JP2005055958A - 電子マネー利用装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の電子マネーシステムでは、例えば、高額決済ではセキュリティを重視し、認証処理として利用者による暗証番号入力を必須とするが、小額決済ではセキュリティよりもむしろ簡便性を重視し、認証処理は省略させる等、柔軟な対応は困難である。
【解決手段】携帯端末等に組込まれ、電子マネー格納手段や電子マネーを処理する情報処理装置を有するICチップにおいて、利用用途と利用用途毎の上限金額、及び認証処理を必要とする金額範囲等の出金条件を記憶する手段と、認証情報を記憶する手段とを設ける。出金処理実施時に、利用者による用途の選択・指定を受付け、記憶した出金条件に基づき、予め定められた利用可能範囲内での金額であるか否か、認証処理を必要とする金額であるか否かを判定する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、交通機関利用時や商品購入時の支払い等を行なう電子決済システムに関わり、特に、ICチップを組込んだ携帯端末等において電子マネーを利用する装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、ネットワーク技術、デバイス技術等の発達により、商品購入などの取引をオンラインで行ない、その決済を電子的に行なう各種の電子決済システムの実用化が始まっている。ICカードを利用した電子マネーシステムもその一つであり、バリュー(金銭価値を持たせたデジタルデータ)をICカードに格納し、決済の際に、ICカード間や、ICカードとネッワークで接続した決済システムとの間で、決済金額に応じたバリューの移動を行なうことにより、現金を用いた場合と同様に、各種の商品購入やサービス提供を受けることが可能となっている(特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2003−178197号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の電子マネーシステムでは、利用用途や支払い先の店舗種別、商品情報、支払い金額等によらず、バリューの移動のみを行なう。このため、利用用途や支払い金額等の条件に応じたチェックを実施し、支払い処理の方法を変更する、あるいは、支払い処理の結果を記憶し、再利用することへの考慮がなされていなかった。例えば、高額決済ではセキュリティを重視し、認証処理として利用者による暗証番号入力を必須とするが、小額決済ではセキュリティよりもむしろ簡便性を重視し、認証処理は省略させる等、柔軟な対応は困難である。また、会社員が出張で交通機関利用の支払いに電子マネーを使用したような場合でも、現金を使用した場合と同様に、後日、利用用途や支払い金額の再入力を伴う清算手続きが必要であり、二度手間を解消するには至っていない。
【0005】
本発明では、利用用途や支払い金額等の条件に応じたチェックを実施し、支払い処理の方法を柔軟に変更したり、支払い処理の結果を記憶・再利用したりし、利用者の利便性を向上させる電子マネー利用装置及び方法を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、携帯端末等に組込まれ、電子マネー格納手段や電子マネーを処理する情報処理装置を有するICチップにおいて、利用用途と利用用途毎の上限金額、及び認証処理を必要とする金額範囲等の出金条件を記憶する手段と、認証情報を記憶する手段とを設ける。出金処理実施時に、利用者による用途の選択・指定を受付け、記憶した出金条件に基づき、予め定められた利用可能範囲内での金額であるか否か、認証処理を必要とする金額であるか否かを判定する。判定の結果、利用可能範囲内での金額でない場合は、再度、利用者よる用途の選択・指定を受付ける。また、判定の結果、認証処理を必要とする場合は、利用者の認証処理を実施し、認証がNGの場合は、再度、利用者の認証処理を実施する。予め定められた利用可能範囲内での金額、及び認証がOKとなった場合のみ、出金処理を実行する。予め定められた利用可能範囲内での金額であるか否かの判定結果が、利用可能範囲内での金額でない場合、再度、利用者よる用途の選択・指定を受付けるのではなく、出金処理を中断してもよい。また、認証がNGとなった場合、再度、利用者の認証処理を実施するのではなく、出金処理を中断してもよい。更に、利用用途や支払い金額、日時等の結果を履歴として記憶する手段を設け、出金処理実施時に記憶し、後日の再利用を可能とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例である電子マネー利用装置に関し、図面を参照しながら説明する。
