JP2005025690A - 英文作成支援装置およびその支援方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 動詞ごとに採りうる文型を表にした動詞文型活用早見表をデータベース化して、これを活用することで、ネイティブにも通用する良質な英文作成の手助けとなる英文作成支援装置およびその支援方法を提供する。
【解決手段】 動詞と、その動詞に関する動詞文型活用情報を蓄積してなる動詞文型データベース11と、その動詞に関する連語情報を蓄積してなる連語データベース12と、前記デスクトップコンピュータシステム1における入力部4により、動詞を指定することで、前記動詞文型データベース11と連語データベース12とから、その動詞に関する動詞文型活用情報および連語情報を検索して、これら抽出された動詞文型活用情報および連語情報の表示信号を前記表示手段6に出力するデータベース検索部13とを備える。
【選択図】 図2

Description

本発明は、英文作成の際に、英文を作成するにあたり、動詞に注目して、動詞を指定すべく入力することで、動詞の文型活用情報を蓄積した動詞文型データベース、および連語データベースから、その動詞に係る動詞文型活用情報、連語情報を抽出して、一目で認識できるように表示することで、正確な文章作りに寄与し得る英文作成支援装置およびその支援方法に関するものである。
近年、周知のように、国際化が一段と加速され、ますます、外国語の習得が必須のこととなってきている。特に、英語は重要な言語であり、世界の主な国において取り入れられており、国際間の文書、特に公式の文書、さらにはインターネットを通じての電子メールは英語が用いられることが多い。
ところで、我が国においては、英語教育の重点が読解と会話におかれているため、書く、すなわち英訳の分野が著しく遅れているのが現状である。
これは、中学校、高校において行われている学校英文法を基に、英文を作成しているからであり、その学校英文法も断片的な知識にすぎないことに起因しているといっても過言ではない。
しかるに学校英文法の指導方法も旧態依然としたもので、名詞の種類の説明、代名詞の格変化、関係詞や関係代名詞の扱い方、比較構文の作り方、分詞構文の作り方、平叙文や疑問文、条件文等の動詞時制の扱い方、冠詞、前置詞の諸説明等に集約されているからである。
しかしながら、英文作成の上で重要なことは、上述のような断片的知識の寄せ集めではなく、動詞の文型活用と連語法の体系的知識であり、この体系的知識を基に、前記学校英文法の個々の知識が肉付けされてこそ、正しい英文を書くことができるのである。
近年、発刊されている辞書には、動詞の文型の説明、連語の説明がなされているものも見られるが、まだまだ不充分であり、該当動詞の全活用を調べるのに分単位の時間がかかってしまう。これでは非能率的で、英文書の作成に長大な時間がかかり、時間の浪費を招いている。
ところで、英文法や単語の知識があまりない人であっても、英文法に沿った英語的な表現の英文を作成することができるようにした英文作成支援装置が提案されている
(特開2000−242643)。 この支援装置では、文字や各種命令を与える入力部からの入力情報に基づいて必要なデータを検索する辞書検索部と、辞書検索部が必要とするデータが蓄積された辞書データベース並びに英文法表データベースと、辞書検索部で検索した結果を表示するディスプレイとを備えたものである。 このような構成においては、辞書検索部は、入力部から与えられた単語に基づいて辞書データベースを検索し、関連する接続可能な語句を抽出し、出力部に一覧を表示する機能と、使用者の要求に従い英文法表データベースを検索し、前記表示した語句の一覧の中で選択された単語と語句に関連する文法情報を抽出し、出力部に表示する。これら接続可能な語句や文法情報を見ることにより、正しい英文が作成できるとしている。
また、英文を作成する場合に、英文作成支援と推敲支援とを兼ね備えた支援装置も提案されている
(特開平11−66074号)。 この支援装置では、英文書を格納するデータベース格納部と、英文作成支援に用いる文書として、前記データベース格納部に蓄積された文書の指定を行うと共に、この指定した文書の検索キーを入力する検索キー入力手段と、前記検索キー入力手段で、文書の指定が行われ、且つ、検索キーが入力された場合は、前記指定された文書から前記検索キーを含む文を検索する検索手段と、前記指定された文書を用いて翻訳文が作成された場合は、当該文書により、前記作成された翻訳文に対する推敲処理を行う推敲手段と、前記検索手段の検索結果と、前記推敲手段の推敲結果とを表示する検索・推敲結果表示手段とを備えている。
