JP2005018205A - Musical piece retrieving system and method, and musical piece retrieving device - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、楽曲に対応する特徴量を利用し、楽曲に対する利用者の好みや嗜好の変化に応じて、利用者の好みの楽曲に類似する楽曲を検索し推奨する機能を提供する楽曲検索システム、楽曲検索方法、及び楽曲検索装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、デジタル化された楽曲の販売は、音楽CDやMDなどの物理的な媒体を用いるのみならず、インターネット上のサーバにデジタル化し圧縮した楽曲を蓄え、暗号化による著作権保護機能や、課金決済機能を設けたシステムを構築し、利用者が所望する楽曲を、いつでも好きな時間に家庭のパーソナルコンピュータから、インターネット経由で購入することが可能な楽曲販売サービスが普及しつつある。しかし、このような形態でのサービスでは、利用者は、嗜好にあった曲を探すにために、インターネット上の複数の販売サイトを個別にアクセスして、1曲づつ試聴した上で、どの曲を購入すべきかを決定する必要がある。
【0003】
また、近年、パーソナルコンピュータのハードディスクが大容量化し、また、ハードディスクプレーヤなどの出現で、個人の利用の範囲で、非常に多くの楽曲を蓄積・再生できる環境が提供され、例えば20GBのハードディスクであれば1曲5MBの楽曲が4000曲保存できるような環境がひろがりつつあり、利用者自身、自分がどのような楽曲をもっているかを把握しきれない状況が発生しつつある。
【0004】
また、ジャンルやアーティスト名のような楽曲書誌情報で検索する技術は普及しているが、数千曲の中から利用者の嗜好に応じた適切な楽曲を検索するには十分でない。多くの楽曲の中から、より適切に利用者の嗜好にあった楽曲を検索する技術が望まれている。
【0005】
一方、音楽の特性を表現する際に使用される音楽表現因子(例えば、明るさや因子や悲しさ因子)を用いて、複数の音楽表現因子ごとに重み付けられた値をもとに楽曲の特性を表現することによって、利用者の嗜好にあった楽曲を検索し販売するサービスが提案されている。しかし、このような形態のシステムを提供するためには、音楽表現因子を用いた分析を各楽曲ごとに実施する必要がある。また、楽曲提供者が試聴システムを構築する場合、楽曲の著作権保護のため、楽曲データと別に試聴データを用意したり、試聴時に楽曲データをコピーされないように保護機能を別途設けるなどの対策を講じる必要があり、システム構築コストが増加する。
【0006】
また、利用者の再生履歴情報から、利用者の好みの曲を推測する提案を行っているものがある(例えば、特許文献1参照)。しかし、利用者は、いつも好みの曲のみを再生するわけではないので、利用者の嗜好度を推測する精度を確保するのが難しい。
【0007】
【特許文献1】
特開2003−99459号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
このように、従来の技術によれば、利用者がインターネット上で好みの曲を探すためには、複数の販売サイトを個別にアクセスする必要があり、かつ、通常データベースに登録されている楽曲名やジャンルのような楽曲の書誌情報からだけでは楽曲の大まかな内容しか推定することができないので、結局、候補曲を1曲づつ試聴しなければならず、利用者にとって未知の楽曲の中から好みの楽曲を探すことは、非常に煩雑な操作になる。
【0009】
また、個人の利用の範囲で非常に多数の楽曲を有し、その中から自分の好みの楽曲を探す場合、楽曲名やジャンルのような楽曲の書誌情報さえも正しく管理されていない場合もあり、好みの楽曲を探すためには全ての楽曲を再生する必要があるなど、利用者にとって非常に困難な作業になる。
【0010】
さらに、個人の嗜好は時間によって変化していくものであり、変化する個人嗜好に合わせて適切な楽曲を自動的に選曲する必要があるが、従来のような技術では実現が困難か、あるいは、嗜好度の精度を上げるのが難しい。
【0011】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するための手段として、本発明の請求項1に記載の楽曲検索システムは、楽曲の特徴を表現する特徴量と楽曲を識別する楽曲識別子とを対応付けて管理する特徴量管理手段と、楽曲に対して利用者が指定する嗜好度と楽曲を識別する楽曲識別子とを対応付けて管理する嗜好度管理手段と、楽曲識別子に対応付けられた嗜好度をもとに推奨度1を算出し利用者に対する推奨曲の楽曲識別子を抽出する推奨度算出手段と、推奨曲の楽曲識別子をもとに、特徴量管理手段から推奨曲に対する類似曲の楽曲識別子を抽出する類似曲検索手段とを有し、推奨曲の推奨度1及びあるいは類似曲の類似度から、新たな推奨度2を算出し、利用者に対する推奨曲を算出提示する推奨曲提示手段からなることを特徴とする。
【0012】
請求項2に記載の楽曲検索システムは、楽曲の特徴を表現する特徴量と楽曲を識別する楽曲識別子とを対応付けて管理する特徴量管理手段と、楽曲に対して利用者が再生した回数と楽曲を識別する楽曲識別子とを対応付けて管理する再生履歴管理手段と、楽曲識別子に対応付けられた再生回数をもとに推奨度1を算出し、利用者に対する推奨曲の楽曲識別子を抽出する推奨度算出手段と、推奨曲の楽曲識別子をもとに、特徴量管理手段から推奨曲に対する類似曲の楽曲識別子を抽出する類似曲検索手段とを有し、推奨曲の推奨度1及びあるいは類似曲の類似度から、新たな推奨度2を算出し、利用者に対する推奨曲を算出提示する推奨曲提示手段からなることを特徴とする。
【0013】
請求項3に記載の楽曲検索システムは、楽曲の特徴を表現する特徴量と楽曲を識別する楽曲識別子とを対応付けて管理する特徴量管理手段と、楽曲に対して利用者が指定する嗜好度と楽曲を識別する楽曲識別子とを対応付けて管理する嗜好度管理手段と、楽曲に対して利用者が再生した回数と楽曲を識別する楽曲識別子とを対応付けて管理する再生履歴管理手段と、楽曲識別子に対応付けられた嗜好度及びあるいは再生回数をもとに推奨度1を算出し、利用者に対する推奨曲の楽曲識別子を抽出する推奨度算出手段と、推奨曲の楽曲識別子をもとに、特徴量管理手段から推奨曲に対する類似曲の楽曲識別子を抽出する類似曲検索手段とを有し、推奨曲の推奨度1及びあるいは類似曲の類似度から、新たな推奨度2を算出し、利用者に対する推奨曲を算出提示する推奨曲提示手段からなることを特徴とする。
【0014】
請求項4に記載の楽曲検索システムは、楽曲に対して利用者が指定する嗜好度と楽曲を識別する楽曲識別子とを対応付けて管理する嗜好度管理手段と、楽曲に対して利用者が再生した回数と楽曲を識別する楽曲識別子とを対応付けて管理する再生履歴管理手段と、楽曲識別子に対応付けられた嗜好度及び再生回数をもとに推奨度1を算出し、利用者に対する推奨曲の楽曲識別子を抽出する推奨度算出手段とを有し、推奨曲の推奨度1をもとに、利用者に対する推奨曲を算出提示する推奨曲提示手段からなることを特徴とする。
【0015】
請求項5に記載の楽曲検索システムは、請求項1から4のいずれか1項に記載の楽曲検索システムにおいて、嗜好度管理手段は、嗜好度として、利用者が楽曲に対して指定する値及びあるいは、好みのアーティストやジャンルなどの楽曲の書誌情報に対する利用者の好みの度合いを所定の係数で嗜好度に積算することを特徴とする。
