JP2005009196A - Handrail bracket - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、壁面などに固定されるベースと、ベースに対して着脱可能に装着固定されるブラケット本体とを備えている手摺ブラケットに関する。
【0002】
【従来の技術】
ベースと、ベースに対して着脱可能に装着固定されるブラケット本体とを備えている手摺ブラケットは公知である(特許文献1参照)。そこでは、壁面に締結固定したベースにブラケット本体を係合装着し、両者をビスで分離不能に締結固定している。同種の手摺ブラケットにおいて、ブラケット本体とベースとの間に凹凸嵌合構造を設けて、仮組み状態において、両者を相対回動不能に係合する手摺ブラケットも提案されている(特許文献2参照)。
【0003】
【特許文献1】
特許第3342473号公報(段落番号0018、図2)
【特許文献2】
特開2003−41736号公報(段落番号0010、図4)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1、2の手摺ブラケットによれば、複数個のブラケット本体が装着された状態のままで手摺棒を壁面から取り外し、あるいはベースに再装着できるので、家具などの搬入や搬出を行う場合や、壁紙を張り替える際に、手摺の着脱の手間を省くことができる。しかし、ブラケット本体がベースに対してビスで締結されているので、手摺を着脱する場合には、1本の手摺棒に固定してあるブラケット本体の個数分だけビスを締緩操作する必要があり、依然として多くの手間を要する。
【0005】
手摺ブラケットには、壁面用、笠木用、コーナー用、棒端支持用などがあるが、それぞれ専用のブラケットとして構成することが多く、これも個々の手摺ブラケットのコストが嵩む一因になっていた。
【0006】
本発明の目的は、ブラケット本体のベースに対する固定や固定解除を、ビスや締結工具を使用する必要もなく迅速に行え、従って手摺の分離や再装着が簡便に行える手摺ブラケットを提供することにある。本発明の目的は、壁面用、笠木用、コーナー用、棒端支持用の手摺ブラケットにおいてベースを共通使用して、手摺の構築に要する全体コストの削減化が図れる手摺ブラケットを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の手摺ブラケットは、装着面に締結固定されるベース1と、ベース1に対して分離可能に係合装着されるブラケット本体2と、ベース1に装着されてブラケット本体2を分離不能にロック保持するロックリング3とを備えている。ベース1とブラケット本体2とは、両者1・2の接合面間に設けられて互いに嵌係合する連結軸20、および連結穴10を介して係合連結される。ロックリング3は、ロック位置とアンロック位置とに往復変位操作可能にベース1で支持されている。ベース1に係合連結したブラケット本体2は、ベース1と、ブラケット本体2と、ロックリング3との三者間に設けたバヨネット構造で分離不能に係合固定する(請求項1)。
【0008】
ベース1とブラケット本体2との間には、互いに嵌係合して、ブラケット本体2を回転不能に固定保持する位置決め構造を設ける(請求項2)。
【0009】
ロックリング3はベース1の外面に突設したボス7で回転自在に支持する。ボス7の筒壁内面には、ブラケット本体2に設けた連結軸20を受け入れる連結穴10を形成する。バヨネット構造は、ボス1の筒壁に形成した周方向のガイド溝12と、ロックリング3の内面に突設されて、ガイド溝12を介して連結穴20の内面に突出するロックピン31と、連結軸10の周面に沿って形成されて、ロックピン31に係合するロック溝24とを含む。ロックリング3をアンロック位置からロック位置へ回転操作した状態において、ロックピン31がロック溝24と係合して、ブラケット本体2を分離不能に固定保持できるようにする(請求項3)。
【0010】
ベース1とブラケット本体2との連結部の外面は、ベース1およびブラケット本体2に対して回転不能に係合固定したキャップ4で覆われており、ベース1に組み込んだロックリング3とキャップ4との間には、ロックリング3の弛み方向の回転を阻止するストッパー機構を設けることができる(請求項4)。
