JP2004535626A - データおよび/またはサービスのダイナミックな配信のためのシステムおよび方法 - Google Patents

データおよび/またはサービスのダイナミックな配信のためのシステムおよび方法 Download PDF

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Abstract

この発明は、データおよび/またはサービスのダイナミックな配信に関する。用いられるシステムは、本質的に、IRCサーバ(1)および任意に補助サーバ(6)と、ユーザ端末に常駐しているか、またはこれから常駐することが可能であって、サーバ(1)および/または少なくとも1つの補助サーバソフトウェア(6)と通信してリンクするように適合される少なくとも1つのエージェント(7)と、サーバ(1,6)およびエージェント(7)との間の対話式リンクを確保する少なくとも1つの通信プロトコル(5)を実現する際に、サーバ(1)および/または補助サーバ(6)上に位置するオブジェクト上の遠隔メソッドの呼出しを運ぶように設計される少なくとも1つの通信層(18)とを含み、上述のプロトコルは、特にXMLメッセージを介して、少なくとも1つのエージェントとIRCとの間での通信の生成および管理を上述のプロトコルに対して可能にする手段と、それぞれObjectRequestおよびObjectResponseの種類のオブジェクトの読出し/書込みによって遠隔メソッドを呼び出すための手段とを含む。この発明は、追跡可能性を有して、あらゆる種類の分散型ネットワークおよびアーキテクチャに適用することができる。

Description

【技術分野】
【0001】
発明の範囲
この発明は、遠隔のユーザに対するアプリケーションおよびサービスの配信に関し、特に、アプリケーションおよび/またはサービスの配信、中でも、あらゆる種類の分散型ネットワークおよびアーキテクチャ上で接続される遠隔のユーザに対するデータのダイナミックな配信に関する。
【0002】
データは、デジタルアセットであり、これらの用語のいずれかによって以下に記載される。
【背景技術】
【0003】
発明の技術的な背景
ネットワークデータを配信および/または検証するシステムは周知であり、これらのシステムの中には、事例毎に特有の、時間に正確なソリューションを得るために、安全な配信を含むものがある。
【0004】
すなわち、特許出願WO00/50995は、クライアントの要求に応じてインターネットの付加価値サービスを行なうのに必要な機能を、自動的に選択、統合および構成するプラットフォームを含むインターネットサービス統合装置を記載している。
【0005】
米国特許6,075,943は、遠隔のデータ処理システムにおいて、ソースコンピュータからクライアント−サーバのアプリケーションプログラムを転送して遠隔でインストールするためのシステムを記載している。配信サイクルは、異なる名宛人または同一の名宛人に対するいくつかのプログラムを統合することができる。このシステムは、圧縮されたアプリケーションプログラムが転送される前に転送されなければならない圧縮解除プログラムを用いる。また、誤りは、検出されても自動的には処理されない。
【0006】
米国特許6,141,759は、コンピュータのネットワーク上で情報の要求を管理するシステムを記載しており、このシステムは、1つ以上の補助的なサーバコンピュータシステムを用い、その機能は、必要な場合に第1のサーバコンピュータにとって代わることである。情報の要求を処理する際に検出されるおそれのある誤りにより、管理プロセスの再初期化が生じる。
【0007】
米国特許5,999,741は、ソフトウェアの更新を遠隔で導入する方法を記載している。この方法では、使用されるシステムが、現行バージョンの情報を要求してソフトウェア更新をダウンロードするための通信経路を選択する。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
この発明は、遠隔のユーザに加え、遠隔のユーザが接続されているサプライヤに対し、たとえば、オブジェクトの使用を判断し、および/またはオブジェクトを配置して、必要であればユーザプロファイルを得ることのできる追跡可能性を有利にも備え、かつ、好ましくは安全な、デジタル情報の流れの形でアプリケーションおよびサービスをダイナミックに配信する手段を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
発明の概要
この発明に従ったシステム、手段および方法は、クライアント/サーバのアーキテクチャに基づく。この発明は、中央のまたはサーバの通信プラットフォーム(リソースセンター(Resource Center)またはIRCとも呼ばれる)を用いる。この通信プラットフォームは、最終ステーションに、またはこのようなエージェントへのリレーとして働く補助的なリソースセンター(サーバソフトウェア)(ワイヤリソースセンターとも呼ばれる)に対してデータの送信が可能なエージェントを監督し、中央通信プラットフォームおよび/または補助的なリソースセンターとユーザとの間の通信は、有利にも安全なプロトコルを用いる。
【0010】
この発明に従ったシステムは、データおよびサービスのダイナミックな伝送に対して、ツールを特に適したものにする追跡可能性の手段とモジュール性とを含む。特にオンライン専門サービス(NSP、ASP、MSP)のサプライヤに対し、新規の市場での販売と、既存のシステムには手の届かない極めて高いサービス品質を備えた、独創的な販売の開発とを行なうことを可能にする。このシステムは、実際に、オンラインでのサービス提供の実績を上げ、
−提供されるサービスの利用可能性および信頼性、
−交換されるデータの安全性および機密性、ならびに
−サービスの利用し易さおよび使用し易さ
を保証する。
【0011】
この発明に従った、遠隔のユーザにアプリケーションおよびサービスを配信するためのシステムは、少なくとも1つの中央通信プラットフォーム(IRC)を主に含み、この中央通信プラットフォームにエージェントが機能上接続されることにより、最終的なユーザのステーションに対して、および/または任意に、上述のエージェントへのリレーとして今度は働くように設定されるワイヤリソースセンターに対して、データを配布することが可能になる。
【0012】
通信プラットフォーム(ここではアントアンリソースセンター(Intoan Resource Center)またはIRCと省略して呼ばれる)とそのエージェントとの間の通信は、有利にも、略してIVAP(アントアン汎用アクセスプロトコル(Intoan Versatile Access Protocol)と呼ばれるプロトコルを用い、これは本出願人が入念に作成した安全なプロトコルである。
【0013】
したがって、この発明は、有利にもアクターの組を介して、デジタルアセットの生成からその消費まで、アセットの流れだけでなく、それに関連する情報の生成および管理が可能になり、最終的なクライアントに認識されるように、特にそのアセットの価値を最大にすることを目的とするシステムを提供することである。
【0014】
作成されるアセットは、サプライヤに既存の種類のものであってもよく、または、要求に際して特別に作成されたものであってもよい。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
添付の図面を参照して、この発明を以下により詳細に説明する。添付の図面はこの発明を限定せず、この発明の特定の実施例を示しているに過ぎない。
【0016】
添付の図面を参照して、この発明を以下により詳細に示す。
【0017】
添付の図面において、同じ参照番号は、例外を除き、いくつかの図面に現れる同じ要素に対して用いられる。
【0018】
発明の詳細な説明
この出願で用いられている専門用語は、概念上、技術上および運用上のさまざまな当該分野の専門家には一般的であって、および/または、容易に理解できるものであるが、特定の用語が明瞭になることを保証するために、それらの定義を以下に示す。その過程で用いられるいくつかの名称は、名称の所有者それぞれに帰属する商業上の用語である。
【0019】
この発明の主な目的は、データおよび/またはサービスをダイナミックに配信するためのシステムであって、本質的に、
−1つのサーバ(IRC)および可能性としてワイヤサーバ(またはワイヤリソースセンター)と、
−少なくとも1つのエージェント、すなわち、プログラムサポートとを含み、これは、サーバおよび/またはワイヤリソースセンターと通信することができ、ユーザの機器にこれから常駐することが可能であり、上述のシステムはさらに、
−サーバおよび/またはワイヤサーバ上に位置するオブジェクト上の遠隔メソッドの呼出しを運ぶことと、サーバとエージェントとの間の対話式リンクを確保することのできる少なくとも1つの通信プロトコルを用いることとが可能な、少なくとも1つの通信層とを含み、上述のプロトコルは、
−特にXMLメッセージを介して、少なくとも1つのエージェントとIRCとの間での通信の生成および管理を上述のプロトコルに対して可能にする手段と、
−有利にも、それぞれ「スタブ」および「スケルトン」によるObjectRequestおよびObjectResponseの種類のオブジェクトの読出し/書込みによって、遠隔メソッドを呼出すための手段とを含む。
【0020】
したがって、図1を参照すると、この発明に従ったシステムの一実施例は、親IRCサーバ1を含み、これは、プロトコル5(ここではIVAPプロトコル)によるワイヤ接続3および/またはワイヤレス接続4によって、たとえば電話8、PDA9、セットタイプボックス(Set Type Box)10および/またはコンピュータ端末11、PC、Mac(R)またはSun(R)サーバ等のユーザ端末に常駐するか、または常駐するようになった少なくとも1つのエージェント7および/またはワイヤサーバ6と対話式に通信して配置されるサービス2を統合する。任意に、1つ以上のワイヤIRCサーバ6が存在してもよい。
【0021】
