JP2005056561A - オーディオ用ディスクの再生用コンピュータプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 様々なEMDの符号化方式に対応し、かつAOBにより再生互換を保
証し、また、様々な著作権保護方式の機能を損なうことなくオーディオデータを
記録する。
【解決手段】 ディスクDはオーディオデータをオーディオ符号化方式を用いて
圧縮したEMDエレメンタリストリーム23と、オーディオデータのデジタル権
利情報22及びEMD付加データ21と、エレメンタリ・ストリームを伸長した
リニアPCMオーディオデータ、又はリニアPCMオーディオデータをさらに圧
縮したテンポラリ・エレメンタリ・ストリームのいずれかをパケット化したDV
D−ARオーディオ・オブジェクト13と、オーディオデータのデジタル権利情
報、付加データに基づいて生成したオーディオ・オブジェクトのデジタル権利情
報12、再生管理データ11と含むデータ構造を有する。
【選択図】 図1
証し、また、様々な著作権保護方式の機能を損なうことなくオーディオデータを
記録する。
【解決手段】 ディスクDはオーディオデータをオーディオ符号化方式を用いて
圧縮したEMDエレメンタリストリーム23と、オーディオデータのデジタル権
利情報22及びEMD付加データ21と、エレメンタリ・ストリームを伸長した
リニアPCMオーディオデータ、又はリニアPCMオーディオデータをさらに圧
縮したテンポラリ・エレメンタリ・ストリームのいずれかをパケット化したDV
D−ARオーディオ・オブジェクト13と、オーディオデータのデジタル権利情
報、付加データに基づいて生成したオーディオ・オブジェクトのデジタル権利情
報12、再生管理データ11と含むデータ構造を有する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、オーディオ用ディスクの再生用コンピュータプログラムに関する。
従来、デジタルオーディオデータを記録・再生することができる記録媒体としては、DAT(Digital Audio Tape)やMD(Mini Disc)などが存在する。これらは高音質なオーディオデータを1媒体当たり74分〜120分間記録することができ、また、市販されているCDなどのパッケージメディアから楽曲をコピーして記録することが主な用途であった。
また、近年、デジタルオーディオデータを記録・再生することができる他の記録媒体として、半導体メモリを使ったメモリカード(SDメモリカードやメモリスティックなど)が実用化されている。これらは、MP3(MPEG Audio Layer 3)やAAC(MPEG Audio AAC)、ATRAC3などのオーディオ符号化方式で圧縮したオーディオデータを30分〜120分程度記録することができる。
。メモリカードは、市販されているCDなどのパッケージメディアから楽曲をコピーして記録することに加え、主にインターネット上に構成された電子音楽配信(Electronic Music Distribution:EMD)システムからPCなどを介してダウンロードした楽曲を記録する用途に使われる。これらのメモリカードは、楽曲の権利(著作権)を保護する機能を有することも特徴であり、SDMI(Secure Digital Music Initiative)と呼ばれる活動に準拠し、海賊行為から楽曲を保護し、ある一定のルール内で安全に楽曲をコピーすることを可能にしている。
。メモリカードは、市販されているCDなどのパッケージメディアから楽曲をコピーして記録することに加え、主にインターネット上に構成された電子音楽配信(Electronic Music Distribution:EMD)システムからPCなどを介してダウンロードした楽曲を記録する用途に使われる。これらのメモリカードは、楽曲の権利(著作権)を保護する機能を有することも特徴であり、SDMI(Secure Digital Music Initiative)と呼ばれる活動に準拠し、海賊行為から楽曲を保護し、ある一定のルール内で安全に楽曲をコピーすることを可能にしている。
一方、その記録容量が従来の媒体の数倍から十数倍になる次世代のディスク媒体が実用化されつつある。一つはDVD−ROMディスク(DVD Specifications for Read-Only Discに準拠した読み出し専用光ディスク)であり、記録再生が可能なディスクとしてはDVD−RWディスク(DVD Specifications for Re-recordable Discに準拠した再記録可能なディスク)及びDVD−RAMディスク(DVD Specifiations for Rewritable Discに準拠した再書き込み可能なディスク)がある。DVD−RW又はDVD−RAMディスク上にビデオデータを収録する規格も策定されており、その大容量を活かして高画質な動画及び静止画を記録し、様々な編集を経て再生することができる。
DVD−RWディスクやDVD−RAMディスク上(以下、DVD−RW/RAMディスクと略す)にビデオデータを収録する規格であるVIDEO RECORDING規格(以下DVD−VRと略す)では、ビデオデータはビデオオブジェクト(Video Object:VOB)として記録され、記録した順序でVOB群を全て再生するためのオリジナル管理データ及びオリジナルPGC(Original Program Chain)と、ユーザが選択したVOBの全部又は一部分を任意の順序で再生するためのユーザ定義管理データ及びユーザ定義PGC(User Defined PGC)が定義される。ディスク上にはオリジナルPGCはただ一つ存在し、ユーザ定義PGCは複数存在し得る。
