JP2005049046A - Humidifier - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、加湿器に関するものである。 The present invention relates to a humidifier.
従来、加湿器として、常に一定量の水を収容する水槽と、この水槽内の水面に非接触状態で配設された気化エレメントと、前記水槽内の水を汲み上げて前記気化エレメントに上方から給水するポンプと、前記気化エレメントを通して送風して外部に放出する送風ファンとを備えたものがある(例えば、特許文献1参照)。 Conventionally, as a humidifier, a water tank that always contains a certain amount of water, a vaporization element that is disposed in a non-contact state on the water surface in the water tank, and water in the water tank is pumped up and supplied to the vaporization element from above. And a blower fan that blows air through the vaporizing element and discharges it to the outside (see, for example, Patent Document 1).
しかしながら、前記構成の加湿器では、気化エレメントが鉛直面に沿って配置されている。このため、気化エレメントの上端面にのみ給水されることになり、全体には広がりにくい。したがって、加湿能力を十分に高めることが困難である。 However, in the humidifier having the above-described configuration, the vaporizing element is disposed along the vertical plane. For this reason, water is supplied only to the upper end surface of the vaporizing element and is difficult to spread throughout. Therefore, it is difficult to sufficiently increase the humidifying ability.
そこで、本発明は、加湿能力及び衛生面で優れた機能を発揮する加湿器を提供することを課題とする。 Then, this invention makes it a subject to provide the humidifier which exhibits the function outstanding in the humidification capability and hygiene.
本発明は、前記課題を解決するための手段として、加湿器を、
吸込口と吹出口とを連通する空気流路を備えた加湿器本体と、
前記加湿器本体内に配置され、下方に向かって水を供給する散水室と、
前記散水室の下方の空気流路内に配置され、該散水室から供給された水を吸収し、前記空気流路を流動する空気が通過する加湿部材と、
前記吸込口から空気流路に空気を取り入れ、前記加湿部材を通過させて加湿した後、前記吹出口から排出する送風手段とを備えた構成とし、
前記加湿部材により、鉛直面に対して上方側が徐々に離れるように傾斜させて配置することにより、前記散水室から落下させる水を、前記加湿部材の傾斜面に供給可能としたものである。
The present invention provides a humidifier as a means for solving the above problems.
A humidifier body provided with an air flow path communicating with the inlet and the outlet;
A watering chamber disposed in the humidifier body and supplying water downward;
A humidifying member that is disposed in an air flow path below the watering chamber, absorbs water supplied from the watering chamber, and passes air flowing through the air flow path;
After taking air into the air flow path from the suction port, passing the humidification member and humidifying, and having a configuration including a blowing means for discharging from the blowout port,
The humidifying member is arranged so as to be inclined so that the upper side is gradually separated from the vertical surface, so that water dropped from the watering chamber can be supplied to the inclined surface of the humidifying member.
この構成により、散水室から落下させる水を加湿部材の全体に亘って供給しやすくなり、通過する空気を均等に加湿することが可能となる。 With this configuration, it becomes easy to supply the water dropped from the watering chamber over the entire humidifying member, and the passing air can be uniformly humidified.
前記散水室は、前記空気流路に配置した加湿部材の上面にも水を供給可能であると、より一層、加湿部材の全体に亘って給水しやすくなる点で好ましい。 The watering chamber is preferable in that water can be supplied also to the upper surface of the humidifying member disposed in the air flow path, so that water can be more easily supplied over the entire humidifying member.
前記加湿部材は、前記加湿器本体に着脱可能に設けると、加湿部材の交換やメンテナンスを容易に行うことが可能となる点で好ましい。 If the humidifying member is detachably provided in the humidifier body, it is preferable in that the humidifying member can be easily replaced and maintained.
前記加湿部材又は前記加湿器本体の少なくともいずれか一方に、前記空気流路からの空気の漏れを防止するガイド部を形成すると、無駄のない効率的な加湿が可能となる点で好ましい。 It is preferable that at least one of the humidifying member and the humidifier main body be provided with a guide portion for preventing air leakage from the air flow path, so that efficient humidification without waste is possible.
