JP2005014652A

JP2005014652A - Rim for measuring tire uniformity

Info

Publication number: JP2005014652A
Application number: JP2003179033A
Authority: JP
Inventors: Hikotoki Noji; 彦旬野地; Matsutaro Maeda; 松太郎前田; Kensaku Suzuki; 謙作鈴木
Original assignee: Yokohama Rubber Co Ltd
Current assignee: Yokohama Rubber Co Ltd
Priority date: 2003-06-24
Filing date: 2003-06-24
Publication date: 2005-01-20
Anticipated expiration: 2023-06-24
Also published as: JP4145206B2

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a rim for measuring tire uniformity for precisely measuring the uniformity of the tire by reducing a measuring error due to the defect of mounting to the utmost in fitting the tire to be measured to the rim. <P>SOLUTION: The rim 1 for measuring tire uniformity has bead sheet surfaces 4, 5 inclined to the tire axial direction toward the width direction center side of the rim from the right and left flange parts 2, 3. In the rim 1 for measuring tire, the bead sheet surfaces 4, 5 consists of a first inclined parts 4a, 5a of the flange parts 2, 3 side having the width equal to or wider than the width P in the tire axial direction of the bead sheet surface 8 of the tire to be measured and a second inclined parts 4b, 5b of the width direction center side of the rim, and the inclined angles β, γ of the second inclined parts 4b, 5b are set to be larger than the tire axial direction inclined angle θ of the bead sheet surface 8 of the tire to be measured. <P>COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明はタイヤユニフォミティー測定用リムに係わり、更に詳しくは被測定タイヤをリムに装着してユニフォミティーを測定する際の、装着の不具合による誤差を極力小さくして、タイヤのユニフォミティーを正確に測定するためのタイヤユニフォミティー測定用リムに関するものである。
【０００２】
【従来技術】
一般にタイヤの周上における寸法、剛性及び重量の均一性は、車両の振動や騒音の原因となることが知られている。従って、製造されたタイヤに対してはユニフォミティーが測定され、ユニフォミティーの悪いタイヤには、その都度ユニフォミティーを修正する措置が施されている。
【０００３】
