JP2005012317A - 通信システム - Google Patents
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Abstract
【課題】ネットワークにおいて、制御プレーンのアドレス体系とデータプレーンのノードID体系とを分離可能にする。
【解決手段】開示される通信システムは、通信装置相互間でデータを通信するデータプレーンと、通信装置対応の通信制御装置が相互に制御情報を通信する制御プレーンとに分かれたネットワークの各通信制御装置が、隣接通信制御装置との間で、自装置が持つ制御プレーンアドレス情報と、自装置が制御する通信装置のノードIDの情報とを交換するルーティングプロトコル1と、隣接通信制御装置との間で、自装置が制御する通信装置と他通信装置との間で制御情報をやりとりするシグナリングプロトコル2と、対応する通信装置と通信制御装置ごとに、ノードIDと制御プレーンアドレスとの対応を格納するアドレス対応管理表3と、制御プレーンの経路情報を格納する制御プレーン経路表4とを備えている。
【選択図】 図1
【解決手段】開示される通信システムは、通信装置相互間でデータを通信するデータプレーンと、通信装置対応の通信制御装置が相互に制御情報を通信する制御プレーンとに分かれたネットワークの各通信制御装置が、隣接通信制御装置との間で、自装置が持つ制御プレーンアドレス情報と、自装置が制御する通信装置のノードIDの情報とを交換するルーティングプロトコル1と、隣接通信制御装置との間で、自装置が制御する通信装置と他通信装置との間で制御情報をやりとりするシグナリングプロトコル2と、対応する通信装置と通信制御装置ごとに、ノードIDと制御プレーンアドレスとの対応を格納するアドレス対応管理表3と、制御プレーンの経路情報を格納する制御プレーン経路表4とを備えている。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、制御プレーンの制御アドレス体系と、データプレーンのノードID体系とを分離した通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、GMPLS(Generalized Multi−Protocol Label Switching)によって、ネットワーク上の信号のルーティングを制御される光ネットワークでは、図4に示すように、データを通信するデータプレーンと、制御情報を通信する制御プレーンとに分かれている。
図4においては、制御プレーンにおける、例えば通信制御装置21は、データプレーンにおける通信装置11を制御している。同様に、制御プレーンにおける各通信制御装置22〜27は、データプレーンにおける、互いに破線で結ばれている、対応する通信装置12〜17を制御している。なお、通信装置11,12,16には、それぞれ、他のネットワーク101,102,103が接続されている。
【0003】
このように、データプレーンと制御プレーンとに分けたのは、データプレーンの光信号を一旦、電気信号に変換して、制御プレーンにおいてルーティングを行ってから、再度、光信号に変換してデータプレーンに送り直す手間を省くためである。
なお、GMPLSについては、非特許文献1に詳細に記載されている。
【0004】
制御プレーンでは、通常、インターネットで広く用いれている、標準通信規約に基づくIPv4プロトコル等で通信を行われるため、各通信制御装置は、制御プレーン上のインタフェースの数だけアドレスを持っている。
例えば図4では、通信制御装置23は、通信制御装置21,24,27に対応して、3つのインタフェースを持つため、異なる3つのIP(Internet Protocol )アドレスを持ち、相互に制御パケットを通信する。
【0005】
制御プレーンでは、パスを設定するためのプロトコルであるGMPLS拡張RSVP−TE(以下、RSVP−TEと略す)や、GMPLSの経路制御に使用するための経路選択プロトコルであるGMPLS拡張OSPF−TE(以下、OSPF−TEと略す)等の制御プロトコルが、IPを使用して制御パケットをやりとりする。
なお、RSVP−TEおよびOSPF−TEの仕様は、それぞれ非特許文献2,非特許文献3に詳細に記載されている。
【0006】
一方、データプレーンでは、通信装置は通常、32ビットのノードIDで管理されている。ノードIDは、各通信装置に対して、それぞれ一つ割り当てられている。
RSVP−TEで、データが通信するパス(以下、LSP(Label Switched Path )という)を設定する場合、あて先までに経由するノードを指定するための、RSVP−TEのオブジェクトの一つであるExplicit RouteObject(以下、EROと略す)で、パスが通る経路を指定する。
パスは、データプレーン上に設定されるため、EROもデータプレーン上のノードIDで指定される経路が格納されている。
【0007】
【非特許文献1】
「Generalized Multi−Protocol Label Switching (GMPLS) Architecture 」 draft−ietf−ccamp−gmpls−archteture−04.txt February 2003
【非特許文献2】
