JP2005002731A - Rod chuck of penetration testing machine - Google Patents
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- Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、地中に貫入ロッドを貫入して試験を行う貫入試験機において、前記貫入ロッドを保持するためのロッドチャックに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
住宅等の比較的小規模な建物を建築する場合、その建築予定地の地盤の耐力を調査する必要がある。この調査に当たっては、近年、日本工業規格A1221「スウェーデン式サウンディング試験方法」に従った試験(以下、貫入試験という)が広く実施されている。
【0003】
貫入試験は、荷重を250N単位で増減しながら荷重のみで貫入ロッドが地中に貫入する様子を観察する自沈貫入と、1KN(1000N)の荷重を負荷した状態で貫入ロッドを回転駆動して貫入する様子を観察する回転貫入とを組み合わせて行われる。すなわち、荷重を250N単位で増減しながら貫入ロッドを自沈貫入させ、貫入ロッドが1KNの荷重のみで自沈貫入しなくなると、その荷重負荷状態のまま貫入ロッドを回転駆動して回転貫入させる。この回転貫入中、貫入ロッドの貫入速度が速くなる場合には、回転を止めて荷重のみを負荷した自沈貫入に切り替える。この時、一般には貫入速度が所定の速度以下になるまで荷重が減じられる。このような貫入試験においては、自沈貫入の時は荷重値が、また回転貫入の時は所定貫入量毎の貫入ロッドの半回転数(ロッドの1回転を2としてカウントした回転回数)が、試験データとして記録される。試験後、これら試験データから換算N値が求められ、地盤の耐力を推測することができる。
【0004】
特許文献に示される自動貫入試験機は、上述の貫入試験を自動化して実施できるものとして知られている。この自動貫入試験機において、貫入ロッドを保持するロッドチャック50は、図8に示すように、貫入ロッド6が挿通可能な内孔51を有する中空のチャック軸52と、このチャック軸52に沿って往復移動可能かつばねで常時チャック軸52軸端側に付勢されたスリーブ53と、このスリーブ53のチャック軸52軸端側への移動を規制するスリーブ押さえ54と、前記チャック軸52に配置されて常時前記スリーブ53によりチャック軸52の内孔51に突出した状態に支持される保持部材55とを備えている。このロッドチャック50では、保持部材55は鋼球であり、これが貫入ロッド6に形成された長溝6aに係合することで、貫入ロッド6を保持するようになっている。
【0005】
【特許文献】特開平8−284143号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
貫入試験においては、貫入ロッド6が地中に貫入する過程で石・極めて堅い土層等に突き当たって貫入できなくなった場合、貫入ロッド6を打撃して貫入を試みる。これに対し、上記自動貫入試験機のロッドチャック50においては、スリーブ押さえ54がチャック軸52の上端に載せられ、ねじ54aで止められる構造であるため、貫入ロッド6を打撃する際に誤ってスリーブ押さえ54を打撃してしまい、スリーブ押さえ54を破損してしまう不具合が発生していた。また、スリーブ押さえ54を止めるねじ54aには、前記打撃による力等の外力が断続的に作用する。このため、ねじ54aが緩んで試験中にスリーブ押さえ54が外れてしまう等の不具合も発生していた。
【0007】
また、上記自動貫入試験機のロッドチャック50は、チャック軸52が上側52aと下側52bの2分割構造とされ、これらをねじ部52cの螺合で同軸上に連結するように構成されている。そして、これらで軸受56a,56b,56cを挟持する構成になっている。これに対し、貫入試験においてはロッドチャック50が回転駆動されて貫入ロッド6の回転貫入が行われる。この結果、ねじ部52cには捩りモーメントが作用し、チャック軸上側52aと下側52bとが強固に締結されてしまう。よって、ロッドチャック50の各部、特に軸受56a〜56cを取り外して点検・交換するためには、チャック軸52を分割しなければならないが、これが極めて困難になる等の問題が発生していた。また、ねじ部52cが強固に締まるため、この部分の内部応力が増大し、例えばロッドチャック50が打撃された場合など、チャック軸52に外力が作用した場合に容易にねじ部52c箇所が破断してしまう等の問題も発生していた。
【0008】
本発明は、上記問題に鑑みて創生されたものであり、強度の高いチャックの提供を第1の目的とし、またメンテナンス性の高いチャックの提供を第2の目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記第1および第2の各目的を達成するため、本発明は、貫入ロッドが挿通可能な内孔を有する中空のチャック軸と、このチャック軸に沿って往復移動可能かつ常時チャック軸端側に付勢されたスリーブと、このスリーブのチャック軸端側への移動を規制するスリーブ押さえと、前記チャック軸に配置されて常時前記スリーブによりチャック軸の内孔に突出した状態に支持される保持部材とを備えて成る貫入試験機のロッドチャックにおいて、前記スリーブ押さえは、チャック軸端部に嵌合可能な押さえ本体と、この押さえ本体と前記チャック軸端部とに渡って分割形成される係合穴に合致して挿通する係止部材と、この係止部材を押さえ本体から抜け止めする抜け止め部材とから成ることを特徴とする。
