JP2005016270A - Crime prevention exterior and crime prevention fence - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、マンションや一戸建て住宅等の建物又は敷地への不当な侵入を阻止する防犯エクステリア、及び防犯フェンスに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、マンションや一戸建て住宅等のテラス又はベランダの欄干の上縁に沿って回転自在なパイプ等を配置することが公知である。これに係る技術が下記の特許文献に開示されている。
【0003】
【特許文献1】
特開昭60−73952号公報
【特許文献2】
特開平10−179007号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のように欄干の上縁に沿ってパイプ等を配置する構成は、専ら鳥類の駆除や小児の転落防止を企図するものであり、所謂空き巣等の不当な侵入を阻止できる構造ではない。
【0005】
そこで、本発明の目的は、欄干又はフェンスを乗り越えようとする者が、これを把持したり又は踏み台代わりにすることを阻止する防犯エクステリア、及び防犯フェンスを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る防犯エクステリアは、欄干の上縁を被覆する上縁被覆材と、該上縁被覆材の上方へ立ち上がるブラケットと、前記欄干の上縁に沿って延び前記ブラケットに回転自在に支持される回転体と、前記欄干の上縁と前記回転体との隙間を詰めるライナーとを備えることを特徴とする。
【0007】
更に、本発明に係る防犯エクステリアは、互いに交差する複数の欄干のそれぞれの上縁を各々被覆する複数の上縁被覆材と、該複数の上縁被覆材の上方へ各々立ち上がるブラケットと、前記複数の欄干のそれぞれの上縁に沿って延び前記ブラケットに回転自在に支持される複数の回転体と、前記複数の欄干のそれぞれの上縁と前記複数の回転体との間を各々詰める複数のライナーと、互いに交差する前記欄干の隅部に設けられ前記複数の回転体の端部同士の間を各々詰める曲面状カバーとを備えることを特徴とする。
【0008】
更に、本発明に係る防犯エクステリアは、前記ブラケットを、前記複数の曲面状カバーに各々内装したことを特徴とする。
【0009】
更に、本発明に係る防犯エクステリアは、前記ライナーが、前記回転体の周面に転がり接触するローラを備えることを特徴とする。更に、本発明に係る防犯エクステリアは、前記上縁被覆材と前記ライナーを一体成形したことを特徴とする。
【0010】
また、本発明に係る防犯エクステリアは、欄干又はフェンスの外側に掘り下げたV字谷の傾斜面を覆って設けられ、前記欄干又はフェンスの外側から前記欄干へ向かって下降傾斜する凹凸状板から成るものである。
【0011】
また、本発明に係る防犯エクステリアは、欄干又はフェンスの内側の踏面を覆って設けられる凹凸状板から成るものである。
【0012】
本発明に係る防犯フェンスは、上端を尖らせた複数の縦桟材を、互いに水平方向に間隔を開けて立ち上げ、該複数の縦桟材の上端寄りに軸挿通孔を各々形成し、前記複数の縦桟材のそれぞれの軸挿通孔を貫いて回転自在な回転体を取り付けたことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態に係る防犯エクステリアについて、図面に基づき説明する。図1乃至図3に示すように、実施の形態に係る防犯エクステリア1は、欄干2の上縁20の長手方向の全域に沿って固定される上縁被覆材3と、上縁被覆材3から上方へ立ち上がるブラケット4と、欄干2の上縁20に沿って延びブラケット4に回転自在に支持される筒状の回転体5と、欄干2の上縁20と回転体5との隙間6を詰めるライナー7とを備えるものである。図1の符号Cは、ブラケット4を隠蔽又はその露出を最小限に抑えるためのカバーを表している。
【0014】
図1は、建物の外壁よりも室内側へ後退して形成される引込テラス8の欄干2に、防犯エクステリア1を適用した例を表す正面図である。引込テラス8に、建物又は敷地の外から不当に侵入しようとする者(以下、「侵入者」と記す。)は、図に表れた正面の欄干2を乗り越えなければならない。防犯エクステリア1は、このような一方向からの侵入者を考慮した最も簡素な構成であり、詳細は以下に述べる。図2は、防犯エクステリア1の一端側を表し、他端側を省略した分解斜視図である。図3は、防犯エクステリア1を長手方向の途中(胴部)で破断した分解斜視図である。図3に表したライナー7は、必ずしも防犯エクステリア1の長手方向の全域に設ける必要はないので、これを図2中に表していない。
【0015】
欄干2とは、テラスの他、ベランダ、バルコニー、又は建物の適所に設置される胸壁や腰壁のように、その上縁に手摺りを設ける箇所、又は故意に乗り越えることが可能な箇所であることを意味する。更には、通路、敷地、又は、部屋割り等を区画する場合に、これらの間を人が跨いで通ることを規制するための小さな柵や仕切り等の上縁に、防犯エクステリア1を取り付けても良い。
【0016】
