【０００１】
【発明の属する利用分野】
本発明は重量計測手段により米計量に合致した最適な水計量を得て所望の炊飯が行えるようにした炊飯器に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、重量計測手段を用いた炊飯器はすでに知られている（例えば、特許文献１参照）。
【０００３】
これは、図６に示すように、炊飯器１が、本体２と、収容室３と、ヒーター４とを備えており、例えば、３合の炊飯をする場合、使用者は３合の米を洗米して鍋１２に入れ、水位を大まかに合わせておく。次に、鍋１２を本体２の収容室３に収納すると、鍋１２とその内容物の重量がヒーター４に加わり、ヒーター４はスプリング５を圧縮し、スプリング５の力と重量がバランスしたところで停止する。この時、電極上６、電極下７間の容量は重量検知手段８によって検出され、マイコン９に入力される。変換手段１０によって変換された表示データは、表示手段１１に送られ表示される。例えば、ここで２．５合と表示されると、使用者は鍋１２に３合の米を入れたことを覚えているので「３．０合」と表示されるまで水を加えるものである。
【０００４】
【特許文献１】
特開平０１−２０４６２３号公報
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の炊飯器においては、最初、米計量を計量カップやハカリで行うため、使用者によって計量バラツキが大きい。また、使用者は最初の米計量結果を記憶しておいて、その記憶している数値に合う水量まで水を加えなければならず、ついうっかり数値を間違えることもある。また、鍋１２に入れた米の位置が均一であるか、一箇所に偏っているかによって、左右のスプリング５のたわみ量が変化し、電極上６と電極下７間の容量が変化する。また、水量表示が単に合数で表示してあるだけであり、水量を数％増減して硬さを調節しようとすることは困難である。従って、米と水の比率がバラツキ、毎回ご飯の炊きあがり状態が変わるという課題がある。
【０００６】
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、米の計量が正確に行え、計量バラツキが少なく、また、計量した米量を記憶する必要がなく、しかも正確な表示が可能な炊飯器を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明の炊飯器は、鍋内の米重量を計測する重量計測手段と、この重量計測手段の計測に基づき米計量およびその水計量の表示とそれらの操作をする操作部とを備えたものであり、重量計測手段は、本体の底部でその重量を受けるように複数配置し、操作部は、その操作時に重量計測手段に操作力が及ばないように本体と切り離して設けたものである。
【０００８】
これにより、本体の底部が複数配置の重量計測手段で受けられ、米の計量が正確に行え、計量バラツキが少なく、また、米計量およびその水計量の表示がなされるため、米計量を記憶する必要がなく、しかも、操作部の操作時に重量計測手段に操作力が及ばないため、正確な米計量、水計量の表示が可能なものである。
【０００９】
【発明の実施の形態】
請求項１に記載の発明は、鍋と、前記鍋を加熱する鍋加熱手段を有する本体と、前記鍋の開口部を覆う蓋と、前記鍋内の米重量を計測する重量計測手段と、この重量計測手段の計測に基づき米計量およびその水計量の表示とそれらの操作をする操作部とを備え、前記重量計測手段は、本体の底部でその重量を受けるように複数配置し、前記操作部はその操作時に重量計測手段に操作力が及ばないように本体と切り離して設けた炊飯器とすることにより、本体の底部が複数配置の重量計測手段で受けられ、米の計量が正確に行え、計量バラツキが少なく、また米計量およびその水計量の表示がなされるため米計量を記憶する必要がなく、しかも操作部の操作時に重量計測手段に操作力が及ばないため、正確な米計量、水計量の表示が可能なものである。
【００１０】
請求項２に記載の発明は、重量計測手段は、歪みセンサーである請求項１に記載の炊飯器とすることにより、重量計測が正確かつ容易に行えるものである。
【００１１】
請求項３に記載の発明は、歪みセンサーは、端部に機器の脚を備え途中で本体の重量を受ける複数のテコの他端によって加圧されるようにした請求項２に記載の炊飯器とすることにより、簡易な構成で、本体の重量を歪みセンサーに加え精度の良い計量が行えるものである。
【００１２】
