可能である。
このようにトランケーションの制御において、画質制御単位後のマスキングを反映させることによって、より高精度の画質制御が可能である。
(1)請求項1乃至19の発明によれば、フィールド間の動きによる不自然な画質劣化の抑制と画質の向上を同時に達成可能である。
(2)請求項3、4の発明によれば、画質制御単位毎の量子化又はトランケーションの制御によって、より精密な画質制御が可能になる。
(3)請求項5乃至10の発明によれば、量子化又はトランケーションの制御が簡易であるため、より高速の画質制御が可能である。
(4)請求項11,12の発明によれば、垂直方向の高周波を保存することにより、垂直方向の高周波成分が優先的に保存されるため、フィールド間の動きにより不自然な画質劣化を効果的に抑制することができる。
(5)請求項13,14の発明によれば、量子化又はトランケーションの制御が簡易になり、より高速な画質制御が可能になる。請求項15乃至18の発明によれば、より高精度な画質制御が可能である。
(6)請求項21,22の発明によれば、インターレース画像のベース符号化における不自然な画質劣化の抑制と画質向上とを同時に達成するための符号化制御を、コンピュータを利用して容易に実施することができる。
等々の効果を得られる。
I(x,y) ← I(x,y)+2Ssiz(i) 逆変換 (5)
ただし、Ssiz(i)は原画像の各コンポーネントi(RGB画像ならi0,1,2)のビット深さである。
順変換
Y0(x,y)=floor((I0(x,y)+2*(I1(x,y)+I2(x,y))/4)
Y1(x,y)=I2(x,y)-I1(x,y)
Y2(x,y)=I0(x,y)-I1(x,y)
逆変換
I1(x,y)=Y0(x,y)-floor((Y2(x,y)+Y1(x,y))/4)
I0(x,y)=Y2(x,y)+I1(x,y)
I2(x,y)=Y1(x,y)+I1(x,y) (6)
式中のIは原信号、Yは変換後の信号を示す。RGB信号ならば、I信号において0=R,1=G,2=B、Y信号において0=Y,1=Cb,2=Crと表される。
順変換
Y0(x,y)=0.299*I0(x,y)+0.587*I1(x,y)+0.144*I2(x,y)
Y1(x,y)=-0.16875*I0(x,y)-0.33126*I1(x,y)+0.5*I2(x,y)
Y2(x,y)=0.5*I0(x,y)-0.41869*I1(x,y)-0.08131*I2(x,y)
逆変換
I0(x,y)=Y0(x,y)+1.402*Y2(x,y)
I1(x,y)=Y0(x,y)-0.34413*Y1(x,y)-0.71414*Y2(x,y)
I2(x,y)=Y0(x,y)+1.772*Y1(x,y) (7)
式中のIは原信号、Yは変換後の信号を示す。RGB信号ならば、I信号において0=R,1=G,2=B、Y信号において0=Y,1=Cb,2=Crと表される。
ただし、 ab(u,v)はサブバンドbにおける係数
qb(u,v)はサブバンドbにおける係数
Δbはサブバンドbにおける量子化ステップ
Δb=2Rb−εb*floor(1+μb/211) (9)
ただし、 Rbはサブバンドbにおけるダイナミックレンジ
εbはサブバンドbにおける量子化の指数
μbはサブバンドbにおける量子化の仮数
ただし、nbはデコンポジションレベル数
Rqb(u,v)=(qb(u,v)+r*2Mb−Nb(u,v))*Δb qb(u,v)>0のとき
=(qb(u,v)-r*2Mb−Nb(u,v))*Δb qb(u,v)<0のとき
= 0 qb(u,v)=0のとき (11)
各フレームに対し、前述のDCレベルシフトとコンポーネント変換が実行される。したがって、この処理ステップ後のフレームは輝度Y、色差Cb,Crの3コンポーネントからなる。
フレームの各コンポーネントに2次元のウェーブレット変換が適用される。ここでは、前述したように9×7ウェーブレット変換である。また、ここではデコンポジションレベル4までの変換が行われるものとするが、これに限られるものではない。
