JP2005027097A - 携帯端末装置 - Google Patents

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重宏 鳥居
Hiroyuki Kanza
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Abstract

【課題】小型軽量で多機能な携帯端末装置を提供することにある。
【解決手段】外部から接触可能な部分にデバイス部2を備えた携帯端末装置であって、デバイス部2は、文字または画像を表示する表示手段3と、接触した接触物の表面の凹凸を検出する触覚手段4と、本装置の電源となる太陽電池部6とからなり、あらかじめ所定の凹凸が登録された凹凸記憶手段8と、凹凸記憶手段8に登録された凹凸データと触覚手段4により検出された接触物の表面の凹凸データとが一致するか否かを判定する判定手段9と、判定手段9の判定結果により本装置の使用を許可または禁止する処理手段10とを備えて携帯端末装置を構成する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、表面を部分的または全体的に覆うデバイス部を備えた携帯端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ユーザーを認証して使用に制限をかけるようにした携帯端末装置が種々提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1の技術は、移動電話に個人識別システムを搭載し、所持者の指紋の凹凸データから個人を認証し、事前に登録されたユーザーデータと異なれば通話を不可にするものである。ここで、特許文献1の技術では、指紋の凹凸データを検出するために電源スイッチの表面に触覚センサが設けられており、電源スイッチを押下する際に指紋を読み取るようになっている。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−146057号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記特許文献1に記載の携帯端末装置では、例えば図5に概略的に示すように、電源スイッチ101に指紋照合用のシステムを追加している。この電源スイッチ101の構造としては、例えば、図6(a)及び(b)の断面図に示す2種類のタイプがあり、各々、押下するスイッチ部分のために厚みtが必要となる。そのため、電源スイッチ101の分だけ厚みtの考慮が必要となるといった問題があった。
【0006】
本発明はかかる問題点を解決すべく創案されたもので、その目的は、小型軽量で多機能な携帯端末装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の携帯端末装置は、外部から接触可能な部分デバイス部を備えた携帯端末装置であって、前記デバイス部は、文字または画像を表示する表示手段と、接触した接触物の表面の凹凸を検出する触覚手段と、本装置の電源となる太陽電池部とからなり、あらかじめ所定の凹凸が登録された凹凸記憶手段と、前記凹凸記憶手段に登録された凹凸データと前記触覚手段により検出された接触物の表面の凹凸データとが一致するか否かを判定する判定手段と、前記判定手段の判定結果により本装置の使用を許可または禁止する処理手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】
このような構成において、表示手段とは、携帯端末装置の出力部の一つであり、液晶ディスプレイ等の薄型の表示装置をさす。このような表示手段を携帯端末装置のキャビネットの表面にデバイス部として、例えば、液晶ディスプレイを駆動させるドライバ回路や液晶ディスプレイに用いられるTFT(Thin Film Transistor)等の回路を、多結晶シリコンまたは連続粒界結晶シリコン(以下「CGシリコン」と記載する)等によって形成することにより、別途回路基板等を用いる必要がない。このことにより、表示手段としての専用の構成部品を別に付加する必要がないので、携帯端末装置の小型軽量化が図れる。
【0009】
加えて、接触したユーザーの接触面の凹凸を触覚手段で取得し、記憶手段に登録されている凹凸データと一致するかを判定手段で判定し、その判定結果に基づいて処理手段により本装置の使用を許可または禁止する構成としている。
【0010】
このような構成において、凹凸データとは、主には指紋が考えられるが、指紋に限ったものではなく、手のひらの凹凸である掌紋など、接触物の凹凸全般を含むデータである。また、接触可能な部分を部分的または全体的に覆っているデバイス部に設けられた触覚手段は、ユーザーがデバイス部に接触したことを検出する手段である。この触覚手段は、指などの小さい部分を検出するものには限らず、掌を検出するぐらいの大きさやそれ以上の大きさも検出可能とする。