この発明に従ったシステムは、あらゆる種類のネットワーク上で作動することができる。有利にも、このシステムによって、たとえば特にコンピュータ、電話、および携帯用情報端末等のあらゆる種類の端末に、あらゆる種類のコンテンツ(たとえばテキスト、イメージ、ソフトウェア、ビデオ等)を安全に運ぶことができる。
【0022】
このシステムにおいて、サーバおよびエージェントは、同一のアーキテクチャの周囲に構築される。そのアーキテクチャにおいて、サーバに加え、エージェントおよび/またはワイヤリソースセンターで統合されたベース層は、
−エージェント(IVAP層)との通信、すなわち、メッセージの交換およびバイナリ交換、任意に、
−暗号化(SSL層等による)、および/または
−圧縮(Zlib層等による)、および/または
−タスクのスケジューリング、および/または
−外部データベースへのアクセス、および/または
−モジュールの追加/除去を確保するのに適切な手段および/または機能性を特に含む。
【0023】
ベース層は、有利にも、モジュールのダイナミックな追加を可能にする「フレームワーク」で統合される。
【0024】
したがって、図2は、サーバおよびエージェントに共通のモジュラーアーキテクチャを概略的に示す。これは、暗号層12、IVAPプロトコル5を用いることのできる通信層、コアモジュール(または中央モジュール)13および14、ならびに追加のモジュール15および16を、各々不特定の数で含み、加えて、データベース管理システム17を含む。このデータベース管理システムは、エージェント7には任意である(図1参照)。
【0025】
上述のモジュールは、たとえば、特に機能性および/またはアプリケーションの中でも、アプリケーションの配備、機器のモニタリング、遠隔メンテナンス、コンピュータ化されたワークステーションの遠隔構成、ソフトウェアパッケージの遠隔メンテナンスおよびユーザデータの保護を可能にすることを目的とする種類の、別個のまたは累積的なモジュールである。
【0026】
この好ましい実施例でIRCと略記されたサーバソフトウェアは、好ましくはJava(R)言語で開発される。
【0027】
接続された端末のオペレーティングシステム用のエージェント(Windows(R)用のエージェント等)は、好ましくはC++で実現される。しかしながら、エージェントは、アーキテクチャの機能としてどのような言語で開発されてもよい。技術者は、これらの状況を概括して分析し、規定されたアーキテクチャに適切な1つ以上の言語を選択することができる。
【0028】
非限定的な例として、図3は、この発明に従ったシステムの、プロトコルの要素のアーキテクチャを示す。この図において、暗号層12(層SSL等)、IVAP通信プロトコル5、メッセージの交換用のXMLチャネル18、およびデータ交換用のバイナリチャネル19が概略で示される。
【0029】
エージェントは、この発明に従って理解されるように、CD−ROM、DVDまたは他の形態で存在するものとして獲得するか、または、特にインターネットのサイトからフォーマット化してロードすることができるプログラムサポートであって、獲得者は、上述のエージェントに適応するように意図されるPC、Mac(R)、Palm(R)または他の装置を含むかどうかによって自分自身の機器のアーキテクチャに対応したエージェントを選択する。また、このプログラムサポートは、有利にも、少なくとも1つの所望されたプログラムを含み、または、ダウンロードもしくはサプライヤのインターネットサイトから等により、このプログラムサポートに少なくとも1つのプログラムを有利にも登録することができる。
【0030】
プログラムサポートエージェントを統合するか、または受取る機器は、PCコンピュータ、Mac(R)、携帯用情報端末、携帯電話または任意の同様の装置のいずれかであり得る。
【0031】
エージェントのインストールが終わると、エージェントは機器に常駐するようになる。
【0032】
好ましい実施例において、システムは、完全にまたは部分的に自律的であってダイナミックであり、高度であり得る。最終的なユーザが、必ずしも管理またはメンテナンスのプロセスに介入する必要がなく、かつ、透過的に作動するシステムから独立して作業ができる限り、このシステムは、最終的なユーザに真の自由を与えることができる。
【0033】
この発明に従ったこのようなシステムを、「大企業」だけでなく、極めて小さな企業または中小規模の企業で用いることができる。
【0034】
この発明に従ったシステムは、有利にも、この発明の別の目的を構成する方法に従って用いられる。
【0035】
したがって、この発明の目的は、データおよび/またはサービスをダイナミックに配信するための方法でもあり、この方法は、本質的に、
−CD−ROM、DVDまたは他の形態で存在するものとして獲得するか、または、特にインターネットのサイトからフォーマット化してロードすることのできる、少なくとも1つのエージェント、すなわち、プログラムサポートを入手するステップを含み、獲得者は、上述のエージェントに適応するように意図されるPC、Mac(R)、Palm(R)または他の装置を含むかどうかによって自分自身の機器のアーキテクチャに対応したエージェントを選択し、上述の方法はさらに、
−このようなエージェントをユーザの機器に常駐するようにインストールするステップと、
−ディレクトリを介してエージェントのインターフェイスから直接提供されるサービス、ローカルサービス(すなわち、ローカルリソースセンターで規定されたもの)に加え、公共のサービス、有料のサービスおよび無料のサービスの両方に対し、ユーザによりエージェントを申し込むステップと、
−任意に、IRCインターフェイス(すなわち、中央化されたもの)からシステムアドミニストレータにより、サービス用のエージェントを申し込むステップと、
−これらのサービスの起動に必要な構成要素を、相補的に、自動的にロードまたはダウンロードすることにより、それらのサービスに登録するステップとを含む。
【0036】
上述のプロトコルは、IRCとエージェントとの間の転送(圧縮、通過帯域または他の手段の使用)を最適化するように意図される。交換の速度を高める必要もなく、このプロトコルを活性化させることができ、選択されたネットワークの品質機能はそのままに保つ。
【0037】
1つの有利な実施例において、この発明に従った方法は、プロトコル、有利には、上述のIVAPプロトコル(図3参照)を用い、その本質的なステップは、
−特にXMLメッセージを介して、少なくとも1つのエージェントとIRCとの間での通信を生成および管理するステップと、
−有利にも、それぞれ「スタブ」および「スケルトン」によるObjectRequestおよびObjectResponseの種類の読出し/書込みによって、少なくとも1つの遠隔メソッドを呼出すステップとを含む。
【0038】
より正確には、エージェント7は、XMLメッセージを介してIRC1と通信する。XML通信層18は、殆どの時間、リソースセンターのサーバ上に位置するオブジェクト上の遠隔メソッドの呼出しを運ぶ働きをする。
【0039】
動作の好ましい形態に従い、遠隔メソッドの呼出しは、それぞれObjectRequestおよびObjectResponseというオブジェクトの読出し/書込みによって行なわれる。
【0040】
ObjectRequestは、メソッドの読出しをカプセル化し、すなわち、遠隔メソッドの名前(簡単な文字列)およびパラメータのリスト(すなわち他のオブジェクトの)を含む。
【0041】
ObjectResponseは、遠隔メソッドの復帰状態、すなわち、たとえば
・復帰値のオブジェクト、
・例外のオブジェクト(サーバ側での実行の際に生じた例外が、クライアントによって傍受されなければならない場合)、および
・その状態を変更しなくてはならないメソッドを参照することによって渡されるオブジェクトをカプセル化する。
【0042】
データの流れ(ネットワーク、ファイル等)におけるオブジェクトの読出し/書込みのプロセスは、直列化(書込み)および非直列化(読出し)のプロセスに相当し、オブジェクトの有効性が持続する状態にすること、すなわち、遠隔のプラットフォーム上でオブジェクトを具体化することを可能にする。この発明に従って勧められる、オブジェクトの流れによる通信は、クライアントとサーバとの間での交換を簡単に処理するのに必要な抽象レベルを導入する。直列化/非直列化のプロセスの形式化によって、それらの使用を自動化すること、すなわちプログラミングを可能にする。
【0043】
遠隔メソッドの読出しは、一般に「スタブ」および「スケルトン」と呼ばれるものを用いる。それは、2つのクラスのオブジェクトを含み、それぞれ、一方はユーザのステーション上に、他方はサーバ上にある。「スタブ」および「スケルトン」は、それぞれクライアントユーザおよびサーバに対し、通信サービスを委託する共通のマルチプラットフォームインターフェイスを調達することになっている。そのインターフェイスは、クライアントユーザがサーバ上で呼出したいと望むことが考えられる、委託されたメソッドを規定する。データの流れ(クラスの図の形態で例示的なXMLオブジェクトの以下の図を参照)は、それらの2つのクラスによって完全にカプセル化される。
【0044】
【表1】
Figure 2004535626
【0045】
添付の図面うちの図4は、例示的であって非限定的なシーケンス図の形で、オブジェクトXのインターフェイス(上述)のメソッド1がクライアントユーザによって読出される際の、クライアント/サーバアプリケーションにおける「スタブ」および「スケルトン」の動作を示す。点線は、ネットワーク上での通信を表す。
【0046】
1つ以上のメソッドが呼出された場合、ソケットはクライアントの自発性によって閉じられることに注目されたい。
【0047】
したがって、ユーザは、一例として、ソフトウェアレンタルサービスに申し込むことができる。次に、用いられるエージェントがアントアンリソースセンターと対話し、アントアンリソースセンターは、そのエージェントに対し、サービス、すなわち、ソフトウェアの配信、ソフトウェアの除去および制御に関連する構成要素を送る。ユーザは、ロードされたソフトウェアを直ちに用いることができる。この発明に従ったシステムによって所定の位置に設定された追跡可能性により、システムの使用、たとえばその使用期間に関連する情報がさらに提供される。
