JP2005011032A

JP2005011032A - Control method and control program

Info

Publication number: JP2005011032A
Application number: JP2003173857A
Authority: JP
Inventors: Takeshi Okawa; 武士大川
Original assignee: Ricoh Co Ltd
Current assignee: Ricoh Co Ltd
Priority date: 2003-06-18
Filing date: 2003-06-18
Publication date: 2005-01-13
Anticipated expiration: 2023-06-18
Also published as: JP4417658B2

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a control management method and control management program for managing a file in order to reduce influence due to any erroneous input or erroneous operation or the like. <P>SOLUTION: Conditions stored in a time control information storage part 26 and a distance control information storage part 27 of a personal computer 10 are set for each of file attributes. A control means 21 of the personal computer 10 decides the value of a control flag based on the conditions set for each of the file attributes. The control means 21 of the personal computer 10 executes file closing processing or file minimization based on the value of the control flag. <P>COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、パーソナルコンピュータなどを制御する制御方法及び制御プログラムに関する。
【０００２】
【従来の技術】
近年、会社などにおいては、多くのパーソナルコンピュータ（以下、パソコンという。）が利用されている。このため、パソコンを使用する従業員（ユーザ）が離席したときには、パソコンが起動されたままのことも多い。このように使用されていないパソコンの電源がオンとなったまま離席されると、無駄な電力が消費されることになっていた。
【０００３】
そこで、省電力化を図るため、パソコンが使用されない場合には、自動的にシャットダウンして、電源をオフにする装置が提案されている（例えば、特許文献１参照。）。
【０００４】
特許文献１には、ユーザが離席して、一定時間パソコンが未稼働となると、コンピュータの電源をオフにする技術が開示されている。これにより省電力を図ることができる。
【０００５】
【特許文献１】
特開２０００−３９９３６号公報（第１頁〜第３頁）
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献１の技術においては、コンピュータの電源が一律にオフされる。このため、離席したユーザが戻ってきて、作業の続きを行う場合、不都合な場合がある。すなわち、作業中のファイルによっては、再起動に時間がかかる場合もある。
【０００７】
一方、ファイルを表示した状態で他の作業をしている場合、誤入力する場合もある。また、コンピュータに何らかのトラブルが生じた場合、放置されていたファイルにも影響を与える可能性もある。このため、ユーザは、作業途中で放置されたファイルを個々に閉じた方がよいが、マルチウインドウ環境では閉じ忘れることもある。
【０００８】
本発明は、上述した問題に鑑みてなされ、その目的は、誤入力や誤作動等による影響を低減できるようにファイルを管理する制御管理方法及び制御管理プログラムを提供することにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するために、請求項１に記載の発明は、ファイルの表示制御のための制御パラメータに関する制御基準を記録した制御基準記録手段を備え、前記ファイルの表示を停止する表示管理処理を実行するコンピュータを用いて、前記ファイルに関する表示制御を行う制御方法であって、前記コンピュータが、前記制御基準記録手段から、表示手段に出力されているファイルに関しての制御基準を特定する特定段階、前記ファイルについての制御パラメータを定期的に検出する検出段階、及び前記制御パラメータが、特定された前記制御基準を満たした場合には、前記制御基準に対応する前記表示管理処理を、前記ファイルに対して実行する実行段階を含むことを要旨とする。
【００１０】
請求項２に記載の発明は、請求項１に記載の制御方法において、前記制御基準記録手段には、前記制御基準をファイルの属性毎に記録したことを要旨とする。請求項３に記載の発明は、請求項１又は２に記載の制御方法において、前記制御基準記録手段には、前記ファイルが編集可能なファイルの場合に、閲覧専用ファイルよりも前記表示管理処理を遅く実行するための前記制御基準が記録されていることを要旨とする。
【００１１】
請求項４に記載の発明は、請求項１〜３のいずれか１つに記載の制御方法において、前記表示管理処理は、前記表示手段に表示されているファイルを最小化する処理を含むことを要旨とする。
【００１２】
請求項５に記載の発明は、請求項１〜４のいずれか１つに記載の制御方法において、前記表示管理処理は、前記表示手段に表示されているファイルを閉じる処理を含むことを要旨とする。
【００１３】
請求項６に記載の発明は、ファイルの表示制御のための制御パラメータに関する制御基準を記録した制御基準記録手段を備え、ファイルを表示させるアプリケーションに関する起動管理処理を実行するコンピュータを用いて、前記ファイルに関する表示制御を行う制御方法であって、前記コンピュータが、前記制御基準記録手段から、表示手段に出力されているファイルに用いられている前記アプリケーションに関しての前記制御基準を特定する特定段階、前記アプリケーションの前記制御パラメータを定期的に検出する検出段階、及び前記制御パラメータが、特定された前記制御基準を満たした場合には、前記制御基準に対応する前記起動管理処理を、前記アプリケーションに対して実行する実行段階を含むことを要旨とする。
【００１４】
請求項７に記載の発明は、請求項６に記載の制御方法において、前記制御基準記録手段には、前記アプリケーションが予め定められた時間になると自動的に処理を行うように設定されているアプリケーションの場合には、他のアプリケーションよりも前記起動管理処理を早く実行するように、前記制御基準が記録されていることを要旨とする。
【００１５】
請求項８に記載の発明は、請求項１〜７のいずれか１つに記載の制御方法において、前記制御パラメータは、ユーザの指示により前記コンピュータが前記ファイルに対して最後の処理を行ってからの経過時間に関するパラメータであることを要旨とする。
【００１６】
請求項９に記載の発明は、請求項１〜８のいずれか１つに記載の制御方法において、前記制御パラメータは、前記コンピュータからこのコンピュータを使用するユーザまでの距離に関するパラメータであることを要旨とする。
【００１７】
請求項１０に記載の発明は、ファイルの表示制御のための制御パラメータに関する制御基準を記録した制御基準記録手段を備え、前記ファイルの表示を停止する表示管理処理を実行するコンピュータを用いて、前記ファイルに関する表示制御を行う制御プログラムであって、前記コンピュータを、前記制御基準記録手段から、表示手段に出力されているファイルに関しての制御基準を特定する特定手段、前記ファイルについての制御パラメータを定期的に検出する検出手段、及び前記制御パラメータが、特定された前記制御基準を満たした場合には、前記制御基準に対応する前記表示管理処理を、前記ファイルに対して実行する実行手段として機能させることを要旨とする。
【００１８】
請求項１１に記載の発明は、請求項１０に記載の制御プログラムにおいて、前記制御基準記録手段には、前記制御基準をファイルの属性毎に記録したことを要旨とする。
【００１９】
請求項１２に記載の発明は、請求項１０又は１１に記載の制御プログラムにおいて、前記制御基準記録手段には、前記ファイルが編集可能なファイルの場合に、閲覧専用ファイルよりも前記表示管理処理を遅く実行するための前記制御基準が記録されていることを要旨とする。
【００２０】
請求項１３に記載の発明は、請求項１０〜１２のいずれか１つに記載の制御プログラムにおいて、前記表示管理処理は、前記表示手段に表示されているファイルを最小化する処理を含むことを要旨とする。
【００２１】
請求項１４に記載の発明は、請求項１０〜１３のいずれか１つに記載の制御プログラムにおいて、前記表示管理処理は、前記表示手段に表示されているファイルを閉じる処理を含むことを要旨とする。
【００２２】
請求項１５に記載の発明は、ファイルの表示制御のための制御パラメータに関する制御基準を記録した制御基準記録手段を備え、ファイルを表示させるアプリケーションに関する起動管理処理を実行するコンピュータを用いて、前記ファイルに関する表示制御を行う制御プログラムであって、前記コンピュータを、前記制御基準記録手段から、表示手段に出力されているファイルに用いられている前記アプリケーションに関しての前記制御基準を特定する特定手段、前記アプリケーションの前記制御パラメータを定期的に検出する検出手段、及び前記制御パラメータが、特定された前記制御基準を満たした場合には、前記制御基準に対応する前記起動管理処理を、前記アプリケーションに対して実行する実行手段として機能させることを要旨とする。
【００２３】
請求項１６に記載の発明は、請求項１５に記載の制御プログラムにおいて、前記制御基準記録手段には、前記アプリケーションが予め定められた時間になると自動的に処理を行うように設定されているアプリケーションの場合には、他のアプリケーションよりも前記起動管理処理を早く実行するように、前記制御基準が記録されていることを要旨とする。
【００２４】
請求項１７に記載の発明は、請求項１０〜１６のいずれか１つに記載の制御プログラムにおいて、前記制御パラメータは、ユーザの指示により前記コンピュータが前記ファイルに対して最後の処理を行ってからの経過時間に関するパラメータであることを要旨とする。
【００２５】
請求項１８に記載の発明は、請求項１０〜１７のいずれか１つに記載の制御プログラムにおいて、前記制御パラメータは、前記コンピュータからこのコンピュータを使用するユーザまでの距離に関するパラメータであることを要旨とする。
【００２６】
（作用）
請求項１又は１０に記載の発明によれば、制御基準に基づいて、例えばファイルを最小化したりファイルを閉じたりする表示管理処理をファイル毎に行うことができる。このため、作業中でないファイルに対して、誤って入力や削除などの間違った処理を行ってしまう可能性を低減することができる。
【００２７】
請求項２又は１１に記載の発明によれば、制御基準は、ファイルの属性毎に決定されているため、ファイルの属性毎に表示管理処理を行うことができる。
請求項３又は１２に記載の発明によれば、編集ファイルである場合には、コンピュータは、そのファイルの編集途中である可能性がある。このため、編集ファイルは、閲覧ファイルに比べて、ファイルの表示を停止する段階を遅く行うことにより、ユーザが一時的に処理を中断しても、続きの業務を迅速に行うことができる。
【００２８】
請求項４又は１３に記載の発明によれば、表示されたファイルを最小化する処理が行われるので、作業中でないファイルがアクティブ状態となり、このファイルに対して間違った処理が行われる可能性を、より低減することができる。また、ファイルの内容が隠れるため、他人に作業中でないファイルの内容を見られる可能性も低く、機密性を高くすることができる。また、そのファイルをアクティブ状態にすれば、そのファイルの内容をすぐに見ることができ、そのファイルに対する作業を迅速に行うことができる。
【００２９】
請求項５又は１４に記載の発明によれば、表示されたファイルを閉じる処理が行われるので、例えばシステムエラーなどによるファイルへの影響を、より低減することができる。
【００３０】
請求項６又は１５に記載の発明によれば、制御基準に基づいて、表示されているファイルに用いられるアプリケーションの起動を停止することが制御される。このため、例えば、使用されていないファイルのアプリケーションを停止することにより、コンピュータに加わる負荷の低減を期待でき、そのアプリケーションを用いて表示したファイルへの、例えばシステムエラーなどによる影響を極力低減することができる。
【００３１】
請求項７又は１６に記載の発明によれば、予め定められた時間になると自動的に処理を行うように設定されているアプリケーションを停止する起動制御処理を、他のアプリケーションのそれよりも早く実行する。このため、ユーザが作業中の処理と競合して不具合が生じてファイルが影響を受ける可能性を、より低減することができる。また、コンピュータにかかる負荷を低減することができる。
【００３２】
請求項８又は１７に記載の発明によれば、ユーザの指示よりコンピュータがそのファイルに対して最後に操作を行ってからの経過時間に基づいて、ファイルの表示管理処理やアプリケーションの起動管理処理が行われる。このため、ユーザがコンピュータに対する作業を中断して他の作業をしていても、ファイルが受ける影響を低減することができる。
【００３３】
請求項９又は１８に記載の発明によれば、コンピュータからこのコンピュータを使用するユーザまでの距離に基づいて、ファイルの表示管理処理やアプリケーションの起動管理処理が行われる。このため、ユーザがコンピュータから離れている場合には、ファイルが受ける影響を低減することができる。
【００３４】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した一実施形態を図１〜図７に基づいて説明する。
図１に示すように、本実施形態のコンピュータとしてのパソコン１０は、キーボード１１、マウス１２及び表示手段としてのディスプレイ１３を備えている。キーボード１１及びマウス１２は各種入力を行うための操作部である。そして、このキーボード１１及びマウス１２を介して、パソコン１０は、入力された指示や設定に応じた処理を行う。また、ディスプレイ１３は、制御手段の処理に応じて、設定を行う画面や所定のメッセージ画面を表示する。
【００３５】
一方、ユーザは、ユーザの名前が表示された名札３０を保持する。この名札３０には、ＩＣタグ３１が埋め込まれている。このＩＣタグ３１は、パソコン１０からの発信信号を受信すると、パソコン１０に対して特定の信号を返信する。
【００３６】
次に、パソコン１０及び名札３０のＩＣタグ３１の構成について、図２〜図４及び図７を参照して説明する。
パソコン１０は、ＣＰＵなどの制御手段２１、ＲＯＭ２２、ＲＡＭ２３、時計２４、リーダ部２５、時間制御情報記憶部２６及び距離制御情報記憶部２７を備えている。なお、本実施形態では、時間制御情報記憶部２６及び距離制御情報記憶部２７が、制御基準記録手段である。
【００３７】
制御手段２１は、特定手段、検出手段及び実行手段として機能し、特定段階、検出段階及び実行段階等を有する制御処理を行う。ＲＯＭ２２には、制御処理プログラムなどの各種プログラムが記憶されている。制御処理プログラムは、後述する図５に示す制御処理を行うためのプログラムである。すなわち、制御手段２１は、ＲＯＭ２２に記憶されているプログラムに従って各種処理を行う。本実施形態では、処理制御プログラムによりファイルの表示を最小化する処理や、ファイルを閉じるファイル閉処理が実行される。ここで、ファイル表示の最小化処理を簡単に説明する。アプリケーションを起動させてファイルＦ１及びファイルＦ２を表示させる場合、パソコン１０のディスプレイ１３には、通常、図７に示す画面５００が表示される。この中に画面５００には、ウィンドウ形式でファイルＦ１及びファイルＦ２が表示される。さらに、タスクバーＴＢには、ファイルＦ１に対応するボタンＢＦ１、ファイルＦ２に対応するボタンＢＦ２が表示される。ここで、ファイルＦ１に対して最小化処理を行った場合、図７の画面５１０に示すように、ウィンドウ形式の表示はボタンＢＦ１だけの表示となる。
【００３８】
ＲＡＭ２３は、制御手段２１が各種処理を行うときに、一時的に演算結果等を格納するための記憶部である。本実施形態では、後述する制御処理において用いる時間制御フラグＴＦや距離制御フラグＬＦも、このＲＡＭ２３に記録される。時計２４は、パソコン１０に対してユーザが最後に処理を行ってからの経過時間を計測するための機能を含む。
【００３９】
リーダ部２５は、図示しないアンテナを備えており、このアンテナに電力を供給する。電力が供給されたアンテナは、本実施形態では電波を発生させ、これによりＩＣタグ３１に電力を供給する。また、リーダ部２５は、アンテナに供給する電流を調節して、同アンテナから発生する電波の強さを変更し、電波の届く範囲を変更する。更に、リーダ部２５は、ＩＣタグ３１から返信される識別番号を記憶しているとともに、ＩＣタグ３１から返信された識別番号を受信する。そして、制御手段２１は、リーダ部２５に記憶されている識別番号と、受信した識別番号とを比較することにより、パソコン１０から電波が届く範囲にＩＣタグ３１があるか否かを判断する。
【００４０】
図３に示すように、時間制御情報記憶部２６は、経過時間ｔに応じてパソコン１０が行う処理に関する時間制御情報２６０を、ファイルの属性毎に記憶している。ここで、経過時間ｔとは、最後にそのファイルに対する処理が行われてからの経過時間である。時間制御情報２６０は、ファイル属性ａのデータと、第１基準時間Ｔ１のデータと、これに対応する制御フラグｂ１のデータと、第２基準時間Ｔ２のデータと、これに対応する制御フラグｂ２のデータとを含む。
【００４１】
ファイル属性ａは、本実施形態では、そのファイルが通常使用されるアプリケーションを識別するための情報である。本実施形態では、ファイル属性ａは、ファイルの拡張子によって決定されている。また、本実施形態では、これら第１及び第２基準時間Ｔ１，Ｔ２のデータは、パソコン１０を使用するユーザにより設定変更可能となっている。