【0011】
また、凹凸記憶手段は、メモリやハードディスクといった記憶領域をもつデバイス全般を含み、少なくとも凹凸データを1または複数記憶するだけの容量を持つ。
【0012】
判定手段は、触覚手段で取得した凹凸データと、凹凸記憶手段に登録された凹凸データとをパターンマッチング等の技術によって比較する。ここでいう比較とは、両データが完全一致する場合の他、部分的に一致している場合も同一とみなすものとする。判定手段で同一とみなされた場合は、処理手段で本装置の使用を許可し、判定手段で相違が発見された場合は、処理手段で本装置の使用を禁止する。
【0013】
凹凸データを触覚手段によって取得することで、上記課題であるような厚みt(図6参照)のあるスイッチ等の部品を別途設ける必要がなくなり、小型軽量化を図ることができる。また、触覚手段を設けるデバイス部を、外部から接触可能な部分を部分的または全体的に設けることで、面積的な制約もなくなり、接触手段の配置も自由にレイアウトすることができる。
【0014】
加えて、太陽電池部において本装置の充電を行うことを可能としている。
【0015】
このような太陽電池部をデバイス部に設けることにより、大型で大容量のバッテリーを備える必要も無く、小型のバッテリーだけでも太陽電池部で発電された電気で駆動でき、携帯端末装置の駆動時間を延長させる効果がある。
【0016】
さらに、デバイス部を上記のように構成することにより、携帯端末装置の表面に表示機能や充電機能等の多種の機能を同時に付加することができる。さらにまた、このような機能が付加されていることを表面から見ただけでは分からない構造とすることができるので、表面上シンプルに構成することができる。
【0017】
また、本発明の携帯端末装置は、前記表示手段に表示された操作キー表示に接触操作されたことを検出する操作検出手段を前記デバイス部に備えたことを特徴とする。
【0018】
すなわち、ユーザーが触れる状態を操作検出手段により検出することにより、各操作キーの操作通りに動作を行うことができる。
【0019】
このような構成において、操作検出手段とは、ユーザーが操作した際の圧力を検出するものや、接触したユーザーの静電気や体温を検出するものなど、操作を検出できるもの全般を含む。
【0020】
また、本発明の携帯端末装置は、表示する画像を取得する取得手段と、取得した画像を記憶する画像記憶手段と、記憶した画像を前記表示手段に表示するかどうかを切り替える切り替え手段とを備えたことを特徴とする。
【0021】
すなわち、取得手段に取得された画像を、表示手段に表示するどうかを、切り替え手段で切り替える構成とする。
【0022】
このような構成において、画像記憶手段とは、メモリやハードディスクといった記憶領域をもつデバイス全般を含み、少なくとも表示画像を1または複数記憶するだけの容量を持つ。また、取得手段とは、無線接続やケーブル接続等の表示する画像を外部から取得する手段や、携帯端末装置本体内で作成する方法など、表示する画像を準備する方法全般をさす。また、切り替え手段とは、取得手段で取得した画像を表示手段に表示するかどうかの切り替えを行うもの全般をさし、例えば、操作キー押下により切り替える場合や、時間で切り替える場合や、携帯端末装置本体の状態が変わったこと、つまり、例えば電話がかかって来た等を検出して切り替える場合などをさす。
【0023】
このような構成によって、表示手段にユーザーが好きに画像を表示することにより、ユーザー好みの模様等の表示デザインの携帯端末装置にすることができる。また、携帯端末装置の表示に上記各種機能が付加されていることを画像表示によりカモフラージュして表面から気づかなくすることもでき、例えば、いわゆるパーソナルコンピュータ等に用いられるディスプレイの待機時のスクリーンセーバー表示のような使い方をすることが可能である。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
【0025】
<実施形態1>
本発明の携帯端末装置に関する実施形態1について、図1ないし図3を参照して説明する。
【0026】
図1は、本実施形態1の携帯端末装置の電気的構成を示すブロック図、図2は外観図であり、本実施形態1では携帯電話機に適用した例を示している。
【0027】
この携帯電話機1は、外部から接触可能な部分である例えば携帯電話機1のキャビネットの表面に設けられた各種半導体素子等からなるデバイス部2と、携帯電話機1の内部に配置された取得手段7,記憶手段8,判定手段9,処理手段10と、その他の機構11,受話部13,送話部14,アンテナ部15,通信ポート16とを備えている。また、デバイス部2は、表示手段3,触覚手段4、操作検出手段5,太陽電池部6から構成されている。なお、図2において、このデバイス部2は、携帯電話機1の一面にしか設けられていないが、図中、裏面等の他の面に設けても良い。
