JP2005001725A - 飲料用容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】会食、宴会、祝宴及びパーティー等の宴席において、参会者同士に共通な話題を提供し宴席の雰囲気を盛り上げると共に、宴席の装飾効果を高めることにも好適な飲料用容器を提供することを目的とする。
【解決手段】透明性を有する飲料用容器であって、その周側面には上下部に透明な部分を残して繋ぎ目のない連続する帯状の図柄2を施していること、また、透明性を有する飲料容器の周側面の上下部に透明な部分を残して帯状の図柄2を施し、該図柄の途中には図柄2を複数に分割するための透明な切れ目4、12を備えていることを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】透明性を有する飲料用容器であって、その周側面には上下部に透明な部分を残して繋ぎ目のない連続する帯状の図柄2を施していること、また、透明性を有する飲料容器の周側面の上下部に透明な部分を残して帯状の図柄2を施し、該図柄の途中には図柄2を複数に分割するための透明な切れ目4、12を備えていることを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、冷水、ビール、ジュース等の飲料を飲むのに使用するグラス等の飲料用容器に関するものであり、詳しくは、周側面に図柄を施した飲料用容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
会食、宴会、祝宴及びパーティー等の席において、まず初めに参会者は皆で揃って乾杯を行うのが常である。乾杯を行うことには、宴会等の始まりを示す形式的な挨拶に加えて、各宴会等に応じて参会者同士がお互いに祝福し合ったり、労をねぎらい合ったりするという目的があり、宴席においては非常に重要な役割を果たすものである。
ところで、乾杯といえば、専ら、透明なガラス製のグラス等にビールやワイン等のアルコール類を注いで行われるものであり、グラスに注がれたビールやワイン等の色、泡及び気泡等がそのまま外観から見えることとなり、参会者の宴会等に対する気分が高まり、それに伴い宴席の雰囲気を全体的に盛り上げるという効果に繋がっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、参会者の気分の高まりや、それに伴う宴席の盛り上がりは、乾杯を行う時の一時的なものにすぎず、気の知れた仲間同士での宴席においては特に問題にはならないが、例えば祝宴のような改まった宴席においては、参会者同士の共通性が薄く、どうしても参会者同士が畏まってしまい緊張してしまうことから、宴席が堅苦しい雰囲気となってしまい、乾杯後の参会者同士の会話が続かず、宴席の雰囲気を盛り下げてしまうという問題があった。
【0004】
そこで、本発明は、会食、宴会、祝宴及びパーティー等の宴席において、参会者同士に共通な話題を提供し宴席の雰囲気を盛り上げると共に、宴席の装飾効果を高めることにも好適な飲料用容器を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のうち請求項1記載の発明は、透明性を有する飲料用容器であって、その周側面には上下部に透明な部分を残して、繋ぎ目のない連続する帯状の図柄を施したことを特徴とする。
ここで、飲料用容器とは、内部に飲料物を収容することが可能な形状のもので且つ透明性を有するのものを全て含む概念であり、例えばグラス、ジョッキ、タンブラー、ゴブレット等が挙げられる。飲料用容器の材質に関しては、飲料用容器内に注いだ飲料物が外側から見える程度の透明さを有するものであれば特に限定するものではなく、例えばガラスやプラスチック等が挙げられる。また、図柄を帯状に施す箇所に関しては、図柄をより鮮明に引き立たせるためにもその箇所のみを不透明にすることが望ましい。飲料用容器に施される図柄に関しては、特に限定するものではなく、例えば油絵や水墨画及び水彩画等の絵画、名所や旧跡及び景勝地並びに温泉地等の観光地、動物、人物、歴史的な出来事等の記録等様々なものが挙げられる。
【0006】
このように飲料用容器に図柄を施すことにより、会食、宴会、祝宴及びパーティー等の宴席において、その飲料用容器にビール等の飲料物を注いだ場合、飲料用容器の上下部の透明な部分から見える飲料物と図柄との絶妙なバランスにより、今までにない斬新な印象を参会者に与えることが可能となり、宴席に華やかで新鮮な雰囲気を醸し出すことができる。特に乾杯を行う際には、参会者全員が同じ図柄の施された飲料用容器を手に取り掲げ合うことにより、皆の気持ちが一つになった感覚を抱くことができると共に、参会者同士がお互いに親近感を持つことができるため、非常に和やかな雰囲気の宴席を作り出すことができる。また、乾杯の後に、飲料用容器に施された図柄を眺めながら、皆でその図柄について語り合うことができるため、参会者にとって共通の話題を提供することが可能となり、さらには、その図柄に関連することへの話題へと発展させるきっかけに繋げることも可能であるため、宴席を盛り上げるという目的として多岐に亘り活用することができる。特に、観光地が宴会会場である場合には、上記効果がより一層顕著なものとなる。さらに、飲料用容器の上下部には図柄を施さない透明な部分を設けているため、飲料用容器に図柄を施しても飲料用容器の内部、即ち飲料物の残量を容易に確認することができると共に、飲料用容器の底部が目視できるため使用者に清潔感を与えることができる。