【0011】
壁面用のブラケット本体2に設けた連結軸20と、笠木用のブラケット本体2Aに設けた連結軸20Aと、棒端支持用のブラケット本体2Bに設けた連結軸20Bと、コーナー用のブラケット本体2Cに設けた連結軸20Cとは、同一構造に形成して、ベース1およびロックリング3を各ブラケット本体2・2A・2B・2Cに対して共通使用できるようにする(請求項5)。
【0012】
【発明の作用効果】
本発明では、壁面などに締結固定されるベース1に対して、ブラケット本体2を連結軸20および連結穴10を介して係合連結したうえで、ロックリング3を含むバヨネット構造で、ブラケット本体2を分離不能にロック固定できるようにしたので、ロックリング3をロック位置とアンロック位置とに切り換え操作するだけで、ブラケット本体2のベース1に対する固定と固定解除がワンタッチ操作で行える。従って、ブラケット本体をベースに対してビスで締結固定する必要があった従来の手摺構造に比べて、ブラケット本体2の固定と固定解除とが、ビスや締結工具を使用する必要もなく迅速に行え、手摺の分離や再装着を簡便な手摺ブラケットを提供できる(請求項1)。
【0013】
ベース1とブラケット本体2との間に位置決め構造を設けた手摺ブラケットによれば、ブラケット本体2をベース1に仮組みした状態において、ブラケット本体2が連結軸20と連結穴10とを介して嵌合支持され、さらに位置決め構造で回転不能に固定保持されるので、ロックリング3をロック操作する際に、ブラケット本体2を回転不能に支え保持する必要がなく、軽く支えた状態下でロックリング3をロック操作でき、ブラケット本体2の固定を簡便に行える(請求項2)。
【0014】
ボス1の筒壁に形成したガイド溝12と、ロックリング3の内面に突設したロックピン31と、連結軸20の周面に形成したロック溝24とでバヨネット構造を構成し、ロックリング3をアンロック位置からロック位置へ回転操作することにより、ロックピン31がロック溝24と係合して、ブラケット本体2を分離不能に固定保持できるようにした手摺ブラケットによれば、ベース構造およびバヨネット構造を簡素化でき、その分だけ手摺ブラケットの全体コストを削減できる。例えば、連結軸20をベース1側に設け、連結穴10をブラケット本体2側に設けて、ブラケット本体2をベース1に連結することができるが、その場合には、ベース1にロックリング3を回転操作可能に軸支するための構造が余分に必要になるので、その分だけ手摺ブラケットの全体コストが嵩むことになるが、かかる不利を生じない(請求項3)。
【0015】
ベース1とブラケット本体2との連結部の外面をキャップ4で覆い、ロックリング3とキャップ4との間に、ロックリング3の弛み方向の回転を阻止するストッパー機構を設けた手摺ブラケットによれば、例えば外部振動を受けてロックリング3が弛み方向へ回転するのをストッパー機構で阻止できるので、使用者の明確な意図がない限りは、ロックリング3がアンロック状態に切り換わるのを確実に防止できる。従って、長期使用時にも連結軸20がボス7から脱落するのを確実に防止できる(請求項4)。
【0016】
ベース1が、壁面用のブラケット本体2と、笠木用のブラケット本体2Aと、棒端支持用のブラケット本体2Bと、コーナー用のブラケット本体2Cとに対して共通使用できるようにしてあると、ベース1およびロックリング3を共用する分だけ手摺の構成部品点数を減少できるので、手摺の構築に要する全体コストを削減化できるうえ、手摺を構築する手間も省くことができる(請求項5)。
【0017】
【実施例】
図1ないし図6は本発明に係る手摺ブラケットの実施例を示す。図1ないし図3において、手摺ブラケットは壁面(装着面)に締結固定されるベース1と、ベース1に対して分離可能に係合装着されるブラケット本体2と、ベース1に装着されてブラケット本体2を分離不能にロック保持するロックリング3と、ベース1とブラケット本体2との連結部の外面を覆い隠すキャップ4とで構成する。
【0018】
