JP2005019861A

JP2005019861A - プラグイン式電子機器

Info

Publication number: JP2005019861A
Application number: JP2003185380A
Authority: JP
Inventors: Nobuyoshi Shimizu; 宣喜清水
Original assignee: Kyocera Corp
Current assignee: Kyocera Corp
Priority date: 2003-06-27
Filing date: 2003-06-27
Publication date: 2005-01-20

Abstract

【課題】筐体内に配置スペースを確保でき、基板の取付工数の削減を図り、かつ構造が簡単で部品点数の削減が行えるプラグイン式電子機器を提供する。
【解決手段】筐体１内に配列する案内部に沿って複数の基板２をスライドさせて収納して内部のコネクタ３に接続するプラグイン式電子機器であって、筐体１内に収納する複数の基板２と、この基板２の上端に、フック構造を有して筐体１内に基板２の重心を考慮して傾かないようにほぼ垂直な状態に複数配列させて吊り下げるフック体５とを備え、筐体１内にフック体５と係合して基板２を下方に吊り下げる案内部１ａと、この吊り下げた下方に基板２の下部を支えて振れを防止する支持部１ｂとを設ける。
【選択図】図１

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明はプラグイン式電子機器に係り、より詳細には、例えば、基地局に配置したサージボックス、交換機、パソコンなどの筐体内に配列するレールに沿って複数の基板をスライドさせて収納して内部のコネクタに接続するプラグイン式電子機器に関する。
【０００２】
【従来の技術】
【特許文献１】
実開平５−３３５９１号公報（第４−５頁、第１図）
従来、プラグイン式電子機器は、例えば、基地局に配置したサージボックス、交換機、パソコンなどの筐体に用いられ、この筐体内に配列する案内部（レール）に沿って複数の基板をスライドさせて収納して内部のコネクタに接続させる構造（例えば、特許文献１参照）がよく知られており、容易に基板を筐体内に収納可能にすることが重要になる。特に、サージボックスでは、部品故障等による稼動停止時に筐体内の複数の基板を切り替えて稼動させ、その間に故障した基板を修理または入れ替えるため、容易に取り外せることが最も重要になる。図１１は、このようなサージボックスに採用した従来のプラグイン式電子機器の一実施形態を示す構成図である。また、図１２は、図１１に示したＤ―Ｄ線の断面を示す断面図である。
【０００３】
図１１に示すように、従来のプラグイン式電子機器の一実施形態は、サージボックスの外装を形成する筐体２０を設け、この筐体２０内に複数収納する基板２２と、筐体２０内に配列して複数の基板２２をスライドさせて収納する案内部であるレール２１と、このレール２１に沿ってスライドさせて筐体２０内に収納する基板２２を電気的に接続するコネクタ２３とを備えている。ここで、コネクタ２３は、筐体２０内に収納したメイン基板（図示せず）などに取付ける雌コネクタ２３ｂと、基板２２に取付けた雄コネクタ２３ａとにより形成されている。また、基板２２には、レール２１に沿って収納した後に筐体２０内からスライドして出没しないように固定する固定手段である固定具２４を設けている。
【０００４】
このような従来のプラグイン式電子機器の一実施形態は、まず、基板２２を縦置きにして筐体２０内の上下に設けたレール２１に先端を嵌合させて挿入することで終端まで差込む。この時、基板２２は、図１２に示すように、筐体２０内の上下に設けたレール２１に沿って案内され、この先端に設けた雄コネクタ２３ａが筐体２０内の雌コネクタ２３ｂに向かって挿入される。そして、基板２２は、筐体２０内のレール２１に沿って終端近傍まで挿入されると、雄コネクタ２３ａと雌コネクタ２３ｂとが勘合し、突き当たった状態で停止するとともに、固定具２４により筐体２０内に固定される。
【０００５】