したがって、ユーザは好みに応じて編集したユーザ定義PGCを使って、好みの再生を行うことができる。また、DVD−VRでは、著作権保護機能として、CPRM(Content Protection for Recordable Media)方式が採用されており、VOBを暗号化して海賊行為から保護する。また、VOBのコピーを「コピーフリー」、「一世代のみコピー可能」、「コピー不可」の3段階で制御する機能を有する。
一方、DVD−VRと同様に、DVD−RW/RAM ディスク上にオーディオデータを収録する規格であるAUDIO RECORDING規格(以下、DVD−ARと略す)が考えられる。そして、DVD−ARでもオーディオデータをオーディオオブジェクト(Audio 0bject:AOB)として記録し、AOB群をオリジナル管理データ(オリジナルPGC)と、ユーザ定義管理データ(ユーザ定義PGC)で管理・再生する方法が一般的に考えられる。
また、著作権保護機能としてもCPRM又はこれに準じる方式をサポートし、AOBを暗号化してAOBのコピーを「コピーフリー」、「一世代のみコピー可能」、「コピー不可」の3段階で制御することが考えられる。また、AOBに収録するオーディオデータのオーディオ符号化方式としては、リニアPCMやロスレス符号化など音質を一切損なわない方式が望ましいが、収録時間を延長する目的で非可逆(ロッシー)符号化方式(先に述べたMP3やAACなど)をサポートすることも可能である。ただし、DVD−ARの記録装置・再生装置のハードウェア規模などには制限があり、サポートできる符号化方式の数には限界がある。
DVD−VRの場合でもDVD−ARの場合でもそれぞれ、収録したVOB又はAOBは、DVD−VR又はDVD−ARに対応する全ての再生装置(プレーヤー)で再生できることが必要である。これは、再生互換性を維持することにより、ユーザの混乱を避け、規格をより普及させ、ユーザに最終利益をもたらすために必要なことである。
図6はDVD−ARにおけるコンテンツ10の構成概念図を示す。DVD−ARコンテンツ10は、実データであるDVD−ARオーディオオブジェクト(AOB)13と、AOB13に関するコピー管理情報(Copy Control Information:CCI)12aと、再生管理データ11(前記オリジナル管理データやユーザ定義管理データの総称、以下、ナビゲーション情報ともいう)から成る。AOB13とCCI12aは、著作権保護方式(CPRMなど)により保護されている。
特許第3211772号公報
DVD−ARの用途として、CDやDVD−Audioなどのパッケージメディアからのコピーを行う場合には、図6で示した構造で記録することで実現できる。
この場合は、パッケージメディアのデータが主にリニアPCMであるため、これをそのままリニアPCMで記録するか、又はロスレス符号化やロッシー符号化で圧縮して記録してもよい。また、著作権保護については、パッケージメディアからの第二世代コピーは一般に許可されないので、CCIに「コピー不可」を記述し、更なるコピーを禁止することで著作権を保護できる。
この場合は、パッケージメディアのデータが主にリニアPCMであるため、これをそのままリニアPCMで記録するか、又はロスレス符号化やロッシー符号化で圧縮して記録してもよい。また、著作権保護については、パッケージメディアからの第二世代コピーは一般に許可されないので、CCIに「コピー不可」を記述し、更なるコピーを禁止することで著作権を保護できる。
次に、電子音楽配信(EMD)のコンテンツを記録する場合を考える。EMDシステムは、圧縮したオーディオデータを安全な状態(著作権を保護した状態)でユーザへ配信することを目的とする。現在までにこの目的を達成するための様々なEMDシステムが開発され、運用されている。各EMDシステムでは、使用するオーディオ符号化方式も著作権保護方式も異なることが一般的である。オーディオ符号化方式としてはMP3、AAC、ATRAC3、WMA、TwinVQなど様々あり、今後も新しい方式の出現が予想される。また、著作権保護方式としても、EMMS、DRM、Liquid Audio、WMTなど様々あり、やはり将来に向けて新しい方式が出現するであろう。
また、EMDシステムでは、SDMIで提唱されている安全なコンテンツ運用の基準に準拠することが一般的であり、コンテンツに添付されたデジタル権利情報(Usage Rule:ユーセッジルール)を基に、コンテンツのコピーや移動を制御する。例えば一つのコンテンツに対して最大3つまでの第一世代コピーが許可され、安全な状態で第一世代コピーが作られる(この行為をチェックアウトという)。コピーした個数分だけ、コピー可能個数は減少する。逆にコピーをコピー元に戻す行為(チェックインという)を行えば、コピー可能個数は元に戻される(増加する)。チェックアウト・チェックインを通して、常に親に対して最大3つまでのコピーが存在するように制御される。SDMIでは、チェックアウト・チェックインの親側(ホテル側)をLCM(License Compliant Module)と呼び、子側(顧客側)をPM(Portable Media)又はPortable Deviceと呼ぶ。
Usage Ruleは、チェックアウト・チェックイン以外にも様々な制御情報を含む場合がある。例えばそのコンテンツの再生期間を限定する機能(ある時期を過ぎたら再生できなくする)、再生回数を限定する機能(ある回数再生したら、以後再生できなくする)などが考えられる。図7(a)、(b)はそれぞれEMDコンテンツ20A、20Bの構成概念図を示す。上で述べたオーディオデータ部分は、圧縮したEMDエレメンタリストリーム23A、23Bとして伝送される。
EMD Usage Rule22A、22Bの他にも、EMD付加データ21A、21Bとしてコンテンツを特定するISRCなどのコードや曲名などのテキスト情報、静止画などの付加コンテンツなどが伝送され得る。
