JP2005012396A

JP2005012396A - Information processor, communication device and communication system

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Publication number: JP2005012396A
Application number: JP2003172871A
Authority: JP
Inventors: Hideaki Okada; 英明岡田
Original assignee: Mitsubishi Electric Corp
Current assignee: Mitsubishi Electric Corp
Priority date: 2003-06-18
Filing date: 2003-06-18
Publication date: 2005-01-13

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To easily specify a communication opposite party between devices having communication means by which simultaneous communications with a plurality of opposite parties are possible. <P>SOLUTION: A transmission source address is set to be a communication ID of terminal equipment 2 and a transmission destination address is set to be a communication ID of a terminal specification device 1 or a broadcast address. A communication packet including a code matched with a collation code 104 that a packet analysis part 103 holds is transmitted by non-directional short distance radio communication (radio LAN, for example) from a short distance radio communication part 201 of the terminal equipment 2. In the terminal specification device 1, the packet analysis part 103 analyzes whether the code matched with the collation code 104 is included in the communication packet or not. When the code matched with the collation code 104 is included, the communication ID shown in the transmission source address of the communication packet is the communication ID of the terminal equipment 2 being the communication opposite party. A communication ID extraction part 105 extracts an applicable communication ID and it is used for subsequent communication with the terminal equipment 2. <P>COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、同時に複数の相手との通信が可能な通信手段を備えた無線通信装置間において、１対１の通信を開始する前に通信相手を特定する方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】
ノート型パソコンやＰＤＡ、携帯電話などはその大きさはさまざまであるものの、持ち歩くことができるモバイル端末であることが大きな特徴である。そのため、他のモバイル端末あるいは据え置き型の端末との通信を行う場合には、Ｅｔｈｅｒｎｅｔ（登録商標）やＵＳＢ（ＵｎｉｖｅｒｓａｌＳｅｒｉａｌＢｕｓ）などの有線通信よりも、無線ＬＡＮ（ＬｏｃａｌＡｒｅａＮｅｔｗｏｒｋ）やＢｌｕｅｔｏｏｔｈ、赤外線といった無線通信を使用することが望ましい。
【０００３】
特に携帯電話はその普及が目覚しく、また、単なる無線による電話機というだけではなく、インターネット接続機能を備えるなど、その高機能化には目を見張るものがある。
【０００４】
近年では、携帯電話とそのインターネット接続機能により、航空機のチケット購入や映画館等の入場券の購入なども可能になっている。
【０００５】
例えば、２００１年１０月に開催された東京モーターショー２００１では、携帯電話を使った電子チケットが使用された。これは、事前にパソコンによるインターネット接続や電話などでチケットを申し込み、クレジットカードや銀行振込にて決済の後、携帯電話宛てにメールを配信し、配信されたメールにはＵＲＬ（ＵｎｉｆｏｒｍＲｅｓｏｕｒｃｅＬｏｃａｔｏｒ）が記載されており、そのＵＲＬをブラウザで見ると携帯電話の画面にバーコードが表示されるため、モーターショーの入場口にてそのバーコードを提示して入場するものである。
【０００６】
上記例は、チケット購入済みであることを示す情報を携帯電話の画面にバーコードとして表示し、それをバーコードリーダーで読み込むことにより、当該携帯電話の提示者をチケット購入済みであると判定するものである。バーコードの提示とバーコードリーダーによる読み込みの別の手段として、赤外線通信を用いる方法もある。赤外線通信機能は以前より簡易なデータ交換の手段としてノート型パソコンやＰＤＡ（ＰｅｒｓｏｎａｌＤｉｇｉｔａｌＡｓｓｉｓｔａｎｔｓ）には標準に近い形で装備されていたが、近年携帯電話にも装備されるようになった。
【０００７】
ノート型パソコンやＰＤＡ，携帯電話に搭載される赤外線通信は、指向性が強く、短距離（１メートル以下）のものである。無線通信は、その名の通り線がついていないため、どの相手と通信しているかを人間の目では知ることはできない。しかし、赤外線通信は上に述べた特徴のため、赤外線通信装置を向けた方向とその距離により、通信相手の特定が事実上可能である。そのため、上記例のチケット購入済み情報などを確かにイベント会場などのチケット購入確認装置に対して送信することができる。これは、２００２年１０月に開催された東京国際映画祭で実際に使用されている。
【０００８】
また、赤外線通信を利用する方法はバーコードを画面に表示する方法と異なり、より多くの情報を送信でき、また相手から受信することも可能である。したがって、上記例のような入場口でのチケット購入済み証明だけでなく、携帯電話間でアドレス帳の情報を交換することなども可能である。これもアドレス帳のデータという個人の情報を確実に特定の通信相手にのみ送信する必要があるため、赤外線通信のような指向性の強い、短距離の通信が適している。
【０００９】
一方、無線ＬＡＮやＢｌｕｅｔｏｏｔｈなどの無線通信は、同時に複数の相手との通信が可能である。現在は消費電力や価格の問題から、無線ＬＡＮをそのまま携帯電話に搭載することはまずありえないが、低消費電力、低コストの無線ＬＡＮが携帯電話などのモバイル端末に向けて開発されている。また、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈを代表とするＷＰＡＮ（ＷｉｒｅｌｅｓｓＰｅｒｓｏｎａｌＡｒｅａＮｅｔｗｏｒｋ）も携帯電話への適用を睨んで開発が進められており、ＺｉｇＢｅｅなどの新しいＷＰＡＮの規格も登場しつつある。
【００１０】
これらの無線ＬＡＮやＷＰＡＮは、赤外線通信のように１本の線を無線化したものでなく、同時に複数の相手との通信が可能なものである。したがって、通信に際してはＩＤを必要としている。これらはＭＡＣ（ＭｅｄｉａＡｃｃｅｓｓＣｏｎｔｒｏｌ）アドレスと呼ばれている。また、上位の通信プロトコル、たとえばＩＰ（ＩｎｔｅｒｎｅｔＰｒｏｃｏｔｏｌ）でもＩＰアドレスというＩＤを備えている。無線ＬＡＮやＷＰＡＮでは、ＭＡＣアドレスやＩＰアドレスなどにより通信相手の指定を行っている。
【００１１】
上記のような特徴により、無線ＬＡＮやＷＰＡＮは、そのままでは赤外線通信でできたようなチケット購入済みの証明やアドレス帳の情報の交換に容易に適用することはできない。例えば、チケット購入済みの証明の場合、携帯電話を持つチケット購入者は、目の前に証明を送るべき装置が見えていたとしても、そのＭＡＣアドレスやＩＰアドレスを知ることができない。ＭＡＣアドレスやＩＰアドレスを電子メールなどにより購入者に知らせることは可能であるし、購入者の持つ携帯電話のＭＡＣアドレスやＩＰアドレスも事前に通知不可能であるわけではない。しかし、映画館やイベント会場への入場口では他にも多くの人がおり、すなわち他に多くの無線通信を備えた携帯電話があり、チケット購入済み証明を送っている携帯電話が確かに入場口で入場確認を受けている携帯電話であるとは限らない。
【００１２】
このような指向性のない無線通信における問題に対して、特開２００１−１５６７２３では、別に指向性のある無線通信を用意し、それにより無線通信用ＩＤを伝えることにより解決を図っている。これは指向性のある別の無線通信を備えている必要がある。また、特開平７−０７４６６６では、あらかじめ無線通信ＩＤを知ることなく通信を行うことが可能だが、周囲に多くの同じような無線通信端末がある場合に適用しづらい。
【００１３】
【特許文献１】
特開２００１−１５６７２３号公報
【特許文献２】
特開平７−０７４６６６号公報
【００１４】
【発明が解決しようとする課題】
無線ＬＡＮやＷＰＡＮを携帯電話などのモバイル端末に搭載することが行われつつあるが、同時に複数の相手との通信が可能であるために、逆にはじめて特定の相手と通信する場合には、その通信相手、具体的には通信相手の通信ＩＤを特定する必要がある。本発明は、同時に複数の相手との通信が可能である通信手段を備えた装置間で、簡易に通信相手を特定することを主な目的とする。
【００１５】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る情報処理装置は、
複数の通信装置との間で無指向性の近距離無線通信によるデータ送受信が可能な情報処理装置であって、
少なくとも送信元の通信装置の通信ＩＤが含まれた通信パケットを、いずれかの通信装置から前記無指向性の近距離無線通信により受信する近距離無線通信部と、
通信パケットの照合のための照合コードを保有し、前記近距離無線通信部が通信パケットを受信した場合に、前記通信パケットに前記照合コードに合致するコードが含まれているか否かの解析を行なうパケット解析部と、
前記パケット解析部により前記通信パケットに前記照合コードに合致するコードが含まれていると判断された場合に、前記通信パケットから送信元の通信装置の通信ＩＤを抽出する通信ＩＤ抽出部とを有することを特徴とする。
【００１６】
【発明の実施の形態】
実施の形態１．
図１は、本実施の形態に係る端末特定装置１と端末装置２の構成例を示す。
端末特定装置１は通信相手の特定を必要としており、本図においては、端末装置２がその通信相手である。なお、図１では、端末特定装置１は情報処理装置の例に相当し、端末装置２は通信装置の例に相当する。
端末特定装置１は、端末装置２との間で無指向性の近距離無線通信が可能である。ここで、無指向性の近距離無線通信とは、現在普及しているものとしては、例えば無線ＬＡＮやＢｌｕｅｔｏｏｔｈであり、同時に複数の通信装置とのデータ送受信が可能な近距離無線通信である。なお、以下、無指向性の近距離無線通信を、単に、近距離無線通信という。
【００１７】
端末特定装置１は、近距離無線通信部１０１、通信ＩＤ格納部１０２、パケット解析部１０３、通信ＩＤ抽出部１０５から構成される。
近距離無線通信部１０１は、端末装置２の近距離無線通信部２０１との間で近距離無線通信を行い、端末装置２の近距離無線通信部２０１より通信パケットを受信する。この通信パケットは、後述する照合コードに合致するコードを含み、送信元アドレスを端末装置２の通信ＩＤとし、送信先アドレスを端末特定装置１の通信ＩＤ又は不特定の相手を示すＩＤ（ブロードキャストアドレス：ＩＰｖ４アドレスの場合は、２５５．２５５．２５５．２５５））とする。
通信ＩＤ格納部１０２は、端末特定装置１自身の通信ＩＤ及びブロードキャストアドレスを格納している。
パケット解析部１０３は、近距離無線通信部１０１が受信した通信パケットを照合するための照合コード１０４を保有しており、近距離無線通信部１０１が受信した通信パケットが端末特定装置１に対する通信パケットであるか否かを解析するとともに、当該通信パケットに照合コード１０４に合致するコードが含まれているか否かを解析する。
通信ＩＤ抽出部１０５は、パケット解析部１０３によって通信パケットに照合コード１０４に合致するコードが含まれていると判断された場合に、その通信パケットに含まれている通信ＩＤを抽出する。
なお、端末特定装置１は、図１に示す要素以外に、例えば、照合コードを端末装置２のユーザに通知するために照合コードを出力する手段を含んでいてもよい。出力の方法は、例えば、表示画面等に照合コードを表示したり、照合コードを音声合成により読み上げるようにしてもよい。また、端末特定装置１は、公衆通信回線に無線にて接続する手段等を含んでいてもよい。
【００１８】
なお、端末特定装置１は、例えばマイクロプロセッサ等のＣＰＵ、半導体メモリ等や磁気ディスク等の記録手段により実現することができる。記録手段には、端末特定装置１に含まれる各構成要素の機能を実現するプログラムが記録されており、ＣＰＵがこれらのプログラムを読み込むことにより端末特定装置１の動作を制御し、各構成要素の機能を実現することができる。
【００１９】
端末装置２は、近距離無線通信部２０１、入力部２０２、通信ＩＤ格納部２０３、通信パケット生成部２０４から構成される。
近距離無線通信部２０１は、端末特定装置１に対して近距離無線通信により通信パケットを送信する。前述のように、この通信パケットは、照合コードに合致するコードを含み、送信元アドレスを端末装置２の通信ＩＤとし、送信先アドレスを端末特定装置１の通信ＩＤ又は不特定の相手を示すＩＤ（ブロードキャストアドレス）とする。
入力部２０２は、通信パケットの送信に先立ち、端末装置２のユーザから照合コード１０４に合致するコードを入力する。以下では、照合コードに合致するコードの例として、照合コードに一致するコード、すなわち、照合コードと同じ内容のコードを入力するものとする。
通信ＩＤ格納部２０３は、端末装置２自身の通信ＩＤ及びブロードキャストアドレスを格納している。
通信パケット生成部２０４は、入力部２０２により入力された照合コード１０４に合致するコードを含み、送信元アドレスを通信ＩＤ格納部２０３に格納されている端末装置２の通信ＩＤとし、送信先アドレスを端末特定装置１の通信ＩＤ又はブロードキャストアドレスとする通信パケットを生成する。送信先アドレスとして端末特定装置１の通信ＩＤを用いる場合は、例えば、ユーザから入力された端末特定装置１の通信ＩＤを用い、ブロードキャストアドレスを用いる場合は、例えば、通信ＩＤ格納部２０３に格納されているブロードキャストアドレスを用いる。
なお、端末装置２は、図１に示す要素以外に、例えば、公衆通信回線に無線にて接続する手段等を含んでいてもよい。
【００２０】
なお、端末装置２は、例えばマイクロプロセッサ等のＣＰＵ、半導体メモリ等や磁気ディスク等の記録手段により実現することができる。記録手段には、端末装置２に含まれる各構成要素の機能を実現するプログラムが記録されており、ＣＰＵがこれらのプログラムを読み込むことにより端末装置２の動作を制御し、各構成要素の機能を実現することができる。
【００２１】
通信ＩＤ格納部１０２及び通信ＩＤ格納部２０３に格納されている通信ＩＤは、ＭＡＣアドレスやＩＰアドレスなど、通信手段を介して行われる通信において、通信相手を特定するために使用されているＩＤである。本実施の形態においては、ＩＰアドレスを通信ＩＤとして取り扱う。したがって、端末特定装置１と端末装置２との間の通信に使用されるプロトコルは、ＩＰを仮定し、通信パケットの送受信には、ＵＤＰ（ＵｓｅｒＤａｔａｇｒａｍＰｒｏｔｏｃｏｌ）を使用するものとする。
【００２２】
図２は、端末装置２の近距離無線通信部２０１から端末特定装置１の近距離無線通信部１０１に対して送信される通信パケットのフォーマットを示す。
図のＩＰヘッダ部分およびＵＤＰヘッダ部分は、ＵＤＰ／ＩＰプロトコルにおいて規定されるものである。ここで重要であるのは、ＩＰヘッダに含まれる送信元および送信先アドレスであり、これらの値は、端末装置２の通信ＩＤや端末特定装置１の通信ＩＤと同じになる場合がある。
ＵＤＰヘッダ部分より下の部分は、コード（照合コードと合致するコード）の送受信のために必要な部分である。最初にコード（照合コードと合致するコード）の送信であることを示す特定の値が入り（たとえば、０ｘ０００１など）、その後にコード（照合コードと合致するコード）が入る。
【００２３】
本構成において通信相手を特定する処理の概略を説明する。
コーヒーショップなどにおいて携帯電話間でアドレス帳などのデータを送信したい場合を考える。ここでは、Ａさんの携帯電話Ａのアドレス帳のデータをＢさんの携帯電話Ｂに送信する場合を想定する。
送信したいデータは携帯電話Ａ内に保持されており、ＯＢＥＸ（ＯｂｊｅｃｔＥｘｃｈａｎｇｅ）などのデータフォーマット規格や通信規格を利用して、アドレス帳のデータを送受信できるものとする。ここで、Ａさんは確かにＢさんの携帯電話Ｂに送信したいのであり、同じコーヒーショップ内など、近距離無線通信の到達範囲内にある別の携帯電話などには送信したくない。
ここでは、携帯電話Ａが端末特定装置１であり、携帯電話Ｂが端末装置２に相当する。
【００２４】
Ａさんは、携帯電話Ａにおいて、通信相手特定処理を開始させ、Ｂさんは、携帯電話Ｂにおいてコード（照合コードと合致するコード）を入力部２０２から入力する。ここでは、照合コードはあらかじめＡさんが携帯電話Ａに設定しており、それをＢさんに口頭で伝えたものとする。携帯電話のキー操作などによりコードの入力を受けた場合に、携帯電話Ｂ（端末装置）では通信パケット生成部２０４が、図２のような通信パケットを生成し、これに入力されたコードを設定し、通信パケットを近距離無線通信部２０１により送信する。このとき、通信パケットの送信元アドレスは、携帯電話Ｂの通信ＩＤである。送信先アドレスは事前に知っている場合には携帯電話Ａ（端末特定装置）の通信ＩＤを使用し、そうでない場合にはブロードキャストアドレスなどの不特定の相手を示すＩＤ（ＩＰｖ４アドレスの場合は、２５５．２５５．２５５．２５５である）を使用する。
携帯電話Ａ（端末特定装置）の近距離無線通信部１０１は、自分の通信ＩＤ向けのパケットを受信できるのはもちろん、不特定のあて先を示すブロードキャストアドレス向けのパケットも受信することができる。
通信ＩＤは、ＩＰｖ４アドレスの場合で、１０進数で８桁から１２桁程度あり、たとえＡさんから携帯電話Ａの通信ＩＤを口頭で伝えてもらったとしてもＢさん側での入力が面倒である。この例の場合にはブロードキャストアドレスを使用することが多いと考えられる。
携帯電話Ｂから通信パケットを受信した携帯電話Ａでは、通信パケットの解析を行なって照合コードに合致するコードが含まれていた場合には、受信した通信パケットから携帯電話Ｂの通信ＩＤ（ＩＰアドレス）を抽出する。これにより携帯電話Ａでは、携帯電話Ｂの通信ＩＤを知ることができ、近距離無線通信を用いて携帯電話Ｂ宛にアドレス帳を送信することできる。
【００２５】
ここで、図３を参照して端末特定装置１の動作を説明する。
近距離無線通信部１０１により、通信パケットを受信すると（Ｓ３０１）、パケット解析部１０３が念のため図２のＤＥＳＴＩＮＡＴＩＯＮＩＰＡＤＤＲＥＳＳが端末特定装置１の通信ＩＤもしくは不特定の相手を示すＩＤ（ブロードキャストアドレス）であることを確認する（Ｓ３０２）。ここでは、パケット解析部１０３はＤＥＳＴＩＮＡＴＩＯＮＩＰＡＤＤＲＥＳＳに示された通信ＩＤと、通信ＩＤ格納部１０２に格納されている端末特定装置１の通信ＩＤ又はブロードキャストアドレスとを比較してＳ３０２の処理を行なう。
Ｓ３０２でＹＥＳだった場合は、パケット解析部１０３は、受信した通信パケットの内容を解析し、パケットに照合コード１０４と同じコードが含まれているか否かを判断し（Ｓ３０３）、パケットに含まれているコードが照合コード１０４と同じであるならば、そのパケットの送信先アドレス（図２のＳＯＵＲＣＥＩＰＡＤＤＲＥＳＳにあたる部分）が通信したい相手（端末装置２）の通信ＩＤであるので（Ｓ３０４）、通信ＩＤ抽出部１０５が当該パケットに含まれている通信ＩＤを抽出して、以後の通信に使用する。
