JP2005047312A - Omnidirectional moving vehicle - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、直進方向に対して直交方向へ回転する複数個の回転体が車輪の周囲に配列されている回転体付き車輪を4輪備えて、進行方向が全方向に可変される全方向移動車に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
特許文献1、特許文献2等により、直進方向に対して斜めに傾斜した回転軸線を有する回転体、即ちローラがハブの周囲に配列された車輪を用いて、その4輪駆動により横方向を含めて360°に移動し得る全方向移動車が実現されることは周知となっている。この種の車輪を用いた場合、進行方向への車輪自体の旋回を要さずに自在に転向することができるが、隣合う回転体間に自ずと隙間を生じ、スムーズな走行は困難である。
【0003】
そこで、特許文献3により、車輪の外周に直進方向と直角方向に回転するローラと緩衝部材を交互に配列した無旋回式自在車輪が開示され、4輪駆動車椅子も実現される旨記載されている。これにより、ローラのベクトル分力に応じた回転により旋回領域を不要にして斜めに走行することができる。
【0004】
【特許文献1】
特開昭47−12461号公報
【特許文献2】
特開平2−158460号公報
【特許文献3】
特開平11−227404号公報
【特許文献4】
特開2002−137602号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献3による無旋回式自在車輪の場合も、ローラが円筒状に形成され、したがって外周が回転方向に直線状になるために、振動を生じてスムーズな走行は困難であり、またゴム等の緩衝部材の変形により特に横方向回転時にロスを生じ、ローラは直線状シャフトにベアリングを介して支持することは不可能である。要するに、特に高速走行には不適であり、また前後輪の単なる平行配置では横方向の自動走行は不可能である。そこで、本願出願人は、文献4により、各回転体が、車軸を中心とする半径方向に対して交差する回転軸線を中心に回転自在に支持され、各回転体は、その先端部の直径を基端部の直径よりも小さくして周面により車輪外周円の円弧、例えば半紡錘形状に形成されることにより、各回転体同士が円周を形成して接近可能になる回転体付き車輪を提案した。このような回転体付き車輪を用いると、ガタツキ無く全方向へ4輪駆動が可能になるが、段差面の走行時にいずれかの車輪が走行面から浮くと、スムーズな移動が行われなくなる問題が残される。特に、4輪をモータ駆動して自動走行させる場合、空転を生じ、スムーズな走行或は正確な方向制御が行われなくなる。
【0006】
本発明は、このような点に鑑みて、前述した車直進回転の回転方向と直角に回転し、かつ車輪外周円の円弧を形成する回転体を備えた非旋回式の自在方向輪の使用を前提に、空転を抑制して安定して走行し得る4輪駆動式の全方向移動車を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、この目的を達成するために、請求項1により、直進方向に対して直交方向へ回転する複数個の回転体が周囲に配列されている回転体付き車輪を4輪備え、この4輪のトルク及び回転方向が互いに独立に駆動される全方向移動車において、4輪中の一対の前輪及び一対の後輪が、垂直の対称面に対してそれぞれ面対称に配置されると共に、一対の前輪は前方へ向けて互いの間隔が狭くなるように対称面に対して傾斜し、一対の後輪は対称面に対して後方へ向けて互いの間隔が狭くなるように傾斜し、一対の前輪が設けられる前輪用フロアフレーム及び一対の後輪が設けられる後輪用フロアフレームが、対称面に含まれる水平の回転軸線を中心に互いに独立に回転自在に連結され、各回転体が、車軸を中心とする半径方向に対して交差する回転軸線を中心に回転自在に支持されると共に、各回転体は、その先端部の直径を基端部の直径よりも小さくして周面により車輪外周円の円弧を形成する形状に形成されていることを特徴とする。
【0008】
全方向移動車は、前輪及び後輪自体のそれぞれの直進方向に生じる速度をベクトル合成した方向を進行方向として移動し、その際前輪及び後輪の各回転体は、その進行方向の全方向移動車の進行力に対するベクトル分力に応じて回転する。したがって、4輪に付属のモータの個々の回転数調整及び回転方向の切換により、進行方向を360°の範囲で可変でき、少なくとも前輪又は後輪の一方の対の傾斜配置により左右方向の移動も可能である。前輪又は後輪の一方の対のうちの左右いずれかが起伏面を走行すると、相手側の一対の後輪又は前輪に対して相対的に回転軸線を中心に回転してそのまま起伏面に追従して走行する。請求項2により、一対の前輪及び一対の後輪が対称面に対して45°にそれぞれ傾斜すると共に、これらの4輪の中心位置が同一円上に位置すると、前後左右の移動が各車輪の速度を同一にして、その回転方向の組合せにより移動可能となり、同一円の中心点を中心にスピン回転による移動が可能になる。