JP2005037008A - Air conditioner - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は空気調和装置に関し、空気調和装置としては特に、圧縮機をガスエンジン(内燃機関)によって駆動するとともに、暖房運転時には、当該ガスエンジンのエンジン冷却水を液冷媒の加熱源として利用するガスヒート式の空気調和装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ヒートポンプを利用して冷暖房等の空調運転を行う空気調和装置は、室内熱交換器、圧縮機、室外熱交換器、絞り機構等の要素を含む冷媒回路を備えている。室内の冷暖房は、冷媒がこの回路を巡る途中で、室内熱交換器及び室外熱交換器において室内の空気(以下「内気」と呼ぶ)及び外気とそれぞれ熱の交換を行うことによって実現される。また、この冷媒回路には、室外熱交換器による冷媒の熱の受取り(暖房運転時)のみに頼るのではなく、冷媒そのものを直接的に加熱するための冷媒加熱器が設置されることもある。
【0003】
ところで、近年、上述した冷媒回路中に設けられる圧縮機の動力源として、通常使用されている電動機に代わり、ガスエンジンを利用するものが開発されている。このガスエンジンを利用した空気調和装置は、一般にガスヒートポンプ式空気調和装置(以下「GHP」と略す)と呼ばれている。このGHPによれば、比較的安価である都市ガス等を燃料として利用できるため、電動機を利用した圧縮機を備えている空気調和装置(以下「EHP」と略す)のように、ランニングコストがかさむということがなく、消費者にとってコストダウンが可能となる。
【0004】
また、GHPにおいては、たとえば暖房運転時に、ガスエンジンから排出される高温の排気ガスやエンジン冷却水の熱(いわゆる廃熱)を冷媒の加熱源として利用すれば、優れた暖房効果を得ることが可能になるとともに、EHPに比してエネルギの利用効率を高めることができる。ちなみに、この場合において、GHPのエネルギ利用効率は、EHPと比較して1.2〜1.5倍ほど高くなる。また、このような仕組みを導入すれば、冷媒回路中において、上述したような冷媒加熱器等の機器を特別に設置する必要がなくなる。
【0005】
その他、GHPでは、暖房運転時に必要な室外熱交換器の霜除去動作、いわゆるデフロスト動作についてもガスエンジンの廃熱を利用して実施することができる。一般に、EHPにおけるデフロスト動作は、暖房運転を停止して一時的に冷房運転を行って室外熱交換器の霜除去を行うようになされている。この場合、室内に対しては冷風が吹き出すことになるから、室内環境の快適性を損なうこととなる。GHPでは、上記したような事情から連続暖房運転が可能となり、EHPで懸念されるような問題の発生がない(たとえば、特許文献1参照)。
【0006】
【特許文献1】
特開2001−280736号公報(図1)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ガスエンジンにより圧縮機のみが駆動される従来の空気調和装置では、圧縮機の負荷だけがガスエンジンの負荷としてかかるため、圧縮機の負荷が減った場合(すなわち、空調負荷が減った場合)、これに伴ってガスエンジンの負荷が減少し、ガスエンジンの廃熱が減り、エンジン冷却水の温度が低下して、水熱交換器で冷媒を十分に温めることができず、暖房能力が低下してしまうおそれがあった。
一方、このような暖房能力の低下を極力抑えるため、別途室外に熱交換器を設けて、冷媒が外気から吸熱できるようにしていた。しかしながらこの場合、冷媒の蒸発温度を外気温度よりも低くする必要があり、冷媒の蒸発圧力(低圧)は0.4Mpa程度になり、暖房運転時には高圧を2Mpa程度にまで圧縮機で圧縮する必要があって、冷凍サイクルの効率が悪くなってしまうといった問題点があった。
【0008】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、圧縮機の負荷が減少した場合でも暖房能力を維持することができるとともに、冷凍サイクルを高効率に保つことのできる空気調和装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するため、以下の手段を採用した。
本発明による空気調和装置においては、エンジンを駆動源とする圧縮機で冷媒を循環させて冷凍サイクルを形成し、前記エンジンからの廃熱をエンジン冷却水に回収するとともに、該エンジン冷却水が通過する水熱交換器によって冷媒を加熱するように構成された空気調和装置において、前記エンジンを駆動源とするとともに、商用電源と同じ電圧・周波数を発生する発電機が設けられていることを特徴とする。
【0010】
このような空気調和装置によれば、圧縮機の負荷と発電機の負荷がエンジンの負荷として加わるため、仮に圧縮機の負荷がゼロになったとしても発電機の負荷が少なくともエンジンにかかり、エンジン冷却水の水温が高温に維持されるとともに、このエンジン冷却水により水熱交換器で冷媒が温められることとなる。
【0011】
本発明による空気調和装置においては、前記冷媒の経路に、前記水熱交換器と並列に空気熱交換器が設けられていることを特徴とする。
【0012】
このような空気調和装置によれば、水熱交換器および/または空気熱交換器を冷媒が通過することとなる。すなわち、水熱交換器を通過する冷媒はエンジン冷却水と熱交換され、空気熱交換器を通過する冷媒は外気と熱交換されることとなる。
【0013】
本発明による空気調和装置においては、前記エンジン冷却水の経路に、前記水熱交換器と並列又は直列に給湯装置が設けられていることを特徴とする。
【0014】
このような空気調和装置によれば、水熱交換器および/または給湯装置をエンジン冷却水が通過することとなる。すなわち、水熱交換器を通過するエンジン冷却水は冷媒と熱交換され、給湯装置を通過するエンジン冷却水は真水と熱交換されることとなり、エンジンの排熱は十分に利用される。
【0015】
本発明による空気調和装置においては、前記給湯装置には、追い焚き機能が付加されていることを特徴とする。
【0016】
このような空気調和装置によれば、給湯装置を通過する真水が追い焚き機能により加熱され温水とされる。
【0017】
本発明による空気調和装置においては、前記エンジンはガスエンジンなどの内燃機関であることを特徴とする。
【0018】
このような空気調和装置によれば、圧縮機と発電機とを駆動する駆動源として、比較的安価である都市ガスなどを燃料として利用することのできるガスエンジンが利用される。
【0019】
本発明による空気調和装置においては、室内機の運転状態を検知するシステムコントローラと、前記システムコントローラからの信号により前記エンジンの運転状態を制御するエンジンコントローラと、前記発電機の発電量を調節する発電コントローラと、を具備しており、これらシステムコントローラ、エンジンコントローラ、および発電コントローラからの信号を受信し、あるいはこれらコントローラに信号を送信する遠隔監視装置とを具備することを特徴とする。
【0020】
このような空気調和装置によれば、システムコントローラと遠隔監視装置との間、エンジンコントローラと遠隔監視装置との間、および発電コントローラと遠隔監視装置との間で信号(あるいはデータ)のやりとりが行われる。
