JP2005017740A - Terminal processing member for optical fiber - Google Patents
Terminal processing member for optical fiber Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005017740A JP2005017740A JP2003182971A JP2003182971A JP2005017740A JP 2005017740 A JP2005017740 A JP 2005017740A JP 2003182971 A JP2003182971 A JP 2003182971A JP 2003182971 A JP2003182971 A JP 2003182971A JP 2005017740 A JP2005017740 A JP 2005017740A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical fiber
- terminal processing
- processing member
- holding
- fiber terminal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
- Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光ファイバの端末を無反射処理するための光ファイバの端末処理部材に関する。
【0002】
【従来の技術】
光ファイバは、端部が受信側の機器等に接続されずに、開放された状態で敷設されることがある。その場合には、端面における伝送信号の反射を防ぐために、無反射処理が施される。
光ファイバの端末を無反射処理する方法として、その端末に特殊な加工を施して、反射を防ぐことが知られている。特殊な加工とは、例えば、光ファイバの端部を、斜めに切断すること(例えば、特許文献1参照。)や、球体に加工する等である。
【0003】
特許文献1には、光ファイバのコネクタフェルール内に光ファイバが挿入固定され、フェルール内にある光ファイバは斜めに切断され、かつその切断面間に隙間が形成されている、光ファイバの無反射終端部が記載されている。そして、その隙間には樹脂が充填されている。
ここで、光ファイバを切断する角度が8°以上であれば、光ファイバに入射した光が、その切断面で反射して光ファイバ内に戻ることが防がれる。
【0004】
また、無反射処理の他の方法としては、光ファイバを曲げた状態で保持すること(例えば、特許文献2参照。)が知られている。
特許文献2には、光ファイバをパイプに挿通させ、パイプを曲げてコイル状に変形させて、光ファイバに変形部分を形成することにより、無反射終端器とすることが記載されている。
この無反射終端器では、光ファイバがコイル状に曲げられるため、曲げ損失によって光信号の損失が発生するようになっている。すなわち、光信号が光ファイバの終端に向かって伝搬する際、変形部分において光信号の一部が損失する。ここで損失しなかった光信号が終端に達すると、フレネル反射が発生し、さらに光信号の一部が損失する。フレネル反射による反射光の一部は、はじめの伝搬方向と逆方向に光ファイバを伝搬するが、変形部分において、再度損失が発生する。このように、光信号は、無反射終端器を構成する光ファイバを往復する間に、曲げ損失と、終端における反射の際に発生する損失とによって、減衰する。
【0005】
また、光ファイバが接続されたコネクタに対して、終端装置を結合させて無反射処理を行うこと(例えば、特許文献3参照。)も知られている。
特許文献3に記載の終端装置は、ハウジング内にフェルールを収容し、このフェルール内に終端光ファイバとして機能する光ファイバコードを収容する。そして、フェルールの後端面、つまり光ファイバコードの後端面側に空間部を設け、この空間部に光ファイバコードのコアよりも屈折率の大きいマッチングオイルを充填して、フェルールの後端面をマッチングオイルに浸し、光ファイバコードの前端側から入り込む信号を無反射でマッチングオイル側に出す。
【0006】
【特許文献1】
特開平8−160245号公報(図1)
【特許文献2】
特開平11−305052号公報(図1)
【特許文献3】
特開平5−40213号公報(図1)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、光ファイバの端末処理は、光ファイバを融着したり分岐したりする現場で作業を行うことが望まれている。
しかしながら、光ファイバの端末に特殊な加工を施して端末処理する方法では、その加工を施すための装置や治具が必要となるため、現場で作業することに不向きであり、工場内での作業となってしまう。
また、光ファイバを曲げた状態で保持して端末処理する方法では、経時的変化によって、曲げられた光ファイバが損傷したり断線を起こしたりしてしまうおそれがある。
さらに、コネクタに終端装置を結合させて端末処理する方法では、その対象がコネクタに接続された光ファイバのみに限定されてしまう。また、コネクタと終端装置との間の光ファイバの接続部分で発生する反射を防ぐことはできない。
【0008】
本発明は、光ファイバを敷設する現場で容易に作業可能であり、光ファイバに損傷を与えることなく無反射処理することができる光ファイバの端末処理部材を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成することのできる本発明に係る光ファイバの端末処理部材は、光ファイバの端部を収容する収容部と、収容部の内側に設けられた屈折率整合剤と、端部を収容部に収容した状態に光ファイバを保持する保持部と、を有することを特徴としている。
