JP2005027711A - Plastic spherical body composed of core spherical body and skin, and manufacturing method therefor - Google Patents

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skin
sphere
core
plastic
mold
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Japanese (ja)
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Hirotoshi Nishida
博敏 西田
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MIWA KAKO KK
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MIWA KAKO KK
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Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a plastic spherical body, which has a skin with a uniform thickness on the surface of a spherical core body manufactured by insert molding without using a mechanical insert holding means such as a holding pin manufactured by the insert molding and is suitable as a ball for ground golf and park golf, or the like, and a manufacturing method therefor. <P>SOLUTION: The plastic spherical body is composed of a center core spherical body formed by the insert molding and the skin covering the surface of the core spherical body. The superficial skin is composed of a plurality of discontinuous skins (a) in an arbitrary shape, which are randomly or regularly arranged on the surface of the core spherical body and/or at least one belt-like skin (b), which continuously covers a part of the surface of the core spherical body, and the skin (c) other than the above. The skin (a) and/or the skin (b) and the skin (c) are integrally formed. <P>COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、中芯球体とその表面を被覆する表皮とからなるプラスチック製球体及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のゴルフとは異なり、年齢に関係なく、誰でも、道具及び場所を含めて極めて安価にできるグラウンドゴルフ(公園等を利用すれば無料)やパークゴルフ(有料の施設を利用するが、ゴルフに比べれば使用料は極めて安い)が近年盛んになりつつある。
グラウンドゴルフやパークゴルフに使用されるボールは、直径が6cm程度、質量が100g程度の、中空ないし中実の球状芯体の表面に表皮が被覆されたプラスチック製の球体であり、構造はゴルフボールに類似している。
【0003】
グラウンドゴルフやパークゴルフ用ボールは、通常、ゴルフボールと同様にインサート成形によって製造されるが、球状芯体の表面に均一な厚さの被覆を形成することは困難である。すなわち、インサート成形では金型に設置した保持ピン塔の機械的手段で球状芯体を保持し、溶融プラスチックを金型に射出するが、溶融プラスチック流によって球状芯体が変(偏)位し、不均一な厚さの表皮が形成される場合があった。
しかしながら、現在までのところグラウンドゴルフやパークゴルフ用ボールの製造方法のみならず、インサート成形による上記の問題点を解決する技術は公開されていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従って、本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、保持ピン等の機械的インサート物保持手段を使用しないインサート成形で、球状芯体の表面に均一な厚さの表皮を有するグラウンドゴルフやパークゴルフ用ボール等に好適なプラスチック製球体及びその製造方法を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
かかる本発明によれば、インサート成形で形成された、中芯球体とその表面を被覆する表皮とからなり、表皮は、中芯球体表面にランダム又は規則的に配置された任意形状の複数の不連続表皮(a)及び/又は中芯球体の表面の一部を連続して被覆する少なくとも1本の帯状表皮(b)と、これら以外の表皮(c)とからなり、表皮(a)及び/又は表皮(b)と、表皮(c)とは一体に形成されていることを特徴とするプラスチック製球体が提供される。
【0006】
