【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、水道と接続して構成されたスプリンクラー設備において、水道の給水管とスプリンクラーヘッドを接続する継手に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
スプリンクラー設備は、火災の際に自動的に水を散布して火災の抑制・消火を行うもので、初期消火に非常に効果を発揮するものである。一般家庭においてもスプリンクラー設備を簡易に構成する手段として、水道配管にスプリンクラーヘッドを接続してスプリンクラー設備を構成することができる。
【０００３】
上記スプリンクラー設備の構成としては、水道本管から分岐させた給水管上にスプリンクラーヘッドを設置して、末端を水栓に接続したものである。この給水管に設置されたスプリンクラーヘッドはＴ型継手によって給水管と分岐され、Ｔ型継手から垂下した垂直管に接続される。
【０００４】
しかしながら、末端の水栓を開くと給水管に水道本管から水が流入してくるのだが、Ｔ型継手の垂直管内には流水が発生しない可能性がある。垂直管内の水が長期間停滞すると死水となり、上水道として使用できなくなる問題が生じる。
【０００５】
そこで死水の発生を防ぐために、Ｔ型継手内に仕切り板を設けて垂直管内に水を流入させることや（特許文献１参照）、図５に示すように給水管に設置された継手の垂直部に接続されるスプリンクラーヘッド１５の本体の内周径を、スプリンクラーヘッドのノズル径２０よりも十分大きくすることで、スプリンクラーヘッド本体内周径部の空間１８（「渦流室１８」という）に渦流が発生し、死水の発生を防止したものがある（特許文献２参照）。
【０００６】
【特許文献１】
実開昭５４−５３９９号公報 （第１頁、第１図）
【特許文献２】
特許 第２７４８０１２号公報（第２−３頁、第３図）
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献１に記載された継手は、仕切り板が設けられていることで流れの抵抗が大きくなってしまう問題がある。また、継手内に仕切り板を形成するために、製造コストが高価となってしまう。
【０００８】
特許文献２に記載された継手は、渦流の発生を促すために継手の形状をＹ型にし、渦流室１８に給水管内を流れる水流が流入しやすくしている。給水管とは屈曲管２６とニップル２５を介して接続されている。
【０００９】
しかし、継手の形状をＹ型にしたことで、給水管と接続する際に屈曲管やニップルを介して給水管に接続しなければならず、継手数の増加、設置コストがかかる等の問題があった。
【００１０】
そこで本発明では、死水が発生せず、廉価に製造可能で、給水管への接続も容易に行うことが可能である水道用スプリンクラーヘッドの継手の提供を目的とする。
【００１１】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項１記載の発明は、水道から分岐した給水管とスプリンクラーヘッドとを接続する継手であり、水平管の両端には前記給水管と接続される接続口を有しており、水平管の中間部から下方へ垂下して設けられた垂直管の末端にスプリンクラーヘッドとの接続口が設置されたＴ型継手において、水平管と垂直管の交差部分に段差を設けた水道用スプリンクラーヘッドの接続継手である。
【００１２】
請求項２記載の発明は、前記水道用スプリンクラーヘッドの接続継手が、内部に前記段差が設けられたＴ型継手と、下端がスプリンクラーヘッドと接続され、上端がＴ型継手の垂直部に接続されるアダプターとによって構成される請求項１記載の水道用スプリンクラーヘッドの接続継手である。
【００１３】
請求項３記載の発明は、前記水道用スプリンクラーヘッドの接続継手の水平管の下流側の接続口には、開放時に所定流量以上の流量が放出される水栓が設けられる請求項１または２記載の水道用スプリンクラーヘッドの接続継手である。
【００１４】
請求項４記載の発明は、前記水道用スプリンクラーヘッドの接続継手に、支持材に固定設置されるためのビス穴を有している請求項１または２記載の水道用スプリンクラーヘッドの接続継手である。
【００１５】
管路の交差部に段差を設けない場合、水平管内の流れの抵抗となるのは、垂直管との交差部のみであり、該交差部は水平管の内壁に垂直部に続く穴が設けられているだけなので、水流が衝突するような大きな抵抗にはならず、水平管を流れる水流の大部分は水平管内を直線状に流れて垂直管に流入する水流の量は少ない。
【００１６】
管路の交差部に段差を設けると、水平管内を直線状に流れてきた水流は、段差部で水流が乱れて水平管内を直線状に流れる水流の勢いが弱まり、垂直管に流入する水流の量が増える。
【００１７】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の第１実施形態を図１から図３を参照して説明する。図１は第１実施形態の水道用スプリンクラーヘッドの接続継手の断面図。図２は図１のＸ−Ｘ断面図。図３は図１の水道用スプリンクラーヘッドの接続継手が設置されたスプリンクラー設備の系統図である。
【００１８】
本発明の水道用スプリンクラーヘッドの接続継手（以下「継手」とする）１は、内部の管路がＴ字形状をしており、水平管Ｈの末端に設けられた接続口２、３と、垂直管Ｖにの末端に設けられた接続口４を有する。
【００１９】
接続口２は水道から分岐した給水管５と接続し、接続口３はトイレタンク６に続く配管に接続される。