【0010】
このような構成の光ファイバの端末処理部材は、光ファイバを収容部に収容することで、その光ファイバの端部を屈折率整合剤で覆って、容易に無反射処理することができる。そのため、工場内で光ファイバを加工する必要がなく、敷設現場で端末を無反射処理することができる。また、光ファイバを強制的に曲げる必要がなく、光ファイバを傷めてしまうことを防止できる。
【0011】
また、本発明に係る光ファイバの端末処理部材において、保持部は、収容部と当該端末処理部材の外部とを連通する挿通孔を有し、挿通孔は、外部に向かって広がっていることが好ましい。
【0012】
また、本発明に係る光ファイバの端末処理部材において、収容部と保持部とは、別部材で構成されており、収容部と保持部とを相互に位置規制する固定部を備えていることが好ましい。
【0013】
また、本発明に係る光ファイバの端末処理部材において、固定部は、収容部と保持部とを2段階で位置規制でき、2段階目で保持部が光ファイバを保持するように作用することが好ましい。
【0014】
また、本発明に係る光ファイバの端末処理部材において、収容部は、収容する光ファイバのほぼ長手方向に沿って半割構造であることが好ましい。
【0015】
また、本発明に係る光ファイバの端末処理部材において、保持部は、保持する光ファイバのほぼ長手方向に沿って半割構造であることが好ましい。
【0016】
また、本発明に係る光ファイバの端末処理部材において、収容部は、収容した光ファイバを外から視認可能とする、透明または半透明の部材で構成されていることが好ましい。
【0017】
また、本発明に係る光ファイバの端末処理部材において、全体の外形寸法が、光ファイバの融着補強スリーブとほぼ同等であることが好ましい。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る光ファイバの端末処理部材の実施の形態を、図面を参照しつつ説明する。
図1に、本実施形態の光ファイバの端末処理部材の斜視図を示す。
図1に示すように、端末処理部材1は、光ファイバの端部を収容する薄肉円筒状の収容部3と、光ファイバを保持する厚肉円筒状の保持部2との2つを組み合わせて構成されている。保持部2は、収容部3に嵌め込まれて固定され、端末処理部材1として一体化されるものである。図2は、保持部2の断面図であり、図3は、収容部3の断面図である。
【0019】
図1及び図2に示すように、保持部2は、その中心軸に沿った貫通孔4が形成された肉厚の円筒形状をなしている。貫通孔4は、通常は光ファイバを自由に挿通させることができ、収容部3に嵌め込まれたときに内側に変形して光ファイバを把持するものである。貫通孔4は、例えば4心の光ファイバテープ心線を挿通可能な程度の平穴形状である。貫通孔4の大きさは、単心の光ファイバ心線や、複数心の光ファイバテープ心線を挿通させることができるように、その用途に合わせて適宜設定することができる。また、貫通孔4における光ファイバの入口側(図2中左側)は、その内径が外側に向けて広がったテーパ部5として形成されている。
【0020】
また、保持部2の外周には、収容部3の外径と同等の外径を有する頭部6が光ファイバの入口側に形成されている。頭部6以外の挿入部7は、収容部3の内側に挿入できる程度に、その外径が収容部3の内径とほぼ同等である。また、挿入部7には、この挿入部7を収容部3に挿入した状態で相互の位置規制を図る、固定部の一部を構成する係止突起8が形成されている。係止突起8は、保持部2の中心軸方向に所望の間隔をあけて2箇所に設けられており、それぞれ周方向の反対の位置に2箇所づつ設けられている。係止突起8における、挿入部7の挿入開始側(図2中右側)は、収容部3との接触角度を緩やかにして挿入時の抵抗を小さくするように、若干傾斜して形成されている。
【0021】
また、挿入部7における頭部6との境界部分には、凸状の押圧部9が周方向の反対の位置に2箇所設けられている。この押圧部9が形成される周方向の位置は、貫通孔4が丸穴である場合には特にどこであっても構わないが、貫通孔4が平穴である場合には、その断面の短手方向上であることが望ましい。
【0022】
このように構成された保持部2は、弾性体であることが好ましい。保持部2の材質としては、例えば、熱可塑性エラストマーや、EPDM(エチレンプロピレンゴム)、NBR(アクリロニトリルブタジエンゴム)等のゴムを用いると良い。
【0023】
図1及び図3に示すように、収容部3は、長手方向の一端側(図3中左側)が開口し、他端側(図3中右側)が閉じられた、ほぼ円筒状の部材である。この収容部3の内側は、保持部2の挿入部7を挿入可能であり、なおかつ保持部2の貫通孔4を通して挿入された光ファイバを収容することができる、収容空間10として形成されている。
【0024】
また、収容部3は、収容空間10に収容した光ファイバの端部の位置が、外側から目視により識別できることが好ましい。そのため、収容部3は、透明または半透明の部材で構成されている。収容部3の材質としては、プラスチックやガラスを用いることができる。好適に用いられるプラスチックとしては、例えば、アクリルポリカーボネート、ポリプロピレン、ポリエチレルテレフタラート、等を例示できる。
【0025】
収容空間10には、光ファイバのコアとほぼ同等の屈折率を有する屈折率整合剤(図示せず)が充填されている。屈折率整合剤は、シリコンオイルやシリコングリース等が使用できる。用いる屈折率整合剤は、収容空間10から外へ漏れないように、液状であるよりは、粘度が高いグリース状である方が好ましい。