【００４２】
第１及び第２基準時間Ｔ１，Ｔ２は、制御フラグｂ１，ｂ２によって識別される処理が実行される時間である。例えば、文書作成ソフトウェアに関するファイルの場合には、第１基準時間Ｔ１は「１０分」、第２基準時間Ｔ２は「２０分」に設定されている。また、ウェブファイルの場合には、例えば、第１基準時間Ｔ１は「１５分」、第２基準時間Ｔ２は「２０分」に設定されている。
【００４３】
制御フラグｂ１，ｂ２は、経過時間ｔに応じて行う処理を識別するためのフラグである。本実施形態では、制御フラグｂ１，ｂ２として「１」及び「２」がそれぞれ設定されている。ここで、制御フラグ「１」は、ファイルを最小化する処理を実行させるためのフラグである。一方、制御フラグ「２」は、ファイルを閉じるファイル閉処理が実行させるためのフラグである。
【００４４】
また、図４に示すように、距離制御情報記憶部２７は、距離Ｌに応じてパソコン１０が行う処理に関する距離制御情報２７０を、ファイルの属性毎に記憶している。ここで、距離Ｌとは、パソコン１０から名札３０のＩＣタグ３１までの距離である。距離制御情報２７０は、ファイル属性ａのデータと、第１基準距離Ｌ１のデータと、これに対応する制御フラグｃ１のデータと、第２基準距離Ｌ２のデータと、これに対応する制御フラグｃ２のデータとから構成されている。これら第１及び第２基準距離Ｌ１，Ｌ２のデータは、パソコン１０を使用するユーザにより設定変更可能となっている。
【００４５】
第１及び第２基準距離Ｌ１，Ｌ２は、制御フラグｃ１，ｃ２によって識別される処理が実行される距離である。本実施形態では、第１基準距離Ｌ１は「０．７ｍ」、第２基準距離Ｌ２は「１．５ｍ」が設定されている。制御フラグｃ１，ｃ２は、距離Ｌに応じて行う処理を識別するためのフラグである。本実施形態では、制御フラグｃ１，ｃ２として「１」及び「２」がそれぞれ設定されている。
【００４６】
一方、図２に示すように、名札３０に貼付されたＩＣタグ３１は、送受信部３５と、制御部３６と、不揮発性メモリ３７とを備えている。送受信部３５は、アンテナを備え、前記パソコン１０のリーダ部２５からの電波を受信する。不揮発性メモリ３７は、ユーザの識別情報を記憶している。制御部３６は、送受信部３５が受信した電波に基づいて駆動され、不揮発性メモリ３７から識別番号を読み出して、その識別番号を信号として送受信部３５を介してパソコン１０に送信する。
【００４７】
次に、本実施形態における制御処理について図５〜図７を参照して説明する。ここでは、パソコン１０のディスプレイ１３には、図７の画面５００に示すように、２つのファイルＦ１，Ｆ２が表示されている場合を想定する。そして、制御手段２１は、起動されているすべてのファイルＦ１，Ｆ２に対して、それぞれ所定時間毎（例えば２分毎）に、図５に示す制御処理を実行する。ここでは、ファイルＦ１に対する制御処理を一例に説明する。
【００４８】
この制御処理においては、まず、パソコン１０の制御手段２１は、キーボード１１及びマウス１２を介してユーザから指示を最後に受け付けてからの経過時間ｔを算出する（ステップＳ１−１）。
【００４９】
次に、制御手段２１は、算出した経過時間ｔと第１基準時間Ｔ１とを比較判断する（ステップＳ１−２）。このとき、第１基準時間Ｔ１未満である場合（ステップＳ１−２においてＮＯの場合）には、時間制御フラグＴＦとして「０」をＲＡＭ２３に記憶させる（ステップＳ１−３）。
【００５０】
また、経過時間ｔが第１基準時間Ｔ１以上である場合（ステップＳ１−２においてＹＥＳの場合）には、制御手段２１は、経過時間ｔと第２基準時間Ｔ２とを比較する（ステップＳ１−４）。
【００５１】
そして、制御手段２１は、経過時間ｔが第２基準時間Ｔ２未満の場合（ステップＳ１−４においてＮＯの場合）には、第１基準時間Ｔ１に対応する制御フラグｂ１の値を、時間制御フラグＴＦとしてＲＡＭ２３に記憶する（ステップＳ１−５）。詳述すると、経過時間ｔが第２基準時間Ｔ２未満である場合、制御手段２１は、時間制御情報記憶部２６の第１基準時間Ｔ１に対応する制御フラグｂ１の値「１」を抽出する。そして、制御手段２１は、抽出された制御フラグｂ１の値である「１」を、時間制御フラグＴＦとしてＲＡＭ２３に記憶する。
【００５２】
一方、制御手段２１は、経過時間ｔが第２基準時間Ｔ２以上の場合（ステップＳ１−４においてＹＥＳの場合）には、第２基準時間Ｔ２に対応する制御フラグｂ２の値を、時間制御フラグＴＦとしてＲＡＭ２３に記憶する（ステップＳ１−６）。詳述すると、制御手段２１は、経過時間ｔが第２基準時間Ｔ２に対応する制御フラグｂ２の値「２」を抽出する。そして、制御手段２１は、抽出された制御フラグｂ２の値である「２」を、時間制御フラグＴＦとしてＲＡＭ２３に記憶する。
【００５３】
次に、パソコン１０の制御手段２１は、パソコン１０から名札３０のＩＣタグ３１までの距離と第１基準距離Ｌ１とを比較する（ステップＳ１−７）。詳述すると、制御手段２１は、リーダ部２５を制御して、第１基準距離Ｌ１の範囲に届く電波を発生させる。
【００５４】
このとき、図１に示すように、ユーザがパソコン１０の近くにおり、第１基準距離Ｌ１よりも近い距離にＩＣタグ３１がある場合には、ＩＣタグ３１の制御部３６はリーダ部２５が発信した電波に応じて駆動されて、不揮発性メモリ３７に記憶されているユーザの識別信号に応じた信号をパソコン１０に返信する。そして、制御手段２１は、リーダ部２５を介して識別番号の信号を受信すると、その識別番号がパソコン１０を使用するユーザの識別番号か否かを判断する。そして、制御手段２１は、パソコン１０を使用するユーザの識別番号である場合、パソコン１０からＩＣタグ３１までの距離Ｌは、第１基準距離Ｌ１未満である（ステップＳ１−７においてＮＯ）と判断する。この場合には、制御手段２１は、距離制御フラグＬＦとして「０」をＲＡＭ２３に記憶する（ステップＳ１−８）。
【００５５】
また、パソコン１０からＩＣタグ３１までの距離Ｌが第１基準距離Ｌ１以上である場合（ステップＳ１−７においてＹＥＳの場合）には、制御手段２１は、リーダ部２５を制御して、第２基準距離Ｌ２の範囲に届く電波を発生させる。
【００５６】
このとき、ユーザがパソコン１０から第１基準距離Ｌ１以上離れているが、第２基準距離Ｌ２より近い位置にいる場合には、ＩＣタグ３１の制御部３６が駆動されて、ユーザの識別番号に応じた信号をリーダ部２５に送信する。このため、制御手段２１は、パソコン１０を使用する識別番号に対応した信号を受信すると、パソコン１０からＩＣタグ３１までの距離Ｌは、第２基準距離Ｌ２未満である（ステップＳ１−９においてＮＯ）と判断する。この場合、制御手段２１は、第１基準距離Ｌ１に対応する制御フラグｃ１の値を、時間制御フラグＴＦとしてＲＡＭ２３に記憶する（ステップＳ１−１０）。すなわち、制御手段２１は、第１基準距離Ｌ１に対応する制御フラグｃ１の値「１」を抽出し、抽出した制御フラグｃ１の値である「１」を、距離制御フラグＬＦとしてＲＡＭ２３に記憶する。
【００５７】
一方、制御手段２１は、リーダ部２５から発生した信号の応答信号を受信しなかった場合には、距離Ｌは第２基準距離Ｌ２以上離れている（ステップＳ１−９においてＹＥＳ）と判断する。そこで、制御手段２１は、第２基準距離Ｌ２に対応する制御フラグｃ２の値である「２」を、時間制御フラグＴＦとしてＲＡＭ２３に記憶する（ステップＳ１−１１）。
【００５８】
次に、制御手段２１は、設定した時間制御フラグＴＦ及び距離制御フラグＬＦの最大値が「２」であるか否かを判断する（ステップＳ１−１２）。最大値が「２」である場合（ステップＳ１−１２においてＹＥＳの場合）には、制御手段２１は、ファイル閉処理を行う（ステップＳ１−１３）。すなわち、ユーザがパソコン１０に対して最後に処理を行ってからの経過時間ｔが第２基準時間Ｔ２以上経過している場合、又はユーザがパソコン１０から第２基準距離Ｌ２以上離れている場合には、ファイル閉処理（ステップＳ１−１３）を実行することになる。
【００５９】
このファイル閉処理において、制御手段２１は、図６に示す制御処理を行う。まず、制御手段２１は、そのファイルＦ１が最後に保存されてから、内容の変更があったかどうかを判断する（ステップＳ２−１）。ファイルＦ１が最後に保存されてから変更された場合（ステップＳ２−１においてＹＥＳの場合）には、制御手段２１は、変更されたファイルを、保存ファイルとは別のファイルとして保存し（ステップＳ２−２）、その後、このファイルを閉じる（ステップＳ２−３）。また、ファイルが最後に保存されてから変更がない場合（ステップＳ２−１においてＮＯの場合）には、そのままファイルを閉じる（ステップＳ２−３）。このファイル閉処理が終了すると、ファイルＦ１に対する制御処理を終了する。
【００６０】
一方、設定した時間制御フラグＴＦ及び距離制御フラグＬＦの最大値が「２」ではない場合（図５のステップＳ１−１２においてＮＯの場合）には、制御手段２１は、時間制御フラグＴＦ及び距離制御フラグＬＦの最大値が「１」であるか否かを判断する（ステップＳ１−１４）。
【００６１】
時間制御フラグＴＦ及び距離制御フラグＬＦの最大値が「１」である場合（ステップＳ１−１４においてＹＥＳの場合）には、ファイルＦ１の最小化処理を行う（ステップＳ１−１５）。そして、この最小化が行われると、ファイルＦ１に対する制御処理が終了する。
【００６２】
また、時間制御フラグＴＦ及び距離制御フラグＬＦの最大値が「１」でない場合（ステップＳ１−１４においてＮＯの場合）には、ファイルＦ１に対する処理を行わずに制御処理が終了する。すなわち、制御手段２１は、ユーザが最後に入力を行ってから第１基準時間Ｔ１よりも短い時間しか経過しておらず、かつユーザが第１基準距離Ｌ１よりもパソコン１０に近い位置にいるため、そのままの状態を保つ。
【００６３】
従って、本実施形態のパソコン１０における制御処理においては、ユーザがパソコン１０に対して最後に操作を行ってからの経過時間ｔが第１基準時間Ｔ１未満のとき、かつユーザが第１基準距離Ｌ１未満しか離れたときには、開いているウィンドウをそのままの状態とする。そして、経過時間ｔが第１基準時間Ｔ１以上経過しているが第２基準時間Ｔ２未満でユーザが第２基準距離Ｌ２未満にいるとき、又はユーザが第１基準距離Ｌ１以上、第２基準距離Ｌ２未満におり経過時間ｔが第２基準時間Ｔ２未満であるときには、開いているウィンドウを閉じてファイルの最小化を行う。更に、ユーザがパソコン１０に対して最後に操作を行ってからの経過時間ｔが第２基準時間Ｔ２以上経過しているとき、又はユーザが第２基準距離Ｌ２以上離れたときには、ファイル閉処理を行う。このような制御処理を、制御手段２１は、ディスプレイ１３においてウィンドウとして表示されている他のファイルＦ２についても行う。
【００６４】
本実施形態の制御処理方法によれば、以下のような効果を得ることができる。・本実施形態では、パソコン１０の制御手段２１は、ディスプレイ１３に表示されたファイルに関連付けられた第１及び第２基準時間Ｔ１，Ｔ２及び第１及び第２基準距離Ｌ１，Ｌ２に基づいて、ファイルの最小化する処理や閉じる処理などの処理をファイル毎に行うように設定した。このため、作業中でないファイルに対して、誤って入力や削除などの間違った処理を行ってしまう可能性を低くすることができる。
【００６５】
・本実施形態では、時間制御情報記憶部２６は、経過時間ｔに応じてパソコン１０が行う処理に関する時間制御情報２６０を、ファイルの属性毎に記憶している。時間制御情報２６０は、ファイル属性ａ毎に、基準時間（Ｔ１、Ｔ２）に対応する制御フラグ（ｂ１、ｂ２）を含む。これにより、ファイルの属性に応じて基準時間を設定することができる。例えば、文書ファイルなどの編集可能ファイルやウェブファイルなどの閲覧専用ファイルなど、ファイルの属性に応じて処理のタイミングを変えることができる。また、経過時間ｔに基づいて処理を行っているため、ユーザがパソコン１０に対する作業を中断して他の作業をしていても、ファイルが受ける影響を低減することができる。
【００６６】
・本実施形態では、距離制御情報記憶部２７は、距離Ｌに応じてパソコン１０が行う処理に関する距離制御情報２７０を、ファイルの属性毎に記憶している。距離制御情報２７０は、ファイル属性ａ毎に、基準距離（Ｌ１、Ｌ２）に対応する制御フラグ（ｃ１、ｃ２）を含む。これにより、ファイルの属性に応じて基準距離を設定することができる。例えば、文書ファイルなどの編集可能ファイルやウェブファイルなどの閲覧専用ファイルなど、ファイルの属性に応じて処理のタイミングを変えることができる。また、距離Ｌに基づいて処理を行っているため、ユーザがパソコン１０から離れている場合に、ファイルが受ける影響を低減することができる。
【００６７】
・本実施形態では、コンピュータを使用するユーザまでの距離Ｌと、ユーザがファイルに対して最後に操作を行ってからの経過時間ｔのうち、制御フラグｂ１，ｂ２，ｃ１，ｃ２が高い処理を行うようにした。本実施形態では、制御フラグが「１」のときはファイルを最小化し、「２」のときはファイルを閉じるというように、制御フラグの値が大きくなるに従って、ファイルが受ける影響がより少なくするような処理が行われる。そして、距離Ｌと経過時間ｔに基づいて、制御フラグの値が高いほうの処理が行われるので、ファイルが受ける影響を、より小さくすることができる。
【００６８】
・本実施形態では、時間制御フラグＴＦ及び距離制御フラグＬＦの最大値が「１」の場合には、制御手段２１はファイルを最小化した。このため、作業中でないファイルがアクティブ状態となり、このファイルに対して間違った処理が行われる可能性を、より低減することができる。また、ファイルの内容が隠れるため、他人に作業中でないファイルの内容を見られる可能性も低く、機密性を高くすることができる。また、そのファイルをアクティブ状態にすれば、そのファイルの内容をすぐに見ることができ、そのファイルに対する作業を迅速に行うことができる。
【００６９】
・本実施形態では、時間制御フラグＴＦ又は距離制御フラグＬＦが「２」の場合には、制御手段２１は、ファイルを閉じた。このため、ファイルが誤入力や誤動作による影響を少なくし、更にシステムエラーなどによる影響を受ける可能性を、より低減することができる。
【００７０】
・本実施形態では、ファイルを最小化する処理と、ファイルを閉じる処理を段階的に行ったので、ファイルが閉じられるまでにユーザが作業を開始したときには、作業の続きを迅速に行うことができる。
【００７１】
・本実施形態では、ディスプレイ１３に表示されるファイルが文書作成ソフトウェアの第１及び第２基準時間Ｔ１，Ｔ２と、閲覧専用のウェブファイルの第１及び第２基準時間Ｔ１，Ｔ２とを別に設定した。本実施形態では、文書作成ファイルは、パソコン１０において容易に編集できる編集ファイルであるため、そのファイルの編集作業を考慮して設定を変えることができる。
【００７２】
・本実施形態では、ファイルを閉じるときに、最後に保存してから変更した部分がある場合には、そのファイルを保存した。このため、中断した作業の状態を容易に知ることができる。
【００７３】
・本実施形態では、ファイルの表示を停止する条件は、ファイル属性ａに応じて設定した。このため、ファイル属性ａに応じて設定された処理が実行されるため、ファイルの属性に応じた管理を行うことができる。
【００７４】
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
○上記実施形態では、第１及び第２基準時間Ｔ１，Ｔ２、第１及び第２基準距離Ｌ１，Ｌ２及び制御フラグｂ１，ｂ２，ｃ１，ｃ２は、ファイル属性ａ毎に設定した。これに代えて、それぞれのファイル毎に設定変更可能としてもよい。これにより、個々の属性に応じて処理方法を設定することができる。
【００７５】
○上記実施形態では、ファイルの最小化を行う「１」の制御フラグと、ファイル閉処理を行う「２」の制御フラグの２つの制御フラグを設けた。これに代えて、１種類の制御フラグを用いてもよい。これにより、制御処理を簡単にすることができる。
【００７６】
また、更に多くの制御フラグを設けて、表示を停止する処理を段階的に行うようにしてもよい。これにより、個々のファイルの属性に応じて、細かく制御処理を設定することができる。
【００７７】
○上記実施形態では、ファイル閉処理やファイルの最小化など、１つのファイルについて行われる複数段階の処理として説明した。これに代えて、複数段階の処理として、スクリーンセーバやディスプレイ１３の画面電源のオフなど、１つのファイルが所定の条件を満たしたときに、他のファイルも含めて表示されないような処理を行うようにしてもよい。
【００７８】
○上記実施形態では、パソコン１０からユーザまでの距離は、ユーザが有する名札３０に埋め込んだＩＣタグ３１に基づいて判断した。これに代えて、例えば、ＩＣチップを埋め込んだ社員証など、ユーザが意識せずに通常身に付けている物との位置を測定するようにすればよい。
【００７９】
○上記実施形態では、ファイル属性ａに応じて、第１及び第２基準時間Ｔ１，Ｔ２及び第１及び第２基準距離Ｌ１，Ｌ２を決定した。これに代えて、ファイル毎に設定できるようにしてもよい。この場合には、ファイルの表示の制御に関する設定を、このファイルに応じてユーザが所望する設定を行うことができる。例えば、ファイルの重要性に応じて設定を変更することができる。
【００８０】
○上記実施形態では、時間制御フラグＴＦと距離制御フラグＬＦとの最大値を制御フラグの値とし、この値に基づいて処理を行うようにした。これに代えて、制御フラグの値は、時間制御フラグＴＦだけから決定してもよいし、距離制御フラグＬＦだけから決定してもよい。また、時間制御フラグＴＦ及び距離制御フラグＬＦの両方から制御フラグを決定する場合には、それらの最大値以外の値、例えば最小値から決定してもよい。
【００８１】
○上記実施形態では、ファイル属性ａとして拡張子を用い、これに応じて、Ｔ１，Ｔ２、第１及び第２基準距離Ｌ１，Ｌ２を決定した。これに代えて、ファイルを開くためのアプリケーションによって制御方法を変えるようにしてもよい。すなわち、長期間使用されなかったアプリケーションを停止することにより、システムの誤作動などによる影響を小さくすることができる。また、この場合、文書作成ソフトなどの自動バックアップ機能などやメールソフトの送受信機能など、予め定められた時間になると、自動的に処理を行うように設定されているアプリケーションによるファイルの表示を早めに停止するように設定するとよい。これにより、アプリケーションが自動的に処理を行うことをユーザが忘れている場合など、自動的に処理を行うアプリケーションの処理と、ユーザが作業中の処理とが競合して生じた影響を受ける可能性を、より低減することができるとともに、パソコン１０にかかる負荷を低減することができる。また、同じアプリケーションによって開かれているファイルが複数ある場合には、これらを閉じる処理を遅くしてもよい。同じアプリケーションによって複数のファイルが開かれている場合には、一方のファイルを参照しながら作業が行われている可能性があるため、ファイルが自動的に閉じられることを考慮するような処理をファイルに対して処理を行うことができる。