【0048】
したがって、技術上、有利にも、
−一方では、この明細書において、略してIVAP(アントアン汎用アクセスプロトコル)と記される適切なプロトコルが用いられ、このプロトコルは、IRCおよび/またはワイヤIRCをエージェントに接続する臍帯に例えられる対話式のリンクを確保し、さらに、
−他方では、そのプロトコルによって運ばれるデジタルアセットの追跡可能性を確保するシステムが用いられる。
【0049】
追跡可能性は、この発明に従って理解されるように図5に示されており、ここではデジタルアセット20がアプリケーション21によってパッケージ22内にパッケージ化されるか、または包まれて、「電子ラベル」が与えらた後にIRC1に預けられて、プロトコル5に従って、最終的なターゲットステーション24および25を担当するIRC23に経路指定される。受信通知26が送信側のサーバに送られる。デジタルアセットを回復する最終ステーションのエージェント7は、通知27および28をエージェントのIRCに送る。
【0050】
実際に、上述の追跡可能性を用いるためのシステムは、一例として、
・たとえばWindows(R)21用のアプリケーションパッカー(Application Packer)により、デジタルアセット20(ソフトウェア等)をパッケージ化するか、または包むための手段と、
・特に以下の要素、すなわち、
−パッケージの名前、サイズおよび日付、
−コンテンツの記述、ならびに
−電子証明書等を含み得る「ソフトウェア電子ラベル」をパッケージ22に与えるための手段と、
・IRC1にパッケージ22を置いて、最終的なターゲットステーション24および25を担当するIRC23に(この明細書ではIVAPプロトコル5によって)パッケージ22を自動的に経路指定するための手段と、
・パッケージを受信すると、サーバ23に、送信側のサーバ1に対して受信通知26(パッケージの電子ラベル、サーバの証明書、パッケージの受信時間等を含む)を送信させる手段と、
・最終ステーションのエージェント7によってパッケージ22を回復して、エージェント7によってエージェントのIRCに通知27および28を発送するための手段と、
・当該のデジタルアセットに最終ステーションが行なう動作(たとえば削除、ソフトウェアの起動等)について、最終ステーションに、最終ステーションのIRCに対して定期的に通知させるための手段と、任意に、
・データベースに通知26、27および28を置き、および/またはすべてのレベル、好ましくはメインサーバ1のレベルまで通知26、27および28を自動的に上昇させるための手段とを含み得る(図5参照)。
【0051】
このシステムでは、エージェントをいくつかのIRCサーバに接続できることに注目されたい。
【0052】
好ましい実施例において、この発明に従った、データおよび/またはサービスをダイナミックに配信するためのシステムは、本質的に、
−パッケージ22を構成するためにデジタルアセット20のパッケージ化と、パッケージ22に対するソフトウェア電子ラベルの割当てとを確保するアプリケーション21と、
−IRC1に上述のデジタルアセットを置くための手段と、
−最終的なターゲットステーション24および25を担当するIRC23に対し、プロトコル5に従って上述のデジタルアセットを経路指定するための手段と、
−パッケージ22に関連する少なくとも1つの通知を提供して、この通知を送信側のサーバ1および/または6に送信する手段とを含む、追跡可能性の手段を含む。
【0053】
「パッケージ22に関連する通知」は、この明細書において、受信通知26および/または27、28だけでなく、それぞれ複写、削除、変更等の通知も意味するように理解される。
【0054】
したがって、この発明の目的は、上述のように、システムの要素および/または手段によって追跡可能性を有して配信が行なわれる、上述のような、データおよび/またはサービスをダイナミックに配信するためのシステムでもある。
【0055】
これらの実施例において、このシステムは、このシステムによって処理されるデジタルアセットの完全な追跡可能性を提供することのできる、高度な技術を統合する。この高度な技術は、特に、ファイルの適切なマーク付け、復帰コード、経路指定等をもたらすように設計される手段を含み得る。
【0056】
アプリケーション用に用いられる方法という観点から、この発明に従って理解される追跡可能性は、以下のステップ、すなわち、
・たとえばWindows(R)21用のアプリケーションパッカーにより、デジタルアセット20(ソフトウェア等)をパッケージ化するか、または包むステップと、
・特に以下の要素、すなわち
−パッケージの名前、サイズおよび日付、
−コンテンツの記述、ならびに
−電子証明書等を含み得る「ソフトウェア電子ラベル」をパッケージ22に与えるステップと、
・パッケージ22をIRC1に置いて、最終的なターゲットステーション24および25を担当するIRC23に(この明細書ではIVAPプロトコル5によって)パッケージ22を自動的に経路指定するステップと、
・パッケージを受信すると、サーバ23によって受信通知26(パッケージの電子ラベル、サーバの証明書、パッケージの受信時間等を含む)を送信側のサーバ1に発送するステップと、
・最終ステーションのエージェント7によって受信されたパッケージ22を用い、さらに、エージェント7によってエージェント7のIRCに通知27および28を発送するステップと、
・当該のデジタルアセットに最終ステーションが行なう動作(たとえば削除、ソフトウェアの起動等)について、最終ステーションにより、最終ステーションのIRCに定期的に通知するステップと、任意に、
・データベースに通知26、27および28を置き、および/またはすべてのレベル、好ましくはメインサーバ1または少なくともワイヤサーバ6のレベルまで上述の通知を自動的に上昇させるステップとを含む。
【0057】
したがって、この発明の目的は、上述のこのような手段によって追跡可能性を有して配信が行なわれる、上述のような、データおよび/またはサービスをダイナミックに配信するための方法でもある。
【0058】
したがって、この発明によると、デジタルアセットおよびサービスを対話式に配信するプラットフォームは、好ましくは追跡可能性の手段と関連して形成される。
【0059】
この発明に従ったシステムおよび方法は、有利にも、結果を最適化することができると分かっている技術的な手段に、好ましい選択を行なう。選択が行なわれた手段すべての中から、単に例示であって非限定的な例として、以下のことについて述べることができる。
【0060】
−オブジェクト言語の使用。オブジェクト言語により、特に、より構造化されたコードに依存するという利点、および、使用した構成要素の再利用と、たとえば構造化型の言語等の他の言語に比べてより容易で信頼することのできるソフトウェアのメンテナンスとを可能にするという利点がもたらされる。
【0061】
−プラットフォームおよびエージェントのそれぞれに対する個別の開発言語の選択。実際に、IRCおよびエージェントの役割、機能性および特徴間に差が存在するために、各々に対して個別に開発言語の問題に取組むことが可能になったが、或る程度の一貫性を維持しようと努めている。なぜなら、これらの2種類の装置が、互いに通信するように意図されているためである。
【0062】
IRCの開発に対し、Java(R)言語に選択の焦点が合わせられた。Java(R)言語は、本質的な技術上の2つの利点を提供する。すなわち、
・これはマルチプラットフォームであり、すなわち、現在利用することのできる大多数のオペレーティングシステム向きのものである。
【0063】
・その構成要素は、相互運用および再利用が可能である。
【0064】
エージェントの開発に対しては、C++言語が好まれたが、特に、Java(R)およびC言語もまた使用できる。しかしながら、この発明に従った通信のソリューションにおけるクライアント側に関連する、異なった機能性により、言語の異なる選択を開発用に行なうことが好ましいことが分かった。Java(R)言語を使用することにより、各クライアントステーション上にJava(R)バーチャルマシン(Virtual Machine)が存在することになる。さらに、最終ステーションのすべてにインストールされるほどの小さなディスク空間しか占めないプログラムを考えることは、極めて有利である。最後に、C++言語を用いることにより、最終ステーションでのプログラムの実行をより速くすることができた。
【0065】
システムの動作をよりダイナミックにするために、Windows(R)用のエージェントの場合に、COMオブジェクトを選ぶこともでき、これは、他の種類のアーキテクチャ用に設計された他のエージェントにとっては異なる選択である。実際に、COMエージェントを用いることにより、エージェントにモジュールをダイナミックに追加して、エージェントに対し、エージェントの環境と対話する能力を与えることができる。
【0066】
この発明に従ったシステムの主アクターの開発に勧められる上述の好ましい選択に関し、IRCとエージェントとの間の通信については、XML言語に基づいたIVAPプロトコルを強く勧める。XML標準言語により、エージェントの構成レベルでデータの交換および記憶が可能になるだけでなく、データの可読性を改良して所望の改良を容易に行なうことができる。上述の有利な特性をプロトコルに与えることのできるこの言語に基づいたIVAPプロトコルは、信頼することができてかつ効率のよいプロトコルである。
【0067】
現在、データ転送に専用のソリューションの数がかなり増えたことに対して応答をより良好にするために、また、チャネルで運ばれる情報が、高い価値の付加されたサービスから容易に利益を得ることを可能にするために、この発明に従ったシステムのさらなる改良が、以下に説明するように行なわれた。
【0068】
XML言語は、メッセージの交換に理想的であるために、EDI(電子データ交換(Electronic Data Interchange))の業界標準となっている。しかしながら、XML言語は、相対的にデータの転送には適さない。すなわち、圧縮の見込みも、誤りの回復の見込みも提供しない。