「Generalized Multi−Protocol Label Switching (GMPLS) Signaling Resource Reservation Protocol−Traffic Engineering (RSVP−TE) Extensions 」 RFC3473 January 2003
【非特許文献3】
「OSPF Extensions in Support of Generalized MPLS」 draft−ietf−ccamp−ospf−gmpls−extensions−09.txt December 2002
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
GMPLSで制御されるネットワークにおいては、現状では、データプレーンのノードIDを、制御プレーンのインタフェースアドレスのうちの一つと同じにして、データプレーンのノードIDと、制御プレーンのアドレス間の対応付けを省くことによって、データプレーンでのルーティング時、ノードIDに対応する制御プレーンアドレスを特定するための問い合わせに関する処理を不要にして、管理性とパフォーマンスを向上させている。
しかしながら、従来のノードIDに、制御プレーンのアドレスの一つを使用するとすると、ノードIDと制御プレーンアドレスとに、それぞれ別のアドレス体系を使用することはできない。
【0009】
これは、IPv4プロトコルでは、ノードIDは32ビットで規定されているためであって、例えば制御プレーンに、次世代のインターネットで用いられようとしている標準通信規約に基づくIPv6プロトコルを使用すると、IPv6ネットワークではノードのアドレスは128ビットになるため、現在の仕様では、これをノードIDにすることができない。
また、ノードIDとして選んだ制御プレーンのアドレスが、到達不能になった場合、それ以外のアドレスは到達可能であっても、制御パケットの通信ができなくなる。
【0010】
このような、制御プレーンのアドレスが到達不能になる場合の例としては、例えば、インタフェースそのものが故障したり、あるいはメディアとして使用している無線回線や光ファイバが断線したような場合、あるいはトラフックが集中して輻輳状態になった場合、OS(Operating System)が不具合になった場合等であって、インタフェースが使用不可能になる状態のときが考えられる。
【0011】
この発明は上述の事情に鑑みてなされたものであって、制御プレーンのアドレス体系とデータプレーンのノードID体系とを分離することを可能にして、運用の自由度を増すとともに、制御プレーンアドレスの故障に対しても代替アドレスを選択できるようにすることによって、制御用通信の信頼度を向上することが可能な通信システムを提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は通信システムに係り、複数の通信装置が相互にデータを通信するデータプレーンに対応して、それぞれの通信装置に対応する通信制御装置が相互に制御情報を通信する制御プレーンとに分かれているネットワークにおいて、上記各通信制御装置が、隣接する通信制御装置との間で、自通信制御装置が持つ制御プレーンでのアドレス情報が格納されている制御プレーンアドレス情報と、自通信制御装置が制御する通信装置のノードIDが格納されているノード情報とを交換するルーティングプロトコルと、隣接する通信制御装置との間で、自通信制御装置が制御する通信装置と他通信装置との間におけるパスの設定や削除のための制御情報をやりとりするシグナリングプロトコルと、対応する通信装置と通信制御装置ごとに、上記ノードIDと制御プレーンアドレスとの対応情報を格納するアドレス対応管理表と、上記制御プレーンの経路情報を格納する制御プレーン経路表とを備えていることを特徴としている。
【0013】
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載の通信システムに係り、上記ルーティングプロトコルが、交換して取得した他通信制御装置のアドレスとノードIDとを上記アドレス対応管理表に登録するとともに、他通信制御装置の特定アドレスによる制御パケットの通信が不可能であったとき、これを他通信制御装置に広告して、上記アドレス対応管理表と制御プレーン経路表との情報を更新することを特徴としている。
【0014】
また、請求項3記載の発明は、請求項2記載の通信システムに係り、上記ルーティングプロトコルが、他通信制御装置からいずれかの通信制御装置の特定アドレスによる制御パケットの通信が不可能であったことの通知を受けたとき、自通信制御装置の上記アドレス対応管理表と制御プレーン経路表との情報を更新することを特徴としている。
【0015】
また、請求項4記載の発明は、請求項2または3記載の通信システムに係り、上記アドレス対応管理表と制御プレーン経路表とを更新する際に、必要な場合、新たな経路を設定するための代替アドレスを選択可能であることを特徴としている。
【0016】
また、請求項5記載の発明は、請求項1乃至4のいずれか一記載の通信システムに係り、上記シグナリングプロトコルが、データが通る経路の順にデータを送るパスを設定する際に、上記アドレス対応管理表から次にデータを送るべき通信装置を制御する通信制御装置のアドレスに対して最短で到達可能なアドレスに向けてシグナリングパケットを送信することを特徴としている。
【0017】
