JP2005001287A - Equipment and method for recovering used synthetic resin - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、使用済みのPET(ポリエチレンテレフタレート)ボトル(いわゆる、ペットボトル)など使用済み合成樹脂を再生する再生装置およびその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
「容器包装リサイクル法」の制定により包装用の使用済み合成樹脂のリサイクルが促進されるようになってきた。なかでもPETボトルは一番早い時期から法律の施行対象となったので、収集された使用済みPETボトルを再生して再資源化するための受け入れ態勢および再生技術を緊急に整備する必要があった。
そこで、収集されたPETボトルを再生処理する技術が既に提案されている(非特許文献1参照)。
【0003】
【非特許文献1】
「資源循環技術研究発表会講演論文集(第8回)」,財団法人クリーン・ジャパン・センター出版,平成12年10月19−20日発行,P.55−60(浅葉文雄著,「PETボトル高度再資源化技術」)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
使用済みのPETボトルには、その構成部品として金属など異種材が含まれていたり、収集,保管などを行う過程で砂やガラス粉などの付着物が汚れ成分として付着することが多い。そのため、使用済みPETボトルを再生するときには、金属など異種材を予め分離したのち破砕粉砕して再生フレークの集合体にする。
従来の使用済みPETボトルの再生装置では、この再生装置で得られた再生フレークの品質目標値のうち不純物の混入率(全異物混入率)は1,300ppm以下であった(非特許文献1の表−2(p.56)参照)。
このように、従来は、不純物の混入率が高くなりがちであるので、高純度の再生フレークを得るのが困難であった。
【0005】
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、不純物の混入率が低い高純度の再生フレークを得ることができる使用済み合成樹脂の再生装置およびその方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するため、本発明では、砂などの無機材料を撹拌研磨するのに使用される撹拌研磨処理の技術を、使用済みのPETボトルなどの再生技術に適用して、液体含有量の少ない状態(たとえば、水分含有量が約15%)の再生フレーク集合体4を撹拌し、再生フレーク同士を直接接触させて研磨する点に特徴を有する。
【0007】
本発明にかかる使用済み合成樹脂の再生装置は、不要物が予め除去された使用済み合成樹脂を破砕粉砕して再生フレークの集合体にする破砕粉砕部と、この破砕粉砕部で得られた前記再生フレーク集合体を薬液で洗浄して、前記再生フレークの表面に付着している付着物を除去する薬液洗浄部と、前記薬液により洗浄済みで且つ液体含有量の少ない状態の前記再生フレーク集合体を撹拌することにより、前記再生フレーク同士を直接接触させて研磨する撹拌研磨処理部と、この撹拌研磨処理部で処理された前記再生フレーク集合体を清水でリンス洗浄する清水リンス洗浄部とを備えている。
前記撹拌研磨処理部は、前記再生フレーク集合体を内部に収納して所定方向に回転する回転容器と、この回転容器の内方で且つこの回転容器の中心軸線より偏心した位置に配置されて羽根を有し、前記回転容器の回転方向とは逆方向または同一方向に回転する少なくとも一つの回転工具とを有しているのが好ましい。
好ましくは、前記回転容器の前記中心軸線は水平面に対して傾斜しており、前記回転工具は前記中心軸線と平行に配置されている。
たとえば、前記使用済み合成樹脂は使用済みPETボトルであり、前記薬液洗浄部ではアルカリ性の前記薬液で洗浄するのが好ましい。
また、前記撹拌研磨処理部では、前記再生フレーク集合体の表面に直接付着しているインキを除去可能な溶剤を添加するのが好ましい。
本発明にかかる使用済み合成樹脂の再生方法は、不要物が予め除去された使用済み合成樹脂を破砕粉砕して再生フレークの集合体にし、次いで、この再生フレーク集合体を薬液で洗浄して、前記再生フレークの表面に付着している付着物を除去し、前記薬液により洗浄済みで且つ液体含有量の少ない状態の前記再生フレーク集合体を撹拌することにより、前記再生フレーク同士を直接接触させて研磨した後、この再生フレーク集合体を清水でリンス洗浄する。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明にかかる実施の形態の一例を、図1ないし図8を参照して説明する。
図1および図2は、使用済みの合成樹脂としてのPETボトルを再生する手順の一実施形態と他の実施形態をそれぞれ示すフローチャート、図3は、PETボトル以外の使用済み合成樹脂(通常は、合成樹脂製容器)を再生する手順の一実施形態を示すフローチャートである。
図4,図5,図6は、それぞれ撹拌研磨処理部の全体図、概略構成図、概略平面図である。図7は、撹拌研磨処理などの作用をイメージで示す説明図、図8は、再生フレークの溶融試験結果を示すグラフである。
【0009】
図1ないし図3に示すように、本発明における使用済みの合成樹脂(たとえば、合成樹脂1,PETボトル1a)を再生する方法は、異種材やラベルなど不要物2が予め除去された使用済み合成樹脂を破砕粉砕して再生フレーク3の集合体4にし、次いで、再生フレーク集合体4を薬液5で洗浄して、再生フレーク3の表面に付着している付着物6(図7)を除去する。
こうして薬液5により洗浄済みで且つ液体含有量の少ない状態の再生フレーク集合体4を撹拌することにより、再生フレーク3同士を直接接触させて研磨した後、再生フレーク集合体4を清水7でリンス洗浄する。
ここで、「フレーク」は、PETボトル1aなど合成樹脂を破砕粉砕して得られる薄片のことである。
【0010】