【0010】
なお、前記抜け止め部材は、係合穴を塞ぐよう押さえ本体に嵌め合わされた弾性リングであることが望ましい。また、前記係合穴は、断面円形を成してチャック軸と直交する方向に延び、かつチャック軸および押さえ本体に渡って分割形成されているとともに、係止部材は係合穴に合致挿通する円柱状を成すことが望ましい。また、前記チャック軸の端部は、前記スリーブ押さえから突出していることが好ましい。さらに、前記チャック軸は、一の部材で成り、その一端には保持部材が配置され、また他端は一様な外径で軸受を挿通して延び回転駆動手段に連結されていることが望ましい。
【0011】
また、本発明は上記第1の目的を達成するため、貫入ロッドが挿通可能な内孔を有する中空のチャック軸と、このチャック軸に沿って往復移動可能かつ常時チャック軸端側に付勢されたスリーブと、このスリーブのチャック軸端側への移動を規制するスリーブ押さえと、前記チャック軸に配置されて常時前記スリーブによりチャック軸の内孔に突出した状態に支持される保持部材とを備えて成る貫入試験機のロッドチャックにおいて、前記チャック軸端部は前記スリーブ押さえから突出して構成されていることを特徴とするものでもある。
【0012】
また、本発明は上記第1および第2の各目的を達成するため、回転駆動手段の駆動を受けて回転可能かつ貫入ロッドが挿通可能な内孔を有する中空のチャック軸と、このチャック軸に配置されて常時チャック軸の内孔に突出した状態に支持される保持部材とを備えて成る貫入試験機のロッドチャックにおいて、前記チャック軸は、一の部材で成り、その一端側には前記保持部材が配置され、他端側は一様な外径で軸受を挿通して延び回転駆動手段に連結されることを特徴とするものでもある。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1ないし図7において、1は貫入試験機であり、図2および図3に示すように、立設された支柱2に沿って昇降可能な昇降台3と、この昇降台3に回転可能に設けられたロッドチャック4と、このロッドチャック4を回転駆動するチャック回転駆動手段5と、前記ロッドチャック4に保持された貫入ロッド6と、前記昇降台3を支柱2に沿って昇降させる昇降ユニット7とを有する。
【0014】
前記支柱2は、脚部2aに立設されており、その背面には、係合部材の一例としてチェーン部材8が直線状に配置固定されている。このチェーン部材8には、詳細を後述する昇降ユニット7のスプロケット21が噛合している。
【0015】
前記昇降台3は、支柱2の両側面に形成されたレール部2b,2bに沿う昇降ガイド部9を有する。この昇降ガイド部9は、上下両端部にレール部2b,2bを挟むカムフォロア9aを内蔵し、このカムフォロア9aの回転で、支柱2に沿った昇降台3の滑らかな昇降動作を実現する。また、昇降台3の前部には、質量調整用の錘10が配置されている。この錘10による質量調整により、昇降台3、ロッドチャック4、チャック回転駆動手段5、昇降ユニット7等の総質量による荷重が1KNになるよう調整されている。
【0016】
前記ロッドチャック4は、図1および図4に示すように、貫入ロッド6が貫通可能な内孔41aを有する中空のチャック軸41を有する。このチャック軸41は全長に渡って一の部材で構成されており、その上部には、貫入ロッド6に形成された長溝6aに係合する保持部材の一例である鋼球42が3個、同一面上に等分配置されている。また、チャック軸41の中間部から下部にかけての部位41bは一様な外径に形成されており、この部位41bは軸受43a,43b,43c,43dを挿通して下方に延び、下部にはスプロケット44が一体に取り付けられている。このため、スプロケット44を取り外せば、軸受43a〜43dからチャック軸41を引き抜くことができる。従って、ロッドチャック4の点検時等における分解を容易に行える。
【0017】
前記鋼球42は、ばね45で常時上方に付勢されたスリーブ46により、常時チャック軸41の内孔41aに突出する位置に支持され、この状態で貫入ロッド6の長溝6aに係合する。なお、スリーブ46をばね45の付勢に抗して押し下げると、鋼球42は動作可能となり、以て貫入ロッド6の保持を解くことができる。この鋼球42と貫入ロッド6の長溝6aとにより、貫入ロッド6を基準とした場合、ロッドチャック4が貫入ロッド6に対して軸方向に長溝6aの長さ分移動可能となり、かつ貫入ロッド6に回転を伝達可能とする保持構造が実現されている。
【0018】