上縁被覆材3は、以上に例示した欄干2の上縁20を覆うものであれば、その具体的な形状は如何なるものであっても良いが、サッシュバー等のように設計の自由度が広い押出成形品であることが望ましい。ここで、覆うとは、上縁20の表層のみを覆うことに限らず、上縁20及びその付近を被覆することを広く意味する。また、上縁被覆材3を欄干2の笠木等と一体にしても良い。
【0017】
図中には、上縁被覆材3の最も好ましい形態例として、下向き溝形の断面を表している。これは、防犯エクステリア1を既成の欄干2に取り付ける場合に、欄干2の上縁20を上縁被覆材3の内側に挿入させつつ、上縁被覆材3をタッピングビス等を用いて欄干に固定すれば、上縁被覆材3が欄干2の上縁20を被覆し、上縁被覆材3が欄干の装飾材としての役割を果たすことを企図している。更には、既成の欄干2が、例えば、笠木を有するものであっても、これを上縁被覆材3によって被覆できるので、既成の笠木を取り外す手間が不要になるという利点に加え、侵入者が不当な侵入を試みた際に、上記の笠木の縁を把持したり、これに指先を引っ掛けられないという効果も得られる。
【0018】
ブラケット4は、図2に示すように、回転体5の一端部50を数mm没入させる凹部40を頭部に形成し、上縁被覆材3の上面に固定する脚部41を下端に形成した金物である。脚部41は、タッピングビス等を用いて上縁被覆材3に接合できるフランジである。ブラケット4の断面を図4に表したように、ブラケット4の凹部40の内径は、回転体5の一端部50の外径より僅かに大きく設定している。このため、回転体5はブラケット4に支持されつつ、僅かな外力を受けるだけで、その周方向に自由に回転することができる。
【0019】
上記のように笠木を把持すること等を縁被覆材3によって阻止された侵入者が、欄干2を乗り越えようとすれば、この侵入者は回転体5に手を掛けなければならない。この他、侵入者が欄干2を設けた引込テラス8の上階からロープ伝いに欄干2に乗り移ろうとする場合、或いは、隣地の建物から欄干2に乗り移ろうとする場合に、この侵入者は回転体5に足を掛けなければならない。そして、回転体5に掛けた手又は足で侵入者自身の体重を支えようとすると、回転体5が、図1に矢印Rで指したように、欄干2の外側又は内側へ向かって突然、不意に回転しようとする。
【0020】
これにより、侵入者は、上記の体勢で欄干2を乗り越えようとすれば、その身体が小刻みに揺さぶられることになる。それでも無理に侵入者が欄干2を乗り越えようとすれば、一層大きく身体が揺さぶられるので、侵入者は転落の危険を察知して、欄干2を乗り越えるのを断念することになる。
【0021】
図5は、複数本の回転体5を継ぐ場合に、複数本の回転体5の間に配置するのに適したブラケット9の一例を表している。これは、欄干2が特に長尺なものである場合に、これに合わせて1本の回転体5が長尺になるのを避け、欄干2の上縁20に沿って、1乃至3m程度に分断した複数の回転体5を一列に配置することを企図している。
【0022】
ブラケット9は、脚部41から支持片42を立ち上げ、支持片42の頭部に、一方の回転体5の一の端部50と他方の回転体5の他の端部51との内方へそれぞれ没入するピン43を各々取付けたものである。ピン43の外径は、回転体5の内径より僅かに小さく設定しているので、複数の回転体5はブラケット9に各々支持されつつ、それぞれの周方向に自由に回転することができる。支持片42の厚さは、5乃至8mm程度とするのが望ましい。これは、隣り合う2本の回転体5の端部50,51の間を経て、支持片42の頭部に侵入者が指等を引っ掛けることを阻止するためである。
【0023】
回転体5は、軽量でしかも強靱なアルミニューム合金製のパイプ(中空材)であることが好ましいが、丸棒状の金属塊であっても良い。或いは、図6に示すように、回転体5の内側に芯材53を挿通し、芯材53の端部54を既述のブラケット4,9に支持させても良い。これは、施工の簡素化及び迅速化を企図した構成である。即ち、回転体5が長尺な一本のパイプであれば、欄干2の実寸法に合わせて回転体5を適切な長さに切断することに加え、外観として目立つ回転体5の切り口の化粧仕上げを行うという手間を避けられない。これに対して、同図に表したように、複数の短筒である回転体5を連ねその数の増減によって防犯エクステリア1の全長を伸縮できるようにすれば、芯材53を切断するだけで済み、芯材53の切り口の仕上げは省略することができる。
【0024】
ライナー7は、上縁被覆材3と回転体5との間に詰め込まれるものであり、両者の隙間6に侵入者が指等を挿入できないように、隙間6を積極的に狭めるものである。更に、ライナー7は、隙間6を狭めることにより、隙間6から欄干2の内側が見えないよう隠蔽する目隠し材の役割も果たす。また、図7(a)に示すように、ライナー7を上縁被覆材3と共に押出成形によって一体に形成した場合には、その断面の形状を自由に設計できるという利点が得られるので、例えば、ライナー7の上面に、回転体5の周面に沿って湾曲した凹部70を形成しても良い。
【0025】
図示の通り、凹部70と回転体5の周面との間に僅かな空隙60を保ちつつ、回転体5をその下側が凹部70に没入する高さに配置すれば、回転体5とライナー7とが略一連の輪郭を成し、恰も一体のエクステリアとしての装飾効果を奏することになる。或いは、同図(b)に示すようように、回転体5の直径が欄干2の厚み寸法よりも大きい場合には、ライナー7を省略してもしても良いが、既述のエクステリアとしての装飾効果を考慮すれば、断面の形状が楔形のライナー71を隙間6に挿入することが望ましい。この場合、芯材53の周りに、ハブ又はスポーク55を介して回転体5を支持しても良い。