又、本発明によれば、中芯球体とその表面を被覆する表皮とからなるプラスチック製球体をインサート成形によって製造する方法において、(1)プラスチック製中芯球体を、その表面にランダム又は規則的に配置された任意形状の複数の不連続表皮(a)及び/又は中芯球体の表面の一部を連続して被覆する少なくとも1本の帯状表皮(b)を形成するキャビティーと、型締時に中芯球体が密接するキャビティーとが形成された金型にインサートし、溶融プラスチックを該キャビティー内に射出して上記の表皮(a)及び/又は表皮(b)を形成する工程と、(2)前の工程で表皮(a)及び/又は表皮(b)が形成された該中芯球体を、上記表皮が型締時に金型面と密接し、上記表皮以外の残りの表皮(c)が形成されるキャビティーが形成された金型にインサートし、溶融プラスチックを該キャビティー内に射出して上記表皮(a)及び/又は表皮(b)とそれ以外の残りの表皮(c)を一体に形成させる工程とを含むことを特徴とする中芯球体と表皮とからなるプラスチック製球体の製造方法が提供される。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下に図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
本発明のプラスチック製球体の例を図1〜3に示す。
プラスチック製球体は、プラスチック製の中芯球体とその表面を被覆する表皮とから構成される。中芯球体は中空であっても、中実(発泡体も含む)であっても良い。中空の中芯球体は、一対の中空半球体を接合して球体としたもので、接合の仕方は任意であり、特に制限されるものではない。図1〜3に示す例では、中芯球体は中空で、中空中芯球体は、一方の半球体の接合面に形成した凹部に他方の半球体の接合面に形成した凸部を嵌合して球体とした例である。中空中芯球体の形成方法は特に制限されない。
【0008】
表皮は、中芯球体の表面を一定の厚さで被覆するものであるが、以下の表皮(a)及び/又は表皮(b)と表皮(c)とから構成され、これらの表皮は一体に形成されている。
表皮(a)は、中芯球体の表面に、ランダム又は規則的に配置された円形、正方形等の四辺形、三角形、五角形等の多角形等の任意の形状の不連続に全表皮の一部を形成するものである。不連続とは点在することをいう。表皮(b)は、中芯球体の表面の一部を連続して被覆する少なくとも1本の帯状表皮であり、連続してとは、帯状表皮が中芯球体表面の任意の部分を一周してループを形成している(円環上に被覆している)ことをいう。代表例として、中芯球体の任意の1組の対称位置にある頂部を結ぶ線(地球の両極と赤道との関係にある)上に配置される帯状表皮が挙げられる(図3参照)。
表皮(c)は、表皮(a)及び/又は表皮(b)以外の残りの表皮であり、表皮(a)及び/又は表皮(b)と表皮(c)とで全表皮が形成される。これらの表皮(a)〜(c)は全て同じ一定の厚さを有している。
【0009】
図1に示すプラスチック製球体1は、表皮3(3a、3c)が、(1)に示す中芯球体2の任意の直交する2本の軸(点線で示す)と中芯球体2の外表面の交点(黒印で示す)、即ち、それぞれ対称の位置にある4つの頂部に、(2)に断面図を示すように、それぞれ正方形の表皮3a(表皮(a))が規則的に不連続に形成され、これらの間に表皮3c(表皮(c))が連続して形成された例である。各表皮3aと表皮3cは一体に形成されて全表皮3を構成し、表面のこれらの表皮の境目に接合線が形成される。(3)は(2)の矢印方向の正面図を示す。
【0010】
図2には表皮(a)、(b)の他の例を示す。(1)に、種々の形状の表皮(a)(3a−1、3a−2、3a−3、・・・、3a−n)がランダムに中芯球体上に不連続に形成され、これらの表皮の間に表皮(c)が連続して形成された例を、(2)には、中芯球体の表面に2種の連続した帯状表皮(b)(前記の代表例である3b−1、対称位の頂部近傍に形成された1対の3b−2)が規則的に形成され、これらの間に連続した表皮(c)(3c−1、3c−2)が形成された例を示す。(3)は、全て同じ円形の表皮(a)(3a)が規則的に不連続に中芯球体表面に形成され、それらの間を連続した表皮(c)(3c)が埋めた例である。いずれの例においても表皮(a)又は(b)と表皮(c)とは一体に形成され、それぞれの表皮の境目には接合線が形成されている。
【0011】
図3に示す例は、(1)に示すような表皮(b)の前記の代表例であり、(2)(断面図)、(3)(正面図)に示すように、中芯球体2の接合線5上に連続した1本の帯状表皮3bが、接合線5を均等(接合線5を挟んで等間隔)に被覆するように形成し、その両側に表皮3cが一体に形成された例である。これらの表皮の境目には接合線4が形成されている。尚、帯状表皮3bは中芯球体2の接合線5上以外の任意の表面に形成することもできる。又、2本の帯状表皮3bを直交させることもできる。
【0012】
以上に例示した表皮(a)、(b)の大きさ(幅も)、配置及び個数は、インサート成形によって表皮(c)を形成させる際に、表皮(a)及び/又は表皮(b)が形成された中芯球体が金型にインサートされ、該中芯球体が、型締時に表皮(a)及び/又は(b)で金型と密接し、溶融プラスチック流で変(偏)位しないように金型内に安定に保持される大きさ(幅)、配置及び個数であればよく、特に制限されない。又、表皮3の厚さも特に限定されず、プラスチック製球体1に要求される大きさや質量等を考慮し、中芯球体2の大きさに応じて適宜設定することができる。表皮3の色も特に限定されず、中芯球体2の色を考慮して、透明、任意の色とすることができる。尚、各表皮(a、b、c)の色も、同色であっても、異色であってもよく、プラスチック製球体の意匠性を考慮して適宜設定することができる。
【0013】
本発明のプラスチック製球体1は、中芯球体2と表皮3は、それらを形成するプラスチックの種類は同じでも、異なっていてもよいが、中芯球体2と表皮3の融着の点からは同種又は相溶性のある組合わせが好ましい。一方、表皮3a〜3cは同じプラスチックか、異なっても相溶性であることが表皮を一体に形成するために必要である。プラスチックが異なり、非相溶性の場合には全表皮3を一体に形成することが困難である。同じプラスチックを使用した場合でも表皮3の各表皮の境目には接合線4が表皮表面に形成される。又、表皮(b)が前記の代表例の場合(図3参照)には、金型の合わせ線(成形体にはパーティングラインが形成される)と、帯状表皮3bとが直交するようにインサート成形すれば(つまり、パーティングラインと接合線が一致しない状態で形成される)、プラスチック製球体1には、帯状表皮3bと直交する線上に金型のパーティングラインが形成される。又、帯状表皮3bの中心線(中芯球体2の接合線5と一致させた場合)を金型の合わせ面と一致させてインサート成形すると帯状表皮3bの中心線上にパーティングライン(但し、図3(3)の接合線5がパーティングラインと一致する。)が形成される。パーティングラインをプラスチック製球体1のどの部位に形成させるかは特に制限されない。
【0014】