しかしながら、いずれにしても、前述の動詞の文型活用と連語法の体系的知識を基に構築された支援システムというわけではなく、この動詞ごとに採りうる文型を表にした動詞文型活用早見表をデータベース化し、このデータベースを基にシステムを構築すれば、既存のシステムよりも一層、合理的で単純化された支援装置が可能であろうという観点に至った。
本発明はこのよう観点から提案されたものであって、動詞ごとに採りうる文型を表にした動詞文型活用早見表をデータベース化して、これを活用することで、ネイティブにも通用する良質な英文作成の手助けとなる英文作成支援装置およびその支援方法を提供することを目的とする。
前記した課題を解決するために、本発明では、請求項1において、動詞と、その動詞が採り得る文型と、その文型に応じた目的語、および補語と、その他その動詞の文型にかかる特有の情報と、その動詞の文型に基づく文例とその文例の意味とで構成する動詞文型活用情報を蓄積してなる動詞文型データベースと、動詞を指定することで、前記動詞文型データベースから前記動詞に関する動詞文型活用情報を検索して、この動詞文型活用情報にかかる表示信号を出力するデータベース検索部とを備えた英文作成支援装置を提案する。
また本発明では、請求項2において、英文を作成する際、該当する動詞を指定し、この動詞を指定することでこの動詞の採り得る文型情報を表示し、その動詞の文型に応じた目的語、または補語があれば、それらを使用した文例をそれぞれ表示して、英文作成の支援を行うようにした英文作成支援装置における英文作成支援方法を提案する。
また本発明では、請求項3において、動詞と、その動詞に関する連語情報と、その連語に基づく文例とその文例の意味とを蓄積してなる連語データベースと、動詞を指定することで、前記連語データベースから前記動詞に関する連語情報を検索して、この連語情報にかかる表示信号を出力するデータベース検索部とを備えた英文作成支援装置を提案する。
また本発明では、請求項4において、英文を作成する際、該当する動詞を指定し、この動詞を指定することでこの動詞に関連する連語情報を表示し、この連語を用いた文例を表示して、英文作成の支援を行うようにした英文作成支援装置における英文作成支援方法を提案する。
また本発明では、請求項5において、動詞と、その動詞が採り得る文型と、その文型に応じた目的語、および補語と、その他その動詞の文型にかかる特有の情報と、その動詞の文型に基づく文例とその文例の意味とで構成する動詞文型活用情報を蓄積してなる動詞文型データベースと、前記動詞に関する連語情報と、その連語に基づく文例とその文例の意味とを蓄積してなる連語データベースと、動詞を指定することで、前記動詞文型データベースまたは前記連語データベースから、それぞれ前記動詞に関する動詞文型活用情報、連語情報を検索して、これら動詞文型活用情報、連語情報にかかる表示信号を出力するデータベース検索部とを備えた英文作成支援装置を提案する。
また本発明では、請求項6において、前記動詞文型データベースは、その動詞の文型に基づく文例に関する支援情報を蓄積してなる英文作成支援装置を提案する。
さらに本発明では、請求項7において、前記連語データベースは、その連語に基づく文例に関する支援情報を蓄積してなる英文作成支援装置を提案する。
以上のように、英文を作成するにあたり、動詞に注目して、動詞を指定すべく入力することで、
(1)動詞の文型活用情報を蓄積した動詞文型データベースから、その動詞に係る動詞文型活用情報を抽出して、文型を一目で認識できるように表示するようにしたので、この表示した動詞文型活用情報を参考に、目的の英文を作成することができる。
さらに
(2)連語データベースから、動詞に関連する連語情報を表示して、連語を用いた文例を参考に英文を作成することができるので、動詞の使い方、語法を間違うことなく、英文法に則った、ネイティブにも通用する英文を作成することができる。
請求項1によれば、動詞を指定することで、データベース検索部により動詞文型データベースから、この動詞に関する動詞文型活用情報を検索して、抽出された動詞文型活用情報を表示信号として出力し、表示手段により表示することができ、この表示された情報を参考に英文を作成することができる。
請求項2によれば、英文を作成するにあたり、動詞を指定すると、動詞が採り得る文型が表示される。この文型を基に、目的語や補語がある場合には、それらを含んだ文例として表示し、その文例を文章を作成する参考とすることができ、文法に即した英文の作成が可能となる。
請求項3によれば、動詞を指定することで、データベース検索部により連語データベースから、この動詞に関する連語情報を検索して、抽出された連語情報を表示信号として出力し、表示手段により表示することができ、この表示された情報を参考に英文を作成することができる。
