JP2005058545A - Cover of chair type massage machine - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、利用者が座ったり、もたれたりして各種のマッサージ機能を行なう椅子式マッサージ機のカバーに関するものである。 The present invention relates to a cover for a chair type massage machine in which a user sits or leans and performs various massage functions.
相当以前より椅子式のマッサージ機が提供されており、指圧、揉み、タタキ、背筋伸ばし、振動発生などの各種のマッサージ効果を発揮する椅子式のマッサージ機は、さらに近年、そのマッサージ機能の多様化が図られている。例えば、背もたれ部が倒起し、且つ座部の前側に設けられたフットレストを付属させ、背もたれ部とフットレストを略水平状態にしてマッサージを行なう豪華な椅子式のマッサージ機が各社から提供されている。 Chair-type massage machines have been provided for quite some time, and chair-type massage machines that exhibit various massage effects such as shiatsu, itching, tataki, stretching your back and generating vibrations have become more diverse in recent years. Is planned. For example, various companies offer luxurious chair-type massage machines that cause the backrest to fall and attach a footrest provided on the front side of the seat, and massage the backrest and footrest in a substantially horizontal state. .
このような椅子式のマッサージ機は、個人が購入して自宅で使用するのはもちろん、アスレチッククラブ、老人クラブ、また近年流行してきている大浴場を有する健康ランドなどの健康関連施設に配置して利用者が無料、あるいは有料で使用するようになっている。
また、温泉旅館、ビジネスホテル、高級ホテルなどにおいても、大浴場の着替え室にもマッサージ機が置かれていて、風呂上がりにマッサージ機にてマッサージが行えるようになっている。
Such chair-type massage machines can be purchased by individuals and used at home, as well as in health-related facilities such as athletic clubs, elderly clubs, and health lands with large public baths that have become popular in recent years. Users can use it for free or for a fee.
Also, in hot spring inns, business hotels, luxury hotels, etc., massage machines are also placed in the changing rooms of the large public baths, and massages can be performed with a massage machine after taking a bath.
かかるマッサージ機の人体に接する部分には、カバーを装着して汚れを防ぐことが望まれており、特に、上述の健康関連施設や、旅館、ホテルなどの不特定多数の人が使用する場所では、衛生面からもカバーの使用が望まれている。
また、お風呂上がりの人がマッサージ機を使用する場合、裸の状態で使用したり、あるいは浴衣を着ていても背中などが濡れているとマッサージ機が濡れてしまい、マッサージ機の表面に使用されている生地を痛めたりする。また、マッサージ機の表面が濡れていると、後から使用する人に不快感を与えたりすることになる。
It is desirable to attach a cover to the part of the massage machine that comes into contact with the human body to prevent contamination, especially in places where many unspecified people such as the above-mentioned health-related facilities, inns, hotels, etc. use it. From the viewpoint of hygiene, the use of a cover is desired.
In addition, when a person after bathing uses a massage machine, it can be used on the surface of the massage machine if it is used naked or if the back is wet even when wearing a yukata. Or hurt the dough that has been. In addition, if the surface of the massage machine is wet, it may cause discomfort to those who will use it later.
そこで、例えば、下記の特許文献1、特許文献2、及び特許文献3に示すようにマッサージ機にカバーを装着するようにしたのが提案されている。
Therefore, for example, it has been proposed to attach a cover to a massage machine as shown in
上記特許文献1では、椅子式のマッサージ機の背もたれ部に、該背もたれ部の全体を覆う保護カバーが設けられており、また、特許文献2では、椅子式のマッサージ機の座部に敷く座部カバーが設けられている。さらに、特許文献3においては、椅子式のマッサージ機の背もたれ部と座部の全体を覆うようにしたカバー主体が装着されている。
In
特許文献1では、保護カバーはマッサージ機の背もたれ部の上部にチャックにて一体的に装着されており、使用中に保護カバー自体は座部側へはずれない構造となっている。また、特許文献2においては、マッサージ機の背もたれ部にはカバーがなく、座部にカバーを着脱自在に設けており、座部カバーの後部に設けた取付バンドと連結バンドで座部カバーをマッサージ機に装着している。
この座部カバーにおいては、バンドでマッサージ機側に固定しているために、使用中において座部カバーが前方にずれることを防いでいる。
In
Since the seat cover is fixed to the massage machine side with a band, the seat cover is prevented from shifting forward during use.