前記ユニフォミティーの測定は、被測定タイヤをユニフォミティー測定用リムに嵌合して内圧を充填した後、回転ドラムに押し付けることにより荷重を付加し、タイヤが一回転する際の力の変動を測定することによって行う。この際、被測定タイヤをユニフォミティー測定用リムに装着した際の装着の不具合による誤差が、そのままユニフォミティーの測定結果に含まれてしまうため、被測定タイヤに固有のユニフォミティーを正確に測定するためにはタイヤがユニフォミティー測定用リムに正確に嵌合されていることが前提条件となる。
【０００４】
従来のユニフォミティー測定用リムの輪郭形状は、ＪＡＴＭＡにより正規リムとして定められた輪郭形状に対応して構成されてきたため、被測定タイヤをユニフォミティー測定用リムに装着した際の装着の不具合による誤差を充分に解消することは困難であった。
【０００５】
このような装着の不具合による測定誤差を少なくするために、従来から被測定タイヤのビードシート面や、リムのビードシート面に石鹸水やシリコンオイルを塗布しておき、タイヤをユニフォミティー測定用リムに嵌合することが行われてきた。
【０００６】
然しながら、このような措置を講じても、被測定タイヤのビード部をリムに嵌合する際に、タイヤのビード部がタイヤ、またはリムに塗布された潤滑剤を拭き取ってしまい、摩擦抵抗が大きくなってリムとの均一な装着が得難く、ユニフォミティー測定値の誤差を充分に解消することはできなかった。
【０００７】
これを解消するために、ユニフォミティー測定用リムの輪郭形状を正規リムとは異なる輪郭形状とする提案がなされている（例えば、特許文献１参照）。
【０００８】
【特許文献１】
特開平１０−４８０９６号公報（第１〜４頁、図１）
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】
然しながら、上記の提案にあっても、リムとの不均一な装着を充分に避けることができず、ユニフォミティー測定値の誤差を満足できる状態にまで解消するには至っていなかった。
【００１０】
この発明はかかる従来の問題点に着目し、被測定タイヤをリムに嵌合した際の装着の不具合による測定誤差を極力小さくして、タイヤのユニフォミティーを正確に測定するためのタイヤユニフォミティー測定用リムを提供することを目的とするものである。
【００１１】
【課題を解決するための手段】
この発明は上記目的を達成するため、この発明のタイヤユニフォミティー測定用リムは、左右のフランジ部と該フランジ部からリムの幅方向センター側に向かってタイヤ軸方向に傾斜するビードシート面を有するタイヤユニフォミティー測定用リムにおいて、前記ビードシート面を、被測定タイヤのビードシート面のタイヤ軸方向幅以上の幅を有する前記フランジ部側の第１傾斜部分と、前記リムの幅方向センター側の第２傾斜部分とで構成し、前記第２傾斜部分の傾斜角度を前記被測定タイヤのビードシート面のタイヤ軸方向傾斜角度よりも大きく設定したことを要旨とするものである。
【００１２】
このように、リムのビードシート面のタイヤ軸方向に対する傾斜部分を、被測定タイヤのビードシート面のタイヤ軸方向幅以上の幅を有するフランジ部側の第１傾斜部分と、リムの幅方向センター側の第２傾斜部分とで構成し、第２傾斜部分の傾斜角度を被測定タイヤの軸方向傾斜角度よりも大きく設定したので、タイヤビード部のリムへの嵌合が、傾斜角度がフランジ部側からセンター側に向かって大きくなる第１傾斜部分と第２傾斜部分とに沿って円滑に行えると共に、第１傾斜部分とタイヤのビードシート面との装着性を向上させて、タイヤとリムとの装着の不具合に伴うユニフォミティー測定値の誤差を減少させることができるものである。
【００１３】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に基づき、この発明の実施形態を説明する。
【００１４】
図１はこの発明のユニフォミティー測定用リムのビードシートの輪郭形状の一例を示す説明図であって、ユニフォミティー測定用リム１は、左右のフランジ部２，３と、該フランジ部２，３からリムの幅方向センター部に向かってタイヤ軸方向に傾斜するビードシート面４，５とから構成されている。
【００１５】
前記リムのビードシート面４は、タイヤ軸方向に対して傾斜角度が異なるフランジ部２側の第１傾斜部分４ａと、リムのセンター側の第２傾斜部分４ｂとからなり、リムのビードシート面５は、タイヤ軸方向に対して傾斜角度が異なるフランジ部３側の第１傾斜部分５ａと、リムのセンター側の第２傾斜部分５ｂとからなっている。