また、屈折率整合剤は、本実施形態では収容空間10のほぼ全域に充填されているが、これより少量であっても収容された光ファイバの端部を覆うことができれば良く、その充填量は問わない。
【0026】
また、保持部2の挿入部7が完全に収容された状態における、係止突起8が位置する箇所には、係止突起8の形状とほぼ同等の係止窓11が形成されている。係止窓11は、挿入部7の挿入に伴って内側に係止突起8が配置されると、相互に係止し合って保持部2と収容部3との挿入方向と逆方向への相対移動を規制する。
【0027】
次に、本実施形態の光ファイバの端末処理部材1を用いて光ファイバの端末を無反射処理する方法について説明する。
まず、図4に示すように、光ファイバFを、保持部2のテーパ部5から貫通孔4に挿通する。そして、図5に示すように、光ファイバFを挿通させた保持部2を、その挿入部7側から収容部3の収容空間10に挿入していく。
【0028】
次いで、図6に示すように、4つの係止窓11に4つの係止突起8が入るまで挿入部7を収容空間10内に挿入すると、頭部6と収容部3とが当接し、係止突起8と係止窓11との係止作用により収容部3と保持部2が相互に位置規制されて一体化される。このとき、光ファイバFの端部は、収容空間10内に設けられた屈折率整合剤により覆われて、無反射処理が施される。
【0029】
また、頭部6と収容部3とが当接した状態では、保持部2の押圧部9は、収容部3との干渉により内方に作用する力を受ける。これにより、図7に示すように、押圧部9から作用した力がその内方の挿通孔4の内壁を内側に変形させ、挿通された光ファイバFが把持される。そのため、光ファイバFに例えば引っ張り力等が作用しても、貫通孔4から光ファイバFが抜け出すことを防止できるため、光ファイバFの端部が屈折率整合剤に覆われた状態を安定して維持することができる。したがって、光ファイバFに対して安定した無反射処理を行うことができる。
【0030】
なお、本実施形態の光ファイバの端末処理部材1は、係止突起8と係止窓11からなる固定部が、挿入方向にそって2箇所設けられているため、収容部3と保持部2とを2段階で位置規制することができる。この2段階の位置規制を利用した、収容部3と保持部2とのより好ましい嵌め込み手順を次に説明する。
【0031】
まず、保持部2に光ファイバFを挿入する前に、挿入開始側に設けられた係止突起8が収容部3の開口端側に設けられた係止窓11に入るまで、挿入部7を収容空間10に挿入する。この状態は、位置規制の第1段階であり、光ファイバFの挿通及び挿入部7のさらなる挿入は可能であるが、抜け出しが防止された状態である。そして、図5に示すように、この状態で光ファイバFを挿通孔4に挿通させ、光ファイバFの端部を収容空間10内に配置させる。これにより、光ファイバFの無反射処理は施されるが、光ファイバFの抜け出しを防止するために、頭部6が収容部3に当接するまで、すなわち図6及び図7に示す状態まで、保持部2を収容部3に向けて押し込み、挿入する。この状態が、位置規制の第2段階である。この第2段階で、光ファイバFは保持部2によって保持される。
【0032】
このように、第1段階目で保持部2と収容部3とを仮固定しておき、これに光ファイバFを挿入して第2段階目の位置規制を行うようにすれば、先に説明した保持部2と収容部3とが別々となった状態で光ファイバFを挿入する場合に比べて、収容空間10への光ファイバFの挿入が確実かつ容易であり、その後保持部2を押し込むだけで端末処理作業を完了することができる。
【0033】
以上説明した光ファイバの端末処理部材1によれば、光ファイバに対して特殊な加工を施すことなく、さらに光ファイバに曲げなどの多大な負荷を与えることなく無反射処理を行うことができる。そのため、光ファイバの端末処理部材1を用意しておけば、光ファイバを敷設する現場で、容易に、かつ光ファイバに損傷を与えることなく端末の無反射処理を行うことができる。
【0034】
次に、端末処理を行う前の光ファイバFの端末部の形成について、従来の方法と比較して説明する。
例えば、単心の光ファイバ心線を光ファイバFとして説明する。従来は、ニッパ等によって光ファイバFを切断した場合、図8に示すように、コアとクラッドを有するガラスファイバ15の周囲に被覆された樹脂の被覆層16が、きれいに切断されずに変形してしまう場合がある。この変形により、樹脂だれ部17ができてしまい、この樹脂だれ部17がガラスファイバ15の端面を部分的あるいは全体的に覆ってしまうことがある。このように、ガラスファイバ15の端面が一部分でも覆われてしまうと、屈折率整合剤がガラスファイバ15の切断端面を直接覆わなくなり、その部分で反射が生じてしまうため、好ましくない。
【0035】
そのため、本実施形態では、光ファイバFを一度に切断せずに、まず、図9に示すように、ガラスファイバ15を切断する箇所まで、例えば10mm程度の長さで、被覆層16のみを除去する。その後、露出したガラスファイバ15の、被覆層16が覆われた部分の境界部分を、ニッパ等の工具で切断する。これにより、ガラスファイバ15の切断端面が完全に露出して、屈折率整合剤が良好にガラスファイバ15の切断端面を覆うようになる。したがって、屈折率整合剤による無反射処理の効果を最大限に得ることができる。
【0036】
次に、本発明に係る光ファイバの端末処理部材の、用途の一例を図10に示す。
図10は、光ファイバの融着トレイを示す上面図である。融着トレイ20は、光接続箱やクロージャ等の内部に設置されるものであり、光ファイバFの余長を収容することが可能なトレイ本体21と、融着部やメカニカルスプライス、あるいは光スプリッタ(例えばカプラ)を固定可能な固定部22を有している。