【0028】
このデバイス部2を構成する表示手段3に用いられる液晶ディスプレイ等のドライバ回路やTFT等の回路、及び太陽電池部6は、例えば、多結晶シリコンまたはCGシリコン等によって形成される。ここで、CGシリコンについては、例えば特開平7−161634号公報や特開2002−124468号公報に開示されている。このCGシリコンは、シリコン薄膜の新固相成長技術によって基板上に形成され、優れた電気特性を有している。このような結晶性シリコンを用いれば、これまでの単結晶シリコン上でしか形成できなかった高速、高密度のLSI等を例えば透明なガラス基板上あるいはフレキシブルなプラスチック材料上に形成することができる。このデバイス部2に表示手段3、触覚手段4、操作検出手段5、太陽電池部6を備えることにより、薄膜化、軽量化を同時に達成することができる。ここで、センサーやスイッチとしての触覚手段4や操作検出手段5は、例えば特開2002−228410号公報等に開示されているマトリクス状の導体からなる電極等で構成された圧力式センサーをデバイス部2として形成しても良いし、または、デバイス部2上に別部材のセンサー(例えば、静電容量式、圧力式等のタッチパネル)やスイッチを設けても良い。なお、太陽電池3をCGシリコンにて製造する方法については、例えば特開平9−82997号公報や特開平8−340127号公報に開示されており、本発明においてもこれらの技術を用いて形成することができる。
【0029】
表示手段3は、携帯電話機の出力部の一つであり、液晶ディスプレイ等の薄型の表示装置を用いることができる。この表示手段3は、本実施形態1ではデバイス部2に備えられた表示装置であり、携帯電話機内で処理され、ユーザーに提示する情報を表示する。表示内容は、電話をかけたり受けたりする際の電話番号表示はもとより、電子メール等の文字情報や、各種設定のメニュー表示等である。加えて、電話をかける際に必要なテンキー等の操作キーを表示することが可能であり、表示された操作キーの上に設けた操作検出手段5によって、ユーザーがその操作キーを押したかどうかを検出する。
【0030】
触覚手段4は、ユーザーがデバイス部2に接触したことを検出する手段である。この触覚手段4は、指などの小さい部分を検出するものには限らず、掌大を検出するくらいの大きさやそれ以上の大きさのものも含む。本実施形態1ではデバイス部2に備えられており、ユーザーがデバイス部2に接触した際、どこに接触したかを検出し、指紋等の凹凸データを取得する。
【0031】
操作検出手段5は、ユーザーが操作した際の圧力を検出するものや、接触したユーザーの静電気や体温を検出するものなど、ユーザーによる操作を検出できるもの全般を含む。本実施形態1では、デバイス部2にユーザーが接触した際、どのように接触したかを検出する。また上述のように、表示手段3に表示される操作キーの上に操作検出手段5を設け、操作キー表示にユーザーが接触したかどうか、つまり、ユーザーが操作キーを押したかどうかを検出する。
【0032】
太陽電池部6は携帯電話機に搭載された図示しないバッテリーの充電や、動作用の電気を発電するものである。この太陽電池部6では、光が当たっている間は常に発電を行っており、携帯電話機1の電力を補充することができる。
【0033】
取得手段7は、表示手段3に表示する画像を取得する手段であり、無線接続やケーブル接続等を用いて表示する画像を外部から取得する手段や、機器本体内で作成する手段など、表示する画像を準備することができる手段全般をさす。具体例としては、別途作成した画像をパーソナルコンピュータ等から通信ポート16を通じてデータを取り込む方法がある。データを取り込む方法としては、赤外線に代表されるワイヤレス通信や、ケーブル接続による有線通信などが挙げられる。また、携帯電話機1内で操作キーを使用したり手描き入力等で編集して画像を作成しても良い。上記のように取得した画像を表示手段に表示することにより、ユーザー好みの模様等の表示デザインの携帯電話機にすることができる。また、携帯電話機の表面に上記各種機能が付加されていることを画像表示によりカモフラージュして表面から気づかなくすることもでき、例えば、いわゆるパーソナルコンピュータ等に用いられるディスプレイの待機時のスクリーンセーバー表示のような使い方をすることが可能である。
【0034】
記憶手段(凹凸記憶手段及び画像記憶手段)8は、メモリやハードディスクといった記憶領域をもつデバイス全般を含み、少なくとも表示画像を1または複数記憶するだけの容量を持つ。具体例としては、携帯電話機1内部に搭載されたメモリデバイスや、別途取り付けられた取り外し可能なメモリデバイスなどが挙げられる。
