JP2005036694A - Valve device - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、自動車等で用いられる冷媒圧縮機に使用される弁装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
冷媒圧縮機において、性能の向上を図る目的から、例えば吸入孔にあっては、吸入孔の開口面積を拡大することで、吸入効率の向上を図ることが行われている。しかし、開口面積の拡大は吸入弁に対し大きな変動荷重が発生し塑性変形強度不足や共振点低下による高回転での使用が困難になる。
【0003】
そこで、特許文献1に示す発明が開発され、吸入弁の閉弁時に該吸入弁を支持する吸入弁支持部を弁板に設けたものである。この構成から、閉弁時に吸入弁支持部によって、吸入弁の弁板側への変形が抑制され、変動荷重による吸入弁の塑性変形が防止される作用効果を得ている。
【0004】
また、吸入弁や吐出弁が冷媒に含まれるオイルによって弁板のはり付き現象が生じて、作動遅れが生じ、吸入弁及び吐出弁と弁板の不連続な開閉作動による脈動音が圧縮機の振動騒音増加の原因となっていた。そこで、特許文献2に示す発明が開発され、シリンダブロックとシリンダヘッドとの間に介在の弁板や、その弁板に形成の吸入孔及び吐出孔を開閉する吸入弁及び吐出弁の少なくとも表面を樹脂化している。この構成から、吸入弁、吐出弁の離れ性は向上している。
【0005】
【特許文献1】特開平8−28449
【特許文献2】特開平9−280167
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
前者の特許文献1に示される発明では、吸入弁支持部により疲労強度の向上は見られるが、この吸入弁支持部となるリブの形状設定の法則が明らかでなく、全ての形状に対して疲労強度の向上の作用効果が表れるかが問題であるし、吸入孔の中心に入り込むようなリブの製造もコストアップの原因となる問題点を有している。
【0007】
後者の特許文献2に示される発明では、弁装置の少なくとも表面に樹脂をコーティングすることから、離れ性が向上(即ち貼り付き防止)することが確認されているが、所定時間運転して見ると、吸入孔が単純円の場合は、吸入孔の全周部位の樹脂コーティングが摩滅してしまい離れ性の低下とともに、気密性低下による冷凍能力劣化が否めない。その原因としては、吸入孔の孔形状によることが、出願人の実験の結果から発見できた。即ち、単純円の場合には、孔の全周に均等に支持荷重が掛かるからである。
【0008】
そこで、この発明は、樹脂の特性である貼り付き防止機能を最大限に活用するとともに、長期に渡り弁の気密性を保持することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
そこで、この発明に係る弁装置は、シリンダボアが形成されたシリンダブロックとシリンダヘッドとの間に介在され、吸入孔と吐出孔が形成されたバルブプレートと、このバルブプレートに形成の吸入孔のシリンダブロック側に配された吸入弁と、前記吐出孔のシリンダヘッド側に配された吐出弁とを含む弁装置において、前記バルブプレートと吸入弁及び吐出弁のうち、少なくとも一部又は全部を、少なくとも接触する表面を樹脂とすると共に、前記吸入孔と吐出孔との少なくとも一方又は双方を、非円形孔に形成したことにある(請求項1)。
【0010】
この構成により、バルブプレート、吸入弁及び吐出弁のうち、少なくとも一部又は全部が樹脂で覆われることになり、離れ性が向上すると共に、吸入孔なり、吐出孔が非円形孔から、吸入弁及び吐出弁に掛かる支持荷重は、その孔の複数ヶ所に分散して、その結果として支持荷重が少ない部分では、樹脂コーティング層の摩耗が進行しなくなり、又は摩耗があったとしても少なく、長期に渡り樹脂コーティング層が残せるので、非粘着機能を維持できる。したがって、離れ性の向上(貼り付き防止)気密性の保持と、吸入孔及び吐出孔を非円形孔としたため、円形孔に比して開口面積の拡大にも寄与できる。
【0011】
また、前記バルブプレートと吸入弁及び吐出弁のうち、少なくとも一方又は双方を少なくとも接触する表面を樹脂とするため、各部材に樹脂コーティンを施すことや(請求項2)、樹脂材にて製造しても良い(請求項3)。
【0012】
