JP2005019565A - Frame structure of control panel - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、下水処理場等の各種制御機器を制御するために設けられる制御盤に係り、特に制御盤フレームの組立作業性を向上させた制御盤のフレーム構造体の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種制御盤のフレーム構造体として、フレーム構造体内に複数の電気機器ユニットを収納すると共に、各電気機器ユニット間や制御対象となる下水処理現場の制御対象機器との間を結ぶ通信ケーブル類を束ねて配線する複数の配線ダクトを設けるようにした構成のものが一般的である。
【0003】
この制御盤は、特開2002−27161号公報([特許文献1]参照)によれば、添付図面の図7〜図9に示されるような床設置型の箱形状をなす制御盤1である。
【0004】
この制御盤1は、ケーシング2と、図8に示すように複数の機器ユニット(制御機器)3を収納するフレーム構造体4とを備えている。
【0005】
ケーシング2は、前方および後方側に設けられる扉5、例えば表扉51および裏扉52とを備えている。
【0006】
フレーム構造体4は、機器ユニット3を支持固定する複数の支柱や桟を組み合わせて構成した枠体6と、この枠体6の一部に固設される配線ダクト7とより構成される。
【0007】
この機器ユニット3は、電気機器等の機器組立体として構成される。
【0008】
機器ユニット3は、図8および図9に示されるように、制御盤1のケーシング2の上段から下段までの間に複数設置されている。
【0009】
枠体6は、ケーシング2内にほぼ納まる寸法に形成され、ケーシング2内の左右に相対向して配置される第1の縦柱8と、この第1の縦柱8間に掛け渡され一体的に固定される第1の横柱9と、上下の第1の横柱9間に跨り第1の縦柱8とほぼ平行に配置される第2の縦柱10と、更にこの第2の縦柱10間にあって、上下方向に所定の間隔を取って平行に固定される複数の第2の横柱11とから構成される。
【0010】
第2の縦柱10には、それぞれこの後方側に配線ダクト7が配置されている。
【0011】
この配線ダクト7は、機器ユニット3から導出する通信ケーブル12を整線して収納されるようになっている。
【0012】
一方、機器ユニット3は、複数の横柱11毎に複数段に区分されて支持固定されている。
【0013】
また、それぞれの機器ユニット3からは、複数の通信ケーブル12が導出されており、フレーム構造体4の配線ダクト7へ整線されて収納されるようになっている。
【0014】
【特許文献1】
特開2002−27161号公報(第3頁左欄第2〜15行および第23〜33行並びに図1,図2,図4,図6)
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1によれば、機器ユニット3から導出される複数の通信ケーブル12が、人手により整線されて筒状の配線ダクト7の一方の開口側から収納されるようになっている。
【0016】
従って、機器ユニット3から導出される複数の通信ケーブル12は、整線されてから筒状の配線ダクト7へ手作業により収納されるので、このように収納される複数の通信ケーブル12は、ばらばらにならず、整然とフレーム構造体4内に収納させることができるようになっている。
【0017】
しかしながら、このような筒状の配線ダクト7を用いた通信ケーブル12は、筒状に形成せれた配線ダクト7の開口側から差し込むように手作業が必要であることから、この通信ケーブル12は、機器ユニット3と、他の機器ユニット3や他の制御盤側の機器ユニット側から導出される配線と前以て両端子接続(すなわち両端圧着)しておかねばならず、通信ケーブル12の整線に手間取るばかりでなく、配線ダクト7の反対側開口から導き出すのにも手間取っていた。
【0018】
このため、作業時間が相当にかかる上に、ベテラン作業員により対応していたのが実情であった。
【0019】
また、制御盤1によれば、通信ケーブル12からの発熱による故障や誤作動を防止するために、放熱対策として、特別に冷却(送風)装置を設けねばならず、制御盤自体が必要以上に大型化するという不都合があった。
【0020】
