JP2005007022A

JP2005007022A - Dust free clothes cleaning bag and dust free clothes cleaning method

Info

Publication number: JP2005007022A
Application number: JP2003176289A
Authority: JP
Inventors: Masayuki Miki; 雅之三木; Nobuyuki Hirano; 信行平野; Masakazu Otani; 雅和大谷
Original assignee: OITA GENERAL SERVICE KK
Current assignee: OITA GENERAL SERVICE KK
Priority date: 2003-06-20
Filing date: 2003-06-20
Publication date: 2005-01-13

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a method for efficiently cleaning dust free clothes. <P>SOLUTION: A bag body is composed of at least one kind of fiber selected from a group composed of regenerated fiber, synthetic fiber, semi-synthetic fiber, and inorganic fiber. A dust free clothes cleaning bag is characterized by having an openable-closable dust free clothes taking in and out port, and at least one water feeding port capable of feeding water. A dust free clothes cleaning method is characterized by housing and cleaning dust free clothes in the bag. <P>COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、無塵衣クリーニング用袋および無塵衣のクリーニング方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】
半導体製造工場、化学工場、病院等のクリーンルーム、手術室等では、その作業室内の塵埃が厳しく管理されている。そのため、かかる作業室内で作業する作業者は、通常発塵を低減もしくは防止することを目的とする衣服、すなわち無塵衣を着用して、作業室内に入るようにし、また、その無塵衣は、定期的にクリーニングし、その清浄度を高く保つようにしている。
【０００３】
無塵衣のクリーニング方法としては、例えば作業者が使用した無塵衣を、そのまま回転ドラム式洗濯機等の洗濯機に入れ、純水でクリーニングする方法が一般的であるが、かかる方法では、クリーニング後に、無塵衣を取り出し、該無塵衣を作業者ごとに分類分けし直す必要があり、効率的なクリーニング方法とはいえなかった。また、予め作業者ごとに分類分けされた無塵衣を、それぞれ個別にクリーニングすることも、効率的ではなかった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
このようなことから、本発明者らは、効率的に無塵衣をクリーニングする方法を開発すべく、鋭意検討したところ、再生繊維、合成繊維、半合成繊維および無機繊維からなる群から選ばれる少なくとも一種の繊維で構成された袋体であって、開閉可能な無塵衣の出し入れ口および少なくとも一つの通水可能な通水口を有してなる袋に、無塵衣を入れてクリーニングすることにより、効率的なクリーニングが可能となり、また、クリーニング時の前記袋からの発塵もほとんどないことを見出し、本発明に至った。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