フィールド間の動き量(櫛形量)が検出される。ここでは、本出願人の先願である特願2002-289807号に係る発明と同様に、1LHサブバンド係数に着目して画像全体についてのフィールド間の動き量(櫛形量)を検出するが、原画像にもともと櫛形以外の垂直方向の高周波が多く含まれる場合にも的確な検出を可能にするため、次のような方法が用いられる。
(1Lhmean/1HLmean)/(2Lhmean/2HLmean)
なる「係数比」を算出する。
(1Lhcode/1HLcode)/(2Lhcode/2HLcode)
なる「符号量比」を動き量(櫛形量)の評価値として算出することもできる。このような符号量比を算出する態様も本実施例に包含される。
このステップの処理の全体については図17を参照して後述することとし、ここでは、各コンポーネントの各サブバンドに対する量子化ステップ数の決定方法について説明する。この決定のプロセスは図14中の符号化制御手段101に関わるものである。
視覚重みA<視覚重みB<視覚重みC
の順で、低域のデコンポジションレベル及びサブバンドに対する重みを大きくし、圧縮率の高さ(又は量子化誤差の大ささ)に対応して好ましい画質が得られるようにしている。また、
視覚重みA<視覚重みD<視覚重みE
の順で、高域のデコンポジションレベル及びサブバンドに対する重みを大きくし、動き量の大きい画像ほど櫛形の量子化(又はトランケーション)が控えられるようにしている。
=定数×基本量子化ステップ数/視覚重み (12)
線形量子化されたウェーブレット係数に対し、サブバンド毎にエントロピー符号化が行われる。JPEG2000においては、サブバンド毎に、係数が上位ビット(MSB)から下位ビット(LSB)まで、ビットプレーン単位で符号化される。
エントロピー符号からパケットが生成され、それを所定のプログレッション順に並べ、必要なヘッダなどを付加した所定フォーマットの符号が形成される。
各フレームに対し、前述のDCレベルシフトとコンポーネント変換が実行される。
フレームの各コンポーネントに2次元のウェーブレット変換が適用される。ここでは、前述したように9×7ウェーブレット変換である。また、ここではデコンポジションレベル4までの変換が行われるものとする。
ウェーブレット係数は、サブバンド毎に、図22に示した基本量子化ステップ数を用いて量子化(正規化)される。
前記実施例1におけるステップS102と同様に、フィールド間の動き量(櫛形量)として「係数比」が求められ、この係数比を2つの所定の閾値と比較することにより、動き量が「小」「中」「大」の3段階に評価される。
前記実施例1のステップS103に関連して説明したところと同様に、圧縮率(又は量子化誤差)と、動き量とに基づいて図19に示す視覚重みA〜Eの1つを選択する。具体的には、図20又は図21に示した、いずれかの視覚重みの数値を選択する。
各サブバンドに関するトランケーション量を次式により算出する。ただし、四捨五入により整数化される。
各サブバンド毎に、当該サブバンドに関して決定されたトランケーション量(図29又は図30)に対応した下位サブビットプレーンを除いた、上位ビットプレーンのみがエントロピー符号化される。ここではビットプレーン単位で係数のトランケーションを行うが、サブビットプレーン単位でのトランケーションも可能である。
エントロピー符号からパケットが生成され、パケットを所定のプログレッション順に並べた符号が形成される。
(A)デコンポジションレベル1に関し、コードブロック単位での”櫛形指標”
(B)コードブロック毎の”マスキング指標”
の2つを考慮して、コードブロック毎のトランケーションを制御し、圧縮率を所望値付近に精密に制御する。コードブロックは、JPEG2000のトランケーションにおける画質制御単位である。
各フレームに対し、前述のDCレベルシフトとコンポーネント変換が実行される。
フレームの各コンポーネントに2次元のウェーブレット変換が適用される。ここでは、前述したように9×7ウェーブレット変換である。また、ここではデコンポジションレベル4までの変換が行われるものとする。
ウェーブレット係数は、サブバンド毎に、図22に示した基本量子化ステップ数を用いて量子化(正規化)される。
コードブロック毎のマスキング指標が算出される。
(コードブロックに含まれる係数の絶対値の和)/((コードブロックに含まれる係数の数)^α)
