JP2005043944A

JP2005043944A - Input device

Info

Publication number: JP2005043944A
Application number: JP2003199672A
Authority: JP
Inventors: Makoto Suda; 誠須田
Original assignee: Casio Computer Co Ltd
Current assignee: Casio Computer Co Ltd
Priority date: 2003-07-22
Filing date: 2003-07-22
Publication date: 2005-02-17

Abstract

PROBLEM TO BE SOLVED: To prevent a wrong input by wrong operation of a front key in an input device comprising an operating element such as a push button on the front surface of an equipment case. SOLUTION: A rotary bezel 4 having a cutout part is rotatably mounted on an annular protruding part which forms the peripheral part of the front surface of a clock case 1, and the front key 6 (operating element) arranged on the upper surface of the peripheral part is covered with the rotary bezel 4, whereby the wrong input caused by the wrong operation of the front key 6 by clothes or the like can be prevented. The rotary bezel is rotated by a forefinger or the like to move the cutout part to the position of the front key 6, whereby the front key 6 can be exposed and operated. COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、機器ケースの前面に例えば押釦などのような操作子を配置した入力装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
近年、広く利用されている電子腕時計においては、時計本来の機能である時刻表示機能以外に、月間スケジュールの表示、日時設定、コメント作成機能等のような多機能情報の設定機能を備えたものがある。このような多機能電子腕時計には、多数の押釦スイッチが配設されており、電子腕時計の側面のみならず、時刻等が表示される表示面にも押釦スイッチ（キー）が配設されている（例えば特許文献１参照）。
【０００３】
【特許文献１】
特開２００１−２７２４８５号公報（第３頁、第１図）
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように時計ケースの前面にフロントキーが配設されていると、腕時計をしている時等に何かの拍子にフロントキーに衣服や物が触れてフロントキーを押してしまう可能性があり、これによるフロントキーの誤操作による誤入力の恐れがあった。
【０００５】
本発明は、上述の如き従来の課題を解決するためになされたもので、その目的は、フロントキーの誤操作による誤入力を防止することができる入力装置を提供することである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
この発明の手段は以下の通りである。
【０００７】
請求項１の発明の入力装置は、機器ケースと、この機器ケースの前面部に設けられた操作子と、この機器ケースの前面部に回動可能に配置され且つ一部に切欠き部が形成されて前記操作子を覆う位置と前記操作子が前記切欠き部から露呈する位置に移動可能な回転ベゼルとを備え、前記回転ベゼルを回転させて前記切り欠き部から前記操作子が露呈した際に入力操作を可能にしたことを特徴。
【０００８】
