JP2005050314A

JP2005050314A - アプリケーションソフトウェアストリーミングのためのアプリケーションソフトウェア再パッケージシステム、及びその方法

Info

Publication number: JP2005050314A
Application number: JP2004185187A
Authority: JP
Inventors: Dong Ho Song; 東鎬宋
Original assignee: SOFTONNET Inc
Current assignee: SOFTONNET Inc
Priority date: 2003-07-30
Filing date: 2004-06-23
Publication date: 2005-02-24
Also published as: KR100506069B1; KR20050014084A

Abstract

【課題】
一般的なアプリケーションソフトウェアを仮想環境で実行できるアプリケーションソフトウェアストリーミングサービス等を提供する。
【解決手段】
アプリケーションソフトウェアストリーミングのためのアプリケーションソフトウェア再パッケージに関する。メタイメージ及び最小インストールスペックの形成に必要なアプリケーションソフトウェアを入力し、アプリケーションソフトウェアに基づいてメタイメージ及びアプリケーションソフトウェアの最小インストールスペックを形成し、上述のスペックを参照し、前記メタイメージに規則を適用して知識データを生成する。この知識データに基づいて再パッケージアプリケーションソフトウェアファイルを生成し、ストリーミングサーバーにアップロードする。
【選択図】図３

Description

本発明は、アプリケーションソフトウェアストリーミングサービス提供システム、及びその方法に関し、より詳細にはユーザコンピューターにアプリケーションソフトウェアをインストールしなくて仮想実行環境で一般アプリケーションソフトウェアをストリーミング(streaming)することができるアプリケーションソフトウェアストリーミングのためのアプリケーションソフトウェア再パッケージ(repackaging)システム、及びその方法に関する。

従来には、CD(Compact Disk)又はフロッピディスク等の媒体に保存されているアプリケーションソフトウェアをユーザコンピューターにコピーしてインストールをした後、アプリケーションソフトウェアを使うようになっていることが一般的である。従って、予めインストールされている使用頻度が低いアプリケーションソフトウェアはRAM(Random Access Memory)、ハードディスク等のユーザコンピューター資源の無駄使いをもたらす。また、アプリケーションソフトウェアがインストールされているユーザコンピューターだけしかアプリケーションソフトウェアを使えないので、アプリケーションソフトウェアの活用度が制限されていた。また、管理者がユーザコンピューターにアプリケーションソフトウェアをインストールしてそれを維持管理するのに多くの費用が必要となった。

管理者がアプリケーションソフトウェアをインストールして維持管理するのに必要となる費用を減らすための従来の技術には次のようものがある。
アプリケーションソフトウェアを提供する管理者サーバーとユーザコンピューターがネットワークを通じて接続されている環境で、ユーザコンピューターを通じてアプリケーションソフトウェアのウェッブショッピング(web shopping)を行い、管理者サーバーによってアプリケーションソフトウェアを配布するという技術がある。しかし、この技術は、アプリケーションソフトウェアをインストールして維持管理することに必要となる費用を減らすという点ではあまり大きな効果はない。

それに比べて、一層発展した技術として、ネットワークを通じてのアプリケーションソフトウェア配布、インストール、アンインストール等ができるもので、ネットワークを通じたアプリケーションソフトウェアインストールに関する技術が米国特許第６，３２４，６９０(Ｂ１)に公開されている。この技術では、管理者サーバーによってネットワークを通じて指定された時間にユーザコンピューターにアプリケーションソフトウェアをインストールし、アンインストールすることができるようにすることで、アプリケーションソフトウェアを再パッケージしてアプリケーションソフトウェアをインストール・アンインストールするサービス提供ができるようにしている。本発明の説明では、この技術を従来技術の一例として説明する。

図１は従来のネットワークインストール方式によってアプリケーションソフトウェアを再パッケージしてユーザコンピューターにアプリケーションソフトウェアをインストール・アンインストールするシステムの概略的な構成ブロック図である。
従来のシステムは、イメージ生成部１４５、アプリケーションソフトウェア(application software : ASW)削除部１４２、インストールパッケージ生成部１４３、インストールスケジューラ(installation scheduler)１４４、及び通信部１４１となっているソースワークステーション(source workstation)１４０、通信部１３１、及びインストールパッケージ保存管理部１３２となっているファイルサーバー１３０、通信部１１１、プログラムTSR(Terminate and Stay Resident)１１２、プログラムインストール部１１３、及びプログラム削除部１１４となっているユーザコンピューター１１０が互いにネットワーク１２０を通じて接続されている。

イメージ生成部１４５は、アプリケーションソフトウェアインストール前のイメージとアプリケーションソフトウェアインストール後のイメージであるスナップショット(snapshot)を生成し、インストールパッケージ生成部１４３は、イメージ生成部１４５によって生成されたスナップショットに基づいて、アプリケーションソフトウェアのインストールパッケージを生成し、ソースワークステーション１４０の通信部１４１、及びファイルサーバー１３０の通信部１３１を通じてインストールパッケージ保存管理部１３２にインストールパッケージをアップロード(upload)する。アプリケーションソフトウェア削除部１４２は、インストールパッケージ生成部１４３がインストールパッケージのアップロードを完了した後に、ソースワークステーション１４０からインストールパッケージの生成に使われたアプリケーションソフトウェアを削除する。

ファイルサーバー１３０のインストールパッケージ保存管理部１３２に管理されているインストールパッケージは、ソースワークステーション１４０のインストールスケジューラ１４４に指定されている時間に、ネットワーク１２０に接続されているファイルサーバー１３０の通信部１３１、及びユーザコンピューター通信部１１１を通じてプログラムTSR１１２に送信される。

プログラムインストール部１１３は、プログラムTSR１１２に送信されたインストールパッケージの内容であるアプリケーションソフトウェアをユーザコンピューター１１０にインストールし、プログラム削除部１１４は、指定された時間に、ユーザコンピューター１１０にインストールされているアプリケーションソフトウェアを除去する。

図２は従来のネットワークインストール方式によってアプリケーションソフトウェアを再パッケージしてユーザコンピューターにアプリケーションソフトウェアをインストール・アンインストールする方法が遂行されるフローチャートである。
ソースワークステーション１４０のファイル及びオペレーティングシステム関連情報の第１スナップショットがイメージ生成部１４５によって生成される(Ｓ２０１)。第１スナップショットが生成された後、インストールパッケージを生成するためのアプリケーションソフトウェアがソースワークステーション１４０にインストールされる(Ｓ２０２)。アプリケーションソフトウェアがソースワークステーション１４０にインストールされた後、第２スナップショットがイメージ生成部１４５によって生成される(Ｓ２０３)。