【0016】
請求項6に記載の楽曲検索システムは、請求項1から5のいずれか1項に記載の楽曲検索システムにおいて、推奨曲提示手段が推奨曲を算出提示する場合に、該当推奨曲の再生回数が別途定める数値以下、及びあるいは、嗜好度が別途定める数値以下、の楽曲を優先して提示することを特徴とする。
【0017】
請求項7に記載の楽曲検索システムは、請求項1から6のいずれか1項に記載の楽曲検索システムにおいて、嗜好度管理手段は、利用者の楽曲に対する嗜好の度合いを予めあるいは別途作成されるデータベースから自動的に取得し、楽曲を識別する楽曲識別子と対応付けて管理することを特徴とする。
【0018】
請求項8に記載の楽曲検索システムは、請求項2から7のいずれか1項に記載の楽曲検索システムにおいて、再生履歴管理手段は、利用者が楽曲を再生した日時及びあるいは一定期間内での再生回数及びあるいは一定期間内再生回数の履歴と、楽曲を識別する楽曲識別子とを対応付けて管理することを特徴とする。
【0019】
請求項9に記載の楽曲検索システムは、請求項1から8のいずれか1項に記載の楽曲検索システムにおいて、特徴量管理手段、嗜好度管理手段、再生履歴管理手段、推奨度算出手段、類似曲検索手段、推奨曲提示手段の任意の手段が、関連する他の手段との間の処理情報の入出力を、ネットワーク及びあるいはインターネットを経由して処理することを特徴とする。
【0020】
請求項10に記載の楽曲検索方法は、利用者に対する推奨曲を検索する楽曲検索方法であって、楽曲の特徴を表現する特徴量と楽曲を識別する楽曲識別子を対応させて管理する特徴量管理データベースと、楽曲に対して利用者が指定する嗜好度と楽曲を識別する楽曲識別子を対応させて管理する嗜好度管理データベースとを有し、嗜好度管理データベースから楽曲の推奨度1を算出し、推奨度算出結果を用いて特徴量管理データベースから楽曲の類似曲とその類似度を抽出し、類似度抽出結果及びあるいは推奨度算出結果を用いて新たな推奨度2を算出し、利用者に対する推奨曲を算出提示することを特徴とする。
【0021】
請求項11に記載の楽曲検索方法は、利用者に対する推奨曲を検索する楽曲検索方法であって、楽曲の特徴を表現する特徴量と楽曲を識別する楽曲識別子を対応させて管理する特徴量管理データベースと、楽曲に対して利用者が再生した再生回数と楽曲を識別する楽曲識別子を対応させて管理する再生履歴管理データベースとを有し、嗜好度管理データベースから楽曲の推奨度1を算出し、推奨度算出結果を用いて特徴量管理データベースから楽曲の類似曲とその類似度を抽出し、類似度抽出結果及びあるいは推奨度算出結果を用いて新たな推奨度2を算出し、利用者に対する推奨曲を算出提示することを特徴とする。
【0022】
請求項12に記載の楽曲検索方法は、利用者に対する推奨曲を検索する楽曲検索方法であって、楽曲の特徴を表現する特徴量と楽曲を識別する楽曲識別子を対応させて管理する特徴量管理データベースと、楽曲に対して利用者が指定する嗜好度と楽曲を識別する楽曲識別子を対応させて管理する嗜好度管理データベースと、楽曲に対して利用者が再生した再生回数と楽曲を識別する楽曲識別子を対応させて管理する再生履歴管理データベースとを有し、嗜好度管理データベース及びあるいは再生履歴管理データベースから楽曲の推奨度1を算出し、推奨度算出結果を用いて特徴量管理データベースから楽曲の類似曲を抽出し、類似度抽出結果と推奨度算出結果を用いて新たな推奨度2を算出し、推奨度1及びあるいは推奨度2を元に、利用者に対する推奨曲を算出提示することを特徴とする。
【0023】
請求項13に記載の楽曲検索方法は、利用者に対する推奨曲を検索する楽曲検索方法であって、楽曲に対して利用者が指定する嗜好度と楽曲を識別する楽曲識別子を対応させて管理する嗜好度管理データベースと、楽曲に対して利用者が再生した再生回数と楽曲を識別する楽曲識別子を対応させて管理する再生履歴管理データベースとを有し、嗜好度管理データベース及び再生履歴管理データベースから楽曲の推奨度1を算出し、推奨曲の推奨度1をもとに、利用者に対する推奨曲を算出提示することを特徴とする。
【0024】
請求項14に記載の楽曲検索方法は、請求項10から13のいずれか1項に記載の楽曲検索方法において、嗜好度算出時に、利用者が楽曲に対して指定する値及びあるいは、好みのアーティストやジャンルなどの楽曲の書誌情報に対する利用者の好みの度合いを所定の係数で嗜好度算出時に積算することを特徴とする。
【0025】
請求項15に記載の楽曲検索方法は、請求項10から14のいずれか1項に記載の楽曲検索方法において、推奨曲を算出提示する場合に、該当推奨曲の再生回数が別途定める数値以下、及びあるいは、嗜好度が別途定める数値以下、の楽曲を優先して提示することを特徴とする。
【0026】
請求項16に記載の楽曲検索方法は、請求項10から15のいずれか1項に記載の楽曲検索方法において、嗜好度算出時に、利用者の楽曲に対する嗜好の度合いを予めあるいは別途作成されるデータベースから自動的に取得し、楽曲を識別する楽曲識別子と対応付けて管理することを特徴とする。
【0027】
請求項17に記載の楽曲検索方法は、請求項11から16のいずれか1項に記載の楽曲検索方法において、再生履歴管理データベースは、利用者が楽曲を再生した日時及びあるいは一定期間内での再生回数及びあるいは一定期間内再生回数の履歴と、楽曲を識別する楽曲識別子とを対応付けて管理することを特徴とする。
【0028】
請求項18に記載の楽曲検索方法は、請求項10から17のいずれか1項に記載の楽曲検索方法において、特徴量管理データベース、嗜好度管理データベース、再生履歴管理データベースが、ネットワーク上及びあるいはインターネット上に個別あるいは任意の組み合わせで分散して処理されることを特徴とする。
【0029】
請求項19に記載の楽曲検索装置は、楽曲の特徴を表現する特徴量と楽曲を識別する楽曲識別子とを対応付けて管理する特徴量管理手段と、楽曲に対して利用者が指定する嗜好度と楽曲を識別する楽曲識別子と対応つけて管理する嗜好度管理手段と、楽曲識別子に対応付けられた嗜好度をもとに推奨度1を算出し、利用者に対する推奨曲の楽曲識別子を抽出する推奨度算出手段と、推奨曲の楽曲識別子をもとに、特徴量管理手段から推奨曲に対する類似曲の楽曲識別子を抽出する類似曲検索手段とを有し、推奨曲の推奨度1及びあるいは類似曲の類似度から、新たな推奨度2を算出し、利用者に対する推奨曲を算出提示する推奨曲提示手段からなることを特徴とする。
【0030】
請求項20に記載の楽曲検索装置は、楽曲の特徴を表現する特徴量と楽曲を識別する楽曲識別子とを対応付けて管理する特徴量管理手段と、楽曲に対して利用者が再生した回数と楽曲を識別する楽曲識別子とを対応付けて管理する再生履歴管理手段と、楽曲識別子に対応付けられた再生回数をもとに推奨度1を算出し、利用者に対する推奨曲の楽曲識別子を抽出する推奨度算出手段と、推奨曲の楽曲識別子をもとに、特徴量管理手段から推奨曲に対する類似曲の楽曲識別子を抽出する類似曲検索手段とを有し、推奨曲の推奨度1及びあるいは類似曲の類似度から、新たな推奨度2を算出し、利用者に対する推奨曲を算出提示する推奨曲提示手段からなることを特徴とする。
【0031】