図2においてベース1は、円盤状のダイキャスト成形品からなり、盤面の中央に円筒状のボス7を突設し、その上部に左右一対の係合片8を突設してなる。ベース1の盤面の周縁3箇所にはビス穴9を形成してある。ボス7の筒壁内面には連結穴10が形成してある。筒壁の対向二個所には、ロックリング3のロックピン31を組み込むためのスリット11が形成され、さらに各スリット11に連続してロックピン31と係合するガイド溝12が周方向に形成されている。ベース1の盤面の周縁4箇所には、キャップ4を抜け止め保持する装着凹部13が形成してある。符号14は位置決め表示であって、複数個のベース1を直線列状に位置決めするために設けてある。
【0019】
両スリット11は、時計の文字盤における1時と7時の位置に形成してあり、両ガイド溝12の溝奥端は3時と9時の位置にある。図3のB−B線矢視図に示すように、ロックピン31を受け止める側のガイド溝12の溝壁12aは、スリット11側から溝奥端側へ向かって下り傾斜している。連結軸20をベース1側へ引き寄せ操作するためであるが、その詳細は後述する。
【0020】
ブラケット本体2は、J字状に湾曲する支持アーム17と、支持アーム17の上端に張り出し形成される棒受座18と、支持アーム15の基端に設けられる連結部とを一体に形成したダイキャスト成形品からなる。手摺棒Rを支持する棒受座18の座面は下凹み状に形成してあり、その左右にビス穴19を形成してある。
【0021】
連結部には、ベース1の連結穴10に嵌合装着される丸軸状の連結軸20と、ボス7と同じ直径のフランジ21と、フランジ21の上縁中央から上向きに突設される逆L字状の受爪22と、受爪22の内隅に形成される位置決め突起23とを形成してある。連結軸20の対向周面には、ロックピン31に係合するロック溝24と、ロックピン31の出入口25とが形成してある。フランジ21、および受爪22の外面には鍵穴形の化粧壁26が膨出形成されている。
【0022】
ロックリング3はダイキャスト成形品からなり、ボス7に外嵌装着される円形のリング部30を有し、その対向壁の内外面に一対のロックピン31と、操作ノブ32とをそれぞれ突出形成してある。操作ノブ32の厚み寸法は、リング部30の厚み寸法より大きい(図6参照)。
【0023】
キャップ4は、壁面へ向かって開口する椀状のプラスチック成形品からなり、軟質樹脂で形成する。キャップ4の中央には、ブラケット本体の支持アーム17の基端と係合する長円状の装着穴35を形成してあり、この穴35の上端からキャップ壁の周縁上端にわたって装着溝36が形成されている。キャップ壁の内面には、ベース1の装着凹部13に係合する4組の爪37・38と、ベース1の下半周面に接当する3個のリブ39とが形成してある。4組の爪37・38のうち、左右に対向する爪38は、ロックリング3のストッパーを兼ねる。
【0024】
手摺ブラケットは以上の部品で構成するが、この実施例におけるバヨネット構造は、ボス7に形成したガイド溝12と、連結軸20の周面に形成したロック溝24と、ロックリング3、およびその内面に形成したロックピン31とからなり、ロックリング3をアンロック位置からロック位置へ回転操作した状態において、ロックピン31がロック溝24と係合して、ブラケット本体2を分離不能に固定保持する。その詳細は後述する。
【0025】
ブラケット本体2を回転不能に固定保持する位置決め構造は、ベース1に設けた左右一対の係合片8と、ブラケット本体2の受爪22の内隅に設けた突起23とからなる。ロックリング3とキャップ4との間に設けられて、ロックリング3の弛み方向の回転を阻止するストッパー機構は、ロックリング3に設けた左右一対の操作ノブ32と、キャップ4の内面に設けた左右一対の爪38とで構成されている。
【0026】
次に、手摺ブラケットの組み付け手順の一例を説明する。まず、ベース1を壁面にあてがい、その位置決め表示14を指標にして壁面に対する取付姿勢を決め、各ビス穴9を介してビス42を壁面にねじ込んでベース1を固定する。全てのベース1を壁面に固定したのち、ロックリング3とブラケット本体2をベース1に組み込む。詳しくは、ロックピン31をスリット11に差し込み、ブラケット本体2の突起23が一対の係合片8の間に入り込む状態で、連結軸20を連結穴10に内嵌する。このとき、ロックピン31の突端が出入口25からロック溝24内へと入り込む。
【0027】