EMD Usage Rule22A、22Bの他にも、EMD付加データ21A、21Bとしてコンテンツを特定するISRCなどのコードや曲名などのテキスト情報、静止画などの付加コンテンツなどが伝送され得る。
EMDコンテンツ20A、20Bは、著作権保護方式によりEMDエレメンタリストリーム23A、23BとEMD Usage Rule22A、22B及びEMD付加データ21A、21Bの全部又は一部が暗号化される。EMDコンテンツ20A、20Bは、EMDシステムによってその構成要素が異なる。
図7(a)に示すEMDタイプ(Type)A(EMD−A)のコンテンツ20Aは、それぞれ独自の付加コンテンツ、Usage Rule、著作権保護方式を持ち、EMDエレメンタリストリーム23Aは符号化方式Xで符号化されている例を示している。
また、図7(b)に示すEMD Type B(EMD−B)のコンテンツ20Bも同様に、独自の付加コンテンツ、Usage Rule、著作権保護方式、符号化方式を持ち得ることを示している。
EMDのコンテンツをDVD−ARへ記録する場合、幾つかの課題がある。それを以下に述べる。
・オーディオ符号化方式について
EMDでは様々な符号化方式を用いるが、DVD−ARのAOBでサポートできる方式数には限界がある。
EMDでは様々な符号化方式を用いるが、DVD−ARのAOBでサポートできる方式数には限界がある。
また、AOBの符号化方式は、再生互換を保証しなければならないため、将来方式を追加することができない。
したがって、現在及び将来に渡るEMDの符号化方式を全てサポートすることは不可能である。
そこで、様々なEMDの符号化方式に対応し、かつAOBにより再生互換を保証する方法が必要である。
・著作権保護方式について
EMDでは様々な著作権保護方式を用いるが、DVD−ARで標準規格としてサポートできる方式は基本的に一種類である。
EMDでは様々な著作権保護方式を用いるが、DVD−ARで標準規格としてサポートできる方式は基本的に一種類である。
また、取り扱えるデジタル権利情報にも限界がある。
したがって、様々な著作権保護方式の機能を損なうことなくディスクに記録する方法が必要である。
本発明は上記従来例の問題点に鑑み、様々なEMDの符号化方式に対応し、かつAOBにより再生互換を保証することができるとともに、様々な著作権保護方式の機能を損なうことなくオーディオデータを記録することができる、オーディオ用ディスクの再生用コンピュータプログラム、を提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するために、手段として以下の構成を有する。
すなわち本発明によれば、オーディオデータをオーディオ符号化方式を用いて圧縮したエレメンタリ・ストリームをパケット化した第一のオーディオ・オブジェクトと、エレメンタリ・ストリームを伸長したリニアPCMオーディオデータ、又はリニアPCMオーディオデータをさらに圧縮したテンポラリ・エレメンタリ・ストリームのいずれかをパケット化した第二のオーディオ・オブジェクトと、オーディオデータのデジタル権利情報に基づいて生成した、第一及び第二のオーディオ・オブジェクトを制御するためのデジタル権利情報であって、コピー制御情報及びムーブ制御情報を含む権利情報と、オーディオデータに関する付加データに基づいて生成した、第一及び第二のオーディオ・オブジェクトの再生管理データとを、含むデータ構造を有するオーディオ用ディスクを再生するコンピュータプログラムであって、第一及び第二のオーディオ・オブジェクトのうち少なくとも第二のオーディオ・オブジェクトを、デジタル権利情報及び再生管理データに従って再生するステップを有するオーディオ用ディスクの再生用コンピュータプログラム、が提供される。
本発明によれば、EMDコンテンツをDVD−ARコンテンツに変換してディスクに記録するとともに、EMDコンテンツのデジタル権利情報、付加データに基づいてDVD−ARコンテンツのデジタル権利情報、再生管理データを生成してディスクに記録するようにしたので、EMDシステムの種類に関わらず、また、EMDのオーディオ符号化方式に関わらずディスクにコンテンツを記録することができる。
また、再生時にはDVD−ARコンテンツを使用することができるので再生互換を確保することができる。さらに、チェックアウト・チェックインなどのEMD特有の機能についてはEMDコンテンツ側を使用することにより実現できる。
また、このデータ構造であれば、将来新たなEMDシステムやオーディオ符号化方式が導入された場合でも、ディスクとして記録できる。
記録装置としては、EMDレシーバー、EMD著作権保護方式暗号復号部、EMDオーディオデコーダを更新する必要があるが、記録装置がパーソナルコンピュータをベースとしたものの場合や、上記3つの部分のみをパーソナルコンピュータで行うようにした装置の場合には容易に対応できる。
また、本発明の第2の実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様の効果が得られると同時に、DVD−ARオーディオオブジェクトのみを記録し、EMDエレメンタリ・ストリームを記録しないので、第1の実施の形態の場合よりもディスク上の記録時間が延長することができる。
また、本発明の第3の実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様の効果が得られるとともに、Usage RuleがDVD−AR Usage Rule12に統一されるため、チェックイン・チェックアウトやムーブの動作に関してDVD−ARのルールが統一的に適用され、より高い互換性を確保することができる。