尚、図柄を施した飲料用容器の用途としては、宴席で使用するのみに限らず、名所や旧跡及び景勝地並びに温泉地等の観光地の図柄を施こした場合は、その観光地のPRとして活用することができると共に、お土産や贈り物等として利用することもできる。また、同じ図柄が施された飲料用容器を複数個並べることにより、飲料用容器の周側面に施された図柄を表側に連結した一つ図柄として見せることが可能となり、装飾品としても非常に好適となり、図柄を施すことにより飲料用容器に多岐に亘る使用目的を付随させることができる。
【0007】
また、本発明のうち請求項2記載の発明のように、透明性を有する飲料用容器の周側面に上下部に透明な部分を残して帯状の図柄を施し、該図柄の途中には図柄を複数に分割するための切れ目を備え、該切れ目を透明にしてもよい。このように構成することにより、前記記載の作用効果に加えて、飲料用容器の周側面に図柄を施しても、切れ目から飲料用容器内の飲料物の残量を容易に確認することが可能となり、参会者がそれぞれお互いの飲料物の残量を確認し合いながら飲料物を注ぎ合うことができる。特に、図柄の帯幅が大きい場合、図柄により外側から飲料用容器内の飲料物が全く見えなくなることを防ぐことが可能となり、残量を常時容易に確認することができる点において非常に都合がよい。
ここで、飲料用容器とは、前記と同様に、内部に飲料物を収容することが可能な形状のもので且つ透明性を有するのものを全て含む概念である。飲料用容器の材質に関しても、前記と同様に、飲料用容器内に注いだ飲料物が外側から見える程度の透明さを有するものであれば特に限定するものではなく、図柄を帯状に施す箇所に関しても、図柄をより鮮明に引き立たせるためにもその箇所のみを不透明にすることが望ましい。飲料用容器に施される図柄に関しても、前記と同様に、特に限定するものではない。
また、切れ目とは、透明性を有し飲料用容器内の飲料物の残量を確認することが可能であるもの全てを含む概念であり、切れ目において図柄を完全に分割してもよいし、図柄の中に切れ目が収まるようにしてもよい。また、切れ目の備える箇所に関しては、上下方向及び左右方向等飲料用容器に施した図柄に合わせて、図柄の見栄えを損なううことがない箇所に備えることが望ましい。さらに、切れ目の備え方によっては、切れ目自体を図柄の構成の一部とすることが可能であるため、飲料物の残量確認に加え多岐の目的として備え得ることができる。
【0008】
請求項3記載の発明のように、図柄の対面位置に同じ図柄を施すことによって、自分側から見える飲料用容器の図柄と、相手側から見える図柄が同じであるため、特に乾杯を行う場合においては、お互いに同じ図柄を見合うことが可能であるため、参会者同士が飲料用容器を手にしただけで、お互いに心を通じ合わせたかのような気持ちになり、より一層相手に対して親近感を抱くことができるため、宴席の雰囲気を非常に和やかなものにすることができる。また、それに伴って参会者同士が会話し易くなり、一つの飲料用容器において宴席の雰囲気をより一層盛り上げることができる。特に、参会者同士が図柄について話しをする場合は、対面位置に同じ図柄があるので、話題になっている図柄を探したり、その位置まで飲料用容器を回転させるといった手間を省くことができるため、話しがスムーズに進み非常に都合がよい。
【0009】
請求項4記載の発明のように、切れ目を境に施す図柄が異なり、一面に施す図柄と他面に施す図柄に統一性を持たせることにより、一つの飲料用容器で多様な図柄を楽しむことが可能であると共に、全ての図柄に何らかの統一性があるため、今までにない斬新な発想に加えて非常に面白みがあり、図柄をただ眺めて楽しむだけでなく、参会者が各々に様々な思いを馳せらせ、参会者同士にさらなる話題を提供するのに非常に好適である。ここで、図柄の統一性とは、一面に施した図柄と他面に施した図柄に観念上何らかの関連性があるのもで統一されているものや、同一の模様で統一されているものを全て含む概念であり、例えば有名な観光地の風景と、その観光地を代表する建物や物産、動物等といったように連想的な関連性等が挙げられ、当該観光地が宴会会場である場合に、一層効果的である。
【0010】
