JP2004536612A - 調節自在ブレードを備えた脊髄除去工具 - Google Patents

調節自在ブレードを備えた脊髄除去工具 Download PDF

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Abstract

脊髄および脊髄膜を屠殺体から除去するための脊髄除去工具は、周囲に装着された多数の除去ブレード40を有する回転ブレード・ディスク26を含む。各除去ブレード40は、脊髄チャネルに入ることができる前面切断エッジと、脊髄膜が工具内に入れられたときそれを細断するように側面ブレード58と協同する側面切断エッジとを有する。側面ブレード58は、除去ブレード40に対して接近・離間するように調節自在に装着され、摩耗または研削による除去ブレード40の幅の変化を補償する。側面ブレード58または手動調節台は、高速および低騒音運転のために所望のブレード間隙に設定されうる。
【選択図】図1

Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、屠殺体から脊髄を除去する工具に関する。
【背景技術】
【0002】
脊髄除去工具は、脊髄を包囲するチャネルから脊髄を除去するように屠殺体の処理のさいに用いられる。脊髄の完全除去は、脊髄を包囲する骨のチャネル内に多くの不規則部および突起があるために困難である。したがって、この種の工具は、切断作用と研削作用の両方を行わなければならず、「脊髄グラインダ」としても言及されている。関連した問題は、細長い脊髄膜である。その脊髄膜はモータ駆動工具のシャフトの周りに巻き付く傾向があり、工具の操作および脊髄の適正除去を妨害する傾向がある。
【0003】
脊髄を除去するさいにおけるこれらの問題に取り組んでいるある工具は、ヨーロッパ特許EP0890313B1に見られる。この特許は、ハウジング内で回転するモータ駆動ブレード・ディスクを使用する。ブレード・ディスクは、その面に垂直に向けられた多数の脊髄除去ブレードを含む。除去ブレードは、ブレード・ディスクの周囲に離間され、ブレード・ディスクが回転するさいに作業側でハウジングから突出する。各除去ブレードは、前面切断エッジ、左側面切断エッジ、右側面切断エッジを含む。
【0004】
前面切断エッジは、丸く成形され、エッジを支持するブレード・ディスクの周囲から外方に突出している。除去ブレードの形状は、ブレード・ディスクが回転しているときに脊髄を掻き取りかつ切断するように脊髄チャネル内にブレードを貫通させるようになっている。作業者は、突出除去ブレードを持った回転ブレード・ディスクの露出周囲を脊髄チャネル内に案内する。
【0005】
除去ブレード上の側面エッジは、脊髄膜が工具内に入れられたとき、脊髄膜を切り取るようにハウジングの左右側面に装着された固定側面ブレードと協同する。固定側面ブレードは、除去ブレードの回転側面エッジに対して角度を付けて装着され、脊髄膜を剪断し、かつ脊髄膜を小片に細断するようにハサミ様切断を与える。真空開口が、屑材料を取り除くために側面ブレード付近で工具内に配置される。
【0006】
ヨーロッパ特許EP0890313B1に伴うある困難なことは、除去ブレードの側面エッジに関して側面ブレードの固定配置である。側面ブレードが固定の距離だけ離れて配置されるので、工具を製造することが困難である。左右側面エッジが、調節不能に装着された側面ブレード間の距離と正確に同じ距離だけ離れているように、研削されなければならない。
【0007】
ブレードが摩耗するにしたがって、それらを研削することが望ましくなる。しかし、研削は除去ブレードの左右側面エッジ間の距離または固定側面ブレードの切断エッジの位置に影響を及ぼさずに、完結されなければならない。側面ブレードが脊髄膜の剪断に失敗したとき、それは工具のシャフトに絡み付く。工具は分解され、清浄され、新規ブレードが装着されなければならない。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
従来技術の問題および欠陥を考慮して、本発明の目的は、摩耗、研削または製造公差による変化を補償するために、除去ブレードの側面エッジに対して接近・離間移動するように手動または自動調節自在な側面ブレードを備えた脊髄除去工具を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的および当業者にとっては明らかなその他の目的は、本発明において達成される。本発明は、屠殺体から脊髄および脊髄膜を取り除くための脊髄除去工具に向けられている。その工具は、モータ、ハウジング、ハウジングに装着されたブレード・ディスクを含む。多数の脊髄除去ブレードはブレード・ディスクの周囲に装着される。各除去ブレードは、前面切断エッジ、左側面切断エッジ、右側面切断エッジを有する。モータは、ハウジング内でブレード・ディスクを回転させ、ブレード・ディスクの一部が工具の作業側で露出される。