【００８２】
○本実施形態では、第１基準時間Ｔ１や第２基準時間Ｔ２とを比較して時間制御フラグＴＦを決定する経過時間ｔとして、ユーザがキーボード１１及びマウス１２を介して最後にそのファイルに対する処理が行われてからの経過時間を用いた。これに代えて、経過時間ｔとして、ファイルに関する処理が完了してからの経過時間を用いてもよい。
【００８３】
【発明の効果】
本発明によれば、ファイル毎に記録された制御基準に基づいて、ファイルの表示の停止の処理が行われる。また、アプリケーション毎に記録された制御基準に基づいて、アプリケーションの起動停止の処理が行われる。このため、作業中でないファイルに対して、誤って入力や削除などの間違った処理を行ってしまう可能性を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本実施形態におけるパソコンとＩＣタグとの関係を示す概念図。
【図２】本実施形態におけるパソコンの電気的構成を示すブロック図。
【図３】時間制御情報記憶部内のデータのデータ構成図。
【図４】距離制御情報記憶部内のデータのデータ構成図。
【図５】制御処理の処理手順を示す流れ図。
【図６】ファイル閉処理の処理手順を示す流れ図。
【図７】ファイルの動作状況を示すディスプレイの画面図。
【符号の説明】
Ｌ…距離、Ｌ１…制御基準としての第１基準距離、Ｌ２…制御基準としての第２基準距離、ｔ…経過時間、Ｔ１…制御基準としての第１基準時間、Ｔ２…制御基準としての第２基準時間、Ｆ１，Ｆ２…ファイル、１０…コンピュータとしてのパーソナルコンピュータ、２６…制御基準記録手段を構成する時間制御情報記憶部、２７…制御基準記録手段を構成する距離制御情報記憶部。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a control method and a control program for controlling, for example, a personal computer.
[0002]
[Prior art]
In recent years, many personal computers (hereinafter referred to as personal computers) are used in companies and the like. For this reason, when an employee (user) who uses a personal computer leaves his / her desk, the personal computer often remains activated. In this way, if the computer is not used and the user leaves the desk while the power is on, useless power is consumed.
[0003]
Therefore, in order to save power, an apparatus that automatically shuts down and turns off the power when a personal computer is not used has been proposed (see, for example, Patent Document 1).
[0004]
Patent Document 1 discloses a technique for turning off a computer when a user leaves and the personal computer is inactive for a certain period of time. Thereby, power saving can be achieved.
[0005]
[Patent Document 1]
JP 2000-39936 A (pages 1 to 3)
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the technique of Patent Document 1, the power of the computer is uniformly turned off. For this reason, it may be inconvenient when the user who has left the seat returns and continues the work. That is, depending on the file being worked on, it may take time to restart.
[0007]
On the other hand, if other work is being performed with the file displayed, an input error may occur. Also, if something goes wrong with the computer, it may affect the files that have been left alone. For this reason, it is better for the user to individually close the files left in the middle of the work, but in a multi-window environment, the user may forget to close them.
[0008]
The present invention has been made in view of the above-described problems, and an object thereof is to provide a control management method and a control management program for managing files so as to reduce the influence of erroneous input or malfunction.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problem, the invention according to claim 1 is provided with a control reference recording means for recording a control reference related to a control parameter for file display control, and a display management process for stopping display of the file A control method for performing display control related to the file using a computer that executes the above-mentioned process, wherein the computer specifies a control reference related to the file output to the display means from the control reference recording means, A detection step of periodically detecting control parameters for the file, and if the control parameters satisfy the specified control criteria, the display management process corresponding to the control criteria is performed on the file. Including an execution stage to be executed.
[0010]
The invention according to claim 2 is characterized in that, in the control method according to claim 1, the control reference recording means records the control reference for each attribute of the file. According to a third aspect of the present invention, in the control method according to the first or second aspect, when the file is an editable file, the control reference recording unit performs the display management process more than the browsing-only file. The gist is that the control criteria for slow execution are recorded.
[0011]
According to a fourth aspect of the present invention, in the control method according to any one of the first to third aspects, the display management process includes a process of minimizing a file displayed on the display unit. The gist.
[0012]
A fifth aspect of the present invention is the control method according to any one of the first to fourth aspects, wherein the display management process includes a process of closing a file displayed on the display unit. To do.
[0013]
According to a sixth aspect of the present invention, there is provided a control reference recording unit that records a control reference related to a control parameter for display control of a file, and uses a computer that executes a start management process related to an application for displaying a file, A control method for performing display control on the computer, wherein the computer specifies the control standard for the application used in the file output from the control standard recording unit to the display unit, the application A detection step of periodically detecting the control parameter, and if the control parameter satisfies the specified control criterion, the activation management process corresponding to the control criterion is executed for the application The gist is to include an execution stage.
[0014]
The invention according to claim 7 is the control method according to claim 6, wherein the control reference recording means is set to automatically perform processing when the application reaches a predetermined time. In this case, the gist is that the control reference is recorded so that the activation management process is executed earlier than other applications.
[0015]
The invention according to an eighth aspect is the control method according to any one of the first to seventh aspects, wherein the control parameter is set after the computer performs a final process on the file in accordance with a user instruction. This is a parameter related to the elapsed time.
[0016]
The invention according to claim 9 is the control method according to any one of claims 1 to 8, wherein the control parameter is a parameter related to a distance from the computer to a user using the computer. And
[0017]
The invention according to claim 10 includes a control reference recording unit that records a control reference related to a control parameter for display control of a file, and uses a computer that executes a display management process for stopping display of the file. A control program for performing display control relating to a file, wherein the computer is specified from a control reference recording means, a specifying means for specifying a control reference relating to a file output to the display means, and a control parameter for the file is periodically set And when the control parameter satisfies the specified control criterion, the display management process corresponding to the control criterion is caused to function as an execution unit that executes the file. Is the gist.
[0018]
The invention according to claim 11 is the control program according to claim 10, wherein the control reference recording means records the control reference for each attribute of the file.
[0019]
According to a twelfth aspect of the present invention, in the control program according to the tenth or eleventh aspect, when the file is an editable file, the control reference recording unit performs the display management process more than the browsing-only file. The gist is that the control criteria for slow execution are recorded.
[0020]
According to a thirteenth aspect of the present invention, in the control program according to any one of the tenth to twelfth aspects, the display management process includes a process of minimizing a file displayed on the display unit. The gist.
[0021]