前記方法を実現するための使用済み合成樹脂の再生装置(図1に示す再生装置10,図2に示す再生装置10a,図3に示す再生装置10b)は、不要物2が予め除去された使用済みの合成樹脂(合成樹脂1,PETボトル1a)を破砕粉砕して再生フレーク3の集合体4にする破砕粉砕部11と、破砕粉砕部11で得られた再生フレーク集合体4を薬液5で洗浄して、再生フレーク3の表面に付着している付着物6を除去する薬液洗浄部12と、薬液5により洗浄済みで且つ液体含有量の少ない状態の再生フレーク集合体4を撹拌することにより、再生フレーク3同士を直接接触させて研磨する撹拌研磨処理部13と、撹拌研磨処理部13で処理された再生フレーク集合体4を清水7でリンス洗浄する清水リンス洗浄部14とを備えている。
液体含有量の少ない状態で再生フレーク集合体4を撹拌することにより再生フレーク3同士を直接接触させて研磨しているので、不純物の混入率が低い高純度の再生フレーク15を得ることができる。
【0011】
図1は、使用済みのPETボトル1aを再生するのに最良の実施形態を示している。再生するために収集された使用済みのPETボトル1aは、その主要な材質であるPETのほか各種の材質で構成されている。
材質の一例として、ボトル本体はPET(透明または着色)、キャップはアルミニウムなど金属またはPP(ポリプロピレン)、キャップライナーはPPまたはPE(ポリエチレン)、ラベルはPE,PET,紙,タックラベルまたは直接印刷(印刷用インキ)、ラベルの接着剤はホットメルトなどである。
このように、収集されたままの状態のPETボトルは、各種材質を含んでいるので、PET以外の材質の部分は不要物として予め除去する必要がある。また、一般的に、着色したPETの再生は難しいので、ポトル本体が着色PETの場合には不要物として除去する必要がある。
【0012】
そこで、まず最初に、自動除去工程20で、使用済みのPETボトル1aの材質の選別,色の選別,ラベルの除去を行なって、異種材やラベルなどの不要物を分離する。この異種材としては、PP,PE,PVC(ポリ塩化ビニル),紙,金属などがある。自動除去工程20で不要物の全部を除去できない場合、手選別工程21で、作業者が手作業で残りの異種材などの不要物2を分離する。
こうして、自動除去工程20と手選別工程21で不要物2が予め除去されたPETボトル1aは、破砕粉砕部11で破砕粉砕されて再生フレーク3の集合体4になった後、風力選別部22に送られる。風力選別部22では、風力でPET以外の材質の異種材やラベルなどの軽質の不要物を分離して除去する。
【0013】
次いで、再生フレーク3の集合体4は、薬液洗浄部としてのアルカリ洗浄部12で、NaOH(苛性ソーダ)などの薬液5中に浸漬されて洗浄される。その結果、再生フレーク3の表面に付着していた付着物(汚染物)6が分解除去される。
すなわち、図7に示すように、使用済みPETボトル1aから得られた再生フレーク3は、アルカリ洗浄前には、その表面に付着物6が汚れ成分として付着している。
これをアルカリ洗浄部12でアルカリ洗浄すると、付着物6が、Na,OHと結合し、再生フレーク3の表面から離れて水中に遊離することにより再生フレーク3から除去される。
このアルカリ洗浄により、付着物6の大部分は再生フレーク3から除去されるが、一部の付着物は、Na,OHと結合し残留汚れ成分6aとなって再生フレーク3に付着したままの状態になっている。
また、再生フレーク3の一部(材質はPET)はNa,OHと結合して分解し、樹脂分解部分6bとなって再生フレーク3の一部を構成する場合もある。これら残留汚れ成分6aや樹脂分解部分6bは、再生フレーク3を再資源化する場合の不純物となってしまうので、除去する必要がある。
【0014】
再生装置10,10aにおいて、使用済みの合成樹脂はPETボトル1aであり、薬液洗浄部12では、アルカリ性の薬液(好ましくは、NaOHの水溶液)で洗浄している。
薬液洗浄部12は、所定量の再生フレーク集合体4を薬液中に浸漬した状態でバッチ処理している。薬液としては、NaOHの濃度が約3〜約10%のNaOH水溶液が好ましい。この濃度のNaOH水溶液を使用すれば、再生フレーク3に付着している付着物6が、Na,OHと容易に結合して水中に遊離する。
【0015】
次に、図1,図7に示すように、アルカリ洗浄部12でアルカリ洗浄された再生フレーク3の集合体4は、分離部23に送られて、薬液(NaOH水溶液)5,キャップ,ラベルなどが分離される。
分離部23は、遠心分離機およびハイドロサイクロンの一方または両方により構成されている。遠心分離機とハイドロサイクロンは、通常は一段であるが多段であってもよい。
分離部23で薬液5,キャップおよびラベルなどが分離された再生フレーク集合体4は、第1のリンス洗浄部24と第2のリンス洗浄部25とにより順次リンス洗浄されて、残留していた薬液5などが除去された後、撹拌研磨処理部13に送られる。
【0016】
撹拌研磨処理部13は、液体含有量(たとえば、水分含有量)の少ない状態(たとえば、水分含有量が約15%)の再生フレーク集合体4を撹拌することにより、再生フレーク3同士を直接接触させて研磨する。
すなわち、再生フレーク3を撹拌研磨処理することにより、それまで再生フレーク3の表面に付着していた残留汚れ成分6aが再生フレーク3の表面から剥離する。
また、再生フレーク3自体の一部がNaやOHと結合して分解した樹脂分解部分(すなわち、表層樹脂)6bも、再生フレーク3同士が直接接触して研磨されることにより、再生フレーク3から剥離する。その結果、砂やガラス粉などを含む残留汚れ成分6aや、アルカリ(NaOH)で分解した樹脂分解部分6bが除去される。
清水リンス洗浄部14は、撹拌研磨処理部13で処理された再生フレーク集合体4を清水7でリンス洗浄する。すると、残留汚れ成分6aや樹脂分解部分6bは、水層26に遊離して除去される。
その結果、不純物の混入率が低い高純度の再生フレーク15が得られる。この高純度再生フレーク15の集合体4は、ボトルや高品質ブリスターパックなどの原料として再利用される。
【0017】