すなわち本発明は、再生繊維、合成繊維、半合成繊維および無機繊維からなる群から選ばれる少なくとも一種の繊維で構成された袋体であって、開閉可能な無塵衣の出し入れ口および少なくとも一つの通水可能な通水口を有してなることを特徴とする無塵衣クリーニング用袋および前記袋に、無塵衣を入れてクリーニングすることを特徴とする無塵衣のクリーニング方法を提供するものである。
【０００６】
【発明の実施の形態】
無塵衣としては、例えば半導体製造工場、化学工場、病院等のクリーンルーム、手術室等のその作業室内の塵埃が厳しく管理されている作業室内で作業する作業者が着用する、発塵を低減もしくは防止することを目的とする衣服であればよく、例えばフード、つなぎ服、マスク、手袋、インナーウエア等が挙げられる。また、前記作業室内で使用されるウエスやワイパー等のうち、クリーニングの対象となるものも、本発明の無塵衣に含まれる。
【０００７】
以下、図面を参照しながら説明する。本発明の無塵衣クリーニング用袋１は、再生繊維、合成繊維、半合成繊維および無機繊維からなる群から選ばれる少なくとも一種の繊維で構成された袋体２であって、開閉可能な無塵衣の出し入れ口３および少なくとも一つの通水可能な通水口４を有してなることを特徴としており、かかる無塵衣クリーニング用袋を用いることにより、例えば作業者ごとに無塵衣クリーニング用袋を使い分けることができ、クリーニング後の無塵衣の分類作業を省略することが可能となる。しかも、前記繊維で構成された袋に、クリーニングすべき無塵衣を入れてクリーニングすることにより、クリーニング時の前記袋からの発塵、前記袋と無塵衣の接触による発塵等を防止することもできるため、効率よく無塵衣をクリーニングすることができる。
【０００８】
本発明の無塵衣クリーニング用袋１は、前記再生繊維、半合成繊維、合成繊維および無機繊維からなる群から選ばれる少なくとも一種の繊維で構成された袋体であり、通常かかる繊維のうちの一種もしくは二種以上の繊維を用いて形成された織物、不織布、編物等の生地を袋状に形成せしめたものである。前記繊維を用いて形成された織物、不織布、編物等の生地は、その切断面から塵埃が発生しにくいよう、例えばレーザー切断等の溶融切断したものを用いるか、あるいは切断面を縫い合わせて袋体を形成させる際に、図４に示すように、切断面５を内側に折り込みながら縫い合わせる必要がある。かかる縫い合わせにおいても、前記繊維を紡糸した糸が用いられる。
【０００９】
再生繊維としては、例えば再生セルロース繊維、再生蛋白繊維等が挙げられ、再生繊維としては、レーヨン、溶剤紡糸セルロース等が挙げられる。かかる再生セルロース繊維は、例えばビスコース法、銅アンモニア法、直接法等いずれの製造方法で製造されたものを用いてもよい。
【００１０】
半合成繊維としては、例えばアセテート、トリアセテート等の酢酸セルロース繊維、ポリアクリロニトリル−牛乳蛋白グラフト繊維等が挙げられ、酢酸セルロース繊維が好ましく、なかでもアセテートが好ましい。
【００１１】
合成繊維としては、例えばナイロン、アラミド等のポリアミド繊維、例えばポリエチレンテレフタレート、ポリトリメチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等のポリエステル繊維、例えばポリアクリロニトリル等のアクリル繊維、例えばポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン繊維、例えばポリビニルアルコール等のポリビニルアルコール繊維、例えばポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン等のポリ塩化ビニル系繊維、例えばポリウレタン繊維等が挙げられ、ポリアミド繊維、ポリエステル繊維、アクリル繊維が好ましく、中でもポリエステル繊維が特に好ましい。
【００１２】
無機繊維としては、例えばガラス繊維、炭素繊維、金属繊維等が挙げられ、炭素繊維、金属繊維が好ましい。
【００１３】
かかる繊維の中でも、半合成繊維、合成繊維が好ましい。
【００１４】
かかる袋体２は、開閉可能な無塵衣の出し入れ口３および少なくとも一つの通水可能な通水口４を有しており、無塵衣の前記袋体２への投入操作もしくは取出し操作が容易に行うことができ、またクリーニング時に、無塵衣が抜け落ちる心配がなく、無塵衣のクリーニングに要求されるレベルの洗浄効果が得られる。
【００１５】