また、請求項6記載の発明は、請求項1乃至5のいずれか一記載の通信システムに係り、上記ネットワークが、GMPLSで制御されるネットワークであることを特徴としている。
【0018】
また、請求項7記載の発明は、請求項1乃至6のいずれか一記載の通信システムに係り、上記制御プレーンにおけるアドレス体系としてIPv6アドレス体系を使用し、上記データプレーンにおけるノードID体系としてIPv4アドレス体系を使用することを特徴としている。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、この発明の実施の形態について説明する。説明は、実施例を用いて具体的に行う。
図1は、本発明の一実施例である通信制御装置の構成を示すブロック図、図2は、本実施例における制御プレーンとデータプレーンの構成例を示す図、図3は、本実施例におけるアドレス対応管理表を示す図である。
【0020】
この例の通信制御装置は、図1に示すように、ルーティングプロトコル1と、シグナリングプロトコル2と、アドレス対応管理表3と、制御プレーン経路表4とから概略構成されている。
【0021】
ルーティングプロトコル1は、制御プレーンのアドレス情報とデータプレーンのノード情報を交換する機能を有している。シグナリングプロトコル2は、LSPの設定や削除のための制御情報のやりとりを行う。アドレス対応管理表3は、ノードIDと制御プレーンアドレスとの対応関係の情報を格納する。制御プレーン経路表4は、制御プレーンの経路情報を格納する。
【0022】
以下、この例の通信制御装置の動作を説明する。
ルーティングプロトコル1は、隣接する他通信制御装置と、制御プレーンアドレス情報とノード情報とからなるルーティング情報を交換する。
制御プレーンアドレス情報には、自通信制御装置が持つ制御プレーンでのアドレス情報が格納されている。ノード情報には、通信制御装置が制御する通信装置のノードIDが格納されている。
【0023】
ルーティングプロトコル1は、交換して取得した他通信制御装置が制御する通信装置の制御プレーンアドレスとノードIDとを、アドレス対応管理表3に登録する。
【0024】
図2は、この例における制御プレーンとデータプレーンの関係を示したものであってデータプレーンにおける、通信装置111,112,113,114が、それぞれノードID N1,ノードID N2,ノードID N3,ノードIDN4を持ち、これに対応して、制御プレーンにおける通信制御装置121,122,123,124が、それぞれ制御プレーンアドレスC11,C12、制御プレーンアドレスC21,C22、制御プレーンアドレスC31,C32、制御プレーンアドレスC41,C42を持つことが示されている。
【0025】
また、通信装置111と通信装置112との間にはLinkID L1を持つリンク31があり、通信装置111と通信装置113との間にはLinkID L2を持つリンク32があり、通信装置112と通信装置113との間にはLinkID L3を持つリンク33があり、通信装置112と通信装置114との間にはLinkID L4を持つリンク34があり、通信装置114と通信装置113との間にはLinkID L5を持つリンク35がある。
【0026】
図3に示すアドレス対応管理表においては、図2に示すデータプレーンと制御プレーンとの関係に応じて、データプレーンにおける各通信装置のノードIDと、制御プレーンにおける対応する各通信制御装置の制御プレーンアドレスとの対応関係が示されている。
【0027】
次に、シグナリングプロトコル2においてLSPを設定する場合の動作を説明する。
いま、ある通信装置と他通信装置との間で、データを通信するために、通信制御装置がシグナリングプロトコルによって、通信装置間に、データを通信するパス(LSP)を設定するものとする。
最初、シグナリングプロトコルでは、データが通る経路の順番にシグナリングパケットを送って行く。
【0028】
この場合における、データを送る通信経路は、人手によって定めてもよく、またはルーティングプロトコルがポリシーに応じて予め設定した通信経路であってもよい。また、この際におけるデータが通る経路は、途中通過する通信装置にデータを配信する場合であってもよく、または単に通信装置を通過するだけであってもよい。
【0029】
例えば、通信装置111−リンク32−通信装置113−リンク33−通信装置112−リンク34−通信装置114という経路でLSPを張るとすると、各通信制御装置のシグナリングプロトコルでは、各通信装置のノードIDと、通信装置間のリンクのリンクIDとに応じて、〔N3/L2−N2/L3−N4/L4〕という経路情報にそって、LSP設定のためのシグナリングを行う。
【0030】
まず、最初の通信装置111に対応する通信制御装置121上のシグナリングプロトコルは、通信装置111からLSPを設定すべきノードが通信装置113であり、そのノードIDがN3であることがわかると、アドレス対応管理表3から、通信装置113を制御する通信制御装置123の制御プレーンアドレスを調べる。
この場合、通信制御装置123の制御プレーンアドレスとしてC31,C32が得られたとすると、データプレーンの構造と制御プレーンの構造とは、必ずしも同一ではないので、通信制御装置111のシグナリングプロトコルでは、直ちに制御プレーンアドレスC31,C32にシグナリングパケットを送ることはできない。