【0010】
作業者は、回転するブレード・ディスクを脊髄チャネルに整合させ、除去工程を開始するために作業側を脊髄チャネルに接触させる。除去ブレードの形状は、ブレードを脊髄チャネルに入れ、脊髄および脊髄膜を除去できるようになっている。
【0011】
ブレード・ディスクは、左側面ブレードと右側面ブレードとの間で回転する。側面ブレードは、脊髄除去ブレードの左右側面切断エッジに対して接近・離間移動をするようにハウジングに装着される。左側面調節機構は、脊髄除去ブレードの左側面切断エッジに関して左側面ブレードを調節する。右側面調節機構は、脊髄除去ブレードの右側面切断エッジに関して右側面ブレードを調節する。
【0012】
第1実施例においては、左右側面調節機構は自己調節であり、側面ブレードのための浮動台を与える。この実施例においては、側面ブレードは除去ブレードの少なくとも2つのエッジに常に接触する。側面ブレードは、1またはそれを超えるスプリングによって除去ブレードの側面切断エッジに向けて押されている。側面ブレードの浮動スプリング装着は、摩耗または研削による切断エッジの位置の変化を自動的に補償するように側面ブレードに作用する。
【0013】
第2実施例においては、左右側面ブレードは湾曲されており、除去ブレードの少なくとも3つのエッジに常に接触する。各側面ブレードは、各ブレードに対して3つの浮動装着を与える3つのスプリングによって除去ブレードの対向側面切断エッジに向かって押されることが好ましい。側面ブレードの追加の湾曲した長さおよび除去ブレードの側面切断エッジとの追加の接触は、より多くのブレード支持を与え、工具を高速で動作させる。
【0014】
本発明の第3実施例においては、左右側面調節機構は左右側面手動調節機構からなる。その左右側面手動調節機構は、脊髄除去ブレードの切断エッジに対して左右側面ブレードを接近・離間移動させるための対応する左右側面調節ネジを含む。好ましくは、側面ブレードは真直であり、1対の調節ネジを含む。1対の調節ネジは、調節が手動でなされた後に、その調節を鎖錠するための対応するロックネジによって各端に配置される。手動調節によって、側面ブレードと除去ブレードとの間の間隙が非常に正確に制御されるようにして、切断性能を改善し、特に工具が非常に高速度で作動されているときに、ブレードのガタおよび低騒音を減少させる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
図1において、本発明は、ハンドル12、工具を作動する引き金14、ハンド・ガード16、18を有するモータ10含む。好適実施例においては、モータ10は、空気入口20をかいして加圧空気の供給源に接続された空気式モータである。空気は排気出口22から排出される。他の実施例においては、必要に応じて、モータは電動機でもよく、あるいは工具は液圧動力で駆動されてもよい。
【0016】
引き金14が作動されたとき、モータ10は方形シャフト24を回転する。方形シャフト24は、ブレード・ディスク26をハウジング28の内側で回転運動状態に駆動する。カバー30は、ブレード・ディスク26がハウジング28のエッジ32、34から外側に延びる作業エッジにそってのみ露出されるように、ハウジングの一部を構成する。
【0017】
モータ10は、図1に示す切断ヘッドまたは図2−3もしくは図4−6に示す別の設計を含めて、異なる切断ヘッドを駆動してもよい。図示する各実施例においては、ブレード・ディスク26は、同一であり、モータ10およびハンドル12に取り付けるための装着穴を有するハウジングの内側で回転する。ハウジングは、側面ブレードが後に詳述するように装着される仕方を除いて、実質的に同一である。
【0018】
方形モータ・シャフト24は、ワッシャ68をかいしてハウジング28の開口66を貫通し、ブレード・ディスク26と係合する。キャップネジ70はシャフト24の内ネジ72に係合してブレード・ディスク26をシャフト24に保持する。
【0019】