【0037】
トレイ本体21は、薄板状のプレートに枠23が設けられた筐体であって、プラスチックまたは金属により形成されている。枠23によって画成された余長収容部24は、入口25から導入した光ファイバF1と、出口26から導入した光ファイバF2を収容するためのスペースである。収容された光ファイバF1,F2の余長は、光ファイバF1,F2を相互に融着接続する際の作業性を確保するものである。光ファイバF1,F2の融着接続を行った場合には、トレイ本体21の中央部分に形成された複数の固定部22にその融着部F3が固定される。
また、枠23には、余長収容部24に収納された光ファイバF1,F2が上方へ飛び出すことを防ぐために、爪27が複数形成されている。
【0038】
本発明に係る光ファイバの端末処理部材は、例えばカプラF4によって分岐された光線路の一方の光ファイバを端末処理するために用いられる。図10に示すように、上述した光ファイバの端末処理部材1は、カプラF4に接続された光ファイバF5の端末に取り付けられ、カプラF4から分岐されて使用しない波長の伝送信号を無反射処理している。ここで、光ファイバの端末処理部材1の全体の外形寸法は、光ファイバの融着部(融着補強スリーブ)F3とほぼ同等に形成されている。
【0039】
これにより、端末処理部材1は、融着部F3やカプラF4の取り付けに適応した大きさの固定部22に容易に取り付けることができる。融着部F3の大きさは、一般的には直径が4mm、長さが40mmの円筒状であり、また、メカニカルスプライスの大きさは、断面が4mm×4mmの正方形であり、長さが40mmの直方体である。そして、固定部22の大きさは、融着部やメカニカルスプライスの大きさに対応して、深さが4mmであり、融着部等をその幅方向に位置規制するために立設された爪の間隔が4mmである。
このように、本実施形態の光ファイバの端末処理部材1は、光ファイバの光線路設計に使用される種々の部材を固定する箇所に適応する大きさに形成されており、融着作業等が行われる種々の作業現場で好適に用いることができる。
【0040】
次に、本発明に係る光ファイバの端末処理部材の他の実施の形態の例について説明する。
図11に示すように、光ファイバの端末処理部材30は、2つの収容部31がヒンジ36を介して一体的に成形されており、収容部31の一端側には、それぞれ保持部32が設けられている。収容部31の収容空間37には、屈折率整合剤(図示せず)が設けられている。
これらの収容部31及び保持部32は、光ファイバFを挟み込んで収容あるいは保持するためのものであり、それぞれ筒状の部材が半割形状とされて構成されている。また、一方の収容部31の側方の端部には係止爪34が形成されており、他方の収容部31の側方の端部には、係止爪34と対応する位置に係止凹部35が形成されている。2つの収容部31同士を、ヒンジ36を折り曲げて互いに接合させると、図12に示すように、これら係止爪34と係止凹部35が相互に係止されて、収容部31が円筒形状となって収容空間37が閉じられる。
【0041】
また、図11に示すように、保持部32は、収容部31が閉じられたときに挿通孔を形成するための保持溝33が形成されている。保持部32は、上記の保持部2(図1参照)と同様に、弾性体で形成されている。また、保持溝33を2つ合わせた状態の挿通孔は、保持する光ファイバFに比べて若干小さく形成されている。すなわち、図12に示すように、収容部31が閉じられることに伴って、保持溝33内に配置された光ファイバFを保持することができる。
【0042】
さらに、図13及び図14に、本発明に係る光ファイバの端末処理部材の他の実施の形態の例を示す。
図13に示すように、光ファイバの端末処理部材40は、収容空間47が形成された収容部41と、その収容空間47を閉じるための蓋として機能する収容部41aが、ヒンジ46を介して一体的に成形されている。収容部41の一端側には、保持部42が形成されている。収容部41の収容空間47には、屈折率整合剤(図示せず)が設けられている。
【0043】
また、保持部42は、収容空間47が閉じられたときに挿通孔を形成するための保持溝43が形成されている。保持部42は、上記の保持部2(図1参照)と同様に、弾性体で形成されている。また、保持溝43の深さは、保持する光ファイバFに比べて若干小さく形成されている。すなわち、図14に示すように、収容空間47が閉じられることに伴って、保持溝43内に配置された光ファイバFを保持することができる。
【0044】
また、収容部41aの角には係止突起44が形成されており、収容部41の角には、係止突起44と対応する位置に係止凹部45が形成されている。収容部41、41aを、ヒンジ46を折り曲げて互いに接合させると、図14に示すように、これら係止突起44が係止凹部45に嵌め込まれて相互に係止され、全体が直方体形状となって収容空間47が閉じられる。
【0045】
この光ファイバの端末処理部材40は、上述した端末処理部材1,30に比べて薄型の、直方体の外形を有している。
薄型である端末処理部材40は、上述した端末処理部材1,30が1つ毎に設置される場所に、複数固定することができる。例えば、図15に示すように、融着トレイ20(図10参照)の固定部22に、積層させて複数固定することができる。つまり、端末処理の省スペース化を図ることができる。
【0046】
また、図16及び図17に示すように、他の実施の形態である光ファイバの端末処理部材50は、多条導入型の端末処理部材である。