このように、従来のプラグイン式電子機器では、筐体２０内の上下に複数のレール２１を配置し、このレール２１に沿って複数の基板２２をスライドさせて収納することで、基板２２の雄コネクタ２３ａと筐体２０内部の雌コネクタ２３ｂとを電気接続し、容易に複数の基板２２を筐体２０内に収納できるように形成していた。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のプラグイン式電子機器では、図１２に示したように、筐体２０内で基板２２が挿入方向に沿って終端まで長く延在し、これに伴ってレール２１も上下共に長くしなければならないため、筐体２０内の上下面に延在するレール２１により内部に配置スペースを確保することが困難であるという不具合があった。
また、従来のプラグイン式電子機器では、基板２２の挿入時、筐体２０の上下に設けたレール２１それぞれの溝に上下同時に基板２２を挿入しなければならないため、この上下のレール２１に基板２２の上下端を合わせて挿入しづらいという不具合があった。
さらに、従来のプラグイン式電子機器では、筐体２０内に複数のレール２１を取付ける必要があり、部品点数が多くなり取付工数が増加して製品コストも高くなるという不具合があった。
【０００７】
本発明はこのような課題を解決し、筐体内に配置スペースを確保でき、基板の取付工数の削減を図り、かつ構造が簡単で部品点数の削減が行えるプラグイン式電子機器を提供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
本発明は上述の課題を解決するために、筐体内に配列する案内部に沿って基板を収納するプラグイン式電子機器において、筐体内に収納する基板は筐体内にこの基板を吊り下げるフック体を備え、筐体内にフック体と係合して基板を吊り下げてスライドさせる案内部を設ける。
【０００９】
ここで、案内部は、筐体内の天面から略Ｌ字状またはこの略Ｌ字状の先端を受け部を設けて略Ｊ字状にすることが好ましい。また、案内部の他の実施例は、筐体内の板金に基板の収納方向に切り欠いた溝であり、この溝にフック体を差込んで吊り下げることで、この溝に沿ってフック体がスライドすることが好ましい。また、案内部の溝は、一部が他の部位に比して狭く形成することが好ましい。また、案内部の溝は、フック体を差込む両側に延在してリブを設けることが好ましい。また、フック体は、基板の上部から上方に延在して先端を９０度〜１８０度の範囲内で屈曲させたフック構造を有し、このフック構造の先端が案内部に係合して点接触する支点と基板の重心とが吊り下げた垂直方向の同一線上でほぼ一致するように設けることが好ましい。また、フック体に固定部を一体に形成することが好ましい。また、フック体は、フック構造の先端に回転体を設けることが好ましい。また、基板の下部近傍を支える支持部を設けることが好ましい。
【００１０】
【発明の実施の形態】
次に、添付図面を参照して本発明によるプラグイン式電子機器の実施の形態を詳細に説明する。図１は、本発明によるプラグイン式電子機器の一実施形態を示す構成図である。また、図２は、図１に示したＡ―Ａ線の断面を示す断面図である。また、図３は、図１に示した案内部１ａの先端に受け部を設けた状態を示す図である。また、図４は、図１に示したＢ―Ｂ線の断面を示す断面図である。また、図５は、図１に示したフック体５の他の実施例を示す図である。また、図６は、本発明によるプラグイン式電子機器の他の実施形態を示す構成図である。また、図７は、図６に示したＣ―Ｃ線の断面を示す断面図である。また、図８は、図６に示したフック体５の他の実施例を示す図である。また、図９は、図６に示した案内部１ａの他の実施例を示す図である。また、図１０は、図６に示した案内部１ａの更なる他の実施例を示す図である。
【００１１】
図１に示すように、本発明によるプラグイン式電子機器の一実施形態は、図１０に示した従来技術と同様に、サージボックスの外装を形成する筐体１を設け、この筐体１内に複数収納する基板２と、この筐体１内に複数配列させて収納した基板２を電気的に接続するコネクタ３と、この基板２が筐体１内からスライドして出没しないように固定する固定手段である固定具４とを備えている。ここで、本実施の形態は、図１０に示した従来技術とは異なり、基板２の上端中央部に着脱可能に形成してフック構造を有して筐体１内に基板２の重心を考慮して傾かないようにほぼ垂直な状態に複数配列させて吊り下げるフック体５を備え、筐体１内にフック体５と係合して基板２を下方に吊り下げて側部から中心までスライドさせて出し入れする案内部１ａを設けて、この吊り下げた下方に基板２の下部近傍を支えて振れを防止する支持部１ｂを設けている。