ブレード・ディスク26は、ブレード・ディスクの面に垂直に向けられた多数の装着面36を設けられている。各装着面は、対応する除去ブレード40を装着するための装着穴38を設けられている。図示する好適設計においては、対応する10個の除去ブレード40を装着するためにブレード・ディスク26の周囲に等間隔に離された10個の除去ブレード装着面がある。図面においては明確にするために、1個だけの除去ブレード40が示されている。装着ネジ42およびナット44が除去ブレード40をその対応する台に固定する。
【0020】
各除去ブレード40は、好ましくは丸い前面切断エッジ46、右側面切断エッジ48および左側面切断エッジ50を含む。左右側面切断エッジは互いに平行であり、装着されたときにブレード・ディスクの面に平行である。ハウジングのカバー30は、ブレード・ディスク26の左側にブレード溝52を設けられ、また、ハウジング28は右側に対応するブレード溝54を設けられている。
【0021】
ブレード溝52は左側面ブレード58の切断エッジ56を受ける。ブレード溝54は対応する右側面ブレード60の切断エッジ62を受ける。非回転側面ブレード58、60の切断エッジ56、62は、回転除去ブレード40の側面切断エッジ50、48に平行な面内にある。
【0022】
ヨーロッパ特許EP0890313B1に見られる従来技術の固定側面ブレード設計に比較して、本発明の側面ブレード58、60は、それらがブレード・ディスク26に対して接近・離間移動できるように装着されている。対応する左右側面調節機構は、除去ブレードの切断エッジに関して自動または手動で側面ブレードの位置を調節できる。図1に示す設計においては、左右側面調節機構は、側面ブレードの位置を自動調節する浮動自己調節機構である。
【0023】
スプリング64a−64dは、切断エッジが常に接触状態にあることを補償するために、側面ブレードを回転除去ブレードに向けて押し付ける。側面ブレードがこの正常な切断状態にあるとき、除去ブレード40の右側面切断エッジ48および非回転側面ブレード60の右側面切断エッジ62がブレード・ディスク26の右側面上で同一面内にある。同様に、除去ブレード40の左側面切断エッジ50および非回転側面ブレード58の左側面切断エッジ56がブレード・ディスク26の左側面上の切断面内にある。
【0024】
ハウジングの右側面において溝54の角度を開口66の軸と比較することによってわかるように、右側面ブレード60の右側面切断エッジ62は、右側面切断面において除去ブレード40の右側面切断エッジ48に対して角度を付けて延びている。切断エッジ62の長さは、右切断ブレードのエッジが除去ブレードの少なくとも2つの側面切断エッジ48に常に同時接触しているように、設定される。この接触は、右側面スプリング64c、64dの圧力の下でそれ以上の内側移動に抗して右ブレード60を支持する。
【0025】
除去ブレード40が摩耗したとき、右側面切断ブレード60が次第に内側に移動して、除去ブレードの右側面切断エッジに常に接触した状態に留まる。この自己調節の特徴は、従来技術の設計に比べて、ブレード変化間の時間を著しく増加させる。それは、外側ブレード間の距離はもはや固定状態に留まる必要がないので、内側除去ブレード40または外側側面ブレード58、60を再研削することを一層容易にする。
【0026】
左側面ブレード58は、除去ブレード40の左側面切断エッジ50と協同して同様な仕方で動作する。左側面ブレード58の浮動台は、軸受開口74、76を含む。軸受開口74、76は対応するシャフト78、80上で滑る。シャフト78、80は、取付けボルト86、84によって背面支持板82とハウジング・カバー30との間で垂直に装着される。
【0027】
左側面スプリング64a、64bは、シャフト80、78の周りにそれぞれ配置される。垂直装着シャフト78、80および滑り軸受開口74、76は、側面ブレード58の運動をブレード・ディスク26の回転面にほぼ垂直に維持するように協同する。この設計は側面ブレードが傾くことを防止する。側面ブレード・エッジ56と除去ブレード40との間の多数カッタ接触が、ハサミ様剪断作用によって各回転期間中に脊髄膜を小片に切断する。
【0028】
支持板にある対応するネジ付き開口にねじ込まれた2本の止めネジ88a、88bは、支持板82の外方移動を制限する。止めネジ88a、88bの先端がブレード58の背面に近づくまで(しかし、それに接触しない)、止めネジは板82を貫通する。これは、側面ブレード58が浮動することを許すが、しかし、スプリング64a、64bを完全に圧縮するように側面ブレード58が完全に外方に移動することを防止する。この移動の制限は、除去ブレードの側面切断エッジ50付近に側面ブレード切断エッジを維持し、側面ブレード58を外方に押すこともある脊髄屑材料の厚い切片を切断する。一旦止めネジ88a、88bが調節されると、その調節は止めネジにナット89a、89bを締め付けることによって固定される。