【0031】
そこで、通信制御装置111のシグナリングプロトコルは、制御プレーン経路表4(IPネットワークであれば、IPルーティングテーブルがそれに相当する)を参照して、制御プレーンアドレスC31,C32に最短で到達可能なアドレスを調べて、その制御プレーンアドレスに向けてシグナリングパケットを送信する。
この場合は、通信制御装置121と通信制御装置123を直接結ぶ経路が最短なので、通信制御装置111のシグナリングプロトコルは、通信制御装置123の制御プレーンアドレスC31,C32に向けてシグナリングパケットを送り、これによって、通信装置111と通信装置113間に、LSPが設定される。
【0032】
次に、通信制御装置123のシグナリングプロトコルは、LSPを設定すべきノードが通信装置112であり、そのノードIDがN2であることがわかると、アドレス対応管理表を調べて、通信装置112を制御する通信制御装置122の制御プレーンアドレスとしてC21,C22を得るが、制御プレーンアドレスC21,C22に対して、直接シグナリングパケットを送ることはできないので、制御プレーン経路表を参照して、通信制御装置121または通信制御装置124を経由する経路で通信制御装置122にシグナリングパケットを送り、これによって、通信装置113と通信装置112間に、LSPが設定される。
【0033】
制御プレーンのインタフェースが故障する等の原因で、ある制御プレーンアドレスでの制御パケットの通信が不可能になった場合には、ルーティングプロトコルは、そのことを他の通信制御装置に広告し、自装置のアドレス対応管理表の情報を更新する。
他通信制御装置から広告された制御プレーンアドレスの更新情報を受信したルーティングプロトコルは、自装置のアドレス対応管理表を更新し、必要な場合、変更された経路に対応する代替の制御プレーンアドレスを登録する。
【0034】
例えば、通信制御装置121のアドレスC12がついたインタフェースが故障した場合には、通信制御装置121のルーティングプロトコルは、アドレスC12が使用不可能になったことを、他の通信制御装置に通知する。
これによって、他の通信制御装置は、制御プレーンの経路表とアドレス対応管理表を更新する。
【0035】
このように、この例の通信システムによれば、制御プレーンの制御アドレス体系とデータプレーンのノードID体系とを分離することが可能になる。従って、例えば、制御プレーンはIPv6アドレス体系を使用し、ノードIDはIPv4アドレス体系を使用することができる。
これは、拡大を続けるインターネット通信において、次世代への移行に伴って、制御プレーンでは、これに合わせてIPv6アドレス体系を使用することによって、IPバージョンが上がって、相互運用性が高いと評価されることになるが、ノードIDが一つであるデータプレーンでは、現状のIPv4アドレス体系でも、約42億のノードを収容することができるので、十分であると考えられるからである。
【0036】
以上、この発明の実施例を図面により詳述してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られたものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれる。例えば、この発明が適用されるネットワークは、データプレーンと制御プレーンが分かれているものであればよく、例えば、GMMPLSによってネットワーク上の信号をルーティングする光ネットワーク等が好適である。
【0037】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の通信システムによれば、制御プレーンの制御アドレス体系とデータプレーンのノードID体系とを分離することが可能になり、従って例えば、制御プレーンはIPv6アドレス体系を使用し、ノードIDはIPv4アドレス体系を使用することができるようになる。
これによって、通信システムの運用の自由度が向上し、制御プレーンアドレスの故障に対しても、代替アドレスを選択できるようになり、制御用通信の信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である通信制御装置の構成を示すブロック図である。
【図2】同実施例における制御プレーンとデータプレーンの構成を示す図である。
【図3】同実施例におけるアドレス対応管理表を示す図である。
【図4】データプレーンと制御プレーンとが分かれているネットワークの構成例を示す図である。
【符号の説明】
1 ルーティングプロトコル
2 シグナリングプロトコル
3 アドレス対応管理表
4 制御プレーン経路表
【発明の属する技術分野】
この発明は、制御プレーンの制御アドレス体系と、データプレーンのノードID体系とを分離した通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、GMPLS(Generalized Multi−Protocol Label Switching)によって、ネットワーク上の信号のルーティングを制御される光ネットワークでは、図4に示すように、データを通信するデータプレーンと、制御情報を通信する制御プレーンとに分かれている。
