JP2005045448A - 無線通信機および無線通信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のチャネルを使用し、通信品質が充分に保証され得る無線通信機および無線通信方法を提供する。
【解決手段】無線通信機100は、互いに周波数の異なる複数のチャネルを用いて相手方通信機と無線通信し、複数のチャネルのそれぞれについて通信状態を測定する通信状態測定部50、60と、複数のチャネルの通信状態に基づいて、複数のチャネルのうち第1のチャネルをデータ通信に用いられる主回線として選択し、かつ、複数のチャネルのうち第2のチャネルを、該第2のチャネルの通信状態を測定するために相手方通信機器との接続を維持する副回線として選択し、主回線の選択後に測定された複数のチャネルの通信状態に基づいて主回線を第1のチャネルから第2のチャネルへ切り替える制御部70とを備えている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は無線通信機および無線通信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年の無線通信機は、動画データや音声データ等のマルチメディアデータを頻繁に伝送する。このようなマルチメディアデータの一連のストリームデータを途切れることなく伝送するためには、無線通信機の通信品質を確保する必要がある。無線通信機の通信品質を確保するために、サービス品質制御技術のQoS(Quality of Service)機能が盛んに研究開発されている。
【0003】
しかし、無線通信機の普及に伴い、通信に使用されるチャネルの混雑度は急速に増加している。また、マルチメディアデータはデータ量が多いので、そのチャネルの混雑度の上昇は著しい。従って、無線通信機の通信品質を確保することが困難であるという問題が生じている。
【0004】
この問題に対処するために、従来は、▲1▼ユーザごとに時分割でデータを送受信する、▲2▼通信ポートごとに処理の優先順位をつける、▲3▼誤り訂正処理を強化するなどの方法を採用していた。
【0005】
また、複数のチャネルを使用して通信品質を向上させる技術がある。この技術においては、或るチャネルが混雑している場合に、無線通信機は、混雑度の比較的小さい他のチャネルを検索し、そのチャネルを使用して通信を行う。
【0006】
【特許文献1】
特開2000−4467号公報
【特許文献2】
特開平5−130084号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
▲1▼から▲3▼のいずれの方法も、単一のチャネルを使用している限り、チャネルの混雑度が増加してくると通信品質を保証できない。
【0008】
また、複数のチャネルを使用する技術においては、無線通信機は、まず、チャネルを検索し、他のチャネルに通信回線を切り替え、そのチャネルを介して通信相手との接続を新たに確立するという段階が必要である。無線通信機がこれらの段階を実行するには長時間かかる。無線通信機がこれらの段階を実行する間、無線通信機は、相手方とデータの送受信を行うことができないので、その結果、通信品質は保証され得ない。
【0009】
そこで、本発明の目的は、複数のチャネルを使用し、通信品質が充分に保証され得る無線通信機および無線通信方法を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明に従った実施の形態による無線通信機は、互いに周波数の異なる複数のチャネルを用いて相手方通信機器と無線通信する無線通信機であって、
前記複数のチャネルのそれぞれについて通信状態を測定する通信状態測定部と、前記複数のチャネルの通信状態に基づいて、前記複数のチャネルのうち第1のチャネルをデータ通信に用いられる主回線として選択し、かつ、前記複数のチャネルのうち第2のチャネルを、該第2のチャネルの通信状態を測定するために前記相手方通信機器との接続を維持する副回線として選択し、前記主回線の選択後に測定された前記複数のチャネルの通信状態に基づいて前記主回線を前記第1のチャネルから前記第2のチャネルへ切り替える制御部とを備えている。
【0011】
本発明に従った実施の形態による無線通信方法は、互いに周波数の異なる複数のチャネルを用いて相手方通信機器と無線通信する無線通信機を用いた無線通信方法であって、