図16及び図17に示す光ファイバの端末処理部材50は、ほぼ円筒形状の収容部51の開口端部を覆うように、ゴム等の弾性体で形成された薄膜(保持部)53が設けられている。薄膜53は、光ファイバFを貫通させることで光ファイバFを収容空間52内に導入し、その弾性力によって光ファイバFを保持することができる。収容空間52内には、屈折率整合剤が充填されている。
このように構成された光ファイバの端末処理部材50は、同時に複数の光ファイバFを保持することができるため、多数の光ファイバFを端末処理することに適している。
【0047】
また、図18に示すように、収容部51aの長手方向の両端部に薄膜53を設けて、収容空間52の両側から光ファイバFを導入しても良い。これにより、更なる多条導入を図ることができる。
【0048】
さらに他の実施の形態の例を、図19に示す。
図19に示す光ファイバの端末処理部材60は、収容部61が形成されたフィルム状の保持部62を2枚張り合わせて接着し、端末処理を行うものである。
収容部61の内側には、収容空間が形成されており、収容空間内には屈折率整合剤が充填されている。また、屈折率整合剤が充填された側の保持部62には、接着層が設けられ、さらに接着層を覆うようにりけい紙が張られている。
【0049】
この端末処理部材60を使用する際には、まず、一方の保持部62に張られたりけい紙を剥がして、接着層を露出させる。そして、光ファイバFを、その端末が屈折率整合剤に浸されるように接着層に貼り付ける。そして、もう一方の保持部62を、そのりけい紙を剥がした後、互いの保持部62及び収容部61が対向するようにして、光ファイバFを両側から覆うようにして貼り付ける。
この端末処理部材60は、上述した各種の端末処理部材に比べて薄型であるため、例えば融着トレイ内に数多く収容することができる。
【0050】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の光ファイバの端末処理部材によれば、光ファイバを敷設する現場で容易に作業可能であり、光ファイバに損傷を与えることなく無反射処理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光ファイバの端末処理部材の一実施形態を示す斜視図である。
【図2】図1に示した保持部の断面図である。
【図3】図1に示した収容部の断面図である。
【図4】図1に示した保持部に光ファイバを挿通させた状態を示す斜視図である。
【図5】図1に示した収容部と保持部との位置規制の第1段階を示す斜視図である。
【図6】図1に示した収容部と保持部との位置規制の第2段階を示す斜視図である。
【図7】図6に示した光ファイバの端末処理部材の部分断面図である。
【図8】光ファイバの端末を示す斜視図である。
【図9】光ファイバの端末の加工を示す斜視図である。
【図10】本発明に係る光ファイバの端末処理部材が収容される融着トレイを示す上面図である。
【図11】本発明に係る光ファイバの端末処理部材の他の実施の形態を示す斜視図である。
【図12】図11に示した端末処理部材を組み付けた状態を示す斜視図である。
【図13】本発明に係る光ファイバの端末処理部材の他の実施の形態を示す斜視図である。
【図14】図13に示した端末処理部材を組み付けた状態を示す斜視図である。
【図15】図14に示した端末処理部材を融着トレイに収容する様子を示す断面図である。
【図16】本発明に係る光ファイバの端末処理部材の他の実施の形態を示す斜視図である。
【図17】図16に示した端末処理部材の要部断面図である。
【図18】図16に示した端末処理部材の変形例を示す断面図である。
【図19】本発明に係る光ファイバの端末処理部材の他の実施の形態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 光ファイバの端末処理部材
2 保持部
3 収容部
4 挿通孔
5 テーパ部
6 頭部
7 挿入部
8 係止突起
9 押圧部
10 収容空間
11 係止窓
F 光ファイバ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an optical fiber terminal processing member for performing non-reflection processing on an optical fiber terminal.
[0002]
[Prior art]
The optical fiber may be laid in an open state without being connected to a receiving device or the like at the end. In that case, non-reflection processing is performed to prevent reflection of the transmission signal at the end face.
As a method of performing an anti-reflection treatment on an optical fiber terminal, it is known to perform special processing on the terminal to prevent reflection. The special processing includes, for example, cutting an end portion of the optical fiber obliquely (for example, refer to Patent Document 1) or processing into a sphere.