【0029】
右側面ブレード60の装着は、左側面ブレードの装着と実質的に同一であるから、ここでは詳細に記載しない。
【0030】
屑材料が回転しているブレード・ディスク26によって工具内に入れられ、側面ブレードの作用によって細断されたとき、屑除去管90の端部92が真空源に接続されて屑材料を除去する。屑除去管90の内側端はハウジングに向いて開いており、側面ブレードが到来する脊髄膜を剪断する箇所付近に定置される。
【0031】
図2−3は、本発明の第2実施例を示す。この設計においては、左側面ブレード100および右側面ブレード102は湾曲され、除去ブレードの少なくとも3つの側面切断エッジ48、50と常に接触する。この追加の接触は、高速運転中により大きいブレード安定性を与え、ブレードのガタの傾向を減少する。湾曲側面ブレード100、102のための右左側面調節機構は、2つの台に代えて3つの台が用いられていることを除いて、図1に示す真直ブレードに関連して述べた調節機構に類似しており、支持板82の機能が装着ネジ106の拡大頭部104によって置き換えられた。
【0032】
左側面調節機構は、対応する左側面スプリング108を伴う3つの左側面装着ネジ106を含む。左側面装着ネジ106は、左側面ブレード100の湾曲切断エッジを受けるように湾曲された溝を含むカバー110にねじ込まれる。左側面ブレード100の湾曲切断エッジは、図1の真直側面ブレードについて示された同じ仕方でブレード・ディスク26の回転面に向かって垂直に延びる。
【0033】
左側面装着ネジ106の拡大頭部104は、湾曲左側面ブレード100の背面と拡大頭部との間で装着スプリング108を捕らえる。3つの左側面スプリング108は、左側面ブレード100を除去ブレード40の左側面切断エッジに向けて押し付ける。
【0034】
右側面湾曲ブレード102は、左側面ブレードがカバー110に装着される仕方と同様の仕方でハウジング112に装着される。ハウジング112は、右側面ブレード102の湾曲切断エッジを受けるように対応する湾曲溝を含む。3つの右側面装着ネジ114(左側面装着ネジ106と同一である)は、右側面装着スプリング116をそれらの拡大頭部と右側面湾曲ブレード102の背部との間で捕らえる。
【0035】
図1に示す自己調節浮動調節機構は、支持板が真直に代えて湾曲されていることを除いて、図2−3の湾曲側面ブレード設計についても使用されてもよい。
【0036】
図4−6は、側面ブレード200、202が図1の設計に類似した真直である本発明の第3実施例を示すが、左右側面調節機構は本発明の2つの前述した実施例におけるように側面ブレードを浮動させる代わりに、固定位置に側面ブレードを保持する。この設計の側面ブレードは、ブレード・ディスクの側面切断エッジ48、50に対して近接・離間するように手動で調節される。これは、最高速度で運転中にブレードのガタを最少または排除するように側面ブレードを調節できる。それは、高速運転中に側面ブレードと除去ブレードの側面エッジとの間の接触から生じるブレード騒音を最少にするように助成する。
【0037】
この設計において、側面ブレード200、202は、調節ネジ206を受ける内ネジ開口204を含む。調節ネジ206は、側面ブレードの内ネジ開口204に整合するように外ネジが切られている。調節ネジ206が手で回されるように、調節ネジ206はその上端に刻みを付けた拡大部分208を設けられている。
【0038】
左側の調節ネジ206の底端は、カバー210に乗る。右側の調節ネジ206の底端は、ハウジング212に乗る。調節ネジを時計方向に回転させることによって、側面ブレードが除去ブレードの側面エッジから離間して間隙を増加する。調節ネジを反時計方向に回転させることによって、側面ブレードが除去ブレードに向かって動く。
【0039】
各調節ネジ206は、対応するロックネジ214を受ける中央穴を含む。ロックネジは、中央穴を通り、カバー210(左側面調節ネジ)またはハウジング212(右側面調節ネジ)に設けられた対応するネジ穴に係合する。側面ブレードを調節するために、ロックネジ214および調節ネジ206は、側面ブレードが除去ブレードの側面エッジに接触するまで後退される。
【0040】