【0021】
本発明による空気調和装置においては、室内機の運転状態を検知するシステムコントローラと、前記システムコントローラからの信号により前記エンジンの運転状態を制御するエンジンコントローラと、前記発電機の発電量を調節する発電コントローラと、前記給湯装置の加熱量を調整する給湯コントローラと、を具備しており、これらシステムコントローラ、エンジンコントローラ、発電コントローラ、および給湯コントローラからの信号を受信し、あるいはこれらコントローラに信号を送信する遠隔監視装置とを具備することを特徴とする。
【0022】
このような空気調和装置によれば、システムコントローラと遠隔監視装置との間、エンジンコントローラと遠隔監視装置との間、発電コントローラと遠隔監視装置との間、および給湯コントローラと遠隔監視装置との間で信号(あるいはデータ)のやりとりが行われる。
このようにすれば、圧縮機の負荷が小さいとき発電機負荷を大きくしてエンジン負荷を略一定に保持して、エンジン排熱を有効に利用できる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による空気調和装置の第1実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は本実施形態に係る空気調和装置10の全体構成例(暖房運転時)を示す系統図であり、大きくは室内機ユニット20と、室外機ユニット(室外機)30とを具備して構成されたものである。
なお、1台または複数台(本実施形態では3台)の室内機21からなる室内機ユニット20と室外機ユニット30との間はそれぞれ、冷媒配管2によって冷媒の循環が可能に接続されている。
【0024】
室内機ユニット20を構成する室内機21はそれぞれ図示しない熱交換器を具備しており、冷房運転時に低温低圧の液冷媒を蒸発気化させて室内の空気(内気)から熱を奪うエバポレータとして機能し、暖房運転時に高温高圧のガス冷媒を凝縮液化させて室内の空気を暖めるコンデンサとして機能する。なお、室内機21の熱交換器と三方弁32との間には図示しない絞り機構が設けられている。前記絞り機構は特に冷房運転時には膨張弁として機能する。暖房運転時は必ずしも膨張弁相当の機能は無くてもよく冷媒流量の調整機能があればよい。
【0025】
室外機ユニット30は、その内部において、二つの大きな構成部分に分割される。
第1の構成部分は、圧縮機や水熱交換器などの機器を中心として室内機ユニット20と共に冷媒回路を形成する部分であり、以後「冷媒回路部」と呼ぶことにする。
第2の構成部分は、圧縮機駆動用のガスエンジンを中心として、これに付随する機器を備えた部分であり、以後「ガスエンジン部」と呼ぶことにする。
【0026】
冷媒回路部内には、圧縮機11、四方弁12、水熱交換器(水熱交)33、空気熱交換器31、三方弁32、などが具備されている。
圧縮機11は、後述するガスエンジン(内燃機関)GEを駆動源として運転され、四方弁12を冷房と暖房に応じて切りかえることにより、冷房運転時には室内機21内に設けられた室内熱交換器で気化した冷媒、暖房運転時には水熱交換器33で加熱され蒸発気化したガス冷媒を圧縮又はポンプして、吐出する。これにより室内機21を通して室内気を冷却又は加熱する(冷房又は暖房)を行なうことが可能となる。
【0027】
水熱交換器33は、冷房運転時には空気熱交換器31と共に高温高圧のガス冷媒の一部を凝縮液化させコンデンサとして機能し、逆に暖房運転時には液冷媒の全部を加熱して蒸発気化させる加熱器として機能する。つまり、冷暖房それぞれの運転時において、水熱交換器33は、先の室内機21の熱交換器が冷却器として作動するとき凝縮器として作用し、加熱器として作動するときは加熱器としての働きを行うことになる。
【0028】
また、水熱交換器33は、後述するガスエンジンGEのエンジン冷却水から冷媒が熱を回収するために設けられている。すなわち、暖房運転時において、冷媒はガスエンジンGEのエンジン冷却水を熱源として加熱され気化されるので廃熱を十分回収することができるようになるため、暖房運転の効果をより高めることが可能となる。
ただし、このとき圧縮機11はガスポンプとして作動すれば良いのでガスを循環させるに要する動力は小さい。
したがってエンジン負荷が減少して排熱が減少してくるので、この場合には発電機負荷を大きくしてエンジン負荷が低下しない様に制御するのが好ましい。
【0029】
一方、ガスエンジン部には、ガスエンジンGEを中心として、冷却水系40、および指令系50の他、図示省略の排気ガス系、燃料吸入系、およびエンジンオイル系が具備されている。
ガスエンジンGEは、冷媒回路部内に設置されている圧縮機11とシャフトまたはベルト等により接続されており、ガスエンジンGEから圧縮機11に駆動力が伝達されるようになっている。
【0030】
冷却水系40は、水量弁(あるいは流量制御弁)41、ラジエタ42、水ポンプ(あるいは冷却水ポンプ)43などを備え、これらを配管により接続して構成される回路を巡るエンジン冷却水によって、ガスエンジンGEを冷却するための系である。このエンジン冷却水は、ガスエンジンGEのウォータジャケット内を流れて冷却する過程において吸熱するとともに、ガスエンジンGEを出た排気ガスが後述する排気ガス熱交換器(排ガス熱交)44を通過する過程で廃熱によって加熱される。
【0031】
水量弁41は、水熱交換器33および/またはラジエタ42に流す水量を制御するための弁である。ラジエタ42は、エンジン冷却水がガスエンジンGEから奪った熱を外気に放出するためのものである。水ポンプ43は、ガスエンジンGEの冷却水を回路に循環させるために設けられたものである。この他冷却水系40には、この回路を流れる冷却水において、その余剰分を一時貯蔵しておく、あるいは冷却水が回路に不足した場合にそれを供給するためのリザーバタンク(図示せず)が設けられている。
【0032】
冷却水系40には、上記した構成の他に排気ガス熱交換器44が設けられている。これは、ガスエンジンGEより排出される排気ガスの熱を、エンジン冷却水に回収するために設けられているものである。また、冷却水系40には先に説明した水熱交換器33が備えられ、冷媒回路部及び冷却水系40の両系に跨るように配置されている。これらのことから、暖房運転時には、エンジン冷却水はガスエンジンGEから熱を奪うだけでなく排気ガスからも熱を回収し、かつその回収された熱が、エンジン冷却水より水熱交換器33を通して冷媒に与えられる仕組みになっている。
【0033】
指令系(エンジン系統制御系)50は、エンジンコントローラ51を備え、各室内機21からの信号に応じてガスエンジンGEおよび水量弁41を制御するための系である。
各室内機21から送られてくる信号としては、たとえば現在その室外機21が運転中であるか否か、また運転中である場合には現在の室温と設定された温度との差などである。
エンジンコントローラ51は、各室内機21から送られてきた信号に基づいてガスエンジンGEのスロットル開度を制御するとともに、ガスエンジンGEの運転状態を制御するものである。
また同時に、エンジンコントローラ51は各室内機21から送られてきた信号に基づいて水量弁41の弁開度、すなわち水熱交換器33およびラジエタ42への分配量を制御するものである。