請求項21に記載の楽曲検索装置は、楽曲の特徴を表現する特徴量と楽曲を識別する楽曲識別子とを対応付けて管理する特徴量管理手段と、楽曲に対して利用者が指定する嗜好度と楽曲を識別する楽曲識別子とを対応付けて管理する嗜好度管理手段と、楽曲に対して利用者が再生した回数と楽曲を識別する楽曲識別子とを対応付けて管理する再生履歴管理手段と、楽曲識別子に対応付けられた嗜好度及びあるいは再生回数をもとに推奨度1を算出し、利用者に対する推奨曲の楽曲識別子を抽出する推奨度算出手段と、推奨曲の楽曲識別子をもとに、特徴量管理手段から推奨曲に対する類似曲の楽曲識別子を抽出する類似曲検索手段とを有し、推奨曲の推奨度1及びあるいは類似曲の類似度から、新たな推奨度2を算出し、利用者に対する推奨曲を算出提示する推奨曲提示手段からなることを特徴とする。
【0032】
請求項22に記載の楽曲検索装置は、楽曲に対して利用者が指定する嗜好度と楽曲を識別する楽曲識別子とを対応付けて管理する嗜好度管理手段と、楽曲に対して利用者が再生した回数と楽曲を識別する楽曲識別子とを対応付けて管理する再生履歴管理手段と、楽曲識別子に対応付けられた嗜好度及び再生回数をもとに推奨度1を算出し、利用者に対する推奨曲の楽曲識別子を抽出する推奨度算出手段とを有し、推奨曲の推奨度1をもとに、利用者に対する推奨曲を算出提示する推奨曲提示手段からなることを特徴とする。
【0033】
請求項23に記載の楽曲検索装置は、請求項19から22のいずれか1項に記載の楽曲検索装置において、嗜好度管理手段は、嗜好度として、利用者が楽曲に対して指定する値及びあるいは、好みのアーティストやジャンルなどの楽曲の書誌情報に対する利用者の好みの度合いを所定の係数で嗜好度に積算することを特徴とする。
【0034】
請求項24に記載の楽曲検索装置は、請求項19から23のいずれか1項に記載の楽曲検索装置において、推奨曲提示手段が推奨曲を算出提示する場合に、該当推奨曲の再生回数が別途定める数値以下、及びあるいは、嗜好度が別途定める数値以下、の楽曲を優先して提示することを特徴とする。
【0035】
請求項25に記載の楽曲検索装置は、請求項19から24のいずれか1項に記載の楽曲検索装置において、嗜好度管理手段は、利用者の楽曲に対する嗜好の度合いを予めあるいは別途作成されるデータベースから自動的に取得し、楽曲を識別する楽曲識別子と対応付けて管理することを特徴とする。
【0036】
請求項26に記載の楽曲検索装置は、請求項20から25のいずれか1項に記載の楽曲検索装置において、再生履歴管理手段は、利用者が楽曲を再生した日時及びあるいは一定期間内での再生回数及びあるいは一定期間内再生回数の履歴と、楽曲を識別する楽曲識別子とを対応付けて管理することを特徴とする。
【0037】
請求項27に記載の楽曲検索装置は、請求項19から26のいずれか1項に記載の楽曲検索装置において、特徴量管理手段、嗜好度管理手段、再生履歴管理手段、推奨度算出手段、類似曲検索手段、推奨曲提示手段の任意の手段が、関連する他の手段との間の処理情報の入出力を、ネットワーク及びあるいはインターネットを経由して処理することを特徴とする。
【0038】
請求項28及び請求項29に記載のコンピュータに実行させるためのプログラム、及び前記プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、請求項1から9のいずれか1項に記載の楽曲検索システムの動作、あるいは、請求項10から18のいずれか1項に記載の楽曲検索方法により実現される機能、あるいは、請求項19から27のいずれか1項に記載の楽曲検索装置の動作を実行させることを特徴とする。
【0039】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1はこの発明が適用された楽曲検索システムの構成の一例を示すものである。特徴量抽出手段10は、楽曲の音響信号から予め定めた特徴量を抽出し、特徴量管理手段11は、抽出された前記特徴量を、前記楽曲を識別する楽曲識別子と対応させて管理する。嗜好度入力手段12は、利用者の特定の楽曲に対する嗜好度を利用者自身が指定するための入力手段であり、嗜好度管理手段13は、利用者が入力した前記嗜好度を、前記楽曲を識別する楽曲識別子と対応させて管理する。再生検出手段14は、利用者が楽曲を再生した場合に、再生履歴管理手段15に再生検出を伝え、再生履歴管理手段15は、再生された前記楽曲を識別する楽曲識別子と対応してもつ再生カウントを追加更新し保管管理する。推奨度算出手段16は、嗜好度管理手段13及びあるいは再生履歴管理手段15にて楽曲識別子と対応させて管理されている楽曲嗜好度及びあるいは楽曲再生履歴をもとに、利用者に推奨すべき楽曲の1次推奨曲情報として楽曲識別子とその1次推奨度FCを対応させて算出する。類似曲検索手段17は、推奨度算出手段16で算出された1次推奨曲情報の楽曲識別子を入力し、特徴量管理手段11にで管理される楽曲の特徴量をもとに、前記楽曲識別子に対応する楽曲の類似曲を検索し、検索結果の楽曲識別子及び類似度Rを推奨曲提示手段18に出力する。推奨曲提示手段18は、推奨度算出手段16の1次算出結果である1次推奨曲情報及びあるいは、類似曲検索手段17の出力である前記検索結果の楽曲識別子及び類似度R、を用いて利用者に推奨すべき2次推奨曲情報として楽曲識別子と2次推奨度RECを対応させて算出し、その結果の中から別途指定する基準に適合するものを利用者に推奨曲として提示する。
【0040】
以下、各部の動作の詳細について、図2のフローチャートに基づき説明する。利用者は、特徴量抽出手段10に対し、自分の所有する楽曲を指定する。ステップS10では、指定された楽曲の音響信号から、予め定められた特徴量を抽出する。特徴量抽出手段10で抽出される特徴量として、スペクトル変化度P1(フレーム間のスペクトル変化の度合い)、平均発音数P2(楽曲中で発音される音の発音頻度)、発音非周期性P3(楽曲中で発音される音の非周期性の度合い)、拍周期P4(楽曲の4分音符に相当する時間長)、が上げられるが、上記4種類の特徴量の他に、拍周期比率P5、拍強度P6、拍強度比P7などのパラメータについても特徴量として利用しても良い。なお、対象となる楽曲から特徴量を抽出するにあたり、特徴量の抽出範囲は、楽曲の全体、楽曲の一部分、及び楽曲の複数の部分に対し、任意の組み合わせからなる領域から抽出して良い。また、ステップS10における、別の特徴量の求め方として、SD(semanticdifferencial)法等による官能評価実験などにより、楽曲に対する利用者の主観的な印象をその楽曲に対する複数の特徴量として予め求めて楽曲識別子と対応させてデータベース化しておき、楽曲識別子をキーとして、指定された楽曲に対応する特徴量を検索して求める方法でも良い。ステップS11では、前述のステップS10で求めた特徴量を該当楽曲の楽曲識別子と対応させて、特徴量管理手段11にて特徴量DB21に格納管理する。特徴量DB21の内容の例を、図3、特徴量データ31に示す。特徴量DB21は、楽曲情報32のフォーマットで楽曲識別子と楽曲の歌手名や楽曲所在場所に関する情報を同時に管理するようにしても良い。
【0041】