上記発明によれば、通常は、回転ベゼルを回転させて操作子（フロントキー）を覆った状態にすることによって、衣服等による操作子の不用意な押下がなくなり、誤入力を防止することができる。
【０００９】
請求項２の発明は、前記請求項１において、前記回転ベゼルを操作子を覆う所定の位置に弾性力にて戻す復元手段を設けたことを特徴とする。
【００１０】
上記発明によれば、回転ベゼルを回転させて切り欠き部が操作子のところに来るようにして露出させた操作子を操作した後、回転ベゼルから手を放せば回転ベゼルは操作子を覆う所定の位置に弾性力にて自動的に戻るため、操作性を向上させることができる。
【００１１】
請求項３の発明は、前記請求項１又は２において、前記回転ベゼルの切り欠き部によりを前記操作子が露出している位置にこの回転ベゼルを係止する係止手段を設けたことを特徴とする。
【００１２】
上記発明によれば、回転ベゼルの切り欠き部によりを操作子が露出している位置で回転ベゼルが係止されるため、回転ベゼルを指等で押さえて止めて置かなくても、操作子を露出した状態を保持でき、入力事項が多い場合や取扱説明書を見ながら操作子を操作する場合に便利である。
【００１３】
請求項４の発明は、前記請求項３において、前記係止手段は回転ベゼルの回転量が所定量になると、前記回転ベゼルを時計ケースに係止することを特徴とする。
【００１４】
上記発明によれば、例えば、回転ベゼルを所定量回転させると、回転ベゼルを止めておくことができる。
【００１５】
請求項５の発明は、本入力装置を腕時計に適用した点を特徴としている。
【００１６】
【発明の実施の形態】
（第１の実施の形態）
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図１は、本発明の第１の実施の形態に係る腕時計装置１００の構成を示す図である。腕時計装置１００は、ステンレス製の時計ケース１と、この時計ケース１に内蔵される電子回路（不図示）と、時計ケース１中央に配置された時計ガラス２とを有し、時計ガラス２内部の前面中央部には液晶表示装置等から構成される表示部３が配置され、前記電子回路で得られた現在時刻情報或いは他の機能情報をデジタル表示するように構成されている。
【００１７】
また、時計ケース１の時計ガラス２を囲む前面外縁部には円周方向にスライドするほぼ円環状に形成された合成樹脂製の回転ベゼル４が取り付けてある。この回転ベゼル４は完全な円環を形成してなく、その一部が欠けて切り欠きＰとなっており、この切り欠き部Ｐから時計ケース１の一部の環状外縁部１１が露出している。なお、この図では回転ベゼル４に覆われて見えないが、時計ケース１の６時方向の環状外縁部１１には詳細を後述するフロントキーが配置されている。
【００１８】
図２は図１のＡ−Ａ断面図である。時計ケース１の環状外縁部１１の中央には凸部１１Ａが形成されており、この凸部１１Ａに回転ベゼル４の内側部分がスライド自在に嵌合している。また、時計ケース１の内側には防水パッキン５を介して前記時計ガラス２が嵌め込まれている。
【００１９】
図３は図１のＢ−Ｂ断面図である。即ち、時計ケース１の環状外縁部１１の６時方向には開口１１Ｂが形成され、この開口１１Ｂには操作子（フロントキー）６が配置されている。この操作子６の上側には回転ベゼル４がスライド自在に嵌合し、操作子６の下部は操作軸７の上部に接触している。操作軸７は中間凹部に環状パッキング８が取り付けられ、下部には弾性バネ７Ａが上方に弾性力を与えるように配置される。
【００２０】
操作子６は開口１１Ｂにおいて垂直方向に移動可能で、回転ベゼル４を回動させて切り欠き部Ｐを操作子６の上方となるように位置させて操作子の頭部を露呈させた後、この操作子６の頭部を押すと、操作子６は弾性バネ７Ａの弾性力に抗して下方に移動すると共に操作軸７も下方に移動して、図示されない接点を導通させるスイッチ機能を有する。通常は弾性バネ７Ａにより操作軸７が上方方向に付勢されているため、図３のような位置にあり、操作子６の上面はその左右にある時計ケース１の凸部１１Ａの上面と一致している。
【００２１】
図４は図１のＤ−Ｄ断面図である。時計ケース１の外縁部を形成する環状外縁部１１には円周方向に伸びる溝１１２が形成されていて、この溝１１２にはバネ部材９が装填されている。時計ケース１の凸部１１Ａに嵌合している回転ベゼル４には足１０が形成され、この足１０が溝１１２に装填されているバネ部材９により溝１１２の端部側に押圧されている。回転ベゼル４を矢印２０３方向に手等で押すと、バネ部材９が縮んで回転ベゼル４は矢印２０３方向にスライドするが、手を放すと、バネ部材９の弾性力により、回転ベゼル４は図の位置に引き戻されることになる。
【００２２】