本発明は、以上の点を考慮してなされたもので、機器ユニットから導出する通信ケーブルの配線作業を容易且つ簡易になし得るようにすると共に、通信ケーブルからの放熱性を向上させて故障や誤作動を防止することができる制御盤のフレーム構造体を提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明によれば、通信ケーブルを導出する機器ユニットをケーシング内にて支持固定するフレーム構造体において、前記ケーシング内に収納される機器ユニットを支持するようにこのケーシング内に固設される枠体と、この枠体には、機器ユニットを支持固定し得ると共に、前記機器ユニットから導出する通信ケーブルを束ねて支持することができるように設けられるU字型結合具とを具備したことを特徴とする制御盤のフレーム構造体を提供する。
【0022】
【発明の実施の形態】
本発明の制御盤のフレーム構造体の実施形態について、添付図面を参照して説明する。
【0023】
図1は、本発明を実施する制御盤20の概要を示す図である。
【0024】
図2は、図1のA−A線に沿う拡大断面図である。
【0025】
図3は、図1のB−B線に沿う拡大断面図であって、制御盤20を縦断した背面図である。
【0026】
図1に示す制御盤20は、下水処理場等の各種制御機器等の制御機器を収納する床設置型の箱形状をなすケーシング21と、このケーシング21内に設けられるフレーム構造体22と、このフレーム構造体22に支持される複数の機器ユニット23とより構成される。
【0027】
ケーシング21には、その前方および後方側に開閉自在に扉24、例えば表扉241,裏扉242が設けられる。
【0028】
フレーム構造体22は、ケーシング21の内壁面に固定される枠体25と、この枠体25に固定されるU字型結合具26とから構成される。
【0029】
枠体25は、図2および図5に示すように、ケーシング21内周縁に沿い、正面より見て、例えばコの字形に張設した門型支柱28と、この門型支柱28側に固定する支持基板29とから構成される。
【0030】
この枠体25は、門型支柱28と支持基板29の一体化構成により、相乗的に強度を向上せしめる共に、制御盤20全体としての補強効果の向上に寄与し得る構成である。
【0031】
門型支柱28は、ケーシング21の左右両側壁面および上壁面に跨って取り付けられる。
【0032】
門型支柱28は、断面が凹状をなし、この凹状部281に平板状の支持基板29の周縁が嵌め込まれ、一体化した状態でケーシング21側に固定されるようになっている。
【0033】
また、この門型支柱28は、機器ユニット23を直接取り付ける支持基板29を支持固定するに十分な強度を有するように、例えば1本のアングル状部材をコの字状に折り曲げて形成したものであるが、例えば2本のアングル状部材を一対とした棒状支柱を構成してもよい。
【0034】
支持基板29は、図4に示すように、ケーシング21内の中央部において左右両側壁に掛け渡され、ケーシング21内を前後に2分するように設けられる。
【0035】
この支持基板29は、ケーシング21側へ固定した門型支柱28の左右両側枠部の凹部に、この支持基板29の周縁部291が嵌め込まれて強固に固定される。
【0036】
その際、支持基板29の低部周縁部291のみは開放状態となっている。
【0037】
また、この支持基板29は、この基板自体に機器ユニット23を支持固定するに十分な平面強度を有しており、ケーシング21内のほぼ中心部に位置して機器ユニット23を支持固定した際に十分耐え得る強度を備えている。
【0038】
U字型結合具26は、機器ユニット23を直接連結して支持するために図6に示すように、例えば金物によりU字溝261を形成したもので、門型支柱28や支持基板29側の所定の部位に片持支持されるものである。
【0039】
このU字型結合具26は、両側にそれぞれネジ穴262が設けられ、門型支柱28および支持基板29所定の箇所へ予めネジ止め固定されている。
【0040】
このU字型結合具26のU字溝261は、機器ユニット23に接続される通信ケーブル333を押し入れることができる程度の形状になっている。
【0041】
一方、機器ユニット23は、支持基板29の上部において、表扉241に面する側に取り付けられるコントローラユニット33と、裏扉242に面する側に取り付けられるリレー機器ユニット34と、支持基板29の下部において、表扉241に面する側に取り付けられる第1の端子台31と、裏扉242に面する側に取り付けられる第2の端子台32とより構成される。
【0042】
支持基板29の両面側に相対向して設置されるコントローラユニット33およびリレー機器ユニット34は、それぞれ複数のスペーサ30を介して支持基板29側へ取り付けられる。
【0043】