また、特許文献1では保護カバーが背もたれ部のみで、特許文献2ではカバーは座部のみであり、背もたれ部と座部を覆うカバーを設けているのが特許文献3である。この特許文献3では、背もたれ部と座部を覆うカバーを一体としているために、使用中にカバーが前方にずれ易いという問題を有している。
Further, in
図15はこの特許文献3のマッサージ機51の概略構成図を示し、背もたれ部52と座部53にかけてカバー54を装着するようにしている。このカバー54の上部の袋状部55を背もたれ部52の上部に挿入引っかけして装着している。そのため、カバー54を装着した状態では、図15に示すようにカバー54の裏面は背もたれ部52及び座部53の表面に沿って密着した状態となっている。
FIG. 15 shows a schematic configuration diagram of the
しかしながら、利用者が座部53に座ってマッサージを行なっているうちに、カバー54の裏面には、滑り止めなどの手段が設けられておらず、滑らかになっているために、図16に示すように、カバー54が前方にずれてしまうという問題があった。そのため、カバー54の裏面に空間部56が生じて、座りにくくなったり、マッサージユニットのローラ等の部材が利用者の背中の下部に当たりにくくなったりして、有効にマッサージをしにくいという問題が生じる。
However, while the user is sitting on the
本発明は、上述の問題点に鑑みて提供したものであって、カバーが前方にずれにくくすることを目的とした椅子式マッサージ機のカバーを提供するものである。 The present invention is provided in view of the above-described problems, and provides a cover of a chair type massage machine intended to prevent the cover from being displaced forward.
そこで、本発明の請求項1記載の椅子式マッサージ機のカバーでは、座部3と、この座部3の後ろ側に設けられている背もたれ部4とからなる椅子式のマッサージ機において、前記背もたれ部4と座部3とを連続して覆う本体カバー21を設け、この本体カバー21の裏面に該本体カバー21を滑りにくくするための滑り防止手段を設けていることを特徴としている。
Therefore, in the cover of the chair type massage machine according to
請求項2に記載の椅子式マッサージ機のカバーでは、前記本体カバー21は、マッサージ機1の背もたれ部4に対応する背もたれ部分26と、マッサージ機1の座部3に対応する座部部分27とで分割して構成され、前記背もたれ部分26及び座部部分27の両端部26a、27aをそれぞれ折り返して縫着した縫い合わせ部35にて前記滑り防止手段を構成していることを特徴としている。
In the cover of the chair type massage machine according to
請求項3に記載の椅子式マッサージ機のカバーでは、前記本体カバー21の縫い合わせ部35は、マッサージ機1の座部3と背もたれ部4との隅部に位置させていることを特徴としている。
The cover of the chair type massage machine according to
請求項4に記載の椅子式マッサージ機のカバーでは、前記本体カバー21は、マッサージ機1の背もたれ部4に対応する背もたれ部分26と、マッサージ機1の座部3に対応する座部部分27とで分割して構成され、前記背もたれ部分26及び座部部分27の両端部26a、27aをそれぞれ折り返して縫着すると共に、背もたれ部分26の端部26aより滑り止め片38を一体に延出形成し、この滑り止め片38を、マッサージ機1の座部3と背もたれ部4との間に挿入していることを特徴としている。
In the cover of the chair type massage machine according to
請求項5に記載の椅子式マッサージ機のカバーでは、前記本体カバー21は、マッサージ機1の背もたれ部4と座部3とに連続して覆う非分割の1枚ものであり、マッサージ機1の座部3と背もたれ部4との間に位置した前記本体カバー21の部分に滑り止め片38を形成し、この滑り止め片38を、マッサージ機1の座部3と背もたれ部4との間に挿入していることを特徴としている。
In the cover of the chair type massage machine according to
本発明の請求項1記載の椅子式マッサージ機のカバーによれば、本体カバー21の裏面に設けた滑り防止手段により、本体カバー21をマッサージ機1に対して滑りにくくすることができ、そのため、本体カバー21が前方にずれるのを防止することができる。これにより、従来のように本体カバー21がずれないので、座りにくくなることもなく、また、背もたれ部4のマッサージユニットのローラ等の部材が利用者の背中に当たりにくくなるということも無くなり、快適にマッサージが行なえるようになる。
According to the cover of the chair type massage machine according to claim 1 of the present invention, the