また、本発明の第4の実施の形態によれば、第3の実施の形態と同様の効果が得られるとともに、EMD付加データ21中の静止画データもDVD−ARナビゲーション情報11から制御される形で記録されるため、オーディオと共に静止画を再生することができ、また、静止画データの記録方法やナビゲーション情報11もDVD−ARの規定に基づいて記録されるので、静止画についてもより高い互換性を確保することができる。
また、再生時にはDVD−ARコンテンツを使用することができるので再生互換を確保することができる。さらに、チェックアウト・チェックインなどのEMD特有の機能についてはEMDコンテンツ側を使用することにより実現できる。
また、このデータ構造であれば、将来新たなEMDシステムやオーディオ符号化方式が導入された場合でも、ディスクとして記録できる。
記録装置としては、EMDレシーバー、EMD著作権保護方式暗号復号部、EMDオーディオデコーダを更新する必要があるが、記録装置がパーソナルコンピュータをベースとしたものの場合や、上記3つの部分のみをパーソナルコンピュータで行うようにした装置の場合には容易に対応できる。
また、本発明の第2の実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様の効果が得られると同時に、DVD−ARオーディオオブジェクトのみを記録し、EMDエレメンタリ・ストリームを記録しないので、第1の実施の形態の場合よりもディスク上の記録時間が延長することができる。
また、本発明の第3の実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様の効果が得られるとともに、Usage RuleがDVD−AR Usage Rule12に統一されるため、チェックイン・チェックアウトやムーブの動作に関してDVD−ARのルールが統一的に適用され、より高い互換性を確保することができる。
また、本発明の第4の実施の形態によれば、第3の実施の形態と同様の効果が得られるとともに、EMD付加データ21中の静止画データもDVD−ARナビゲーション情報11から制御される形で記録されるため、オーディオと共に静止画を再生することができ、また、静止画データの記録方法やナビゲーション情報11もDVD−ARの規定に基づいて記録されるので、静止画についてもより高い互換性を確保することができる。
<第1の実施の形態>
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明に係るオーディオ用ディスクのデータ構造の第1の実施の形態を示す説明図、図2は本発明に係る記録装置の第1の実施の形態を示すブロック図、図3は図1のDVD−ARコンテンツとEMDコンテンツの用途及びデジタル権利情報を示す説明図、図4は本発明に係る再生装置の第1の実施の形態を示すブロック図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明に係るオーディオ用ディスクのデータ構造の第1の実施の形態を示す説明図、図2は本発明に係る記録装置の第1の実施の形態を示すブロック図、図3は図1のDVD−ARコンテンツとEMDコンテンツの用途及びデジタル権利情報を示す説明図、図4は本発明に係る再生装置の第1の実施の形態を示すブロック図である。
図1において、任意のEMDシステムから伝送されたEMDコンテンツ20のEMD付加データ21、EMD Usage Rule(ユーセッジ・ルール)22、EMDエレメンタリストリーム23は、そのままDVD−ARディスク上にDVD−ARコンテンツ10(DVD−ARナビゲーション情報11、DVD−AR Usage Rule12、DVD−ARオーディオオブジェクト13)と共に記録される。
EMDコンテンツ20はDVD−ARのナビゲーション情報11から参照されており、このため、DVD−ARコンテンツ10とEMDコンテンツ20の関係を定義している。図1に示す実施の形態では、EMDコンテンツ20の著作権保護方式をDVD−ARの著作権保護方式に変換する例を示している。
EMDコンテンツ20はDVD−ARのナビゲーション情報11から参照されており、このため、DVD−ARコンテンツ10とEMDコンテンツ20の関係を定義している。図1に示す実施の形態では、EMDコンテンツ20の著作権保護方式をDVD−ARの著作権保護方式に変換する例を示している。
図2は図1に示すDVD−ARコンテンツ10、EMDコンテンツ20を記録するための記録装置のブロック図の例を示す。図2を参照して図1に示すデータ構造についても詳しく説明する。この記録装置はその初段にインターネットなどのEMDシステムサイト30に接続されてEMDコンテンツ20を受信するEMDレシーバー31を持つ。受信したEMDコンテンツ20は、EMD著作権保護方式暗号復号部32でいったん暗号が解除される。その中のEMDエレメンタリストリーム23はEMDオーディオデコーダ33でデコードされてLPCMデータとなる一方、DVD−ARフォーマッタ36ヘも伝送される。DVD−ARコンテンツ10として、LPCM以外の圧縮符号化方式(ロスレス方式もしくはロッシー方式)を用いる場合のみ、LPCMデータはDVD−ARオーディオエンコーダ34を経由してDVD−ARフォーマッタ36へ送られてパケット化され、オーディオオブジェクトに変換される。
一方、暗号復号後のEMD Usage Rule22やEMD付加データ21は、DVD−ARナビゲーション制御部35a/Usage Rule変換部35bへ伝送され、そこでDVD−AR用のナビゲーション情報11が作成され、また、DVD−AR Usage Rule12へ変換される。EMD Usage Rule22、EMD付加データ21及びDVD−ARナビゲーション情報11とDVD−AR Usage Rule12はDVD−ARフォーマッタ36ヘ伝送され、DVD−ARの所定のフォーマットへ変換される。このフォーマット化データはさらにDVD−AR著作権保護方式暗号化部37で必要な部分は暗号化され、次いでディスク書き込み部38を通してディスクDに記録される。