コントローラユニット33は、図4および図5に示すように、フレーム構造体22側へ直接支持固定されるベース板331と、このベース板331に一体的に設けられるコントローラユニット本体332およびこのコントローラユニット本体332から導出する通信ケーブル333とから構成される。
【0044】
コントローラユニット33は、ベース板331のフランジ部が支持基板29側に取り付けられているU字型結合具26および支持基板29側に複数のスペーサ30を介してこの支持基板29側へ固定される。
【0045】
ベース板331は、複数のネジ35により支持基板29側へ締め付け固定される。
【0046】
従って、コントローラユニット33のベース板331の周縁部の両側が、U字型結合具26を介して門型支柱28の枠部281へ、また、ベース板331の周縁部下側がスペーサ30を介して支持基板29の平面部292側へ固定される。
【0047】
機器ユニット23の第1の端子台31は、ベース板311に端子部312が多数配列されている。
【0048】
また、第2の端子台32は、ベース板321に端子部322が多数配列されている。
【0049】
これらの端子部312には、コントローラユニット33から導出する通信ケーブル333が前以て接続されるようになっている。
【0050】
コントローラユニット33側から導出した通信ケーブル333は、図4および図5に示すように、例えばその信号入力側が第1の端子台31側に接続される一方、信号出力側がコントローラユニット33のベース板331の周縁に位置するU字型結合具26のU字溝261へ整線した後、手作業により押し込むことができるようになっている。
【0051】
従って、通信ケーブル333は、コントローラユニット33側に対して前以て端子接続(すなわち片端圧着)がなされるようになっている。
【0052】
一方、リレー機器ユニット34は、図4および図5に示すように、フレーム構造体22側へ直接支持固定されるベース板341と、このベース板341に一体的に設けられるリレー機器ユニット本体342およびこのリレー機器ユニット本体342から導出する通信ケーブル343とから構成される。
【0053】
このリレー機器ユニット34は、ベース板341のフランジ部が支持基板29側に取り付けられているU字型結合具26および支持基板29側の複数のスペーサ30を介してこの支持基板29側へ固定される。
【0054】
ベース板341は、複数のネジ35により支持基板29側へ締め付け固定される。
【0055】
これにより、リレー機器ユニット34のベース板341の周縁部の両側が、U字型結合具26を介して門型支柱28の両側枠部へ、また、ベース板331の周縁部の下側がスペーサ30を介して支持基板29の平面部292側へ固定される。
【0056】
リレー機器ユニット34側から導出した通信ケーブル343は、図4および図5に示すように、例えばその信号入力側が第2の端子台32側に接続される一方、信号出力側がリレー機器ユニット34のベース板341の周縁に位置するU字型結合具26のU字溝261へ整線した後、手作業により押し込むことができるようになっている。
【0057】
また、第1の端子台31および第2の端子台32は、図5に示すように、支持基板29の下方位置において、この支持基板29の周縁部291および平面部292の両側面に予め取り付けられたU字型結合具26をベース板331およびベース板341の周縁部をネジ35により固定している。
【0058】
第1の端子台31および第2の端子台32側から導出した通信ケーブル(図示せず)は、コントロールユニット33およびリレー機器ユニット34側へ導出され接続されるようになっている。
【0059】
すなわち、第1の端子台31および第2の端子台32側の通信ケーブルは、第1の端子台31および第2の端子台32の間のスペースに沿って配線され、コントロールユニット33およびリレー機器ユニット34側の相互の裏側のスペースを通して、当該コントロールユニット33およびリレー機器ユニット34へ接続されるようになっている。
【0060】
このように通信ケーブルが配線されることにより、コントローラユニット33およびリレー機器ユニット34側から導出される通信ケーブル333,343は、フレーム構造体22のU字型結合具26側に整線状態で保持される。
【0061】
また、第1の端子台31および第2の端子台32側から導出した通信ケーブルは、支持基板29の表側および裏側に固設される機器ユニット23間に形成されるスペースを通して配線されるようになっている。
【0062】
また、各機器ユニット23は、U字型結合具26を介してフレーム構造体22側へ一体的に支持固定される。