45°からずれると、対応して前後方向及び左右方向のトルク特性が変化し、平行もしくは直交状態に近づくと、左右方向又は前後方向の移動に必要なトルクが極端に大きくなる。請求項3により、一対の前輪及び一対の後輪の一方が、対称面に対して、傾斜するのに代えて、平行であると、その間に利用し易い方形状のスペースが形成されるが、左右方向の移動が相手方の対のみのトルクに依存することになる。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1乃至図5を基に本発明の実施の形態の一例による全方向移動車を説明する。この全方向移動車9は、図1に示すように、フロアフレーム2が空間部を置いて部分的に上下に重ねられた下側フロアフレーム2a及び上側フロアフレーム2bを備えると共に、前輪用フロアフレームとしての下側フロアフレーム2aにモータ駆動の一対の前輪1、後輪用フロアフレームとしての上側フロアフレーム2bにモータ駆動の一対の後輪5を設けて構成されている。
【0010】
これらの一対の前輪1及び後輪5は、図2に示すように、それぞれの中心位置がフロア2の略中央の4輪中心位置Pを中心として同一円上に位置し、かつこの4輪中心位置Pを通過する前後方向の垂直な対称面Sに対して45°で傾斜した面対称位置をそれぞれ占めるように配置されている。即ち、前輪1は前方へ幅狭、後輪5は前方へ幅広になるハの字形であり、それぞれの車軸4の延長線が4輪中心位置Pで直交している。
【0011】
前輪1の車軸4は、減速機付きのモータをハウジングに収納してブラケット3aにより下側フロアフレーム2aのハの字形突出部分に搭載されたモータ駆動ユニット3により回転駆動される。同様に、後輪5の車軸4は、上側フロアフレーム2bのハの字形突出部分に下設されるモータ駆動ユニット7で回転駆動される。
【0012】
上側フロアフレーム2bの対称面Sに位置する前部及び中間部には連結脚30がそれぞれ下設され、これらの下端部が、対応する下側フロアフレーム2aの前部及び後部に設けられたヒンジブラケット31に支持されるピン32で枢着されることにより、下側フロアフレーム2a及び上側フロアフレーム2bを対称面Sに含まれる水平な回転軸線を中心に左右に回転自在に連結する連結部が構成されている。
【0013】
対称面Sの左右方向の両側である後側の連結脚30の両側には、サスペンションアーム34が下設され、その先端部に弾性を呈する緩衝材として下側フロアフレーム2aに弾接するばね33が取付けられてサスペンションを構成し、例えばロボットを搭載する上側フロアフレーム2bの左右回転時の衝撃を吸収するようになっている。尚、緩衝材としてはゴムを用いることも考えられる。
【0014】
前輪1及び後輪5はそれぞれ同一車輪構造であり、図3に示すように、走行面の段差を容易に乗り越え得る程度に大きな直径を有し、中心部に車軸4を備えたリム29の周囲に、車輪直進方向に対して直交方向へ回転する複数個の同一形状の回転体10を配列して構成されている。この回転体は、車軸4の回転軸線Oを中心とする半径R1の方向に対してその半径円、即ち回転軸線Oの直交面と同一面状で、かつ半径R1に交差する回転軸線X1上に位置する回転軸26に回転自在に支持されている。各回転体10の直径は、半径R1に沿った基端部11から先端部12に向けて連続的に小さく変化し、かつ周面19が車輪外周円C1への回転位置でその円弧を形成している。したがって、各回転体10は、図示のように例えば半紡錘形状に形成される。
【0015】
また、先端部12が隣合う回転体10の基端部11に形成された円錐面状の凹部25の外周側半分に部分的に侵入して、車輪外周円C1に回転した周面19が僅かな隙間19aで隣合う回転体10の基端部11に近接し得るようになっている。さらに、リム29の周面には軸受アーム20の基端部が取付けられ、凹部25のリム29側の周壁25a及びリム29側の周面19間の隙間27に侵入し、さらに先端部12間の隙間に侵入して隣合う回転軸26に対して直交方向へ順に曲げられている。これにより、軸受アーム20の途中位置21で回転軸26の基部側端部を支持し、先端位置22で隣合う回転体10の回転軸26の先端側端部を支持している。
【0016】
全方向移動車9はリモートコントローラで運転され、フロアフレーム2には、図4に示すように、4個の車軸4に付属のモータ駆動ユニット3に収納されたモータを駆動するモータ駆動部41〜44、その駆動制御信号を供給する制御部40及びこれらの駆動源となるバッテリ49等が設けられている(取付け状態は図示せず)。即ち、制御部40はアンテナ48で受信したリモートコントローラのディジタルの送信信号に応答して、全方向移動車9のスタート・停止、前進・後退、操舵及び速度指令用の制御信号を出力し、各モータ駆動部41〜44は入力した制御信号に応答して、指令された速度及び移動方向に対応したレベルの駆動入力を所属のモータに供給する。
【0017】