【００２０】
ところで、継手１内を流れる水量が多い程、垂直管Ｖ内に流入する水量も増える傾向があることを本発明者達は実験等により把握している。継手１内を流れる水量が微量であると、垂直管Ｖ内にはほとんど水が流入しないことから、接続口３に接続される配管の末端をトイレタンク６のような栓開時に所定流量以上の流量が放出される水栓に接続することで、給水管２内に水流が生じた場合には常に所定流量以上の水が流れ、垂直管Ｖ内に水が流入して死水の発生を防止することができる。
【００２１】
接続口４にはスプリンクラーヘッド７が接続される。スプリンクラーヘッド７は水道水を用いることから、水道の圧力および流量に適したスプリンクラーヘッドを設置する必要がある。スプリンクラーヘッドの仕様の一例として、流量が３０リットル毎分で最低使用圧力が０．０５から０．１ＭＰａのスプリンクラーヘッドが接続可能である。
【００２２】
垂直管Ｖの長さを長くしすぎると、垂直管Ｖの末端まで水流が流れない可能性があることから、垂直管Ｖの長さは、水平管Ｈの軸Ａから垂直管の末端までの長さＬ１が１５０ミリメートルを超えない範囲とすることが好ましい。
【００２３】
水平管Ｈと垂直管Ｖとの交差部には、段差８が設けられている。段差８は垂直管Ｖの上部の水平管Ｈとの交差部に、垂直管Ｖの内周径よりも大きな径で円筒状にくり貫かれて形成されている。
【００２４】
継手１の外壁には継手１を梁等の支持材に取付るためのビス穴９が複数穿設されている。
【００２５】
次に、上記第１実施形態の継手の作用について説明する。
【００２６】
給水管５の末端に設置されているトイレタンク６の水栓が開栓されると、給水管５内にはトイレタンク６に向かって水が流れる。そして、給水管５の途中に設けられている継手１内にも流水が生じる。継手１内の段差８付近で水流は外側に広げられ、垂直管Ｖ内へ流れる水の流れが発生する。
【００２７】
また、段部８によって給水管５内をスムーズに流れてきた水は、段部８によって水流が乱れ、流れの勢いが弱まり垂直管に流入する水流の量が増える。
【００２８】
その結果、垂直管Ｖ内に水が多く流れ込み、死水の発生を防ぐことが可能となる。
【００２９】
次に、本発明の第２実施形態について図４を参照して説明する。図４は第２実施形態の継手の断面図である。
【００３０】
第２実施形態の継手は、第１実施形態の継手１の接続口４にアダプター１０を介してスプリンクラーヘッドが接続されるものである。
【００３１】
接続口４にアダプター１０を接続すると、継手１の交差部からスプリンクラーヘッド７までの距離が長くなり、アダプター１０をあまりにも長くすると下端まで水流が及ばずに死水が発生する可能性がある。
【００３２】
死水の発生を防ぐためにアダプター１０の長さは、継手１にアダプター１０を取付けた状態で、継手１の水平管Ｈの軸Ａからアタプター１０の末端までの長さＬ２が１５０ミリメートルを超えない範囲で調節する。
【００３３】
第２実施形態の継手の作用および該継手が接続されるスプリンクラー設備の系統については、第１実施形態と同様であることから説明は省略する。
【００３４】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によればＴ型継手の管路の交差部に段差を設けたことで、垂直管内に水を流入させて死水の発生を防止することが可能である。
【００３５】
前述の特許文献１に記載された継手のように、内部に仕切り板を施すような形成技術を必要とせず、また特許文献２に記載されたように給水管との接続に屈曲管やニップルを必要としないので、設置にかかる時間や手間も削減できる効果を有している。
【００３６】
さらに、内部構造が簡素であり継手形状がＴ型であるので、垂直管の長さを短くすることができ、天井裏の高さが低い場合でも設置が可能である。あるいは継手と天井との間に断熱材が設置される場合には、継手とスプリンクラーヘッドをアダプターを介して接続することで高さ位置の調整が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図１】第１実施形態の水道用スプリンクラーヘッドの接続継手の断面図
【図２】図１のＸ−Ｘ断面図
【図３】図１の水道用スプリンクラーヘッドの接続継手が設置されたスプリンクラー設備の系統図
【図４】第２実施形態の水道用スプリンクラーヘッドの接続継手の断面図
【図５】特許文献２に記載されている継手
【符号の説明】
１ 継手
２、３、４ 接続口
５ 給水管
６ トイレタンク
７ スプリンクラーヘッド
８ 段差
１０ アダプター
Ｈ 水平管
Ｖ 垂直管[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a joint for connecting a water supply pipe and a sprinkler head in a sprinkler facility configured to be connected to water.
[0002]
[Prior art]