請求項5記載の発明のように、切れ目を境に一面に施される図柄を人物にすることにより、特に祝宴の場合においては、主役となる人物の写真等を一面に施し、他面に人物の趣味等関連する事柄を図柄として施すことで、参会者がより深くその人物について知ることが可能となり、宴席を参加者からの祝福で満ちあふれた雰囲気にすることができる。このように、飲料用容器一つにおいて人物紹介をすることが可能となり、飲料用容器の使用用途をより一層拡大することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1乃至図4の(a)、(b)、(c)は、(a)が飲料用容器の周側面に施した図柄の展開図を示すものであり、(b)、(c)は飲料用容器に図柄を施した状態を示す正面図及び背面図である。
【0012】
図1(a)、(b)、(c)は第1実施形態を示すもので、容器本体1は円筒形を成したガラス製のグラスであり、容器本体1の高さの略中間位置の周側面には、繋ぎ目のない細長い帯状の図柄2が施してある。図柄2は対面位置に同じ図柄が配置されるような構成になっている。このように構成し施された図柄2は、全国的にも有名な富山県魚津市の海に出現する蜃気楼の写真3である。富山県魚津市の蜃気楼は全国的に宣伝され有名であり、観光客の多くは、日時や季節を問わず魚津市へ行けばいつでも蜃気楼を見ることができると思っている。しかし、その幻のように出現したり消え去る現象を実際に見た人は数少ないのが現状であり、また、蜃気楼の実体を説明することは非常に困難である。そこで、第1実施形態のように蜃気楼の写真3を容器本体に施すことにより、一目で蜃気楼の実体を理解することができると共に、お土産や贈り物として最適となる。また、宴会等においてこのグラスを使用することで、魚津市に来ることなく蜃気楼の素晴らしさを満喫することが可能であると共に、参会者同士が常に同じ蜃気楼の写真を見ながら語り合うことが可能であるため、心の通い合う非常に和やかな雰囲気の盛り上がりのある宴席を作り出すことができる。
【0013】
図2(a)、(b)、(c)は第2実施形態を示すものであり、第1実施形態と相違するところは、容器本体1の側周面の略全体に図柄2を施しており、図柄2の途中に細長い帯状の切れ目4を備えると共に、その切れ目4を境に施す図柄を異ならせている点である。切れ目4は、図柄2に対して上下方向に設けられており、図柄2を左右方向に分割するものであり、切れ目4の上下端部は図柄2が施されていない透明なガラスの部分に連通している。これにより、切れ目4から容器本体1の内部、即ち容器本体1内に注いだ飲料物の残量を容易に確認することが可能である。図柄2は、横幅の異なる大小2種類の写真5、6から構成されており、2種類の写真5、6には観念上関連性のあるものにおいて統一されている。第2実施形態の写真は、大きい方が立山連峰の風景5であり、小さい方が立山に生息する雷鳥6である。このように図柄2を構成することにより、一つのグラスで壮大な立山連峰とそこに生息する雷鳥を眺めて楽しむことができると共に、立山連峰の雪解けの風景の山肌の色合いと立山育ちの雷鳥の色合いが同一であるということを理解することができる。このグラスを宴会等で使用すれば、第1実施形態と同様に、宴席に居ながらにして立山連峰を眺めることができると同時に、そこに生息する雷鳥をも眺めることができ、さらには、その写真を見ながら、参会者同士が語り合うことが可能となり宴席を盛り上げることができる。
【0014】
図3(a)、(b)、(c)は第3実施形態を示すものであり、第2実施形態と相違するところは、容器本体1に施される図柄2が、人物とその人物に関連する図柄の2種類から構成している点である。第3実施形態の図柄2は、小さい方が歌手の人物写真7であり、大きい方がその人物の歌う歌詞付きの楽譜8である。また、人物の写真7には、その人物の名前9が記載されている。このように図柄2を構成することにより、グラス一つで人物の紹介やPRをすることが可能となり、歌手の様な有名な人物を施すことにより、宴席の参会者全員に共通の話題を提供することができ、さらに、同じグラスに歌詞付きの楽譜を施すことにより、宴席においてその楽譜を見ながら参会者同士で合唱することも可能となり、宴席を非常に盛り上げることが可能となる。また、他の例として、祝宴等において主役となる人物の写真とその人物に関連する図柄を施せば、参会者が主役の人柄をより深く知ることが可能となるため、参会者の祝福する気持ちが高まり、宴席をより盛り上げることができる。
【0015】
図4(a)、(b)、(c)は第4実施形態を示すものであり、第2実施形態と相違するところは、図柄2の途中に備えられてた帯状の切れ目4を境に、左右方向に施される図柄10、10の大きさが同じであり、左右2枚の図柄10、10は同一の模様で統一されている点である。図柄10、10は、松竹梅でありそれぞれを独立した状態に施こしている。図柄10、10の中心位置の周方向には円形状の透明部11を複数備え、その透明部11内に松竹梅をそれぞれ個別に線画として施すと共に、各透明部11の中間位置には、図柄10、10に対して上下方向に細長い長方形の切れ目12を備えている。このように図柄10、10を構成することにより、切れ目12の備え方により図柄10、10自体が屏風のように見え、さらに松竹梅の縁起の良い図柄とも相まって祝宴等のめでたい宴席に使用するのに非常に好適なものとなる。また、透明部11や切れ目12が図柄の一部として多く備えられているため、グラスの内部をより一層容易に確認することができる。ここで、グラスに施される図柄は、松竹梅に限定されるものではなく、例えば鶴亀や恵比寿大黒等の縁起の良い図柄等が挙げられる。