[0003]
In
Here, if the angle at which the optical fiber is cut is 8 ° or more, the light incident on the optical fiber is prevented from being reflected by the cut surface and returning into the optical fiber.
[0004]
Further, as another method of non-reflection treatment, it is known to hold an optical fiber in a bent state (for example, see Patent Document 2).
In this non-reflective terminator, the optical fiber is bent into a coil shape, so that a loss of the optical signal occurs due to the bending loss. That is, when the optical signal propagates toward the end of the optical fiber, a part of the optical signal is lost at the deformed portion. When the optical signal that has not been lost reaches the end, Fresnel reflection occurs, and a part of the optical signal is lost. Part of the reflected light due to Fresnel reflection propagates through the optical fiber in the direction opposite to the initial propagation direction, but loss occurs again at the deformed portion. In this way, the optical signal is attenuated by bending loss and loss generated during reflection at the terminal end while reciprocating through the optical fiber constituting the non-reflection terminator.
[0005]
In addition, it is also known to perform a non-reflective treatment by coupling a termination device to a connector to which an optical fiber is connected (see, for example, Patent Document 3).
The termination device described in
[0006]
[Patent Document 1]
JP-A-8-160245 (FIG. 1)
[Patent Document 2]
Japanese Patent Laid-Open No. 11-305052 (FIG. 1)
[Patent Document 3]
JP-A-5-40213 (FIG. 1)
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, it is desired that the end processing of the optical fiber is performed at a site where the optical fiber is fused or branched.
However, the method of performing special processing on the end of the optical fiber is not suitable for working on site because it requires equipment and jigs to perform the processing. End up.
In addition, in the method of holding and terminating the optical fiber in a bent state, the bent optical fiber may be damaged or disconnected due to a change over time.
Furthermore, in the method of terminal processing by coupling a termination device to a connector, the target is limited to only the optical fiber connected to the connector. Further, it is impossible to prevent reflection that occurs at the connection portion of the optical fiber between the connector and the termination device.
[0008]
SUMMARY OF THE INVENTION An object of the present invention is to provide an optical fiber end treatment member that can be easily operated at a site where an optical fiber is laid and can perform an antireflection treatment without damaging the optical fiber.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
An optical fiber terminal processing member according to the present invention that can achieve the above-described object is provided with an accommodating portion that accommodates an end portion of an optical fiber, a refractive index matching agent provided inside the accommodating portion, and an end portion. And a holding part for holding the optical fiber in a state of being accommodated in the part.
[0010]
The optical fiber terminal processing member having such a configuration can be easily non-reflective processed by covering the end of the optical fiber with a refractive index matching agent by accommodating the optical fiber in the accommodating portion. Therefore, it is not necessary to process the optical fiber in the factory, and the terminal can be subjected to a non-reflective treatment at the installation site. Moreover, it is not necessary to bend the optical fiber forcibly, and the optical fiber can be prevented from being damaged.
[0011]
Moreover, in the terminal treatment member of the optical fiber according to the present invention, the holding portion has an insertion hole that communicates the accommodating portion and the outside of the terminal treatment member, and the insertion hole is spread toward the outside. preferable.
[0012]
Moreover, in the terminal processing member of the optical fiber according to the present invention, the housing portion and the holding portion are configured as separate members, and include a fixing portion that positions the housing portion and the holding portion mutually. preferable.
[0013]
Further, in the optical fiber terminal processing member according to the present invention, the fixing portion can regulate the position of the housing portion and the holding portion in two stages, and can act so that the holding portion holds the optical fiber in the second step. preferable.
[0014]
In the optical fiber terminal processing member according to the present invention, it is preferable that the accommodating portion has a halved structure along substantially the longitudinal direction of the optical fiber to be accommodated.
[0015]
In the optical fiber terminal processing member according to the present invention, it is preferable that the holding portion has a halved structure along substantially the longitudinal direction of the optical fiber to be held.
[0016]
Moreover, in the optical fiber terminal processing member according to the present invention, it is preferable that the accommodating portion is made of a transparent or translucent member that makes the accommodated optical fiber visible from the outside.
[0017]
Moreover, in the optical fiber terminal processing member according to the present invention, it is preferable that the overall outer dimensions are substantially the same as those of the fusion reinforcing sleeve of the optical fiber.
[0018]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of an optical fiber terminal processing member according to the present invention will be described below with reference to the drawings.
In FIG. 1, the perspective view of the terminal processing member of the optical fiber of this embodiment is shown.