プラスチック製球体1は、材料のプラスチックの種類は特に限定されないが、プラスチック製球体1が、例えば、グラウンドあるいはパークゴルフボールの場合には、表皮3は通常アイオノマー樹脂(例えば、エチレンとアクリル酸又はメタクリル酸との共重合体を水酸化ナトリウムなどのアルカリで中和したもの)で形成される。従って、中芯球体2は、アイオノマー樹脂と加熱溶着が可能なアイオノマー樹脂、ポリエチレン樹脂またはエチレンを含む共重合体樹脂などの一種以上の新品又はリサイクル品で形成されたものが表皮との一体化のうえで好ましい。
【0015】
次に、上記の如き本発明のプラスチック製球体をインサート成形で製造する方法について、中空の中芯球体を用いる場合について図面を参照して説明する。該中芯球体は一対の中空半球体を接合して球体とした、接合線のあるものを使用した場合である。尚、中実の中芯球体を用いる場合には中芯球体には前記の接合線がない点が異なるだけである。
【0016】
本発明のプラスチック製球体は次の2つの工程を含むインサート成形で製造される。その際、保持ピン等のインサート物を金型内に保持する機械的手段を使用しないことが特徴である。
インサート成形には、竪型射出成形機(金型は上下方向に開閉)、横型射出成形機(金型は左右(前後)方向に開閉)のいずれも使用できるが、以下では竪型射出成形機を用いる場合について説明する。
【0017】
(1)中空のプラスチック製中芯球体を、その表面にランダム又は規則的に配置された任意形状の複数の不連続表皮(a)及び/又は中芯球体の表面の一部を連続して被覆する少なくとも1本の帯状表皮(b)を形成するキャビティーと、型締時に中芯球体が密接するキャビティーとが形成された金型にインサートし、溶融プラスチックを該キャビティー内に射出して上記の表皮(a)及び/又は表皮(b)を形成する工程。
この工程では予め形成された、一対のプラスチック製中空半球体を適当な方法で接合して形成した接合線を有する中空の中芯球体(以下では単に中芯球体という)を使用する場合を例に説明する。尚、該接合線は中芯球体の任意の対称位置にある1組の頂部を結ぶ線と一致している。中芯球体の接合線上に1本の連続した帯状表皮(b)とその他の表皮(c)とからなる表皮を有するプラスチック製球体を製造する場合を例に説明する。不連続の表皮(a)を形成する場合は、金型に設けるキャビティーの形や個数が異なる他は帯状表皮(b)を形成する場合と同様である。
【0018】
図4に、本発明で使用する金型の1例として左側で本工程(1)を、右側で次工程(2)を行うための金型(上・下)10、11の断面図を、図5に上記金型の正面図(上から見た)をそれぞれ示す。但し、工程(1)と(2)を別々の金型を用いて行ってもよい。
上・下金型10、11の左側には、中芯球体がインサートされ、型締時にその表面が金型と密接する半球面キャビティー12(12a、12b)と中芯球体の接合線上に帯状表皮を形成するキャビティー13(13a、13b)が形成されている。型締時に表面が金型と密接するとは、中芯球体表面と金型面の間に溶融プラスチックが流入しないことをいう。
【0019】
キャビティー12内に中芯球体2をインサートして金型10、11を型締した状態を図6に示す。金型に形成されたスプール16からランナー17を経由して1次ゲート18よりキャビティー13に溶融プラスチックが注入される(図6(左側))。冷却後、開型して中芯球体2の接合線(不図示)上に帯状表皮3bが形成された中芯球体2(図7左側)を離型、回収する。
【0020】
(2)上記工程で形成された表皮(a)及び/又は表皮(b)を有するプラスチック製中芯球体を、表皮(a)及び/又は表皮(b)が型締時に金型面と密接し、表皮(a)及び/又は表皮(b)以外の残りの表皮(c)が形成されるキャビティーが形成された金型内にインサートし、溶融プラスチックを該キャビティー内に射出して表皮(a)及び/又は表皮(b)該残りの表皮(c)を一体に形成させる工程。
【0021】
図4に示す金型の右側には、工程(1)で形成された中芯球体2の接合線上に帯状表皮3bが形成された中芯球体2の帯状表皮3bが型締時に金型面と密接する(前記と同じ意味)球面キャビティー14(14a、14b)が形成されている。
球面キャビティー14内に帯状表皮3bが形成された中芯球体2をインサートして型締した状態を図6(右側)に示す。この例では帯状表皮3bの中心線と金型のパーティングライン(合わせ線)とが一致するように該中芯球体2がインサートされている。
【0022】
該中芯球体2のインサートによって形成されるキャビティー15(15a、15b)内に、金型に形成されたスプール16からランナー17を経由して第2次ゲート19(図5参照)より溶融プラスチックを注入する(図6(右側))。冷却後、開型して中芯球体2が表皮(帯状表皮3b、その他の表皮3c)で被覆された図8で示すプラスチック製球体1が製造される。
【0023】
この例では帯状表皮3bの中心線上に金型のパーティングラインが形成される。又、金型にインサートされた帯状表皮が形成された中芯球体の赤道線上の帯状表皮に対して両極にある第2次ゲートから溶融プラスチックが注入されるので、帯状表皮(3b)と他の部分の表皮(3a、3c)との境界での相互融着が容易となり、中芯球体は一体化された表皮で被覆されている。尚、表面の帯状表皮との境目には接合線が形成されている。従って、図8に示すように、得られるプラスチック製球体1の表面には、帯状表皮3bの中心にはパーティングライン6が、帯状表皮3bとその両側の表皮3cの境目には接合線4がそれぞれ形成されている。
【0024】
本発明においては、工程(1)で形成した帯状表皮3bが形成された中芯球体2を、工程(2)で金型にインサートする際の帯状表皮3bの中心線が金型のパーティングラインに対して直角となるように、あるいは他の角度となるようにインサートするかは全く自由である。
【0025】
【発明の効果】
本発明によれば、インサート成形により、保持ピン等の機械的インサート物保持手段を使用しない簡単な方法で、均一な厚さの表皮を有する、中芯球体とその表面を被覆する一定厚さの表皮とからなるプラスチック製球体の製造が可能である。又、意匠性に優れた上記プラスチック製球体を製造することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプラスチック製球体を説明する1例の不連続表皮の位置を示す正面図(1)、概略断面図(2)及び正面図(3)である。
【図2】本発明のプラスチック製球体を説明する概略正面図である。
【図3】本発明のプラスチック製球体を説明する1例の帯状表皮の位置を示す正面図(1)、概略断面図(2)及び正面図(3)である。
【図4】本発明で使用する金型の1例の概略断面図である。