図4においては、制御プレーンにおける、例えば通信制御装置21は、データプレーンにおける通信装置11を制御している。同様に、制御プレーンにおける各通信制御装置22〜27は、データプレーンにおける、互いに破線で結ばれている、対応する通信装置12〜17を制御している。なお、通信装置11,12,16には、それぞれ、他のネットワーク101,102,103が接続されている。
【0003】
このように、データプレーンと制御プレーンとに分けたのは、データプレーンの光信号を一旦、電気信号に変換して、制御プレーンにおいてルーティングを行ってから、再度、光信号に変換してデータプレーンに送り直す手間を省くためである。
なお、GMPLSについては、非特許文献1に詳細に記載されている。
【0004】
制御プレーンでは、通常、インターネットで広く用いれている、標準通信規約に基づくIPv4プロトコル等で通信を行われるため、各通信制御装置は、制御プレーン上のインタフェースの数だけアドレスを持っている。
例えば図4では、通信制御装置23は、通信制御装置21,24,27に対応して、3つのインタフェースを持つため、異なる3つのIP(Internet Protocol )アドレスを持ち、相互に制御パケットを通信する。
【0005】
制御プレーンでは、パスを設定するためのプロトコルであるGMPLS拡張RSVP−TE(以下、RSVP−TEと略す)や、GMPLSの経路制御に使用するための経路選択プロトコルであるGMPLS拡張OSPF−TE(以下、OSPF−TEと略す)等の制御プロトコルが、IPを使用して制御パケットをやりとりする。
なお、RSVP−TEおよびOSPF−TEの仕様は、それぞれ非特許文献2,非特許文献3に詳細に記載されている。
【0006】
一方、データプレーンでは、通信装置は通常、32ビットのノードIDで管理されている。ノードIDは、各通信装置に対して、それぞれ一つ割り当てられている。
RSVP−TEで、データが通信するパス(以下、LSP(Label Switched Path )という)を設定する場合、あて先までに経由するノードを指定するための、RSVP−TEのオブジェクトの一つであるExplicit RouteObject(以下、EROと略す)で、パスが通る経路を指定する。
パスは、データプレーン上に設定されるため、EROもデータプレーン上のノードIDで指定される経路が格納されている。
【0007】
【非特許文献1】
「Generalized Multi−Protocol Label Switching (GMPLS) Architecture 」 draft−ietf−ccamp−gmpls−archteture−04.txt February 2003
【非特許文献2】
「Generalized Multi−Protocol Label Switching (GMPLS) Signaling Resource Reservation Protocol−Traffic Engineering (RSVP−TE) Extensions 」 RFC3473 January 2003
【非特許文献3】
「OSPF Extensions in Support of Generalized MPLS」 draft−ietf−ccamp−ospf−gmpls−extensions−09.txt December 2002
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
GMPLSで制御されるネットワークにおいては、現状では、データプレーンのノードIDを、制御プレーンのインタフェースアドレスのうちの一つと同じにして、データプレーンのノードIDと、制御プレーンのアドレス間の対応付けを省くことによって、データプレーンでのルーティング時、ノードIDに対応する制御プレーンアドレスを特定するための問い合わせに関する処理を不要にして、管理性とパフォーマンスを向上させている。
しかしながら、従来のノードIDに、制御プレーンのアドレスの一つを使用するとすると、ノードIDと制御プレーンアドレスとに、それぞれ別のアドレス体系を使用することはできない。
【0009】
これは、IPv4プロトコルでは、ノードIDは32ビットで規定されているためであって、例えば制御プレーンに、次世代のインターネットで用いられようとしている標準通信規約に基づくIPv6プロトコルを使用すると、IPv6ネットワークではノードのアドレスは128ビットになるため、現在の仕様では、これをノードIDにすることができない。
また、ノードIDとして選んだ制御プレーンのアドレスが、到達不能になった場合、それ以外のアドレスは到達可能であっても、制御パケットの通信ができなくなる。
【0010】
このような、制御プレーンのアドレスが到達不能になる場合の例としては、例えば、インタフェースそのものが故障したり、あるいはメディアとして使用している無線回線や光ファイバが断線したような場合、あるいはトラフックが集中して輻輳状態になった場合、OS(Operating System)が不具合になった場合等であって、インタフェースが使用不可能になる状態のときが考えられる。
【0011】