【００２６】
以上のように、照合コードを送信してきた端末装置の送信元アドレスを通信相手の通信ＩＤであるとすることにより、通信相手を特定することができる。
この照合コードは秘密である必要はなく、上記例で言えば、携帯電話Ａで通信相手特定処理開始後に、３０秒以内程度で照合コードを送ってきた端末装置を通信相手であると認識する。
このようにして、指向性のない、ごく短い通信距離ではない無線通信のみを備えた装置間において、秘密の情報を使うことなく、また本来備わっている無線通信の機能のみを利用して、簡易に通信相手の特定を行うことができる。
【００２７】
このように本実施の形態によれば、無指向性の近距離無線通信のみにより通信相手の通信ＩＤを特定することができるため、例えば赤外線通信といった無指向性の近距離無線通信以外の通信を行う必要がなく、また、イベント会場の入場口や映画館の入場口といった多数の端末装置が存在する場所でも通信相手となる端末装置の通信ＩＤを確実に特定することができる。
【００２８】
実施の形態２．
実施の形態１では、照合コードを事前に端末特定装置に設定し、パケット解析部１０３で照合コードを保有していることとした。しかし、同じ照合コードを使用しているユーザが他にも存在する可能性がある。例えば４桁程度の数字からなる照合コードを使用していれば通信相手特定を行う短い時間で重複することはまれであるが、可能性がないわけではない。そこで本実施の形態では、この問題を解決するための例を説明する。
【００２９】
図４は、本実施の形態に係る端末特定装置１と端末装置２の構成例を示す。
端末特定装置１において、近距離無線通信部１０１、通信ＩＤ格納部１０２、パケット解析部１０３は実施の形態１で説明したものと同様であるが、パケット解析部１０３は照合コードを保有していない。
本実施の形態では、端末特定装置１に照合コード生成部１０６及び照合コード出力部１０７を追加する。
照合コード生成部１０６は、パケット解析部１０３からの指示に基づき、新たな照合コードを生成する。照合コード生成部１０６は、複数回にわたって新たな照合コードを生成する場合がある。
照合コード出力部１０７は、照合コード生成部１０６により照合コードが生成される度に、新たに生成された照合コードを端末装置２のユーザに通知するために照合コードを出力する。出力の方法は、例えば、表示画面等に照合コード１０４を表示したり、照合コード１０４を音声合成により読み上げるようにしてもよい。
なお、端末装置２の構成は図１に示したものと同じであるが、入力部２０２は端末特定装置１の照合コード生成部１０６により新たな照合コードが生成される度に、照合コード出力部１０７から出力された新たな照合コードに合致するコードをユーザから入力し、また、通信パケット生成部２０４は入力部２０２により新たにコードが入力される度に入力されたコードを含む通信パケットを生成し、近距離無線通信部２０１は通信パケット生成部２０４により通信パケットが送信される度に、生成された通信パケットを近距離無線通信により送信する。
【００３０】
図５は、実施の形態２に係る端末装置２から端末特定装置１に送信される通信パケットのフォーマットを示している。
図５に示す通信パケットでは、コード（照合コードに合致するコード）の番号を付加するようにしている。これは、１で始まり、端末装置２のユーザがコードを入力部２０２に入力する毎に１ずつ増加する。
本実施の形態では、端末特定装置１は複数回にわたって新たな照合コードを生成する場合があり、端末装置２のユーザは新たな照合コードが生成される度に照合コード出力部１０７から出力された新たな照合コードに合致するコードを入力する。このため、端末装置２から送信される通信パケットにコードの番号を付加し、通信パケットに含まれているコードがどの照合コードに対応しているのかを特定する。
【００３１】
次に、本実施の形態における動作例を説明する。ここでは、実施の形態１と同様に、Ａさんの携帯電話ＡからＢさんの携帯電話Ｂにアドレス帳のデータを送信する場合を考える。
実施の形態１に示すようにＡさんが携帯電話Ａに照合コードを事前に設定している場合は、Ａさんが設定している照合コードと同じ照合コードを用いた通信相手の特定処理が同時に行われることはまれであるが、可能性がないわけではない。実施の形態２では、照合コードをＡさんがＢさんに口頭で伝えるのは同じであるが、その照合コードはＡさんが事前に設定したものではなく、携帯電話Ａ内の照合コード生成部１０６が生成したものになる。
照合コード生成部１０６の照合コード生成方法は乱数を用いるのが典型的であると考えられる。
【００３２】
ここで、図６を参照して実施の形態２に係る端末特定装置１の動作を説明する。
まず、パケット解析部１０３は、照合コード番号のｎを１にする（Ｓ６０１）。
次に、照合コード生成部１０６は、パケット解析部１０３からの指示に基づき、ｎ番目（１番目）の照合コードを生成する（Ｓ６０２）。ここでは、１回に生成する照合コードは１０進数の数値１桁であるとする。次に、照合コード出力部１０７は、その照合コードを出力する（Ｓ６０３）。ここで、照合コードの出力方法は、端末特定装置１の画面に表示することや音声合成により端末特定装置１が読み上げることが典型的である。端末特定装置１の画面に表示された場合には、端末装置２のユーザ（Ｂさん）がそれを読み取って、端末装置２の入力部２０２により入力してもよいし、端末特定装置のユーザ（Ａさん）が読み上げて端末装置のユーザ（Ｂさん）に伝えて入力してもよい。
【００３３】
ここで、実施の形態１と同様に、端末装置２では、近距離無線通信部２０１がｎ番目の照合コードに合致するコードを入力し、通信パケット生成部２０４がこのコードを含む通信パケットを生成し、近距離無線通信部２０１が端末特定装置１に対して通信パケットを送信するが、本実施の形態の通信パケットには、図５に示すように、コードの番号（ｎ番目）が付加されている。
【００３４】
端末特定装置１の処理の説明に戻る。
ｎが１である場合、すなわち最初の照合コードに合致するコードを含む通信パケットの受信を期待する場合（Ｓ６０４）には、パケット解析部１０３は、送信先アドレスが端末特定装置１の通信ＩＤまたはブロードキャストアドレスであり、かつ、ｎ（＝１）番目のコード送信であり、かつ、ｎ（＝１）番目の照合コードと一致するコードが含まれたパケットを例えば５秒間収集する（Ｓ６０５）。この間に収集したパケットをパケット収集表に登録する（Ｓ６０７）。パケット収集表は、図７に示すように、単にステップＳ６０５の条件に合う図５のフォーマットの受信パケットを集めたものである。また、別の方法として、図７のように収集したパケットそのものを登録するのではなく、収集したパケットに含まれたコードと送信元アドレスだけを登録するようにしてもよい。
Ｓ６０７において収集したパケットがなければ（Ｓ６０８）終了するが、通常の処理では通信相手となるべき端末装置２（携帯電話Ｂ）からのものを含む、何らかのパケットを受信しているはずである。パケット解析部１０３は収集したパケットをカウントし、受信したパケットが１つであれば（Ｓ６０９）、それが通信したい相手からのものであり、実施の形態１と同様に、そのパケットの送信元アドレスが通信相手（端末装置２）の通信ＩＤであるので（Ｓ６１１）、パケット解析部１０３は当該パケットを通信ＩＤの抽出対象とし、通信ＩＤ抽出部１０５が抽出対象のパケットから送信元アドレスを抽出して通信相手の通信ＩＤとする。
【００３５】
しかし、まわりに大勢のユーザがいれば複数のパケットを受信し、Ｓ６０９の判断を行なった結果、複数のパケットが収集されている場合もある。
このような場合（Ｓ６０９でＮＯの場合）は、パケット解析部１０３は、ｎを１つ増やして（Ｓ６１０）、照合コード生成部１０６に新たな照合コードの生成を指示し、Ｓ６０２に戻る。
以降は、以上に示した処理の繰り返しであるが、パケットの収集においては、送信先アドレスがブロードキャストアドレスであり、かつ、ｎ番目のコード送信であり、かつ、ｎ番目の照合コードに一致するコードを含むだけでなく、既にパケット収集表にあるパケットの送信元アドレスのいずれかと送信元アドレスが一致するパケットのみを収集する（Ｓ６０６）。以上の処理により、ｎ番目までのコードが照合コードに一致していてもｎ＋１番目で照合コードと一致しなければ、そのパケットをふるい落とすことができる。
【００３６】
収集したパケットが１つになるまで、つまり、最新の照合コードに合致するコードが含まれている通信パケットが１つになるまで以上の処理を繰り返し、最新の照合コードに合致するコードが含まれている通信パケットが１つになった場合（Ｓ６０９でＹＥＳとなった場合）に、パケット解析部１０３は当該パケットを通信ＩＤの抽出対象とし、通信ＩＤ抽出部１０５が抽出対象のパケットから送信元アドレスを抽出して通信相手の通信ＩＤとする。
ユーザの利便性のためには、１回の照合コードは１桁の数字程度であり、それを多くとも３回程度（約１０００通りになる）行えば１つに特定できると期待される。３桁（３回）まででは区別できなくとも、さらに１桁増やせばさらに重複の可能性は１／１０になる。このように、照合コードを連続して、生成・通知し、受信・比較することにより、照合コードの偶然の重複にあまり影響されずに通信相手の特定を行うことができる。
【００３７】
以上の説明では、１回目の照合コードから端末特定装置１で生成することとしたが、例えば最初の３回目までの照合コードは実施の形態１のように端末特定装置のユーザが事前に設定した値を使用することも可能である。この場合は、端末特定装置１のパケット解析部１０３は３つの照合コードを保有し、この３つの照合コードを順に用いても通信相手を特定できない場合に、４番目の照合コードから照合コード生成部１０６に生成させるようにする。
これにより、端末特定装置のユーザは自分が使用する照合コードのうち最初の３回分は、照合コード生成部１０６を用いることなく端末装置のユーザに伝えることができ、スムーズな通信相手特定が可能となる。
【００３８】
このように、本実施の形態によれば、通信相手である端末装置を特定できるまで照合コードを生成するとともに通信パケットに含まれているコードと照合コードとの照合を行うため、照合コードに合致するコードが含まれた通信パケットが二つ以上存在する場合であっても、確実に通信相手である端末装置の通信ＩＤを特定することができる。
【００３９】
実施の形態３．
以上の実施の形態１，２では、通信相手の特定後、情報を送信したいのは端末特定装置側から端末であった。しかし、端末から端末特定装置に情報を送信したい場合もある。
例えば、映画の入場券の発券処理である。
【００４０】
映画の前売りチケットを購入済みであり、従来技術の例にあるようにその証明となるデータが携帯電話に登録されているとする。映画館に入場としようとするユーザは、映画館の券売機において、その証明となるデータを携帯電話から券売機に送信し、券売機より入場券をうけとるものとする。通信相手の特定後、携帯電話と券売機の間で、たとえばＩＰＳｅｃ（ＩＰＳｅｃｕｒｉｔｙ）などの技術を用いて秘密の通信路を設定し、秘密にすべき内容であるチケット購入済みの証明データを受け渡しし、それが正しい証明データであることを確認できると、券売機は入場券を発券する。
ここでは、券売機が端末特定装置１であり、携帯電話が端末装置２に相当する。
【００４１】
この場合、券売機は、発券処理を行っている携帯電話が通信相手となるべきことを特定する必要がある。これは、実施の形態２などと同様にして行うことができる。一方、携帯電話は正しい券売機にチケット購入済みの証明となるデータを送信しなければならない。すなわち、パケットの盗み見などにより、携帯電話の通信ＩＤを取得した、近くの別の端末が券売機のふりをして携帯電話に接続し、証明となるデータの送信を要求するかもしれない。
したがって、携帯電話の側から、券売機へ接続を行って証明となるデータの送信を行う必要がある。このため、相互の通信ＩＤの特定が必要である。
【００４２】
相互のＩＤの特定のためだけならば、ユーザが携帯電話だけでなく、券売機も操作して、実施の形態２のような処理を対象的に行うことも可能である。また、かならずしも相互のＩＤの特定を必要とせず、ユーザの携帯電話が端末特定装置となり、券売機が端末装置となることも可能である。すなわち、ユーザは携帯電話ではなく、券売機を操作する。しかし、利便性のためには、ユーザは携帯電話を主に操作することが望ましい。
【００４３】
図８は、本実施の形態に係る端末特定装置１と端末装置２の構成例を示す。
端末特定装置１において、近距離無線通信部１０１、通信ＩＤ格納部１０２、通信ＩＤ抽出部１０５は実施の形態１で示したものと同様である。また、パケット解析部１０３、照合コード生成部１０６、照合コード出力部１０７は実施の形態２で示したものと同様である。
本実施の形態では、端末特定装置１に通信ＩＤ通知パケット生成部１０８と通信パケット受信通知部１０９を追加し、端末装置２に通信ＩＤ抽出部２０５を追加する。
端末特定装置１における通信ＩＤ通知パケット生成部１０８は、通信相手である端末装置２が特定され、通信ＩＤ抽出部１０５により端末装置２の通信ＩＤが抽出された後、端末装置２に端末特定装置１の通信ＩＤを通知するための通信ＩＤ通知パケットを生成する。
通信パケット受信通知部１０９は、近距離無線通信部１０１が端末装置２からの通信パケット（照合コードに合致するコードを含むパケット）を受信すると、通信パケットを受信した旨を通知する。通知の方法は、例えば、通信パケットの受信に合わせてライトを点灯させるという簡易な方法でもよいし、受信した通信パケットに含まれているコードを所定の表示画面に表示するといった方法でもよい。
端末装置２における通信ＩＤ抽出部２０５は、端末特定装置１から送信された通信ＩＤ通知パケットを近距離無線通信部２０１が受信した際に、受信した通信ＩＤ通知パケットから端末特定装置１の通信ＩＤを抽出する。
【００４４】
図９は、本実施の形態に係る端末特定装置１の動作を示す。
図９では、図７のステップＳ６０９でＹＥＳとなった後、すなわち端末特定装置１が端末装置２を特定した後の処理を示す。
まず、パケット解析部１０３は、通信ＩＤ通知の回数を表すｍを１し、照合コードの番号ｎを１つ増やす（Ｓ９０１）。実施の形態２と同様に、照合コード生成部１０６にｎ番目の照合コードを生成させ（Ｓ９０２）、照合コード出力部１０７からｎ番目の照合コードを出力し（Ｓ９０３）、パケット解析部１０３は照合コードに合致するコードを含む通信パケットが端末装置２から送信されてくるのを待つ。ここでは、すでに通信相手が特定されているため、送信先アドレスが自ＩＤまたはブロードキャストアドレスであり、かつ、ｎ番目のコード送信であり、かつ、照合コードに合致するコードを含むだけでなく、既に特定されている通信相手（端末装置２）の通信ＩＤと送信元アドレスが一致するパケットを待つ（Ｓ９０４）。ここで、続く通信パケットが受信されなければ終了するが（Ｓ９０５）、そうでなければ、パケット解析部１０３は通信ＩＤ通知パケット生成部１０８に通信ＩＤ通知パケットの生成を指示し、通信ＩＤ通知パケット生成部１０８が通信ＩＤ通知パケットを生成する。通信ＩＤ通知パケット生成部１０８は、通信ＩＤ格納部１０２に格納されている自装置の通信ＩＤを送信元アドレスとし、通信ＩＤ抽出部１０５により抽出された端末装置２の通信ＩＤを送信先アドレスとする通信ＩＤ通知パケットを生成し、近距離無線通信部１０１がこの通信ＩＤ通知パケットを近距離無線通信により送信し、通信パケット受信通知部１０９が通信パケットの受信通知を行う（Ｓ９０６）。以降、ｍとｎを１つずつ増やしながら（Ｓ９０８）、特定の回数に至るまで続け、特定の回数に至れば終了する。図９では、Ｓ９０７においてｍ＝３となった場合に終了することとしている。なお、ｍ＝１のときに終了する、つまり、通信ＩＤ通知パケットを１回送信すれば終了するようにしてもよい。
【００４５】
図１０は、端末特定装置１から端末装置２に送信する通信ＩＤ通知パケットのフォーマットを示す。
通信ＩＤ通知パケットの構成は、図５に示した通信パケットとほとんど同じであり、コード送信の表示の代わりに通信ＩＤ通知を示す表示（例えば、０ｘ０００２）を含む。
また、送信元アドレスは、当然、端末特定装置の通信ＩＤであるが、送信先アドレスは特定済みの端末装置２の通信ＩＤである。
【００４６】
端末装置２では、近距離無線通信部２０１が通信ＩＤ通知パケットを受信すると、通信ＩＤ抽出部２０５が、端末特定装置１の通信ＩＤ抽出部１０５と同様にして、送信元アドレス、すなわち端末特定装置１の通信ＩＤを抽出する。これにより、端末装置２も端末特定装置１の通信ＩＤを特定することができる。
【００４７】
また、端末特定装置１の通信パケット受信通知部１０９は、端末装置２からの通信パケットを受信すると、通信パケットを受信したことを通知する。これは、非常に簡易な方法では、通信パケットの受信に合わせて、ライトが点灯するだけであったりするが、券売機などの場合では、受信した通信パケットに含まれているコードを券売機の画面に表示する。これにより、端末特定装置が目前の券売機であることを端末装置のユーザが認識でき、正しい券売機と通信できることをより確実にするだけでなく、ユーザに安心感を与えることができる。
【００４８】
なお、以上では、端末特定装置は、通信相手である端末装置の通信ＩＤを抽出した後にも新たな照合コードを生成し、出力し、端末装置から新たな照合コードを含む通信コードを受信した後に、通信ＩＤ通知パケットを端末装置に送信することとしたが、通信相手である端末装置の通信ＩＤを抽出した際に、新たな照合コードの生成、出力及び端末装置からの通信パケットの受信を行わずに（端末装置の通信ＩＤの抽出後すぐに）通信ＩＤ通知パケットを送信するようにしてもよい。
【００４９】
また、本実施の形態に係る端末特定装置は、実施の形態２の構成に通信ＩＤ通知パケット生成部１０８、通信パケット受信通知部１０９を追加した構成としたが、実施の形態１の構成に通信ＩＤ通知パケット生成部１０８、通信パケット受信通知部１０９を追加した構成としてもよい。つまり、端末特定装置の構成を、近距離無線通信部１０１、通信ＩＤ格納部１０２、パケット解析部１０３（照合コード１０４を保有）、通信ＩＤ抽出部１０５、通信ＩＤ通知パケット生成部１０８、通信パケット受信通知部１０９とし、パケット解析部１０３が保有する照合コードと一致するコードを含む通信パケットを端末装置から受信した際に、当該通信パケットから端末装置の通信ＩＤを抽出するとともに、（端末装置の通信ＩＤの抽出後すぐに）通信ＩＤ通知パケットを送信するようにしてもよい。
【００５０】
このように本実施の形態によれば、端末特定装置の通信ＩＤを通知するための通信ＩＤ通知パケットを端末特定装置から端末装置に送信するため、端末装置のユーザの手を煩わすことなく、端末装置から端末特定装置へのデータ送信を実現することができる。
【００５１】
なお、以上の実施の形態では、照合コードに合致するコードの入力を行うのは人間であったが、これを自動化することが望ましい場合がある。例えば、駐車場に駐車する場合の、チケットの発行などである。自動車には、カーナビゲーションシステムなどの高度な情報化装置が備えられており、例えば、実施の形態２における照合コードの通知を音声にて行った場合には、音声認識処理にてカーナビゲーションシステムが照合コードを理解し、照合コードに合致するコードの入力を人間に代わって行うことにより、より人間の手を煩わせない通信相手の特定が可能となる。
【００５２】
【発明の効果】
このように本発明によれば、無指向性の近距離無線通信のみにより通信相手の通信ＩＤを特定することができるため、無指向性の近距離無線通信以外の通信を行う必要がなく、また、多数の通信装置が存在する場合でも通信相手となる通信装置の通信ＩＤを確実に特定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】実施の形態１に係る端末特定装置と端末装置の構成例を示す図。
【図２】実施の形態１に係る通信パケットのフォーマットの例を示す図。
【図３】実施の形態１に係る端末特定装置の動作例を示す図。
【図４】実施の形態２に係る端末特定装置と端末装置の構成例を示す図。
【図５】実施の形態２に係る通信パケットのフォーマットの例を示す図。
【図６】実施の形態２に係る端末特定装置の動作例を示す図。
【図７】実施の形態２に係るパケット収集表の例を示す図。
【図８】実施の形態３に係る端末特定装置と端末装置の構成例を示す図。
【図９】実施の形態３に係る端末特定装置の動作例を示す図。
【図１０】実施の形態３に係る通信ＩＤ通知パケットのフォーマットの例を示す図。
【符号の説明】
１端末特定装置、２端末装置、１０１近距離無線通信部、１０２通信ＩＤ格納部、１０３パケット解析部、１０４照合コード、１０５通信ＩＤ抽出部、１０６照合コード生成部、１０７照合コード出力部、１０８通信ＩＤ通知パケット生成部、１０９通信パケット受信通知部、２０１近距離無線通信部、２０２入力部、２０３通信ＩＤ格納部、２０４通信パケット生成部、２０５通信ＩＤ抽出部。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a method for identifying a communication partner before starting one-to-one communication between wireless communication devices provided with communication means capable of simultaneously communicating with a plurality of opponents.