本発明によれば、加湿部材を傾斜させて設け、その傾斜面に給水可能としたので、加湿部材の全体に亘って給水することができ、通過する空気を効果的に加湿することが可能となる。 According to the present invention, since the humidifying member is provided to be inclined and water can be supplied to the inclined surface, water can be supplied over the entire humidifying member, and the passing air can be effectively humidified. Become.
以下、本発明に係る実施形態を添付図面に従って説明する。
図1及び図2は、本実施形態に係る加湿器を示す。この加湿器は、大略、加湿器本体1内に、散水室2と、加湿部材であるフィルタ部材3と、送風手段であるファン4とを配設した構成である。
Embodiments according to the present invention will be described below with reference to the accompanying drawings.
1 and 2 show a humidifier according to this embodiment. This humidifier generally has a configuration in which a
加湿器本体1は、内部側方に上面から取り外し可能に給水タンク5が収容されている。また、加湿器本体1の内部下方には、給水タンク5から供給される水が貯水される貯水槽6が設けられている。なお、図示しないが、加湿器本体1の上面には、各種スイッチ、液晶等の表示部が設けられている。加湿器本体1は前後2つのケーシングを組み合わせたもので、これらの上面境界部分には、図8に示すように、ハンドル42が装着されている。ハンドル42は開口部42aを有する矩形枠体形状で、一方のケーシングから突出させた矩形筒部40に外装し、矩形筒部40の矩形凹部40aに他方のケーシングから突出させた突条部41を係合することにより、加湿器本体1の上面に出没可能となる。これにより、ハンドル42を使用しない場合には、加湿器本体1内に没入させることができ、外観に優れた構成とすることが可能である。なお、いずれか一方のケーシングにはハンドル42をつかみやすいように逃がし凹部(図示せず)を形成するのが好ましい。
The
給水タンク5の下端開口部は、図1に示すように、キャップ7によって閉鎖されている。キャップ7には、押込可能に設けた閉鎖部8によって閉鎖された給水口9が形成されている。貯水槽6の底面中央部には突部10が形成されている。これにより、加湿器本体1に給水タンク5を装着すると、キャップ7の閉鎖部8が突部10に押し込まれて給水口9が開放し、貯水槽6への給水が行われる。但し、貯水槽6内の水位が上昇し、給水口9が水面下となれば、給水タンク5内への空気の流入が阻止されるため、給水タンク5内の空気圧が負圧となって給水は停止される。つまり、水位が給水口9よりも降下することにより給水され、上昇することにより給水が停止される。したがって、貯水槽6には、ほぼ一定量の水が貯水される。
As shown in FIG. 1, the lower end opening of the
また、加湿器本体1には、図2に示すように、前面の吸込口11と、上面の吹出口12とを連通する空気流路13が形成されている。吸込口11は、加湿器本体1の前面に着脱可能なカバー14に形成される複数のスリットで構成されている。カバー14の内側は、後述するフィルタ部材3を装着可能なフィルタ装着室15となっている。フィルタ装着室15の底面は、落下した水滴を回収できるように、1箇所の回収孔16に向かって傾斜するように形成されている。回収孔16には、回収管17が接続されている。回収管17は、後述する給水管20に接続され、回収された水を給水管20に還流させることができるようになっている。フィルタ装着室15の上面には、補強リブ18aによって補強された係止受部18が設けられている。係止受部18には、後述するフィルタ部材3の係止部29に形成した係止突部30が係脱する係止凹部18bが形成されている。フィルタ装着室15の垂直面は、空気が通過しやすいように格子状に形成され、その外縁部には後述するフィルタ部材3の外縁部31とで空気流路13からの空気の漏れを防止する略三角形状のガイド部19が突設されている。
In addition, as shown in FIG. 2, the