【0016】
容器本体に図柄を施す方法に関しては、その対象となる図柄や写真をそのままの状態で鮮明且つ綺麗に施すことが可能である転写技術を用いるものである。容器本体がガラス製である場合は、ガラスが無機質であるため昇華性インクを用いて部分的に有機質の下地を形成し、密着性のよい塗料を使用して公知の印刷技術を採用し図柄や写真を施すことができる。また、昇華性インクで図柄や写真を印刷した熱転写紙を容器本体の周側面に当て加熱し、昇華性インクを容器本体に浸透させ、その後透明性ラッカー塗料で保薄塗装して施すこともできるし、容器本体に一様に有機質の下地を塗装し、昇華性インクによる熱転写紙に図柄や写真を印刷させておいたものを使用し施すこともできる。
容器本体に図柄を施す箇所に関しては、容器本体が透明性を有した材質から形成されているため、周側面の外周面側及び内周面側のどちら側から施してもよく、特に限定するものではない。
【0017】
ここで、容器本体に施す図柄及び図柄の構成は、本実施形態に限定されるものではない。例えば、図柄の途中に備える切れ目の数を増やすことにより、一つのグラスの側周面に複数の図柄が施されることになり、眺め甲斐のある見栄えの非常に豪華なグラスとすることができえる。この一例として、国際的に有名な富士山を東西南北の四方向から撮影し、その写真を容器本体の周側面に四分割して施すことにより、富士山の全景を一つのグラスで眺めることが可能となり、また、参会者同士が互いのグラスを見合うことで、各々のグラスを回転させることなく富士山の全景が瞬時に眺めることが可能となり、非常に面白みのある商品価値の高いグラスにすることができる。
【0018】
【発明の効果】
本発明のうち請求項1記載の発明によれば、透明性を有する飲料用容器の上下部を除いた周側面に連続する帯状の図柄を施すことにより、会食、宴会、祝宴及びパーティー等の宴席の雰囲気を今までにはない華やかなものにすることが可能であると共に、参会者同士が図柄について語り合うことが可能となり、宴席を盛り上げるのに非常に好適な飲料用容器を提供することができる。
【0019】
本発明のうち請求項2記載の発明によれば、透明性を有する飲料用容器の上下部を除いた周側面に帯状の図柄を施し、図柄の途中に図柄を複数に分割する切れ目を備えることにより、図柄の帯幅が広い場合であっても、切れ目からの内部を容易に確認することが可能となり、参会者が互いの飲料物の残量を確認し合いながら注ぎ合うことができるため、前記効果と相まって宴席をより一層盛り上げることができる。
【0020】
本発明のうち請求項3記載の発明によれば、図柄の対面位置に同じ図柄を施すことにより、参会者同士が同じ図柄を見合うことが可能となり、お互いに親近感を抱くことができるため宴席の雰囲気を非常に和やかなものにすることができ、それに伴い、参会者同士の会話のスムーズ化を図ることが可能となるため、宴席をさらに盛り上げることができる。
【0021】
本発明のうち請求項4記載の発明によれば、切れ目を境に施す図柄を異ならせることにより、一つの飲料用容器で複数の図柄を眺めて楽しむことができることはもちろんのこと、施される図柄全てに統一性を持たせることにより、さらに興味深く飲料用容器を眺めることが可能となり、参会者が各々に色々な思いを馳せることができると共に、参会者同士の話題作りにも大きく貢献する。
【0022】
本発明のうち請求項5記載の発明によれば、図柄を人物にすることにより、一つの飲料用容器で人物紹介をすることも可能となり、祝宴等の様な主役の居る宴席において非常に好適となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)、(b)、(c)
本発明の第1実施形態を示す展開図、正面図及び背面図である。
【図2】(a)、(b)、(c)
本発明の第2実施形態を示す展開図、正面図及び背面図である。
【図3】(a)、(b)、(c)
本発明の第3実施形態を示す展開図、正面図及び背面図である。
【図4】(a)、(b)、(c)
本発明の第4実施形態を示す展開図、正面図及び背面図である。
【符号の説明】
2 図柄
4 切れ目
12 切れ目
【発明が属する技術分野】
本発明は、冷水、ビール、ジュース等の飲料を飲むのに使用するグラス等の飲料用容器に関するものであり、詳しくは、周側面に図柄を施した飲料用容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
会食、宴会、祝宴及びパーティー等の席において、まず初めに参会者は皆で揃って乾杯を行うのが常である。乾杯を行うことには、宴会等の始まりを示す形式的な挨拶に加えて、各宴会等に応じて参会者同士がお互いに祝福し合ったり、労をねぎらい合ったりするという目的があり、宴席においては非常に重要な役割を果たすものである。