請求項2に記載の椅子式マッサージ機のカバーによれば、背もたれ部分26及び座部部分27の両端部26a、27aをそれぞれ折り返して縫着した縫い合わせ部35にて前記滑り防止手段を構成しているので、別途滑り止め等の部材を用いることなく、本体カバー21の生地を利用しており、そのため、コストも安価に抑えることができる。
According to the cover of the chair type massage machine according to
請求項3に記載の椅子式マッサージ機のカバーによれば、本体カバー21の縫い合わせ部35は、マッサージ機1の座部3と背もたれ部4との隅部に位置させるようにしているので、この隅部は通常は利用者の臀部が接触しない位置となるので、利用者に違和感を与えることもない。
According to the cover of the chair type massage machine according to
請求項4に記載の椅子式マッサージ機のカバーによれば、背もたれ部分26の端部26aより滑り止め片38を一体に延出形成し、この滑り止め片38を、マッサージ機1の座部3と背もたれ部4との間に挿入しているので、弾力性のある座部3と背もたれ部4とで挟持された状態となり、滑り止め片38は座部3と背もたれ部4とで確実に挟持されて滑り止め片38は抜けにくくなる。そのため、本体カバー21はマッサージ機1に対して一層滑りにくくなって、本体カバー21が使用中に前方にずれるのを確実に防止することができる。
According to the cover of the chair type massage machine according to
請求項5に記載の椅子式マッサージ機のカバーによれば、マッサージ機1の座部3と背もたれ部4との間に位置した前記本体カバー21の部分に滑り止め片38を形成し、この滑り止め片38を、マッサージ機1の座部3と背もたれ部4との間に挿入しているので、弾力性のある座部3と背もたれ部4とで挟持された状態となり、滑り止め片38は座部3と背もたれ部4とで確実に挟持されて滑り止め片38は抜けにくくなる。そのため、本体カバー21はマッサージ機1に対して一層滑りにくくなって、本体カバー21が使用中に前方にずれるのを確実に防止することができる。
しかも、本体カバー21を1枚もので構成しているので、本体カバー21の製作が容易となり、また、滑り止め片38を本体カバー21に縫着等で設けるだけなので、製造コストを安価に抑えることができる。
According to the cover of the chair type massage machine according to
Moreover, since the
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。図1はマッサージ機1の斜視図を示し、図2はマッサージ機1の側面図を示している。なお、このマッサージ機1の形状や構造は一例であり、図示する形状のマッサージ機1に本発明が限定されるものではない。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings. FIG. 1 shows a perspective view of the
図1及び図2に示すように、このマッサージ機1の全体を支持するフレーム部2の上面には座部3が設けられており、この座部3の後部側にリクライニング式の背もたれ部4が起倒自在に設けられている。また、座部3の前部側には2段式で起倒自在なフットレスト5が設けられていて、このフットレスト5には両足を入れる凹部12が形成されている。
フレーム部2の両側で座部3の両側には前後に一対の支柱7、8が立設されていて、この支柱7、8の上面に肘掛け10がそれぞれ設けてある。また、一方の肘掛け10の近傍には各種のマッサージの操作を行なうための操作盤11が設けられている。
As shown in FIGS. 1 and 2, a
A pair of
なお、図示はしないが背もたれ部4の内部には、指圧、揉み、タタキ、背筋伸ばし、振動発生などの各種のマッサージ効果を発揮するマッサージユニットが配設されている。また、フレーム部2の内部にはマッサージユニットを駆動するための駆動部が納装されており、さらには、前記フットレスト5を駆動するためのロッド9がフレーム部2から突出自在に設けられている。
Although not shown in the figure, a massage unit that exhibits various massage effects such as acupressure, itching, backlash, stretching of the back muscles, and generation of vibration is disposed inside the
図3は上記マッサージ機1の略全体にわたってカバー本体20にて覆った状態の斜視図を示し、このカバー本体20は、背もたれ部4と座部3とを連続して覆う本体カバー21と、フットレスト5の全体を覆う足元カバー22と、両側の肘掛け10の全体を覆う一対の肘掛けカバー23とで構成されている。
FIG. 3 shows a perspective view of the massaging
前記本体カバー21は、基本的には2つの生地を縫い合わせて構成したものであり、図4に示すように、背もたれ部分26と座部部分27とで分割して構成されており、この背もたれ部分26の端部と座部部分27の端部とを縫い合わせて図5に示すように連続した本体カバー21を形成するようにしている。