散水室2は、上面が開口する箱形状で、加湿器本体1の内部上方に配設されている。散水室2の側面には、前記貯水槽6から延びる給水管20が接続されている。給水管20は、貯水槽6の下面から下方に突出し、水平方向に屈曲して空気流路13の下方側に延びている。そして、給水管20は、空気流路13の下方側で略U字形となるように屈曲し、U字部21を構成している。このU字部21には、ヒータ22が接触し、内部の水を加熱することができるようになっている。U字部21には、サーミスタ等の温度検出センサ33が設けられ、内部の水温を検出可能となっている。また、給水管20は、U字部21から給水タンク5に沿って上方に向かい、水平方向に屈曲して散水室2の側面を貫通し、その内部に突出している。そして、前記ヒータ22に通電し、U字部21内の水を加熱すると、加熱された水が沸騰し、給水管20内を上昇することにより、散水室2内に給水可能となっている。この場合、散水室2への給水は間欠的に行われることになる。
The water sprinkling
また、散水室2の底面には、図4に示すように、長手方向に複数列で複数の貫通孔24が形成されている。加湿器本体1の前面側に形成される貫通孔24の列(上面給水部25)は、後述するフィルタ部材3の上面に水を供給するためのものであり、背面側に形成される貫通孔24の列(傾斜面給水部26)は、傾斜面に水を供給するためのものである。貫通孔24の数及び内径寸法は、落下させる単位時間当たりの水量をどのように設定するのかによって決定すればよい。
Further, as shown in FIG. 4, a plurality of through
フィルタ部材3は、フィルタ本体27内にフィルタ28を収容したものである。
The
フィルタ本体27は、図4に示すように、合成樹脂材料を箱状に成形したもので、上下面及び表裏面は格子状となっている。フィルタ本体27の下面縁部は、フィルタ装着室15の下面に沿うように形成されている。また、フィルタ本体27の上面両側には、断面略L字形の係止部29がそれぞれ突設されている。係止部29は、弾性変形可能で、上面には前記フィルタ装着室15の上面に形成した係止凹部18に係脱する係止突部30が形成されている。フィルタ本体27の両側面に位置する外縁部31の近傍には、前記フィルタ装着室15のガイド部19が近接し、空気流路13からの空気の漏れが防止されている。但し、ガイド部19は、フィルタ本体27に形成したり、フィルタ本体27とフィルタ装着室15の両方に形成することも可能である。また、両者が当接するようにクッション材等を介在させれば、フィルタ部材3の傾斜した取付状態を安定させることができ、空気漏れを確実に防止可能となる点で好ましい。
As shown in FIG. 4, the filter
フィルタ28は、レーヨン、ポリエステル等の吸水性及び通気性に優れた材料を交互に折り畳んで蛇腹状にしたものである。フィルタ28は、フィルタ部材3に、折り目が上下方向に沿うように収容される。これにより、散水室2から落下した水がスムーズに上方から下方へと浸透する。
The
前記構成のフィルタ部材3は、加湿器本体1からカバー14を外し、露出したフィルタ装着室15に装着される。この場合、フィルタ本体27の下面縁部27aをフィルタ装着室15の下面に当接させ、この当接部分を支点として回動させることによりフィルタ装着室15へと収容することができる。そして、フィルタ本体27の係止突部30がフィルタ装着室15の係止凹部18に係止されることにより装着が完了する。この状態では、フィルタ本体27の当接部31がフィルタ装着室15に形成した当接受部19に当接することにより、フィルタ部材3が傾斜状態に維持される。そして、散水室2の上面給水部25から落下する水は、フィルタ28の前面側上面に供給される。また、散水室2の傾斜面給水部26から落下する水は、フィルタ28の傾斜面のうち、下方側の2/3の領域に供給される。これにより、フィルタ28に供給した水が、フィルタ28の全体に亘って浸透しやすくなる。
The
ファン4は円筒状で、外周部に複数のフィンを並設されたシロッコファンが使用されている。このファン4は、回転することにより、中心部に空気を吸い込んで、外周部に空気流れを発生させるものである。ファン4は、空気流路13の途中に形成した筒状の送風室32内に配置され、図示しないモータの駆動により回転する。送風室32は、その内周面がファン4の外周形状に対して周方向に徐々に広がるように形成されている。これにより、吸込口11から空気流路13内に周囲の空気が吸い込まれ、フィルタ部材3を通過した後、送風室32から吹出口12に向かって吹き出される。
The
次に、前記構成からなる加湿器の動作について説明する。 Next, the operation of the humidifier configured as described above will be described.