【００１６】
第１傾斜部分４ａ、５ａのタイヤ軸方向に対する傾斜角度αと、第２傾斜部分４ｂの同方向に対する傾斜角度βと、第２傾斜部分５ｂの同方向に対する傾斜角度γとの関係は、α＜β，α＜γに設定されている。ここで、傾斜角度αは、ＪＡＴＭＡの規定により５±１°と定められており、傾斜角度β及びγは、下限を被測定タイヤのビードシート面のタイヤ軸方向傾斜角度より大きくしている。
【００１７】
傾斜角度β及びγの上限は、特に限定されないが、あまり大きくし過ぎるとインフレート時にエアーが漏れてしまうので３０°以下、好ましくは２５°以下に設定するとよい。
【００１８】
上述するように前記傾斜角度β及びγは、図２（ａ）及び（ｂ）に示す被測定タイヤのビード部７のビードシート面８のタイヤ軸方向の対する傾斜角度θ_ｍａｘよりも大きく設定するが、ビードシート面８が図２（ｂ）に示すように多段形状からなる場合には、最大の傾斜角度θが基準とされる。
【００１９】
ここで、前記傾斜角度θとは、被測定タイヤの左右のビード部７、７のヒール部７ａ、７ａの間隔（通称、タイヤの足幅という）を正規リムのリム幅Ｗと同じにして測定した場合の傾斜角度をいう。
【００２０】
第１傾斜部分４ａのタイヤ軸方向の幅Ｑ、及び第１傾斜部分５ａのタイヤ軸方向の幅Ｒは、ビードシート面８のタイヤ軸方向の幅Ｐよりも大きく設定され、それぞれを２２ｍｍ以上に設定することが好ましい。
【００２１】
このように設定することにより、被測定タイヤのビードシート面８を第１傾斜部分４ａ、５ａの表面に均一に装着させることができる。
【００２２】
更に、リムのビードシート面４，５のうち、少なくとも第１傾斜部分４ａ、５ａの表面を、所謂、梨地状の凹凸面に形成することが好ましい。これにより、装着された被測定タイヤのビードシート面８と第１傾斜部分４ａ、５ａの表面との接触面積を減少させることにより摩擦抵抗を低減させて嵌合を円滑にさせると共に、タイヤとリムとの均一な装着を一層可能にする。また、タイヤをリムに嵌合するに際して潤滑剤を使用する場合には、塗布した潤滑剤が凹部に保持されて、タイヤとリムとの間の摩擦抵抗の低減を一層助ける。
【００２３】
前記梨地状の凹凸面は、第２傾斜部分４ｂ、５ｂの表面にも形成することができる。これにより、ビード部７をリムに嵌合する際の第２傾斜部分４ｂ、５ｂ上での滑りを円滑にし、嵌合の作業性を高めることができる。
【００２４】
梨地状の凹凸面の凹部と凸部の段差は、特に限定されないが、嵌合の作業性と装着の均一性を確保する観点から１０〜４００μｍ程度にすることが好ましい。凹凸面の形成は、機械加工によりディンプル状に形成してもよいが、ショットブラスト又はエッチング等の化学処理により形成してもよい。
【００２５】
図１の実施形態では、ユニフォミティー測定用リム１が一体型のリムから構成される場合を例示したが、被測定タイヤの種類によっては、２つ割型又はサイドリング型のリムが使用される場合があるが、これらの場合にあっても、この発明のリムのビードシート面４、５の形態がそのまま適用される。
【００２６】
上述するように、この発明のユニフォミティー測定用リムは、ビードシート面４、５がタイヤ軸方向に対する傾斜角度の異なる第１傾斜部分４ａ、５ａと第２傾斜部分４ｂ、５ｂとにより構成されるが、タイヤの種類によっては、第１傾斜部分４ａ、５ａと第２傾斜部分４ｂ、５ｂとの間にリムの外周方向に突出するハンプ部を形成することもできる。
【００２７】
【実施例１】
同一の仕様からなりビードシート面の角度θ_ｍａｘが１５°であるサイズ２１５／６０Ｒ１６のタイヤを５本（タイヤ１〜５）を製造し、各タイヤをリムのビードシート面の傾斜角度を以下のように異ならせた従来測定用リム（従来リム）及び発明測定用リム（発明リム）に嵌合してユニフォミティー（ＲＦＶ，ＬＦＶ，ＣＯＮ）を測定した。
【００２８】
上記の測定を各タイヤについてそれぞれ１０回にわたり嵌合を繰り返した上で行い、その結果を平均して表１に記載した。
〔従来測定用リム〕
リムのビードシート面の傾斜角度を一段階とし、図１に示すビードシート面４，５の傾斜角度α、β、γをα＝β＝γ＝５°とした。
〔発明測定用リム〕
リムのビードシート面の傾斜角度を二段階とし、図１に示すリムのビードシート面４，５の傾斜角度α、β、γを、α＝５°、β，γ＝２５°とした。
【００２９】
【表１】