さらに、前記吸入孔及び吐出孔の非円形孔として、三角形、四角形、五角形等の少なくとも一つ以上の直線を有する円周を持つ孔であり、または曲線が連続するひょうたん形の孔の任意の所の接線が2つ以上の交点をもつものであっても良い。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面にもとづいて説明する。
【0014】
図1及び図2において、自動車空調装置に用いられる冷媒圧縮機の要部拡大断面図及び吸入弁のシリンダブロック側より見た説明図で、圧縮機1は、大別してシリンダブロック2と、シリンダヘッド3と、前記シリンダブロック2とシリンダヘッド3との間に挾持されるバルブプレート4より構成されている。なお、11はガスケットである。
【0015】
前記シリンダブロック2は、アルミニウム等の軽金属を主原料とする合金材料にて製造され、適当数のシリンダボア5が穿設されている。このシリンダボア5にピストン6が挿入され、このピストン6が図示しない往復動機構を介して、シリンダボア5内を往復動され、圧縮室7内の容積を増加減少させることで、冷媒を導入し圧縮し吐出させる作用(働き)をするものである。
【0016】
シリンダヘッド3は、同じくアルミニウム等の軽金属を主原料とする合金材料により製造され、隔壁8により吸入室9と吐出室10とに分けられ、吸入室9は、図示しない吸入継手から冷媒配管に、また吐出室10は図示しない吐出継手から冷媒配管に接続されている。
【0017】
バルブプレート4は、鈑板又はアルミニウム等の金属材料から作られ、その表面には、フッソを含有する樹脂(PTFE)がコーティングされ、前記吸入室9と前記圧縮室7を連通させる吸入孔12と、前記圧縮室7と吐出室10を連通させる吐出孔13が穿設されている。この吸入孔12として、その孔形状が三角形であり、また吐出孔13は四角形である。孔形状については下記に説明する。
【0018】
前記吸入孔12のシリンダブロック側にフラップ動作を行う薄板状の吸入弁15が配され、また、吐出孔13のシリンダヘッド側にフラップ動作を行う薄板状の吐出弁16がリテーナ17を伴って配され、前記したシリンダブロック2とシリンダヘッド3にて介在され取付られている。
【0019】
この吸入弁15及び吐出弁16は、フッ素を含有する樹脂(PTFE)がコーティングされている。この両弁15,16には両面にコーティングされているが、接触する側の片面でも良い。
【0020】
次に、上述の構成の弁機構にあって、ピストン6が下降し、圧縮室7の容積が拡大することにより、圧縮室7内の圧力が低下する。そして圧縮室7内の圧力が吸入室9の圧力よりも低下すると、吸入弁15は開弁し、吸入室9と圧縮室7と連通する。吸入弁15はストッパー19に当たることで、開度規制が行われる。このような吸入行程において、吸入弁15のみならずバルブプレート4の表面にも樹脂がコーティングされていることから、離れ性が向上し、作動遅れが生じることはない。
【0021】
さらに、ピストン6が反転して上死点側へ移動が行われると、圧縮室7の容積が縮小され、圧縮室7内の圧力は吸入室9の圧力に対し相対的に増圧される。そして吸入行程とは逆に圧縮室7内の圧力が吸入室9の圧力を上回ると、吸入弁15は上方へ動き、バルブプレート4に当接され、閉弁される。
【0022】
このように、圧縮行程が進むにつれて、吸入弁15に大きな荷重(以下支持荷重という)が掛かる。即ち、支持荷重は、図3に示すように、略三角形の吸入孔12の周縁で斜線で図示した周縁で3ヶ所に集まり、この部分にあっては、樹脂コーティングは削り取られて無くなるが、その他の部分にあっては、長く残ることが確認されている。したがって、多少削り取られても離れ性や気密性の低下はない。
【0023】
圧縮行程で圧縮室7内の圧力が吐出室10内の圧力より上回ると、吐出弁16が開き、圧縮冷媒は吐出室10内へ吐出される。この場合でも吐出弁16のみならずバルブプレート4の表面に樹脂がコーティングされているので離れ性が向上しており、吐出遅れが生じることはない。
【0024】
さらに、ピストン6が反転して下死点側へ移動が行われると、圧縮室7の容積が拡大され、圧縮室7内の圧力が吐出室10の圧力に対し相対的に減圧される。そして、圧縮室内の圧力が吐出室10の圧力より下回ると、吐出弁16は下方へ動き、バルブプレート4に当接され、閉弁される。
【0025】