この発明は上述の事情に鑑みてなされたものであって、制御プレーンのアドレス体系とデータプレーンのノードID体系とを分離することを可能にして、運用の自由度を増すとともに、制御プレーンアドレスの故障に対しても代替アドレスを選択できるようにすることによって、制御用通信の信頼度を向上することが可能な通信システムを提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は通信システムに係り、複数の通信装置が相互にデータを通信するデータプレーンに対応して、それぞれの通信装置に対応する通信制御装置が相互に制御情報を通信する制御プレーンとに分かれているネットワークにおいて、上記各通信制御装置が、隣接する通信制御装置との間で、自通信制御装置が持つ制御プレーンでのアドレス情報が格納されている制御プレーンアドレス情報と、自通信制御装置が制御する通信装置のノードIDが格納されているノード情報とを交換するルーティングプロトコルと、隣接する通信制御装置との間で、自通信制御装置が制御する通信装置と他通信装置との間におけるパスの設定や削除のための制御情報をやりとりするシグナリングプロトコルと、対応する通信装置と通信制御装置ごとに、上記ノードIDと制御プレーンアドレスとの対応情報を格納するアドレス対応管理表と、上記制御プレーンの経路情報を格納する制御プレーン経路表とを備えていることを特徴としている。
【0013】
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載の通信システムに係り、上記ルーティングプロトコルが、交換して取得した他通信制御装置のアドレスとノードIDとを上記アドレス対応管理表に登録するとともに、他通信制御装置の特定アドレスによる制御パケットの通信が不可能であったとき、これを他通信制御装置に広告して、上記アドレス対応管理表と制御プレーン経路表との情報を更新することを特徴としている。
【0014】
また、請求項3記載の発明は、請求項2記載の通信システムに係り、上記ルーティングプロトコルが、他通信制御装置からいずれかの通信制御装置の特定アドレスによる制御パケットの通信が不可能であったことの通知を受けたとき、自通信制御装置の上記アドレス対応管理表と制御プレーン経路表との情報を更新することを特徴としている。
【0015】
また、請求項4記載の発明は、請求項2または3記載の通信システムに係り、上記アドレス対応管理表と制御プレーン経路表とを更新する際に、必要な場合、新たな経路を設定するための代替アドレスを選択可能であることを特徴としている。
【0016】
また、請求項5記載の発明は、請求項1乃至4のいずれか一記載の通信システムに係り、上記シグナリングプロトコルが、データが通る経路の順にデータを送るパスを設定する際に、上記アドレス対応管理表から次にデータを送るべき通信装置を制御する通信制御装置のアドレスに対して最短で到達可能なアドレスに向けてシグナリングパケットを送信することを特徴としている。
【0017】
また、請求項6記載の発明は、請求項1乃至5のいずれか一記載の通信システムに係り、上記ネットワークが、GMPLSで制御されるネットワークであることを特徴としている。
【0018】
また、請求項7記載の発明は、請求項1乃至6のいずれか一記載の通信システムに係り、上記制御プレーンにおけるアドレス体系としてIPv6アドレス体系を使用し、上記データプレーンにおけるノードID体系としてIPv4アドレス体系を使用することを特徴としている。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、この発明の実施の形態について説明する。説明は、実施例を用いて具体的に行う。
図1は、本発明の一実施例である通信制御装置の構成を示すブロック図、図2は、本実施例における制御プレーンとデータプレーンの構成例を示す図、図3は、本実施例におけるアドレス対応管理表を示す図である。
【0020】
この例の通信制御装置は、図1に示すように、ルーティングプロトコル1と、シグナリングプロトコル2と、アドレス対応管理表3と、制御プレーン経路表4とから概略構成されている。
【0021】
ルーティングプロトコル1は、制御プレーンのアドレス情報とデータプレーンのノード情報を交換する機能を有している。シグナリングプロトコル2は、LSPの設定や削除のための制御情報のやりとりを行う。アドレス対応管理表3は、ノードIDと制御プレーンアドレスとの対応関係の情報を格納する。制御プレーン経路表4は、制御プレーンの経路情報を格納する。
【0022】
以下、この例の通信制御装置の動作を説明する。
ルーティングプロトコル1は、隣接する他通信制御装置と、制御プレーンアドレス情報とノード情報とからなるルーティング情報を交換する。
制御プレーンアドレス情報には、自通信制御装置が持つ制御プレーンでのアドレス情報が格納されている。ノード情報には、通信制御装置が制御する通信装置のノードIDが格納されている。
【0023】
ルーティングプロトコル1は、交換して取得した他通信制御装置が制御する通信装置の制御プレーンアドレスとノードIDとを、アドレス対応管理表3に登録する。
【0024】
図2は、この例における制御プレーンとデータプレーンの関係を示したものであってデータプレーンにおける、通信装置111,112,113,114が、それぞれノードID N1,ノードID N2,ノードID N3,ノードIDN4を持ち、これに対応して、制御プレーンにおける通信制御装置121,122,123,124が、それぞれ制御プレーンアドレスC11,C12、制御プレーンアドレスC21,C22、制御プレーンアドレスC31,C32、制御プレーンアドレスC41,C42を持つことが示されている。