【0069】
適切で標準的な構成要素およびIVAPプロトコルを用いることにより、中でも暗号化(SSL(セキュアソケット層(Secure Socket Layer))暗号層)、誤りの回復、動作のスケジューリングおよびデータの追跡可能性を統合することによって、チャネルで運ばれる情報に、極めて高い価値が付加されたサービスを結び付けることができる。
【0070】
可能性としてワイヤIRCを介した、サーバとエージェントとの間の通信のこのようなプロトコルは、十分に発達したプロトコルであり、TCP/IPプロトコル上で作動する。したがって、この発明に従って有利にも用いられるプロトコルは、それ自体のIPポートを有する。
【0071】
このプロトコルは、遠隔プロシージャのバイナリフロー、トランザクションおよび呼出しを管理するように設計される。それにより、既存のサービスを中断することなく、かつ、プラットフォームおよびクライアントステーションにおける物理的な介入なく、分散ネットワークのすべてに、または任意として一部に、追加のサービスをダイナミックに配信することができる。
【0072】
この発明に従ったシステムによるデジタルデータおよび関連する情報の転送は、「デジタルサプライチェーン(Digital Supply Chain)」とも呼ばれる、「デジタルロジスティックチェーン(Digital Logistic Chain)(CLN)」上で行なわれる。
【0073】
一実施例において、このように用いられるプロトコルは、バイナリデータの交換チャネルの管理を統合する。これによって特にデータ転送の中断時に、プロトコルに対してより高い信頼性を与える。それは、たとえば誤りの回復を行なう見込みを提供する。したがって、転送が中断されると、その転送は、それが中断した場所で正確に再開される。
【0074】
このバイナリフローの管理は、固有のものである。これにより、特に、既知の種類の圧縮技術を任意で追加することにより、プロトコルによる交換の最適化が可能になる。
【0075】
XML言語において、用いられる通信プロトコルは、高度な特徴を有し、このことが利点を構成する。これにより、標準的で公開された態様で、メッセージの交換を編成する能力をプロトコルに与える。
【0076】
その保護については、「セキュアソケット層」(SSL)と呼ばれる標準的なセキュリティのプロトコルをこのプロトコルに追加することができる。その実施例において、データ転送/管理のプロトコルは、SSL暗号化層を統合し、それによってメッセージの経路指定中にメッセージを読出不可能にすることができる。
【0077】
次に、請求された発明を限定しない、例示的な実施例を参照して、この発明をより詳細に以下に説明する。
【0078】
アントアンの「デジタルロジスティックチェーン」のサーバおよびエージェント
このシステムは、クライアント/サーバのアーキテクチャに基づく。このサーバは、アントアンリソースセンターと呼ばれる。
【0079】
アントアンリソースセンター(またはIRC)は、この通信システムの中央通信プラットフォームである。アントアンリソースセンターは、最終ステーションにまたはエージェントへのリレーとして働くワイヤIRCにデータを送信することになっているエージェントを監督する。
【0080】
IRCとそのエージェントとの間の通信は、好ましくは、アントアンによって作成された安全なプロトコルである、IVAP(アントアン汎用アクセスプロトコル)と呼ばれるプロトコルに基づく。
【0081】
I 環境
IRC−エージェントの中核は、システムのコアを構成する。それらの2つのエンティティは、異なる概念および異なる要素を導入する環境で作動する。したがって、現時点でそれらの要素を規定して、それらの位置を特定することが勧められる(図1参照)。
【0082】
1 サービス
サービスは、技術上の特定の必要性に応えるように構成されたトランザクションの、構造化されたシーケンスである。サービスは、IRCによって適応されて、エージェントによって消費される。このサービスを、ワイヤIRCによっても中継することができる。
【0083】
サービスを構成する構成要素は、ユーザによって個別化することができる。構成要素はスタックに組織されて、スタックは構成要素の実行を順序付ける。現時点で利用可能なサービスにより、特に、ステーションおよびアプリケーションをモニタして、移動するユーザのためにデータを同期させ、アプリケーションをリースし、バックアップ動作を行なうこと等が可能になる。
【0084】
2 デジタルロジスティックチェーン
デジタルロジスティックチェーン(CLN)により、サーバとクライアントステーションとの間でのデジタルデータおよび関連する情報の転送が確保される。それにより、デジタルアセットの指定経路を辿り、データの転送に追跡可能性を確立することができる。
【0085】
たとえば、ソフトウェアのリースサービスに申込む際に、エージェントはIRCと対話し、IRCはそのサービス、すなわち、配信、ソフトウェアの撤回および制御に関連する構成要素をエージェントに送信する。
【0086】
したがって、システムによって設定されたエンドツーエンドの追跡可能性により、そのシステムの使用に関連する情報、たとえばその使用時間が提供される。それにより、プロセスの開発に透明性を導入することができる。すなわち、たとえば、任意の所与の時点でアプリケーションを配置し、ネットワークの輻輳、リソースの使用、データの経路指定等に関する情報を演繹することができる。これらの情報のすべては、高度な技術、すなわち、ファイルのマーク付け、復帰コード、経路指定等を統合することにより、デジタルデータが巡回するとアントアンリソースセンターに戻る。
【0087】
II 一般的な技術上の説明/アーキテクチャ
1 説明
a アントアンリソースセンター
「アントアンリソースセンター」は、所望される場合にエージェントのリレーとして働くワイヤIRCを可能性として介して、サービスに適応して、エージェントを制御するサーバである。
【0088】
b Windows(R)用のエージェント
「Windows(R)用のエージェント」は、システムのクライアント側で作動する。このエージェントは、マイクロソフト(Microsoft)のWindows(R)のシステムに適合される。このエージェントは、データを送信するためにクライアントステーションに常駐する。このエージェントは、エージェントを制御するIRC、すなわち、「親」の「リソースセンター」と対話する。
【0089】
他のプラットフォーム(Mac(R)、Unix(R)、PalmOS(R)等)上で作動する他の種類のエージェントをこのエージェントに追加することができる。
【0090】
c 通信プロトコル:IVAP
IRCとエージェントとの間の通信は、信頼可能であって、かつ、好ましくは安全な通信プロトコルである、アントアン汎用アクセスプロトコルによって確保される。
【0091】
このプロトコルは、このプロトコルを、構造化した高度なものにする、XML言語を統合する。このプロトコルは、バイナリフロー、トランザクションおよび遠隔プロシージャの呼出しを管理する。
【0092】
IVAPの安全性の局面、および拡張して、そのプロトコルを介して行なわれる転送すべての安全性の局面は、標準的で安全なプロトコル、すなわち、セキュアソケット層(SSL)の使用に基づく。
【0093】
このプロトコルは、ネットワーク上での、個人的で認証された通信を保証する。したがって、サードパーティによって傍受される恐れなく、機密情報を伝送することができるようになる。現存する2つの主要なウェブ(Web)ナビゲータは、このプロトコルを支援する。
【0094】
SSLの動作原理は、個人鍵/公開鍵の対を用いてSSL接続中に転送されるデータを暗号化することである。
【0095】
d アドミンツール(Admintool)
システムのサーバ部およびクライアント部に加え、この発明に従ったシステムは、IRCの構成および管理のために設計されたプログラム、すなわち、アドミンツールを含む。アドミンツールは、デフォルトによって、ソリューションを伴って引渡される。
【0096】
「アドミンツール」(または管理ツール)は、Java(R)で開発されたプログラムであり、たとえばインターネットによって直接的または間接的にネットワークに接続されたどのようなステーションからもIRCを構成し、インストールされた構成要素に作用することができる。このプログラムは、サーバのGUIポート上で接続される。「アドミンツール」は、特に、以下のパラメータを構成する。
【0097】
・サーバ名、
・サーバのIPアドレス、
・エージェント用のポート、
・管理ポート、
・アドミニストレータのパスワード、
・使用される暗号手法(SSL、MD5等)、
・証明書のファイルの位置(キーストア(Keystore)およびトラストストア(Truststore))、ならびに
・接続されるべきデータベース接続
したがって、システムの動作を最適化するために、いくつかの以下の構成要素が「アドミンツール」によって利用可能となる。
【0098】
・「リソースセンター」の大域パラメータを構成する要素、
・IRCの現在の状態を問合せる構成要素(この構成要素は、2つの別個の実現例、すなわち、XMLバージョンおよび直列化されたJava(R)オブジェクトバージョンによってアクセス可能である。)、
・「リソースセンター」に存在するモジュールをインストールして表示する構成要素、および
・IRC上のエージェントのライセンスをインストールして表示する構成要素
2 アーキテクチャ
IRCおよびWindows(R)用のエージェントは、同一のアーキテクチャの周囲に構築される。両方の側で統合されたベース層により、
・メッセージの交換およびバイナリ交換(IVAP層)による、IRCによるそのエージェントとの通信、
・SSL層による、それらのデータ転送の暗号化、
・圧縮(zlib層)、
・タスクのスケジューリング、
・外部データベースへのアクセス、
・モジュールの追加および除去、ならびに
・その他
を可能にする。
【0099】
