JP2005031811A - Food safety maintenance management system and method - Google Patents

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Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To give a food related enterprise a positive incentive to for actively take measure and make an investment in an improvement of safety of food. <P>SOLUTION: In this food safety maintenance management system constructed of a management system 1 in the food related enterprise, an audit system 2 in a food safety audit organization, and an insurance system 3 in an insurance company 3 connected one another via a network 4, the management system collects safety data about predetermined evaluation items concerned with the maintenance management condition of food safety to transmit them to the audit system. The audit system audits the received data, evaluates them by using previously created criterion data, ranks food to be secured and/or the food related enterprise according to the evaluation result, and transmits these data to the management system and the insurance system. The insurance system sets/checks a premium of nonlife insurance by using the evaluation result and the ranking data of the audit system to transmit it to the management system. <P>COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、食品の加工・販売・流通等、消費者に至るまでの過程において食品の安全を維持しかつ管理するためのシステムに関し、特に食品関連事業者、該食品関連事業者による食品の安全性維持管理を公平に監査する第三者機関、及び該食品の安全性維持管理について食品関連事業者から損害保険を引き受ける保険会社の各サブシステムがネットワークを介して接続され、これらが連携動作して、食品関連事業者に食品安全対策の積極的なインセンティブを与える食品安全維持システム及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
食品の安全は国民にとって重要な問題であり、これが損なわれた場合には、単に消費者に対してだけでなく、関連する事業者自身にとっても、企業の存続に関わる重大な影響を受けることから、従来より相当の配慮がなされている。また、国際的な品質管理基準であるISO9000や米国で開発された衛生・品質管理手法であるHACCP(Hazard Analysis and Critical Control Point)など、最新の管理技術を導入した安全な食品生産への取り組みが行われている。更に、食品の安全性を高めかつこれを担保するために、個々の食品に貼り付けたバーコード、ICタグなどを利用して商品の生産者・加工業者などを追跡できるようにした所謂食品トレーサビリティシステムが、実験的に導入されている。
【0003】
例えば特許文献1においては、食品衛生に関する安全で安心な総合衛生管理システムを提供することを目的として、HACCPに基づく常時監視システムを用いて、食材の搬入から消費者への提供に至る過程で様々な異常を発見し、食品や原材料等の汚破損率を低下させ、食中毒等の事故発生を大幅に低減させるシステムの例が提案されている。また、保険会社と製造会社との間でネットワークを利用してPL保険の契約を行う際に、その審査を第三者認証機関が、製造会社の品質マネジメントシステム体制及び製品安全管理体制の状況に基づいて行い、審査時間を低減しかつ保険料率を最適に設定できる保険加入/審査システムが、特許文献2に開示されている。
【0004】
【特許文献1】特開2002−230179号公報
【特許文献2】特開2002−56184号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
食品の安全性は、新たな病原菌の出現や添加物の使用などだけでなく、ライフスタイルの変化に伴う加工食品の増加によって、その加工の程度や方法・プロセスにも大きく左右される。従って、食品の安全性向上には、ISO、HACCPのような管理技術または食品トレーサビリティシステムを導入するだけでなく、食品が消費者に提供されるまでのあらゆる工程において様々な安全対策を講じることが必要である。しかしながら、そのために食品関連事業者は、多くのコストを負担しなければならず、却って安全対策に消極的になる虞がある。また、コストの増加は、食品の価格に転嫁される結果となり、消費者にとっても好ましくない。
【0006】
他方、現在の生産者賠償保険(PL保険)は、一般に企業の売上げ規模にリンクした保険料算出方式を採用している。そのため、必ずしも事業者の業態や製品の特質などに対応した保険制度とは言えず、特に食品の加工・販売・流通等における食品の安全維持管理という面から見れば、個々の製品や事業の実情に対応しきれていない虞がある。
【0007】
そこで、本発明は、一般消費者に提供される食品の安全を維持しかつ管理するために有効で、特に食品関連事業者が自主的に食品の安全性向上の対策や投資を実行するように積極的なインセンティブを与える、新規な食品安全維持システム及び方法を提供することを目的とする。
【0008】
更に本発明の目的は、安全対策に真剣に取り組んでいる食品関連事業者にとって、それに見合うコストの低減や社会的評価等のメリットが得られる食品安全維持システム及び方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、相互にネットワークで接続した食品関連事業者の管理システムと食品安全監査機関の監査システムと食品関連事業者の損害保険を引き受ける保険会社の保険システムとを備え、前記管理システムが、食品の安全性の維持管理状態に関する所定の評価項目についてデータを収集する手段と、収集したデータを監査システムにネットワークを介して送信するインタフェースとを有し、前記監査システムが、所定の評価項目について予め作成した基準データを蓄積する記憶手段と、管理システムから受信したデータを審査し、基準データを用いて評価する手段と、その評価結果に基づいて前記食品及び/または食品関連事業者の格付けを行う手段と、評価結果及び格付けを管理システムと保険システムとにネットワークを介して送信するインタフェースとを有し、前記保険システムが、監査システムから受信した評価結果及び格付けを用いて、食品関連事業者の前記食品について損害保険の保険料を設定しまたは見直す手段と、設定したまたは見直した保険料を管理システムにネットワークを介して送信するインタフェースとを有することを特徴とする食品安全維持管理システムが提供される。