インストールパッケージ生成部１４３は、アプリケーションソフトウェアインストール前のスナップショットである第１スナップショットとアプリケーションソフトウェアインストール後のスナップショットである第２スナップショットを比較してアプリケーションソフトウェアのインストールパッケージを生成する(Ｓ２０４)。
インストールパッケージ生成部１４３によって生成されたアプリケーションソフトウェアのインストールパッケージは、ソースワークステーション１４０の通信部１４１、及びファイルサーバー１３０の通信部１３１を通じてインストールパッケージ保存管理部１３２にアップロードされる(Ｓ２０５)。
インストールパッケージ生成部１４３によるアプリケーションソフトウェアのインストールパッケージがファイルサーバー１３０のインストールパッケージ保存管理部１３２にアップロードされた後、アプリケーションソフトウェア削除部１４２はソースワークステーション１４０からインストールパッケージの生成に使われたアプリケーションソフトウェアを削除する(Ｓ２０６)。

ファイルサーバー１３０のインストールパッケージ保存管理部１３２にアップロードされているインストールパッケージは、ソースワークステーション１４０のインストールスケジューラ１４４に指定されている時間を参照してファイルサーバー１３０の通信部１３１、及びユーザコンピューター通信部１１１を通じてプログラムTSR１１２に送信される(Ｓ２０７)。

プログラムインストール部１１３は、ユーザコンピューター１１０のプログラムTSR１１２に送信されたインストールパッケージの内容であるアプリケーションソフトウェアをユーザコンピューター１１０にインストールし(Ｓ２０８)、プログラム削除部１１４は、指定された時間にユーザコンピューター１１０にインストールされているアプリケーションソフトウェアをアンインストール即ち削除する(Ｓ２０９)。

上述したように、管理者サーバーが指定された時間にユーザコンピューターにアプリケーションソフトウェアをインストールし、アンインストールすることができるようにアプリケーションソフトウェアを再パッケージする技術によれば、管理者サーバーはユーザコンピューターにアプリケーションソフトウェアを自動的に配布、インストール、アンインストールする管理プログラムを具備する。このような管理プログラムは、アプリケーションソフトウェアを再パッケージしたインストールパッケージをスケジューリングしてユーザコンピューターに配布及びインストールし、インストールされたアプリケーションソフトウェアをユーザコンピューターからアンインストールすることができるようになって、アプリケーションソフトウェアの維持管理に必要となる費用が減らされる効果がある。しかし、それはアプリケーションソフトウェアがすべての管理者サーバーにインストールされなければならないという、管理者中心の作業が要求され、また、ユーザコンピューターのオペレーティングシステムに変更が加えられるので、ユーザコンピューターのオペレーティングシステムの安全性が落ちるという問題点がある。また、アプリケーションソフトウェアを再パッケージしたインストールパッケージがネットワークを通じて正常にユーザのワークステーションにインストールされても、ユーザコンピューターにおける実行環境とインストールされたアプリケーションソフトウェアの実行環境が一致しないこともあるので、正常な実行を保障することはできない。

より一層発展した技術として、アプリケーションソフトウェアの配布、インストール、アンインストールの手続きがなく、アプリケーションソフトウェアを使うようにするもので、アプリケーションソフトウェアの配布、インストール、アンインストールに必要となる費用を画期的に減らし、アプリケーションソフトウェアをストリーミングで使うことで、ユーザコンピューターのアプリケーションソフトウェア実行環境に拘わらずにアプリケーションソフトウェアを使うことができ、アプリケーションソフトウェア活用度が増加されたものとして、分散コンピューティングでレンタルソフトウェアプログラムを実行する技術がソフト・オン・ネット（Soft on Net）社の特許出願であるＰＣＴ／ＫＲ２０００/０００７６に公開されている。この技術によれば、管理者サーバーによる配布、インストール、アンインストールを行うことなくユーザが「クリックアンドラン(click and run)」で直ちにアプリケーションソフトウェアを使うことができる。従って、アプリケーションソフトウェアの管理費用を減らすことができ、仮想実行環境でオペレーティングシステムの変更を行うことなくアプリケーションソフトウェアを実行することができてオペレーティングシステムの安全性が保障される。

この技術では、ユーザコンピューターがネットワークを通じてストリーミングサーバーに接続し、認証を経てストリーミングサーバーに登録されているアプリケーションソフトウェアで必要とする部分を要求する。ユーザコンピューターは、ストリーミングサーバーからアプリケーションソフトウェアで必要とする部分のみを受信してアプリケーションソフトウェアの実行環境を構成してアプリケーションソフトウェアを実行する。そして、ユーザコンピューターはアプリケーションソフトウェアを実行しながらストリーミングサーバーにアプリケーションソフトウェアでさらに必要とする部分を要求し、受信しながらアプリケーションソフトウェアの実行環境を構成してアプリケーションソフトウェアを実行する。

しかし、アプリケーションソフトウェアストリーミングサービス提供システムにおいて、現在までアプリケーションソフトウェアストリーミングのためのアプリケーションソフトウェア再パッケージに関する技術は全く知られていない。また、アプリケーションソフトウェアをストリーミング環境下で使うためには、ジャバ(Java)のように分散コンピューティング(computing)環境を支援するソフトウェアを使ってアプリケーションソフトウェアを再作成するか、はじめから分散コンピューティングを考慮してアプリケーションソフトウェアを作成しなければならない。

本発明は上述のような問題点を解決するために案出されたもので、本発明の目的は、ユーザコンピューターにアプリケーションソフトウェアをインストールしないでストリーミングサーバーにアップロードされている再パッケージアプリケーションソフトウェアファイルをストリーミングで実行することができるアプリケーションソフトウェア再パッケージシステム、及びその方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、ユーザコンピューターの実際オペレーティングシステム、及び環境に変更を加えなく、仮想環境でアプリケーションソフトウェアを実行することができるアプリケーションソフトウェア再パッケージシステム、及びその方法を提供することにある。

前記のような本発明の目的は、再パッケージされるアプリケーションソフトウェアファイルを受信する入力部、前記入力部から入力されたアプリケーションソフトウェアファイルに基づいて、アプリケーションソフトウェアに要求される最小インストールスペックを形成し、メタイメージを生成するメタイメージ及び最小インストールスペック形成部、及び前記メタイメージに基づいて、再パッケージアプリケーションソフトウェアファイルを生成してストリーミングサーバーにアップロードする再パッケージアプリケーションソフトウェアファイル生成及びアップロード処理部を含むことを特徴とするアプリケーションソフトウェアストリーミングのためのアプリケーションソフトウェア再パッケージシステムによって達成されることができる。

また、前記のような本発明の目的は、アプリケーションソフトウェアを再パッケージする方法において、メタイメージ及び最小インストールスペックの形成に必要なアプリケーションソフトウェアの入力を受け取る段階、前記入力されたアプリケーションソフトウェアに基づいて、アプリケーションソフトウェアの最小インストールスペックを形成する段階、前記アプリケーションソフトウェアのインストール前のスキャンイメージとインストール後のスキャンイメージを生成する段階、前記インストール前のスキャンイメージとインストール後のスキャンイメージを比較する段階、前記比較結果に相応するメタイメージを生成する段階、前記生成されたメタイメージに基づいて、再パッケージアプリケーションソフトウェアファイルを生成する段階、及び前記生成された再パッケージアプリケーションソフトウェアファイルをストリーミングサーバーにアップロードする段階を含むことを特徴とするアプリケーションソフトウェアストリーミングのためのアプリケーションソフトウェア再パッケージ方法によっても達成されることができる。