図1に示す再生装置10は、PETボトル1aを順次処理するために、破砕粉砕部11,風力選別部22,薬液洗浄部12,分離部23,第1のリンス洗浄部24,第2のリンス洗浄部25,撹拌研磨処理部13および清水リンス洗浄部14を有している。
図2に示す再生装置10aは、撹拌研磨処理部13を分離部23のあとで且つ第1のリンス洗浄部24の前に配置しているが、他の構成は再生装置10と同じであるので、再生装置10と同様の作用効果を奏する。
なお、図2,図3に示す各実施形態では、図1に示す実施形態と同一または相当部分には同一符号を付してその説明を省略し、異なる部分のみ説明する。
【0018】
図3に示す再生装置10bは、PETボトル以外の使用済みの合成樹脂製容器が原料となる場合であり、この実施形態では、合成樹脂製容器の表面に直接インキで印刷している場合を示している。
再生装置10bで処理する使用済み合成樹脂1としては、PE,PP,ポリスチレン,ポリカーボネート,PVCなどがあり、いずれも熱可塑性を有し再生可能な合成樹脂である。なお、合成樹脂1は容器でない場合であってもよい。
再生装置10bは、不要物が予め除去された使用済み合成樹脂1を、破砕粉砕部11,風力選別部22,薬液洗浄部12,分離部23,第1のリンス洗浄部24,撹拌研磨処理部13,第2のリンス洗浄部25および清水リンス洗浄部14で順次処理して、最終的に不純物の混入率が低い高純度の再生フレーク15を得るようにしている。
【0019】
図3に示す実施形態において、自動除去工程20では、異種材や異物(たとえば、紙,金属など)が分離される。そして、手選別工程21では、夾雑物(たとえば、ガラス屑,紙,金属など)が除去される。
こうして、不要物が予め除去された使用済み合成樹脂1を破砕粉砕部11で再生フレークの集合体4にし、風力選別部22では、再生フレーク3よりも軽質な異物などを分離する。
薬液洗浄部12では、合成樹脂表面に付着した付着物を薬液5により分解除去している。薬液5としてはNaOHの水溶液が好ましいが、付着物を分解除去でき且つ合成樹脂1にダメージを与えないものであれば他の薬液であってもよい。
分離部23では、再生フレーク3よりも軽質な異物(キャップ,ラベルなど)を分離する。次いで、再生フレーク3の集合体4は、第1のリンス洗浄部24でリンス洗浄された後、撹拌研磨処理部13で撹拌研磨処理される。
【0020】
撹拌研磨処理部13では、再生フレーク集合体4の表面に直接付着しているインキ(印刷済みインキ)を除去可能な溶剤(たとえば、アルコール)27を添加している。前記インキは、合成樹脂の容器に直接印刷されたものである。
撹拌研磨処理部13では、薬液洗浄されリンス洗浄されたのちの再生フレーク集合体4が処理される。再生フレーク集合体4は、溶剤27が添加され且つ液体含有量の少ない状態(たとえば、液体含有量が約15%)で撹拌されることにより、再生フレーク3同士が直接接触して研磨される。
その結果、再生フレーク3の表面に付着していた砂,ガラス粉などが剥離除去されるとともに、薬液5で分解した樹脂分解部分6bも除去される。また、樹脂表面のインキも溶剤27により除去される。これにより、再生フレーク3への不純物の混入率をさらに低減することができる。
その後、再生フレーク集合体4は、第2のリンス洗浄部25でリンス洗浄され、残留溶剤27が除去されるとともに、水中に、砂,ガラス粉などを遊離させて除去する。
次いで、清水リンス洗浄部14で再生フレーク集合体4を清水でリンス洗浄することにより、不純物の混入率が低い高純度の再生フレーク15を得ることができる。
【0021】
次に、撹拌研磨処理部13の構成について説明する。
図4ないし図6に示すように、撹拌研磨処理部13は、回転容器30と、少なくとも一つの回転工具32とを有し、所定量の再生フレーク集合体4が収納された状態で所定時間バッチ運転される。なお、撹拌研磨処理部13には、回転工具32を一つ設けているが複数設けた場合であってよい。
回転容器30は、再生フレーク3の集合体4を内部に収納して所定方向に回転する。回転工具32は、回転容器30の内方で且つ回転容器30の中心軸線CLより偏心した位置に配置されて羽根31を有し、回転容器30の回転方向とは逆方向または同一方向(本実施形態では、逆方向)に回転する。
回転工具32の回転速度は、回転容器30の回転速度と同じかまたは異なっている。本実施形態では、回転工具32が高速で回転し、回転容器30がこれより低速で回転する場合を示している。
回転容器30自体が回転し且つ回転工具32が回転容器30とは逆方向または同一方向に回転するので、再生フレーク集合体4が液体含有量の少ない状態でもこの再生フレーク集合体4を撹拌して、再生フレーク3同士を直接接触させて研磨することができる。
【0022】
回転容器30の中心軸線CLは水平面Hに対して傾斜しており、回転工具32は中心軸線CLと平行に配置されている。これにより、回転容器30の内部に収納された再生フレーク集合体4はその自重により下方に移動しようとするので、再生フレーク集合体4に上下の動きがでて三次元の撹拌になり、再生フレーク集合体4の全体を、より均一に撹拌することができる。
また、もし回転容器30が高速で回転すると、その内部の再生フレーク集合体4は、遠心力により回転容器30の内壁に付着したままで回転して二次元的な動きになってしまうが、本実施形態では、回転容器30は低速で回転するので、その内部の再生フレーク集合体4は、自重により回転容器30の内壁から離れて下方に移動し、再生フレーク集合体4に上下の動きがでて良好な三次元の撹拌になる。
なお、回転容器30の中心軸線CLと回転工具32は、水平面Hに対して垂直な場合であってもよい。
回転容器30は、有底中空円筒状をなしており、駆動用モータ(図示せず)に単独で駆動されて、矢印B1に示すように、平面視で時計回り方向に回転する。
回転容器30の底板33の中央部(または、他の位置)には、撹拌研磨処理済みの再生フレーク集合体4を排出するための排出孔34が形成されている。撹拌研磨処理部13の運転中は、排出孔34はカバー35により閉じられた状態になっている。
