JP2005046829A - 噴霧器 - Google Patents

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唐澤明弘
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Abstract

【課題】簡単な構造で、三次元の全方向に流体を噴出することができる噴霧器を提供する。
【解決手段】内部に流体が通過する中空の第1主軸2と、主軸2を軸心として回転する主軸回転部3と、回転部3と第1主軸2間に流体が入り込まないように締付ける外部リング4と、少なくとも前記主軸回転部に接続する継手部以外の継手部5が略球状をし、主軸回転部3内を通過した流体を三方又は四方に分流できる三方継手14又は四方継手6と、一方に略球状の継手部7を有し、他方に継手部と隙間なく接続し、その接続角度を自在に変化させることが可能となるよう凹状の軸受け部8が形成された角度継手9と、一方がノズル状に形成され、他方に前記継手部7と隙間なく接続し、その接続角度を自在に変化させることが可能となるよう凹状の軸受け部が形成されたノズル継手と、で構成されてなり、前記主軸回転部が、前記ノズル継手から噴出される流体の勢いによって回転する。
【選択図】図1

Description

本発明は、三次元の全方向に流体を噴射することができる噴霧器に関する。
従来、三次元方向に水等の流体を噴射する噴霧器として、例えば、特許文献1に記載のものがある。
特開平9−220494号公報
特許文献1に記載の三次元回転ノズル駆動装置は、ノズルの取り付け位置を調整してその噴射に伴う反力により装置本体を所望の回転速度で回転駆動し、噴水を三次元方向に噴射するとともに、オイルの摩擦力により回転速度の制御を行うものである。
しかしながら、この特許文献1に記載されている三次元回転ノズル駆動装置は、ノズルの回転制御、位置制御等を精度良く行うことが可能であるが、構造が複雑であった。このため、製造コストが高くなるという問題があった。
本発明は、簡単な構造で、三次元の全方向に流体を噴出することができる噴霧器を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明に係る噴霧器は、内部に流体が通過する中空の第1主軸と、前記第1主軸に嵌合し、前記第1主軸を軸心として回転する主軸回転部と、前記主軸回転部に嵌合し、前記主軸回転部を前記第1主軸側に付勢して前記主軸回転部と前記第1主軸間に流体が入り込まないように締付ける外部リングと、前記主軸回転部と接続され、少なくとも前記主軸回転部に接続する継手部以外の継手部が略球状をし、前記主軸回転部内を通過した流体を三方又は四方に分流できる三方又は四方継手と、前記三方又は四方継手に接続され、一方に略球状の継手部を有し、他方に前記継手部と隙間なく接続し、その接続角度を自在に変化させることが可能となるよう凹状の軸受け部が形成された角度継手と、前記三方又は四方継手、或いは、前記角度継手に接続され、一方がノズル状に形成され、他方に前記継手部と隙間なく接続し、その接続角度を自在に変化させることが可能となるよう凹状の軸受け部が形成されたノズル継手と、で構成されてなり、前記主軸回転部が、前記ノズル継手から噴出される流体の勢いによって回転することを特徴とする。
ノズル継手から噴出する流体の勢いによって、主軸回転部が回転運動する。また、各継手は各接続部分において、角度を変えることができる。このため、流体の噴出方向を三次元的に選択することが可能となる。さらに、接続する継手の数を適宜選択することによって、大きさも自在に変化させることができる。
また、本発明に係る噴霧器は、前記主軸回転部が、1対の割型で形成されているものである。
主軸回転部が1対の割型で形成されているため、第1主軸とのはめ合せの為の溝部を精度良く形成することができる。
また、本発明に係る噴霧器は、前記主軸回転部の前記継手部との接続部に、前記継手部と隙間なく接続し、その接続角度を自在に変化させることが可能となるよう凹状の軸受け部が形成されているものである。
主軸回転部の継手部との接続部にも、この継手部と隙間なく接続し、その接続角度を自在に変化させることが可能となるよう凹状の軸受け部が設けられているため、主軸回転部を通過してきた流体の方向を自在に変化させることが可能となる。
また、本発明に係る噴霧器は、前記第1主軸と前記三方又は四方継手が、前記主軸回転部の内部に設けられた管を介して連通しているものであってもよい。