[0002]
[Prior art]
Notebook PCs, PDAs, mobile phones, and the like have a variety of sizes, but are characterized by being mobile terminals that can be carried around. Therefore, when communicating with other mobile terminals or stationary terminals, wireless LAN (Local Area Network), Bluetooth, infrared, and infrared communication are used rather than wired communication such as Ethernet (registered trademark) or USB (Universal Serial Bus). It is desirable to use such wireless communication.
[0003]
In particular, mobile phones are remarkably widespread, and they are not only mere wireless telephones but also have high functionality such as an Internet connection function.
[0004]
In recent years, it has become possible to purchase aircraft tickets and entrance tickets for movie theaters, etc., using cellular phones and their Internet connection functions.
[0005]
For example, at the Tokyo Motor Show 2001 held in October 2001, an electronic ticket using a mobile phone was used. This is because the application for tickets is made in advance via a personal computer Internet connection or telephone, and after payment is made by credit card or bank transfer, mail is delivered to the mobile phone. The delivered mail has a URL (Uniform Resource Locator). Since the barcode is displayed on the screen of the cellular phone when the URL is viewed with a browser, the barcode is displayed at the entrance of the motor show.
[0006]
In the above example, information indicating that the ticket has been purchased is displayed as a barcode on the screen of the mobile phone, and is read by the barcode reader to determine that the presenter of the mobile phone has already been purchased. Is. As another means of presenting the barcode and reading by the barcode reader, there is a method using infrared communication. Infrared communication functions have been installed in notebook PCs and PDAs (Personal Digital Assistants) as a simpler means of data exchange than before, but in recent years they have also been installed in mobile phones.
[0007]
Infrared communications installed in notebook personal computers, PDAs, and mobile phones are highly directional and have a short distance (1 meter or less). Wireless communication does not have a line as its name suggests, so it is impossible for human eyes to know which partner is communicating. However, because infrared communication has the characteristics described above, it is practically possible to specify a communication partner depending on the direction and distance of the infrared communication device. Therefore, the ticket purchase information in the above example can surely be transmitted to the ticket purchase confirmation device at the event venue or the like. This is actually used at the Tokyo International Film Festival held in October 2002.
[0008]
In addition, the method using infrared communication can transmit more information and receive it from the other party, unlike the method of displaying a barcode on the screen. Therefore, not only the ticket purchase proof at the entrance as in the above example, but also information in the address book can be exchanged between mobile phones. In this case, too, it is necessary to transmit personal information such as address book data to only a specific communication partner, so that direct communication with a strong directivity such as infrared communication is suitable.
[0009]
On the other hand, wireless communication such as wireless LAN and Bluetooth can be performed simultaneously with a plurality of other parties. Currently, it is unlikely that a wireless LAN can be directly mounted on a mobile phone due to power consumption and price problems, but a low-power, low-cost wireless LAN has been developed for mobile terminals such as mobile phones. In addition, WPAN (Wireless Personal Area Network) represented by Bluetooth is being developed for application to mobile phones, and new WPAN standards such as ZigBee are also appearing.
[0010]
These wireless LANs and WPANs are not wirelessly connected to a single line like infrared communication, but can communicate with a plurality of other parties at the same time. Therefore, an ID is required for communication. These are called MAC (Media Access Control) addresses. Also, higher-level communication protocols such as IP (Internet Protocol) have an ID called an IP address. In a wireless LAN or WPAN, a communication partner is specified by a MAC address or an IP address.
[0011]
Due to the above-described features, the wireless LAN and WPAN cannot be easily applied to proof of ticket purchase and address book information exchange that can be performed by infrared communication as they are. For example, in the case of proof that a ticket has been purchased, a ticket purchaser who has a mobile phone cannot know its MAC address or IP address even if a device to which proof should be sent is visible in front of him. It is possible to notify the purchaser of the MAC address or IP address by e-mail or the like, and it is not impossible to notify the purchaser's mobile phone MAC address or IP address in advance. However, there are many other people at the entrance to movie theaters and event venues, that is, there are many other mobile phones equipped with wireless communication, and mobile phones that send proof of purchase of tickets are sure to enter. It is not always a mobile phone that has been confirmed by mouth.
[0012]
Japanese Patent Application Laid-Open No. 2001-156723 solves the problem in wireless communication with no directivity by preparing wireless communication with directivity separately and transmitting the wireless communication ID thereby. This needs to have another directional wireless communication. Japanese Patent Laid-Open No. 7-074666 can communicate without knowing the wireless communication ID in advance, but is difficult to apply when there are many similar wireless communication terminals in the vicinity.
[0013]
[Patent Document 1]
JP 2001-156723 A
[Patent Document 2]
Japanese Patent Laid-Open No. 7-074666
[0014]
[Problems to be solved by the invention]
Wireless LAN and WPAN are being installed in mobile terminals such as mobile phones, but since communication with multiple partners is possible at the same time, when communicating with a specific partner for the first time, It is necessary to specify the communication ID of the communication partner, specifically the communication partner. The main object of the present invention is to easily specify a communication partner between apparatuses provided with communication means capable of simultaneously communicating with a plurality of partners.
[0015]
[Means for Solving the Problems]
An information processing apparatus according to the present invention includes:
An information processing device capable of transmitting and receiving data by non-directional short-range wireless communication with a plurality of communication devices,
A short-range wireless communication unit that receives a communication packet including at least a communication ID of a transmission source communication device from any one of the communication devices by the non-directional short-range wireless communication;
When a short-range wireless communication unit receives a communication packet, the communication packet is analyzed to determine whether or not the communication packet includes a code that matches the verification code. A packet analysis unit;
A communication ID extraction unit that extracts a communication ID of a transmission source communication device from the communication packet when the packet analysis unit determines that the communication packet includes a code that matches the verification code; It is characterized by that.
[0016]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiment 1 FIG.
FIG. 1 shows a configuration example of a terminal identification device 1 and a terminal device 2 according to the present embodiment.
The terminal specifying device 1 needs to specify the communication partner, and in this figure, the terminal device 2 is the communication partner. In FIG. 1, the terminal identification device 1 corresponds to an example of an information processing device, and the terminal device 2 corresponds to an example of a communication device.
The terminal identification device 1 can perform non-directional short-range wireless communication with the terminal device 2. Here, the omnidirectional short-range wireless communication is, for example, a wireless LAN or Bluetooth, and is short-range wireless communication capable of simultaneously transmitting / receiving data to / from a plurality of communication devices. Hereinafter, omnidirectional short-range wireless communication is simply referred to as short-range wireless communication.
[0017]
The terminal identification device 1 includes a short-range wireless communication unit 101, a communication ID storage unit 102, a packet analysis unit 103, and a communication ID extraction unit 105.