Sprinkler equipment is a device that automatically sprays water in the event of a fire to control and extinguish the fire, and is extremely effective for initial fire fighting. As a means for easily configuring the sprinkler equipment even in ordinary households, the sprinkler equipment can be configured by connecting a sprinkler head to a water pipe.
[0003]
As a structure of the sprinkler equipment, a sprinkler head is installed on a water supply pipe branched from a water main and the end is connected to a water faucet. The sprinkler head installed in the water supply pipe is branched from the water supply pipe by a T-shaped joint and connected to a vertical pipe suspended from the T-shaped joint.
[0004]
However, when the end faucet is opened, water flows into the water supply pipe from the water main, but there is a possibility that no running water is generated in the vertical pipe of the T-shaped joint. If the water in the vertical pipe stagnates for a long period of time, it becomes dead water, causing a problem that it cannot be used as a water supply.
[0005]
Therefore, in order to prevent the generation of dead water, a partition plate is provided in the T-shaped joint to allow water to flow into the vertical pipe (see Patent Document 1), or the vertical portion of the joint installed in the water supply pipe as shown in FIG. By making the inner diameter of the main body of the sprinkler head 15 connected to the nozzle sufficiently larger than the nozzle diameter 20 of the sprinkler head, eddy current is generated in the space 18 (referred to as “vortex chamber 18”) of the inner peripheral diameter portion of the sprinkler head body. There is one that has occurred and prevented the generation of dead water (see Patent Document 2).
[0006]
[Patent Document 1]
Japanese Utility Model Publication No. 54-5399 (first page, FIG. 1)
[Patent Document 2]
Japanese Patent No. 2748012 (page 2-3, FIG. 3)
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
The joint described in Patent Document 1 has a problem that the flow resistance increases due to the provision of the partition plate. In addition, since the partition plate is formed in the joint, the manufacturing cost becomes expensive.
[0008]
In the joint described in Patent Document 2, the shape of the joint is Y-shaped in order to promote the generation of eddy currents, and the water flow flowing in the water supply pipe easily flows into the vortex flow chamber 18. The water supply pipe is connected to the bent pipe 26 via the nipple 25.