【0010】
また、本発明の別の側面によれば、或る食品を取り扱う食品関連事業者の管理システムにおいて、前記食品の安全性の維持管理状態に関する所定の評価項目についてデータを収集し、かつ該データを食品安全監査機関の監査システムにネットワークを介して送信し、該監査システムにおいて、所定の評価項目について基準データを予め作成し、管理システムから受信したデータを審査しかつ基準データを用いて評価し、その評価結果に基づいて前記食品及び/または食品関連事業者の格付けを行い、評価結果及び格付けを管理システムと保険会社の保険システムとにネットワークを介して送信し、前記保険システムにおいて、受信した評価結果及び格付けを用いて、食品関連事業者の食品について損害保険の保険料を設定しまたは見直し、これを管理システムにネットワークを介して送信することを特徴とする食品安全維持管理方法が提供される。
【0011】
このように食品を取り扱う食品関連事業者と、その安全管理の状態を客観的かつ公平に審査・評価する食品安全監査機関と、その評価結果に基づいて食品関連事業者の損害保険を引き受ける保険会社とが相互に連携して機能することによって、次のような利点が得られる。先ず、食品関連事業者においては、食品の安全対策に真剣に取り組むことで、食品安全監査機関から良い評価・格付けを獲得でき、保険会社から保険料の減額、即ち事業利益の増加という利益を受けられる。更に、その評価結果または格付けが公表されれば、食品関連事業者に対する社会的評価及び信頼性と共に、当該事業者が提供する食品に対する信頼性も高まり、事業全体として大きな利益が得られる。従って、食品関連事業者に対して強いインセンティブを与え、食品の安全対策に取り組む自主的かつ積極的な努力を引き出すことができる。
【0012】
保険会社においては、第三者機関である食品安全監査機関の評価結果及び格付けを用いることによって、審査の労力・時間などの負担を軽減でき、かつ個々の食品関連事業者の事業活動及び保険対象の食品に対してより客観的で正確な判断及び適正な保険料の設定、見直しが可能となり、より具体的できめ細かな保険を提案することが可能になる。その場合、安全対策に積極的で事故のリスクが低い事業者には保険料を低く設定しまたは減額し、逆に安全対策が不十分で事故のリスクが高い事業者には保険料を高く設定しまたは増額することによって、事故による保険金の支払リスク及び負担を軽減することができる。
【0013】
食品安全監査機関においては、第三者機関としての立場から、食品の安全性及びそれを取り扱う食品関連事業者について適正な監査を行うことが可能で、その評価結果及び格付けを食品の安全性向上に直接反映させることが可能になる。従って、一般消費者にとっては、より安全に食品が提供されることに加えて、食品の安全性及びそれを取り扱う食品関連事業者について客観的かつより具体的で分かり易い判断基準が得られる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下に、添付図面を参照しつつ、本発明の好適な実施例について詳細に説明する。
本実施例の食品安全維持管理システムは、図1に示すように、食品関連事業者の管理システム1と食品安全監査機関の監査システム2と保険会社の保険システム3とからなり、これらがインターネット4等のネットワークを介して相互に接続されている。そして、これら3つのサブシステムが連携して動作することにより、本発明の食品の安全維持を図る機能が発揮される。
【0015】
食品関連事業者の管理システム1は、基本的に食品の安全性の維持管理状態に関する所定の評価項目について安全性データを収集蓄積する手段11と、収集した前記安全性データを監査システム2にネットワーク4を介して送信し、ネットワーク4を介して監査システム2から評価結果及び格付けデータを、及び保険システム3から保険料の設定または見直し情報を受信するインタフェース12とを有する。データ収集蓄積手段11は、例えば食品関連事業者が取り扱う食品の安全に関する情報収集を目的としたクライアントサーバシステムであり、それらの情報を蓄積した食品安全データベースを構築する。
【0016】
本実施例において、食品関連事業者は加工食品の製造業者であり、原材料の受入れ・貯蔵、製品への加工、製品の・貯蔵出荷という各段階を経て、最終的に製品を市場に提供する。この一連の過程において、食品の安全性に直接関係する重要な対策として、次のような検査を行う。
▲1▼原材料の受入検査:加工食品の製造に必要な添加物を含む全ての原材料を検査する。万一、大腸菌、ビブリオ菌、サルモネラ菌などの食中毒菌、その他の汚染物質を検出した場合には、この受入段階で排除する。
▲2▼加工工程検査:食品の加工工程に使用する各種設備・機器及び作業場の殺菌滅菌処理・消毒・熱処理、廃水及び廃棄物の処理、作業着など作業者の装備を検査する。
▲3▼貯蔵工程検査:倉庫の温度管理、倉庫内の消毒、廃棄物との接触分離など、原材料及び出荷前製品の貯蔵状態を検査する。
▲4▼環境検査:加工食品を製造する現場の空調設備・機器、温度及び湿度状態、壁天井材料及びその状態を検査する。
▲5▼製品検査:完成した製品の状態、即ち包装の密封状態や内容物の変化、物理的混入物の有無などを検査する。また、ラベルなどの表示と内容物との一致、虚偽表示の有無を確認する。
【0017】
これらの検査結果は、データベース化してデータ収集蓄積手段11に収集、蓄積する。更に必要に応じて、製品の出荷後における経時・経年変化を追跡調査し、その結果を同様にデータベース化してデータ収集蓄積手段11に収集、蓄積することができる。更に食品関連事業者は、食品の安全対策がどのように運用・実行されているかを示す指標として、食品安全対策に関連した投資実績、食品安全対策に寄与した従業員の勤労実績、安全性を重視した製品の設計情報・生産履歴・出荷情報などをデータ収集蓄積手段11に収集、蓄積する。
【0018】
また、食品関連事業者は、取り扱う食品の安全維持管理について、目標の設定、目標達成のための計画立案、安全対策を運用実行した成果の自己評価、現状の改善提案を行う。具体的には、目標設定において、安全な食品を提供する事業者としての姿勢・方針を明確にし、例えば様々な検査項目に関する安全指数、格付け、保険料などについて目標値及び具体的な方向付けを設定する。計画立案では、目標達成のための投資計画及び行動計画を立案し、より大きな効果を図るために安全対策に貢献した従業員への表彰などの実行促進策を行う。自己評価では、一定の期間における目標達成度を分析し、また計画外の処理が行われたかどうか及び行われた場合の理由、前記期間内に食品の安全に関連する不測の事態が発生した場合にその対処方法を記録する。改善提案では、食品の安全性改善という面から食品加工のプロセス、製品、検査体制、人員配置などについて改善・改良の提案を行う。更に、これらの作業において、必要に応じて外部から食品の安全に関わる様々な情報を入手し、利用する。外部情報を積極的に入手するかどうかも、食品関連事業者の食品の安全性に対する姿勢を図る指標の1つとなる。これら食品の安全維持管理への取り組み状況を表す情報も、同様にデータベース化してデータ収集蓄積手段11に蓄積される。
【0019】
データ収集蓄積手段11に収集された全ての情報は、予め食品安全監査機関によって準備され、監査システム2に提出するように予め決められたレポート様式及びデータ形式で保存される。また、保存された前記情報は、管理システム1において何時でも閲覧し、プリンタ等に出力することができる。このように情報を開放することによって、安全な加工食品の製造について、食品関連事業者の経営者及び従業員から広く意見を求め、安全対策の重要性を認識させることができる。
【0020】
食品安全監査機関の監査システム2は、所定の評価項目について予め作成した基準データを蓄積する記憶手段21と、管理システム1から提出された前記安全性データを審査し、前記基準データを用いて評価する手段22と、その評価結果に基づいて、対象となる食品及び/または食品関連事業者の格付けを行う手段23と、前記評価結果及び格付けデータを管理システム1及び保険システム3にネットワーク4を介して送信するインタフェース24とを有する。