【0025】
また、通信装置111と通信装置112との間にはLinkID L1を持つリンク31があり、通信装置111と通信装置113との間にはLinkID L2を持つリンク32があり、通信装置112と通信装置113との間にはLinkID L3を持つリンク33があり、通信装置112と通信装置114との間にはLinkID L4を持つリンク34があり、通信装置114と通信装置113との間にはLinkID L5を持つリンク35がある。
【0026】
図3に示すアドレス対応管理表においては、図2に示すデータプレーンと制御プレーンとの関係に応じて、データプレーンにおける各通信装置のノードIDと、制御プレーンにおける対応する各通信制御装置の制御プレーンアドレスとの対応関係が示されている。
【0027】
次に、シグナリングプロトコル2においてLSPを設定する場合の動作を説明する。
いま、ある通信装置と他通信装置との間で、データを通信するために、通信制御装置がシグナリングプロトコルによって、通信装置間に、データを通信するパス(LSP)を設定するものとする。
最初、シグナリングプロトコルでは、データが通る経路の順番にシグナリングパケットを送って行く。
【0028】
この場合における、データを送る通信経路は、人手によって定めてもよく、またはルーティングプロトコルがポリシーに応じて予め設定した通信経路であってもよい。また、この際におけるデータが通る経路は、途中通過する通信装置にデータを配信する場合であってもよく、または単に通信装置を通過するだけであってもよい。
【0029】
例えば、通信装置111−リンク32−通信装置113−リンク33−通信装置112−リンク34−通信装置114という経路でLSPを張るとすると、各通信制御装置のシグナリングプロトコルでは、各通信装置のノードIDと、通信装置間のリンクのリンクIDとに応じて、〔N3/L2−N2/L3−N4/L4〕という経路情報にそって、LSP設定のためのシグナリングを行う。
【0030】
まず、最初の通信装置111に対応する通信制御装置121上のシグナリングプロトコルは、通信装置111からLSPを設定すべきノードが通信装置113であり、そのノードIDがN3であることがわかると、アドレス対応管理表3から、通信装置113を制御する通信制御装置123の制御プレーンアドレスを調べる。
この場合、通信制御装置123の制御プレーンアドレスとしてC31,C32が得られたとすると、データプレーンの構造と制御プレーンの構造とは、必ずしも同一ではないので、通信制御装置111のシグナリングプロトコルでは、直ちに制御プレーンアドレスC31,C32にシグナリングパケットを送ることはできない。
【0031】
そこで、通信制御装置111のシグナリングプロトコルは、制御プレーン経路表4(IPネットワークであれば、IPルーティングテーブルがそれに相当する)を参照して、制御プレーンアドレスC31,C32に最短で到達可能なアドレスを調べて、その制御プレーンアドレスに向けてシグナリングパケットを送信する。
この場合は、通信制御装置121と通信制御装置123を直接結ぶ経路が最短なので、通信制御装置111のシグナリングプロトコルは、通信制御装置123の制御プレーンアドレスC31,C32に向けてシグナリングパケットを送り、これによって、通信装置111と通信装置113間に、LSPが設定される。
【0032】
次に、通信制御装置123のシグナリングプロトコルは、LSPを設定すべきノードが通信装置112であり、そのノードIDがN2であることがわかると、アドレス対応管理表を調べて、通信装置112を制御する通信制御装置122の制御プレーンアドレスとしてC21,C22を得るが、制御プレーンアドレスC21,C22に対して、直接シグナリングパケットを送ることはできないので、制御プレーン経路表を参照して、通信制御装置121または通信制御装置124を経由する経路で通信制御装置122にシグナリングパケットを送り、これによって、通信装置113と通信装置112間に、LSPが設定される。
【0033】
制御プレーンのインタフェースが故障する等の原因で、ある制御プレーンアドレスでの制御パケットの通信が不可能になった場合には、ルーティングプロトコルは、そのことを他の通信制御装置に広告し、自装置のアドレス対応管理表の情報を更新する。
他通信制御装置から広告された制御プレーンアドレスの更新情報を受信したルーティングプロトコルは、自装置のアドレス対応管理表を更新し、必要な場合、変更された経路に対応する代替の制御プレーンアドレスを登録する。
【0034】
例えば、通信制御装置121のアドレスC12がついたインタフェースが故障した場合には、通信制御装置121のルーティングプロトコルは、アドレスC12が使用不可能になったことを、他の通信制御装置に通知する。
これによって、他の通信制御装置は、制御プレーンの経路表とアドレス対応管理表を更新する。
【0035】
このように、この例の通信システムによれば、制御プレーンの制御アドレス体系とデータプレーンのノードID体系とを分離することが可能になる。従って、例えば、制御プレーンはIPv6アドレス体系を使用し、ノードIDはIPv4アドレス体系を使用することができる。