本体カバー21の背もたれ部分26の上部は図6に示すように所定の寸法を折り返すと共に、両側にマチ生地28を縫着し、マッサージ機1の背もたれ部4の上部に挿入して装着するための袋状部29が形成されている。
The
The upper portion of the
図7は肘掛けカバー23の下面から見た展開図を示し、この肘掛けカバー23の前部30はゴムと一緒に縫着して伸縮自在とし、肘掛けカバー23を肘掛け10の前部に装着し易いようにしている。また、肘掛けカバー23の後部31は、肘掛け10の支柱8の幅広に合わせて幅を広く形成し、この肘掛けカバー23を肘掛け10に装着した場合に、ずり落ちないように両側に設けたフック32にて止めている。
FIG. 7 shows a developed view as seen from the lower surface of the
図8は足元カバー22の平面図を示し、この足元カバー22はフットレスト5の凹凸の表面に沿うように這わし、その足元カバー22の上に足を置くので、足元カバー22の形状は、タオル状の形状とした長方形としている。
FIG. 8 shows a plan view of the
カバー本体20を構成している3つの部材、すなわち、本体カバー21、足元カバー22及び肘掛けカバー23の材料としては、ポリエステル繊維を用いており、汗や風呂上がりの際の水分を吸収し易いようにしている。
また、カバー本体20の厚みとしては、約1mm程度として、汗を吸収し易くすると共に、若干の弾力性をも付与して、利用者に快適に使用できるようにしている。
Polyester fiber is used as the material of the three members constituting the
Further, the thickness of the cover
ここで、背もたれ部分26と座部部分27とからなる本体カバー21を従来のように1枚ものの生地で構成すると、本体カバー21の下面には何も引っ掛かり部分がないので、マッサージ機1の座部3に対して滑り易くなり、本体カバー21が前方へずれてしまうことになる。
そこで、本発明では、マッサージ機1の背もたれ部4と座部3との間に位置する本体カバー21の裏面に滑り防止手段を設けるようにしたものである。
Here, if the
Therefore, in the present invention, slip prevention means is provided on the back surface of the
図9は、本体カバー21の図4に示す状態から図5に示す背もたれ部分26と座部部分27とを縫い合わせる場合の図を示し、背もたれ部分26の端部26aを約10〜15mmほど折り返し、また、座部部分27の端部27aを同様に約10〜15mmほど折り返して、両端部26a、27aの基部部分をポリエステル繊維からなる糸33にて縫い合わせる。これで、背もたれ部分26と座部部分27とが連結されて1枚ものの本体カバー21となる。
FIG. 9 shows a case where the
次に、背もたれ部分26及び座部部分27の端部26a、27aをそれぞれ完全に折り返して、それぞれポリエステル繊維製の糸34にて縫着する。背もたれ部分26と座部部分27の両端部26a、27aの縫い合わせ部35は、背もたれ部分26及び座部部分27の横方向(幅方向)の全長にわたって形成され、また、縫い合わせ部35の厚みは背もたれ部分26及び座部部分27の約2倍の厚みとなっている。
また、背もたれ部分26及び座部部分27は上述した厚みを有すると共に、弾力性があるので、糸34で縫着した際には生地部分に食い込んだ状態となり、そのため、縫い合わせ部35の下面は端部26a、27aの縁部と共に緩やかな凹凸面36が形成されることになる。
Next, the
Further, since the
本体カバー21の背もたれ部分26及び座部部分27の縫い合わせ部35の凹凸面36がマッサージ機1の座部3の表面と接触することになる。すなわち、図10に示すように、本体カバー21をマッサージ機1に装着した場合、本体カバー21の縫い合わせ部35が座部3の後部の上面に位置させるようにしたものであり、厚みが2倍となっている縫い合わせ部35の位置は、座部3と背もたれ部4との隅部に位置しているので、利用者の臀部へは縫い合わせ部35は接触しないようになっている。そのため、厚めの縫い合わせ部35があっても利用者には違和感を与えることもない。
The
図11は説明のために拡大した要部断面図を示し、本体カバー21の縫い合わせ部35の全体、及び凹凸面36がマッサージ機1の座部3の表面に接触することで、本体カバー21を滑りにくくして、本体カバー21が前方へずれるのを防止するようにしている。
FIG. 11 is an enlarged cross-sectional view of a main part for explanation, and the
また、通常のマッサージ機1においては、座部3と背もたれ部4とは別体で構成されているので、該座部3と背もたれ部4との間には空間部37(図10参照)が形成される。つまり、マッサージ機1の背もたれ部4や座部3は一般には弾力性があるので、背もたれ部4の端面と座部3の端面は接触ないし近接した状態となっており、この背もたれ部4と座部3の間を押し広げることで空間部37が形成される。