【0034】
室外機ユニット30には、発電機60と発電コントローラ61とが設けられている。発電機60はガスエンジンGEを駆動源とするとともに、商用電源と同じ電圧・周波数を発生するものである。発電コントローラ61は発電機の発電量を調節するとともに、発電機60で作り出された電気エネルギーを商用電源に重畳するものである。発電コントローラ61を通過した余剰分の電気エネルギーは、たとえば電灯やコンセントなどの負荷において消費される。
このように、室外機ユニット30では、1台のガスエンジンGEが圧縮機11および発電機60の駆動源として使用されるため、ガスエンジンGEの負荷(空調負荷+発電負荷)が高くなる。このため、排気ガス温度が上昇するとともにエンジン自体の温度が上昇して、エンジン冷却水の温度が高くなる。
【0035】
以下に、上記構成からなる空気調和装置10について、室内を冷暖房するそれぞれの運転時について、冷媒やエンジン冷却水等の流れとともにその作用を説明する。
暖房運転時、冷媒は図1の矢印実線に示す方向、すなわち圧縮機11→四方弁12→室内機21→三方弁32→水熱交換器33→四方弁12→圧縮機11の順に流れる。このとき、三方弁32から空気熱交換器31への流路は閉止されている。
すなわち、圧縮機11で圧縮された高温高圧のガス冷媒は、室内機21で室内気と熱交換して凝縮液化される。この過程において、ガス冷媒は放熱して室内気を暖めたのち、高温高圧の液冷媒となる。
【0036】
こうして中温中圧のガスとなった冷媒は、四方弁12を経て圧縮機11に吸入される。圧縮機11に吸入されたガス冷媒は、圧縮機11の作動により若干圧縮され、高温高圧のガス冷媒となって再び室内機21に送られるので、冷媒の相変化を繰り返す暖房サイクルを形成することができる。
【0037】
この暖房時の冷媒サイクルを図4(a)に示す。ここで、図4(a)は暖房運転時のモリエ線図(Mollier chart)である。図に示したように、圧縮機11がガスポンプとして機能することにより▲1▼から▲2▼へと状態が遷移し、室内機21における室内気への熱供給により▲2▼から▲3▼へと遷移する。このとき、室内機21における熱交換器の圧損などにより圧力降下が生じる。その後、水熱交換器33により加温され▲3▼から▲1▼へと遷移する。
【0038】
一方、エンジン冷却水はつぎのように流れる。はじめに、水量弁41がラジエタ42のみへの流れを許容している場合、エンジン冷却水は水ポンプ43→排気ガス熱交換器44(および/またはウォータジャケット)→水量弁41→ラジエタ42→水ポンプ43の順に流れる。また、水量弁41が水熱交換器33のみへの流れを許容している場合、エンジン冷却水は水ポンプ43→排気ガス熱交換器44(および/またはウォータジャケット)→水量弁41→水熱交換器33→水ポンプ43の順に流れる。
このように水量弁41は、水熱交換器33あるいはラジエタ42のいずれか一方にのみエンジン冷却水を流すようにすることもできるし、エンジン冷却水の温度や室内機21の運転条件に応じてこれら両方を適宜選択することが可能である。水量弁41の弁開度は、前述したようにエンジンコントローラ51からの信号により調整されるようになっている。すなわち、室内空間の要求(室内機運転台数や室温と設定温度との差)に応じて、水熱交換器33、ラジエタ42それぞれへのエンジン冷却水の流量が調整されるようになっている。
【0039】
続いて、冷房運転時における冷媒及びエンジン冷却水の流れを簡単に説明する。
この場合、冷媒の流れは前述した暖房運転時とは逆方向(図1の矢印破線に示す方向)となる。すなわち、圧縮機11→四方弁12→空気熱交換器31→三方弁32→室内機21→四方弁12→圧縮機11の順に流れる。このとき、水熱交換器33から三方弁32への流路は閉止されている。
すなわち、高温高圧のガス冷媒は空気熱交換器31で凝縮液化され、外気に放熱して高温高圧の液冷媒となる。この液冷媒は、前述した図示しない絞り機構を介して減圧されて低温低圧の液冷媒となり、室内機21で空気を冷却し自らは蒸発気化する。したがって室内器20はエバポレータとして機能する。
【0040】
室内機21に送られた低温低圧の液冷媒は、室内気から熱を奪って蒸発気化する。この過程で室内気を冷却して低温低圧のガス冷媒となり、圧縮機11へ導かれる。圧縮機11に吸入されたガス冷媒は、圧縮機11の作動により圧縮され、高温高圧のガス冷媒となって再び空気熱交換器31に送られるので、冷媒が状態変化を繰り返す冷凍サイクルを形成することができる。
この冷房時の冷媒サイクルを図4(b)に示す。ここで、図4(b)は冷房運転時のモリエ線図(Mollier chart)である。図に示したように、圧縮機11により1から2へと状態が遷移し、空気熱交換器31により2から3へと遷移し、絞り機構により3から4へと遷移し、室内機21における室内気からの熱吸収により4から1へと遷移する。
なお、冷房運転時において、水量弁41はラジエタ42への流路のみを開放した状態とされ、水熱交換器33への流路は閉鎖された状態になっている。
【0041】
一方、エンジン冷却水は、水ポンプ43→ガスエンジンGEのウォータジャケット→水量弁41→ラジエタ42→水ポンプ43の順に流れ、ラジエタ42で目一杯放熱されることとなる。
【0042】
上記のように構成された空気調和装置10では、ガスエンジンGEに圧縮機11および発電機60の両方の負荷がかかる。そのため、仮に圧縮機11の負荷がゼロになったとしても発電機60の負荷が少なくともガスエンジンGEにかかっているので、エンジン冷却水の水温を高温(たとえば約70℃)に維持することができ、水熱交換器33で冷媒を十分に温めることができて、暖房能力の低下を防ぐことができる。
また、水熱交換器33を通過する冷媒が高温のエンジン冷却水により温められることにより、水熱交換器33の出口における冷媒の圧力を2Mpa弱とすることができるので、圧縮機11における圧縮仕事を大幅に低減させることができ、冷凍サイクルの効率を大幅に向上させることができる。
さらに、発電機60で作り出された電気エネルギーが、たとえば電灯やコンセントなどの負荷として消費されることとなるので、商用電源の消費電力量を低減させることができる。
【0043】
なお、圧縮機11の負荷が減少したときに、発電コントローラ61により発電機60の負荷を増加させて発電量を増加させることもできる。これによりエンジン冷却水の温度を増加(たとえば約75℃)させて冷凍サイクルの効率をさらに向上させることができるとともに、商用電源の消費電力量をさらに低減させることができる。
逆に、エンジン冷却水の温度がある程度低くてもいいような場合(たとえば約60℃でいいような場合)には、発電コントローラ61により発電機60の負荷を減少させて発電量を減少させることもできる。これによりガスエンジンGEの負荷が減少し、ガスエンジンGEの燃料消費量を抑制することができる。
【0044】
図2を用いて本発明による空気調和装置の第2実施形態について説明する。本実施形態の空気調和装置110は、給湯系70が新設されている点で、上述した第1実施形態のものと異なる。その他の点については第1実施形態のものと同じであるので、ここではその説明を省略する。なお、本実施形態において第1実施形態と同一の部材には同一の符号を付している。
