JP2005062141A - 超音波の制御装置 - Google Patents

Abstract

【課題】建設業において建設機械による重大労働災害が毎年多数発生しております。
数々の危険感知システムが開発されておりますが危険を警告音で知らせる方法が主であり又、広範囲に感知する為頻繁に警告音が鳴りオペレーターが故意にスイッチを切る事が多く事故防止対策としては不十分であった。
【解決手段】
本発明は建設機械に設置した危険感知自動停止装置の感知部に使用する超音波センサーの指向性を高める事が出来たため（誤作動を激減させた）作業中、側後方の死角に人が立ち入った際（旋回／後退時）感知し自動停止する事ができる。
この事により重大労働災害を未然に防ぐ効果が期待出来る。
【選択図】図１

Description

発明の詳細な説明

本発明は建設機械の接近・危険感知自動停止装置に使用する超音波センサーの指向性を高める為の超音波制御装置である。

超音波が半円形／１８０°、距離１０ｍ位に発信され広範囲の人や障害物を感知し頻繁に警告音等を発する為、建設機械による作業効率が落ちる傾向があった。

発明が解決しようとする課題

建設機械の危険感知方法で従来の超音波センサーを使用した場合、頻繁に警告音が鳴るため建設機械オペレーターが超音波センサーのスイッチを切る事が多くなり、労災事故防止という目的が困難になる
本発明において超音波センサーの制御を行う事により指向性を高め本来の目的である労働災害防止の実効性を高める事ができる。

課題を解決する為の手段

超音波送受信センサーに指向性を高める制御方法を採用し（電子回路基板で設定する発信距離と併用）発信巾を設定する。
超音波を制御する事が出来ることにより建設機械の旋回及び後進時のオペレーターからの死角になる側後方の危険を回避する事が出来る。
本発明により建設業における重大労働災害防止に役立つ事ができる。

発明の実施の形態を実施例に基づき図面を参照して説明する。
図１ 超音波制御装置の図面である。

図２

超音波制御装置の詳細図である。

発明の効果

本発明は建設業における建設機械による重大労働災害を未然に防止する事が出来る「接近・危険感知自動停止装置に使用する超音波センサー」制御装置である。指向性を高める事により従来の超音波センサーに多数みられた誤作動を激減する事が出来、作業効率の向上と労働災害防止を達成する事ができる。

超音波制御装置の図面である。 超音波制御装置の詳細図である。

符号の説明

▲１▼ ホーン部
▲２▼ 超音波センサー振動吸収／防水パッキン
▲３▼ 防水型超音波センサー
▲４▼ ケース
▲５▼ ホーン奥、 Ｌ＝１０ ｍｍ
▲６▼ ホーン部 厚 ２．５ｍｍ
▲７▼ ホーン奥 ｏ１５
▲８▼ 超音波通過孔 ｏ ３〜ｏ ６
▲９▼ ホーンとセンサーの隙間 １ｍｍ〜３ｍｍで調整
▲１０▼ ホーン Ｌ＝３８ ｍｍ
▲１１▼ ホーン口径 ｏ４２
▲１２▼ 制御装置 Ｌ＝６７ ｍｍ

Claims (5)

1. 建設機械に接近すると危険を感知する超音波の（超音波制御装置の形状の微差の調整による）指向性を高める方法。
2. 超音波送受信センサー制御に使用するホーン部はゴム、プラスチック類、又はこれらの混合した材質のものを使用する。
3. 超音波到達距離を１．５ｍ〜４ｍ（＋−０．５ｍ）、巾を直径１ｍ（＋−０．５ｍ）に設定し広範囲に反応しない様にする。
4. 超音波の指向性を高める制御方法としては超音波センサー発信部と接続するホーン部との隙間（１ｍｍ〜２ｍｍで調整）及び超音波が通過する為に開けたホーン部の孔の径（３ｍｍ〜６ｍｍの間で調整）又、ホーンの形状（内径／長さ）で設定する。
5. 超音波センサーの振動を吸収し又防水対策にする為、超音波センサーとケースの間にゴム等のパッキンを使用する。

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