【0063】
次に、制御盤20のフレーム構造体22の作用について、機器ユニット23をフレーム構造体22内へ支持固定するまでの作業ステップにより説明する。
【0064】
この作業ステップは、機器ユニット23を構成する複数のコントローラユニット33と、複数のリレー機器ユニット34と、第1の端子台31および第2の端子台32がフレーム構造体22側の支持基板29の両面へそれぞれ取り付けるまでのステップである。
【0065】
ケーシング21にフレーム構造体22が取り付けられた後、機器ユニット23を組込むにあたって、ケーシング21の表扉241および裏扉242を開放する。
【0066】
先ず、表扉241側からコントローラユニット33と第1の端子台31の組み込み作業を始める。
【0067】
第1の端子台31の端子部312側から導出した通信ケーブル333をコントローラユニット33側へ前以て接続する<ステップ1>。
【0068】
<ステップ1>により組立てられることにより、前記通信ケーブル333により一体的に接続されたコントロールユニット33の組立体を、ケーシング21の表扉241側からこのケーシング21内に収納する。
【0069】
その際に、コントロールユニット33は、フレーム構造体22のU字型結合具26とを所定の位置決め手段により位置合せをしてネジ止めする<ステップ2>。
【0070】
次に、コントローラユニット33側から導出する通信ケーブル333をコントロールユニット33の裏側にて整線し、束線してから下方側から導出する<ステップ3>。
【0071】
この束線されて導出した通信ケーブル333を手作業により2束に分け、それぞれの束を門型支柱28側に固定されたU字型結合具26のU字溝261へ上方から下方側へ暫時押し入れる(図4参照)<ステップ4>。
【0072】
続いて、裏扉242側からリレー機器ユニット34と第2の端子台32の端子部322側から導出した通信ケーブル343をリレー機器ユニット34側へ前以て接続する<ステップ5>。
【0073】
<ステップ5>により組立てられることにより、前記通信ケーブル343にて一体的に接続されたリレー機器ユニット34の組立体をケーシング21の裏扉242側から、このケーシング21内に収納する。
【0074】
その際に、リレー機器ユニット34は、フレーム構造体22のU字型結合具26とを指定の位置決め手段により位置合わせしてネジ止めする<ステップ6>。
【0075】
次に、リレー機器ユニット34側から導出する通信ケーブル343をリレー機器ユニット34の裏側にて整線し、束線してから下方側から導出する<ステップ7>。
【0076】
この束線されて導出した通信ケーブル343を手作業により2束に分け、それぞれの束を門型支柱28側に固定されたU字型結合具26のU字溝261へ上方から下方側へ暫時押し入れる(図4参照)<ステップ8>。
【0077】
続いて、下方側に集められた左右側の束線の一方を、支持基板29の下方に固定されたU字型結合具26のU字溝261に押し入れる。
【0078】
押し入れた後に更に導出する通信ケーブル333,343の端部をケーシング21内の間隙部へ導き出す。
【0079】
この導き出された通信ケーブル333,343を図示しない他の制御盤やシステム側へ接続する。
【0080】
ここで、通信ケーブル(例えば出力側)333および343の他の制御盤やシステム側への配線接続は、例えばこの通信ケーブル333および343のケーブル端子と、他の制御盤やシステム側の端子同士による片端圧着により行なわれる<ステップ9>。
【0081】
このように、機器ニット23をフレーム構造体22内へ支持固定する作業ステップが、上記の<ステップ1>〜<ステップ9>のステップに行なうことができる。
【0082】
従って、コントローラユニット33およびリレー機器ユニット34から導出する通信ケーブル(出力側)333,343をフレーム構造体22へ組込時における配線作業を、U字型結合具26のそれぞれのU字溝261に簡単に押し入れることにより短時間に且つ確実に作業を行なうことができる。
【0083】
また、コントローラユニット33およびリレー機器ユニット34をケーシング21内に収納してから配線作業を行なうにあたって、先に第1の端子台31および第2の端子台32を、コントローラユニット33およびリレー機器ユニット34側へ端子同士により前以て片端接続させておくこができるので、ケーシング23内での、例えば人手による作業、とりわけ通信ケーブル333および343の配線作業が非常に簡単且つ確実となる。
【0084】