前記複数のチャネルのそれぞれについて通信状態を測定するステップと、前記複数のチャネルの通信状態に基づいて、前記複数のチャネルのうち第1のチャネルをデータ通信に用いられる主回線として選択し、かつ、前記複数のチャネルのうち第2のチャネルを、該第2のチャネルの通信状態を測定するために前記相手方通信機器との接続を維持する副回線として選択するステップと、前記主回線の選択後に測定された前記複数のチャネルの通信状態に基づいて前記主回線を前記第1のチャネルから前記第2のチャネルへ切り替えるステップとを具備する。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照し、本発明による実施の形態を説明する。これらの実施の形態は本発明を限定するものではない。
【0013】
本発明に係る実施の形態による無線通信機は、複数のチャネルの通信状態を測定し、通信状態の良好なチャネルを通信回線として選択する。チャネルの選択後も無線通信機は他のチャネルを介して通信相手方との接続を維持し、該他のチャネルの通信状態を継続的または周期的に測定する。従って、通信回線を他のチャネルへ切り替える際に、通信相手との接続を新たに確立する必要がないので、充分な通信品質を保証することができる。
【0014】
図1は、本発明に係る実施形態に従った多チャネルトランシーバ100(以下、単に、トランシーバ100という)のブロック図である。トランシーバ100は、アンテナ10、アンテナ20、モデム部30、モデム部40、通信状態判定部50、通信状態判定部60および制御部70を備えている。
【0015】
アンテナ10および20は、それぞれモデム部30および40に接続されている。アンテナ10および20は、互いに異なる周波数のチャネルを用いて信号を送信および受信する。モデム部30および40は、それぞれアンテナ10および20を介して送信されるデータを変調し、あるいは、それぞれアンテナ10および20を介して受信されたデータを復調する。モデム部30および40は、互いに異なる周波数の信号を変調および復調する。
【0016】
通信状態判定部50および60は、それぞれモデム部30および40に接続されており、モデム部30および40において復調された受信データの通信状態(以下、チャネル状態ともいう)を判定する。
【0017】
ここで、チャネル状態とは、チャネル使用可能度、受信電界強度、変調精度(EVM(Error Vector Magnitude)値)等のパラメータ、これらのパラメータの組み合わせ、あるいは、これらのパラメータの演算で表されたチャネルの通信状態をいう。チャネル使用可能度とは、単位時間当たりに受信電界強度がある閾値を超えた時間の割合である。従って、通信状態判定部50および60は、チャネル使用可能度が大きいほど、チャネル状態は良好であると判断する。チャネル使用可能度は相関器出力によっても測定することができる。ここで言う相関器とは、受信信号と既知信号との間の相関を計算するものであり、計算された相関値が単位時間当たりにある閾値を超える時間あるいは回数を測定することによりチャネル使用可能度を測定することができる。
【0018】
また、通信状態判定部50および60は、受信データ信号の受信電界強度または変調精度が大きいほど(EVM値が小さいほど)、チャネル状態が良好であると判断する。チャネル状態が良好であるほど、トランシーバ100は高速通信を行うことができる。制御部70は、通信状態判定部50および60から得られた各チャネルのチャネル状態に基づいてモデム部30および40の制御を行う。
【0019】
図2は、トランシーバ100の動作の流れを示すフロー図である。図2を参照して、制御部70が実行する制御動作をさらに詳細に説明する。モデム部30および40が、それぞれアンテナ10および20を介して通信相手から信号を受信する。モデム部30および40は、さらにこれらの受信信号を復調し、それぞれ通信状態判定部50および60へ送信する。通信状態判定部50および60は、それぞれの受信信号に基づいてチャネル状態を判定する(S10)。
【0020】
制御部70は、通信状態判定部50のチャネル状態と通信状態判定部60のそれとを比較する(S20)。通信状態判定部50から得られたチャネル状態が通信状態判定部60のそれよりも良好である場合、制御部70は、モデム部30を用いて通信相手と通信を行う。即ち、制御部70は、モデム部30に対応するチャネルをデータ通信に用いられる主回線として選択し、モデム部40に対応するチャネルを副回線とする(S30)。
【0021】
主回線として用いられるチャネルが選択された後も、モデム部40は、副回線を介して通信相手との通信接続を維持する。トランシーバ100は、主回線を介して主なデータ通信を行い、副回線を介して、チャネル状態を得るために必要な最低限のデータを通信相手から受信する(S50)。チャネル状態を得るために必要な最低限のデータとは、例えば、同期信号として用いられる管理フレームなどである。尚、この管理フレームは、トランシーバ100専用のデータではなく、一般的に通信機が周期的にマルチキャストするものである。よって、管理フレームはチャネルを混雑させる原因にはならない。