開閉可能な無塵衣の出し入れ口３としては、例えば図１に示すような紐状部材６で緊縛可能な出し入れ口、例えばファスナー、フック、ボタン等の開閉部材が設けられた出し入れ口等が挙げられる。かかる開閉部材は、通常金属、プラスチック等クリーニング時に擦れ合って塵埃を生じない材質で構成されたものが用いられ、また、開閉部材を前記袋に固定する際に用いる糸やテープ等の固定部材も、前記繊維で構成されたものが用いられる。
【００１６】
また、通水可能な通水口４は、無塵衣クリーニング用袋に入れた無塵衣がクリーニング中に外部に出ない程度の大きさであって、外部から前記袋内部へ、もしくは前記袋内部から外部への水の移動が可能な大きさであればよく、その形状は、特に制限されない。通水口４の設置位置も制限されず、前記袋の側面に設けてもよいし、底面に設けてもよい。通水口４は少なくとも一つ設ければよく、その個数の上限は特になく、例えば前記袋を網目状にしてもよい。通水口４の数や大きさは、前記袋の大きさ等に応じて、適宜決めればよい。かかる通水口４は、例えば前記袋を形成させた後に、例えば穴をあける等の方法により設けてもよいし、前記袋を形成する際に、例えば一部を縫い合わせない方法等により設けてもよい。
【００１７】
本発明の無塵衣クリーニング用袋１に、袋内の無塵衣を識別する識別タグを付すことにより、前記袋内の無塵衣を容易に識別できるため、好ましい。
【００１８】
袋内の無塵衣を識別するタグとしては、例えば無塵衣の種類を識別する種類識別タグ、無塵衣の使用者を識別する個人識別タグ等が挙げられ、クリーニング後の使用者ごとの無塵衣の分類作業が省略可能であるという点で、個人識別タグが好ましい。また、ワイパーやウエス等の使用者が決められていない無塵衣は、種類識別タグが付された無塵衣クリーニング用袋を用いることが好ましい。
【００１９】
かかる識別タグとしては、例えば文字、記号、色等の表記、例えばバーコード、例えば接触式もしくは非接触式ＩＣ等が挙げられる。
【００２０】
無塵衣のクリーニングは、通常クリーニングすべき無塵衣を、無塵衣クリーニング用袋に入れ、前記袋を洗濯機に入れ、純水で洗浄した後、すすぎ洗浄を一回もしくは二回以上行い、次いで乾燥用エア等の乾燥媒体で乾燥させることにより実施される。必要に応じて洗剤を用いてもよい。純水としては、通常イオン交換処理したイオン交換水が用いられる。
【００２１】
無塵衣クリーニング用袋に入れるクリーニングすべき無塵衣の数は、前記袋の大きさや無塵衣の種類、大きさ、洗濯機の洗濯許容量等に応じて適宜決めればよい。
【００２２】
洗濯機としては、例えばドラム式洗濯機、渦巻き式洗濯機、攪拌式洗濯機等が挙げられ、特に制限されないが、多くの無塵衣を洗浄するには、ドラム式洗濯機を用いることが好ましい。
【００２３】
洗浄温度は、無塵衣の材質等に応じて適宜選択すればよいが、通常室温〜７０℃程度であり、洗浄時間は特に制限されない。
【００２４】
すすぎ洗浄は、通常前記洗浄後、排水し、脱水後、前記洗浄で用いた量以上の純水を用い、前記洗浄と同様の操作を行えばよい。すすぎ洗浄の回数は、無塵衣の品質上問題のない範囲で適宜決めればよい。
【００２５】
すすぎ洗浄終了後、無塵衣が入った無塵衣クリーニング用袋を取り出し、乾燥機に入れ、乾燥が行われる。用いた洗濯機に乾燥機能がついている場合には、無塵衣を取り出すことなくそのまま乾燥してもよい。
【００２６】
乾燥は、通常乾燥エア等の乾燥媒体を、前記すすぎ洗浄後の無塵衣が入った無塵衣クリーニング用袋へ通じることにより実施され、乾燥温度は、無塵衣の材質等に応じて適宜選択すればよいが、通常室温〜７０℃で程度である。乾燥時間は特に制限なく、乾燥温度に応じて適宜選択される。
【００２７】
乾燥終了後、無塵衣が入った無塵衣クリーニング用袋を取出し、前記袋からクリーニングされた無塵衣を取出し、使用者ごとに分類されるが、識別タグが付された袋を用いることにより、一つの袋に入っている無塵衣は、前記袋に付された識別タグに示された使用者のものであるので、クリーニング後の無塵衣の分類作業を省略することができ、効率的なクリーニングが可能となる。
【００２８】
【実施例】
以下、実施例により本発明をさらに詳細に説明するが、本発明はこの実施例に限定されない。
【００２９】
実施例１〜４
半合成繊維であるアセテート、合成繊維であるポリアミド繊維、ポリエステル繊維およびアクリル繊維をそれぞれ用いて形成された織物を用いて、縦５５ｃｍ、横４５ｃｍの図１に示すような無塵衣クリーニング用袋を作成した。前記袋の上部を、開口部とし、開口部は、紐で緊縛することにより、閉じることが可能な形状とした。また、前記織物を縫い合わせる際、底面部分は、縫い合わさない箇所を３箇所設けて、手袋が抜け落ちない程度の大きさの通水口を四つ形成した。
