JP2005011783A - イルミネーション装置付電気照明器具 - Google Patents

Abstract

【課 題】従来の電気照明器具は、装飾に重きがおかれ機能としては夜になって主灯で明かりを取り就寝時にそれを消して豆球で薄明かりにすると言うものであった。本発明はそれの機能を一歩進め子供達への夢と情操、また大人達には優しく眠りに誘うロマンチックな「パノラマ」（主題としては星空）を提供するものである。
【解決手段】どこの家庭でもある天井という広い空間を利用して従来の照明器具に映し出す対象物の形に模して無数の穴を開けたイルミネーション版を一体化させ就寝時、消灯後発光ライトによりその無数の穴を通してイルミネーションを演出する。
【選択図】 図２

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般家庭の居間または寝室に、就寝時消灯後ロマンチックなパノラマを天井に映し出し、優しい「眠り」を誘う照明器具に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来の家庭用の照明器具は、就寝時に、主蛍光灯を消灯した後は、豆球を灯けて薄明かりの状態を維持して眠るというものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
以上に述べた従来の照明器具は、消灯後は豆球がただ灯いて薄明かりの部屋を維持しているだけだが本発明は一歩進んで、小さな子供達への夢と情操又、忙しすぎてなかなか眠りにつけない大人達を優しく眠りに誘うロマンチックな「夜空」を提供する。
【０００４】
さらに本発明では、「夜空」つまり星空だけでなく幼児向けの動画（動物、乗物、魚、花等）を演出できる。
【０００５】
又発光用ライトに着色電球を使用することにより色の演出効果で立体感を味わうこともできる。
【０００６】
イルミネーション装置の大きさ、大小の穴開けによって、簡易な物から精巧な物まで作成可能でいろいろなニーズに対応できる。
【０００７】
【課題を解決する為の手段】
そして本発明は上記目的を達成するために、イルミネーション版と発光用ライトで構成するイルミネーション装置を主蛍光灯と一体化させた照明器具を提供する。
【０００８】
次にイルミネーション装置の概要は次の通りである。イルミネーション版は、薄鉄板または強化プラスチック等でよくそれに映し出す対象物の形に小さな無数の穴を開け発光ライトの点灯によりその小さな無数の穴を通してイルミネーションを演出する。
【０００９】
イルミネーション版については様々な物が作成できる。簡易なものは対象物の形に模して多数の穴を開け発光ライトの光を穴を通して光らせる。次には発光ライトを複数設置して点灯、消灯を繰り返しあたかも動いているようなイルミネーションを演出できる。又発光ライトに着色灯を使用することにより立体感もだせる。
【００１０】
イルミネーション版は簡単に取り替え出来るようにして、何枚かのセット版（例えば動物シリーズ４枚セット、植物シリーズ５枚セットという風に）として作成できる。
【００１１】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図１〜図４に基づいて説明する。
【００１２】
イルミネーション版２と発光用ライト３で構成するイルミネーション装置を照明器具１にビス５により取付け一体化させる。一体化されたイルミネーション装置付電気照明器具は吊り金具７によって天井より吊り下げる。
【００１３】
イルミネーション版２には映し出す対象物に模して小さな穴を開け発光用ライト３の光を通してイルミネーションを演出する。
【００１４】
イルミネーション装置は一定の大きさに作成していくつかのイルミネーション版２をセットにして、それを取り替えることによっていろいろな演出ができる。
【００１５】
基本的には照明器具１とイルミネーション装置は一体化させたものだがイルミネーション装置のみとして別途商品化も可能である。
【図面の簡単な説明】
【図１】下から見たイメージ図
【図２】図１におけるＡ−Ａ線断面図
【符号の説明】
１ 照明器具
２ イルミネーション版
３ 発光用ライト
４ 主蛍光灯
５ ビス（止め金具）
６ 安定器
７ 吊り金具

Claims (3)

1. イルミネーション版と発光用ライトで構成するイルミネーション装置付け電気照明器具。
2. イルミネーションとして夜空（星空）、動物、魚、花、乗り物等付け替え可能なイルミネーション版。
3. イルミネーションとして動物、魚、乗り物等動くものについては、発光ライトを複数設置、着色灯の使用及点滅により立体感を出しつつ動画を演出する。

Images