性能および構成の問題に関し、アントアンリソースセンターは、それらを共に繋ぎ合わせる能力を有する。それにより、IRCのツリー構造を配備することが極めて容易になり、それによって各サーバは自動的に識別されて構成される。これにより…[原文まま]
さらに、IRCは、複写(ミラー化)およびクラスタ化の機能を有し、それによってサービスの利用可能性を増大させて、分散型の環境におけるクライアントの大規模な管理上の問題に応えることができる。
【0100】
a フレームワーク
このシステムは、そのモジュール性によって特徴付けられる、分散型のアーキテクチャに基づく。実際に、このシステムは、フレームワークおよびモジュールから構成される。
【0101】
このモジュラーアーキテクチャにおいて、フレームワークはベース層を統合し、モジュールのダイナミックな追加を可能にする。
【0102】
b モジュール
モジュールは、タスクの構成要素の群であり、1組のサービスを統合し、たとえば、アプリケーションの配備、機器のモニタリング、遠隔メンテナンス、ステーションの遠隔構成、ソフトウェアパッケージの遠隔メンテナンス、またはユーザデータの保護等を可能にする。
【0103】
モジュールのインストール
モジュールは、JAR(Java(R)アーカイブ(Archive))によって具体化され、CD−ROM上で利用することができ、または、インターネット上で直接利用することができる。
【0104】
このJARファイルは、
・モジュールを記述するXMLファイル、
・構成要素に対するクラス、
・Windows(R)用のエージェントに対するDLLライブラリ、
・テーブルを作成または変更するためのSQLスクリプト、および
・包括的なサービス(デフォルトによって提供されるサービス)をベースに生成するためのSQLスクリプトを含む。
【0105】
モジュールは、「アドミンツール」を介してインストールされ、アドミンツールは「リソースセンター」にアップロードを行なう。リソースセンターは、次に、モジュールをそのディスクに正しく記憶して、同時に伝送されたライセンス番号を確認する責任を負う。
【0106】
モジュールには2つのカテゴリ、すなわち、デフォルトによってインストールされるモジュールである「コアモジュール」と、ユーザの特定の必要性に応じてインストールされる「ビジネスモジュール」とがある。ビジネスモジュールは、ユーザが必要とするモジュールを追加することによって、それら自体でシステムを個人化することができる。
【0107】
コアモジュール
「コアモジュール」は、システムの動作に必要である。コアモジュールには、6つ、すなわち、フレームワーク、申込み、識別、ファイル転送、処理、およびデータ受信者がある。
【0108】
フレームワークモジュール
「フレームワーク」モジュールは、以下の構成要素を含む。
【0109】
スケジューラ構成要素
この構成要素により、他の構成要素の呼出しのシーケンスを遅れずにプログラムすることができる。この構成要素は、トランザクションおよびそれらに関連する構成要素の呼出しを一定間隔で配置するために、エージェントによって集中的に用いられる。
【0110】
パーサ構成要素
「パーサ」構成要素は、XML言語の符号化/復号化の機能を統合する。この構成要素は、XMLの流れを生成するために、DOM型のデータ構造を入力で受付けるが、IVAPプロトコルで統合されるXMLの流れしか生成しない。
【0111】
この構成要素の使用がIRC−エージェントの交換に行き渡っている限り、この構成要素は「フレームワーク」モジュールで統合される。この構成要素は同時に、IRCおよびエージェントに存在する。
【0112】
自動記録構成要素
「自動記録」は、データベースに入来するXMLの流れを読出して、書込む。この構成要素は、エージェント側に存在する。
【0113】
スタッカ構成要素
「スタッカ」構成要素は、各エージェントに対し、「アントアンリソースセンター」で待機している「ビジネス論理(Business Logic)」のシーケンスを送信する。
【0114】
スタックはデータ構造であり、実行のシーケンスとそのパラメータとを含み、サービスに属し、選択されたサービスに応じてエージェントをプログラムするように意図される。
【0115】
この構成要素により、IRCはエージェントと直接接触して、エージェントにそのスタックを直ちに呼出すように要請することができ、これは、緊急のトランザクション(たとえばローカルステーションにアプリケーションを直ちに配備すること)を実行するのに有用である。さらに、この構成要素は、「アドミンツール」によって送信された指示に従ってエージェントのスタックを準備する役割も果たす。
【0116】
エージェントに関する限り、この「スタッカ」構成要素により、トランザクションの「ビジネス論理」を遅れずにスケジューリングすることが可能になる。
【0117】
申込みモジュール
このモジュールは、「割当てサービス」と呼ばれる1つの構成要素のみを含む。「割当てサービス」は、サーバ側およびクライアント側の両方にインストールされており、エージェントがサプライヤによって提供されたサービスのリストを要請できるようにするだけでなく、エージェントをIRCのサービスに登録することを可能にする。
【0118】
IRCは、IRCに取り付けられたエージェントに対し、提供しようとするサービスの網羅的なリストを送信する。
【0119】
識別モジュール
「申込み」モジュールと同様に、このモジュールは、「識別」という1つの構成要素のみを含み、それによって「リソースセンター」でエージェントによるトランザクションの完了を識別することができる。このモジュールは、IRC側およびエージェント側に存在して、一般に各トランザクションの最初に用いられる。
【0120】
「アントアンリソースセンター」は、トランザクションを行なうエージェントの素性を確認し、そのトランザクションを使用することが許可されていることを検証する。自己紹介を行なっているエージェントが未知であるか、またはサービスに登録されていない場合、IRCはそのトランザクションを許可しない。しかしながら、このようなエージェントがサービスに登録するために自己紹介している場合、IRCはそのデータベースにこのエージェントを載せる。
【0121】
新規のエージェントは、インストールの際に、そのエージェントがサービスを消費したいと望む各IRCで識別され得るようにする1つの識別子を、それ自体に生成する。
【0122】
ファイル転送モジュール
「ファイル転送」モジュールは、誤りの回復を有してファイルをダウンロードする方法を担当する。このモジュールを構成する構成要素の各々は、IRC側およびエージェント側の両方に位置する。
【0123】
以下の4つの相補的な構成要素がこのモジュールを構成する。
【0124】
ダウンロード構成要素
この構成要素は、エージェントのダウンロード要求を受取る。このシステムに特有の特徴は、誤り回復モードでの、その動作にある。すなわち、エージェントは、特定のサイト上のファイルのダウンロードを要求することができる。
【0125】
アップロード構成要素
この構成要素は、誤りの回復を伴ってファイルをアップロードする方法を担当する。「ダウンロード」構成要素の場合に述べたように、このシステムに特有の特徴とは、誤り回復モードで作動することであり、IRCがエージェントに対して特定のサイト上のファイルのアップロードを要請することを可能にする。この構成要素は、そのローカルな構成およびエージェントによって伝送されたパラメータに従い、「リソースセンター」にファイルを記憶する。
【0126】
パック構成要素
「パック」構成要素は、アントアンパック(Intoan.pak)フォーマットでファイルをグループ化して圧縮する。これは、パラメータとして式を受取る。すなわち、その式により、圧縮されるべきファイルを規定することができる。ファイルのアーカイビングおよび圧縮の選択肢を特定することができる。
【0127】
アンパック構成要素
「アンパック」構成要素は、圧縮されたファイルに含まれる配備の規則に基づいて、「pak」ファイルの圧縮解除を行なう。これらの規則は、ファイルの削除および複写、ファイル経路等に関する。
【0128】
処理モジュール
「処理」モジュールは、3つの構成要素を含み、すべてがIRC側に位置する。
【0129】
フィルタ構成要素
「フィルタ」により、構成要素上のプロパティを抽出して、それらを別の構成要素に伝送することができる。
【0130】
フォーマット構成要素
「フォーマット」構成要素により、さまざまな通路が見出されるであろう文字列を他の構成要素に示すか、またはそれをフォーマット化することができる。
【0131】
外部接続構成要素
この構成要素の役割は、外部のアプリケーション上のトランザクションに接続することを含む。この構成要素は、クライアント/サーバのアーキテクチャを有するシステムのように働き、そのアーキテクチャ上で外部のプロセスが接続される。たとえば、「外部接続」を用いて、外部の課金のソリューションに、アプリケーション配備トランザクションを接続することができる。
【0132】
データ受信者モジュール
「処理」モジュールと同様に、この「データ受信者」モジュールを構成する構成要素のすべては、「アントアンリソースセンター」側に存在し、システムのこの部分でのみ用いられる。
【0133】
「データ受信者モジュール」は、以下の6つの構成要素を含む。
【0134】
データベースに書込む構成要素
この構成要素は、あらゆる種類のデータベース上の接続を担当する。
【0135】
ファイルに書込む構成要素
「ファイルに書込む」により、構成要素から入来するデータの流れを「単層ファイル」に書込むことができる。この構成要素は、LOG型のファイルを確立するのに有用である。
【0136】
メールを送信する構成要素
「データベースに書込む」構成要素と同様に、「メールを送信する」により、構成要素から入来するデータの流れをeメールに書込み、そのeメールをその宛先に送信することができる。
【0137】
音声を再生する構成要素
サービスの範囲内において、この「音声を再生する」構成要素により、IRC上で音声を発し、事象を信号で知らせることが可能になる。当然ながら、「リソースセンター」に適応するサーバは、音声を発するように構成されていなければならない。