【００１２】
従って、本実施の形態では、図２に示すように、基板２を装着して吊り下げるフック体５を筐体１内で従来技術のレールに比べて短い案内部１ａにより側部から中心までスライドさせることで基板２を収納できるため、レールのように筐体１内に長く延在させる必要がなく、且つ、フック体５の形状により基板２の上部に新たな配置スペースを確保することができる。
【００１３】
ここで、案内部１ａは、図１に示したように、筐体１内の天面から略Ｌ字状（図４参照）に屈曲した受けを設けてフック体５を引っ掛けて吊り下げることで、このＬ字状の受けに沿ってフック体５がスライドするように形成している。この際、案内部１ａは、Ｌ字状の形状に限定されるものではなく、例えば、図３に示すように、Ｌ字状の先端を更に曲げて略Ｊ字状に屈曲した受け部を設けてフック体５が外れ難く形成してもよい。また、案内部１ａは、例えば、筐体１の外装と同じ板金などの金属を曲げて形成し、基板２を支える支持体１ｂとともに筐体１の上下面に一体に形成することで、部品点数及び取付工数を削減し、製品コストも低減することができる。
【００１４】
また、フック体５は、基板２の上端にネジ止め等で固定され、案内部１ａに係合するフック構造を基板２の上部中央から上方に延在して先端を９０度〜１８０度の範囲内で屈曲させた形状に形成している。このフック体５は、図４に示すように、フック構造の屈曲した先端が案内部１ａに係合して点接触する支点Ｘとなり、この支点Ｘと基板２の重心Ｙとが吊り下げた垂直方向の同一直線上（図４に示した一点鎖線上）にほぼ一致するように形成している。これによりフック体５は、案内部１ａに係合して基板２を吊り下げた際、この基板２が傾くことなくほぼ垂直の状態にバランスを維持させて吊り下げることができる。
【００１５】
また、フック体は、金属またはプラスチックなどの材質により形成しており、例えば、金属により形成した場合、図５に示すように、基板２を収納した筐体１（図１参照）内からスライドして出没しないように基板２の収納方向後部で筐体１内の案内部１ａにネジ止めして固定する固定部６ａを一体に形成することもできる。これにより、フック体６は、図１に示した基板２に装着した固定具４の役割を一体に形成した固定部６ａが兼ねるため、固定具４を基板２に装着する必要がなくなり部品点数を削減することができる。一方、フック体をプラスチックにより形成した場合、基板２の固定をネジ止めではなく、例えば、基板２を圧入することで付勢して係合するツメ部（図示せず）を一体に形成して着脱可能に設けることも可能である。これにより、フック体は、ネジなどの部品を削減でき、取付工数を減らして装置全体のコストを低減することができる。ここで、フック体５は、図４に示した案内部１ａに点接触する支点Ｘをスライド（摺動）させて収納するため、摩擦を低減して筐体１内からの出し入れを容易に行えるように形成している。しかし、フック体５は、案内部１ａの摩擦をより効果的に低減する場合、例えば、案内部１ａに係合してスライドするフック構造の先端に滑車などの回転体（図示せず）を設けることも可能である。
【００１６】
このような本発明によるプラグイン式電子機器の一実施形態は、図１乃至４に示したように、まず、基板２を縦置きにして上端のフック体５を筐体１内の案内部１ａに引っ掛けて吊り下げるとともに、基板２の下端を筐体１内の下部に設けた支持部１ｂに合わせて嵌入した状態に設置する。従って、基板２は、フック体５を案内部１ａに引っ掛けた後に下端を支持部１ｂに嵌入できるため、従来技術のように上下端を同時にレールに合わせて嵌入する必要がなく、容易に筐体１内に収納することができる。また、基板１は、フック体５を案内部１ａに引っ掛けて下端を支持部１ｂに嵌入すると、案内部１ａに沿ってフック体５をスライドさせて収納する。この際、フック体５は、案内部１ａに点接触して係合する支点Ｘ（図４参照）により摺動するため、案内部１ａとの摩擦が少なく容易に基板２を出し入れすることができる。そして、基板２は、筐体１内の案内部１ａに沿って挿入すると、雄コネクタ３ａと雌コネクタ３ｂ（図１参照）とが互いに嵌合し、突き当たった状態で停止するとともに、固定具４（または図５に示した固定部６ａ）により筐体１内に固定される。
【００１７】