(加湿モード) まず、加湿器本体1から給水タンク5を取り出し、上下逆にしてキャップ7を外し、給水タンク5内に給水する。そして、給水タンク5にキャップ7を取り付けて加湿器本体1内に装着すると、突起によってキャップ7の閉鎖部8が押し込まれ、給水口9が開放される。これにより、給水タンク5から貯水槽6に給水される。貯水槽6での水位が上昇して給水口9を越えると、給水タンク5から貯水槽6への給水が停止する。
(Humidification mode) First, the
続いて、電源を入れ、加湿モードを選択する。これにより、モータが駆動してファン4が回転すると共にヒータ22への通電が開始される。ファン4の単位時間当たりの回転数と、ヒータ22への印加電圧とは、選択した加湿モードによって決定される。
Subsequently, the power is turned on and the humidification mode is selected. As a result, the motor is driven to rotate the
ヒータ22への通電により、給水管20のU字部21内の水が加熱されて沸騰し、散水室2へと供給される。散水室2に供給された水は、貫通孔24を介してフィルタ部材3に向かって落下し、前述の通り、フィルタ28の前面側上面と、傾斜面の下方側2/3の領域とに供給される。このため、供給された水はフィルタ28の全体に亘ってスムーズに浸透する。この結果、ファン4の駆動により、吸込口11から吸い込まれた空気がフィルタ28を通過すると、いずれの領域を通過しても十分に加湿されることになる。また、供給される水は沸騰により滅菌されるので、フィルタ部材3は常に清潔な状態に維持される。
When the
なお、フィルタ部材3から落下した水は、フィルタ装着室15の底面に形成した回収孔16から回収管17を介して給水管20に回収され、再び加熱により沸騰された後、散水室2へと供給される。
The water dropped from the
(除菌モード) フィルタ部材3には沸騰後の水を供給しているが、フィルタ28が水を含有した状態で、長時間放置されると、細菌やカビが発生する恐れがある。このため、定期的にフィルタ28の除菌を行う。すなわち、図示しない除菌スイッチを操作して、図5に示すフローチャートに従って除菌モードを開始する。
(Bacteria-removing mode) Although the water after boiling is supplied to the
除菌モードでは、表示部に除菌モードであることを示す所定の表示(除菌モード表示)を行うと共に、ヒータ22に通電してU字部21内の水を沸騰させる(ステップS1,S2)。表示部での表示方法は、例えば、図9に示すように、一定時間毎にセグメント表示を順次(a)〜(d)に切り替えるようにすればよい。
In the sterilization mode, a predetermined display (sterilization mode display) indicating the sterilization mode is performed on the display unit, and the
続いて、カウントtaを開始し(ステップS3)、第1設定時間t1(ここでは90分)経過したか否かを判断する(ステップS4)。第1設定時間が経過するまでは、ヒータ22による加熱が続行され、フィルタ部材3には沸騰水が供給される。これにより、フィルタ28は除菌される。空でなければ、第1設定時間t1が経過することにより、ヒータ22への通電を停止すると共に(ステップS5)、ファン4の回転を開始する(ステップS6)。この場合、ファン4は弱運転とする。また、フラグを立て(F=1)、カウントtbを開始する(ステップS7,S8)。
Subsequently, the count ta is started (step S3), and it is determined whether or not the first set time t1 (90 minutes here) has elapsed (step S4). Until the first set time elapses, heating by the
この間、給水タンク5が空になっているか否かを判断する(ステップS9)。空であると判断すれば、給水モードに移行する。空でなければ、フラグが立っているか否かを判断し(ステップS10)、フラグが立っていれば(F=1)、すなわち第1設定時間が経過してヒータ22への通電が停止すれば、カウントtbが第2設定時間t2(ここでは5分)経過したか否かを判断する(ステップS11)。そして、第2設定時間t2経過すれば、ヒータ22への通電、ファン4の回転、及び除菌モード表示を停止し(ステップS12)、除菌モードが終了した旨を報知した後(ステップS13)、待機モードに移行する(ステップS14)。
During this time, it is determined whether or not the
このように、除菌モードを実行することにより、フィルタ部材3のフィルタ28が沸騰水によって除菌され、常に清潔な状態で使用することができる。なお、除菌モードは、加湿器の一定時間の不使用により、次回の使用時に自動的に行うようにしてもよい。これにより、除菌のし忘れを防止することが可能となる。