【0138】
Snmpトラップを送信する構成要素
この構成要素は、サービス内に配置され、プール管理のソリューションにSNMPトラップを送信して、サードパーティのソフトウェアのモニタ操作卓上に警告を発することができる。
【0139】
Ldapに書込む構成要素
「Ldapに書込む」構成要素は、LDAPベース(LDAPディレクトリ管理プロトコルを用いたベース)上の接続を担当する。
【0140】
ビジネスモジュール
このモジュラーの局面は、特定のクライアントステーションの使用に従って、最初の構成にモジュールを追加することができる限り、この発明に従ったシステムに特有の特徴、すなわち拡張性をもたらす。これらのモジュールを、「ビジネスモジュール」と呼ぶ。
【0141】
エージェントおよび「アントアンリソースセンター」は、無数のモジュールを支援する。さらに、これらは、必要とされているサービスを少しも中断することなく追加される。
【0142】
プログラミングに関し、モジュールの追加はCOMオブジェクトを導入する。すなわち、COMオブジェクトによって実際に、ライブラリを備えたオブジェクトインスタンスの生成を可能にする。
【0143】
現在、他の特定のモジュールを追加することのできる4つのビジネスモジュールが存在する。すなわち、「アプリケーション配信」、「アプリケーションASP」、「オプティメール」、および「アセットソーサー」である。これらのモジュールの各々を構成する構成要素は、すべてIRC側およびエージェント側にインストールされ、したがって、2つのエンティティ間での通信を確保する。
【0144】
アプリケーション配信モジュール
「アプリケーション配信」モジュールは、アプリケーションの配備およびデータの配信を扱うサービスおよび構成要素をグループ化する。このモジュールは、以下の2つの構成要素を含む。
【0145】
アプリケーションを配備する構成要素
「アプリケーションを配備する」により、Windows(R)用のエージェントを備えたステーションにアプリケーション(ウィンパッカー(Winpacker)で準備された)を配備することができる。IRCにおいて、アプリケーションを配備する構成要素は、IRCにインストール状態を警告する。
【0146】
アプリケーションを除去する構成要素
「アプリケーションを除去する」は、配備構成要素と同じ原理で作動して、Windows(R)用のエージェントを備えたステーションでアプリケーションの除去を行なう。
【0147】
アプリケーションASPモジュール
このモジュールは、それぞれ使用されるアプリケーションのモニタおよび課金に専用の構成要素を含む。
【0148】
アプリケーションをモニタする構成要素
「アプリケーションをモニタする」構成要素により、アプリケーションを配備する構成要素によってインストールされたアプリケーションをモニタすることができる。この構成要素は、また、アプリケーションの日常的な使用に関する情報を収集する役割も果たす。
【0149】
アプリケーションに課金する構成要素
この構成要素により、「アプリケーションを配備する」構成要素によってインストールされたアプリケーションへの課金だけでなく、ユーザによって日常的に使用されるアプリケーションへの課金が可能になる。
【0150】
オプティメールモジュール
「オプティメール」モジュールにより、コンピュータメールの管理を最適化することができる。このモジュールを構成する構成要素は、相補的である。
【0151】
メールボックスを読出す構成要素
この構成要素により、POPまたはIMAP型のコンピュータメールサーバ上のエージェントに接続し、待機中のメッセージのリストをチェックすることができる。この構成要素のIRC部は、待機中のメッセージのリストをチェックして、たとえばそれが含んでいる可能性のある、過度に大量のメッセージを一掃することができる。
【0152】
メールを読出す構成要素
「メールを読出す」構成要素はIRC側にインストールされ、「メールボックスを読出す」構成要素によって与えられたリスト内で選択されたメッセージを読出すことを可能にする。
【0153】
メールを保存する構成要素
「メールを保存する」構成要素は、「アントアンリソースセンター」で読出されたメッセージの内容を複写して、このメッセージをインターネット接続外で利用できるようにする。
【0154】
メールを送信する構成要素
「メールを送信する」により、メッセージを送信して、したがって「メールを読出す」構成要素を補完することができる。
【0155】
メールボックスを清掃する構成要素
この構成要素により、1つの操作でサーバを清掃することができる。この構成要素は、ユーザによって特定された基準(メッセージの大きさ、受信日時等)に従って削除されるべきメッセージを選択する。
【0156】
アセットソーサーモジュール
「アセットソーサー」モジュールは、エージェントがインストールされているステーションに関する低レベルのデータを収集する。このモジュールは、以下の2つの構成要素を含む。
【0157】
アセットリストを獲得する構成要素
この構成要素は、エージェントに適応するステーションのデータ、すなわち、マイクロプロセッサの種類、周波数、ディスクスペース等を収集する。
【0158】
アセットリストを記憶する構成要素
「アセットリストを記憶する」構成要素により、「アントアンリソースセンター」は、「アセットリストを獲得する」構成要素が受取ったデータを記憶することができる。
【0159】
3 インストール
a リソースセンターのインストール
「アントアンリソースセンター」は、主にCD−ROMで配信される。これはJava(R)で開発され、Java(R)仮想マシン(Virtual Machine)(バージョン1.3以上)を支援することのできるプラットフォーム、すなわち、
・Windows(R)95、98、Me、NT4.0、2000(NTおよび2000を勧める)、
・Solaris SPARCバージョン2.5以上、
・Mac OSバージョン8,0以上、
・HP−UXバージョン10.x、11.x以上、
・AIXバージョン4.X以上、
・BSD、Linux Intel、IRIX、Tru64、および他のUNIX(R)プラットフォーム上で作動するように設計される。
【0160】
また、IRCを受取るように意図されるサーバは、インストールの前に利用可能なデータベースを有していることも必要とされる。
【0161】
プログラムは、「アントアンリソースセンター」の構成要素およびライブラリをターゲットシステムにインストールする。
【0162】
その下でインストールプログラムが起動されるオペレーティングシステムに依存して、Windows(R)下のインストールディレクトリ等の特定のパラメータが、予め記録される。アンインストールプログラムに加え、インストール間際の文書もまた、インストールディレクトリに複写される。
【0163】
b Windows(R)用のエージェントのインストール
Windows(R)用のエージェントのインストールは、インストールシールド(InstallShield)型のインストールプログラムから実行される。「アントアン・テクノロジ(Intoan Technology)」の内部インストールシステムによってC++で開発された、このプログラムの代替物が、今後考案されることが考えられる。
【0164】
「Windows(R)用のエージェント」は、「c:\Program\Files\Intoan\Agent」ディレクトリにデフォルトによってインストールされる。アンインストールプログラムおよび最近の文書もまた、そのディレクトリに現われる。
【0165】
エージェントが一旦インストールされると、「開始」メニュー(「プログラム」)によって、アントアン・テクノロジのファイルへのアクセスがもたらされる。このファイルは、以下の要素を含む。
【0166】
・IAgent.exeに短縮される「アントアンエージェント(Intoan Agent)」(このエージェントは、XML構成ファイルを伴う)、
・アンインストール(unwise.exe等に短縮されるアンインストールプログラム)、および
・リードミー(Readme)ファイル(間際の情報に短縮される)
4 識別
最初の使用に際して、エージェントは、それが構成ファイル内に識別子(id_agent)を有していることを検証する。有していない場合、エージェントは、50個の文字のキーを用いて1つの識別子を生成する。そのキーは、エージェントの存続期間中は有効である。
【0167】
サーバのIPアドレスにより、エージェントの識別接続が可能になり、エージェントは、その1つの識別子だけでなく、共通のユーザ情報(名前、所与の名前、アドレス等)を伝送する。
【0168】
5 サービスへの申込み
各プロバイダのサーバは、ユーザがエージェントを介して申込むことのできる多数のサービスを有する。サービスに対するエージェントの申込みの各々は、ライセンスを消費する。各「アントアンリソースセンター」は、10個のエージェントに対するマルチサービスライセンスを備えて販売される。
【0169】
提供されるサービスの中でも、アプリケーションの配備、ファイルおよび/またはディレクトリの同期化、データの回復、バックアップ、申込み、および他のサービスへの申込みのキャンセル等のサービスを、現時点で利用することができる。
【0170】
申込みは、エージェントのインターフェイスから直接、または、申込みのトランザクションを呼出すスタック指示によって、のいずれかで行なうことができる。スタック指示は、スタックの行を記述する。
【0171】
申込み用に提供されたサービスの中には、無料のものもあれば、有料のサービスもある。レートに関する情報は、各サービスの提示ページでアクセス可能である。
【0172】
a ライセンス−ライセンスの割当て
モジュールをインストールする際に、ユーザは、有効なライセンスコードを入力しなければならない。
【0173】
このコードは、「アドミンツール」インターフェイスの、その目的で設けられたスペース内に入力することができる。
【0174】
