JP2005043949A - ネットワークを介した学習システム - Google Patents
ネットワークを介した学習システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005043949A JP2005043949A JP2003199807A JP2003199807A JP2005043949A JP 2005043949 A JP2005043949 A JP 2005043949A JP 2003199807 A JP2003199807 A JP 2003199807A JP 2003199807 A JP2003199807 A JP 2003199807A JP 2005043949 A JP2005043949 A JP 2005043949A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- management server
- learning
- learning management
- communication module
- server
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Electrically Operated Instructional Devices (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
【課題】セキュリティを確保したコンテンツ外部配置型の学習管理サーバ(LMS)を実現する。
【解決手段】学習管理サーバLMSからダウンロードされ、学習管理サーバとして設定されたアドレスとのみ通信を許可する学習管理サーバ用通信モジュールと、学習管理サーバからダウンロードされ、学習者端末LT上で他のプログラムと通信可能なダミー通信モジュールを有するダミーページ手段と、教材コンテンツ配信サーバCMSからダウンロードされ、ダミー通信モジュールと通信可能なコンテンツ通信モジュールと、教材コンテンツ配信サーバからダウンロードされ、コンテンツ通信モジュールと通信可能な教材コンテンツとからなり、ダミーページ手段にコンテンツ配信サーバのアドレスを登録しておくことにより、学習管理サーバの外部に存在する教材コンテンツ配信サーバに登録された教材コンテンツを学習管理サーバの管理下で学習端末上で利用可能にした。
【選択図】 図2
【解決手段】学習管理サーバLMSからダウンロードされ、学習管理サーバとして設定されたアドレスとのみ通信を許可する学習管理サーバ用通信モジュールと、学習管理サーバからダウンロードされ、学習者端末LT上で他のプログラムと通信可能なダミー通信モジュールを有するダミーページ手段と、教材コンテンツ配信サーバCMSからダウンロードされ、ダミー通信モジュールと通信可能なコンテンツ通信モジュールと、教材コンテンツ配信サーバからダウンロードされ、コンテンツ通信モジュールと通信可能な教材コンテンツとからなり、ダミーページ手段にコンテンツ配信サーバのアドレスを登録しておくことにより、学習管理サーバの外部に存在する教材コンテンツ配信サーバに登録された教材コンテンツを学習管理サーバの管理下で学習端末上で利用可能にした。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、e−ラーニングにおける標準規格であるSCORM上でコンテンツをLMSサーバの外部に配置する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
情報処理システムを用いて種々の学習を行い、いわゆるe−ラーニングの分野では、学習専用のLMS(Learning Management System)サーバを設置し、教材はこの学習管理用サーバ(LMS)に登録しておき、学習者はイントラネットやインターネットを介して学習管理用サーバ(LMS)にアクセスして個々の学習を進行させる方式が提案されている。
【0003】
このようなLMSサーバは学習者のログイン情報等を管理する学習者管理と、講座の開講・閉講等の運用管理と、学習者への問題の配付等のコンテンツ管理の機能を持たせていることが多い。
【0004】
この中でも特に、コンテンツ管理については、研修内容に変更がありコンテンツを修正しなければならない場合でも、学習管理用サーバ(LMS)上のコンテンツを更新すれば、学習者に更新後の教材を自動的に配信することができるため、企業や団体等の大量の学習者が予想される場合にも効率的なe−ラーニングの運営が可能となる。
【0005】
ところで、ネットワーク上に存在する学習管理用サーバ(LMS)の規格が区々であると、前述のような学習者管理、運用管理、コンテンツ管理の機能も区々となるため、学習管理用サーバ(LMS)を新しくした場合に、従来までの前記管理機能が承継されずにこれらを再構築しなければならないことになる。
【0006】
そのため、SCORM(Schedule Content Object Reference Model)と呼ばれる規格が提唱されている。このSCORMでは、コンテンツの再利用性、アクセス可能性、耐用性、相互互換性を目指して、学習管理用サーバ(LMS)における教材の情報をコンテンツアグリゲーションとして定義し、学習者の履歴情報をランタイム環境として定義している。
【0007】
コンテンツアグリゲーションでは、コンテンツの検索情報とともに、コースカリキュラムや素材配置等のコンテンツの構造について定義している。
【0008】