【0008】
図1は、電子マネー利用装置の使用方法を示す。
図1において、1は電子マネー利用装置を利用する利用者である。10は電子マネーや出金条件を格納するICチップである。20は携帯端末であり、ICチップ10を内蔵することによって電子マネー利用装置となり、電子マネーのバリューの参照(残高確認)や、バリューの移動(出金処理)等が可能となる。50、60、70は電子マネー支払い先に設置される情報処理装置(以下、支払い端末と呼ぶ)であり、電子マネーを格納する電子マネー金庫や、ネットワークを通じて決済を司る決済センターに接続されている場合もある。
【0009】
51、61、71は支払い端末を操作する操作者であり、例えば店舗の店員や、駅の係員、バス・タクシーの運転手等を指す。52、62、72は支払い端末の利用場所であり、例えば店舗そのもの、駅構内、バス・タクシー車内を指す。図1において、利用者1は、ICチップ10を内蔵した携帯端末20を利用することで、例えば、利用場所A 52では、操作者51が操作する支払い端末A 50との間で出金処理等を実施する。携帯端末20と各支払い端末とのデータのやり取りには、例えば、赤外線や無線LAN等の通信手段の利用が考えられる。或いは、物理的なネットワークを経由してでの接続でも構わない。
【0010】
図2は、電子マネー利用装置の構成を示す。
図2において、11はICチップのインターフェース装置、12はICチップの処理装置、13はICチップの記憶装置である。14〜17は記憶装置13の内部領域であり、それぞれ、携帯端末の電子マネー、認証情報、出金条件テーブル、出金履歴を格納する。21は携帯端末のインターフェース装置、22は携帯端末の処理装置、23はキーボード等の携帯端末の入力装置、24は液晶ディスプレイ等の携帯端末の表示装置である。25は携帯端末の通信装置、80は携帯端末からインターネット等のネットワークへ接続するための通信キャリアサーバである。
【0011】
図2では、出金処理や認証処理等を実行する際は、利用者1は携帯端末20に対して入力装置23で必要な情報を入力し、その情報が処理装置22で処理される。必要な情報は携帯端末のインターフェース装置21からICチップのインターフェース装置12を介して、ICチップの処理装置12に記憶装置13から情報をもらうよう指示する。処理装置は14〜17の各領域から必要な情報をもらい、ICチップのインターフェース装置11から携帯端末のインターフェース装置21にデータを渡し、携帯端末の処理装置22で処理した後、結果を表示装置24に出力し、利用者1に知らしめる。また、通信装置25と通信キャリアサーバ80とで通信し、インターネット等のネットワークへ接続、データのやり取りを実施する。
【0012】
図3は、電子マネー支払い先に設置される情報処理装置の構成を示す。
図3において、30は電子マネー支払い先に設置される情報処理装置の例となる支払い端末である。31は支払い端末のインターフェース装置、32は支払い端末の処理装置、33はキーボード等の支払い端末の入力装置、34は液晶ディスプレイ等の支払い端末の表示装置、35は支払い端末の記憶装置である。36、37は記憶装置35の内部領域であり、それぞれ、支払い端末の電子マネー、取引履歴を格納する。38は支払い端末を操作する操作者、39は支払い端末の利用場所である。図3では、操作者38は支払い端末30に対して入力装置33で必要な情報を入力し、その情報が処理装置32で処理される。
【0013】
更に、支払い端末のインターフェース装置31を介し、出金要求として携帯端末20に送信される。携帯端末20は必要な処理を行った後、出金応答をインターフェース装置21を介し、支払い端末30に返信する。支払い端末30は、その結果を処理装置32で処理し、結果を表示装置34に出力し、操作者51に知らしめる。電子マネーのバリューや、取引情報は、適時、記憶装置35内の電子マネー格納領域36、取引履歴格納テーブル37に記憶する。
【0014】
図4(a)〜(c)および図10は、電子マネー利用装置に記憶される情報テーブルの構造を示す。