請求項4によれば、動詞を指定することでこの動詞に関連する連語情報を表示し、この連語を用いた文例を表示して、このこの文例を参考に、英文を作成することができる。
請求項5によれば、動詞を指定することで、データベース検索部により動詞文型データベースまたは連語データベースから、それぞれその動詞に関する動詞文型活用情報、連語情報を検索して、これら動詞文型活用情報、連語情報にかかる表示信号を出力して、表示手段により表示することができ、この表示された情報を参考に英文を作成することができる。
請求項6によれば、その動詞の文型に基づく文例と文例の意味とその文例に関する支援情報を基に、英文作成のガイドとして用いることができる。
請求項7によれば、その動詞の文型に基づく文例と、文例の意味と文例に関する支援情報を参考に、英文法に即した英文作成に寄与することができる。
以下、本発明にかかる英文作成支援装置およびその支援方法について、一実施例を挙げ、添付の図面を基に説明する。
図1に英文作成支援装置(後述)を搭載した、周知のデスクトップコンピュータシステム1を示す。このデスクトップコンピュータシステム1は、キーボード2、マウス3等、文字や各種指令を与える入力部4と、BIOSや周知の基本ソフトをインストールしたマザーボード(図示省略)を搭載する本体5と、CRTや、TFT液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイなどの表示手段6とを具備するものである。また、前記本体5には、後述する英文作成支援装置を構成するデータベースを蓄積した媒体からデータを読み込んで、本体内マザーボードに転送するハードディスクユニット7、CD−ROMドライブユニット8、フロッピィディスクドライブユニット9を組み込んでいる。
なお、ここで示した、デスクトップコンピュータシステム1は一例であり、もちろん、この他、英文作成支援装置は、ノート型パソコン等にも搭載することができる。
そこで図2に、前記デスクトップコンピュータシステム1に組み込まれた英文作成支援装置10を示し、説明する。
すなわちこの英文作成支援装置10は、動詞と、その動詞に関する動詞文型活用情報を蓄積してなる動詞文型データベース11と、その動詞に関する連語情報を蓄積してなる連語データベース12と、前記デスクトップコンピュータシステム1における入力部4により、動詞を指定することで、前記動詞文型データベース11と連語データベース12とから、その動詞に関する動詞文型活用情報および連語情報を検索して、これら抽出された動詞文型活用情報および連語情報の表示信号を前記表示手段6に出力するデータベース検索部13とを備えたものである。
前記動詞文型データベース11は、図3に示すように、蓄積項目として動詞Vと、その動詞Vが採り得る文型と、目的語Oと、補語Cと、その他その動詞Vの特有の事項とを有している。なお、図3では、その動詞Vに該当する項目を、斜線を付して示している。
前記動詞文型データベース11に蓄積する際には、前記動詞Vが採り得る文型の項目には、5文型(SV,SVC,SVO,SVOO,SVOC)のうち、その動詞Vにおいて、可能な文型の全てを格納してある。
前記目的語Oの項目には、名詞(代名詞)、to不定詞、原形不定詞、動名詞、that節、Wh節、Wh句のうち、該当するものを格納してある。
また、前記補語Cの項目には、名詞(代名詞)、形容詞、to不定詞、原形不定詞、現在分詞、過去分詞のうち、該当するものを格納してある。
そして前記動詞文型データベース11には、後述するが、その動詞Vの採り得る文型毎に、文例(使用例)が蓄積してある。
さらに、前記動詞Vの特有の事項の項目としては、例えばその動詞Vが、文型SVOOを採る場合、直接目的語と関節目的語とを入れ替えた際に、用いられる前置詞(to,for,他)を指示するようにしている。また、備考として、英文作成にあたり、特に間違いやすい事項、注意点等を支援情報として格納することができる(後述)。
次に、前記連語データベース12には、各タイプの連語Cwを格納している(図4参照)。なお、図4においては、その動詞Vに関連する連語Cwに○を付している。また、ここでは、連語Cwは、特にその動詞Vを用いて得られる、複数の語からなる語句をいうものとする。すなわち、連語Cwは、例えば、(1)be動詞を伴うもの、(2)原形動詞を使用するもの、(3)動名詞を伴うもの、(4)受け身を用いた表現に分類して前記連語データベース12に格納することができる。
さらに後述するが、前記連語データベース12には、動詞Vに関連する連語Cwを使用した文例、和文、間違いやすい事項、注意点等を支援情報として格納することができる。