ライセンスは、(たとえば電子メール等によって送信された)テキストファイルから収集することができる。ライセンスコードは、32文字を超過せず、どのような区別符号(アクセント、セディラ等)も含まない。
【0175】
ライセンス割当てのプロシージャ
ユーザは、「アントアンリソースセンター」をインストールすることが望まれるサーバのIPアドレスを要請する。暗号化されたライセンスが作成される。これは、IRCが必要とする情報を含み、たとえば以下のように分断される。
【0176】
[連続番号|SKU|ラインセンス番号|IPアドレス]
最初に、一定間隔をあけて(たとえば毎時間に)、IRCは、その構成パラメータ(IPアドレス)とインストールされたライセンスとが一致していることを検証する。
【0177】
b サービスのディレクトリ
エージェントがサービスへの申込みを容易に行なえるように、エージェントは、利用することのできる全サービスをコンパイルしているメインサーバを参照することができなければならない。ローカルサービスも同様に、ローカルディレクトリにコンパイルされていなければならず、それによってエージェントはインターネット接続を必要とすることなく、それらのサービスに申込むことができる。
【0178】
したがって、以下の2種類のディレクトリを実現することができる。
【0179】
・「アントアンメインサービスディレクトリ(Intoan Main Service Directory)(IMSD)」、すなわち、「アントアン」参照ディレクトリ。インターフェイスにおいて、サービス名は、そのサービスを提供するプロバイダ名を伴う。
【0180】
・「ローカルサービスディレクトリ(Local Service Directory)(LSD)」、すなわち、各IRCに対するローカルディレクトリ。
【0181】
これらの2つのディレクトリには、主画面のメニューの「新規のサービス」を選択することによってアクセスすることができる。
【0182】
アントアンメインサービスディレクトリ
公共のサービスはすべて、大域ディレクトリに載せられる。このディレクトリは、「アントアン」によって適応されて維持される。最初に、そのサービスの1つのインスタンスが世界レベルで機能するようになるであろう。おそらく、IMSDは、高レベルのマテリアルアーキテクチャ(クラスタ、ミラー化等)から、中期にわたって利益を得るであろう。
【0183】
ローカルサービスディレクトリ
各IRCは、それ自体のディレクトリである、「ローカルサービスディレクトリ」を有する。このディレクトリにより、個人サービスを簡単にカタログに登録して、アクセス権の任意のシステムの管理を必要とせずに、またはインターネット接続を必要とせずに、ローカルなエージェントによる、それらのサービスに対するアクセスが可能になる。
【0184】
c 登録
エージェントインターフェイスによる
「サービスディレクトリ」へのアクセスにより、1つ以上の公共サービスまたは個人サービス(IRCにローカルに記憶されている)に申込むことができる。
【0185】
スタック指示による
特定のサービスに対するエージェントの申込みは、スタック指示(ここでは、強制指示の問合せである)によって行なうことができ、この指示は、申込みのトランザクション(「サービスへの登録」トランザクション)を呼出すために、GUIポートを介してスタックに配置されていたと考えられる。
【0186】
d 新規のサービスの参照
「アントアンリソースセンター」は、大域ディレクトリの新規のサービスの参照を要求することができる。
【0187】
プロバイダが新規のサービスを規定すると、「アントアンリソースセンター」は、そのディレクトリで自動的に新規のサービスを参照することができる。そのために、プロバイダは、参照されるべきサービスの特徴(特にそれを記述することによって)だけでなく、プロバイダが行なおうとする参照の種類(公共または個人/ローカル)を規定しなければならない。
【0188】
e サービスの除去
IRCはサービスの除去を要求することができる。
【0189】
Windows (R)用のエージェントのIHM
単純で直観的な「Windows(R)用のエージェント」のグラフィックインターフェイスにより、その機能性のすべてにアクセスすることができる。
【0190】
7 圧縮
圧縮は、時間に関してデータの転送を最適化して、クライアントステーションでアプリケーションおよびプログラムを受取るために専用のディスクスペースを減じることを目的としている。エージェントで用いられるブックストアは、「zlib」である。このブックストアは、標準型である。すなわち、これは特に、「Winzip」として商業上公知のもの等の製品で用いられる。
【0191】
8 追加プログラム・ウィンパッカー
「Windows(R)用のウィンパッカーまたはパッカー」は、C++で開発された独立したプログラムであり、これによってシステムのクライアントは、それらのクライアントのステーションで配布するためのパッケージを自分自身で準備することができる。このプログラムは、「アントアンリソースセンター」用のパッケージ生成用の「ツールキット」の一部を形成する。その使用は、簡単かつ直感的なものである。
【0192】
「ウィンパッカー」により、拡張.pakを運ぶファイルを作成することができ、ディレクトリまたはリストのファイルのすべてをグループ化する。この新規の.pakファイルは、エージェントに送信されるべきアプリケーションのファイルを含み、XML記述ファイルにリンクされる。最後に、このグループファイルを圧縮することができる。
【0193】
III 技術的な選択
この発明に従ったプラットフォームおよびエージェントを開発するために利用することのできる、異なる選択肢の中から、好ましくはオブジェクト言語を用いることが選択された。注目すべきは、オブジェクト言語が、たとえば構造化型の言語等の他の言語よりも、より構造化されたコードの利点と、構成要素の再利用およびより優れたソフトウェアメンテナンスの可能性の利点とを提供することである。
【0194】
IRCとエージェントとの役割、機能性、および特徴間に存在する差を考えると、或る程度の一貫性(これらの2つの装置間の通信)を保持したまま、各々に対して個別に開発言語の問題に取組む必要があるように思われる。
【0195】
1 アントアンリソースセンターの開発
主に、Java(R)言語に、IRCの開発の選択の焦点が合わせられた。実際に、Java(R)言語は、主な技術上の、以下の2つの利点を示す。
【0196】
・これはマルチプラットフォームであり、すなわち、現在利用することのできるオペレーティングシステムのほとんどに適合する。
【0197】
・その構成要素は、相互運用および再利用が可能である。
【0198】
これらの特性は、IRC等のマルチプラットフォームの設計という観点から必要であり、したがって、技術的な選択を一貫性のあるものにする。
【0199】
Windows (R)用のエージェントの開発
Java(R)がサーバ側の開発の範囲内で最良の選択を構成している場合、この発明に従ったシステムのクライアント側、特に「Windows(R)用のエージェント」に関連する機能性は、その開発に対して異なる選択を伴う。
【0200】
その一方で、Java(R)言語を用いると、各クライアントステーション上にJava(R)仮想マシンの存在を伴う。さらに、最終ステーションのすべてにインストールされるほど小さなディスクスペースしか占めないプログラムを設計する必要がある。最後に、この言語を用いることにより、プログラムをより迅速に実行することができる。
【0201】
この観点から、本出願人は、そのエージェントの開発に、好ましくはC++言語を用いることを選んだ。
【0202】
しかしながら、エージェントが考案される環境に依存して、他の言語で他のエージェントを開発することもおそらく可能である。
【0203】
システムを、よりダイナミックにすることを目的とする別の技術的な選択は、COMオブジェクトの使用を含む。これらのオブジェクトを用いることにより、実際に、Windows(R)用のエージェントに対してモジュールをダイナミックに追加することができ、エージェントに対し、エージェントの環境と対話する能力を与える。
【0204】
3 IRC/エージェントの通信
システムの主アクターの開発用に行なわれた選択に従い、IRCとエージェントとの間の通信もまた、技術的な選択を課した。すなわち、以前に述べたように、この選択の焦点は、XML言語に合わせられた。この言語は、「アントアン」によって作成されたプロトコルである、通信プロトコルの「アントアン汎用アクセスプロトコル(IVAP)」用のベースとして働く。
【0205】
標準XML言語により、「Windows(R)用のエージェント」の構成において、データを交換して記憶するだけでなく、データの可読性を高め、開発の可能性を推進することができる。
【0206】
IVAPは、これらの特性からこのように利益を得ており、効率のよい、信頼できるプロトコルである。
【0207】
この発明に従ったシステムのモジュラー性によって示される利点の中でも、以下のものに注目されたい。
【0208】
−サービスを少しも中断することなく、1つ以上のモジュールの追加を行なうことができる。
【0209】
−エージェントおよびサーバにより、理論上は無数のモジュールを支援することができる。
【0210】
−エージェントは、自律した、見えない態様で、作動することができる。
【0211】
−システムの要素を統合することにより、同じ組の要素で1組の問題に応答することができる。
【0212】
−システムの要素により、あらゆる種類の接続(たとえば、特にモデム、ケーブル、xDSLおよび専用リンクによる)と、あらゆる出力とを支援することができる。
【0213】
この方法によって可能になった追跡可能性に関しては、この発明に従ったシステムを用いるどのようなプロセスを開発する際にも、追跡可能性によって高度な透過性を導入することができる。
【図面の簡単な説明】
【0214】
【図1】この発明に従ったシステムを構成する要素およびその環境を概略的に示す図である。
【図2】サーバおよびエージェントに共通のモジュラーアーキテクチャの一実施例を示す概略図である。
【図3】IVAPプロトコルの一実施例を示す図である。