一方、ランタイム環境では、教材毎の学習履歴情報を学習管理用サーバ(LSM)とやりとりする際の手法と内容について定義しており、学習者端末側で様々な学習管理用サーバ(LMS)と対話できるようにすることを目的としている。
【0009】
すなわち、SCORMは、学習管理用サーバ(LMS)と学習教材(コンテンツ)とを分離し、その相互運用を確保するための規格といえる。したがって、SCORMに対応した学習管理用サーバ(LMS)と学習教材であれば、どの学習管理用サーバ(LMS)、どの学習教材であっても、任意の学習管理用サーバ(LMS)に対して学習教材を登録して学習者管理、運用管理およびコンテンツ管理が可能となるものである。
【0010】
なお、ネットワークを介したe−ラーニングシステムの特許文献としては、特開2003−131551号公報、特開2003−173131号公報、特開2003−187006号公報等があるが、いずれも前記SCORMを意図したものではなく、コンテンツの配置について考慮されたものではない。
【0011】
【特許文献1】
特開2003−131551号公報
【特許文献2】
特開2003−173131号公報
【特許文献3】
特開2003−187006号公報
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、SCORMの規格では、学習教材をLMSシステムに登録する際に、実際のデータを学習管理用サーバ(LMS)に登録せずに、他のWEBサーバ上に配置し、履歴を管理するサーバとコンテンツを配信するサーバ(コンテンツサーバ)を別々に用意し運営する考え方(コンテンツ外部配置型LMS)がある。これによれば、コンテンツ提供者(コンテンツホルダ)は自社のコンテンツ配信サーバ(WEBサーバで構成されるコンテンツサーバ)にコンテンツデータを配置し、コンテンツを更新する際には、そのコンテンツデータを変更するだけで、全ての受講者が常に最新のコンテンツで学習が可能となる利点がある。
【0013】
しかし、前記コンテンツ外部配置型LMSは、以下のような問題があることが知られている。
【0014】
すなわち、コンテンツを外部サーバに委託するこの方式では、学習管理用サーバ(LMS)とは異なる別サイトにあるコンテンツサーバのURLと通信を行うことになるがこのような通信方式は端末のブラウザプログラムが許可していない。すなわち、SCORMの場合、学習者のクライアント端末のブラウザにLMS用のAPIが設定されており、コンテンツはこのブラウザプログラムのAPIを介して転送されることになるが、ブラウザプログラムのセキュリティポリシにより、LMSサーバとは別のアドレス(URL)に配置されたコンテンツサーバとは通信をすることが許可されていないのが現状である。
【0015】
つまり、学習管理サーバ(LMS)を介さずにコンテンツサーバに直接アクセスが可能だとすると、コンテンツの不正使用が可能となってしまうだけでなく、学習管理サーバ(LMS)を用いたSCORMによるe−ラーニングの統一的運用が事実上不可能になってしまうためである。
【0016】
そのため、SCORMの運用としては、コンテンツは学習管理サーバ(LMS)に登録することが通例であった。
【0017】
しかし、一方で、企業や団体単位でのLMS運用では、コンテンツを自社LAN内のWEBサーバに登録したいといった要望が強く、セキュリティを確保したコンテンツ外部配置型LMSの構築が急務とされていた。
【0018】
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、SCORMの規格上において、セキュリティを確保したコンテンツ外部配置型のLMSを実現することを技術的課題とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本発明では以下の手段を採用した。
すなわち、本発明は、学習管理サーバと、教材コンテンツ配信サーバと、前記各サーバとネットワークを介して接続される学習者端末とからなるシステムにおいて、前記学習管理サーバとして設定されたアドレスとのみ通信を許可する学習管理サーバ用通信モジュールと、前記学習管理サーバからダウンロードされ、学習者端末上で他のプログラムと通信可能なダミー通信モジュールを有するダミーページ手段と、前記教材コンテンツ配信サーバからダウンロードされ、前記ダミー通信モジュールと通信可能なコンテンツ通信モジュールと、同じく教材コンテンツ配信サーバからダウンロードされ、前記コンテンツ通信モジュールと通信可能な教材コンテンツとからなり、前記学習管理サーバに登録されたダミーページ手段にコンテンツ配信サーバのアドレスを登録しておくことにより、前記学習管理サーバの外部に存在する教材コンテンツ配信サーバに登録された教材コンテンツを前記学習管理サーバの管理下で前記学習端末上で利用可能にしたネットワークを介した学習システムである。
【0020】
すなわち、学習管理サーバ(LMS)上に教材コンテンツ配信サーバ(CMS)のアドレス(URL)を登録したダミーページを用意し、このダミーページに通信モジュールを付加して学習者端末にダウンロードさせることにより、学習者端末は、見かけ上前記学習管理サーバ(LMS)とのみ通信することになるため、ブラウザプログラムのセキュリティポリシーを破ることなくコンテンツ配信サーバ(CMS)からのコンテンツ教材データを受信することができるようになる。しかも、これらのダミーページは学習管理サーバ(LMS)よりActiveX等のセキュリティを確保したプログラムモジュールとして学習者端末にダウンロードさせ、学習者端末上ではこれらのモジュール間通信でコンテンツ配信サーバ(CMS)にアクセスできるようにしたため、コンテンツ配信サーバ(CMS)のアドレスがオープンになることを防止でき、セキュリティも確保できる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて、本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の実施形態におけるシステム構成を示すブロック図である。