ここで、図1に示すDVD−ARコンテンツ10とEMDコンテンツ20の用途を考える。DVD−ARコンテンツ10はDVD−ARとしての再生互換のために記録するものであり、したがって、要求される機能は、基本的には再生のみであり、SDMI対応特有のチェックイン・チェックアウト制御を受け持つ必要はない。一方、EMDコンテンツ20は、SDMI対応のオリジナルEMD Usage Rule22を保持しており、チェックイン・チェックアウト制御を行うことができる。
図3はDVD−ARコンテンツ10側とEMDコンテンツ20側の用途とUsage Ruleの内容を示す。EMDコンテンツ20側には、チェックイン・チェックアウト制御情報を始め、再生回数や再生期間の制御情報及びEMDシステム独自のその他の制御情報も含まれ得る。一方、DVD−ARコンテンツ10側は再生のみに使用するため、コピー制御情報は基本的には「コピー不可」に設定される。
また、EMDコンテンツ20が再生回数や再生期間の制御を要求している場合、それらの情報も再生の制御用に記述され得る。このように、EMDシステム独自の情報はDVD−ARでは扱わない。
また、EMDコンテンツ20が再生回数や再生期間の制御を要求している場合、それらの情報も再生の制御用に記述され得る。このように、EMDシステム独自の情報はDVD−ARでは扱わない。
図4はDVD−ARコンテンツ10を再生するDVD−AR再生装置のブロック図を例示する。ディスクDから読み出されたDVD−ARコンテンツ10は、ディスク読み出し部41を経由してDVD−AR著作権保護方式暗号復号部42で暗号を解かれ、DVD−ARフォーマットデコーダ43で必要な前述のデータ11、12、13などが分離される。DVD−ARナビゲーション情報11とDVD−AR Usage Rule12は、それぞれDVD−ARナビゲーション制御部44aとUsage Rule解釈部44bへ伝送される。
Usage Rule解釈部44bではDVD−AR Usage Rule12に基づき、このコンテンツが再生可能かどうかが判定される。例えば再生期間制御を行うコンテンツであって、再生可能期間が経過していた場合には再生を禁止する。再生が可能なコンテンツであれば、DVD−ARフォーマットデコーダ43からLPCMデータがD/Aコンバータ47へ伝送され、また、圧縮されたデータであればDVD−ARオーディオデコーダ46でデコードされた後にD/Aコンバータ47へ伝送され、アナログオーディオ出力が得られる。同時に、外部インターフェース回路45を持つ場合にはDVD−AR Usage Rule12に従ってコピー管理情報(基本的には「コピー不可」)が付加され、デジタル出力される。
次に、第1の実施の形態のバリエーションについて述べる。図1、図2では、EMDコンテンツ20とDVD−ARコンテンツ10を同一のDVD−AR著作権保護方式で暗号化する例を説明したが、別の方法として、EMDコンテンツ20はEMDの著作権保護方式で暗号化された状態でDVD−ARディスクDに記録し、DVD−ARコンテンツ10はDVD−AR著作権保護方式で暗号化するということも可能である(図示しない)。
次にコンテンツとファイルの関係を述べれば、図1、図2に示すようにDVD−ARの著作権保護方式のみで両方を暗号化する場合には、DVD−ARコンテンツ10とEMDコンテンツ20を同一のファイル内に記録することが構造上有効であり、関連するコンテンツを単一ファイルとして容易に管理することができる。一方、DVD−ARコンテンツ10とEMDコンテンツ20を別の著作権保護方式で暗号化する場合には、それぞれを別のファイルとして記録するのが一般的である。この場合も両方のコンテンツ10、20の関連は、DVD−ARのナビゲーション情報11を通じて管理される。
また更なるバリエーションとしては、EMDの著作権保護方式で暗号化されたコンテンツをさらにDVD−ARの著作権保護方式で暗号化(二重暗号)することも考えられる(図示しない)。この場合のファイルの扱いは、図1、図2に示す場合とほぼ同様である。
<第2の実施の形態>
次に本発明に係る第2の実施の形態について述べる。第1の実施の形態では、DVD−ARオーディオオブジェクト13と、EMDエレメンタリストリーム23の両方を記録することを述べた。この変形として第2の実施の形態では、DVD−ARオーディオオブジェクト13のみを記録する。図5は第2の実施の形態のディスク構造を示す。この実施の形態を取り得る条件としては次の2つが考えられる。
次に本発明に係る第2の実施の形態について述べる。第1の実施の形態では、DVD−ARオーディオオブジェクト13と、EMDエレメンタリストリーム23の両方を記録することを述べた。この変形として第2の実施の形態では、DVD−ARオーディオオブジェクト13のみを記録する。図5は第2の実施の形態のディスク構造を示す。この実施の形態を取り得る条件としては次の2つが考えられる。
1.DVD−ARディスクDをPortable Media用途で使用する場合
この場合には、LCM用途ではないのでDVD−ARディスクDから外部機器へのチェックアウトを取り扱う必要が無くなる。したがって、チェックアウト時に必要なEMDエレメンタリストリーム23を保存する必要は無い。DVD−ARディスクDから親のLCMへのチェックインの制御のためにはEMD Usage Rule22が必要である。Portable Mediaの用途は再生であり、再生はDVD−ARコンテンツ10側を用いて第1の実施の形態と同様に行うことができる。