このように吸入行程が進むにつれて吐出弁16にも大きな支持荷重が掛かる。即ち、その場合に支持荷重は図4に示すように、四角形の吐出孔13の周辺で斜線で図示した4ヶ所に集まり、この部分にあっては、樹脂コーティングは削り取られて無くなるが、その他の部分にあっては、長く残ることが確認されている。したがって、多少削り取られても離れ性や気密性の低下はない。
【0026】
以上のように、吸入孔12のみならず吐出孔13を非円形孔とすることで、今まで採用されてきた円形孔よりも面積的に拡大が出来ると共に、吸入孔15と吐出弁16への支持荷重が部分的になり、その部分にあっての樹脂コーティングの削り取りはあるが、他の部分が長く残り、離れ性や気密性の低下はない。
【0027】
吸入弁15と吐出弁16の孔形状は、図5から図13に示され、図5は長方形の孔で、支持荷重が当たる部分は、4ヶ所(以下接点という)となっている。図6は台形の孔で、接点は4ヶ所、図7は八角形の孔で、接点は8ヶ所、図8は六角の孔で、接点は6ヶ所、図9は十字形の孔で、接点は4ヶ所、図10は四角形を基本形としその一面を円弧面とした孔で、接点は4ヶ所、図11は四角形を基本形とし、対向する面を円弧面とした孔で、接点は4ヶ所、図12は星形の孔で、接点は5ヶ所になっている。即ち、図3から図12までは、非円形孔ではあるが、少なくとも1辺が直線部分を持つ円周となっている。
【0028】
しかし、図13は、ひょうたん形の孔で、非円形孔ではあるが、曲線部分のみによる構成のもので、ある部分の接線が他の円周の2つの交点を持つものとなっている。この例では接点は4ヶ所となっている。
【0029】
以上の実施の形態にあって、吸入弁、吐出弁及びバルブプレートに樹脂コーティングした例を示したが、樹脂によって製造しても問題なく、前記した実施の形態に示したと同様な作用効果が得られるものである。また、吸入弁に樹脂コーティングすると共に、吸入孔を非円形孔とし、吐出弁を通常の樹脂コーティングなしにし且つ円形孔としても本願発明の一実施形態であり、逆に吐出弁に樹脂コーティングすると共に吐出孔を非円形孔とし、吸入孔を通常の樹脂コーティングなしにし、且つ円形孔としても本発明の一実施形態であり、同一の作用効果が得られる。
【0030】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、吸入弁、吐出弁の離れ性を向上させるために樹脂コーティングすると共に、吸入孔及び吐出孔が非円形孔とするため、吸入弁及び吐出弁に掛かる支持荷重が複数個所に分散して、支持荷重が少ない部分では、摩耗が進行しなく、また摩耗があったとしても少なく、長期に渡り樹脂コーティング層が残せ、離れ性の向上に寄与できる効果を持つとともに、気密性低下もない。。
【図面の簡単な説明】
【図1】圧縮機の要部拡大断面図である。
【図2】吸入弁のシリンダブロック側より見た説明図である。
【図3】略三角形の吸入孔に配される吸入弁にあって、支持荷重が掛かる部分を示した説明図である。
【図4】四角形の吐出孔に配される吐出弁にあって、支持荷重が掛かる部分を示した説明図である。
【図5】吸入孔及び吐出孔を長方形とした例の図である。
【図6】吸入孔及び吐出孔を台形とした例の図である。
【図7】吸入孔及び吐出孔を八角形とした例の図である。
【図8】吸入孔及び吐出孔を六角形とした例の図である。
【図9】吸入孔及び吐出孔を十字形とした例の図である。
【図10】吸入孔及び吐出孔を四角形を基本形とした一面を円弧面とした例の図である。
【図11】吸入孔及び吐出孔を四角形を基本形とし、対向する2面を円弧面とした例の図である。
【図12】吸入孔及び吐出孔を星形とした例の図である。
【図13】吸入孔及び吐出孔をひょうたん形とした例で、孔ある部分の接点が他の円周の2ヶ所の交点を持つ孔の図である。
【符号の説明】
1 圧縮機
2 シリンダブロック
3 シリンダヘッド
4 バルブプレート
5 シリンダボア
6 ピストン
7 圧縮室
9 吸入室
10 吐出室
12 吸入孔
13 吐出孔
15 吸入弁
16 吐出弁[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a valve device used in a refrigerant compressor used in an automobile or the like.