延いては、特にベテラン作業員を配置する必要がなくなり、組立作業能率や作業効率も向上させることができると共に、制御盤20としての製品品質を向上させることができる。
【0085】
なお、本発明は、上述した実施形態の構成に限定されるものではなく、U字型結合具26を介してケーシング23側に支持固定されるコントローラユニット33およびリレー機器ユニット34は、何れか一方であってもよい。
【0086】
また、ケーシング21の内壁に固設した枠体25の門型支柱28は、必ずしも門型ではなく、ケーシング21の内壁両側にそれぞれ複数の棒状支柱、例えば左右一対の棒状支柱を設けるようにしてもよい。
【0087】
また、枠体25の支持基板29は、かならずしも必要なものではなく、門型支柱28または一対の棒状支柱を長手方向に一層長尺なものとし、支持基板29の代替ができるようにすることも可能である。
【0088】
更に、U字型結合具26は、弾力性を有するプラスチック等の材料にて形成してもよく、また、フレーム構造体22として組み込まれたときの自由端側の弾力性を保持せしめるため、自由端側の肉厚を薄く形成したものを用いることができる。
【0089】
また、U字型結合具26は、通信ケーブル333や343の重量や大きさ、弾力性を考慮して、必要な強度を持たせるために、短尺のものに限らず、長尺のものを採用してもよい。
【0090】
更にまた、この場合に、配線作業の作業性を一層考慮して、U字型結合具26のそれぞれのU字溝261の大きさや種々の形状のものを用いるようにすることもできる。
【0091】
【発明の効果】
本発明によれば、機器ユニットから導出する通信ケーブルの配線作業を容易且つ簡易になし得ると共に、通信ケーブルからの放熱性を向上させて故障や誤作動を防止し得る制御盤のフレーム構造体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施する制御盤の斜視図。
【図2】図1のA−A線に沿う拡大断面図。
【図3】図1のB−B線に沿う拡大断面図。
【図4】図2のC−C線に沿う拡大断面図。
【図5】図2のD−D線に沿う拡大断面図。
【図6】本発明の実施形態に用いるU形支持具。
【図7】従来の制御盤の斜視図。
【図8】図7のE−E線に沿う拡大断面図。
【図9】フレーム構造体と機器ユニットとを組み合わせた状態を示す一部切欠斜視図。
【符号の説明】
20 制御盤
21 ケーシング
22 フレーム構造体
23 機器ユニット
24 扉
241 表扉
242 裏扉
25 枠体
26 U字型結合具
261 U字溝
262 ネジ穴
28 門型支柱
281 凹状部
282 枠部
29 支持基板
291 周縁部
292 平面部
30 スペーサ
31 第1の端子台
311,321,331,341 ベース板
312,322 端子部
32 第2の端子台
33 コントローラユニット
332 コントローラユニット本体
333,343 通信ケーブル
34 リレー機器ユニット
342 リレー機器ユニット本体
35 ネジ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a control panel provided for controlling various control devices such as a sewage treatment plant, and more particularly to improvement of a frame structure of a control panel that improves assembly workability of the control panel frame.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as a frame structure of this kind of control panel, a plurality of electric device units are housed in the frame structure, and a communication cable is connected between each electric device unit and a control target device at a sewage treatment site to be controlled. Generally, a configuration in which a plurality of wiring ducts for bundling and wiring is provided.