カバー35は、排出孔34を閉じた状態で回転容器30の一部となって回転容器30とともに回転する。回転容器30の蓋板36には、再生フレーク集合体4を供給するための供給口(図示せず)が形成されている。この供給口は開いたままでもよいが、運転中は、開閉可能なキャップなどにより閉じておくのが好ましい。
【0023】
回転工具32は、回転容器30の中心軸線CLと平行なシャフト40と、シャフト40の周囲に分散して配置され且つ放射状に取付けられて撹拌作用を行うための複数の羽根31とを有している。シャフト40は、その上部が支持され、その下端部は底板33とは離れた状態でフリーになっている。
シャフト40の下部には、底板33上の再生フレーク集合体4を掻き取るための、羽根の一種である二つの掻き取り羽根31aが、180度離れて取付けられている。
シャフト40の上部は、軸受(図示せず)を介して撹拌研磨処理部13の本体部41に支持されている。本体部41には、回転工具駆動用モータ42が取付けられている。
回転工具駆動用モータ42の駆動力は、プーリおよびベルトなどからなる駆動力伝達機構を介してシャフト40に伝達される。これにより、シャフト40と羽根31と掻き取り羽根31aは、矢印B2に示すように、回転容器30と異なる回転速度で、平面視で反時計回り方向に回転する。
回転容器30と回転工具32の各回転速度は、それぞれの駆動用モータにより自在に制御されるので、内部の再生フレーク集合体4は最適な状態で撹拌研磨される。
【0024】
回転容器30の内方には、混合部材43が非回転状態で配置されている。混合部材43は、本体部41側に取付けられて回転容器30に上部側から挿入されている。
混合部材43は、回転容器30の円筒部37の内周面に近づけて縦方向に延びて配置された第1のスクレーパ44と、第1のスクレーパ44から横方向に延び、底板33に近づけて配置された第2のスクレーパ45と、二つのスクレーパ44,45を支持し上端部が本体部41に取付けられた支持部材46とを有している。
第1のスクレーパ44が、円筒部37の内周面に付着した再生フレーク集合体4を掻き取り、第2のスクレーパ45が、底板33上の再生フレーク集合体4を掻き取るので、回転容器30内の再生フレーク集合体4は全体的に常に撹拌される。
【0025】
再生フレーク集合体4が内部に収納された状態で撹拌研磨処理部13を運転すると、回転容器30と回転工具32とが回転する。この場合の混合形態としては、回転容器30が時計回り方向に回転するので、回転容器30内に再生フレーク集合体4の矢印B1方向の大きな流れができる。この流れにより回転工具32のところに運ばれた再生フレーク集合体4は、羽根31の反時計回り方向(矢印B2方向)の回転により、その流れの方向が急激に変えられる。羽根31により急激に変えられた再生フレーク集合体4の反時計回り方向の流れと、回転容器30による時計回り方向の流れは激しくぶつかり合う。
一方、回転容器30の回転により、回転容器30の内周面に遠心力で留まっている再生フレーク集合体4は、第1のスクレーパ44により流れの向きを変えられて、他の再生フレーク集合体4の流れと合流する。
また、底板33上に留まっている再生フレーク集合体4も第2のスクレーパ45により流れの向きを変えられて、他の再生フレーク集合体4の流れと合流する。また、羽根31の下方に留まっている再生フレーク集合体4は掻き取り羽根31aにより掻き取られて他の再生フレーク集合体4の流れと合流する。
【0026】
こうして、再生フレーク集合体4は、液体含有量の少ない状態にもかかわらず、回転容器30内で同じ位置に留まることなく全体が均一に撹拌される。再生フレーク3の流れ方向は、図6中の多数の矢印で図示している。
再生フレーク集合体4が撹拌されると、再生フレーク3同士は、直接接触してこすり合わされて十分に研磨され、再生フレーク3の表面が物理的に削り取られるので、再生フレーク3に残留している残留汚れ成分6aはもちろんのこと樹脂分解部分6bも容易に剥離する。
撹拌研磨処理部13では、再生フレーク集合体4の液体含有量が少ないので、一度に多量の再生フレーク集合体4を撹拌研磨することができ、生産性が高い。
【0027】
【実施例】
次に、図1に示す再生装置10で使用済みPETボトル1aを再生した一実施例を説明する。この実施例の条件などは下記のとおりである。
【0028】
【0029】
上述の「製品の溶融物の色相」は、本実施例で得られた高純度再生フレーク15を溶融してその色相を測定したものである。色相のa値,b値は、赤色味,黄色味をそれぞれ示している。
なお、薬液洗浄条件としては、NaOHを3〜10%含有で温度80〜90℃のNaOH水溶液で、再生フレーク濃度が5〜30%で、10〜30分間撹拌洗浄する場合であってもよい。
【0030】
本実施例の再生装置10によれば、上述のように、不純物の混入率が21ppm以下の高純度の再生フレーク15を得ることができる。これは、従来技術における再生フレークの品質目標値のうち全異物混入率(不純物の混入率に相当)が1,300ppm以下であることと比較すると、本発明で得られた高純度再生フレーク15の品質が極めて良好であることが分かる。
【0031】
この製品の溶融物の色相として、図8中で「◆」と「×」印は、撹拌研磨処理部13で再生フレーク集合体を撹拌研磨処理した場合と撹拌研磨処理しない場合における、各溶融物の色相をそれぞれ示している。図8(A)には、色相のうちa値を示し、図8(B)にはb値を示している。
このグラフから分かるように、撹拌研磨処理した場合の本製品(高純度再生フレーク15)の溶融物の色相は、撹拌研磨処理した場合には、a値が−0.9〜0.2となり、b値が6.0〜11.0になっている。
すなわち、撹拌研磨処理しない場合と比べて撹拌研磨処理した方が、溶融物のa値,b値が低減して色相が改善されているので、より無色透明な再生品を得ることができる。
本発明では、撹拌研磨処理部13を設けて再生フレーク集合体4を撹拌研磨処理しているので、不純物の混入率が低く、色相が改善された高純度再生フレーク15を得ることができる。
【0032】
原料となる使用済みのPETボトル1aや合成樹脂1の汚れが激しい場合、従来技術では、薬液洗浄部12における洗浄の条件(たとえば、濃度,温度,洗浄時間など)を厳しくしていたが、このようにすれば、再生フレーク自体が変質などしてダメージを受ける傾向があった。