このように構成された全方向移動車の動作は次の通りである。上側フロアフレーム2bに例えばロボットを搭載し、リモートコントローラの操作により、運転を開始する。その操作に応答して、制御部40は一直線の前進時には両側の前輪1及び後輪5を指令された速度に応じたトルクで互いに等速でモータを正転させる(図5A参照)。一直線の後退時にはモータ回転を反転させる。旋回時には前輪1同士及び後輪5同士を互いに逆転させて、その回転方向に応じて円周上でスピン回転させる(図5B参照)。右折又は左折する場合には、右側の前輪1と後輪5又は左側の前輪1と後輪5を相対的に減速させる。左又は右の横方向へ移動させる場合には、左側の前輪1と右側の後輪5又は右側の前輪1と左側の後輪5の回転方向を直進時に対して反転させる(図5C参照)。
【0018】
このように、全方向移動車9は、前輪1及び後輪5の4輪の速度をベクトル合成した方向へ進行し、その際前輪1及び後輪5に所属の回転体10は全方向移動車9の進行力のベクトル分力に応じて回転軸26を中心に回転する。
【0019】
前輪1の一方又は後輪5の一方が凸部に乗り上げたり或は凹部で下降すると、下側フロアフレーム2a及び上側フロアフレーム2bが連結部のピン32を中心に横方向へ回転してそのまま起伏面を追従走行し、凹凸変動した車輪自体もしくは相手対の車輪の空転が或は車輪の回転速度のバラツキが回避され、スムーズな走行もしくは忠実な操舵が可能となる。その際、下側フロアフレーム2a及び上側フロアフレーム2b間に介在するばね33の緩衝作用により、所属の又は相手方の下側フロアフレーム2a及び上側フロアフレーム2bに加わる衝撃が伸縮ストロークの範囲内で抑制される。さらに、車輪の外周を形成する回転体10の外周が円弧状であることにより、自動走行による高速回転時のガタツキが抑制され、回転体10間の隙間に異物も挟まりにくくなる。
【0020】
図6は別の実施の形態による全方向移動車の前輪及び後輪の配列状態を示すもので、同図Aの場合、前輪1及び後輪5の傾斜角が45°より小さくなることにより、所定のモータ出力に対して前後方向のトルクもしくは速度が得やすくなる。反面、横もしくは斜め方向の方向のトルクは相対的に減少する。同図Bの場合、一対の後輪5が平行になり、車輪間のスペースを方形状にしてフロア部分が利用し易くなるが、左又は右の横方向の移動は前輪1のみに依存して後輪5の駆動を停止させるために、その方向のトルクは減少し、逆に前後方向の移動のトルクは増加する。尚、後輪5に代えて、一対の前輪1を平行にすることもできる。
【0021】
尚、前輪用フロアフレーム及び後輪用フロアフレームは、前述のように上下2段でなく、場合により、同一面状で左右に回転可能に連結することもできる。その際、同一面状のフロアフレームを連結部を含めて前後対称構造に構成し、前輪1又は後輪5の傾斜角も同一にすることにより、前後輪を区別しない前後対称の4輪駆動の全方向移動車として構成することもできる。
【0022】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、車輪周囲を円状にする直交回転式の回転体によりガタツキ無くスムーズに走行し、走行面に起伏があっても前輪用フロアフレーム及び後輪用フロアフレームの左又は右側への相対的な回転により車輪の回転変動或は空転を生じることなく、安定して全方向へ走行できる4輪駆動の全方向移動車が実現される。その際、請求項2の発明によれば前後方向及び左右方向に同一トルクが発生可能になり、請求項3の発明によれば平行な車輪間のフロア領域を広くすることができる。請求項4の発明によれば、簡単な構成で搭載物の載置面を広くでき、凹凸面を走行時の横回転方向の衝撃を抑制できる。請求項5の発明によれば、各回転体の先端部が相手方の基端部の凹部に侵入することにより、各回転体の隙間を一層小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による全方向移動車の斜視図である。
【図2】同全方向移動車の平面図である。
【図3】同全方向移動車の車輪の部分断面図である。
【図4】同全方向移動車の駆動回路を説明する図である。
【図5】同全方向移動車の走行態様を説明する原理図である。
【図6】別の実施の形態による車輪の配列状態を説明する図である。
【符号の説明】
1 前輪
2 フロアフレーム
2a 下側フロアフレーム
2b 上側フロアフレーム
4 車軸
5 後輪
9 全方向移動車
10 回転体
30 連結脚
31 ヒンジブラケット
33 ばね
34 サスペンションアーム[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention includes four wheels with a rotating body in which a plurality of rotating bodies rotating in a direction orthogonal to the straight traveling direction are arranged around the wheel, and the traveling direction is variable in all directions. It is about cars.
[0002]
[Prior art]
According to
[0003]