このように本発明によるプラグイン式電子機器の一実施形態によると、図２に示したように、筐体１内の案内部１ａと支持部１ｂとの長さを、フック体５が側部から中心近傍までスライドする短い長さに形成できるため、従来技術のレールのように上下共に長くする必要がなく、基板２の上部に新たな配置スペースを確保することができる。
また、本発明によるプラグイン式電子機器の一実施形態によると、基板２に装着したフック体５を案内部１ａに引っ掛けた後に下端を支持部１ｂに合わせて嵌入できるため、従来技術のように基板の上下端を同時にレールに合わせて嵌入する必要がなく、容易に基板２を筐体１内に実装（収納）することが可能になり作業性が向上する。
さらに、本発明によるプラグイン式電子機器の一実施形態によると、筐体１内の案内部１ａと支持部１ｂとを板金などの金属により一体に形成できるため、部品点数を削減して取付工数を減らせるとともに、装置全体の製品コストも低減することが可能になる。
【００１８】
次に、図６乃至１０を参照して、本発明によるプラグイン式電子機器の他の実施形態を詳細に説明する。ここで、本実施の形態は、図６に示した筐体１０及びフック体１５以外の構成要素が、全て図１に示したプラグイン式電子機器と同様の構成要素であり、同じ構成要素には同一の符号を記載するとともに、重複する説明は省略する。
【００１９】
図６に示すように、本発明によるプラグイン式電子機器の他の実施形態は、図１に示したプラグイン式電子機器と同様に、サージボックスの外装を形成する筐体１０を設け、この筐体１０内に複数収納する基板２と、この筐体１０内に複数配列させて収納した基板２を電気的に接続するコネクタ３と、基板２が筐体１０内からスライドして出没しないように固定する固定具４とを備えている。ここで、本実施の形態では、図１に示したプラグイン式電子機器とは異なり、筐体１０内の天面にＬ字状の案内部を設けるのではなく、筐体１０の板金天面に基板２の収納方向に切り欠いた複数の溝を有した案内部１０ａを設け、この案内部１０ａの溝にフック体１５の下側部を差込んで上方でフック構造を係合させて吊り下げるように形成している。このフック体１５は、図１に示したフック体とほぼ同様の形状であるが、基板２の上端から筐体１０の天面の案内部１０ａを貫通して上部に長く延在しており、この案内部１０ａの上部で先端を９０度〜１８０度の範囲内で屈曲させている。従って、本実施の形態では、筐体１０の板金天面に形成した案内部１０ａの溝に沿ってフック体１５がスライドするように形成している。
そして、フック体１５は、図７に示すように、筐体１０（図６参照）の天面に設けた溝である案内部１０ａにフック構造の下側部を差込み、このフック状の屈曲した先端が案内部１０ａの上面に係合して点接触する支点Ｘによって基板２を吊り下げている。この際、フック体１５は、図４に示したフック体と同様に、案内部１０ａの上面に点接触する支点Ｘと、基板２の重心Ｙとが垂直方向の同一線上（図７に示した一点鎖線上）に一致するように形成している。また、フック体１５は、金属またはプラスチックなどの材質により形成し、例えば、金属により形成した場合（フック体１６）、図８に示すように、基板２を案内部１０ａに固定する固定部１６ａを一体に形成し、基板２に取付ける固定具４（図６参照）を削減することもできる。また、フック体をプラスチックにより形成した場合、例えば、基板２を圧入することで付勢して係合するツメ部（図示せず）を一体に形成し、基板２のネジ止め部品を削減することも可能である。更に、フック体１５には、例えば、案内部１０ａに係合してスライドするフック構造の先端に滑車などの回転体（図示せず）を設けることも可能である。
【００２０】
一方、案内部１０ａは、図６に示したように、筐体１０の天面に切り欠いて溝状に形成され、この溝の長さをフック体１５が筐体１０の側面から中心近傍までスライド可能な長さに設けている。そして、この案内部１０ａは、図９に示すように、フック体１５を差込んでスライドさせる終端近傍に、基板２を筐体１０内で電気接続するコネクタ３（図６参照）の嵌合時のガタ付きを規制して嵌合性を向上させるため、一部の溝幅が他の部位における溝幅に比して狭く形成した狭幅部１０ｃを設けることも可能である。更に、案内部１０ａは、図１０に示すように、フック体１５を差込む溝の両側に延在して支持体１０ｂ（図６参照）とともに振れを支えるリブ１０ｄを更に設けることも可能である。