次に本実施の形態の動作について説明する。通常、バネ部材９の弾性力により回転ベゼル４は図５（ａ）に示す位置にあり、フロントキー６を覆っている。従ってこの通常状態では、フロントキー６は外部に露出していないため、フロントキー６の誤操作による誤入力を防止することができる。
【００２３】
フロントキー６を操作する時は回転ベゼル４を人差し指等で矢印２０１方向に回転させて、図５（ｂ）に示すように、フロントキー６上面に切り欠き部Ｐが位置するように回転ベゼル４を回転させてフロントキー６を露呈させ、露呈したフロントキー６を親指等により押圧操作することにより、スイッチ入力を行うことができる。その後、人差し指を放せば、バネ部材９の弾性復帰力で回転ベゼル４は図５（ａ）に示す元の通常状態の位置に自動的に戻り、フロントキー６を覆った状態になる。
【００２４】
本実施の形態によれば、時計ケース１の凸状の前面外縁部１１の上面に配置されているフロントキー（操作子）６を通常は同外縁部の凸部１１にスライド自在に嵌合した回転ベゼル４で覆っておき、フロントキー６の操作が必要な時に回転ベゼル４を回転させて、その切り欠き部Ｐをフロントキー６が露出する位置まで移動させてフロントキー６を操作する構成により、フロントキー６が衣服や物によって誤操作されることによる誤入力を防止することができる。
【００２５】
また、回転ベゼル４は人差し指等で容易且つ速やかにスライドして回転するため、フロントキー６を露出させるのに手間が掛からず、フロントキーの操作性を損なうことはない。
【００２６】
更に、フロントキー６を露出させた状態で回転ベゼル４を放すと、バネ部材９の弾性力にて、元のフロントキーを覆う位置に自動的に戻るため、使い勝手を向上させることができる。
【００２７】
尚、上記の実施の形態では、操作子６の上面はその左右にある時計ケース１の凸部１１Ａの上面と一致するように環状外縁部１１から突出させて設けたが、例えば図６に示すように、上面が環状外縁部１１と同一面となるようにすることも出来る。例えば、時計ケース１の環状外縁部１１に凹部１１１を形成し、この凹部１１１に操作子６を嵌め込み、操作子６の下側を操作軸７の上部に接触させるものである。
【００２８】
（第２の実施の形態）
図７は、本発明の第２の実施の形態に係る入力装置の構成を示す図である。但し、上記した第１の実施の形態と同一の構成を持つ各部については同一番号を付し、その構成動作の詳細な説明を省略する。以下に、第２の実施の形態の特徴部分を説明する。
【００２９】
腕時計装置１００のステンレス製の時計ケース１の前面の外縁部を形成する環状外縁部１１には円周方向にスライドして回動する回転ベゼル４が取り付けてあり、回転ベゼル４の切り欠き部Ｐから時計ケース１の環状外縁部１１が露呈するようになっている。また、時計ケース１の下側（６時側）の環状外縁部１１の上面にはフロントキー６が設けられている。また、図示されない弾性部材により第１の実施の形態と同様に、回転ベゼル４は常にフロントキー６を覆う所定の位置に戻るようになっている。
【００３０】
図８（ａ）は図７のＥ−Ｅ断面図である。回転ベゼル４が嵌合する時計ケース１の環状の凸部１１Ａにはその側面にリブ突起１２が形成され、このリブ突起１２を嵌め込む凹部１３が回転ベゼル４の内側面に形成されている。図８（ｂ）は、回転ベゼル４を図７の位置に回転する前の同じ位置での断面図である。回転ベゼル４が図７の位置になるまでは、回転ベゼル４の内側面にはリブ突起１２が当接している。回転ベゼル４を回転させるとリブ突起１２は回転ベゼル４の内側面をスライドして矢印２０２方向（図７参照）に回転し、図７の位置まで来ると図８（ａ）の状態になる。
【００３１】
即ち、時計ケース１の環状の凸部１１Ａの側面に設けられているリブ突起１２の位置は矢印４０（図７参照）の位置であり、この矢印４０の位置に回転ベゼル４の凹部１３が来ると、前記リブ突起１２が凹部１３に嵌まり込み、回転ベゼル４が時計ケース１の凸部１１Ａに係止される。
【００３２】
次に本実施の形態の動作について説明する。本例も通常状態では、第１の実施の形態と同様に、図示されない弾性部材により所定の位置に戻っていて、フロントキー６は回転ベゼル４により覆われている。フロントキー６を操作すべく、回転ベゼル４を矢印２０２方向に回転させ、この回転ベゼル４の一端部が矢印３０を超えるところまで回転させると、回転ベゼル４の凹部１３が時計ケース１の凸部１１Ａに設けられた突起１２に嵌まり込む。その後、回転ベゼル４から手を放しても、リブ突起１２と凹部１３で構成された係止手段によって回転ベゼル４は係止され、弾性部材の弾性力だけでは回転ベゼル４は元の位置に戻ることができず、フロントキー６が露出した位置に止どまることになる。