一方、ステップS12では再生検出手段14により利用者が楽曲を再生したことを検出し、再生履歴管理手段15に通知する。ステップS13では通知に従い再生履歴管理手段15にて再生回数DB22にアクセスし、該当曲の楽曲識別子に対応する再生カウントを1加算する。この場合に加算する量は、別途定めた係数によって算出しても良い。さらに、ステップS14では、嗜好度入力手段12により、利用者に対し、利用者自身が所定の楽曲に対する自分の好み度合いである嗜好度Fを入力させる。本実施の形態では、嗜好度Fは0または正の値をとることを前提とするが、値の範囲を正負にすることにより好き(正)嫌い(負)を表現することにしても良い。また、前記嗜好度入力手段12では、利用者自身が嗜好度Fを入力するようにしたが、利用者の指定された楽曲に対する嗜好の度合いが、予め別途保管されておりそのデータが利用できる場合には、適切な処理をもって自動入力させるようにしても良い。ステップS15では、入力された嗜好度Fを楽曲識別子と対応させて嗜好度管理手段13により嗜好度DB23に書き込む。再生回数DB22と嗜好度DB23は、図3にある個人嗜好情報33のフォーマットを使用して単一のデータベースとして管理しても良い。
【0042】
さて、利用者から推奨曲提示を依頼された場合には、ステップS16により各楽曲の嗜好度及びあるいは再生回数を抽出する。これは、推奨度算出手段16により、再生履歴管理手段15が管理する再生回数DB22内のデータから楽曲識別子nに対応する再生回数Cn及びあるいは、嗜好度管理手段15が管理する嗜好度DB23内のデータから楽曲識別子nに対応する嗜好度Fnを抽出することによって行う。
【0043】
ステップS17では、推奨度算出手段16により、1次推奨度FCnを各DB内に登録された楽曲ごとに算出する。
【0044】
【数1】
【0045】
(a1,a2は、1次推奨度FCnに対する、嗜好度と再生回数の影響度を調整するための係数)
さらに、FCnの値の大きいものから順に別途定める曲数yだけ、それぞれのFCnとそれに対応する楽曲識別子nを対にして抽出し、類似曲検索手段17に出力する。このとき出力される楽曲識別子nと1次推奨度FCnを対にした要素の集合を1次推奨度配列{FCX}とする。1次推奨度配列{FCX}の要素数はyになる。
【0046】
ステップS18では、類似曲検索手段17により、1次推奨度配列{FCX}の要素である各楽曲識別子nのそれぞれに対する類似曲の楽曲識別子を検索する。
【0047】
次に、類似曲の検索方法を説明する。1次推奨度配列{FCX}の要素について順にそれぞれの類似曲を求める。ある要素(楽曲識別子n)の特徴量Pn(Pn1、Pn2、Pn3、…PnN)が与えられた場合、特徴量DB21で保管されている各楽曲の楽曲識別子mの特徴量Pm(Pm1、Pm2、Pm3…PmN)と、検索キーとして与えられた楽曲識別子nの特徴量Pn(Pn1、Pn2、Pn3、…PnN)との距離を、数2にて各特徴量間のユークリッド距離として算出し、その逆数を、類似度を表す値Rnmとして順次求める。
【0048】
【数2】
【0049】
(Nは本実施の形態で使用される特徴量の数、Biは各特徴量を正規化するための係数。nは1次推奨度配列{FCX}のn番目の要素、mは特徴量DB21で保管されている楽曲のm番目の要素に対応することを表す。)
ここでは、Rnmの算出は、nについては、1次推奨度配列{FCX}のすべての要素の楽曲を算出対象とし、mについては、特徴量DB21で保管されているすべての楽曲を算出対象として、類似度を表す値Rnmを算出することとする。
【0050】
次に、ステップS19では推奨曲提示手段18により、以下のような方法で2次推奨度RECnxを算出する。
【0051】
まず、要素数yの1次推奨度配列配列{FCX}のn番目の要素である楽曲識別子nに対する類似曲を求める。これは、楽曲識別子nの類似曲である楽曲識別子mとその類似度Rnmを対応させて配列の要素とし、Rnmの大きいもの順に別途定めた曲数zだけ整列させた配列{TEMPn}として作成する。配列{TEMPn}の要素数はzになる。ここで、配列{TEMPn}は1次推奨度配列配列{FCX}の要素ごとに作成される。また、配列{TEMPn}のx番目にある要素を、楽曲識別子nxと類似度Rnxと呼ぶことにする。楽曲識別子nと楽曲識別子nxとの類似度Rnxは各特徴量間のユークリッド距離が非常に近ければ極めて大きな値になるため、ここでは1例として、類似度Rnxを変換して近似度Snxを数3によって求める。近似度Snxは1〜0の値の間で変化する楽曲間の近似度を表す数値である。
【0052】
【数3】
【0053】
(d1、d2は、近似度を調整する定数。本例ではd1、d2は正の値とする)
楽曲識別子nの1次推奨度はFCnとして既に求められているので、楽曲識別子nxの2次推奨度RECnxは、以下のように数4によって求める。
【0054】
【数4】
【0055】
次に、配列{TEMPn}の要素である、楽曲識別子nxと類似度Rnxの対のうち類似度Rnxを2次推奨度RECnxに置き換えた配列を配列{TEMPRn}とする。配列{TEMPRn}はz個の要素をもつ。
【0056】
その後、配列{FCX}のy個の各要素から算出される、要素数zの配列{TEMPn}を順次y個算出し、その結果を2次元の(y、z)配列である2次推奨度配列{RECnx}とする。2次推奨度配列{RECnx}は、2次推奨度RECnxとそれに対応する楽曲識別子jを対にした要素からなる2次元配列である。
【0057】
ステップS20では、推奨曲提示手段18により算出された2次推奨度配列{RECnx}の各要素の楽曲識別子jをもとに、その楽曲名などの書誌情報を取得し、2次推奨度RECnxの大きいもの順に、利用者に提示する。
【0058】
なお、以上は、2次推奨度RECnx及び2次推奨度配列{RECnx}の算出の1例であり、前記配列{TEMPRn}の先頭に、配列{TEMPRn}の算出の元にした配列{FCX}の要素である楽曲識別子nと、前記楽曲識別子nに対応する2次推奨度の値として2次推奨度RECnxの代わりにFCnを対応させた要素を1つ追加し、配列{TEMPRn}の要素数を(z+1)として2次推奨度配列{RECnx}をもとめても良い。
【0059】
また、配列の要素数y、zを定数としたが、各配列算出時に配列ごとに可変数にしても良い。また、1次推奨度FCnは、各楽曲に対する嗜好度Fと再生回数Cから算出したが、別途、利用者に好みのアーティストやジャンルなどの楽曲書誌的項目に対する嗜好度を入力させ、各楽曲の嗜好度に反映させても良い。この場合は、好みのジャンルの嗜好度が入力されれば、そのジャンルに属する楽曲に対する嗜好度を係数e1によって自動的に加算するような仕組みにすることが考えられる。また、推奨曲提示手段18で利用者に提示される推奨曲は、上記実施例の2次推奨度配列{RECnx}から抽出しても良いし、1次推奨度配列{FCX}から抽出しても良い。また、嗜好度及びあるいは再生回数等から算出する1次推奨度配列{FCX}の要素である各楽曲のうち、再生回数が別途定める定数f1以下のものを特に優先して抽出するようにしても良い。このことにより、利用者は好みの楽曲に類似する曲の中から、未だ試聴回数が少ないもの、あるいは未だ試聴したことがないものから優先的に提示を受けることが可能になる。
【0060】
また、本実施の形態では、嗜好度Fは0または正の値をとることを前提としたが、値の範囲を正負にすることにより、好き(正)嫌い(負)を表現することにしても良い。このことにより、以前は嫌いの分類にいれていた楽曲に対しても、試しに(気分転換として)試聴するための推奨曲を提示させることが可能になる。
【0061】