【0026】
更に、図8に示すように、ライナー7に、回転体5の周面に転がり接触するローラ11を設けても良い。詳しくは、ライナー7の凹部70の内周面の適所にスリット状の切欠き72を形成し、切欠き72に、回転体5の回転軸(長手方向に一致)に平行に延びる複数の支軸110を掛け渡し、複数の支軸110に、回転体5に転がり接触する複数のローラ11を各々支持させる。ローラ11は、回転体5に常時接触している必要はなく、ローラ11から僅かに回転体5が浮き上がっていても良い。
【0027】
このような複数のローラ11は、侵入者の手又は足が回転体5に掛けられた場合に、回転体5が、下向きの荷重を受けることよって下向きに撓み、ライナー7に擦れることを防止し、回転体5の円滑な回転動作を維持することを企図して設けられる。また、この場合、ブラケット4,9は、必ずしも回転体5に加わる荷重を総て支えなくて良く、回転体5を所定の位置に留めることができれば足りる。
【0028】
次に、図9は、他の実施の形態に係る防犯エクステリア10の片側の隅部21を表した分解斜視図である。防犯エクステリア10は、建物の外壁から屋外へ張り出して形成されるテラス13の欄干2に適用されるものである。以下で、既述した防犯エクステリア1と同様の構成には同符号を付し、その図示及び詳細な説明は省略する。また、図示を省略しているが、侵入者がテラス13によじ登ろうとした際に、テラス13の周囲に設けたパイプ状の縦桟130を把持するのを阻止するために、テラス13の外面にアクリル板等を貼り付けることが望ましい。
【0029】
防犯エクステリア10の特徴は、互いに交差する複数の欄干2のそれぞれの上縁20に沿って各々固定される下向き溝形の複数の上縁被覆材3と、複数の上縁被覆材3から各々立ち上がるブラケット4と、複数の欄干2のそれぞれの上縁20に沿って延びブラケット4に回転自在に支持される複数の回転体5と、複数の欄干2のそれぞれの上縁20と複数の回転体5との間を各々詰める複数のライナー7と、互いに交差する欄干2の隅部21の上端に設けられ複数の回転体5の端部50,51の間を詰める曲面状カバー12とを備えることにある。
【0030】
ここで、複数とは2以上の本数又は個数を意味する。また、図示した回転体5は2本であり、曲面状カバー12は1個であるが、テラス13の隅部21が同テラス13の両側にそれぞれ在る場合には、少なくとも回転体5が3本以上、曲面状カバー12が2個以上となる。曲面状カバー12としては、アルミニューム製板をプレス加工等により球殻状に塑性変形させたものを適用できる。曲面状カバー12の内部の空間には、図示した2本の回転体5の端部50,51をそれぞれ支持するために、図に表れていない2体のブラケット4を配置している。
【0031】
このように、曲面状カバー12とブラケット4とは互いに別体であっても良いが、図10に示すように、曲面状カバー12と同様の輪郭を有する金属塊14に一対の凹部40を各々形成し、この金属塊14を隅部21の上部に固定する一方、2本の回転体5のそれぞれの端部50,51にジャーナル部材56を各々嵌め込んで固定し、金属塊14の一対の凹部40に、それぞれの回転体5のジャーナル部材56を各々没入させても良い。
【0032】
次に、本発明に係る防犯フェンスの実施の形態について説明する。図11に示すように、当該防犯フェンス100は、上端16を尖らせた複数の縦桟材15を、互いに水平方向に間隔を開けて、図に表れていない地面又は床面から立ち上げ、複数の縦桟材15の上端16寄り、具体的には上端16から50乃至90cm下方に軸挿通孔17を各々形成し、複数の縦桟材15のそれぞれの軸挿通孔17を貫いて回転自在な回転体5を取り付け、更に、軸挿通孔17に対して回転体5が円滑に回転できるように、両者の間に軸受ブッシュ18を嵌入している。ここで、50乃至90cmとしたのは、回転体5に梯子等を掛けた場合でも、侵入者は更に縦桟材15の上端16を乗り越えなければならないようにするためである。
【0033】
縦桟材15は、アルミニューム製板を折曲することにより、図12に示すように、略コ字型の胴部150と、その両方の口縁を外方に延出した一対のフランジ151とを有する断面略ハット形に成形されたものである。図示を省略しているが、縦桟材15の下端付近の適所には横桟等を付加しても良い。縦桟材15の上端16は、縦桟材15を斜めに横切るように切断した際の切り口として得られる。軸受ブッシュ18は、軸挿通孔17と回転体5とを殆ど隙間無く接続することにより、複数の縦桟材15を繋ぐ横桟としての役割を、回転体5に担わせるものである。
【0034】
防犯フェンス100によれば、侵入者がこれを乗り越えるには、尖った形状の縦桟材15の上端16に手又は足を掛けることを諦めて、回転体5に手を掛けるしかないが、回転体5に掛けた手又は足で侵入者自身の体重を支えようると、回転体が防犯フェンス100の外側又は内側へ向かって突然、不意に回転しようとする。従って、既述と同様の理由で、侵入者は防犯フェンス100を乗り越えることを断念する。
【0035】