【００３３】
こうした状態にしておけば、回転ベゼル４を指等で押さえておく必要がないため、フロントキー６の操作がやり易いのと、操作説明書等を見ながらフロントキー６を操作する等の際には、一々、回転ベゼル４を回転させてフロントキー６を露出させる動作を行わなくても、入力を行うことができる。
【００３４】
その後、回転ベゼル４を元の位置に戻す時は、回転ベゼル４を矢印２０３方向に指等で少し押すと、回転ベゼル４の凹部１３が時計ケース１のリブ突起１２から抜け、後は、弾性部材の弾性力により元の位置に自動的に戻ることになる。
【００３５】
本実施の形態によれば、フロントキー６が露出した位置に回転ベゼル４を止めておくことができるため、フロントキー６を用いて多項目の事項を入力する操作や操作説明書等を見ながら操作する際等の操作性を向上させることができる。
【００３６】
なお、回転ベゼル４を回転させてフロントキー６を露出させる際に、回転ベゼル４の端部を矢印３０の位置まで持ってこなければ、第１の実施の形態と同様で、フロントキー６を操作した後、回転ベゼル４を放せば、弾性部材の弾性力により元の位置に自動的に戻ることになる。
【００３７】
尚、本発明は上記実施の形態に限定されることなく、その要旨を逸脱しない範囲において、具体的な構成、機能、作用、効果において、他の種々の形態によっても実施することができる。上記実施の形態では回転ベゼル４の切り欠き部Ｐによりフロントキー６を露出させる構成としたが、回転ベゼル４は完全に連結して円環形状とし、その上面の一部に穴を開けてフロントキー６を露出させる構成としても同様の効果がある。
【００３８】
また、上記実施の形態では回転ベゼル４を時計ケース１に係止する係止手段は時計ケース１側の凸部１１Ａと回転ベゼル４の内側が互いに接触してスライドする面であれば図８に示した構成に限らず、リブ突起１２と凹部１３をどこへ付けてもよいし、凸部１１Ａ側に凹部を回転ベゼル４側に突起を形成した構成としても、同様の効果を得ることができる。
【００３９】
さらに、上記実施の形態では回転ベゼル４を時計ケース１に係止する係止手段として、機械的な構成を用いたが、電磁ソレノイド等を用いた電気的な係止手段を用いれば、係止手段のオンオフをフロントキーを用いた電気的な制御信号により行うこともできる。
【００４０】
また、フロントキー６は、複数のキーとすることも出来、押釦キーでなくスライド釦のようなキーであっても良い。
【００４１】
更に、本発明は腕時計装置だけでなく、電子スチルカメラや携帯電話など他の電子機器の入力装置にも適用できる。
【００４２】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、通常状態では、回転ベゼルにより操作子（例えばフロントキー）を覆った状態にしてあるため、衣服等によるフロントキーの不用意な押下がなくなり、フロントキー等の操作子の誤操作による誤入力を防止することができる。
また、操作子を覆う所定の位置に回転ベゼルを弾性力にて戻す手段を設けることにより、回転ベゼルを回転させて操作子を露出させた後、回転ベゼルから手を放せば回転ベゼルは操作子を覆う所定の位置に弾性力にて自動的に戻すことができるため、操作性を向上させることができる。
更に、操作子が露出している位置に回転ベゼルを係止することができるため、入力事項が多い場合や取扱説明書を見ながら操作子を操作する場合の操作性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第１の実施の形態に係る入力装置の構成を示す正面図である。
【図２】図１のＡ−Ａ断面図である。
【図３】図１のＢ−Ｂ断面図である。
【図４】図１のＤ−Ｄ断面図である。
【図５】図１に示した入力装置の動作を説明する図である。
【図６】図１のＢ−Ｂ断面図の他の例である。
【図７】本発明の第２の実施の形態に係る入力装置の構成を示す平面図である。
【図８】図７のＥ−Ｅ断面図ある。
【符号の説明】
１時計ケース
２時計ガラス
３表示部
４回転ベゼル
５防水パッキン
６操作子（フロントキー）
７操作軸
８パッキング
９バネ部材
１０足
１１環状外縁部
１１Ａ凸部
１１Ｂ開口
１２リブ突起
１３、１１１凹部
１１２溝
Ｐ切り欠き部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an input device in which an operator such as a push button is disposed on the front surface of a device case.