上述したような本発明によれば、ストリーミングサーバーとユーザコンピューターがネットワークを介して接続されている環境で、ユーザコンピューターにアプリケーションソフトウェアをインストールする事なしにストリーミングサーバーにアップロードされているアプリケーションソフトウェアをストリーミング方式で遂行することができるアプリケーションソフトウェアストリーミングサービスを提供することができる。

また、実際オペレーティングシステム及び環境に変更を加えなく、仮想実行環境で遂行するようにアプリケーションソフトウェアをストリーミングする本発明のアプリケーションソフトウェアストリーミングによれば、アプリケーションソフトウェアの維持管理費用を非常に小さくしながらもオペレーティングシステムの安全性を確保することができるので、アプリケーションソフトウェア管理側面で便利性を向上する効果がある。
本発明は、上述された望ましい実施例と関して説明されられたが、発明の要旨と範囲から逸脱することなく多様な修正や変形をすることが可能である。従って、添付された特許請求の範囲は本発明の要旨に属するこのような修正や変形を含む。

図３は本発明によるアプリケーションソフトウェアストリーミングサービスシステムの概略的な構成ブロック図である。
以下、本発明による実施例を、添付図面を参照して具体的に説明する。
アプリケーションソフトウェアストリーミングサービスシステムは、アプリケーションソフトウェア再パッケージシステム３９０、アプリケーションソフトウェア再パッケージシステム３９０に接続されたストリーミングサーバー３３０、及びインターネット等のネットワーク３２０を通じてストリーミングサーバー３３０に接続されたユーザコンピューター３１０によって構成されている。

アプリケーションソフトウェア再パッケージシステム３９０は、アプリケーションソフトウェアをストリーミングで使うようにするための再パッケージアプリケーションソフトウェアファイルを生成し、この再パッケージアプリケーションソフトウェアファイルをストリーミングサーバー３３０にアップロードするためのことで、入力部３９５、メタイメージ及び最小インストールスペック形成部３５０、知識データ生成処理部３６０、知識データ更新装置３８０、知識ＤＢ(Knowledge Database)３７０、再パッケージアプリケーションソフトウェアファイル生成及びアップロード処理部３４０によって構成されている。
入力部３９５は、メタイメージ及び最小インストールスペックの形成に必要なアプリケーションソフトウェアをメタイメージ及び最小インストールスペック形成部３５０に入力する。

メタイメージ及び最小インストールスペック形成部３５０は、入力部３９５から入力されたアプリケーションソフトウェアに基づいて、メタイメージ及びアプリケーションソフトウェアの最小インストールスペックを形成して知識データ生成処理部３６０に送信する。ここで、アプリケーションソフトウェアの最小インストールスペックとは、アプリケーションソフトウェアを実行することができるオペレーティングシステムとストリーミング環境下でアプリケーションソフトウェアを実行するためのアプリケーションソフトウェアに対する最小スペックである。
例えば、ウィンドウズオペレーティングシステム上では、最小インストールスペックはアプリケーションソフトウェアを実行することができるウィンドウ及びインターネットエクスプローラだけのオペレーティングシステムとストリーミング環境下でアプリケーションソフトウェアが実行されるためのアプリケーションソフトウェアに対する最小スペックである。最小インストールスペックは、一つのアプリケーションソフトウェアだけがインストールされて駆動されることを考慮しており、他のアプリケーションソフトウェアはインストールされていない状態におけるものである。

よって、一つのアプリケーションソフトウェア以外のアプリケーションソフトウェアがインストールされている状態で最小インストールスペックを得た場合、再パッケージアプリケーションソフトウェアファイル生成及びアップロード処理部３４０によって生成された再パッケージアプリケーションソフトウェアファイルが、ストリーミング環境下ではユーザコンピューター３１０で正常に実行されないこともある。
知識データ生成処理部３６０は、メタイメージ及び最小インストールスペック形成部３５０で形成された最小インストールスペックを参照して、メタイメージに共通規則、又は共通規則と特定規則を適用して、予め設定された試験規則に従ってアプリケーションソフトウェアを試して知識データを生成する。そして、知識データ生成処理部３６０は知識データ更新装置３８０を通じて知識ＤＢ３７０の知識データを更新する。

再パッケージアプリケーションソフトウェアファイル生成及びアップロード処理部３４０は、メタイメージ及び知識ＤＢ３７０からの知識データに基づいて、再パッケージアプリケーションソフトウェアファイルを生成し、生成された再パッケージアプリケーションソフトウェアファイルをストリーミングサーバー３３０にアップロードする。ここで、知識ＤＢ３７０はストリーミングサービス提供システムにおけるユーザコンピューターによってアプリケーションソフトウェアが実行される時のオペレーティングシステムとアプリケーションソフトウェアに対する共通事項、及びユーザコンピューターでアプリケーションソフトウェアが実行される時のプロセス(process)間の連動、ハードウェア設定、デバイスドライバー(device driver)設定、ライセンス(license)処理等のアプリケーションソフトウェア毎に特定のプロパティを有する特定事項を保存管理する。

ストリーミングサーバー３３０は、再パッケージアプリケーションソフトウェアファイル生成及びアップロード処理部３４０からアップロードされた再パッケージアプリケーションソフトウェアファイルをストリーミングサーバー３３０の通信部３３１を通じて再パッケージアプリケーションソフトウェアファイル保存管理部３３２に保存管理する。また、ユーザコンピューター３１０から要請がある場合、ストリーミングサーバー３３０は、ユーザコンピューター３１０が再パッケージアプリケーションソフトウェアの内容であるアプリケーションソフトウェアをストリーミングで使うように再パッケージアプリケーションソフトウェアファイル送信する。

ユーザコンピューター３１０は、再パッケージアプリケーションソフトウェアファイルで必要とする部分をストリーミングサーバー３３０に要求し、それを受信する。ユーザコンピューター３１０の再パッケージアプリケーションソフトウェアファイル実行部３１２は、再パッケージアプリケーションソフトウェアファイルの内容であるアプリケーションソフトウェアを実行することに必要な共通事項及び特定事項のインストールスペックに基づいた環境を構築して、仮想環境でアプリケーションソフトウェアを実行する。ユーザコンピューター３１０が仮想環境でアプリケーションソフトウェアを実行している間に再パッケージアプリケーションソフトウェアファイルでアプリケーションソフトウェアの実行に必要な部分がさらにあれば、ストリーミングサーバー３３０に、再パッケージアプリケーションソフトウェアファイルで必要とする部分を要求してそれを受信し、ユーザコンピューター３１０の再パッケージアプリケーションソフトウェアファイル実行部３１２によってアプリケーションソフトウェアを実行することに必要な環境を構築して、仮想環境でアプリケーションソフトウェアを実行することで、アプリケーションソフトウェアをストリーミングで実行する。すなわち、それらを繰り返し実行することで、ユーザコンピューター３１０はアプリケーションソフトウェアをストリーミングで使うことができる。