同図に示すように、本実施形態では、ネットワーク(NW)を介して学習管理サーバ(LMS)とコンテンツ配信サーバ(CMS)と学習者用端末(LT)とが接続されている。学習管理サーバ(LMS)はSCORMに準拠したサーバであり、通信インターフェース(IF)を介してネットワーク(NW)に接続された汎用の情報処理装置で構成されている。学習管理サーバ(LMS)の内部はバス(BUS)を介して制御手段としての中央処理装置(CPU)と記憶手段としてのメインメモリ(MM)を有しており、出力装置としての表示装置(DISP)、入力装置としての入力装置(KBD)、外部記憶装置としてのハードディスク装置(HD)とを有している。
【0022】
ハードディスク装置(HD)には、オペレーティングシステム(OS)とともに、アプリケーションプログラム(APL)が格納されている。このアプリケーションプログラム(APL)はバス(BUS)およびメインメモリ(MM)を介して中央処理装置(CPU)に順次読み込まれて実行処理されることにより、本発明の機能が実現される。
【0023】
ハードディスク装置(HD)には、前記オペレーティングシステム(OS)、アプリケーションプログラム(APL)の他にコンテンツデータエリアが確保されており、ここでは教材コンテンツの構造体情報とともに、ダミーページが登録されている。
【0024】
ダミーページには、コンテンツ配信サーバ(CMS)のアドレスが登録されたダミー通信モジュールが登録されている。このダミーページの詳細な機能については後述する。
【0025】
コンテンツ配信サーバ(CMS)も前記学習管理サーバ(LMS)と同様な構成を有しているがハードウエア構成については詳細な図示および説明は省略する。なお、コンテンツ配信サーバ(CMS)のハードディスク装置(HD)には教材コンテンツデータとともに、コンテンツ通信モジュールが登録されている。このコンテンツ通信モジュールについては後で詳述する。
【0026】
ネットワーク(NW)を介して接続されている学習者用端末(LT)も前記学習管理サーバ(LMS)と同様の汎用的な情報処理装置で構成されているが、これはPDA(Personal Data Assistant)、ネットワークアクセス機能を備えた携帯電話機等の等の小型情報端末であってもよい。
【0027】
学習者用端末(LT)は、学習管理サーバ(LMS)と同様にハードディスク装置(HD)を有しており、このハードディスク装置(HD)内に学習管理サーバ(LMS)からダウンロードしたモジュール、ダミーページおよびコンテンツ配信サーバ(CMS)からダウンロードしたモジュールおよび教材コンテンツが格納されるようになっている。
【0028】
図2は、学習者用端末(LT)のハードディスク装置(HD)に格納される各モジュールおよびデータの構成を示したブロック図である。
【0029】
学習者用端末(LT)はネットワーク(NW)を介して学習管理サーバ(LMS)にアクセスして、学習管理サーバ(LMS)のハードディスク装置(HD)に格納された学習サーバ用通信モジュールをダウンロードする。
【0030】
次に、学習者用端末(LT)は前記学習サーバ用通信モジュールを介して学習管理サーバ(LMS)のハードディスク装置(HD)内に登録されたダミーページをダウンロードする。このダミーページには、ダミー通信モジュールを含んでおり、教材コンテンツのエリアには当初ダミーデータが格納されている。
【0031】
学習者用端末(LT)の中央処理装置(CPU)は、ハードディスク装置(HD)内にダウンロードしたダミーページを展開し、図2に示すように、ダミー通信モジュールと、教材コンテンツのエリアを確保する。
【0032】
次に、学習者用端末(LT)は、ネットワーク(NW)を介してコンテンツ配信サーバ(CMS)にアクセスして教材コンテンツデータをダウンロードする。この教材コンテンツデータには教材コンテンツとともに、コンテンツ通信モジュールを含んでいる。
【0033】
次に、学習者用端末(LT)の中央処理装置(CPU)は、ダウンロードした教材コンテンツとコンテンツ通信モジュールとを前記ハードディスク装置(HD)内のダミーページのダミーエリアに展開する。このようにして学習者用端末(LT)のハードディスク装置(HD)に展開された状態を示したものが図2となる。
【0034】
この状態で、学習者用端末(LT)がネットワーク(NW)を介して学習管理サーバ(LMS)とコンテンツ配信サーバ(CMS)との通信を行う手順を説明する。
【0035】
まず、コンテンツ配信サーバ(CMS)からダウンロードした教材コンテンツと、同じくコンテンツ配信サーバ(CMS)からダウンロードされたコンテンツ通信モジュールとの間で通信を行う(図2の符号201)。
【0036】
次に、コンテンツ通信モジュールは、学習者用端末(LT)のクライアントプログラムとして学習管理サーバ(LMS)からダウンロードされ同じくクライアントプログラムとして機能するダミー通信モジュールとクライアント間通信を行う(符号202)。