The near field communication unit 101 performs near field communication with the near field communication unit 201 of the terminal device 2 and receives a communication packet from the near field communication unit 201 of the terminal device 2. This communication packet includes a code that matches a verification code to be described later, the transmission source address is the communication ID of the terminal device 2, and the transmission destination address is the communication ID of the terminal specifying device 1 or an ID (broadcast address) indicating an unspecified partner. : In the case of an IPv4 address, 255.255.255.255)).
The communication ID storage unit 102 stores the communication ID and broadcast address of the terminal identification device 1 itself.
The packet analysis unit 103 has a verification code 104 for verifying the communication packet received by the short-range wireless communication unit 101, and the communication packet received by the short-range wireless communication unit 101 is a communication packet for the terminal specifying device 1. As well as whether or not the communication packet includes a code that matches the verification code 104.
When the packet analysis unit 103 determines that the communication packet includes a code that matches the verification code 104, the communication ID extraction unit 105 extracts the communication ID included in the communication packet.
In addition to the elements shown in FIG. 1, the terminal identification device 1 may include means for outputting a verification code, for example, to notify the user of the terminal device 2 of the verification code. As an output method, for example, a verification code may be displayed on a display screen or the verification code may be read out by speech synthesis. Further, the terminal identification device 1 may include means for wirelessly connecting to a public communication line.
[0018]
The terminal specifying device 1 can be realized by a CPU such as a microprocessor, a recording unit such as a semiconductor memory or a magnetic disk. The recording means stores a program that realizes the function of each component included in the terminal identification device 1. The CPU reads the program to control the operation of the terminal identification device 1, and Function can be realized.
[0019]
The terminal device 2 includes a short-range wireless communication unit 201, an input unit 202, a communication ID storage unit 203, and a communication packet generation unit 204.
The short-range wireless communication unit 201 transmits a communication packet to the terminal identification device 1 by short-range wireless communication. As described above, this communication packet includes a code that matches the verification code, the transmission source address is the communication ID of the terminal device 2, and the transmission destination address is the communication ID of the terminal specifying device 1 or an ID indicating an unspecified partner. (Broadcast address).
The input unit 202 inputs a code that matches the verification code 104 from the user of the terminal device 2 prior to transmission of the communication packet. Hereinafter, as an example of a code that matches the verification code, a code that matches the verification code, that is, a code having the same content as the verification code is input.
The communication ID storage unit 203 stores the communication ID and broadcast address of the terminal device 2 itself.
The communication packet generation unit 204 includes a code that matches the verification code 104 input by the input unit 202, uses the transmission source address as the communication ID of the terminal device 2 stored in the communication ID storage unit 203, and sets the transmission destination address as A communication packet having the communication ID or broadcast address of the terminal specifying device 1 is generated. When the communication ID of the terminal identification device 1 is used as the transmission destination address, for example, the communication ID of the terminal identification device 1 input by the user is used. When the broadcast address is used, for example, the communication ID storage unit 203 stores the communication ID. Broadcast address is used.
In addition to the elements shown in FIG. 1, the terminal device 2 may include, for example, means for wirelessly connecting to a public communication line.
[0020]
The terminal device 2 can be realized by a CPU such as a microprocessor, a recording unit such as a semiconductor memory or a magnetic disk, for example. The recording means stores a program that realizes the function of each component included in the terminal device 2. The CPU reads the program to control the operation of the terminal device 2, and the function of each component is recorded. Can be realized.
[0021]
The communication ID stored in the communication ID storage unit 102 and the communication ID storage unit 203 is an ID used for specifying a communication partner in communication performed via communication means, such as a MAC address or an IP address. is there. In the present embodiment, an IP address is handled as a communication ID. Therefore, it is assumed that the protocol used for communication between the terminal identification device 1 and the terminal device 2 is IP, and UDP (User Datagram Protocol) is used for transmission and reception of communication packets.
[0022]
FIG. 2 shows a format of a communication packet transmitted from the short-range wireless communication unit 201 of the terminal device 2 to the short-range wireless communication unit 101 of the terminal specifying device 1.
The IP header portion and the UDP header portion in the figure are defined in the UDP / IP protocol. What is important here is the source and destination addresses included in the IP header, and these values may be the same as the communication ID of the terminal device 2 or the communication ID of the terminal specifying device 1.
A portion below the UDP header portion is a portion necessary for transmission / reception of a code (a code matching the verification code). First, a specific value indicating that the code (code matching the verification code) is transmitted is input (for example, 0x0001), and then a code (code matching the verification code) is input.
[0023]
An outline of processing for identifying a communication partner in this configuration will be described.
Consider a case where you want to send data such as an address book between mobile phones in a coffee shop. Here, it is assumed that the address book data of A's mobile phone A is transmitted to B's mobile phone B.
Data to be transmitted is held in the mobile phone A, and address book data can be transmitted and received using a data format standard such as OBEX (Object Exchange) or a communication standard. Here, Mr. A wants to send to Mr. B's mobile phone B, and does not want to send it to another mobile phone within the reach of short-range wireless communication, such as in the same coffee shop.
Here, the mobile phone A corresponds to the terminal specifying device 1, and the mobile phone B corresponds to the terminal device 2.
[0024]
Mr. A starts communication partner identification processing in the mobile phone A, and Mr. B inputs a code (a code matching the verification code) from the input unit 202 in the mobile phone B. Here, it is assumed that Mr. A has previously set the collation code for the mobile phone A, and verbally communicated it to Mr. B. When a code is input by a cellular phone key operation or the like, in the mobile phone B (terminal device), the communication packet generation unit 204 generates a communication packet as shown in FIG. 2 and sets the input code in the communication packet. The short-range wireless communication unit 201 transmits the communication packet. At this time, the transmission source address of the communication packet is the communication ID of the mobile phone B. If the destination address is known in advance, the communication ID of the mobile phone A (terminal specific device) is used. Otherwise, the ID indicating an unspecified partner such as a broadcast address (in the case of an IPv4 address, 255.255.255.255).
The short-range wireless communication unit 101 of the mobile phone A (terminal identification device) can receive not only a packet for its own communication ID but also a packet for a broadcast address indicating an unspecified destination.
In the case of IPv4 address, the communication ID is about 8 to 12 digits in decimal number, and even if Mr. A has verbally communicated the communication ID of mobile phone A, the input on Mr. B's side is troublesome. . In this example, it is considered that a broadcast address is often used.
In the mobile phone A that has received the communication packet from the mobile phone B, if the communication packet is analyzed and a code matching the verification code is included, the communication ID (IP address) of the mobile phone B is received from the received communication packet. ). As a result, the mobile phone A can know the communication ID of the mobile phone B, and can transmit the address book to the mobile phone B using short-range wireless communication.
[0025]
Here, the operation of the terminal identification device 1 will be described with reference to FIG.