また、楽曲に対する嗜好度を、利用者がそのときの気分によって変更できるようにしたり、楽曲の再生回数だけでなく直近の一定期間の再生回数や一定期間再生回数の時間変化を1次推奨度FCn算出時のパラメータとして追加することにより、2次推奨度配列{RECnx}や1次推奨度配列{FCX}で算出される推奨曲を、変化する利用者の気分に合わせてより適切な推奨結果を算出するようにしても良い。さらに、上記実施例中の数1の係数a1,a2や、数3の係数d1,d2、あるいは係数e1,f1を調節できるようにすることにより、より利用者の好みに適合する推奨曲の算出を可能にしても良い。
【0062】
さらに、上記の実施例は、単一のパーソナルコンピュータや、オーディオプレーヤなどの機器で完結した機能として実施しても良いし、それらがネットワークで接続された環境で、図1の各手段10〜18を分散したり一部共有した任意の形態で実施してもよく、さらに図4に示すように、インターネット上の楽曲サービスプロバイダー41に特徴量楽曲識別子及び楽曲コンテンツデータベース42を持たせ、パーソナルコンピュータなどの利用者端末43やオーディオプレーヤ431では、楽曲識別子嗜好度再生回数データベース44を持たせて実施しても良いし、各構成要素を別の形態、すなわち、インターネット上で、図1の各手段10〜18を分散したり一部共有した任意の形態で実施しても良い。
【0063】
また、楽曲サービスプロバイダー41が楽曲データを利用者に送付・配信する際に、楽曲データに対応する特徴量及びあるいは楽曲情報を、楽曲の楽曲データと共にあるいは別途関連させて、図4の構成要素である利用者端末43に送付するようにし、利用者端末43やオーディオプレーヤ431からは、利用者の楽曲に対する嗜好度や再生回数を楽曲サービスプロバイダー41に随時返すような形態にすることにより、楽曲サービスプロバイダー41が、利用者の嗜好を反映した販売曲の推奨を可能にできるような形態にしても良い。
【0064】
また、楽曲サービスプロバイダー41は、既存のコンテンツプロバイダーと提携し、少なくとも推奨曲提示手段18の機能を利用者に提供することによって、利用者に対して検索使用料や、コンテンツプロバイダーに対して楽曲紹介料・販売促進料などを請求し、収入とするような形態にしても良い。また、前記形態において、少なくとも嗜好度算出手段12及びあるいは再生検出手段14を、PCなどの利用者端末側で実行する機能を利用者に有償または無償で提供することにより、コンテンツプロバイダーなどの第3者から利用度合いに応じたライセンス料を徴収する形態にしても良い。
【0065】
【発明の効果】
本発明により、利用者が新たに入手を希望する楽曲の検索時や、あるいは膨大な曲を所有して利用者自身が自分の所有する楽曲を把握しきれなくなったような状況において、利用者の好みにあった楽曲をより高い精度で推奨提示することが可能になる。本発明は、利用者が、初期あるいは利用に応じて一定数の楽曲に対する好みの度合いを嗜好度として入力するだけで、その他は、自動的に楽曲の特徴量や再生回数が算出され、類似曲検索機能や推奨度算出機能により、利用者の好みにあった曲を精度高く抽出提示可能になる。また、長く使えば使うほど個人嗜好度や再生回数が個人嗜好情報として蓄積され、より精度高く抽出提示できると同時に、利用者の好みの変化も個人嗜好情報に反映されていくため、利用者の嗜好の変化に応じた推奨曲の提示が可能になる。また、膨大な曲数の中から、利用者の好みに類似した曲でありながら、利用者がまだ1度も試聴したことがないような楽曲を優先して提示することも可能になる。
【0066】
また、検索サービス提供者は、既存のコンテンツデータ提供者が所有する楽曲の特徴量を予め抽出し、楽曲IDなど他の情報と共に登録する作業を行うだけで、コンテンツデータ提供者の提供する楽曲を利用者の検索対象にすることができ、利用者の個人嗜好情報を利用することによって、利用者の嗜好や嗜好の変化に応じた、上記のようなさまざまな機能による推奨曲の提示が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による楽曲検索システムの概略構成を表すブロック図
【図2】本発明の実施の形態による楽曲検索システムの動作の説明に用いるフローチャート
【図3】本発明の実施の形態による楽曲検索システムで扱うレコードの例を示す図
【図4】本発明の実施の形態による楽曲検索システムの1例の概要を表すシステム図
【符号の説明】
10 特徴量抽出手段
11 特徴量管理手段
12 嗜好度入力手段
13 嗜好度管理手段
14 再生検出手段
15 再生履歴管理手段
16 推奨度算出手段
17 類似曲検索手段
18 推奨曲提示手段
21 特徴量DB
22 再生回数DB
23 嗜好度DB
31 特徴量データ
32 楽曲情報
33 個人嗜好度情報
41 楽曲サービスプロバイダー
42 特徴量楽曲識別子及び楽曲コンテンツデータベース
43 利用者端末
431 オーディオプレーヤ
44 楽曲識別子嗜好度再生回数データベース
45 インターネット[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a music search system that uses a feature amount corresponding to a music and provides a function for searching for and recommending music similar to a user's favorite music according to a user's preference or preference change with respect to the music. The present invention relates to a music search method and a music search device.
[0002]
[Prior art]
In recent years, the sale of digitized music not only uses physical media such as music CDs and MDs, but also stores music that has been digitized and compressed on a server on the Internet, copyright protection function by encryption, charging Music sales services that allow users to purchase a music composition desired by a user from a personal computer at home at any time, via the Internet, have become popular. However, in this form of service, in order to search for a song that suits the user's preference, the user accesses a plurality of sales sites on the Internet individually, listens to each song, and selects which song. Need to decide what to buy.