【0015】
図4(a)において、400は電子マネーのバリューを記憶したテーブルである。図4(a)では、電子マネーテーブル400に記憶したバリューが’40000’であることを例示している。電子マネーテーブル400は、電子マネー格納領域14に記憶される。
【0016】
図4(b)において、410は認証処理を実施する際に参照する情報を記憶したテーブルである。図4(a)では、認証情報テーブル410に記憶した情報が’abcde’であることを例示している。認証情報テーブル410は、認証情報格納領域15に記憶される。
【0017】
図4(c)において、420は利用用途と利用用途毎の上限金額等の出金条件を記憶したテーブル、421は認証処理を必要とする金額範囲等の出金条件を記憶したテーブルである。図4(c)では、上限金額設定テーブル420に記憶した情報が、用途コード、利用用途、上限金額であり、例えば、用途コード’101’の利用用途が’タクシー’であり、上限金額として’10000’が設定されていることを例示している。また、認証要否設定テーブ421に記憶した情報が、金額範囲と認証処理であり、例えば、金額範囲’1000〜10000’で必要となる認証処理が’暗証番号入力’であることを例示している。上限金額設定テーブル420、認証要否設定テーブ421は、共に、出金条件テーブル格納領域16に記憶される。
【0018】
図10において、430は利用者の出金情報を履歴として記憶したテーブルである。図10では、出金履歴テーブル430に記憶した情報が、利用日、用途コード、利用用途、利用金額であり、例えば、利用日’03年2月3日10時20分’に、用途コードが’101’である利用用途’タクシー’で、利用金額’1600’を出金したという履歴であることを例示している。出金履歴テーブル430は、出金履歴格納領域17に記憶される。
【0019】
図5は、電子マネー利用装置で使用する情報テーブルのダウンロード/アップロード方式を示す。
【0020】
図5は、電子マネー利用装置で使用する情報テーブルのダウンロード/アップロード方式を示す。
【0021】
図5において、60は精算サーバであり、例えば会社の総務部などに置かれており、旅費清算等の事務処理を遂行する。61は精算DBで、上限金額設定テーブル420、認証要否設定テーブル421、出金履歴テーブル430を保持する。70はインターネット等のネットワークである。図5では、利用者1は携帯端末20を操作し、通信キャリアサーバ50とネットワーク70を介して会社の精算サーバ60にアクセスし、精算DB 61より出金条件設定テーブル420、認証要否設定テーブル421をICチップへダウンロードする。ダウンロードされた出金条件設定テーブル420、認証要否設定テーブル421は、出金処理時に使用され、出金処理時の履歴情報は、出金履歴テーブル430に記録される。この記録された出金履歴テーブル430は、携帯端末20を操作し、通信キャリアサーバ50とネットワーク70を介して会社の精算サーバ60にアクセスすることにより、精算DB 61へのアップロード可能である。例えば、アップロードされた出金履歴テーブル430を用い、清算サーバ60にて旅費清算を処理することで、利用用途や支払い金額の再入力は不要となる。利用者による後日の清算手続きは不要であり、二度手間の解消が可能となる。
【0022】
図6および図11は、電子マネー利用装置における出金処理のフローチャートを示す。
【0023】
図6および図11において、600〜602は支払い端末の処理ステップ、610〜622は携帯端末/ICチップの処理ステップを示す。図6および図12では、まず、支払い端末にて、操作者51が入力した金額等の利用情報を受付け(ステップ600)、その利用情報を出金要求として携帯端末/ICチップに送付する(ステップ601)。携帯端末/ICチップでは、電子マネーテーブル400に記憶したバリューが、残高として、利用者1に対して予め表示されており(ステップ610)、支払い端末からの出金要求を受付けると、その内容を用途コード一覧と共に利用者1に対して表示する(ステップ611)。次に、利用者1に対し、用途コードの選択・指定を促し、受付ける(ステップ612)。受付けた用途コードに基づき、上限金額設定テーブル420を参照し、用途コードに対応する上限金額と出金要求の金額とを比較する(ステップ613)。