[0002]
[Prior art]
In recent years, electronic watches that have been widely used include functions for setting multifunctional information such as a monthly schedule display, date setting, and comment creation function in addition to the time display function that is the original function of the watch. is there. Such a multi-function electronic wristwatch is provided with a large number of pushbutton switches, and pushbutton switches (keys) are provided not only on the side surface of the electronic wristwatch but also on a display surface on which time is displayed. (For example, refer to Patent Document 1).
[0003]
[Patent Document 1]
JP 2001-272485 A (page 3, FIG. 1)
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
If the front key is placed on the front of the watch case as described above, there is a possibility that clothes or objects touch the front key and press the front key when you are wearing a watch. As a result, there was a risk of erroneous input due to an erroneous operation of the front key.
[0005]
The present invention has been made to solve the conventional problems as described above, and an object thereof is to provide an input device capable of preventing erroneous input due to erroneous operation of a front key.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
Means of the present invention are as follows.
[0007]
The input device according to the first aspect of the present invention is a device case, an operator provided on the front surface of the device case, and is rotatably disposed on the front surface of the device case with a notch formed in part. And a rotating bezel that is movable to a position that covers the operating element and a position where the operating element is exposed from the notch, and when the operating element is exposed from the notch by rotating the rotating bezel. It is characterized by enabling input operations.
[0008]
According to the above invention, normally, by rotating the rotating bezel so as to cover the operation element (front key), inadvertent pressing of the operation element by clothes or the like is eliminated, and erroneous input can be prevented. it can.
[0009]
According to a second aspect of the present invention, in the first aspect of the present invention, there is provided a restoring means for returning the rotating bezel to a predetermined position covering the operation element by an elastic force.
[0010]
According to the above invention, after rotating the rotating bezel and operating the exposed operating element so that the notch comes to the operating element, the rotating bezel covers the operating element by releasing the hand from the rotating bezel. Therefore, the operability can be improved.
[0011]
According to a third aspect of the present invention, in the first or second aspect of the invention, there is provided a locking means for locking the rotary bezel at a position where the operation element is exposed by a notch portion of the rotary bezel. And
[0012]
According to the above invention, the rotating bezel is locked at the position where the operating element is exposed by the notch portion of the rotating bezel. It can be kept in an exposed state and is convenient when there are many input items or when operating the controls while looking at the instruction manual.
[0013]
A fourth aspect of the present invention is characterized in that, in the third aspect, the locking means locks the rotating bezel to a watch case when the rotation amount of the rotating bezel reaches a predetermined amount.
[0014]
According to the above invention, for example, when the rotating bezel is rotated by a predetermined amount, the rotating bezel can be stopped.
[0015]
The invention of claim 5 is characterized in that this input device is applied to a wristwatch.
[0016]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
(First embodiment)
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a diagram showing a configuration of a wristwatch device 100 according to a first embodiment of the present invention. The wristwatch device 100 includes a stainless steel watch case 1, an electronic circuit (not shown) built in the watch case 1, and a watch glass 2 disposed in the center of the watch case 1. A display unit 3 composed of a liquid crystal display device or the like is disposed in the center of the front surface, and is configured to digitally display current time information or other function information obtained by the electronic circuit.
[0017]
Further, a rotating bezel 4 made of a synthetic resin formed in a substantially annular shape that slides in the circumferential direction is attached to an outer edge of the front surface surrounding the watch glass 2 of the watch case 1. The rotating bezel 4 does not form a complete circular ring, and a part of the rotating bezel 4 is notched, thereby forming a notch P. A part of the annular outer edge 11 of the watch case 1 is exposed from the notch P. Yes. In this figure, a front key, which will be described in detail later, is arranged on the annular outer edge portion 11 in the 6 o'clock direction of the watch case 1 although it is not visible because it is covered with the rotating bezel 4.