図４は図３のメタイメージ及び最小インストールスペック形成部３５０の細部構成ブロック図である。メタイメージ及び最小インストールスペック形成部３５０は、初期環境生成部３５１、イメージ生成部３５２、及びイメージ比較部３５３を含んで構成される。
初期環境生成部３５１は、入力部３９５から入力されたアプリケーションソフトウェアに基づいて、アプリケーションソフトウェア再パッケージシステムを支援することができるアプリケーションソフトウェアの最小インストールスペックを一般的なイメージ復元方式によって形成する。

イメージ生成部３５２は、初期環境生成部３５１で形成されたアプリケーションソフトウェアの最小インストールスペックに基づいてアプリケーションソフトウェアをフィルタリング(filtering)するアプリケーションソフトウェアフィルタリング処理、アプリケーションソフトウェアをスキャンしてスキャンイメージを生成するアプリケーションソフトウェアのスキャンイメージ生成処理、アプリケーションソフトウェアのスキャン回数を判断するスキャン回数判断処理、アプリケーションソフトウェアのインストール環境を追加変更及びアプリケーションソフトウェアのインストール環境を復元するインストール環境追加変更及びインストール環境復元処理を実行する。ここで、インストール環境は、アプリケーションソフトウェアが何らかのオペレーティングシステムにインストールされた時のファイル情報、レジストリ、オペレーティングシステム情報、及びアプリケーションソフトウェア区分情報を意味する。

アプリケーションソフトウェアフィルタリング処理は、アプリケーションソフトウェア再パッケージに不必要な部分をスキャン過程で除外させる等の特別な処理をして、ストリーミング環境下でアプリケーションソフトウェアの使用に最適なファイルリスト、ファイルデータ、及びディレクトリ構造のファイル情報、レジストリ、オペレーティングシステム情報、及びアプリケーションソフトウェア区分情報をアプリケーションソフトウェア再パッケージに適合するように行われる。すなわち、フィルタリングは、アプリケーションソフトウェアのファイル情報、レジストリ、オペレーティングシステム情報、及びアプリケーションソフトウェア区分情報で必要がない部分によって発生されるアプリケーションソフトウェアの実行速度の低下と非正常的な実行を補正するためのものである。

アプリケーションソフトウェアのスキャンイメージ生成処理は、インストール環境に基づいてアプリケーションソフトウェアのファイル情報、レジストリ、オペレーティングシステム情報、及びアプリケーションソフトウェア区分情報を抽出してアプリケーションソフトウェアのスキャンイメージを生成することである。また、スキャン回数判断処理は、アプリケーションソフトウェアのインストール環境を追加変更するか、又はアプリケーションソフトウェアのインストール環境を復元するはずなのかを判断することである。
インストール環境追加変更は、ユーザコンピューター毎に他のアプリケーションソフトウェアのインストール経路を特定経路として固定してアプリケーションソフトウェア再パッケージをすることでアプリケーションソフトウェアストリーミングのためのアプリケーションソフトウェア再パッケージを単純化するために、生成されたアプリケーションソフトウェアのスキャンイメージが運営者によるアプリケーションソフトウェアインストール前に保存されているアプリケーションソフトウェアのスキャンイメージならばアプリケーションソフトウェアのインストール環境を追加変更することである。
インストール環境復元は、アプリケーションソフトウェアのスキャンイメージがアプリケーションソフトウェアインストール後に保存されているアプリケーションソフトウェアのスキャンイメージならばアプリケーションソフトウェアがインストールされる前のアプリケーションソフトウェアのインストール環境を復元することである。

イメージ比較部３５３は、アプリケーションソフトウェアインストール前に追加変更されているインストール環境でのスキャンイメージとアプリケーションソフトウェアインストール後に復元されているインストール環境でのスキャンイメージを比較して、アプリケーションソフトウェアインストール前後に追加変更されたファイル情報、レジストリ、オペレーティングシステム情報、及びアプリケーションソフトウェア区分情報となっているデータ構造のメタイメージを形成する。ここで、オペレーティングシステム情報はフォント(font)処理、ユーザコンピューター初期化処理、ショートカット(Short Cut)生成処理、リンク(link)ファイル処理、環境変数処理、及びオペレーティングシステムとアプリケーションソフトウェアに使われるＤＢ設定処理等の情報によって構成され、アプリケーションソフトウェア区分情報は、アプリケーションソフトウェアの実行ファイル名と実行ファイルバージョン(version)等の情報によって構成される。

図５は図３の知識データ生成処理部３６０の細部構成ブロック図である。
知識データ生成処理部３６０は、共通規則適用部３６１-１と特定規則適用部３６１-２となっている規則適用部３６１、試験部３６２、知識データ生成部３６３によって構成される。

規則適用部３６１は、初期環境生成部３５１で形成されたアプリケーションソフトウェアの最小インストールスペックとイメージ比較部３５３によって生成されたメタイメージに基づいて、共通規則、又は共通規則と特定規則を適用するためのものである。共通規則適用部３６１-１は、ストリーミングサービス提供システムにおいてユーザコンピューターがアプリケーションソフトウェアを実行する時のオペレーティングシステムとアプリケーションソフトウェアに対する共通規則を適用する。そして、共通規則の適用によるアプリケーションソフトウェアが後述する試験部３６２による試験で正常な動作をしない場合、特定規則適用部３６２-２が特定規則を適用する。
ここで、共通規則は、ファイル情報、レジストリ、オペレーティングシステム情報、及びアプリケーションソフトウェア区分情報の少なくとも一つに含まれているフォント処理、ユーザコンピューター初期化処理、ショートカットアイコン生成処理、リンクファイル処理、環境変数処理、及びオペレーティングシステムとアプリケーションソフトウェアに使われるＤＢ設定処理等に対する規則によって構成される。また、特定規則は、ストリーミングサービス提供システムにおいてユーザコンピューター３１０でアプリケーションソフトウェアが実行される時のアプリケーションソフトウェア毎に特定のプロパティを有するプロセス間の連動、ハードウェア設定、デバイスドライバー設定、ライセンス処理等の規則である。

試験部３６２は、共通規則適用部３６１-１によって共通規則が適用されたアプリケーションソフトウェアが正常に動作するのか、又は共通規則が適用されず特定規則が適用されたアプリケーションソフトウェアが正常に動作するのか等、アプリケーションソフトウェアのすべての機能を一定な試験規則によって試す。
知識データ生成部３６３は、試験部３６２によって試験がなされたアプリケーションソフトウェアがユーザコンピューター３１０で実行される時のオペレーティングシステムとアプリケーションソフトウェアに対する共通事項と特定事項に特定事項に対する知識データを生成する。