【００３０】
手袋２０枚を前記袋にそれぞれ入れ、５０℃の純水で１５分間洗浄し、３回すすぎ洗浄した後、６０℃のクリーンエアで３０分乾燥させた。
【００３１】
乾燥後の手袋を袋から取り出し、タンブリング式パーティクルカウンタを用い、パーティクルの発生試験（０．３μｍ以上のパーティクル数（吸引空気量１ｆｔ^３当りのパーティクル個数）を測定）を行った。各繊維について、５回試験を行い、５回の試験結果のうち、最大値と最小値を除いた３回の測定結果の平均値で評価した。結果を表１に示した。なお、パーティクルの発生試験は、ＪＩＳＢ９９２３タンブリング法に準じておこなった。
【００３２】
【表１】

【００３３】
比較例１〜３
天然繊維である麻、羊毛およびシルクを用いて、前記実施例１〜４と同様に袋を作成し、手袋のクリーニングを実施し、パーティクルの発生試験を実施した。結果を上記表１に示した。
【００３４】
実施例５
前記実施例１で用いたアセテートで構成された袋を用いて、ワイパー２０枚を実施例１と同様にクリーニングし、パーティクル発生試験を実施した。結果を表２に示した。なお、クリーニング前のワイパー２０枚のパーティクル発生試験の結果は、１６９１個／ｆｔ^３（５９７１０個／ｍ^３相当）であった。
【００３５】
【表２】

【００３６】
比較例４
前記比較例３で用いたシルクで構成された袋を用いて、ワイパー２０枚を実施例１と同様にクリーニングし、パーティクル発生試験を実施した。結果を上記表２に示した。
【００３７】
実施例６
縦４０ｃｍ、横１２０ｃｍのポリエステル製網目状袋（網径３〜４ｍｍ）であって、開口部が、ファスナー（留め金が金属製で、それ以外はポリエステルおよびナイロン製）の無塵衣クリーニング用袋を作成し、つなぎ服一枚を入れた。かかるつなぎ服１枚が入った無塵衣クリーニング用袋５０袋を洗濯機に入れ、前記実施例１と同様にクリーニングし、パーティクル試験を実施したところ、０．３μｍ以上のパーティクル数は、４３個／ｆｔ^３（１５１８個／ｍ^３相当）であった。後述の参考比較例１の結果から、無塵衣クリーニング用袋を用いても、新たな塵埃の発生は認められず、逆にわずかではあるが、発塵を抑制する効果があることがわかった。
【００３８】
参考比較例１
前記実施例６において、無塵衣クリーニング用袋を用いない以外は、前記実施例６と同様に実施したところ、０．３μｍ以上のパーティクル数は、４５個／ｆｔ^３（１５８９個／ｍ^３相当）であった。
【００３９】
実施例７
前記実施例６において、同じ作業者が使用したつなぎ服を一枚ずつ入れた無塵衣クリーニング用袋２５袋と前記作業者が使用したインナーウエア上下１セットずつを入れた無塵衣クリーニング用袋２５袋について、各袋に前記作業者を識別する識別タグを付し、クリーニングした以外は前記実施例６と同様に実施したところ、０．３μｍ以上のパーティクル数は、４１個／ｆｔ^３（１４４８個／ｍ^３相当）であった。
【００４０】
【発明の効果】
本発明の特定の繊維で構成された無塵衣クリーニング用袋を用いることにより、該袋からのクリーニング時の塵埃の発生もほとんどなく、無塵衣を分類分けしてクリーニングすることが可能であり、効率的なクリーニングが可能となる。また、該袋に、袋内の無塵衣を識別するタグを付しておくことにより、袋内の無塵衣の識別が容易になり、さらに効率的なクリーニングが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の無塵衣クリーニング用袋の一実施態様を横から見た模式図である。
【図２】図１に示した無塵衣クリーニング用袋の斜視図である。
【図３】図１に示した無塵衣クリーニング用袋を底面から見た図である。
【図４】切断面を縫い合わせて袋体を形成させる際の縫い合わせ部分の模式図である。
【符号の説明】
１無塵衣クリーニング用袋２袋体３出し入れ口４通水口５切断面６紐状部材[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a dustless clothing cleaning bag and a dustless clothing cleaning method.