上記の仮組み状態において、図4に矢印で示すように、操作ノブ32を時計回転方向へ回転操作して、ロックリング3をアンロック位置からロック位置へ回転変位し、ロックピン31をロック溝24の内奥に係合する。このとき、ロックピン31は、ガイド溝12の溝壁12aに案内されて僅かに壁面側へ変位し、連結軸20をベース1側へ引き寄せる。その結果、連結軸20は図5に示すように、軸端が連結穴10の内奥壁に密着する。つまり、連結軸20は連結穴10の内奥壁10aとロックピン31とによって、軸心方向へ遊動不能に挟持固定される。
【0028】
上記のように、ブラケット本体2のベース1に対する固定は、ロックリング3を所定角度に回転操作するだけでよく、締結工具を使用する必要もなくワンタッチでブラケット本体2を固定できる。固定状態を解除する場合には、ロックリング3を逆方向へ所定角度に回転操作するだけでよく、同様にワンタッチでブラケット本体2を固定解除できる。
【0029】
全てのブラケット本体2をベース1に装着してロックリング3でロック固定したのち、手摺棒Rを棒受座18に載置して、ビス43をビス穴19を介して手摺棒Rにねじ込んで、手摺棒Rを各手摺ブラケットに固定する。最後に、キャップ4を各手摺ブラケットに被せ付ける。詳しくは、装着溝36で分断されたキャップ壁を前後逆向きにたわみ変形させて溝開口を拡げ、キャップ4をブラケット本体2の連結部、およびベース1に被せ付け、その爪37・38をベース1の装着凹部13に係合させる。
【0030】
上記のようにキャップ4を装着した状態においては、ベース1やロックリング3の外面がキャップ4で覆われるので、手摺ブラケットの外観がすっきりとしたものになる。装着穴35と装着溝36とは、ブラケット本体2の化粧壁26で塞がれ、これら三者の表面が面一状になるので、手摺ブラケットの外観上の印象をすっきりとしたものにできる。さらに注目すべきは、図4に示すように、ロック操作された操作ノブ32を一対の爪38で挟み込んで、ロックリング3が反時計回転方向へ回転するのを阻止できるので、例えば外部振動を受けたロックリング3が弛んで、連結軸20がボス7から脱落するのを確実に防止できる。
【0031】
壁面用、笠木用、棒端支持用、コーナー用の各手摺ブラケットにおいて、ベース1を共通使用することにより手摺の構築に要する全体コストを削減できる。具体的には、図7ないし図11に示すように、笠木用のブラケット本体2Aに設けた連結軸20Aと、棒端支持用のブラケット本体2Bに設けた連結軸20Bと、コーナー用のブラケット本体2Cに設けた連結軸20Cとを、それぞれ壁面用のブラケット本体2に設けた連結軸20と同一構造に形成して、ベース1を各ブラケット本体2A〜2Cに対して共通使用できるようにする。
【0032】
図7に示す笠木用のブラケット本体2Aは、支持アーム17が垂直に形成してある点が異なるだけで、他は壁面用のブラケット本体2と同じであるから、同じ部材には同じ符号を付してその説明を省略する。以下の各ブラケット本体2B・2Cにおいても同様に扱う。キャップ4は壁面用の手摺ブラケットに適用されるキャップと同じである。
【0033】
図8および図9に示す棒端支持用のブラケット本体2Bは、中空枠状の支持アーム17bを有し、その先端に手摺棒Rを受け入れる棒受穴45を有する。符号46はプラスチック成形品からなる断面U字状のカバーである。このカバー46を支持アーム17bの開口周縁に係合装着することにより、支持アーム17bの開口部を覆い隠して、外観を整えることができる。
【0034】
棒端支持用のブラケット本体2Bに適用されるキャップ4bは、図10に示すように断面C字状の筒構造とする点が、壁面用の手摺ブラケットに適用されるキャップ4とは異なる。しかし、その内面に設けた爪38が、操作ノブ32のストッパーを兼ねている点は、壁面用の手摺ブラケットに適用されるキャップ4と同じである。
【0035】
図11に示すコーナー用のブラケット本体2Cは、中心軸線が直交する一対の棒受穴47と、支持ボス48とで支持アーム17cを構成し、支持ボス48の取付端に、ベース1に対する連結構造を設けられている。支持アーム17cの上面開口は、L字状のカバー49で覆い隠す。コーナー用のブラケット本体2Cに適用されるキャップ4cは、棒端支持用のブラケット本体2Bに適用されるキャップ4bと同じ構造である。なお、上記以外の構造のブラケット本体であっても、ベース1を共通使用することができる。
【0036】