[0009]
However, since the shape of the joint is Y-shaped, it must be connected to the water supply pipe via a bent pipe or nipple when connecting to the water supply pipe, resulting in problems such as an increase in the number of joints and installation costs. there were.
[0010]
Accordingly, an object of the present invention is to provide a joint for a water sprinkler head that does not generate dead water, can be manufactured at low cost, and can be easily connected to a water supply pipe.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the invention according to claim 1 is a joint for connecting a water supply pipe branched from a water supply and a sprinkler head, and a connection port connected to the water supply pipe is provided at both ends of a horizontal pipe. In a T-shaped joint in which a sprinkler head connection port is installed at the end of a vertical pipe that hangs downward from the middle part of the horizontal pipe, a step is formed at the intersection of the horizontal pipe and the vertical pipe. It is a connection joint of the provided water sprinkler head.
[0012]
According to a second aspect of the present invention, the connecting joint of the water sprinkler head has a T-shaped joint provided with the step inside, a lower end connected to the sprinkler head, and an upper end connected to a vertical portion of the T-shaped joint. It is a connection joint of the sprinkler head for water supplies of Claim 1 comprised by the adapter which is.
[0013]
According to a third aspect of the present invention, there is provided a faucet that discharges a flow rate of a predetermined flow rate or more when opened at a connection port on a downstream side of a horizontal pipe of a connection joint of the water sprinkler head. It is a connection joint of the sprinkler head for water.
[0014]
Invention of Claim 4 is a connection joint of the sprinkler head for water supply of Claim 1 or 2 which has the screw hole for being fixedly installed in a support material in the connection joint of the sprinkler head for water supply. .
[0015]
When there is no step at the intersection of the pipes, the resistance to the flow in the horizontal pipe is only the intersection with the vertical pipe, and the intersection is provided with a hole in the inner wall of the horizontal pipe following the vertical part. Therefore, it does not become a large resistance such that the water flow collides, and most of the water flow flowing through the horizontal pipe flows in a straight line in the horizontal pipe and the amount of the water flow flowing into the vertical pipe is small.
[0016]
If a step is provided at the intersection of the pipes, the water flow that has flowed straight through the horizontal pipe is disturbed and the momentum of the water flowing straight through the horizontal pipe is weakened. The amount increases.
[0017]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
A first embodiment of the present invention will be described below with reference to FIGS. FIG. 1 is a cross-sectional view of a connection joint of a water sprinkler head according to a first embodiment. FIG. 2 is a sectional view taken along line XX in FIG. FIG. 3 is a system diagram of a sprinkler facility in which the connection joint of the water sprinkler head of FIG. 1 is installed.
[0018]
The connection joint (hereinafter referred to as “joint”) 1 of the sprinkler head for water according to the present invention has a T-shaped inner pipe line, and connection ports 2 and 3 provided at the end of the horizontal pipe H, It has a connection port 4 provided at the end of the vertical tube V.
[0019]
The connection port 2 is connected to a water supply pipe 5 branched from the water supply, and the connection port 3 is connected to a pipe following the toilet tank 6.
[0020]
By the way, the present inventors have known through experiments and the like that the amount of water flowing into the vertical pipe V tends to increase as the amount of water flowing through the joint 1 increases. If the amount of water flowing in the joint 1 is very small, almost no water flows into the vertical pipe V. Therefore, the end of the pipe connected to the connection port 3 is not less than a predetermined flow rate when the stopper such as the toilet tank 6 is opened. By connecting to the faucet from which the flow rate is discharged, when a water flow is generated in the water supply pipe 2, water of a predetermined flow rate or higher always flows, and water flows into the vertical pipe V to prevent generation of dead water. be able to.
[0021]
A sprinkler head 7 is connected to the connection port 4. Since the sprinkler head 7 uses tap water, it is necessary to install a sprinkler head suitable for the pressure and flow rate of the tap water. As an example of the specifications of the sprinkler head, a sprinkler head having a flow rate of 30 liters per minute and a minimum operating pressure of 0.05 to 0.1 MPa can be connected.