【図5】本発明で使用する金型の1例の概略正面図である。
【図6】本発明の製造工程を説明する概略断面図である。
【図7】本発明の製造工程を説明する概略断面図である。
【図8】本発明の製造方法で得られるプラスチック製球体の正面図である。
【符号の説明】
1:プラスチック製球体
2:プラスチック製中空中芯球体
3(3a、3b、3c):表皮
4:接合線(各表皮間の)
5:接合線(中芯球体の)
6:パーティングライン
10:上金型
11:下金型
12:球面キャビティー
12a、12b:半球面キャビティー
13、13a、13b:帯状表皮形成キャビティー
14:球面キャビティー
14a、14b:半球面キャビティー
15、15a、15b:その他の表皮形成キャビティー
16:スプール
17:ランナー
18:第1次ゲート
19:第2次ゲート
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a plastic sphere composed of a core sphere and a skin covering the surface thereof, and a method for producing the same.
[0002]
[Prior art]
Unlike conventional golf, regardless of age, anyone can use ground golf (free if parks are used) and park golf (including paid facilities), including tools and places, but can be used for golf. In recent years, usage fees are extremely cheap.
A ball used for ground golf or park golf is a plastic sphere having a surface of a hollow or solid spherical core having a diameter of about 6 cm and a mass of about 100 g, and the structure is a golf ball. Is similar.
[0003]
Ground golf and park golf balls are usually manufactured by insert molding in the same manner as golf balls, but it is difficult to form a coating with a uniform thickness on the surface of a spherical core. That is, in insert molding, the spherical core body is held by the mechanical means of the holding pin tower installed in the mold, and the molten plastic is injected into the mold, but the spherical core body is deformed (deviation) by the molten plastic flow, In some cases, a skin having an uneven thickness was formed.
However, up to now, not only a method for producing balls for ground golf and park golf but also a technique for solving the above-mentioned problems due to insert molding has not been disclosed.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
Accordingly, the present invention has been made in view of the above circumstances, and an object of the present invention is insert molding that does not use mechanical insert holding means such as a holding pin, and has a uniform thickness on the surface of the spherical core. It is an object of the present invention to provide a plastic sphere suitable for ground golf, park golf balls, etc. having a skin of the above and a method for producing the same.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
According to the present invention, the core sphere formed by insert molding and a skin covering the surface of the core sphere are formed, and the skin is a plurality of arbitrarily shaped irregularities arranged randomly or regularly on the surface of the core sphere. The continuous skin (a) and / or at least one strip-like skin (b) continuously covering a part of the surface of the core sphere, and the other skin (c), the skin (a) and / or Alternatively, a plastic sphere is provided in which the skin (b) and the skin (c) are integrally formed.