【0045】
空気熱交換器31は、冷媒回路部において前述した水熱交換器33と並列に配置されたものであり、冷房運転時に高温高圧のガス冷媒を凝縮液化させて外気に放熱するコンデンサとして機能し、逆に暖房運転時には低温低圧の液冷媒を蒸発気化させて外気から熱を奪うエバポレータとして機能するものである。つまり、冷暖房それぞれの運転時において、空気熱交換器31は、先の室内熱交換器とは逆の働きを行うことになる。
【0046】
三方弁32は、冷媒配管2に設けられた冷媒の流路や流れ方向を選択切り換えする弁であり、室内機21を出た冷媒を水熱交換器33あるいは空気熱交換器31のいずれか一方あるいは両方に流すためのものである。
【0047】
給湯系70は、第2の水量弁(水量弁2)71と給湯装置72とを主たる要素として構成されたものである。
第2の水量弁71は、第1実施形態のところで説明した水量弁(以下、第1の水量弁(水量弁1)という。)41とラジエタ42との間に配置され、給湯装置72および/またはラジエタ42に流す水量を制御するための弁である。
【0048】
給湯装置72の内部には、貯水槽73と追い焚き装置(追い焚き機能)74が設けられている。
貯水槽73は、たとえば水道管から供給される真水(清水:fresh water)F.W.を一時溜めておくためのものである。
また、追い焚き装置74は、貯水槽73内に溜められた真水F.W.を、たとえば電気やガスなどを使って加熱し、お湯にするものである。
【0049】
第2の水量弁71と貯水槽73との間、および貯水槽73と水熱交換器33の出口側配管との間には、エンジン冷却水を循環させる配管が設けられている。これにより、第1の水量弁41から第2の水量弁71に導かれたエンジン冷却水の一部あるいは全部は、給湯装置72の貯水槽73に導かれ、貯水槽73内の真水F.W.との熱交換がなされた後、水熱交換器33の出口側配管に戻されて、水ポンプ43に導かれるようになっている。なお、エンジン冷却水と真水F.W.とは一切混じり合うことがないよう、完全に別系統とされている。
【0050】
上記のように構成された空気調和装置110では、たとえば圧縮機11の負荷(空調負荷)が高く、ガスエンジンGEの負荷が高い場合、多くのエンジン廃熱をエンジン冷却水で回収して、高温(たとえば約75℃)のエンジン冷却水を得ることができるので、このエンジン冷却水を水熱交換器33および給湯装置72の両方に供給することができる。
したがって、水熱交換器33で冷媒を十分に温めることができて、暖房能力を向上させることができるとともに、圧縮機11における圧縮仕事を大幅に低減させることができ、冷凍サイクルの効率を大幅に向上させることができる。
また、給湯装置72で真水を加熱して温水とし、必要な箇所に温水を提供することができる。
さらに、発電機60で作り出された電気エネルギーが、たとえば電灯やコンセントなどの負荷として消費されることとなるので、商用電源の消費電力量を低減させることができる。
【0051】
一方、発電機60の負荷はそのままで、圧縮機11の負荷(空調負荷)が低下し、ガスエンジンGEの負荷が下がった場合(第1実施形態のところで説明したのと同様の場合)には、第1の水量弁41から水熱交換器33への流路を開放するとともに、第1の水量弁41から第2の水量弁71への流路を閉鎖して、エンジン冷却水が水熱交換器33にのみ導かれるようにする。
このようにすることにより、前述した第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
この場合、貯水槽73内に溜められた真水F.W.は、追い焚き装置74により加熱され、温水となる。
【0052】
また、発電機60の負荷はそのままで、圧縮機11の負荷(空調負荷)が低下し、ガスエンジンGEの負荷が下がった場合(第1実施形態のところで説明したのと同様の場合)に、第1の水量弁41から水熱交換器33への流路を閉鎖するとともに、第1の水量弁41から第2の水量弁71への流路を開放して、エンジン冷却水が給湯装置72に導かれるようにする。
これにより、貯水槽73内に溜められた真水F.W.を温水とすることができるとともに、必要な箇所にこの温水を供給(給湯)することができる。
この場合、三方弁32から水熱交換器33への流路は閉鎖されているとともに、三方弁32から空気熱交換器31への流路は開放されているので、室内機21を出て冷媒配管2を通過した冷媒はすべて空気熱交換器31に導かれて、この空気熱交換器31で外気と熱交換されることとなる。
【0053】
発電機60の負荷はそのままで、圧縮機11の負荷(空調負荷)が低下し、ガスエンジンGEの負荷が下がった場合、エンジン冷却水を水熱交換器33の方に流すか、あるいは給湯装置72の方に流すかは、ユーザが暖房を重視するかあるいは給湯を重視するかで決まる。
すなわち、ユーザが空調(すなわち暖房)を優先したい場合には、エンジン冷却水の全部を水熱交換器33に導き、水熱交換器33で冷媒を十分に温めることにより、暖房能力を向上させることができる。また、ユーザが給湯を優先したい場合には、エンジン冷却水の全部を給湯装置72に導き、給湯装置72で真水を温めることにより、お湯を作り出すことができる。
【0054】
なお、圧縮機11の負荷が減少したときに、発電コントローラ61により発電機60の負荷を増加させて発電量を増加させることもできる。これによりエンジン冷却水の温度を増加(たとえば約75℃)させて、エンジン冷却水を水熱交換器33と給湯装置72との両方に供給することもできる。
【0055】
図3を用いて本発明による空気調和機の第3実施形態について説明する。本実施形態の空気調和装置210は、図2に示す第2実施形態のものに遠隔監視・設定変更システム220を組み入れたものである。この遠隔監視・設定変更システム220以外の点については第2実施形態のものと同じであるので、ここではその説明を省略する。なお、本実施形態において第2実施形態と同一の部材には同一の符号を付している。
【0056】
遠隔監視・設定変更システム220は、遠隔監視装置221とシステムコントローラ222と給湯コントローラ223とを主たる要素として構成されたものである。
システムコントローラ222は、各室内機21から送られてくる信号、たとえば現在その室外機21が運転中であるか否か、また運転中である場合には現在の室温と設定された温度との差などの信号を受信し、その信号に基づく信号をエンジンコントローラ51に送信するものである。
給湯コントローラ223は、第2の水量弁71を通過して貯水槽73に導かれるエンジン冷却水の温度データおよび/または給湯装置72から出ていくお湯(図3における「給湯」)の温度データを受信するとともに、第2の水量弁71の流路および弁開度を調整する信号、および追い焚き装置74による加熱量を制御する信号を送信するものである。
すなわち、給湯コントローラ223でエンジン冷却水の温度および給湯温度を検知し、それに基づいて第2の水量弁71および追い焚き装置74を操作して、所望温度の給湯が実現可能となっている。
【0057】