請求項４に記載の発明は、鍋と、前記鍋を加熱する鍋加熱手段を有する本体と、前記鍋の開口部を覆う蓋と、前記鍋内の米重量を検出する重量計測手段と、この重量計測手段の計測に基づき米計量およびその水計量の表示とそれらの操作をする操作部とを備え、前記重量計測手段は、本体の底部でその重量を受けるように複数配置し、前記操作部は、本体と一体的に設けるとともにその操作時に変動前の数値を表示するようにした炊飯器とすることにより、米の計量が正確に行え、計量バラツキが少なく、また、米計量を記憶する必要がないことはもちろんのこと、特に、操作部が使いやすい場所に設けられ、操作時に変動前の数値を表示することにより、誤操作がなく使い勝手がよいものとなる。
【００１３】
請求項５に記載の発明は、操作部における米計量に基づく水計量の表示は、前回の表示データを表示する請求項１〜４のいずれか１項に記載の炊飯器とすることにより、加水率を毎回調整することがなく、容易に好みの水量に合わせることができる。
【００１４】
請求項６に記載の発明は、水計量の表示を変えて加水率を変更すると次回からは変更した加水率になるよう指示する請求項１〜５のいずれか１項に記載の炊飯器とすることにより、使い勝手がよく、容易に好みの水量に合わせることができる。
【００１５】
請求項７に記載の発明は、加水率の変更が予め設定された設定範囲を外れた場合、次の操作ができないようにした請求項１〜６のいずれか１項に記載の炊飯器とすることにより、うっかり操作を間違え、不適切な炊飯が行われることがない。
【００１６】
請求項８に記載の発明は、本体側と重量計測手段側とは着脱自在である請求項１または４に記載の炊飯器とすることにより、炊飯器組立て時や、修理時の重量計測手段の調整が容易にできる。
【００１７】
【実施例】
以下、本発明の実施例について、図面を参照して説明する。
【００１８】
（実施例１）
図１、図２は、本発明の実施例１における炊飯器を示すものである。
【００１９】
図１に示すように、炊飯器の本体２１は、着脱自在に鍋２２を内装している。さらに鍋２２の上面を覆う蓋２３が開閉自在に設置されている。また、本体２１はその内部に、鍋２２を誘導加熱する鍋加熱手段２４と、鍋２２の温度を検知する鍋温度検知手段２５を有している。
【００２０】
前記鍋２２内の米重量を計測する重量計測手段２６は、本体２１の底部でその重量を受けるように複数配置している。重量計測手段２６の受圧部２７は底板２８の足２９で支持されている。ここで、重量計測手段２６は、歪みセンサーで構成されているものであり、本体２１の重量を受けることによりその重量を計測するものである。
【００２１】
重量計測手段２６の受圧部２７を支持している底板２８の先端部には、重量計測手段２６の計測に基づき米計量およびその水計量の表示とそれらの操作をする操作部３０を一体に設けている。この操作部３０は、計量操作、炊飯操作、保温操作、予約操作などを行う各種の操作ボタン３１と、米計量およびその水計量の表示を行う表示部３２とを備えている。そして、操作部３０は、その操作時に重量計測手段２６に操作力が及ばないように、本体２１と切り離されて底板２８に設けているものである。本実施例では、操作部３０の底面には支持足３０ａを設けてあり、操作ボタン３１を押した時、操作部３０が沈んで表示値が変動しないようになっている。
【００２２】
また、本体２１側と重量計測手段２６側とは着脱自在であり、炊飯器組立て時や、修理時の重量計測手段の調整が容易にできるよう配慮されている。本実施例では、矢印Ａで示す面で本体２１側と重量計測手段２６側に分離されるようになっている。
【００２３】
なお、重量計測手段２６側には、重量計測手段２６の制御回路３４が、操作部３０には表示部３２の制御回路３３がそれぞれ装備されている。
【００２４】
次に、図２により操作部３０について説明する。表示部３２は計量時と炊飯時で表示内容が変わり、計量時は米計量と水計量を表示する。
【００２５】
まず、米計量ボタン３１ａを押して計量を開始する。米を鍋２２に入れると、重量計測手段２６と制御回路３４によって計量された米量が何カップ（図では３．０カップ）と表示される。次いで、水計量ボタン３１ｂを押すと、水量を示す棒グラフ状の表示が現れる。初回は棒グラフの普通固さの水量位置が点滅している。ここで、無洗米の場合は、水を注いで点滅位置に合わせる。普通米の場合は、洗米後、米の入った鍋２２を本体２１にセットし、水を注いで点滅位置に合わせる。次いで、炊飯ボタン３１ｅを押して炊飯を開始すると、普通硬さのご飯が炊きあがる。２回目に計量操作をする場合は、表示部３２には前回の位置（普通硬さ）が点滅し、普通かたさという表示のＭが表示される。
【００２６】
今回、硬めにしたければ点滅位置の手前に注水して炊飯すれば、前回より硬めのご飯が炊きあがる。そして、次に計量操作をする場合は、表示部３２には前回のかための位置が点滅し、かためを表すＨが表示される。やわらかめにしたければ逆に多めに注水すればよい。
【００２７】