When the communication packet is received by the short-range wireless communication unit 101 (S301), the packet analysis unit 103 makes sure that the DESTINATION IP ADDRESS in FIG. 2 is a communication ID of the terminal specifying device 1 or an ID (broadcast address) indicating an unspecified partner. ) (S302). Here, the packet analysis unit 103 compares the communication ID indicated in DESTINATION IP ADDRESS with the communication ID or broadcast address of the terminal identification device 1 stored in the communication ID storage unit 102, and performs the process of S302.
If YES in S302, the packet analysis unit 103 analyzes the content of the received communication packet, determines whether or not the same code as the verification code 104 is included in the packet (S303), and is included in the packet. If the received code is the same as the verification code 104, the transmission destination address of the packet (the part corresponding to SOURCE IP ADDRESS in FIG. 2) is the communication ID of the other party (terminal device 2) with which communication is desired (S304). The ID extraction unit 105 extracts a communication ID included in the packet and uses it for subsequent communication.
[0026]
As described above, the communication partner can be specified by assuming that the transmission source address of the terminal device that has transmitted the verification code is the communication ID of the communication partner.
This verification code does not need to be secret. In the above example, the mobile phone A recognizes the terminal device that has sent the verification code within 30 seconds after the communication partner identification process is started as the communication partner.
In this way, there is no need to use secret information between devices that have only direct communication and wireless communication that is not a very short communication distance. It is possible to specify the communication partner.
[0027]
As described above, according to the present embodiment, since the communication ID of the communication partner can be specified only by non-directional short-range wireless communication, communication other than non-directional short-range wireless communication such as infrared communication can be performed. It is not necessary to perform this, and the communication ID of the terminal device that is the communication partner can be reliably identified even in places where there are a large number of terminal devices such as the entrance to the event venue or the entrance to the movie theater.
[0028]
Embodiment 2. FIG.
In the first embodiment, the collation code is set in the terminal specifying device in advance, and the packet analysis unit 103 holds the collation code. However, there may be other users using the same verification code. For example, if a collation code consisting of about four digits is used, it is rare to overlap in a short time for identifying a communication partner, but this is not without possibility. Therefore, in this embodiment, an example for solving this problem will be described.
[0029]
FIG. 4 shows a configuration example of the terminal identification device 1 and the terminal device 2 according to the present embodiment.
In the terminal identification device 1, the short-range wireless communication unit 101, the communication ID storage unit 102, and the packet analysis unit 103 are the same as those described in the first embodiment, but the packet analysis unit 103 does not have a verification code. .
In the present embodiment, a verification code generation unit 106 and a verification code output unit 107 are added to the terminal identification device 1.
The verification code generation unit 106 generates a new verification code based on an instruction from the packet analysis unit 103. The verification code generation unit 106 may generate a new verification code multiple times.
The collation code output unit 107 outputs a collation code in order to notify the user of the terminal device 2 of the newly generated collation code each time the collation code is generated by the collation code generation unit 106. As an output method, for example, the verification code 104 may be displayed on a display screen or the verification code 104 may be read out by speech synthesis.
Although the configuration of the terminal device 2 is the same as that shown in FIG. 1, the input unit 202 generates a verification code output unit each time a new verification code is generated by the verification code generation unit 106 of the terminal identification device 1. A code that matches the new verification code output from 107 is input from the user, and the communication packet generation unit 204 generates a communication packet including the input code every time a new code is input by the input unit 202. Then, every time a communication packet is transmitted by the communication packet generation unit 204, the short-range wireless communication unit 201 transmits the generated communication packet by short-range wireless communication.
[0030]
FIG. 5 shows a format of a communication packet transmitted from terminal apparatus 2 according to Embodiment 2 to terminal specifying apparatus 1.
In the communication packet shown in FIG. 5, a code number (a code matching the verification code) is added. This starts with 1 and increases by 1 each time the user of the terminal device 2 inputs a code to the input unit 202.
In the present embodiment, the terminal identification device 1 may generate a new verification code multiple times, and the user of the terminal device 2 is output from the verification code output unit 107 each time a new verification code is generated. Enter a code that matches the new verification code. For this reason, a code number is added to the communication packet transmitted from the terminal device 2, and the collation code corresponding to the code included in the communication packet is specified.
[0031]
Next, an operation example in the present embodiment will be described. Here, as in the first embodiment, a case is considered in which address book data is transmitted from A's mobile phone A to B's mobile phone B.
As shown in the first embodiment, when Mr. A has set a collation code in the mobile phone A in advance, the communication partner specifying process using the same collation code as the collation code set by Mr. A is simultaneously performed. Although rarely done, it is not without its potential. In Embodiment 2, it is the same that Mr. A verbally conveys the collation code to Mr. B, but the collation code is not set in advance by Mr. A, and the collation code generation unit 106 in the mobile phone A Will be generated.
It is considered that a random number is typically used as the verification code generation method of the verification code generation unit 106.
[0032]
Here, the operation of the terminal identification device 1 according to Embodiment 2 will be described with reference to FIG.
First, the packet analysis unit 103 sets the collation code number n to 1 (S601).
Next, the verification code generation unit 106 generates an nth (first) verification code based on an instruction from the packet analysis unit 103 (S602). Here, it is assumed that the collation code generated at one time is one decimal digit. Next, the verification code output unit 107 outputs the verification code (S603). Here, the collation code output method is typically displayed on the screen of the terminal identification device 1 or read by the terminal identification device 1 by voice synthesis. When displayed on the screen of the terminal identification device 1, the user (Mr. B) of the terminal device 2 may read it and input it using the input unit 202 of the terminal device 2, or the user of the terminal identification device ( Mr. A) may read it out and transmit it to the user (Mr. B) of the terminal device.
[0033]
Here, as in the first embodiment, in the terminal device 2, the short-range wireless communication unit 201 inputs a code that matches the n-th verification code, and the communication packet generation unit 204 generates a communication packet including this code. Then, the short-range wireless communication unit 201 transmits a communication packet to the terminal specifying device 1, but a code number (nth) is added to the communication packet of the present embodiment as shown in FIG. ing.
[0034]
Returning to the description of the processing of the terminal identification device 1.
When n is 1, that is, when reception of a communication packet including a code that matches the first verification code is expected (S604), the packet analysis unit 103 determines that the destination address is the communication ID of the terminal identification device 1 or Packets that are broadcast addresses, are n (= 1) th code transmissions, and contain a code that matches the n (= 1) th collation code are collected, for example, for 5 seconds (S605). The packets collected during this time are registered in the packet collection table (S607). As shown in FIG. 7, the packet collection table is simply a collection of received packets in the format of FIG. 5 that meets the conditions of step S605. Alternatively, instead of registering the collected packet itself as shown in FIG. 7, only the code and source address included in the collected packet may be registered.