In this way, by executing the sterilization mode, the
なお、前記除菌モードでは、フィルタ28への沸騰水の供給後、一定時間ファンのみを駆動してフィルタ28を乾燥させるのが好ましい。
In the sterilization mode, it is preferable to drive only the fan for a certain period of time after the boiling water is supplied to the
(蒸発モード) 給水タンク5内の残留水を破棄し、フィルタ28を乾燥させたとしても、給水管等に水分が残留することがある。そこで、図6に示すフローチャートに従って蒸発モードで駆動することにより、内部に残留する水分を完全に除去して雑菌の発生を完全に防止する。
(Evaporation mode) Even if the residual water in the
蒸発モードでは、表示部に蒸発モードであることを示す所定の表示(蒸発モード表示)を行い、ヒータ22に通電すると共に、ファン4を弱風モードで回転駆動する(ステップS21,S22,S23)。表示部での表示方法は、例えば、図10に示すように、前述の除菌モードとは異なるパターンで、一定時間毎にセグメント表示を順次(a)〜(d)に切り替えるようにすればよい。
In the evaporation mode, a predetermined display (evaporation mode display) indicating the evaporation mode is performed on the display unit, the
続いて、カウントtaを開始し(ステップS24)、第1設定時間(ここでは、95分)経過したか否かを判断する(ステップS25)。経過していなければ、温度検出センサ33で検出される給水管20のU字部21での水温Tが設定温度T1(ここでは、80℃)を越えたか否かを判断する(ステップS26)。越えていなければ、ヒータ22による加熱を続行する。
Subsequently, the count ta is started (step S24), and it is determined whether or not a first set time (here, 95 minutes) has elapsed (step S25). If not, it is determined whether or not the water temperature T at the
第1設定時間t1が経過する、あるいは、温度検出センサ33での検出温度Tが設定温度T1を超えれば、給水管20内での残留水が完全に蒸発したものと判断し、ヒータ22への通電を停止する(ステップS27)。ファン4を弱運転で回転させると共に(ステップS28)、フラグを立て(F=1)、第2設定時間t2(ここでは、5分)のカウントtbを開始する(ステップS29,S30)。
If the first set time t1 elapses or the temperature T detected by the
その後、フラグが立っているか否かを判断し(ステップS31)、立っていなければ、ステップS25に戻って前記処理を繰り返す。フラグが立っていれば、第2設定時間t2経過したか否かを判断し(ステップS32)、第2設定時間t2が経過するまでファン4による送風を続行し、空気流路13内を乾燥させる。第2設定時間が経過すれば、空気流路13での乾燥も十分に完了したものと判断し、ファン4の回転及び表示部での蒸発モード表示を停止し(ステップS33)、蒸発モードの終了を報知した後(ステップS34)、待機モードに移行する(ステップS35)。
Thereafter, it is determined whether or not a flag is set (step S31). If not, the process returns to step S25 and the above process is repeated. If the flag is set, it is determined whether or not the second set time t2 has elapsed (step S32), and blowing by the
このように、蒸発モードを実行することにより、加湿器を片づける場合等、長期に亘って使用しない場合には、図7に示すフローチャートに従って残留水を完全に除去することができるので、次回の使用時までに雑菌が繁殖する等の不具合を確実に防止することが可能となる。 Thus, by performing the evaporation mode, when not using for a long time, such as when the humidifier is put away, residual water can be completely removed according to the flowchart shown in FIG. It is possible to surely prevent problems such as propagation of various bacteria by the time of use.