【0021】
食品安全監査機関は、食品関連事業者の食品安全対策の取組状況を客観的かつ公平に監査するために、中立的な第三者機関で構成される。食品安全監査機関は、食品関連事業者から提供される安全性データを記録するための統一されたレポート様式及びデータ形式を予め準備し、これを事前に食品関連事業者に提供する。この中には、以下のような評価項目が含まれる。
【0022】
各評価項目には、食品が消費者に至るまでの加工・販売・流通等様々な過程におけるあらゆる状況を詳細に分析し、食品の安全性に影響を及ぼすと考えられる要素を抽出するが、本実施例のような食品加工では、特に最終製品の種類や性質、原材料、加工及び包装工程が注目される。
▲1▼最終製品の種類:食品自体の種類、例えば生鮮品と焼き菓子とでは、安全性が大きく異なると考えられる。より具体的には、次のものが挙げられる。
−保存性:常温保存のものは一般に安全性が高く、要冷蔵のものは安全性が低いと考えられる。一般に製品の賞味期間・品質保持期間が長いと安全性は高く、短いと低いと考えられる。
−変質性:通常食品は時間の経過と共に変質するから、例えば腐敗までの時間の長短、温度への敏感さなどが、安全性に影響する。
−パッケージ:食品の種類・特性に適したパッケージが必要で、そのパッケージの状態によって安全性が異なる。例えば、変質し易い食品は、パッケージの密封度などが非常に重要になる。
▲2▼原材料:特に食品にとって重要なものがその原材料であり、厳しい原材料の選定、選択が必要になる。
−細菌等汚染可能性:過去に細菌・病原菌汚染などの報告があった材料の使用有無。使用中にそのような汚染が報告された場合、その使用が中止されているか、または代替材料が使用されているかなど。
−農薬汚染可能性:農薬含有量が多いと予想される材料の使用有無。例えば国産の野菜、米は生産者に農薬の使用記録を求められており、材料によって農薬の使用量を知ることが可能である。
−人体影響可能性:アレルギ源やホルモン作用をもつ材料の使用有無。
▲3▼加工及び包装工程
−機械化:一般に人手に代えて機械を導入することにより安全性が高まる。
−コンピュータ導入:コンピュータによる近代的な生産管理により安全性が向上し、また安全性への強い関心が示される。
−検査機器の導入:原材料の受入れ・貯蔵、製品への加工、製品の・貯蔵出荷の各段階における検査体制。それぞれの工程・作業に適した検査機器導入の有無は、食品の安全性に大きく影響する。
−人手による作業割合:一般に人手による作業が多くなる程、安全性が低下する可能性が高く、作業員の熟練度も安全性に影響を与えると考えられる。
−HACCP導入:企業として安全性への高い関心を示す。
−ISO9000取得:企業として安全性への高い関心を示す。
【0023】
これらの評価項目は、大きく分けて製品関連項目をX、原材料関連項目をY、加工包装工程関連項目をZとし、更に製品関連項目に含まれる保存性、変質性、パッケージなどの具体的な各項目をx(i)、同様に原材料関連項目に含まれる各項目をy(i)、加工包装工程関連項目に含まれる各項目をz(i)で表す。食品安全監査機関が準備する前記レポート様式はこれらx(i)、y(i)及びz(i)の評価項目で構成され、これに従って食品関連事業者はデータ収集手段11から必要な安全性データを食品安全監査機関に提供する。
【0024】
他方、食品安全監査機関は、これらx(i)、y(i)及びz(i)の評価項目についてそれぞれ評価基準となる基準値または範囲を予め設定し、基準データとして記憶手段21に保存する。基準データは、食品安全性に関する新たな情報、環境の変化等に応じて適宜最新かつ最適なものに改訂される。
【0025】
食品安全監査機関は、食品関連事業者から提出された安全性データを用いて、保険対象となる食品及び食品関連事業者の食品安全維持対策に対する監査を実施する。本実施例において、この監査は例えばISO9001の手法を参考にした独自の手法で行う。
【0026】
この監査手法では、食品関連事業者からの安全性データが自己申告であることから、最初に予備的な審査を行う。この予備的審査では、提出された安全性データについて記録の不備・漏れを審査し、それらが発見された場合は、データの再提出を要求する。更に、データの内容に信憑性の疑いがある場合には、証拠や資料の提出を求めてデータ内容の真偽を確認し、また必要に応じて安全対策の実施状況を検分する。
【0027】
予備的審査を通過した安全性データは、前記基準データを用いて各項目毎に評価する。例えば、各評価項目について基準データに関して安全性データが適正な範囲または状態にあるか、安全性の程度がどの位であるかなどを、数値、数値範囲またはランクなど、各項目に応じた様々な形式で示す。
【0028】
更に、この評価結果に基づいて、食品関連事業者の食品安全維持管理について格付け作業が行われる。本実施例では、従来から企業の財務内容の格付けに使用されている手法を参考にした、独自の食品の安全性に関する食品関連事業者の格付け手法を用いる。
【0029】
この格付け手法では、経営者の姿勢・方針、安全対策への取組内容、食品安全性への投資、リスク対応能力を評価し、同業他社・異業種との比較を行う。
▲1▼経営者の姿勢・方針評価:経営者の食品安全性に対する姿勢・方針を審査し、それが単なる掛け声でなく、実行されているかなどを確認する。また、その姿勢・方針が当該事業者内部においてどのように日常の仕事に反映されているか、従業員への啓蒙活動を含めて確認する。
▲2▼安全対策への取組内容評価:食品の種類・特質や加工・包装工程に対応した安全性への取り組み方、安全対策の内容を分析評価する。
▲3▼食品安全性への投資評価:食品の売上げに対する食品安全対策の投資、例えば研究開発投資、設備機器投資、人材投資(人数、教育)など、及びそれらの投資額・内容の変化を分析する。
▲4▼危機対応能力評価:万一食品の安全性を損なう不測の事態が発生した場合にそれに対応する資金能力、情報収集能力、組織力、社会への影響力や、危機回避能力の有無を分析する。
▲5▼同業他社・異業種比較:同業他社の監査結果や、医薬品・化粧品などの関連異業種の安全維持管理対策と比較分析する。
【0030】
最後に、これらの評価・分析・比較結果を総合して、食品関連事業者の食品安全維持管理について格付けを行う。格付けは、例えば5段階評価であれば、AA、A、B、C、Dのようなデジタル表記が分かり易さの点で望ましい。
【0031】
保険会社の保険システム3は、監査システム2からの評価結果及び格付けデータを用いて、食品関連事業者の食品について損害保険の保険料を算定する手段31と、保険料の算定に必要な査定用基礎データを蓄積した記憶手段32と、監査システム2から評価結果及び格付けデータを受信し、算定した前記保険料を管理システム1にネットワーク4を介して送信するインタフェース33とを有する。査定用基礎データは、保険会社が保険対象の食品関連事業者及び同業他社の財務状況や、保険対象の食品の市場規模、該食品に事故が発生した場合に市場に与える影響などについて、予め情報を収集して作成する。
【0032】
本実施例において保険会社が販売する損害保険は、食品関連事業者及びそれが取り扱う食品を対象として、従来のPL保険を改良した新しい形の「食品安全損害保険」である。この損害保険は、食品安全対策に積極的に取り組んでおり、事故のリスクが低い食品関連事業者には、保険料を低く設定し、逆に食品安全対策への取り組みが不十分で、事故のリスクが高い食品関連事業者には、保険料を高く設定する。
【0033】
保険料の算定は、記憶手段32に蓄積された食品関連事業者の企業データなどの査定用基礎データ、監査システム2から入手した評価データ及び格付けデータを用いることにより、きめ細くかつダイナミックに行うことができる。一般に保険料は、不測の事故発生のシナリオを作成し、それに従って予想被害額、事故発生確率を計算し、これらに基づいて算出する。以下にその一例を示す。
【0034】