図13は、本実施の形態に係る防犯フェンス200の変形例を表している。当該防犯フェンス200は、複数の縦桟材15の上端16を可倒構造とし、侵入者が手又は足を掛けると上端16が倒れ込み、通常は、図に表れていないバネ等によって上端16が起立するよう付勢したものである。可倒構造として、例えば、縦桟材15から上端16を切り離し、上端16が回転体5をヒンジピンとして回動するものが挙げられる。
【0036】
以上に述べた構成に加えて、以下の防犯エクステリアを組み合わせれば、一層防犯効果を高めることができる。即ち、図14(a)に示すように、欄干2の外側の地面を掘り下げたV字谷30の傾斜面31を覆って設けられ、欄干2の外側から欄干2へ向かって下降傾斜する凹凸状板32から成る防犯エクステリアを適用しても良い。或いは、これと本質的な構成が同じであるため図示を省略するが、防犯フェンス100の外側を掘り下げたV字谷30の傾斜面31を覆って凹凸状板32を設けるようにしても良い。
【0037】
凹凸状板32としては、同図(b),(c)にB−B断面を示すように、波形又はそれに類似する断面形状を有する鋼板を適用しても良いが、表面に凹凸を多数有し侵入者の足場を不安定にするものならば、その形状は何ら限定されるものではない。更に、欄干2又は防犯フェンス100の内側の敷地の地面又は床面等である踏面34を覆って凹凸状板35を設けても良い。凹凸状板35は、凹凸状板32と同じ材料を水平な姿勢で用いたものである。
【0038】
尚、本発明は、その主旨を逸脱しない範囲で、当業者の知識に基づき種々なる改良、修正、又は変形を加えた態様で実施できるものである。
【0039】
【発明の効果】
本発明に係る防犯エクステリアを、既成の欄干に適用する場合には、欄干の上縁に沿って上縁被覆材を固定することにより、上縁被覆材が欄干の上縁を被覆し、上縁被覆材が欄干の装飾材としての役割を先ず果たすことができる。更には、既成の欄干が例えば手摺りや笠木を有するものであっても、これらを上縁被覆材によって被覆できるので、侵入者が不当な侵入を試みた際に、既成の手摺りや笠木を把持したり、これらに指先を引っ掛けられなくなる。このため、侵入者が欄干を乗り越えるには、回転体に手を掛けるしかないが、回転体は、上縁被覆材から立ち上がるブラケットに回転自在に支持されているので、これに掛けた手で侵入者自身の体重を支えようると、回転体が欄干の外側又は内側へ向かって突然、不意に回転しようとする。このような回転を侵入者が予期するのは困難である。
【0040】
従って、侵入者は上記の体勢で欄干を乗り越えようとすれば、その身体が小刻みに揺さぶられることになる。それでも無理に侵入者が欄干を乗り越えようとすれば、一層大きく身体が揺さぶられるので、侵入者は転落の危険を察知して、欄干を乗り越えるのを断念する。また、侵入者が欄干の上階からロープ伝いに同欄干に乗り移ろうとする場合、或いは、隣地の建物から欄干に乗り移ろうとする場合に、この侵入者が回転体に足を掛ければ、回転体が突然回転しようとするので、侵入者の足元が不安定になり、侵入者は転落の危険を察知して、欄干を乗り越えるのを断念する。
【0041】
また、以上の効果を達成するための構成は、回転体を主体とした簡素なものであるので、当該防犯エクステリアの製造コストは極めて安価である。しかも、当該防犯エクステリアは、既成の欄干に設置する場合でも、極めて容易に施工できるという利点がある。
【0042】
また、本発明に係る防犯エクステリアによれば、複数の回転体の端部同士の間を、欄干の隅部に設けられた曲面状カバーによって各々詰めるよう構成しているので、欄干の上縁に侵入者が手又は足を掛ける余地を無くすことができる。しかも、曲面状カバーは、複数の回転体の端部同士の間に配置できるような幅の狭い部材であることに加え、その形状が曲面であるため、侵入者の手又は足が引っ掛かり難く、侵入者が周到に手又は足を曲面状カバーに掛けたとしても、これに体重を載せれば、その体勢が極めて不安定になることは必至である。
【0043】
従って、既述のように回転体に手又は足を掛けて欄干を乗り越えようとした侵入者が、これを断念した後に、再度の不当な侵入を試みて曲面状カバーに手又は足を掛けたとしても、結局は、侵入者は転落の危険を察知して、欄干を乗り越えるのを断念するしかない。
【0044】
更に、本発明に係る防犯エクステリアによれば、ブラケットを曲面状カバーに内装しているので、ブラケットを隠蔽して当該防犯エクステリア全体の見栄えを向上できることに加え、侵入者が手又は足を掛ける余地を一層少なくすることができる。
【0045】
更に、本発明に係る防犯エクステリアによれば、ライナーが回転体の周面に転がり接触するローラを備えるので、回転体が長尺なものであってもその長手方向の中が撓むのを防止できる。また、侵入者の体重が回転体に一瞬加わったとしても、回転体が撓みこの回転が阻害されるという事態を未然に防止することができる。更に、上縁被覆材とライナーとを押出成形により一体に構成した場合、これらの歪みを抑えられるので、当該防犯エクステリアが長尺なものであっても、歪みの少ない綺麗な外観を奏することができる。
【0046】