図６は図３の知識データ知識データ更新装置３８０のブロック図である。
知識データ更新装置３８０は、知識ＤＢ３７０に保存管理されている知識データを知識データ生成処理部３６０から受信された知識データで更新することで、知識データ更新入力部３８１と知識データ更新サーバー３８２によって構成されている。知識データ更新入力部３８１は、知識データ生成処理部３６０の知識データ生成部３６３から受信された知識データを知識データ更新サーバー３８２に送信する。知識データ更新サーバー３８２は、知識データ更新入力部３８１から受信された知識データによって周期的に、又は非周期的に知識ＤＢ３７０の知識データを更新する。

図７は図３の再パッケージアプリケーションソフトウェアファイル生成及びアップロード処理部の細部構成ブロック図である。
再パッケージアプリケーションソフトウェアファイル生成及びアップロード処理部３４０は、メタイメージ分析部３４４-１とスクリプトファイル生成部３４４-２によって構成された変換部３４４、再パッケージアプリケーションソフトウェアファイル生成部３４３、再パッケージアプリケーションソフトウェアファイルアップロード部(upload part)３４２、及び通信部３３１によって構成されている。

メタイメージ分析部３４４-１は、イメージ比較部３５３から受信されたファイル情報、レジストリ、オペレーティングシステム情報、及びアプリケーションソフトウェア区分情報のメタイメージのうち、オペレーティングシステム情報、及びアプリケーションソフトウェア区分情報を分析し、それに基づいて知識ＤＢ３７０にクエリーを行うためのクエリー文を形成してクエリーを送信し、知識ＤＢ３７０からインタプリター(interpreter)方式で使うことができる命令語であるスクリプトファイル(script file)の生成及び実行に必要なスクリプト環境情報を獲得する。アプリケーションソフトウェア区分情報はメタイメージ分析部３４４-１から知識ＤＢ３７０にクエリー時に知識ＤＢ３７０でインデックスとして使われる。

スクリプトファイル生成部３４４-２は、メタイメージ分析部３４４-１からのスクリプト環境情報に基づいて、スクリプトファイルを生成する。
再パッケージアプリケーションソフトウェアファイル生成部３４３は、メタイメージ分析部３４４-１からのファイル情報、レジストリ、及びスクリプトファイル生成部３４４-２からのスクリプトファイルに基づいて再パッケージアプリケーションソフトウェアファイルを生成する。

再パッケージアプリケーションソフトウェアファイルアップロード部３４２は、再パッケージアプリケーションソフトウェアファイル生成部３４３からの再パッケージアプリケーションソフトウェアファイルを、通信部３４１を通じてストリーミングサーバー３３０にアップロードする。この時、再パッケージアプリケーションソフトウェアファイルは、ストリーミングサーバー３３０の通信部３３１を通じて再パッケージアプリケーションソフトウェアファイル保存管理部３３２にアップロードされる。
図８は本発明によるアプリケーションソフトウェアストリーミングのためのアプリケーションソフトウェア再パッケージ方法が実行される過程を示すフローチャートである。

メタイメージ及び最小インストールスペックの形成に必要なアプリケーションソフトウェアが入力部３９５によってメタイメージ及び最小インストールスペック形成部３５０に入力される(Ｓ８０１)。
メタイメージ及び最小インストールスペック形成部３５０は、入力部３９５から受信されたアプリケーションソフトウェアに基づいて、メタイメージ及びアプリケーションソフトウェアの最小インストールスペックを形成して知識データ生成処理部３６０に送信する(Ｓ８０２)。

規則適用部３６１は、メタイメージ及び最小インストールスペック形成部３５０で形成された最小インストールスペックを参照してメタイメージに、知識データ生成処理部３６０によって共通規則と特定規則を適用し、試験規則に従ってアプリケーションソフトウェアを試して知識データを生成し(Ｓ８０３)、知識データ更新装置３８０を介在して知識ＤＢ３７０の知識データを更新する(Ｓ８０４)。
再パッケージアプリケーションソフトウェアファイル生成及びアップロード処理部３４０は、メタイメージ及び最小インストールスペック形成部３５０から受信されたメタイメージと知識ＤＢ３７０から抽出した知識データとに基づいて再パッケージアプリケーションソフトウェアファイルを生成し、生成された再パッケージアプリケーションソフトウェアファイルをストリーミングサーバー３３０にアップロードする(Ｓ８０５)。

ストリーミングサーバー３３０の再パッケージアプリケーションソフトウェアファイル保存管理部３３２は、アップロードされた再パッケージアプリケーションソフトウェアファイルのアプリケーションソフトウェアを保存管理する(Ｓ８０６)。
ユーザコンピューター３１０は、ネットワーク３２０を通じてストリーミングサーバー３３０に、再パッケージアプリケーションソフトウェアファイルで必要とする部分を要求して、それを受信し(Ｓ８０７)、ユーザコンピューター３１０の再パッケージアプリケーションソフトウェアファイル実行部３１２によって、この再パッケージアプリケーションソフトウェアファイルの内容であるアプリケーションソフトウェアを実行することに必要な共通事項、及び特定事項のインストールスペックに基づいた環境を構築して仮想環境でアプリケーションソフトウェアを実行する(Ｓ８０８)。
仮想環境でアプリケーションソフトウェアの実行中に再パッケージアプリケーションソフトウェアファイルでアプリケーションソフトウェアの実行に必要な部分がさらにあるかを判断し(Ｓ８０９)、再パッケージアプリケーションソフトウェアファイルでアプリケーションソフトウェアの実行に必要な部分がさらにあると判断されれば、Ｓ８０７及びＳ８０８が実行されるようにすることでユーザコンピューター３１０がアプリケーションソフトウェアをストリーミングで実行する。

図９は図８のメタイメージ及び最小インストールスペックの形成段階の細部フローチャートである。
入力部３９５から入力されたアプリケーションソフトウェアに基づいて、初期環境生成部３５１は、アプリケーションソフトウェア再パッケージシステムを支援することができるアプリケーションソフトウェアの最小インストールスペックを一般的なイメージ復元方式によって形成する(Ｓ９０１)。

イメージ生成部３５２は、初期環境生成部３５１によって形成されたアプリケーションソフトウェアの最小インストールスペックに基づいて、アプリケーションソフトウェアフィルタリング処理を実行し(Ｓ９０２)、インストール環境に基づいて、アプリケーションソフトウェアのスキャンイメージを生成し(Ｓ９０３)、アプリケーションソフトウェアのスキャン回数を判断する(Ｓ９０４)。アプリケーションソフトウェアのスキャン回数が１と判断された場合(Ｓ９０５)、アプリケーションソフトウェアのインストール環境を追加変更するインストール環境追加変更をし(Ｓ９０６)、入力部３９５から入力されたアプリケーションソフトウェアを、アプリケーションソフトウェア再パッケージの運営者がアプリケーションソフトウェア再パッケージシステムにインストールする(Ｓ９０７)。
Ｓ９０７が実行された後、Ｓ９０３及びＳ９０４を実行する。この時、スキャン回数が１ではないことと判断されれば(Ｓ９０５)、アプリケーションソフトウェアがインストールされる前のアプリケーションソフトウェアのインストール環境を復元するインストール環境復元処理を実行する(Ｓ９０８)。
イメージ比較部３５３は、アプリケーションソフトウェアインストール前に追加変更されたインストール環境でのスキャンイメージとアプリケーションソフトウェアインストール後に復元されたインストール環境でのスキャンイメージを比較して、メタイメージを形成する(Ｓ９０９)。