遠隔監視装置221は各コントローラ、すなわちエンジンコントローラ51、発電コントローラ61、システムコントローラ222、および給湯コントローラ223のそれぞれと信号のやりとりが相互に可能となるように構成されている。言い換えれば、各コントローラ51,61,222,223で受信された信号(あるいはデータ)は、リアルタイムで遠隔監視装置221に送られてくるとともに、遠隔監視装置221に設けられた、たとえばディスプレイ(表示器)などに表示されるようになっている。また、遠隔監視装置221から手動あるいは自動で指令を送ることができ、ガスエンジンGEや発電機61の運転状態を適宜変更したり、各コントローラに設けられたメモリスティックなどのデータを書き換えることもできる。
【0058】
遠隔監視・設定変更システム220を組み入れることにより、ガスエンジンGE、発電機61、空調、あるいは給湯の異常などを遠隔地で検知することができる。
ガスエンジンGEの異常は、発電負荷・空調負荷より算出したエンジン負荷に対する、ガスエンジンGEの回転数と吸気管圧力・ガス消費量で検知することができる。
発電機61の異常は、予測発電量に対する、実際の発電機の回転数・電流・電圧で検知することができる。
空調の異常、すなわち圧縮機11の異常は、室内機21の要求負荷に対する、圧縮機11の回転数・高圧・低圧・吐出温度・吸入温度で検知することができる。
給湯の異常は、第2の水量弁71の開度・エンジン冷却水の温度・追い焚き装置74の運転状態・給湯温度で検知することができる。
【0059】
遠隔監視装置221に送られてきたデータから、ガスエンジンGE、発電機61、空調、あるいは給湯に異常の兆候があれば、各地区のサービス部門に連絡を取り、ユーザへの出張サービスを行うようにする。
これにより、空気調和装置210の機能が完全に停止してしまう前に保守・整備を行うことができて、空気調和装置210の早期復帰を図ることができるとともに、修理費用および修理に要する作業時間を最小限にとどめることができる。
【0060】
一方、遠隔監視装置221から適宜指令を送ることにより、ガスエンジンGEや発電機61、あるいは給湯装置72の運転状態を適宜変更したり、各コントローラに設けられたメモリスティックなどのデータを書き換えることができるので、常時、空調システム210を現在の使用実態にあった状態に維持する(あるいは実情にあったものに更新していく)ことができる。
【0061】
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、いかようにも変形・変更実施可能なものである。
たとえば、上述した遠隔監視・設定変更システム220は、図1に示す第1実施形態にも適用することができる。ただしこの場合には、給湯装置72がないので、給湯コントローラ223は省略される。
【0062】
また、発電機の容量としては10kW未満のものを想定している。これは、容量が10kW未満であれば、その取り扱いに際して「電気主任技術者」の資格が不要となるからである。すなわち、このような資格を有していないコンビニ店経営のオーナーやファミリーレストランなどの店主の方々も自由に取り扱うことができるものとなる。
【0063】
【発明の効果】
本発明の空気調和装置によれば、以下の効果を奏する。
圧縮機の負荷と発電機の負荷がエンジンの負荷として加わるため、仮に圧縮機の負荷がゼロになったとしても発電機の負荷が少なくともエンジンにかかり、エンジン冷却水の水温が高温に維持されることとなるので、このエンジン冷却水により冷媒を温めることができて、暖房能力を向上させることができる。
また、水熱交換器を通過する冷媒が高温のエンジン冷却水により温められることにより、水熱交換器の出口における冷媒の圧力が高められることとなるので、圧縮機における圧縮仕事を大幅に低減させることができ、冷凍サイクルの効率を大幅に向上させることができる。
さらに、発電機で作り出された電気エネルギーが、たとえば電灯やコンセントなどの負荷により消費されることとなるので、商用電源の消費電力量を低減させることができる。
【0064】
水熱交換器と並列に空気熱交換器が設けられているので、これら水熱交換器および空気熱交換器のいずれか一方あるいは両方を適宜必要に応じて選択することができて、よりきめ細やかな空調が実現可能となる。
【0065】
エンジン冷却水が給湯装置を通過し、この給湯装置でエンジン冷却水と真水との間で熱交換が行われることとなるので、真水の温度を上昇させて温水を作ることができる。
【0066】
給湯装置を通過する真水が追い焚き機能により加熱されることとなるので、真水の温度を上昇させて温水を作ることができる。
【0067】
圧縮機と発電機とを駆動する駆動源として、比較的安価である都市ガスなどを燃料として利用することのできるガスエンジンが利用されるので、運転費(ランニングコスト)を低減させることができるとともに、大気を汚染することのないクリーンな排気ガスを大気中に放出することが可能となる。
【0068】
システムコントローラ、エンジンコントローラ、発電コントローラ、あるいは給湯コントローラからの信号(あるいはデータ)を遠隔監視装置で受信することにより、空調、エンジン、発電機、あるいは給湯の異常などを遠隔地で検知することができる。
また、遠隔監視装置からシステムコントローラ、エンジンコントローラ、発電コントローラ、あるいは給湯コントローラに適宜指令を送ることにより、エンジンや発電機、あるいは給湯装置の運転状態を適宜変更したり、各コントローラに設けられたメモリスティックなどのデータを書き換えることができて、常時、空調システムを現在の使用実態にあった状態に維持する(あるいは実情にあったものに更新していく)ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による空気調和装置の第1実施形態を示す系統図である。
【図2】本発明による空気調和装置の第2実施形態を示す系統図である。
【図3】本発明による空気調和装置の第3実施形態を示す系統図である。
【図4】本発明による空気調和機を使用したときのモリエ線図であって、(a)は暖房運転時のもの、(b)は冷房運転時のものである。
【符号の説明】
10 空気調和装置
11 圧縮機
12 四方弁
31 空気熱交換器
32 三方弁
33 水熱交換器
51 エンジンコントローラ
60 発電機
61 発電コントローラ
72 給湯装置
74 追い焚き装置(追い焚き機能)
110 空気調和装置
210 空気調和装置
221 遠隔監視装置
222 システムコントローラ
223 給湯コントローラ
GE ガスエンジン(内燃機関)[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an air conditioner, and particularly as an air conditioner, a gas heat that drives a compressor by a gas engine (internal combustion engine) and uses engine cooling water of the gas engine as a heating source for liquid refrigerant during heating operation. The present invention relates to a type air conditioner.