【0037】
次に、ダミー通信モジュールは、ダミーページとして学習管理サーバ(LMS)からダウンロードされた学習管理サーバ用通信モジュールと通信を行う(符号203)。
【0038】
このように、学習管理サーバ(LMS)とのダミー通信モジュールを含んだダミーページを用いることにより、学習管理サーバ(LMS)の学習管理サーバ用通信モジュールの管理下で、コンテンツ配信サーバ(CMS)に格納された教材コンテンツを順次ダウンロードして学習者用端末(LT)に取り込んで利用することが可能になる。
【0039】
なお、学習管理サーバ用通信モジュールおよびダミー通信モジュールはブラウザプログラムに追加されたActiveX等の動的な独立したプログラムにより構成されている。このようなプログラム形式を用いることにより、通信セキュリティを確保した状態で学習者用端末(LT)−学習管理サーバ(LMS)間、学習者用端末(LT)−コンテンツ配信サーバ(CMS)間の通信を実現することができ、かつ、学習者用端末(LT)上でユーザがソースプログラムを参照したとしてもそのアドレス(コンテンツ配信サーバ(CMS)のURL)を特定することが困難になる。
【0040】
なお、コンテンツのセキュリティについては、ダミーページに企業情報を付加し、あらかじめコンテンツ配信サーバ(CMS)にその企業に対しての配信許可登録を行うようにすることにより、通信の際に学習者用端末(LT)に対してコンテンツ配信サーバ(CMS)上で、配信可能・不可の切替を行うことができる。
【0041】
一方、SCORMの規格に則っているユーザ情報取得の通信を利用してユーザ情報をコンテンツ配信サーバ(CMS)、学習管理サーバ(LMS)に送信することにより、その教材を受講している人数、および期間を把握することができる。
【0042】
本実施形態によれば、企業単位で新たに学習管理サーバ(LMS)を導入した場合でも、コンテンツの管理を従来の企業LAN上でのWEBサーバでの管理と同様に行うことができる。
【0043】
また、コンテンツの配信許可を1ユーザ単位でコンテンツ配信サーバ(CMS)が管理できるため、1ユーザ単位で学習管理サーバ(LMS)を導入することが可能となる。
【0044】
【発明の効果】
本発明によれば、SCORMの規格上において、セキュリティを確保したコンテンツ外部配置型の学習管理サーバ(LMS)を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のシステム構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施形態におけるデータ配置を説明するためのブロック図
【符号の説明】
LMS 学習管理サーバ
CMS コンテンツ配信サーバ
NW ネットワーク
BUS バス
CPU 中央処理装置
MM メインメモリ
DISP 表示装置
KBD 入力装置
HD ハードディスク装置
LT 学習者用端末
【発明の属する技術分野】
本発明は、e−ラーニングにおける標準規格であるSCORM上でコンテンツをLMSサーバの外部に配置する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
情報処理システムを用いて種々の学習を行い、いわゆるe−ラーニングの分野では、学習専用のLMS(Learning Management System)サーバを設置し、教材はこの学習管理用サーバ(LMS)に登録しておき、学習者はイントラネットやインターネットを介して学習管理用サーバ(LMS)にアクセスして個々の学習を進行させる方式が提案されている。
【0003】
このようなLMSサーバは学習者のログイン情報等を管理する学習者管理と、講座の開講・閉講等の運用管理と、学習者への問題の配付等のコンテンツ管理の機能を持たせていることが多い。
【0004】
この中でも特に、コンテンツ管理については、研修内容に変更がありコンテンツを修正しなければならない場合でも、学習管理用サーバ(LMS)上のコンテンツを更新すれば、学習者に更新後の教材を自動的に配信することができるため、企業や団体等の大量の学習者が予想される場合にも効率的なe−ラーニングの運営が可能となる。
【0005】
ところで、ネットワーク上に存在する学習管理用サーバ(LMS)の規格が区々であると、前述のような学習者管理、運用管理、コンテンツ管理の機能も区々となるため、学習管理用サーバ(LMS)を新しくした場合に、従来までの前記管理機能が承継されずにこれらを再構築しなければならないことになる。
【0006】
そのため、SCORM(Schedule Content Object Reference Model)と呼ばれる規格が提唱されている。このSCORMでは、コンテンツの再利用性、アクセス可能性、耐用性、相互互換性を目指して、学習管理用サーバ(LMS)における教材の情報をコンテンツアグリゲーションとして定義し、学習者の履歴情報をランタイム環境として定義している。
【0007】
コンテンツアグリゲーションでは、コンテンツの検索情報とともに、コースカリキュラムや素材配置等のコンテンツの構造について定義している。
【0008】
一方、ランタイム環境では、教材毎の学習履歴情報を学習管理用サーバ(LSM)とやりとりする際の手法と内容について定義しており、学習者端末側で様々な学習管理用サーバ(LMS)と対話できるようにすることを目的としている。
【0009】