ところで、乾杯といえば、専ら、透明なガラス製のグラス等にビールやワイン等のアルコール類を注いで行われるものであり、グラスに注がれたビールやワイン等の色、泡及び気泡等がそのまま外観から見えることとなり、参会者の宴会等に対する気分が高まり、それに伴い宴席の雰囲気を全体的に盛り上げるという効果に繋がっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、参会者の気分の高まりや、それに伴う宴席の盛り上がりは、乾杯を行う時の一時的なものにすぎず、気の知れた仲間同士での宴席においては特に問題にはならないが、例えば祝宴のような改まった宴席においては、参会者同士の共通性が薄く、どうしても参会者同士が畏まってしまい緊張してしまうことから、宴席が堅苦しい雰囲気となってしまい、乾杯後の参会者同士の会話が続かず、宴席の雰囲気を盛り下げてしまうという問題があった。
【0004】
そこで、本発明は、会食、宴会、祝宴及びパーティー等の宴席において、参会者同士に共通な話題を提供し宴席の雰囲気を盛り上げると共に、宴席の装飾効果を高めることにも好適な飲料用容器を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のうち請求項1記載の発明は、透明性を有する飲料用容器であって、その周側面には上下部に透明な部分を残して、繋ぎ目のない連続する帯状の図柄を施したことを特徴とする。
ここで、飲料用容器とは、内部に飲料物を収容することが可能な形状のもので且つ透明性を有するのものを全て含む概念であり、例えばグラス、ジョッキ、タンブラー、ゴブレット等が挙げられる。飲料用容器の材質に関しては、飲料用容器内に注いだ飲料物が外側から見える程度の透明さを有するものであれば特に限定するものではなく、例えばガラスやプラスチック等が挙げられる。また、図柄を帯状に施す箇所に関しては、図柄をより鮮明に引き立たせるためにもその箇所のみを不透明にすることが望ましい。飲料用容器に施される図柄に関しては、特に限定するものではなく、例えば油絵や水墨画及び水彩画等の絵画、名所や旧跡及び景勝地並びに温泉地等の観光地、動物、人物、歴史的な出来事等の記録等様々なものが挙げられる。
【0006】
このように飲料用容器に図柄を施すことにより、会食、宴会、祝宴及びパーティー等の宴席において、その飲料用容器にビール等の飲料物を注いだ場合、飲料用容器の上下部の透明な部分から見える飲料物と図柄との絶妙なバランスにより、今までにない斬新な印象を参会者に与えることが可能となり、宴席に華やかで新鮮な雰囲気を醸し出すことができる。特に乾杯を行う際には、参会者全員が同じ図柄の施された飲料用容器を手に取り掲げ合うことにより、皆の気持ちが一つになった感覚を抱くことができると共に、参会者同士がお互いに親近感を持つことができるため、非常に和やかな雰囲気の宴席を作り出すことができる。また、乾杯の後に、飲料用容器に施された図柄を眺めながら、皆でその図柄について語り合うことができるため、参会者にとって共通の話題を提供することが可能となり、さらには、その図柄に関連することへの話題へと発展させるきっかけに繋げることも可能であるため、宴席を盛り上げるという目的として多岐に亘り活用することができる。特に、観光地が宴会会場である場合には、上記効果がより一層顕著なものとなる。さらに、飲料用容器の上下部には図柄を施さない透明な部分を設けているため、飲料用容器に図柄を施しても飲料用容器の内部、即ち飲料物の残量を容易に確認することができると共に、飲料用容器の底部が目視できるため使用者に清潔感を与えることができる。
尚、図柄を施した飲料用容器の用途としては、宴席で使用するのみに限らず、名所や旧跡及び景勝地並びに温泉地等の観光地の図柄を施こした場合は、その観光地のPRとして活用することができると共に、お土産や贈り物等として利用することもできる。また、同じ図柄が施された飲料用容器を複数個並べることにより、飲料用容器の周側面に施された図柄を表側に連結した一つ図柄として見せることが可能となり、装飾品としても非常に好適となり、図柄を施すことにより飲料用容器に多岐に亘る使用目的を付随させることができる。
【0007】
また、本発明のうち請求項2記載の発明のように、透明性を有する飲料用容器の周側面に上下部に透明な部分を残して帯状の図柄を施し、該図柄の途中には図柄を複数に分割するための切れ目を備え、該切れ目を透明にしてもよい。このように構成することにより、前記記載の作用効果に加えて、飲料用容器の周側面に図柄を施しても、切れ目から飲料用容器内の飲料物の残量を容易に確認することが可能となり、参会者がそれぞれお互いの飲料物の残量を確認し合いながら飲料物を注ぎ合うことができる。特に、図柄の帯幅が大きい場合、図柄により外側から飲料用容器内の飲料物が全く見えなくなることを防ぐことが可能となり、残量を常時容易に確認することができる点において非常に都合がよい。