先ず、保険対象の食品関連事業者及びその同業他社を企業規模、取扱い食品、食品の種類や性状・取扱い方などにより分類し、かつその中から複数の代表事業者を、例えばそれぞれ業界全体の約1/10、1/100、1/1000規模の構成割合となるように抽出し、企業母集団をcとする。個別の事業者はc(j)で表す。また、過去の実績などから、事故の年間発生確率を求める。個別の事業者c(j)が食品の事故を起こす年間発生確率をp(j)で表す。
【0035】
最初のステップで、企業母集団Cを構成する各事業者c(j)について安全影響度f(j)を算出する。監査システム2からの評価データにおいて、各大項目X、Y、Zに重み係数をA、B、Cを付与し、それに含まれる各小項目x(i),y(i),z(i)には重み係数a(i)、b(i)、c(i)を、以下の表1に例示するように0、0.25、0.5、0.75、1の5段階に分けて数値化する。
【0036】
【表1】

Figure 2005031811
【0037】
個々の被保険事業者の安全影響度f(j)は、次式に従って各評価項目X、Y、Zに対応する係数A(j)、B(j)、C(j)を掛け、それを合計することにより求められる。
安全影響度f(j)={x(i)×a(i)}+{y(i)×b(i)}+{z(i)×c(i)}
従って、安全影響度は製品、材料、食品の加工包装工程などを考慮した安全確率を表し、0〜1の範囲の数値になる。安全影響度は、企業母集団cの各事業者c(j)について算出する。
【0038】
次に、安全影響度f(j)に各事業者の格付けデータを掛け、事業者安全度s(j)を算出する。予め格付けデータは、例えばAAに1、Aに0.75、Bに0.5、Cに0.25、Dに0.01を付与し、数値化する。次式のように、算出した事業者安全度s(j)に年間発生確率p(j)、食品売上高を掛けることによって、食品関連事業者の予想被害損失額が求められる。予想被害損失額を企業母集団の全事業者について求め、それを合計すると企業母集団cの保険金が計算される。
c(i)の予想被害損失額=s(j)×p(j)×c(j)の食品売上高
企業母集団の保険金=Σc(i)の予想被害損失額
食品関連事業者c(j)に求められる保険料は、企業母集団の保険金から次式のように算出される。
企業母集団の保険金÷企業母集団の構成割合(上述した1/10、1/100、1/1000など)=食品関連事業者全体保険金=純保険料
純保険料+付加保険料=営業保険料
営業保険料÷加入予定者=平均保険料
この平均保険料が、食品関連事業者が支払う保険料となる。
【0039】
図2は、本実施例の食品安全維持管理システムの働き及びその流れを示すフロー図である。同図を用いて、或る食品を取り扱う食品関連事業者が、保険会社に食品安全損害保険を新規に申し込みまたは契約中の保険を更新等する場合に、その保険料を新たに設定しまたは見直す過程を説明する。
【0040】
保険の新規申込みまたは更新等による見直しの要求を受けた保険会社は、食品関連事業者に必要な安全性データの収集を要求し、かつ食品安全監査機関に連絡する。食品関連事業者は、該事業者が取り扱う保険対象の食品についてその安全性の維持管理状態に関するデータを収集し、管理システム1のデータ収集蓄積手段11に蓄積する。収集蓄積されたデータは、定期的にまたは必要に応じて更新される。
【0041】
食品安全監査機関は、予め準備された安全性データを記録するためのレポート様式及びデータ形式を、監査システム2からネットワーク4を介して管理システム1に提供する。これに従って食品関連事業者は、データ収集蓄積手段11において所定の評価項目について安全性データを準備し、インタフェース12から食品安全監査機関の監査システム2にネットワーク4を介して送信する。
【0042】
食品安全監査機関は、食品関連事業者及び保険対象の食品に関連して、所定の評価項目について基準データを予め作成し、監査システム2の記憶手段21に保存する。この基準データは、食品の安全性及び環境、当該食品関連事業者に関する新たな情報、前記所定の評価項目に関連した様々な状況の変化に従って、定期的にまたは適宜更新される。
【0043】
管理システム1から送られた安全性データは、審査評価手段22において審査され、かつの記憶手段21の前記基準データを用いて、前記所定の評価項目毎に評価される。この評価結果に基づいて、格付け手段23が保険対象の食品及び食品関連事業者の格付けを行う。評価結果及び格付けデータは、インタフェース24から管理システム1と保険会社の保険システム3とにネットワーク4を介して送信される。また、これらの評価結果及び格付けデータは、その社会性から必要に応じて一般に公表され、一般消費者を含む第三者が食品関連事業者の食品安全性への取り組み状況を知ることができるようにする。
【0044】
保険システム3に送られた前記評価結果及び格付けデータは、保険料算定手段31において、上述した手法及びステップに従って処理され、保険料が算定される。その結果算出された保険料は、インタフェース33から管理システム1にネットワーク4を介して送信される。
【0045】
食品関連事業者にとって、新たに設定または見直しされた保険料は、次の営業年度の営業外損益として事業計画に反映される。従って、食品関連事業者は、損益の観点からも食品の安全対策を見直しすることができ、より高い評価及び格付けが得られるように、積極的に食品の安全維持管理に取り組むようになる。その結果、一般消費者には、より安全に食品が提供されることになる。
【0046】
そして、食品関連事業者は、食品安全対策を見直した後、その成果に基づいて保険料の見直しを申し込むことができる。保険料見直しの申込みは定期的に、例えば保険期間満了に合せてその更新時に、又は不定期に、例えば保険期間中に行うことができる。これにより、食品関連事業者は保険料の減額が得られるので、消費者に提供する食品の安全性向上に加えて、経費の削減という利益が得られる。他方、保険会社は、収入としての保険料は少なくなるが、食品の安全性に関する事故発生の可能性が低くなるという利益が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による食品安全維持管理システムの実施例の構成を概略的に示す図である。
【図2】図1の実施例を用いた本発明の食品安全維持管理方法の流れを示すフロー図である。
【符号の説明】
1…管理システム、2…監査システム、3…保険システム、4…ネットワーク、11…データ収集蓄積手段、12…インタフェース、21…記憶手段、22…審査評価手段、23…格付け手段、24…インタフェース、31…保険料算定手段、32…記憶手段、33…インタフェース[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a system for maintaining and managing food safety in the process up to the consumer, such as processing, sales, and distribution of food, and in particular, food safety by the food business operator and the food business operator. Subsystems of a third-party organization that conducts a fair audit of safety maintenance management and the insurance company that accepts non-life insurance from food-related businesses for food safety maintenance management are connected via a network, and these operate in a coordinated manner. In particular, the present invention relates to a food safety maintenance system and method that gives food-related businesses an active incentive for food safety measures.