以上のような動詞文型データベース11および連語データベース12に対し、キーボード2、マウス3等の入力部4によって、該当する動詞Vを入力したり、各種指令を与えることで、データベース検索部13によりその指令に応じたデータを取り出したり、適宜な関連表を表示手段6に表示させて、英文作成の支援を行う設定である。
そこで、上記英文作成支援装置10を用いた、英文作成の手順の一例を図5に示し、以下説明する。
ある英文を作成する際、キーボード2等の入力部4によって、該当する動詞Vを入力すると、データベース検索部13により、動詞文型データベース11および連語データベース12から、その動詞Vに係る動詞文型活用情報を抽出するステップを実行する(STP1,STP2,STP3,STP5)。
一方、その動詞Vに連語情報があれば(STP4)、連語情報の抽出を行う(STP8)。なお、これら情報の抽出が完了すると、表示手段6に例えば動詞文型活用情報を抽出完了、連語情報抽出完了と表示した後に、それぞれ次の操作指令を促す例えば「表示する」を表示するようにしても良い。
そして、マウス3等によって画面上の前記「表示する」をクリックすることで、情報が選択され(STP6,STP9)、表示指令がなされたとして選択された情報を表示する(STP7,STP10)。
前記動詞文型活用情報を選択した場合は、図3に示した表のうち、一覧の形で、該当する動詞Vと共に、この動詞Vの採り得る文型(SV,SVC,SVO,SVOO,SVOC)、動詞Vの文型に応じた目的語O、または補語C、さらには、動詞Vの特有の事項を表示手段6に表示する。
一方、前記連語情報を選択した場合は、図4に示す表から、その動詞Vと、関連する連語Cwのタイプ(○で示した)を表示手段6に表示する。
そしてさらに、前記動詞文型活用情報を表示した場合において、英訳する原文に応じて、どういう文型を採るか解析し、文型の選択を行う。この場合、前記動詞の採り得る文型の中から、マウス3によってクリックすることで、選択することができる(STP11)。
次いで文型を選択することで、前記動詞Vの文型に応じた目的語O、または補語Cがあれば、それらを使用した文例がそれぞれ表示され、さらに、されらの文の和文が表示される(STP12)。
一方、前記連語情報を表示した場合において、前記連語Cwの欄をマウス3によってクリックすることで(STP13)、その連語Cwを伴った文例が表示される(STP14)。
そして、前記STP12の際に、和文の他に、その文例に関連して、特に間違いやすい事項、注意点等を支援情報として表示することができる。
以上のような文例、支援情報を参考にして、目的の英文を作成することができる。
このようにすることで、動詞の使い方、語法を間違うことなく、英文法に則った、ネイティブにも通用する英文を作成することができる。
ここで、例えば、「私は、英語を学びました。」を英訳する簡単な例を挙げ、説明する。
先ず、動詞としては、「learn」と「study」が挙げられる。
キーボード2等の入力部4によって、「learn」を入力すると、データベース検索部13により、動詞文型データベース11および連語データベース12を検索して、蓄積されたデータから「learn」に関する動詞文型活用情報が抽出され、表示手段6に一覧として表示される。これによって、使用者は、「learn」が採り得る文型を一目で認識することができる。「learn」が採り得る文型は、SVとSVOであることがわかる。
このうち文型SVOにおいては、目的語Oの形態として、名詞(代名詞)、to不定詞、原形不定詞、動名詞、that節、Wh節、Wh句のうち、名詞(代名詞)、to不定詞、that節、Wh節、Wh句を採ることがわかる。
一方、キーボード2において、「study」を入力すると、同様にして、「study」に関する動詞文型活用情報が抽出され、表示手段6に一覧として表示される(図6参照)。これによって、使用者は、「study」が採り得る文型は、SVとSVOであることがわかり、文型SVOにおいては、目的語Oの形態として、名詞(代名詞)、Wh節、Wh句を採ることがわかる。
ところで、「私は、英語を学びました。」から、「私は学びました」は、SVであり、「英語を」はO(形態として名詞)であり、従って文型はSVOであることがわかる。
そこで、文型の領域でSVOを選択すればよいことがわかり、マウス3で表示手段6上でSVOをクリック操作することで、文例(使用例)が表示され、それに対応した和文が表示される。
「learn」を入力した場合、SVOをクリック操作すると、文例として…learn Frenchとあり、和文がフランス語を習うとあり(図7参照)、容易に、I learned English…と導き出すことができる。