[0018]
2 is a cross-sectional view taken along the line AA in FIG. A convex portion 11A is formed at the center of the annular outer edge portion 11 of the watch case 1, and the inner portion of the rotating bezel 4 is slidably fitted to the convex portion 11A. The watch glass 2 is fitted inside the watch case 1 via a waterproof packing 5.
[0019]
3 is a cross-sectional view taken along the line BB of FIG. That is, an opening 11B is formed in the 6 o'clock direction of the annular outer edge portion 11 of the watch case 1, and an operator (front key) 6 is disposed in the opening 11B. The rotary bezel 4 is slidably fitted on the upper side of the operation element 6, and the lower part of the operation element 6 is in contact with the upper part of the operation shaft 7. The operation shaft 7 has an annular packing 8 attached to an intermediate recess, and an elastic spring 7A is arranged at the lower part so as to give an elastic force upward.
[0020]
The operating element 6 is movable in the vertical direction in the opening 11B, and after rotating the rotating bezel 4 to position the notch P above the operating element 6 and exposing the head of the operating element, When the head of the operation element 6 is pushed, the operation element 6 moves downward against the elastic force of the elastic spring 7A and the operation shaft 7 also moves downward to have a switch function for conducting a contact (not shown). . Since the operating shaft 7 is normally urged upward by the elastic spring 7A, it is in the position as shown in FIG. 3, and the upper surface of the operating element 6 is flush with the upper surface of the convex portion 11A of the watch case 1 on the left and right. I'm doing it.
[0021]
4 is a cross-sectional view taken along the line DD of FIG. A groove 112 extending in the circumferential direction is formed in the annular outer edge portion 11 forming the outer edge portion of the watch case 1, and a spring member 9 is loaded in the groove 112. A foot 10 is formed on the rotating bezel 4 fitted to the convex portion 11 A of the watch case 1, and the foot 10 is pressed toward the end of the groove 112 by a spring member 9 loaded in the groove 112. . When the rotating bezel 4 is pushed in the direction of the arrow 203 with a hand or the like, the spring member 9 contracts and the rotating bezel 4 slides in the direction of the arrow 203. However, when the hand is released, the rotating bezel 4 is shown in FIG. It will be pulled back to the position.
[0022]
Next, the operation of the present embodiment will be described. Normally, the rotating bezel 4 is in the position shown in FIG. 5A due to the elastic force of the spring member 9 and covers the front key 6. Therefore, in this normal state, since the front key 6 is not exposed to the outside, erroneous input due to an erroneous operation of the front key 6 can be prevented.
[0023]
When the front key 6 is operated, the rotating bezel 4 is rotated in the direction of the arrow 201 with an index finger or the like, and the rotating bezel 4 is positioned so that the notch P is positioned on the upper surface of the front key 6 as shown in FIG. , The front key 6 is exposed, and the exposed front key 6 is pressed with a thumb or the like to perform switch input. Thereafter, when the index finger is released, the rotating bezel 4 automatically returns to the original normal position shown in FIG. 5A by the elastic return force of the spring member 9 and covers the front key 6.
[0024]
According to the present embodiment, the front key (operator) 6 disposed on the upper surface of the convex front outer edge portion 11 of the watch case 1 is normally slidably fitted to the convex portion 11 of the outer edge portion. By covering the rotating bezel 4 and rotating the rotating bezel 4 when the operation of the front key 6 is necessary, the notch P is moved to the position where the front key 6 is exposed, and the front key 6 is operated. Further, it is possible to prevent erroneous input due to erroneous operation of the front key 6 by clothes or objects.
[0025]
Further, since the rotating bezel 4 slides and rotates easily and quickly with an index finger or the like, it does not take time to expose the front key 6, and the operability of the front key is not impaired.
[0026]
Furthermore, if the rotating bezel 4 is released with the front key 6 exposed, the elastic force of the spring member 9 automatically returns to the position covering the original front key, so that the usability can be improved.