上記の実施例以外に、連結軸20をベース1側に設け、連結穴10をブラケット本体2側に設けてもよい。ベース1とブラケット本体2との間に設けるべき位置決め構造は、互いに嵌係合する軸と凹部とで構成してもよく、要はブラケット本体2をベース1に組み付けた状態において、ブラケット本体が2回転できない構造であれば足りる。同様に、ロックリング3の弛み方向の回転を阻止するストッパー機構は、ロックリング3とキャップ4との間に設けられて、互いに接当する一対の部材で構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】手摺ブラケットの縦断側面図である。
【図2】手摺ブラケットの分解斜視図である。
【図3】手摺ブラケットの分解正面図である。
【図4】図1におけるA−A線断面図である。
【図5】ブラケット本体とベースの連結構造を示す縦断側面図である。
【図6】図4におけるC−C線断面図である。
【図7】笠木用手摺ブラケットの一部破断正面図である。
【図8】手摺の斜視図である。
【図9】棒端支持用の手摺ブラケットの一部破断側面図である。
【図10】図9におけるD−D線断面図である。
【図11】コーナー用の手摺ブラケットの一部破断側面図である。
【符号の説明】
1 ベース
2 ブラケット本体
3 ロックリング
4 キャップ
7 ボス
10 連結穴
12 ガイド溝
20 連結軸
24 ロック溝
31 ロックピン[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a handrail bracket including a base fixed to a wall surface and the like, and a bracket body that is detachably attached to the base.
[0002]
[Prior art]
A handrail bracket including a base and a bracket body that is detachably attached to the base is known (see Patent Document 1). There, the bracket body is engaged and mounted on a base fastened and fixed to a wall surface, and both are fastened and fixed so as not to be separated by screws. In a handrail bracket of the same type, a handrail bracket is also proposed in which an uneven fitting structure is provided between the bracket main body and the base, and in a temporarily assembled state, the two are engaged so as not to be relatively rotatable (see Patent Document 2). .
[0003]
[Patent Document 1]
Japanese Patent No. 3342473 (paragraph number 0018, FIG. 2)
[Patent Document 2]
JP 2003-41736 A (paragraph number 0010, FIG. 4)
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
According to the handrail brackets of
[0005]
There are handrail brackets for wall surfaces, headboards, corners, rod end support, etc., but each is often configured as a dedicated bracket, which also contributed to the increased cost of each handrail bracket .