【００３０】
表１より、発明リムによるユニフォミティー（ＲＦＶ，ＬＦＶ，ＣＯＮ）の測定結果は、従来リムによる測定結果に比してバラツキが少なく、発明リムを使用してユニフォミティーを測定することにより、タイヤとリムとの装着の影響に伴う測定値の誤差が減少することを示している。
【００３１】
【実施例２】
同一の仕様からなりビードシート面の角度θが２５°であるサイズ２２５／５５Ｒ１６のタイヤを５本（タイヤ６〜１０）を製造し、各タイヤをリムのビードシート面の傾斜角度を以下のように異ならせた従来測定用リム（従来リム）及び発明測定用リム（発明リム）に嵌合してユニフォミティー（ＲＦＶ，ＬＦＶ，ＣＯＮ）を測定した。
【００３２】
上記測定を各タイヤについて実施例１と同様にそれぞれ１０回にわたり嵌合を繰り返した上で行い、その結果を平均して表２に記載した。
〔従来測定用リム〕
リムのビードシート面の傾斜角度を一段階とし、図１に示すビードシート面の傾斜角度α、β、γを、α＝β＝γ＝５°とした。
〔発明測定用リム〕
リムのビードシート面の傾斜角度を二段階とし、図１に示すリムのビードシート面の傾斜角度α、β、γをα＝５°、β，γ＝３０°とした。
【００３３】
【表２】