[0006]
In addition, according to the present invention, in a method for producing a plastic sphere composed of a core sphere and a skin covering the surface thereof by insert molding, (1) the plastic core sphere is randomly or regularly formed on the surface thereof. A cavity forming a plurality of discontinuous skins (a) of arbitrary shape and / or at least one strip-like skin (b) continuously covering a part of the surface of the core sphere, Inserting into a mold formed with a cavity sometimes in close contact with the core sphere, and injecting molten plastic into the cavity to form the skin (a) and / or skin (b), (2) The inner sphere on which the epidermis (a) and / or epidermis (b) is formed in the previous step is brought into close contact with the mold surface when the epidermis is clamped, and the remaining epidermis other than the epidermis (c ) Is formed cavity Inserting into the mold, and injecting molten plastic into the cavity to integrally form the skin (a) and / or the skin (b) and the remaining skin (c). The manufacturing method of the plastic sphere which consists of a center sphere and an outer skin characterized by including is provided.
[0007]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
Examples of the plastic sphere of the present invention are shown in FIGS.
The plastic sphere is composed of a plastic core sphere and a skin covering the surface thereof. The core sphere may be hollow or solid (including foam). The hollow core sphere is a sphere formed by joining a pair of hollow hemispheres, and the joining method is arbitrary and is not particularly limited. In the example shown in FIGS. 1 to 3, the inner core sphere is hollow, and the hollow inner core sphere is fitted with the convex portion formed on the joint surface of the other hemisphere into the concave portion formed on the joint surface of the other hemisphere. This is an example of a sphere. The method for forming the hollow core sphere is not particularly limited.
[0008]
The epidermis covers the surface of the core sphere with a certain thickness, and is composed of the following epidermis (a) and / or epidermis (b) and epidermis (c). Is formed.
The epidermis (a) is a part of the entire epidermis discontinuously in any shape such as a quadrilateral such as a circle, a square, a triangle, a polygon such as a pentagon, etc., which are randomly or regularly arranged on the surface of the center sphere. Is formed. Discontinuity means being scattered. The epidermis (b) is at least one strip-shaped epidermis that continuously covers a part of the surface of the core sphere, and continuously means that the strip-like skin makes a round around any part of the surface of the core sphere. A loop is formed (covered on a ring). A typical example is a strip-like skin arranged on a line connecting the apexes of any one set of symmetrical positions of the center sphere (which is in the relationship between the earth's poles and the equator) (see FIG. 3).
The epidermis (c) is the remaining epidermis other than the epidermis (a) and / or the epidermis (b), and the entire epidermis is formed by the epidermis (a) and / or the epidermis (b) and the epidermis (c). These epidermis (a) to (c) all have the same constant thickness.
[0009]
The plastic sphere 1 shown in FIG. 1 has a skin 3 (3a, 3c) having two orthogonal axes (indicated by dotted lines) of the core sphere 2 shown in (1) and the outer surface of the core sphere 2. The square skin 3a (skin (a)) is regularly discontinuous, as shown in the cross-sectional view in (2), at the four intersections (indicated by black marks), that is, at the four symmetric tops, respectively. In this example, the epidermis 3c (skin (c)) is continuously formed between them. Each epidermis 3a and epidermis 3c are integrally formed to constitute the entire epidermis 3, and a joining line is formed at the boundary between these epidermis on the surface. (3) shows a front view in the arrow direction of (2).
[0010]
FIG. 2 shows another example of the epidermis (a) and (b). (1), variously shaped skins (a) (3a-1, 3a-2, 3a-3, ..., 3a-n) are randomly formed discontinuously on the core sphere, An example in which the epidermis (c) is continuously formed between the epidermis, (2) includes two continuous strips (b) (3b-1 which is the above representative example) on the surface of the center sphere. , A pair of 3b-2) formed in the vicinity of the top of the symmetrical position is regularly formed, and a continuous skin (c) (3c-1, 3c-2) is formed between them. . (3) is an example in which all the same circular skins (a) and (3a) are regularly and discontinuously formed on the surface of the core sphere, and the continuous skins (c) and (3c) are filled between them. . In any example, the epidermis (a) or (b) and the epidermis (c) are integrally formed, and a joining line is formed at the boundary between the epidermis.