[0002]
[Prior art]
An air conditioner that performs an air conditioning operation such as air conditioning using a heat pump includes a refrigerant circuit including elements such as an indoor heat exchanger, a compressor, an outdoor heat exchanger, and a throttle mechanism. Indoor air conditioning is realized by exchanging heat with indoor air (hereinafter referred to as “inside air”) and outside air in the indoor heat exchanger and the outdoor heat exchanger, respectively, while the refrigerant goes around the circuit. In addition, the refrigerant circuit may be provided with a refrigerant heater for directly heating the refrigerant itself, rather than relying solely on receiving the heat of the refrigerant by the outdoor heat exchanger (during heating operation). .
[0003]
Incidentally, in recent years, a power source for a compressor provided in the above-described refrigerant circuit has been developed that uses a gas engine instead of a normally used electric motor. An air conditioner using this gas engine is generally called a gas heat pump type air conditioner (hereinafter abbreviated as “GHP”). According to this GHP, since relatively inexpensive city gas or the like can be used as fuel, running cost is increased like an air conditioner (hereinafter abbreviated as “EHP”) equipped with a compressor using an electric motor. There is no such thing, and the cost can be reduced for consumers.
[0004]
In addition, in GHP, for example, when heating operation is performed, if high-temperature exhaust gas discharged from a gas engine or heat of engine cooling water (so-called waste heat) is used as a refrigerant heating source, an excellent heating effect can be obtained. It becomes possible, and energy use efficiency can be increased as compared with EHP. Incidentally, in this case, the energy utilization efficiency of GHP is about 1.2 to 1.5 times higher than that of EHP. Moreover, if such a mechanism is introduced, it is not necessary to specially install a device such as the above-described refrigerant heater in the refrigerant circuit.
[0005]
In addition, in GHP, the defrosting operation of the outdoor heat exchanger necessary for heating operation, so-called defrosting operation, can also be performed using waste heat of the gas engine. Generally, the defrosting operation in EHP is such that the heating operation is stopped and the cooling operation is temporarily performed to defrost the outdoor heat exchanger. In this case, since cold air blows out into the room, the comfort of the indoor environment is impaired. In GHP, continuous heating operation is possible due to the above-described circumstances, and there is no problem that is a concern in EHP (see, for example, Patent Document 1).
[0006]
[Patent Document 1]
JP 2001-280736 A (FIG. 1)
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional air conditioner in which only the compressor is driven by the gas engine, only the load of the compressor is applied as the load of the gas engine. Therefore, when the load of the compressor is reduced (that is, when the air conditioning load is reduced) As a result, the load on the gas engine is reduced, the waste heat of the gas engine is reduced, the temperature of the engine cooling water is lowered, the refrigerant cannot be sufficiently heated by the water heat exchanger, and the heating capacity is reduced. There was a risk of lowering.
On the other hand, in order to suppress such a decrease in heating capacity as much as possible, a heat exchanger is provided outside the room so that the refrigerant can absorb heat from the outside air. However, in this case, the refrigerant evaporation temperature needs to be lower than the outside air temperature, the refrigerant evaporation pressure (low pressure) becomes about 0.4 Mpa, and the high pressure needs to be compressed to about 2 Mpa during the heating operation by the compressor. Therefore, there is a problem that the efficiency of the refrigeration cycle is deteriorated.
[0008]
The present invention has been made in view of the above circumstances, and provides an air conditioner that can maintain the heating capacity even when the load on the compressor is reduced and can maintain the refrigeration cycle with high efficiency. For the purpose.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
The present invention employs the following means in order to solve the above problems.
In the air conditioning apparatus according to the present invention, a refrigerant is circulated by a compressor driven by an engine to form a refrigeration cycle, and waste heat from the engine is recovered into engine cooling water, and the engine cooling water passes through it. In the air conditioner configured to heat the refrigerant by the water heat exchanger, a generator is provided that generates the same voltage and frequency as the commercial power source while using the engine as a drive source. To do.
[0010]
According to such an air conditioner, since the load of the compressor and the load of the generator are added as the engine load, even if the load of the compressor becomes zero, the load of the generator is applied to the engine at least. The coolant temperature is maintained at a high temperature, and the coolant is warmed by the engine heat coolant in the water heat exchanger.
[0011]
The air conditioner according to the present invention is characterized in that an air heat exchanger is provided in parallel with the water heat exchanger in the path of the refrigerant.
[0012]
According to such an air conditioner, the refrigerant passes through the water heat exchanger and / or the air heat exchanger. That is, the refrigerant passing through the water heat exchanger is exchanged with the engine cooling water, and the refrigerant passing through the air heat exchanger is exchanged with the outside air.
[0013]
In the air conditioner according to the present invention, a hot water supply device is provided in parallel or in series with the water heat exchanger in the path of the engine cooling water.
[0014]
According to such an air conditioner, the engine cooling water passes through the water heat exchanger and / or the hot water supply device. That is, the engine coolant passing through the water heat exchanger is heat-exchanged with the refrigerant, the engine coolant passing through the hot water supply device is heat-exchanged with fresh water, and the exhaust heat of the engine is fully utilized.
[0015]
In the air conditioner according to the present invention, a reheating function is added to the hot water supply device.
[0016]
According to such an air conditioner, the fresh water passing through the hot water supply device is heated by the reheating function to become hot water.
[0017]
In the air conditioning apparatus according to the present invention, the engine is an internal combustion engine such as a gas engine.
[0018]
According to such an air conditioner, a gas engine that can use a relatively inexpensive city gas or the like as a fuel is used as a drive source for driving the compressor and the generator.
[0019]
In the air conditioner according to the present invention, a system controller that detects the operating state of the indoor unit, an engine controller that controls the operating state of the engine based on a signal from the system controller, and power generation that adjusts the power generation amount of the generator And a remote monitoring device that receives signals from these system controllers, engine controllers, and power generation controllers, or transmits signals to these controllers.
[0020]
According to such an air conditioner, signals (or data) are exchanged between the system controller and the remote monitoring device, between the engine controller and the remote monitoring device, and between the power generation controller and the remote monitoring device. Is called.
[0021]
In the air conditioner according to the present invention, a system controller that detects the operating state of the indoor unit, an engine controller that controls the operating state of the engine based on a signal from the system controller, and power generation that adjusts the power generation amount of the generator A controller and a hot water controller that adjusts the heating amount of the hot water supply device, and receives signals from these system controllers, engine controllers, power generation controllers, and hot water controllers, or transmits signals to these controllers And a remote monitoring device.