If there is no packet collected in S607 (S608), the process ends. However, in normal processing, some packet including that from the terminal device 2 (mobile phone B) to be a communication partner should have been received. The packet analysis unit 103 counts the collected packets, and if the number of received packets is one (S609), it is from the other party that wants to communicate, and as in the first embodiment, the source address of the packet Is the communication ID of the communication partner (terminal device 2) (S611), the packet analysis unit 103 sets the packet as a communication ID extraction target, and the communication ID extraction unit 105 extracts the transmission source address from the extraction target packet. And the communication ID of the communication partner.
[0035]
However, if there are many users around, a plurality of packets are received, and as a result of the determination in S609, a plurality of packets may be collected.
In such a case (NO in S609), the packet analysis unit 103 increments n by 1 (S610), instructs the verification code generation unit 106 to generate a new verification code, and returns to S602.
Thereafter, the processing described above is repeated, but in packet collection, the transmission destination address is a broadcast address, the nth code is transmitted, and the code matches the nth verification code. In addition, only packets whose source address matches one of the source addresses of the packets already in the packet collection table are collected (S606). With the above processing, even if the codes up to the nth match the collation code, if they do not match the collation code at the (n + 1) th, the packet can be eliminated.
[0036]
The above processing is repeated until there is one collected packet, that is, one communication packet that contains a code that matches the latest collation code, and a code that matches the latest collation code is included. When there is one communication packet (YES in S609), the packet analysis unit 103 sets the packet as a communication ID extraction target, and the communication ID extraction unit 105 transmits the packet from the extraction target packet. The address is extracted and used as the communication ID of the communication partner.
For the convenience of the user, one collation code is about one digit number, and if it is performed at most about three times (about 1000), it is expected to be identified as one. Even if it is not possible to distinguish up to 3 digits (3 times), if the number is further increased by 1 digit, the possibility of duplication becomes 1/10. Thus, by continuously generating / notifying, and receiving / comparing the verification codes, it is possible to identify the communication partner without being greatly affected by the accidental duplication of the verification codes.
[0037]
In the above description, the terminal identification device 1 generates from the first verification code. For example, the first verification code is set in advance by the user of the terminal identification device as in the first embodiment. It is also possible to use a value. In this case, the packet analysis unit 103 of the terminal specifying device 1 has three verification codes, and when the communication partner cannot be specified even if these three verification codes are used in sequence, the verification code generation unit is determined from the fourth verification code. 106 is generated.
As a result, the user of the terminal identification device can transmit the first three times of the verification codes used by the user to the user of the terminal device without using the verification code generation unit 106, thereby enabling smooth communication partner identification. Become.
[0038]
As described above, according to the present embodiment, the verification code is generated until the terminal device that is the communication partner can be identified and the code included in the communication packet is verified with the verification code. Even when there are two or more communication packets including the code to be executed, the communication ID of the terminal device that is the communication partner can be reliably identified.
[0039]
Embodiment 3 FIG.
In the first and second embodiments described above, it is the terminal from the terminal specifying device that wants to transmit information after specifying the communication partner. However, there are cases where it is desired to transmit information from the terminal to the terminal specifying device.
For example, a ticketing process for a movie admission ticket.
[0040]
Assume that a pre-sale ticket for a movie has been purchased, and data as proof is registered in the mobile phone as in the prior art. A user who intends to enter a movie theater transmits data to the ticket vending machine from the mobile phone and receives the admission ticket from the ticket vending machine at the ticket vending machine of the movie theater. After identifying the communication partner, a secret communication path is set between the mobile phone and the ticket vending machine using a technology such as IPSec (IP Security), and the proof data after the ticket purchase, which is the content to be kept secret, is passed. If it can be confirmed that the data is correct, the ticket vending machine issues an admission ticket.
Here, the ticket vending machine corresponds to the terminal specifying device 1, and the mobile phone corresponds to the terminal device 2.
[0041]
In this case, the ticket vending machine needs to specify that the mobile phone that is issuing the ticket should be the communication partner. This can be performed in the same manner as in the second embodiment. On the other hand, the mobile phone must transmit data that proves that the ticket has been purchased to the correct ticket machine. That is, another terminal nearby that has acquired the communication ID of the mobile phone by snooping a packet may pretend to be a ticket vending machine and connect to the mobile phone to request transmission of data as proof.
Therefore, it is necessary to connect to the ticket vending machine from the mobile phone side and transmit the data as proof. For this reason, it is necessary to specify the mutual communication ID.
[0042]
If it is only for identification of mutual ID, it is also possible for a user to operate not only a mobile telephone but a ticket vending machine, and to perform the process like Embodiment 2. In addition, it is not always necessary to specify mutual IDs, and the user's mobile phone can be a terminal specifying device, and a ticket machine can be a terminal device. That is, the user operates a ticket vending machine, not a mobile phone. However, for convenience, it is desirable that the user mainly operates the mobile phone.
[0043]
FIG. 8 shows a configuration example of the terminal identification device 1 and the terminal device 2 according to the present embodiment.
In the terminal identification device 1, the short-range wireless communication unit 101, the communication ID storage unit 102, and the communication ID extraction unit 105 are the same as those described in the first embodiment. The packet analysis unit 103, the verification code generation unit 106, and the verification code output unit 107 are the same as those shown in the second embodiment.
In the present embodiment, a communication ID notification packet generation unit 108 and a communication packet reception notification unit 109 are added to the terminal identification device 1, and a communication ID extraction unit 205 is added to the terminal device 2.
The communication ID notification packet generation unit 108 in the terminal identification device 1 identifies the terminal device 2 that is the communication partner, extracts the communication ID of the terminal device 2 by the communication ID extraction unit 105, and then sends the terminal identification device to the terminal device 2. A communication ID notification packet for notifying one communication ID is generated.
When the short-range wireless communication unit 101 receives a communication packet (a packet including a code that matches the verification code) from the terminal device 2, the communication packet reception notification unit 109 notifies that the communication packet has been received. The notification method may be, for example, a simple method of turning on a light in response to reception of a communication packet, or a method of displaying a code included in the received communication packet on a predetermined display screen.
When the short-range wireless communication unit 201 receives the communication ID notification packet transmitted from the terminal identification device 1, the communication ID extraction unit 205 in the terminal device 2 uses the communication ID of the terminal identification device 1 from the received communication ID notification packet. To extract.
[0044]
FIG. 9 shows the operation of the terminal identification device 1 according to the present embodiment.
FIG. 9 shows processing after YES is determined in step S609 in FIG. 7, that is, after the terminal specifying device 1 specifies the terminal device 2.