また、本発明に係る防犯エクステリアによれば、欄干又はフェンスの外側に掘り下げたV字谷の傾斜面を覆って、欄干又はフェンスの外側から欄干又はフェンスへ向かって下降傾斜する凹凸状板を設けることにより、侵入者が外側から欄干へ接近するのを阻止することができる。また、侵入者が仮に外側から欄干又はフェンスまで手を伸ばせたとしても、V字谷が有るため欄干又はフェンスによじ登ろうとして踏ん張ることはできない。しかも、侵入者がV字谷へ足を踏み入れたならば、凹凸状板が侵入者の足場を不安定にすることに加え、侵入者はV字谷内へ滑り落ちそうになる。従って、侵入者は誤ってV字谷に転落しそうな危うさを感じる。このような精神的な抑圧によって侵入者は欄干又はフェンスを乗り越えるのを断念するしかないのである。
【0047】
また、欄干又はフェンスの内側の踏面を覆って凹凸状板を設けた場合、侵入者は欄干又はフェンスを乗り越えたとしても、そこから屋内又は敷地内へ不用意に飛び下りれば、凹凸状板によって足を捻挫する等の恐怖感を覚えることになる。このような精神的な抑圧によって侵入者は欄干又はフェンスを乗り越えるのを断念するしかないのである。しかも、屋内側又は敷地内に居る子供等が、欄干又はフェンスに近寄ることを阻止して、子供等が回転体を回して遊ぶ等の悪戯を未然に防止することもできる。
【0048】
本発明に係る防犯フェンスによれば、上端を尖らせた複数の縦桟材を、互いに水平方向に間隔を開けて立ち上げ、複数の縦桟材の上端よりも下方に軸挿通孔を各々形成し、複数の縦桟材のそれぞれの軸挿通孔を貫いて回転自在な回転体を取り付けているので、侵入者がこれを乗り越えるには、尖った形状の縦桟材の上端に手又は足を掛けることを諦めて、回転体に手を掛けるしかない。このため、回転体に掛けた手又は足で侵入者自身の体重を支えようると、回転体が当該防犯フェンスの外側又は内側へ向かって突然、不意に回転しようとする。
【0049】
従って、侵入者は、回転体に手又は足を掛けたままの体勢で当該防犯フェンスを乗り越えようとすれば、その身体が小刻みに揺さぶられることになる。それでも無理に侵入者が当該防犯フェンスを乗り越えようとすれば、一層大きく身体が揺さぶられるので、侵入者は転落の危険を察知して、当該防犯フェンスを乗り越えるのを断念する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る防犯エクステリアの正面図、及びそのA−A断面図。
【図2】本発明の実施の形態に係る防犯エクステリアの端部を一部破断した分解斜視図。
【図3】本発明の実施の形態に係る防犯エクステリアの胴部を破断した分解斜視図。
【図4】本発明の実施の形態に係る防犯エクステリアの端部の一の変形例を表す断面図。
【図5】本発明の実施の形態に係る防犯エクステリアの端部の他の変形例を表す断面図。
【図6】本発明の実施の形態に係る防犯エクステリアの第1の変形例を表す分解斜視図。
【図7】本発明の実施の形態に係る防犯エクステリアの第2の変形例を表す要部の断面図、及びその第3の変形例の設置例を表す断面図。
【図8】本発明の実施の形態に係る防犯エクステリアの第4の変形例を表す要部の断面図、及びそれに適用するローラの斜視図。
【図9】本発明の他の実施の形態に係る防犯エクステリアの設置例を表す隅部の分解斜視図。
【図10】本発明の他の実施の形態に係る防犯エクステリアの隅部の断面図。
【図11】本発明の実施の形態に係る防犯フェンスの要部の斜視図。
【図12】本発明の実施の形態に係る防犯フェンスの要部の断面図。
【図13】本発明の実施の形態に係る防犯フェンスの変形例の側面図。
【図14】本発明の実施の形態に係る防犯エクステリアの組合せ例を示す断面図、及びそのB−B断面図。
【符号の説明】
1,10:防犯エクステリア
2:欄干
3:縁被覆材
4,9:ブラケット
5:回転体
6:隙間
7,71:ライナー
11:ローラ
12:曲面状カバー
15:縦桟材
16:上端
17:軸挿通孔
20:上縁
21:隅部
30:V字谷
31:傾斜面
32,35:凹凸状板
50,51:端部
100:防犯フェンス
110:支軸[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a crime prevention exterior that prevents unauthorized entry into a building or site such as a condominium or a detached house, and a crime prevention fence.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, it is known to arrange a rotatable pipe or the like along a terrace of a condominium or a detached house or an upper edge of a railing of a veranda. Techniques relating to this are disclosed in the following patent documents.
[0003]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Laid-Open No. 60-73952 [Patent Document 2]
Japanese Patent Application Laid-Open No. 10-179007