【００３４】
表２より、発明測定用リム（発明リム）によるユニフォミティー（ＲＦＶ，ＬＦＶ，ＣＯＮ）の測定結果は、従来測定用リム（従来リム）による測定結果に比してバラツキが少なく、発明リムを使用してユニフォミティーを測定することにより、タイヤとリムとの装着の影響に伴う測定値の誤差が減少することを示している。
【００３５】
【発明の効果】
この発明は上記のように、リムのビードシート面のタイヤ軸方向に対する傾斜部分を、被測定タイヤのビードシート面のタイヤ軸方向幅以上の幅を有するフランジ部側の第１傾斜部分と、リムの幅方向センター側の第２傾斜部分とで構成し、第２傾斜部分の傾斜角度を被測定タイヤの軸方向傾斜角度よりも大きく設定したので、タイヤビード部のリムへの嵌合が、傾斜角度がフランジ部側からセンター側に向かって大きくなる第１傾斜部分と第２傾斜部分とに沿って円滑に行えると共に、第１傾斜部分とタイヤのビードシート面との装着性を向上させて、タイヤとリムとの装着の不具合に伴うユニフォミティー測定値の誤差を減少させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明のユニフォミティー測定用リムのビードシートの輪郭形状の一例を示す説明図である。
【図２】（ａ）及び（ｂ）は、被測定タイヤのビード部の部分断面図である。
【符号の説明】
１ユニフォミティー測定用リム
２、３フランジ部
４、５ビードシート面
４ａ，５ａ第１傾斜部
４ｂ，５ｂ第２傾斜部
７ビード部８ビードシート面[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a tire rim for measuring tire uniformity. More specifically, when measuring a uniformity by attaching a measured tire to the rim, an error due to a mounting failure is minimized, and the tire uniformity is accurately determined. The present invention relates to a tire uniformity measurement rim for measurement.
[0002]
[Prior art]
In general, it is known that the size, rigidity, and weight uniformity on the circumference of a tire cause vibration and noise of the vehicle. Therefore, the uniformity is measured for the manufactured tire, and a measure for correcting the uniformity is applied to a tire with poor uniformity each time.
[0003]
The uniformity is measured by fitting the measured tire to the uniformity measurement rim and filling the internal pressure, and then applying a load by pressing it against the rotating drum to measure the fluctuation of the force when the tire makes one revolution. By doing. At this time, since the error due to the mounting failure when the measured tire is mounted on the uniformity measurement rim is included in the uniformity measurement result, the uniformity unique to the measured tire is accurately measured. Therefore, it is a precondition that the tire is accurately fitted to the uniformity measurement rim.
[0004]
Since the contour shape of the conventional uniformity measurement rim has been configured to correspond to the contour shape defined as a regular rim by JATMA, errors due to mounting problems when the measured tire is mounted on the uniformity measurement rim It was difficult to sufficiently eliminate the above.
[0005]
In order to reduce measurement errors due to such mounting defects, soapy water or silicon oil has been applied to the bead seat surface of the tire to be measured or the bead seat surface of the rim, and the tire is mounted on the rim for uniformity measurement. It has been done to fit.
[0006]
However, even when such measures are taken, when the bead portion of the measured tire is fitted to the rim, the tire bead portion wipes off the lubricant applied to the tire or the rim, resulting in a large frictional resistance. Thus, uniform mounting with the rim is difficult to obtain, and errors in uniformity measurement values could not be sufficiently eliminated.
[0007]
In order to eliminate this, a proposal has been made that the contour shape of the uniformity measurement rim is different from the regular rim (for example, see Patent Document 1).
[0008]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Laid-Open No. 10-48096 (pages 1 to 4, FIG. 1)
[0009]
[Problems to be solved by the invention]
However, even with the above proposal, uneven mounting with the rim cannot be sufficiently avoided, and the uniformity measurement value error has not been solved to a satisfactory level.
[0010]
The present invention pays attention to such conventional problems, and measures tire uniformity to accurately measure tire uniformity by minimizing measurement error due to a mounting failure when a measured tire is fitted to a rim. The purpose is to provide a rim for use.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, a tire uniformity measuring rim according to the present invention has left and right flange portions and a bead seat surface inclined in the tire axial direction from the flange portions toward the center side in the width direction of the rim. In the tire uniformity measurement rim, the bead seat surface includes a first inclined portion on the flange portion side having a width equal to or greater than a tire axial width of the bead seat surface of the tire to be measured, and a width direction center side of the rim. The gist of the present invention is that the inclination angle of the second inclination portion is set larger than the inclination angle in the tire axial direction of the bead seat surface of the measured tire.
[0012]
As described above, the inclined portion of the rim bead seat surface with respect to the tire axial direction is divided into the first inclined portion on the flange portion side having a width equal to or greater than the tire axial width of the bead seat surface of the measured tire, and the width direction center of the rim. Since the inclination angle of the second inclined portion is set larger than the axial inclination angle of the tire to be measured, the tire bead portion is fitted to the rim so that the inclination angle is the flange portion. The first and second inclined portions that increase from the side toward the center side can be smoothly performed, and the mounting property between the first inclined portion and the bead seat surface of the tire is improved, and the tire and the rim are improved. It is possible to reduce the error of the uniformity measurement value due to the mounting defect.
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
[0014]
FIG. 1 is an explanatory view showing an example of the contour shape of a bead seat of a uniformity measurement rim according to the present invention. The uniformity measurement rim 1 includes left and right flange portions 2 and 3 and flange portions 2 and 3. To bead