一方、「study」を入力した場合、SVOをクリック操作すると、文例として、study Englishとあるが、和文の方を見ると、英語を勉強する(研究する)という意味合いであり、この場合であると、「learn」を使う方がよいことがわかる(図8参照)。
このように、表示手段6に示された動詞活用一覧表を文型に基づいて活用することにより、日本文から、直訳したような英文を作成する悪癖を防止することができる。
なお、前記「私は、英語を学びました。」は、「learn」を用いることで、英訳が可能であるので、連語データベース12からの連語情報をあえて表示して参照することは不要である。
次に、動詞Vに関連する連語Cwを用いて英文作成を行う例を説明する。
例えば、「雨が降りそうだ」を英訳する場合、「降る」から動詞「rain」を指定することができる。
キーボード2において、「rain」を入力すると、データベース検索部13により、動詞文型データベース11および連語データベース12から、「rain」に関する動詞文型活用情報が抽出され、表示手段6に一覧として表示される。
前記「rain」は、SVとSVOが示され、SVで文例が、It rains…(雨が降る)と表示される。
一方、「rain」の入力に基づいてデータベース検索部13により連語データベース12を検索すると、関連する連語Cwが抽出され、表示手段6に表示することができる。これにより、be likely to rain と共に、和文(雨が降りそうだ)が表示され(図9参照)、容易に、It is likely to rain.を導き出すことができる。
さらに、英文作成支援装置10による英文作成支援効果を、その他の動詞にかかる動詞文型活用情報を基に、説明する。
SV文型を採る動詞として例えば「arise」を、キーボード2によって入力すると、データベース検索部13により、動詞文型データベース11を検索して、蓄積されたデータから図3に示すような動詞文型活用情報が、表示手段6に一覧として表示され、これによって、「arise」が採り得る文型は、SVのみであることがわかる。また、この場合「arise」は、何ら目的語O、補語Cを伴わないことがわかる。
次いで、マウス3で表示手段6上でSVOをクリック操作することで、文例(使用例)が表示され、それに対応した和文が表示される。すなわち、図10に示すように、文例として例えば、「This fear arises from ignorance.」で、和文は、「無知がこの恐怖を引き起こす。」となる。さらに、支援情報として、「Ignorance arises this fear.」は誤り(他動詞用法はなし)と表示される。
これによって使用者は、「arise」に対する正しい使い方を簡単に把握することができる。
また、別の例としてSVO文型を採る「arouse」を同様にして入力すると、「arouse」にかかる動詞文型活用情報が表示され、これによって「arouse」は、SVO文型のみであり、目的語は名詞(代名詞)のみであることがわかる。
そして、マウス3で表示手段6上でSVOをクリック操作することで、文例として、例えば「His snore aroused me from my sleep.」で、和文は「彼のいびきで私は目をさました。」と表示される(図11参照)。さらに、支援情報として、「His snore aroused from my sleep.」は誤り(自動詞の用法はなし)と表示される。
これによって使用者に対し、「arouse」の正しい使い方をガイドすることができる。
さらに、頻繁に用いられる「make」を取り上げて説明する。
「make」にかかる動詞文型活用情報を表示させると、「make」は、文型として、SV,SVO,SVOO,SVOCを採ることができ、SVOCで、目的語は名詞で、補語は名詞、形容詞、原形不定詞、さらに過去分詞を伴うことがわかる。この「make」のように、広範な使い方ができる動詞でも、このような一覧票によれば一目で把握することができ、熟達者にとっても、作成した英文をチェックする上での手間を大いに省くことができる。
ここで、これら採り得る文型のうち、SVOCをマウス3で表示手段6上でクリック操作すると、文例として例えば「They made us work all night.」で、和文は「彼らは我々を一晩中働かせた。」と表示される(図12参照)。さらに、支援情報として、「We were made to work all night.」も可能(受身型:to不定詞)と表示される。
以上、動詞の文型活用情報をデータベース化して、英文作成支援装置に活用した例を挙げ、説明したが、動詞の文型活用情報は、もちろん、この他に通常の出版物に適用して様々な使い方ができる。例えば、教科書、学習参考書、辞書、他各種テキストに盛り込むことで、英語力の増進に大いに貢献することが期待できる。