A fourteenth aspect of the present invention is the control program according to any one of the tenth to thirteenth aspects, wherein the display management process includes a process of closing a file displayed on the display unit. To do.
[0022]
According to a fifteenth aspect of the present invention, there is provided a control reference recording unit that records a control reference related to a control parameter for display control of a file, and uses a computer that executes a start management process related to an application for displaying a file. A control program for performing display control relating to the computer, the specifying means for specifying the control reference relating to the application used in the file output to the display means from the control reference recording means, the application Detecting means for periodically detecting the control parameter, and if the control parameter satisfies the specified control criterion, the activation management process corresponding to the control criterion is executed for the application To function as an execution means To.
[0023]
According to a sixteenth aspect of the present invention, in the control program according to the fifteenth aspect, the control reference recording unit is configured to automatically perform processing when the application reaches a predetermined time. In this case, the gist is that the control reference is recorded so that the activation management process is executed earlier than other applications.
[0024]
According to a seventeenth aspect of the present invention, in the control program according to any one of the tenth to sixteenth aspects, the control parameter is set after the computer performs a final process on the file in accordance with a user instruction. This is a parameter related to the elapsed time.
[0025]
The invention according to claim 18 is the control program according to any one of claims 10 to 17, wherein the control parameter is a parameter related to a distance from the computer to a user who uses the computer. And
[0026]
(Function)
According to the invention described in claim 1 or 10, display management processing for minimizing a file or closing a file, for example, can be performed for each file based on a control criterion. For this reason, it is possible to reduce the possibility of performing wrong processing such as input or deletion on a file that is not being worked on.
[0027]
According to the second or eleventh aspect of the present invention, since the control reference is determined for each file attribute, the display management process can be performed for each file attribute.
According to the third or twelfth aspect of the present invention, if the file is an edited file, the computer may be in the middle of editing the file. For this reason, the editing file can be quickly performed even if the user temporarily interrupts the processing by delaying the display of the file later than the browsing file.
[0028]
According to the invention described in claim 4 or 13, since the process of minimizing the displayed file is performed, a file that is not in operation becomes active, and there is a possibility that an incorrect process is performed on this file. Can be further reduced. Further, since the contents of the file are hidden, it is unlikely that others can see the contents of the file that is not being worked on, and the confidentiality can be increased. Also, if the file is activated, the contents of the file can be viewed immediately, and work on the file can be performed quickly.
[0029]
According to the invention described in claim 5 or 14, since the process of closing the displayed file is performed, the influence on the file due to, for example, a system error can be further reduced.
[0030]
According to the invention described in claim 6 or 15, it is controlled to stop the activation of the application used for the displayed file based on the control standard. For this reason, for example, by stopping an application of a file that is not being used, the load on the computer can be expected to be reduced, and the influence of, for example, a system error on the file displayed using the application is reduced as much as possible. Can do.
[0031]
According to the invention described in claim 7 or 16, the start control process for stopping the application set to automatically perform the process at a predetermined time is executed earlier than that of the other application. To do. For this reason, it is possible to further reduce the possibility that the user will compete with the process being worked on and a problem will occur and the file will be affected. In addition, the load on the computer can be reduced.
[0032]
According to the invention described in claim 8 or 17, the file display management process and the application activation management process are performed based on the elapsed time since the computer last operated on the file in accordance with a user instruction. Done. For this reason, even if the user interrupts the work on the computer and performs other work, the influence of the file can be reduced.
[0033]
According to the invention described in claim 9 or 18, the file display management process and the application activation management process are performed based on the distance from the computer to the user who uses the computer. For this reason, when the user is away from the computer, the influence on the file can be reduced.
[0034]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment embodying the present invention will be described with reference to FIGS.
As shown in FIG. 1, a personal computer 10 as a computer of this embodiment includes a keyboard 11, a mouse 12, and a display 13 as a display means. A keyboard 11 and a mouse 12 are operation units for performing various inputs. Then, the personal computer 10 performs processing according to the input instruction and setting via the keyboard 11 and the mouse 12. The display 13 displays a screen for setting and a predetermined message screen according to the processing of the control means.
[0035]
On the other hand, the user holds a name tag 30 on which the user's name is displayed. An IC tag 31 is embedded in the name tag 30. When the IC tag 31 receives a transmission signal from the personal computer 10, it returns a specific signal to the personal computer 10.
[0036]
Next, the configuration of the personal computer 10 and the IC tag 31 of the name tag 30 will be described with reference to FIGS.
The personal computer 10 includes a control unit 21 such as a CPU, a ROM 22, a RAM 23, a clock 24, a reader unit 25, a time control information storage unit 26, and a distance control information storage unit 27. In the present embodiment, the time control information storage unit 26 and the distance control information storage unit 27 are control reference recording means.
[0037]
The control unit 21 functions as a specifying unit, a detecting unit, and an executing unit, and performs control processing including a specifying step, a detecting step, an executing step, and the like. The ROM 22 stores various programs such as a control processing program. The control processing program is a program for performing control processing shown in FIG. That is, the control means 21 performs various processes according to the program stored in the ROM 22. In the present embodiment, processing for minimizing file display and file closing processing for closing a file are executed by the processing control program. Here, the file display minimization process will be briefly described. When the application is started to display the file F1 and the file F2, a screen 500 shown in FIG. 7 is usually displayed on the display 13 of the personal computer 10. In the screen 500, the file F1 and the file F2 are displayed in a window format. Further, a button BF1 corresponding to the file F1 and a button BF2 corresponding to the file F2 are displayed on the task bar TB. Here, when the minimization process is performed on the file F1, as shown in the screen 510 of FIG. 7, the window format display is only the button BF1.
[0038]