【0035】
判定手段9は、触覚手段4で取得した凹凸データと、記憶手段8に予め登録されている凹凸データとをパターンマッチング等の技術によって比較する。ここでいう比較とは、両データが完全に一致する場合の他、部分的に一致している場合も同一とみなすものとする。この判定手段9での判定結果は処理手段10に渡される。
【0036】
処理手段10は、判定手段9での判定結果に基づき、両データが同一とみなされた場合は携帯電話機1の使用を許可し、そうでない場合は携帯電話機1の使用を禁止するように処理を行う。
【0037】
また、処理手段10は、切り替え手段としても動作し、上述の取得手段で取得した画像を表示手段に表示するかどうかの切り替えを行い、例えば、操作キー押下により切り替える場合や、時間で切り替える場合や、携帯電話機の状態が待ち受け状態に変わった等の状態変化を検出して切り替える。
【0038】
その他の機構11とは、本発明に直接関わらない携帯電話機1に含まれる機構全般をさしている。具体的には、図2に示すように、受話部13、送話部14、アンテナ部15などを含み、携帯電話機1にとっては必要不可欠な機能である。送話部14は、ユーザーの音声データを携帯電話機1に取り込み、必要であれば変換して相手に伝える役割を果たす。受話部13は、相手の声を必要であれば復元した後、出力する役割を果たす。アンテナ部15は、携帯電話機1自体と携帯電話会社の基地局とを無線で通信する際に使用する。また、通信ポート16は、携帯電話機1にデータを直接入出力する際に使用し、ケーブルを直接繋ぐものや、赤外線などのように無線で接続するものなどが含まれる。図2には、ケーブルを直接繋ぐコネクタタイプが示されている。
【0039】
次に、上記構成の携帯電話機1の電源をONする際の動作について、図3に示すフローチャートを参照して説明する。
【0040】
携帯電話機1の表面に上記各手段等を設けたデバイス部2を形成し、このデバイス部2において表示、指紋認証、接触認識を行う。
【0041】
まず、デバイス部2の表面に接触があった場合(ステップS1)、それを触覚手段4で感知し、電源がONかどうかを判断する(ステップS2)。その結果、電源がOFFの場合(ステップS2でNoと判断された場合)には、判定手段9により電源を操作したユーザーの認証を行う(ステップS3)。
【0042】
そして、認証の結果がNG(予め指紋等の凹凸データを記憶手段8に登録してあるユーザーでは無い場合)であれば(ステップS3でNoと判断されれば)、電源をONすることなくOFFのままとする(ステップS4)。一方、認証の結果がOK(予め指紋等の凹凸データを記憶手段8に登録してあるユーザーの場合)である場合(ステップS3でYesと判断された場合)には、携帯電話機1の電源をONにする。
【0043】
一方、ステップS2において電源がONである場合(Yesと判断された場合)には、デバイス部2の表示手段3の表示状況を処理手段10が確認し、接触した箇所にテンキーや発信用の操作キー等が表示されていれば(ステップS6でYesと判断されれば)、その操作キーの操作に従った動作を図示しない携帯電話機全体を制御するCPU等の制御によって行う(ステップS7)。一方、接触した箇所に何も表示されていなければ(ステップS6でNoと判断されれば)、全く関係のない場所に接触したと判断し、そのまま何も行わずに終了する(ステップS8)。
【0044】
<実施形態2>
図4は、本実施形態2の携帯端末装置であるPDA(Personal Digital(Data)Assistants)の例を示している。
【0045】
このPDAは、PDA本体21とデバイス部2とからなる。すなわち、本実施形態2では、PDA本体21の表面に上述の実施形態1のデバイス部2を形成し、これにより表示、指紋認証、接触認識を行う構成としている。なお、図4において、デバイス部2は、携帯電話機1の一面にしか設けられていないが、図中、裏面等の他の面に設けても良い。
【0046】
また、このようなPDAでは、スケジュール管理や住所管理等のデータを取り扱い、これらの各種データ表示や各種操作キーの表示は、デバイス部2の表示手段3に表示される。
【0047】
次に、上記構成のPDAの電源をONする際の動作について、図3に示すフローチャートを参照して説明する。なお、デバイス部2に形成される表示手段、触覚手段、操作検出手段、太陽電池部については、上記実施形態1のものと同様であるので、ここでは必要に応じ実施形態1で用いた符号と同じ符号を用いて説明を行うこととする。
【0048】