なお、水量調整は、水量調整ボタン３１ｃ、３１ｄで水量の点滅位置を変えることにより、容易に行えるものである。また、加水率が予め定めた設定範囲を外れた状態で炊飯ボタンを押した場合は、受付けないように設定されており、うっかり操作を間違えることがないようにしている。
【００２８】
（実施例２）
次に、図３、図４は、本発明の実施例２における炊飯器の重量計測手段を含む要部を示すものである。
【００２９】
本実施例では、図３に示すように、本体２１の底部が載置される台３５の上に重量計測手段２６を構成する歪みセンサーを設置している。台３５の両端はナイフエッジ状の支点３６になっている。前記歪みセンサーは、端部に機器の脚３７を備え途中で台３５の支点３６を受け本体２１の重量を受ける複数のテコ３８の他端によって加圧される構成となっている。テコ３８は、実施例では一対有するものであり、脚３７側と反対側の端部は、一緒にあわせて連結リング３９にて支持されている。
【００３０】
図４に示すように、連結リング３９は、下端にナイフエッジ状下端４０が、また上端には加圧ピン４１がそれぞれ設けられている。そして、ナイフエッジ状下端４０は、テコ３８の脚３７側と反対側の端部を当接支持しており、加圧ピン４１は、各テコ３８を介して重量計測手段２６である歪みセンサーを加圧している。すなわち、脚３７が平面上に置かれると、台３５が本体２１の重量を受け、支点３６がテコ３８の途中を加圧し、テコ３８の脚３７側と反対側の端部が連結リング３９を下方に引き下げ、加圧ピン４１が歪みセンサーを加圧する。本体２１および重量計測手段２６とテコ３８とは、台３５の支点３６部分で分離でき、組立てや、修理の容易化をはかっている。
【００３１】
なお、実施例では、一つのユニットとして重量計測手段２６と各テコ３８の組合せ構成を示したが、実際には、図３に示すユニットを平行してもう一つ備え、本体２１の重量を複数の重量計測手段２６で受けるようにしているものである。
【００３２】
以上のように、重量計測手段２６を構成する歪みセンサーは、端部に機器の脚３７を備え途中で本体２１の重量を受ける複数のテコ３８の他端によって加圧されるようにしたことにより、簡易な構成で、本体２１の重量を歪みセンサーに加え精度の良い計量が行えるものである。
【００３３】
（実施例３）
図５は、本発明の実施例３における炊飯器を示すものである。実施例１と基本構成は同じであるので、同一要素は同一符号を付して説明を省略する。
【００３４】
本実施例において実施例１との相違点は、操作部３０を本体２１側部のできるだけ上方の操作しやすく見やすい場所に一体的に設けていることと、操作部３０の操作時、すなわち操作ボタン３１を押した時、変動前の数値を表示するようにしていることである。
【００３５】
このように、操作部３０が使いやすい場所に設けられ、操作時に変動前の数値を表示することにより、誤操作がなく使い勝手がよいものとなる。
【００３６】
なお、上記した各実施例１〜３において示した構成は、必要に応じて適宜組み合わせて使用することができるものであり、実施例そのものに限定されるものではない。
【００３７】
【発明の効果】
以上のように、本発明の炊飯器によれば、本体の底部が複数配置の重量計測手段で受けられ、米の計量が正確に行え、計量バラツキが少なく、また、米計量およびその水計量の表示がなされるため、米計量を記憶する必要がなく、しかも、操作部の操作時に誤操作されないようにしたため、正確な米計量、水計量の表示が可能なものである。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施例１における炊飯器の断面図
【図２】同炊飯器の操作部を示す平面図
【図３】本発明の実施例２における炊飯器の重量計測手段を含む要部断面図
【図４】同炊飯器における連結リングを示す斜視図
【図５】本発明の実施例３における炊飯器の断面図
【図６】従来の炊飯器を示す断面図
【符号の説明】
２１ 本体
２２ 鍋
２３ 蓋
２４ 釜加熱手段
２６ 重量計測手段（歪みセンサー）
３０ 操作部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a rice cooker in which an optimum water metering that matches rice metering is obtained by a weight measuring unit so that desired rice cooking can be performed.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, rice cookers using weight measuring means are already known (see, for example, Patent Document 1).