すなわち、SCORMは、学習管理用サーバ(LMS)と学習教材(コンテンツ)とを分離し、その相互運用を確保するための規格といえる。したがって、SCORMに対応した学習管理用サーバ(LMS)と学習教材であれば、どの学習管理用サーバ(LMS)、どの学習教材であっても、任意の学習管理用サーバ(LMS)に対して学習教材を登録して学習者管理、運用管理およびコンテンツ管理が可能となるものである。
【0010】
なお、ネットワークを介したe−ラーニングシステムの特許文献としては、特開2003−131551号公報、特開2003−173131号公報、特開2003−187006号公報等があるが、いずれも前記SCORMを意図したものではなく、コンテンツの配置について考慮されたものではない。
【0011】
【特許文献1】
特開2003−131551号公報
【特許文献2】
特開2003−173131号公報
【特許文献3】
特開2003−187006号公報
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、SCORMの規格では、学習教材をLMSシステムに登録する際に、実際のデータを学習管理用サーバ(LMS)に登録せずに、他のWEBサーバ上に配置し、履歴を管理するサーバとコンテンツを配信するサーバ(コンテンツサーバ)を別々に用意し運営する考え方(コンテンツ外部配置型LMS)がある。これによれば、コンテンツ提供者(コンテンツホルダ)は自社のコンテンツ配信サーバ(WEBサーバで構成されるコンテンツサーバ)にコンテンツデータを配置し、コンテンツを更新する際には、そのコンテンツデータを変更するだけで、全ての受講者が常に最新のコンテンツで学習が可能となる利点がある。
【0013】
しかし、前記コンテンツ外部配置型LMSは、以下のような問題があることが知られている。
【0014】
すなわち、コンテンツを外部サーバに委託するこの方式では、学習管理用サーバ(LMS)とは異なる別サイトにあるコンテンツサーバのURLと通信を行うことになるがこのような通信方式は端末のブラウザプログラムが許可していない。すなわち、SCORMの場合、学習者のクライアント端末のブラウザにLMS用のAPIが設定されており、コンテンツはこのブラウザプログラムのAPIを介して転送されることになるが、ブラウザプログラムのセキュリティポリシにより、LMSサーバとは別のアドレス(URL)に配置されたコンテンツサーバとは通信をすることが許可されていないのが現状である。
【0015】
つまり、学習管理サーバ(LMS)を介さずにコンテンツサーバに直接アクセスが可能だとすると、コンテンツの不正使用が可能となってしまうだけでなく、学習管理サーバ(LMS)を用いたSCORMによるe−ラーニングの統一的運用が事実上不可能になってしまうためである。
【0016】
そのため、SCORMの運用としては、コンテンツは学習管理サーバ(LMS)に登録することが通例であった。
【0017】
しかし、一方で、企業や団体単位でのLMS運用では、コンテンツを自社LAN内のWEBサーバに登録したいといった要望が強く、セキュリティを確保したコンテンツ外部配置型LMSの構築が急務とされていた。
【0018】
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、SCORMの規格上において、セキュリティを確保したコンテンツ外部配置型のLMSを実現することを技術的課題とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本発明では以下の手段を採用した。
すなわち、本発明は、学習管理サーバと、教材コンテンツ配信サーバと、前記各サーバとネットワークを介して接続される学習者端末とからなるシステムにおいて、前記学習管理サーバとして設定されたアドレスとのみ通信を許可する学習管理サーバ用通信モジュールと、前記学習管理サーバからダウンロードされ、学習者端末上で他のプログラムと通信可能なダミー通信モジュールを有するダミーページ手段と、前記教材コンテンツ配信サーバからダウンロードされ、前記ダミー通信モジュールと通信可能なコンテンツ通信モジュールと、同じく教材コンテンツ配信サーバからダウンロードされ、前記コンテンツ通信モジュールと通信可能な教材コンテンツとからなり、前記学習管理サーバに登録されたダミーページ手段にコンテンツ配信サーバのアドレスを登録しておくことにより、前記学習管理サーバの外部に存在する教材コンテンツ配信サーバに登録された教材コンテンツを前記学習管理サーバの管理下で前記学習端末上で利用可能にしたネットワークを介した学習システムである。
【0020】
すなわち、学習管理サーバ(LMS)上に教材コンテンツ配信サーバ(CMS)のアドレス(URL)を登録したダミーページを用意し、このダミーページに通信モジュールを付加して学習者端末にダウンロードさせることにより、学習者端末は、見かけ上前記学習管理サーバ(LMS)とのみ通信することになるため、ブラウザプログラムのセキュリティポリシーを破ることなくコンテンツ配信サーバ(CMS)からのコンテンツ教材データを受信することができるようになる。しかも、これらのダミーページは学習管理サーバ(LMS)よりActiveX等のセキュリティを確保したプログラムモジュールとして学習者端末にダウンロードさせ、学習者端末上ではこれらのモジュール間通信でコンテンツ配信サーバ(CMS)にアクセスできるようにしたため、コンテンツ配信サーバ(CMS)のアドレスがオープンになることを防止でき、セキュリティも確保できる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて、本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の実施形態におけるシステム構成を示すブロック図である。