なる比が用いられる。実験的に、0<α≦1であると言われているので、本実施例においては、α=1に選ばれ、
各コードブロックのマスキング指標は、
マスキング指標
=(コードブロックに含まれる係数の絶対値の和)/(コードブロックに含まれる係数の数) (14)
により計算される。各コードブロック毎のマスキング指標は保持される。
全てのサブバンドの全てのビットプレーンについて、エントロピー符号化が行われる。この際に、各コードブロックの各ビットプレーンの符号量が保持される。また、各コードブロックの各ビットプレーン毎に、その符号が破棄された場合の量子化誤差量も計算されて保存される。
輝度コンポーネントの1LH,1HL,2LH,2HLサブバンドの符号量1Lhcode,1Hlcode,2Lhcode,2HLcodeから「符号量比」
(1Lhcode/1HLcode)/(2Lhcode/2HLcode)
を算出する。そして、「符号量比」と所定の閾値A,B(ただしA<B)との比較判定により、動き量は「小」(A未満)、「中」(A以上、B未満)、「大」(B以上)の3段階に評価される。
前記実施例1のステップS103に関連して説明したところと同様に、圧縮率(又は量子化誤差)と、動き量(=符号量比)とに基づいて図19に示す視覚重みA〜Eの1つを選択する。具体的には、図20又は図21に示した、いずれかの視覚重みの数値を選択する。
図10に関連したように、プリシンクトは原画像の同じ位置に対応した係数からなる3つの矩形であり、また、コードブロックはプリシンクトを分割したものであるため、「原画像の同じ位置に対応したコードブロック」が1HL,1LH,1HHサブバンド内に各々1つずつ存在する。よって、これらのコードブロックに含まれるウェーブレット係数や符号量は、原画像内での同じ位置に関するものとなる。
(当該コードブロックに含まれるLH係数の符号量)/(原画中で同じ位置のコードブロックに含まれるHL係数の符号量)
で評価することができる。
櫛形符号量指標=((当該コードブロックに含まれる1LH係数の符号量)/(同じ位置のコードブロックに含まれる1HL係数の符号量))/((1LHサブバンドの全符号量)/(1HLサブバンドの全符号量)) (15)
コードブロックの全てのビットプレーンをエントロピー符号化したときの、符号の基本的な重要度は
「その符号を破棄した場合の量子化誤差の増分×視覚重み/その符号量」
で評価される。
「LSB(最下位ビット)から数えてn(n>0)枚目のビットプレーンの符号を破棄した場合の、1ウェーブレット係数あたりの量子化誤差」=2^(n−1)」
と見なす。ビットプレーンを下から1枚破棄するということは、誤差的観点からは係数を2で割ることと等価であり、その誤差は確率的には2^0=1だからである。そして、ウェーブレット係数は誤差的観点から正規化されているため、1ウェーブレット係数あたりの量子化誤差=RGB値の誤差として扱うことができる。よってこの場合、「コードブロックのLSBから数えてn枚目のビットプレーンの符号を破棄した場合の量子化誤差の増分」は次式により求められる。
((2^(n−1)−2^(n−2))×当該コードブロックに含まれる係数の数 (17)
重要度より決定された序列に従って、所望の符号量(圧縮率)になるまで、符号が破棄される。ただし、JPEG2000の仕様上、各コードブロックの符号はLSB側から順に捨てる必要があるため、それと序列が矛盾する場合には、符号の破棄順を調整する。
((当該コードブロックに含まれる1LH係数の絶対値の和)/(同じ位置のコードブロックに含まれる1HL係数の絶対値の和))/((1LHサブバンドの全係数の絶対値の和)/(1HLサブバンドの全係数の絶対値の和)) (18)
((その符号の破棄による量子化誤差の増分)×視覚重み×櫛形係数指標))/(マスキング指標×その符号量) (19)
101 符号化制御手段
Claims (22)
- インターレース画像のフレームベース符号化処理を行う符号化処理手段と、フレームを構成するフィールド間の動き量を検出し、該動き量、及び、圧縮率又は量子化誤差に基づいて、前記符号化処理手段における周波数係数の量子化を制御する符号化制御手段を有することを特徴とする符号化装置。