第1主軸と三方又は四方継手は、管を介して連通しているため、前記第1主軸、三方又は四方継手、及び主軸回転部の接合部、又は1対の割型で形成された主軸回転部の割型の隙間から流体が漏れることを防止できる。
また、本発明に係る噴霧器は、前記継手部が、軸心に対して20°の角度範囲で接続角度を変化させることができるものである。
継手部が、軸心に対して20°の角度範囲で接続角度を変化させることができるため、流体の噴出角度を所定の角度に変化させることが可能となる。
また、本発明に係る噴霧器は、前記第1主軸、主軸回転部、三方又は四方継手、角度継手及びノズル継手が、ポリエチレンテレフタレート(PET)で形成されているものである。
各継手等が、ポリエチレンテレフタレート(以下、PETという。)で形成されているため、軽量とすることが可能である。
本発明は、以上のように構成されており、簡単な構造で、三次元の全方向に流体を噴出することができる噴霧器を提供することが可能となる。
以下、図面を参照しつつ、本発明に係る噴霧器の実施形態例について説明する。
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態に係る噴霧器全体の断面図、図2は、主軸回転部を示す図、図3は、外部リングの断面図、図4は、流体を四方に分流する四方継手を示す断面図、図5は、流体を三方に分流する三方継手を示す断面図、図6は、角度継手を示す断面図、図7は、ノズル継手を示す断面図、図8は、第2主軸を示す断面図、図9は、第1主軸を示す断面図、図10は、第1主軸、主軸回転部、外部リングを組み合わせた状態の断面図、図11は、第2主軸、主軸回転部、外部リングを組み合わせた状態の断面図である。
図1において、第1実施形態における噴霧器1は、図示しない内部に流体が通過する中空の固定配管に固定、接続される内部に流体が通過する中空の第1主軸2と、この第1主軸2に嵌合し、第1主軸2を軸心として回転する主軸回転部3と、主軸回転部3に嵌合し、主軸回転部3を第1主軸2側に付勢して主軸回転部3と第1主軸2間に流体が入り込まないように締付ける外部リング4と、主軸回転部3と接続され、継手部5が略球状をし、主軸回転部3内を通過した流体を四方に分流でき、主軸回転部3との接続角度を任意の角度に自在に変化させることが可能な四方継手6と、四方継手6に接続され、一方に略球状の継手部7を有し、他方に継手部7と隙間なく接続し、その接続角度を自在に変化させることが可能となるよう凹状の軸受け部8が形成された角度継手9と、角度継手9に接続され、一方がノズル状に形成され、他方に継手部7と隙間なく接続し、その接続角度を自在に変化させることが可能となるよう凹状の軸受け部10が形成されたノズル継手11と、四方継手6に接続された第2主軸13と、この第2主軸13に嵌合し、第2主軸13を軸心として回転する主軸回転部3‘と、主軸回転部3’に嵌合し、主軸回転部3‘を第2主軸13側に付勢して主軸回転部3’と第2主軸13間に流体が入り込まないように締付ける外部リング4‘と、主軸回転部3’に接合され、内部を通過する流体を三方向に分流する三方継手14で構成されている。
固定配管に固定、接続される内部に流体が通過する中空の第1主軸2は、図9に示すように、内部に流体の通路24を有し、外周部には、固定配管と接合する接合部21及び、後述する主軸回転部3の溝部と係合する凸部22,23が形成されている。この第1主軸2は、銅、ステンレス等の金属で形成されていても、他の継手と同様にPETで形成されていてもよい。
この第1主軸2に嵌合する主軸回転部3を図2に示す。図2に示すように、主軸回転部3は、2分割の割型で構成されており、内面には、前述の第1主軸2が嵌合する凹面33が形成され、この凹面33には、前述の第1主軸2の凸部22,23と係合する溝部31,32が形成されている。そして、2分割された割型のそれぞれには、組み合わされた際に、位置決めが確実に行えるように、凹凸部34,35が形成されている。また、外周には、後述する外周リング4が嵌合した際に、確実に係止し、正確に位置決めできるように、凹部37,38が形成されている。さらに、内面には、四方継手6の継手部5と嵌合する鏡板状に形成された軸受け部36が形成されている。
ここで、第1主軸2の外径Dと、主軸回転部3の内径dとの差(d−D)、すなわち、第1主軸2と主軸回転部3間に形成される隙間s(図10参照)は、0.1mm以下、好ましくは0.05mm以下である。この範囲内とすることによって、第1主軸2と主軸回転部3とを嵌め合わせた場合において、これらの間に流体が入り込むのを防止できるとともに、主軸回転部3が第1主軸2の周囲を回転運動することができる。