[0003]
In recent years, the capacity of personal computer hard disks has increased, and with the advent of hard disk players and the like, an environment has been provided in which a large amount of music can be stored and played within the range of personal use. For example, a 20 GB hard disk can be used. For example, an environment in which 4000 pieces of music of 5 MB can be stored is spreading, and a situation in which the user himself cannot grasp what kind of music he / she has is occurring.
[0004]
In addition, techniques for searching by music bibliographic information such as genre and artist name are widespread, but it is not sufficient to search for appropriate music according to user's preference from among thousands of songs. There is a demand for a technique for searching for music that suits the user's taste more appropriately from many music.
[0005]
On the other hand, using music expression factors (for example, brightness, factors, and sadness factors) used to express the characteristics of music, the characteristics of the music can be determined based on values weighted for each of the music expression factors. A service for searching and selling music that suits the user's preference by expressing it has been proposed. However, in order to provide such a system, it is necessary to perform analysis using music expression factors for each piece of music. In addition, when a music provider builds a trial listening system, in order to protect the copyright of the music, take measures such as preparing trial listening data separately from the music data, or providing a separate protection function so that the music data is not copied during the trial listening. It is necessary to take this, and the system construction cost increases.
[0006]
In addition, there is a proposal that estimates a user's favorite music from user's reproduction history information (see, for example, Patent Document 1). However, since the user does not always play only the favorite song, it is difficult to ensure the accuracy of estimating the user's preference.
[0007]
[Patent Document 1]
JP 2003-99459 A
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
As described above, according to the conventional technology, in order for a user to search for a favorite song on the Internet, it is necessary to individually access a plurality of sales sites, and a song name registered in a normal database is used. Since only the general content of a song can be estimated from the bibliographic information of the song, such as the genre and the genre, eventually, the candidate song must be auditioned one by one, and the user likes the song that is unknown to the user. Searching for a song is a very complicated operation.
[0009]
Also, if you have a very large number of songs for personal use and you search for your favorite song from among them, even the bibliographic information of the song, such as song name and genre, may not be managed correctly In order to search for a favorite song, it is necessary to reproduce all the songs, which is very difficult for the user.
[0010]
In addition, personal preferences change with time, and it is necessary to automatically select appropriate music according to the changing personal preferences, but it is difficult to achieve with conventional techniques, It is difficult to improve the accuracy of preference.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
As a means for solving such a problem, the music search system according to claim 1 of the present invention is a feature quantity management means for managing a feature quantity expressing a feature of a song in association with a song identifier for identifying the song. And a preference level management means for managing a preference level designated by the user for a song and a song identifier for identifying the song, and a recommendation level of 1 based on the preference level associated with the song identifier. A degree-of-recommendation calculating means for calculating and extracting a song identifier of a recommended song for a user, and a similar song searching means for extracting a song identifier of a similar song to the recommended song from the feature amount management means based on the song identifier of the recommended song And a recommended music presenting means for calculating a new recommended degree 2 from the recommended degree 1 of the recommended music and / or the similarity of the similar music, and calculating and presenting the recommended music to the user.
[0012]
The music search system according to claim 2 is characterized in that a feature quantity management unit that manages a feature quantity that expresses a feature of a song and a song identifier that identifies the song in association with each other, and a number of times the user has played the song. Based on the reproduction history management means for managing the music identifier for identifying the music in association with each other, the recommended degree 1 is calculated based on the number of times of reproduction associated with the music identifier, and the music identifier of the recommended music for the user is extracted. Recommended degree calculation means, and similar music search means for extracting music identifiers of similar songs to the recommended music from the feature quantity management means based on the music identifier of the recommended music, and the recommended music recommendation degree 1 and / or similar It comprises a recommended song presentation means for calculating a new recommendation degree 2 from the similarity of songs and calculating and presenting a recommended song for the user.
[0013]
The music search system according to claim 3, a feature amount management unit that manages a feature amount that expresses a feature of a song and a song identifier that identifies the song in association with each other, and a preference level designated by the user for the song A preference level management means for managing the music identifier for identifying the music in association with each other, a playback history management means for managing the number of times the user has played the music and the music identifier for identifying the music in association with each other, Based on the preference level calculating means for calculating the recommendation level 1 based on the preference level and / or the number of times of reproduction associated with the music identifier and extracting the music identifier of the recommended music for the user, and the music identifier of the recommended music And a similar song search means for extracting a song identifier of a similar song with respect to the recommended song from the feature amount management means, and a new recommendation degree 2 is calculated from the recommendation degree 1 of the recommended song and / or the similarity degree of the similar song, Recommendations for users Characterized by comprising the recommended music presented means for calculating presenting songs.
[0014]
The music search system according to
[0015]
The music search system according to claim 5 is the music search system according to any one of claims 1 to 4, wherein the preference level management means includes a value designated by the user for the music as a preference level, and Alternatively, the degree of preference of the user with respect to the bibliographic information of music such as a favorite artist or genre is integrated with the degree of preference by a predetermined coefficient.
[0016]
A music search system according to a sixth aspect is the music search system according to any one of the first to fifth aspects, wherein when the recommended music presenting means calculates and presents the recommended music, the number of times the corresponding recommended music is reproduced is displayed. It is characterized by preferentially presenting music pieces that have a numerical value that is separately determined and / or that have a preference level that is separately specified.
[0017]
The music search system according to claim 7 is the music search system according to any one of claims 1 to 6, wherein the preference level management means creates a degree of preference of the user's music in advance or separately. It is automatically acquired from a database and managed in association with a music identifier for identifying music.
[0018]
The music search system according to claim 8 is the music search system according to any one of claims 2 to 7, wherein the reproduction history management means includes a date and / or time within a predetermined period when the user reproduces the music. A history of the number of times of reproduction and / or the number of times of reproduction within a certain period and a music identifier for identifying music are associated with each other and managed.
[0019]
The music search system according to claim 9 is the music search system according to any one of claims 1 to 8, wherein the feature amount management unit, the preference level management unit, the reproduction history management unit, the recommendation level calculation unit, and the like Arbitrary means of music search means and recommended music presentation means process input / output of processing information with other related means via a network and / or the Internet.