[Problems to be solved by the invention]
However, the configuration in which pipes and the like are arranged along the upper edge of the balustrade as described above is intended exclusively for extermination of birds and prevention of falling of children, and is not a structure that can prevent unreasonable entry of so-called empty nests and the like. .
[0005]
Accordingly, an object of the present invention is to provide a crime prevention exterior and a crime prevention fence that prevent a person who tries to get over a railing or a fence from gripping or replacing the fence.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The crime prevention exterior according to the present invention includes an upper edge covering material covering the upper edge of the balustrade, a bracket rising above the upper edge covering material, and extending along the upper edge of the balustrade and rotatably supported by the bracket. And a liner that closes a gap between the upper edge of the balustrade and the rotating body.
[0007]
Furthermore, the security exterior according to the present invention includes a plurality of upper edge covering materials that respectively cover the upper edges of the plurality of balustrades that intersect with each other, brackets that respectively rise above the plurality of upper edge covering materials, A plurality of rotating bodies that extend along the upper edges of the balustrades and are rotatably supported by the brackets, and a plurality of liners that pack between the upper edges of the balustrades and the rotating bodies, respectively. And a curved cover that is provided at a corner of the balustrade that intersects each other and that packs between the ends of the plurality of rotating bodies.
[0008]
Furthermore, the security exterior according to the present invention is characterized in that the brackets are respectively provided in the plurality of curved covers.
[0009]
Furthermore, the security exterior according to the present invention is characterized in that the liner includes a roller that is in rolling contact with the peripheral surface of the rotating body. Furthermore, the security exterior according to the present invention is characterized in that the upper edge covering material and the liner are integrally formed.