この主軸回転部3の外周に嵌合し、この主軸回転部3を第1主軸2側に付勢して、この2分割された主軸回転部3及び第1主軸2を支持、固定する外周リング4を図3に示す。 図3に示すように、外周リング4は、円筒状に形成されており、その内面には、主軸回転部3の外周面に形成されている凹部37,38に係合する凸部41,42が形成されている。これによって、主軸回転部3に嵌合したときに、確実に位置決めすることができるとともに、確実に固定することができる。なお、これら凹部37,38及び凸部41,42は、それぞれの内周面及び外周面の周囲の全周にわたって形成されていることが好ましいが、互いに係合するように、複数箇所に部分的に形成されているものであってもよい。
図10に、これら第1主軸2、主軸回転部3及び外部リング4とを組み合わせた状態の断面図を示す。図10に示すように、第1主軸2は、主軸回転部3間に挟み込まれた状態で、主軸回転部3を外部リング4内に挿入することで、主軸回転部3から抜け出ることなく、固定される。そして、図10に示すように、第1主軸2と主軸回転部3との間には、流体が侵入することはないが、円滑に回転運動ができる程度に隙間sが形成される。この隙間sは、0.1mm以下、好ましくは0.05mm以下である。
この主軸回転部3の鏡板状に形成された軸受け部36に接合され、内部を通過する流体を四方に分流する四方継手6を図4に示す。図4に示すように、四方継手6は、四方の各先端部に、略球状の継手部5が形成されている。この継手部5は、前述の主軸回転部3の軸受け部36や、後述する角度継手9の軸受け部8と隙間なく接合するように、継手部5の外径が、軸受け部36,8の内接面と略同等若しくは少し大きめに形成されている。そして、この継手部5は、このように略球状に形成されているため、主軸回転部3の軸受け部36に嵌合された場合、軸受け部36の鏡板状に形成された面に沿って動き、接合部の角度を自在に変化させることが可能となる。
また、図5に示すように、三方継手14は、前述の四方継手6と異なり、継手部12が三方の先端部に形成されている。それ以外は、前述の四方継手6と同様に、継手部12は、主軸回転部3の軸受け部36や、後述する角度継手9の軸受け部36,8と隙間なく接合するように、その外径が、軸受け部36,8の内接面と略同等若しくは少し大きめに形成されている。
図6は、これまで説明してきた四方継手6、三方継手14、主軸回転部3等に接続され、その接続角度を調整するとともに、各継手間距離を調整することが可能な角度継手9の断面図である。角度継手9は、一方に略球状の継手部7が形成され、他方にこの継手部7或いは、他の四方継手6や三方継手14の継手部5,12と隙間なく接続し、その接続角度を自在に変化させることが可能となるよう鏡板状に形成された軸受け部8が形成されている。
図7は、流体を噴出するノズル継手11の断面図を示す図である。ノズル継手11は、一方は、流体の噴出口71を有したノズル状に形成され、他方には、角度継手9の継手部7や、他の四方継手6や三方継手14の継手部5,12と隙間なく接続し、その接続角度を自在に変化させることが可能となるよう鏡板状に形成された軸受け部10が形成されている。
以上のように、各継手の継手部5,7,12は、略球状に形成され、これら継手部5,7,12と係合する各継手の軸受け部36,8,10は、これら継手部5,7,12に各面と面接触するように鏡板状に形成されている。このため各継手部5,7,12は、各軸受け部36,8,10の内面に沿って回転運動をすることができ、また、面接触によって支持されているため、所定の角度を持たせた状態で互いに接合することが可能となる。なお、本実施形態例においては、内部を通過する流体の圧力によって、これら継手が外れることがなく、また、接続角度が変化しないように、継手部の接続角度が軸心に対して20°の角度範囲となるように、軸受け部36,8,10の端縁部36‘,8’,10‘が各継手部5,7,12のネック部5’,7‘,12’によって、接続角度が規制されるように形成されている。
また、本実施形態例における噴霧器1は、四方継手6の第1主軸2の他方側に第2主軸13が係合され、この第2主軸13に前述した主軸回転部3‘および外部リング4’が嵌合して、これに三方継手14が接合されて、流体の噴出するノズル継手を有するノズル部が2段で形成されている。