As shown in FIG. 1, the
[0019]
As shown in FIG.1 and FIG.2, the holding |
[0020]
In addition, a
[0021]
In addition, two convex
[0022]
It is preferable that the holding |
[0023]
As shown in FIGS. 1 and 3, the
[0024]
Moreover, it is preferable that the
[0025]
The
Further, in this embodiment, the refractive index matching agent is filled in almost the entire space of the
[0026]
Further, a locking
[0027]
Next, a description will be given of a method of performing an antireflection treatment on an optical fiber end using the optical fiber
First, as shown in FIG. 4, the optical fiber F is inserted from the tapered
[0028]
Next, as shown in FIG. 6, when the
[0029]
Further, in a state where the
[0030]
In addition, since the
[0031]
First, before inserting the optical fiber F into the holding
[0032]
As described above, if the holding
[0033]
According to the optical fiber
[0034]
Next, formation of the terminal portion of the optical fiber F before terminal processing will be described in comparison with a conventional method.
For example, a single-core optical fiber is described as an optical fiber F. Conventionally, when the optical fiber F is cut by a nipper or the like, as shown in FIG. 8, the
[0035]
Therefore, in this embodiment, without cutting the optical fiber F at a time, first, as shown in FIG. 9, only the
[0036]
Next, an example of the use of the optical fiber terminal processing member according to the present invention is shown in FIG.
FIG. 10 is a top view showing an optical fiber fusion tray. The
[0037]
The
In addition, a plurality of
[0038]
The optical fiber terminal processing member according to the present invention is used, for example, to perform terminal processing on one optical fiber of an optical line branched by a coupler F4. As shown in FIG. 10, the above-described optical fiber
[0039]
Thereby, the
As described above, the
[0040]
Next, an example of another embodiment of an optical fiber terminal processing member according to the present invention will be described.
As shown in FIG. 11, the optical fiber
The
[0041]
As shown in FIG. 11, the holding
[0042]
Furthermore, in FIG.13 and FIG.14, the example of other embodiment of the terminal processing member of the optical fiber which concerns on this invention is shown.
As shown in FIG. 13, the optical fiber
[0043]
In addition, the holding
[0044]
Further, a locking
[0045]
The optical fiber
A plurality of thin
[0046]
Further, as shown in FIGS. 16 and 17, an optical fiber
The optical fiber
The optical fiber
[0047]
Further, as shown in FIG. 18, the
[0048]
Still another embodiment is shown in FIG.
An optical fiber
An accommodation space is formed inside the
[0049]
When using the
Since this
[0050]
【The invention's effect】
As described above, according to the optical fiber terminal processing member of the present invention, it is possible to easily work at the site where the optical fiber is laid, and it is possible to perform a non-reflection process without damaging the optical fiber.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing an embodiment of an optical fiber terminal processing member according to the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional view of the holding portion shown in FIG.
FIG. 3 is a cross-sectional view of the accommodating portion shown in FIG.
4 is a perspective view showing a state in which an optical fiber is inserted through the holding portion shown in FIG. 1. FIG.
FIG. 5 is a perspective view showing a first stage of position regulation between the housing part and the holding part shown in FIG. 1;
FIG. 6 is a perspective view showing a second stage of position regulation between the housing part and the holding part shown in FIG. 1;
7 is a partial cross-sectional view of the end treatment member of the optical fiber shown in FIG. 6. FIG.
FIG. 8 is a perspective view showing an end of an optical fiber.
FIG. 9 is a perspective view showing processing of an end of an optical fiber.
FIG. 10 is a top view showing a fusion tray in which an optical fiber terminal processing member according to the present invention is accommodated.
FIG. 11 is a perspective view showing another embodiment of an optical fiber terminal processing member according to the present invention.
12 is a perspective view showing a state in which the terminal processing member shown in FIG. 11 is assembled. FIG.
FIG. 13 is a perspective view showing another embodiment of an optical fiber terminal processing member according to the present invention.
14 is a perspective view showing a state in which the terminal processing member shown in FIG. 13 is assembled. FIG.
15 is a cross-sectional view showing a state in which the terminal processing member shown in FIG. 14 is accommodated in a fusing tray.
FIG. 16 is a perspective view showing another embodiment of an optical fiber terminal processing member according to the present invention.
17 is a cross-sectional view of a main part of the terminal processing member shown in FIG.
18 is a cross-sectional view showing a modified example of the terminal processing member shown in FIG. 16. FIG.
FIG. 19 is a perspective view showing another embodiment of an optical fiber terminal processing member according to the present invention.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (8)
前記保持部は、前記収容部と当該端末処理部材の外部とを連通する挿通孔を有し、前記挿通孔は、前記外部に向かって広がっていることを特徴とする光ファイバの端末処理部材。The optical fiber terminal processing member according to claim 1,
The holding portion has an insertion hole that communicates the accommodating portion with the outside of the terminal processing member, and the insertion hole extends toward the outside.
前記収容部と前記保持部とは、別部材で構成されており、前記収容部と前記保持部とを相互に位置規制する固定部を備えていることを特徴とする光ファイバの端末処理部材。The optical fiber terminal processing member according to claim 1 or 2,
The optical fiber terminal processing member, wherein the housing portion and the holding portion are configured by separate members, and include a fixing portion that positions the housing portion and the holding portion mutually.