同図に示すように、本実施形態では、ネットワーク(NW)を介して学習管理サーバ(LMS)とコンテンツ配信サーバ(CMS)と学習者用端末(LT)とが接続されている。学習管理サーバ(LMS)はSCORMに準拠したサーバであり、通信インターフェース(IF)を介してネットワーク(NW)に接続された汎用の情報処理装置で構成されている。学習管理サーバ(LMS)の内部はバス(BUS)を介して制御手段としての中央処理装置(CPU)と記憶手段としてのメインメモリ(MM)を有しており、出力装置としての表示装置(DISP)、入力装置としての入力装置(KBD)、外部記憶装置としてのハードディスク装置(HD)とを有している。
【0022】
ハードディスク装置(HD)には、オペレーティングシステム(OS)とともに、アプリケーションプログラム(APL)が格納されている。このアプリケーションプログラム(APL)はバス(BUS)およびメインメモリ(MM)を介して中央処理装置(CPU)に順次読み込まれて実行処理されることにより、本発明の機能が実現される。
【0023】
ハードディスク装置(HD)には、前記オペレーティングシステム(OS)、アプリケーションプログラム(APL)の他にコンテンツデータエリアが確保されており、ここでは教材コンテンツの構造体情報とともに、ダミーページが登録されている。
【0024】
ダミーページには、コンテンツ配信サーバ(CMS)のアドレスが登録されたダミー通信モジュールが登録されている。このダミーページの詳細な機能については後述する。
【0025】
コンテンツ配信サーバ(CMS)も前記学習管理サーバ(LMS)と同様な構成を有しているがハードウエア構成については詳細な図示および説明は省略する。なお、コンテンツ配信サーバ(CMS)のハードディスク装置(HD)には教材コンテンツデータとともに、コンテンツ通信モジュールが登録されている。このコンテンツ通信モジュールについては後で詳述する。
【0026】
ネットワーク(NW)を介して接続されている学習者用端末(LT)も前記学習管理サーバ(LMS)と同様の汎用的な情報処理装置で構成されているが、これはPDA(Personal Data Assistant)、ネットワークアクセス機能を備えた携帯電話機等の等の小型情報端末であってもよい。
【0027】
学習者用端末(LT)は、学習管理サーバ(LMS)と同様にハードディスク装置(HD)を有しており、このハードディスク装置(HD)内に学習管理サーバ(LMS)からダウンロードしたモジュール、ダミーページおよびコンテンツ配信サーバ(CMS)からダウンロードしたモジュールおよび教材コンテンツが格納されるようになっている。
【0028】
図2は、学習者用端末(LT)のハードディスク装置(HD)に格納される各モジュールおよびデータの構成を示したブロック図である。
【0029】
学習者用端末(LT)はネットワーク(NW)を介して学習管理サーバ(LMS)にアクセスして、学習管理サーバ(LMS)のハードディスク装置(HD)に格納された学習サーバ用通信モジュールをダウンロードする。
【0030】
次に、学習者用端末(LT)は前記学習サーバ用通信モジュールを介して学習管理サーバ(LMS)のハードディスク装置(HD)内に登録されたダミーページをダウンロードする。このダミーページには、ダミー通信モジュールを含んでおり、教材コンテンツのエリアには当初ダミーデータが格納されている。
【0031】
学習者用端末(LT)の中央処理装置(CPU)は、ハードディスク装置(HD)内にダウンロードしたダミーページを展開し、図2に示すように、ダミー通信モジュールと、教材コンテンツのエリアを確保する。
【0032】
次に、学習者用端末(LT)は、ネットワーク(NW)を介してコンテンツ配信サーバ(CMS)にアクセスして教材コンテンツデータをダウンロードする。この教材コンテンツデータには教材コンテンツとともに、コンテンツ通信モジュールを含んでいる。
【0033】
次に、学習者用端末(LT)の中央処理装置(CPU)は、ダウンロードした教材コンテンツとコンテンツ通信モジュールとを前記ハードディスク装置(HD)内のダミーページのダミーエリアに展開する。このようにして学習者用端末(LT)のハードディスク装置(HD)に展開された状態を示したものが図2となる。
【0034】
この状態で、学習者用端末(LT)がネットワーク(NW)を介して学習管理サーバ(LMS)とコンテンツ配信サーバ(CMS)との通信を行う手順を説明する。
【0035】
まず、コンテンツ配信サーバ(CMS)からダウンロードした教材コンテンツと、同じくコンテンツ配信サーバ(CMS)からダウンロードされたコンテンツ通信モジュールとの間で通信を行う(図2の符号201)。
【0036】
次に、コンテンツ通信モジュールは、学習者用端末(LT)のクライアントプログラムとして学習管理サーバ(LMS)からダウンロードされ同じくクライアントプログラムとして機能するダミー通信モジュールとクライアント間通信を行う(符号202)。
【0037】
次に、ダミー通信モジュールは、ダミーページとして学習管理サーバ(LMS)からダウンロードされた学習管理サーバ用通信モジュールと通信を行う(符号203)。
【0038】