The RAM 23 is a storage unit for temporarily storing calculation results and the like when the control unit 21 performs various processes. In the present embodiment, a time control flag TF and a distance control flag LF used in a control process described later are also recorded in the RAM 23. The clock 24 includes a function for measuring an elapsed time since the user last processed the personal computer 10.
[0039]
The reader unit 25 includes an antenna (not shown) and supplies power to this antenna. In the present embodiment, the antenna supplied with electric power generates radio waves, thereby supplying electric power to the IC tag 31. Further, the reader unit 25 adjusts the current supplied to the antenna, changes the strength of the radio wave generated from the antenna, and changes the range in which the radio wave reaches. Further, the reader unit 25 stores the identification number returned from the IC tag 31 and receives the identification number returned from the IC tag 31. Then, the control means 21 compares the identification number stored in the reader unit 25 with the received identification number to determine whether or not the IC tag 31 is within the range where the radio wave reaches from the personal computer 10.
[0040]
As illustrated in FIG. 3, the time control information storage unit 26 stores time control information 260 related to processing performed by the personal computer 10 according to the elapsed time t for each file attribute. Here, the elapsed time t is the elapsed time since the last processing for the file. The time control information 260 includes data of the file attribute a, data of the first reference time T1, data of the control flag b1 corresponding thereto, data of the second reference time T2, and control flag b2 corresponding thereto. Data.
[0041]
In the present embodiment, the file attribute a is information for identifying an application in which the file is normally used. In the present embodiment, the file attribute a is determined by the extension of the file. In the present embodiment, the data of the first and second reference times T1 and T2 can be changed by the user who uses the personal computer 10.
[0042]
The first and second reference times T1 and T2 are times for executing the processes identified by the control flags b1 and b2. For example, in the case of a file related to document creation software, the first reference time T1 is set to “10 minutes” and the second reference time T2 is set to “20 minutes”. In the case of a web file, for example, the first reference time T1 is set to “15 minutes” and the second reference time T2 is set to “20 minutes”.
[0043]
The control flags b1 and b2 are flags for identifying processing to be performed according to the elapsed time t. In the present embodiment, “1” and “2” are respectively set as the control flags b1 and b2. Here, the control flag “1” is a flag for executing a process for minimizing the file. On the other hand, the control flag “2” is a flag for executing a file closing process for closing a file.
[0044]
As shown in FIG. 4, the distance control information storage unit 27 stores distance control information 270 related to processing performed by the personal computer 10 according to the distance L for each file attribute. Here, the distance L is a distance from the personal computer 10 to the IC tag 31 of the name tag 30. The distance control information 270 includes file attribute a data, first reference distance L1, data corresponding to the control flag c1, data corresponding to the second reference distance L2, and control flag c2 corresponding thereto. It consists of data. The data of the first and second reference distances L1 and L2 can be changed by the user who uses the personal computer 10.
[0045]
The first and second reference distances L1 and L2 are distances at which the processes identified by the control flags c1 and c2 are executed. In the present embodiment, the first reference distance L1 is set to “0.7 m”, and the second reference distance L2 is set to “1.5 m”. The control flags c1 and c2 are flags for identifying processing to be performed according to the distance L. In the present embodiment, “1” and “2” are respectively set as the control flags c1 and c2.
[0046]
On the other hand, as shown in FIG. 2, the IC tag 31 attached to the name tag 30 includes a transmission / reception unit 35, a control unit 36, and a nonvolatile memory 37. The transmission / reception unit 35 includes an antenna and receives radio waves from the reader unit 25 of the personal computer 10. The nonvolatile memory 37 stores user identification information. The control unit 36 is driven based on the radio wave received by the transmission / reception unit 35, reads the identification number from the nonvolatile memory 37, and transmits the identification number as a signal to the personal computer 10 via the transmission / reception unit 35.
[0047]
Next, the control process in this embodiment is demonstrated with reference to FIGS. Here, it is assumed that two files F1 and F2 are displayed on the display 13 of the personal computer 10 as shown in a screen 500 of FIG. And the control means 21 performs the control process shown in FIG. 5 with respect to all the files F1 and F2 which are started, respectively for every predetermined time (for example, every 2 minutes). Here, the control process for the file F1 will be described as an example.
[0048]
In this control process, first, the control means 21 of the personal computer 10 calculates an elapsed time t since the last instruction from the user was received via the keyboard 11 and the mouse 12 (step S1-1).
[0049]
Next, the control means 21 compares and determines the calculated elapsed time t and the first reference time T1 (step S1-2). At this time, if it is less than the first reference time T1 (NO in step S1-2), “0” is stored in the RAM 23 as the time control flag TF (step S1-3).
[0050]
If the elapsed time t is equal to or longer than the first reference time T1 (YES in step S1-2), the control means 21 compares the elapsed time t with the second reference time T2 (step S1- 4).
[0051]
When the elapsed time t is less than the second reference time T2 (NO in step S1-4), the control means 21 sets the value of the control flag b1 corresponding to the first reference time T1 to the time control flag. The TF is stored in the RAM 23 (step S1-5). Specifically, when the elapsed time t is less than the second reference time T2, the control unit 21 extracts the value “1” of the control flag b1 corresponding to the first reference time T1 in the time control information storage unit 26. And the control means 21 memorize | stores "1" which is the value of the extracted control flag b1 in RAM23 as the time control flag TF.
[0052]
On the other hand, when the elapsed time t is equal to or longer than the second reference time T2 (YES in step S1-4), the control means 21 sets the value of the control flag b2 corresponding to the second reference time T2 to the time control flag. The TF is stored in the RAM 23 (step S1-6). Specifically, the control means 21 extracts the value “2” of the control flag b2 whose elapsed time t corresponds to the second reference time T2. And the control means 21 memorize | stores "2" which is the value of the extracted control flag b2 in RAM23 as the time control flag TF.
[0053]
Next, the control means 21 of the personal computer 10 compares the distance from the personal computer 10 to the IC tag 31 of the name tag 30 with the first reference distance L1 (step S1-7). More specifically, the control means 21 controls the reader unit 25 to generate radio waves that reach the range of the first reference distance L1.
[0054]
At this time, as shown in FIG. 1, when the user is near the personal computer 10 and the IC tag 31 is located at a distance shorter than the first reference distance L1, the control unit 36 of the IC tag 31 Driven according to the transmitted radio wave, a signal corresponding to the user identification signal stored in the nonvolatile memory 37 is returned to the personal computer 10. Then, when receiving the identification number signal via the reader unit 25, the control means 21 determines whether or not the identification number is the identification number of the user who uses the personal computer 10. Then, the control means 21 determines that the distance L from the personal computer 10 to the IC tag 31 is less than the first reference distance L1 (NO in step S1-7) when it is the identification number of the user who uses the personal computer 10. To do. In this case, the control means 21 stores “0” in the RAM 23 as the distance control flag LF (step S1-8).