四方継手6に接合されている第2主軸13は、図8に示すように四方継手5の継手部6と隙間なく接合できるように、前述の各継手と同様の形状に形成された軸受け部51が形成されている。また、外周部には、主軸回転部3‘の溝部32,31に係合する凸部52,53が形成されている。また、その外径D’は、前述の第1主軸2の外径Dと、主軸回転部3の内径dの関係と同様に、すなわち、第2主軸13と主軸回転部3‘間に形成される隙間s(図11参照)が、0.1mm以下、好ましくは0.05mm以下となるように形成されている。これによって、流体の侵入を防ぎつつ、ノズルから噴出される流体の反力によって回転運動が可能となる。
以上の、主軸回転部2、三方継手14、四方継手6、角度継手9及びノズル継手11は、PETで形成されている。このため、これら各部品は、射出成形によって形成することができる。このように、PETで形成されているため軽量で、安価に製造することが可能となる。
第1実施形態における噴霧器1は、以上のように構成されており、第1主軸2を図示しない固定配管等に接続することによって、噴霧器1に流体を供給することによってノズル継手11から流体を噴出する。
図1に示すように、噴霧器1を通過する流体は、四方継手6によって分流され、ノズル継手11から噴出される。そして、この際、ノズル継手11の先端から噴出する流体の反力を受けて主軸回転部3が第1主軸2を中心に回転運動を開始する。また、第2主軸13に流れ込んだ流体は、三方継手14によって三方に分流され、先端に設けられているノズル継手11から噴出される。この際、主軸回転部3と同様に、主軸回転部3‘は、噴出される流体の反力によって、第1主軸2に嵌合している主軸回転部3とは、別個独立に回転運動を開始する。
このように、第1実施形態に係る噴霧器1は、内部を通過し、ノズル継手11から噴出する流体の勢いによって、主軸回転部3,3‘が回転運動をする。そして、その際のノズル継手11が任意の方向に向くように、角度継手9及びノズル継手11等を、各接合部において角度調節を行うことによって、三次元のいずれの方向にも流体を噴出することができる。
[第2実施形態]
本発明の第2実施形態に係る噴霧器の構成を図12に基づいて説明する。第2実施形態の構成が第1実施形態と異なる点は、主軸回転部3,3‘の内部に管15,15’が夫々設けられており、第1主軸2と四方継手6及び第2主軸13と三方継手14は、管15,15‘を介して連通している点である。この管15,15’はSUS304等で形成される。金属製の不可曲な管15,15‘が設けられることにより、主軸回転部3,3’と四方継手6及び三方継手14との接続部は、その接続角度を任意の角度に自在に変化させることができないようにされている。具体的には、四方継手6の主軸回転部3に接続する継手39及び三方継手14の主軸回転部3‘に接続する継手39‘は円筒形状であり、外周面に形成された凸部43,43’が、主軸回転部3,3‘の内面に形成された凹部44,44‘に係合することで、四方継手6及び三方継手14は主軸回転部3,3’に接続されている。
第1主軸2と管15との間に形成される隙間、及び、四方継手6と管15との間に形成される隙間は、0.05mm以下、好ましくは0.04mm以上0.05mm以下となるように形成されている。第2主軸13と管15‘との間に形成される隙間、及び、三方継手14と管15’との間に形成される隙間についても同様に形成されている。これにより、これらの隙間からの流体の漏洩を防止できる。よって、流体は管15,15‘内を流れ、第1主軸2、三方継手14、四方継手6及び主軸回転部3,3’の接合部又は、主軸回転部3,3’を構成する割型の隙間から流体が漏れることはない。また、管15,15‘との間に形成される隙間に侵入した流体が、主軸回転部3,3’の回転により加熱されて蒸気となり、この蒸気が潤滑剤としての効果を発揮する。また、流体を蒸気に熱変換する際に熱量が消費されるため、主軸回転部3,3’に対する冷却効果も発揮される。その他の点は第1実施形態と同じであるのでその説明を省略する。
なお、前述の実施形態例に限定されるものではなく、例えば、四方継手6を使用せず、ここに、三方継手14を接続し、流体を噴出するノズル部を1段の構成とすることもできる。また、図1において、三方継手14の代えて四方継手をもう一つ接続し、ノズル部を3段の構成とすることもできる。
また、角度継手9の接続個数等を適宜選択することによって、ノズル部の長さを調節等することも可能であり、用途にあわせてその形態を自在に変更することが可能である。
また、第2実施形態において、金属製の管に代えてゴム等の可曲性のある材質の管を使用することもできる。この場合、主軸回転部3,3’と四方継手6及び三方継手14との接続部は、その接続角度を任意の角度に自在に変化させることができるようにすることも可能である。