First, the packet analysis unit 103 increments m indicating the number of communication ID notifications by 1 and increments the collation code number n by 1 (S901). As in the second embodiment, the verification code generation unit 106 generates the nth verification code (S902), the verification code output unit 107 outputs the nth verification code (S903), and the packet analysis unit 103 performs verification. It waits for a communication packet including a code that matches the code to be transmitted from the terminal device 2. Here, since the communication partner has already been specified, the transmission destination address is the own ID or the broadcast address, the nth code transmission is performed, and the code matching the verification code is not included, but already It waits for a packet whose source address matches the communication ID of the specified communication partner (terminal device 2) (S904). If no subsequent communication packet is received (S905), the process ends. If not, the packet analysis unit 103 instructs the communication ID notification packet generation unit 108 to generate a communication ID notification packet, and the communication ID notification packet The generation unit 108 generates a communication ID notification packet. The communication ID notification packet generation unit 108 uses the communication ID of its own device stored in the communication ID storage unit 102 as a transmission source address, and uses the communication ID of the terminal device 2 extracted by the communication ID extraction unit 105 as a transmission destination address. The communication ID notification packet is generated, the short-range wireless communication unit 101 transmits the communication ID notification packet by short-range wireless communication, and the communication packet reception notification unit 109 notifies the reception of the communication packet (S906). Thereafter, while increasing m and n one by one (S908), the process continues until reaching a specific number of times, and ends when the specific number of times is reached. In FIG. 9, the process is terminated when m = 3 in S907. Note that the processing may be terminated when m = 1, that is, when the communication ID notification packet is transmitted once.
[0045]
FIG. 10 shows a format of a communication ID notification packet transmitted from the terminal specifying device 1 to the terminal device 2.
The configuration of the communication ID notification packet is almost the same as the communication packet shown in FIG. 5 and includes a display (for example, 0x0002) indicating the communication ID notification instead of the code transmission display.
The transmission source address is naturally the communication ID of the terminal specifying device, but the transmission destination address is the communication ID of the specified terminal device 2.
[0046]
In the terminal device 2, when the short-range wireless communication unit 201 receives the communication ID notification packet, the communication ID extraction unit 205 performs the transmission source address, that is, the terminal identification device in the same manner as the communication ID extraction unit 105 of the terminal identification device 1. 1 communication ID is extracted. Thereby, the terminal device 2 can also specify the communication ID of the terminal specifying device 1.
[0047]
In addition, when receiving a communication packet from the terminal device 2, the communication packet reception notifying unit 109 of the terminal specifying device 1 notifies that the communication packet has been received. This is because, in a very simple method, the light is only turned on when a communication packet is received, but in the case of a ticket vending machine, the code included in the received communication packet is Display on the screen. Accordingly, the user of the terminal device can recognize that the terminal specifying device is the immediate ticket vending machine, and more reliably ensure that the terminal identifying device can communicate with the correct ticket vending machine, and can give the user a sense of security.
[0048]
Note that, in the above, after the terminal identifying device generates and outputs a new verification code even after extracting the communication ID of the terminal device that is the communication partner, after receiving the communication code including the new verification code from the terminal device The communication ID notification packet is transmitted to the terminal device. When the communication ID of the terminal device that is the communication partner is extracted, a new verification code is generated and output, and the communication packet is received from the terminal device. Instead, the communication ID notification packet may be transmitted (immediately after the extraction of the communication ID of the terminal device).
[0049]
In addition, the terminal identification device according to the present embodiment has a configuration in which the communication ID notification packet generation unit 108 and the communication packet reception notification unit 109 are added to the configuration of the second embodiment. An ID notification packet generation unit 108 and a communication packet reception notification unit 109 may be added. That is, the configuration of the terminal identification device is configured by a short-range wireless communication unit 101, a communication ID storage unit 102, a packet analysis unit 103 (having a verification code 104), a communication ID extraction unit 105, a communication ID notification packet generation unit 108, and a communication packet. When receiving a communication packet including a code that matches the verification code held by the packet analysis unit 103 from the terminal device, the reception notification unit 109 extracts the communication ID of the terminal device from the communication packet, A communication ID notification packet may be transmitted immediately after the communication ID is extracted.
[0050]
As described above, according to the present embodiment, since the communication ID notification packet for notifying the communication ID of the terminal identification device is transmitted from the terminal identification device to the terminal device, the terminal device does not bother the user. Data transmission from the device to the terminal specifying device can be realized.
[0051]
In the above embodiment, a human being inputs a code that matches the verification code, but it may be desirable to automate this. For example, issuing a ticket when parking in a parking lot. The automobile is equipped with an advanced information processing apparatus such as a car navigation system. For example, when the collation code is notified by voice in the second embodiment, the car navigation system is used for voice recognition processing. By understanding the verification code and inputting a code that matches the verification code on behalf of the human, it is possible to specify a communication partner that does not bother humans.
[0052]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, since the communication ID of the communication partner can be specified only by omnidirectional short-range wireless communication, it is not necessary to perform communication other than non-directional short-range wireless communication. Even when there are a large number of communication devices, it is possible to reliably specify the communication ID of the communication device that is the communication partner.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram showing a configuration example of a terminal identification device and a terminal device according to Embodiment 1. FIG.
FIG. 2 is a diagram showing an example of a format of a communication packet according to the first embodiment.
FIG. 3 is a diagram illustrating an operation example of the terminal identification device according to the first embodiment.
FIG. 4 is a diagram showing a configuration example of a terminal identification device and a terminal device according to Embodiment 2.
FIG. 5 is a diagram showing an example of a format of a communication packet according to the second embodiment.
FIG. 6 is a diagram showing an operation example of the terminal identification device according to the second embodiment.
FIG. 7 is a diagram showing an example of a packet collection table according to the second embodiment.
FIG. 8 is a diagram showing a configuration example of a terminal identification device and a terminal device according to the third embodiment.
FIG. 9 is a diagram showing an operation example of the terminal identification device according to the third embodiment.
FIG. 10 is a diagram showing an example of a format of a communication ID notification packet according to the third embodiment.
[Explanation of symbols]
1 terminal identification device, 2 terminal device, 101 short-range wireless communication unit, 102 communication ID storage unit, 103 packet analysis unit, 104 verification code, 105 communication ID extraction unit, 106 verification code generation unit, 107 verification code output unit, 108 Communication ID notification packet generation unit, 109 communication packet reception notification unit, 201 short-range wireless communication unit, 202 input unit, 203 communication ID storage unit, 204 communication packet generation unit, 205 communication ID extraction unit.