[0003]
According to Japanese Unexamined Patent Publication No. 2002-27161 (see [Patent Document 1]), this control panel is a floor-mounted control panel 1 as shown in FIGS. 7 to 9 of the accompanying drawings. .
[0004]
The control panel 1 includes a
[0005]
The
[0006]
The
[0007]
The
[0008]
As shown in FIGS. 8 and 9, a plurality of
[0009]
The
[0010]
A
[0011]
The
[0012]
On the other hand, the
[0013]
A plurality of
[0014]
[Patent Document 1]
JP 2002-27161 A (left column,
[0015]
[Problems to be solved by the invention]
According to Patent Document 1, a plurality of
[0016]
Therefore, since the plurality of
[0017]
However, since the
[0018]
For this reason, it took a considerable amount of time to work, and it was the actual situation that was handled by an experienced worker.
[0019]
In addition, according to the control panel 1, in order to prevent a malfunction or malfunction due to heat generated from the
[0020]
The present invention has been made in consideration of the above points, and makes it possible to easily and simply carry out the wiring work of the communication cable led out from the equipment unit, and improves the heat dissipation from the communication cable to prevent breakdowns. An object of the present invention is to provide a frame structure of a control panel that can prevent malfunction.
[0021]
[Means for Solving the Problems]
To achieve the above object, according to the first aspect of the present invention, in the frame structure for supporting and fixing the equipment unit for leading out the communication cable in the casing, the equipment unit housed in the casing is supported. As described above, a frame body fixed in the casing, and a U unit provided on the frame body so that a device unit can be supported and fixed and a communication cable led out from the device unit can be bundled and supported. There is provided a frame structure of a control panel characterized by comprising a letter-shaped coupler.
[0022]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
An embodiment of a frame structure of a control panel according to the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
[0023]
FIG. 1 is a diagram showing an outline of a
[0024]
FIG. 2 is an enlarged cross-sectional view taken along the line AA in FIG.
[0025]
FIG. 3 is an enlarged cross-sectional view taken along the line BB in FIG. 1, and is a rear view in which the
[0026]
A
[0027]
The
[0028]
The
[0029]
As shown in FIGS. 2 and 5, the
[0030]
The
[0031]
The gate-shaped support column 28 is attached across the left and right wall surfaces and the upper wall surface of the
[0032]
The gate-shaped support column 28 has a concave cross section, and the periphery of the
[0033]
The gate-shaped column 28 is formed by bending, for example, one angle-shaped member into a U shape so as to have sufficient strength to support and fix the
[0034]
As shown in FIG. 4, the
[0035]
The
[0036]
At that time, only the lower
[0037]
Further, the
[0038]
As shown in FIG. 6, the
[0039]
The
[0040]
The
[0041]
On the other hand, the
[0042]
The
[0043]
4 and 5, the
[0044]
The
[0045]
The
[0046]
Therefore, both sides of the peripheral portion of the
[0047]
In the first
[0048]
The second
[0049]
A
[0050]
As shown in FIGS. 4 and 5, the
[0051]
Accordingly, the
[0052]
On the other hand, as shown in FIGS. 4 and 5, the
[0053]
The
[0054]
The
[0055]
As a result, both sides of the peripheral portion of the
[0056]
As shown in FIGS. 4 and 5, the
[0057]
Further, as shown in FIG. 5, the first
[0058]
A communication cable (not shown) led out from the first
[0059]
That is, the communication cable on the first
[0060]
By wiring the communication cable in this way, the
[0061]
Further, the communication cable led out from the first
[0062]
Each
[0063]
Next, the operation of the
[0064]
In this work step, the plurality of
[0065]
After the
[0066]
First, the assembly operation of the
[0067]
The
