JP2005016005A - コーキング材充填治具 - Google Patents

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JP2005016005A
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caulking material
caulking
caulking compound
reservoir
filled
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JP2003177801A
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Inventor
Masatoshi Sekoguchi
雅利 世古口
Tomohide Yoshida
朋秀 吉田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

【課題】充填したい部位にコーキング材を必要量充填する。
【解決手段】先端にノズル部(1)を有し、コーキング材を必要量溜めることができ、押圧により減容して溜めたコーキング材をノズル部を通じて外部に送り出すことのできる溜め部(2)と、この溜め部に連通し、コーキング材が入った容器(3)の出口部(4)に取付可能な取付部(5)とを備える。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この出願の発明は、コーキング材充填治具に関するものである。さらに詳しくは、この出願の発明は、充填したい部位にコーキング材を必要量充填することのできるコーキング材充填治具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
太陽電池を屋根面に取り付ける工法として、たとえば図6に示したように、既存のスレート瓦(11)上にベースフレーム(12)を取り付け、このベースフレーム(12)に太陽電池を取り付ける方法が知られている。この工法では、ベースフレーム(12)は、スレート瓦(11)を貫通して野地板(13)までビス固定される。ビスが通る先穴(14)の周辺には、ここからの雨水の浸入を防止するためにコーキング処理が施される。コーキング材(15)は、チューブ状等の容器(16)内に入れられ、容器(16)の出口部に設けられるノズル(17)を通じて外部へ送り出されるようになっている(たとえば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−333798号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のノズル(17)からのコーキング材(15)の充填では、充填量にばらつきがあり、コーキング材(15)を充填したい部位(18)に必要量のコーキング材(15)を充填することが難しい。コーキング材(15)の充填量が少ないと野地まで雨水が浸透し、雨漏りの原因となり、充填量が多すぎるとコーキング材(15)の無駄となってしまう。
【0005】
この出願の発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、充填したい部位にコーキング材を必要量充填することのできるコーキング材充填治具を提供することを解決すべき課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この出願の発明は、上記の課題を解決するものとして、先端にノズル部を有し、コーキング材を必要量溜めることができ、押圧により減容して溜めたコーキング材をノズル部を通じて外部に送り出すことのできる溜め部と、この溜め部に連通し、コーキング材が入った容器の出口部に取付可能な取付部とを備えていることを特徴とするコーキング材充填治具(請求項1)を提供する。
【0007】
また、この出願の発明は、溜め部が蛇腹状であること(請求項2)、溜め部がピストン状であること(請求項3)をそれぞれ一態様として提供する。
【0008】
以下、図面に沿ってこの出願の発明のコーキング材充填治具についてさらに詳しく説明する。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1は、この出願の発明のコーキング材充填治具の一実施形態を示した図である。
【0010】
たとえばこの図1に示したように、この出願の発明のコーキング材充填治具は、先端にノズル部(1)を有し、コーキング材を必要量溜めることができ、押圧により減容して溜めたコーキング材をノズル部(1)を通じて外部に送り出すことのできる溜め部(2)と、溜め部(2)に連通し、コーキング材が入った容器(3)の出口部(4)に取付可能な取付部(5)とを備えている。溜め部(2)は、たとえば、図1に示したような蛇腹状、図2に示したようなピストン状等とすることができ、いずれの場合にも、上記のとおり、コーキング材を必要量溜めることができ、押圧により減容して溜めたコーキング材をノズル部(1)を通じて外部に送り出すことができる。
【0011】
この出願の発明のコーキング材充填治具を用いてコーキング材の充填を行う際には、図1に示したコーキング材充填治具を例にとって説明すると、取付部(5)をコーキング材が入った容器(3)の出口部(4)に取り付け、図3に示したように、コーキング材を溜め部(2)内に先端のノズル部(1)から後端まで注入する。溜め部(2)は、必要量のコーキング材を溜めることのできる容積を有しているため、コーキング材は、注入後には溜め部(2)に必要量溜まる。この状態において、図4に示したように、スレート瓦(11)に穿孔した先穴(14)にノズル部(1)を挿入する。そして、容器(3)を押し下げ、溜め部(2)を押圧により減容させる。すると、図5に示したように、溜め部(2)に必要量溜められていたコーキング材(15)がノズル部(1)を通じて外部に送り出され、先穴(14)及びその周辺の野地板(13)の表面まで充填される。このように、この出願の発明のコーキング材充填治具は、充填したい部位にコーキング材(15)を必要量充填することを可能にする。コーキング材(15)をばらつきなく、無駄なく確実に必要量だけ充填したい部位に充填することができる。
【0012】
充填後、溜め部(2)は減容したままの状態となるが、容器(3)からのコーキング材(15)の再注入により容積が増大し、また、必要量のコーキング材(15)を溜めることができる。
【0013】
以上は、図1に示したコーキング材充填治具について示したが、図2に示したピストン状の溜め部(2)を備えたコーキング材充填治具の場合にも同様にコーキング材(15)の充填を行うことができる。また、コーキング材(15)の充填は、太陽電池を屋根面への取り付ける工法において説明したが、特にこの場合に限られることはなく、この出願の発明のコーキング材の充填治具は、コーキング処理が行われる適宜な部位に採用可能である。
【0014】
この出願の発明は、以上の実施形態によって限定されるものではない。ノズル部、溜め部及び取付部の構造、コーキング処理を行う部位等の細部については様々な態様が可能であることはいうまでもない。
【0015】
【発明の効果】
以上詳しく説明したとおり、この出願の発明によって、充填したい部位にコーキング材を必要量充填することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この出願の発明のコーキング材充填治具の一実施形態を示した図である。
【図2】この出願の発明のコーキング材充填治具の一実施形態を示した図である。
【図3】この出願の発明のコーキング材充填治具を用いてコーキング材を充填する場合の一工程を示した図である。
【図4】この出願の発明のコーキング材充填治具を用いてコーキング材を充填する場合の一工程を示した図である。
【図5】この出願の発明のコーキング材充填治具を用いてコーキング材を充填する場合の一工程を示した図である。
【図6】太陽電池を屋根面に取り付ける際のコーキング処理について示した図である。
【符号の説明】
1 ノズル部
2 溜め部
3 容器
4 出口部
5 取付部
11 スレート瓦
12 ベースフレーム
13 野地板
14 先穴
15 コーキング材
16 容器
17 ノズル
18 コーキング材を充填したい部位

Claims (3)

  1. 先端にノズル部を有し、コーキング材を必要量溜めることができ、押圧により減容して溜めたコーキング材をノズル部を通じて外部に送り出すことのできる溜め部と、この溜め部に連通し、コーキング材が入った容器の出口部に取付可能な取付部とを備えていることを特徴とするコーキング材充填治具。
  2. 溜め部が蛇腹状である請求項1記載のコーキング材充填治具。
  3. 溜め部がピストン状である請求項1記載のコーキング材充填治具。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102007000795B4 (de) * 2006-09-29 2016-10-27 Denso Corporation Abgasreinigungsvorrichtung

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