これに対して、本発明によれば、薬液洗浄部12での洗浄の条件を厳しくしなくても不純物の混入率を低くできるので、再生フレーク自体に対するダメージが少なくなり、良質で高純度の再生フレーク15を得ることができる。
撹拌研磨処理部13では、再生フレーク同士を直接接触させて研磨しているので、ボールや砥石などの研磨材を使用する必要はなく、研磨材が不純物となって製品に混入する恐れはない。
【0033】
なお、前記各実施形態を任意に組み合わせて本発明の再生装置を構成することができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲で種々の変形,付加などが可能である。
なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。
【0034】
【発明の効果】
本発明は上述のように構成したので、不純物の混入率が低い高純度の再生フレークを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1ないし図8は本発明の実施形態の一例を示す図で、図1は、使用済みのPETボトルを再生する手順の一実施形態を示すフローチャートである。
【図2】使用済みのPETボトルを再生する手順の他の実施形態を示すフローチャートである。
【図3】使用済みのPETボトル以外の合成樹脂を再生する手順の一実施形態を示すフローチャートである。
【図4】撹拌研磨処理部の全体図である。
【図5】前記撹拌研磨処理部の概略構成図である。
【図6】前記撹拌研磨処理部の概略平面図である。
【図7】撹拌研磨処理などの作用をイメージで示す説明図である。
【図8】再生フレークの溶融試験結果を示すグラフである。
【符号の説明】
1 使用済み合成樹脂
1a 使用済みPETボトル(使用済み合成樹脂)
3 再生フレーク
4 再生フレーク集合体
5 薬液
6 付着物
6a 残留汚れ成分(付着物)
6b 樹脂分解成分(付着物)
7 清水
10,10a,10b 再生装置
11 破砕粉砕部
12 薬液洗浄部
13 撹拌研磨処理部
14 清水リンス洗浄部
27 溶剤
30 回転容器
31 羽根
31a 掻き取り羽根(羽根)
32 回転工具
CL 中心軸線
H 水平面[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a regenerating apparatus and method for regenerating used synthetic resin such as used PET (polyethylene terephthalate) bottles (so-called PET bottles).
[0002]
[Prior art]
The enactment of the “Container Packaging Recycling Law” has promoted the recycling of used synthetic resins for packaging. In particular, since PET bottles were subject to enforcement from the earliest time, it was necessary to urgently develop an acceptance system and recycling technology for recycling collected PET bottles for recycling. .
Therefore, a technique for regenerating the collected PET bottle has already been proposed (see Non-Patent Document 1).
[0003]
[Non-Patent Document 1]
Proceedings of the Resource Recycling Technology Research Presentation (8th), Clean Japan Center Publishing, 19-19-20, 2000, p. 55-60 (Fumio Asaba, “Advanced PET Bottle Recycling Technology”)
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
Used PET bottles often contain dissimilar materials such as metals as components, and deposits such as sand and glass powder often adhere as dirt components during the process of collection and storage. Therefore, when recycling used PET bottles, dissimilar materials such as metal are separated in advance, and then crushed and pulverized to form aggregates of recycled flakes.
In the conventional used PET bottle recycling apparatus, the impurity contamination rate (total foreign matter contamination ratio) of the quality target value of the recycled flakes obtained by this recycling apparatus was 1,300 ppm or less (Non-Patent Document 1). Table-2 (p.56)).