[0027]
In the above-described embodiment, the upper surface of the operation element 6 is provided so as to protrude from the annular outer edge portion 11 so as to coincide with the upper surface of the convex portion 11A of the watch case 1 on the left and right. As described above, the upper surface may be flush with the annular outer edge portion 11. For example, a recess 111 is formed in the annular outer edge portion 11 of the watch case 1, and the operation element 6 is fitted into the recess 111, and the lower side of the operation element 6 is brought into contact with the upper portion of the operation shaft 7.
[0028]
(Second Embodiment)
FIG. 7 is a diagram showing the configuration of the input device according to the second embodiment of the present invention. However, parts having the same configuration as those of the first embodiment are denoted by the same reference numerals, and detailed description of the configuration operation is omitted. Below, the characteristic part of 2nd Embodiment is demonstrated.
[0029]
A rotating bezel 4 that slides and rotates in a circumferential direction is attached to an annular outer edge portion 11 that forms the outer edge portion of the front surface of the stainless steel watch case 1 of the wristwatch device 100, and a cutout portion P of the rotating bezel 4 is attached. The annular outer edge portion 11 of the watch case 1 is exposed. A front key 6 is provided on the upper surface of the annular outer edge portion 11 on the lower side (6 o'clock side) of the watch case 1. Further, as in the first embodiment, the rotating bezel 4 is always returned to a predetermined position covering the front key 6 by an elastic member (not shown).
[0030]
Fig.8 (a) is EE sectional drawing of FIG. A rib protrusion 12 is formed on the side surface of the annular protrusion 11A of the watch case 1 to which the rotating bezel 4 is fitted, and a recess 13 into which the rib protrusion 12 is fitted is formed on the inner surface of the rotating bezel 4. FIG. 8B is a cross-sectional view at the same position before the rotating bezel 4 is rotated to the position of FIG. Until the rotating bezel 4 reaches the position shown in FIG. 7, the rib protrusion 12 is in contact with the inner surface of the rotating bezel 4. When the rotating bezel 4 is rotated, the rib protrusion 12 slides on the inner surface of the rotating bezel 4 and rotates in the direction of the arrow 202 (see FIG. 7), and when it reaches the position shown in FIG.
[0031]
That is, the position of the rib protrusion 12 provided on the side surface of the annular convex portion 11A of the watch case 1 is the position of the arrow 40 (see FIG. 7), and the concave portion 13 of the rotating bezel 4 comes to the position of this arrow 40. Then, the rib protrusion 12 is fitted into the recess 13, and the rotating bezel 4 is locked to the protrusion 11 A of the watch case 1.
[0032]
Next, the operation of the present embodiment will be described. In the normal state, as in the first embodiment, this example is returned to a predetermined position by an elastic member (not shown), and the front key 6 is covered with the rotating bezel 4. When the rotating bezel 4 is rotated in the direction of the arrow 202 to operate the front key 6 and one end of the rotating bezel 4 is rotated to a position exceeding the arrow 30, the concave portion 13 of the rotating bezel 4 becomes the convex portion of the watch case 1. It fits into the protrusion 12 provided in 11A. After that, even if the hand is released from the rotating bezel 4, the rotating bezel 4 is locked by the locking means constituted by the rib protrusions 12 and the recesses 13, and the rotating bezel 4 returns to the original position only by the elastic force of the elastic member. The front key 6 stops at the exposed position.
[0033]
In such a state, it is not necessary to hold the rotating bezel 4 with a finger or the like, so that it is easy to operate the front key 6 and when operating the front key 6 while looking at the operation manual or the like. Can input without rotating the rotating bezel 4 and exposing the front key 6 one by one.
[0034]
Thereafter, when the rotating bezel 4 is returned to the original position, when the rotating bezel 4 is pushed a little with a finger or the like in the direction of the arrow 203, the concave portion 13 of the rotating bezel 4 is detached from the rib protrusion 12 of the watch case 1, and thereafter the elastic bezel 4 is elastic. It automatically returns to the original position by the elastic force of the member.
[0035]
According to the present embodiment, since the rotating bezel 4 can be stopped at the position where the front key 6 is exposed, the operation of inputting various items using the front key 6 and the operation manual are seen. It is possible to improve operability when operating.