まず、デバイス部2の表面に接触があった場合(ステップS1)、それを触覚手段4で感知し、電源がONかどうかを判断する(ステップS2)。その結果、電源がOFFの場合(ステップS2でNoと判断された場合)には、判定手段9により電源を操作したユーザーの認証を行う(ステップS3)。
【0049】
そして、認証の結果がNG(予め指紋等の凹凸データを記憶手段8に登録してあるユーザーでは無い場合)であれば(ステップS3でNoと判断されれば)、電源をONすることなくOFFのままとする(ステップS4)。一方、認証の結果がOK(予め指紋等の凹凸データを記憶手段8に登録してあるユーザーの場合)である場合(ステップS3でYesと判断された場合)には、PDAの電源をONにする。
【0050】
一方、ステップS2において電源がONである場合(Yesと判断された場合)には、デバイス部2の表示手段3に表示されているデータ等の表示状況を処理手段10が確認し、接触した箇所に操作キー等が表示されていれば(ステップS6でYesと判断されれば)、その操作キーの操作に従った動作を図示しないPDA全体を制御するCPU等の制御によって行う(ステップS7)。一方、接触した箇所に何も表示されていなければ(ステップS6でNoと判断されれば)、全く関係のない場所に接触したと判断し、そのまま何も行わずに終了する(ステップS8)。
【0051】
また、ステップS2において電源がONである場合(Yesと判断された場合)に、デバイス部2の表示手段3が処理手段10により情報を提示する。ユーザーがそれを見てPDAを操作した場合に、その操作した箇所に操作キー等の表示があり、その部分において触覚手段4で接触を感知したのであれば(ステップS6でYesと判断されれば)、その操作キーの操作に従った動作を行う(ステップS7)。
【0052】
なお、本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
【0053】
【発明の効果】
本発明の携帯端末装置は、携帯端末装置の表面に文字または画像を表示する表示手段と、接触した接触物の表面の凹凸を検出する触覚手段と、本装置の電源となる太陽電池部とからなるデバイス部を備えた構成としている。これにより、その携帯端末装置の表面に表示機能、充電機能等の多種の機能を同時に、かつ、コスト及び厚さを増やすことなく設けることができる。このことにより、携帯端末装置の小型軽量化の実現を可能としている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の携帯端末装置を携帯電話機に適用した実施形態1の電気的構成を示すブロック図である。
【図2】本実施形態1の携帯電話機の外観図である。
【図3】本発明の携帯端末装置の動作を示すフローチャートである。
【図4】本発明の携帯端末装置をPDAに適用した実施形態2を示す外観図である。
【図5】指紋認証付の携帯電話機の従来例を示す外観図である。
【図6】従来の携帯電話機の電源スイッチの構造を示す断面図である。
【符号の説明】
1 携帯端末装置本体
2 デバイス部
3 表示手段
4 触覚手段
5 操作検出手段
6 太陽電池部
7 取得手段
8 記憶手段(凹凸記憶手段,画像記憶手段)
9 判定手段
10 処理手段(切り替え手段)
11 その他の機構
13 受話部
14 送話部
15 アンテナ部
16 通信ポート

Claims (3)

  1. 外部から接触可能な部分にデバイス部を備えた携帯端末装置であって、
    前記デバイス部は、文字または画像を表示する表示手段と、接触した接触物の表面の凹凸を検出する触覚手段と、本装置の電源となる太陽電池部とからなり、
    あらかじめ所定の凹凸が登録された凹凸記憶手段と、
    前記凹凸記憶手段に登録された凹凸データと前記触覚手段により検出された接触物の表面の凹凸データとが一致するか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段の判定結果により本装置の使用を許可または禁止する処理手段とを備えたことを特徴とする携帯端末装置。
  2. 請求項1に記載の携帯端末装置において、
    前記表示手段に表示された操作キー表示に接触操作されたことを検出する操作検出手段を前記デバイス部に備えたことを特徴とする携帯端末装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の携帯端末装置において、
    前記表示手段に表示する画像を取得する取得手段と、
    取得した前記画像を記憶する画像記憶手段と、
    記憶した前記画像を前記表示手段に表示するかどうかを切り替える切り替え手段とを備えたことを特徴とする携帯端末装置。
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