[0011]
The example shown in FIG. 3 is the above-mentioned representative example of the skin (b) as shown in (1). As shown in (2) (cross-sectional view) and (3) (front view), the core sphere 2 A continuous strip-like skin 3b on the joining line 5 is formed so as to cover the joining line 5 evenly (at equal intervals across the joining line 5), and the skin 3c is integrally formed on both sides thereof. It is an example. Bonding lines 4 are formed at the boundary between these skins. The strip-shaped skin 3 b can also be formed on any surface other than on the joint line 5 of the core sphere 2. Also, the two strip-shaped skins 3b can be orthogonal.
[0012]
The size (width), arrangement and number of the skins (a) and (b) exemplified above are determined by the skin (a) and / or the skin (b) when the skin (c) is formed by insert molding. The formed core sphere is inserted into the mold, and the core sphere is in close contact with the mold at the outer skin (a) and / or (b) at the time of clamping, so that it does not change (deviation) by the molten plastic flow. The size (width), arrangement, and number of pieces that are stably held in the mold are not particularly limited. Further, the thickness of the skin 3 is not particularly limited, and can be appropriately set according to the size of the core sphere 2 in consideration of the size and mass required for the plastic sphere 1. The color of the skin 3 is not particularly limited, and can be made transparent or arbitrary in consideration of the color of the core sphere 2. The colors of the respective skins (a, b, c) may be the same color or different colors, and can be appropriately set in consideration of the design properties of the plastic sphere.
[0013]
In the plastic sphere 1 of the present invention, the core sphere 2 and the skin 3 may be the same or different in the kind of plastic forming them, but from the point of fusion of the core sphere 2 and the skin 3 Combinations of the same type or compatibility are preferred. On the other hand, it is necessary for the skins 3a to 3c to be the same plastic or to be compatible with each other in order to integrally form the skins. When the plastic is different and incompatible, it is difficult to form the whole skin 3 integrally. Even when the same plastic is used, the joining line 4 is formed on the surface of the epidermis at the boundary of each epidermis. Further, when the skin (b) is the above representative example (see FIG. 3), the mating line of the mold (parting lines are formed on the molded body) and the belt-like skin 3b are orthogonal to each other. If insert molding is performed (that is, the parting line and the joining line are not coincident with each other), a plastic parting line is formed on the plastic sphere 1 on a line orthogonal to the strip-shaped skin 3b. Further, when insert molding is performed with the center line of the belt-like skin 3b (when matched with the joining line 5 of the core sphere 2) being aligned with the mating surface of the mold, a parting line (however, FIG. 3 (3) joining line 5 coincides with the parting line.). In which part of the plastic sphere 1 the parting line is formed is not particularly limited.
[0014]
The plastic sphere 1 is not particularly limited in the type of plastic, but when the plastic sphere 1 is, for example, a ground or a park golf ball, the skin 3 is usually an ionomer resin (for example, ethylene and acrylic acid or methacrylic). A copolymer with an acid neutralized with an alkali such as sodium hydroxide). Accordingly, the core sphere 2 is formed of one or more new or recycled products such as ionomer resin, polyethylene resin or copolymer resin containing ethylene that can be heat-welded with the ionomer resin, and is integrated with the skin. In addition, it is preferable.
[0015]
Next, a method for producing the plastic sphere of the present invention as described above by insert molding will be described with reference to the drawings when a hollow core sphere is used. The core sphere is a case where a pair of hollow hemispheres are joined to form a sphere having a joining line. In the case of using a solid center sphere, the only difference is that the center sphere does not have the above-mentioned joint line.
[0016]
The plastic sphere of the present invention is manufactured by insert molding including the following two steps. In that case, it is the feature that the mechanical means which hold | maintains inserts, such as a holding pin, in a metal mold | die is not used.
For insert molding, both vertical injection molding machines (molds open and close in the vertical direction) and horizontal injection molding machines (molds open and close in the left and right (front and rear) directions) can be used. The case of using will be described.
[0017]
(1) A hollow plastic core sphere is continuously covered with a plurality of discontinuous skins (a) of arbitrary shape randomly or regularly arranged on the surface and / or part of the surface of the core sphere. Insert into a mold formed with a cavity that forms at least one strip-shaped skin (b) and a cavity with which the core sphere is in close contact with the mold, and inject molten plastic into the cavity. Forming the epidermis (a) and / or epidermis (b);
In this step, an example of using a hollow core sphere (hereinafter simply referred to as a core sphere) having a joining line formed by joining a pair of plastic hollow hemispheres formed by an appropriate method is used as an example. explain. The joining line coincides with a line connecting a pair of apexes at arbitrary symmetric positions of the center sphere. A case where a plastic sphere having a skin composed of one continuous strip-like skin (b) and another skin (c) on the joining line of the core sphere will be described as an example. The discontinuous skin (a) is formed in the same manner as the strip skin (b) except that the shape and number of cavities provided in the mold are different.
[0018]
FIG. 4 is a cross-sectional view of molds 10 and 11 for performing the present step (1) on the left side and the next step (2) on the right side as an example of the mold used in the present invention. FIG. 5 shows a front view (viewed from above) of the mold. However, you may perform process (1) and (2) using a separate metal mold | die.