このように、学習管理サーバ(LMS)とのダミー通信モジュールを含んだダミーページを用いることにより、学習管理サーバ(LMS)の学習管理サーバ用通信モジュールの管理下で、コンテンツ配信サーバ(CMS)に格納された教材コンテンツを順次ダウンロードして学習者用端末(LT)に取り込んで利用することが可能になる。
【0039】
なお、学習管理サーバ用通信モジュールおよびダミー通信モジュールはブラウザプログラムに追加されたActiveX等の動的な独立したプログラムにより構成されている。このようなプログラム形式を用いることにより、通信セキュリティを確保した状態で学習者用端末(LT)−学習管理サーバ(LMS)間、学習者用端末(LT)−コンテンツ配信サーバ(CMS)間の通信を実現することができ、かつ、学習者用端末(LT)上でユーザがソースプログラムを参照したとしてもそのアドレス(コンテンツ配信サーバ(CMS)のURL)を特定することが困難になる。
【0040】
なお、コンテンツのセキュリティについては、ダミーページに企業情報を付加し、あらかじめコンテンツ配信サーバ(CMS)にその企業に対しての配信許可登録を行うようにすることにより、通信の際に学習者用端末(LT)に対してコンテンツ配信サーバ(CMS)上で、配信可能・不可の切替を行うことができる。
【0041】
一方、SCORMの規格に則っているユーザ情報取得の通信を利用してユーザ情報をコンテンツ配信サーバ(CMS)、学習管理サーバ(LMS)に送信することにより、その教材を受講している人数、および期間を把握することができる。
【0042】
本実施形態によれば、企業単位で新たに学習管理サーバ(LMS)を導入した場合でも、コンテンツの管理を従来の企業LAN上でのWEBサーバでの管理と同様に行うことができる。
【0043】
また、コンテンツの配信許可を1ユーザ単位でコンテンツ配信サーバ(CMS)が管理できるため、1ユーザ単位で学習管理サーバ(LMS)を導入することが可能となる。
【0044】
【発明の効果】
本発明によれば、SCORMの規格上において、セキュリティを確保したコンテンツ外部配置型の学習管理サーバ(LMS)を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のシステム構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施形態におけるデータ配置を説明するためのブロック図
【符号の説明】
LMS 学習管理サーバ
CMS コンテンツ配信サーバ
NW ネットワーク
BUS バス
CPU 中央処理装置
MM メインメモリ
DISP 表示装置
KBD 入力装置
HD ハードディスク装置
LT 学習者用端末
Claims (2)
- 学習管理サーバと、教材コンテンツ配信サーバと、前記各サーバとネットワークを介して接続される学習者端末とからなるシステムにおいて、
前記学習管理サーバからダウンロードされ、前記学習管理サーバとして設定されたアドレスとのみ通信を許可する学習管理サーバ用通信モジュールと、
前記学習管理サーバからダウンロードされ、学習者端末上で他のプログラムと通信可能なダミー通信モジュールを有するダミーページ手段と、
前記教材コンテンツ配信サーバからダウンロードされ、前記ダミー通信モジュールと通信可能なコンテンツ通信モジュールと、
同じく教材コンテンツ配信サーバからダウンロードされ、前記コンテンツ通信モジュールと通信可能な教材コンテンツとからなり、
前記学習管理サーバに登録されたダミーページ手段にコンテンツ配信サーバのアドレスを登録しておくことにより、前記学習管理サーバの外部に存在する教材コンテンツ配信サーバに登録された教材コンテンツを前記学習管理サーバの管理下で前記学習端末上で利用可能にしたネットワークを介した学習システム。 - 学習管理サーバと、教材コンテンツ配信サーバと、前記各サーバとネットワークを介して接続される学習者端末とからなり、
前記学習管理サーバから、前記学習管理サーバとして設定されたアドレスとのみ通信を許可する学習管理サーバ用通信モジュールをダウンロードするステップと、
前記学習管理サーバから学習者端末上で他のプログラムと通信可能なダミー通信モジュールを有するダミーページをダウンロードするステップと、
前記教材コンテンツ配信サーバから前記ダミー通信モジュールと通信可能なコンテンツ通信モジュールをダウンロードするステップと、
同じく教材コンテンツ配信サーバから前記コンテンツ通信モジュールと通信可能な教材コンテンツをダウンロードするステップとからなる学習者端末における学習環境設定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003199807A JP2005043949A (ja) | 2003-07-22 | 2003-07-22 | ネットワークを介した学習システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003199807A JP2005043949A (ja) | 2003-07-22 | 2003-07-22 | ネットワークを介した学習システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005043949A true JP2005043949A (ja) | 2005-02-17 |
JP2005043949A5 JP2005043949A5 (ja) | 2006-07-27 |
Family
ID=34260454