- インターレース画像のフレームベース符号化処理を行う符号化処理手段と、フレームを構成するフィールド間の動き量を検出し、該動き量、及び、圧縮率又は量子化誤差に基づいて、前記符号化処理手段における周波数係数又は符号のトランケーションを制御する符号化制御手段を有することを特徴とする符号化装置。
- 請求項1に記載の符号化装置において、符号化制御手段が画質制御単位毎に量子化を制御することを特徴とする符号化装置。
- 請求項2に記載の符号化装置において、符号化制御手段が画質制御単位毎にトランケーションを制御することを特徴とする符号化装置。
- 請求項1に記載の符号化装置において、符号化制御手段が周波数係数の周波数帯域毎に量子化を制御することを特徴とする符号化装置。
- 請求項2に記載の符号化装置において、符号化制御手段が周波数係数の周波数帯域毎にトランケーションを制御することを特徴とする符号化装置。
- 請求項1に記載の符号化装置において、符号化制御手段がウェーブレット変換のデコンポジションレベル毎に量子化を制御することを特徴とする符号化装置。
- 請求項2に記載の符号化装置において、符号化制御手段がウェーブレット変換のデコンポジションレベル毎にトランケーションを制御することを特徴とする符号化装置。
- 請求項1に記載の符号化装置において、符号化制御手段がウェーブレット変換のサブバンド毎に量子化を制御することを特徴とする符号化装置。
- 請求項2に記載の符号化装置において、符号化制御手段がウェーブレット変換のサブバンド毎にトランケーションを制御することを特徴とする符号化装置。
- 請求項9に記載の符号化装置において、符号化制御手段が同一解像度レベル中のサブバンドに関し、LHサブバンドの量子化を最も控えるように制御することを特徴とする符号化装置。
- 請求項10に記載の符号化装置において、符号化制御手段が同一解像度レベル中のサブバンドに関し、LHサブバンドのトランケーションを最も控えるように制御することを特徴とする符号化装置。
- 請求項7,9又は11に記載の符号化装置において、符号化制御手段がデコンポジションレベル1及びデコンポジションレベル2のみに関し量子化を制御することを特徴とする符号化装置。
- 請求項8,10又は12に記載の符号化装置において、符号化制御手段がデコンポジションレベル1及びデコンポジションレベル2のみに関しトランケーションを制御することを特徴とする符号化装置。
- 請求項1,3,5,7,9,11又は13に記載の符号化装置において、符号化制御手段が量子化の制御においてサブバンド毎の視覚重みを変えることを特徴とする符号化装置。
- 請求項2,4,6,8,10,12又は14に記載の符号化装置において、符号化制御手段がトランケーションの制御においてサブバンド毎の視覚重みを変えることを特徴とする符号化装置。
- 請求項2,4,6,8,10,12又は14に記載の符号化装置において、符号化制御手段がトランケーションの制御に画質制御単位毎のマスキングを反映させることを特徴とする符号化装置。
- 請求項2,4,6,8,10,12,14又は16に記載の符号化装置において、符号化制御手段がトランケーションの制御において画質制御単位毎に視覚重みを変更することを特徴とする符号化装置。
- インターレース画像のフレームベース符号化を制御する符号化制御方法であって、請求項1,3,5,7,9,11,13又は15に記載の符号化制御手段による動き量検出及び量子化制御のためのステップを含むことを特徴とする符号化制御方法。
- インターレース画像のフレームベース符号化を制御する符号化制御方法であって、請求項2,4,6,8,10,12,14,16,17又は18に記載の符号化制御手段による動き量検出及びトランケーション制御のためのステップを含むことを特徴とする符号化制御方法。
- 請求項19又は20に記載の動き量検出、及び、量子化制御又はトランケーション制御のためのステップをコンピュータに実行させるプログラム。
- 請求項21に記載のプログラムが記録された、コンピュータが読み取り可能な記録媒体。
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