これは、拡大を続けるインターネット通信において、次世代への移行に伴って、制御プレーンでは、これに合わせてIPv6アドレス体系を使用することによって、IPバージョンが上がって、相互運用性が高いと評価されることになるが、ノードIDが一つであるデータプレーンでは、現状のIPv4アドレス体系でも、約42億のノードを収容することができるので、十分であると考えられるからである。
【0036】
以上、この発明の実施例を図面により詳述してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られたものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれる。例えば、この発明が適用されるネットワークは、データプレーンと制御プレーンが分かれているものであればよく、例えば、GMMPLSによってネットワーク上の信号をルーティングする光ネットワーク等が好適である。
【0037】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の通信システムによれば、制御プレーンの制御アドレス体系とデータプレーンのノードID体系とを分離することが可能になり、従って例えば、制御プレーンはIPv6アドレス体系を使用し、ノードIDはIPv4アドレス体系を使用することができるようになる。
これによって、通信システムの運用の自由度が向上し、制御プレーンアドレスの故障に対しても、代替アドレスを選択できるようになり、制御用通信の信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である通信制御装置の構成を示すブロック図である。
【図2】同実施例における制御プレーンとデータプレーンの構成を示す図である。
【図3】同実施例におけるアドレス対応管理表を示す図である。
【図4】データプレーンと制御プレーンとが分かれているネットワークの構成例を示す図である。
【符号の説明】
1 ルーティングプロトコル
2 シグナリングプロトコル
3 アドレス対応管理表
4 制御プレーン経路表
Claims (7)
- 複数の通信装置が相互にデータを通信するデータプレーンに対応して、それぞれの通信装置に対応する通信制御装置が相互に制御情報を通信する制御プレーンとに分かれているネットワークにおいて、
前記各通信制御装置が、隣接する通信制御装置との間で、自通信制御装置が持つ制御プレーンでのアドレス情報が格納されている制御プレーンアドレス情報と、自通信制御装置が制御する通信装置のノードIDが格納されているノード情報とを交換するルーティングプロトコルと、隣接する通信制御装置との間で、自通信制御装置が制御する通信装置と他通信装置との間におけるパスの設定や削除のための制御情報をやりとりするシグナリングプロトコルと、対応する通信装置と通信制御装置ごとに、前記ノードIDと制御プレーンアドレスとの対応情報を格納するアドレス対応管理表と、前記制御プレーンの経路情報を格納する制御プレーン経路表とを備えていることを特徴とする通信システム。 - 前記ルーティングプロトコルが、交換して取得した他通信制御装置のアドレスとノードIDとを前記アドレス対応管理表に登録するとともに、他通信制御装置の特定アドレスによる制御パケットの通信が不可能であったとき、これを他通信制御装置に広告して、前記アドレス対応管理表と制御プレーン経路表との情報を更新することを特徴とする請求項1記載の通信システム。
- 前記ルーティングプロトコルが、他通信制御装置からいずれかの通信制御装置の特定アドレスによる制御パケットの通信が不可能であったことの通知を受けたとき、自通信制御装置の前記アドレス対応管理表と制御プレーン経路表との情報を更新することを特徴とする請求項2記載の通信システム。
- 前記アドレス対応管理表と制御プレーン経路表とを更新する際に、必要な場合、新たな経路を設定するための代替アドレスを選択可能であることを特徴とする請求項2または3記載の通信システム。
- 前記シグナリングプロトコルが、データが通る経路の順にデータを送るパスを設定する際に、前記アドレス対応管理表から次にデータを送るべき通信装置を制御する通信制御装置のアドレスに対して最短で到達可能なアドレスに向けてシグナリングパケットを送信することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一記載の通信システム。
- 前記ネットワークが、GMPLSで制御されるネットワークであることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一記載の通信システム。
- 前記制御プレーンにおけるアドレス体系としてIPv6アドレス体系を使用し、前記データプレーンにおけるノードID体系としてIPv4アドレス体系を使用することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一記載の通信システム。
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-
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- 2003-06-17 JP JP2003171818A patent/JP2005012317A/ja active Pending
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