[0036]
When rotating the rotating bezel 4 to expose the front key 6, if the end of the rotating bezel 4 is not brought to the position of the arrow 30, the front key 6 is operated in the same manner as in the first embodiment. After that, when the rotating bezel 4 is released, it automatically returns to the original position by the elastic force of the elastic member.
[0037]
In addition, this invention is not limited to the said embodiment, In the range which does not deviate from the summary, it can implement also with another various form in a concrete structure, a function, an effect | action, and an effect. In the above embodiment, the front key 6 is exposed by the cutout portion P of the rotating bezel 4. However, the rotating bezel 4 is completely connected to form an annular shape, and a hole is formed in a part of the upper surface thereof to create a front surface. The same effect can be obtained when the key 6 is exposed.
[0038]
In the above embodiment, the locking means for locking the rotating bezel 4 to the timepiece case 1 is a surface in which the convex portion 11A on the timepiece case 1 side and the inner side of the rotating bezel 4 are in contact with each other and slide in FIG. Not only the configuration shown, but the rib projection 12 and the recess 13 may be attached anywhere, and the same effect can be obtained even if the recess is formed on the projection 11A side and the projection is formed on the rotating bezel 4 side. .
[0039]
Further, in the above embodiment, a mechanical configuration is used as the locking means for locking the rotating bezel 4 to the watch case 1, but if an electrical locking means using an electromagnetic solenoid or the like is used, the locking means is locked. The means can be turned on and off by an electrical control signal using a front key.
[0040]
The front key 6 may be a plurality of keys, and may be a key such as a slide button instead of a push button key.
[0041]
Furthermore, the present invention can be applied not only to a wristwatch device but also to an input device of another electronic device such as an electronic still camera or a mobile phone.
[0042]
【The invention's effect】
As described above in detail, according to the present invention, in a normal state, since the operation element (for example, the front key) is covered with the rotating bezel, the front key is not inadvertently pressed by clothes or the like. It is possible to prevent an erroneous input due to an erroneous operation of an operator such as a front key.
Further, by providing means for returning the rotating bezel with elastic force at a predetermined position that covers the operating element, after rotating the rotating bezel to expose the operating element, the rotating bezel is released by releasing the hand from the rotating bezel. Therefore, the operability can be improved.
Furthermore, since the rotating bezel can be locked at the position where the operating element is exposed, the operability when there are many input items or when operating the operating element while looking at the instruction manual can be improved.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view showing the configuration of an input device according to a first embodiment of the invention.
FIG. 2 is a cross-sectional view taken along the line AA of FIG.
3 is a cross-sectional view taken along the line BB in FIG.
4 is a cross-sectional view taken along the line DD in FIG. 1. FIG.
FIG. 5 is a diagram for explaining the operation of the input device shown in FIG. 1;
6 is another example of the BB cross-sectional view of FIG.
FIG. 7 is a plan view showing a configuration of an input device according to a second embodiment of the present invention.
8 is a cross-sectional view taken along the line EE of FIG.
[Explanation of symbols]
1 Watch Case 2 Watch Glass 3 Display 4 Rotating Bezel 5 Waterproof Packing 6 Operator (Front Key)
7 Operation shaft 8 Packing 9 Spring member 10 Foot 11 Annular outer edge portion 11A Protruding portion 11B Opening 12 Rib protrusions 13, 111 Recessed portion 112 Groove P Notch

Claims

An equipment case,
An operator provided on the front surface of the device case;
A rotation bezel that is rotatably disposed on the front surface of the device case and has a notch formed in part to cover the manipulator and a position at which the manipulator is exposed from the notch; With
An input device that enables an input operation when the rotary bezel is rotated to expose the operation element from the notch.

The input device according to claim 1, further comprising restoring means for returning the rotating bezel by an elastic force to a position covering the rotating bezel from a position where the manipulator is exposed from the notch.

The input device according to claim 1, further comprising a locking unit that locks the rotating bezel at a position where the operation element is exposed from a notch portion of the rotating bezel.

The input device according to claim 3, wherein the locking means locks the rotating bezel to an equipment case when the rotating bezel is rotated by a predetermined amount.

The input device according to claim 1, wherein the device case is a watch case.