[0020]
The music search method according to
[0021]
The music search method according to
[0022]
The music search method according to
[0023]
The music search method according to
[0024]
The music search method according to
[0025]
The music search method according to
[0026]
The music search method according to
[0027]
The music search method according to
[0028]
The music search method according to
[0029]
The music search apparatus according to
[0030]
The music search device according to
[0031]
The music search apparatus according to
[0032]
The music search device according to
[0033]
The music search device according to
[0034]
The music search device according to claim 24 is the music search device according to any one of
[0035]
The music search device according to claim 25 is the music search device according to any one of
[0036]
The music search device according to claim 26 is the music search device according to any one of
[0037]
The music search device according to claim 27 is the music search device according to any one of
[0038]
A program for causing a computer to execute according to claim 28 and a computer-readable recording medium on which the program is recorded is an operation of the music search system according to any one of claims 1 to 9. Or a function realized by the music search method according to any one of
[0039]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings. FIG. 1 shows an example of the configuration of a music search system to which the present invention is applied. The feature quantity extraction means 10 extracts a predetermined feature quantity from the acoustic signal of the music, and the feature quantity management means 11 manages the extracted feature quantity in association with the music identifier for identifying the music. The preference level input means 12 is an input means for the user himself / herself to specify the preference level for the user's specific music, and the preference level management means 13 uses the preference level input by the user as the music level. It is managed in correspondence with the music identifier to be identified. When the user reproduces the music, the reproduction detection means 14 notifies the reproduction history management means 15 of the reproduction detection, and the reproduction history management means 15 reproduces the music corresponding to the music identifier for identifying the reproduced music. Add and update counts and manage them. The recommendation level calculation means 16 should be recommended to the user on the basis of the music preference level and / or the music playback history managed in association with the music identifier by the preference level management means 13 and / or the playback history management means 15. As the primary recommended music information of the music, the music identifier and the primary recommendation FC are calculated in association with each other. The similar music search means 17 inputs the music identifier of the primary recommended music information calculated by the recommendation level calculation means 16, and based on the feature quantity of the music managed by the feature quantity management means 11, the music identifier The similar music of the music corresponding to is searched, and the music identifier and similarity R of the search result are output to the recommended music presentation means 18. The recommended
[0040]
Hereinafter, the details of the operation of each unit will be described based on the flowchart of FIG. The user designates the musical piece owned by the user with respect to the feature amount extraction means 10. In step S10, a predetermined feature amount is extracted from the acoustic signal of the designated music piece. As feature quantities extracted by the feature quantity extraction means 10, the degree of spectrum change P1 (the degree of spectrum change between frames), the average number of pronunciations P2 (the pronunciation frequency of sounds produced in music), the pronunciation aperiodicity P3 ( The degree of non-periodicity of the sound produced in the music) and the beat period P4 (the length of time corresponding to a quarter note of the music) are increased. In addition to the above four types of feature values, the beat period ratio P5 Parameters such as the beat intensity P6 and the beat intensity ratio P7 may also be used as feature amounts. In extracting the feature amount from the target music piece, the feature amount extraction range may be extracted from an area composed of any combination of the whole music piece, a part of the music piece, and a plurality of parts of the music piece. In addition, as another method for obtaining the feature amount in step S10, the user's subjective impression on the music piece is obtained in advance as a plurality of feature quantities for the music piece by a sensory evaluation experiment using the SD (semantic differential) method or the like. A method may be used in which a database is created in association with the identifier, and the feature amount corresponding to the designated song is searched and obtained using the song identifier as a key. In step S11, the feature quantity obtained in the above-described step S10 is stored and managed in the
[0041]
On the other hand, in step S12, the reproduction detection means 14 detects that the user has reproduced the music, and notifies the reproduction history management means 15 of it. In step S13, the reproduction history management means 15 accesses the
[0042]
When the recommended music presentation is requested by the user, the preference level and / or the number of reproductions of each music are extracted in step S16. This is because the recommendation degree calculation means 16 uses the data in the
[0043]
In step S17, the recommended degree calculating means 16 calculates the primary recommended degree FCn for each piece of music registered in each DB.
[0044]
[Expression 1]
[0045]
(A1 and a2 are coefficients for adjusting the degree of preference and the degree of influence of the number of playbacks on the primary recommendation level FCn)
Further, only the number y of songs separately determined in descending order of the value of FCn is extracted by pairing each FCn and the corresponding song identifier n and output to the similar song search means 17. A set of elements obtained by pairing the music identifier n and the primary recommendation level FCn output at this time is defined as a primary recommendation level array {FCX}. The number of elements of the primary recommendation degree array {FCX} is y.
[0046]
In step S18, the similar music search means 17 searches for the music identifier of the similar music for each music identifier n that is an element of the primary recommendation degree array {FCX}.
[0047]
Next, a method for searching for similar songs will be described. Similar tunes are obtained in order for the elements of the primary recommendation degree array {FCX}. When the feature amount Pn (Pn1, Pn2, Pn3,... PnN) of a certain element (music identifier n) is given, the feature amount Pm (Pm1, Pm2, Pm2, Pm2, Pm2,... PnN) of the song identifier m of each song stored in the
[0048]
[Expression 2]
[0049]
(N is the number of feature quantities used in the present embodiment, Bi is a coefficient for normalizing each feature quantity, n is the nth element of the primary recommendation degree array {FCX}, and m is the
Here, for the calculation of Rnm, for n, the music of all elements of the primary recommendation degree array {FCX} is the calculation target, and for m, all the music stored in the
[0050]
Next, in step S19, the recommended music presentation means 18 calculates the secondary recommended degree RECnx by the following method.
[0051]
First, a similar music for the music identifier n which is the nth element of the primary recommendation degree array array {FCX} having the number of elements y is obtained. This is created as an array {TEMPn} in which the music identifier m, which is a similar music of the music identifier n, is associated with the similarity Rnm as an element of the array, and is arranged by the number z of songs separately determined in descending order of Rnm. . The number of elements in the array {TEMPn} is z. Here, the array {TEMPn} is created for each element of the primary recommendation degree array array {FCX}. In addition, the xth element of the array {TEMPn} is referred to as a music identifier nx and a similarity Rnx. The similarity Rnx between the music identifier n and the music identifier nx is extremely large if the Euclidean distance between the feature quantities is very close. Therefore, as an example, the similarity Rnx is converted into the number of approximations Snx. Determined by 3. The approximation degree Snx is a numerical value that represents the degree of approximation between music pieces that changes between 1 and 0.
[0052]
[Equation 3]
[0053]
(D1 and d2 are constants for adjusting the degree of approximation. In this example, d1 and d2 are positive values)
Since the primary recommendation degree of the music identifier n has already been obtained as FCn, the secondary recommendation degree RECnx of the music identifier nx is obtained by
[0054]
[Expression 4]
[0055]
Next, an array {TEMPRn} is defined as an element of the array {TEMPn} in which the similarity Rnx is replaced with the secondary recommendation RECnx among the pair of the music identifier nx and the similarity Rnx. The array {TEMPRn} has z elements.
[0056]
Thereafter, y elements {TEMPn} with z elements calculated from y elements of the array {FCX} are sequentially calculated, and the result is a secondary recommendation degree that is a two-dimensional (y, z) array. The array is {RECnx}. The secondary recommendation level array {RECnx} is a two-dimensional array composed of elements in which the secondary recommendation level RECnx and the music identifier j corresponding thereto are paired.
[0057]
In step S20, bibliographic information such as the song name is acquired based on the song identifier j of each element of the secondary recommendation degree array {RECnx} calculated by the recommended song presentation means 18, and the secondary recommendation degree RECnx is obtained. Present to the user in descending order.
[0058]
The above is an example of the calculation of the secondary recommendation degree RECnx and the secondary recommendation degree array {RECnx}, and the array {FCX} based on the calculation of the array {TEMPRn} at the head of the array {TEMPRn}. Is added as an element corresponding to FCn instead of the secondary recommendation RECnx as the value of the secondary recommendation corresponding to the music identifier n, and the number of elements of the array {TEMPRn} (Z + 1) may be used to determine the secondary recommendation degree array {RECnx}.
[0059]
Moreover, although the number of elements y and z of the array is a constant, it may be a variable number for each array when calculating each array. The primary recommendation degree FCn is calculated from the preference degree F and the number of reproductions C for each piece of music. However, separately, the user inputs a degree of preference for a music bibliographic item such as a favorite artist or genre, and It may be reflected in the degree of preference. In this case, if a preference level of a favorite genre is input, it is conceivable that the preference level for music belonging to the genre is automatically added by a coefficient e1. In addition, the recommended music presented to the user by the recommended music presentation means 18 may be extracted from the secondary recommendation level array {RECnx} of the above-described embodiment, or may be extracted from the primary recommendation level array {FCX}. Also good. In addition, among each piece of music that is an element of the primary recommendation degree array {FCX} calculated from the preference level and / or the number of times of reproduction, the music whose number of times of reproduction is a constant f1 or less that is determined separately is particularly preferentially extracted. good. As a result, the user can receive a preferential presentation from songs similar to the favorite song that have not yet been sampled or have not yet been sampled.