この場合には、LCM用途ではないのでDVD−ARディスクDから外部機器へのチェックアウトを取り扱う必要が無くなる。したがって、チェックアウト時に必要なEMDエレメンタリストリーム23を保存する必要は無い。DVD−ARディスクDから親のLCMへのチェックインの制御のためにはEMD Usage Rule22が必要である。Portable Mediaの用途は再生であり、再生はDVD−ARコンテンツ10側を用いて第1の実施の形態と同様に行うことができる。
2.DVD−ARの圧縮方式(オーディオ符号化方式)とEMDの圧縮方式が同一の場合
この場合には、DVD−ARディスクDの用途がLCMである場合でも、EMDエレメンタリストリーム23は省略できる。チェックアウト時にEMDエレメンタリストリーム23が必要になった場合、DVD−ARオーディオオブジェクト13からEMDエレメンタリストリーム23へ再変換することにより可能になる。
この場合には、DVD−ARディスクDの用途がLCMである場合でも、EMDエレメンタリストリーム23は省略できる。チェックアウト時にEMDエレメンタリストリーム23が必要になった場合、DVD−ARオーディオオブジェクト13からEMDエレメンタリストリーム23へ再変換することにより可能になる。
第2の実施の形態の場合、記録装置のブロック図は図2とほぼ同等であり、EMDエレメンタリストリーム23をDVD−ARフォーマッタ36に入力するパスが不要になる。また、DVD−AR Usage Rule12、EMD Usage Rule22は図3と同等であり、再生装置も図4と同等である。
<第3の実施の形態>
次に、本発明に係る第3の実施の形態について説明する。これは第1の実施の形態の変形であり、図8は本発明に係るオーディオ用ディスクのデータ構造の第3の実施の形態を示す説明図、図9は図8のDVD−ARコンテンツとEMDコンテンツの用途及びデジタル権利情報を示す説明図である。
次に、本発明に係る第3の実施の形態について説明する。これは第1の実施の形態の変形であり、図8は本発明に係るオーディオ用ディスクのデータ構造の第3の実施の形態を示す説明図、図9は図8のDVD−ARコンテンツとEMDコンテンツの用途及びデジタル権利情報を示す説明図である。
図8において、図1との相違点は、任意のEMDシステムから伝送されたEMDコンテンツ20のEMD付加データ21とEMD Usage Rule(ユーセッジ・ルール)22が存在しないこと、及びEMDエレメンタリストリーム23がEMDオーディオオブジェクト24に変換されて記録されている点である。ここで、EMDオーディオオブジェクト24とは、図1に示すEMDエレメンタリストリーム23を、DVD−ARオーディオオブジェクト13と同様にパケット化したものである。また、図1に示すEMD付加データ21の全部又は一部(テキスト情報も含む)は、図8に示すDVD−ARナビゲーション情報11に変換される。また、図1に示すEMD Usage Rule22はDVD−AR Usage Rule12に変換される。
本実施の形態においては、DVD−ARコンテンツ10’は、DVD−ARオーディオオブジェクト13と、DVD−AR Usage Rule12と、DVD−ARナビゲーション情報11から成る。また、EMDコンテンツ20’は、EMDオーディオオブジェクト24と、DVD−AR Usage Rule12と、DVD−ARナビゲーション情報11から成る。
本実施の形態のDVD−ARコンテンツ10’、EMDコンテンツ20’を記録するための記録装置のブロック図は図2と同様である。すなわち、図1に示すEMD付加データ21とEMD Usage Rule22自体はディスクに記録されず、それぞれDVD−ARナビゲーション情報11とDVD−AR Usage Rule12に変換されたものだけが記録される。また、図1に示すEMDエレメンタリストリーム23はDVD−ARフォーマッタ36において、EMDオーディオオブジェクト24に変換される。
ここで、図8に示すDVD−ARコンテンツ10’とEMDコンテンツ20’の用途を考える。図9はDVD−ARコンテンツ10’側とEMDコンテンツ20’側の用途とDVD−AR UsageRule12の内容側を示す。DVD−ARコンテンツ10’はDVD−ARとしての再生互換のために記録するものであり、したがって、主な用途は、再生とデジタル出力を介してのコピー(許可される場合)である。再生については再生回数制限や再生期間制限が施される場合がある。
一方、EMDコンテンツ20’は、主にチェックイン・チェックアウトやムーブなど、ロッシー圧縮したデータをそのままやりとりする場合に用いられる。(もしLPCMなどでのムーブが可能な場合には、DVD−ARコンテンツ10’をムーブしてもよい。)いずれの場合も、Usage RuleとしてはDVD−AR Usage Rule12が使用される。
また、図8におけるDVD−ARコンテンツ10’を再生するDVD−AR再生装置のブロック図は、図4と同一である。
<第4の実施の形態>
次に、本発明に係る第4の実施の形態について説明する。第3(及び第1、第2)の実施の形態においては、図1に示すEMD付加データ21に含まれ得る静止画について言及しなかった。静止画が含まれる場合、静止画のデータを図1に示すEMD付加データ21から抽出し、記録することが考えられる。図10は本発明に係るオーディオ用ディスクのデータ構造の第4の実施の形態を示す説明図である。静止画のデータは主にJPEG圧縮されたものが多く、他にはMPEGのイントラフレームなども用いられる場合がある。
次に、本発明に係る第4の実施の形態について説明する。第3(及び第1、第2)の実施の形態においては、図1に示すEMD付加データ21に含まれ得る静止画について言及しなかった。静止画が含まれる場合、静止画のデータを図1に示すEMD付加データ21から抽出し、記録することが考えられる。図10は本発明に係るオーディオ用ディスクのデータ構造の第4の実施の形態を示す説明図である。静止画のデータは主にJPEG圧縮されたものが多く、他にはMPEGのイントラフレームなども用いられる場合がある。