調節ネジ206の基部がカバー210(左側面調節ネジ)またはハウジング212(右側面調節ネジ)に接触するまで、側面ブレードの両端にある調節ネジ206が時計方向に回転される。調節ネジの追加の部分的回転をつくることが、除去ブレードの側面エッジから側面ブレードを持ち上げ、所望の間隙を与える。ロックネジが締め付けられて、調節ネジを設定位置に保持し、所望の間隙を維持する。
【図面の簡単な説明】
【0041】
【図1】本発明にもとづく脊髄除去工具の第1実施例の分解斜視図である。
【図2】本発明にもとづく第2実施例を与える湾曲側面ブレードを備えた切断ヘッドの別設計の左側面図である。本実施例の切断ヘッドは図1に示すモータおよびハンドル機構によって駆動されてもよい。
【図3】図2に示す別の切断ヘッドの上面図である。
【図4】本発明にもとづく第3実施例を与える手動調節自在側面ブレードを備えた切断ヘッドの別設計の左側面図である。本実施例の切断ヘッドは図1に示すモータおよびハンドル機構によって駆動されてもよい。
【図5】図4に示す別の切断ヘッドの上面図である。
【図6】図4の6−6線から見た図4に示す別の切断ヘッドの左側面ブレードおよびカバーの断面図である。その断面は、左側面ブレードおよびカバーのみを通って延びているが、反対の右側面ブレードは実質的に同一である。
【符号の説明】
【0042】
10 モータ
12 ハンドル
14 引き金
16、18 ハンド・ガード
20 空気入口
22 排気出口
24 方形シャフト
26 ブレード・ディスク
28 ハウジング
30 カバー
32、34 エッジ
36 装着面
38 装着穴
40 除去ブレード
42 装着ネジ
44 ナット
46、48、50 切断エッジ
52、54 ブレード溝
56、62 切断エッジ
58、60 側面ブレード
64a−64d スプリング
66 開口
68 ワッシャ
70 キャップネジ
72 内ネジ
74、76 軸受開口
78、80 シャフト
82 支持板
86、84 取付けボルト
88a、88b 止めネジ
89a、89b ナット
90 屑除去管
92 端部
100、102 側面ブレード
104 拡大頭部
106 装着ネジ
108 左側面スプリング
110 カバー
112 ハウジング
114 右側面装着ネジ
116 右側面装着スプリング
200、202 側面ブレード
204 内ネジ開口
206 調節ネジ
208 拡大部分
210 カバー
212 ハウジング
214 ロックネジ

Claims (21)

  1. 屠殺体から脊髄および脊髄膜を除去するための脊髄除去工具であって、
    モータと、
    ハウジングと、
    前記ハウジングに装着されたブレード・ディスクと、ただし前記モータは前記ブレード・ディスクを回転運動させるように該ブレード・ディスクに接続され、
    前記ブレード・ディスクに装着された複数の脊髄除去ブレードと、ただし各脊髄除去ブレードは前面切断エッジ、左側面切断エッジ、右側面切断エッジを有し、
    前記脊髄除去ブレードの左側面切断エッジに対して接近・離間移動をするように装着された左側面ブレードと、
    前記脊髄除去ブレードの左側面切断エッジに関して前記左側面ブレードを調節する左側面調節機構と、
    前記脊髄除去ブレードの右側面切断エッジに対して接近・離間移動をするように装着された右側面ブレードと、
    前記脊髄除去ブレードの右側面切断エッジに関して前記右側面ブレードを調節する右側面調節機構と、
    からなる脊髄除去工具。
  2. 前記左側面調節機構は前記左側面ブレードを前記脊髄除去ブレードの左側面切断エッジに向けて押し付けるように装着された少なくとも1つの左側面スプリングを含む左側面自己調節機構からなり、前記右側面調節機構は前記右側面ブレードを前記脊髄除去ブレードの右側面切断エッジに向けて押し付けるように装着された少なくとも1つの右側面スプリングを含む右側面自己調節機構からなる、請求項1に記載の脊髄除去工具。
  3. 前記右側面ブレードを前記脊髄除去ブレードの右側面切断エッジに向けて押し付けるために少なくとも1つの右側面スプリングと協同するように装着された追加の右側面スプリングと、前記左側面ブレードを前記脊髄除去ブレードの左側面切断エッジに向けて押し付けるために少なくとも1つの左側面スプリングと協同するように装着された追加の左側面スプリングとをさらに含む、請求項2に記載の脊髄除去工具。