A center sphere is inserted on the left side of the upper and lower molds 10 and 11, and a band is formed on the joint line between the hemispherical cavity 12 (12a, 12b) and the center sphere whose surface is in close contact with the mold when the mold is clamped. Cavities 13 (13a, 13b) that form the epidermis are formed. That the surface is in close contact with the mold during mold clamping means that molten plastic does not flow between the surface of the core sphere and the mold surface.
[0019]
FIG. 6 shows a state in which the core sphere 2 is inserted into the cavity 12 and the molds 10 and 11 are clamped. Molten plastic is injected into the cavity 13 from the primary gate 18 through the runner 17 from the spool 16 formed in the mold (FIG. 6 (left side)). After cooling, the mold is opened, and the core sphere 2 (left side in FIG. 7) in which the strip-like skin 3b is formed on the joint line (not shown) of the core sphere 2 is released and collected.
[0020]
(2) The plastic core sphere having the skin (a) and / or the skin (b) formed in the above step is brought into close contact with the mold surface when the skin (a) and / or the skin (b) is clamped. The outer skin (a) and / or the remaining skin (c) other than the outer skin (b) is inserted into the mold in which the cavity is formed, and the molten plastic is injected into the cavity and the outer skin ( a) and / or epidermis (b) forming the remaining epidermis (c) integrally.
[0021]
On the right side of the mold shown in FIG. 4, the belt-like skin 3b of the core sphere 2 in which the belt-like skin 3b is formed on the joint line of the core sphere 2 formed in the step (1) is the mold surface when the mold is clamped. Close spherical (same meaning as above) spherical cavities 14 (14a, 14b) are formed.
FIG. 6 (right side) shows a state in which the core sphere 2 having the belt-like skin 3b formed in the spherical cavity 14 is inserted and clamped. In this example, the core sphere 2 is inserted so that the center line of the strip-shaped skin 3b coincides with the parting line (matching line) of the mold.
[0022]
In the cavity 15 (15a, 15b) formed by the insert of the core sphere 2 from the secondary gate 19 (see FIG. 5) via the runner 17 from the spool 16 formed in the mold. (FIG. 6 (right side)). After cooling, the mold is opened to produce the plastic sphere 1 shown in FIG. 8 in which the core sphere 2 is covered with the skin (strip-like skin 3b, other skin 3c).
[0023]
In this example, a mold parting line is formed on the center line of the strip-shaped skin 3b. In addition, since the molten plastic is injected from the secondary gate at both poles to the belt-like skin on the equator line of the core sphere formed with the belt-like skin inserted in the mold, the belt-like skin (3b) and other Mutual fusion at the boundary with the partial skin (3a, 3c) is facilitated, and the core sphere is covered with an integrated skin. In addition, the joining line is formed in the boundary with the strip-shaped skin on the surface. Therefore, as shown in FIG. 8, on the surface of the obtained plastic sphere 1, there is a parting line 6 at the center of the strip-shaped skin 3b, and a joint line 4 at the boundary between the strip-shaped skin 3b and the skin 3c on both sides. Each is formed.
[0024]
In the present invention, when the core sphere 2 formed with the strip-shaped skin 3b formed in the step (1) is inserted into the mold in the step (2), the center line of the strip-shaped skin 3b is the mold parting line. It is completely free to insert at right angles to the angle or at other angles.
[0025]
【The invention's effect】
According to the present invention, by a simple method that does not use a mechanical insert holding means such as a holding pin by insert molding, the core sphere having a uniform thickness and a constant thickness covering the surface thereof are covered. It is possible to manufacture a plastic sphere composed of an epidermis. In addition, the plastic sphere excellent in design can be produced.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view (1), a schematic cross-sectional view (2), and a front view (3) showing a position of a discontinuous skin of an example illustrating a plastic sphere of the present invention.
FIG. 2 is a schematic front view illustrating a plastic sphere of the present invention.
FIG. 3 is a front view (1), a schematic cross-sectional view (2), and a front view (3) showing the position of an example of a strip-shaped skin for explaining a plastic sphere of the present invention.
FIG. 4 is a schematic cross-sectional view of an example of a mold used in the present invention.
FIG. 5 is a schematic front view of an example of a mold used in the present invention.
FIG. 6 is a schematic cross-sectional view illustrating the manufacturing process of the present invention.
FIG. 7 is a schematic cross-sectional view illustrating the manufacturing process of the present invention.
FIG. 8 is a front view of a plastic sphere obtained by the production method of the present invention.