(フィルタ有無及びファン故障判定) 例えば、フィルタ部材3が装着されない状態で、加湿モードや除菌モードを行うことはできないため、加湿器の運転開始時には、フィルタ28の有無を判定する。また、ファン4が故障して回転しなければ、加湿そのものができないため、ファン4の故障についても判定する。
(Filter presence / absence and fan failure determination) For example, since the humidification mode and the sterilization mode cannot be performed in a state where the
まず、給水管20のU字部21に設けた温度検出センサ33での検出温度Tを読み込み(ステップS41)、カウントtaを開始する(ステップS42)。検出温度Tが予め設定した第1設定温度T1(ここでは、60℃)以上であるか否かを判断する(ステップS43)。検出温度Tが第1設定温度T1以上であれば、フィルタ部材3が装着されていないと判定する(ステップS53)。すなわち、フィルタ部材3が装着されている場合、散水室2から供給された水は、フィルタ28に吸水され、空気が通過する際に気化することにより熱を奪われる。フィルタ部材3に供給されてフィルタ28に吸水されなかった余分な水はフィルタ装着室15の下方に落下する。この水は、フィルタ28での気化の影響を受けて温度が低下しているため、回収管17を介して給水管20へと還流されることにより、給水管20内の水温の上昇を抑える。したがって、温度検出センサ33での検出温度が第1設定温度を超えることがない。一方、フィルタ部材3が装着されていない場合、散水室2から供給される水が殆ど温度低下することなくそのまま回収管17を介して給水管20へと還流する。このため、温度検出センサ33での検出温度が第1設定温度を超えて上昇することになる。
First, the temperature T detected by the
いずれかの運転モードが選択されて加湿器の駆動が開始されてから第1設定時間t1(ここでは、5分)が経過したか否かを判断する(ステップS44)。第1設定時間t1経過するまでにフィルタ部材3がないと判断されなければ、さらにカウントtbを開始し(ステップS45)、第2設定時間t2経過するまで、温度検出センサ33で温度検出を続行し(ステップS46)、その間の温度の変化度合いrを算出する(ステップS47)。そして、検出温度の変化度合いrを、予め設定した第1基準値α1及び第2基準値α2と比較する(ステップS48,S49)。
It is determined whether or not a first set time t1 (here, 5 minutes) has elapsed since any one of the operation modes is selected and the humidifier starts to be driven (step S44). If it is not determined that the
フィルタ部材3がない場合、散水室2から落下した水は、冷却されることなく、回収管17を介して給水管20に還流されるので、温度検出センサ33で検出される温度の上昇度合いはフィルタ部材3がある場合に比べて大きく変化する。また、フィルタ部材3がある場合でも、ファンが故障して空気がフィルタ28を通過しない場合には、検出温度の上昇度合いは、フィルタ部材3がある場合に比べて大きく変化するものの、フィルタ28に吸収された水は多少気化するため、フィルタ部材3がない場合のような大きな変化とはならない。
When there is no
そこで、第1基準値は、フィルタ部材3がない場合の検出温度の上昇度合いに比べて大きな値とする。また、第2基準値は、フィルタ部材3がない場合の検出温度の上昇度合いに比べて小さく、かつ、ファン4が故障して空気がフィルタ28を通過しない場合の検出温度の上昇度合いに比べて大きな値とする。
Therefore, the first reference value is set to a value larger than the degree of increase in the detected temperature when there is no
検出温度の変化度合いが第1基準値以上となれば、フィルタ部材3がないと判定し(ステップS53)、第1基準値未満であれば、フィルタ部材3があると判定する(ステップS51)。また、検出温度の変化度合いが第2基準値以上となれば、ファン4が故障していると判定する(ステップS52)。
If the degree of change in the detected temperature is greater than or equal to the first reference value, it is determined that there is no filter member 3 (step S53), and if it is less than the first reference value, it is determined that there is a filter member 3 (step S51). On the other hand, if the degree of change in the detected temperature is greater than or equal to the second reference value, it is determined that the
このように、温度検出センサ33での検出温度のみならず、その変化度合いをも考慮してフィルタ28の有無を判定するようにしているので、誤検出を確実に防止することが可能となる。しかも、検出温度の変化度合いに基づいてファン4が故障ているか否かをも検出することができ、センサを追加することなく、安価に対応することが可能である。
In this way, since the presence or absence of the
但し、前記フィルタ有無判定では、温度検出センサ33での検出温度を基準値と比較することのみによって行うことも可能であるし、検出温度の変化度合いを基準値と比較することのみによって行うことも可能である。