Thus, conventionally, since the mixing rate of impurities tends to be high, it has been difficult to obtain high-purity recycled flakes.
[0005]
The present invention has been made to solve such a problem, and an object of the present invention is to provide a used synthetic resin recycling apparatus and method capable of obtaining high-purity recycled flakes having a low impurity mixing rate. And
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above-mentioned object, in the present invention, the liquid content is applied by applying the stirring and polishing treatment technique used for stirring and polishing inorganic materials such as sand to a recycling technique such as used PET bottles. It is characterized in that the regenerated
[0007]
The used synthetic resin recycling apparatus according to the present invention includes a crushing and pulverizing unit that crushes and pulverizes a used synthetic resin from which unnecessary substances have been removed in advance to form aggregates of recycled flakes, and the above-described crushing and pulverizing unit. A chemical solution cleaning unit that cleans the regenerated flake aggregate with a chemical solution to remove deposits adhering to the surface of the regenerated flake, and the regenerated flake aggregate that has been washed with the chemical solution and has a low liquid content And stirring the regenerated flakes in direct contact with each other and agitating and polishing processing section, and a clean water rinse cleaning section for rinsing and washing the regenerated flake aggregate treated in the stirring and polishing processing section with clean water. ing.
The agitation polishing unit includes a rotating container that accommodates the regenerated flake aggregate therein and rotates in a predetermined direction, and a blade disposed inside the rotating container and at a position eccentric from the central axis of the rotating container. And at least one rotating tool that rotates in the opposite direction or the same direction as the rotating direction of the rotating container.
Preferably, the central axis of the rotary container is inclined with respect to a horizontal plane, and the rotary tool is disposed in parallel with the central axis.
For example, it is preferable that the used synthetic resin is a used PET bottle, and the chemical solution cleaning unit is cleaned with the alkaline chemical solution.
Moreover, it is preferable to add the solvent which can remove the ink which has adhered directly to the surface of the said reproduction | regeneration flake aggregate in the said stirring grinding | polishing process part.