前記スリーブ46は、チャック軸41端部に配置したスリーブ押さえ47により、上方への移動を規制されている。このスリーブ押さえ47は、チャック軸41端部外周に嵌合する環状の押さえ本体47aと、この押さえ本体47aとチャック軸41端部とに渡って分割形成された係合穴47b,47bに合致して挿通する係止部材の一例である係止ピン47c,47cと、前記押さえ本体47aの外周に嵌め合わされて係止ピン47c,47cを係合穴から抜け止めする抜け止め部材の一例であるゴム製の弾性リング47dとから成る。チャック軸41の端部は、このスリーブ押さえ47から突出するように構成されている。また、前記係止ピン47c,47cは、図5に示すように、チャック軸41の軸線と直角を成す方向に延びて平行に配置されており、その外周面で押さえ本体47aに作用する様々な外力を受けられるようになっている。
【0019】
前記貫入ロッド6は、前述の長溝6aが上部に形成されたロッド部16と、このロッド部16の先端に連結されたドリル形状のスクリューポイント17とから成る。ロッド部16は、上端に雄ねじ部16a、下端に雌ねじ部(図示せず)が形成されたもので、次々と継ぎ足して延長できる。
【0020】
前記チャック回転駆動手段5はインバータモータであり、電源周波数を変化させることにより、出力トルクと回転数とを変化させられるものである。このチャック回転駆動手段5の駆動軸5aには、一方向クラッチ18を介してスプロケット19が取付けられている。このスプロケット19と前記チャック軸41下部のスプロケット44とには、無端チェーン20が巻き掛けられており(図4参照)、これにより前記チャック軸41は、チャック回転駆動手段5の駆動を受けて回転するように構成されている。
【0021】
前記一方向クラッチ18は、貫入ロッド6の地中への自沈貫入時、ねじり形状のスクリューポイント17に土の抵抗が作用することで貫入ロッド6が回転しようとするのを許容する。つまり、その方向の回転が貫入ロッド6側(ロッドチャック4側)から伝達された場合、一方向クラッチ18は空転し、チャック回転駆動手段5の減速抵抗等が貫入ロッド6の回転の妨げとならないよう機能する。
【0022】
前記昇降ユニット7は、昇降台3の後部に設けられており、図6および図7に示すように、前記チェーン部材8に噛合して回転可能なスプロケット21と、このスプロケット21を回転駆動可能な昇降用回転駆動手段22と、パウダクラッチ23とを備える。この昇降ユニット7のスプロケット21が、チェーン部材8に噛合して回転することにより、昇降台3は昇降動作する。
【0023】
前記昇降用回転駆動手段22は、電源が遮断された場合、駆動軸22aを回転不能にロックするブレーキ機構(図示せず)を内蔵したインバータモータであり、チャック回転駆動手段5同様、電源周波数を変動させることにより、出力トルクおよび回転数を変化させることが可能である。この昇降用回転駆動手段22の駆動軸22aには、駆動ギヤ24aを一体形成したギヤ軸24が同軸上に連結されており、このギヤ軸24には、同軸上に一方向クラッチ25を介してストッパギヤ26が取付けられている。また、前記駆動ギヤ24aは、回転自在に配置された中間ギヤ27と噛合しており、さらにこの中間ギヤ27はパウダクラッチ23に取付けられた入力ギヤ28と噛合させてある。
【0024】
前記パウダクラッチ23は、ケーシング29に回転可能に設けられた入力軸30と、この入力軸30を貫通して回転可能に配置された出力軸31とを有する。前記入力軸30は2分割構造になっており、その内部には、出力軸31と一体のカップリング32が所定の隙間を持って配置されている。これらの隙間部分には、微小な磁性パウダ(図示せず)が封入される。また、ケーシング29には、この磁性パウダを励磁するための電磁石33が設けられる。
【0025】
前記パウダクラッチ23は、電磁石33への通電により生じる磁束により磁性パウダを励磁し、磁束に沿った磁性パウダ同士の磁力吸着状態を創出し、これに伴って生じる磁性パウダ同士の摩擦抵抗により、入力軸30とカップリング32との間に所定のクラッチ力を生じさせるものである。磁性パウダの磁力吸着状態は、磁束密度の大きさ、すなわち電磁石33への通電量によって変動する。このため、電磁石33の通電制御により、入力軸30と出力軸31の滑り具合を変化させ、入力軸30と出力軸31とを所定のクラッチ力で接続することが可能である。しかも、このパウダクラッチ23は、微小な磁性パウダ同士の摩擦抵抗からクラッチ力を生むものであるため、通電量を変動させた場合、極めて滑らかにクラッチ力を変動させることができる。
【0026】
前記パウダクラッチ23の入力軸30には、前記入力ギヤ28が連結してある。これにより、前記駆動ギヤ24a、中間ギヤ27および入力ギヤ28を通じ、入力軸30に昇降用回転駆動手段22の駆動を伝達できる。
【0027】
また、パウダクラッチ23の出力軸31の一端は、遊星歯車減速機34を介して前記スプロケット21に連結されている。この遊星歯車減速機34は、出力軸31に一体に連結された太陽ギヤ軸35と、この太陽ギヤ軸35の先端に形成された太陽ギヤ35aに噛合する3個の遊星ギヤ36・・と、この遊星ギヤ36・・を回転自在に支持したキャリア37とから成る。このキャリア37には、前記スプロケット21が一体に連結してあり、よってスプロケット21は、太陽ギヤ35aと遊星ギヤ36・・との作用によって減速された回転伝達を受ける。また、キャリア37にはエンコーダ38が連結してあり、スプロケット21の回転に伴うパルス信号を出力できるよう構成されている。