seat surfaces

4 and 5 that incline in the tire axial direction toward the center in the width direction of the rim.
[0015]
The bead seat surface 4 of the rim includes a first inclined portion 4a on the flange portion 2 side having a different inclination angle with respect to the tire axial direction, and a second inclined portion 4b on the center side of the rim. 5 includes a first inclined portion 5a on the flange portion 3 side having a different inclination angle with respect to the tire axial direction, and a second inclined portion 5b on the center side of the rim.
[0016]
The relationship between the inclination angle α of the first

inclined portions

4a and 5a with respect to the tire axial direction, the inclination angle β of the second inclined portion 4b with respect to the same direction, and the inclination angle γ with respect to the same direction of the second inclined portion 5b is α < β and α <γ are set. Here, the inclination angle α is set to 5 ± 1 ° according to JATMA regulations, and the inclination angles β and γ have lower limits larger than the inclination angle in the tire axial direction of the bead seat surface of the tire to be measured.
[0017]
The upper limit of the inclination angles β and γ is not particularly limited, but if it is too large, air leaks during inflation, so it is preferable to set it to 30 ° or less, preferably 25 ° or less.
[0018]
As described above, the inclination angles β and γ are set to be larger than the inclination angle θ _{max with} respect to the tire axial direction of the bead seat surface 8 of the bead portion 7 of the measured tire shown in FIGS. 2 (a) and 2 (b). However, when the bead sheet surface 8 has a multistage shape as shown in FIG. 2B, the maximum inclination angle θ is used as a reference.
[0019]
Here, the inclination angle θ is measured by setting the distance between the

heel portions

7a, 7a of the right and left bead portions 7, 7 of the tire to be measured (referred to as the tire foot width) to be the same as the rim width W of the normal rim. The inclination angle in the case of
[0020]
The width Q in the tire axial direction of the first inclined portion 4a and the width R in the tire axial direction of the first inclined portion 5a are set to be larger than the width P in the tire axial direction of the bead seat surface 8, and each is set to 22 mm or more. It is preferable to set.
[0021]
By setting in this way, the bead seat surface 8 of the tire to be measured can be uniformly mounted on the surfaces of the first

inclined portions

4a and 5a.
[0022]
Furthermore, it is preferable that at least the surfaces of the first

inclined portions

4a and 5a of the rim bead sheet surfaces 4 and 5 are formed in a so-called satin-like uneven surface. As a result, the friction area is reduced by reducing the contact area between the bead seat surface 8 of the mounted tire to be measured and the surfaces of the first

inclined portions

4a and 5a, and the fitting is made smooth. And more uniform mounting. Further, when a lubricant is used when fitting the tire to the rim, the applied lubricant is held in the concave portion, and further helps to reduce the frictional resistance between the tire and the rim.
[0023]
The textured uneven surface can also be formed on the surfaces of the second

inclined portions

4b and 5b. Thereby, the slip on the

2nd inclination part

4b, 5b at the time of fitting the bead part 7 to a rim | limb can be made smooth, and workability | operativity of a fitting can be improved.
[0024]
The level difference between the concave and convex portions of the textured uneven surface is not particularly limited, but is preferably about 10 to 400 μm from the viewpoint of ensuring the workability of fitting and the uniformity of mounting. The uneven surface may be formed in a dimple shape by machining, or may be formed by chemical treatment such as shot blasting or etching.
[0025]
In the embodiment of FIG. 1, the case where the uniformity measurement rim 1 is composed of an integral rim is exemplified, but a split type or side ring type rim is used depending on the type of tire to be measured. In some cases, the form of the bead seat surfaces 4 and 5 of the rim of the present invention is applied as it is.
[0026]
As described above, the uniformity measurement rim according to the present invention includes the first

inclined portions

4a and 5a and the second

inclined portions

4b and 5b whose bead seat surfaces 4 and 5 have different inclination angles with respect to the tire axial direction. However, depending on the type of tire, a hump portion protruding in the outer peripheral direction of the rim may be formed between the first

inclined portions

4a and 5a and the second

inclined portions

4b and 5b.
[0027]
[Example 1]
Manufactured five tires (tires 1-5) of size 215 / 60R16 having the same specifications and an angle θ _max of the bead seat surface of 15 ° (the tires 1 to 5). The uniformity (RFV, LFV, CON) was measured by fitting the conventional measurement rim (conventional rim) and the inventive measurement rim (invention rim).
[0028]
The above measurement was performed for each tire after repeating the fitting 10 times, and the results were averaged and listed in Table 1.
[Conventional measurement rim]
The inclination angle of the bead seat surface of the rim is set to one step, and the inclination angles α, β, γ of the bead seat surfaces 4 and 5 shown in FIG. 1 are set to α = β = γ = 5 °.
[Invention measurement rim]
The inclination angle of the bead seat surface of the rim is set in two stages, and the inclination angles α, β, and γ of the bead seat surfaces 4 and 5 of the rim shown in FIG.
[0029]
[Table 1]