The method for regenerating a used synthetic resin according to the present invention comprises crushing and crushing a used synthetic resin from which unnecessary substances have been removed in advance to obtain a regenerated flake aggregate, and then washing the regenerated flake aggregate with a chemical solution. By removing the adhering matter adhering to the surface of the regenerated flakes and stirring the regenerated flake aggregate that has been washed with the chemical solution and has a low liquid content, the regenerated flakes are brought into direct contact with each other. After polishing, the regenerated flake aggregate is rinsed with clean water.
[0008]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an example of an embodiment according to the present invention will be described with reference to FIGS.
FIG. 1 and FIG. 2 are flowcharts showing one embodiment and another embodiment of a procedure for regenerating a PET bottle as a used synthetic resin, respectively. FIG. 3 shows a used synthetic resin other than a PET bottle (usually, It is a flowchart which shows one Embodiment of the procedure which reproduces | regenerates a synthetic resin container.
4, 5, and 6 are an overall view, a schematic configuration diagram, and a schematic plan view, respectively, of the stirring and polishing processing unit. FIG. 7 is an explanatory view showing the effect of the agitation polishing process and the like, and FIG. 8 is a graph showing the melting test result of the recycled flakes.
[0009]
As shown in FIG. 1 to FIG. 3, the method of reclaiming used synthetic resin (for example, synthetic resin 1,
By stirring the regenerated
Here, the “flakes” are flakes obtained by crushing and crushing a synthetic resin such as the
[0010]
The used synthetic resin recycling apparatus (the
Since the regenerated
[0011]
FIG. 1 shows the best embodiment for recycling a used
As an example of the material, the bottle body is PET (transparent or colored), the cap is a metal such as aluminum or PP (polypropylene), the cap liner is PP or PE (polyethylene), the label is PE, PET, paper, tack label or direct printing ( Printing ink) and label adhesives are hot melts.
Thus, since the PET bottle in the collected state contains various materials, it is necessary to remove in advance portions of materials other than PET as unnecessary materials. Moreover, since it is generally difficult to regenerate colored PET, it is necessary to remove it as an unnecessary material when the pottle body is colored PET.
[0012]
Therefore, first, in the
In this way, the
[0013]
Next, the
That is, as shown in FIG. 7, the
When this is alkali-washed by the
Although most of the
Further, a part of the recycled flake 3 (material is PET) may be combined with Na and OH and decomposed to form a resin decomposed
[0014]
In the
The
[0015]
Next, as shown in FIGS. 1 and 7, the
The
The regenerated
[0016]
The agitation polishing
That is, by subjecting the regenerated
In addition, the resin-decomposed portion (that is, the surface layer resin) 6b in which a part of the regenerated
The fresh water rinse cleaning
As a result, high-purity
[0017]
In order to sequentially process the
In the
In each embodiment shown in FIGS. 2 and 3, the same or corresponding parts as those in the embodiment shown in FIG.
[0018]
The
As the used synthetic resin 1 to be processed by the
The
[0019]
In the embodiment shown in FIG. 3, in the
In this way, the used synthetic resin 1 from which unnecessary substances have been removed in advance is made into
In the chemical
The
[0020]
In the stirring and polishing
In the agitation polishing
As a result, sand, glass powder, etc. adhering to the surface of the regenerated
Thereafter, the regenerated
Next, by rinsing and washing the regenerated
[0021]
Next, the configuration of the agitation polishing
As shown in FIGS. 4 to 6, the agitation polishing
The rotating
The rotational speed of the
Since the rotating
[0022]
The central axis CL of the
If the rotating
The central axis CL of the
The rotating
A
The
[0023]
The
Two
The upper portion of the
The driving force of the rotary
Since the rotational speeds of the
[0024]
A mixing
The mixing
Since the
[0025]
When the agitation polishing
On the other hand, the regenerated
Further, the direction of the flow of the regenerated
[0026]
Thus, the entire regenerated
When the regenerated
In the agitation polishing
[0027]
【Example】
Next, an embodiment in which the used
[0028]
[0029]
The above-mentioned “hue of product melt” is obtained by melting the high purity regenerated
In addition, as a chemical | medical solution washing | cleaning condition, it is the case where it carries out stirring washing | cleaning for 10 to 30 minutes by the reproduction | regeneration flake density | concentration with 5 to 30% of NaOH aqueous solution of 3 to 10% of NaOH and temperature of 80 to 90 degreeC.
[0030]
According to the
[0031]
As the hue of the melt of this product, “♦” and “x” marks in FIG. 8 indicate the melts in the case where the regenerated flake aggregate is stirred and polished in the stirring polishing
As can be seen from this graph, the hue of the melt of this product (high purity regenerated flake 15) when stirred and polished is a value of −0.9 to 0.2 when stirred and polished. The b value is 6.0 to 11.0.
That is, compared with the case where stirring polishing is not performed, the a value and b value of the melt are reduced and the hue is improved, so that a more colorless and transparent recycled product can be obtained.