[0010]
The crime prevention exterior according to the present invention comprises an uneven plate that is provided so as to cover an inclined surface of a V-shaped valley dug down to the outside of the balustrade or fence, and is inclined downward from the outside of the balustrade or fence toward the balustrade. Is.
[0011]
Moreover, the crime prevention exterior according to the present invention comprises an uneven plate provided so as to cover the balustrade or the inner tread surface of the fence.
[0012]
The security fence according to the present invention, a plurality of vertical beam members with sharpened upper ends are set up horizontally spaced apart from each other, and shaft insertion holes are formed near the upper ends of the plurality of vertical beam members, It is characterized in that a rotatable rotating body is attached through each shaft insertion hole of a plurality of vertical bars.
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
A crime prevention exterior according to an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. As shown in FIGS. 1 to 3, the
[0014]
FIG. 1 is a front view showing an example in which a
[0015]
The
[0016]
The upper
[0017]
In the drawing, as the most preferable embodiment of the upper
[0018]
As shown in FIG. 2, the
[0019]
If an intruder who is blocked by the
[0020]
Thereby, if an intruder tries to get over the
[0021]
FIG. 5 shows an example of a bracket 9 suitable for being arranged between the plurality of
[0022]
The bracket 9 raises the
[0023]
The
[0024]
The
[0025]
As shown in the figure, if the
[0026]
Further, as shown in FIG. 8, the
[0027]
Such a plurality of
[0028]
Next, FIG. 9 is an exploded perspective view showing a
[0029]
The
[0030]
Here, a plurality means the number or number of two or more. In addition, although the illustrated
[0031]
As described above, the curved cover 12 and the
[0032]
Next, an embodiment of a crime prevention fence according to the present invention will be described. As shown in FIG. 11, the
[0033]
The
[0034]
According to the
[0035]
FIG. 13 shows a modification of the
[0036]
In addition to the structure described above, the crime prevention effect can be further enhanced by combining the following crime prevention exteriors. That is, as shown in FIG. 14A, an uneven shape is provided so as to cover the
[0037]
As the concavo-
[0038]
It should be noted that the present invention can be implemented in a mode in which various improvements, modifications, or variations are added based on the knowledge of those skilled in the art without departing from the spirit of the present invention.
[0039]
【The invention's effect】
When the crime prevention exterior according to the present invention is applied to an existing balustrade, the upper edge covering material covers the upper edge of the balustrade by fixing the upper edge covering material along the upper edge of the balustrade. The covering material can first serve as a balustrade decoration material. Furthermore, even if the ready-made balustrade has, for example, handrails and headboards, these can be covered with the upper edge covering material, so that when an intruder attempts an unauthorized intrusion, the handrails and headboards are gripped. Or get your fingertips caught on them. For this reason, the only way for an intruder to get over the railing is to put a hand on the rotating body, but the rotating body is rotatably supported by a bracket that rises from the upper edge covering material. When trying to support the person's own weight, the rotating body suddenly and unexpectedly rotates toward the outside or inside of the balustrade. It is difficult for an intruder to anticipate such a rotation.
[0040]
Therefore, if an intruder tries to get over the parapet with the above-mentioned posture, the body will be shaken in small steps. Still, if the intruder tries to get over the railing, the body will be shaken much more, so the intruder will detect the danger of falling and give up giving up the railing. Also, if the intruder tries to transfer to the railing from the upper floor of the balustrade, or if he tries to transfer to the railing from a neighboring building, the intruder will rotate if he puts his feet on the rotating body. Because the body suddenly tries to rotate, the intruder's feet become unstable, and the intruder senses the danger of falling and gives up on the parapet.
[0041]
Moreover, since the structure for achieving the above effects is a simple structure mainly composed of a rotating body, the manufacturing cost of the crime prevention exterior is extremely low. Moreover, the crime prevention exterior has the advantage that it can be constructed very easily even when installed on an existing railing.
[0042]
In addition, according to the crime prevention exterior according to the present invention, between the ends of the plurality of rotating bodies is configured to be packed by the curved cover provided at the corner of the balustrade, There is no room for an intruder to put his hand or foot on it. Moreover, the curved cover is not only a narrow member that can be placed between the ends of a plurality of rotating bodies, but also because the shape of the curved cover is a curved surface, the intruder's hand or foot is not easily caught, Even if an intruder carefully hangs his hand or foot on the curved cover, it is inevitable that the posture will become extremely unstable if the weight is placed on the cover.
[0043]
Therefore, as described above, an intruder who tried to get over the balustrade by putting his hand or foot on the rotating body, after giving up this, tried again unjustly and put his hand or foot on the curved cover. In the end, however, the intruder can only detect the danger of falling and give up on the parapet.