[0002]
[Prior art]
Food safety is an important issue for the public, and if it is compromised, it will have a significant impact on the survival of the company, not just for the consumer, but also for the business itself. Considerable consideration has been given to this. In addition, efforts have been made to produce safe foods using the latest management technologies, such as ISO9000, which is an international quality control standard, and HACCP (Hazard Analysis and Critical Control Point), which is a hygiene and quality control method developed in the United States. Has been done. In addition, in order to improve and ensure food safety, so-called food traceability that enables tracking of product producers and processors using bar codes and IC tags attached to individual foods. A system has been experimentally introduced.
[0003]
For example, in Patent Document 1, for the purpose of providing a safe and secure comprehensive hygiene management system related to food hygiene, there are various processes in the process from carrying foods to providing them to consumers using a constant monitoring system based on HACCP. An example of a system has been proposed in which an abnormal abnormality is detected, the rate of contamination of food and raw materials is reduced, and the occurrence of accidents such as food poisoning is greatly reduced. In addition, when a PL insurance contract is made between an insurance company and a manufacturing company using a network, the third-party certification body reviews the status of the manufacturing company's quality management system and product safety management system. Patent Document 2 discloses an insurance joining / examination system that can be performed based on this and that can reduce examination time and set an optimal insurance rate.
[0004]
[Patent Document 1] Japanese Patent Application Laid-Open No. 2002-230179
[Patent Document 2] Japanese Patent Laid-Open No. 2002-56184
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
The safety of food is greatly influenced not only by the appearance of new pathogenic bacteria and the use of additives, but also by the degree of processing, methods and processes due to the increase in processed foods accompanying lifestyle changes. Therefore, in order to improve food safety, not only management technologies such as ISO and HACCP or food traceability systems, but also various safety measures must be taken in every process until food is provided to consumers. is necessary. However, food-related businesses have to bear a lot of costs for that purpose, and there is a risk that they may be reluctant to take safety measures. Moreover, the increase in cost results in the passing of food prices, which is undesirable for consumers.
[0006]
On the other hand, current producer liability insurance (PL insurance) generally employs a premium calculation method linked to the sales scale of a company. For this reason, it is not necessarily an insurance system that corresponds to the business conditions and product characteristics of business operators, and the actual situation of individual products and businesses, particularly from the viewpoint of food safety maintenance management in food processing, sales and distribution, etc. There is a possibility that it is not able to cope with.
[0007]
Therefore, the present invention is effective for maintaining and managing the safety of food provided to general consumers, and in particular, food-related businesses voluntarily implement measures and investments for improving food safety. The object is to provide a new food safety maintenance system and method that gives positive incentives.
[0008]
It is a further object of the present invention to provide a food safety maintenance system and method that can provide benefits such as cost reduction and social evaluation suitable for food business operators who are seriously taking safety measures.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
According to the present invention, there is provided a management system for food-related businesses that are connected to each other via a network, an audit system for a food safety audit organization, and an insurance system for an insurance company that accepts non-life insurance for food-related businesses, the management system comprising: A means for collecting data on a predetermined evaluation item relating to a food safety maintenance management state, and an interface for transmitting the collected data to the audit system via a network, wherein the audit system includes the predetermined evaluation item. Storage means for accumulating reference data prepared in advance, means for examining data received from the management system and evaluating using the reference data, and rating of the food and / or food-related business operator based on the evaluation result And the evaluation results and ratings are sent to the management system and the insurance system via the network. A means for setting or reviewing non-life insurance premiums on the foods of food related businesses using the evaluation results and ratings received from the audit system, and setting or reviewing the insurance system. And a food safety maintenance management system characterized by having an interface for transmitting insurance premiums to the management system via a network.
[0010]
According to another aspect of the present invention, in a management system for a food-related business operator that handles a certain food, data is collected for a predetermined evaluation item related to the food safety maintenance management state, and the data is collected. The data is transmitted to the audit system of the food safety auditing organization via the network, and in the audit system, standard data is created in advance for a predetermined evaluation item, the data received from the management system is examined and evaluated using the standard data, Based on the evaluation result, the food and / or food-related business is rated, the evaluation result and the rating are transmitted to the management system and the insurance system of the insurance company via the network, and the received evaluation is received in the insurance system. Use the results and ratings to set or review non-life insurance premiums for food from food-related businesses Food safety and maintenance method and transmitting over a network is provided to the management system.
[0011]
In this way, food-related businesses that handle food, food safety audit institutions that objectively and fairly review and evaluate the state of safety management, and insurance companies that undertake non-life insurance for food-related businesses based on the evaluation results Can function in cooperation with each other, the following advantages can be obtained. First, food business operators can earn good evaluations and ratings from food safety audit institutions by earnestly working on food safety measures, and receive benefits from insurance companies that reduce premiums, that is, increase business profits. It is done. Furthermore, if the evaluation result or rating is published, the reliability of the food provided by the business operator as well as the social evaluation and reliability of the food business enterprise will increase, and a large profit can be obtained as a whole business. Therefore, it is possible to give a strong incentive to food-related businesses and draw out voluntary and positive efforts to tackle food safety measures.
[0012]
Insurers can reduce the burden of review labor and time by using the evaluation results and ratings of food safety auditing organizations, which are third-party organizations, and the business activities and insurance coverage of individual food-related businesses This makes it possible to make more objective and accurate judgments and to set and review appropriate insurance premiums, and to propose more specific and detailed insurance. In that case, the insurance premium is set low or reduced for businesses that are active in safety measures and have a low accident risk, and conversely the insurance premiums are set high for businesses that have insufficient safety measures and high accident risk. By increasing or increasing the amount, the risk of paying insurance claims and the burden due to accidents can be reduced.
[0013]
Food safety auditing organizations can conduct appropriate audits on food safety and food-related businesses that handle food safety from the standpoint of a third-party organization, and improve the food safety based on evaluation results and ratings. It is possible to reflect directly on. Therefore, in addition to providing food more safely, general consumers can obtain objective, more specific and easy-to-understand judgment criteria for food safety and food-related businesses that handle the food.
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, preferred embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings.
As shown in FIG. 1, the food safety maintenance management system according to the present embodiment includes a management system 1 for a food business operator, an audit system 2 for a food safety auditing institution, and an insurance system 3 for an insurance company. Are connected to each other via a network. And when these three subsystems operate | move in cooperation, the function which aims at the safety maintenance of the foodstuff of this invention is exhibited.