この空間部37に本体カバー21の縫い合わせ部35の端部を若干入り込ませるように押し付けることで、縫い合わせ部35が背もたれ部4と座部3との間に位置させることができ、本体カバー21の滑りを一層防止することができる。
Moreover, in the
By pressing the end portion of the
このように本実施形態では、本体カバー21の裏面に設けた滑り防止手段としての縫い合わせ部35自体や、縫い合わせ部35の凹凸面36により、本体カバー21をマッサージ機1に対して滑りにくくすることができ、そのため、本体カバー21が前方にずれるのを防止することができる。これにより、従来のように本体カバー21がずれないので、座りにくくなることもなく、また、背もたれ部4のマッサージユニットのローラ等の部材が利用者の背中に当たりにくくなるということも無くなり、快適にマッサージが行なえるようになる。
As described above, in the present embodiment, the
また、本体カバー21の背もたれ部分26及び座部部分27の両端部26a、27aをそれぞれ折り返して縫着した縫い合わせ部35にて前記滑り防止手段を構成しているので、別途滑り止め等の部材を用いることなく、本体カバー21の生地を利用しており、そのため、コストも安価に抑えることができる。
In addition, since the anti-slip means is constituted by the stitched
(第2の実施の形態)
図12〜図14に本発明の第2の実施形態を示す。この実施形態では、本体カバー21の背もたれ部分26の端部26aの長さを約5cm〜10cm程度延出して滑り止め片38を一体に形成したものである。この滑り止め片38は図14に示すように本体カバー21の横幅の全長にわたって形成されている。
(Second Embodiment)
12 to 14 show a second embodiment of the present invention. In this embodiment, the length of the
上述したようにマッサージ機1の座部3と背もたれ部4との間は接触ないし近接しているので、図13に示すように、この座部3と背もたれ部4との間に強制的に形成される空間部37に滑り止め片38を挿入することで、弾力性のある座部3と背もたれ部4とで挟持されることになり、マッサージ機1の通常の使用状態では、滑り止め片38が容易に抜けることはない。
そのため、本体カバー21はマッサージ機1の座部3や背もたれ部4に対して滑りにくくなり、本体カバー21が前方へずれるのを確実に防止することができる。
As described above, since the
Therefore, the
なお、滑り止め片38を形成する場合に、先の実施形態では、背もたれ部分26及び座部部分27を縫着する際に端部26aを延出して形成したが、滑り止め片38を形成する場合、上記のように背もたれ部分26及び座部部分27とを分けずに、完全に1枚で形成した本体カバー21の両面に別体の帯状の滑り止め片38を縫着して形成するようにしても良い。かかる場合の構成は図示しなくても分かるので、図は省略する。
また、この場合や、図12に示す場合において、滑り止め片38の先端部分を折り返したり、あるいは丸めて縫着して引っ掛かり部(図示せず)を形成するようにしても良い。かかる場合、この部分が引っ掛かり部となって座部3と背もたれ部4との間からは容易に抜けることがなくなる。そのため、本体カバー21が前方へずれにくくなり、一層使い勝手が向上する。
In the case of forming the
In this case or in the case shown in FIG. 12, the front end portion of the
このように本実施形態では、マッサージ機1の座部3と背もたれ部4との間に位置した前記本体カバー21の部分に滑り止め片38を形成し、この滑り止め片38を、マッサージ機1の座部3と背もたれ部4との間に挿入しているので、弾力性のある座部3と背もたれ部4とで挟持された状態となり、滑り止め片38は座部3と背もたれ部4とで確実に挟持されて滑り止め片38は抜けにくくなる。そのため、本体カバー21はマッサージ機1に対して一層滑りにくくなって、本体カバー21が使用中に前方にずれるのを確実に防止することができる。
しかも、本体カバー21を1枚もので構成しているので、本体カバー21の製作が容易となり、また、滑り止め片38を本体カバー21に縫着等で設けるだけなので、製造コストを安価に抑えることができる。
Thus, in this embodiment, the
Moreover, since the
1 マッサージ機
3 座部
4 背もたれ部
20 カバー本体
21 本体カバー
26 背もたれ部分
26a 端部
27 座部部分
27a 端部
35 縫い合わせ部
38 滑り止め片
DESCRIPTION OF
Claims (5)
前記背もたれ部(4)と座部(3)とを連続して覆う本体カバー(21)を設け、この本体カバー(21)の裏面に該本体カバー(21)を滑りにくくするための滑り防止手段を設けていることを特徴とする椅子式マッサージ機のカバー。 In a chair-type massage machine comprising a seat (3) and a backrest (4) provided on the back side of the seat (3),