[0002]
[Prior art]
In semiconductor manufacturing factories, chemical factories, clean rooms such as hospitals, operating rooms, etc., dust in the working rooms is strictly managed. For this reason, an operator who works in such a work room usually wears clothes intended to reduce or prevent dust generation, that is, wears a dust-free garment and enters the work room. Clean regularly and keep it clean.
[0003]
As a method for cleaning the dust-free garment, for example, a method in which the dust-free garment used by the operator is put into a washing machine such as a rotating drum type washing machine as it is and cleaned with pure water is general. After cleaning, it was necessary to take out the dust-free garments and reclassify the dust-free garments for each worker, which was not an efficient cleaning method. In addition, it is not efficient to individually clean the dust-free garments classified in advance for each worker.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
For these reasons, the present inventors have intensively studied to develop a method for efficiently cleaning a dust-free garment, and are selected from the group consisting of recycled fibers, synthetic fibers, semi-synthetic fibers, and inorganic fibers. Putting the dust-free garment into a bag made of at least one type of fiber and having an opening / closing port for the dust-free garment that can be opened and closed and at least one water-flowing port that allows water to flow As a result, it was found that efficient cleaning was possible, and that there was almost no dust generation from the bag during cleaning, and the present invention was achieved.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
That is, the present invention is a bag made of at least one fiber selected from the group consisting of regenerated fiber, synthetic fiber, semi-synthetic fiber and inorganic fiber, and is capable of opening and closing a dust-free garment that can be opened and closed and at least one What is provided is a dustless clothing cleaning bag characterized by having a water passage opening that allows water to flow, and a dustless clothing cleaning method characterized by putting dustless clothing in the bag for cleaning It is.
[0006]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
As a dust-free garment, for example, semiconductor manufacturing factories, chemical factories, clean rooms in hospitals, operating rooms such as operating rooms, etc., which are strictly controlled by dust, reduce the generation of dust. Any clothing may be used as long as it is intended to prevent, for example, hoods, coveralls, masks, gloves, innerwear, and the like. Of the waste cloths and wipers used in the work chamber, those to be cleaned are also included in the dust-free garment of the present invention.
[0007]
Hereinafter, description will be given with reference to the drawings. The dust-free garment cleaning bag 1 of the present invention is a bag body 2 made of at least one kind of fiber selected from the group consisting of recycled fiber, synthetic fiber, semi-synthetic fiber and inorganic fiber, and can be opened and closed without dust. It is characterized by having a clothing outlet / outlet 3 and at least one water passage 4 through which water can flow, and by using such a dustless clothing cleaning bag, for example, a dustless clothing cleaning bag for each worker. This makes it possible to dispense with the dust-free clothing classification after cleaning. In addition, dust-free clothing to be cleaned is put in the bag made of the fibers and cleaned, thereby preventing dust generation from the bag during cleaning, dust generation due to contact between the bag and the dust-free clothing, and the like. In addition, the dust-free garment can be efficiently cleaned.