【0028】
一方、出力軸31の他端には、前記ストッパギヤ26と噛合する伝達ギヤ39が一体に連結されている。この結果、前記ギヤ軸24、一方向クラッチ25、ストッパギヤ26および伝達ギヤ39を通じて、出力軸31に昇降用回転駆動手段22の駆動を伝達できるようになっている。この駆動伝達系は、前記入力軸30への駆動伝達系よりもギヤが1個少ない。このため、昇降用回転駆動手段22が駆動した時、出力軸31には入力軸30に伝達されるのとは逆方向の回転が伝達される。
【0029】
スプロケット21が回転する時、その回転は、出力軸31等を介してストッパギヤ26まで伝達される。その際、一方向クラッチ25は、昇降台3が下降する時のスプロケット21の回転がスプロケット21側からストッパギヤ26に伝達された時にはギヤ軸24に対してロックし、逆方向の回転がスプロケット21側からストッパギヤ26に伝達された時にはギヤ軸24に対して空転する。換言すると、ギヤ軸24→ストッパギヤ26→伝達ギヤ39→出力軸31→遊星歯車減速機34→スプロケット21の駆動伝達系において、昇降台3が下降する方向にスプロケット21を回転させるよう昇降用回転駆動手段22が駆動した時(以下、この昇降用回転駆動手段22の駆動を「逆駆動」という)には、ギヤ軸24は一方向クラッチ25の作用でストッパギヤ26に対して空転し、これとは逆方向に昇降用回転駆動手段22が駆動した時(以下、この昇降用回転駆動手段22の駆動を「正駆動」という)には、ギヤ軸24は一方向クラッチ25の作用でストッパギヤ26と一体に回転可能となる。但し、ストッパギヤ26がギヤ軸24と同じ方向にギヤ軸24よりも高速で回転している場合は、この限りではない。
【0030】
次に本自動貫入試験機1の作用を貫入試験の手順に沿って述べる。
まず、試験前の電源が切られた状態において、パウダクラッチ23の磁性パウダは励磁されないため、入力軸30に対して出力軸31は共に回転自在な状態にある。従って、昇降台3は自重で下降しようとするが、この時、昇降用回転駆動手段22の駆動軸22aはブレーキ機構の作用で回転不能にロックされている。このため、昇降台3下降方向のスプロケット21の回転がストッパギヤ26に伝達されることで、一方向クラッチ25がロックする。よって、昇降台3は下降することができない。
【0031】
貫入試験を始める時は、制御手段(図示せず)からの入力操作により昇降用回転駆動手段22を逆駆動し、スクリューポイント17の先端が接地する所まで昇降台3を下降させる。続いて、試験スタート信号を入力すると、昇降用回転駆動手段22が逆駆動する。これ以降、貫入ロッド6に荷重を負荷する状況下では、昇降用回転駆動手段22は逆駆動を継続する。また、昇降用回転駆動手段22の逆駆動開始と同時に、パウダクラッチ23が作動して所定のクラッチ力を発生する。
【0032】
昇降用回転駆動手段22の逆駆動を受け、ギヤ軸24はストッパギヤ26よりも十分に速い速度で回転する。よって、ギヤ軸24は一方向クラッチ25の作用でストッパギヤ26に対して空転する。このため昇降台3は下降可能となり、貫入ロッド6には昇降台3、ロッドチャック4、チャック回転駆動手段5、昇降ユニット7、錘10等の合計質量による荷重が負荷される。その一方で、昇降用回転駆動手段22の逆駆動により、入力軸30には、ギヤ軸24ないし入力ギヤ28の駆動伝達系を通じ、昇降台3を上昇させる方向にスプロケット21を回転させ得る方向の回転(出力軸31の回転方向とは逆方向の回転)が伝達される。そして、これがパウダクラッチ23のクラッチ力により出力軸31に伝えられる。このため、スプロケット21には相応の回転抵抗力(昇降台3を上昇させようとする力:以下、上昇力という)が作用する。この結果、貫入ロッド6には、昇降台3等の合計質量による荷重1KNから上昇力を差し引いた荷重が負荷される。
【0033】
前述のようにして、貫入ロッド6に負荷される荷重は最初250Nに設定され、土の抵抗等で貫入ロッド6の自沈貫入が停止する度に500N、750N、1KNの順に増やされる。つまり、パウダクラッチ23のクラッチ力が調整されることにより、荷重の変更がなされるのである。このため、荷重変更が必要な時には即座に対応することができる。なお、1KNの荷重は昇降台3等の合計質量による荷重であるため、1KNの荷重を負荷する時は、パウダクラッチ23は入力軸30に対して出力軸31を回転自在とする。また、自沈貫入中のある荷重下において、エンコーダ38の単位時間当たりのパルス信号数が所定値以上となった場合、すなわち、貫入ロッド6の貫入速度が所定値以上となった場合は、貫入速度が所定値以下になるまで荷重が減らされる。
【0034】
前述の自沈貫入中、貫入ロッド6は一方向クラッチ18の作用により、スクリューポイント17のねじりが土の抵抗を受けることで回転する。このため、土の抵抗による貫入抵抗を減らして正確な自沈貫入を実施することができる。
【0035】