【0022】
通信状態判定部60は、主回線として用いられるチャネルが選択された後も、モデム部40に対応するチャネル状態を周期的または継続的に判定し続ける。さらに、ステップS10において制御部70は、通信状態判定部50のチャネル状態と通信状態判定部60のそれとを比較する。
【0023】
一方で、通信状態判定部60から得られたチャネル状態が通信状態判定部50のそれよりも良好になった場合には、制御部70は、主回線をモデム部40に対応したチャネルを主回線として選択し、モデム部30に対応するチャネルを副回線とする(S31)。既に、モデム部30に対応したチャネルが主回線となっていた場合には、制御部70は、主回線をモデム部40に対応したチャネルへ切り替える。この場合、モデム部40は、既に、管理フレーム等のデータを継続して受信しており、通信相手と通信することができる状態にある。よって、トランシーバ100は、モデム部40に対応したチャネルについて通信接続を新たに確立することなく、チャネル状態の良好なチャネルへ切り替えて通信を行うことができる。
【0024】
ステップS31の後、ステップS50に従い、トランシーバ100は、主回線を介して主なデータ通信を行い、副回線を介して、チャネル状態を得るために必要な最低限のデータを通信相手から受信する。通信状態判定部50は、モデム部30に対応するチャネル状態を周期的または継続的に判定し続ける。さらに、ステップS10において制御部70は、通信状態判定部50のチャネル状態と通信状態判定部60のそれとを比較する。ステップS10からS50までの動作は、通信が終了するまで継続して実行される。
【0025】
本実施形態は、一旦、主回線として選択されたチャネルの通信状態が、混雑または妨害などによって劣化したとしても、副回線であるチャネルを主回線として切り替えることによって、マルチメディアデータなどのストリームデータを途切れることなく通信することができる。
【0026】
本実施形態において、制御部70は、チャネル状態に基づいてだけでなく、トランシーバ100の消費電力を考慮してモデム部30および40を制御してもよい。例えば、モデム部30および40のそれぞれのチャネル状態が同程度であった場合には、制御部70は、モデム部30および40のうち、消費電力の小さいモデム部を選択する。
【0027】
図3は、本実施形態を無線LANに適用した具体例を示す図である。この具体例では、トランシーバ100は、5GHz帯の周波数の信号を送受信することができるアンテナ10およびモデム部30と、2.4GHz帯の周波数の信号を送受信することができるアンテナ20およびモデム部40とを備えている。アンテナ10およびモデム部30は、IEEE802.11a規格に従って5GHz帯の周波数帯域中のチャネルCH1を用いて高速無線LAN通信を行うことができる。アンテナ20およびモデム部40は、IEEE802.11b規格に従って2.4GHz帯の周波数帯域中のチャネルCH2を用いて高速無線LAN通信を行うことができる。
【0028】
トランシーバ200、300、400は、IEEE802.11a規格またはIEEE802.11b規格のいずれかにのみ適合する端末である。基地局500は、IEEE802.11a規格およびIEEE802.11b規格の両方に従ってチャネルCH1およびCH2を用いて高速無線LAN通信を行うことができる。
【0029】
図4は、この具体例におけるトランシーバ100の動作の流れを示すフロー図である。まず、トランシーバ100は、チャネルCH1およびCH2の両方を介して基地局500との接続を確立する(S12)。すなわち、トランシーバ100は、チャネルCH1およびCH2の両方について、認証および接続の手続きを実行し、IEEE802.11aおよびIEEE802.11b規格に従って信号を基地局500と送受信することができる状態になる。
【0030】
次に、通信状態判定部50および60がそれぞれチャネルCH1のチャネル状態およびチャネルCH2のチャネル状態を検出する(S22)。この具体例において、通信状態判定部50および60は、チャネルCH1およびCH2のチャネル状態として、チャネル使用可能度およびEVM値を測定する。
【0031】