以下、JPEGを仮定して説明する。静止画データ25は、JPEGのエレメンタリストリーム又はこれに準じた形式で記録してもよいし、又はJPEGエレメンタリストリームをパケット化した静止画オブジェクトとして記録してもよい。静止画データ25をディスクからコピー又はムーブする場合の制御は、DVD−AR Usage Rule12によって行われる。一般的にはEMDコンテンツの場合、オーディオと静止画は同時にチェックイン・アウトやムーブを行うが、別々に行ってよい場合もある。
本実施の形態においては図10に示すように、DVD−ARコンテンツ10”は、DVD−ARオーディオオブジェクト13と、DVD−AR Usage Rule12と、DVD−ARナビゲーション情報11と静止画データ25から成り得る。また、EMDコンテンツ20”は、EMDオーディオオブジェクト24と、DVD−AR Usage Rule12と、DVD−ARナビゲーション情報11と静止画データ25から成り得る。
本実施の形態のDVD−ARコンテンツ10”とEMDコンテンツ20”を記録するための記録装置のブロック図は図2と同様である。すなわち、図1に示すEMD付加データ21とEMD Usage Rule22自体はディスクに記録されず、それぞれ図10に示すDVD−ARナビゲーション情報11と静止画データ25、及びDVD−AR Usage Rule12に変換されたものが記録される。更に詳しく述べると、静止画のEMDエレメンタリストリーム(JPEGエレメンタリストリームなど)がDVD−ARフォーマッタ36により静止画データ25に変換され、ディスクに記録される。また、オーディオのEMDエレメンタリストリーム23はDVD−ARフォーマッタ36において、EMDオーディオオブジェクト24に変換される。
また、図10におけるDVD−ARコンテンツ10”(静止画データ25を含む)を再生するDVD−AR再生装置のブロック図を図11に示す。図11における図10のDVD−ARオーディオオブジェクト13の再生手順は、基本的に図4の場合と同じである。更に図11では静止画データ25の再生手順が加わる。すなわち、ディスクDから読み出された静止画データ25は、ディスク読み出し部41を経由してDVD−AR著作権保護方式暗号復号部42で暗号を解かれ、DVD−ARフォーマットデコーダ43で必要な前述のデータ11、12、25などが分離される。
静止画データ25は、静止画メモリ48へいったん保存される。ここで、オーディオと同時に再生すべき静止画が複数枚有る場合には、それら全てが静止画メモリ48へ保存される。その後、図4で説明した手順でオーディオの再生を行いながら、静止画を表示すべき時刻に静止画メモリ48から静止画デコーダ49へ一枚分の静止画データを伝送し静止画デコーダて49でデコードされ、次いでD/A TV出力回路50によりNTSC又はPALのTV出力信号に変換される。
なお、本発明のようにオーディオのデータと静止画のデータがメディア上に別々に記録されている場合の再生方法については、特許第3211772号公報にて詳しく述べられているので、特に説明しない。さらに、第4の実施の形態の静止画データ25の収録方法を、第1及び第2の実施の形態(図1及び図5)にも追加することができるのは、自明である。ここでは特に図面を挙げて説明しない。
なお、第1から第4の実施の形態において、「パケット化」とは、エレメンタリストリームにヘッダなどを付加してユニット化する処理であり、図12には、MPEGシステムに準拠したプログラムストリームにする場合の例を示す。エレメンタリストリームは、同期時刻情報などを含むパケットヘッダが付加され、また、必要な場合にはプライベートな情報を収録するプライベートヘッダが付加されて、パケット化エレメンタリストリームに構成される。さらに、パックヘッダを付加してパックとなり、パック列がプログラムストリームとなる。この例以外にも、MPEGシステムに準拠したトランスポートストリームを構成してもよいし、他のシステムに準拠してもよい。
<コンピュータプログラム>
また、第1から第4の実施の形態における記録装置と再生装置は、ハードウエアに限定されず、コンピュータプログラムにより構成してこれでディスクの記録、再生を行うようにしてもよい。この場合には、図2に示す記録装置、図4、図11に示す再生装置のハードウエア(ディスク書き込み部38、ディスク読み出し部41、D/Aコンバータ47など)を除くブロックをコンピュータプログラムで実現することができる。
また、第1から第4の実施の形態における記録装置と再生装置は、ハードウエアに限定されず、コンピュータプログラムにより構成してこれでディスクの記録、再生を行うようにしてもよい。この場合には、図2に示す記録装置、図4、図11に示す再生装置のハードウエア(ディスク書き込み部38、ディスク読み出し部41、D/Aコンバータ47など)を除くブロックをコンピュータプログラムで実現することができる。
図13は記録用コンピュータプログラムの処理を概略的に示し、まず、オブジェクトを生成し(ステップS11)、次いで再生管理データを生成し(ステップS12)、次いでこれらをフォーマット化し、ストリーム化してディスクに記録する(ステップS13)。図14は再生用コンピュータプログラムの処理を概略的に示し、まず、ディスクから再生管理データを読み出し(ステップS21)、次いでオブジェクトを読み出し(ステップS22)、次いで再生管理データに基づいてオブジェクトを再生する(ステップS23)。
10、10’、10” DVD−ARコンテンツ
11 DVD−ARナビゲーション情報(再生管理データ)
12 DVD−AR Usage Rule(デジタル権利情報)
12a DVD−ARコピー管理情報(CCI)
13 DVD−ARオーディオ・オブジェクト(AOB)
20、20A、20B、20’、20” EMDコンテンツ