図１０は図８の知識データ生成段階の細部フローチャートである。
共通規則適用部３６１-１は、初期環境生成部３５１で形成されたアプリケーションソフトウェアの最小インストールスペックとイメージ比較部３５３によって生成されたメタイメージに基づいて、ユーザコンピューターがアプリケーションソフトウェアを実行する時のオペレーティングシステムとアプリケーションソフトウェアに対する共通規則を適用する(Ｓ１００１)。
試験部３６２は、共通規則適用によるアプリケーションソフトウェアが正常な動作をするのか可否を試す(Ｓ１００２)。
Ｓ１００２での試験結果が正常な動作である場合(Ｓ１００３)、知識データ生成部３６３はアプリケーションソフトウェアに対する知識データを生成する(Ｓ１００４)。

Ｓ１００２での試験結果が正常な動作ではない場合(Ｓ１００３)、特定規則適用部３６２-２は、初期環境生成部３５１からのアプリケーションソフトウェアの最小インストールスペックとイメージ比較部３５３からのメタイメージに基づいて、ユーザコンピューターがアプリケーションソフトウェアを実行する時のプロセス間の連動、ハードウェア設定、デバイスドライバー設定、ライセンス処理等のアプリケーションソフトウェア毎に特定のプロパティを有する特定規則を適用する(Ｓ１００５)。
試験部３６２は、特定規則適用によるアプリケーションソフトウェアが正常な動作をするか否かを試す(Ｓ１００６)。
Ｓ１００６で実行された試験結果が正常な動作ではない場合(Ｓ１００３)、他の特定規則に従って、Ｓ１００５及びＳ１００６を繰り返し実行して、Ｓ１００６での試験結果が正常な動作になる場合(Ｓ１００３)、知識データ生成部３６３は、アプリケーションソフトウェアに対する知識データを生成する(Ｓ１００４)。

図１１は図８の知識データ更新段階の細部フローチャートである。
知識データ更新入力部３８１は、知識データ生成処理部３６０の知識データ生成部３６３からの知識データを知識データ更新サーバー３８２に入力し(Ｓ１１０１)、知識データ更新サーバー３８２は、知識データ更新入力部３８１からの知識データに基づいて、周期的又は非周期的に知識ＤＢ３７０の知識データを更新する(Ｓ１１０２)。

図１２は図８の再パッケージアプリケーションソフトウェアファイル生成及びアップロード段階の細部フローチャートである。
メタイメージ分析部３４４-１は、メタイメージ及び最小インストールスペック形成部３５０のイメージ比較部３５３からのメタイメージのうち、オペレーティングシステム情報、及びアプリケーションソフトウェア区分情報を分析し(Ｓ１２０１)、それに基づいて知識ＤＢ３７０にクエリーを行うためのクエリー文を形成してクエリーを送信し(Ｓ１２０２)、知識ＤＢ３７０からインタプリター方式で使うことができる命令語であるスクリプトファイルの生成及び実行に必要なスクリプト環境情報を獲得する(Ｓ１２０３)。

スクリプトファイル生成部３４４-２は、メタイメージ分析部３４４-１からのスクリプト環境情報に基づいて、スクリプトファイルを生成する(Ｓ１２０４)。
再パッケージアプリケーションソフトウェアファイル生成部３４３は、メタイメージ分析部３４４-１からのファイル情報、レジストリ、及びスクリプトファイル生成部３４４-２からのスクリプトファイルに基づいて、再パッケージアプリケーションソフトウェアファイルを生成する(Ｓ１２０５)。

再パッケージアプリケーションソフトウェアファイルアップロード部３４２は、再パッケージアプリケーションソフトウェアファイル生成部３４３からの再パッケージアプリケーションソフトウェアファイルを、通信部３４１を通じてストリーミングサーバー３３０にアップロードする(Ｓ１２０６)。Ｓ１２０６で再パッケージアプリケーションソフトウェアファイルは、ストリーミングサーバー３３０の通信部３３１を通じて再パッケージアプリケーションソフトウェアファイル保存管理部３３２にアップロードされる。

従来のネットワークインストール方式によってアプリケーションソフトウェアを再パッケージしてユーザコンピューターにアプリケーションソフトウェアをインストール・アンインストールするシステムの概略的な構成ブロック図である。従来のネットワークインストール方式によってアプリケーションソフトウェアを再パッケージしてユーザコンピューターにアプリケーションソフトウェアをインストール・アンインストールする方法が実行されるフローチャートである。本発明によるアプリケーションソフトウェアストリーミングサービスシステムの概略的な構成ブロック図である。図３のメタイメージ及び最小インストールスペック形成部の細部構成ブロック図である。図３の知識データ生成処理部の細部構成ブロック図である。図３の知識データ更新装置のブロック図である。図３の再パッケージアプリケーションソフトウェアファイル生成及びアップロード処理部の細部構成ブロック図である。本発明によるアプリケーションソフトウェアストリーミングのためのアプリケーションソフトウェア再パッケージ方法が実行される過程を示すフローチャートである。図８のメタイメージ及び最小インストールスペックの形成段階の細部フローチャートである。図８の知識データ生成段階の細部フローチャートである。図８の知識データ更新段階の細部フローチャートである。図８の再パッケージアプリケーションソフトウェアファイル生成及びアップロード段階の細部フローチャートである。

符号の説明

３１０ユーザコンピューター
３２０ネットワーク
３３０ストリーミングサーバー
３４０再パッケージアプリケーションソフトウェアファイル生成及びアップロード処理部
３４４変換部
３４４-１メタイメージ分析部
３４４-２スクリプトファイル生成部
３４２再パッケージアプリケーションソフトウェアファイルアップロード部
３４３再パッケージアプリケーションソフトウェアファイル生成部
３５０メタイメージ及び最小インストールスペック形成部
３５１初期環境生成部
３５２イメージ生成部
３５３イメージ比較部
３６０知識データ生成処理部
３６１規則適用部
３６１-１共通規則適用部
３６１-２特定規則適用部
３６２試験部
３６３知識データ生成部
３７０知識ＤＢ
３８０知識データ更新装置
３８１知識データ更新入力部
３８２知識データ更新サーバー
３９０アプリケーションソフトウェア再パッケージシステム
３９５入力部