Claims

An information processing device capable of transmitting and receiving data by non-directional short-range wireless communication with a plurality of communication devices,
A short-range wireless communication unit that receives a communication packet including at least a communication ID of a transmission source communication device from any one of the communication devices by the non-directional short-range wireless communication;
When a short-range wireless communication unit receives a communication packet, the communication packet is analyzed to determine whether or not the communication packet includes a code that matches the verification code. A packet analysis unit;
A communication ID extraction unit that extracts a communication ID of a transmission source communication device from the communication packet when the packet analysis unit determines that the communication packet includes a code that matches the verification code; An information processing apparatus characterized by that.

An information processing device capable of transmitting and receiving data by non-directional short-range wireless communication with a plurality of communication devices,
A verification code generation unit for generating a verification code for verification;
A short-range wireless communication unit that receives a communication packet including at least a communication ID of a transmission source communication device from any one of the communication devices by the non-directional short-range wireless communication;
A packet analysis unit that analyzes whether or not the communication packet includes a code that matches the latest verification code generated by the verification code generation unit when the short-range wireless communication unit receives a communication packet When,
A communication ID extraction unit that extracts a communication ID of a transmission source communication device from the communication packet when the packet analysis unit determines that the communication packet includes a code that matches a latest verification code; An information processing apparatus comprising:

The packet analysis unit
When the short-range wireless communication unit receives communication packets from two or more communication devices within a predetermined time, each communication packet has a code that matches the latest verification code generated by the verification code generation unit. Analyze whether it is included,
As a result of the analysis, when there is one communication packet including a code that matches the latest verification code, the communication ID of the transmission source communication device is extracted from the communication packet,
As a result of the analysis, when there are two or more communication packets including a code that matches the latest verification code, the verification code generation unit is instructed to generate a new verification code, and thereafter Analysis of communication packets received by the short-range wireless communication unit and instructions for generating a new verification code to the verification code generation unit until one communication packet containing a code that matches the latest verification code is included And when the communication packet containing the code that matches the latest verification code becomes one, the communication packet is selected as a communication ID extraction target,
The communication ID extraction unit
The information processing apparatus according to claim 2, wherein a communication ID of a transmission source communication apparatus is extracted from a communication packet whose communication ID is extracted by the packet analysis unit.

The information processing apparatus further includes:
The information according to claim 2, further comprising: a collation code output unit that outputs a latest collation code to notify a user of a specific communication device of the latest collation code generated by the collation code generation unit. Processing equipment.

The information processing apparatus further includes:
A communication ID notification that uses the communication ID extracted by the communication ID extraction unit as a transmission destination address and notifies the communication device that is the transmission source of the communication packet from which the communication ID has been extracted by the communication ID extraction unit. A communication ID notification packet generator for generating a packet;
The short-range wireless communication unit is
The information according to claim 1 or 2, wherein the communication ID notification packet generated by the communication ID notification packet generation unit is transmitted to the communication device by the omnidirectional short-range wireless communication. Processing equipment.

A communication device capable of transmitting and receiving data by non-directional short-range wireless communication with a predetermined information processing device,
An input unit for inputting a code that matches the collation code when collated with a predetermined collation code in the information processing apparatus;
A communication packet generation unit that generates a communication packet including the code input by the input unit and the communication ID of the own device;
And a short-range wireless communication unit that transmits the communication packet generated by the communication packet generation unit to the information processing apparatus by the non-directional short-range wireless communication.

The input unit is
The code included in the communication packet to the information processing apparatus may be input a plurality of times,
The communication packet generator is
Every time a code is input by the input unit, a communication packet including the code input by the input unit and the communication ID of the own device is generated.
The short-range wireless communication unit is
7. The communication packet generated by the communication packet generation unit is transmitted to the information processing apparatus by the non-directional short-range wireless communication each time a communication packet is generated by the communication packet generation unit. The communication device described.

The short-range wireless communication unit is
As a response to the communication packet, a communication ID notification packet that includes the communication ID of the information processing apparatus and notifies the communication ID of the information processing apparatus is received from the information processing apparatus by the omnidirectional short-range wireless communication,
The communication device further includes:
The communication apparatus according to claim 6, further comprising a communication ID extraction unit that extracts a communication ID of the information processing apparatus from the communication ID notification packet received by the short-range wireless communication unit.

The communication packet generator is
The communication apparatus according to claim 6, wherein a communication packet having a transmission destination address that is either a communication ID of the information processing apparatus or a broadcast address that does not specify a transmission destination is generated.

A communication system having an information processing device capable of transmitting and receiving data by omnidirectional short-range wireless communication and a communication device capable of transmitting and receiving data by non-directional short-range wireless communication with the information processing device. And
The communication device
Generating a communication packet including a code that matches the verification code and the communication ID of the own device when the information processing device is matched with a predetermined verification code;
The generated communication packet is transmitted to the information processing apparatus by the omnidirectional short-range wireless communication,
The information processing apparatus includes:
Has a verification code for communication packet verification,
A communication packet transmitted from the communication device is received by the omnidirectional short-range wireless communication,
The received communication packet is analyzed to determine whether or not a code that matches the verification code is included. As a result of the analysis, if the communication packet includes a code that matches the verification code, the communication packet A communication ID of the communication device is extracted from the communication system.

The information processing apparatus includes:
When a communication packet transmitted from another transmission source is received in addition to the communication packet transmitted from the communication device within a predetermined time, a code that matches the verification code is included in each received communication packet. Analyze whether or not
If, as a result of the analysis, there is one communication packet containing a code that matches the verification code, and the communication packet from the communication device can be identified, the communication ID of the communication device is extracted from the communication packet And
As a result of the analysis, when there are two or more communication packets that contain a code that matches the verification code and a communication packet from the communication device cannot be identified, a new verification code is generated, and the latest Until the communication packet containing the code that matches the verification code becomes one and the communication packet from the communication device can be identified, the analysis of the communication packet and the generation of a new verification code are repeated,
The communication device
Each time a new verification code is generated by the information processing device,
A communication packet including a code that matches the newly generated verification code and the communication ID of the own device is generated, and the generated communication packet is transmitted to the information processing device by the non-directional short-range wireless communication And
The information processing apparatus includes:
When a communication packet containing a code that matches the latest verification code becomes one and the communication packet from the communication device can be identified, the communication ID of the communication device is extracted from the communication packet. The communication system according to claim 10.