[0022]
According to such an air conditioner, between the system controller and the remote monitoring device, between the engine controller and the remote monitoring device, between the power generation controller and the remote monitoring device, and between the hot water supply controller and the remote monitoring device. Signals (or data) are exchanged at.
In this way, when the load on the compressor is small, the generator load can be increased to keep the engine load substantially constant, and the engine exhaust heat can be used effectively.
[0023]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, a first embodiment of an air-conditioning apparatus according to the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 is a system diagram showing an overall configuration example (at the time of heating operation) of an
In addition, between the
[0024]
Each of the
[0025]
The
The first component part is a part that forms a refrigerant circuit together with the
The second component part is a part including a gas engine for driving the compressor and a device attached thereto, and is hereinafter referred to as a “gas engine part”.
[0026]
In the refrigerant circuit section, a compressor 11, a four-
The compressor 11 is operated using a gas engine (internal combustion engine) GE, which will be described later, as a drive source, and the indoor heat exchanger provided in the
[0027]
The
[0028]
Moreover, the
However, since the compressor 11 should just operate | move as a gas pump at this time, the motive power required to circulate gas is small.
Therefore, the engine load is reduced and the exhaust heat is reduced. In this case, it is preferable to increase the generator load so that the engine load is not reduced.
[0029]
On the other hand, the gas engine section is provided with an exhaust gas system, a fuel intake system, and an engine oil system (not shown) in addition to the
The gas engine GE is connected to the compressor 11 installed in the refrigerant circuit section by a shaft or a belt, and the driving force is transmitted from the gas engine GE to the compressor 11.
[0030]
The cooling
[0031]
The
[0032]
The cooling
[0033]
The command system (engine system control system) 50 includes an
The signal sent from each
The
At the same time, the
[0034]
The
Thus, in the
[0035]
Hereinafter, the operation of the
During heating operation, the refrigerant flows in the direction indicated by the solid line in FIG. 1, that is, in the order of compressor 11 → four-
That is, the high-temperature and high-pressure gas refrigerant compressed by the compressor 11 is condensed and liquefied by exchanging heat with indoor air in the
[0036]
Thus, the refrigerant that has become a medium-temperature medium-pressure gas is sucked into the compressor 11 through the four-
[0037]
The refrigerant cycle during heating is shown in FIG. Here, Fig.4 (a) is a Mollier chart at the time of heating operation (Mollier chart). As shown in the figure, when the compressor 11 functions as a gas pump, the state changes from (1) to (2), and heat supply to the indoor air in the
[0038]
On the other hand, the engine coolant flows as follows. First, when the
As described above, the
[0039]
Next, the flow of the refrigerant and engine cooling water during the cooling operation will be briefly described.
In this case, the flow of the refrigerant is in the direction opposite to that in the heating operation described above (the direction indicated by the broken line in FIG. 1). That is, it flows in the order of the compressor 11 → the four-
That is, the high-temperature and high-pressure gas refrigerant is condensed and liquefied by the
[0040]
The low-temperature and low-pressure liquid refrigerant sent to the
The refrigerant cycle during cooling is shown in FIG. Here, FIG. 4B is a Mollier chart during the cooling operation. As shown in the figure, the state is changed from 1 to 2 by the compressor 11, the state is changed from 2 to 3 by the
During the cooling operation, the
[0041]
On the other hand, the engine coolant flows in the order of the
[0042]
In the
Further, since the refrigerant passing through the
Furthermore, since the electrical energy produced by the generator 60 is consumed as a load such as an electric light or an outlet, the power consumption of the commercial power source can be reduced.
[0043]
When the load on the compressor 11 decreases, the
On the contrary, when the temperature of the engine cooling water may be low to some extent (for example, about 60 ° C.), the load of the generator 60 is reduced by the
[0044]
2nd Embodiment of the air conditioning apparatus by this invention is described using FIG. The
[0045]
The
[0046]
The three-
[0047]
The hot
The second water amount valve 71 is disposed between the water amount valve 41 (hereinafter referred to as the first water amount valve (water amount valve 1)) 41 described in the first embodiment and the
[0048]
Inside the hot
The
Further, the reheating
[0049]
A pipe for circulating engine cooling water is provided between the second water amount valve 71 and the
[0050]
In the
Therefore, the refrigerant can be sufficiently warmed by the
Further, fresh water can be heated by the hot
Furthermore, since the electrical energy produced by the generator 60 is consumed as a load such as an electric light or an outlet, the power consumption of the commercial power source can be reduced.
[0051]
On the other hand, when the load on the compressor 11 (air conditioning load) decreases and the load on the gas engine GE decreases (same as described in the first embodiment) while the load on the generator 60 remains unchanged. The flow path from the first
By doing in this way, the effect similar to 1st Embodiment mentioned above can be acquired.
In this case, fresh water F. accumulated in the
[0052]
Further, when the load of the generator 60 is left as it is, the load of the compressor 11 (air conditioning load) is reduced, and the load of the gas engine GE is reduced (the same case as described in the first embodiment), The flow path from the first
As a result, the fresh water F. W. Can be used as hot water, and this hot water can be supplied (hot water supply) to a necessary location.
In this case, the flow path from the three-
[0053]
When the load on the compressor 11 (air conditioning load) decreases and the load on the gas engine GE decreases while the load on the generator 60 remains unchanged, the engine cooling water flows toward the
That is, when the user wants to prioritize air conditioning (that is, heating), all the engine cooling water is led to the
[0054]
When the load on the compressor 11 decreases, the
[0055]
3rd Embodiment of the air conditioner by this invention is described using FIG. The
[0056]
The remote monitoring /
The
The
That is, the hot
[0057]
The remote monitoring device 221 is configured to be able to exchange signals with each controller, that is, the
[0058]
By incorporating the remote monitoring /
Abnormality of the gas engine GE can be detected by the rotational speed of the gas engine GE and the intake pipe pressure / gas consumption with respect to the engine load calculated from the power generation load / air conditioning load.
Abnormality of the
An abnormality in air conditioning, that is, an abnormality in the compressor 11 can be detected by the rotation speed, high pressure, low pressure, discharge temperature, and suction temperature of the compressor 11 with respect to the required load of the
Abnormalities in hot water supply can be detected by the opening of the second water amount valve 71, the temperature of the engine cooling water, the operating state of the reheating
[0059]
If there is any sign of abnormality in the gas engine GE,
As a result, maintenance and maintenance can be performed before the function of the
[0060]
On the other hand, by appropriately sending commands from the remote monitoring device 221, it is possible to appropriately change the operating state of the gas engine GE, the
[0061]
The present invention is not limited to the above-described embodiment, and can be modified and changed in any way.