[0003]
As shown in FIG. 6, the rice cooker 1 includes a main body 2, a storage chamber 3, and a heater 4. For example, when cooking rice for 3 go, the user uses rice for 3 go. Wash the rice, put it in the pan 12, and adjust the water level roughly. Next, when the pan 12 is stored in the storage chamber 3 of the main body 2, the weight of the pan 12 and its contents is added to the heater 4, and the heater 4 compresses the spring 5 and stops when the force and weight of the spring 5 are balanced. To do. At this time, the capacitance between the upper electrode 6 and the lower electrode 7 is detected by the weight detection means 8 and input to the microcomputer 9. The display data converted by the conversion means 10 is sent to the display means 11 and displayed. For example, when 2.5 is displayed here, the user remembers that 3 rice was put in the pan 12, so water is added until "3.0 go" is displayed. .
[0004]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Application Laid-Open No. 01-204623
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional rice cooker, the measurement of rice is first performed with a measuring cup or peel-off, so that the variation in measurement by the user is large. In addition, the user must memorize the first rice weighing result and add water to the water amount that matches the memorized numerical value. Further, the amount of deflection of the left and right springs 5 changes depending on whether the rice placed in the pan 12 is uniform or biased to one place, and the capacity between the upper electrode 6 and the lower electrode 7 changes. Moreover, the amount of water is simply displayed as a total number, and it is difficult to adjust the hardness by increasing or decreasing the amount of water by several percent. Therefore, there is a problem that the ratio of rice and water varies, and the cooked state of rice changes every time.
[0006]
The present invention solves the above-mentioned conventional problems, and can provide a rice cooker that can accurately measure rice, has little measurement variation, does not need to store the measured amount of rice, and can display accurately. The purpose is to provide.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above-mentioned object, the rice cooker of the present invention performs weight measurement means for measuring the weight of rice in the pan, and displays and measures the rice measurement and its water measurement based on the measurement by the weight measurement means. A plurality of weight measuring means are arranged so as to receive the weight at the bottom of the main body, and the operation part is separated from the main body so that no operating force is exerted on the weight measuring means during the operation. Is provided.
[0008]
As a result, the bottom of the main body can be received by a plurality of weight measuring means, rice can be accurately measured, there is little variation in weighing, and rice weighing and its water weighing are displayed, so the rice weighing is stored. There is no need, and since the operation force is not exerted on the weight measuring means when operating the operation unit, it is possible to display accurate rice weighing and water weighing.
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The invention according to claim 1 is a pan, a main body having a pan heating means for heating the pan, a lid covering the opening of the pan, a weight measuring means for measuring the weight of rice in the pan, and this An operation unit for displaying and measuring rice weighing and water measurement based on the measurement of the weight measuring unit, and a plurality of the weight measuring units are arranged to receive the weight at the bottom of the main body, and the operation unit Is a rice cooker separated from the main body so that the operation force does not reach the weight measuring means at the time of operation, so that the bottom of the main body can be received by multiple weight measuring means, and rice can be accurately measured, Since there is little variation in weighing, and the rice weighing and its water weighing are displayed, it is not necessary to memorize the rice weighing, and the operating force does not reach the weight measuring means when operating the operation unit. What can display the weighing A.
[0010]
In the invention described in claim 2, the weight measuring means is a strain sensor, and the weight cooker can accurately and easily measure the weight by using the rice cooker according to claim 1.
[0011]
The invention according to claim 3 is the rice cooker according to claim 2, wherein the strain sensor is provided with legs of the equipment at the end and is pressurized by the other ends of the plurality of levers receiving the weight of the main body on the way. Thus, with a simple configuration, the weight of the main body is added to the strain sensor, and accurate weighing can be performed.