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003199807A Pending JP2005043949A (ja) | 2003-07-22 | 2003-07-22 | ネットワークを介した学習システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005043949A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009536756A (ja) * | 2006-03-08 | 2009-10-15 | トムトム インターナショナル ベスローテン フエンノートシャップ | 間接的なコマンド配信を行なう通信装置 |
-
2003
- 2003-07-22 JP JP2003199807A patent/JP2005043949A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009536756A (ja) * | 2006-03-08 | 2009-10-15 | トムトム インターナショナル ベスローテン フエンノートシャップ | 間接的なコマンド配信を行なう通信装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Xu et al. | A web services oriented framework for dynamic e-learning systems | |
JP2012104150A (ja) | ネットワーク環境におけるスペースのカスタマイズ | |
González et al. | Back and forth: From the LMS to the mobile device. A SOA approach | |
Hanson‐Smith | CALL (Computer‐Assisted Language Learning) materials development | |
Renz et al. | MOOC to Go. | |
Verma et al. | Mobile cloud a new vehicle for learning: m-learning its issues and challenges | |
Martin et al. | M2Learn: Towards a homogeneous vision of advanced mobile learning development | |
CN108920642A (zh) | 校园信息发布系统 | |
Udanor et al. | A Performance Evaluation of a Multi-Agent Mobile Learning System. | |
JP2005043949A (ja) | ネットワークを介した学習システム | |
Li et al. | Toward development of distance learning environment in the grid | |
Singh et al. | Espousal of E-Learning in Adult Education | |
JPWO2002067133A1 (ja) | 認証システム及び認証方法 | |
CN104378411A (zh) | 服务交换系统 | |
Kumar et al. | Extending IEEE LTSA e-Learning framework in secured SOA environment | |
KR100870146B1 (ko) | 모바일 기기를 이용한 학습 시스템 및 그 방법 | |
Min | Improvement of Smart Library Information Service System for SaaS-based Cloud Computing Service. | |
Kyriacou | A scrutable user modelling infrastructure for enabling life-long user modelling | |
US20050097343A1 (en) | Secure user-specific application versions | |
Mendez | The Missing Link | |
Yong | Security modelling for e-Learning | |
JP4648383B2 (ja) | 情報提供方法および情報提供システム | |
JP2002268527A (ja) | 教材提供管理システム及び教材提供管理方法 | |
Queirós et al. | A survey of e-learning content aggregation standards | |
JP2007121729A (ja) | 学習管理サーバ、コンテンツ配信サーバ、学習システム、学習管理方法、学習管理プログラム及び記録媒体 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060607 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060607 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090113 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090630 |