ここで、飲料用容器とは、前記と同様に、内部に飲料物を収容することが可能な形状のもので且つ透明性を有するのものを全て含む概念である。飲料用容器の材質に関しても、前記と同様に、飲料用容器内に注いだ飲料物が外側から見える程度の透明さを有するものであれば特に限定するものではなく、図柄を帯状に施す箇所に関しても、図柄をより鮮明に引き立たせるためにもその箇所のみを不透明にすることが望ましい。飲料用容器に施される図柄に関しても、前記と同様に、特に限定するものではない。
また、切れ目とは、透明性を有し飲料用容器内の飲料物の残量を確認することが可能であるもの全てを含む概念であり、切れ目において図柄を完全に分割してもよいし、図柄の中に切れ目が収まるようにしてもよい。また、切れ目の備える箇所に関しては、上下方向及び左右方向等飲料用容器に施した図柄に合わせて、図柄の見栄えを損なううことがない箇所に備えることが望ましい。さらに、切れ目の備え方によっては、切れ目自体を図柄の構成の一部とすることが可能であるため、飲料物の残量確認に加え多岐の目的として備え得ることができる。
【0008】
請求項3記載の発明のように、図柄の対面位置に同じ図柄を施すことによって、自分側から見える飲料用容器の図柄と、相手側から見える図柄が同じであるため、特に乾杯を行う場合においては、お互いに同じ図柄を見合うことが可能であるため、参会者同士が飲料用容器を手にしただけで、お互いに心を通じ合わせたかのような気持ちになり、より一層相手に対して親近感を抱くことができるため、宴席の雰囲気を非常に和やかなものにすることができる。また、それに伴って参会者同士が会話し易くなり、一つの飲料用容器において宴席の雰囲気をより一層盛り上げることができる。特に、参会者同士が図柄について話しをする場合は、対面位置に同じ図柄があるので、話題になっている図柄を探したり、その位置まで飲料用容器を回転させるといった手間を省くことができるため、話しがスムーズに進み非常に都合がよい。
【0009】
請求項4記載の発明のように、切れ目を境に施す図柄が異なり、一面に施す図柄と他面に施す図柄に統一性を持たせることにより、一つの飲料用容器で多様な図柄を楽しむことが可能であると共に、全ての図柄に何らかの統一性があるため、今までにない斬新な発想に加えて非常に面白みがあり、図柄をただ眺めて楽しむだけでなく、参会者が各々に様々な思いを馳せらせ、参会者同士にさらなる話題を提供するのに非常に好適である。ここで、図柄の統一性とは、一面に施した図柄と他面に施した図柄に観念上何らかの関連性があるのもで統一されているものや、同一の模様で統一されているものを全て含む概念であり、例えば有名な観光地の風景と、その観光地を代表する建物や物産、動物等といったように連想的な関連性等が挙げられ、当該観光地が宴会会場である場合に、一層効果的である。
【0010】
請求項5記載の発明のように、切れ目を境に一面に施される図柄を人物にすることにより、特に祝宴の場合においては、主役となる人物の写真等を一面に施し、他面に人物の趣味等関連する事柄を図柄として施すことで、参会者がより深くその人物について知ることが可能となり、宴席を参加者からの祝福で満ちあふれた雰囲気にすることができる。このように、飲料用容器一つにおいて人物紹介をすることが可能となり、飲料用容器の使用用途をより一層拡大することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1乃至図4の(a)、(b)、(c)は、(a)が飲料用容器の周側面に施した図柄の展開図を示すものであり、(b)、(c)は飲料用容器に図柄を施した状態を示す正面図及び背面図である。
【0012】
図1(a)、(b)、(c)は第1実施形態を示すもので、容器本体1は円筒形を成したガラス製のグラスであり、容器本体1の高さの略中間位置の周側面には、繋ぎ目のない細長い帯状の図柄2が施してある。図柄2は対面位置に同じ図柄が配置されるような構成になっている。このように構成し施された図柄2は、全国的にも有名な富山県魚津市の海に出現する蜃気楼の写真3である。富山県魚津市の蜃気楼は全国的に宣伝され有名であり、観光客の多くは、日時や季節を問わず魚津市へ行けばいつでも蜃気楼を見ることができると思っている。しかし、その幻のように出現したり消え去る現象を実際に見た人は数少ないのが現状であり、また、蜃気楼の実体を説明することは非常に困難である。そこで、第1実施形態のように蜃気楼の写真3を容器本体に施すことにより、一目で蜃気楼の実体を理解することができると共に、お土産や贈り物として最適となる。また、宴会等においてこのグラスを使用することで、魚津市に来ることなく蜃気楼の素晴らしさを満喫することが可能であると共に、参会者同士が常に同じ蜃気楼の写真を見ながら語り合うことが可能であるため、心の通い合う非常に和やかな雰囲気の盛り上がりのある宴席を作り出すことができる。
【0013】