1KNの荷重下で貫入ロッド6の自沈貫入が停止すると、チャック回転駆動手段5が駆動する。この時、1KNの荷重はそのまま維持される。このチャック回転駆動手段5の駆動により、ロッドチャック4ないし貫入ロッド6に回転伝達がなされ、これにより貫入ロッド6はスクリューポイント17のねじ込み方向に回転し、回転貫入が実行される。この回転貫入においては、貫入ロッド6の長溝6aに鋼球42が係合しているため、貫入ロッド6とロッドチャック4との間に滑りが生じず、よって、ロッドチャック4から貫入ロッド6へ確実に回転伝達を行うことが可能である。この回転貫入中、貫入ロッド6の貫入速度が所定値以上となった場合、チャック回転駆動手段5の駆動が停止し、その後は、前述の自沈貫入に制御が切り替えられる。
【0036】
前述の回転貫入時、貫入ロッド6にかかる回転抵抗が大きい程、チャック軸41には大きな捩りモーメントが働く。これに対しチャック軸41は、スプロケット44が連結される部位から鋼球42が配置される部位までが一の部材で構成されているため、従来のロッドチャックに見られた捩りモーメントに対する内部応力の増大が生じない。よって、例えば後述の貫入ロッド6の打撃作業において、誤ってロッドチャック4が打撃されても、その衝撃によりチャック軸41が容易に破断するようなこともない。
【0037】
貫入試験中に貫入ロッド6が石等に突き当たって貫入しない場合は、貫入ロッド6を打撃して貫入が試みられる。この時、チャック軸41の端部はスリーブ押さえ47から突出しているので、スリーブ押さえ47が直接打撃される可能性を減らし、スリーブ押さえ47の損壊を防止することができる。また、誤ってスリーブ押さえ47に打撃が加えられた場合など、スリーブ押さえ47に様々な外力が作用する場合においても、この外力を係合穴47bおよび係止ピン47cの周面で分散して受けられる。よって、スリーブ押さえ47の強度は高い。さらに、係止ピン47cは弾性リング47dによって抜け止めされているので、スリーブ押さえ47に外力が断続的に作用しようとも係止ピン47cが抜けることはなく、よって、スリーブ押さえ47が突然外れてしまうような不具合の発生もなくなる。しかも、ゴム製の弾性リング47dは弾力を有するため、簡単に取り外すことができる。よって、弾性リング47dを外して係止ピン47cを抜けば、特に工具を使用することなくチャック軸41からスリーブ押さえ47を取り外すことができる。
【0038】
貫入試験は、前述の自沈貫入と回転貫入とを切り替えながら行われる。その過程で、制御手段においては、自沈貫入の時には荷重が変更される度に、その時の貫入ロッド6の貫入量と荷重値が記録され、また、回転貫入の時には、貫入ロッド6が250mm貫入する毎に要した半回転数が記録される。そして、これら試験データは、試験終了後、地盤の耐力判定を行うための基礎データとして用いられる。
【0039】
【発明の効果】
本発明の貫入試験機のロッドチャックは、スリーブ押さえの本体とチャック軸とに分割形成された係合穴に係止部材を挿入し、これを抜け止め部材で抜け止めするようになっている。よって、スリーブ押さえを常に確実にチャック軸に取り付けておくことが可能になり、スリーブ押さえがチャック軸から外れてしまう等の不具合の発生をなくすことができる。また、抜け止め部材はゴム等で成る弾性リングであることから、これを外して係合穴から係止部材を抜くのに工具を用いずともよく、メンテナンス等のための分解作業を容易かつ迅速に行うことができる等の利点がある。さらに、チャック軸の端部はスリーブ押さえから突出しているため、貫入ロッドを打撃する時に誤ってスリーブ押さえが打撃される可能性が減少する。もしスリーブ押さえが打撃されても、係合穴は断面円形で係止部材は円柱状を成し、これらをチャック軸に対して直交する方向に延びて配しているため、打撃力を係合穴および係止部材の周面で分散して受けられる。よって、打撃に対するスリーブ押さえの強度を高めることができる。
【0040】
また、チャック軸は一の部材で成り、その一端側には保持部材が配置され、他端側は一様な外径で軸受を挿通して回転駆動手段に連結される構成である。よって、チャック軸を分割構造としていた従来のロッドチャックに比べ、捩りモーメント等が作用しても内部応力の増大が生じず、チャック軸の強度を高めることができる。このため、例えばロッドチャックが打撃された場合等、チャック軸に外力が作用した場合にも、この外力によってチャック軸が容易に破断するのを防止することが可能になる。また、軸受からチャック軸を引き抜くことで分離できるようになり、ロッドチャックを分解してメンテナンス作業を行う時等の作業性が向上する等の利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の貫入試験機のロッドチャックの拡大断面図である。
【図2】本発明に係る貫入試験機の正面図である。
【図3】図2のB−B線に係る拡大断面図である。
【図4】本発明に係る貫入試験機の要部拡大一部切欠断面図である。
【図5】図1のA−A線に係る要部拡大断面図である。
【図6】図2のC−C線に係る要部拡大一部切欠断面図である。
【図7】図6のD−D線に係る要部拡大一部切欠断面図である。
【図8】従来の貫入試験機のロッドチャックの拡大断面図である。
【符号の説明】
1 自動貫入試験機
2 支柱
3 昇降台
4 ロッドチャック
41 チャック軸
41a 内孔
42 鋼球
43a〜43d 軸受
44 スプロケット
45 ばね