[0044]
Furthermore, according to the crime prevention exterior according to the present invention, since the bracket is embedded in the curved cover, it is possible to conceal the bracket and improve the appearance of the crime prevention exterior as a whole, and there is room for the intruder to put on a hand or a foot. Can be further reduced.
[0045]
Furthermore, according to the crime prevention exterior according to the present invention, since the liner includes a roller that is in rolling contact with the peripheral surface of the rotating body, even if the rotating body is long, the inside of the longitudinal direction is prevented from being bent. it can. Moreover, even if the weight of the intruder is momentarily applied to the rotating body, it is possible to prevent a situation in which the rotating body is bent and this rotation is inhibited. Furthermore, when the upper edge covering material and the liner are integrally formed by extrusion, these distortions can be suppressed, so that even if the crime prevention exterior is long, it can have a beautiful appearance with little distortion. it can.
[0046]
In addition, according to the crime prevention exterior according to the present invention, an uneven plate is provided that covers the inclined surface of the V-shaped valley dug down to the outside of the balustrade or the fence and descends downward from the balustrade or the fence toward the balustrade or the fence. This can prevent an intruder from approaching the balustrade from the outside. Moreover, even if an intruder reaches his hand from the outside to the railing or fence, it cannot be stood to climb on the railing or fence because there is a V-shaped valley. Moreover, if the intruder steps into the V-shaped valley, the uneven plate makes the intruder's scaffold unstable, and the intruder is likely to slide into the V-shaped valley. Therefore, the intruder feels the danger of accidentally falling into a V-shaped valley. Such spiritual repression allows intruders to abandon the parapet or fence.
[0047]
Also, when an uneven plate is provided to cover the treads inside the balustrade or fence, even if the intruder jumps over the balustrade or fence inadvertently and jumps indoors or into the site, the uneven plate You will feel the fear of spraining your feet. Such spiritual repression allows intruders to abandon the parapet or fence. In addition, it is possible to prevent a child or the like who is indoors or on the premises from approaching the railing or the fence, thereby preventing a mischief such as a child playing with a rotating body.
[0048]
According to the crime prevention fence according to the present invention, a plurality of vertical beam members with sharpened upper ends are set up at intervals in the horizontal direction, and shaft insertion holes are respectively formed below the upper ends of the plurality of vertical beam members. In addition, since a rotatable rotating body is attached through each shaft insertion hole of a plurality of vertical beam members, in order for an intruder to get over this, a hand or a leg is placed on the upper end of the sharp vertical beam member There is no choice but to give up and put your hand on the rotating body. For this reason, if the intruder's own body weight is supported by the hand or foot on the rotating body, the rotating body suddenly tries to rotate unexpectedly toward the outside or inside of the security fence.
[0049]
Therefore, if an intruder tries to get over the crime prevention fence with his / her hand or foot placed on the rotating body, the body will be shaken in small steps. Still, if the intruder tries to get over the security fence, the body will be shaken much more, so the intruder will detect the danger of falling and give up giving up the security fence.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view of a crime prevention exterior according to an embodiment of the present invention, and a cross-sectional view taken along line AA.
FIG. 2 is an exploded perspective view in which an end portion of the security exterior according to the embodiment of the present invention is partially broken.
FIG. 3 is an exploded perspective view in which a body portion of a crime prevention exterior according to an embodiment of the present invention is broken.
FIG. 4 is a cross-sectional view illustrating a modification of the end portion of the security exterior according to the embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a cross-sectional view illustrating another modified example of the end portion of the security exterior according to the embodiment of the present invention.
FIG. 6 is an exploded perspective view showing a first modified example of the security exterior according to the embodiment of the present invention.
FIG. 7 is a cross-sectional view of a main part representing a second modification of the crime exterior according to the embodiment of the present invention, and a cross-sectional view showing an installation example of the third modification.
FIG. 8 is a cross-sectional view of a main part showing a fourth modified example of the crime prevention exterior according to the embodiment of the present invention, and a perspective view of a roller applied thereto.
FIG. 9 is an exploded perspective view of a corner representing an installation example of a crime prevention exterior according to another embodiment of the present invention.
FIG. 10 is a cross-sectional view of a corner portion of a security exterior according to another embodiment of the present invention.
FIG. 11 is a perspective view of a main part of the crime prevention fence according to the embodiment of the present invention.
FIG. 12 is a cross-sectional view of a main part of a security fence according to an embodiment of the present invention.
FIG. 13 is a side view of a modified example of the crime prevention fence according to the embodiment of the present invention.
FIG. 14 is a cross-sectional view showing a combination example of a security exterior according to an embodiment of the present invention, and a BB cross-sectional view thereof.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
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