ステップ22における通信状態判定部50および60の動作をステップS22−1からS22−3において詳述する。通信状態判定部50および60は、IEEE802.11規格では、いわゆるCSMA/CA(Carrier Sense Multiple Access/Collision Avoidance)にしたがって通信媒体を検出する。CSMA(Carrier Sense Multiple Access)は、送信前に通信媒体にキャリア(信号)が存在するか否かを調べ、通信媒体にキャリアが無い場合にフレームを送信する機能である。これは、キャリア検出機能と呼ばれる。CA(Collision Avoidance)は、フレームの中に通信媒体の占有時間の情報を含め、通信媒体の使用時間を予約する。この予約された時間中は通信媒体にキャリアが存在するものとみなしフレームを送信することは許されない。これは、バーチャルキャリア検出機能と呼ばれる。チャネル使用可能度は、単位時間あたりにキャリア検出機能およびバーチャルキャリア検出によってキャリアが検出された時間と定義することができる。この具体例では、チャネルCH1のチャネル使用可能度は、トランシーバ100が単位時間あたりにチャネルCH1を使用することができる時間TCH1であり、チャネルCH2のチャネル使用可能度は、トランシーバ100が単位時間あたりにチャネルCH2を使用することができる時間TCH2であるとする。通信状態判定部50および60は、これらの時間TCH2および時間TCH1を測定する(S22−1)。
【0032】
また、通信状態判定部50および60は、変調精度(EVM値)に基づいて、使用可能な最大の送信データレートを決定する。IEEE802.11aの送信データレートは、6Mbps、9Mbps、12Mbps、18Mbps、24Mbps、36Mbps、48Mbpsおよび54Mbpsの8種類ある。IEEE802.11bの送信データレートは、1Mbps、2Mbps、5.5Mbps、11Mbpsの4種類ある。トランシーバ100は、EVM値が所定の閾値以下である送信データレートのうち通信速度が最大の送信データレートを選択する。チャネルCH1およびCH2において使用可能な最大の送信データレートがそれぞれRCH1およびRCH2であるとする。通信状態判定部50および60は、最大送信データレートRCH1およびRCH2を測定する(S22−2)。
【0033】
次に、通信状態判定部50および60は、最大送信データレート×チャネル使用可能度、即ち、RCH1×TCH1およびRCH2×TCH2を演算する(S22−3)。RCH1×TCH1およびRCH2×TCH2は、それぞれチャネルCH1およびCH2の推定の通信速度を示す。制御部70は、RCH1×TCH1およびRCH2×TCH2をそれぞれチャネルCH1およびCH2のチャネル状態とし、これらを比較することによって、チャネルCH1およびCH2の何れのチャネル状態が良好であるかを判断することができる。RCH1×TCH1がRCH2×TCH2よりも大きい場合には、制御部70は、チャネルCH1を主回線として選択し、チャネルCH2を副回線とする(S32)。
【0034】
主回線チャネルCH1がデータ通信に用いられている間であっても、副回線チャネルCH2に対応するモデム部40は、例えば、IEEE802.11で既定されたパワーセーブモードに設定され、Beaconなどの管理フレームの定期的な受信を行う(S42)。副回線に対応するモデム部40は、BeaconのEVM値の算出および副回線のチャネル混雑度の測定のみを実行する。それにより、トランシーバ100は電力の浪費を回避することができる。
【0035】
その後、チャネルCH2のチャネル状態がチャネルCH1のチャネル状態よりも良くなった場合、即ち、チャネルCH2の推定の通信速度がチャネルCH1の推定の通信速度よりも速いと判断された場合には、制御部70は、チャネルCH2を主回線とし、チャネルCH1を副回線とする(S33)。このとき既に、モデム部40は、それまで副回線として用いられていたチャネルCH2を介して通信相手と接続されている。よって、トランシーバ100は、通信相手との通信を切断することなく、周期的または継続的に通信を行うことができる。また、このとき、副回線に対応するモデム部30は、BeaconのEVM値の算出および副回線のチャネル使用可能度の測定のみを実行することが好ましい。これにより、トランシーバ100は電力の浪費を回避する。
【0036】
このように、本実施形態によるトランシーバ100は、副回線を介して既に通信相手と接続されているので、主回線を切り替える時に通信品質を劣化させることなく安定した通信を維持することができる。また、トランシーバ100は、副回線をパワーセーブモードで動作させておくことによって電力の浪費を抑えることができる。
【0037】
【発明の効果】
本発明による無線通信機および無線通信方法は、複数のチャネルを使用し、通信品質を充分に保証することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施形態に従ったトランシーバ100のブロック図。