46 スリーブ
47 スリーブ押さえ
47a 押さえ本体
47b 係合穴
47c 係止ピン
47d 弾性リング
5 チャック回転駆動手段
6 貫入ロッド
7 昇降ユニット
8 チェーン部材
10 錘
16 ロッド部
17 スクリューポイント
18 一方向クラッチ
19 スプロケット
20 無端チェーン
21 スプロケット
22 昇降用回転駆動手段
23 パウダクラッチ
24 ギヤ軸
24a 駆動ギヤ
25 一方向クラッチ
26 ストッパギヤ
27 中間ギヤ
28 入力ギヤ
29 ケーシング
30 入力軸
31 出力軸
32 カップリング
33 電磁石
34 遊星歯車減速機
35 太陽ギヤ軸
35a 太陽ギヤ
36 遊星ギヤ
37 キャリア
38 エンコーダ
39 伝達ギヤ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a rod chuck for holding a penetrating rod in a penetrating tester that performs a test by penetrating the penetrating rod into the ground.
[0002]
[Prior art]
When building a relatively small building such as a house, it is necessary to investigate the strength of the ground of the planned construction site. In this investigation, in recent years, a test according to Japanese Industrial Standard A1221 “Swedish Sounding Test Method” (hereinafter referred to as penetration test) has been widely performed.
[0003]
The penetration test consists of a self-sinking penetration that observes the penetration of the penetration rod into the ground with only the load while increasing / decreasing the load in increments of 250N, and the penetration rod is driven by rotating the penetration rod under a load of 1KN (1000N). This is done in combination with rotational intrusion to observe the situation. That is, the penetrating rod self-sinks while increasing / decreasing the load in increments of 250 N, and when the penetrating rod stops self-sinking only with a load of 1 KN, the penetrating rod is rotationally driven while rotating under the load condition. If the penetration speed of the penetration rod increases during this rotation penetration, the rotation is stopped and the self-subduction penetration with only the load applied is switched. At this time, the load is generally reduced until the penetration speed becomes a predetermined speed or less. In such a penetration test, the load value during self-sink penetration, and the number of half rotations of the penetration rod for each predetermined penetration amount (number of rotations counted as one rotation of the rod as 2) during rotation penetration are tested. Recorded as data. After the test, the converted N value is obtained from these test data, and the proof stress of the ground can be estimated.