[Explanation of symbols]
1: Plastic sphere 2: Plastic hollow core sphere 3 (3a, 3b, 3c): Skin 4: Joining line (between each skin)
5: Joining line (in the core sphere)
6: Parting line 10: Upper mold 11: Lower mold 12: Spherical cavity 12a, 12b: Hemispherical cavities 13, 13a, 13b: Strip-shaped skin forming cavity 14: Spherical cavity 14a, 14b: Hemispherical Cavities 15, 15a, 15b: Other skin forming cavities 16: Spool 17: Runner 18: Primary gate 19: Secondary gate

Claims (7)

インサート成形で形成された、中芯球体とその表面を被覆する表皮とからなり、表皮は、中芯球体表面にランダム又は規則的に配置された任意形状の複数の不連続表皮(a)及び/又は中芯球体の表面の一部を連続して被覆する少なくとも1本の帯状表皮(b)と、これら以外の表皮(c)とからなり、表皮(a)及び/又は表皮(b)と、表皮(c)とは一体に形成されていることを特徴とするプラスチック製球体。A core sphere formed by insert molding and a skin covering the surface thereof. The skin includes a plurality of discontinuous skins (a) having an arbitrary shape randomly or regularly arranged on the surface of the core sphere and / or Or at least one strip-shaped epidermis (b) that continuously covers a part of the surface of the core sphere, and other epidermis (c), and epidermis (a) and / or epidermis (b), A plastic sphere characterized by being integrally formed with the skin (c). 中芯球体は、一対の中空又は中実の半球体を接合して球体としたものである請求項1に記載のプラスチック製球体。2. The plastic sphere according to claim 1, wherein the core sphere is a sphere formed by joining a pair of hollow or solid hemispheres. 表皮(b)は、中芯球体のすくなくとも1組の任意の対称位の頂部を結ぶ球面上を被覆する少なくとも1本の帯状表皮である請求項1に記載のプラスチック製球体。2. The plastic sphere according to claim 1, wherein the skin (b) is at least one belt-like skin covering a spherical surface connecting at least one pair of arbitrary tops of the center sphere. 中芯球体とその表面を被覆する表皮とからなるプラスチック製球体をインサート成形によって製造する方法において、(1)プラスチック製中芯球体を、その表面にランダム又は規則的に配置された任意形状の複数の不連続表皮(a)及び/又は中芯球体の表面の一部を連続して被覆する少なくとも1本の帯状表皮(b)を形成するキャビティーと、型締時に中芯球体が密接するキャビティーとが形成された金型にインサートし、溶融プラスチックを該キャビティー内に射出して上記の表皮(a)及び/又は表皮(b)を形成する工程と、(2)前の工程で表皮(a)及び/又は表皮(b)が形成された該中芯球体を、上記表皮が型締時に金型面と密接し、上記表皮以外の残りの表皮(c)が形成されるキャビティーが形成された金型にインサートし、溶融プラスチックを該キャビティー内に射出して上記表皮(a)及び/又は表皮(b)とそれ以外の残りの表皮(c)を一体に形成させる工程とを含むことを特徴とする中芯球体と表皮とからなるプラスチック製球体の製造方法。In a method of manufacturing a plastic sphere comprising an inner core sphere and a skin covering the surface thereof by insert molding, (1) a plurality of arbitrary shapes of plastic inner core spheres arranged randomly or regularly on the surface A cavity in which the discontinuous skin (a) and / or at least one belt-like skin (b) that continuously covers a part of the surface of the core sphere is formed, and the core sphere in close contact with the core sphere during mold clamping Inserting the mold into the mold formed with the tee, and injecting the molten plastic into the cavity to form the above-mentioned skin (a) and / or skin (b); (2) the skin in the previous step (A) and / or the inner sphere formed with the skin (b) is in close contact with the mold surface when the skin is clamped, and there is a cavity in which the remaining skin (c) other than the skin is formed. Insert into the formed mold And injecting molten plastic into the cavity to integrally form the skin (a) and / or the skin (b) and the remaining skin (c). A method for producing a plastic sphere comprising a core sphere and an outer skin. 中芯球体は、一対の中空又は中実の半球体を接合して球体としたものである請求項4に記載の中芯球体と表皮とからなるプラスチック製球体の製造方法。The method for producing a plastic sphere composed of a core sphere and a skin according to claim 4, wherein the core sphere is a sphere formed by joining a pair of hollow or solid hemispheres. 表皮(b)は、中芯球体のすくなくとも1組の任意の対称位の頂部を結ぶ球面上を被覆する少なくとも1本の帯状表皮である請求項4又は5に記載のプラスチック製球体の製造方法。The method for producing a plastic sphere according to claim 4 or 5, wherein the skin (b) is at least one strip-like skin covering a spherical surface connecting at least one pair of arbitrary tops of the center sphere. 請求項4〜6のいずれか1項に記載の方法で製造される中芯球体と表皮とからなるプラスチック製球体。A plastic sphere composed of a core sphere and an outer skin produced by the method according to any one of claims 4 to 6.
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