21 EMD付加データ
22 EMD Usage Rule(デジタル権利情報)
23、23A、23B EMDエレメンタリストリーム
24 EMDオーディオ・オブジェクト
25 静止画データ
31 EMDレシーバー
32 EMD著作権保護方式暗号復号部
33 EMDオーディオデコーダ
34 DVD−ARオーディオエンコーダ
35a DVD−ARナビゲーション制御部
35b Usage Rule変換部
36 DVD−ARフォーマッタ
37 DVD−AR著作権保護方式暗号化部
38 ディスク書き込み部
41 ディスク読み出し部
42 DVD−AR著作権保護方式暗号復号部
43 DVD−ARフォーマットデコーダ
44a DVD−ARナビゲーション制御部
44b Usage Rule解釈部
48 静止画メモリ
49 静止画デコーダ
50 D/A TV出力回路
11 DVD−ARナビゲーション情報(再生管理データ)
12 DVD−AR Usage Rule(デジタル権利情報)
12a DVD−ARコピー管理情報(CCI)
13 DVD−ARオーディオ・オブジェクト(AOB)
20、20A、20B、20’、20” EMDコンテンツ
21 EMD付加データ
22 EMD Usage Rule(デジタル権利情報)
23、23A、23B EMDエレメンタリストリーム
24 EMDオーディオ・オブジェクト
25 静止画データ
31 EMDレシーバー
32 EMD著作権保護方式暗号復号部
33 EMDオーディオデコーダ
34 DVD−ARオーディオエンコーダ
35a DVD−ARナビゲーション制御部
35b Usage Rule変換部
36 DVD−ARフォーマッタ
37 DVD−AR著作権保護方式暗号化部
38 ディスク書き込み部
41 ディスク読み出し部
42 DVD−AR著作権保護方式暗号復号部
43 DVD−ARフォーマットデコーダ
44a DVD−ARナビゲーション制御部
44b Usage Rule解釈部
48 静止画メモリ
49 静止画デコーダ
50 D/A TV出力回路
Claims (1)
- オーディオデータをオーディオ符号化方式を用いて圧縮したエレメンタリ・ストリームをパケット化した第一のオーディオ・オブジェクトと、
前記エレメンタリ・ストリームを伸長したリニアPCMオーディオデータ、又は前記リニアPCMオーディオデータをさらに圧縮したテンポラリ・エレメンタリ・ストリームのいずれかをパケット化した第二のオーディオ・オブジェクトと、
前記オーディオデータのデジタル権利情報に基づいて生成した、前記第一及び第二のオーディオ・オブジェクトを制御するためのデジタル権利情報であって、コピー制御情報及びムーブ制御情報を含む権利情報と、
前記オーディオデータに関する付加データに基づいて生成した、前記第一及び第二のオーディオ・オブジェクトの再生管理データとを、
含むデータ構造を有するオーディオ用ディスクを再生するコンピュータプログラムであって、
前記第一及び第二のオーディオ・オブジェクトのうち少なくとも前記第二のオーディオ・オブジェクトを、前記デジタル権利情報及び再生管理データに従って再生するステップを有するオーディオ用ディスクの再生用コンピュータプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004287328A JP2005056561A (ja) | 2001-03-27 | 2004-09-30 | オーディオ用ディスクの再生用コンピュータプログラム |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001091324 | 2001-03-27 | ||
JP2004287328A JP2005056561A (ja) | 2001-03-27 | 2004-09-30 | オーディオ用ディスクの再生用コンピュータプログラム |
Related Parent Applications (1)
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JP2002009608A Division JP2002358732A (ja) | 2001-03-27 | 2002-01-18 | オーディオ用ディスク、その記録装置、再生装置及び記録再生装置並びにコンピュータプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005056561A true JP2005056561A (ja) | 2005-03-03 |
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ID=34379622
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004287328A Withdrawn JP2005056561A (ja) | 2001-03-27 | 2004-09-30 | オーディオ用ディスクの再生用コンピュータプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005056561A (ja) |
-
2004
- 2004-09-30 JP JP2004287328A patent/JP2005056561A/ja not_active Withdrawn
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A761 | Written withdrawal of application |
Effective date: 20060607 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 |