[0022]
Since the water flow may not flow to the end of the vertical pipe V if the length of the vertical pipe V is too long, the length of the vertical pipe V is from the axis A of the horizontal pipe H to the end of the vertical pipe. The length L1 is preferably in a range not exceeding 150 millimeters.
[0023]
At the intersection of the horizontal pipe H and the vertical pipe V, a step 8 is provided. The step 8 is formed in a cylindrical shape with a diameter larger than the inner peripheral diameter of the vertical tube V at the intersection with the horizontal tube H at the top of the vertical tube V.
[0024]
A plurality of screw holes 9 for attaching the joint 1 to a support material such as a beam are formed in the outer wall of the joint 1.
[0025]
Next, the operation of the joint according to the first embodiment will be described.
[0026]
When the faucet of the toilet tank 6 installed at the end of the water supply pipe 5 is opened, water flows in the water supply pipe 5 toward the toilet tank 6. And flowing water also arises in the joint 1 provided in the middle of the water supply pipe 5. In the vicinity of the step 8 in the joint 1, the water flow is spread outward and a flow of water flowing into the vertical pipe V is generated.
[0027]
Further, the water flowing smoothly through the water supply pipe 5 by the step portion 8 is disturbed by the step portion 8, and the momentum of the flow is weakened and the amount of water flow flowing into the vertical pipe is increased.
[0028]
As a result, a large amount of water flows into the vertical pipe V, and it is possible to prevent the occurrence of dead water.
[0029]
Next, a second embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. FIG. 4 is a cross-sectional view of the joint of the second embodiment.
[0030]
In the joint of the second embodiment, a sprinkler head is connected to the connection port 4 of the joint 1 of the first embodiment via an adapter 10.
[0031]
If the adapter 10 is connected to the connection port 4, the distance from the intersection of the joint 1 to the sprinkler head 7 becomes long. If the adapter 10 is made too long, there is a possibility that water flow does not reach the lower end and dead water is generated.
[0032]
In order to prevent the occurrence of dead water, the length of the adapter 10 is such that the length L2 from the axis A of the horizontal pipe H of the joint 1 to the end of the adapter 10 does not exceed 150 millimeters with the adapter 10 attached to the joint 1 Adjust with.
[0033]
About the effect | action of the coupling of 2nd Embodiment, and the system of the sprinkler equipment to which this coupling is connected, since it is the same as that of 1st Embodiment, description is abbreviate | omitted.
[0034]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, it is possible to prevent the occurrence of dead water by allowing water to flow into the vertical pipe by providing a step at the intersection of the pipe line of the T-shaped joint.
[0035]
Unlike the joint described in Patent Document 1, it does not require a forming technique in which a partition plate is provided inside, and as described in Patent Document 2, a bent pipe or nipple is connected to the water supply pipe. Since it is not necessary, it has the effect of reducing the time and labor required for installation.
[0036]
Furthermore, since the internal structure is simple and the joint shape is T-shaped, the length of the vertical pipe can be shortened, and installation is possible even when the height of the ceiling is low. Alternatively, when a heat insulating material is installed between the joint and the ceiling, the height position can be adjusted by connecting the joint and the sprinkler head via an adapter.
[Brief description of the drawings]
1 is a sectional view of a connection joint of a water sprinkler head according to a first embodiment. FIG. 2 is a sectional view taken along line XX of FIG. 1. FIG. 3 is a sprinkler provided with a connection joint of the water sprinkler head of FIG. System diagram of equipment [FIG. 4] Cross-sectional view of connecting joint of water sprinkler head according to second embodiment [FIG. 5] Joint described in Patent Document 2 [Explanation of symbols]
1 Joints 2, 3, 4 Connection 5 Water supply pipe 6 Toilet tank 7 Sprinkler head 8 Step 10 Adapter H Horizontal pipe V Vertical pipe