[0055]
When the distance L from the personal computer 10 to the IC tag 31 is equal to or greater than the first reference distance L1 (in the case of YES in step S1-7), the control means 21 controls the reader unit 25 to make the second Radio waves that reach the range of the reference distance L2 are generated.
[0056]
At this time, when the user is away from the personal computer 10 by the first reference distance L1 or more but is closer to the second reference distance L2, the control unit 36 of the IC tag 31 is driven and the user identification number is set. A corresponding signal is transmitted to the reader unit 25. For this reason, when the control means 21 receives the signal corresponding to the identification number using the personal computer 10, the distance L from the personal computer 10 to the IC tag 31 is less than the second reference distance L2 (NO in step S1-9). ). In this case, the control means 21 stores the value of the control flag c1 corresponding to the first reference distance L1 in the RAM 23 as the time control flag TF (step S1-10). That is, the control means 21 extracts the value “1” of the control flag c1 corresponding to the first reference distance L1, and stores “1”, which is the value of the extracted control flag c1, in the RAM 23 as the distance control flag LF. .
[0057]
On the other hand, when the control means 21 does not receive the response signal of the signal generated from the reader unit 25, the control means 21 determines that the distance L is more than the second reference distance L2 (YES in step S1-9). Therefore, the control means 21 stores “2”, which is the value of the control flag c2 corresponding to the second reference distance L2, in the RAM 23 as the time control flag TF (step S1-11).
[0058]
Next, the control means 21 determines whether or not the set maximum values of the time control flag TF and the distance control flag LF are “2” (step S1-12). If the maximum value is “2” (YES in step S1-12), the control means 21 performs a file closing process (step S1-13). That is, when the elapsed time t since the user last processed the personal computer 10 has passed the second reference time T2 or when the user is away from the personal computer 10 by the second reference distance L2 or more. Will execute the file closing process (step S1-13).
[0059]
In this file closing process, the control means 21 performs the control process shown in FIG. First, the control means 21 determines whether or not the contents have been changed since the file F1 was last saved (step S2-1). If the file F1 has been changed since it was last saved (YES in step S2-1), the control means 21 saves the changed file as a file different from the saved file (step S2). -2) Then, this file is closed (step S2-3). If the file has not been changed since it was last saved (NO in step S2-1), the file is closed as it is (step S2-3). When this file closing process ends, the control process for the file F1 ends.
[0060]
On the other hand, when the set maximum values of the time control flag TF and the distance control flag LF are not “2” (NO in step S1-12 in FIG. 5), the control means 21 determines that the time control flag TF and the distance It is determined whether or not the maximum value of the control flag LF is “1” (step S1-14).
[0061]
If the maximum values of the time control flag TF and the distance control flag LF are “1” (YES in step S1-14), the file F1 is minimized (step S1-15). When this minimization is performed, the control process for the file F1 is completed.
[0062]
If the maximum values of the time control flag TF and the distance control flag LF are not “1” (NO in step S1-14), the control process ends without performing the process for the file F1. That is, since the control means 21 has only been shorter than the first reference time T1 since the user last input, and the user is closer to the personal computer 10 than the first reference distance L1. Keep it as it is.
[0063]
Therefore, in the control process in the personal computer 10 of the present embodiment, when the elapsed time t since the user last operated the personal computer 10 is less than the first reference time T1, and the user performs the first reference distance L1. When the distance is less than, the open window is left as it is. Then, when the elapsed time t is equal to or longer than the first reference time T1 but less than the second reference time T2 and the user is less than the second reference distance L2, or the user is equal to or more than the first reference distance L1 and the second reference distance. When it is less than L2 and the elapsed time t is less than the second reference time T2, the open window is closed to minimize the file. Further, when the elapsed time t since the user last operated the personal computer 10 has passed the second reference time T2 or when the user has moved away from the second reference distance L2, the file closing process is performed. Do. The control means 21 performs such a control process for another file F2 displayed as a window on the display 13.
[0064]
According to the control processing method of the present embodiment, the following effects can be obtained. In the present embodiment, the control means 21 of the personal computer 10 is based on the first and second reference times T1, T2 and the first and second reference distances L1, L2 associated with the file displayed on the display 13. Set to perform file minimization and close processing for each file. For this reason, it is possible to reduce the possibility of performing an incorrect process such as input or deletion on a file that is not being worked on.
[0065]
In the present embodiment, the time control information storage unit 26 stores time control information 260 relating to processing performed by the personal computer 10 according to the elapsed time t for each file attribute. The time control information 260 includes control flags (b1, b2) corresponding to the reference times (T1, T2) for each file attribute a. Thereby, the reference time can be set according to the attribute of the file. For example, the processing timing can be changed in accordance with the attributes of files such as editable files such as document files and browsing-only files such as web files. Further, since the processing is performed based on the elapsed time t, even if the user interrupts the work on the personal computer 10 and performs other work, the influence on the file can be reduced.
[0066]
In the present embodiment, the distance control information storage unit 27 stores distance control information 270 related to processing performed by the personal computer 10 according to the distance L for each file attribute. The distance control information 270 includes control flags (c1, c2) corresponding to the reference distances (L1, L2) for each file attribute a. Thereby, the reference distance can be set according to the attribute of the file. For example, the processing timing can be changed in accordance with the attributes of files such as editable files such as document files and browsing-only files such as web files. Further, since the processing is performed based on the distance L, the influence of the file when the user is away from the personal computer 10 can be reduced.
[0067]
In the present embodiment, a process in which the control flags b1, b2, c1, and c2 are high among the distance L to the user who uses the computer and the elapsed time t since the user last operated the file. I did it. In this embodiment, when the control flag is “1”, the file is minimized, and when the control flag is “2”, the file is closed. As the value of the control flag increases, the file is less affected. Processing is performed. Since the process with the higher value of the control flag is performed based on the distance L and the elapsed time t, the influence on the file can be further reduced.