In the present invention, since the agitation and polishing
[0032]
When the used
On the other hand, according to the present invention, since the mixing rate of impurities can be lowered without strict cleaning conditions in the chemical
In the agitation polishing
[0033]
Note that the playback apparatus of the present invention can be configured by arbitrarily combining the above embodiments.
Although the embodiments of the present invention have been described above, the present invention is not limited to the above-described embodiments, and various modifications and additions are possible within the scope of the gist of the present invention.
In the drawings, the same reference numerals denote the same or corresponding parts.
[0034]
【The invention's effect】
Since the present invention is configured as described above, it is possible to obtain high-purity recycled flakes with a low impurity mixing rate.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 to FIG. 8 are diagrams showing an example of an embodiment of the present invention, and FIG. 1 is a flowchart showing an embodiment of a procedure for recycling a used PET bottle.
FIG. 2 is a flow chart illustrating another embodiment of a procedure for recycling used PET bottles.
FIG. 3 is a flowchart showing an embodiment of a procedure for regenerating a synthetic resin other than a used PET bottle.
FIG. 4 is an overall view of a stirring polishing processing unit.
FIG. 5 is a schematic configuration diagram of the agitation polishing processing unit.
FIG. 6 is a schematic plan view of the stirring and polishing processing unit.
FIG. 7 is an explanatory diagram showing an image of an action such as a stirring polishing process.
FIG. 8 is a graph showing the results of a melting test of recycled flakes.
[Explanation of symbols]
1 Used synthetic resin
1a Used PET bottle (used synthetic resin)
3 Recycled flakes
4 Recycled flake aggregate
5 chemicals
6 Deposits
6a Residual dirt component (attachment)
6b Resin decomposition component (adherent)
7 Shimizu
10, 10a, 10b Playback device
11 Crushing and crushing section
12 Chemical cleaning section
13 Stir polishing unit
14 Shimizu rinse cleaning section
27 Solvent
30 rotating container
31 feathers
31a scraping blade (blade)
32 Rotary tool
CL center axis
H level
Claims (6)
この破砕粉砕部で得られた前記再生フレーク集合体を薬液で洗浄して、前記再生フレークの表面に付着している付着物を除去する薬液洗浄部と、
前記薬液により洗浄済みで且つ液体含有量の少ない状態の前記再生フレーク集合体を撹拌することにより、前記再生フレーク同士を直接接触させて研磨する撹拌研磨処理部と、
この撹拌研磨処理部で処理された前記再生フレーク集合体を清水でリンス洗浄する清水リンス洗浄部とを備えたことを特徴とする使用済み合成樹脂の再生装置。A crushing and pulverizing section that crushes and pulverizes the used synthetic resin from which unnecessary materials have been removed in advance to form aggregates of recycled flakes;
A chemical solution washing unit for washing the regenerated flake aggregate obtained in the crushing and pulverizing unit with a chemical solution to remove the deposits adhering to the surface of the regenerated flakes;
An agitation polishing processing unit that polishes the regenerated flakes in direct contact with each other by stirring the regenerated flake aggregate that has been washed with the chemical solution and has a low liquid content;
A used synthetic resin recycling apparatus, comprising: a fresh water rinse cleaning section for rinsing and cleaning the recycled flake aggregate processed by the stirring and polishing processing section with clean water.
前記再生フレーク集合体を内部に収納して所定方向に回転する回転容器と、
この回転容器の内方で且つこの回転容器の中心軸線より偏心した位置に配置されて羽根を有し、前記回転容器の回転方向とは逆方向または同一方向に回転する少なくとも一つの回転工具とを有していることを特徴とする請求項1に記載の使用済み合成樹脂の再生装置。The stirring polishing processing unit
A rotating container that houses the regenerated flake aggregate therein and rotates in a predetermined direction;
At least one rotary tool that has vanes disposed inside the rotary container and at a position deviated from the central axis of the rotary container and rotates in the opposite direction or the same direction as the rotation direction of the rotary container, The used synthetic resin recycling apparatus according to claim 1, wherein the apparatus is used.
次いで、この再生フレーク集合体を薬液で洗浄して、前記再生フレークの表面に付着している付着物を除去し、
前記薬液により洗浄済みで且つ液体含有量の少ない状態の前記再生フレーク集合体を撹拌することにより、前記再生フレーク同士を直接接触させて研磨した後、
この再生フレーク集合体を清水でリンス洗浄することを特徴とする使用済み合成樹脂の再生方法。By crushing and crushing the used synthetic resin from which unnecessary substances have been removed in advance, it is made into an aggregate of recycled flakes.
Next, this regenerated flake aggregate is washed with a chemical solution to remove deposits adhering to the surface of the regenerated flakes,
After stirring the regenerated flake aggregate that has been washed with the chemical solution and has a low liquid content, and polishing the regenerated flakes in direct contact with each other,
A method for regenerating a used synthetic resin, wherein the regenerated flake aggregate is rinsed with clean water.
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