For example, the remote monitoring /
[0062]
The capacity of the generator is assumed to be less than 10 kW. This is because if the capacity is less than 10 kW, the qualification of “electrical chief engineer” is not required for handling. That is, the owner of a convenience store that does not have such qualifications and store owners such as family restaurants can also handle them freely.
[0063]
【The invention's effect】
The air conditioner of the present invention has the following effects.
Since the compressor load and the generator load are added as engine loads, even if the compressor load becomes zero, the generator load is applied to the engine at least, and the engine cooling water temperature is maintained at a high temperature. Therefore, the refrigerant can be warmed by the engine cooling water, and the heating capacity can be improved.
Further, since the refrigerant passing through the water heat exchanger is warmed by the high-temperature engine cooling water, the pressure of the refrigerant at the outlet of the water heat exchanger is increased, so that the compression work in the compressor is greatly reduced. And the efficiency of the refrigeration cycle can be greatly improved.
Furthermore, since the electric energy produced by the generator is consumed by a load such as an electric light or an outlet, the power consumption of the commercial power source can be reduced.
[0064]
Since an air heat exchanger is provided in parallel with the water heat exchanger, either one or both of the water heat exchanger and the air heat exchanger can be appropriately selected as necessary, and more finely-tuned. Air conditioning can be realized.
[0065]
The engine cooling water passes through the hot water supply device, and heat exchange is performed between the engine cooling water and fresh water in the hot water supply device, so that the temperature of the fresh water can be raised to make hot water.
[0066]
Since the fresh water passing through the hot water supply device is heated by the reheating function, the temperature of the fresh water can be raised to make hot water.
[0067]
As a driving source for driving the compressor and the generator, a gas engine that can use a relatively inexpensive city gas or the like as a fuel is used, so that the operating cost (running cost) can be reduced. It is possible to release clean exhaust gas that does not pollute the atmosphere into the atmosphere.
[0068]
By receiving signals (or data) from the system controller, engine controller, power generation controller, or hot water controller with a remote monitoring device, it is possible to detect abnormalities in the air conditioning, engine, generator, or hot water in a remote location. .
In addition, by appropriately sending commands from the remote monitoring device to the system controller, engine controller, power generation controller, or hot water supply controller, the operating state of the engine, generator, or hot water supply device can be changed as appropriate, and the memory provided in each controller Data such as sticks can be rewritten, and the air conditioning system can be constantly maintained in a state suitable for the current usage (or updated to the actual situation).
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a system diagram showing a first embodiment of an air conditioner according to the present invention.
FIG. 2 is a system diagram showing a second embodiment of the air-conditioning apparatus according to the present invention.
FIG. 3 is a system diagram showing a third embodiment of the air-conditioning apparatus according to the present invention.
FIGS. 4A and 4B are Mollier diagrams when the air conditioner according to the present invention is used, in which FIG. 4A shows a heating operation, and FIG. 4B shows a cooling operation.
[Explanation of symbols]
10 Air conditioner
11 Compressor
12 Four-way valve
31 Air heat exchanger
32 Three-way valve
33 Water heat exchanger
51 Engine controller
60 generator
61 Power generation controller
72 Water heater
74 Rebirth device (rebirth function)
110 Air conditioner
210 Air conditioner
221 Remote monitoring device
222 System controller
223 Hot water controller
GE gas engine (internal combustion engine)
Claims (7)
前記エンジンを駆動源とするとともに、商用電源と同じ電圧・周波数を発生する発電機が設けられていることを特徴とする空気調和装置。Refrigerant is circulated by a compressor driven by an engine to form a refrigeration cycle, and waste heat from the engine is recovered into engine cooling water, and the refrigerant is heated by a water heat exchanger through which the engine cooling water passes. In an air conditioner configured to:
An air conditioner characterized in that a generator that generates the same voltage and frequency as a commercial power source is provided while using the engine as a drive source.
前記システムコントローラからの信号により前記エンジンの運転状態を制御するエンジンコントローラと、
前記発電機の発電量を調節する発電コントローラと、を具備しており、
これらシステムコントローラ、エンジンコントローラ、および発電コントローラからの信号を受信し、あるいはこれらコントローラに信号を送信する遠隔監視装置とを具備することを特徴とする請求項1,2,5のいずれか一項に記載の空気調和装置。A system controller that detects the operating state of the indoor unit;
An engine controller for controlling the operating state of the engine by a signal from the system controller;
A power generation controller for adjusting the power generation amount of the generator,
The remote controller which receives the signal from these system controllers, an engine controller, and a power generation controller, or transmits a signal to these controllers, It comprises any one of Claim 1, 2, 5 characterized by the above-mentioned. The air conditioning apparatus described.
前記システムコントローラからの信号により前記エンジンの運転状態を制御するエンジンコントローラと、
前記発電機の発電量を調節する発電コントローラと、
前記給湯装置の加熱量を調整する給湯コントローラと、を具備しており、
これらシステムコントローラ、エンジンコントローラ、発電コントローラ、および給湯コントローラからの信号を受信し、あるいはこれらコントローラに信号を送信する遠隔監視装置とを具備することを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一項に記載の空気調和装置。A system controller that detects the operating state of the indoor unit;
An engine controller for controlling the operating state of the engine by a signal from the system controller;
A power generation controller for adjusting the power generation amount of the generator;
A hot water controller for adjusting the heating amount of the hot water supply device,
6. A remote monitoring device that receives signals from these system controllers, engine controllers, power generation controllers, and hot water supply controllers, or transmits signals to these controllers. The air conditioning apparatus described in 1.
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JP2003197868A Withdrawn JP2005037008A (en) | 2003-07-16 | 2003-07-16 | Air conditioner |
Country Status (1)
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---|---|
JP (1) | JP2005037008A (en) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008128617A (en) * | 2006-11-24 | 2008-06-05 | Sanyo Electric Co Ltd | Air conditioner |
JP2014219169A (en) * | 2013-05-10 | 2014-11-20 | 本田技研工業株式会社 | Cogeneration device |
KR101878157B1 (en) * | 2017-09-28 | 2018-08-17 | 주식회사 이수에어텍 | Cooling and heating system using ghp and triple control method thereof |
KR101971889B1 (en) * | 2018-06-14 | 2019-04-25 | (주)귀뚜라미 | Gas engine driven heat pump system with generator |
-
2003
- 2003-07-16 JP JP2003197868A patent/JP2005037008A/en not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008128617A (en) * | 2006-11-24 | 2008-06-05 | Sanyo Electric Co Ltd | Air conditioner |
JP2014219169A (en) * | 2013-05-10 | 2014-11-20 | 本田技研工業株式会社 | Cogeneration device |
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KR101971889B1 (en) * | 2018-06-14 | 2019-04-25 | (주)귀뚜라미 | Gas engine driven heat pump system with generator |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20061003 |