【００２１】
このように、本発明によるプラグイン式電子機器の他の実施形態によると、フック体１５を溝状の案内部１０ａに吊り下げてスライドさせる構造のため、図１に示したプラグイン式電子機器と同様の効果を得ることができるとともに、筐体１０の天面に溝状の案内部１０ａを形成する構造により部品点数を削減でき、製造コスト及び製品コストを同時に低減することができる。また、案内部１０ａの溝に狭幅部１０ｃ又はリブ１０ｄを更に設けることで、筐体１０内に基板２を安全に出し入れすることができ、作業性が向上する。
【００２２】
以上、本発明によるプラグイン式電子機器の実施の形態を詳細に説明したが、本発明は前述した実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
例えば、本発明によるプラグイン式電子機器をサージボックスに採用した実施の形態を詳細に説明したが、これに限定されるものではなく、パソコン、交換機などのプラグイン式電子機器にも採用することが可能である。
【００２３】
【発明の効果】
このように本発明によるプラグイン式電子機器によれば、容易に基板を実装（収納）することが可能となり、作業性が向上するほか収納スペースの小容量化が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明によるプラグイン式電子機器の一実施形態を示す構成図。
【図２】図１に示したＡ―Ａ線の断面を示す断面図。
【図３】図１に示した案内部の先端に受け部を設けた状態を示す図。
【図４】図１に示したＢ―Ｂ線の断面を示す断面図。
【図５】図１に示したフック体の他の実施例を示す図。
【図６】本発明によるプラグイン式電子機器の他の実施形態を示す構成図。
【図７】図６に示したＣ―Ｃ線の断面を示す断面図。
【図８】図６に示したフック体の他の実施例を示す図。
【図９】図６に示した案内部の他の実施例を示す図。
【図１０】図６に示した案内部の更なる他の実施例を示す図。
【図１１】従来のプラグイン式電子機器の一実施形態を示す構成図。
【図１２】図１１に示したＤ―Ｄ線の断面を示す断面図。
【符号の説明】
１筐体
１ａ案内部
１ｂ支持部
２基板
３コネクタ
３ａ雄コネクタ
３ｂ雌コネクタ
４固定具
５フック体

Claims

筐体内に配列する案内部に沿って基板を収納するプラグイン式電子機器において、
前記筐体内に収納する基板は、前記筐体内に該基板を吊り下げるフック体を備え、
前記筐体内に前記フック体と係合して前記基板を吊り下げ、スライドさせる案内部を設けたことを特徴とするプラグイン式電子機器。
請求項１に記載のプラグイン式電子機器において、
前記案内部は、前記筐体内の天面から略Ｌ字状または該略Ｌ字状の先端に受け部を設け、略Ｊ字状にしたことを特徴とするプラグイン式電子機器。
請求項１に記載のプラグイン式電子機器において、
前記案内部は、前記筐体内の板金に前記基板の収納方向に切り欠いた溝であり、この溝に前記フック体を差込んで吊り下げることで、この溝に沿って前記フック体がスライドすることを特徴とするプラグイン式電子機器。
請求項３に記載のプラグイン式電子機器において、
前記案内部の溝の一部が他の部位に比して狭く形成したことを特徴とするプラグイン式電子機器。
請求項３または４に記載のプラグイン式電子機器において、
前記案内部の溝は、前記フック体を差込む両側に延在してリブを設けたことを特徴とするプラグイン式電子機器。
請求項１乃至５いずれかに記載のプラグイン式電子機器において、
前記フック体は、前記基板の上部から上方に延在して先端を９０度〜１８０度の範囲内で屈曲させたフック構造を有し、このフック構造の先端が前記案内部に係合して接触する支点と前記基板の重心とが吊り下げた垂直方向の同一線上でほぼ一致するように設けたことを特徴とするプラグイン式電子機器。
請求項１乃至６いずれかに記載のプラグイン式電子機器において、
前記フック体に固定部を一体に形成したことを特徴とするプラグイン式電子機器。
請求項１乃至７いずれかに記載のプラグイン式電子機器において、
前記フック体は、フック構造の先端に回転体を設けたことを特徴とするプラグイン式電子機器。
請求項１乃至８いずれかに記載のプラグイン式電子機器において、
前記基板の下部近傍を支える支持部を設けたことを特徴とするプラグイン式電子機器。