図2(a)、(b)、(c)は第2実施形態を示すものであり、第1実施形態と相違するところは、容器本体1の側周面の略全体に図柄2を施しており、図柄2の途中に細長い帯状の切れ目4を備えると共に、その切れ目4を境に施す図柄を異ならせている点である。切れ目4は、図柄2に対して上下方向に設けられており、図柄2を左右方向に分割するものであり、切れ目4の上下端部は図柄2が施されていない透明なガラスの部分に連通している。これにより、切れ目4から容器本体1の内部、即ち容器本体1内に注いだ飲料物の残量を容易に確認することが可能である。図柄2は、横幅の異なる大小2種類の写真5、6から構成されており、2種類の写真5、6には観念上関連性のあるものにおいて統一されている。第2実施形態の写真は、大きい方が立山連峰の風景5であり、小さい方が立山に生息する雷鳥6である。このように図柄2を構成することにより、一つのグラスで壮大な立山連峰とそこに生息する雷鳥を眺めて楽しむことができると共に、立山連峰の雪解けの風景の山肌の色合いと立山育ちの雷鳥の色合いが同一であるということを理解することができる。このグラスを宴会等で使用すれば、第1実施形態と同様に、宴席に居ながらにして立山連峰を眺めることができると同時に、そこに生息する雷鳥をも眺めることができ、さらには、その写真を見ながら、参会者同士が語り合うことが可能となり宴席を盛り上げることができる。
【0014】
図3(a)、(b)、(c)は第3実施形態を示すものであり、第2実施形態と相違するところは、容器本体1に施される図柄2が、人物とその人物に関連する図柄の2種類から構成している点である。第3実施形態の図柄2は、小さい方が歌手の人物写真7であり、大きい方がその人物の歌う歌詞付きの楽譜8である。また、人物の写真7には、その人物の名前9が記載されている。このように図柄2を構成することにより、グラス一つで人物の紹介やPRをすることが可能となり、歌手の様な有名な人物を施すことにより、宴席の参会者全員に共通の話題を提供することができ、さらに、同じグラスに歌詞付きの楽譜を施すことにより、宴席においてその楽譜を見ながら参会者同士で合唱することも可能となり、宴席を非常に盛り上げることが可能となる。また、他の例として、祝宴等において主役となる人物の写真とその人物に関連する図柄を施せば、参会者が主役の人柄をより深く知ることが可能となるため、参会者の祝福する気持ちが高まり、宴席をより盛り上げることができる。
【0015】
図4(a)、(b)、(c)は第4実施形態を示すものであり、第2実施形態と相違するところは、図柄2の途中に備えられてた帯状の切れ目4を境に、左右方向に施される図柄10、10の大きさが同じであり、左右2枚の図柄10、10は同一の模様で統一されている点である。図柄10、10は、松竹梅でありそれぞれを独立した状態に施こしている。図柄10、10の中心位置の周方向には円形状の透明部11を複数備え、その透明部11内に松竹梅をそれぞれ個別に線画として施すと共に、各透明部11の中間位置には、図柄10、10に対して上下方向に細長い長方形の切れ目12を備えている。このように図柄10、10を構成することにより、切れ目12の備え方により図柄10、10自体が屏風のように見え、さらに松竹梅の縁起の良い図柄とも相まって祝宴等のめでたい宴席に使用するのに非常に好適なものとなる。また、透明部11や切れ目12が図柄の一部として多く備えられているため、グラスの内部をより一層容易に確認することができる。ここで、グラスに施される図柄は、松竹梅に限定されるものではなく、例えば鶴亀や恵比寿大黒等の縁起の良い図柄等が挙げられる。
【0016】
容器本体に図柄を施す方法に関しては、その対象となる図柄や写真をそのままの状態で鮮明且つ綺麗に施すことが可能である転写技術を用いるものである。容器本体がガラス製である場合は、ガラスが無機質であるため昇華性インクを用いて部分的に有機質の下地を形成し、密着性のよい塗料を使用して公知の印刷技術を採用し図柄や写真を施すことができる。また、昇華性インクで図柄や写真を印刷した熱転写紙を容器本体の周側面に当て加熱し、昇華性インクを容器本体に浸透させ、その後透明性ラッカー塗料で保薄塗装して施すこともできるし、容器本体に一様に有機質の下地を塗装し、昇華性インクによる熱転写紙に図柄や写真を印刷させておいたものを使用し施すこともできる。
容器本体に図柄を施す箇所に関しては、容器本体が透明性を有した材質から形成されているため、周側面の外周面側及び内周面側のどちら側から施してもよく、特に限定するものではない。
【0017】
ここで、容器本体に施す図柄及び図柄の構成は、本実施形態に限定されるものではない。例えば、図柄の途中に備える切れ目の数を増やすことにより、一つのグラスの側周面に複数の図柄が施されることになり、眺め甲斐のある見栄えの非常に豪華なグラスとすることができえる。この一例として、国際的に有名な富士山を東西南北の四方向から撮影し、その写真を容器本体の周側面に四分割して施すことにより、富士山の全景を一つのグラスで眺めることが可能となり、また、参会者同士が互いのグラスを見合うことで、各々のグラスを回転させることなく富士山の全景が瞬時に眺めることが可能となり、非常に面白みのある商品価値の高いグラスにすることができる。