Therefore,
[0004]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Laid-Open No. 47-12461 [Patent Document 2]
Japanese Patent Laid-Open No. 2-158460 [Patent Document 3]
Japanese Patent Laid-Open No. 11-227404 [Patent Document 4]
Japanese Patent Application Laid-Open No. 2002-137602
[Problems to be solved by the invention]
However, even in the case of the non-turnable universal wheel according to
[0006]
In view of such a point, the present invention uses a non-turning universal directional wheel provided with a rotating body that rotates at right angles to the rotation direction of the straight rotation of the vehicle described above and that forms an arc of a wheel outer circumference circle. It is an object of the present invention to provide a four-wheel drive omnidirectional vehicle that can run stably while suppressing idling.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve this object, the present invention comprises four wheels with rotating bodies in which a plurality of rotating bodies rotating in a direction orthogonal to the straight traveling direction are arranged around the four wheels. In an omnidirectional vehicle in which the torque and rotational direction of the wheels are driven independently of each other, a pair of front wheels and a pair of rear wheels in the four wheels are arranged in plane symmetry with respect to a vertical symmetry plane, respectively. The front wheels of the pair are inclined with respect to the symmetry plane so that the distance between each other is narrowed toward the front, and the pair of rear wheels are inclined with respect to the symmetry plane so that the distance between each pair is narrowed toward the rear. A front wheel floor frame provided with a front wheel and a rear wheel floor frame provided with a pair of rear wheels are connected to each other independently of each other about a horizontal rotation axis included in a symmetry plane. Intersects in the radial direction around Each rotating body is formed in a shape that forms a circular arc of a wheel outer circumference circle with a peripheral surface by making the diameter of the distal end portion smaller than the diameter of the base end portion. It is characterized by.