[0008]
The dust-free garment cleaning bag 1 of the present invention is a bag made of at least one kind of fiber selected from the group consisting of the regenerated fiber, semi-synthetic fiber, synthetic fiber and inorganic fiber. Fabrics such as woven fabrics, non-woven fabrics, and knitted fabrics formed using one or more types of fibers are formed into a bag shape. Fabrics such as woven fabrics, non-woven fabrics, and knitted fabrics formed using the fibers are melted and cut by laser cutting or the like so that dust is not easily generated from the cut surfaces, or the cut surfaces are sewn together to form a bag. 4 is formed, it is necessary to sew together while folding the cut surface 5 inward as shown in FIG. Also in such stitching, a yarn obtained by spinning the fiber is used.
[0009]
Examples of the regenerated fiber include regenerated cellulose fiber and regenerated protein fiber, and examples of the regenerated fiber include rayon and solvent-spun cellulose. Such a regenerated cellulose fiber may be produced by any production method such as a viscose method, a copper ammonia method, or a direct method.
[0010]
Examples of semi-synthetic fibers include cellulose acetate fibers such as acetate and triacetate, polyacrylonitrile-milk protein graft fibers, and the like. Cellulose acetate fibers are preferable, and acetate is particularly preferable.
[0011]
Synthetic fibers include, for example, polyamide fibers such as nylon and aramid, polyester fibers such as polyethylene terephthalate, polytrimethylene terephthalate, polybutylene terephthalate, acrylic fibers such as polyacrylonitrile, polyolefin fibers such as polyethylene and polypropylene, such as polyvinyl Examples thereof include polyvinyl alcohol fibers such as alcohol, for example, polyvinyl chloride fibers such as polyvinyl chloride and polyvinylidene chloride, such as polyurethane fibers, and polyamide fibers, polyester fibers, and acrylic fibers are preferable, and polyester fibers are particularly preferable.
[0012]
Examples of the inorganic fiber include glass fiber, carbon fiber, and metal fiber, and carbon fiber and metal fiber are preferable.
[0013]
Among such fibers, semi-synthetic fibers and synthetic fibers are preferable.
[0014]
The bag body 2 has a dust-free garment opening / closing port 3 that can be opened and closed and at least one water-flow port 4 that allows water to pass therethrough. In addition, there is no fear that the dust-free garment will fall off during cleaning, and a level of cleaning effect required for cleaning the dust-free garment can be obtained.
[0015]
Examples of the opening / closing port 3 for the dust-free garment that can be opened and closed include a loading / unloading port that can be bound by a string-like member 6 as shown in FIG. 1, for example, a loading / unloading port provided with opening / closing members such as fasteners, hooks, and buttons. It is done. Such an opening / closing member is usually made of a material such as metal or plastic that does not rub against each other during cleaning, and a fixing member such as a thread or tape used to fix the opening / closing member to the bag is also used. In addition, those composed of the fibers are used.
[0016]
Further, the water passage port 4 through which water can flow is sized so that the dust-free garment put in the bag for dust-free garment does not come out to the outside during cleaning, and from the outside to the inside of the bag or inside the bag The size is not particularly limited as long as the water can move from the outside to the outside. The installation position of the water flow port 4 is not limited, and may be provided on the side surface of the bag or on the bottom surface. There is no particular upper limit on the number of water passages 4 provided, and for example, the bags may be meshed. What is necessary is just to determine suitably the number and magnitude | size of the water flow opening 4 according to the magnitude | size etc. of the said bag. For example, the water inlet 4 may be provided by, for example, making a hole after the bag is formed, or may be provided by, for example, a method in which parts are not sewn together when the bag is formed. .
[0017]
It is preferable to attach an identification tag for identifying the dust-free garment in the bag to the dust-free garment cleaning bag 1 of the present invention so that the dust-free garment in the bag can be easily identified.