本発明にかかる英文作成支援装置を実施するためのデスクトップコンピュータの一例を示す、概略構成図である。 本発明にかかる英文作成支援装置の構成を示す、ブロック図である。 図2に示す英文作成支援装置における動詞文型データベースに蓄積された動詞文型活用情報の一例を示した一覧表である。 図2に示す英文作成支援装置における連語データベースに蓄積された動詞文型活用情報の一例を示した一覧表である。 本発明にかかる英文作成支援方法を説明するためのフローチャートである。 図3における動詞文型データベースに蓄積された動詞文型活用情報の別例を示す図である。 図5に示すフローチャートに基づいて表示手段に、動詞の文型に関連する文例と和文を表示した一例を示す表である。 図5に示すフローチャートに基づいて表示手段に、別の動詞の文型に関連する文例と和文を表示した一例を示す表である。 図5に示すフローチャートに基づいて表示手段に、動詞に関連する連語と、文例と和文とを表示した一例を示す表である。 図5に示すフローチャートに基づいて表示手段に、別の動詞の文型に関連する文例、和文および支援情報を表示した一例を示す表である。 図5に示すフローチャートに基づいて表示手段に、別の動詞の文型に関連する文例、和文および支援情報を表示した一例を示す表である。 図5に示すフローチャートに基づいて表示手段に、別の動詞の文型に関連する文例、和文および支援情報を表示した一例を示す表である。
符号の説明
1 デスクトップコンピュータ
2 キーボード
3 マウス
4 入力部
5 本体
6 表示手段
7 ハードディスクユニット
8 CD−ROMドライブユニット
9 フロッピィディスクドライブユニット
10 英文作成支援装置
11 動詞文型データベース
12 連語データベース
13 データベース検索部

Claims (7)

  1. 動詞と、その動詞が採り得る文型と、その文型に応じた目的語、および補語と、その他その動詞の文型にかかる特有の情報と、その動詞の文型に基づく文例とその文例の意味とで構成する動詞文型活用情報を蓄積してなる動詞文型データベースと、動詞を指定することで、前記動詞文型データベースから前記動詞に関する動詞文型活用情報を検索して、この動詞文型活用情報にかかる表示信号を出力するデータベース検索部とを備えたことを特徴とする英文作成支援装置。
  2. 英文を作成する際、該当する動詞を指定し、この動詞を指定することでこの動詞の採り得る文型情報を表示し、その動詞の文型に応じた目的語、または補語があれば、それらを使用した文例をそれぞれ表示して、英文作成の支援を行うようにしたことを特徴とする請求項1記載の英文作成支援装置における英文作成支援方法。
  3. 動詞と、その動詞に関する連語情報と、その連語に基づく文例とその文例の意味とを蓄積してなる連語データベースと、動詞を指定することで、前記連語データベースから前記動詞に関する連語情報を検索して、この連語情報にかかる表示信号を出力するデータベース検索部とを備えたことを特徴とする英文作成支援装置。
  4. 英文を作成する際、該当する動詞を指定し、この動詞を指定することでこの動詞に関連する連語情報を表示し、この連語を用いた文例を表示して、英文作成の支援を行うようにしたことを特徴とする請求項3記載の英文作成支援装置における英文作成支援方法。
  5. 動詞と、その動詞が採り得る文型と、その文型に応じた目的語、および補語と、その他その動詞の文型にかかる特有の情報と、その動詞の文型に基づく文例とその文例の意味とで構成する動詞文型活用情報を蓄積してなる動詞文型データベースと、前記動詞に関する連語情報と、その連語に基づく文例とその文例の意味とを蓄積してなる連語データベースと、動詞を指定することで、前記動詞文型データベースまたは前記連語データベースから、それぞれ前記動詞に関する動詞文型活用情報、連語情報を検索して、これら動詞文型活用情報、連語情報にかかる表示信号を出力するデータベース検索部とを備えたことを特徴とする英文作成支援装置。
  6. 前記動詞文型データベースは、その動詞の文型に基づく文例に関する支援情報を蓄積してなることを特徴とする請求項1または5記載の英文作成支援装置。
  7. 前記連語データベースは、その連語に基づく文例に関する支援情報を蓄積してなることを特徴とする請求項3または5記載の英文作成支援装置。
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JP4891438B2 (ja) * 2007-08-27 2012-03-07 ソニー エリクソン モバイル コミュニケーションズ, エービー キーパッドテキスト入力の多義性解消

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