[0004]
The automatic penetration testing machine shown in the patent document is known as being capable of automating the above penetration test. In this automatic penetration testing machine, a
[0005]
[Patent Document] Japanese Patent Laid-Open No. 8-284143
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
In the penetrating test, when the
[0007]
Further, the
[0008]
The present invention has been made in view of the above problems, and a first object is to provide a chuck having high strength, and a second object is to provide a chuck having high maintainability.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the first and second objects, the present invention provides a hollow chuck shaft having an inner hole through which a penetrating rod can be inserted, reciprocating along the chuck shaft, and always on the chuck shaft end side. A biased sleeve, a sleeve presser that restricts the movement of the sleeve toward the chuck shaft end, and a holding member that is disposed on the chuck shaft and is supported by the sleeve so as to protrude into the inner hole of the chuck shaft at all times. In the rod chuck of the penetration testing machine, the sleeve presser includes a presser body that can be fitted to the chuck shaft end portion, and an engagement that is divided between the presser body and the chuck shaft end portion. It is characterized by comprising a locking member that fits into the hole and is inserted, and a retaining member that prevents the retaining member from coming off from the holding body.
[0010]
The retaining member is preferably an elastic ring fitted to the holding body so as to close the engagement hole. The engagement hole has a circular cross section and extends in a direction perpendicular to the chuck shaft, and is dividedly formed over the chuck shaft and the pressing body, and the locking member is inserted through the engagement hole. It is desirable to form a cylindrical shape. Moreover, it is preferable that the end portion of the chuck shaft protrudes from the sleeve presser. Further, it is desirable that the chuck shaft is composed of one member, a holding member is disposed at one end thereof, and the other end is inserted through a bearing with a uniform outer diameter and connected to a rotation driving means. .
[0011]
In order to achieve the first object, the present invention achieves the above-mentioned first object, and includes a hollow chuck shaft having an inner hole through which the penetrating rod can be inserted, reciprocating along the chuck shaft, and constantly biased toward the chuck shaft end side. A sleeve holding member that restricts movement of the sleeve toward the chuck shaft end, and a holding member that is disposed on the chuck shaft and is supported by the sleeve so as to protrude into the inner hole of the chuck shaft at all times. In the rod chuck of the penetration testing machine, the chuck shaft end portion protrudes from the sleeve presser.
[0012]
In order to achieve the first and second objects, the present invention provides a hollow chuck shaft having an inner hole that can be rotated by the rotation driving means and through which the penetration rod can be inserted, and the chuck shaft. The chuck shaft is formed of a single member, and is held at one end of the holding chuck. A member is disposed, and the other end is extended through a bearing with a uniform outer diameter and is connected to a rotation driving means.
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
1 to 7,
[0014]
The
[0015]
The elevating
[0016]
As shown in FIGS. 1 and 4, the
[0017]
The
[0018]
The
[0019]
The penetrating
[0020]
The chuck rotation driving means 5 is an inverter motor and can change the output torque and the number of rotations by changing the power supply frequency. A
[0021]
The one-way clutch 18 allows the
[0022]
The elevating
[0023]
The rotary drive means 22 for raising and lowering is an inverter motor having a built-in brake mechanism (not shown) that locks the
[0024]
The
[0025]
The
[0026]
The
[0027]
One end of the
[0028]
On the other hand, a
[0029]
When the
[0030]
Next, the operation of the automatic
First, in a state where the power before the test is turned off, the magnetic powder of the
[0031]
When the penetration test is started, the lifting rotary drive means 22 is reversely driven by an input operation from a control means (not shown), and the
[0032]
The
[0033]
As described above, the load applied to the penetrating
[0034]
During the self-sinking penetration described above, the
[0035]
When the self-sinking of the penetrating
[0036]
The larger torsional moment acts on the
[0037]
When the
[0038]
The penetration test is performed while switching between the self-sinking penetration and the rotation penetration described above. In the process, the control means records the penetration amount and the load value of the
[0039]
【The invention's effect】
The rod chuck of the penetration tester according to the present invention is configured such that a locking member is inserted into an engagement hole formed separately in the sleeve presser main body and the chuck shaft, and this is prevented by the retaining member. Therefore, it is possible to always securely attach the sleeve presser to the chuck shaft, and it is possible to eliminate problems such as the sleeve presser coming off the chuck shaft. In addition, since the retaining member is an elastic ring made of rubber or the like, it is not necessary to use a tool to remove the retaining member and remove the locking member from the engaging hole. There is an advantage that can be performed. Further, since the end of the chuck shaft protrudes from the sleeve presser, the possibility of the sleeve presser being accidentally hit when the penetrating rod is hit is reduced. Even if the sleeve presser is struck, the engagement hole is circular in cross section and the locking member has a cylindrical shape, and these are arranged extending in a direction perpendicular to the chuck axis, so that the impact force is engaged. The holes and the peripheral surface of the locking member are distributed and received. Therefore, the strength of the sleeve press against the impact can be increased.