[0015]
The management system 1 for food-related businesses basically includes a means 11 for collecting and storing safety data for a predetermined evaluation item relating to a food safety maintenance management state, and a network for collecting the collected safety data to the audit system 2 And an interface 12 for receiving evaluation results and rating data from the audit system 2 and information on setting or reviewing premiums from the insurance system 3 via the network 4. The data collection and storage means 11 is a client server system for the purpose of collecting information related to food safety handled by, for example, a food related business operator, and constructs a food safety database in which such information is stored.
[0016]
In this embodiment, the food-related business is a manufacturer of processed foods, and finally provides the product to the market through the stages of receiving and storing raw materials, processing into products, and storing and shipping products. In this series of processes, the following inspections are conducted as important measures directly related to food safety.
(1) Acceptance inspection of raw materials: All raw materials including additives necessary for manufacturing processed foods are inspected. If food poisoning bacteria such as Escherichia coli, Vibrio, Salmonella, or other contaminants are detected, they will be eliminated at this acceptance stage.
(2) Processing process inspection: Various equipment / equipment used in the food processing process and sterilization / disinfection / heat treatment of workplaces, waste water and waste disposal, work clothes, etc. are inspected.
(3) Storage process inspection: Inspection of storage conditions of raw materials and pre-shipment products such as warehouse temperature control, disinfection in warehouse, contact separation with waste.
(4) Environmental inspection: Inspects the air conditioning equipment and equipment, temperature and humidity conditions, wall and ceiling materials and their conditions at the site where processed foods are manufactured.
(5) Product inspection: The state of the finished product, that is, the sealed state of the package, the change in contents, the presence or absence of physical contamination, etc. are inspected. In addition, it confirms whether the label and the like match the contents and whether or not there is a false display.
[0017]
These inspection results are collected in a database and collected and accumulated in the data collection and accumulation means 11. Further, if necessary, it is possible to follow up the aging and secular change after the shipment of the product, and to make the database in the same manner and collect and accumulate it in the data collection and accumulation means 11. In addition, food-related businesses use investment performance related to food safety measures, employees' work experience that contributed to food safety measures, and safety as indicators to show how food safety measures are being implemented and implemented. Design information, production history, shipping information, etc. of the emphasized product are collected and stored in the data collection and storage means 11.
[0018]
In addition, food-related businesses set goals, formulate plans for achieving the goals, self-evaluate the results of implementing safety measures, and make proposals for improving the current status of food safety maintenance management. Specifically, in setting goals, the attitude and policy of a company that provides safe food are clarified, and target values and specific directions for safety indices, ratings, insurance premiums, etc. for various inspection items, for example, are set. Set. In planning, we plan investment plans and action plans to achieve our goals, and take action promotion measures such as awards to employees who have contributed to safety measures in order to achieve greater effects. The self-assessment analyzes the degree of achievement of the goal in a certain period, and whether or not the unplanned processing has been performed and the reason for the occurrence, and when an unexpected situation related to food safety occurs during the period Record how to deal with it. In terms of improvement proposals, we will propose improvements and improvements in food processing processes, products, inspection systems, staffing, etc. in terms of improving food safety. Furthermore, in these operations, various information related to food safety is obtained from outside and used as necessary. Whether or not external information is actively acquired is also one of the indicators for the food-related business operator's attitude toward food safety. Information representing the status of efforts for safe maintenance of food is also stored in the data collection and storage means 11 in the same manner as a database.
[0019]
All the information collected in the data collection and storage means 11 is prepared in advance by the food safety auditing organization and stored in a report format and data format determined in advance so as to be submitted to the audit system 2. The stored information can be viewed at any time in the management system 1 and output to a printer or the like. By releasing the information in this way, it is possible to obtain opinions from the managers and employees of food-related businesses about the production of safe processed foods and to recognize the importance of safety measures.
[0020]
The audit system 2 of the food safety auditing organization examines the safety data submitted from the management system 1 and the storage means 21 for accumulating reference data prepared in advance for a predetermined evaluation item, and evaluates using the reference data Means 22 for performing the rating of the target food and / or food-related business based on the evaluation result, and the evaluation result and the rating data to the management system 1 and the insurance system 3 via the network 4. And an interface 24 for transmission.
[0021]
The food safety auditing organization is composed of neutral third-party organizations to objectively and fairly audit the food safety measures taken by food-related businesses. The food safety inspection body prepares in advance a unified report format and data format for recording safety data provided by the food related business operator, and provides this in advance to the food related business operator. This includes the following evaluation items.
[0022]
For each evaluation item, we analyze in detail every situation in various processes such as processing, sales, and distribution of foods to consumers, and extract elements that are thought to affect food safety. In food processing as in the examples, the types and properties of final products, raw materials, processing and packaging processes are particularly noted.
(1) Type of final product: The type of food itself, for example, fresh food and baked confectionery, are considered to be greatly different in safety. More specifically, the following are mentioned.
-Preservability: It is generally considered that those stored at room temperature are high in safety and those that require refrigeration are low in safety. In general, it is considered that safety is high when the shelf life / quality retention period of a product is long, and low when it is short.
-Alteration: Since foods usually change in quality over time, for example, the length of time until spoilage and sensitivity to temperature affect safety.
-Package: A package suitable for the type and characteristics of food is required, and the safety varies depending on the state of the package. For example, for a food that easily changes in quality, the degree of sealing of the package becomes very important.
(2) Raw materials: Particularly important for food are those raw materials, and it is necessary to select and select strict raw materials.
-Possibility of contamination of bacteria, etc .: Use of materials that have been reported in the past as contamination of bacteria and pathogens. If such contamination is reported during use, whether it has been discontinued or alternative materials are being used.
-Pesticide contamination potential: Use of materials that are expected to contain a large amount of pesticides. For example, for domestic vegetables and rice, producers are required to record the use of pesticides, and it is possible to know the amount of pesticide used by the material.
-Possibility of human influence: Whether or not allergic sources and hormonal materials are used.
(3) Processing and packaging process
-Mechanization: In general, safety is increased by introducing a machine instead of a manpower.
-Computer introduction: Modern production management by computer improves safety and shows a strong interest in safety.
-Introduction of inspection equipment: Inspection system at each stage of receiving / storage of raw materials, processing into products, and storage / shipment of products. The presence or absence of inspection equipment suitable for each process / work greatly affects food safety.
-Manual work ratio: Generally, the more manual work, the more likely it is that the safety will decrease, and the skill level of the worker is considered to affect the safety.
-Introduction of HACCP: Shows high interest in safety as a company.
-ISO9000 acquisition: Shows high interest in safety as a company.
[0023]
These evaluation items can be broadly classified as X for product-related items, Y for raw material-related items, Z for processing and packaging process related items, and specific items such as preservability, alteration, and packaging included in product-related items. The item is represented by x (i), similarly, each item included in the raw material related item is represented by y (i), and each item included in the processing and packaging process related item is represented by z (i). The report format prepared by the food safety auditing organization is composed of these evaluation items x (i), y (i) and z (i), and the food-related business operator uses the data collection means 11 to provide necessary safety data. Is provided to food safety auditing organizations.