比較の結果、出金要求の金額が設定された上限金額より高い場合はステップ612に戻り、そうでない場合は(ステップ614)、認証要否設定テーブル421を参照し、金額範囲に応じた認証方法を決定する(ステップ615)。ここで、認証方法が必要でない場合はステップ620へ進み、認証が必要である場合は(ステップ616)、利用者1に対し認証処理に必要な情報の入力を要求し、受付ける(ステップ617)。続けて、認証情報テーブル410を参照し、テーブルに記憶した認証情報と受付けた入力情報との一致/不一致を判定する(ステップ618)。一致しない場合は認証NGであり、ステップ617に戻り、一致する場合は認証OKであり(ステップ619)、出金可とし支払い端末へ出金応答を送信する(ステップ620)。その後、出金履歴テーブル400に履歴情報を追加し(ステップ621)、出金額を減額した値で電子マネーテーブル400を更新の上、利用者1へ残高を表示する(ステップ622)。携帯端末/ICチップの出金応答は、携帯端末にて受付け、操作者51に表示する(ステップ602)。
【0024】
図7および図12は、電子マネー装置において、出金処理を実行する過程を示す。
【0025】
図7および図12において、401、402は、それぞれ、出金前後の電子マネーテーブルの値である。700は支払い端末より受信した出金要求金額の値である。701は利用者が選択した用途コード、702は利用者が入力した認証情報である。703は出金処理を実施した時刻であり、携帯端末の内部時計(システム時計)によって刻まれる。図7および図12では、支払い端末30から出金金額700として’3000’を受信し、利用者1が用途コード701として’101’を選択・指定したことを例示している。上限金額設定テーブル420には、用途コード701の’101’に対し、上限金額として’10000’が設定されており、出金要求金額700である’3000’と比較される。比較の結果、出金要求金額が上限金額未満なので、次に、出金要求金額と認証要否設定テーブル421の金額範囲を比較し、金額範囲に応じた認証処理を決定する。図では、金額範囲として’1000〜10000’、認証処理として’暗証番号入力’と決定したことが例示されている。更に、利用者1は認証情報702として’abcd’を入力しており、認証情報テーブル410との一致/不一致を判定の結果、認証がOKとなっている場合を例示している。最終的には、出金処理が実施され、更新前の電子マネーテーブル値401の’40000’は、出金金額700の’3000’を減額し、更新後の電子マネーテーブル値402の’37000’となっている。出金履歴テーブル430に対しては、時刻703の’03年2月6日23時41分’に、用途コード’101’の利用用途である’タクシー’にて、出金金額700の’3000’を記録したことを例示している。
【0026】
図8は、電子マネー利用装置において、出金処理を実行した際の画面遷移を示す。
図8において、800〜806は利用者1が携帯端末20を操作して支払い端末30と出金処理をしている際の、携帯端末20の出金処理画面である。図8では、800は残高表示画面であり、現在の電子マネーバリューを表示する。残高として’40000円’を例示している。800で、支払い端末より出金要求を受信すると801の画面を表示する。801は、出金要求の金額を表示し、利用者にいくら出金するのか知らせる画面である。出金要求金額として’3000円’を例示している。801の画面で’次へ’を押すと、802の画面を表示する。802は、利用者にどのような用途コード及び用途があるかを知らせると共に、選択を促す画面である。803は、実際に利用者が選択した画面である。ここでは用途コード、用途として’101’、’タクシー’が選択されたことを例示している。用途コードを選択した後、用途コードに応じた上限金額と、出金要求の金額を比較するが、図8では出金要求の金額が上限金額以内である場合を例示する。
【0027】
また、認証処理は出金要求の金額と認証要否設定テーブルの比較によって判定されるが、図8では認証処理が必要な場合を例示する。803の画面で用途コードを選択後、804の画面を表示する。804は認証情報の入力を求める画面である。利用者は、出金要求の金額に応じて認証処理が必要な場合がある。図8では暗証番号の入力を例示する。805は、実際に利用者が暗証番号を入力した画面である。暗証番号として’abcde’を例示する。暗証番号が認証情報テーブルにあるものと一致したら、出金処理を行い806の画面を表示する。806は出金処理終了後の電子マネーバリューを表示し、利用者の出金処理終了後の電子マネーバリューを知らせる。出金処理終了後の残高として’37000円’を例示している。806の画面から、出金要求を受信して処理を開始することが可能である。