[0068]
In the present embodiment, when the maximum values of the time control flag TF and the distance control flag LF are “1”, the control unit 21 minimizes the file. For this reason, it is possible to further reduce the possibility that a file that is not in operation becomes active and erroneous processing is performed on this file. Further, since the contents of the file are hidden, it is unlikely that others can see the contents of the file that is not being worked on, and the confidentiality can be increased. Also, if the file is activated, the contents of the file can be viewed immediately, and work on the file can be performed quickly.
[0069]
In the present embodiment, when the time control flag TF or the distance control flag LF is “2”, the control unit 21 closes the file. For this reason, it is possible to reduce the influence of the file due to erroneous input or malfunction, and further reduce the possibility of being affected by a system error or the like.
[0070]
In this embodiment, the process of minimizing the file and the process of closing the file are performed in stages, so that when the user starts work before the file is closed, the work can be continued quickly. .
[0071]
In the present embodiment, the files displayed on the display 13 are set separately for the first and second reference times T1 and T2 of the document creation software and the first and second reference times T1 and T2 of the browsing-only web file. did. In the present embodiment, the document creation file is an edit file that can be easily edited on the personal computer 10, so that the setting can be changed in consideration of the editing work of the file.
[0072]
In this embodiment, when a file is closed, if there is a part that has changed since the last save, the file is saved. For this reason, it is possible to easily know the state of the suspended work.
[0073]
In the present embodiment, the condition for stopping the file display is set according to the file attribute a. For this reason, since the process set according to the file attribute a is executed, management according to the file attribute can be performed.
[0074]
In addition, you may change the said embodiment as follows.
In the above embodiment, the first and second reference times T1, T2, the first and second reference distances L1, L2, and the control flags b1, b2, c1, c2 are set for each file attribute a. Instead of this, the setting may be changed for each file. Thereby, a processing method can be set according to each attribute.
[0075]
In the above embodiment, two control flags are provided: a control flag “1” for minimizing the file and a control flag “2” for performing the file closing process. Instead of this, one type of control flag may be used. Thereby, the control process can be simplified.
[0076]
Further, more control flags may be provided, and the process of stopping the display may be performed step by step. Thereby, it is possible to set the control processing in detail according to the attributes of the individual files.
[0077]
In the above-described embodiment, the process has been described as a multi-stage process performed on one file, such as a file closing process and a file minimization. Instead of this, as a multi-stage process, such as turning off the screen saver and the screen power of the display 13, when one file satisfies a predetermined condition, a process that does not include other files is performed. May be.
[0078]
In the above embodiment, the distance from the personal computer 10 to the user is determined based on the IC tag 31 embedded in the name tag 30 possessed by the user. Instead of this, for example, the position of a normally worn item such as an employee ID card in which an IC chip is embedded may be measured.
[0079]
In the above embodiment, the first and second reference times T1 and T2 and the first and second reference distances L1 and L2 are determined according to the file attribute a. Instead of this, it may be set for each file. In this case, the settings relating to the display control of the file can be made by the user according to the file. For example, the setting can be changed according to the importance of the file.
[0080]
In the above embodiment, the maximum value of the time control flag TF and the distance control flag LF is set as the value of the control flag, and processing is performed based on these values. Instead, the value of the control flag may be determined only from the time control flag TF, or may be determined only from the distance control flag LF. Moreover, when determining a control flag from both the time control flag TF and the distance control flag LF, you may determine from values other than those maximum values, for example, the minimum value.
[0081]
In the above embodiment, an extension is used as the file attribute a, and T1, T2, and first and second reference distances L1, L2 are determined accordingly. Instead, the control method may be changed depending on the application for opening the file. That is, by stopping an application that has not been used for a long period of time, it is possible to reduce the influence of a malfunction of the system. Also, in this case, display of files by applications that are set to automatically perform processing at an earlier time, such as automatic backup functions such as document creation software, and mail software transmission / reception functions, will be accelerated. Set to stop. As a result, if the user forgets that the application automatically performs processing, the processing of the application that automatically performs processing and the processing that the user is working on may be affected by the conflict. Can be further reduced, and the load on the personal computer 10 can be reduced. Further, when there are a plurality of files opened by the same application, the process of closing them may be delayed. If multiple files are opened by the same application, there is a possibility that work is being performed while referring to one of the files. Can be processed.
[0082]
In the present embodiment, the user finally processes the file via the keyboard 11 and the mouse 12 as the elapsed time t for determining the time control flag TF by comparing the first reference time T1 and the second reference time T2. Elapsed time since is performed was used. Instead of this, as the elapsed time t, an elapsed time after the processing related to the file is completed may be used.
[0083]
【The invention's effect】
According to the present invention, the process of stopping the display of the file is performed based on the control standard recorded for each file. In addition, based on the control criteria recorded for each application, processing for starting and stopping the application is performed. For this reason, it is possible to reduce the possibility of performing wrong processing such as input or deletion on a file that is not being worked on.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a conceptual diagram showing a relationship between a personal computer and an IC tag in the present embodiment.
FIG. 2 is a block diagram showing an electrical configuration of a personal computer in the present embodiment.
FIG. 3 is a data configuration diagram of data in a time control information storage unit.
FIG. 4 is a data configuration diagram of data in a distance control information storage unit.
FIG. 5 is a flowchart showing a processing procedure of control processing.
FIG. 6 is a flowchart showing a processing procedure for file closing processing;
FIG. 7 is a screen view of a display showing an operation status of a file.
[Explanation of symbols]
L ... distance, L1 ... first reference distance as control reference, L2 ... second reference distance as control reference, t ... elapsed time, T1 ... first reference time as control reference, T2 ... second as control reference Reference time, F1, F2... File, 10... Personal computer as computer, 26... Time control information storage unit constituting control reference recording means, 27 .distance control information storage part constituting control reference recording means.