[0024]
On the other hand, the food safety inspection organization presets a reference value or a range as an evaluation standard for each of the evaluation items x (i), y (i), and z (i), and saves them in the storage means 21 as reference data. . The reference data is revised to the latest and most appropriate data as needed according to new information on food safety, changes in the environment, and so on.
[0025]
The food safety auditing body uses the safety data submitted by the food-related business operators to audit food safety maintenance measures for the food subject to insurance and food-related business operators. In the present embodiment, this audit is performed by an original method referring to the method of ISO9001, for example.
[0026]
In this audit method, the safety data from the food-related business is self-reported, so a preliminary review is performed first. In this preliminary review, the submitted safety data will be reviewed for deficiencies and omissions, and if they are found, the data will be requested to be resubmitted. In addition, if there is a suspicion of the authenticity of the data content, it is requested to submit evidence or data to confirm the authenticity of the data content, and if necessary, the implementation status of safety measures is verified.
[0027]
Safety data that has passed the preliminary examination is evaluated for each item using the reference data. For example, for each evaluation item, whether the safety data is in the proper range or state with respect to the reference data, the degree of safety, etc., various values depending on each item such as numerical value, numerical range or rank Shown in format.
[0028]
Furthermore, based on this evaluation result, a rating operation is performed for food safety maintenance management of the food related business operator. In the present embodiment, a food-related business operator's rating method relating to the unique food safety is used with reference to a method conventionally used for rating the financial contents of a company.
[0029]
This rating method evaluates management attitudes and policies, content of safety measures, investment in food safety, risk response capability, and compares with other companies in the same industry and different industries.
(1) Management attitude and policy evaluation: Examine the management's attitude and policy on food safety, and confirm whether it is being implemented, not just a shout. In addition, we will confirm how the attitude and policy are reflected in daily work within the business operator, including enlightenment activities for employees.
(2) Evaluate the content of safety measures: Analyze and evaluate the types and characteristics of foods, the approach to safety in response to processing and packaging processes, and the details of safety measures.
(3) Evaluation of food safety investment: Analyzing changes in the amount and content of investment in food safety measures, such as R & D investment, equipment investment, human resource investment (number of people, education), etc. To do.
(4) Crisis response capability assessment: In the unlikely event of an unforeseen event that impairs the safety of food, the ability to respond to funding, the ability to collect information, organizational capabilities, social impact, and the ability to avoid crisis analyse.
(5) Comparison of competitors in different industries and different industries: Compare and analyze audit results of other companies in the same industry and safety maintenance management measures in related industries such as pharmaceuticals and cosmetics.
[0030]
Finally, the results of evaluation, analysis, and comparison are combined to give a rating on food safety maintenance management of food related businesses. For example, if the rating is a five-level evaluation, digital notation such as AA, A, B, C, and D is desirable in terms of easy understanding.
[0031]
The insurance system 3 of the insurance company uses the evaluation results and the rating data from the audit system 2 to calculate the insurance 31 for non-life insurance premiums for foods of food-related businesses and the assessment necessary for calculating insurance premiums. A storage unit 32 that stores basic data and an interface 33 that receives evaluation results and rating data from the audit system 2 and transmits the calculated insurance premium to the management system 1 via the network 4. The basic data for assessment is information in advance about the financial status of food-related businesses and other companies in the insurance company, the market size of the food subject to insurance, and the impact on the market if an accident occurs in the food. Collect and create.
[0032]
The non-life insurance sold by the insurance company in this embodiment is a new type of “food safety non-life insurance” which is an improvement over the conventional PL insurance for food-related businesses and foods handled by the food-related business. This non-life insurance is actively working on food safety measures.For food-related businesses with low risk of accidents, insurance premiums are set low, and conversely, food safety measures are not sufficient. Set premiums high for food-related businesses with high risk.
[0033]
Insurance premiums should be calculated in a detailed and dynamic manner using basic data for assessment such as company data of food-related businesses accumulated in the storage means 32, evaluation data and rating data obtained from the audit system 2. Can do. In general, the insurance premium is calculated based on the scenario of unexpected accident occurrence, the expected damage amount, and the probability of accident occurrence. An example is shown below.
[0034]
First, the insurance-related food-related businesses and other companies in the same industry are classified according to company size, foods to be handled, types of foods, properties, and handling methods, etc. Extraction is made so that the composition ratio is 1/10, 1/100, or 1/1000, and the corporate population is set as c. Individual operators are represented by c (j). Also, the annual probability of an accident is obtained from past results. The annual occurrence probability that an individual business operator c (j) causes a food accident is represented by p (j).
[0035]
In the first step, the safety impact f (j) is calculated for each business operator c (j) constituting the corporate population C. In the evaluation data from the audit system 2, weight factors A, B, and C are assigned to the large items X, Y, and Z, and the small items x (i), y (i), and z (i) included therein are included. The weighting factors a (i), b (i), and c (i) are divided into five stages of 0, 0.25, 0.5, 0.75, and 1 as illustrated in Table 1 below. Digitize.
[0036]
[Table 1]
Figure 2005031811
[0037]
The safety impact f (j) of each insured company is multiplied by coefficients A (j), B (j), and C (j) corresponding to the evaluation items X, Y, and Z according to the following formula. Calculated by summing.
Safety impact f (j) = {x (i) × a (i)} + {y (i) × b (i)} + {z (i) × c (i)}
Therefore, the safety impact level represents a safety probability in consideration of a product, a material, a food processing / packaging process, and the like, and is a numerical value in a range of 0 to 1. The safety impact level is calculated for each business operator c (j) in the corporate population c.
[0038]
Next, the safety data s (j) is calculated by multiplying the safety impact degree f (j) by the rating data of each business operator. For example, the rating data is digitized by assigning 1 to AA, 0.75 to A, 0.5 to B, 0.25 to C, and 0.01 to D, for example. As shown in the following equation, the estimated damage loss amount of the food related business operator is obtained by multiplying the calculated business operator safety degree s (j) by the annual occurrence probability p (j) and the food sales. The expected damage loss amount is obtained for all the companies in the enterprise population, and the sum is calculated to calculate the insurance money of the enterprise population c.
Expected damage loss for c (i) = food sales for s (j) x p (j) x c (j)
Expected damage loss of corporate population insurance money = Σc (i)
The insurance premium required for the food-related business operator c (j) is calculated from the insurance money of the corporate population as follows.
Insurance premium of the corporate population ÷ Composition ratio of the corporate population (1/10, 1/100, 1/1000, etc. mentioned above) = Whole food-related business insurance = Net premium
Net premium + additional premium = business premium
Operating insurance premium ÷ Planned member = Average insurance premium
This average premium is the premium paid by food-related businesses.