[0068]
By assembling in <Step 1>, the assembly of the
[0069]
At that time, the
[0070]
Next, the
[0071]
The bundled
[0072]
Subsequently, the
[0073]
By assembling in <
[0074]
At that time, the
[0075]
Next, the
[0076]
The bundled
[0077]
Subsequently, one of the left and right bundled wires collected on the lower side is pushed into the
[0078]
The end portions of the
[0079]
The derived
[0080]
Here, the communication cables (for example, the output side) 333 and 343 are connected to other control panels and the system side by, for example, the cable terminals of the
[0081]
As described above, the work step of supporting and fixing the
[0082]
Therefore, wiring work when the communication cables (output side) 333 and 343 led out from the
[0083]
When the wiring work is performed after the
[0084]
As a result, it is not particularly necessary to arrange an experienced worker, the assembly work efficiency and work efficiency can be improved, and the product quality as the
[0085]
In addition, this invention is not limited to the structure of embodiment mentioned above, The
[0086]
Further, the gate-type column 28 of the
[0087]
In addition, the
[0088]
Further, the
[0089]
In addition, the
[0090]
Furthermore, in this case, in consideration of the workability of the wiring work, the sizes of the
[0091]
【The invention's effect】
According to the present invention, there is provided a frame structure for a control panel that can easily and easily perform a wiring operation of a communication cable led out from an equipment unit, and that can improve heat dissipation from the communication cable to prevent failure or malfunction. Can be provided.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of a control panel for carrying out the present invention.
FIG. 2 is an enlarged cross-sectional view taken along line AA in FIG.
FIG. 3 is an enlarged cross-sectional view taken along the line BB in FIG.
4 is an enlarged cross-sectional view taken along the line CC of FIG. 2;
FIG. 5 is an enlarged cross-sectional view taken along the line DD of FIG.
FIG. 6 is a U-shaped support used in an embodiment of the present invention.
FIG. 7 is a perspective view of a conventional control panel.
8 is an enlarged cross-sectional view taken along line EE in FIG.
FIG. 9 is a partially cutaway perspective view showing a state in which the frame structure and the device unit are combined.
[Explanation of symbols]
20
Claims (5)
前記ケーシング内に収納される機器ユニットを支持するようにこのケーシング内に固設される枠体と、
この枠体には、機器ユニットを支持固定し得ると共に、前記機器ユニットから導出する通信ケーブルを束ねて支持することができるように設けられるU字型結合具とを具備したことを特徴とする制御盤のフレーム構造体。In the frame structure for supporting and fixing the equipment unit for leading out the communication cable in the casing,
A frame body fixed in the casing so as to support the equipment unit stored in the casing;
The frame is provided with a U-shaped coupler provided so that the device unit can be supported and fixed, and the communication cable led out from the device unit can be bundled and supported. The frame structure of the board.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003180184A JP2005019565A (en) | 2003-06-24 | 2003-06-24 | Frame structure of control panel |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2003180184A JP2005019565A (en) | 2003-06-24 | 2003-06-24 | Frame structure of control panel |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2005019565A true JP2005019565A (en) | 2005-01-20 |
Family
ID=34181294
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Country | Link |
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JP (1) | JP2005019565A (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007259579A (en) * | 2006-03-23 | 2007-10-04 | Toshiba Corp | Control panel device and manufacturing method of control panel device |
-
2003
- 2003-06-24 JP JP2003180184A patent/JP2005019565A/en not_active Withdrawn
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