Claims

アプリケーションソフトウェア再パッケージシステムにおいて、
再パッケージされるアプリケーションソフトウェアファイルを受信する入力部、
前記入力部から入力されたアプリケーションソフトウェアファイルに基づいて、アプリケーションソフトウェアに要求される最小インストールスペックを形成し、メタイメージを生成するメタイメージ及び最小インストールスペック形成部、及び、
前記メタイメージに基づいて、再パッケージアプリケーションソフトウェアファイルを生成してストリーミングサーバーにアップロードする再パッケージアプリケーションソフトウェアファイル生成及びアップロード処理部、を含むことを特徴とするアプリケーションソフトウェアストリーミングのためのアプリケーションソフトウェア再パッケージシステム。
前記メタイメージ及び最小インストールスペック形成部は、
前記入力部から入力されたアプリケーションソフトウェアファイルに基づいて、アプリケーションソフトウェアの最小インストールスペックを形成する初期環境生成部、
前記アプリケーションソフトウェアファイルのインストール前のスキャンイメージとインストール後のスキャンイメージを生成するイメージ生成部、及び、
前記イメージ生成部によって生成されたアプリケーションソフトウェアインストール前後のスキャンイメージを比較して、メタイメージを生成するイメージ比較部、をさらに含むことを特徴とする請求項１に記載のアプリケーションソフトウェアストリーミングのためのアプリケーションソフトウェア再パッケージシステム。
前記生成されたメタイメージに予め設定された規則を適用して、その結果に相応する知識データを生成する知識データ生成処理部をさらに含むことを特徴とする請求項１に記載のアプリケーションソフトウェアストリーミングのためのアプリケーションソフトウェア再パッケージシステム。
前記イメージ生成部は、
前記アプリケーションソフトウェアの最小インストールスペックに基づいてアプリケーションソフトウェアをフィルタリングし、アプリケーションソフトウェアをスキャンしてスキャンイメージを生成し、アプリケーションソフトウェアのスキャン回数を算出してスキャン回数によってアプリケーションソフトウェアのインストール環境を追加変更又は復元する機能を含むことを特徴とする請求項２又は３に記載のアプリケーションソフトウェアストリーミングのためのアプリケーションソフトウェア再パッケージシステム。
前記アプリケーションソフトウェアのフィルタリングは、
前記アプリケーションソフトウェアストリーミングに使われないファイル情報、レジストリ、オペレーティングシステム情報、又はアプリケーションソフトウェア区分情報を抽出してイメージ生成対象から除外することを特徴とする請求項４に記載のアプリケーションソフトウェアストリーミングのためのアプリケーションソフトウェア再パッケージシステム。
前記オペレーティングシステム情報は、
フォント処理、ユーザコンピューター初期化処理、ショートカットアイコン生成処理、リンクファイル処理、環境変数処理、及びオペレーティングシステムとアプリケーションソフトウェアに使われるＤＢ設定処理のうち、少なくとも一つ以上の処理情報を含むことを特徴とする請求項４に記載のアプリケーションソフトウェアストリーミングのためのアプリケーションソフトウェア再パッケージシステム。
前記アプリケーションソフトウェア区分情報は、
アプリケーションソフトウェアの実行ファイル名と実行ファイルバージョンの情報を含むことを特徴とする請求項４に記載のアプリケーションソフトウェアストリーミングのためのアプリケーションソフトウェア再パッケージシステム。
前記ファイル情報は、
ファイルリスト、ファイルデータ、及びディレクトリ構造を含むことを特徴とする請求項４に記載のアプリケーションソフトウェアストリーミングのためのアプリケーションソフトウェア再パッケージシステム。
前記アプリケーションソフトウェアのインストール環境の追加変更では、
ユーザコンピューター毎に他のアプリケーションソフトウェアインストール経路を特定経路として固定することを特徴とする請求項４に記載のアプリケーションソフトウェアストリーミングのためのアプリケーションソフトウェア再パッケージシステム。
前記知識データ生成処理部は、
前記アプリケーションソフトウェアの最小インストールスペックに基づいて、前記メタイメージに予め設定された規則を適用する規則適用部、
予め設定された試験規則に従って、前記規則が適用されたアプリケーションソフトウェアが正常に実行されるかの可否を判断する試験部、及び、
前記アプリケーションソフトウェアが正常に実行されることと判断された場合、前記アプリケーションソフトウェア実行時のオペレーティングシステムとアプリケーションソフトウェアに係わる知識データを生成及び貯蔵する知識データ生成部、を含むことを特徴とする請求項３に記載のアプリケーションソフトウェアストリーミングのためのアプリケーションソフトウェア再パッケージシステム。
前記規則適用部は、
ストリーミング環境での前記アプリケーションソフトウェア実行時において、共通のオペレーティングシステム環境及び共通のアプリケーションソフトウェア環境に係わる共通規則を前記アプリケーションソフトウェアに適用する共通規則適用部、及び、
前記ストリーミング環境での前記アプリケーションソフトウェア実行時の前記アプリケーションソフトウェア別の特異事項と係わる特定規則を前記アプリケーションソフトウェアに適用する特定規則適用部、を含むことを特徴とする請求項１０に記載のアプリケーションソフトウェアストリーミングのためのアプリケーションソフトウェア再パッケージシステム。
前記共通規則は、
ファイル情報、レジストリ、オペレーティングシステム情報、及びアプリケーションソフトウェア区分情報の少なくとも一つに含まれているフォント処理、ユーザコンピューター初期化処理、ショートカットアイコン処理、リンクファイル処理、環境変数処理、及びオペレーティングシステムとアプリケーションソフトウェアに使われるＤＢ設定処理のうち、少なくとも一つ以上の処理規則によって構成されることを特徴とする請求項１１に記載のアプリケーションソフトウェアストリーミングのためのアプリケーションソフトウェア再パッケージシステム。
前記特定規則は、
プロセス間の連動、ハードウェア設定、デバイスドライバー設定、ライセンス処理のうち、少なくとも一つ以上の処理規則によって構成されることを特徴とする請求項１１に記載のアプリケーションソフトウェアストリーミングのためのアプリケーションソフトウェア再パッケージシステム。
前記知識データ生成処理部によって生成された知識データを更新処理する知識データ更新装置をさらに含むことを特徴とする請求項３に記載のアプリケーションソフトウェアストリーミングのためのアプリケーションソフトウェア再パッケージシステム。
前記知識データ更新装置は、
前記生成処理部によって生成された知識データを知識データ更新サーバーに入力する知識データ更新入力部、及び、
前記知識データ更新入力部から受信された前記知識データによって知識データを更新する知識データ更新サーバーを含むことを特徴とする請求項１４に記載のアプリケーションソフトウェアストリーミングのためのアプリケーションソフトウェア再パッケージシステム。
前記再パッケージアプリケーションソフトウェアファイル生成及びアップロード処理部は、
前記メタイメージを分析した情報を知識データと比較して、前記メタイメージに相応するファイル情報、レジストリ、及びスクリプトファイルを変換する変換部、
前記変換されたファイル情報、レジストリ、及びスクリプトファイルに基づいて、再パッケージアプリケーションソフトウェアファイルを生成する再パッケージアプリケーションソフトウェアファイル生成部、及び、