Claims

A control method that includes a control reference recording unit that records a control reference related to a control parameter for display control of a file, and performs display control related to the file using a computer that executes display management processing for stopping display of the file. There,
The computer is
A specifying step for specifying a control standard for the file output to the display unit from the control standard recording unit;
A detection step of periodically detecting control parameters for the file, and if the control parameters satisfy the specified control criteria, the display management process corresponding to the control criteria is performed on the file. A control method including an execution stage executed by the control method.

2. The control method according to claim 1, wherein the control reference recording unit records the control reference for each file attribute.

2. The control standard for executing the display management process later than a browsing-only file is recorded in the control standard recording unit when the file is an editable file. Or the control method of 2.

The control method according to claim 1, wherein the display management process includes a process of minimizing a file displayed on the display unit.

The control method according to claim 1, wherein the display management process includes a process of closing a file displayed on the display unit.

A control method comprising a control reference recording means for recording a control reference relating to a control parameter for display control of a file, and performing display control relating to the file using a computer that executes a start management process relating to an application for displaying the file. And
The computer is
A specifying step for specifying the control criteria for the application used in the file output to the display means from the control criteria recording means;
A detection step of periodically detecting the control parameter of the application, and when the control parameter satisfies the specified control criterion, the activation management process corresponding to the control criterion is performed on the application. A control method including an execution stage executed by the control method.

In the control reference recording means, in the case of an application that is set to automatically perform processing when the application reaches a predetermined time, the start management processing is executed earlier than other applications. The control method according to claim 6, wherein the control reference is recorded.

8. The control according to claim 1, wherein the control parameter is a parameter related to an elapsed time since the computer performed the last process on the file in accordance with a user instruction. Method.

The control method according to claim 1, wherein the control parameter is a parameter related to a distance from the computer to a user who uses the computer.

A control program that includes a control reference recording unit that records a control reference related to a control parameter for display control of a file, and that performs display control related to the file using a computer that executes display management processing for stopping display of the file. There,
The computer,
A specifying means for specifying a control reference for the file output to the display means from the control reference recording means;
Detection means for periodically detecting control parameters for the file, and when the control parameters satisfy the specified control criteria, the display management processing corresponding to the control criteria is performed on the file. A control program which functions as an execution means for executing the program.

11. The control program according to claim 10, wherein the control reference recording unit records the control reference for each file attribute.

11. The control criterion for executing the display management process later than a browsing-only file is recorded in the control criterion recording unit when the file is an editable file. Or the control program of 11.

The control program according to claim 10, wherein the display management process includes a process of minimizing a file displayed on the display unit.

The control program according to claim 10, wherein the display management process includes a process of closing a file displayed on the display unit.

A control program that includes a control reference recording unit that records a control reference related to a control parameter for display control of a file, and that performs display control related to the file using a computer that executes startup management processing related to an application that displays the file. And
The computer,
A specifying means for specifying the control reference relating to the application used in the file output to the display means from the control reference recording means;
The detection means for periodically detecting the control parameter of the application, and when the control parameter satisfies the specified control criterion, the activation management process corresponding to the control criterion is performed on the application. A control program which functions as an execution means for executing the program.

In the control reference recording means, in the case of an application that is set to automatically perform processing when the application reaches a predetermined time, the start management processing is executed earlier than other applications. The control program according to claim 15, wherein the control reference is recorded.

The control parameter according to any one of claims 10 to 16, wherein the control parameter is a parameter related to an elapsed time since the computer performed the last process on the file in accordance with a user instruction. program.

The control program according to any one of claims 10 to 17, wherein the control parameter is a parameter related to a distance from the computer to a user who uses the computer.