【図4】この発明に従ったダイナミックな配信の例におけるデジタルアセットおよびプロシージャの追跡可能性を示す図である。
【図5】クライアント/サーバのアプリケーションにおいて、この発明に従って有利にも用いられる通信プロトコルの動作を示すシーケンス図の例である。

Claims (15)

  1. データおよび/またはサービスをダイナミックに配信するためのシステムであって、
    −1つのサーバ(1)および可能性としてワイヤサーバ(6)と、
    −ユーザ端末に常駐しているか、または、これから常駐することが可能であって、前記サーバ(1)および/または少なくとも1つのワイヤサーバソフトウェア(6)と通信することのできる、少なくとも1つのエージェント(7)と、
    −サーバ(1)および/またはワイヤサーバ(6)上に位置するオブジェクト上の遠隔メソッドの呼出しを運ぶことと、サーバ(1,6)とエージェント(7)との間の対話式リンクを確保することのできる少なくとも1つの通信プロトコル(5)を用いることとが可能な、少なくとも1つの通信層(18)とを含み、
    前記プロトコルは、
    −特にXMLメッセージを介して、少なくとも1つのエージェントとIRCとの間での通信の生成および管理を前記プロトコルに対して可能にする手段と、
    −それぞれObjectRequestおよびObjectResponseの種類の読出し/書込みによって遠隔メソッドを呼出すための手段とを含むことを特徴とする、システム。
  2. 前記サーバおよび前記エージェントは、任意でダイナミックなモジュールの追加によって完成する「フレームワーク」に基づいて、同じアーキテクチャに従って構成されることを特徴とする、請求項1に記載のシステム。
  3. サーバ、エージェントおよび/またはワイヤサーバで統合されたベース層は、
    −メッセージの交換およびバイナリ交換のための、エージェントとの通信、および任意に、
    −暗号化、および/または
    −圧縮、および/または
    −タスクのスケジューリング、および/または
    −外部データベースへのアクセス、および/または
    −モジュールの追加/除去を確保するのに適切な手段を含むことを特徴とする、請求項3に記載のシステム。
  4. ・デジタルアセット(20)をパッケージ化するか、または包むための手段と、
    ・特に以下の要素、すなわち、
    −パッケージの名前、サイズおよび日付、
    −内容の記述、ならびに
    −電子証明書等を含み得る「ソフトウェア電子ラベル」をパッケージ(22)に与えるための手段と、
    ・前記パッケージ(22)をIRC(1)に置いて、最終的なターゲットステーション(24,25)を担当するIRC(23)に前記パッケージを自動的に経路指定するための手段と、
    ・前記パッケージを受信すると、サーバ(23)に、送信側のサーバ(1)に対して受信通知(26)を送信させる手段と、
    ・最終ステーションのエージェント(7)によって前記パッケージ(22)を回復して、前記エージェント(7)によって前記エージェントのIRCに通知(27,28)を発送するための手段と、
    ・デジタルアセットに前記最終ステーションが行なう動作について、前記最終ステーションに、前記最終ステーションのIRCに対して定期的に通知させるための手段と、任意に、
    ・データベースに通知(26,27,28)を置き、および/またはすべてのレベル、好ましくは前記メインサーバ(1)または少なくとも1つのワイヤサーバ(6)のレベルまで前記通知を自動的に上昇させるための手段とを含むことを特徴とする、請求項1から請求項3のいずれか1つに記載のシステム。
  5. 請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の、データおよび/またはサービスをダイナミックに配信するためのシステムであって、本質的に、
    −パッケージ(22)を構成するためにデジタルアセット(20)のパッケージ化と、前記パッケージに対するソフトウェア電子ラベルの割当てとを確保するアプリケーション(21)と、
    −IRC(1)に前記デジタルアセットを置くための手段と、
    −最終的なターゲットステーション(24,25)を担当するIRC(23)に対し、プロトコル(5)に従って前記デジタルアセットを経路指定するための手段と、
    −前記パッケージ(22)に関連する少なくとも1つの通知を提供して、前記通知を送信側のサーバ(1,6)に送信する手段とを含む、追跡可能性の手段を含むことを特徴とする、システム。
  6. 受信されたパッケージ(22)を用いる最終ステーションのエージェント(7)によって、前記エージェントのIRCに対して通知(27,28)を発送するための手段を含むことを特徴とする、請求項5に記載のシステム。
  7. モジュールは、アプリケーションの配備、機器のモニタリング、遠隔メンテナンス、コンピュータ化されたワークステーションの遠隔構成、ソフトウェアパッケージの遠隔メンテナンス、および/またはユーザデータの保護を可能にすることを目的とする種類のモジュールの中から選択されることを特徴とする、請求項2または請求項3の1つに記載のシステム。
  8. サーバソフトウェアはJava(R)言語であることを特徴とする、請求項1から請求項7のいずれか1つに記載のシステム。
  9. 接続された端末のオペレーティングシステム用のエージェントの実現は、Java(R)、CまたはC++言語で行なわれることを特徴とする、請求項1から請求項8のいずれか1つに記載のシステム。
  10. データおよび/またはサービスをダイナミックに配信するための方法であって、
    −そのまま獲得することができるか、または、インターネットのサイトからフォーマット化してロードすることのできる、少なくとも1つのエージェント、すなわち、プログラムサポートを入手するステップと、
    −このようなエージェントをユーザの機器に常駐するようにインストールするステップと、
    −サーバ(IRC)および/またはワイヤサーバによってエージェントのインターフェイスから直接提供されるサービスに加え、公共のサービス、有料のサービスおよび無料のサービスの両方に対し、ユーザにより申込むステップと、
    −これらのサービスの起動に必要な構成要素を、相補的に、自動的にロードまたはダウンロードすることにより、これらのサービスに登録するステップと、
    −任意に、自動的に供給された強制サービスによって統合するステップとを本質的に含むことを特徴とする、方法。
  11. プロトコルを用い、本質的に、
    −特にXMLメッセージを介して、少なくとも1つのエージェントとサーバおよび/またはワイヤサーバとの間での通信を生成および管理するステップと、
    −有利にも、それぞれ「スタブ」および「スケルトン」によるObjectRequestおよびObjectResponseの種類のオブジェクトの読出し/書込みによって、少なくとも1つの遠隔メソッドを呼出すステップとを含むことを特徴とする、請求項10に記載の方法。
  12. 以下の、
    ・デジタルアセット(20)をパッケージ化するか、または包むステップと、
    ・特に以下の要素、すなわち、
    −パッケージの名前、サイズおよび日付、
    −内容の記述、ならびに
    −電子証明書等を含み得る「ソフトウェア電子ラベル」をパッケージ(22)に与えるステップと、
    ・IRC(1)に前記パッケージ(22)を置いて、最終的なターゲットステーション(24,25)を担当するIRC(23)に前記パッケージ(22)を自動的に経路指定するステップと、
    ・前記パッケージを受信すると、サーバ(23)によって送信側のサーバ(1)に受信通知(26)を発送するステップと、
    ・最終ステーションのエージェント(7)によって受信された前記パッケージ(22)を用いて、さらに、前記エージェント(7)によって前記エージェントのIRCに通知(27,28)を発送するステップと、
    ・デジタルアセットに前記最終ステーションが行なう動作について、前記最終ステーションにより、前記最終ステーションのIRCに定期的に報告するステップと、任意に、
    ・データベースに通知(26,27,28)を置き、および/またはすべてのレベル、好ましくはメインサーバ(1)または少なくとも1つのワイヤサーバ(6)のレベルまで前記通知を自動的に上昇させるステップとを含むことを特徴とする、請求項10または請求項11の1つに記載の方法。
  13. −前記最終ステーションが、前記デジタルアセット(20)に前記最終ステーションが行なう動作について前記最終ステーションのIRC(1,6)に通知し、および/または
    −前記通知が、データベースに置かれて、すべてのレベル、好ましくはメインサーバ(1)および/または少なくとも1つのワイヤサーバ(6)のレベルまで自動的に上昇させられることになるステップをさらに含むことを特徴とする、請求項12に記載の方法。
  14. あらゆる種類の分散型ネットワークおよびアーキテクチャ上で接続される遠隔のユーザに対する、アプリケーションおよび/またはサービスの配信のための、特に、アプリケーションの配備、機器のモニタリング、遠隔メンテナンス、コンピュータ化されたワークステーションの遠隔構成、ソフトウェアパッケージの遠隔メンテナンスおよび/またはユーザデータの保護のための、請求項1から請求項9のいずれか1つに記載のシステムの使用。
  15. あらゆる種類の分散型ネットワークおよびアーキテクチャ上で接続される遠隔のユーザに対する、アプリケーションおよび/またはサービスの配信のための、特に、アプリケーションの配備、機器のモニタリング、遠隔メンテナンス、コンピュータ化されたワークステーションの遠隔構成、ソフトウェアパッケージの遠隔メンテナンスおよび/またはユーザデータの保護のための、請求項10から請求項13のいずれか1つに記載の方法の使用。
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