前記固定部は、前記収容部と前記保持部とを2段階で位置規制でき、2段階目で前記保持部が前記光ファイバを保持するように作用することを特徴とする光ファイバの端末処理部材。The optical fiber terminal processing member according to claim 3,
The fixing portion is capable of regulating the position of the housing portion and the holding portion in two stages, and acts so that the holding portion holds the optical fiber in the second stage. .
前記収容部は、収容する光ファイバのほぼ長手方向に沿って半割構造であることを特徴とする光ファイバの端末処理部材。The optical fiber terminal processing member according to claim 1 or 2,
The optical fiber terminal processing member, wherein the accommodating portion has a halved structure along substantially the longitudinal direction of the optical fiber to be accommodated.
前記保持部は、保持する光ファイバのほぼ長手方向に沿って半割構造であることを特徴とする光ファイバの端末処理部材。The optical fiber terminal processing member according to claim 5,
The optical fiber terminal treatment member, wherein the holding portion has a halved structure along substantially the longitudinal direction of the optical fiber to be held.
前記収容部は、収容した前記光ファイバを外から視認可能とする、透明または半透明の部材で構成されていることを特徴とする光ファイバの端末処理部材。The optical fiber terminal processing member according to any one of claims 1 to 6,
The said accommodating part is comprised by the transparent or semi-transparent member which makes the said optical fiber accommodated visible from the outside, The optical fiber terminal processing member characterized by the above-mentioned.
全体の外形寸法が、光ファイバの融着補強スリーブとほぼ同等であることを特徴とする光ファイバの端末処理部材。The optical fiber terminal processing member according to any one of claims 1 to 7,
An optical fiber terminal treatment member characterized in that the overall outer dimensions are substantially the same as those of an optical fiber fusion reinforcing sleeve.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003182971A JP2005017740A (en) | 2003-06-26 | 2003-06-26 | Terminal processing member for optical fiber |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003182971A JP2005017740A (en) | 2003-06-26 | 2003-06-26 | Terminal processing member for optical fiber |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005017740A true JP2005017740A (en) | 2005-01-20 |
Family
ID=34183205
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003182971A Pending JP2005017740A (en) | 2003-06-26 | 2003-06-26 | Terminal processing member for optical fiber |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005017740A (en) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007271786A (en) * | 2006-03-30 | 2007-10-18 | Furukawa Electric Co Ltd:The | Optical fiber protection body |
JP2008197556A (en) * | 2007-02-15 | 2008-08-28 | Tomoegawa Paper Co Ltd | Optical terminator and method of manufacturing the same |
JP2011211220A (en) * | 2011-06-06 | 2011-10-20 | Furukawa Electric Co Ltd:The | Optical fiber laser, and laser beam amplifier |
-
2003
- 2003-06-26 JP JP2003182971A patent/JP2005017740A/en active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007271786A (en) * | 2006-03-30 | 2007-10-18 | Furukawa Electric Co Ltd:The | Optical fiber protection body |
JP2008197556A (en) * | 2007-02-15 | 2008-08-28 | Tomoegawa Paper Co Ltd | Optical terminator and method of manufacturing the same |
JP2011211220A (en) * | 2011-06-06 | 2011-10-20 | Furukawa Electric Co Ltd:The | Optical fiber laser, and laser beam amplifier |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8876405B2 (en) | Field terminable optical connector with splice element for jacketed cable | |
US10598886B2 (en) | Cable pulling assembly | |
EP0690320B1 (en) | Optical fiber connector and method of fabricating same | |
US20190041588A1 (en) | Field installable optical fiber connector for fiber optic cables with rigid strength members | |
KR101260081B1 (en) | Optical connector | |
US7568844B2 (en) | Ruggedized fiber optic connector assembly | |
WO2016101218A1 (en) | Connecting member and optical fibre connector | |
JP5281959B2 (en) | An optical connector stop ring, an optical fiber cord with an optical connector using the stop ring, and a method of manufacturing an optical fiber cord with an optical connector. | |
JP2002082257A (en) | Optical connector and optical connector parts | |
WO2011087077A1 (en) | Optical connector and ferrule for optical connector | |
JP4191168B2 (en) | Mechanical connection type optical connector | |
JP6020001B2 (en) | Fiber optic head | |
JP2005017740A (en) | Terminal processing member for optical fiber | |
US20210405304A1 (en) | Fiber optic connectors with funnel-shaped boots and methods of installing the same | |
US20210271029A1 (en) | Sealed optical cable assemblies and methods of fabricating the same | |
JP2007041180A (en) | Optical connector | |
JP4593660B2 (en) | Optical connector assembly tool | |
US20240231008A1 (en) | Fiber optic connector with actuation element and method of installing the same | |
US20230100450A1 (en) | Fiber optic connectors having a sealing membrane disposed on the connector housing | |
JP2006048030A (en) | Optical fiber connecting apparatus and method | |
JP5593286B2 (en) | Optical connection parts | |
US5276753A (en) | Optical fiber connector | |
JP4446920B2 (en) | Non-reflective processing member for optical fiber | |
JP3515418B2 (en) | Optical connector | |
JP2007192871A (en) | Optical connector |