【図2】トランシーバ100の動作の流れを示すフロー図。
【図3】第1の実施形態を無線LANに適用した具体例を示す図。
【図4】第1の実施形態を無線LANに適用した具体例における動作の流れを示すフロー図。
【符号の説明】
100 トランシーバ
10 アンテナ
20 アンテナ
30 モデム部
40 モデム部
50 通信状態判定部
60 通信状態判定部
70 制御部

Claims (10)

  1. 互いに周波数の異なる複数のチャネルを用いて相手方通信機器と無線通信する無線通信機において、
    前記複数のチャネルのそれぞれについて通信状態を測定する通信状態測定部と、
    前記複数のチャネルの通信状態に基づいて、前記複数のチャネルのうち第1のチャネルをデータ通信に用いられる主回線として選択し、かつ、前記複数のチャネルのうち第2のチャネルを、該第2のチャネルの通信状態を測定するために前記相手方通信機器との接続を維持する副回線として選択し、前記主回線の選択後に測定された前記複数のチャネルの通信状態に基づいて前記主回線を前記第1のチャネルから前記第2のチャネルへ切り替える制御部とを備えた無線通信機。
  2. 前記通信状態測定部は、前記複数のチャネルのそれぞれについて、受信電界強度、相関器出力、信号の変調精度、チャネル使用可能度のうちの少なくとも1つを通信状態として測定することを特徴とする請求項1に記載の無線通信機。
  3. 前記制御部は、前記複数のチャネルのうち、前記受信電界強度の最も高いチャネル、前記相関器出力の最も高いチャネル、前記変調精度の最も高いチャネルまたはチャネル使用可能度の最も高いチャネルのいずれかを前記主回線として選択することを特徴とする請求項2に記載の無線通信機。
  4. 前記通信状態測定部は、前記複数のチャネルのそれぞれについて、単位時間当たりの通信可能時間と送信データレートとの積をチャネルの通信状態として算出し、
    前記制御部は、前記複数のチャネルのうち、単位時間当たりの通信可能時間と送信データレートとの積が最大であるチャネルを主回線として選択することを特徴とする請求項1に記載の無線通信機。
  5. 前記制御部は、前記複数のチャネルの通信状態がほぼ等しいときに、前記複数のチャネルのうち、当該無線通信機の消費電力が最も低いチャネルを前記主回線として選択することを特徴とする請求項2に記載の無線通信機。
  6. 前記第1のチャネルおよび前記第2のチャネルのうちいずれか一方は、IEEE802.11a規格に従った周波数帯のチャネルであり、他方は、IEEE802.11b規格あるいはIEEE802.11g規格に従った周波数帯のチャネルであることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の無線通信機。
  7. 前記無線通信部は、前記副回線を介して管理フレームを受信し、
    前記通信状態測定部は、前記管理フレームを用いて前記副回線のチャネルの通信状態を測定することを特徴とする請求項1に記載の無線通信機。
  8. 互いに周波数の異なる複数のチャネルを用いて相手方通信機器と無線通信する無線通信機を用いた無線通信方法において、
    前記複数のチャネルのそれぞれについて通信状態を測定するステップと、
    前記複数のチャネルの通信状態に基づいて、前記複数のチャネルのうち第1のチャネルをデータ通信に用いられる主回線として選択し、かつ、前記複数のチャネルのうち第2のチャネルを、該第2のチャネルの通信状態を測定するために前記相手方通信機器との接続を維持する副回線として選択するステップと、
    前記主回線の選択後に測定された前記複数のチャネルの通信状態に基づいて前記主回線を前記第1のチャネルから前記第2のチャネルへ切り替えるステップとを具備する無線通信方法。
  9. 前記複数のチャネルの通信状態は、通信波の受信電界強度、相関器出力、通信波の変調精度、チャネル使用可能度のうちの少なくとも1つであることを特徴とする請求項8に記載の無線通信方法。
  10. 前記第1のチャネルおよび前記第2のチャネルのうちいずれか一方は、IEEE802.11a規格に従った周波数帯のチャネルであり、他方は、IEEE802.11b規格あるいはIEEE802.11g規格に従った周波数帯のチャネルであることを特徴とする請求項8または請求項9に記載の無線通信方法。
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JP2017050688A (ja) * 2015-09-01 2017-03-09 富士通株式会社 通信方法、通信装置及び通信プログラム

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