[0018]
Examples of the tag for identifying the dust-free garment in the bag include a type identification tag for identifying the type of the dust-free garment, a personal identification tag for identifying the user of the dust-free garment, and the like for each user after cleaning. A personal identification tag is preferable in that the classification work of dust-free clothing can be omitted. Moreover, it is preferable to use a dust-free garment cleaning bag with a type identification tag for a dust-free garment for which a user such as a wiper or a waste is not determined.
[0019]
Examples of such identification tags include characters, symbols, colors, and the like, for example, barcodes, such as contact or non-contact ICs.
[0020]
To clean the dust-free garment, place the dust-free garment that should normally be cleaned in a dust-free garment cleaning bag, place the bag in a washing machine, wash with pure water, and then rinse once or twice. Then, it is carried out by drying with a drying medium such as drying air. A detergent may be used as necessary. As pure water, ion-exchanged water that is usually subjected to ion-exchange treatment is used.
[0021]
The number of dust-free clothing to be cleaned in the dust-free clothing cleaning bag may be appropriately determined according to the size of the bag, the type and size of the dust-free clothing, the washing allowance of the washing machine, and the like.
[0022]
Examples of the washing machine include a drum-type washing machine, a spiral washing machine, and a stirring-type washing machine, and are not particularly limited. However, it is preferable to use a drum-type washing machine for washing many dustless clothes. .
[0023]
The washing temperature may be appropriately selected according to the material of the dust-free garment and the like, but is usually about room temperature to about 70 ° C., and the washing time is not particularly limited.
[0024]
Rinse washing is usually performed after the washing, draining, dehydrating, and using the same amount of pure water as used in the washing, and performing the same operation as the washing. What is necessary is just to determine the frequency | count of rinse washing suitably in the range which does not have a problem on the quality of a dust-free garment.
[0025]
After rinsing and cleaning, the dust-free clothing cleaning bag containing the dust-free clothing is taken out, placed in a dryer, and dried. When the washing machine used has a drying function, it may be dried as it is without taking out the dust-free clothes.
[0026]
Drying is usually carried out by passing a drying medium such as dry air through the dust-free clothing cleaning bag containing the dust-free clothing after rinsing, and the drying temperature is appropriately determined according to the material of the dust-free clothing. What is necessary is just to select, but it is about room temperature-70 degreeC normally. The drying time is not particularly limited and is appropriately selected according to the drying temperature.
[0027]
After drying, take out the dust-free clothing cleaning bag containing the dust-free clothing, take out the cleaned dust-free clothing from the bag, and classify by user, but use bags with identification tags. Thus, since the dust-free garments in one bag are those of the user indicated by the identification tag attached to the bag, classification work of the dust-free garments after cleaning can be omitted, Efficient cleaning is possible.
[0028]
【Example】
EXAMPLES Hereinafter, although an Example demonstrates this invention further in detail, this invention is not limited to this Example.
[0029]
Examples 1-4
Using a fabric formed by using semi-synthetic fiber acetate, synthetic fiber polyamide fiber, polyester fiber and acrylic fiber, respectively, a dust-free garment cleaning bag as shown in FIG. Created. The upper part of the bag was used as an opening, and the opening was formed into a shape that could be closed by binding with a string. In addition, when the fabrics were sewn together, the bottom portion was provided with three locations that were not sewn together, and four water inlets that were large enough to prevent the gloves from falling off were formed.
[0030]
Twenty gloves were put in the bags, washed with pure water at 50 ° C. for 15 minutes, rinsed three times, and then dried with clean air at 60 ° C. for 30 minutes.
[0031]
The dried gloves were taken out of the bag, and a particle generation test (measuring the number of particles of 0.3 μm or more (the number of particles per 1 ft ³ suction air amount)) was performed using a tumbling type particle counter. Each fiber was tested five times, and the average value of three measurement results excluding the maximum value and the minimum value among the five test results was evaluated. The results are shown in Table 1. The particle generation test was performed according to the JIS B 9923 tumbling method.
[0032]
[Table 1]

[0033]
Comparative Examples 1-3
Using natural fibers such as hemp, wool, and silk, bags were made in the same manner as in Examples 1 to 4, gloves were cleaned, and a particle generation test was performed. The results are shown in Table 1 above.