[0012]
The invention according to claim 4 is a pan, a main body having a pan heating means for heating the pan, a lid covering the opening of the pan, a weight measuring means for detecting the weight of rice in the pan, and this An operation unit for displaying and measuring rice weighing and water measurement based on the measurement of the weight measuring unit, and a plurality of the weight measuring units are arranged to receive the weight at the bottom of the main body, and the operation unit Is a rice cooker that is integrated with the main body and displays the value before fluctuation during operation, so that rice can be accurately weighed, there is little variation in weighing, and the rice weighing needs to be stored Of course, the operation unit is provided in an easy-to-use place, and the numerical value before the change is displayed at the time of operation.
[0013]
In the invention of claim 5, the water metering display based on the rice metering in the operation unit displays the previous display data, so that the rice cooker according to any one of claims 1 to 4 is used. Without adjusting the rate every time, it can be easily adjusted to the desired amount of water.
[0014]
The invention according to claim 6 is the rice cooker according to any one of claims 1 to 5, in which when the water rate is changed by changing the display of water metering, the changed water rate is instructed from the next time. Therefore, it is easy to use and can be easily adjusted to the desired amount of water.
[0015]
The invention according to claim 7 is the rice cooker according to any one of claims 1 to 6, wherein the next operation cannot be performed when the change of the water addition rate is out of a preset setting range. By doing so, the operation is not inadvertently mistaken and inappropriate cooking of rice is not performed.
[0016]
The invention according to claim 8 is such that the main body side and the weight measuring means side are detachable. By using the rice cooker according to claim 1 or 4, the weight measuring means at the time of assembling or repairing the rice cooker Adjustment is easy.
[0017]
【Example】
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
[0018]
(Example 1)
1 and 2 show a rice cooker in Embodiment 1 of the present invention.
[0019]
As shown in FIG. 1, the main body 21 of the rice cooker has a pot 22 detachably mounted therein. Furthermore, the lid | cover 23 which covers the upper surface of the pan 22 is installed so that opening and closing is possible. Moreover, the main body 21 has a pot heating means 24 for induction heating the pot 22 and a pot temperature detecting means 25 for detecting the temperature of the pot 22 inside.
[0020]
A plurality of weight measuring means 26 for measuring the weight of rice in the pot 22 are arranged so as to receive the weight at the bottom of the main body 21. The pressure receiving portion 27 of the weight measuring means 26 is supported by the feet 29 of the bottom plate 28. Here, the weight measuring means 26 is constituted by a strain sensor, and measures the weight by receiving the weight of the main body 21.
[0021]
The tip of the bottom plate 28 supporting the pressure receiving portion 27 of the weight measuring means 26 is integrally provided with an operation unit 30 for displaying and measuring rice weighing and water weighing based on the measurement by the weight measuring means 26. ing. The operation unit 30 includes various operation buttons 31 that perform measurement operation, rice cooking operation, heat retention operation, reservation operation, and the like, and a display unit 32 that displays rice measurement and water measurement. The operation unit 30 is provided on the bottom plate 28 so as to be separated from the main body 21 so that the operation force is not exerted on the weight measuring means 26 during the operation. In the present embodiment, a support foot 30a is provided on the bottom surface of the operation unit 30, and when the operation button 31 is pressed, the operation unit 30 sinks and the display value does not fluctuate.
[0022]
Moreover, the main body 21 side and the weight measuring means 26 side are detachable, and consideration is given so that the weight measuring means can be easily adjusted when the rice cooker is assembled or repaired. In this embodiment, the surface indicated by the arrow A is separated into the main body 21 side and the weight measuring means 26 side.
[0023]
A control circuit 34 for the weight measurement means 26 is provided on the weight measurement means 26 side, and a control circuit 33 for the display section 32 is provided on the operation unit 30.
[0024]
Next, the operation unit 30 will be described with reference to FIG. The display unit 32 changes the display content between weighing and cooking rice, and displays rice weighing and water weighing during weighing.
[0025]
First, the rice weighing button 31a is pressed to start weighing. When the rice is put into the pan 22, the amount of rice measured by the weight measuring means 26 and the control circuit 34 is displayed as how many cups (3.0 cups in the figure). Next, when the water metering button 31b is pressed, a bar graph display showing the amount of water appears. For the first time, the normal water volume position of the bar graph flashes. Here, in the case of non-washed rice, pour water into the flashing position. In the case of ordinary rice, after washing the rice, the pot 22 containing rice is set on the main body 21 and water is poured into the flashing position. Next, when the rice cooking button 31e is pressed to start rice cooking, rice with normal hardness is cooked. When the weighing operation is performed for the second time, the previous position (ordinary hardness) blinks on the display unit 32, and M indicating normal hardness is displayed.