[0006]
An object of the present invention is to provide a handrail bracket that can quickly fix and release the bracket body from the base without using screws or fastening tools, and thus can easily separate and reattach the handrail. . An object of the present invention is to provide a handrail bracket that can reduce the overall cost required to construct a handrail by using a base in common for handrail brackets for wall surfaces, headboards, corners, and rod ends. .
[0007]
[Means for Solving the Problems]
The handrail bracket of the present invention includes a base 1 that is fastened and fixed to a mounting surface, a
[0008]
A positioning structure is provided between the base 1 and the
[0009]
The
[0010]
The outer surface of the connecting portion between the base 1 and the
[0011]
A connecting
[0012]
[Effects of the invention]
In the present invention, the
[0013]
According to the handrail bracket provided with the positioning structure between the base 1 and the bracket
[0014]
The
[0015]
According to the handrail bracket, the outer surface of the connecting portion between the base 1 and the
[0016]
When the base 1 can be used in common for the
[0017]
【Example】
1 to 6 show an embodiment of a handrail bracket according to the present invention. 1 to 3, the handrail bracket includes a base 1 fastened and fixed to a wall surface (mounting surface), a
[0018]
In FIG. 2, the base 1 is formed of a disk-shaped die-cast product, and a
[0019]
Both slits 11 are formed at the 1 o'clock and 7 o'clock positions on the dial of the watch, and the groove rear ends of both guide
[0020]
The
[0021]
The connecting portion has a round shaft-like connecting
[0022]
The
[0023]
The
[0024]
Although the handrail bracket is composed of the above components, the bayonet structure in this embodiment has a
[0025]
The positioning structure for fixing and holding the
[0026]
Next, an example of an assembly procedure of the handrail bracket will be described. First, the base 1 is applied to the wall surface, the mounting indication with respect to the wall surface is determined using the
[0027]
In the temporarily assembled state, as indicated by an arrow in FIG. 4, the
[0028]
As described above, the
[0029]
After mounting all the
[0030]
In the state where the
[0031]
By using the base 1 in common for each handrail bracket for wall surface, headboard, rod end support, and corner, the overall cost required for construction of the handrail can be reduced. Specifically, as shown in FIGS. 7 to 11, a connecting
[0032]
The bracket main body 2A shown in FIG. 7 is the same as the bracket
[0033]
The bracket end supporting bracket body 2B shown in FIGS. 8 and 9 has a hollow frame-shaped
[0034]
The
[0035]
A corner bracket
[0036]
In addition to the above embodiment, the connecting
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a vertical side view of a handrail bracket.
FIG. 2 is an exploded perspective view of a handrail bracket.
FIG. 3 is an exploded front view of a handrail bracket.
4 is a cross-sectional view taken along line AA in FIG.
FIG. 5 is a longitudinal side view showing a connection structure between a bracket body and a base.
6 is a cross-sectional view taken along line CC in FIG.
FIG. 7 is a partially cutaway front view of a handrail bracket for headboards.
FIG. 8 is a perspective view of a handrail.
FIG. 9 is a partially cutaway side view of a handrail bracket for supporting a rod end.
10 is a cross-sectional view taken along line DD in FIG. 9. FIG.
FIG. 11 is a partially cutaway side view of a handrail bracket for a corner.
[Explanation of symbols]
1
Claims (5)
ベース1とブラケット本体2とは、両者1・2の接合面間に設けられて互いに嵌係合する連結軸20、および連結穴10を介して係合連結されており、
ロックリング3は、ロック位置とアンロック位置とに往復変位操作可能にベース1で支持されており、
ベース1に係合連結したブラケット本体2が、ベース1と、ブラケット本体2と、ロックリング3との三者間に設けたバヨネット構造で分離不能に係合固定されていることを特徴とする手摺ブラケット。A base 1 fastened and fixed to the mounting surface, a bracket body 2 that is detachably engaged with the base 1, and a lock ring 3 that is attached to the base 1 and locks the bracket body 2 so that it cannot be separated. Has
The base 1 and the bracket body 2 are engaged and connected via a connecting shaft 20 and a connecting hole 10 which are provided between the joint surfaces of the two 1 and 2 and engage with each other.