[0030]
From Table 1, the measurement results of uniformity (RFV, LFV, CON) using the inventive rim have less variation than the measurement results using the conventional rim, and by measuring the uniformity using the inventive rim, It shows that the error of the measurement value due to the effect of wearing with the rim is reduced.
[0031]
[Example 2]
Five tires of size 225 / 55R16 (tires 6 to 10) having the same specifications and an angle θ of the bead seat surface of 25 ° are manufactured, and the inclination angle of the bead seat surface of each rim is as follows. The uniformity (RFV, LFV, CON) was measured by fitting to the conventional measurement rim (conventional rim) and the inventive measurement rim (invention rim).
[0032]
The above measurements were carried out for each tire after repeating the fitting 10 times in the same manner as in Example 1, and the results were averaged and listed in Table 2.
[Conventional measurement rim]
The inclination angle of the bead seat surface of the rim is set to one step, and the inclination angles α, β, γ of the bead seat surface shown in FIG. 1 are set to α = β = γ = 5 °.
[Invention measurement rim]
The inclination angle of the bead seat surface of the rim is set in two stages, and the inclination angles α, β, and γ of the bead seat surface of the rim shown in FIG. 1 are α = 5 °, β, γ = 30 °.
[0033]
[Table 2]

[0034]
From Table 2, the measurement results of uniformity (RFV, LFV, CON) with the invention measurement rim (invention rim) are less varied than the measurement result with the conventional measurement rim (conventional rim), and the invention rim is used. By measuring the uniformity, it is shown that the error in the measured value due to the effect of mounting the tire and the rim is reduced.
[0035]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the inclined portion of the rim bead seat surface with respect to the tire axial direction is divided into the first inclined portion on the flange portion side having a width equal to or greater than the tire axial width of the bead seat surface of the measured tire, and the rim. Since the inclination angle of the second inclination portion is set larger than the inclination angle in the axial direction of the measured tire, the fitting of the tire bead portion to the rim is inclined. The angle can be smoothly increased along the first inclined portion and the second inclined portion where the angle increases from the flange portion side toward the center side, and the mounting property between the first inclined portion and the bead seat surface of the tire is improved. It is possible to reduce an error in the uniformity measurement value due to a mounting defect between the tire and the rim.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an explanatory diagram showing an example of a contour shape of a bead sheet of a uniformity measuring rim according to the present invention.
FIGS. 2A and 2B are partial cross-sectional views of a bead portion of a tire to be measured.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Uniformity measurement rim 2, 3

Flange part

4, 5

Bead seat surface

4a, 5a

1st inclination part

4b, 5b 2nd inclination part 7 Bead part 8 Bead sheet surface

Claims

In a tire uniformity measurement rim having left and right flange portions, and bead seat surfaces inclined in the tire axial direction from the flange portions toward the center in the width direction of the rim,
The bead seat surface includes a first inclined portion on the flange portion side having a width equal to or greater than a tire axial width of the bead seat surface of the tire to be measured, and a second inclined portion on the center side in the width direction of the rim. A tire uniformity measurement rim in which an inclination angle of the second inclined portion is set larger than an inclination angle in a tire axial direction of a bead seat surface of the measured tire.

The tire uniformity measurement rim according to claim 1, wherein a tire axial width of the first inclined portion is 22 mm or more.

The tire uniformity measurement rim according to claim 1 or 2, wherein at least a surface of the first inclined portion of the bead seat surface of the rim is formed into a textured uneven surface.