[0008]
The omnidirectional vehicle moves in the direction of travel, which is a vector synthesis of the speeds generated in the straight traveling directions of the front wheels and the rear wheels themselves. At that time, the rotating bodies of the front wheels and rear wheels move in all directions in the traveling direction. It rotates according to the vector component force with respect to the traveling force of the car. Therefore, by adjusting the number of rotations of the motors attached to the four wheels and switching the rotation direction, the traveling direction can be varied in the range of 360 °, and at least one pair of the front wheels or the rear wheels can be moved in the left-right direction by the inclined arrangement. Is possible. When either left or right of one pair of front wheels or rear wheels travels on the undulating surface, it rotates relative to the other pair of rear wheels or front wheels around the rotation axis and follows the undulating surface as it is. And run. According to
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
An omnidirectional vehicle according to an example of an embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. As shown in FIG. 1, the
[0010]
As shown in FIG. 2, the pair of
[0011]
The
[0012]
Connecting
[0013]
[0014]
The
[0015]
Further, the
[0016]
The
[0017]
The operation of the omnidirectional vehicle configured as described above is as follows. For example, a robot is mounted on the
[0018]
In this way, the
[0019]
When one of the
[0020]
FIG. 6 shows an arrangement state of front wheels and rear wheels of an omnidirectional vehicle according to another embodiment. In the case of FIG. A, the inclination angles of the
[0021]
Note that the front wheel floor frame and the rear wheel floor frame may be connected to each other so as to be rotatable to the left and right in the same plane depending on the case, instead of the upper and lower stages as described above. At that time, the same plane floor frame including the connecting portion is configured in a front-rear symmetrical structure, and the inclination angle of the
[0022]
【The invention's effect】
According to the first aspect of the present invention, it is possible to travel smoothly without rattling by the orthogonally rotating rotary body having a circular shape around the wheel. Alternatively, a four-wheel drive omnidirectional vehicle that can travel stably in all directions without causing wheel rotation fluctuations or idling due to relative rotation to the right is realized. In that case, according to the invention of
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of an omnidirectional vehicle according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a plan view of the omnidirectional vehicle.
FIG. 3 is a partial sectional view of a wheel of the omnidirectional vehicle.
FIG. 4 is a diagram illustrating a drive circuit for the omnidirectional vehicle.
FIG. 5 is a principle diagram illustrating a traveling mode of the omnidirectional vehicle.
FIG. 6 is a diagram illustrating an arrangement state of wheels according to another embodiment.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (5)
4輪中の一対の前輪及び一対の後輪が、垂直の対称面に対してそれぞれ面対称に配置されると共に、一対の前記前輪は前方へ向けて互いの間隔が狭くなるように前記対称面に対して傾斜し、一対の前記後輪は前記対称面に対して後方へ向けて互いの間隔が狭くなるように傾斜し、
一対の前記前輪が設けられる前輪用フロアフレーム及び一対の前記後輪が設けられる後輪用フロアフレームが、前記対称面に含まれる水平の回転軸線を中心に互いに独立に回転自在に連結され、
各回転体が、車軸を中心とする半径方向に対して交差する回転軸線を中心に回転自在に支持されると共に、前記各回転体は、その先端部の直径を基端部の直径よりも小さくして周面により車輪外周円の円弧を形成する形状に形成されていることを特徴とする全方向移動車。An omnidirectional vehicle equipped with four wheels with a rotating body in which a plurality of rotating bodies rotating in a direction orthogonal to the straight traveling direction are arranged around, and the torque and rotation direction of the four wheels are driven independently of each other In
The pair of front wheels and the pair of rear wheels in the four wheels are arranged in plane symmetry with respect to the vertical symmetry plane, and the pair of front wheels are symmetrically arranged so that the distance between them becomes narrower toward the front. And the pair of rear wheels are inclined so that the distance between the rear wheels is narrower toward the rear with respect to the plane of symmetry.
A front wheel floor frame provided with a pair of front wheels and a rear wheel floor frame provided with a pair of rear wheels are connected to each other independently of each other around a horizontal rotation axis included in the symmetry plane;
Each rotating body is supported so as to be rotatable about a rotation axis intersecting with a radial direction centering on the axle, and each rotating body has a diameter at a tip end portion smaller than a diameter at a base end portion. An omnidirectional vehicle characterized in that it is formed in a shape that forms an arc of a wheel outer periphery circle by a peripheral surface.
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