[0039]
FIG. 2 is a flowchart showing the operation and flow of the food safety maintenance management system of the present embodiment. Using this figure, when a food-related business that handles certain foods applies for a new food safety / casualty insurance with an insurance company or renews the insurance under contract, the insurance premium is newly set or reviewed. Explain the process.
[0040]
An insurance company that has received a request for review due to a new application or renewal of insurance requests food-related businesses to collect the necessary safety data and contacts the food safety auditing organization. The food-related business operator collects data relating to the safety maintenance state of the insured food handled by the business operator, and stores it in the data collection and storage means 11 of the management system 1. The collected and accumulated data is updated regularly or as necessary.
[0041]
The food safety auditing organization provides a report format and a data format for recording safety data prepared in advance from the audit system 2 to the management system 1 via the network 4. In accordance with this, the food-related business operator prepares safety data for a predetermined evaluation item in the data collection / accumulation means 11 and transmits it from the interface 12 to the audit system 2 of the food safety auditing organization via the network 4.
[0042]
The food safety auditing organization creates reference data for a predetermined evaluation item in advance in relation to the food-related business operator and the food to be insured, and stores it in the storage means 21 of the audit system 2. This reference data is updated regularly or appropriately according to food safety and environment, new information on the food-related business operator, and changes in various situations related to the predetermined evaluation items.
[0043]
The safety data sent from the management system 1 is examined by the examination / evaluation means 22 and evaluated for each predetermined evaluation item using the reference data of the storage means 21. Based on the evaluation result, the rating means 23 ranks the food to be insured and the food-related business. Evaluation results and rating data are transmitted from the interface 24 to the management system 1 and the insurance system 3 of the insurance company via the network 4. In addition, these evaluation results and rating data are made public to the public as needed due to their social nature, so that third parties including general consumers can know the status of food-related businesses' food safety efforts. To.
[0044]
The evaluation result and rating data sent to the insurance system 3 are processed by the insurance premium calculation means 31 according to the above-described method and steps, and the insurance premium is calculated. The insurance premium calculated as a result is transmitted from the interface 33 to the management system 1 via the network 4.
[0045]
For food-related businesses, newly set or revised premiums are reflected in the business plan as non-operating income / loss for the next business year. Therefore, food business operators can review food safety measures from the viewpoint of profit and loss, and actively work on food safety maintenance management so that higher evaluation and rating can be obtained. As a result, food is provided to general consumers more safely.
[0046]
Then, after reviewing food safety measures, food-related businesses can apply for a review of insurance premiums based on the results. An application for reviewing insurance premiums can be made periodically, for example at the time of renewal upon expiration of the insurance period, or irregularly, for example during the insurance period. This allows food-related businesses to get a reduction in insurance premiums, and in addition to improving the safety of food provided to consumers, can also benefit from reduced costs. On the other hand, insurers have the benefit that the premium as an income is reduced, but the possibility of an accident related to food safety is reduced.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram schematically showing the configuration of an embodiment of a food safety maintenance management system according to the present invention.
FIG. 2 is a flowchart showing the flow of the food safety maintenance management method of the present invention using the embodiment of FIG.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Management system, 2 ... Audit system, 3 ... Insurance system, 4 ... Network, 11 ... Data collection storage means, 12 ... Interface, 21 ... Memory | storage means, 22 ... Examination evaluation means, 23 ... Rating means, 24 ... Interface, 31 ... Insurance premium calculation means, 32 ... Storage means, 33 ... Interface

Claims (2)

相互にネットワークで接続した食品関連事業者の管理システムと食品安全監査機関の監査システムと前記食品関連事業者の損害保険を引き受ける保険会社の保険システムとを備え、
前記管理システムが、食品の安全性の維持管理状態に関する所定の評価項目についてデータを収集する手段と、収集した前記データを前記監査システムに前記ネットワークを介して送信するインタフェースとを有し、
前記監査システムが、前記所定の評価項目について予め作成した基準データを蓄積する記憶手段と、前記管理システムから受信した前記データを審査し、前記基準データを用いて評価する手段と、その評価結果に基づいて前記食品及び/または前記食品関連事業者の格付けを行う手段と、前記評価結果及び格付けを前記管理システムと前記保険システムとに前記ネットワークを介して送信するインタフェースとを有し、
前記保険システムが、前記監査システムから受信した前記評価結果及び格付けを用いて、前記食品関連事業者の前記食品について損害保険の保険料を設定しまたは見直す手段と、設定したまたは見直した前記保険料を前記管理システムに前記ネットワークを介して送信するインタフェースとを有することを特徴とする食品安全維持管理システム。
A food-related business operator management system, a food safety audit body audit system, and an insurance company insurance system that accepts non-life insurance for the food business operator,
The management system includes means for collecting data on a predetermined evaluation item relating to a food safety maintenance management state, and an interface for transmitting the collected data to the audit system via the network;
The audit system stores storage means for storing reference data created in advance for the predetermined evaluation item, means for examining the data received from the management system, and evaluating using the reference data, A means for rating the food and / or the food-related business based on the interface, and an interface for transmitting the evaluation result and the rating to the management system and the insurance system via the network,
The insurance system uses the evaluation result and rating received from the audit system to set or review non-life insurance premiums for the food of the food related business operator, and the insurance premiums set or reviewed A food safety maintenance management system, comprising: an interface for transmitting to the management system via the network.
或る食品を取り扱う食品関連事業者の管理システムにおいて、前記食品の安全性の維持管理状態に関する所定の評価項目についてデータを収集し、かつ前記データを食品安全監査機関の監査システムにネットワークを介して送信し、
前記監査システムにおいて、前記所定の評価項目について基準データを予め作成し、前記管理システムから受信した前記データを審査しかつ前記基準データを用いて評価し、その評価結果に基づいて前記食品及び/または前記食品関連事業者の格付けを行い、前記評価結果及び格付けを前記管理システムと保険会社の保険システムとに前記ネットワークを介して送信し、
前記保険システムにおいて、前記評価結果及び格付けを用いて、前記食品関連事業者の前記食品について損害保険の保険料を設定しまたは見直し、これを前記管理システムに前記ネットワークを介して送信することを特徴とする食品安全維持管理方法。
In a management system for a food-related business that handles certain foods, data is collected on a predetermined evaluation item relating to the state of maintenance and management of the safety of the food, and the data is transmitted to an audit system of a food safety auditing organization via a network. Send
In the audit system, reference data is created in advance for the predetermined evaluation item, the data received from the management system is examined and evaluated using the reference data, and the food and / or the Rating the food-related business operator, sending the evaluation result and rating to the management system and the insurance system of the insurance company via the network,
In the insurance system, using the evaluation result and the rating, a premium for non-life insurance is set or reviewed for the food of the food-related business operator, and this is transmitted to the management system via the network. Food safety maintenance management method.
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