[0026]
If you want to make it harder this time, if you pour water before the flashing position and cook rice, the rice will be cooked harder than before. Then, when the weighing operation is performed next time, the previous position for blinking blinks on the display unit 32, and H representing the cause is displayed. If you want to make it softer, just add more water.
[0027]
The water amount can be easily adjusted by changing the blinking position of the water amount with the water amount adjusting buttons 31c and 31d. Moreover, when the rice cooking button is pushed in a state where the water addition rate is out of the predetermined setting range, it is set so as not to be accepted, so that the operation is not inadvertently mistaken.
[0028]
(Example 2)
Next, FIG. 3, FIG. 4 shows the principal part containing the weight measurement means of the rice cooker in Example 2 of this invention.
[0029]
In this embodiment, as shown in FIG. 3, a strain sensor constituting the weight measuring means 26 is installed on a table 35 on which the bottom of the main body 21 is placed. Both ends of the table 35 are knife edge-shaped fulcrums 36. The strain sensor has an equipment leg 37 at its end, and is configured to be pressed by the other ends of a plurality of levers 38 that receive the fulcrum 36 of the base 35 and receive the weight of the main body 21. In the embodiment, the lever 38 has a pair, and the end portion on the opposite side to the leg 37 side is supported by the connecting ring 39 together.
[0030]
As shown in FIG. 4, the connecting ring 39 is provided with a knife-edge-like lower end 40 at the lower end and a pressure pin 41 at the upper end. The knife-edge-like lower end 40 abuts and supports the end of the lever 38 opposite to the leg 37 side, and the pressure pin 41 provides a strain sensor as the weight measuring means 26 via each lever 38. Pressurized. That is, when the leg 37 is placed on a plane, the base 35 receives the weight of the main body 21, the fulcrum 36 pressurizes the lever 38 in the middle, and the end of the lever 38 opposite to the leg 37 side connects the connecting ring 39. Pulling downward, the pressure pin 41 pressurizes the strain sensor. The main body 21 and the weight measuring means 26 and the lever 38 can be separated at the fulcrum 36 portion of the base 35 to facilitate assembly and repair.
[0031]
In the embodiment, the combined configuration of the weight measuring means 26 and each lever 38 is shown as one unit. However, actually, another unit shown in FIG. The weight is measured by the weight measuring means 26.
[0032]
As described above, the strain sensor constituting the weight measuring means 26 is provided with a leg 37 of the device at the end and is pressurized by the other ends of the plurality of levers 38 that receive the weight of the main body 21 in the middle. With a simple configuration, the weight of the main body 21 can be added to the strain sensor for accurate weighing.
[0033]
Example 3
FIG. 5 shows a rice cooker in Example 3 of the present invention. Since the basic configuration is the same as that of the first embodiment, the same elements are denoted by the same reference numerals and description thereof is omitted.
[0034]
The difference between the present embodiment and the first embodiment is that the operation unit 30 is integrally provided at a position as easy as possible on the side of the main body 21 so as to be easily operated, and that the operation unit 30 is operated, that is, an operation button. When 31 is pressed, the numerical value before the change is displayed.
[0035]
As described above, the operation unit 30 is provided in an easy-to-use place, and the numerical value before the change is displayed at the time of operation.
[0036]
In addition, the structure shown in each above-mentioned Example 1-3 can be used in combination as needed suitably, and is not limited to an Example itself.
[0037]
【The invention's effect】
As described above, according to the rice cooker of the present invention, the bottom part of the main body is received by a plurality of weight measuring means, rice can be accurately measured, there is little measurement variation, and rice measurement and its water measurement Since the display is made, it is not necessary to memorize the rice metering, and since it is not erroneously operated when operating the operation unit, it is possible to accurately display the rice metering and water metering.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view of a rice cooker according to a first embodiment of the present invention. FIG. 2 is a plan view showing an operation unit of the rice cooker. Fig. 4 is a perspective view showing a connecting ring in the rice cooker. Fig. 5 is a sectional view of a rice cooker in Example 3 of the present invention. Fig. 6 is a sectional view showing a conventional rice cooker.
21 Main body 22 Pan 23 Lid 24 Kettle heating means 26 Weight measurement means (strain sensor)
30 Operation unit