However, the filter presence / absence determination may be performed only by comparing the temperature detected by the
1…加湿器本体
2…散水室
3…フィルタ部材(加湿部材)
4…ファン(送風手段)
5…給水タンク
6…貯水槽
7…キャップ
8…閉鎖部
9…給水口
10…突部
11…吸込口
12…吹出口
13…空気流路
14…カバー
15…フィルタ装着室
16…回収孔
17…回収管
18…係止凹部
18a…補強リブ
18b…係止凹部
19…ガイド部
20…給水管
21…U字部
22…ヒータ
23…断熱材
24…貫通孔
25…上面給水部
26…傾斜面給水部
27…フィルタ本体
27a…下面縁部
28…フィルタ
29…係止部
30…係止突部
31…当接部
32…送風室
33…温度検出センサ
40…矩形筒部
40a…矩形凹部
41…突条部
42…ハンドル
DESCRIPTION OF
4 ... Fan (air blowing means)
DESCRIPTION OF
Claims (4)
前記加湿器本体内に配置され、下方に向かって水を供給する散水室と、
前記散水室の下方の空気流路内に配置され、該散水室から供給された水を吸収し、前記空気流路を流動する空気が通過する加湿部材と、
前記吸込口から空気流路に空気を取り入れ、前記加湿部材を通過させて加湿した後、前記吹出口から排出する送風手段とを備え、
前記加湿部材は、鉛直面に対して上方側が徐々に離れるように傾斜させて配置することにより、前記散水室から落下させる水を、前記加湿部材の傾斜面に供給可能としたことを特徴とする加湿器。 A humidifier body provided with an air flow path communicating with the inlet and the outlet;
A watering chamber disposed in the humidifier body and supplying water downward;
A humidifying member that is disposed in an air flow path below the watering chamber, absorbs water supplied from the watering chamber, and passes air flowing through the air flow path;
Air is introduced into the air flow path from the suction port, and after passing through the humidifying member and humidifying, the air blowing means for discharging from the blowout port,
The humidifying member is arranged so as to be inclined so that the upper side is gradually separated from the vertical surface, so that water dropped from the watering chamber can be supplied to the inclined surface of the humidifying member. humidifier.
The guide part which prevents the leakage of the air from the said air flow path was formed in at least any one of the said humidification member or the said humidifier main body, The Claim 1 characterized by the above-mentioned. humidifier.
Priority Applications (1)
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JP2003282689A JP2005049046A (en) | 2003-07-30 | 2003-07-30 | Humidifier |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
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ID=34267829
Family Applications (1)
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Country | Link |
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JP (1) | JP2005049046A (en) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007010239A (en) * | 2005-06-30 | 2007-01-18 | Fulta Electric Machinery Co Ltd | Centrifugal humidifier |
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-
2003
- 2003-07-30 JP JP2003282689A patent/JP2005049046A/en active Pending
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Legal Events
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051129 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060328 |