[0002]
[Prior art]
In the refrigerant compressor, for the purpose of improving the performance, for example, in the suction hole, the suction efficiency is improved by increasing the opening area of the suction hole. However, the enlargement of the opening area generates a large fluctuating load on the intake valve, making it difficult to use at high rotation due to insufficient plastic deformation strength or lowering of the resonance point.
[0003]
Accordingly, the invention shown in Patent Document 1 has been developed, and a suction valve support portion that supports the suction valve when the suction valve is closed is provided on the valve plate. With this configuration, when the valve is closed, the suction valve support portion suppresses deformation of the suction valve toward the valve plate, and an effect of preventing plastic deformation of the suction valve due to a variable load is obtained.
[0004]
In addition, the suction valve or the discharge valve causes a sticking phenomenon of the valve plate due to the oil contained in the refrigerant, causing a delay in operation, and the pulsation noise due to the discontinuous opening / closing operation of the suction valve, the discharge valve and the valve plate is caused by the compressor. It was a cause of increased vibration noise. Therefore, the invention shown in
[0005]
[Patent Document 1] JP-A-8-28449
[Patent Document 2] JP-A-9-280167
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
In the former invention disclosed in Patent Document 1, although the fatigue strength is improved by the suction valve support portion, the law of setting the shape of the rib serving as the suction valve support portion is not clear, and fatigue is observed for all shapes. The problem is whether or not the effect of improving the strength appears, and the manufacture of a rib that enters the center of the suction hole also has a problem that causes an increase in cost.
[0007]
In the latter invention shown in
[0008]
Accordingly, an object of the present invention is to make maximum use of the sticking prevention function, which is a characteristic of a resin, and to maintain the airtightness of the valve for a long period of time.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
Therefore, a valve device according to the present invention is interposed between a cylinder block in which a cylinder bore is formed and a cylinder head, a valve plate in which a suction hole and a discharge hole are formed, and a cylinder having a suction hole formed in the valve plate. In a valve device including a suction valve disposed on a block side and a discharge valve disposed on a cylinder head side of the discharge hole, at least a part or all of the valve plate, the suction valve, and the discharge valve are at least The contacting surface is made of resin, and at least one or both of the suction hole and the discharge hole are formed as non-circular holes.
[0010]
With this configuration, at least part or all of the valve plate, the suction valve, and the discharge valve are covered with resin, so that the separation performance is improved and the suction hole is formed. In addition, the support load applied to the discharge valve is dispersed at a plurality of locations in the hole, and as a result, the resin coating layer does not progress at the portion where the support load is small, or even if there is wear, the support load is small. Since the transition resin coating layer can be left, the non-adhesive function can be maintained. Therefore, the separation property is improved (prevention of sticking), the airtightness is maintained, and the suction hole and the discharge hole are non-circular holes, so that the opening area can be increased as compared with the circular holes.
[0011]
Further, in order to use at least one or both of the valve plate, the suction valve, and the discharge valve as a resin, a resin coating is applied to each member (Claim 2), or a resin material is used. (Claim 3).
[0012]
Further, the non-circular holes of the suction hole and the discharge hole are holes having a circumference having at least one straight line such as a triangle, a quadrangle, and a pentagon, or any place of a gourd-shaped hole having a continuous curve. The tangent line may have two or more intersections.