[0060]
In the present embodiment, it is assumed that the preference F is 0 or a positive value. However, by expressing the range of values as positive or negative, we like to express likes (positive) and dislikes (negative). Also good. This makes it possible to present recommended music for trial listening (as a change of mood) even for music that was previously classified as disliked.
[0061]
In addition, the user can change the degree of preference for the music according to the mood at that time, and the primary recommended degree FCn is not only the number of times the music is played, but also the number of times of the most recent period and the time change of the number of times the period is played. By adding it as a parameter at the time of calculation, the recommended music calculated by the secondary recommendation degree array {RECnx} or the primary recommendation degree array {FCX} can be changed according to the changing user's mood. It may be calculated. Furthermore, by making it possible to adjust the coefficients a1 and a2 of Formula 1 and the coefficients d1 and d2 of Formula 3 or the coefficients e1 and f1 in the above-described embodiment, calculation of recommended music that more suits the user's preference. May be possible.
[0062]
Further, the above embodiment may be implemented as a function completed by a single personal computer or an apparatus such as an audio player, or in an environment where they are connected via a network, each of the
[0063]
When the
[0064]
The
[0065]
【The invention's effect】
According to the present invention, when a user searches for a new piece of music that the user wants to obtain, or in a situation where a user owns a large number of songs and the user himself or herself cannot grasp the music he owns, This makes it possible to recommend and present recommended music with higher accuracy. According to the present invention, the user simply inputs the degree of preference for a certain number of songs according to the initial stage or usage as the preference level. The search function and the recommendation level calculation function make it possible to extract and present music that suits the user's preference with high accuracy. Also, the longer you use it, the personal preference level and the number of playbacks will be accumulated as personal preference information, which can be extracted and presented with higher accuracy, and changes in user preferences will be reflected in the personal preference information. It is possible to present recommended songs according to changes in preferences. It is also possible to preferentially present a song that is similar to the user's preference from among the enormous number of songs but has never been sampled by the user.
[0066]
In addition, the search service provider simply extracts the feature amount of the music owned by the existing content data provider and registers it together with other information such as the music ID, so that the music provided by the content data provider can be obtained. Can be used as a search target for users, and by using the user's personal preference information, it is possible to present recommended songs with various functions as described above according to user preferences and changes in preferences. Become.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram showing a schematic configuration of a music search system according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a flowchart used for explaining the operation of the music search system according to the embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a diagram showing an example of a record handled in the music search system according to the embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a system diagram showing an outline of an example of a music search system according to an embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
10 Feature extraction means
11 Feature quantity management means
12 Preference input means
13 Preference level management means
14 Reproduction detection means
15 Playback history management means
16 Recommendation level calculation means
17 Similar song search means
18 Recommended song presentation means
21 Feature DB
22 Playback DB
23 Preference level DB
31 Feature data
32 Music information
33 Personal preference information
41 Music service provider
42 feature amount music identifier and music content database
43 User terminal
431 Audio Player
44 Music identifier preference playback count database
45 Internet
Claims (29)
前記楽曲識別子に対応付けられた嗜好度をもとに推奨度1を算出し、利用者に対する推奨曲の楽曲識別子を抽出する推奨度算出手段と、前記推奨曲の楽曲識別子をもとに、前記特徴量管理手段から前記推奨曲に対する類似曲の楽曲識別子を抽出する類似曲検索手段とを有し、前記推奨曲の推奨度1及びあるいは前記類似曲の類似度から、新たな推奨度2を算出し、利用者に対する推奨曲を算出提示する推奨曲提示手段からなることを特徴とする楽曲検索装置。A feature amount managing means for managing a feature amount representing a feature of a song in association with a song identifier for identifying the song, a preference degree specified by a user for the song, and a song identifier for identifying the song Preference level management means for managing in association;
Based on the preference degree associated with the music identifier, the recommendation degree 1 is calculated, the recommendation degree calculating means for extracting the music identifier of the recommended music for the user, and the music identifier of the recommended music, Similar music search means for extracting music identifiers of similar music to the recommended music from the feature quantity management means, and calculating a new recommendation level 2 from the recommendation level 1 of the recommended music and / or the similarity level of the similar music And a recommended music presenting means for calculating and presenting recommended music for the user.
前記楽曲識別子に対応付けられた再生回数をもとに推奨度1を算出し、利用者に対する推奨曲の楽曲識別子を抽出する推奨度算出手段と、前記推奨曲の楽曲識別子をもとに、前記特徴量管理手段から前記推奨曲に対する類似曲の楽曲識別子を抽出する類似曲検索手段とを有し、前記推奨曲の推奨度1及びあるいは前記類似曲の類似度から、新たな推奨度2を算出し、利用者に対する推奨曲を算出提示する推奨曲提示手段からなることを特徴とする楽曲検索装置。Corresponding feature quantity management means for managing the feature quantity expressing the feature of the song and the song identifier for identifying the song in association with each other, the number of times the user has played the song and the song identifier for identifying the song Replay history management means to manage,
A recommendation degree 1 is calculated based on the number of times of reproduction associated with the song identifier, and a recommendation degree calculating means for extracting a song identifier of a recommended song for a user, and based on the song identifier of the recommended song, Similar music search means for extracting a music identifier of a similar music for the recommended music from the feature quantity management means, and calculating a new recommendation level 2 from the recommendation level 1 of the recommended music and / or the similarity level of the similar music And a recommended music presenting means for calculating and presenting recommended music for the user.
楽曲に対して利用者が再生した回数と前記楽曲を識別する楽曲識別子とを対応付けて管理する再生履歴管理手段と、前記楽曲識別子に対応付けられた嗜好度及びあるいは再生回数をもとに推奨度1を算出し、利用者に対する推奨曲の楽曲識別子を抽出する推奨度算出手段と、前記推奨曲の楽曲識別子をもとに、前記特徴量管理手段から前記推奨曲に対する類似曲の楽曲識別子を抽出する類似曲検索手段とを有し、前記推奨曲の推奨度1及びあるいは前記類似曲の類似度から、新たな推奨度2を算出し、利用者に対する推奨曲を算出提示する推奨曲提示手段からなることを特徴とする楽曲検索装置。A feature amount managing means for managing a feature amount representing a feature of a song in association with a song identifier for identifying the song, a preference degree specified by a user for the song, and a song identifier for identifying the song Preference level management means for managing in association;
Recommended based on the reproduction history management means for managing the number of times the user has played the music in association with the music identifier for identifying the music, and the preference level and / or the number of times of playback associated with the music identifier 1 is calculated, and a recommendation degree calculating means for extracting a song identifier of a recommended song for the user, and a music identifier of a similar song to the recommended song from the feature amount management means based on the song identifier of the recommended song. A recommended song presenting means for calculating a recommended song for the user by calculating a new recommended degree from the recommendation degree of the recommended song and / or the similarity of the similar song. A music search apparatus characterized by comprising:
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