[0034]
Example 5
Using the bag made of acetate used in Example 1, 20 wipers were cleaned in the same manner as in Example 1, and a particle generation test was performed. The results are shown in Table 2. The result of the particle generation test for 20 wipers before cleaning was 1691 / ft ³ (corresponding to 59710 / m ³ ).
[0035]
[Table 2]

[0036]
Comparative Example 4
Using the bag made of silk used in Comparative Example 3, 20 wipers were cleaned in the same manner as in Example 1, and a particle generation test was performed. The results are shown in Table 2 above.
[0037]
Example 6
A polyester mesh bag (mesh diameter 3-4mm) 40cm long and 120cm wide, with an opening that is a fastener (metal clasp is otherwise made of polyester and nylon). And put a piece of coverall. 50 bags of dustless clothing cleaning bags containing one piece of this coverall were put in a washing machine, cleaned in the same manner as in Example 1, and subjected to a particle test. As a result, the number of particles of 0.3 μm or more was 43 / It was ft ³ (corresponding to 1518 / m ³ ). From the results of Reference Comparative Example 1 to be described later, it was found that even when a dust-free clothing cleaning bag was used, no new dust was generated, and conversely, although it was slight, there was an effect of suppressing dust generation. .
[0038]
Reference Comparative Example 1
In Example 6, except that no dust-free garment cleaning bag was used, the number of particles of 0.3 μm or more was 45 / ft ³ (corresponding to 1589 / m ^3). )Met.
[0039]
Example 7
In Example 6, the dustless clothing cleaning bag 25 containing the coveralls used by the same worker one by one and the dustwear cleaning bag 25 containing the upper and lower sets of inner wear used by the worker are used. Each bag was subjected to the same procedure as in Example 6 except that each bag was provided with an identification tag for identifying the worker and cleaned. The number of particles of 0.3 μm or more was 41 / ft ³ (1448). / M ³ equivalent).
[0040]
【The invention's effect】
By using the dust-free clothing cleaning bag composed of the specific fiber of the present invention, dust is hardly generated during cleaning from the bag, and the dust-free clothing can be classified and cleaned. , Efficient cleaning becomes possible. Further, by attaching a tag for identifying the dust-free garment in the bag to the bag, the dust-free garment in the bag can be easily identified, and more efficient cleaning is possible.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic view of one embodiment of a dust-free clothing cleaning bag of the present invention as viewed from the side.
2 is a perspective view of the dust-free clothing cleaning bag shown in FIG. 1. FIG.
3 is a view of the dust-free clothing cleaning bag shown in FIG. 1 as viewed from the bottom.
FIG. 4 is a schematic view of a stitched portion when a bag is formed by stitching cut surfaces.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Bag for dustless clothes cleaning 2 Bag body 3 Outlet / inlet 4 Water inlet 5 Cut surface 6 String member

Claims

A bag made of at least one fiber selected from the group consisting of regenerated fiber, synthetic fiber, semi-synthetic fiber and inorganic fiber, which has an open / close port for dust-free clothing that can be opened and closed and at least one water-permeable passage. A dust-free clothing cleaning bag characterized by having a water mouth.

The dust-free clothing cleaning bag according to claim 1, further comprising an identification tag for identifying the dust-free clothing in the bag.

A bag made of at least one fiber selected from the group consisting of regenerated fiber, synthetic fiber, semi-synthetic fiber and inorganic fiber, which has an open / close port for dust-free clothing that can be opened and closed and at least one water-permeable passage. A method for cleaning a dust-free garment, comprising cleaning the dust-free garment in a dust-free garment cleaning bag having a water mouth.

The dust-free garment cleaning bag is provided with an identification tag for identifying the dust-free garment in the bag, and the bag is cleaned with the dust-free garment indicated by the identification tag. A method for cleaning a dust-free garment as described in 1.