図9は、電子マネー利用装置において、出金処理を実行した際の画面遷移であり、認証処理を再実行する場合の例を示す。
【0028】
図9において、905、906は出金処理画面である。図9では、800〜804までの流れについては、図8と同じである。905は、実際に利用者が暗証番号を入力した画面である。暗証番号として’gkdie’を例示する。図9では暗証番号が認証情報テーブルと不一致であるため、906の画面を表示する。906は認証結果を表示し、図9の例では暗証番号が違う為再入力を要求する。一例として、画面906でN回不一致の認証情報を入力すると、出金できなくなる仕掛けを入れるなどすると、より利便性の高いものとなる。
【0029】
本実施例ではICチップに格納する電子的な価値データとして電子マネーを例に挙げてあるが、店舗からサービスに応じて付与されるロイヤリティポイント等のデータでもよい。また、電子マネーや本発明の実現に必要な各種の情報テーブルの格納先としては、ICチップに限定する必要はなく、ICカードやメモリカード等の情報記憶媒体でもよい。更に、電子マネーや情報テーブルの格納先となるICチップ、ICカード、メモリカード等は、本実施例のように携帯端末に組込まれている場合だけでなかく、脱着して使用するような場合においても、適用可能である。
【0030】
【発明の効果】
以上説明した通り本発明によれば、電子マネーシステムにおいて、利用用途や支払い金額等の条件に応じたチェックを実施し、支払い処理の方法を柔軟に変更したり、支払い処理の結果を記憶・再利用したりすることが可能となり、利用者の利便性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電子マネー利用装置の使用方法
【図2】電子マネー利用装置の構成
【図3】電子マネー支払い先に設置される情報処理装置の構成
【図4】電子マネー利用装置に記憶される情報テーブルの構造(その1)
【図5】電子マネー利用装置で使用する情報テーブルのダウンロード/アップロード方式
【図6】電子マネー利用装置における出金処理のフローチャート(その1)
【図7】電子マネー装置において、出金処理を実行する過程(その1)
【図8】電子マネー利用装置において、出金処理を実行した際の画面遷移
【図9】電子マネー利用装置において、出金処理を実行した際の画面遷移であり、認証処理を再実行する場合の例
【図10】電子マネー利用装置に記憶される情報テーブルの構造(その2)
【図11】電子マネー利用装置における出金処理のフローチャート(その2)
【図12】電子マネー装置において、出金処理を実行する過程(その2)
【符号の説明】
1.利用者
10.ICチップ
11.ICチップのインターフェース装置
12.ICチップの処理装置
13.ICチップの記憶装置
14.電子マネー格納領域
15.認証情報格納領域
16.出金条件テーブル格納領域
17.取引履歴格納領域
20.携帯端末
21.携帯端末のインターフェース装置
22.携帯端末の処理装置
23.携帯端末の入力装置
24.携帯端末の表示装置
25.携帯端末の通信装置
80.通信キャリアサーバ

Claims (1)

  1. 電子マネー格納手段および電子マネーを処理する情報処理装置を有するICチップを備えた電子マネー利用装置において、
    前記電子マネー格納手段に格納された電子マネーの利用用途と利用用途毎の上限金額等の出金条件を記憶する手段と、
    前記電子マネーによる出金処理実施時に、利用者による用途の選択・指定を受付ける手段と、
    記憶した前記出金条件に基づき、前記選択・指定が予め定められた利用可能範囲内での金額であるか否かを判定する手段と、
    判定の結果、利用可能範囲内での金額でない場合は、前記受付ける手段が、再度、利用者よる用途の選択・指定を受付け、
    判定の結果、利用可能範囲内での金額となった場合に、出金処理を実行することを特徴とする電子マネー利用装置。
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