  4. 前記ブレード・ディスクの回転面に関して垂直に装着された少なくとも1つの左側面シャフトと、前記ブレード・ディスクの回転面に関して垂直に装着された少なくとも1つの右側面シャフトとをさらに含み、前記左側面ブレードは前記左側面シャフト上を前記脊髄除去ブレードの前記左側面切断エッジに対して接近・離間滑動をし、前記右側面ブレードは前記右側面シャフト上を前記脊髄除去ブレードの前記右側面切断エッジに対して接近・離間滑動をする、請求項2に記載の脊髄除去工具。
  5. 前記ブレード・ディスクの回転面に関して垂直に装着された1対の左側面シャフトと、
    前記ブレード・ディスクの回転面に関して垂直に装着された1対の右側面シャフトと、
    追加の右側面スプリングと、
    追加の左側面スプリングとからなり、
    前記左側面ブレードは前記左側面シャフトを受ける1対の左軸受開口を含み、
    前記右側面ブレードは前記右側面シャフトを受ける1対の右軸受開口を含み、
    前記右側面スプリングは前記右側面ブレードを前記脊髄除去ブレードの右側面切断エッジに向けて押し付けるように前記右側面シャフトに装着され、
    前記左側面スプリングは前記左側面ブレードを前記脊髄除去ブレードの左側面切断エッジに向けて押し付けるように前記左側面シャフトに装着された、
    請求項2に記載の脊髄除去工具。
  6. 前記右側面調節機構および前記左側面調節機構は対応する右支持板および左支持板をさらに含み、前記右支持板は前記右側面ブレードの外側に配置され、前記左支持板は前記左側面ブレードの外側に配置された、請求項2に記載の脊髄除去工具。
  7. 前記少なくとも1つの左側面スプリングは前記左支持板と前記左側面ブレードとの間に配置され、前記少なくとも1つの右側面スプリングは前記右支持板と前記右側面ブレードとの間に配置された、請求項6に記載の脊髄除去工具。
  8. 前記右側面調節機構および前記左側面調節機構は、前記除去ブレードに関して前記側面ブレードの外方移動を制限するための対応するストッパをさらに含む、請求項2に記載の脊髄除去工具。
  9. 前記右側面ブレードおよび前記左側面ブレードは、実質的に真直な切断エッジを含む、請求項2に記載の脊髄除去工具。
  10. 前記右側面ブレードは、少なくとも2つの除去ブレードと実質的に連続接触状態にある、請求項2に記載の脊髄除去工具。
  11. 前記右側面ブレードおよび前記左側面ブレードは、実質的に真直な切断エッジを含む、請求項2に記載の脊髄除去工具。
  12. 前記右側面ブレードおよび前記左側面ブレードは、湾曲した切断エッジを含む、請求項2に記載の脊髄除去工具。
  13. 前記右側面ブレードは、少なくとも3つの除去ブレードと実質的に連続接触状態にある、請求項2に記載の脊髄除去工具。
  14. 前記左側面調節機構は前記左側面ブレードを前記脊髄除去ブレードの左側面切断エッジに対して接近・離間移動させるための少なくとも1つの左側面調節ネジを含む左側面手動調節機構からなり、前記右側面調節機構は前記右側面ブレードを前記脊髄除去ブレードの右側面切断エッジに対して接近・離間移動させるための少なくとも1つの右側面調節ネジを含む右側面手動調節機構からなる、請求項1に記載の脊髄除去工具。
  15. 前記右側面手動調節機構および前記左側面手動調節機構は右側面追加調節ネジおよび左側面調節ネジをさらに含み、前記右側面追加調節ネジは前記他方の右側面調節ネジから前記右側面ブレードの反対端に配置され、前記左側面追加調節ネジは前記他方の左側面調節ネジから前記左側面ブレードの反対端に配置される、請求項14に記載の脊髄除去工具。
  16. 前記右側面手動調節機構および前記左側面調節機構は、前記手動調節自在調節ネジを所望の位置に鎖錠するための対応する右側面ロック機構および左側面ロック機構をさらに含む、請求項14に記載の脊髄除去工具。
  17. 前記右側面ロック機構および前記左側面ロック機構は、対応する手動調節自在調節ネジを所望の位置に鎖錠する右側面ロックネジおよび左側面ロックネジからなる、請求項16に記載の脊髄除去工具。
  18. 前記の各調節ネジは中央穴を含み、前記の各ロックネジは対応する調節ネジの中央穴を貫通している、請求項17に記載の脊髄除去工具。
  19. 前記右側面ブレードおよび前記左側面ブレードは、実質的に真直な側面切断エッジを有している、請求項14に記載の脊髄除去工具。
  20. 前記の各調節ネジは外側から螺合され、前記右側面ブレードおよび前記左側面ブレードは対応する内ネジ開口を有している、請求項14に記載の脊髄除去工具。
  21. 前記の各調節ネジは刻み付き部分を含む、請求項14に記載の脊髄除去工具。
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