【0018】
【発明の効果】
本発明のうち請求項1記載の発明によれば、透明性を有する飲料用容器の上下部を除いた周側面に連続する帯状の図柄を施すことにより、会食、宴会、祝宴及びパーティー等の宴席の雰囲気を今までにはない華やかなものにすることが可能であると共に、参会者同士が図柄について語り合うことが可能となり、宴席を盛り上げるのに非常に好適な飲料用容器を提供することができる。
【0019】
本発明のうち請求項2記載の発明によれば、透明性を有する飲料用容器の上下部を除いた周側面に帯状の図柄を施し、図柄の途中に図柄を複数に分割する切れ目を備えることにより、図柄の帯幅が広い場合であっても、切れ目からの内部を容易に確認することが可能となり、参会者が互いの飲料物の残量を確認し合いながら注ぎ合うことができるため、前記効果と相まって宴席をより一層盛り上げることができる。
【0020】
本発明のうち請求項3記載の発明によれば、図柄の対面位置に同じ図柄を施すことにより、参会者同士が同じ図柄を見合うことが可能となり、お互いに親近感を抱くことができるため宴席の雰囲気を非常に和やかなものにすることができ、それに伴い、参会者同士の会話のスムーズ化を図ることが可能となるため、宴席をさらに盛り上げることができる。
【0021】
本発明のうち請求項4記載の発明によれば、切れ目を境に施す図柄を異ならせることにより、一つの飲料用容器で複数の図柄を眺めて楽しむことができることはもちろんのこと、施される図柄全てに統一性を持たせることにより、さらに興味深く飲料用容器を眺めることが可能となり、参会者が各々に色々な思いを馳せることができると共に、参会者同士の話題作りにも大きく貢献する。
【0022】
本発明のうち請求項5記載の発明によれば、図柄を人物にすることにより、一つの飲料用容器で人物紹介をすることも可能となり、祝宴等の様な主役の居る宴席において非常に好適となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)、(b)、(c)
本発明の第1実施形態を示す展開図、正面図及び背面図である。
【図2】(a)、(b)、(c)
本発明の第2実施形態を示す展開図、正面図及び背面図である。
【図3】(a)、(b)、(c)
本発明の第3実施形態を示す展開図、正面図及び背面図である。
【図4】(a)、(b)、(c)
本発明の第4実施形態を示す展開図、正面図及び背面図である。
【符号の説明】
2 図柄
4 切れ目
12 切れ目
Claims (5)
- 透明性を有する飲料用容器であって、その周側面には上下部に透明な部分を残して、繋ぎ目のない連続する帯状の図柄(2)を施したことを特徴とする飲料用容器。
- 透明性を有する飲料用容器であって、その周側面には上下部に透明な部分を残して帯状の図柄(2)を施し、該図柄(2)の途中には図柄(2)を複数に分割するための切れ目(4、12)が備えられており、該切れ目(4、12)は透明であることを特徴とする飲料用容器。
- 前記図柄(2)の対面位置には、同じ図柄が施されていることを特徴とする請求項1又は2記載の飲料用容器。
- 前記切れ目(4、12)を境に施される図柄が異なり、一面に施される図柄と他面に施される図柄には統一性があることを特徴とする請求項2記載の飲料用容器。
- 一面に施される図柄が人物であることを特徴とする請求項4記載の飲料用容器。
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JP2003168313A JP2005001725A (ja) | 2003-06-12 | 2003-06-12 | 飲料用容器 |
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Cited By (2)
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JP2008149053A (ja) * | 2006-12-20 | 2008-07-03 | Kose Corp | 化粧品容器セットおよびその表示方法 |
JP2019064009A (ja) * | 2017-09-28 | 2019-04-25 | 大日本印刷株式会社 | 複合容器およびその製造方法 |
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2003
- 2003-06-12 JP JP2003168313A patent/JP2005001725A/ja active Pending
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JP2008149053A (ja) * | 2006-12-20 | 2008-07-03 | Kose Corp | 化粧品容器セットおよびその表示方法 |
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