The lock ring 3 is supported by the base 1 so as to be reciprocally movable between a lock position and an unlock position.
A handrail, wherein a bracket body 2 engaged and connected to a base 1 is non-separably engaged and fixed by a bayonet structure provided between the base 1, the bracket body 2 and the lock ring 3. bracket.
ボス7の筒壁内面に、ブラケット本体2に設けた連結軸20を受け入れる連結穴10が形成されており、
バヨネット構造が、ボス1の筒壁に形成した周方向のガイド溝12と、ロックリング3の内面に突設されて、ガイド溝12を介して連結穴20の内面に突出するロックピン31と、連結軸10の周面に沿って形成されて、ロックピン31に係合するロック溝24とを含み、
ロックリング3をアンロック位置からロック位置へ回転操作した状態において、ロックピン31がロック溝24と係合して、ブラケット本体2を分離不能に固定保持している請求項1または2記載の手摺ブラケット。The lock ring 3 is rotatably supported by a boss 7 protruding from the outer surface of the base 1.
A connecting hole 10 for receiving a connecting shaft 20 provided in the bracket body 2 is formed on the inner surface of the cylindrical wall of the boss 7.
A bayonet structure having a circumferential guide groove 12 formed on the cylindrical wall of the boss 1; a lock pin 31 protruding from the inner surface of the lock ring 3 and protruding from the inner surface of the connecting hole 20 through the guide groove 12; A locking groove 24 formed along the peripheral surface of the connecting shaft 10 and engaging with the locking pin 31;
The handrail according to claim 1 or 2, wherein the lock pin (31) engages with the lock groove (24) to hold the bracket body (2) in a non-separable manner when the lock ring (3) is rotated from the unlock position to the lock position. bracket.
ベース1に組み込んだロックリング3とキャップ4との間に、ロックリング3の弛み方向の回転を阻止するストッパー機構が設けてある請求項1または2または3記載の手摺ブラケット。The outer surface of the connecting portion between the base 1 and the bracket body 2 is covered with a cap 4 that is non-rotatably engaged and fixed to the base 1 and the bracket body 2;
The handrail bracket according to claim 1, 2 or 3, wherein a stopper mechanism for preventing the lock ring 3 from rotating in the slack direction is provided between the lock ring 3 incorporated in the base 1 and the cap 4.
ベース1およびロックリング3が各ブラケット本体2・2A・2B・2Cに対して共通使用できる請求項1記載の手摺ブラケット。A connecting shaft 20 provided on the bracket body 2 for wall surface, a connecting shaft 20A provided on the bracket body 2A for caps, a connecting shaft 20B provided on the bracket body 2B for supporting rod ends, and a bracket body 2C for corners. Is formed in the same structure as the connecting shaft 20C provided in
The handrail bracket according to claim 1, wherein the base 1 and the lock ring 3 can be used in common for the bracket bodies 2, 2A, 2B and 2C.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003175434A JP2005009196A (en) | 2003-06-19 | 2003-06-19 | Handrail bracket |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2003175434A JP2005009196A (en) | 2003-06-19 | 2003-06-19 | Handrail bracket |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007284998A (en) * | 2006-04-17 | 2007-11-01 | Enomoto Co Ltd | Handrail member connector |
JP2011006959A (en) * | 2009-06-26 | 2011-01-13 | Naigai:Kk | Handrail fitting, handrail device, and method for attaching the handrail device |
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-
2003
- 2003-06-19 JP JP2003175434A patent/JP2005009196A/en active Pending
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