[0040]
Further, the chuck shaft is composed of a single member, and a holding member is disposed on one end side of the chuck shaft, and the other end side is configured to be inserted into the bearing with a uniform outer diameter and connected to the rotation driving means. Therefore, compared with the conventional rod chuck in which the chuck shaft is divided, the internal stress does not increase even when a torsional moment or the like is applied, and the strength of the chuck shaft can be increased. Therefore, even when an external force is applied to the chuck shaft, for example, when the rod chuck is hit, it is possible to prevent the chuck shaft from being easily broken by this external force. In addition, the chuck shaft can be separated from the bearing by being pulled out, and there is an advantage that workability is improved when the rod chuck is disassembled and maintenance work is performed.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an enlarged cross-sectional view of a rod chuck of a penetration testing machine according to the present invention.
FIG. 2 is a front view of the penetration testing machine according to the present invention.
3 is an enlarged cross-sectional view taken along line BB in FIG. 2. FIG.
FIG. 4 is an enlarged partially cutaway cross-sectional view of a main part of the penetration testing machine according to the present invention.
5 is an enlarged cross-sectional view of a main part taken along line AA in FIG. 1. FIG.
6 is an enlarged partially cutaway cross-sectional view of a relevant part taken along line CC in FIG. 2;
7 is an enlarged partially cutaway cross-sectional view of a main part taken along line DD in FIG. 6;
FIG. 8 is an enlarged sectional view of a rod chuck of a conventional penetration tester.
[Explanation of symbols]
1 Automatic penetration testing machine
2 props
3 Lifting platform
4 Rod chuck
41 Chuck shaft
41a Inner hole
42 steel balls
43a-43d Bearing
44 sprocket
45 Spring
46 sleeve
47 Sleeve presser
47a Presser body
47b engagement hole
47c Locking pin
47d elastic ring
5 Chuck rotation drive means
6 Penetration rod
7 Lifting unit
8 Chain member
10 spindles
16 Rod part
17 Screw point
18 One-way clutch
19 Sprocket
20 Endless chain
21 Sprocket
22 Rotation drive means for raising and lowering
23 Powder Clutch
24 Gear shaft
24a Drive gear
25 One-way clutch
26 Stopper gear
27 Intermediate gear
28 Input gear
29 Casing
30 input shaft
31 Output shaft
32 coupling
33 Electromagnet
34 Planetary gear reducer
35 Sun gear shaft
35a sun gear
36 planetary gear
37 Career
38 Encoder
39 Transmission gear
Claims (7)
前記スリーブ押さえは、チャック軸端部に嵌合可能な押さえ本体と、この押さえ本体と前記チャック軸端部とに渡って分割形成される係合穴に合致して挿通する係止部材と、この係止部材を押さえ本体から抜け止めする抜け止め部材とから成ることを特徴とする貫入試験機のロッドチャック。A hollow chuck shaft having an inner hole through which the penetrating rod can be inserted, a sleeve that can reciprocate along the chuck shaft and is always urged toward the chuck shaft end side, and a movement of the sleeve toward the chuck shaft end side. In a rod chuck of a penetration tester comprising: a sleeve presser that regulates; and a holding member that is arranged on the chuck shaft and is always supported by the sleeve so as to protrude into the inner hole of the chuck shaft.
The sleeve retainer includes a retainer body that can be fitted to the chuck shaft end portion, a locking member that is inserted in alignment with an engagement hole that is divided and formed across the retainer body and the chuck shaft end portion, A rod chuck for a penetration testing machine, comprising: a retaining member that retains the retaining member from the holding body.
前記チャック軸端部は前記スリーブ押さえから突出して構成されていることを特徴とする貫入試験機のロッドチャック。A hollow chuck shaft having an inner hole through which the penetrating rod can be inserted, a sleeve that can reciprocate along the chuck shaft and is always urged toward the chuck shaft end side, and a movement of the sleeve toward the chuck shaft end side. In a rod chuck of a penetration tester comprising: a sleeve presser that regulates; and a holding member that is arranged on the chuck shaft and is always supported by the sleeve so as to protrude into the inner hole of the chuck shaft.
The chuck chuck is characterized in that the chuck shaft end portion protrudes from the sleeve presser.
前記チャック軸は、一の部材で成り、その一端側には前記保持部材が配置され、他端側は一様な外径で軸受を挿通して延び回転駆動手段に連結されることを特徴とする貫入試験機のロッドチャック。A hollow chuck shaft having an inner hole that can be rotated by insertion of a penetrating rod under the driving of a rotation driving means, and a holding member that is disposed on the chuck shaft and is supported in a state of constantly projecting into the inner hole of the chuck shaft In the rod chuck of the penetration testing machine comprising
The chuck shaft is composed of one member, and the holding member is disposed on one end side thereof, and the other end side is inserted through a bearing with a uniform outer diameter and connected to a rotation driving means. Rod chuck for penetration testing machine.
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