また、本発明に係る噴霧器は、以上のように、用途にあわせてノズル部の数、長さ、角度等を適宜変更することが可能であるため、従来使用されていた三次元ノズルの代換えとしての用途はもちろんであるが、その他にも、安価にできることから、各種用途に使用が可能である。
本発明の第1実施形態に係る噴霧器全体を示す断面図である。 本発明の第1実施形態に係る噴霧器における主軸回転部を示す図であり、(a)は平面図、(b)は側面図を示す図である。 本発明に係る噴霧器の実施形態の一例における外部リングを示す図であり、(a)は平面図、(b)は側面図を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る噴霧器における四方継手を示す図であり、(a)は平面図、(b)は側面図を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る噴霧器における三方継手を示す図であり、(a)は平面図、(b)は側面図を示す図である。 本発明に係る噴霧器の実施形態の一例における角度継手を示す図であり、(a)は平面図、(b)は側面図を示す図である。 本発明に係る噴霧器の実施形態の一例におけるノズル継手を示す図であり、(a)は平面図、(b)は側面図を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る噴霧器における第2主軸を示す図であり、(a)は側面図、(b)は平面図を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る噴霧器における第1主軸を示す図であり、(a)は側面図、(b)は平面図を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る噴霧器における第1主軸、主軸回転部、外部リングの組立て状態を示す断面図である。 本発明の第1実施形態に係る噴霧器における第2主軸、主軸回転部、外部リングの組立て状態を示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係る噴霧器全体を示す断面図である。
符号の説明
1 噴霧器
2 第1主軸
3 主軸回転部
4 外部リング
5 継手部
6 四方継手
7 継手部
8 軸受け部
9 角度継手
10 軸受け部
11 ノズル継手
12 継手部
13 第2主軸
14 三方継手
15,15‘ 管

Claims (6)

  1. 内部に流体が通過する中空の第1主軸と、
    前記第1主軸に嵌合し、前記第1主軸を軸心として回転する主軸回転部と、前記主軸回転部に嵌合し、前記主軸回転部を前記第1主軸側に付勢して前記主軸回転部と前記第1主軸間に流体が入り込まないように締付ける外部リングと、
    前記主軸回転部と接続され、少なくとも前記主軸回転部に接続する継手部以外の継手部が略球状をし、前記主軸回転部内を通過した流体を三方又は四方に分流できる三方又は四方継手と、
    前記三方又は四方継手に接続され、一方に略球状の継手部を有し、他方に前記継手部と隙間なく接続し、その接続角度を自在に変化させることが可能となるよう凹状の軸受け部が形成された角度継手と、
    前記三方又は四方継手、或いは、前記角度継手に接続され、一方がノズル状に形成され、他方に前記継手部と隙間なく接続し、その接続角度を自在に変化させることが可能となるよう凹状の軸受け部が形成されたノズル継手と、で構成されてなり、
    前記主軸回転部が、前記ノズル継手から噴出される流体の勢いによって回転することを特徴とする噴霧器。
  2. 前記主軸回転部が、1対の割型で形成されている請求項1に記載の噴霧器。
  3. 前記主軸回転部の前記継手部との接続部に、前記継手部と隙間なく接続し、その接続角度を自在に変化させることが可能となるよう凹状の軸受け部が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の噴霧器。
  4. 前記第1主軸と前記三方又は四方継手は、前記主軸回転部の内部に設けられた管を介して連通していることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の噴霧器。
  5. 前記継手部が、軸心に対して20°の角度範囲で接続角度を変化させることができる請求項1乃至4のいずれか1項に記載の噴霧器。
  6. 前記第1主軸、主軸回転部、三方又は四方継手、角度継手及びノズル継手が、ポリエチレンテレフタレート(PET)で形成されている請求項1乃至5のいずれか1項に記載の噴霧器。
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