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0014]
1 and 2, an enlarged sectional view of a main part of a refrigerant compressor used in an automobile air conditioner and an explanatory view seen from the cylinder block side of a suction valve. The compressor 1 is roughly divided into a
[0015]
The
[0016]
The
[0017]
The
[0018]
A thin plate-
[0019]
The
[0020]
Next, in the valve mechanism having the above-described configuration, the
[0021]
Further, when the
[0022]
Thus, as the compression stroke proceeds, a large load (hereinafter referred to as a support load) is applied to the
[0023]
When the pressure in the compression chamber 7 exceeds the pressure in the
[0024]
Furthermore, when the
[0025]
Thus, as the intake stroke proceeds, a larger support load is applied to the
[0026]
As described above, by making not only the
[0027]
The hole shapes of the
[0028]
However, FIG. 13 shows a gourd-shaped hole, which is a non-circular hole, but has only a curved portion, and a tangent of a certain portion has two intersections of other circumferences. In this example, there are four contacts.
[0029]
In the above embodiment, the example in which the suction valve, the discharge valve, and the valve plate are coated with the resin is shown. However, there is no problem even if the resin is manufactured with the resin, and the same effects as those described in the above embodiment can be obtained. It is what In addition, the suction valve is resin-coated, the suction hole is a non-circular hole, the discharge valve is not a normal resin coating, and the circular hole is an embodiment of the present invention. Conversely, the discharge valve is resin-coated. The discharge hole is a non-circular hole, the suction hole is not provided with a normal resin coating, and the circular hole is an embodiment of the present invention, and the same effect can be obtained.
[0030]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the resin coating is applied to improve the separation between the suction valve and the discharge valve, and the suction hole and the discharge hole are non-circular holes. In parts where the load is dispersed and the support load is small, wear does not progress and even if there is wear, the resin coating layer can be left for a long time, and it has the effect of contributing to improvement in separation At the same time, there is no decrease in airtightness. .
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an enlarged cross-sectional view of a main part of a compressor.
FIG. 2 is an explanatory view seen from the cylinder block side of the intake valve.
FIG. 3 is an explanatory view showing a portion to which a support load is applied in the suction valve arranged in the substantially triangular suction hole.
FIG. 4 is an explanatory view showing a portion where a support load is applied in a discharge valve arranged in a rectangular discharge hole.
FIG. 5 is a diagram illustrating an example in which a suction hole and a discharge hole are rectangular.
FIG. 6 is a diagram of an example in which a suction hole and a discharge hole are trapezoidal.
FIG. 7 is a diagram of an example in which the suction hole and the discharge hole are octagonal.
FIG. 8 is a diagram of an example in which a suction hole and a discharge hole are hexagonal.
FIG. 9 is a diagram illustrating an example in which the suction hole and the discharge hole are formed in a cross shape.
FIG. 10 is a view of an example in which one surface of the suction hole and the discharge hole having a quadrangular shape is an arc surface.
FIG. 11 is a diagram showing an example in which the suction hole and the discharge hole are formed in a quadrangular shape and two opposing surfaces are arcuate surfaces.
FIG. 12 is a diagram of an example in which a suction hole and a discharge hole are formed in a star shape.
FIG. 13 is an example of a hole having a suction hole and a discharge hole having a gourd shape, and a contact of the holed portion is a hole having two intersections on another circumference.
[Explanation of symbols]
1
Claims (5)
このバルブプレートに形成の吸入孔のシリンダブロック側に配された吸入弁と、
前記吐出孔のシリンダヘッド側に配された吐出弁とを含む弁装置において、
前記バルブプレートと吸入弁及び吐出弁のうち、少なくとも一部又は全部を、少なくとも接触する表面を樹脂とすると共に、
前記吸入孔と吐出孔との少なくとも一方又は双方を、非円形孔に形成したことを特徴とする弁装置。A valve plate interposed between a cylinder block formed with a cylinder bore and a cylinder head, and formed with a suction hole and a discharge hole;
A suction valve arranged on the cylinder block side of the suction hole formed in the valve plate;
In a valve device including a discharge valve arranged on the cylinder head side of the discharge hole,
Among the valve plate, the suction valve, and the discharge valve, at least a part or all of the valve plate, at least the surface to be in contact with resin,
A valve device characterized in that at least one or both of the suction hole and the discharge hole are formed as non-circular holes.
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