前記生成された再パッケージアプリケーションソフトウェアファイルを前記ファイルサーバーにアップロードする再パッケージアプリケーションソフトウェアファイルアップロード部を含むことを特徴とする請求項１に記載のアプリケーションソフトウェアストリーミングのためのアプリケーションソフトウェア再パッケージシステム。
前記変換部は、
前記メタイメージからのオペレーティングシステム情報、及びアプリケーションソフトウェア区分情報を分析し、前記知識ＤＢにクエリーを送って、スクリプト環境情報を獲得するメタイメージ分析部、及び、
前記メタイメージ分析部で獲得されたスクリプト環境情報に基づいて、スクリプトファイルを生成するスクリプトファイル生成部を含むことを特徴とする請求項１６に記載のアプリケーションソフトウェアストリーミングのためのアプリケーションソフトウェア再パッケージシステム。
アプリケーションソフトウェアを再パッケージする方法において、
メタイメージ及び最小インストールスペックの形成に必要なアプリケーションソフトウェアの入力を受け取る段階、
前記入力されたアプリケーションソフトウェアに基づいて、アプリケーションソフトウェアの最小インストールスペックを形成する段階、
前記アプリケーションソフトウェアのインストール前のスキャンイメージとインストール後のスキャンイメージを生成する段階、
前記インストール前のスキャンイメージとインストール後のスキャンイメージを比較する段階、
前記比較結果に相応するメタイメージを生成する段階、
前記生成されたメタイメージに基づいて、再パッケージアプリケーションソフトウェアファイルを生成する段階、及び、
前記生成された再パッケージアプリケーションソフトウェアファイルをストリーミングサーバーにアップロードする段階を含むことを特徴とするアプリケーションソフトウェアストリーミングのためのアプリケーションソフトウェア再パッケージ方法。
前記最小インストールスペックを参照して、前記メタイメージに予め設定された規則を適用する段階、及び、
前記適用結果に相応する知識データを生成する段階がさらに含まれ、
前記再パッケージアプリケーションソフトウェアファイルを生成する段階は、
前記メタイメージと前記知識データに基づいてなされることを特徴とする請求項１８に記載のアプリケーションソフトウェアストリーミングのためのアプリケーションソフトウェア再パッケージ方法。
前記アプリケーションソフトウェアをフィルタリングする段階がさらに含まれ、
前記フィルタリングでは、
前記アプリケーションソフトウェアストリーミングに使われないファイル情報、レジストリ、オペレーティングシステム情報、又はアプリケーションソフトウェア区分情報を抽出してイメージ生成対象から除外することを特徴とする請求項１８又は１９に記載のアプリケーションソフトウェアストリーミングのためのアプリケーションソフトウェア再パッケージ方法。
前記オペレーティングシステム情報は、
フォント処理、ユーザコンピューター初期化処理、ショートカットアイコン生成処理、リンクファイル処理、環境変数処理、及びオペレーティングシステムとアプリケーションソフトウェアに使われるＤＢ設定処理のうち、少なくとも一つ以上の処理情報を含むことを特徴とする請求項２０に記載のアプリケーションソフトウェアストリーミングのためのアプリケーションソフトウェア再パッケージ方法。
前記アプリケーションソフトウェア区分情報は、
アプリケーションソフトウェアの実行ファイル名と実行ファイルバージョンの情報を含むことを特徴とする請求項２０に記載のアプリケーションソフトウェアストリーミングのためのアプリケーションソフトウェア再パッケージ方法。
前記ファイル情報は、
ファイルリスト、ファイルデータ、及びディレクトリ構造を含むことを特徴とする請求項２０に記載のアプリケーションソフトウェアストリーミングのためのアプリケーションソフトウェア再パッケージ方法。
前記アプリケーションソフトウェアのインストール環境の追加変更では、
ユーザコンピューター毎に他のアプリケーションソフトウェアインストール経路を特定経路として固定することを特徴とする請求項２０に記載のアプリケーションソフトウェアストリーミングのためのアプリケーションソフトウェア再パッケージ方法。
前記インストール環境は、
アプリケーションソフトウェアが特定オペレーティングシステムにインストールされた時のファイル情報、レジストリ、オペレーティングシステム情報、及びアプリケーションソフトウェア区分情報のうち、少なくともどの一つを含むことを特徴とする請求項２０又は２４に記載のアプリケーションソフトウェアストリーミングのためのアプリケーションソフトウェア再パッケージ方法。
前記メタイメージに予め設定された規則を適用する段階は、
前記メタイメージに予め設定された共通規則を適用する段階、
前記共通規則が適用された前記アプリケーションソフトウェアが正常に動作するかどうかを判断する段階、
前記アプリケーションソフトウェアが正常に動作する場合、前記共通規則が適用された前記アプリケーションソフトウェアに相応する知識データを生成する段階、
前記共通規則が適用された前記アプリケーションソフトウェアが正常に動作しない場合、前記メタイメージに予め設定された特定規則を適用する段階、
前記特定規則が適用された前記アプリケーションソフトウェアが正常に動作するかどうかを判断する段階、及び、
前記アプリケーションソフトウェアが正常に動作する場合、前記特定規則が適用された前記アプリケーションソフトウェアに相応する知識データを生成する段階をさらに含むことを特徴とする請求項１８に記載のアプリケーションソフトウェアストリーミングのためのアプリケーションソフトウェア再パッケージ方法。
前記共通規則は、
ファイル情報、レジストリ、オペレーティングシステム情報、及びアプリケーションソフトウェア区分情報の少なくとも一つに含まれているフォント処理、ユーザコンピューター初期化処理、ショートカットアイコン生成処理、リンクファイル処理、環境変数処理、及びオペレーティングシステムとアプリケーションソフトウェアに使われるＤＢ設定処理のうち、少なくとも一つ以上の処理規則を含むことを特徴とする請求項２６に記載のアプリケーションソフトウェアストリーミングのためのアプリケーションソフトウェア再パッケージ方法。
前記特定規則は、
アプリケーションソフトウェア毎に特定のプロパティを有するプロセス間の連動、ハードウェア設定、デバイスドライバー設定、ライセンス処理のうち、少なくとも一つ以上の処理規則を含むことを特徴とする請求項２６に記載のアプリケーションソフトウェアストリーミングのためのアプリケーションソフトウェア再パッケージ方法。
前記再パッケージアプリケーションソフトウェアファイルを生成する段階は、
前記メタイメージと前記知識データに基づいて、前記メタイメージに相応するファイル情報、レジストリ、及びスクリプトファイルに変換する段階、及び、
前記ファイル情報、レジストリ、及びスクリプトファイルに基づいて、再パッケージアプリケーションソフトウェアファイルを生成する段階を含むことを特徴とする請求項１８又は１９に記載のアプリケーションソフトウェアストリーミングのためのアプリケーションソフトウェア再パッケージ方法。
前記変換段階は、
前記メタイメージからのオペレーティングシステム情報、及びアプリケーションソフトウェア区分情報を分析し、前記知識ＤＢにクエリーを送って、スクリプト環境情報を獲得する段階、及び、
前記スクリプト環境情報に基づいて、スクリプトファイルを生成する段階を含むことを特徴とする請求項２９に記載のアプリケーションソフトウェアストリーミングのためのアプリケーションソフトウェア再パッケージ方法。