A body cover (21) that continuously covers the backrest (4) and the seat (3) is provided, and a slip prevention means for making the body cover (21) difficult to slip on the back surface of the body cover (21). A cover for the chair type massage machine, characterized by being provided with.
前記背もたれ部分(26)及び座部部分(27)の両端部(26a)(27a)をそれぞれ折り返して縫着した縫い合わせ部(35)にて前記滑り防止手段を構成していることを特徴とする請求項1記載の椅子式マッサージ機のカバー。 The body cover (21) includes a backrest portion (26) corresponding to the backrest portion (4) of the massage machine (1), and a seat portion portion (27) corresponding to the seat portion (3) of the massage machine (1). Is divided into
The anti-slip means is constituted by a stitched portion (35) in which both end portions (26a) and (27a) of the backrest portion (26) and the seat portion (27) are folded and sewn. The cover of the chair type massage machine of Claim 1.
前記背もたれ部分(26)及び座部部分(27)の両端部(26a)(27a)をそれぞれ折り返して縫着すると共に、背もたれ部分(26)の端部(26a)より滑り止め片(38)を一体に延出形成し、
この滑り止め片(38)を、マッサージ機(1)の座部(3)と背もたれ部(4)との間に挿入していることを特徴とする請求項1記載の椅子式マッサージ機のカバー。 The body cover (21) includes a backrest portion (26) corresponding to the backrest portion (4) of the massage machine (1), and a seat portion portion (27) corresponding to the seat portion (3) of the massage machine (1). Is divided into
The both ends (26a) and (27a) of the backrest portion (26) and the seat portion (27) are folded and sewn, and the anti-slip piece (38) is attached to the end portion (26a) of the backrest portion (26). Which extends integrally,
The cover of the chair type massage machine according to claim 1, wherein the anti-slip piece (38) is inserted between the seat (3) and the backrest (4) of the massage machine (1). .
マッサージ機(1)の座部(3)と背もたれ部(4)との間に位置した前記本体カバー(21)の部分に滑り止め片(38)を形成し、
この滑り止め片(38)を、マッサージ機(1)の座部(3)と背もたれ部(4)との間に挿入していることを特徴とする請求項1記載の椅子式マッサージ機のカバー。
The body cover (21) is an undivided one that covers the backrest (4) and the seat (3) of the massage machine (1) continuously,
A non-slip piece (38) is formed on the body cover (21) located between the seat (3) and the backrest (4) of the massage machine (1);
The cover of the chair type massage machine according to claim 1, wherein the anti-slip piece (38) is inserted between the seat (3) and the backrest (4) of the massage machine (1). .
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